JP6991732B2 - 撮像光学系及びそれを用いた撮像装置 - Google Patents

撮像光学系及びそれを用いた撮像装置 Download PDF

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Description

本発明は撮像光学系に関し、特に一眼レフカメラ、デジタルスチルカメラ、フィルム用カメラ、ビデオカメラ、監視用カメラ等の撮像装置に好適なものである。
近年、撮像素子を用いた撮像装置は小型化されるとともに、画質の高画質化が進んでいる。特に一眼レフカメラにおいては、撮像時の画質の高画質化に加え、画像のボケ味が良いことが要求されている。これらの要求を満足するために、近年はFno(Fナンバー)を明るくし、ボケ量のコントロールが出来るようにした大口径比の撮像光学系が提案されている。この大口径化を満足する撮像光学系のレンズタイプとしては、例えばダブルガウスタイプが知られている。
高画質化を図りつつ、ボケ味をきれいにするためには、色収差を軽減し、色滲みを抑えることが必要になってくる。ダブルガウスタイプの撮像光学系は、大口径比化が容易であるが、色収差を補正しつつ像面湾曲を良好に補正することが難しい。このため、ダブルガウスタイプを変形させて色収差と像面湾曲等の諸収差を良好に補正するようにした撮像光学系が提案されている(特許文献1、2)。特許文献1、2は開口絞りの物体側に配置するレンズの硝材及び屈折力配置等を適切に構成することで高画質化を図りつつ、大口径比化を図っている。
特開2014-48488号公報 特開2016-12034号公報
ダブルガウスタイプの撮像光学系は大口径比化が容易で、しかも物体距離の変動に対する収差変動が比較的少ないという特徴がある。しかしながら大口径比化を図りつつ、色収差を低減し、高画質でしかも全系の小型化を図るには、撮像光学系を構成する各レンズの材料を適切に設定することが重要になってくる。例えば屈折率、アッベ数、部分分散比等を適切に選択した材料のレンズを光路中の適切な位置に用いることが重要になってくる。特に色収差を良好に補正し、高画質でボケ味の良い画像を得るには開口絞りに隣接して物体側と像側に配置されたレンズの形状や材料等を適切に設定することが重要になってくる。
本発明は、大口径比で色収差を良好に補正し、高画質でしかもボケ味の良い画像が容易に得られる撮像光学系の提供を目的とする。
本発明の撮像光学系は、物体側から像側へ順に配置された前群、開口絞り、後群より構成される撮像光学系において、
前記前群に含まれ前記開口絞りに隣接して配置されたレンズは、像側のレンズ面が凹形状であり、前記後群の最も物体側には接合レンズLRが配置され、
前記接合レンズLRは物体側のレンズ面が凹形状であり、負レンズLRNと正レンズLRPが接合されて構成されており、
前記負レンズLRNと前記正レンズLRPの材料のアッベ数を各々νdnR、νdpR、前記負レンズLRNと前記正レンズLRPの材料の部分分散比を各々θgFnR、θgFpRとするとき、
θgFnR-(-0.00240νdnR+0.6694)<0.0
30.0<νdnR
0.0<θgFpR-(-0.00083νdpR+0.5981)
42.0<νdpR<80.0
なる条件式を満足することを特徴としている。
また、本発明の他の撮像光学系は、物体側から像側へ順に配置された前群、開口絞り、後群より構成される撮像光学系において、
前記前群に含まれ前記開口絞りに隣接して配置されたレンズは、像側のレンズ面が凹形状であり、前記後群の最も物体側には接合レンズLRが配置され、
前記接合レンズLRは物体側のレンズ面が凹形状であり、負レンズLRNと正レンズLRPが接合されて構成されており、
前記負レンズLRNと前記正レンズLRPの材料のアッベ数を各々νdnR、νdpR、前記負レンズLRNと前記正レンズLRPの材料の部分分散比を各々θgFnR、θgFpR、前記接合レンズLRの焦点距離をfR、全系の焦点距離をf、前記負レンズLRNの材料の屈折率をNdnR、前記正レンズLRPの材料の屈折率をNdpRとするとき、
θgFnR-(-0.00240νdnR+0.6694)<0.0
30.0<νdnR
0.0<θgFpR-(-0.00083νdpR+0.5981)
42.0<νdpR<80.0
-0.95<fR/f<-0.70
NdnR-NdpR<-0.05
なる条件式を満足することを特徴としている。
また、本発明の他の撮像光学系は、物体側から像側へ順に配置された前群、開口絞り、後群より構成される撮像光学系において、
前記前群に含まれ前記開口絞りに隣接して配置されたレンズは、像側のレンズ面が凹形状であり、前記後群の最も物体側には接合レンズLRが配置され、
前記接合レンズLRは物体側のレンズ面が凹形状であり、負レンズLRNと正レンズLRPが接合されて構成されており、
前記前群は、前記開口絞りに隣接して配置された接合レンズLFを有し、該接合レンズLFは負レンズLFNと正レンズLFPが接合されて構成されており、
前記負レンズLRNと前記正レンズLRPの材料のアッベ数を各々νdnR、νdpR、前記負レンズLRNと前記正レンズLRPの材料の部分分散比を各々θgFnR、θgFpR、前記接合レンズLRの焦点距離をfR、全系の焦点距離をf、前記負レンズLFNと前記正レンズLFPの材料のアッベ数を各々νdnF、νdpF、前記負レンズLFNと前記正レンズLFPの材料の部分分散比を各々θgFnF、θgFpFとするとき、
θgFnR-(-0.00240νdnR+0.6694)<0.0
30.0<νdnR
0.0<θgFpR-(-0.00083νdpR+0.5981)
42.0<νdpR<80.0
-0.95<fR/f<-0.70
θgFnF-(-0.00240νdnF+0.6694)<0.0
30.0<νdnF
0.0<θgFpF-(-0.00083νdpF+0.5981)
42.0<νdpF<80.0
なる条件式を満足することを特徴としている。
本発明によれば、大口径比で色収差を良好に補正し、高画質でしかもボケ味の良い画像が容易に得られる撮像光学系が得られる。
実施例1の撮像光学系のレンズ断面図 (A)、(B) 実施例1の撮像光学系の無限遠と至近での収差図 実施例2の撮像光学系のレンズ断面図 (A)、(B) 実施例2の撮像光学系の無限遠と至近での収差図 実施例3の撮像光学系のレンズ断面図 (A)、(B) 実施例3の撮像光学系の無限遠と至近での収差図 実施例4の撮像光学系のレンズ断面図 (A)、(B) 実施例4の撮像光学系の無限遠と至近での収差図 実施例5の撮像光学系のレンズ断面図 (A)、(B) 実施例5の撮像光学系の無限遠と至近での収差図 実施例6の撮像光学系のレンズ断面図 (A)、(B) 実施例6の撮像光学系の無限遠と至近での収差図 撮像光学系を搭載する光学機器(デジタルカメラ)の装置図
以下、図面を用いて本発明の撮像光学系及びそれを有する撮像装置の実施例について説明する。本発明の撮像光学系は、物体側から像側へ順に配置された前群、開口絞り、後群より構成される。前群に含まれ開口絞りに隣接して配置されたレンズは、像側のレンズ面が凹形状であり、後群の最も物体側には接合レンズLRを配置している。接合レンズLRは物体側のレンズ面が凹形状であり、負レンズLRNと正レンズLRPが接合されて構成されている。
接合レンズLRは物体側から像側へ順に配置された正レンズLRP、負レンズLRNより構成される。または接合レンズLRは物体側から像側へ順に配置された負レンズLRN、正レンズLRPより構成される。前群は開口絞りに隣接して接合レンズLFを有し、接合レンズLFは物体側から像側へ順に配置された正レンズLFPと負レンズLFNより構成される。
