JP5474458B2 - 半導体装置及びこれを備えるデータ処理システム - Google Patents

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Description

本発明は半導体装置及びこれを備えるデータ処理システムに関し、特に、ODT(On Die Termination)機能を有する半導体装置及びこれを備えるデータ処理システムに関する。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)のように、外部バス上に複数のチップが並列接続される半導体装置においては、出力バッファがハイインピーダンス状態(Hi−Z)となっているチップによって信号の反射が生じることがある。このような信号の反射が生じると外部バス上の信号品質が低下することから、DDR2型やDDR3型のSDRAM(Synchronous DRAM)のように高いデータ転送レートが要求される半導体装置においては、出力回路を終端抵抗として機能させるODT(On Die Termination)機能が備えられていることがある。
半導体装置にODT機能を持たせれば、マザーボード上に終端抵抗器を設ける必要がなくなるため、部品点数を削減することができるとともに、信号の反射をより効果的に防止することができることから、外部バス上の信号品質を高めることが可能となる。
ODT動作のオン/オフは、半導体装置の外部から供給される外部ODT信号に基づいて行われる。ここで、外部ODT信号が活性化してからODT動作がオンするまでの時間はODTレイテンシ(ODTL)と呼ばれている。ODTLの値は、DDR2型のSDRAMでは2クロックサイクルに固定されていたが、DDR3型のSDRAMではAL+CWL−2で定義される。これは、ODTLの値を2クロックサイクルに固定すると、クロック周波数の向上によってクロックサイクルが短くなると、ODT動作のオン/オフが間に合わなくなってしまうからである。ここで、「AL」とはアディティブレイテンシであり、カラムコマンドの前倒し投入サイクルを指す。また、「CWL」とはライトコマンドの投入からライトデータの入力までのクロックサイクルを指す。
一例として、DDR3型のSDRAMでは、AL=0,3〜13tCK、CWL=5〜10tCKである。したがって、ODTLの値は3〜21tCKである。ここで、「tCK」とはクロックサイクルを指す。このように、DDR3型のSDRAMにおいては、ODTのレイテンシ幅が広く且つ非常に大きな値となり得ることから、内部にODT用の可変レイテンシカウンタを設ける必要がある。
他方、DDR3型のSDRAMにおいては、スローパワーダウンモードにエントリすると、ODTLをゼロにしなければならない。これは、スローパワーダウンモードにエントリすると消費電力低減のためにDLL回路の動作が停止するため、レイテンシを正しくカウントすることができなくなるからである。したがって、DLL回路が動作している通常モード時においては、ODTLがAL+CWL−2で定義される同期モードでODT動作が行われ、DLL回路が停止しているスローパワーダウンモード時においては、非同期モードでODT動作が行われる。そして、スローパワーダウンモードから通常モードに復帰する際には、DLL回路の動作を安定させるための一定期間が経過した後、同期モードによる正確なODT動作が可能となる。DLL回路の動作を安定させるための一定期間は「tXPDLL」と呼ばれ、DDR3型のSDRAMでは24nsと定められている。
ここで問題となるのは、外部ODT信号が活性化している途中でスローパワーダウンモードから通常モードに遷移するケースである。この場合、ODT動作が非同期モードから同期モードに途中で切り替わるため、回路構成によっては、ODTオンの状態を保持すべきであるにもかかわらず、一時的にODTオフとなってしまうことが考えられる。このようなケースは、例えば、同期モード用のODT信号パスと非同期モード用のODT信号パスを設け、モードに応じてこれら信号パスからの出力を選択する場合において生じる。これは、内部ODT信号が同期モード用のODT信号パスを通過するためには上述したODTLの経過が必要となるため、出力の選択を非同期モード用のODT信号パスから同期モード用のODT信号パスに直ちに切り替えると、ODT動作が途切れてしまうからである。
このような問題を解決する方法としては、特許文献1に記載された方法が提案されている。特許文献1に記載された方法は、ODT信号のレイテンシをカウントするカウンタだけでなく、クロックイネーブル信号(スローパワーダウンモードへのエントリ及びイグジットを指定する外部信号)のレイテンシをカウントするカウンタを設けておき、非同期モードから同期モードに遷移した場合、同期モード用のODT信号パスと非同期モード用のODT信号パスの切り替えを直ちに行うのではなく、クロックイネーブル信号のレイテンシをカウントするカウンタの出力を待ってから切り替えを行うというものである。これによれば、非同期モードから同期モードに遷移した場合であっても、ODTLが経過した後に同期モード用のODT信号パスが有効となることから、ODT動作が途切れるという問題がなくなる。
特開2007−115366号公報
