JP5514946B1 - チョコレートの製造方法及びチョコレート - Google Patents

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Abstract

【課題】成形・冷却工程における製造効率に優れ、かつ、省スペースで複数の成形・冷却ラインを設けることが実現可能なチョコレートの製造方法及び当該製造方法により製造されたチョコレートを提供する。
【解決手段】第1のベルトコンベア上でチョコレート原液を成形する第1の成形工程と、第1のベルトコンベアの上段又は下段に設けられた第2のベルトコンベア上でチョコレート原液を成形する第2の成形工程と、第1及び第2のベルトコンベア上で成形したチョコレート原液を少なくとも第1及び第2のベルトコンベアが通過できる複数段ベルトコンベア式の冷却装置内を通過させて冷却固化させチョコレートを得る冷却工程とを含むチョコレートの製造方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、チョコレートの製造方法及びチョコレートに関するものである。
チョコレートは、カカオ成分(カカオマス、ココアパウダー、ココアバター)、食用油脂、糖類、乳製品(粉乳)、香料、乳化剤等を原料とし、これらの原料をミキシング(混合)、リファイニング(微粒化)、コンチング(精練)することで製造され、更に必要に応じてテンパリング(調温)、成形、冷却が施されて商品となる。製造したチョコレートは、コンチング装置から取り出された後、ストレージタンクに一旦保管されるのが一般的であり、その後にテンパリング(調温)、成形、冷却が施される。各工程の詳細は下記の通りである。
(1)ミキシング(混合)
カカオ成分に砂糖などの糖類や粉乳をミキサーで適温状態に加熱しながら均質になるように混合し、チョコレート生地を得る。
(2)リファイニング(微粒化)
(1)で得られたチョコレート生地をロールリファイナーで磨り潰し、粒度20μm程度まで微粒化する。リファイニング(微粒化)は、通常、プレリファイニングとエンドリファイニングの2段階の工程からなり、プレリファイニングとして2本のロールを有するプレリファイナーで粒度100〜130μmまで微粒化した後、エンドリファイニングとして5本のロールを有するエンドリファイナーで粒度20μm程度まで微粒化する。
(3)コンチング(精練)
リファイニングしたチョコレート生地を、コンチングマシンにより長時間かけて練り込み、チョコレート原液とする。通常、コンチングでは原料として植物油脂や乳化剤等が追加で添加されることが多く、これらの追加原料をチョコレート生地に混合・分散させる。液状製品として出荷する場合は、このチョコレート原液を得た段階で製造工程が完了する。
(4)テンパリング(調温)
テンパリングマシンを用いる等によって、コンチングにより得られたチョコレート原液の温度を調整しながらかき混ぜ、チョコレート中の油脂の結晶を安定した結晶にし、チョコレート表面に艶が出るようにする。配合する油脂によってはテンパリングを行わない場合もある(ノーテンパー型)。
(5)成形・冷却
チョコレート原液を成形した後、成形したチョコレート原液を冷却して固める。
チョコレートを成形する方法としては、ピストン式デポジッターを用いて、チョコレートをチップ状に成形する方法等が挙げられる(例えば、特許文献1参照)。
特許3880599号公報
1つの成形・冷却ラインで形状の異なるチョコレートに成形する場合、部品の切り替えが必要であり、製造効率の面で問題があった。部品の切り替えなしに形状の異なるチョコレートを成形する方法としては、複数の成形・冷却ラインを設置する方法がある。複数の成形・冷却ラインを設置した場合、形状の異なるチョコレートを同時に成形することも可能であるため、製造効率の面ではより有効となる。しかしながら、複数の成形・冷却ラインを設置するには、新たに設置場所を確保する必要があり、敷地面積の狭い工場では実現できなかった。従って、製造効率がよく、しかも省スペースで複数の成形・冷却ラインを設けることが実現可能なチョコレートの成形方法が求められていた。