図1は本発明の実施例1の無限遠に合焦(フォーカス)しているときのレンズ断面図である。図2(A)、(B)は本発明の実施例1の無限遠と至近(撮像倍率-0.188)に合焦しているときの縦収差図である。実施例1はFナンバー1.45、撮像画角45.8度の撮像光学系である。
図3は本発明の実施例2の無限遠に合焦しているときのレンズ断面図である。図4(A)、(B)は本発明の実施例2の無限遠と至近(撮像倍率-0.173)に合焦しているときの縦収差図である。実施例2はFナンバー1.45、撮像画角46.24度の撮像光学系である。
図5は本発明の実施例3の無限遠に合焦しているときのレンズ断面図である。図6(A)、(B)は本発明の実施例3の無限遠と至近(撮像倍率-0.188)に合焦しているときの縦収差図である。実施例3はFナンバー1.45、撮像画角45.8度の撮像光学系である。
図7は本発明の実施例4の無限遠に合焦しているときのレンズ断面図である。図8(A)、(B)は本発明の実施例4の無限遠と至近(撮像倍率-0.188)に合焦しているときの縦収差図である。実施例4はFナンバー1.45、撮像画角45.72度の撮像光学系である。
図9は本発明の実施例5の無限遠に合焦しているときのレンズ断面図である。図10(A)、(B)は本発明の実施例5の無限遠と至近(撮像倍率-0.101)に合焦しているときの縦収差図である。実施例5はFナンバー1.45、撮像画角45.5度の撮像光学系である。
図11は本発明の実施例6の無限遠に合焦しているときのレンズ断面図である。図12(A)、(B)は本発明の実施例6の無限遠と至近(撮像倍率-0.187)に合焦しているときの縦収差図である。実施例6はFナンバー1.45、撮像画角46.04度の撮像光学系である。図13は本発明の撮像装置の要部概略図である。
本発明の撮像光学系はデジタルカメラやビデオカメラ、放送用カメラ、監視用カメラ、銀塩写真用カメラ等の撮像装置に用いられる。
実施例1乃至4、6に対応する図1、図3、図5、図7、図11のレンズ断面図において、左方が被写体側で、右方が像側である。レンズ断面図において、L0は撮像光学系である。L1は正の屈折力の第1レンズ群、L2は正の屈折力の第2レンズ群である。SPは開口絞りであり、第1レンズ群L1内に配置しており、フォーカシングに際して第1レンズ群L1と一体的に(同じ軌跡で)移動する。開口絞りSPよりも物体側のレンズが前群、開口絞りSPより像側のレンズが後群である。
実施例5の図9のレンズ断面図において、左方が被写体側で、右方が像側である。レンズ断面図において、L0は撮像光学系である。L1は正の屈折力の第1レンズ群である。SPは開口絞りであり、第1レンズ群L1内に配置しており、フォーカシングに際して第1レンズ群L1と一体的に移動する。開口絞りSPよりも物体側のレンズが前群、開口絞りSPより像側のレンズが後群である。IPは像面であり、デジタルスチルカメラやビデオカメラの撮像光学系として使用する際にはCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子の撮像面が、銀塩フィルム用カメラのときはフィルム面に相当する。
収差図において、FnoはFナンバーである。ωは半画角(度)である。また球面収差図において実線のdはd線(波長587.6nm)、二点鎖線のgはg線(波長435.8nm)である。非点収差図で点線のΔMはd線におけるメリディオナル像面、実線のΔSはd線におけるサジタル像面である。歪曲収差図はd線について示している。倍率色収差図において二点鎖線のgはg線である。後述する数値データをmm単位で表したとき縦収差図において、球面収差は0.25mm、非点収差は0.25mm、歪曲は2%、倍率色収差は0.03mmのスケールで描かれている。
本発明の撮像光学系L0は、F1.4(Fナンバー)程度の大口径でありながら色収差を軽減し高画質かつ全系が小型でボケ味のきれいな像が容易に得られる。撮像光学系L0を大口径化するためには、特にダブルガウスタイプを用いることが有効である。ダブルガウスタイプはレンズ構成を開口絞りに対して略対称配置としているため、コマ収差や歪曲収差等を良好に補正することが容易となる。
また、レンズの材料に高屈折率硝材を使用することで球面収差を良好に補正することが容易となる。しかしながらダブルガウスタイプは軸上色収差の補正が難しく、これを補正するためにはレンズ構成をダブルガウスタイプから変形させ、適切な場所に適切な硝材のレンズを使用することが必要となってくる。
本発明では、開口絞りSP近傍に接合レンズLRを配置し、接合レンズLRを正レンズLPRと負レンズLRNより構成し、このときの正レンズLRPの材料と負レンズLRNの材料を適切に設定することによって、色収差を良好に補正している。ダブルガウスタイプは大口径化する際に軸上光束が広がる開口絞りの物体側に高屈折率硝材のレンズを使用することで球面収差を良好に補正している。しかし、一般に高屈折率硝材は分散が大きいため、色収差を良好に補正しつつ、球面収差、像面湾曲などの諸収差を良好に補正するが難しくなる。
本発明ではこれらの収差を良好に補正するために比較的軸上光束が大きい開口絞りSP近傍に接合レンズLRを配置し、正レンズLRPの材料に部分分散比が大きい硝材、負レンズLRNの材料に部分分散比が小さい硝材を使用している。これにより2次の色消しを考慮した色収差の補正を効果的に行っている。開口絞りよりも物体側のレンズ群に高屈折率硝材のレンズを使用し、開口絞りSP近傍に接合レンズを配置すると、全系の小型化を図りつつ軸上色収差の補正が容易になるが、開口絞りSP近傍でコマ収差が発生し、コマ収差の補正が難しくなる。
そこで本発明では、開口絞りSP近傍に配置した負レンズLRNと、正レンズLRPに使用する硝材の範囲を適切に設定することで色収差とコマ収差を良好に補正している。これらの構成を採用することで全系が小型でかつ大口径化で高画質の像を得ている。
本発明の撮像光学系L0において、負レンズLRNと正レンズLRPの材料のアッベ数を各々νdnR、νdpRとする。負レンズLRNと正レンズLRPの材料の部分分散比を各々θgFnR、θgFpRとする。
このとき、
θgFnR-(-0.00240νdnR+0.6694)<0.0 ・・・(1)
30.0<νdnR ・・・(1x)
0.0<θgFpR-(-0.00083νdpR+0.5981) ・・・(2)
42.0<νdpR<80.0 ・・・(2x)
なる条件式を満足する。但し条件式(1)は条件式(1x)を満足することを前提とし、条件式(2)は条件式(2x)を満足することを前提としている。
次に前述の各条件式の技術的意味について説明する。本発明の撮像光学系L0では比較的軸上光束が大きい開口絞りSP近傍に正レンズLRPと負レンズLRNを接合した接合レンズを配置している。そして正レンズLRPに部分分散比が大きい硝材、負レンズLRNに部分分散比が小さい硝材を使用することで色収差を効果的に補正している。
条件式(1)は、開口絞りSPに隣接して像側に配置された接合レンズLRに含まれる負レンズLRNの硝材に関し、主に特に軸上色収差を良好に補正するためのものである。条件式(1)の上限値を上回ると、2次の色消し効果が小さくなり、特に軸上色収差を良好に補正するのが困難となる。また、負レンズLRNが低分散となり、1次の色消し効果も小さくなるため、色収差の補正が困難になる。
条件式(2)は、開口絞りSPに隣接して像側に配置された接合レンズLRに含まれる正レンズLRPの硝材に関し、主に軸上色収差を良好に補正するためのものである。条件式(2)の下限値を下回ると、2次の色消し効果が小さくなり、特に軸上色収差を良好に補正するのが困難となる。
