JP5535761B2 - 変倍光学系および撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、変倍光学系および撮像装置に関し、より詳しくは、ビデオカメラや電子スチルカメラ等に使用可能で、特に監視カメラ用途として好適に使用可能な変倍光学系および該変倍光学系を備えた撮像装置に関するものである。
従来、防犯や記録等の目的で監視カメラが用いられている。このような監視カメラ用の光学系としては、小型かつ安価に構成可能で、低照度の撮影条件下でも被写体を特定できるように大口径比であり、高い光学性能を有することが要求される。また、近年では変倍機能付きの監視カメラの需要が高まっていることから、変倍光学系が主流になりつつある。
従来知られているカメラ用のズームレンズとしては、例えば、下記特許文献1、2に記載のものがある。特許文献1には、物体側から順に、正の第1レンズ群と、負の第2レンズ群とが配されてなり、全系を構成する5枚のレンズのうち少なくとも3枚のレンズの材質をプラスチックとしたズームレンズが記載されている。特許文献2には、物体側から順に、負の第1レンズ群と、正の第2レンズ群とが配されてなり、正のプラスチックレンズと負のプラスチックレンズを第2レンズ群に、または第1レンズ群および第2レンズ群に配置したズームレンズが記載されている。
また、従来提案されている監視カメラ用の変倍光学系としては、例えば、下記特許文献3〜5に記載のものがある。特許文献3には、物体側から順に、負の第1レンズ群と、絞りと、正の第2レンズ群とが配されてなり、第2レンズ群を光軸上で物体側に移動させることにより広角端から望遠端への変倍を行い、第2レンズ群の最も物体側に非球面レンズを配置した変倍光学系が記載されている。特許文献4には、物体側から順に、負の第1レンズ群と、絞りと、正の第2レンズ群とが配されてなり、広角端から望遠端への変倍において第1レンズ群と第2レンズ群とは互いの間隔を狭くするように移動し、第2レンズ群の最も像側にプラスチックレンズを配置した変倍光学系が記載されている。特許文献5には、物体側から順に、負の第1レンズ群と、絞りと、正の第2レンズ群とが配されてなり、広角端から望遠端への変倍において第1レンズ群と第2レンズ群とは互いの間隔を狭くするように移動し、少なくとも1枚の正のプラスチックレンズと少なくとも1枚の負のプラスチックレンズを第2レンズ群に配置した変倍光学系が記載されている。
特許第2901066号公報 特許第2856464号公報 特開2006−119574号公報 特開2008−310035号公報 特開2008−310133号公報
現在、監視カメラ用レンズは、広角、大口径比で高性能なレンズが主流であり、さらに近年では低コスト化が強く要求されている。低コスト化を進める1つの方法としてはプラスチックレンズの使用が挙げられる。しかしながら、上記特許文献1、2に記載の光学系は、プラスチックレンズを多用した構成ではあるが、F値が大きい、画角が小さい等の問題点がある。上記特許文献3に記載の光学系は、レンズが全てガラスレンズであり、特にガラス非球面レンズを使用しているため高コストとなっている。上記特許文献4、5に記載の光学系は、プラスチックレンズを採用しているが、最も像側に配置されている。最も像側のレンズを通過する光束は比較的細くなっており、プラスチックレンズはガラスレンズに比べて静電気によりゴミが付着しやすいため、このプラスチックレンズの光路上のレンズ面にゴミが付着した場合、画像への影響が大きいという問題点がある。
また、プラスチックレンズは、ガラスレンズより安価、軽量で、形状の自由度が高いという長所があるが、温度変化による屈折率の変化や体積の変化が大きいという短所もある。そのため、温度変化の大きい屋外で使用される監視カメラ用レンズには、プラスチックレンズの採用は困難であると考えられてきた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、小型、広角、大口径比および高性能を維持しながら、温度変化による性能劣化を抑制し、低コスト化を実現可能な変倍光学系および該変倍光学系を備えた撮像装置を提供することを目的とするものである。
