JP3559623B2 - 結像レンズ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、CCDや撮像管等を用いたビデオカメラや銀塩フィルム上に被写体画像を形成するカメラ等の各種カメラに使用される結像レンズに関し、特に紫外線領域において使用する場合に好適な結像レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、紫外線領域において使用されるレンズでは、光透過率を良好なものとしようとすると、硝材が極めて限定され、結局蛍石や石英の結晶からなる硝材を用いる場合が大半であった。
【0003】
このような限られた硝材を用いたレンズでは、レンズ形成材料の分散の差を大とすることが難しいことから色収差を低減することが難しく、また上記結晶の屈折率の低さからペッツバール和が大きくなる傾向にあるため、顕微鏡対物レンズのような画角の狭いレンズとして使用されることが多く、カメラ用のレンズとしては必ずしも適切とはいえなかった。さらに結晶構造によっては曲率半径の小さな面を精度良く形成することが難しく、また凸面しか研磨できないという問題もあり、収差補正をさらに難しくしていた。
これらの問題を改善するために、特開昭48−34531に記載の結像レンズが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報記載の結像レンズでは画角が29度と従来のものに比べて広くなってはいるものの、必ずしも十分とはいえず、明るさの面でも不十分であり、さらにペッツバール和の補正も不十分である。また、色収差補正の面でも不十分であり、特に紫外線領域で補正不足となっている。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、レンズ形成材料として、屈折率が低く、使用波長帯における分散の差が小さい複数の硝材を使用する場合において、画角が広く明るいレンズであって、色収差補正を良好なものとすることができるとともに、ペッツバール和も小さくおさえることのできる結像レンズを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の第1の結像レンズは、物体側から、正の第1レンズ、負の第2レンズ、負の第3レンズおよび正の第4レンズをこの順に配列してなる第1レンズ群と、
2枚以上のレンズから構成してなる第2レンズ群とが物体側からこの順に配列されてなり、
各レンズを形成する材料の分散の差が0.0055より小さくなるように、かつ下記各条件式を満足するように構成されてなることを特徴とする結像レンズ。
−0.2<F/F1<1.0 …(1)
−0.1<F/F2<1.4 …(2)
0.8<F/fa<2.0 …(3)
0.5<|F/fb|<1.5 …(4)
1.6<|F/fc|<3.0 …(5)
1.0<F/fd<2.5 …(6)
【0007】
本発明の第2の結像レンズは、群全体として負の第1レンズ群と、
物体側から、正の第1レンズ、負の第2レンズ、負の第3レンズおよび正の第4レンズをこの順に配列してなる第2レンズ群と、
2枚以上のレンズから構成され、最も像側のレンズが負レンズとされてなる第3レンズ群とが物体側からこの順に配列されてなり、
各レンズを形成する材料の分散の差が0.0055より小さくなるように、かつ下記各条件式を満足するように構成されてなることを特徴とするものである。
−0.6<F/F1<0.0 …(7)
0.0<F/F2<1.4 …(8)
−0.6<F/F3<1.5 …(9)
0.8<F/fa<2.0 …(10)
0.0<|F/fb|<1.5 …(11)
1.4<|F/fc|<3.0 …(12)
1.0<F/fd<2.5 …(13)
また、本発明の第2の結像レンズにおいて、前記第3レンズ群は、物体側から順に正レンズおよび負レンズからなる2枚構成、または、物体側から順に正レンズ、正レンズおよび負レンズからなる3枚構成とされていることが好ましい。
【0008】
ただし、上記条件式(1)〜(13)において、
F :全体の焦点距離
F1:第1レンズ群の焦点距離
F2:第2レンズ群の焦点距離
F3:第3レンズ群の焦点距離
fa:第1の結像レンズにおける第1レンズ群もしくは第2の結像レンズにおける第2レンズ群の物体側正レンズの焦点距離