従って、本発明の目的は、成形・冷却工程における製造効率に優れ、かつ、省スペースで複数の成形・冷却ラインを設けることが実現可能なチョコレートの製造方法及び当該製造方法により製造されたチョコレートを提供することである。
本発明は、上記目的を達成するために、下記の[1]〜[]を提供する。
[1]第1のベルトコンベア上でチョコレート原液を成形する第1の成形工程と、前記第1のベルトコンベアの上段に設けられた第2のベルトコンベア上でチョコレート原液を成形する第2の成形工程と、前記第1及び第2のベルトコンベア上で成形したチョコレート原液を少なくとも前記第1及び第2のベルトコンベアが通過できる複数段ベルトコンベア式の冷却装置内を通過させて冷却固化させチョコレートを得る冷却工程とを含み、前記第1の成形工程は、チョコレート原液を放出可能な複数の開口が表面に形成された回転ロールを有する回転型成形機を用いて、前記第1のベルトコンベア上でチョコレート原液をチップ状に成形する工程であるチョコレートの製造方法(但し、型の移送が行なわれる製造方法を除く)
前記第2のベルトコンベアは、最上段に設けられており、前記第2の成形工程は、チョコレート原液を前記第2のベルトコンベア上で板状に成形する工程であり、前記冷却工程にて冷却固化させた板状のチョコレートを前記第2のベルトコンベア上で切断する切断工程を含む前記[1]に記載のチョコレートの製造方法。
]前記第1のベルトコンベアの上段又は下段に設けられた第3のベルトコンベアにおいて、前記第1の成形工程と同じ工程を行なう第3の成形工程と、当該第3のベルトコンベア上で成形したチョコレート原液を前記複数段ベルトコンベア式の冷却装置内を通過させて冷却固化させチョコレートを得る冷却工程とを含む前記[1]又は前記[2]に記載のチョコレートの製造方法。
]チョコレート原液を放出可能な複数の開口が表面に形成された回転ロールを有する回転型成形機と、前記回転型成形機を用いた製造ラインにおける第1のベルトコンベアと、前記第1のベルトコンベアの上段に設けられた1以上のベルトコンベアと、前記第1のベルトコンベア及び前記1以上のベルトコンベアが通過可能な冷却装置とを備えたチョコレート製造装置(但し、型の移送が行なわれる製造装置を除く)
]前記1以上のベルトコンベアのうちの最上段はチョコレート原液を板状に成形することのできるベルトコンベアであり、前記チョコレート製造装置は板状に成形したチョコレートを四角形状に切断することのできるカッターを備えた前記[]に記載のチョコレート製造装置。
本発明によると、成形・冷却工程における製造効率に優れ、かつ、省スペースで複数の成形・冷却ラインを設けることが実現可能なチョコレートの製造方法及び当該製造方法により製造されたチョコレートを提供することができる。
本発明の実施の形態に係るチョコレートの製造方法の製造工程を説明するための概略図である。
〔チョコレートの製造方法〕
本発明の実施の形態に係るチョコレートの製造方法は、第1のベルトコンベア上でチョコレート原液を成形する第1の成形工程と、第1のベルトコンベアの上段又は下段に設けられた第2のベルトコンベア上でチョコレート原液を成形する第2の成形工程と、前記第1及び第2のベルトコンベア上で成形したチョコレート原液を両ベルトコンベアが通過できる複数段ベルトコンベア式の冷却装置内を通過させて冷却固化させチョコレートを得る冷却工程とを含む。
第1及び第2の成形工程では、回転型成形機、ピストン式デポジッター等の様々な成形機等を使用することで、チップ状、板状、四角形状等の様々な形のチョコレートに成形することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るチョコレートの製造方法の製造工程を説明するための概略図であり、製造ラインを横から見た図である。以下、本発明の実施の形態を図1を参照して説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