本発明の変倍光学系は、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、絞りと、正の屈折力を有する第2レンズ群とからなり、第1レンズ群と第2レンズ群の光軸方向の間隔を変化させることにより変倍を行う変倍光学系であって、第1レンズ群が、物体側から順に、負レンズと、正レンズと、負レンズとからなり、第2レンズ群が、4枚のレンズからなり、第1レンズ群の最も像側の負レンズが、少なくとも1面の非球面が設けられた負の屈折力を有するプラスチックレンズであり、第2レンズ群の最も物体側のレンズが、少なくとも1面の非球面が設けられた正の屈折力を有するプラスチックレンズであり第1レンズ群の最も像側の負の屈折力を有するプラスチックレンズの焦点距離をfpnとし、第2レンズ群の最も物体側の正の屈折力を有するプラスチックレンズの焦点距離をfppとし、広角端における全系の焦点距離をfwとしたとき、下記条件式(1)、(2)を満たすことを特徴とするものである。
5.0<fpp/fw<7.5 … (1)
−7.0<fpn/fw<−6.0 … (2)
低コスト化のためにプラスチックレンズを用いる場合、温度変化時のプラスチックレンズによる性能変化を抑制する1つの方法として、プラスチックレンズの屈折力を弱くすることが考えられる。しかし、この方法では本発明の目的とする小型、広角、大口径比、高性能の光学系を実現することは困難になる。そこで、本発明の変倍光学系では、正の屈折力をもつプラスチックレンズと負の屈折力をもつプラスチックレンズの両方を備えるように構成し、温度変化による影響を打ち消し合うようにしている。これにより、プラスチックレンズの屈折力を弱くする必要はなくなり、設計の自由度が高まり、少ないレンズ枚数で良好な収差補正が可能になる。さらに、本発明の変倍光学系は、正、負のプラスチックレンズの屈折力の好適な範囲を設定することで、小型、広角、大口径比を維持しながら高い光学性能を実現するものである。
本発明の変倍光学系においては、第2レンズ群の最も物体側の正の屈折力を有するプラスチックレンズのd線におけるアッベ数をνdppとしたとき、下記条件式(3)を満たすことが好ましい。
52.0<νdpp<58.0 … (3)
本発明の変倍光学系においては、第1レンズ群の最も像側の負の屈折力を有するプラスチックレンズのd線におけるアッベ数をνdpnとしたとき、下記条件式(4)を満たすことが好ましい。
νdpn>54.0 … (4)
本発明の変倍光学系においては、広角端から望遠端への変倍において、第1レンズ群が、物体側から像側へ移動した後、像側から物体側へ移動するように構成されていることが好ましい。なお、ここでいう「移動」は像面を基準としたものである。
本発明の変倍光学系においては、全系の最も物体側のレンズおよび全系の最も像側のレンズが、プラスチック以外の材質からなることが好ましい。
なお、上述したレンズの屈折力の符号は、非球面レンズについては近軸領域におけるものとする。また、条件式(1)、(2)の焦点距離は近軸領域におけるものである。
なお、上述したレンズの枚数は、構成要素となるレンズの枚数である。例えば、材質の異なる複数の単レンズが接合された接合レンズにおけるレンズの枚数は、この接合レンズを構成する単レンズの枚数で表すことにする。
本発明の撮像装置は、上記記載の本発明の変倍光学系を備えたことを特徴とするものである。
本発明の変倍光学系は、物体側から順に、負の第1レンズ群と、絞りと、正の第2レンズ群とを備え、第1レンズ群と第2レンズ群の光軸方向の間隔を変化させることにより変倍を行うように構成した変倍光学系において、第1レンズ群が負のプラスチックレンズを備え、第2レンズ群が正のプラスチックを備えるよう構成し、これら負、正のプラスチックレンズの屈折力を好適に設定しているため、小型、広角、大口径比および高性能を維持しながら、温度変化による性能劣化を抑制し、低コスト化を実現することができる。
本発明の撮像装置は、本発明の変倍光学系を備えているため、小型で安価に構成でき、広い画角での撮像が可能であり、低照度や温度度変化が大きい環境でも高画質の映像を得ることができる。
