JP5363283B2 - 変倍光学系および撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ビデオカメラや電子スチルカメラ等に用いられる変倍光学系および撮像装置に関し、特に監視カメラ用途として好適で、可視域および近赤外の双方において使用可能な変倍光学系および該変倍光学系を備えた撮像装置に関するものである。
従来、防犯や記録等の目的で監視カメラが用いられている。このような監視カメラ用の光学系としては、小型かつ安価に構成可能で、低照度の撮影条件下でも被写体を特定できるように大口径比であり、高い光学性能を有することが要求される。また、近年では変倍機能付きの監視カメラの需要が高まっていることから、変倍光学系が主流になりつつある。監視カメラに使用可能な変倍光学系としては、例えば、下記特許文献1に記載されているような、負の屈折力を有する第1レンズ群と正の屈折力を有する第2レンズ群により構成される2群ズームの光学系が知られている。特許文献1に記載の変倍光学系は、第1レンズ群および第2レンズ群ともに3枚のレンズからなり、非常にコンパクトな構成となっている。
一方、監視カメラでは、昼間は可視光による撮影を行い、夜間は近赤外による撮影を行うことが多いため、可視域と近赤外域の双方に対応可能なことが求められている。そのため、レンズ系としては、可視域から近赤外域まで色収差が良好に補正されていることが必要となる。可視域および近赤外域で両用可能な変倍光学系としては、例えば、下記特許文献2に記載のものが知られている。特許文献2に記載の変倍光学系は、2群ズーム構成であり、第1レンズ群および第2レンズ群ともに4枚のレンズからなり、可視域と近赤外域で良好に収差補正されている。
特開2006−251437号公報 特開2006−91643号公報
ところで、上記分野のカメラの多くにはCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子が搭載されている。近年では撮像素子の高画素化が進み、これに伴い、監視カメラ用途においてもより高画質な映像が望まれるようになっている。特に100万画素以上の撮像素子に対応可能な高性能の変倍光学系を望む声が高まっている。しかしながら、従来の光学系では、監視カメラ用途に必要な大口径比とコンパクト性を維持しつつ、近年の高画素化に対応可能なより高性能の光学系を実現することは困難であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、大口径比とコンパクト性を維持しながら、近年の高画素化に対応可能な高い光学性能を保持し、可視域および近赤外域で両用可能な変倍光学系および該変倍光学系を備えた撮像装置を提供することを目的とするものである。
本発明の第1の変倍光学系は、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、絞りと、正の屈折力を有する第2レンズ群とが配されてなり、第1レンズ群と第2レンズ群の光軸方向の間隔を変化させることにより変倍を行い、該変倍に伴う像面位置の補正を第1レンズ群を光軸方向に移動させることにより行うように構成された変倍光学系であって、第2レンズ群が、物体側から順に、第2レンズ群の最も物体側に配置されて物体側の面が非球面であり中心部で凸形状の非球面レンズと、いずれか一方が正レンズで他方が負レンズの2枚のレンズを接合してなる接合レンズと、像側に凹面を向けた負レンズと、物体側に凸面を向けた正レンズとからなり、第2レンズ群の前記非球面レンズの物体側の面は、中心部から周辺に向かうに従い正のパワーが弱くなる形状、または、中心部から周辺の間に変曲点をもち、中心部から変曲点の間では中心部から離れるに従い正のパワーが弱くなり、変曲点から周辺の間では周辺に向かうに従い負のパワーが強くなる形状であり、第2レンズ群の前記非球面レンズのe線における屈折率とd線におけるアッベ数をそれぞれNe5、νd5とし、第2レンズ群の接合レンズを構成する正レンズのd線におけるアッベ数をνd7としたとき、下記条件式(1)、(2)、(5)を満たすことを特徴とするものである。
Ne5<1.53 (1)
νd5>75 (2)
νd7>75 (5)