しかしながら、特許文献1に記載された方法では、ODT信号のレイテンシをカウントするカウンタの他に、クロックイネーブル信号のレイテンシをカウントするカウンタが必要となることから、回路規模が大きくなり、消費電力も大きくなるという問題があった。
尚、上述した問題は、DDR3型のSDRAMに限るものではなく、クロック信号に同期してODTを活性化させる同期モードと、クロック信号に非同期でODTを活性化させる非同期モードとを備えた半導体装置において共通に生じる問題である。
本発明による半導体装置は、第1のクロック信号に基づき生成される第2のクロック信号に同期してODTを活性化させる同期モードと、前記第2のクロック信号に非同期でODTを活性化させる非同期モードと、を備えた半導体装置であって、第1の内部ODT信号を受けてから前記第1クロック信号を所定数カウントした後、第2の内部ODT信号を出力するFIFOカウンタと、前記非同期モードから前記同期モードへ遷移した後、少なくとも前記第1のクロック信号が前記所定数入力されるまでの間、遷移時における前記第1の内部ODT信号の論理値と同じ論理値を持つ前記第2の内部ODT信号が出力されるよう、前記FIFOカウンタを制御するカウンタ制御回路と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、非同期モードから同期モードへ遷移した場合、一定期間は遷移時における第1の内部ODTの論理値と同じ論理値を持つ第2の内部ODT信号が出力されることから、クロックイネーブル信号のレイテンシをカウントするカウンタを別途設けることなく、ODT動作の中断を防止することが可能となる。これにより回路規模が縮小されるため、チップ面積を低減することが可能となるとともに、消費電力を低減することも可能となる。
本発明の好ましい実施形態による半導体装置10の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態によるODT制御回路100の回路図である。 ALカウンタ110及びカウンタ制御回路120の回路図である。 第1の実施形態によるODT制御回路100の動作を説明するためのタイミング図である。 第2の実施形態によるODT制御回路200の回路図である。 第2の実施形態によるODT制御回路200の動作を説明するためのタイミング図である。 第3の実施形態によるODT制御回路300の回路図である。 ODTラッチ回路301及びCKEラッチ回路302の回路図である。 第3の実施形態によるODT制御回路300の動作を説明するためのタイミング図である。 SDRAM10を用いたデータ処理システムのブロック図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態による半導体装置10の構成を示すブロック図である。
本実施形態による半導体装置10はDDR3型のSDRAMであり、外部端子として、クロック端子11a,11b、クロックイネーブル端子12、ODT端子13、コマンド端子14a〜14d、アドレス端子15及びデータ入出力端子16を備えている。その他、データストローブ端子や電源端子なども備えられているが、これらについては図示を省略してある。
クロック端子11a,11bは、それぞれ外部クロックCK,/CKが供給される端子であり、供給された外部クロックCK,/CKは、クロック入力回路21に供給される。本明細書において信号名の先頭に「/」が付されている信号は、対応する信号の反転信号又はローアクティブな信号であることを意味する。したがって、外部クロックCK,/CKは互いに相補の信号である。クロック入力回路21は、外部クロックCK,/CKを受けて単相の内部クロック信号ICLK0を生成する。内部クロック信号ICLK0は、後述するODT制御回路100(200,300)に供給される他、各種内部回路に供給され動作クロックとして用いられる。ODT制御回路100(200,300)の回路構成については後述する。
クロックイネーブル端子12は、外部クロックイネーブル信号CKEが供給される端子であり、供給された外部クロックイネーブル信号CKEは、CKE入力回路22に供給される。CKE入力回路22は、外部クロックイネーブル信号CKEを受け、これに基づいて内部クロックイネーブル信号ICKE0を生成する回路である。内部クロックイネーブル信号ICKE0は、少なくともODT制御回路100(200,300)に供給される。
ODT端子13は、外部ODT信号ODTが供給される端子であり、供給された外部ODT信号ODTは、ODT入力回路23に供給される。外部ODT信号ODTとは、データ入出力回路70を終端抵抗器として機能させるための信号である。ODT入力回路23は、外部ODT信号ODTを受け、これに基づいて内部ODT信号IODT0を生成する。内部ODT信号IODT0は、少なくともODT制御回路100(200,300)に供給される。
コマンド端子14a〜14dは、それぞれロウアドレスストローブ信号/RAS、カラムアドレスストローブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WE及びチップセレクト信号/CSが供給される端子である。これらのコマンド信号CMDは、コマンド入力回路24に供給される。コマンド入力回路24に供給されたこれらコマンド信号CMDは、コマンドデコーダ31に供給される。コマンドデコーダ31は、コマンド信号の保持、デコード及びカウントなどを行うことによって、各種内部コマンドICMDを生成する回路である。生成された内部コマンドICMDは、ロウ系制御回路41、カラム系制御回路42及びモードレジスタ43などに供給される。各種内部コマンドICMDのうち、モードレジスタセットコマンドMRSは、モードレジスタ43に供給され、セルフリフレッシュ信号SELF及びアイドル信号IDLEはODT制御回路100(200,300)に供給される。また、セルフリフレッシュ信号SELFは入力回路21,23にも供給され、これが活性化すると、入力回路21,23の動作が停止する。