本発明の実施の形態に係るチョコレートの製造方法は、第1のベルトコンベアである下段ベルトコンベア11上でチョコレート原液を成形する第1の成形工程と、下段ベルトコンベア11の上段に設けられた第2のベルトコンベアである上段ベルトコンベア21上でチョコレート原液を成形する第2の成形工程と、下段ベルトコンベア11及び上段ベルトコンベア21上で成形したチョコレート原液を両ベルトコンベア11,12が通過できる複数段ベルトコンベア式の冷却装置(第1クーリングトンネル1及び第2クーリングトンネル2)内を通過させて冷却固化させチョコレート(チップ状チョコレート100及び四角形状チョコレート200)を得る冷却工程とを含む。各工程を順に説明する。
(第1の成形工程)
第1の成形工程は、チョコレート原液を放出可能な複数の開口が表面に形成された回転ロールを有する回転型成形機10を用いて、下段ベルトコンベア11上でチョコレート原液をチップ状に成形する工程であることが好ましい。回転型成形機10としては市販の製品を使用することができる。開口の数や径及びピッチは、特に限定されるものではなく、所望の数ないし径の開口が所望のピッチで形成された回転型成形機を用いることができる。
回転型成形機10の回転ロールを一定の速度で回転させつつ、回転型成形機10が備えるポンプを作動させて開口からチョコレート原液を放出することで、チップ状に成形されたチョコレート原液が走行中の下段ベルトコンベア11上に次々と載せられ、運ばれていく。
第1の成形工程において回転型成形機を用いる場合は、回転型成形機10の複数の開口の径を変えることなく、回転型成形機10に供給するチョコレート供給量、ベルトコンベアの速度、回転型成形機とベルトコンベアとの距離及び回転型成形機10が備える回転ロールの回転速度を変えることで粒径の異なるチップ状のチョコレート原液を下段ベルトコンベア11上に載せる工程を含むことができる。製造工程において上記条件を変更することで、1粒あたりの径や重さの異なるチップ状のチョコレートが成形機自体ないし回転ロールを変えることなく製造できる。なお、回転型成形機10の開口径によって、製造可能な粒径の範囲も変わる。上記のように製造条件を調整することで、チョコレート原液1kgあたりで500〜30000粒の範囲内のチップ状のチョコレートが製造可能である。
第1の成形工程に供するチョコレート原液は、通常行われている製造方法により得ることができるが、チョコレート原液の粘度は、5000〜50000cpであることが好ましく、7000〜50000cpであることがより好ましく、10000〜50000cpであることがさらに好ましく、15000〜45000cpであることが最も好ましい。上記範囲の粘度のチョコレート原液を用いることが製造効率の点で望ましく、安定して良好な形状のチョコレートが得られる点においても望ましい。なお、第1の成形工程に供するチョコレート原液の粘度が前記範囲であると、ベルトコンベア上で各チップ状のチョコレート原液が広がりくっ付きにくく、回転型成形機を用いた場合は回転ロールの開口からチョコレート原液が放出されやすくなる。
また、第1の成形工程に供するチョコレート原液の油分含量は、28〜42質量%であることが好ましく、29〜40質量%であることがより好ましく、30〜38質量%であることがさらに好ましく、31〜35質量%であることが最も好ましい。第1の成形工程においては、上記範囲の油分含量のチョコレート原液を用いることが製造効率の点で望ましく、安定して良好な形状のチョコレートが得られる点においても望ましい。
ここで、本発明においてチョコレートとは、規約(チョコレート類の表示に関する公正競争規約)又は法規上の規定に限定させるものではなく、カカオ豆由来の成分を用いたチョコレート類をいう。さらに、この中には、チョコレート類の表示に関する公正競争規約(全国チョコレート業公正取引協議会)にいうチョコレート及び準チョコレートが含まれる。また、本発明ではダークチョコレート、ミルクチョコレート、ホワイトチョコレート、更にホワイトチョコレートをベースに所望の色をつけたカラーチョコレート等にすることができる。
