JP5531486B2 - オーディオ機器 - Google Patents

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Description

本発明は、オーディオ機器に関する。
図6に示すようなAVシステムが従来から利用されている。このAV(Audio Visual)システムは、DVDプレーヤ等のソース機器50とAVアンプ60とがHDMI(High-Definition Multimedia Interface)の接続ケーブル71で接続され、AVアンプ60とテレビ受像機80 (以下、TVと言う)がHDMIの接続ケーブル72で接続され、AVアンプ60とスピーカ90がアナログ音声信号を出力する接続ケーブル73で接続されて構成されている。
ソース機器50と、シンク機器であるAVアンプ60及びTV80が接続された際、ソース機器50とシンク機器との間において、EDID(Extended Display Identification Data)と呼ばれるシンク機器の再生能力情報を含む機器情報を接続時にやりとりすることにより、ソース機器とシンク機器の機器間の認証が行われる。そして、HDMI規格においては、ソース機器50からシンク機器に対してオーディオデータを送る際、シンク機器のうち音声の再生能力が最も低い機器に合わせてオーディオデータが送られる。即ち、この例の場合には、AVアンプ60とTV80のうち、チャネル数が最も低いTV80の再生能力に応じたオーディオデータがAVアンプ60に送られる。従って、図6のAVシステムの場合には、AVアンプ60の音声の再生能力は5.1chであっても、TV80の音声の再生能力が2chであれば、5.1ch音源ソースであってもソース機器側でダウンミックス処理されるなどして2chに対応するオーディオデータがAVアンプ60に送られる。
下記特許文献1には、図6に示すAVシステムにおいて、TV80が音声を出力する状態でなければ、AVアンプ60の音声再生能力を示すEDIDを送り、TV80が音声を出力する状態であれば、TV80の音声再生能力を示すEDIDを送ることにより、ソース機器50からTV80及びAVアンプ60のチャネル数に応じたオーディオデータを受取る技術が開示されている。
特開2008−301454号公報
TV80とスピーカ90のいずれか一方に音声を出力する場合には、上記特許文献1の手法により、それぞれの音声出力機器に応じたオーディオ信号がソース機器から送られるので問題となることはなかった。しかしながら、例えば、TV80とスピーカ90が別々の部屋に設置され、TV80とスピーカ90で同じオーディオデータを同時に視聴したい場合には、AVアンプ60の音声再生可能チャネル数以下のオーディオ信号が送られてしまうので、AVアンプ60の音声処理機能を最大限に利用することはできなかった。従ってTV80及びAVアンプ60の音声の再生能力に応じた音声が各々に出力されることが要求される。
本発明は、ソース機器から入力されたオーディオデータを、AVアンプ等のオーディオ機器と接続された音声出力機器毎の音声再生能力(チャネル数)に適した音声信号として各音声出力機器に出力し得るオーディオ機器を提供することを目的とする。
本発明に係るオーディオ機器は、複数の音声出力機器を接続可能な出力端子、自装置および前記出力端子に接続されている前記複数の音声出力機器再生可能な音声信号のチャネル数をそれぞれ示す複数の再生能力情報を記憶する記憶手段と、前記複数の再生能力情報のうち、前記チャネル数が最も少ない前記音声出力機器の前記再生能力情報を除く一の再生能力情報をソース機器へ提供する提供手段記ソース機器から供給された音声信号を、前記一の再生能力情報よりも少ないチャネル数に応じてダウンミックスする音声信号処理手段と、前記ソース機器から供給された音声信号のチャネル数より再生可能なチャネル数が少な前記音声出力機器に対しては、前記音声信号処理手段によりダウンミックスされた音声信号を出する第1の出力手段と、前記ソース機器から供給された音声信号のチャネル数以上のチャネル数前記音声出力機器に対しては、前記ソース機器から供給された音声信号を前記第1の出力手段による出力と同時に出力する第2の出力手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、再生能力が異なる複数の音声出力機器がソース機器に接続された場合でも、音声出力機器の最も低い再生能力に他の音声出力機器が合わせることなく各音声出力機器の再生能力に適した音声を出力することができる。