fb:第1の結像レンズにおける第1レンズ群もしくは第2の結像レンズにおける第2レンズ群の物体側負レンズの焦点距離
fc:第1の結像レンズにおける第1レンズ群もしくは第2の結像レンズにおける第2レンズ群の像側負レンズの焦点距離
fd:第1の結像レンズにおける第1レンズ群もしくは第2の結像レンズにおける第2レンズ群の像側正レンズの焦点距離
【0009】
また、上記2つの結像レンズにおいては、各レンズを形成する材料の、波長300〜800nmの光に対する光透過率が、該材料の厚さを10mmとしたときに、50%以上となるように設定するのが望ましい。
特に、上記各レンズを形成する材料を蛍石および石英とし、上記第1の結像レンズにおける第1レンズ群もしくは上記第2の結像レンズにおける第2レンズ群を構成するレンズのうち前記第1レンズおよび第4レンズは蛍石から、前記第2レンズおよび第3レンズは石英から形成するのが望ましい。
【0010】
なお、本願明細書において上記レンズを形成する材料の分散とは、以下のように表される。
レンズ材料の分散=NF−NC
ただし、NF:F線(波長486.13nm)に対するレンズ材料の屈折率
NC:C線(波長656.27nm)に対するレンズ材料の屈折率
また、上記第1の結像レンズにおける、第1レンズ群を構成する4枚のレンズおよび上記第2の結像レンズにおける、第2レンズ群を構成する4枚のレンズは、これら4枚のレンズのうち2枚以上が互いに接合された状態とされていてもよいし、4枚の全てが互いに分離された状態とされていてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。なお、以下に8つの実施例について具体的に説明するが、各実施例に各々対応する図面の説明において同一の要素については同一の符号を付し、重複する説明については省略する。
【0012】
<実施例1>
この実施例1の結像レンズは、図1に示すように、物体側から、正の第1レンズL1、負の第2レンズL2、負の第3レンズL3および正の第4レンズL4をこの順に配列してなる第1レンズ群と、
3枚のレンズL5、L6、L7から構成してなる第2レンズ群とが物体側からこの順に配列されてなり、
各レンズL1〜L7を形成する材料の分散の差が0.0055より小さくなるように、かつ下記各条件式を満足するように構成されてなる。
−0.2<F/F1<1.0 …(1)
−0.1<F/F2<1.4 …(2)
0.8<F/fa<2.0 …(3)
0.5<|F/fb|<1.5 …(4)
1.6<|F/fc|<3.0 …(5)
1.0<F/fd<2.5 …(6)
【0013】
ただし、F :全体の焦点距離
F1:第1レンズ群の焦点距離
F2:第2レンズ群の焦点距離
fa:第1レンズ群物体側正レンズの焦点距離
fb:第1レンズ群物体側負レンズの焦点距離
fc:第1レンズ群像側負レンズの焦点距離
fd:第1レンズ群像側正レンズの焦点距離
【0014】
なお、物体側から光軸Xに沿って入射した光束は結像面1上の結像位置Pに結像される。また、第2レンズL2と第3レンズL3の間には絞りiが配されており、レンズ系の結像面側にはカバ−ガラス2が配されている。
ここで、第1レンズL1および第4レンズL4は物体側に強い曲率の面を向けた両凸レンズ、第2レンズL2 および第3レンズL3 は像面側に強い曲率の面を向けた両凹レンズ、第5レンズL5および第6レンズL6は物体側に強い曲率の面を向けた両凸レンズ、第7レンズL7は物体側に強い曲率の面を向けた両凹レンズである。
【0015】
次に、上記条件式(1)〜(6)について説明する。
上記条件式(1)において、F/F1が下限を下回ると、第1レンズ群の負のパワーが強まるので、第2レンズ群における収差補正にレンズ枚数を要し、色収差補正が不十分となる。一方、F/F1が上限を上回ると、第1レンズ群の正のパワーが強まり、凸面の曲率半径が小さくなり過ぎるので、収差補正やレンズの面精度を確保することが困難となり、またバックフォーカスも短くなる。そこで、本実施例においては、このF/F1の値を表9に示すように0.10に設定することで条件式(1)を満足させ、収差補正、特に色収差補正を良好とし、レンズ枚数の削減およびレンズの面精度の確保を可能としている。
【0016】