図1(A)、図1(B)はそれぞれ本発明の実施例1の変倍光学系の広角端、望遠端におけるレンズ構成を示す断面図 図2(A)、図2(B)はそれぞれ本発明の実施例2の変倍光学系の広角端、望遠端におけるレンズ構成を示す断面図 図3(A)、図3(B)はそれぞれ本発明の実施例3の変倍光学系の広角端、望遠端におけるレンズ構成を示す断面図 図4(A)、図4(B)はそれぞれ本発明の実施例4の変倍光学系の広角端、望遠端におけるレンズ構成を示す断面図 図5(A)、図5(B)はそれぞれ本発明の実施例5の変倍光学系の広角端、望遠端におけるレンズ構成を示す断面図 図6(A)、図6(B)はそれぞれ本発明の実施例6の変倍光学系の広角端、望遠端におけるレンズ構成を示す断面図 図7(A)〜図7(H)は本発明の実施例1の変倍光学系の各収差図 図8(A)〜図8(H)は本発明の実施例2の変倍光学系の各収差図 図9(A)〜図9(H)は本発明の実施例3の変倍光学系の各収差図 図10(A)〜図10(H)は本発明の実施例4の変倍光学系の各収差図 図11(A)〜図11(H)は本発明の実施例5の変倍光学系の各収差図 図12(A)〜図12(H)は本発明の実施例6の変倍光学系の各収差図 本発明の実施形態にかかる撮像装置の概略構成図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1(A)および図1(B)は本発明の実施形態にかかる変倍光学系の一構成例を示す断面図であり、後述の実施例1の変倍光学系に対応している。図1(A)および図1(B)では、左側が物体側、右側が像側であり、図1(A)が広角端における無限遠合焦時のレンズ配置を示したものであり、図1(B)が望遠端における無限遠合焦時のレンズ配置を示したものである。
本実施形態の変倍光学系は、光軸Zに沿って、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、開口絞りStと、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とを備え、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の光軸方向の間隔を変化させることにより変倍を行うように構成されている。このような負のパワーが先行する構成は、広角化に適し、バックフォーカスの確保も比較的容易であるという特長を有している。なお、図1(A)、図1(B)に示す開口絞りStは必ずしも大きさや形状を表すものではなく、光軸Z上の位置を示すものである。
なお、変倍光学系を撮像装置に適用する際には、レンズを装着するカメラ側の構成に応じて、光学系と像面Simの間にカバーガラス、プリズム、赤外線カットフィルタやローパスフィルタなどの各種フィルタ等を配置することが好ましい。そこで、図1(A)、図1(B)では、これらを想定した平行平板状の光学部材PPを第2レンズ群G2と像面Simとの間に配置した例を示している。
図1(A)と図1(B)の間の矢印は、広角端から望遠端へ変倍するときの各レンズ群の移動軌跡を模式的に示すものである。ここで示す例のように、広角端から望遠端への変倍において、第1レンズ群G1が、物体側から像側へ移動した後、像側から物体側へ移動するように構成した場合には、変倍時も考慮した全系の光軸方向の長さを短くでき、全体をコンパクトにまとめることができる。
コンパクト性および性能を考慮すると、第1レンズ群G1を構成するレンズ枚数は最少3枚とすることが好ましく、第1レンズ群G1を3枚構成とする場合は2枚の負レンズと1枚の正レンズからなるように構成することが好ましい。図1(A)に示す例の第1レンズ群G1は、物体側から順に、負のレンズL11、正のレンズL12、負のレンズL13を配置した構成である。より具体的には例えば、第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズ、両凹レンズを配置した構成とすることができる。
本実施形態の変倍光学系の第1レンズ群G1は、1枚の負の屈折力を有するプラスチックレンズを有するように構成される。第1レンズ群G1が2枚の負レンズと1枚の正レンズからなる3枚構成であり、そのうち1枚の負レンズがプラスチックレンズである構成においては、そのパワー配列は、図1(A)に示す例のように物体側から順に、負レンズ、正レンズ、負レンズとすることが好ましい。以下に理由を説明する。
広角化のためには最も物体側に負レンズを配置すること、耐環境性の点から最も物体側のレンズはガラスレンズが好ましいことから、負のプラスチックレンズは第1レンズ群G1中において2番目あるいは3番目の配置となる。さらに、プラスチックレンズは成型の都合上、通常は外周にフランジ部をもつ形状となるため、レンズを配置する際、このフランジ部のためのスペースがガラスレンズよりも必要となる点を考慮しなくてはならない。