また、前記出力端子には、自装置において再生した前記音声信号を出力する一の音声出力機器と、前音声信号を再生して出力する他の音声出力機器が接続されており、前記他の音声出力機器から当該音声出力機器の前記再生能力情報を取得する取得手段を備え、前記提供手段は、前記取得手段により取得された前記再生能力情報及び前記一の音声出力機器の前記再生能力情報のうち、チャネル数が最大である前記再生能力情報を提供することとしてもよい。この構成によれば、オーディオ機器に接続された音声機器の中で再生可能な最大チャネル数を示す再生能力情報をソース機器に提供することができ、オーディオ機器に接続された全音声機器の再生能力を損なわず、また、他の音声出力機器の再生能力に応じた音声を出力することができる。
また、前記オーディオ機器の構成において、前記音声信号処理手段は、ダウンミックスした前記音声信号の音量に応じてダイナミックレンジ圧縮を行い、当該音声信号の音量を制御することとしてもよい。この構成によれば、ダウンミックスされたオーディオ信号の音量レベルに応じてダイナミックレンジ圧縮を行うことができるので適正な音量レベルのオーディオ信号を出力することができる。
また、前記オーディオ機器の構成において、前記音声信号処理手段は、前記音声信号に対し、予め設定されたチャネル数に応じて設定された頭部伝達関数を用いて畳み込み処理を施してから、前記ダウンミックスの処理を行った音声信号を生成して出力することとしてもよい。この構成によれば、再生能力が低い音声出力機器に対してバーチャルサラウンド効果を付与したオーディオ信号を出力することができる。
実施形態のAVシステムの構成例を示す図である。 実施形態におけるAVアンプのブロック図である。 (a)は、実施形態におけるEDIDの例を示す図である。(b)は、実施形態における出力設定情報のデータ例を示す図である。(c)は、実施形態における出力機器情報のデータ例を示す図である。 実施形態におけるコンテンツ再生前処理を示す動作フロー図である。 実施形態におけるコンテンツ再生処理を示す動作フロー図である。 従来技術を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係るオーディオ機器について説明する。
<実施形態>
<システム構成>
図1は、本実施形態のAVシステムの構成例を示している。図1の破線で示す矩形2及び矩形4は、AVシステム1が設置されているリビングとキッチンの各部屋を示している。同図に示すように、リビング2には、DVDプレーヤ等のソース機器20と、本実施形態のオーディオ機器であるAVアンプ22の双方に設けられたHDMI端子(図示省略)にHDMI接続ケーブル21を接続することにより、ソース機器20とAVアンプ22が接続されている。ソース機器20は、映像や音声が記録されたDVD等のディスクをソース機器20内に保持し、ユーザにより指定されたコンテンツデータをディスクから読み出し、HDMI接続ケーブル21を介してAVアンプ22へ出力する。
AVアンプ22は、ソース機器20から出力されるコンテンツデータを出力するための2つのHDMI端子(図示省略)を有しており、一方のHDMI端子と接続されたHDMI接続ケーブル23aはキッチン4に配線され、HDMI接続ケーブル23aにはテレビ受像機(以下、TVと言う)(1)40が接続されている。
また、AVアンプ22の他方のHDMI端子(図示省略)と接続されたHDMI接続ケーブル23bはリビング2に配線され、HDMI接続ケーブル23bにはTV(2)26が接続されている。更に、AVアンプ22は、5.1chのスピーカ接続用端子(図示省略)を有し、これらの各端子と接続されたアナログ音声接続ケーブル25はリビング2に配線され、アナログ音声接続ケーブル25には5.1chのスピーカ24が接続されている。
なお、本実施形態では、AVアンプ22には、HDMI接続ケーブル23a及び23bが接続された2系統のHDMI端子が設けられ、アナログ音声接続ケーブル25が接続された1系統の複数のアナログ音声出力端子が設けられている例について説明するが、HDMI端子は1つでもよいし、また3つ以上設けられていてもよく、アナログ音声出力端子についても、2系統以上の複数のアナログ音声出力端子が設けられてもよい。また、本実施形態では5.1chのスピーカ接続用端子が設けられている例であるが、7.1chのスピーカ接続用端子が設けられていてもよい。
