JP5146165B2 - コルゲートチューブ - Google Patents

コルゲートチューブ Download PDF

Info

Publication number
JP5146165B2
JP5146165B2 JP2008177139A JP2008177139A JP5146165B2 JP 5146165 B2 JP5146165 B2 JP 5146165B2 JP 2008177139 A JP2008177139 A JP 2008177139A JP 2008177139 A JP2008177139 A JP 2008177139A JP 5146165 B2 JP5146165 B2 JP 5146165B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
corrugated tube
slit
lock protrusion
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008177139A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009038964A (ja
Inventor
正堂 清水
敏次 森井
功児 小林
雅之 土井
靖規 奥岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2008177139A priority Critical patent/JP5146165B2/ja
Publication of JP2009038964A publication Critical patent/JP2009038964A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5146165B2 publication Critical patent/JP5146165B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/04Protective tubing or conduits, e.g. cable ladders or cable troughs
    • H02G3/0462Tubings, i.e. having a closed section
    • H02G3/0468Corrugated

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Diaphragms And Bellows (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

本発明は、ロック構造を備えたコルゲートチューブに関する。
従来、電線群の所定位置に装着するコルゲートチューブとして、軸方向にスリットが入れられたものが知られている。このコルゲートチューブは、スリットを開くことにより電線群の所定位置に側方から嵌め付けることが可能となっている。ところが、このようなコルゲートチューブの場合には、電線群を屈曲したときにスリットが開いてしまうため、テープを巻き付ける等する必要がある。
そこで、このようなテープ巻き作業をしなくても済むよう、スリットを閉鎖状態にロック可能なロック構造を備えたコルゲートチューブが知られている(例えば特許文献1)。このコルゲートチューブは、突条部の両端部(スリットを挟んで対向する両端部)に互いに嵌合可能な係止凹部を凹み形成し、それらを嵌合させることによりロックする構造となっている。
特開平10−136531公報
しかしながら、上記のような構造では、コルゲートチューブにプロテクタ等の取付部材を取り付けて使用する場合、その取付部材を、コルゲートチューブの周方向に相対的に回そうとすると、取付部材が係止凹部に引っ掛かりやすいという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ロック構造を備えていても取付部材との周方向の引っ掛かりを防止することが可能なコルゲートチューブを提供することを目的とする。
本発明は、略円筒状をなす内壁から複数の突条部が周方向に延びる形態で径方向に突出するとともに軸方向に所定ピッチで配されており、かつ、前記軸方向にスリットが形成されたコルゲートチューブであって、前記突条部のうち前記スリットを挟む位置に配される両端部はそれぞれ閉壁により閉じられた形態をなし、前記突条部の両端部の間には、前記突条部の内側に収まる大きさのロック突起が設けられ、このロック突起はその突出端に向かって先細となる形状をなし、前記突条部の両端部のうち一方の端部が前記ロック突起に被せられると、この一方の端部の閉壁と前記ロック突起とが係合し、前記スリットを閉鎖状態にロックするとともに、軸方向に隣り合う一対の前記突条部の間に位置する前記内壁における前記スリットの両縁部のうち前記突条部の一方の端部が配される側の縁部には、逃し凹部が形成され、前記ロック突起が設けられた側の縁部が前記逃し凹部の内側に嵌合して前記内壁よりも外側に配されることに特徴を有する。
このような構成によれば、スリットがロックされた状態のコルゲートチューブの外形は、通常のコルゲートチューブの外形に近似する。したがって、ロック構造を備えていても、取付部材に対する周方向の引っ掛かりを防止することができる。また、ロック突起は先細となる形状をなしているから、通常のコルゲートチューブと同様、ブロー成形法で製造することができる。