また、本発明の第2の変倍光学系は、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、絞りと、正の屈折力を有する第2レンズ群とが配されてなり、第1レンズ群と第2レンズ群の光軸方向の間隔を変化させることにより変倍を行い、該変倍に伴う像面位置の補正を第1レンズ群を光軸方向に移動させることにより行うように構成された変倍光学系であって、第2レンズ群が、物体側から順に、第2レンズ群の最も物体側に配置されて物体側の面が非球面であり中心部で凸形状の非球面レンズと、いずれか一方が正レンズで他方が負レンズの2枚のレンズを接合してなる接合レンズと、像側に凹面を向けた負レンズと、物体側に凸面を向けた正レンズとからなり、第2レンズ群の前記非球面レンズの物体側の面は、中心部から周辺に向かうに従い正のパワーが弱くなる形状、または、中心部から周辺の間に変曲点をもち、中心部から変曲点の間では中心部から離れるに従い正のパワーが弱くなり、変曲点から周辺の間では周辺に向かうに従い負のパワーが強くなる形状であり、第2レンズ群の前記非球面レンズのe線における屈折率とd線におけるアッベ数をそれぞれNe5、νd5とし、第2レンズ群の前記像側に凹面を向けた負レンズのe線における屈折率をNe8としたとき、下記条件式(1)、(2)、(4)を満たすことを特徴とするものである。
Ne5<1.53 (1)
νd5>75 (2)
Ne8>1.95 (4)
なお、上記の「いずれか一方が正レンズで他方が負レンズ」、「像側に凹面を向けた負レンズ」、「物体側に凸面を向けた正レンズ」は、当該レンズが非球面レンズの場合は近軸領域におけるものとする。
なお、面のある点におけるパワーとは、ある点における該面の法線と光軸との交点をとり、該交点と上記ある点とを結ぶ線分の長さを曲率半径としてRとおき、面の物体側の屈折率をN1とし、像側の屈折率をN2としたとき、(N2−N1)/Rで表されると考えることができる。その際に、曲率半径Rの符号は、上記交点が面の像側にあるときを正とし、面の物体側にあるときを負とすることにする。
なお、上記「中心部」とは光軸近傍における部分のことである。また、上記「周辺」は有効径の範囲内におけるものであり、有効径の範囲より外側は含まれないものとする。本発明において、ある面の「有効径」とは、仕様に基づいて最大径まで軸上光束および軸外光束を入射させたとき、これら光束に含まれる光線の中で最も外側の光線の光線高で決まる径である。なお、仕様は、F値、画角、像高等であり、所定の光線を遮光する絞りの径も含むものとする。
本発明の変倍光学系においては、第2レンズ群の前記非球面レンズの近軸焦点距離をf5とし、第2レンズ群の焦点距離をfG2としたとき、下記条件式(3)を満たすことが好ましい。
1.05<f5/fG2<1.65 (3)
本発明の変倍光学系においては、絞りが変倍時に固定されているものであることが好ましい。
本発明の撮像装置は、上記記載の本発明の変倍光学系を備えたことを特徴とするものである。
本発明によれば、物体側から順に負の屈折力を有する第1レンズ群と、絞りと、正の屈折力を有する第2レンズ群とを備え、第1レンズ群と第2レンズ群の光軸方向の間隔を変化させることにより変倍を行い、該変倍に伴う像面位置の補正を第1レンズ群を光軸方向に移動させることにより行うように構成した変倍光学系において、第2レンズ群の構成を好適に設定し、特に第2レンズ群の最も物体側に非球面レンズを配置してこの非球面レンズの形状および材料を好適に設定しているため、可視域および近赤外域で両用可能であり、コンパクト性と大口径比を維持しながら、近年の高画素化に対応可能な高い光学性能を保持する変倍光学系を実現することができる。
また、本発明の撮像装置は、本発明の変倍光学系を備えているため、可視域および近赤外域で両用可能であり、コンパクト性に優れ、低照度での撮影が可能であり、高画質の映像を得ることができる。
本発明の一実施形態にかかる変倍光学系の構成と軸上光束の光路を示す断面図 本発明の実施例1の変倍光学系のレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例2の変倍光学系のレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例3の変倍光学系のレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例4の変倍光学系のレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例5の変倍光学系のレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例6の変倍光学系のレンズ構成を示す断面図 図8(A)〜図8(F)は本発明の実施例1の変倍光学系の縦収差図 図9(A)〜図9(I)は本発明の実施例1の変倍光学系の広角端における横収差図 