本発明におけるチョコレートには、通常、チョコレートに配合される成分を配合することができる。通常、チョコレートに配合される成分としては、例えば、カカオマス、ココアパウダー、糖類(砂糖、乳糖等)、粉乳(全脂粉乳、脱脂粉乳等)、油脂(ココアバター、カカオ代用脂等)、乳化剤、香料等が挙げられる。
(第1の成形工程後の冷却工程)
第1の成形工程後の冷却工程では、下段ベルトコンベア11上で成形したチップ状のチョコレート原液を複数段ベルトコンベア式の冷却装置(第1クーリングトンネル1及び第2クーリングトンネル2)内を通過させて冷却固化させチップ状のチョコレート100を得る。複数段ベルトコンベア式の冷却装置とは、上下方向に並んだ複数段のベルトコンベアが通過可能な冷却装置をいう。本実施の形態においては、ベルトコンベアの進行方向に分断された第1クーリングトンネル1及び第2クーリングトンネル2からなる冷却装置を用いたが、第1クーリングトンネル1のみからなる冷却装置や3以上のクーリングトンネルを有する冷却装置でも良く、複数段のベルトコンベアが通過でき、チョコレート原液が冷却固化できるものであれば、どのような形状・数の冷却装置を用いても構わない。
(第2の成形工程と当該成形工程後の冷却工程)
第2の成形工程は、チョコレート原液を上段ベルトコンベア21上で板状に成形する工程であることが好ましい。当該実施形態においては、上段ベルトコンベア21上で成形した板状のチョコレート原液を前記複数段ベルトコンベア式の冷却装置(第1クーリングトンネル1)内の最上段を通過させて冷却固化させ板状のチョコレート200を得る冷却工程と、板状のチョコレート200を上段ベルトコンベア21上で切断する切断工程とを含むことが好ましい。なお、チョコレート原液を板状に成形するためのベルトコンベアは、ベルトコンベアの両側端に桟(高さ:例えば5〜20mm)を有している。また、第2の成形工程では、好ましくは充填機20を用いて、チョコレート原液を上段ベルトコンベア21上に供給する。
本発明の実施の形態において使用する充填機20は、特に限定されることなく、チョコレート原液を板状に成形するためのベルトコンベア上に充填することのできるものであれば使用できるが、工場内において複数段で使用することから、高さ方向に制限が設けられる場合がある。
充填機20に連結されたポンプを作動させて充填機20の開口からチョコレート原液を放出することで、チョコレート原液が走行中の上段ベルトコンベア21上に充填され、運ばれていく。
第2の成形工程に供するチョコレート原液は、通常行われている製造方法により得ることができるが、チョコレート原液の粘度は、100〜100000cpであることが好ましく、500〜30000cpであることがより好ましく、1000〜30000cpであることがさらに好ましい。
また、第2の成形工程に供するチョコレート原液の油分含量は、26〜80質量%であることが好ましく、28〜70質量%であることがより好ましく、30〜60質量%であることがさらに好ましい。
第2の成形工程を経た後の冷却工程では、上段ベルトコンベア21上で成形した板状のチョコレート原液を複数段ベルトコンベア式の冷却装置(第1クーリングトンネル1)内を通過させて冷却固化させ板状のチョコレート200を得る。次の切断工程において使用する縦切りカッター22及び横切りカッター23を配置するスペースを確保するために、最上段のベルトコンベア21を板状のチョコレート200用に使用することが好ましい。
切断工程では、第1クーリングトンネル1を通過した板状のチョコレート200を上段ベルトコンベア21上で切断する。例えば、上段ベルトコンベア21の上方に、かつベルトコンベア進行方向に並列して設けられた縦切りカッター22及び横切りカッター23にて板状のチョコレート200を切断することで四角形状のチョコレート201を得ることができる。なお、切断工程では、横切りカッター23のみにて板状のチョコレート200を切断することで四角形状のチョコレート201を得ることもできる。切断後、さらに、複数段ベルトコンベア式の冷却装置(第2クーリングトンネル2)内を通過させることが好ましい。