また、スリットを閉鎖状態にロックしたとき、すなわち突条部の一方の端部をロック突起に被せたときには、スリットの両縁部のうちロック突起が設けられた側の縁部が逃し凹部の内側に嵌まった状態になる。したがって、スリットの縁部が、コルゲートチューブの内側に突出して電線を損傷等させてしまう事態を防止することができる。
前記ロック突起のうち前記スリット側の面は、前記突条部の両端部のうち他方の端部側へ向かって少しずつ突出寸法が大きくなる傾斜をなす誘導面としてもよい。これにより、スリットを閉鎖方向に接近させるだけで一方の端部がロック突起の誘導面に誘導されてロック突起を乗り越えるから、突条部の端部を持ち上げる必要がなく、ロック作業を容易に行うことができる。
そして、前記ロック突起は、前記突条部の全てに対応して設けられているものとしてもよい。これにより、全突条部の位置においてロックされるから、スリットは確実に閉鎖状態に保持される
本発明によれば、ロック構造を備えていても取付部材との周方向の引っ掛かりを防止することが可能なコルゲートチューブを提供することができる。
参考例
以下、本発明の参考例を図1〜図6によって説明する。
参考例におけるコルゲートチューブ10は、図示しない電線群の所定位置に装着され、電線群を包囲して保護するものである。コルゲートチューブ10は合成樹脂製であって、略円筒状をなす内壁11から複数の突条部12が所定ピッチで突出して配された蛇腹状をなし、電線群の配索経路に柔軟に追従できる可撓性を備えている。このコルゲートチューブ10には、その軸方向の全長にわたって直線状のスリット13が形成されている。
突条部12は、スリット13に接する位置からスリット13の手前の位置まで周方向に延びる形態をなし、その周方向の両端部がスリット13を挟んで対向して配されている。以降、突条部12の両端部のうちスリット13に接して配される側の端部(本発明の一方の端部に該当する)を第1端部14、スリット13から離れた位置に配される側の端部(同他方の端部)を第2端部15と称する。
突条部12は、その突出端面12Aに向かって幅方向寸法(突条部12の並列方向の幅寸法)が小さくなる形状をなし、コルゲートチューブ10の内壁11に対して略平行をなす突出端面12Aと、この突出端面12Aの両側縁から突条部12の根元側(内壁11側)に向かって互いに離れる傾斜をなす両側面12Bとにより構成されている。各突条部12をコルゲートチューブ10の周方向に沿う方向に見ると略台形断面をなし、その断面形状は周方向にわたって等しくされている。
突条部12の第1端部14および第2端部15は、それぞれ第1閉壁14Aおよび第2閉壁15Aにより閉じられた形態とされている。第1閉壁14Aおよび第2閉壁15Aは略台形状をなし、周縁が突条部12の両側面12Bと突出端面12Aと内壁11とに連設されて突条部12の端部を塞いでいる。第1閉壁14Aはスリット13に沿って形成されており、言い換えると、スリット13は第1閉壁14Aに沿って軸方向に真っ直ぐ延びている。
内壁11のうち第2閉壁15Aとスリット13との間(第1閉壁14Aと第2閉壁15Aとの間)であって突条部12と連続する位置には、ロック突起16が設けられている。ロック突起16は、全突条部12に1個ずつ設けられ、スリット13から第2閉壁15A側に若干離れた位置に形成されている(図1参照)。
ロック突起16は全体として突出端に向かって先細となる形状をなし、その突出端面16Aは内壁11に対して略平行をなすとともに、両側面16Bは突出端面16Aの両側縁からロック突起16の根元側(内壁11側)に向かって互いに離れる傾斜をなしている(図2参照)。また、ロック突起16のうちスリット13側の面は、図4に示すように、第2閉壁15A側へ向かって少しずつ突出寸法が大きくなる傾斜をなす誘導面16Cとされ、ロック突起16のうち第2閉壁15A側の面は、コルゲートチューブ10の内壁11に対して略垂直に切り立つ係止面16Dとされている。この係止面16Dと第2閉壁15Aとは略平行をなして対向して配され、その間には、第1閉壁14Aの壁厚寸法のほぼ2倍の寸法の間隔が空けられている。この係止面16Dと第2閉壁15Aとの間の部分は、第1閉壁14Aを差し込み可能な差込部17とされている。
各ロック突起16を、コルゲートチューブ10の周方向および軸方向に沿う方向から見るといずれも略台形状をなしている。各ロック突起16は、各突条部12の内側にちょうど収まる大きさとされ、詳しくは、各ロック突起16が各突条部12の第1端部14に内嵌した状態では、ロック突起16の両側面16Bは突条部12の両側面12Bとほぼ等しい勾配をなして近接して配される。
コルゲートチューブ10の内壁11のうちロック突起16の係止面16Dと第2閉壁15Aとの間には、リブ18が形成されている。リブ18は各ロック突起16に1個ずつ、全ロック突起16に対応して設けられている。各リブ18は、各ロック突起16の幅方向(コルゲートチューブ10の軸方向に沿う方向の幅方向)中央位置に配され、係止面16Dと第2閉壁15Aとの間に跨る形態をなして内壁11から一体的に突出している。こうして内壁11のうちロック突起16と第2閉壁15Aとの間のリブ18が設けられている部分は、他の部分に比べてリブ18の分だけ内外方向の壁厚寸法が大きくされている。