尚、各実施例において、収差補正上更に好ましくは、条件式(1)、(2)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
-0.02<θgFnR-(-0.00240νdnR+0.6694)<0.0
・・・(1a)
0.0<θgFpR-(-0.00083νdpR+0.5981)<0.02
・・・(2a)
より更に好ましくは、条件式(1a)、(2a)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
-0.01<θgFnR-(-0.00240νdnR+0.6694)<0.0
・・・(1b)
0.0<θgFpR-(-0.00083νdpR+0.5981)<0.01
・・・(2b)
以上のように本発明によれば、Fナンバー1.4程度の大口径でありながら色収差を低減し高画質かつ小型でボケ味のきれいな撮像光学系が得られる。
本発明において更に好ましくは次の条件式のうち1つ以上を満足するのが良い。負レンズLRNの材料の屈折率をNdnR、正レンズLRPの材料の屈折率をNdpRとする。接合レンズLRの焦点距離をfR、全系の焦点距離をfとする。前群は1枚以上の正レンズを有し、このうち少なくとも1枚の正レンズは材料の屈折率をNdFPとする。前群は開口絞りSPに隣接して配置された接合レンズLFを有し、接合レンズLFは負レンズLFNと正レンズLFPが接合されて構成されている。
負レンズLFNと正レンズLFPの材料のアッベ数を各々νdnF、νdpFとする。負レンズLFNと正レンズLFPの材料の部分分散比を各々θgFnF、θgFpFとする。負レンズLFNの材料の屈折率をNdnF、正レンズLFPの材料の屈折率をNdpFとする。
このとき次の条件式のうち1つ以上を満足するのが良い。
NdnR-NdpR<-0.05 ・・・(3)
-30.0<νdnR-νdpR<-5.0 ・・・(4)
-0.95<fR/f<-0.70 ・・・(5)
1.90<NdFP ・・・(6)
θgFnF-(-0.00240νdnF+0.6694)<0.0 ・・・(7)
30.0<νdnF ・・・(7x)
0.0<θgFpF-(-0.00083νdpF+0.5981) ・・・(8)
42.0<νdpF<80.0 ・・・(8x)
0.05<NdnF-NdpF ・・・(9)
但し条件式(7)は条件式(7x)を満足することが前提となる。条件式(8)は条件式(8x)を満足することが前提となる。
次に前述の各条件式の技術的意味について説明する。条件式(3)は、開口絞りSPに隣接して像側に配置された接合レンズLRに含まれる正レンズLRPの材料と負レンズLRNの材料の屈折率差に関し、主に像面湾曲、コマ収差を良好に補正するためのものである。条件式(3)の上限値を上回ると、球面収差の補正とコマ収差の補正は容易となるが、ペッツバール和が増大し、像面湾曲を良好に補正するのが困難になる。
条件式(4)は、開口絞りSPに隣接して像側に配置された接合レンズLRに含まれる正レンズLRPの材料と負レンズLRNの材料のアッベ数の差に関し、主に軸上色収差とコマ収差を良好に補正するためのものである。条件式(4)の下限値を下回ると、アッベ数の差が小さくなり、1次の色消しを行う上で困難となる。また、各々のレンズの屈折力が強まり、レンズ径が大型化してくるため好ましくない。一方、条件式(4)の上限値を上回ると、アッベ数の差が大きくなり、各々のレンズの屈折力が弱まるためレンズ径の小型化、色収差の補正は容易になるが、コマ収差を良好に補正するのが困難となる。
条件式(5)は、開口絞りSPに隣接して像側に配置された接合レンズLRの屈折力に関し、球面収差、像面湾曲を良好に補正するためのものである。条件式(5)の下限値を下回ると、負の屈折力が弱まるので球面収差、コマ収差の補正は容易となるが、ペッツバール和がプラス方向に大きくなるため像面湾曲を良好に補正するのが困難となる。一方、条件式(5)の上限値を上回ると、負の屈折力が強まるのでペッツバール和が補正されるため像面湾曲の補正は容易となるが、球面収差、コマ収差を良好に補正するのが困難となる。
条件式(6)は、開口絞りSPより物体側に配置された1枚以上の正レンズのうちの少なくとも1つの正レンズの材料の屈折率に関し、主に球面収差、像面湾曲を良好に補正するためのものである。条件式(6)の下限値を下回ると、ペッツバール和がプラス方向に大きくなるため像面湾曲を補正するのが困難となる。また、球面収差を補正するためにレンズ面の曲率が強まり、レンズが大型化するため好ましくない。
条件式(7)は、開口絞りSPに隣接して物体側に配置された接合レンズLFに含まれる負レンズLFNの材料に関し、主に軸上色収差を良好に補正するためのものである。条件式(7)の上限値を上回ると、2次の色消し効果が小さくなり、特に軸上色収差を補正するのが困難となる。また、負レンズLFNの材料が低分散となり、1次の色消し効果も小さくなるため、色収差の補正が困難になる。
条件式(8)は、開口絞りSPに隣接して物体側に配置された接合レンズLFに含まれる正レンズLFPの材料に関し、主に軸上色収差を良好に補正するためのものである。条件式(8)の下限値を下回ると、2次の色消し効果が小さくなり、軸上色収差を良好に補正するのが困難となる。
条件式(9)は、開口絞りSPに隣接して物体側に配置された接合レンズLFに含まれる正レンズLFPの材料と負レンズLFNの材料の屈折率差に関し、主に球面収差、コマ収差を良好に補正するためのものである。条件式(9)の下限値を下回ると、ペッツバール和を補正するのが容易となるが、球面収差と、コマ収差を良好に補正するのが困難となる。
尚、各実施例において、収差補正上更に好ましくは、条件式(3)乃至(9)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
-0.30<NdnR-NdpR<-0.05 ・・・(3a)
-25.0<νdnR-νdpR<-5.0 ・・・(4a)
-0.93<fR/f<-0.72 ・・・(5a)
1.90<NdFP<2.50 ・・・(6a)
-0.02<θgFnF-(-0.00240νdnF+0.6694)<0.00
・・・(7a)
0.00<θgFpF-(-0.00083νdpF+0.5981)<0.02
・・・(8a)
0.05<NdnF-NdpF<0.30 ・・・(9a)
より更に好ましくは、条件式(3a)乃至(9a)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
-0.20<NdnR-NdpR<-0.05 ・・・(3b)
-20.0<νdnR-νdpR<-7.0 ・・・(4b)
-0.90<fR/f<-0.75 ・・・(5b)
1.90<NdFP<2.30 ・・・(6b)
-0.01<θgFnF-(-0.00240νdnF+0.6694)<0.00
・・・(7b)
0.00<θgFpF-(-0.00083νdpF+0.5981)<0.01
・・・(8b)
0.05<NdnF-NdpF<0.20 ・・・(9b)
各実施例では以上のように各レンズ群を構成することによって、Fナンバー1.4程度の大口径でありながら色収差を低減し高画質かつ小型でボケ味のきれいな撮像光学系を得ている。