図10(A)〜図10(I)は本発明の実施例1の変倍光学系の望遠端における横収差図 図11(A)〜図11(F)は本発明の実施例2の変倍光学系の縦収差図 図12(A)〜図12(I)は本発明の実施例2の変倍光学系の広角端における横収差図 図13(A)〜図13(I)は本発明の実施例2の変倍光学系の望遠端における横収差図 図14(A)〜図14(F)は本発明の実施例3の変倍光学系の縦収差図 図15(A)〜図15(I)は本発明の実施例3の変倍光学系の広角端における横収差図 図16(A)〜図16(I)は本発明の実施例3の変倍光学系の望遠端における横収差図 図17(A)〜図17(F)は本発明の実施例4の変倍光学系の縦収差図 図18(A)〜図18(I)は本発明の実施例4の変倍光学系の広角端における横収差図 図19(A)〜図19(I)は本発明の実施例4の変倍光学系の望遠端における横収差図 図20(A)〜図20(F)は本発明の実施例5の変倍光学系の縦収差図 図21(A)〜図21(I)は本発明の実施例5の変倍光学系の広角端における横収差図 図22(A)〜図22(I)は本発明の実施例5の変倍光学系の望遠端における横収差図 図23(A)〜図23(F)は本発明の実施例6の変倍光学系の縦収差図 図24(A)〜図24(I)は本発明の実施例6の変倍光学系の広角端における横収差図 図25(A)〜図25(I)は本発明の実施例6の変倍光学系の望遠端における横収差図 本発明の実施形態にかかる撮像装置の概略構成を示す斜視図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる変倍光学系1の構成例を示す断面図であり、後述の実施例1の変倍光学系に対応している。図1においては、左側が物体側、右側が像側であり、無限遠の距離にある物体からの軸上光束2も合わせて示してある。
変倍光学系1は、光軸Zに沿って、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、開口絞りStと、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とを備え、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の光軸方向の間隔を変化させることにより広角端から望遠端への変倍を行い、その変倍に伴う像面位置の補正を第1レンズ群G1を光軸方向に移動させることにより行うように構成されている。図1に示す例では開口絞りStは変倍時に固定されている。なお、図1に示す開口絞りStは必ずしも大きさや形状を表すものではなく、光軸Z上の位置を示すものである。このような負のパワーが先行する構成は、広角化に適し、バックフォーカスの確保も比較的容易であるという特長を有している。
図1では、変倍光学系1が撮像装置に適用される場合を考慮して、変倍光学系1の結像面Simに配置される撮像素子5も図示している。また、変倍光学系1を撮像装置に適用する際には、レンズを装着するカメラ側の構成に応じて、光学系と結像面の間にカバーガラス、プリズム、赤外線カットフィルタやローパスフィルタなどの各種フィルタを配置することが好ましいため、図1では、これらを想定した平行平板状の光学部材PPを第2レンズ群G2と撮像素子5との間に配置した例を示している。
本変倍光学系の第1レンズ群G1は、例えば図1に示す例のように、物体側から順に、像側の面が凹面である負のレンズL1と、像側の面が凹面である負のレンズL2と、像側の面が凸面である正のレンズL3と、物体側の面が凹面である負のレンズL4とが配列された4枚のレンズからなるように構成することができる。第1レンズ群G1をこのような構成とすることにより、小型化を図りながら、コマ収差および像面湾曲を低減して高性能な変倍光学系を実現することが容易となる。
より詳しくは図1に示す例では、レンズL1は物体側に凸面を向けたメニスカス形状であり、レンズL2は物体側に凸面を向けたメニスカス形状であり、レンズL3は両凸形状であり、レンズL4は近軸領域で像側に凸面を向けたメニスカス形状である。レンズL1、レンズL2と2枚の負メニスカスレンズを配置することで、第1レンズ群G1に必要な負のパワーを分散することができ、また、コマ収差および像面湾曲の良好な補正が容易になる。
第1レンズ群G1のレンズL4は、図1に示す例のように像側の面が非球面の非球面レンズとすることが好ましい。このように第1レンズ群G1の最も像側に非球面レンズを配置することでコマ収差を良好に補正することが可能となり、小型で高性能の光学系を実現することが容易となる。