次に、電線群に対してコルゲートチューブ10を装着する方法について説明する。
まず、コルゲートチューブ10のスリット13を開き、電線群の側方からコルゲートチューブ10を被せるようにして嵌め付ける。次いでスリット13を閉鎖方向に接近させると、第1閉壁14Aがそれぞれロック突起16の誘導面16Cの傾斜に誘導されて突出端面16Aへ乗り上げていく。さらにスリット13を接近させると、第1閉壁14Aはロック突起16の突出端面16Aを通過し、突出端面16Aを乗り越えて差込部17に差し込まれる。なお、差込部17は第1閉壁14Aの壁厚に対して若干余裕のある大きさとされているので、第1閉壁14Aは差込部17に対して斜めに傾いた姿勢で差し込み可能となっている。
そして、差込部17に差し込まれた第1閉壁14Aとロック突起16の係止面16Dとが対向して配され、スリット13が閉鎖状態にロックされる。このとき、突条部12の第1端部14はロック突起16にすっぽり被さった状態になり、また差込部17に差し込まれた第1閉壁14Aと第2閉壁15Aとの間にはわずかな隙間しか空いておらず、突条部12は全周にわたって凹凸無く連続した形態となる。すなわち、スリット13が閉鎖状態にロックされた状態では、コルゲートチューブ10の突条部12(突出端面12Aおよび両側面12B)と内壁11とは、それぞれ全周にわたって凹凸のない滑らかな略円形状をなし、その全体の形状は通常のコルゲートチューブ10(スリットがないタイプのコルゲートチューブや、スリットがあったとしてもロック構造が設けられていないコルゲートチューブ)の外形に近似している(図5および図6参照)。したがって、プロテクタ等の取付部材を取り付けたときに、通常のコルゲートチューブ10と遜色ない程度で、取付部材に対して周方向の引っ掛かりを生じることなくスムーズに回転させることができる。
また、ロック突起16がその突出端に向かって先細となる形状をなしていることにより、本実施形態のコルゲートチューブ10を、従来と同様ブロー成形法により製造することができる。
そして、スリット13を閉鎖状態にロックする際、第1閉壁14Aはロック突起16の誘導面16Cに誘導されてロック突起16を乗り越えるから、第1端部14をロック突起16に被せるために持ち上げる必要がなく、もってロック作業を容易に行うことができる。
さらに、ロック突起16は突条部12の全箇所に設けられ、全突条部12の位置においてロックがなされるから、コルゲートチューブ10の全長にわたって確実にスリット13を閉鎖状態に保持することができる。
加えて、第1端部14がロック突起16に被さった状態では、ロック突起16の両側面16Bが突条部12の両側面12Bと略平行に近接して配されるから、コルゲートチューブ10が屈曲されるとロック突起16と突条部12との側面16B,12B同士が当接し合い、各ロック突起16と第1端部14との軸方向の相対的な位置ずれが防止される。これにより、突条部12の両端部14,15の相対的な軸方向の位置ずれが規制され、突条部12は周方向に連続した形態に保持される。
また、ロック突起16と第2閉壁15Aとの間のリブ18によりこの部分の剛性は高められ、ロック突起16と第1閉壁14Aとの当接力が作用しても屈曲しにくくなっている。すなわち、リブ18が設けられることにより、ロック突起16をコルゲートチューブ10の内側へ変位させる向きの曲げ変形に対する剛性が高まり、ロック突起16の倒れ込みが防止される。したがって、コルゲートチューブ10の屈曲によりロック突起16に比較的大きな力が作用しても、ロック突起16と第1閉壁14Aとの係合が解除されにくく、スリット13は閉鎖状態に保持される。さらに、リブ18はロック突起16の幅方向中央位置に設けられているから、バランスよく曲げ変形(ロック突起16が倒れる向きの変形)に抵抗する。なお、リブ18はロック突起16の全箇所に設けられているから、全ロック突起16の倒れ込みを防止でき、ロックの保持力が高い。
以上説明したように本参考例によれば、スリット13がロックされた状態のコルゲートチューブ10の外形は、通常のコルゲートチューブ10の外形に近似するから、ロック構造を備えていても、取付部材との周方向の引っ掛かりを防止することができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2に係るコルゲートチューブ30を図7〜図12によって説明する。
本実施形態のコルゲートチューブ30は、スリット13の両縁部のうち第1端部14が配される側の縁部(第1縁部31と称する)に、ロック突起16が設けられた側の縁部(第2縁部32と称する)を内側に嵌合可能な逃し凹部33を形成した点で、参考例とは相違する。なお、参考例と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施形態に係るコルゲートチューブ30は、参考例と同様に、略円筒状をなす内壁11から複数の突条部12が所定ピッチで突出して配された蛇腹状をなし、その軸方向の全長にわたって直線状のスリット13が形成されている。スリット13は、参考例と同様、第1端部14の第1閉壁14Aに沿って真っ直ぐに形成されている。