次に実施例1、3、4、6の各レンズ群のレンズ構成について説明する。第1レンズ群L1は物体側のレンズ面が凹形状の負レンズ、正レンズと負レンズを接合した接合レンズ、正レンズ、正レンズLFPと負レンズLFNを接合した接合レンズLFを有する。更に開口絞りSP、正レンズLRPと負レンズLRNを接合した接合レンズLR、正レンズと負レンズを接合した接合レンズ、負レンズと正レンズを接合した接合レンズより構成している。ここで負レンズLFNは正レンズLFPの像側に隣接して配置されている。
各実施例の撮像光学系では全系を小型とするために第1レンズ群L1の屈折力を適切な範囲で強めている。このとき、第1レンズ群L1内で諸収差、特にサジタルフレア、像面湾曲が多く発生してくる。
そこで最も物体側に凹面を向けた負レンズを配置することで、第1レンズ群L1で発生するサジタルフレアを抑制している。また、正レンズに高屈折率の硝材を使用する事で像面湾曲の発生、接合レンズを複数配置する事で軸上色収差、倍率色収差の発生を軽減している。特に開口絞りSP付近に配置した接合レンズには高部分分散材と低部分分散材を効果的に配置し、色収差を軽減している。
収差補正上、更に好ましくは、開口絞りSP付近の接合レンズの材料のアッベ数は負レンズの材料のアッベ数νdnが、
34.0<νdn<50.0
正レンズの材料のアッベ数νdpが、
42.0<νdp<70.0
の如く設定するのが良い。第2レンズ群L2は両凸形状の正レンズと物体側が凹でメニスカス形状の負レンズを接合した接合レンズで構成している。
各実施例の撮像光学系ではフォーカシングによる光学性能の変化を抑制、撮像素子への光線入射角を抑制するために第2レンズ群L2の屈折力を適切な範囲で強めている。各実施例では、接合レンズとすることによりフォーカス全域で色収差を軽減している。また、高屈折率の硝材を使用する事でペッツバール和の抑制、フォーカシングによるコマ収差の変動を軽減している。
尚、収差補正上、必要に応じて接合レンズは空気レンズを介した2枚のレンズ構成としても良い。フォーカシングは第1レンズ群L1によって行っている。
次に実施例2の各レンズ群のレンズ構成について説明する。第1レンズ群L1は物体側のレンズ面が凹形状の負レンズ、正レンズと負レンズを接合した接合レンズ、正レンズ、正レンズLFPと負レンズLFNを接合した接合レンズLFを有する。更に開口絞りSP、負レンズLRNと正レンズLRPを接合した接合レンズLR、正レンズと負レンズを接合した接合レンズ、負レンズ、正レンズより構成している。ここで負レンズLFNは正レンズLFPの像側に隣接して配置されている。
実施例2の撮像光学系では全系を小型とするために第1レンズ群L1の屈折力を適切な範囲で強めている。このとき、第1レンズ群L1内で諸収差、特にサジタルフレア、像面湾曲が多く発生してくる。
そこで最も物体側に凹面を向けた負レンズを配置することで、第1レンズ群L1で発生するサジタルフレアを抑制している。また、正レンズに高屈折率の硝材を使用する事で像面湾曲の発生、接合レンズを複数配置する事で軸上色収差、倍率色収差の発生を軽減している。特に開口絞りSP付近に配置した接合レンズには高部分分散材と低部分分散材を効果的に配置し、色収差を軽減している。
収差補正上、更に好ましくは、開口絞りSP付近の接合レンズの材料のアッベ数は負レンズの材料のアッベ数νdnが、
34.0<νdn<50.0
正レンズの材料のアッベ数νdpが、
42.0<νdp<70.0
の如く設定するのが良い。
第2レンズ群L2は両凸形状の正レンズと物体側が凹でメニスカス形状の負レンズを接合した接合レンズで構成している。実施例2の撮像光学系ではフォーカシングによる光学性能の変化を抑制、撮像素子への光線入射角を抑制するために第2レンズ群L2の屈折力を適切な範囲で強めている。実施例2では、接合レンズとすることによりフォーカス全域で色収差を軽減している。また、高屈折率の硝材を使用する事でペッツバール和の抑制、フォーカシングによるコマ収差の変動を軽減している。
尚、収差補正上、必要に応じて接合レンズは空気レンズを介した2枚のレンズ構成としても良い。フォーカシングは第1レンズ群L1によって行っている。
次に実施例5の各レンズ群のレンズ構成について説明する。第1レンズ群L1は物体側のレンズ面が凹形状の負レンズ、正レンズと負レンズを接合した接合レンズ、正レンズ、正レンズLFPと負レンズLFNを接合した接合レンズLF、開口絞りSPを有する。更に正レンズLRPと負レンズLRNを接合した接合レンズLR、正レンズと負レンズを接合した接合レンズ、負レンズと正レンズを接合した接合レンズ、両凸形状の正レンズと物体側が凹でメニスカス形状の負レンズを接合した接合レンズより構成している。ここで負レンズLFNは正レンズLFPの像側に隣接して配置されている。
実施例5の撮像光学系では全系を小型とするために第1レンズ群L1の屈折力を適切な範囲で強めている。このとき、第1レンズ群L1内で諸収差、特にサジタルフレア、像面湾曲が多く発生してくる。
そこで最も物体側に凹面を向けた負レンズを配置することで、第1レンズ群L1で発生するサジタルフレアを抑制している。また、正レンズに高屈折率の硝材を使用する事で像面湾曲の発生、接合レンズを複数配置する事で軸上色収差、倍率色収差の発生を軽減している。特に開口絞りSP付近に配置した接合レンズには高部分分散材と低部分分散材を効果的に配置し、色収差を軽減している。
収差補正上、更に好ましくは、開口絞りSP付近の接合レンズの材料のアッベ数は負レンズの材料のアッベ数νdnが、
34.0<νdn<50.0
正レンズの材料のアッベ数νdpが、
42.0<νdp<70.0
の如く設定するのが良い。
実施例5では、接合レンズとすることによりフォーカス全域で色収差を軽減している。また、高屈折率の硝材を使用する事でペッツバール和の抑制、フォーカシングによるコマ収差の変動を軽減している。尚、収差補正上、必要に応じて接合レンズは空気レンズを介した2枚のレンズ構成としても良い。フォーカシングは第1レンズ群L1によって行っている。
実施例1乃至4、6では、無限遠から至近距離へのフォーカシングに際して矢印のように、第1レンズ群L1を物体側に移動することによって行う。フォーカシングに際して第2レンズ群L2は不動だが、収差補正上移動させても良い。実施例5では、無限遠から至近距離へのフォーカスに際して矢印のように、第1レンズ群L1(レンズ全体)を物体側に移動することによって行う。
次に本発明の撮像光学系を用いた撮像装置(デジタルカメラ)の実施例を図13を用いて説明する。図13において、30はカメラ本体、31は実施例1乃至6で説明したいずれかの撮像光学系である。撮像光学系31によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)はカメラ本体30内に内蔵されている。
以下、実施例1乃至6の具体的な数値データを示す。各数値データにおいてiは物体側から数えた順序を示している。riは物体側からi番目の面の曲率半径、diは物体側からi番目の面とi+1番目の面との間の面間隔、niは第i番目のレンズのd線における屈折率、νiは第i番目のレンズのd線におけるアッベ数を示すものとする。非球面形状はkを円錐定数、A4、A6、A8、A10、A12を4次、6次、8次、10次、12次の非球面係数とし、光軸からの高さhの位置での光軸方向の変位を面頂点を基準にしてxとする。
このとき、非球面形状は、
x=(h2/R)/[1+[1-(1+K)(h/R)2]1/2] +A4h4+A6h6+A8h8+A10h10+A12h12
で表示される。但し、Rは近軸曲率半径である。「e-X」は「×10-X」を意味している。尚、非球面は各表中の面番号の右側に*印を付している。また前述の各条件式と数値データとの関係を表1に示す。