仮に、第1レンズ群G1が、物体側から順に配置された、負レンズ、負レンズ、正レンズからなり、2番目の負レンズをプラスチックレンズとした場合、フランジ部のスペース確保のために、2番目の負レンズと1番目の負レンズ、および2番目の負レンズと3番目の正レンズとの間隔を空けなければならなくなる。すると、この間隔のために球面収差、像面湾曲の補正が困難となり、大口径比および高い光学性能を実現することが難しくなる。
これに対して、第1レンズ群G1が、物体側から順に配置された、負レンズ、正レンズ、負レンズからなり、3番目の負レンズをプラスチックレンズとした場合には、3番目の負レンズとその2番目の正レンズの間隔を考慮すればよく、収差補正が行いやすくなるとともに、第1レンズ群G1の光軸方向の長さも短くすることができる。以上の理由から、負のプラスチックレンズは第1レンズ群G1の3番目、すなわち、最も像側に配置されることが好ましい。
第2レンズ群G2は、4枚のレンズからなるように構成することができ、この4枚のレンズは図1(A)に示す例のように、物体側から順に、正のレンズL21、正のレンズL22、負のレンズL23、正のレンズL24を配置した構成とすることができる。より詳しくは、例えば、第2レンズ群G2は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズ、両凸レンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、両凸レンズを配置した構成とすることができる。なお、上述した第1レンズ群G1、第2レンズ群G2の各レンズの屈折力の符号および形状は、非球面レンズについては、近軸領域におけるものである。
また、第2レンズ群G2は、1枚の正の屈折力を有するプラスチックレンズを有するように構成される。すなわち、本実施形態の変倍光学系は、第1レンズ群G1、第2レンズ群G2それぞれが、1枚の負のプラスチックレンズ、1枚の正のプラスチックレンズを有するように構成される。
プラスチックレンズは、ガラスレンズより安価、軽量で、形状の自由度が高いが、温度変化による性能変化がガラスレンズに比べ大きい。温度変化による性能変化の中でも屈折力の変化が顕著に表れやすい。そこで、本変倍光学系では、正、負両方の屈折力を有するプラスチックレンズを有するように構成している。これにより、温度が変化したときの正、負の各プラスチックレンズによる影響を打ち消し合って、全系における性能変化を抑制することができる。
なお、プラスチックレンズはガラスレンズと比べると製作上の不安定要素が多いため、1つのレンズ群中に複数のプラスチックレンズがあると、所望の光学性能が得られない等の不具合が生じた場合、原因の特定に時間や労力がかかり、高コストになってしまうことがある。複数のプラスチックレンズを第1レンズ群G1と第2レンズ群G2に分散配置すれば、上記のような製造上のリスクを回避できコスト的に有利となる。
各レンズ群に分けて負、正の屈折力を有するプラスチックレンズを配置する場合、負の屈折力を有するプラスチックレンズは負の屈折力を有するレンズ群に配置し、正の屈折力を有するプラスチックレンズは正の屈折力を有するレンズ群に配置することが好ましい。負レンズ群に含まれる正レンズ、正レンズ群に含まれる負レンズは、各負レンズ群、正レンズ群の中では枚数が少なく、重要な役割を果たしていることが多いため、仮にこのようなレンズをプラスチックレンズとすると、温度変化による影響が大きくなる虞がある。
第1レンズ群G1の負の屈折力を有するプラスチックレンズは、物体側、像側のうち少なくとも一方の面が非球面であることが好ましい。また、第2レンズ群G2の正の屈折力を有するプラスチックレンズは、物体側、像側のうち少なくとも一方の面が非球面であることが好ましい。非球面を持たせることで、収差補正上、有利になる。また、非球面を持たせるレンズをガラスレンズとする場合に比べて、プラスチックレンズとした方が安価に作製可能である。
第1レンズ群G1の負の屈折力を有するプラスチックレンズは、第1レンズ群G1の最も像側に位置することが好ましい。第2レンズ群G2の正の屈折力を有するプラスチックレンズは、第2レンズ群G2の最も物体側に位置することが好ましい。第1レンズ群G1の最も像側、第2レンズ群G2の最も物体側にそれぞれ負、正のプラスチックレンズを配置すれば、本変倍光学系のように異なるレンズ群に正、負のプラスチックレンズが分けて配置されていても、仮に光軸方向に温度勾配が生じた場合、正、負のプラスチックレンズの温度差をより小さなものにすることができる。