このように上段と下段とで異なる形状のチョコレートを製造する場合には、上段における成形品(ここでは板状ないし四角形状チョコレート)が落下して下段の成形品(ここではチップ状チョコレート)と混ざらないように、上段ベルトコンベアと下段ベルトコンベアの間に受け皿(例えばステンレス製)を設けることが好ましい。
本発明の実施の形態においては、上段のベルトコンベア上で第2の成形工程にて四角形状チョコレートを製造したが、これに限られるものではなく、例えば、上段のベルトコンベア上で第1の成形工程と同様の工程を経てチップ状チョコレートを製造してもよい。また、上段のベルトコンベア上でチップ状チョコレートを製造し、下段のベルトコンベア上で四角形状チョコレートを製造することも可能である。さらには、チップ状や四角形状に限らず、その他の種々の形状のチョコレートを製造することもできる。
(第3の成形工程と当該成形工程後の冷却工程)
図1において図示していないが、本発明の実施の形態においては、前記第1の成形工程における下段ベルトコンベア11の上段(かつ上段ベルトコンベア21よりも下段であることが好ましい)又は下段において、第1の成形工程と同じ工程を行なう第3の成形工程と、当該第3の工程においてベルトコンベア上でチップ状に成形したチョコレート原液を前記複数段ベルトコンベア式の冷却装置(第1クーリングトンネル1及び第2クーリングトンネル2)内を通過させて冷却固化させチップ状のチョコレートを得る冷却工程とを含むことができる。
(本実施の形態の変形例)
以上、2段及び3段のベルトコンベアを備える場合について説明したが、本発明の実施の形態においては、4段以上のベルトコンベア及び当該4段以上のベルトコンベアが通過できる複数段ベルトコンベア式の冷却装置を用いてチョコレートを製造することもできる。
以上より、本発明は、「上下方向に設置された複数段のベルトコンベア上でチョコレート原液を成形する成形工程と、前記複数段のベルトコンベア上で成形したチョコレート原液を前記複数段のベルトコンベアが通過できる複数段ベルトコンベア式の冷却装置内を通過させて冷却固化させチョコレートを得る冷却工程とを含むチョコレートの製造方法」と言い換えることができる。ベルトコンベアの段数は、好ましくは2〜5段、より好ましくは2〜4段、最も好ましくは2〜3段である。
〔チョコレート〕
本発明の実施の形態に係るチョコレートは、上記発明の実施の形態に係るチョコレートの製造方法により製造される。回転型成形機を用いた場合、前述の通り製造条件を調整することで、例えば3000粒/kg〜30000粒/kgの大きさの径の異なるチップ状チョコレートが製造できる。また、チップ状チョコレートと形状の異なるチョコレート(例えば四角形状)を同時に製造できる。
〔チョコレート製造装置〕
本発明の実施の形態に係るチョコレートは、チョコレート原液を放出可能な複数の開口が表面に形成された回転ロールを有する回転型成形機(回転型成形機10)と、回転型成形機10を用いた製造ラインにおける第1のベルトコンベアである下段ベルトコンベア11と、下段ベルトコンベア11の上段に設けられた第2のベルトコンベアである上段ベルトコンベア21と、下段ベルトコンベア11及び上段ベルトコンベア21が通過可能な冷却装置(第1クーリングトンネル1及び第2クーリングトンネル2)とを備えたチョコレート製造装置により製造できる。3段以上の場合には、3段以上のベルトコンベアと当該3段以上のコンベアが通過可能な冷却装置とを備えたチョコレート製造装置により製造できる。上段ベルトコンベア21は、好ましくはチョコレート原液を板状に成形することのできるベルトコンベア(両側端に桟を有するベルトコンベア)であり、この実施形態において、チョコレート製造装置は、板状に成形したチョコレートを四角形状に切断することのできるカッター(縦切りカッター22及び横切りカッター23)を備える。また、チョコレート製造装置は、好ましくは板状に成形することのできるベルトコンベア(上段ベルトコンベア21)にチョコレート原液を供給することのできる充填機(充填機20)を備える。