アドレス端子15は、アドレス信号ADDが供給される端子であり、供給されたアドレス信号ADDは、アドレス入力回路25に供給される。アドレス入力回路25の出力は、アドレスラッチ回路32に供給される。アドレスラッチ回路32にラッチされたアドレス信号ADDのうち、ロウアドレスについてはロウ系制御回路41に供給され、カラムアドレスについてはカラム系制御回路42に供給される。また、モードレジスタセットにエントリしている場合には、アドレス信号ADDはモードレジスタ43に供給され、これによってモードレジスタ43の内容が更新される。
ロウ系制御回路41の出力は、ロウデコーダ51に供給される。ロウデコーダ51は、メモリセルアレイ60に含まれるいずれかのワード線WLを選択する回路である。メモリセルアレイ60内においては、複数のワード線WLと複数のビット線BLが交差しており、その交点にはメモリセルMCが配置されている(図1では、1本のワード線WL、1本のビット線BL及び1個のメモリセルMCのみを示している)。ビット線BLは、センス回路53内の対応するセンスアンプSAに接続されている。
また、カラム系制御回路42の出力は、カラムデコーダ52に供給される。カラムデコーダ52は、センス回路53に含まれるいずれかのセンスアンプSAを選択する回路である。カラムデコーダ52によって選択されたセンスアンプSAは、データアンプ54に接続される。データアンプ54は、リード動作時においてはセンスアンプSAによって増幅されたリードデータをさらに増幅し、リードライトバスRWBSを介してこれをデータ入出力回路70に供給する。一方、ライト動作時においては、リードライトバスRWBSを介してデータ入出力回路70から供給されるライトデータを増幅し、これをセンスアンプSAに供給する。
データ入出力端子16は、リードデータDQの出力及びライトデータDQの入力を行うための端子であり、データ入出力回路70に接続されている。データ入出力回路70には内部クロック信号ICLK2が供給されており、リード動作時においては内部クロック信号ICLK2に同期してリードデータを出力する。内部クロック信号ICLK2は、DLL回路80によって生成される位相制御されたクロック信号である。DLL回路80は、ODT制御回路100(200,300)より供給される内部クロック信号ICLK1を受け、これを用いて外部クロック信号CK,/CKに対して位相制御された内部クロック信号ICLK2を生成する。
また、データ入出力回路70には内部ODT信号IODT5も供給されており、ODT動作時においては終端抵抗器として機能する。ODT動作は、DLL回路80が動作を行っている場合には、内部クロック信号ICLK2に同期してオン/オフされる。つまり、同期モードでODT動作が行われる。これに対し、DLL回路80が動作を停止している場合には、内部クロック信号ICLK2とは非同期にODT動作が行われる。つまり、非同期モードでODT動作が行われる。DLL回路80は、外部クロックイネーブル信号CKEが非活性レベル(ローレベル)とされた場合や、セルフリフレッシュ信号SELF又はアイドル信号IDLEが活性化された場合に動作を停止する。
外部クロックイネーブル信号CKEが非活性レベル(ローレベル)になると、SDRAM10はパワーダウンモードにエントリする。パワーダウンモードには、ファストパワーダウンモードとスローパワーダウンモードがあり、いずれのパワーダウンモードにエントリするかは、モードレジスタ43への設定値によってあらかじめ定められる。ファストパワーダウンモードとは、パワーダウン中にDLL回路80をそのまま動作させておくモードであり、通常動作への復帰を高速に行うことができる。これに対し、スローパワーダウンモードとは、パワーダウン中にDLL回路80を停止させるモードであり、消費電力をより低減することが可能であるが、通常動作への復帰に時間がかかる。また、スローパワーダウンモードではDLL回路80が停止することから、パワーダウン中のODT動作が非同期となる。以下、パワーダウンモードと言うときには、スローパワーダウンモードを指す。
図2は、第1の実施形態によるODT制御回路100の回路図である。
図2に示すように、ODT制御回路100は、内部ODT信号IODT0をラッチするODTラッチ回路101と、内部クロックイネーブル信号ICKE0をラッチするCKEラッチ回路102を備えている。これらラッチ回路101,102は、いずれも内部クロック信号ICLK0に同期したラッチ動作を行う回路である。したがって、ラッチ回路101,102の出力である内部ODT信号IODT1及び内部クロックイネーブル信号ICKE1は、いずれも内部クロック信号ICLK0に同期した信号となる。