また、この結像レンズにおいては、軸上光線高の低い第2レンズ群でペッツバール和の補正を行っているが、上記条件式(2)において、F/F2が上限を上回ると、第2レンズ群の正のパワーが強まり、ペッツバール和が大きくなるので像面補正が難しくなる。また下限を下回ると、第2レンズ群の負のパワーが強まるので、コマ収差や歪曲を補正することが難しくなる。そこで、本実施例においては、このF/F2の値を表9に示すように0.94に設定することで条件式(2)を満足させ、収差補正、特に像面、コマ収差あるいは歪曲の収差補正を良好とし、さらに所定のバックフォ−カス長を確保している。
【0017】
また、第1レンズ群は、主に色収差や球面収差を補正しているが、条件式(3),(4),(5),(6)の上限を上回るとそのレンズのパワーが強くなり過ぎ、レンズ面の曲率半径が小さくなり過ぎるため、球面収差補正の良好性や面精度を確保することが難しくなる。一方、上記各条件式の下限を下回るとそのレンズのパワーが弱くなり過ぎるため、色収差の補正が不足する。そこで、本実施例においては、このF/fa、|F/fb|、|F/fc|およびF/fdの値を表9に示すように、各々1.14、0.96、2.06および1.70に設定することで条件式(3),(4),(5),(6)を満足させ、収差補正、特に球面収差や色収差の補正を良好とし、さらにレンズの面精度の確保を可能としている。
【0018】
また、紫外線領域の光透過率が良好な蛍石あるいは石英等の結晶をレンズ形成材料として用いることができるが、これらのような分散の差が小さいレンズ形成材料から各レンズを形成した場合であっても、諸収差を良好なものとすることができる。
また、各レンズを形成する材料として、波長300〜800nmの光に対する光透過率が、該材料の厚さを10mmとしたときに、50%以上となるようなものを選択すれば、紫外線領域から可視光領域に亘り好適に使用可能なレンズを形成することが可能である。
【0019】
次に、この実施例1における各レンズ面の曲率半径r(mm)、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔d(mm)、各レンズのi線における屈折率Nを下記表1に示す。
ただし、この表1および後述する表2〜8において、各記号r,d,N に対応させた数字は物体側から順次増加するようになっている。
また、この実施例1における結像レンズのFナンバおよび半画角ωは各々2.50 および17.3°である。
【0020】
【表1】
【0021】
<実施例2>
実施例2の結像レンズについて図2を用いて説明する。
この実施例2の結像レンズは、上記実施例1の結像レンズとほぼ同様の7枚レンズ構成とされているが、主として、第2レンズL2 および第3レンズL3が物体側に強い曲率の面を向け、第3レンズL3および第4レンズL4が接合されている点で上記実施例1のものとは異なっている。
なお、前述した条件式(1)〜(6)は全て満足されており、各々の値は表9に示す如く設定されている。
【0022】
また、この実施例2における結像レンズのFナンバおよび半画角ωは各々2.50
および17.3°である。
この実施例2における各レンズ面の曲率半径r(mm)、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔d(mm )および各レンズのi線における屈折率N を下記表2に示す。
【0023】
【表2】
【0024】
<実施例3>
実施例3の結像レンズについて図3を用いて説明する。
この実施例3の結像レンズは、上記実施例1の結像レンズとほぼ同様のレンズ構成とされているが、主として、第2レンズ群が2枚のレンズL5、L6で構成されており、第2レンズL2 が物体側に強い曲率の面を向けている点で上記実施例1のものとは異なっている。
なお、前述した条件式(1)〜(6)は全て満足されており、各々の値は表9に示す如く設定されている。
【0025】
また、この実施例3における結像レンズのFナンバおよび半画角ωは各々2.50および17.4°である。
この実施例3における各レンズ面の曲率半径r(mm)、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔d(mm )および各レンズのi線における屈折率N を下記表3に示す。
【0026】
【表3】
【0027】
<実施例4>
実施例4の結像レンズについて図4を用いて説明する。