本発明の実施の形態に係るチョコレート製造装置のベルトコンベアの段数は、好ましくは2〜5段、より好ましくは2〜4段、最も好ましくは2〜3段である。
〔本発明の実施の形態の効果〕
本発明の実施の形態によれば、成形・冷却工程における製造効率に優れたチョコレートの製造方法及び当該製造方法により製造されたチョコレートを提供することできる。すなわち、高さ方向に複数段の製造ラインを設けることができたので、省スペースで製造効率を高めることができる。これにより、同じ形状の物を大量に同時に製造できるのみならず、異なる形状のものを同時に製造できる。当該効果は、一般的なピストン式デポジッターに比べて高さ方向に場所を取らない回転型成形機10を用いる実施形態において顕著である。
また、本発明の実施の形態によれば、回転型成形機を用いた場合は、1時間あたり200〜600kg程度のチョコレート原液の成形が可能となり、一般的なピストン式デポジッターを使用した場合に比べて処理効率を1ライン(1段)あたり2〜5倍程度、高めることができる。また、回転型成形機を用いた場合は、前述の所定条件下において安定して良好な形状のチョコレートを歩留まり高く製造できる。
さらに、回転型成形機を用いた場合は、開口径の異なる成形機ないし回転ローラに変えることなく、粒径の異なるチップ状(粒状)のチョコレートを製造できる製造条件を明らかに出来たため、装置の交換費用を抑えることができ、交換作業の手間も省くことができる。
本発明の実施の形態によれば、複数段のベルトコンベアと、複数段のベルトコンベアが通過できる複数段ベルトコンベア式の冷却装置とを使用するため、冷却装置の冷却能力を最大限に発揮させることが可能である。冷却装置の冷却能力は、製造時に最も冷却が必要な製品が製造できるように設計される。従って、冷却があまり必要でない製品を、従来のように1段のベルトコンベアと、ベルトコンベアが1段のみ通過できる冷却装置とを使用して製造する場合は、冷却装置の保有する冷却能力を最大限に活用する必要がないため、冷却装置の冷却能力を十分に生かし切れず、余力を残した状態で冷却装置を運転していた。一方、本発明の実施の形態の製造方法では、1段のベルトコンベアでの製造で余る冷却装置の冷却能力は、別の段のベルトコンベアでの製造に利用することができるので、冷却装置の冷却能力を最大限に発揮させることができ、冷却装置の有効利用が可能となる。
次に実施例により本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。なお、実施例10は参考例である。
〔チョコレートの製造〕
図1に示すチョコレート製造装置にて、上段ベルトコンベア21上で四角形状のチョコレートを製造すると同時に、下段ベルトコンベア11(ベルト幅:800mm)上で表1に示す種々のチップ状のチョコレートを回転型成形機10を用いて回転型成形機10に供給するチョコレート供給量、下段ベルトコンベア11の速度、回転型成形機10と下段ベルトコンベア11との距離及び回転型成形機10が備える回転ロールの回転速度を調整することにより製造した(実施例1〜9)。また、回転型成形機10に換えてピストン式デポジッターでも製造した(実施例10)。
実施例2、3、7のノーテンパー型のチョコレート原液は、原料として、食用油脂、糖類、乳製品(粉乳)、カカオ成分(カカオマス、ココアパウダー、ココアバター)、乳化剤、香料等を用いて、常法により、原料をミキシング(混合)、リファイニング(微粒化)、コンチング(精練)して得た。実施例1、4〜6、8〜10のテンパー型のチョコレート原液は、ノーテンパー型のチョコレート原液の製造と同様にコンチング(精練)を行った後、さらにテンパリング(調温)を行なうことにより得た。なお、上段ベルトコンベア21上で製造した四角形状のチョコレートについては、いずれの実施例においても粘度1800cp、油分含量43.55質量%のチョコレート原液を使用して、縦20mm、横20mm、高さ10mmの成形品を得た。