第1レンズ群G1の最も像側に負のプラスチックレンズを配置し、そのレンズに少なくとも1面の非球面を設けた場合には、像面湾曲の補正に有利となる。第2レンズ群G2の最も物体側に正のプラスチックレンズを配置し、そのレンズに少なくとも1面の非球面を設けた場合には、球面収差の補正が容易となり大口径比を実現しやすくなる。このようにプラスチックレンズを用い、さらに効果的に非球面を配置することで、低コスト化を図りながら、小型、広角、大口径比および高い光学性能を実現することができる。
高性能の光学系を得るため、本実施形態の変倍光学系においては、さらに各プラスチックレンズの屈折力の好適な範囲を規定している。本変倍光学系においては、第1レンズ群G1の負の屈折力を有するプラスチックレンズの焦点距離をfpnとし、第2レンズ群G2の正の屈折力を有するプラスチックレンズの焦点距離をfppとし、広角端における全系の焦点距離をfwとしたとき、下記条件式(1)、(2)を満たすように構成される。
5.0<fpp/fw<7.5 … (1)
−7.0<fpn/fw<−6.0 … (2)
条件式(1)の下限を下回ると、広角端で球面収差、像面湾曲が補正過剰になり、望遠端で球面収差、像面湾曲が補正不足になる。条件式(1)の上限を上回ると、広角端で球面収差、軸上色収差、倍率色収差の悪化が無視できない量となり、望遠端で倍率色収差が悪化する。
より好ましくは、下記条件式(1−1)を満たすことである。
5.4<fpp/fw<7.1 … (1−1)
条件式(2)の下限を下回ると、広角端で倍率色収差が悪化し、望遠端で球面収差が補正不足となり、軸上色収差が悪化する。条件式(2)の上限を上回ると、全域に渡って倍率色収差が悪化する。
より好ましくは、下記条件式(2−1)を満たすことである。
−6.8<fpn/fw<−6.2 … (2−1)
本変倍光学系においては、さらに以下に述べる構成を有することが好ましい。なお、好ましい態様としては、以下の構成の1つを有するものでもよく、あるいは任意の組合せを有するものでもよい。
第2レンズ群G2の正の屈折力を有するプラスチックレンズのd線(波長587.6nm)におけるアッベ数をνdppとしたとき、下記条件式(3)を満たすことが好ましい。特に、第2レンズ群G2の最も物体側に正の屈折力を有するプラスチックレンズが配置されており、該プラスチックレンズが下記条件式(3)を満たす場合には、より有効である。
条件式(3)の上限を上回ると、望遠端で軸上色収差が悪化し、条件式(3)の下限を下回ると、広角端での倍率色収差が悪化し性能が劣化する。
52.0<νdpp<58.0 … (3)
より好ましくは、下記条件式(3−1)を満たすことである。
54.0<νdpp<57.0 … (3−1)
第1レンズ群G1の負の屈折力を有するプラスチックレンズのd線におけるアッベ数をνdpnとしたとき、下記条件式(4)を満たすことが好ましい。特に、第1レンズ群G1の最も像側に負の屈折力を有するプラスチックレンズが配置されており、該プラスチックレンズが下記条件式(4)を満たす場合には、より有効である。条件式(4)の下限を下回ると、望遠端で軸上色収差が悪化し、無視できない量となる。
νdpn>54.0 … (4)
より好ましくは、下記条件式(4−1)を満たすことである。条件式(4−1)の上限を上回ると、広角端での倍率色収差が悪化する。
54.0<νdpn<57.0 … (4−1)
第2レンズ群G2の正の屈折力を有するプラスチックレンズのe線(波長546.07nm)における温度上昇1度当たりの屈折率の変化をpp(dn/dT)としたとき、下記条件式(5)を満たすことが好ましい。条件式(5)を満たす材質を選択することで、温度変化による性能変化を抑制することができる。
−1.2×10−4<pp(dn/dT)<−8.8×10−5 … (5)
より好ましくは、下記条件式(5−1)を満たすことである。
−10.0×10−5<pp(dn/dT)<−9.0×10−5 … (5−1)
第1レンズ群G1の負の屈折力を有するプラスチックレンズのe線における温度上昇1度当たりの屈折率の変化をpn(dn/dT)としたとき、下記条件式(6)を満たすことが好ましい。条件式(6)を満たす材質を選択することで、温度変化による性能変化を抑制することができる。
−1.2×10−4<pn(dn/dT)<−8.8×10−5 … (6)
より好ましくは、下記条件式(6−1)を満たすことである。
−10.0×10−5<pn(dn/dT)<−9.0×10−5 … (6−1)
本変倍光学系に耐環境性を求められる場合には、全系の最も物体側のレンズおよび全系の最も像側のレンズが、プラスチック以外の材質で構成されていることが好ましい。最も物体側に配置されるレンズは、監視カメラの用途等で屋外で使用される場合は、常に太陽光に晒されるため、プラスチックレンズで構成すると、劣化や変質が懸念される。また、プラスチックは、ガラスに比べ静電気等によりゴミが付着しやすいことから、最も像側に配置されるレンズをプラスチックレンズとした場合には、ゴミの付着による画像の劣化が懸念される。
本変倍光学系が、監視カメラ用途等の厳しい環境で使用され、温度変化による性能変化を極力低減したい場合には、本変倍光学系に含まれるプラスチックレンズは、第1レンズ群G1の負のプラスチックレンズと第2レンズ群G2の正のプラスチックレンズの2枚のみとしてもよい。あるいは、低コスト化や軽量化を重視する場合には、本変倍光学系に含まれるプラスチックレンズは3枚以上としてもよい。
本変倍光学系が厳しい環境において使用される場合には、保護用の多層膜コートが施されることが好ましい。さらに、保護用コート以外にも、使用時のゴースト光低減等のための反射防止コートを施すようにしてもよい。
図1(A)および図1(B)に示す例では、レンズ系と結像面との間に光学部材PPを配置した例を示したが、ローパスフィルタや特定の波長域をカットするような各種フィルタ等を配置する代わりに、各レンズの間にこれらの各種フィルタを配置してもよく、あるいは、いずれかのレンズのレンズ面に、各種フィルタと同様の作用を有するコートを施してもよい。
次に、本発明の変倍光学系の数値実施例について説明する。実施例1の変倍光学系のレンズ断面図は図1(A)、図1(B)に示したものである。実施例2のレンズ断面図を図2(A)、図2(B)に、実施例3のレンズ断面図を図3(A)、図3(B)に、実施例4のレンズ断面図を図4(A)、図4(B)に、実施例5のレンズ断面図を図5(A)、図5(B)に、実施例6のレンズ断面図を図6(A)、図6(B)に示す。これら実施例2〜6のレンズ断面図の図示方法は前述した実施例1のレンズ断面図のものと同様である。
実施例1の変倍光学系のレンズデータを表1に、ズームに関するデータを表2に、非球面データを表3に示す。同様に、実施例2〜6の変倍光学系のレンズデータ、ズームに関するデータ、非球面データをそれぞれ表4〜表18に示す。以下では、表中の記号の意味について、実施例1のものを例にとり説明するが、実施例2〜6のものについても基本的に同様である。
表1のレンズデータにおいて、Siの欄には最も物体側の構成要素の面を1番目として像側に向かうに従い順次増加するi番目(i=1、2、3、…)の面番号を示し、Riの欄にはi番目の面の曲率半径を示し、Diの欄にはi番目の面とi+1番目の面との光軸Z上の面間隔を示している。また、Ndjの欄には最も物体側の光学要素を1番目として像側に向かうに従い順次増加するj番目(j=1、2、3、…)の光学要素のd線(波長587.6nm)に対する屈折率を示し、νdjの欄にはj番目の光学要素のd線に対するアッベ数を示している。なお、曲率半径の符号は、物体側に凸の場合を正、像側に凸の場合を負としている。レンズデータには、開口絞りSt、光学部材PP、像面も含めて示している。開口絞りSt、像面Simに相当する面の面番号の欄には面番号とともにそれぞれ(開口絞り)、(像面)という語句を記載している。
表1のレンズデータにおいて、変倍時に間隔が変化する面間隔の欄にはそれぞれ可変1、可変2、可変3と記載している。可変1は第1レンズ群G1と開口絞りStとの間隔であり、可変2は開口絞りStと第2レンズ群G2との間隔であり、可変3は第2レンズ群G2と光学部材PPとの間隔である。
表2のズームに関するデータに、広角端と望遠端における、d線に対する全系の焦点距離、F値、全画角、可変1、可変2、可変3の値を示す。レンズデータおよびズームに関するデータにおいて、角度の単位としては度を用い、長さの単位としてはmmを用いているが、光学系は比例拡大又は比例縮小して使用することが可能なため、他の適当な単位を用いることもできる。