数値データ1
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd θgF
1 -34.245 1.10 1.61340 44.3
2 51.752 1.16
3 136.382 6.98 1.91082 35.3
4 -22.773 1.00 1.85478 24.8
5 -69.705 0.30
6 28.667 5.32 1.91082 35.3
7 -255.377 0.30
8 33.178 6.27 1.59282 68.6 0.5441
9 -48.343 1.00 1.73800 32.3 0.5899
10 20.267 4.11
11(絞り) ∞ 4.08
12 -19.197 2.30 1.76385 48.5 0.5589
13 -12.710 0.72 1.67542 34.8 0.5825
14 177.418 0.30
15 32.469 7.65 1.88300 40.8
16 -15.160 0.78 1.67270 32.1
17 -42.629 1.52
18 -20.007 0.82 1.51742 52.4
19 40.687 3.81 1.85135 40.1
20* -122.383 (可変)
21 99.228 5.55 1.88300 40.8
22 -27.877 0.92 2.00069 25.5
23 -138.637 8.52
24 ∞ 1.75 1.54400 60.0
25 ∞ 1.55
像面 ∞
非球面データ
第20面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.81172e-005 A 6=-5.36397e-008 A 8= 1.08573e-009 A10=-7.33305e-012 A12= 1.98301e-014