スリット13の両縁部(第1縁部31および第2縁部32)のうち第2縁部32は、ロック突起16から周方向に張り出す形態をなしている(図8および図9参照)。第2縁部32は、内壁11よりも一段外側、言い換えると、内壁11の厚さ寸法と同等の寸法分だけ外側に配され、内壁11と第2縁部32との間には段差が形成されている。なお、第2縁部32の周方向の幅寸法(ロック突起16からの張り出し寸法)は、ロック突起16の係止面16Dと第2端部15の第2閉壁15Aとの間の間隔と同等の寸法とされている。
第1縁部31には、逃し凹部33が形成されている。逃し凹部33は、第1縁部31の軸方向にわたって形成され、第1縁部31の内壁11を外側に凹ませてなるものである。逃し凹部33は、内壁11から第2縁部32側に向かって少しずつ外側に傾斜する傾斜壁33Aと、傾斜壁33Aの外側端から内壁11と略平行をなして第2縁部32側に広がる外壁33Bと、外壁33Bのうち第2縁部32側の端から内側へ屈曲した形態の端壁33Cとにより構成されている。
逃し凹部33の凹み寸法、言い換えると、逃し凹部33の深さ寸法は、内壁11の厚さ寸法の約2倍の寸法と略同等とされ、外壁33Bは、第2縁部32よりも外側にずれて配されている。端壁33Cの内外方向の幅寸法は、内壁11の壁厚寸法と同等の寸法とされ、スリット13をロックする前の状態では、第2縁部32の端縁が端壁33Cに突き当たった状態になる。
次に、上記のように構成された実施形態2の作用および効果について説明する。
スリット13を閉鎖状態にロックしたときには、実施形態1と同様、突条部12の第1端部14がロック突起16に被さるから(図10参照)、取付部材とコルゲートチューブ30との周方向の引っ掛かりを防止する効果を得ることができる。
さらに、実施形態2においては、スリット13を閉鎖状態にロックしたときには、第2縁部32が逃し凹部33の内側に嵌まった状態になる(図11および図12参照)。ここで、第1縁部の内壁に逃し凹部が形成されていない場合には、第2縁部32が第1縁部の内壁よりも内側に配された状態、すなわち第2縁部32がコルゲートチューブの軸方向にわたって内壁よりも内側に突出した状態になる。このため、第2縁部32の端縁がコルゲートチューブ30の内側に配された電線に線接触し、電線を損傷等してしまうおそれがある。しかしながら、本実施形態の構成によれば、第2縁部32は、第1縁部31の逃し凹部33に嵌まって内壁11よりも外側に配された状態になる。したがって、スリット13の両端部31,32のうちコルゲートチューブ30の内側に配される第2縁部32が、電線を損傷等させてしまう事態を防止することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態によれば、本発明を、スリット13が全長にわたって形成されたコルゲートチューブ10(30)に適用したが、本発明は、スリットが部分的に形成されたコルゲートチューブにも適用することができる。
(2)上記実施形態によれば、ロック突起16は周方向および軸方向に沿う方向から見るといずれも略台形状をなしているが、ロック突起は突条部12の内側に収まる大きさで突出端に向かって先細となる形状であればどのような形状であってもよく、例えば略三角錐をなしていてもよい。
(3)上記実施形態によれば、差込部17は第1閉壁14Aの壁厚に対して若干余裕のある大きさとされているが、必ずしも差込部をそのような余裕のある大きさにしなくてもよい。
(4)上記実施形態によれば、ロック突起16のスリット13側の面は傾斜する誘導面16Cとされているが、この面は必ずしも傾斜のある面とされなくてもよい。
(5)上記実施形態によれば、ロック突起16と第2閉壁15Aとの間にはリブ18が形成されているが、リブは形成されていなくてもよい。
(6)上記実施形態によれば、リブ18はロック突起16の幅方向中央位置に設けられているが、中央位置から幅方向にずれた位置に設けられていてもよい。
(7)上記実施形態によれば、ロック突起16は突条部12の全箇所に設けられているが、これに限らず、例えば、突条部の並列方向に一つ飛びに設けられていてもよく、またコルゲートチューブの軸方向中央部のみに設ける等してもよい。
(8)上記実施形態によれば、リブ18はロック突起16の全箇所に設けられているが、これに限らず、選択した任意のロック突起のみにリブを設けるようにしてもよい。
(9)上記実施形態によれば、コルゲートチューブ10(30)はブロー成形法により製造することができるとされているが、それ以外の成形法(例えばバキューム成形法)により製造してもよい。
参考例のコルゲートチューブの一部切欠側面図 図1のA−A断面図 図1のB−B断面図 コルゲートチューブを閉鎖状態にロックする前の状態を表す断面図 コルゲートチューブを閉鎖状態にロックした状態を表す側面図 同断面図 実施形態2のコルゲートチューブを閉鎖状態にロックする前の状態を表す側面図 図7のC−C断面図 同D−D断面図 コルゲートチューブを閉鎖状態にロックした状態を表す側面図 図10のE−E断面図 同F−F断面図
符号の説明
10,30…コルゲートチューブ
12…突条部
13…スリット
14…第1端部(一方の端部)
14A…第1閉壁
15…第2端部(他方の端部)
15A…第2閉壁
16…ロック突起
16C…誘導面
18…リブ
31…第1縁部(一方の端部が配される側の縁部)
32…第2縁部(ロック突起が設けられた側の縁部)
33…逃し凹部