表1のレンズデータでは、非球面は面番号に*印を付しており、非球面の曲率半径として近軸の曲率半径の数値を示している。表3の非球面データは、これら非球面に関する非球面係数を示すものである。表3の非球面データの数値の「E−n」(n:整数)は「×10−n」を意味し、「E+n」は「×10」を意味する。非球面係数は、以下の式で表される非球面式における各係数K、Am(m=2、3、4、…20)の値である。
Zd=C・h/{1+(1−K・C・h1/2}+ΣAm・h
ただし、
Zd:非球面深さ(高さhの非球面上の点から、非球面頂点が接する光軸に垂直な平面に下ろした垂線の長さ)
h:高さ(光軸からのレンズ面までの距離)
C:近軸曲率
K、Am:非球面係数(m=2、3、4、…20)
Figure 0005535761
Figure 0005535761
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Figure 0005535761
Figure 0005535761
Figure 0005535761
実施例1の変倍光学系の概略構成は以下のとおりである。実施例1の変倍光学系は、物体側から順に、第1レンズ群G1が、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状のレンズL11、像側に凸面を向けた正メニスカス形状のレンズL12、近軸領域で両凹形状のレンズL13の3枚構成であり、第2レンズ群G2が、近軸領域で物体側に凸面を向けた正メニスカス形状のレンズL21、両凸形状のレンズL22、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状のレンズL23、両凸形状のレンズL24の4枚構成である。非球面はレンズL13の両側の面およびレンズL21の両側の面に施されている。レンズL13およびレンズL21はプラスチックレンズである。開口絞りStは変倍時に固定されている。実施例2〜6の変倍光学系の概略構成も上述した実施例1のものと同様である。
実施例1の変倍光学系の広角端における球面収差、非点収差、ディストーション(歪曲収差)、倍率色収差(倍率の色収差)をそれぞれ図7(A)〜図7(D)に示し、望遠端における球面収差、非点収差、ディストーション(歪曲収差)、倍率色収差(倍率の色収差)をそれぞれ図7(E)〜図7(H)に示す。各収差図はd線を基準としたものであるが、球面収差図ではg線(波長435.8nm)とC線(波長656.3nm)に関する収差も示し、倍率色収差図ではg線とC線に関する収差を示す。非点収差図では、サジタル方向については実線で、タンジェンシャル方向については点線で示している。球面収差図のFno.はF値を意味し、その他の収差図のωは半画角を意味する。
同様に、実施例2の変倍光学系の広角端、望遠端における各収差図を図8(A)〜図8(H)に示し、実施例3の変倍光学系の広角端、望遠端における各収差図を図9(A)〜図9(H)に示し、実施例4の変倍光学系の広角端、望遠端における各収差図を図10(A)〜図10(H)に示し、実施例5の変倍光学系の広角端、望遠端における各収差図を図11(A)〜図11(H)に示し、実施例6の変倍光学系の広角端、望遠端における各収差図を図12(A)〜図12(H)に示す。
実施例1〜6の変倍光学系の条件式(1)〜(6)に対応する値を表19に示す。なお、表19の値のうち、条件式(1)〜(4)に関するものはd線に対するものであり、条件式(5)、(6)に関するものはe線に対するものである。
Figure 0005535761
実施例1〜6の変倍光学系は全て、2枚のプラスチックレンズを含む7枚構成のレンズ系であり、小型で安価に作製可能である。また、実施例1〜6の変倍光学系は全て、条件式(1)〜(6)を満たし、広角端でのF値が1.3程度の大口径比を維持しつつ、広角端での全画角が122°〜130°と広角であり、各収差が良好に補正されて高い光学性能を有する。
図13に、本発明の実施形態の撮像装置の一例として、本発明の実施形態の変倍光学系を用いた撮像装置の概略構成図を示す。撮像装置としては、例えば、監視カメラ、ビデオカメラ、電子スチルカメラ等を挙げることができる。