各種データ
焦点距離 32.34
Fナンバー 1.45
半画角(度) 22.90
レンズ全長 68.28
BF 11.20

INF 至近
d20 1.10 9.71

レンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長
1 1 38.53 49.52
2 21 84.74 6.47

近距離撮像倍率:-0.188
数値データ2
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd θgF
1 -36.349 1.05 1.61340 44.3
2 37.459 2.11
3 156.843 4.60 1.91082 35.3
4 -37.401 1.00 1.85478 24.8
5 -111.264 0.15
6 40.893 5.82 1.76385 48.5
7 -56.897 0.15
8 18.350 6.97 1.69700 48.5 0.5589
9 562.934 0.90 1.74951 35.3 0.5818
10 14.199 5.74
11(絞り) ∞ 3.18
12 -26.246 0.60 1.67300 38.2 0.5754
13 13.144 3.25 1.76385 48.5 0.5589
14 47.624 0.15
15 25.764 6.25 1.88300 40.8
16 -17.437 0.70 1.58144 40.8
17 258.711 3.12
18 -17.043 0.75 1.71736 29.5
19 -46.972 0.30
20 83.904 2.97 1.85135 40.1
21* -57.697 (可変)
22 74.180 3.92 1.80400 46.6
23 -46.887 0.90 2.00069 25.5
24 -184.643 8.52
25 ∞ 1.75 1.54400 60.0
26 ∞ 1.55
像面 ∞
非球面データ
第21面
K = 0.00000e+000 A 4= 3.46800e-005 A 6=-4.45749e-008 A 8= 9.40073e-010 A10=-3.72875e-012 A12= 8.03246e-015

各種データ
広角
焦点距離 32.00
Fナンバー 1.45
半画角(度) 23.12
レンズ全長 66.94
BF 11.20

INF 至近
d21 1.16 9.00

レンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長
1 1 38.15 49.77
2 22 83.21 4.82