Claims (3)

  1. 略円筒状をなす内壁から複数の突条部が周方向に延びる形態で径方向に突出するとともに軸方向に所定ピッチで配されており、かつ、前記軸方向にスリットが形成されたコルゲートチューブであって、
    前記突条部のうち前記スリットを挟む位置に配される両端部はそれぞれ閉壁により閉じられた形態をなし、
    前記突条部の両端部の間には、前記突条部の内側に収まる大きさのロック突起が設けられ、このロック突起はその突出端に向かって先細となる形状をなし、
    前記突条部の両端部のうち一方の端部が前記ロック突起に被せられると、この一方の端部の閉壁と前記ロック突起とが係合し、前記スリットを閉鎖状態にロックするとともに、
    軸方向に隣り合う一対の前記突条部の間に位置する前記内壁における前記スリットの両縁部のうち前記突条部の一方の端部が配される側の縁部には、逃し凹部が形成され、前記ロック突起が設けられた側の縁部が前記逃し凹部の内側に嵌合して前記内壁よりも外側に配されることを特徴とするコルゲートチューブ。
  2. 前記ロック突起のうち前記スリット側の面は、前記突条部の両端部のうち他方の端部側へ向かって少しずつ突出寸法が大きくなる傾斜をなす誘導面とされていることを特徴とする請求項1に記載のコルゲートチューブ。
  3. 前記ロック突起は、前記突条部の全てに対応して設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコルゲートチューブ。
JP2008177139A 2007-07-11 2008-07-07 コルゲートチューブ Expired - Fee Related JP5146165B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008177139A JP5146165B2 (ja) 2007-07-11 2008-07-07 コルゲートチューブ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007182369 2007-07-11
JP2007182369 2007-07-11
JP2008177139A JP5146165B2 (ja) 2007-07-11 2008-07-07 コルゲートチューブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009038964A JP2009038964A (ja) 2009-02-19
JP5146165B2 true JP5146165B2 (ja) 2013-02-20