このように、リビング2にはスピーカ24とTV(2)26が設置され、キッチン4にはTV(1)が設置されて構成されている場合において、リビング2とキッチン4の両方の部屋で同一のコンテンツを同時に視聴するとき、本実施形態では、リビング2においては、そのコンテンツの音声を5.1chのスピーカ24から出力し、該コンテンツの映像をTV(2)26から出力する。また、キッチン4では、当該コンテンツの映像をTV(1)40から出力すると共に、当該コンテンツの音声をTV(1)40に内蔵されているL(左)・R(右)の2chのスピーカから出力する例について以下説明する。
<AVアンプ22の構成>
以下、本実施形態におけるAVアンプ22の構成について説明する。図2は、本実施形態に係るAVアンプ22のブロック図である。図2に示すように、AVアンプ22は、HDMI入力部221、映像音声信号処理部222、D/A変換部222a、アンプ222b、HDMI第1出力部223、HDMI第2出力部224、記憶部225、操作部226、表示部227、及び制御部228を含んで構成されている。
HDMI入力部221は、ソース機器20に接続されたHDMI接続ケーブル21を接続するHDMI端子を有し、ソース機器20から映像及び音声を含むデジタルコンテンツデータを受付ける機能と、ソース機器20と接続された際に、制御部228の制御の下、音声出力に関する再生能力情報(以下、音声再生能力情報と言う)と、映像出力に関する再生能力情報(以下、映像再生能力情報と言う)を含むEDIDをソース機器20に提供する機能を有する。また、HDMI入力部221は、ソース機器20から受付けたデジタルコンテンツデータから映像データと音声データを抽出し、映像データと音声データとを映像音声信号処理部222へ出力する機能を有する。なお、音声再生能力情報には、音声出力のチャネル数を示す情報が少なくとも含まれ、映像再生能力情報には、解像度や入力信号の種類等の情報が含まれている。
映像音声信号処理部222は、音声処理用DSP(Digital Signal Processor)を含んで構成されており、HDMI入力部221から入力された映像データをHDMI第1出力部223及びHDMI第2出力部224へ出力すると共に、アナログ音声接続ケーブル25により接続されているスピーカ24、HDMI第1出力部223及びHDMI第2出力部224に接続されたTV(1)40及びTV(2)26のうち、音声を出力する対象機器としてユーザによって設定されている機器のチャネル数に応じた音声信号を生成する。なお、本実施形態では、映像音声信号処理部222は、音声処理用DSPを含んで構成されている例について説明するが、音声処理用DSPの代わりにアナログのダウンミックス回路を含んで構成してもよい。
映像音声信号処理部222は、上記音声信号の生成を以下のようにして行う。映像音声信号処理部222は、HDMI入力部221から入力されたデジタル音声データに対し、音声データの符号化形式に応じたデコード処理を行う。また、HDMI入力部221から入力されたデジタル音声データのチャネル数が各機器の再生可能なチャネル数より多い場合に、当該機器のチャネル数に応じて、予めAVアンプ22に記憶されているダウンミックス係数を用い、デコードされた音声データに対してダウンミックス処理を行う。なお、本実施形態では、マルチチャネルから2chにダウンミックスするためのダウンミックス係数が予め記憶部225に記憶されているものとして説明を行うが、ソース機器20から入力されたコンテンツデータに2chにダウンミックスするためのダウンミックス係数が含まれていてもよい。
TV(1)40に対して音声データを出力する場合には、入力された音声データをTV(1)40が再生できる信号へ変換すると共にTV(1)40が再生可能なチャンネル数へダウンミックスする処理を行い、ダウンミックスした音声データをHDMI第1出力部223へ出力する。なお、本実施形態では、スピーカ24から音声を出力し、TV(2)26からは音声出力を行わないため、HDMI第2出力部224へは音声データを出力しないように制御する。
次に、D/A変換部222aは、映像音声信号処理部222においてデコードされた音声データをD/A変換した音声信号をアンプ222bへ出力する機能を有し、アンプ222bは、D/A変換部222aから出力された音声信号に対して予め設定された増幅処理を行い、増幅された音声信号をスピーカ24の各々に対する出力する機能を有する。