レンズL4の像側の非球面は、軸上光束2の最外光線3が通る位置より外側(光軸から離れる方向の側)の領域において、光軸近傍よりも正のパワーが強い部分を有するように構成することが好ましい。このような構成とすることにより、軸外収差、特にコマ収差を良好に補正することが可能となり、小型で解像度の高い高性能の光学系を実現することが容易となる。レンズL4の像側の面形状としては例えば、光軸から周辺に向かうに従い、正のパワーが強くなるように構成してもよく、あるいは、最外光線3が通る位置より外側の領域内の一部分のみで光軸近傍よりも強い正のパワーを持つようにしてもよい。
また、レンズL4は、物体側の面も非球面であるように構成してもよく、この場合には、より高性能化を図ることができる。
本変倍光学系では、第2レンズ群G2の最も物体側に、物体側の面が非球面であり中心部で凸形状のレンズL5を配置するようにしている。このレンズL5の物体側の面は、中心部から周辺に向かうに従い正のパワーが弱くなる形状、または、中心部から周辺の間に変曲点をもち、中心部から変曲点の間では中心部から離れるに従い正のパワーが弱くなり、変曲点から周辺の間では周辺に向かうに従い負のパワーが強くなる形状となるように構成される。なお、変曲点とは、曲率の符号が変わる点である。
第2レンズ群G2の最も物体側に非球面のレンズL5を配置して、その物体側の面形状を上記のような形状とすることにより、球面収差を低減して監視カメラ等に必要とされる例えばF値が1.3程度の大口径比を確保することができるとともに、小型に構成しながら高性能化を実現することができる。
さらに、レンズL5は、このレンズのe線における屈折率とd線におけるアッベ数をそれぞれNe5、νd5としたとき、下記条件式(1)、(2)を満たすように構成される。
Ne5<1.53 (1)
νd5>75 (2)
現在使用可能な光学材料の中で条件式(1)、(2)を満たすような材料を選択すると、異常分散性が高い材料を選択することができ、球面収差を良好に補正した上で、軸上色収差を低減することができる。例えば可視域(約400nm〜700nm)および近赤外域(約700nm〜1000nm)の両方の波長帯域で使用可能な変倍光学系を実現することができる。
変倍光学系1の第2レンズ群G2は、物体側から順に、上記構成のレンズL5と、いずれか一方が正レンズで他方が負レンズの2枚のレンズを接合してなる接合レンズLCと、像側の面が凹面である負のレンズL8と、物体側の面が凸面である正のレンズL9とを備えるように構成される。図1に示す例の第2レンズ群G2の接合レンズLCは、物体側から順に、負のレンズL6および正のレンズL7を配置したものであるが、負レンズと正レンズの順番を逆にして接合レンズLCを構成してもよい。また、小型化を重視する場合は、第2レンズ群G2は上記5枚のレンズからなる5枚構成とすることが好ましい。
レンズL5の上記構成に加え、第2レンズ群G2を上述した接合レンズLC、レンズL8、レンズL9を含むように構成することにより、球面収差、コマ収差、像面湾曲を抑制することができ、コンパクト性と大口径比を維持しながら、近年の高画素化に対応可能な高い光学性能を実現することができる。
例えば図1に示す例の第2レンズG2は、物体側から順に、両側の面が非球面であり近軸領域で正の屈折力をもつレンズL5と、負メニスカス形状のレンズL6および両凸形状のレンズL7からなる接合レンズLCと、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状のレンズL8と、物体側に凸面を向けた正メニスカス形状のレンズL9とが配されてなる5枚のレンズで構成されている。
このように、第2レンズ群G2の最も物体側に配置されるレンズL5の両面を非球面とすることで、負の屈折力を有する第1レンズ群G1からの発散光を収束させながら、片面のみ非球面にする場合よりもさらに球面収差を良好に補正することができる。第2レンズ群G2が接合レンズLCを含むように構成することで、色収差の補正に有利となり、可視域から近赤外域までの広い波長帯域での良好な収差補正が容易となる。像側に配置されるレンズL8およびレンズL9をともに物体側に凸面を向けたメニスカス形状とすることで、良好な像面湾曲の補正に有利となる。また、像側に配置されるメニスカス形状のこれら2枚のレンズを負のレンズ、正のレンズとすることで、球面収差およびコマ収差を含めた諸収差の補正に有利となる。
変倍光学系1においては、第2レンズ群G2のレンズL5の近軸焦点距離をf5とし、第2レンズ群の焦点距離をfG2としたとき、下記条件式(3)を満たすことが好ましい。
1.05<f5/fG2<1.65 (3)
