JP5516109B2 - ワイヤハーネス用のプロテクタ - Google Patents
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Description
かつ、プロテクタ110に挿入するコルゲートチューブ100の端部には、係止リブ110aをコルゲートチューブ100の谷部100aに嵌合する必要があるため、コルゲートチューブ100の外周面にはテープが巻き付けられていない。よって、コルゲートチューブ100が潰れてスリット100Sが重なると、ワイヤハーネス120の電線がスリット100Sのエッジと接触して電線に損傷が発生する恐れもある。
しかしながら、コルゲートチューブ100の端部に当たる位置の電線群に対して、コルゲートチューブに挿通する前に粘着テープ140を巻いておかなければならない。かつ、電線群の外径とコルゲートチューブの内径との差が大きい場合には、多数回テープ巻きをしなければならず、作業性が非常に悪い問題がある。
該補助部材200を外嵌することにより、プロテクタ110の係止リブ110aにガタつき無く係止することができる。しかしながら、コルゲートチューブ100に前記のように電線量が少ないことから潰れが発生する場合、コルゲートチューブ100が補助部材200から脱落する恐れがある。よって、前記した問題に対しては、補助部材200は有効ではない。
前記第1蓋の内面に蓋側係止リブを突設し、第1蓋閉鎖時に前記本体側係止リブと蓋側係止リブとを同一周上に位置させ、かつ、
前記第2蓋の内面から前記第1蓋側へ突出させた潰れ防止片を設け、該潰れ防止片を前記コルゲートチューブの内面に突き当てるように挿入し、該コルゲートチューブの谷部の外周に前記本体側係止リブおよび前記蓋側係止リブを嵌合係止させる構成としていることを特徴とするワイヤハーネス用のプロテクタを提供している。
また、前記突当リブをコルゲートチューブの山部の内周面に嵌合させた時点で、プロテクタの第2蓋内面側にコルゲートチューブで外装したワイヤハーネスを仮保持させることができる。よって、作業者による保持がなくても、第2蓋、第1蓋を閉鎖するだけでプロテクタ内へのワイヤハーネスの挿通ならびにコルゲートチューブとプロテクタとの連結が可能となり、配索作業性を向上させることができる。
なお、前記薄肉ヒンジ部を介して第1蓋および第2蓋をプロテクタ本体に一体成形することに限定されず、別体として第1、第2蓋をプロテクタ本体にロック結合して取り付けてもよい。
本実施形態のワイヤハーネス用プロテクタ10(以下、プロテクタ10という)は、ワイヤハーネスW/Hに外装するコルゲートチューブ30の端部に連結され、該コルゲートチューブ30の端部から引き出されるワイヤハーネスW/Hの外装を行うものである。
ワイヤハーネスW/Hに外装するコルゲートチューブ30は汎用品であり、環状の谷部30aと山部30bとを軸線方向に交互に設けた樹脂成形品からなる。コルゲートチューブは軸線方向にスリットを設けているが、スリットを設けていなくてもよい。
また、潰れ防止片19である円弧状片の上面からコルゲートチューブ30の山部30b内周面に嵌合する突当リブ19aを突設している。
図2のように第1蓋11および第2蓋12を開放した状態とし、まず、図3(A)のように第2蓋12の側面12aより第1蓋11側に突出させた潰れ防止片19をコルゲートチューブ30の端末開口30cから挿入する。潰れ防止片19はコルゲートチューブ30の谷部30a内周面に当接するように挿入され、コルゲートチューブ30の端面30dは潰れ防止片19を突出させている第2蓋12の側面12aに突き当てられる。ついで、潰れ防止片19に突設した突当リブ19aをコルゲートチューブ30の山部30b内周面に嵌合係止させる。突当リブ19aとコルゲートチューブ30の山部30b内周との嵌合により、コルゲートチューブ30で外装したワイヤハーネスW/Hが第2蓋の内面側に仮保持された状態となる。
なお、本実施形態では第2蓋12を開放した状態で潰れ防止片19をコルゲートチューブ30内に挿入しているが、図1(B)のように第2蓋12を閉鎖した状態で潰れ防止片19をコルゲートチューブ30内に挿入し、その後、第1蓋を閉鎖してもよい。
11、21 第1蓋
12、22 第2蓋
13、23 プロテクタ本体
14a、14b 薄肉ヒンジ部
15a、15b ロック部
16a、16b 被ロック部
17 本体側係止リブ
18 蓋側係止リブ
19、29A、29B 潰れ防止片
19a 突当リブ
30 コルゲートチューブ
30a 谷部
30b 山部
Claims (4)
- 樋形状のプロテクタ本体の長さ方向の端部側内面にコルゲートチューブの谷部に嵌合係止する円弧状の本体側係止リブを突設する一方、前記プロテクタ本体の上面開口を閉鎖するように取り付ける第1蓋と第2蓋とを隣接して設け、
前記第1蓋の内面に蓋側係止リブを突設し、第1蓋閉鎖時に前記本体側係止リブと蓋側係止リブとを同一周上に位置させ、かつ、
前記第2蓋の内面から前記第1蓋側へ突出させた潰れ防止片を設け、該潰れ防止片を前記コルゲートチューブの内面に突き当てるように挿入し、該コルゲートチューブの谷部の外周に前記本体側係止リブおよび前記蓋側係止リブを嵌合係止させる構成としていることを特徴とするワイヤハーネス用のプロテクタ。 - 前記第2蓋に設ける前記潰れ防止片は、第2蓋側の側面から突出すると共に、前記コルゲートチューブの谷部の内周面に当接する円弧状片であり、かつ、該円弧状片の上面から突当リブを突設し、該突当リブをコルゲートチューブの山部に嵌合させる構成としている請求項1に記載のワイヤハーネス用のプロテクタ。
- 前記第1蓋はプロテクタ本体の長さ方向の端部に設け、該プロテクタ本体の一方側壁に薄肉ヒンジ部を介して設ける一方、
前記第2蓋は該第1蓋に隣接したプロテクタ本体の内部側に設け、かつ、該プロテクタ本体の他方側壁に薄肉ヒンジ部を介して設けている請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネス用のプロテクタ。 - 前記第1蓋および第2蓋の先端にそれぞれロック部を設け、前記プロテクタ本体に設けた被ロック部とロック結合させるものとしている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のワイヤハーネス用のプロテクタ。
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