HDMI第1出力部223は、HDMI接続ケーブル23aを接続するHDMI端子を有し、HDMI第2出力部224は、HDMI接続ケーブル23bを接続するHDMI端子を有する。HDMI第1出力部223及びHDMI第2出力部224(以下、特に区別しない場合には「HDMI出力部」と言う)は、HDMI接続ケーブル23a及び23bにTV(1)40及びTV(2)26が接続された際、DDC(Display Data Chanel)等に基づくプラグアンドプレイ機能によりTV(1)40及びTV(2)26のEDIDを各TVから取得する機能を有する。
また、HDMI出力部は、映像音声信号処理部222から入力されたコンテンツの映像データと音声データを受付け、ユーザ操作により映像を出力する対象機器として予め設定されたTVに対して映像データを出力し、音声を出力する対象機器として予め設定されたTVに対して音声データを出力する機能を有する。なお、映像及び音声の出力対象機器としてユーザ操作によって設定された情報は、後述する記憶部225に記憶されている。
記憶部225は、不揮発性又は揮発性の記憶媒体で構成され、予め設定されている記憶領域225a(以下、EDID記憶領域と言う)には、ソース機器20へ提供する再生能力情報が記憶されており、本実施形態では、図3(a)に示すように、音声再生能力情報としてAVアンプ22が有する最大チャネル数5.1chと、映像再生能力情報としてTV(1)40の映像再生能力情報などを含むEDIDが記憶されている。本実施形態では、EDID記憶領域225aに記憶された再生能力情報のうち、音声再生能力情報、即ち、AVアンプ22のチャネル数を書き換えることなく固定的に記憶しておく。映像再生能力情報は、接続されるTVのEDIDに応じて、例えば解像度が最も低い映像再生能力情報を有するTVの映像再生能力情報に書き換えるようにすればよい。
また、記憶部225のEDID記憶領域225a以外の所定領域には、図3(b)に示すように、AVアンプ22に接続された出力機器毎に、映像や音声を出力する対象機器であるか否かを示す出力設定情報110が記憶されている。この出力設定情報110はユーザ操作により設定される情報である。図3(b)の例では、TV(1)40とスピーカ24が音声を出力する対象機器であることを示すフラグ「1」が設定され、TV(1)40とTV(2)26が映像を出力する対象機器であること示すフラグ「1」が設定されている。なお、複数の機器で同時に音声や映像を出力しない場合には、TV(1)40、スピーカ24、TV(2)26のいずれか一つの機器に対して音声及び映像の出力を行うよう設定することも可能である。
また、記憶部225の所定領域には、図3(c)に示すように、AVアンプ22とHDMI接続ケーブル23a及び23bにより接続された出力機器(TV(1)40及びTV(2)26)と、各出力機器の再生能力情報(EDID)が記憶されている。図3(c)の例では、出力機器情報120には、TV(1)40とTV(2)26毎のEDIDに含まれる音声及び映像の再生能力情報が対応づけられている。この出力機器情報120は、ソース機器20から入力されたコンテンツデータを再生する際、映像音声信号処理部222により参照され、各再生能力情報に応じた音声データが生成される。
図2に戻り、操作部226の説明を続ける。操作部226は、各種操作スイッチを備え、ユーザによる各種操作スイッチの操作を受付けて後述の制御部228へ操作内容を示す情報を送出する機能を有する。また、各種操作スイッチの操作に対応する予め設定されたコマンドを赤外線通信等の通信手段により外部のリモートコントロール装置(図示省略)から受信し、受信したコマンドを制御部228へ送出する機能を有する。表示部227は、LEDパネルや液晶パネルなどの表示パネルを備え、制御部228の制御の下、画像等の表示を行う。
制御部228は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)のメモリを含んで構成されており、ROMに記憶された制御プログラムを、RAMをワーキングエリアとして実行することにより、上述した各部を制御し、出力設定情報110に基づき、音声を出力する対象機器として設定されているAVアンプ22に接続された各出力機器のチャネル数と、ソース機器20から入力されたデジタル音声データのチャネル数に応じて、入力された音声データの音声信号を出力機器に出力する処理と、入力された音声データのチャネル数を出力機器のチャネル数にダウンミックスした音声データを生成して出力する処理とを行う。なお、記憶部225もしくはEDIDがCPU上で記憶される場合もある。
<ソース機器20の構成>