さらに、ODT制御回路100は、ラッチ回路101の出力である内部ODT信号IODT1を受けてから、内部クロック信号ICLK0をアディティブレイテンシ分カウントした後、内部ODT信号IODT3として出力するALカウンタ110を備えている。ALカウンタ110はいわゆるFIFOカウンタであり、次々に入力される内部ODT信号IODT1を内部ODT信号IODT3として先入れ先出し方式で順次出力する。ALカウンタ110にはモードレジスタ43の出力であるモード信号MRが供給されており、これによって内部クロック信号ICLK0のカウント数、すなわちアディティブレイテンシの変更が可能である。ALカウンタ110の回路構成については後述する。
ALカウンタ110の出力である内部ODT信号IODT3は、CWLカウンタ103に供給される。CWLカウンタ103は、内部ODT信号IODT3を受けてから、内部クロック信号ICLK3をCASライトレイテンシ−2クロックサイクル分カウントした後、内部ODT信号IODT4として出力する回路である。CWLカウンタ103もFIFOカウンタであり、次々に入力される内部ODT信号IODT3を内部ODT信号IODT4として先入れ先出し方式で順次出力する。CWLカウンタ103にもモード信号MRが供給されており、これによって内部クロック信号ICLK3のカウント数、すなわちCASライトレイテンシを変更することが可能である。
CWLカウンタ103を通過した内部ODT信号IODT4と、CWLカウンタ103を通過していない内部ODT信号IODT3は、いずれもマルチプレクサ104に入力される。マルチプレクサ104は、内部ODT信号IODT3,IODT4のいずれか一方を選択し、これを内部ODT信号IODT5として出力する回路である。その選択は、CWLカウンタ105の出力であるパワーダウン信号SlowPD3によって行われる。
また、ラッチ回路101,102の出力である内部ODT信号IODT1及び内部クロックイネーブル信号ICKE1は、いずれもカウンタ制御回路120に供給される。カウンタ制御回路120は、これら内部ODT信号IODT1及び内部クロックイネーブル信号ICKE1並びにアイドル信号IDLEを受け、これらに基づいて、パワーダウン信号SlowPD0、セット信号SET及びリセット信号RSTを生成する回路である。カウンタ制御回路120の回路構成については後述する。
パワーダウン信号SlowPD0は、通常モード時においてはローレベル、パワーダウンモード(正確にはスローパワーダウンモード)時においてはハイレベルとなる信号である。図2に示すように、パワーダウン信号SlowPD0の反転信号と内部クロック信号ICLK0は、アンドゲート106に入力され、その出力が内部クロック信号ICLK1として用いられる。内部クロック信号ICLK1はDLL回路80への入力クロックであり、したがって、パワーダウン信号SlowPD0がハイレベルに活性化すると、DLL回路80の動作が停止する。
また、パワーダウン信号SlowPD0は、遅延回路107によって遅延され、遅延された信号がパワーダウン信号SlowPD2として用いられる。遅延回路107の遅延量は、tXPDLL−CWL−2に設定されている。tXPDLLとは、DLL回路80が動作を再開した後、内部クロック信号ICLK2が安定するまでの期間であり、既に説明したとおり、DDR3型のSDRAMでは24nsと定められている。図2に示すように、パワーダウン信号SlowPD2の反転信号と内部クロック信号ICLK2は、アンドゲート108に入力され、その出力が内部クロック信号ICLK3として用いられる。内部クロック信号ICLK3はCWLカウンタ103への入力クロックであり、したがって、パワーダウン信号SlowPD2がハイレベルに活性化するとCWLカウンタ103の動作が停止する。
パワーダウン信号SlowPD2は、CWLカウンタ105にも入力される。CWLカウンタ105もFIFOカウンタであり、パワーダウン信号SlowPD2をCASライトレイテンシ−2クロックサイクル分遅延させた後、これをパワーダウン信号SlowPD3として出力する。CWLカウンタ105にもモード信号MRが供給されており、これによって内部クロック信号ICLK0のカウント数、すなわちCASライトレイテンシを変更することができる。
上述の通り、パワーダウン信号SlowPD3はマルチプレクサ104に対する選択信号として用いられる。具体的には、パワーダウン信号SlowPD3がローレベル、すなわち通常モードである場合には、CWLカウンタ103を通過した内部ODT信号IODT4が選択され、逆に、パワーダウン信号SlowPD3がハイレベル、すなわちパワーダウンモードである場合には、CWLカウンタ103を通過していない内部ODT信号IODT3が選択される。
図3は、ALカウンタ110及びカウンタ制御回路120の回路図である。
図3に示すように、ALカウンタ110は、従属接続された複数のレジスタ回路111〜11113と、レジスタ回路111〜11113のいずれかの出力を内部ODT信号IODT3として取り出すマルチプレクサ112とを含む。初段のレジスタ回路111には、内部ODT信号IODT1が入力されている。これらレジスタ回路111〜11113のクロック入力端には、内部クロック信号ICLK0が共通に入力されている。これにより、レジスタ回路111〜11113は、内部クロック信号ICLK0に同期してシフト動作を行うシフトレジスタとして機能する。