近距離撮像倍率:-0.173
数値データ3
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd θgF
1 -34.217 1.10 1.61340 44.3
2 51.992 1.16
3 137.147 6.98 1.91082 35.3
4 -22.754 1.00 1.85478 24.8
5 -69.791 0.30
6 28.676 5.32 1.91082 35.3
7 -257.267 0.30
8 33.160 6.27 1.59522 67.7 0.5442
9 -48.342 1.00 1.73800 32.3 0.5899
10 20.242 4.10
11(絞り) ∞ 4.08
12 -19.159 2.30 1.76385 48.5 0.5589
13 -12.686 0.72 1.67542 34.8 0.5825
14 179.943 0.30
15 32.368 7.65 1.88300 40.8
16 -15.173 0.78 1.67270 32.1
17 -43.332 1.53
18 -20.058 0.82 1.51742 52.4
19 40.757 3.81 1.85135 40.1
20* -120.561 (可変)
21 99.378 5.55 1.88300 40.8
22 -27.864 0.92 2.00069 25.5
23 -137.906 8.52
24 ∞ 1.75 1.54400 60.0
25 ∞ 1.55
像面 ∞
非球面データ
第20面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.83327e-005 A 6=-5.45082e-008 A 8= 1.10996e-009 A10=-7.56124e-012 A12= 2.06296e-014

各種データ
INF
焦点距離 32.34
Fナンバー 1.45
半画角(度) 22.90
レンズ全長 68.27
BF 11.20

INF 至近
d20 1.09 9.71

レンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長
1 1 38.54 49.51
2 21 84.58 6.47

近距離撮像倍率:-0.188
数値データ4
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd θgF
1 -34.023 1.10 1.61340 44.3
2 50.577 1.19
3 132.441 6.98 1.91082 35.3
4 -22.595 1.00 1.85478 24.8
5 -70.125 0.30
6 28.705 5.32 1.91082 35.3
7 -241.320 0.30
8 32.296 6.27 1.59282 68.6 0.5441
9 -47.599 1.00 1.73800 32.3 0.5899
10 19.941 4.16
11(絞り) ∞ 4.03
12 -19.667 2.30 1.74400 44.8 0.5655
13 -12.814 0.72 1.67542 34.8 0.5825
14 163.437 0.30
15 32.304 7.65 1.88300 40.8
16 -15.165 0.78 1.67270 32.1
17 -44.500 1.56
18 -20.105 0.82 1.51742 52.4
19 40.810 3.81 1.85135 40.1
20* -117.580 (可変)
21 97.529 5.55 1.88300 40.8
22 -26.508 0.92 2.00069 25.5
23 -134.491 8.52
24 ∞ 1.75 1.54400 60.0
25 ∞ 1.56
像面 ∞
非球面データ
第20面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.82111e-005 A 6=-6.19904e-008 A 8= 1.24472e-009 A10=-8.90674e-012 A12= 2.57258e-014

各種データ
焦点距離 32.40
Fナンバー 1.45
半画角(度) 22.86
レンズ全長 68.26
BF 11.20

INF 至近
d20 1.00 9.71

レンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長
1 1 38.70 49.59
2 21 83.62 6.47

近距離撮像倍率:-0.188
数値データ5
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd θgF
1 -34.023 1.10 1.61340 44.3
2 52.627 1.11
3 131.949 6.98 1.91082 35.3
4 -22.855 1.00 1.85478 24.8
5 -69.772 0.30
6 28.622 5.32 1.91082 35.3
7 -268.400 0.30
8 33.304 6.27 1.59522 67.7 0.5442
9 -47.947 1.00 1.73800 32.3 0.5899
10 20.085 4.23
11(絞り) ∞ 3.97
12 -19.016 2.30 1.76385 48.5 0.5589
13 -12.535 0.72 1.67542 34.8 0.5825
14 218.291 0.30
15 32.261 7.65 1.88300 40.8
16 -15.189 0.78 1.67270 32.1
17 -42.579 1.53
18 -19.870 0.82 1.51742 52.4
19 40.110 3.81 1.85135 40.1
20* -167.450 1.18
21 97.367 5.55 1.88300 40.8
22 -27.249 0.92 2.00069 25.5
23 -115.681 (可変)
24 ∞ 1.75 1.54400 60.0
25 ∞ 1.55
像面 ∞
非球面データ
第20面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.84400e-005 A 6=-5.05232e-008 A 8= 9.88419e-010 A10=-6.60991e-012 A12= 1.76998e-014

各種データ
INF
焦点距離 32.58
Fナンバー 1.45
半画角(度) 22.75
レンズ全長 68.33
BF 11.20

INF 至近
d23 8.52 11.81

レンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長
1 1 32.58 57.13

近距離撮像倍率:-0.101
数値データ6
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd θgF
1 -33.557 1.10 1.61340 44.3
2 53.990 1.16
3 151.452 6.98 1.91082 35.3
4 -22.261 1.00 1.85478 24.8
5 -68.759 0.30
6 29.114 5.32 1.91082 35.3
7 -228.185 0.30
8 32.758 6.27 1.59282 68.6 0.5441
9 -46.226 1.00 1.73800 32.3 0.5899
10 20.399 4.08
11(絞り) ∞ 4.10
12 -18.889 2.30 1.76385 48.5 0.5589
13 -12.578 0.72 1.65412 39.7 0.5737
14 184.803 0.30
15 31.870 7.65 1.88300 40.8
16 -15.220 0.78 1.67270 32.1
17 -49.250 1.56
18 -20.733 0.82 1.54814 45.8
19 42.768 3.81 1.85135 40.1
20* -97.634 (可変)
21 84.211 5.55 1.88300 40.8
22 -27.365 0.92 2.00069 25.5
23 -167.024 8.52
24 ∞ 1.75 1.54400 60.0
25 ∞ 1.55
像面 ∞
非球面データ
第20面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.85526e-005 A 6=-5.30617e-008 A 8= 1.07497e-009 A10=-7.29660e-012 A12= 1.99428e-014

各種データ
焦点距離 32.15
Fナンバー 1.45
半画角(度) 23.02
レンズ全長 68.22
BF 11.20

INF 至近
d20 1.00 9.72

レンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長
1 1 38.71 49.55
2 21 82.60 6.47

近距離撮像倍率:-0.187

Figure 0006991732000001
LF 接合レンズ LR 接合レンズ LFP 正レンズ
LFN 負レンズ LRP 正レンズ LRN 負レンズ
L1 第1レンズ群 L2 第2レンズ群
SP 開口絞り

Claims (11)

  1. 物体側から像側へ順に配置された前群、開口絞り、後群より構成される撮像光学系において、
    前記前群に含まれ前記開口絞りに隣接して配置されたレンズは、像側のレンズ面が凹形状であり、前記後群の最も物体側には接合レンズLRが配置され、
    前記接合レンズLRは物体側のレンズ面が凹形状であり、負レンズLRNと正レンズLRPが接合されて構成されており、
    前記負レンズLRNと前記正レンズLRPの材料のアッベ数を各々νdnR、νdpR、前記負レンズLRNと前記正レンズLRPの材料の部分分散比を各々θgFnR、θgFpR、前記接合レンズLRの焦点距離をfR、全系の焦点距離をf、前記前群に含まれる正レンズの材料の屈折率をNdFPとするとき、
    θgFnR-(-0.00240νdnR+0.6694)<0.0
    30.0<νdnR
    0.0<θgFpR-(-0.00083νdpR+0.5981)
    42.0<νdpR<80.0
    -0.95<fR/f<-0.70
    1.90<NdFP
    なる条件式を満足することを特徴とする撮像光学系。
  2. 前記負レンズLRNの材料の屈折率をNdnR、前記正レンズLRPの材料の屈折率をNdpRとするとき、
    NdnR-NdpR<-0.05
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像光学系。
  3. 請求項1または2に記載の撮像光学系において、
    -30.0<νdnR-νdpR<-5.0
    なる条件式を満足することを特徴とする撮像光学系。
  4. 前記前群は、前記開口絞りに隣接して配置された接合レンズLFを有し、該接合レンズLFは負レンズLFNと正レンズLFPが接合されて構成されており、
    前記負レンズLFNと前記正レンズLFPの材料のアッベ数を各々νdnF、νdpF、前記負レンズLFNと前記正レンズLFPの材料の部分分散比を各々θgFnF、θgFpFとするとき、
    θgFnF-(-0.00240νdnF+0.6694)<0.0
    30.0<νdnF
    0.0<θgFpF-(-0.00083νdpF+0.5981)
    42.0<νdpF<80.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像光学系。
  5. 前記負レンズLFNは、前記正レンズLFPの像側に隣接して配置されていることを特徴とする請求項に記載の撮像光学系。
  6. 前記負レンズLFNの材料の屈折率をNdnF、前記正レンズLFPの材料の屈折率をNdpFとするとき、
    0.05<NdnF-NdpF
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項またはに記載の撮像光学系。
  7. 前記接合レンズLRは、物体側から像側へ順に配置された、正レンズLRP、負レンズLRNより構成されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像光学系。
  8. 前記接合レンズLRは、物体側から像側へ順に配置された、負レンズLRN、正レンズLRPより構成されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像光学系。
  9. 物体側から像側へ順に配置された前群、開口絞り、後群より構成される撮像光学系において、
    前記前群に含まれ前記開口絞りに隣接して配置されたレンズは、像側のレンズ面が凹形状であり、前記後群の最も物体側には接合レンズLRが配置され、
    前記接合レンズLRは物体側のレンズ面が凹形状であり、負レンズLRNと正レンズLRPが接合されて構成されており、
    前記負レンズLRNと前記正レンズLRPの材料のアッベ数を各々νdnR、νdpR、前記負レンズLRNと前記正レンズLRPの材料の部分分散比を各々θgFnR、θgFpR、前記接合レンズLRの焦点距離をfR、全系の焦点距離をf、前記負レンズLRNの材料の屈折率をNdnR、前記正レンズLRPの材料の屈折率をNdpRとするとき、
    θgFnR-(-0.00240νdnR+0.6694)<0.0
    30.0<νdnR
    0.0<θgFpR-(-0.00083νdpR+0.5981)
    42.0<νdpR<80.0
    -0.95<fR/f<-0.70
    NdnR-NdpR<-0.05
    なる条件式を満足することを特徴とする撮像光学系。
  10. 物体側から像側へ順に配置された前群、開口絞り、後群より構成される撮像光学系において、
    前記前群に含まれ前記開口絞りに隣接して配置されたレンズは、像側のレンズ面が凹形状であり、前記後群の最も物体側には接合レンズLRが配置され、
    前記接合レンズLRは物体側のレンズ面が凹形状であり、負レンズLRNと正レンズLRPが接合されて構成されており、
    前記前群は、前記開口絞りに隣接して配置された接合レンズLFを有し、該接合レンズLFは負レンズLFNと正レンズLFPが接合されて構成されており、
    前記負レンズLRNと前記正レンズLRPの材料のアッベ数を各々νdnR、νdpR、前記負レンズLRNと前記正レンズLRPの材料の部分分散比を各々θgFnR、θgFpR、前記接合レンズLRの焦点距離をfR、全系の焦点距離をf、前記負レンズLFNと前記正レンズLFPの材料のアッベ数を各々νdnF、νdpF、前記負レンズLFNと前記正レンズLFPの材料の部分分散比を各々θgFnF、θgFpFとするとき、
    θgFnR-(-0.00240νdnR+0.6694)<0.0
    30.0<νdnR
    0.0<θgFpR-(-0.00083νdpR+0.5981)
    42.0<νdpR<80.0
    -0.95<fR/f<-0.70
    θgFnF-(-0.00240νdnF+0.6694)<0.0
    30.0<νdnF
    0.0<θgFpF-(-0.00083νdpF+0.5981)
    42.0<νdpF<80.0
    なる条件式を満足することを特徴とする撮像光学系。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の撮像光学系と、該撮像光学系によって形成された像を受光する撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。
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