ソース機器20は、上述したように、DVDディスクやBD(Blu-Ray Disk)等のプレーヤやレコーダ、セットトップボックス等で構成されており、HDMI接続ケーブル21によりAVアンプ22と接続されている。ソース機器20は、ユーザ操作に応じて、ディスクに記憶されている映像や音声を含むコンテンツデータを読み出し、AVアンプ22が提供するEDIDを読み出し、読み出したEDIDで示される再生能力情報に対応するコンテンツデータをAVアンプ22に出力する機能を有する。1つのコンテンツデータには、DTS(Digital Theater System)(登録商標)、Dolby AC3(登録商標)、2chリニアPCMなどの複数の異なる符号化形式の音声データが記憶されている。例えば、2chを示す音声再生能力情報を含むEDIDがAVアンプ22に記憶されている場合には、ソース機器20は、2chリニアPCMに対応したデジタル音声データをAVアンプ22へ出力し、5.1chを示す音声再生能力情報を含むEDIDが記憶されている場合には、5.1chに対応したデジタル音声データをAVアンプ22へ出力する。
ソース機器20は、読み出したコンテンツデータをAVアンプ22に出力する際、コンテンツの映像データと音声データ、及び制御データをHDMI規格に従ってパケット化し、パケット化されたコンテンツデータをストリーム化してAVアンプ22へ出力する。各パケットにはパケット内の音声データの符号化形式を示す情報などのパケットに関する情報と映像データや音声データの実データが含まれる。なお、本実施形態では、ソース機器20は音声データをHDMI規格に対応したフォーマットで出力するが、Analog AudioやSPDIF規格に応じたフォーマットでAVアンプ22へ出力し、AVアンプ22がその音声データをHDMI端子に接続された各機器に出力してもよい。
<動作>
以下、本実施形態におけるAVシステム1のコンテンツ再生処理の動作について、AVアンプ22の動作を中心に説明する。なお、コンテンツ再生処理の動作説明の前に、コンテンツ再生前処理について図4を用いて説明する。
ユーザ操作によって、TV(1)40とTV(2)26がHDMI接続ケーブル23aと23bに各々接続された際、AVアンプ22の制御部228は、HDMI第1出力部223及びHDMI第2出力部224を介し、TV(1)40とTV(2)26から各TVのEDIDを取得し、EDIDに含まれる音声再生能力情報と映像再生能力情報を出力機器情報120として記憶部225の所定領域に記憶する(ステップS11)。そして、制御部228は、記憶部225のEDID記憶領域225aに、AVアンプ22が有するチャネル数5.1chを示す音声再生能力情報を書き込み、TV(1)40の映像再生能力情報を書き込む(ステップS12)。
また、ユーザ操作により、操作部226を介して、TV(1)40とスピーカ24に音声の出力を行う設定がなされ、TV(1)40及びTV(2)26に映像及び音声の出力を行う設定がなされると、制御部228は、ユーザによって設定された設定内容を出力設定情報110として記憶部225の所定領域に記憶する(ステップS13)。
そして、ユーザ操作により、AVアンプ22がソース機器20と接続された際、AVアンプ22における記憶部225のEDID記憶領域225aから音声及び映像の再生能力情報を含むEDIDがHDMI入力部221を介してソース機器20に読み出され、ソース機器20に音声及び映像の再生能力情報を含むEDIDが入力される (ステップS14)。
以上が、コンテンツ再生前処理の動作である。以下、AVシステム1のコンテンツ再生処理を図5の動作フロー図を用いて説明する。
ソース機器20は、ユーザ操作により、コンテンツの再生指示を受付けると(ステップS110:YES)、AVアンプ22から提供されたEDIDに基づき、各再生能力情報に応じたコンテンツデータをディスクから読み出し、読み出したコンテンツデータをパケット化し、HDMI接続ケーブル21を介してAVアンプ22へストリーム伝送する(ステップS120)。
AVアンプ22の制御部228は、ソース機器20からストリーム伝送されたコンテンツデータのパケットをHDMI入力部221により受付け(ステップS210)、コンテンツデータのパケットからパケット情報と音声データ及び映像データがHDMI入力部221において抽出され、パケット情報と音声データと映像データとが映像音声信号処理部222へ入力される。映像音声信号処理部222は、HDMI入力部221から入力された映像データをHDMI第1出力部223及びHDMI第2出力部224へ出力する(ステップS220)。
制御部228は、記憶部225の所定領域から出力設定情報110を読み出し、音声出力設定が「1」である各出力機器に対応する音声信号を生成する音声信号処理を、映像音声信号処理部222にてHDMI入力部221により入力された音声データに対して行う(ステップS230)。