また、レジスタ回路111〜11113にはいずれもセット入力端S及びリセット入力端Rが設けられている。セット入力端Sにはカウンタ制御回路120により供給されるセット信号SETが供給されており、セット信号SETが活性化すると全てのレジスタ回路111〜11113がセットされる。つまり、全ての出力がハイレベルとなる。また、リセット入力端Rにはカウンタ制御回路120により供給されるリセット信号RSTが供給されており、リセット信号RSTが活性化すると全てのレジスタ回路111〜11113がリセットされる。つまり、全ての出力がローレベルとなる。
マルチプレクサ112にはレジスタ回路111〜11113の出力が供給されており、モード信号MRに基づき、いずれか一つの出力が選択される。上述の通り、ALカウンタ110に供給されるモード信号MRは、アディティブレイテンシの値を示す信号である。
一方、カウンタ制御回路120は、アンドゲート121〜123からなり、内部ODT信号IODT1、内部クロック信号ICLK1及びアイドル信号IDLEを受けて、パワーダウン信号SlowPD0、セット信号SET及びリセット信号RSTを生成する。パワーダウン信号SlowPD0はアンドゲート121によって生成され、図2に示す回路構成から明らかなとおり、内部クロック信号ICLK1がローレベル(非活性レベル)であり且つアイドル信号IDLEがハイレベル(活性レベル)である場合に、ハイレベルに活性化される。その他の場合は、パワーダウン信号SlowPD0はローレベルに非活性化される。
また、パワーダウン信号SlowPD0がハイレベルに活性化している場合には、内部ODT信号IODT1の論理レベルに応じてセット信号SET又はリセット信号RSTが活性化される。具体的には、パワーダウン信号SlowPD0がハイレベルに活性化している場合において、内部ODT信号IODT1がハイレベルであればアンドゲート122によりセット信号SETが活性化し、内部ODT信号IODT1がローレベルであればアンドゲート123によりリセット信号RSTが活性化する。これにより、パワーダウン時においては、内部ODT信号IODT1の論理レベルに応じ、ALカウンタ110に含まれるレジスタ回路111〜11113が全てセット又は全てリセットされることになる。
以上が第1の実施形態によるODT制御回路100の回路構成である。次に、第1の実施形態によるODT制御回路100の動作について説明する。
図4は、第1の実施形態によるODT制御回路100の動作を説明するためのタイミング図である。図4においては一例として、AL=3、CWL=5である場合を示している。
図4に示す例では、外部クロック信号CKのアクティブエッジ#1〜#5までの期間において外部クロックイネーブル信号CKEがローレベルであり、アクティブエッジ#6以降の期間において外部クロックイネーブル信号CKEがハイレベルである。また、アクティブエッジ#4〜#9までの期間において外部ODT信号ODTがハイレベルであり、その他の期間において外部ODT信号ODTがローレベルである。つまり、外部ODT信号ODTがハイレベルとなっている途中であるアクティブエッジ#6において、外部クロックイネーブル信号CKEがローレベルからハイレベルに変化している。すなわち、アクティブエッジ#6のタイミングでODT動作が非同期モードから同期モードに遷移する状態を示している。
具体的には、アクティブエッジ#6に応答して内部クロックイネーブル信号ICKE1もハイレベルに変化し、パワーダウン信号SlowPD0がローレベルに変化することにより同期モードとなる。他方、アクティブエッジ#4において内部ODT信号IODT1がハイレベルに変化していることから、同期モードであれば、ALの値である3クロックサイクル後、すなわち、アクティブエッジ#7に同期してALカウンタ110からハイレベルの内部ODT信号IODT3が出力されるはずである。しかしながら、アクティブエッジ#6以前は非同期モードであり、この期間におけるALカウンタ110の内容は、通常であれば保証されないことから、ODT動作が途切れる可能性がある。
この点、本実施形態では、パワーダウン信号SlowPD0がハイレベルである期間においては、内部ODT信号IODT1の論理レベルに応じてALカウンタ110が全てセット又はリセットされることから、ALカウンタ110によるアディティブレイテンシのカウント動作を待つことなく、内部ODT信号IODT1の論理レベルと内部ODT信号IODT3の論理レベルは直ちに一致することになる。図4に示すタイミング図に即して言えば、ハッチングを施した期間Aについては、通常であれば、内部ODT信号IODT3の論理レベルが保証されないのであるが、本例では、この期間Aがハイレベルに固定されることから、ODT動作が途切れることがなくなる。ここで、期間Aとは、内部ODT信号IODT1が変化(本例ではハイレベルに遷移)し、さらにパワーダウン信号SlowPD0がローレベルに変化した後、アディティブレイテンシが経過するまでの期間である。
その後、アクティブエッジ#10において外部ODT信号ODTがローレベルに変化すると、ALカウンタ110によってアディティブレイテンシがカウントされ、さらに、CWLカウンタ103によってCASライトレイテンシがカウントされると、内部ODT信号IODT4がローレベルに変化し、ODTがオフとなる。
このように、本実施形態によれば、パワーダウンモード中におけるALカウンタ110の値が内部ODT信号IODT1に基づいて全てセット又は全てリセットされることから、非同期モードから同期モードへの遷移に際してODT動作が途切れることが無くなる。しかも、特許文献1のようにクロックイネーブル信号のレイテンシをカウントするカウンタを設ける必要がないことから、回路規模を縮小することができるとともに、消費電力を低減することが可能となる。
また、パワーダウンモードにおいては、ALカウンタ110の値が全てセット又は全てリセットされるため、バイパス経路及びマルチプレクサを設けることなく、ALカウンタ110をバイパスしたのと同じ効果を得ることができる。このため、マルチプレクサの介在によって動作マージンが低下することがない。
尚、上記実施形態では、セット信号SET又はリセット信号RSTに基づいて、ALカウンタ110内のシフトレジスタを構成する全てのレジスタ回路111〜11113をセット又はリセットしているが、必ずしも全てのレジスタ回路111〜11113をセット又はリセットする必要はなく、少なくとも、初段のレジスタ回路111を含むアディティブレイテンシ分のレジスタ回路をセット又はリセットすれば足りる。例えば、AL=3であれば、レジスタ回路111〜111をセット又はリセットすれば足りる。これは、アディティブレイテンシ数を超える回路部分(AL=3の場合はレジスタ回路111〜11113)は、実際には使用されないからである。
次に、第2の実施形態によるODT制御回路200について説明する。
図5は、第2の実施形態によるODT制御回路200の回路図である。本実施形態によるODT制御回路200は、図2に示したODT制御回路100の代わりに用いることができる。
図5に示すように、ODT制御回路200は上述したODT制御回路100と比べると、CWLカウンタ103,105及びマルチプレクサ104が削除され、その代わりに、CWLカウンタ201が設けられている。さらに、遅延回路107の代わりに、遅延量がtXPDLLである遅延回路202が設けられている。その他の点については、上述したODT制御回路100と同じであることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
CWLカウンタ201は、上述したCWLカウンタ103と同じ役割を果たすとともに、セット信号SETに応答してその内容が全てセットされ、リセット信号RSTに応答してその内容が全てリセットされる機能を有している。つまり、ALカウンタ110と類似した動作を行う。
図6は、第2の実施形態によるODT制御回路200の動作を説明するためのタイミング図である。図6においても、一例としてAL=3、CWL=5である場合を示しており、且つ、図4と同じ外部信号が入力されている。
図6に示すように、本実施形態では、アクティブエッジ#4において外部ODT信号ODTがハイレベルに活性化すると、これに応答してALカウンタ110及びCWLカウンタ201内のシフトレジスタが全てセットされるため、内部ODT信号IODT3,IODT5が直ちにハイレベルとなる。このうち、内部ODT信号IODT3については、既に説明したとおりであり、期間Aにおいてハイレベルが保証される。
一方、内部ODT信号IODT5についても、CWLカウンタ201内のシフトレジスタが全てセットされることにより直ちにハイレベルとなり、この状態は、期間Bに亘って保証される。期間Bとは、内部ODT信号IODT1が変化(本例ではハイレベルに遷移)し、さらにパワーダウン信号SlowPD0がローレベルに変化した後、遅延回路202の遅延量であるtXPDLLが経過し、さらに、CASライトレイテンシ−2クロックサイクルが経過するまでの期間である。したがって、本来の内部ODT信号IODT5が出力されるまでの期間Bにおいて内部ODT信号IODT5の論理レベルが固定されることになる。
このように、本実施形態によれば、第1の実施形態による効果に加え、イネーブル信号CKEに対応したCWLカウンタが不要となることから、回路規模をさらに縮小することができるとともに、消費電力をさらに低減することが可能となる。
また、CWLカウンタ201の後段にマルチプレクサを設ける必要がなくなることから、マルチプレクサの介在によるマージンの減少も生じない。
さらに、遅延回路202の遅延量がtXPDLLであることから、パワーダウン信号SlowPD0がローレベルに変化した後、tXPDLLが経過するまで内部クロック信号ICLK3は出力されない。このため、DLL回路80の安定化に要する時間を十分に確保することが可能となる。
尚、上記実施形態では、セット信号SET又はリセット信号RSTに基づいて、CWLカウンタ201内のシフトレジスタを構成する全てのレジスタ回路をセット又はリセットしているが、必ずしも全てのレジスタ回路をセット又はリセットする必要はなく、少なくとも、初段のレジスタ回路を含むCASライトレイテンシ−2クロックサイクル分のレジスタ回路をセット又はリセットすれば足りる。これは、CASライトレイテンシ−2クロックサイクル数を超える回路部分は、実際には使用されないからである。
次に、第3の実施形態によるODT制御回路300について説明する。
図7は、第3の実施形態によるODT制御回路300の回路図である。本実施形態によるODT制御回路300は、図2に示したODT制御回路100又は図5に示したODT制御回路200の代わりに用いることができる。
図7に示すように、ODT制御回路300においては、上述したODT制御回路200に含まれていたODTラッチ回路101及びCKEラッチ回路102がそれぞれODTラッチ回路301及びCKEラッチ回路302に置き換えられている。さらに、アンドゲート106が削除され、その代わりにオアゲート303が設けられている点。その他の点については、上述したODT制御回路200と同じであることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
オアゲート303には、セルフリフレッシュ信号SELFとパワーダウン信号SlowPD0が供給されており、その出力はクロック入力回路21に供給されている。かかる構成により、セルフリフレッシュ信号SELFが活性化した場合のみならず、パワーダウン信号SlowPD0が活性化した場合においても、図9に示すように、クロック入力回路21の動作が停止し、内部クロック信号ICLK0が生成されなくなる。このため、パワーダウンモードにエントリすると、ODTラッチ回路301及びCKEラッチ回路302によるラッチ動作ができなくなるため、これらラッチ回路301,302にバイパス経路を設けている。
図8は、ODTラッチ回路301及びCKEラッチ回路302の回路図である。
図8に示すように、ODTラッチ回路301は、ラッチ回路101及び遅延回路301aと、これらの出力のいずれか一方を選択するマルチプレクサ301bとを備えている。マルチプレクサ301bには選択信号としてパワーダウン信号SlowPD0が供給されており、これがローレベル(非活性レベル)である場合にはラッチ回路101側のパスを選択し、ハイレベル(活性レベル)である場合には遅延回路301a側のパスを選択する。
同様に、CKEラッチ回路302は、ラッチ回路102及びバイパス配線302aと、これらの出力のいずれか一方を選択するマルチプレクサ302bとを備えている。マルチプレクサ302bには選択信号としてパワーダウン信号SlowPD0が供給されており、これがローレベル(非活性レベル)である場合にはラッチ回路102側のパスを選択し、ハイレベル(活性レベル)である場合にはバイパス配線302a側のパスを選択する。
かかる構成により、通常モード時においては、これらラッチ回路301,302は内部クロック信号ICLK0に同期したラッチ動作を行う一方、パワーダウンモード時においてはラッチ動作がバイパスされることから、内部クロック信号ICLK0が停止しても、内部ODT信号IODT1や内部クロックイネーブル信号ICKE1を出力することが可能となる。ここで、ODTラッチ回路301のバイパス経路に遅延回路301aを設けているのは、内部ODT信号IODT1の出力タイミングが外部ODT信号ODTのセットアップ時間分早くなるのを防止するためである。
このように、本実施形態によれば、第2の実施形態による効果に加え、パワーダウンモード時において内部クロック信号ICLK0が停止することから、消費電力をさらに低減することが可能となる。
図10は、本実施形態によるSDRAM10を用いたデータ処理システムのブロック図である。
図10に示すデータ処理システムは、上述したSDRAM10及びこれに接続されたコントローラ90によって構成されている。コントローラ90は、外部クロック信号CK,/CK、外部クロックイネーブル信号CKE、外部ODT信号ODT、コマンド信号CMD及びアドレス信号ADDをSDRAM10に供給するとともに、SDRAM10との間でデータDQの送受信を行う。
コントローラ90は、外部クロックイネーブル信号CKEを用いてSDRAM10をパワーダウンモードにエントリ又はパワーダウンモードからイグジットすることができる。既に説明した通り、パワーダウンモード(スローパワーダウンモード)から復帰する場合、ODT動作は非同期モードから同期モードに遷移する。かかる遷移は、外部ODT信号ODTを活性化させた状態で行うことが可能であり、この場合であっても、上述の通り、ODT動作が途切れることはない。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、本発明をDDR3型のSDRAMに適用した場合を例に説明したが、本発明の対象がこれに限定されるものではない。
また、上記実施形態では、アディティブレイテンシやCASライトレイテンシをカウントするFIFOカウンタとしてシフトレジスタを用いているが、FIFOカウンタの種類についてはこれに限定されるものではなく、他の種類のFIFOカウンタ、例えばポイントシフト型のFIFOカウンタを用いても構わない。
10 半導体装置(SDRAM)
11a,11b クロック端子
12 クロックイネーブル端子
13 ODT端子
14a〜14d コマンド端子
15 アドレス端子
16 データ入出力端子
21 クロック入力回路
22 CKE入力回路
23 ODT入力回路
24 コマンド入力回路
25 アドレス入力回路
31 コマンドデコーダ
32 アドレスラッチ回路
41 ロウ系制御回路
42 カラム系制御回路
43 モードレジスタ
51 ロウデコーダ
52 カラムデコーダ
53 センス回路
54 データアンプ
60 メモリセルアレイ
70 データ入出力回路
80 DLL回路
90 コントローラ
100,200,300 ODT制御回路
101,301 ODTラッチ回路
102,302 CKEラッチ回路
103,105,201 CWLカウンタ
104,301b,302b マルチプレクサ
107,202,301a 遅延回路
110 ALカウンタ
111〜11113 レジスタ回路
112 マルチプレクサ
120 カウンタ制御回路
302a バイパス配線

Claims (12)

  1. 第1のクロック信号に基づき生成される第2のクロック信号に同期してODTを活性化させる同期モードと、前記第2のクロック信号に非同期でODTを活性化させる非同期モードと、を備えた半導体装置であって、
    第1の内部ODT信号を受けてから前記第1クロック信号を第1の所定数カウントした後、第2の内部ODT信号を出力する第1のFIFOカウンタと、
    前記非同期モードから前記同期モードへ遷移した後、少なくとも前記第1のクロック信号が前記第1の所定数入力されるまでの間、遷移時における前記第1の内部ODT信号の論理値と同じ論理値を持つ前記第2の内部ODT信号が出力されるよう、前記FIFOカウンタを制御するカウンタ制御回路と、を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記FIFOカウンタは、
    前記第1のクロック信号に同期してラッチ動作を行う複数のレジスタ回路が従属接続され、初段に前記第1の内部ODT信号が入力されるシフトレジスタと、
    前記複数のレジスタ回路のいずれかの出力を前記第2の内部ODT信号として取り出すマルチプレクサと、を含み、
    前記カウンタ制御回路は、少なくとも、前記初段のレジスタ回路から前記第1の所定数と同数段のレジスタ回路までの複数のレジスタ回路を、前記遷移時における前記第1の内部ODT信号の論理値に基づいて全てセット又はリセットすることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記カウンタ制御回路は、前記シフトレジスタを構成する全てのレジスタ回路を、前記遷移時における前記第1の内部ODT信号の論理値に基づいて全てセット又はリセットすることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第2の内部ODT信号を受けてから前記第2のクロック信号を第2の所定数カウントした後、第3の内部ODT信号を出力する第2のFIFOカウンタをさらに備え、
    前記第3のODT信号の論理レベルに基づいて、ODTが活性化又は非活性化されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体装置。
  5. 前記第1のFIFOカウンタは前記第1の所定数であるアディティブレイテンシをカウントするカウンタであり、前記第2のFIFOカウンタは第2の所定数であるCASライトレイテンシをカウントするカウンタであることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記第1及び第2の所定数は、モードレジスタの設定値によって変更可能であることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記カウンタ制御回路は、前記非同期モードから前記同期モードへ遷移した後、少なくとも前記第2のクロック信号が前記第2の所定数入力されるまでの間、遷移時における前記第2の内部ODT信号の論理値と同じ論理値を持つ前記第3の内部ODT信号が出力されるよう、前記第2のFIFOカウンタを制御することを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載の半導体装置。
  8. 少なくとも前記同期モードにおいては、前記第1のクロック信号に同期して外部ODT信号をラッチすることにより前記第1の内部ODT信号を出力するODTラッチ回路をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の半導体装置。
  9. 前記同期モードから前記非同期モードへ遷移したことに応答して、前記第1のクロック信号を停止させるクロック停止回路をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  10. 前記ODTラッチ回路は、前記非同期モードにおいては外部ODT信号をラッチすることなく取り込むことにより前記第1の内部ODT信号を出力することを特徴とする請求項9に記載の半導体装置。
  11. 外部から供給される外部イネーブル信号によって前記同期モードと前記非同期モードの切り替えが行われ、
    前記非同期モードにおいては、前記第2のクロック信号の生成が停止されることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか一項に記載の半導体装置。
  12. 請求項11に記載の半導体装置と、前記半導体装置に少なくとも前記外部イネーブル信号及び外部ODT信号を供給するコントローラとを含むデータ処理システムであって、
    前記コントローラは、前記外部ODT信号を活性化させた状態で、前記イネーブル信号を用いて前記半導体装置を前記非同期モードから前記同期モードに遷移させることを特徴とするデータ処理システム。
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