条件式(3)は、第2レンズ群G2におけるレンズL5の近軸のパワーの割合に関する式である。条件式(3)の下限を下回ると、レンズL5の近軸のパワーが強くなりすぎて球面収差、コマ収差が増大してしまう。条件式(3)の上限を上回ると、軸上色収差が補正不足になる。条件式(3)を満たすように構成することで、高い光学性能を有し、可視域および近赤外域で両用可能な変倍光学系を実現することができる。
さらに、下記条件式(3−2)を満たすことがより好ましい。条件式(3−2)を満たすことで、条件式(3)を満たすことにより得られる効果をさらに高めることができる。
1.20<f5/fG2<1.50 (3−2)
また、変倍光学系1においては、第2レンズ群G2のレンズL8のe線における屈折率をNe8としたとき、下記条件式(4)を満たすことが好ましい。
Ne8>1.95 (4)
条件式(4)を満たすように構成することで、球面収差およびコマ収差を低減することができ、大口径比を維持しながら高解像の光学系を実現することができる。第2レンズ群G2のレンズL5、接合レンズLCを通過した光は、収束光としてレンズL8に入射する。光学系の小型化を図りつつ良好に収差補正するためには、図1に示す例のように、レンズL8を物体側に凸面を向けたメニスカス形状とし、レンズL8の物体側の面および像側の面それぞれに強いパワーを持たせることが好ましい。しかし、レンズL8の各面のパワーを強くするために曲率半径の絶対値を小さくすると発生する収差量が増大してしまうため、レンズL8の材質として屈折率の高いものを用いることが好ましく、条件式(4)を満たすことが好ましい。
また、変倍光学系1においては、第2レンズ群G2の接合レンズLCを構成する正のレンズ(図1に示す例ではレンズL7)のd線におけるアッベ数をνd7としたとき、下記条件式(5)を満たすことが好ましい。
νd7>75 (5)
現在使用可能な光学材料の中で条件式(5)を満たすような材料を選択すると、異常分散性が高い材料を選択することができる。色収差補正に有効な接合レンズを構成する正レンズの材料としてこのような材料を選択することで、色収差を低減することができ、可視域(約400nm〜700nm)および近赤外域(約700nm〜1000nm)で両用可能な変倍光学系を実現することができる。また、条件式(2)に加え、条件式(5)も満たすようにすれば、第2レンズ群G2は異常分散性が高い材料のレンズを少なくとも2枚有することができ、より高い色収差補正効果を得ることができる。
変倍光学系1が例えば屋外等の厳しい環境において使用される場合には、最も物体側に配置されるレンズには、風雨による表面劣化、直射日光による温度変化に強く、さらには油脂・洗剤等の化学薬品に強い材料、すなわち耐水性、耐候性、耐酸性、耐薬品性等が高い材料を用いることが好ましく、さらには堅く、割れにくい材料を用いることが好ましい。以上のことから最も物体側に配置される材料としては、具体的にはガラスを用いることが好ましく、あるいは透明なセラミックスを用いてもよい。
変倍光学系1が厳しい環境において使用される場合には、最も物体側に配置されるレンズに限らず、他のレンズもガラス材料からなるようにしてもよい。また、変倍光学系1が厳しい環境において使用される場合には、保護用の多層膜コートが施されることが好ましい。さらに、保護用コート以外にも、使用時のゴースト光低減等のための反射防止コートを施すようにしてもよい。
図1に示す例では、レンズ系と結像面との間に光学部材PPを配置した例を示したが、ローパスフィルタや特定の波長域をカットするような各種フィルタ等を配置する代わりに、各レンズの間にこれらの各種フィルタを配置してもよく、あるいは、いずれかのレンズのレンズ面に、各種フィルタと同様の作用を有するコートを施してもよい。
次に、本発明の変倍光学系の数値実施例について説明する。実施例1〜6の変倍光学系のレンズ断面図をそれぞれ図2〜図7に示す。図2〜図7において、左側が物体側、右側が像側であり、上段に広角端におけるレンズ配置を示し、下段に望遠端におけるレンズ配置を示し、光学部材PPも合わせて示してある。図2〜図7に図示されている開口絞りStは必ずしも大きさや形状を表すものではなく、光軸Z上の位置を示すものである。
実施例1の変倍光学系のレンズデータを表1に、各種データを表2に、非球面データを表3に示す。同様に、実施例2〜6の変倍光学系のレンズデータ、各種データ、非球面データを表4〜表18に示す。以下では、表中の記号の意味について、実施例1のものを例にとり説明するが、実施例2〜6のものについても基本的に同様である。
表1のレンズデータにおいて、Siの欄には最も物体側の構成要素の面を1番目として像側に向かうに従い順次増加するi番目(i=1、2、3、…)の面番号を示し、Riの欄にはi番目の面の曲率半径を示し、Diの欄にはi番目の面とi+1番目の面との光軸Z上の面間隔を示している。また、Nejの欄には最も物体側の光学要素を1番目として像側に向かうに従い順次増加するj番目(j=1、2、3、…)の光学要素のe線(波長546.07nm)に対する屈折率を示し、νdjの欄にはj番目の光学要素のd線(波長587.6nm)に対するアッベ数を示している。なお、曲率半径の符号は、物体側に凸の場合を正、像側に凸の場合を負としている。レンズデータには、開口絞りStおよび光学部材PPも含めて示しており、開口絞りStに相当する面の曲率半径の欄に(開口絞り)という語句を記載している。
表1のレンズデータにおいて、変倍時に間隔が変化する面間隔の欄にはそれぞれ可変1、可変2と記載している。可変1は第1レンズ群G1と開口絞りStとの間隔であり、可変2は開口絞りStと第2レンズ群G2との間隔である。
表2の各種データに、広角端と望遠端における、e線に対する全系の焦点距離、F値、全画角、可変1、可変2の値を示す。レンズデータおよび各種データにおける角度の単位としては度を用い、長さの単位としてはmmを用いているが、光学系は比例拡大又は比例縮小しても同等の光学性能が得られるので、他の適当な単位を用いることもできる。
表1のレンズデータでは、非球面は面番号に*印を付しており、非球面の曲率半径として近軸の曲率半径の数値を示している。表3の非球面データは、これら非球面に関する非球面係数を示すものである。表3の非球面データの数値の「E−n」(n:整数)は「×10−n」を意味し、「E+n」は「×10」を意味する。非球面係数は、以下の式(A)で表される非球面式における各係数KA、Bm(m=3、4、5、…)の値である。
Zd=C・h/{1+(1−KA・C・h1/2}+ΣBm・h … (A)
ただし、
Zd:非球面深さ(高さhの非球面上の点から、非球面頂点が接する光軸に垂直な平面に下ろした垂線の長さ)
h:高さ(光軸からのレンズ面までの距離)
C:近軸曲率半径の逆数
KA、Bm:非球面係数(m=3、4、5、…20)
Figure 0005363283
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実施例1の変倍光学系の概略構成は以下のとおりである。実施例1の変倍光学系は、物体側から順に、第1レンズ群G1が、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負のレンズL1、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負のレンズL2、両凸形状の正のレンズL3、近軸領域で像側に凸面を向けたメニスカス形状の負のレンズL4の4枚構成であり、第2レンズ群G2が、近軸領域で物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正のレンズL5、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負のレンズL6および両凸形状の正のレンズL7の接合レンズ、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負のレンズL8、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正のレンズL9の5枚構成であり、非球面はレンズL4の像側の面およびレンズL5の両側の面に施されている。
実施例2、3の変倍光学系の概略構成は、レンズL5が近軸領域で両凸形状である点が実施例1のものと異なり、その他は実施例1のものと同様である。実施例4、5の変倍光学系の概略構成は、レンズL5が近軸領域で両凸形状である点、非球面がレンズL4の両側の面およびレンズL5の両側の面に施されている点が実施例1のものと異なり、その他は実施例1のものと同様である。実施例6の変倍光学系の概略構成は、レンズL4が近軸領域で両凹形状である点、レンズL5が近軸領域で両凸形状である点、非球面がレンズL4の両側の面およびレンズL5の両側の面に施されている点が実施例1のものと異なり、その他は実施例1のものと同様である。
実施例1の変倍光学系の縦収差図を図8(A)〜図8(F)に示し、横収差図を図9(A)〜図9(I)、図10(A)〜図10(I)に示す。図8(A)〜図8(C)はそれぞれ、広角端における球面収差、非点収差、ディストーション(歪曲収差)の各収差を示し、図8(D)〜図8(F)はそれぞれ、望遠端における球面収差、非点収差、ディストーションの各収差を示す。図9(A)〜図9(E)は広角端における各画角でのタンジェンシャル方向の横収差を示し、図9(F)〜図9(I)は広角端における各画角でのサジタル方向の横収差を示す。図10(A)〜図10(E)は望遠端における各画角でのタンジェンシャル方向の横収差を示し、図10(F)〜図10(I)は望遠端における各画角でのサジタル方向の横収差を示す。球面収差図では、e線に関しては実線で、波長460nmに関しては破線で、波長615nmに関しては一点鎖線で、波長880nmに関しては二点鎖線で示している。非点収差図では、サジタル方向については実線で、タンジェンシャル方向については点線で示している。その他の収差図では、e線に関する収差を示している。球面収差図のFno.はF値を意味し、その他の収差図のωは半画角を意味する。球面収差図および非点収差図の横軸の目盛りの単位、横収差図の縦軸の目盛りの単位としてここではmmを用いているが、図面ではその記載を省略している。
実施例2〜6の変倍光学系の収差図についても同様に添付図面に示す。実施例2の変倍光学系の縦収差図を図11(A)〜図11(F)に示し、広角端における横収差図を図12(A)〜図12(I)に示し、望遠端における横収差図を図13(A)〜図13(I)に示す。実施例3の変倍光学系の縦収差図を図14(A)〜図14(F)に示し、広角端における横収差図を図15(A)〜図15(I)に示し、望遠端における横収差図を図16(A)〜図16(I)に示す。実施例4の変倍光学系の縦収差図を図17(A)〜図17(F)に示し、広角端における横収差図を図18(A)〜図18(I)に示し、望遠端における横収差図を図19(A)〜図19(I)に示す。実施例5の変倍光学系の縦収差図を図20(A)〜図20(F)に示し、広角端における横収差図を図21(A)〜図21(I)に示し、望遠端における横収差図を図22(A)〜図22(I)に示す。実施例6の変倍光学系の縦収差図を図23(A)〜図23(F)に示し、広角端における横収差図を図24(A)〜図24(I)に示し、望遠端における横収差図を図25(A)〜図25(I)に示す。
実施例1〜6の変倍光学系における条件式(1)〜(5)に対応する値を表19に示す。なお、表19に示す値は、基準波長をe線とし、上記した各仕様データに基づいて光束を入射させたときのものである。
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以上のデータから、実施例1〜6の変倍光学系は全て、条件式(1)〜(5)を満たし、コンパクトな構成で、広角端でのF値が1.3程度の大口径比を維持しつつ、広角端での全画角が125°〜137°と比較的広角であり、可視域および近赤外域で各収差が良好に補正され、広角端および望遠端ともに高い光学性能を有することがわかる。
図26に、本発明の撮像装置の一実施形態として、監視カメラの概略構成図を示す。図26に示す監視カメラ10は、略円筒状の鏡筒の内部に配置された本発明の実施形態にかかる変倍光学系1と、変倍光学系1によって結像された被写体の像を撮像する撮像素子5とを備える。撮像素子5の具体例としては、変倍光学系1により形成される光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS等を挙げることができる。撮像素子5は、その撮像面が、変倍光学系1の像面に一致するように配置される。鏡筒の上方には、開口絞りStの絞り径を変更するための絞りツマミ12が設けられている。鏡筒の下方には、変倍光学系1の倍率を変更するためのズームツマミ13と、変倍光学系1のフォーカスを調整するためのフォーカスツマミ14が設けられている。
本発明の実施形態にかかる変倍光学系1は、前述した長所を有するため、本実施形態の撮像装置は、コンパクト性に優れ、低照度の条件下でも良好に撮影可能で、可視域から近赤外域の広い波長帯域にわたって高画質の映像を得ることができる。
以上、実施形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態および実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、各レンズ成分の曲率半径、面間隔、屈折率、アッベ数、非球面係数等の値は、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得るものである。
また、撮像装置の実施形態では、本発明を監視カメラに適用した例について図を示して説明したが、本発明はこの用途に限定されるものではなく、例えば、ビデオカメラや電子スチルカメラ等にも適用可能である。
1 変倍光学系
2 軸上光束
3 最外光線
5 撮像素子
10 監視カメラ
12 絞りツマミ
13 ズームツマミ
14 フォーカスツマミ
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
L1、L2、L3、L4、L5、L6、L7、L8、L9 レンズ
LC 接合レンズ
PP 光学部材
St 開口絞り
Z 光軸

Claims (5)

  1. 物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、絞りと、正の屈折力を有する第2レンズ群とが配されてなり、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の光軸方向の間隔を変化させることにより変倍を行い、該変倍に伴う像面位置の補正を前記第1レンズ群を光軸方向に移動させることにより行うように構成された変倍光学系であって、
    前記第2レンズ群が、物体側から順に、前記第2レンズ群の最も物体側に配置されて物体側の面が非球面であり中心部で凸形状の非球面レンズと、いずれか一方が正レンズで他方が負レンズの2枚のレンズを接合してなる接合レンズと、像側に凹面を向けた負レンズと、物体側に凸面を向けた正レンズとからなり
    前記第2レンズ群の前記非球面レンズの物体側の面は、中心部から周辺に向かうに従い正のパワーが弱くなる形状、または、中心部から周辺の間に変曲点をもち、中心部から変曲点の間では中心部から離れるに従い正のパワーが弱くなり、変曲点から周辺の間では周辺に向かうに従い負のパワーが強くなる形状であり、
    前記第2レンズ群の前記非球面レンズのe線における屈折率とd線におけるアッベ数をそれぞれNe5、νd5とし、前記第2レンズ群の前記接合レンズを構成する前記正レンズのd線におけるアッベ数をνd7としたとき、下記条件式(1)、(2)、(5)を満たすことを特徴とする変倍光学系。
    Ne5<1.53 (1)
    νd5>75 (2)
    νd7>75 (5)
  2. 物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、絞りと、正の屈折力を有する第2レンズ群とが配されてなり、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の光軸方向の間隔を変化させることにより変倍を行い、該変倍に伴う像面位置の補正を前記第1レンズ群を光軸方向に移動させることにより行うように構成された変倍光学系であって、
    前記第2レンズ群が、物体側から順に、前記第2レンズ群の最も物体側に配置されて物体側の面が非球面であり中心部で凸形状の非球面レンズと、いずれか一方が正レンズで他方が負レンズの2枚のレンズを接合してなる接合レンズと、像側に凹面を向けた負レンズと、物体側に凸面を向けた正レンズとからなり、
    前記第2レンズ群の前記非球面レンズの物体側の面は、中心部から周辺に向かうに従い正のパワーが弱くなる形状、または、中心部から周辺の間に変曲点をもち、中心部から変曲点の間では中心部から離れるに従い正のパワーが弱くなり、変曲点から周辺の間では周辺に向かうに従い負のパワーが強くなる形状であり、
    前記第2レンズ群の前記非球面レンズのe線における屈折率とd線におけるアッベ数をそれぞれNe5、νd5とし、前記第2レンズ群の前記像側に凹面を向けた負レンズのe線における屈折率をNe8としたとき、下記条件式(1)、(2)、(4)を満たすことを特徴とする変倍光学系。
    Ne5<1.53 (1)
    νd5>75 (2)
    Ne8>1.95 (4)
  3. 前記第2レンズ群の前記非球面レンズの近軸焦点距離をf5とし、前記第2レンズ群の焦点距離をfG2としたとき、下記条件式(3)を満たすことを特徴とする請求項1または2記載の変倍光学系。
    1.05<f5/fG2<1.65 (3)
  4. 前記絞りが変倍時に固定されているものであることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の変倍光学系。
  5. 請求項1からのいずれか1項に記載の変倍光学系を備えたことを特徴とする撮像装置。
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