本実施形態では、出力設定情報110において、TV(1)40とスピーカ24は音声の出力対象機器として設定されており(ステップS230:スピーカ又はスピーカ+TV(1))、ステップS220においてHDMI入力部221により入力された音声データは、AVアンプ22が備えるチャネル数5.1chに対応した音声データである。
この場合、映像音声信号処理部222は、HDMI入力部221により入力されたパケット情報に基づき、音声データに対しデコード処理を行ってD/A変換部222aに出力する。そして、デコード処理された音声データをD/A変換部222aにおいてD/A変換してアンプ222bへ出力し、アンプ222bにて所定の増幅処理を行った5.1chの各音声信号をスピーカ24に出力する(ステップS240)。また、HDMI第2出力部224は、記憶部225の所定領域に記憶されている出力設定情報110を参照し、TV(2)26の音声出力は「0(音声出力なし)」のため、映像の出力対象機器として設定されているTV(2)26に対し、映像音声信号処理部222から入力された映像データのみを出力する(ステップS250)。
また、同時に、映像音声信号処理部222は、TV(1)40が音声出力対象機器として設定されているので(ステップS260:YES)、出力機器情報120におけるTV(1)40の音声の再生能力情報(2ch)を参照し、5.1chから2chにダウンミックスするための所定のダウンミックス係数を記憶部225から読み出す。そして、HDMI入力部221により入力された5.1chに対応する音声データを2ch(L・R)の音声データにダウンミックスし、2chの音声データをTV(1)が再生可能な符号化形式で生成してHDMI第1出力部223へ出力する(ステップS270)。
そして、HDMI第1出力部223は、映像音声信号処理部222から入力された音声データと映像データとをTV(1)40に出力し、TV(1)40から音声信号及び映像信号が出力される(ステップS280)。
従ってAVアンプ22に接続された他の音声出力機器にかかわらず、EDIDの音声再生能力情報としてAVアンプ22の再生能力情報をEDID記憶領域225aに固定して記憶させておくので、ソース機器20は常にAVアンプ22の音声再生能力に応じた音声信号を出力することが可能になる。これにより、リビング2に設置されたスピーカ24からは5.1chの音声信号が出力され、キッチン4に設置されたTV(2)26からは、AVアンプ22自身の音声処理機能を利用して5.1chの音声データをダウンミックスさせた2chの音声信号が出力されるので、AVアンプ22が有する音声再生能力を損なうことなくコンテンツの音声を出力することができる。
なお、ステップS230において、AVアンプ22に接続されたスピーカ24だけが音声の出力対象機器として出力設定情報110に設定されている場合には(ステップS230:スピーカ又はスピーカ+TV(1)、ステップS260:NO)、映像音声信号処理部222は、上述したステップS240及びS250の処理を行い、5.1chの各音声信号がスピーカ24から出力され、TV(2)26から映像信号が出力される。
また、ステップS230において、TV(1)40だけが音声及び映像の出力対象機器として出力設定情報110に設定されている場合には(ステップS230:TV(1))、映像音声信号処理部222は、上述したステップS270及びS280と同様の処理を行い、5.1chに対応した音声データを2chにダウンミックスした音声データをTV(1)40に出力し、TV(1)40から2chの音声データに基づく音声信号と映像信号が出力される。
なお、ソース機器20は、ディスク内のコンテンツデータを全て読み出して伝送した場合には(ステップS130:YES)、AVアンプ22へのコンテンツデータのストリーム伝送を終了し、ステップS110において、コンテンツの再生指示を受付けなければ(ステップS110:NO)、コンテンツデータのストリーム伝送処理を行わずに終了する。
<変形例>
以下、本発明の変形例について説明する。
(1)上述した実施形態では、音声再生能力情報としてAVアンプ22のチャネル数を含むEDIDをソース機器20へ提供する例であったが、AVアンプ22と接続された出力機器の音声再生能力情報のうち、チャネル数が最も低い再生能力情報を除く任意の再生能力情報をソース機器20へ提供し、ソース機器20からその再生能力情報に応じた音声データを受付け、各出力機器の再生能力に応じた音声信号を当該出力機器へ出力するようにしてもよい。
例えば、AVアンプ22に7.1chのスピーカ24が接続され、HDMI端子に接続された他の出力機器のチャネル数が5.1ch、3.1ch、2chであるとき、AVアンプ22のHDMI入力部221は、再生能力が最も低い2chを除くチャネル数(3.1ch、5.1ch、7.1chのいずれか)の音声再生能力情報をソース機器20に提供する。
なお、この場合、ソース機器20へ提供された再生能力情報より再生能力が低い出力機器に対してソース機器20からの音声データを出力する場合は、実施形態と同様、各出力機器が再生可能なチャネル数の音声データにダウンミックスして出力する。また、この場合とは逆に、ソース機器20へ提供された再生能力情報より再生能力が高い出力機器にソース機器20からの音声データを出力する場合には、映像音声信号処理部222において、例えば、2chから5.1chの音声データを生成するプロロジックや、2chから6.1chの音声データを生成するNEO:6(登録商標)、7.1chの音声データを生成するドルビープロロジック2x(登録商標)などのマトリクス処理機能を予め設けておく。そして、映像音声信号処理222は、マトリクス処理機能により、ソース機器20から受付けた音声データのLとRの2chの音声データを用いてマトリクス処理を施し、各出力機器のチャネル数に対応する音声データを生成して出力するようにしてもよい。
(2)上述した実施形態では、AVアンプ22のアナログ音声出力端子に接続可能なチャネル数よりHDMI端子に接続された出力機器のチャネル数の方が少ない場合の例であったが、AVアンプ22より多いチャネル数の再生能力情報を有する出力機器がHDMI端子に接続された場合、当該出力機器の再生能力情報をソース機器20に提供してもよい。例えば、AVアンプ22のチャネル数が5.1chであり、HDMI出力機器のチャネル数が7.1chの場合、制御部228は、7.1chを示す音声再生能力情報をソース機器20に提供し、ソース機器20から7.1chに対応する音声データを受付ける。AVアンプ22の映像音声信号処理部222は、HDMI入力部221を介してソース機器20から入力された7.1chの音声データを5.1chにダウンミックスしてAVアンプ22に接続されているスピーカ24に対して出力し、7.1chの音声データをデコードして出力機器に出力するようにしてもよい。
(3)上述した実施形態では、TV(1)40に音声信号を出力する際、TV(1)40の音声の再生能力情報に対応するように、ソース機器20から入力された5.1chの音声データを2chにダウンミックスした音声信号を出力する例について説明したが、映像音声信号処理部222にダイナミックレンジ圧縮手段を設け、ダウンミックスされた各チャネルの音声データの最大音量レベルと最小音量レベルに応じてダイナミックレンジ圧縮処理を行い、音量レベルを制御するようにしてもよい。
また、映像音声信号処理部222において、HDMI第1出力部223もしくはHDMI第2出力部224に出力する音声信号に対してダイナミックレンジ圧縮処理や周波数特性の補正などを行うようにしてもよい。
(4)上述した実施形態では、ソース機器20からAVアンプ22に入力された5.1chのデジタル音声データを、TV(1)40の再生能力情報(2ch)に従ってダウンミックスし、TV(1)40に出力する例であったが、バーチャルサラウンド効果を付与するため、ソース機器20からの音声データに対して、予め設定されたチャネル数に応じて定められたHRTF(頭部伝達関数)を用いて畳み込む処理を行ってからダウンミックス処理を行った音声信号を出力するようにしてもよい。これにより、2chにダウンミックスされた音声データでも、5.1ch等の仮想スピーカから音声が出力されているような効果を得ることができる。
(5)上述した実施形態では、HDMI第2出力部224に映像及び音声を出力可能なTV(2)26が接続されている例であったが、音声信号の出力機能を有しないディスプレイやプロジェクタ等の表示装置を接続してもよい。
(6)上述した実施形態では、TV(1)40及びスピーカ24に同じコンテンツの音声信号を同時に出力する例について説明したが、TV(1)40のみにコンテンツの映像信号及び音声信号を出力する場合においても、実施形態と同様に、AVアンプ22の再生能力情報をEDID記憶領域225aに記憶することによりソース機器20にEDIDを提供し、AVアンプ22の再生能力情報に応じたコンテンツの音声データをソース機器20から受信してもよい。また、TV(1)40のみにコンテンツを出力する場合には、記憶部225のEDID記憶領域225aに記憶されているAVアンプ22の音声再生能力情報を、TV(1)40の音声再生能力情報に書き換え、ソース機器20にTV(1)40の音声再生能力情報を提供して、TV(1)40の音声再生能力情報に対応する音声データをソース機器20から取得するようにしてもよい。
(7)また、上述した実施形態では、ソース機器20とAVアンプ22がHDMI接続ケーブル21を介して接続されている例であったが、ソース機器20とAVアンプ22がピンコードや光ケーブル等の接続手段を用いて接続されていてもよい。この場合には、映像音声信号処理部222において、ピンコードや光ケーブル等の信号をHDMI出力部に接続された出力機器に出力できるように信号変換及びA/D変換等の処理を行う。そして、ソース機器20からAVアンプ22に入力された音声データのチャネル数と、AVアンプ22と接続された出力機器のチャネル数とを比較し、出力機器のチャネル数が入力された音声データのチャネル数より小さければ、当該出力機器のチャネル数に音声データをダウンミックスし、当該出力機器にダウンミックスした音声信号を出力する。
(8)また、上述した実施形態では、AVアンプ22に接続されたHDMI接続ケーブル23a及び23bを介して、AVアンプ22に接続されたTV(1)40やTV(2)26の出力機器から音声再生能力情報を含むEDIDを取得する例について説明したが、例えば、ユーザ操作等によりHDMI端子に接続された出力機器の音声再生能力情報がAVアンプ22の記憶部225に予め記憶されていてもよい。
1…AVシステム、20…ソース機器、21,23a,23b…HDMI接続ケーブル、22…AVアンプ、24…スピーカ、25…アナログ音声接続ケーブル、26…TV(2)、40…TV(1)、221…HDMI入力部、222…映像音声信号処理部、222a…D/A変換部、222b…アンプ、223…HDMI第1出力部、224…HDMI第2出力部、225…記憶部、226…操作部、227…表示部、228…制御部

Claims (4)

  1. 複数の音声出力機器を接続可能な出力端子
    自装置および前記出力端子に接続されている前記複数の音声出力機器再生可能な音声信号のチャネル数をそれぞれ示す複数の再生能力情報を記憶する記憶手段と、
    前記複数の再生能力情報のうち、前記チャネル数が最も少ない前記音声出力機器の前記再生能力情報を除く一の再生能力情報をソース機器へ提供する提供手段
    記ソース機器から供給された音声信号を、前記一の再生能力情報よりも少ないチャネル数に応じてダウンミックスする音声信号処理手段と、
    前記ソース機器から供給された音声信号のチャネル数より再生可能なチャネル数が少な前記音声出力機器に対しては、前記音声信号処理手段によりダウンミックスされた音声信号を出する第1の出力手段と
    前記ソース機器から供給された音声信号のチャネル数以上のチャネル数前記音声出力機器に対しては、前記ソース機器から供給された音声信号を前記第1の出力手段による出力と同時に出力する第2の出力手段
    を備えることを特徴とするオーディオ機器。
  2. 記出力端子には、自装置において再生した前記音声信号を出力する一の音声出力機器と、前音声信号を再生して出力する他の音声出力機器が接続されており、
    前記他の音声出力機器から当該音声出力機器の前記再生能力情報を取得する取得手段を備え、
    前記提供手段は、前記取得手段により取得された前記再生能力情報及び前記一の音声出力機器の前記再生能力情報のうち、チャネル数が最大である前記再生能力情報を提供する
    ことを特徴とする請求項1記載のオーディオ機器。
  3. 前記音声信号処理手段は、ダウンミックスした前記音声信号の音量に応じてダイナミックレンジ圧縮を行い、当該音声信号の音量を制御する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のオーディオ機器。
  4. 前記音声信号処理手段は、前記音声信号に対し、予め設定されたチャネル数に応じて設定された頭部伝達関数を用いて畳み込み処理を施してから、前記ダウンミックスの処理を
    行った音声信号を生成して出力する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のオーディオ機器。
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