製造したチップ状のチョコレートについて、以下の方法により、形状評価を行なった。
各チョコレート原液を用いてチップ状に成形したチョコレートの大きさ、生産量、形状評価の結果を表1に示す。
<形状評価方法>
(1)外観目視確認:円錐状でツノが真ん中にあるか確認した。また、チップ状チョコレート同士の付着がないか確認した。ツノが真ん中にあり、付着がなければ良品と判断した。
(2)1粒当りの重量確認:冷却固化したチップ状チョコレートをランダムに10粒抜取り1粒当りの重量を計測した。
例えば、8000粒/kgのチップ状チョコレートの場合、計測値が1粒当り0.125gか否かを基準とする。規格が8000粒/ kg±1000粒/kgであれば、抜取った10粒が0.111〜0.142g内に収まれば良品と判断した。
(3)上記(1)及び(2)で良品と判断されたものを「良好」と判断し、いずれか又は両方において良品と判断されなかったものを「不良」と判断した。
Figure 0005514946
10:回転型成形機、20:充填機
11:下段ベルトコンベア、21:上段ベルトコンベア
22:縦切りカッター、23:横切りカッター
1:第1クーリングトンネル、2:第2クーリングトンネル
100:チップ状チョコレート、200:板状チョコレート、300:四角形状チョコレート

Claims (5)

  1. 第1のベルトコンベア上でチョコレート原液を成形する第1の成形工程と、前記第1のベルトコンベアの上段に設けられた第2のベルトコンベア上でチョコレート原液を成形する第2の成形工程と、前記第1及び第2のベルトコンベア上で成形したチョコレート原液を少なくとも前記第1及び第2のベルトコンベアが通過できる複数段ベルトコンベア式の冷却装置内を通過させて冷却固化させチョコレートを得る冷却工程とを含み、
    前記第1の成形工程は、チョコレート原液を放出可能な複数の開口が表面に形成された回転ロールを有する回転型成形機を用いて、前記第1のベルトコンベア上でチョコレート原液をチップ状に成形する工程であるチョコレートの製造方法(但し、型の移送が行なわれる製造方法を除く)
  2. 前記第2のベルトコンベアは、最上段に設けられており、前記第2の成形工程は、チョコレート原液を前記第2のベルトコンベア上で板状に成形する工程であり、
    前記冷却工程にて冷却固化させた板状のチョコレートを前記第2のベルトコンベア上で切断する切断工程を含む請求項1に記載のチョコレートの製造方法。
  3. 前記第1のベルトコンベアの上段又は下段に設けられた第3のベルトコンベアにおいて、前記第1の成形工程と同じ工程を行なう第3の成形工程と、当該第3のベルトコンベア上で成形したチョコレート原液を前記複数段ベルトコンベア式の冷却装置内を通過させて冷却固化させチョコレートを得る冷却工程とを含む請求項1又は請求項2に記載のチョコレートの製造方法。
  4. チョコレート原液を放出可能な複数の開口が表面に形成された回転ロールを有する回転型成形機と、前記回転型成形機を用いた製造ラインにおける第1のベルトコンベアと、前記第1のベルトコンベアの上段に設けられた1以上のベルトコンベアと、前記第1のベルトコンベア及び前記1以上のベルトコンベアが通過可能な冷却装置とを備えたチョコレート製造装置(但し、型の移送が行なわれる製造装置を除く)
  5. 前記1以上のベルトコンベアのうちの最上段はチョコレート原液を板状に成形することのできるベルトコンベアであり、前記チョコレート製造装置は板状に成形したチョコレートを四角形状に切断することのできるカッターを備えた請求項に記載のチョコレート製造装置。
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