この実施例4の結像レンズは、上記実施例1の結像レンズとほぼ同様の7枚レンズ構成とされているが、主として、第2レンズL2 が物体側に強い曲率の面を向け、第1レンズ L1 および第2レンズL2が接合されている点で上記実施例1のものとは異なっている。
なお、前述した条件式(1)〜(6)は全て満足されており、各々の値は表9に示す如く設定されている。
【0028】
また、この実施例4における結像レンズのFナンバおよび半画角ωは各々2.50および17.4°である。
この実施例4における各レンズ面の曲率半径r(mm)、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔d(mm )および各レンズのi線における屈折率N を下記表4に示す。
【0029】
【表4】
【0030】
<実施例5>
実施例5の結像レンズについて図5を用いて説明する。
この実施例5の結像レンズは、上記実施例1の結像レンズとほぼ同様の7枚レンズ構成とされているが、主として、第3レンズL3が物体側に強い曲率の面を向けている点で上記実施例1のものとは異なっている。
なお、前述した条件式(1)〜(6)は全て満足されており、各々の値は表9に示す如く設定されている。
【0031】
また、この実施例5における結像レンズのFナンバおよび半画角ωは各々2.50および17.7°である。
この実施例5における各レンズ面の曲率半径r(mm)、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔d(mm )および各レンズのi線における屈折率N を下記表5に示す。
【0032】
【表5】
【0033】
<実施例6>
実施例6の結像レンズについて図6を用いて説明する。
この実施例6の結像レンズは、図6に示すように、負の単レンズL1からなる第1レンズ群と、
物体側から、正の第2レンズL2、負の第3レンズL3、負の第4レンズL4および正の第5レンズL5をこの順に配列してなる第2レンズ群と、
3枚のレンズL6、L7、L8から構成してなる第3レンズ群とが物体側からこの順に配列されてなり、
各レンズL1〜L8を形成する材料の分散の差が0.0055より小さくなるように、かつ下記各条件式を満足するように構成されてなる。
−0.6<F/F1<0.0 …(7)
0.0<F/F2<1.4 …(8)
−0.6<F/F3<1.5 …(9)
0.8<F/fa<2.0 …(10)
0.0<|F/fb|<1.5 …(11)
1.4<|F/fc|<3.0 …(12)
1.0<F/fd<2.5 …(13)
【0034】
ただし、F :全体の焦点距離
F1:第1レンズ群の焦点距離
F2:第2レンズ群の焦点距離
F3:第3レンズ群の焦点距離
fa:第2レンズ群物体側正レンズの焦点距離
fb:第2レンズ群物体側負レンズの焦点距離
fc:第2レンズ群像側負レンズの焦点距離
fd:第2レンズ群像側正レンズの焦点距離
【0035】
なお、物体側から光軸Xに沿って入射した光束は結像面1上の結像位置Pに結像される。また、第3レンズL3と第4レンズL4の間には絞りiが配されており、レンズ系の結像面側にはカバ−ガラス2が配されている。
ここで、第1レンズL1は物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ、第2レンズL2は物体側に凸面を向けた平凸レンズ、第3レンズL3は物体側に強い曲率の面を向けた両凹レンズ、第4レンズL4は像面側に強い曲率の面を向けた両凹レンズ、第5レンズL5は物体側に強い曲率の面を向けた両凸レンズ、第6レンズL6および第7レンズL7は物体側に強い曲率の面を向けた両凸レンズ、第8レンズL8は像面側に強い曲率の面を向けた両凹レンズである。
【0036】
次に、上記条件式(7)〜(13)について説明する。
まず、条件式(7)において、F/F1が下限を下回ると、第1レンズ群の負のパワーが弱まるので、第2レンズ群に入射する軸上光線高が高くなり球面収差などの収差補正が難しくなる。一方、上限を上回ると第1レンズ群の正のパワーが強まるので、第2レンズ群に入射する軸上光線高が低くなって第2レンズ群での色収差補正が難しくなり、またバックフォーカスも短くなってしまう。そこで、本実施例においては、このF/F1の値を表10に示すように−0.22に設定することで条件式(7)を満足させ、球面収差や色収差などの収差補正を良好なものとし、またバックフォーカスが長くとれるようにしている。
【0037】
また、上記条件式(8)において、F/F2が下限を下回ると、第2レンズ群の負のパワーが強まるので、第3レンズ群における収差補正にレンズ枚数を要し、色収差補正が不十分となる。一方、F/F2が上限を上回ると、第2レンズ群の正のパワーが強まり、凸面の曲率半径が小さくなり過ぎるので、収差補正やレンズの面精度を確保することが困難となり、またバックフォーカスも短くなる。そこで、本実施例においては、このF/F2の値を表10に示すように0.22に設定することで条件式(8)を満足させ、収差補正、特に色収差補正を良好とし、レンズ枚数の削減およびレンズの面精度の確保を可能としている。
【0038】
また、この結像レンズにおいては、軸上光線高の低い第3レンズ群でペッツバール和の補正を行っているが、上記条件式(9)において、F/F3が上限を上回ると、第3レンズ群の正のパワーが強まるので、ペッツバール和が大きくなり像面補正が難しくなる。また下限を下回ると、第3レンズ群の負のパワーが強まるので、コマ収差や歪曲を補正することが難しくなる。そこで、本実施例においては、このF/F3の値を表10に示すように1.01に設定することで条件式(9)を満足させ、収差補正、特に像面、コマ収差あるいは歪曲の収差補正を良好とし、さらにバックフォーカスの確保を可能としている。
【0039】
また、第2レンズ群は、主に色収差や球面収差を補正しているが、条件式(10),(11),(12),(13)の上限を上回るとそのレンズのパワーが強くなり過ぎ、レンズ面の曲率半径が小さくなり過ぎるため、球面収差補正の良好性や面精度を確保することが難しくなる。一方、上記各条件式の下限を下回るとそのレンズのパワーが弱くなりすぎるため、色収差の補正が不足する。そこで、本実施例においては、このF/fa、|F/fb|、|F/fc|およびF/fdの値を表10に示すように、各々1.09、1.18、1.80および1.74に設定することで条件式(10),(11),(12),(13)を満足させ、収差補正、特に球面収差や色収差の補正を良好とし、さらにレンズの面精度の確保を可能としている。
【0040】
また、上記実施例1〜実施例5と同様に、紫外線領域の光透過率が良好な蛍石あるいは石英等の結晶をレンズ形成材料として用いることができるが、このように分散の差が小さいレンズ形成材料から各レンズを形成した場合であっても、諸収差を良好なものとすることができ、さらに、各レンズを形成する材料として、波長300〜800nmの光に対する光透過率が、該材料の厚さを10mmとしたときに、50%以上となるようなものを選択すれば、紫外線領域から可視光領域に亘り好適に使用可能なレンズを形成することが可能である。
また、この実施例6における結像レンズのFナンバおよび半画角ωは各々2.50
および17.6°である。
【0041】
この実施例6における各レンズ面の曲率半径r(mm)、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔d(mm )および各レンズのi線における屈折率N を下記表6に示す。
【0042】
【表6】
【0043】
<実施例7>
実施例7の結像レンズについて図7を用いて説明する。
この実施例7の結像レンズは、上記実施例6の結像レンズとほぼ同様のレンズ構成とされているが、主として、第1レンズ群が2枚のレンズL1、L2で構成されている点で上記実施例6のものとは異なっている。
なお、前述した条件式(7)〜(13)は全て満足されており、各々の値は表10に示す如く設定されている。
【0044】
また、この実施例7における結像レンズのFナンバおよび半画角ωは各々2.50
および17.7°である。
この実施例7における各レンズ面の曲率半径r(mm)、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔d(mm )、および各レンズのi線における屈折率N を下記表7に示す。
【0045】
【表7】
【0046】
<実施例8>
実施例8の結像レンズについて図8を用いて説明する。
この実施例8の結像レンズは、上記実施例6の結像レンズとほぼ同様のレンズ構成とされているが、主として、第1レンズ群が2枚のレンズL1、L2で構成されており、第3レンズ群が2枚のレンズL7、L8で構成されている点で上記実施例6のものとは異なっている。
なお、前述した条件式(7)〜(13)は全て満足されており、各々の値は表10に示す如く設定されている。
【0047】
また、この実施例8における結像レンズのFナンバおよび半画角ωは各々2.50
および17.7°である。
この実施例8における各レンズ面の曲率半径r(mm)、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔d(mm )、および各レンズのi線における屈折率N を下記表8に示す。
【0048】
【表8】
【0049】
なお、実施例1〜8に対応させてその各収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差および倍率色収差の収差図)を各々図9〜16に示す。なお、この収差図においてωは半画角を示す。これら図9〜16から明らかなように、上述した各実施例によれば、前述した各収差を全て良好なものとすることができる。
また、各球面収差図においては i線、g線、e線およびC線に対する収差が、また各倍率色収差図においてはi線に対するg線、e線、C線の収差が示されている。さらに、各非点収差図には、サジタル(S)像面およびタンジェンシャル(T)像面に対する収差が示されている。なお、球面収差、非点収差および倍率色収差におけるグラフ各線の説明を図9に示し、図10〜16については、それと同様であることから説明を省略する。
【0050】
次に、図17は、蛍石と石英の透過率特性を示すグラフである。本図には、該材料の他に、一般的なレンズ硝材であるBK−7とF−2も示されている。本実施例で用いた蛍石や石英は、ともに紫外線領域における透過率が良好で、波長300〜400nmにおいて厚さを10nmとしたときに、透過率が80%以上とされる。また、図17には示されていないが、波長400〜800nmの光に対しても80%以上の透過率を有している。実際には、波長300〜800nmにおいて50%以上の透過率を有していれば、紫外線領域から可視光領域まで好適に使用可能なレンズを構成することができる。
【0051】
また、一般に、レンズ系を構成する数種のレンズ材料の分散の差が小さいほど色収差の補正は困難となる。レンズ材料として最も一般的なBK−7とF−2の分散の差は0.0090程度であるが、分散の差が0.0055より小さくなると色収差の補正は非常に難しくなる。
本実施例で用いた蛍石(分散=0.004567)と石英(分散=0.006760)にあっても、その分散の差は約0.0022と極めて小さい。しかし、本実施例の結像レンズは、このような色収差補正が困難な条件下においても、十分良好に色収差を補正することができ、なおかつ、他の諸収差も良好に補正することができ、優れた特性を示している。
【0052】
なお、本発明の結像レンズとしては、上記実施例のものに限られるものではなく種々の態様の変更が可能であり、例えば各レンズの曲率rおよびレンズ間隔(もしくはレンズ厚)dを適宜変更することが可能である。
なお、本発明の結像レンズに使用できるレンズ材料は蛍石や石英に限られるものではなく、他のレンズ材料であっても、条件式(1)〜(6)もしくは条件式(7)〜(13)を満足するとともに、分散の差が0.0055より小さい数種類のレンズ材料を用いて良好に諸収差を補正することができる。
【表9】
【表10】
【0053】
【発明の効果】
以上、詳細に説明した通り、本発明の結像レンズによれば、分散の差が小さいレンズ材料を用いながらも、明るく、広い画角を有するものとすることができる。また、色収差補正を良好とすることができ、さらにペッツバール和も十分低く抑えることができるので、諸収差が良好に補正されたものとすることができる。これにより、紫外線領域における透過率が良好ではあるが、分散の差が小さいレンズ材料、例えば、石英と蛍石を用いても、良好な特性を示す結像レンズを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係るレンズ基本構成を示す概略図
【図2】本発明の実施例2に係るレンズ基本構成を示す概略図
【図3】本発明の実施例3に係るレンズ基本構成を示す概略図
【図4】本発明の実施例4に係るレンズ基本構成を示す概略図
【図5】本発明の実施例5に係るレンズ基本構成を示す概略図
【図6】本発明の実施例6に係るレンズ基本構成を示す概略図
【図7】本発明の実施例7に係るレンズ基本構成を示す概略図
【図8】本発明の実施例8に係るレンズ基本構成を示す概略図
【図9】実施例1に係るレンズの各収差図
【図10】実施例2に係るレンズの各収差図
【図11】実施例3に係るレンズの各収差図
【図12】実施例4に係るレンズの各収差図
【図13】実施例5に係るレンズの各収差図
【図14】実施例6に係るレンズの各収差図
【図15】実施例7に係るレンズの各収差図
【図16】実施例8に係るレンズの各収差図
【図17】蛍石および石英の光透過率を示すグラフ
【符号の説明】
L1 〜L9 レンズ
r1 〜r20 レンズ面あるいはカバ−ガラス面の曲率半径
d1 〜d19 レンズ面間隔(レンズ厚)
X 光軸
P 結像位置
i 絞り
1 結像面
2 カバ−ガラス
【表9】 【表10】
Claims (7)
- 物体側から、正の第1レンズ、負の第2レンズ、負の第3レンズおよび正の第4レンズをこの順に配列してなる第1レンズ群と、
2枚以上のレンズから構成してなる第2レンズ群とが物体側からこの順に配列されてなり、
各レンズを形成する材料の分散の差が0.0055より小さくなるように、かつ下記各条件式を満足するように構成されてなることを特徴とする結像レンズ。
−0.2<F/F1<1.0 …(1)
−0.1<F/F2<1.4 …(2)
0.8<F/fa<2.0 …(3)
0.5<|F/fb|<1.5 …(4)
1.6<|F/fc|<3.0 …(5)
1.0<F/fd<2.5 …(6)
F :全体の焦点距離
F1:第1レンズ群の焦点距離
F2:第2レンズ群の焦点距離
fa:第1レンズ群物体側正レンズの焦点距離
fb:第1レンズ群物体側負レンズの焦点距離
fc:第1レンズ群像側負レンズの焦点距離
fd:第1レンズ群像側正レンズの焦点距離 - 前記各レンズを形成する材料の、波長300〜800nmの光に対する光透過率が、該材料の厚さを10mmとしたときに、50%以上であることを特徴とする請求項1記載の結像レンズ。
- 前記各レンズを形成する材料が蛍石および石英からなり、前記第1レンズ群を構成するレンズのうち前記第1レンズおよび第4レンズは蛍石から、前記第2レンズおよび第3レンズは石英から各々形成されてなることを特徴とする請求項2記載の結像レンズ。
- 群全体として負の第1レンズ群と、
物体側から、正の第1レンズ、負の第2レンズ、負の第3レンズおよび正の第4レンズをこの順に配列してなる第2レンズ群と、
2枚以上のレンズから構成され、最も像側のレンズが負レンズとされてなる第3レンズ群とが物体側からこの順に配列されてなり、
各レンズを形成する材料の分散の差が0.0055より小さくなるように、かつ下記各条件式を満足するように構成されてなることを特徴とする結像レンズ。
−0.6<F/F1<0.0 …(7)
0.0<F/F2<1.4 …(8)
−0.6<F/F3<1.5 …(9)
0.8<F/fa<2.0 …(10)
0.0<|F/fb|<1.5 …(11)
1.4<|F/fc|<3.0 …(12)
1.0<F/fd<2.5 …(13)
F :全体の焦点距離
F1:第1レンズ群の焦点距離
F2:第2レンズ群の焦点距離
F3:第3レンズ群の焦点距離
fa:第2レンズ群物体側正レンズの焦点距離
fb:第2レンズ群物体側負レンズの焦点距離
fc:第2レンズ群像側負レンズの焦点距離
fd:第2レンズ群像側正レンズの焦点距離 - 前記第3レンズ群が、物体側から順に正レンズおよび負レンズからなる2枚構成、または、物体側から順に正レンズ、正レンズおよび負レンズからなる3枚構成とされていることを特徴とする請求項4記載の結像レンズ。
- 前記各レンズを形成する材料の、波長300〜800nmの光に対する光透過率が、該材料の厚さを10mmとしたときに、50%以上であることを特徴とする請求項4または5記載の結像レンズ。
- 前記各レンズを形成する材料が蛍石および石英からなり、前記第2レンズ群を構成するレンズのうち前記第1レンズおよび第4レンズは蛍石から、前記第2レンズおよび第3レンズは石英から各々形成されてなることを特徴とする請求項6記載の結像レンズ。
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