図13に示す撮像装置10は、変倍光学系1と、変倍光学系1の像側に配置されたフィルタ2と、変倍光学系によって結像される被写体の像を撮像する撮像素子3と、撮像素子3からの出力信号を演算処理する信号処理部4を備える。変倍光学系1は、負の第1レンズ群G1と、開口絞りStと、正の第2レンズ群G2を有するものであり、図13では各レンズ群を概念的に示している。撮像素子3は、変倍光学系1により形成される光学像を電気信号に変換するものであり、その撮像面は変倍光学系の像面に一致するように配置される。撮像素子3としては例えばCCDやCMOS等を用いることができる。
また、撮像装置10は、変倍光学系1の変倍を行うためのズーム制御部5と、変倍光学系1のフォーカスを調整するためのフォーカス制御部6と、開口絞りStの絞り径を変更するための絞り制御部7を備える。なお、図13では、第1レンズ群G1を移動させることによりフォーカス調整する場合の構成を示しているが、本発明のフォーカス調整方法は必ずしもこの例に限定されない。
以上、実施形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態および実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、各レンズ成分の曲率半径、面間隔、屈折率、アッベ数、非球面係数等の値は、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得るものである。
1 変倍光学系
2 フィルタ
3 撮像素子
4 信号処理部
5 ズーム制御部
6 フォーカス制御部
7 絞り制御部
10 撮像装置
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
L11、L12、L13、L21、L22、L23、L24 レンズ
PP 光学部材
Sim 像面
St 開口絞り
Z 光軸

Claims (6)

  1. 物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、絞りと、正の屈折力を有する第2レンズ群とからなり、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の光軸方向の間隔を変化させることにより変倍を行う変倍光学系であって、
    前記第1レンズ群が、物体側から順に、負レンズと、正レンズと、負レンズとからなり、
    前記第2レンズ群が、4枚のレンズからなり、
    前記第1レンズ群の最も像側の前記負レンズが、少なくとも1面の非球面が設けられた負の屈折力を有するプラスチックレンズであり、前記第2レンズ群の最も物体側のレンズが、少なくとも1面の非球面が設けられた正の屈折力を有するプラスチックレンズであり
    前記負の屈折力を有するプラスチックレンズの焦点距離をfpnとし、前記正の屈折力を有するプラスチックレンズの焦点距離をfppとし、広角端における全系の焦点距離をfwとしたとき、下記条件式(1)、(2)を満たすことを特徴とする変倍光学系。
    5.0<fpp/fw<7.5 … (1)
    −7.0<fpn/fw<−6.0 … (2)
  2. 前記正の屈折力を有するプラスチックレンズのd線におけるアッベ数をνdppとしたとき、下記条件式(3)を満たすものであることを特徴とする請求項記載の変倍光学系。
    52.0<νdpp<58.0 … (3)
  3. 前記負の屈折力を有するプラスチックレンズのd線におけるアッベ数をνdpnとしたとき、下記条件式(4)を満たすものであることを特徴とする請求項1または2記載の変倍光学系。
    νdpn>54.0 … (4)
  4. 広角端から望遠端への変倍において、前記第1レンズ群が、物体側から像側へ移動した後、像側から物体側へ移動するように構成されていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の変倍光学系。
  5. 全系の最も物体側のレンズおよび全系の最も像側のレンズが、プラスチック以外の材質からなることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の変倍光学系。
  6. 請求項1からのいずれか1項に記載の変倍光学系を備えたことを特徴とする撮像装置。
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