Family

ID=39832710

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008177139A Expired - Fee Related JP5146165B2 (ja) 2007-07-11 2008-07-07 コルゲートチューブ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20090014198A1 (ja)
EP (1) EP2015417A1 (ja)
JP (1) JP5146165B2 (ja)
CN (1) CN101344200A (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5691995B2 (ja) * 2011-10-20 2015-04-01 住友電装株式会社 コルゲートチューブ及びコルゲートチューブ付ワイヤーハーネス
JP5794141B2 (ja) * 2011-12-27 2015-10-14 住友電装株式会社 ロック付コルゲートチューブ
JP5835050B2 (ja) * 2012-03-26 2015-12-24 住友電装株式会社 ロック付コルゲートチューブ
DE102012105978A1 (de) * 2012-07-04 2014-01-09 SaarGummi technologies S.à.r.l. Schlauchkanal für die Aufnahme einer Vielzahl von Leitungssträngen
CN102769262A (zh) * 2012-07-10 2012-11-07 李贤� 机动车开封电缆线束
JP5862537B2 (ja) 2012-10-05 2016-02-16 住友電装株式会社 コルゲートチューブ及びコルゲートチューブ付ワイヤーハーネス
JP2015097464A (ja) * 2013-10-10 2015-05-21 住友電装株式会社 コルゲートチューブならびにワイヤーハーネスおよびその製造方法
DE102014116447A1 (de) * 2014-11-11 2016-05-12 Schlemmer Gmbh Wellrohranordnung zur Aufnahme von Leitungen und Verfahren zur Herstellung einer solchen Wellrohranordnung
EP3442876A4 (en) * 2016-04-15 2019-10-09 Eco.logic Brands Inc. CONNECTOR FOR MULTI-PIECE CONTAINERS
DE202017101492U1 (de) * 2017-03-15 2018-06-26 Wieland Electric Gmbh Anschlussadapter
CN210686430U (zh) 2019-06-26 2020-06-05 米沃奇电动工具公司 用于鼓风机的波纹管和鼓风机
IL273316B (en) * 2020-03-15 2021-02-28 Tevel Aerobotics Tech Ltd Device and method for picking fruit

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3246594A1 (de) * 1982-12-16 1984-06-20 Hegler, Wilhelm, 8730 Bad Kissingen Huellwellrohr
CN1075619C (zh) * 1996-09-03 2001-11-28 住友电装株式会社 一种波纹管、一种自动导线装载方法和装置
JP3125704B2 (ja) * 1996-09-03 2001-01-22 住友電装株式会社 コルゲートチューブ
DE19641421C2 (de) * 1996-10-08 1999-07-08 Schlemmer & Co Josef Wellrohr zur schützenden Ummantelung elektrischer Leitungen
CN1198031A (zh) * 1997-02-21 1998-11-04 住友电装株式会社 波纹管
DE20108981U1 (de) * 2001-05-29 2001-08-02 Schlemmer Gmbh Wellrohr mit verschließbarem Schlitz

Also Published As

Publication number Publication date
US20090014198A1 (en) 2009-01-15
EP2015417A1 (en) 2009-01-14
CN101344200A (zh) 2009-01-14
JP2009038964A (ja) 2009-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5146165B2 (ja) コルゲートチューブ
JP4930177B2 (ja) プロテクタ
JP4258529B2 (ja) ワイヤハーネス用プロテクタ
WO2015056551A1 (ja) ワイヤーハーネス用のプロテクタ
US20130199823A1 (en) Grommet
US9914412B2 (en) Band clip
JP5516109B2 (ja) ワイヤハーネス用のプロテクタ
JP4476166B2 (ja) 電線束保護チューブ用の補助部材
WO2011136176A1 (ja) ケーブル保護管接続用ブロック体及びケーブル保護管の接続構造
US9525278B2 (en) Electrical-wire-protecting member using tying member
JP5668613B2 (ja) 経路維持部材付コルゲートチューブ及びワイヤーハーネス
JP4915276B2 (ja) プロテクタ
JP5540909B2 (ja) コルゲートチューブ用キャップ
JP2016027770A (ja) プロテクタ及び電線モジュール
JP2014207812A (ja) 閉塞栓およびワイヤーハーネスの外装構造
WO2013065352A1 (ja) 経路維持部材付コルゲートチューブおよびワイヤーハーネス
JP2007185067A (ja) 可撓電線保護管
JP6153252B2 (ja) グロメット
JP5913893B2 (ja) ワイヤーハーネスの固定構造
JP6270034B2 (ja) 外装部材
JP5969682B2 (ja) ワイヤーハーネスの固定構造
JP6066321B2 (ja) グロメット
JP2020198672A (ja) プロテクタ
JP6194838B2 (ja) コルゲートチューブ及び電線モジュール
EP3796477B1 (en) Electric wire cover

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091007

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091007

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120626

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120821

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121004

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121030

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151207

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees