JPH11149770A - 同期型半導体記憶装置 - Google Patents

同期型半導体記憶装置

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JPH11149770A
JPH11149770A JP9313738A JP31373897A JPH11149770A JP H11149770 A JPH11149770 A JP H11149770A JP 9313738 A JP9313738 A JP 9313738A JP 31373897 A JP31373897 A JP 31373897A JP H11149770 A JPH11149770 A JP H11149770A
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Mikio Sakurai
幹夫 櫻井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読出マスク信号に対して、インバリッドデー
タの外部への出力を防止し、かつ高速で正確な動作を可
能とする同期型半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 同期型半導体記憶装置の出力段10は、
最終出力ステージC3、第2出力ステージC2、相補デ
ータバスRDF、ZRDFおよび相補データバスRD、
ZRDを備える。出力制御回路100のリセット信号発
生回路50は、相補データバスRDF、ZRDFを所定
のタイミングでリセットするリセット信号ZRDFPC
と読出マスク信号に対応する内部制御信号ZDQMとの
論理積をとり、相補データバスRD、ZRDをリセット
するリセット信号ZRDPCを出力する。これにより、
インバリッドデータが相補データバスRD、ZRD上で
リセットされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置に
関し、特に外部クロック信号に応答して動作を行なう同
期型半導体記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高速アクセスを目的として開発された同
期型半導体記憶装置は、データの読出もしくは書込に必
要な動作(命令)は、すべて外部から安定した周期で与
えられるクロック(外部クロック信号)に同期して行な
われる。
【0003】ここで、従来の同期型半導体記憶装置の要
部の構成について、図11を用いて説明する。
【0004】図11は、従来の同期型半導体記憶装置9
000の要部の構成を示す概略ブロック図である。
【0005】図11に示す従来の同期型半導体記憶装置
9000は、複数のバンク(図11においては、B0が
代表的に示されている)、出力段10および出力制御回
路20を備える。
【0006】同期型半導体記憶装置9000は、外部ク
ロック信号に同期した内部クロック信号を発生する内部
クロック発生回路(図示せず)を備え、読出命令REA
Dが外部から入力されると、この内部クロック信号に同
期してバンクB0からデータが読出される。バンクB0
から読出されたデータは、出力制御回路20から出力さ
れる信号に基づき、出力段10からデータ入出力端子D
Qに出力される。読出動作時に読出マスク信号EXTD
QMが外部から入力されると、所定のタイミングでのデ
ータの出力がマスク(禁止)される。
【0007】ここで、出力段10の構成について説明す
る。出力段10は、第1出力ステージC1、第2出力ス
テージC2および最終出力ステージC3を備える。
【0008】第1出力ステージC1は、プリアンプ11
およびゲート回路12を含む。プリアンプ11とゲート
回路12とは、相補データバスRDA、ZRDAで接続
されている。プリアンプ11は、バンクB0から読出さ
れたデータを増幅する。ゲート回路12は、ゲート制御
信号ZBEST(0)に応答して、プリアンプ11から
出力されるデータを相補データバスRDF、ZRDFに
出力する。
【0009】なお、バンクが4つある場合は、バンクB
0以外のバンク(図示せず)のデータは、同じく出力制
御回路20から出力されるゲート制御信号ZBEST
(1)、ZBEST(2)、ZBEST(3)に応答し
て、相補データバスRDF、ZRDFに転送される。す
なわち、これらのゲート制御信号ZBEST(0)、…
により、いずれかのバンクから出力されるデータが、選
択的に相補データバスRDF、ZRDFに転送される。
【0010】第2出力ステージC2は、ゲート回路13
およびラッチ回路14を備える。ゲート回路13は、ゲ
ート制御信号RDGATEに応答して、相補データバス
RDF、ZRDFのデータを取込む。ラッチ回路14
は、ゲート回路13から受けるデータをラッチして、相
補データバスRD、ZRDに出力する。
【0011】最終出力ステージC3は、ゲート回路15
および出力バッファ16を備える。ゲート回路15は、
ゲート制御信号CLKOENに応答して、相補データバ
スRD、ZRDのデータを取込む。出力バッファ16
は、ゲート回路15から受けるデータを増幅してデータ
入出力端子DQに出力する。
【0012】さらに、相補データバスRDF、ZRDF
には、Pチャネル型MOSトランジスタP1が接続され
る。トランジスタP1は、リセット制御信号ZRDFP
Cに応答して、相補データバスRDF、ZRDFをリセ
ット状態にする。
【0013】また、相補データバスRD、ZRDには、
Pチャネル型MOSトランジスタP2が接続される。ト
ランジスタP2は、リセット制御信号ZRDPCに応答
して、相補データバスRD、ZRDをリセット状態にす
る。
【0014】次に、出力制御回路20について説明す
る。出力制御回路20は、出力段10におけるデータの
流れを制御するための各種信号を発生する。図11にお
いては、リセット信号発生回路21、ゲート制御信号発
生回路22、リセット信号発生回路23、ゲート制御信
号発生回路24および出力制御信号発生回路25が代表
的に示されている。
【0015】リセット信号発生回路21は、トランジス
タP1のON/OFFを制御するリセット信号ZRDF
PCを出力する。ゲート制御信号発生回路22は、ゲー
ト回路13の開閉を制御するゲート制御信号RDGAT
Eを出力する。リセット信号発生回路23は、トランジ
スタP2のON/OFFを制御するリセット信号ZRD
PCを出力する。ゲート制御信号発生回路24は、ゲー
ト回路15の開閉を制御するゲート制御信号CLKOE
Nを出力する。出力制御信号発生回路25は、出力バッ
ファ16の動作を制御する出力イネーブル信号OEMを
出力する。
【0016】次に、出力制御信号発生回路25と最終出
力ステージC3との回路構成について、さらに図12を
用いて説明する。
【0017】図12は、従来の同期型半導体記憶装置9
000に含まれる出力制御信号発生回路25と最終出力
ステージC3との構成を示す回路図である。
【0018】まず、最終出力ステージC3について説明
する。図12に示すように、ゲート回路15は、NAN
D回路N3、N4、N5およびN6ならびにインバータ
回路I2を含む。NAND回路N4は、データバスRD
およびZRDと接続される。NAND回路N3は、ゲー
ト制御信号CLKOENと電源電圧VDDとを受ける。
インバータ回路I2は、NAND回路N3の出力を反転
して出力する。NAND回路N5は、データバスRD、
NAND回路N4の出力ノードおよびインバータ回路I
2の出力ノードと接続される。また、NAND回路N6
は、データバスZRD、NAND回路N4の出力ノード
およびインバータ回路I2の出力ノードと接続される。
ゲート回路15は、ゲート制御信号CLKOENに応答
して、データバスRDおよびZRDのデータを出力バッ
ファ16に転送する。
【0019】出力バッファ16は、ドライバ17とラッ
チ回路18とで構成される。ラッチ回路18は、インバ
ータ回路I1、NAND回路N1およびN2、AND回
路A1およびA2ならびにNOR回路NR1およびNR
2を含む。ラッチ回路18は、ゲート回路15から出力
される信号をラッチし、相補データバスDQ0およびZ
DQ0に出力する。ラッチ回路18は、出力制御信号発
生回路25から出力される出力イネーブル信号OEMに
より、その動作が制御される。
【0020】ドライバ17は、相補データバスDQ0お
よびZDQ0と接続される。ドライバ17は、相補デー
タバスDQ0およびZDQ0のデータを受け、これを増
幅してデータ入出力端子DQに出力する。
【0021】次に、出力制御信号発生回路25について
簡単に説明する。図12に示すように、出力制御信号発
生回路25は、シフト回路30および31、NAND回
路N19ならびにインバータ回路I4を含む。
【0022】シフト回路31は、カスレイテンシCLに
応じた時間だけ、信号OEMFをシフトして出力(信号
OEMST)する。ここで、カスレイテンシCLとは、
読出命令READが入力された後、何クロック目にデー
タを出力し始めるかを示す値である。また、信号OEM
Fとは、バースト長BL(何クロック分の読出データを
出力するかを示す値)分だけHレベルが保持される信号
であって、読出命令READに基づき発生する。
【0023】シフト回路30は、NAND回路N11、
N12、N13、N14、N15、N16、N17およ
びN18を含む。シフト回路30は、内部クロック信号
CLK(およびこれを反転したクロック信号ZCLK)
に対して、内部制御信号ZDQMを1クロック分遅延さ
せて出力する。ここで、内部制御信号ZDQMとは、読
出マスク信号EXTDQMに対応する逆相の内部信号で
ある。
【0024】NAND回路N19は、信号OEMSTと
シフト回路30の出力信号とを入力に受ける。インバー
タ回路I4は、NAND回路N19の出力信号を入力に
受け、これを反転して出力(出力イネーブル信号OE
M)する。
【0025】同期型半導体記憶装置9000は、上記に
示すリセット信号、ゲート制御信号に基づき、バンクか
ら読出されたデータをパイプライン動作により、順次、
外部に出力する。
【0026】次に、従来の同期型半導体記憶装置の動作
について、タイミングチャートである図13を用いて説
明する。
【0027】図13は、従来の同期型半導体記憶装置9
000の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。以下の説明においては、カスレイテンシCLを3、
バースト長BLを4とし、バンクB0についての読出動
作を説明する。
【0028】図13において(A)は、内部クロック信
号CLKを、(B)は、読出マスク信号EXTDQM
を、(C)は、データ入出力端子DQからの出力DOU
Tを、(D)は、コラム選択信号CSLをそれぞれ示し
ている。さらに、(E)は、データバスRDA、RDF
の電位を、(F)は、データバスZRDA、ZRDFの
電位を、(G)は、ゲート制御信号ZBEST(0)
を、(H)は、リセット信号ZRDFPCをそれぞれ示
している。さらに、(I)は、ゲート制御信号RDGA
TEを、(J)は、データバスRDの電位を、(K)
は、データバスZRDの電位を、(L)は、リセット信
号ZRDPCを、(M)は、ゲート制御信号CLKOE
Nをそれぞれ示している。また、(N)は、データバス
DQ0の電位を、(O)は、データバスZDQ0の電位
を、(P)は、信号OEMFを、(Q)は、出力イネー
ブル信号OEMをそれぞれ示している。
【0029】以下の説明においては、内部クロック信号
CLKは、時刻t1、t2、t3、…のタイミングで立
上がるものとする。また、1つのバンクB0についての
み読出動作を行なうものとする(したがって、ゲート制
御信号ZBEST(0)は常にLに固定されている)。
さらに、読出マスク信号EXTDQMは、時刻t5で入
力されるものとする(この場合、レイテンシを2とする
と、時刻t7で出力されるデータがマスクされる)。
【0030】図13に示すように、時刻t1で活性命令
ACT(ワード線の活性化)が入力され、さらに時刻t
3で読出命令READが入力されると、コラム選択信号
CSLがHレベルに立上がり、バンクB0のコラム系が
活性化する。これにより、1番目の読出データ(時刻t
3で読出されたデータ)がプリアンプ11に転送され
る。プリアンプ11は、これを増幅する。プリアンプ1
1で増幅されたデータが、相補データバスRDF、ZR
DFに転送される。
【0031】時刻t4になると、適切な時間にゲート制
御信号RDGATEがHレベルになる。これにより、相
補データバスRDF、ZRDFのデータが、ラッチ回路
14に取込まれる。これにより、相補データバスRD
F、ZRDFに存在した1番目の読出データは、相補デ
ータバスRD、ZRDに転送される。
【0032】続いて、適切な時間にLレベルのリセット
信号ZRDFPCが発生し、これをゲートに受けるトラ
ンジスタP1が導通することにより、相補データバスR
DF、ZRDFおよび相補データバスRDA、ZRDA
がプリチャージされる。
【0033】これに続き、2番目のコラム選択信号CS
LがHレベルに立上がり、2番目の読出データ(時刻t
4で読出されたデータ)がプリアンプ11に転送され
る。転送された2番目のデータは、プリアンプ11で増
幅され、再び相補データバスRDF、ZRDFに転送さ
れる。
【0034】時刻t5になると、適切な時間にゲート制
御信号CLKOENがHレベルになり、時刻t4で相補
データバスRD、ZRDまで転送された1番目の読出デ
ータが、出力バッファ16に取込まれる。
【0035】出力バッファ16に取込まれたこのデータ
は、出力イネーブル信号OEMがHレベルの状態になっ
た時点で、データ入出力端子DQよりデータが外部に出
力(図13におけるQ0)される。
【0036】続いて、適切な時間にLレベルのリセット
信号ZRDPCが発生し、これをゲートに受けるトラン
ジスタP2が導通状態になることにより、相補データバ
スRD、ZRDがプリチャージされる。これにより、次
のデータの転送が可能な状態となる。
【0037】続いて、ゲート制御信号RDGATEが適
切な時間にHレベルになる。これにより、2番目の読出
データが相補データバスRDF、ZRDFから相補デー
タバスRD、ZRDに転送される。
【0038】続いて、適切な時間にLレベルのリセット
信号ZRDFPCが発生し、これをゲートに受けるトラ
ンジスタP1が導通状態になることにより、相補データ
バスRDF、ZRDFおよび相補データバスRDA、Z
RDAがプリチャージされる。
【0039】続いて、3番目のコラム選択信号CSLが
Hレベルになり、3番目の読出データ(時刻t5で読出
されたデータ)が、プリアンプ11に転送されてくる。
プリアンプ11で増幅されたこのデータは、相補データ
バスRDF、ZRDFに転送される。
【0040】時刻t6になると、ゲート制御信号CLK
OENがHレベルとなることで、相補データバスRD、
ZRDに転送されている2番目の読出データが出力バッ
ファ16に取込まれる。
【0041】しかし、時刻t5で入力された読出マスク
信号EXTDQMにより、出力イネーブル信号OEMが
Lレベルとなる。このため、時刻t7においてデータ入
出力端子DQから外部に出力されるはずの2番目の読出
データは、出力されない。
【0042】さらに、同じ動作を繰り返すことにより、
2番目の読出データを除いて、1番目の読出データに対
応してデータQ0が、3番目の読出データに対応してデ
ータQ2が、4番目の読出データに対応してデータQ3
が、それぞれ出力される。
【0043】なお、カスレイテンシCLが2の場合は、
相補データバスRDA、ZRDA、相補データバスRD
F、ZRDFおよび相補データバスRD、ZRDが、1
サイクル中で同じ動きをする。この場合、これらの相補
データバスは、同時にプリチャージされる。
【0044】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
同期型半導体記憶装置9000は、外部から安定した周
期で与えられる外部クロック信号に同期して図13に示
すタイミングで動作することにより、データの出力が可
能となる。
【0045】ところが、従来の同期型半導体記憶装置9
000の構成では、以下に示すようにマスクすべきデー
タが外部に出力されてしまうという問題があった。
【0046】図14に示すタイミングチャートを用い
て、従来の同期型半導体記憶装置9000従来の問題点
を説明する。
【0047】図14は、従来の同期型半導体記憶装置9
000の問題点を説明するためのタイミングチャートで
ある。図14において、(A)は、ゲート制御信号CL
KOENを、(B)は、読出マスク信号EXTDQM
を、(C)は、内部制御信号ZDQMを、(D)は、出
力イネーブル信号OEMを、(E)は、データバスRD
の電位を、(F)は、データバスZRDの電位を、
(G)は、データバスDQ0の電位を、(H)は、デー
タバスZDQ0の電位を、(I)は、外部クロック信号
EXTCLKを、(J)は、データ入出力端子DQから
の出力DOUTをそれぞれ示している。データの読出タ
イミングは、図13で説明した場合と同じとする。読出
マスク信号EXTDQMは、時刻t5で入力される。
【0048】図14に示すように、時刻t5で入力され
た読出マスク信号EXTDQMにより、時刻t6におい
て、出力イネーブル信号OEMが、HレベルからLレベ
ルに立下がる。この立下がりタイミングは、出力データ
のデータホールドtOH(通常3ns)を満たすため
に、外部クロック信号EXTCLKのLレベルからHレ
ベルへの立上がりエッジに対して、すぐにLレベルに落
とすことはできない。したがって、外部クロック信号E
XTCLKの立上がりエッジ(時刻t6)より数nsの
期間Hレベルを保持することが必要とされる。
【0049】一方、同期型半導体記憶装置9000は、
相補データバスRD、ZRDから出力バッファ16へ、
続いて相補データバスRDF、ZRDFから相補データ
バスRD、ZRDへ、そしてバンクB0から相補データ
バスRDF、ZRDFへデータを転送するという一連の
転送動作(パイプライン動作)を1回の動作クロックで
行なう必要がある。したがって、従来の同期型半導体記
憶装置9000においてデータの出力速度(動作速度)
を高速化するためには、できるだけ高速にゲート制御信
号CLKOENを立上げて、データを出力バッファ16
に高速に取込む必要がある。
【0050】しかしながら、これらの要求を満たそうと
すると、ゲート制御信号CLKOENが立上がった時点
で、出力イネーブル信号OEMがHレベルの状態を保持
している状態が発生する(図14の時刻t6における出
力イネーブル信号OEM参照)。これにより、読出マス
クがかけられているにもかかわらず、マスクされるべき
データが出力バッファ16に取込まれてしまい、さらに
外部に出力されてしまう(図14の時刻t6における出
力DOUT参照)という問題があった。
【0051】これは、本来出力してはならないデータ
(以下、インバリッドデータと称す)であり、仮に外部
に出力されるとインバリッドデータを受ける受取側のシ
ステムにおいて、誤動作が発生するという問題が生じ
る。
【0052】それゆえ、本発明の目的は、このような問
題を解決するためになされたものであり、読出マスクが
かけられた場合に、インバリッドデータの出力を防止
し、高速かつ正確に動作することができる同期型半導体
記憶装置を提供することである。
【0053】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る同期型半
導体記憶装置は、行列状に配置される複数のメモリセル
を含むメモリセルアレイとメモリセルアレイの行に対応
して設けられる複数のワード線とを各々が含む複数のバ
ンクと、外部クロック信号に同期した内部クロック信号
を出力する内部クロック発生手段と、外部から入力され
る読出命令に応答して、内部クロック信号に同期して対
応するバンクのメモリセルからデータを読出す読出手段
と、読出手段が読出したデータを転送するデータバス
と、データバスから転送されるデータを受けて、データ
出力端子に出力する出力手段と、データバスをリセット
状態にするリセット手段と、リセット手段によるリセッ
トのタイミングを制御する出力制御手段とを備え、出力
制御手段は、読出手段から出力されるデータの外部への
出力を所定のタイミングで禁止するマスク信号に応答し
て、データバスをリセット状態にさせる。
【0054】請求項2に係る同期型半導体記憶装置は、
請求項1に係る同期型半導体記憶装置であって、出力制
御手段は、読出手段からデータバスにデータを転送させ
た後に、マスク信号に応答してデータバスをリセット状
態にさせる。
【0055】請求項3に係る同期型半導体記憶装置は、
請求項1に係る同期型半導体記憶装置であって、出力手
段は、データバスから転送されるデータを所定のタイミ
ングで取込むゲート手段を含み、出力制御手段は、読出
手段からデータバスにデータを転送させた後であって、
ゲート手段によるデータの出力手段への取込みを行わせ
る前に、マスク信号に応答してデータバスをリセット状
態にさせる。
【0056】請求項4に係る同期型半導体記憶装置は、
請求項1に係る同期型半導体記憶装置であって、データ
バスは、読出手段が読出したデータを転送する第1のデ
ータバスと、第1のデータバスと出力手段との間に設け
らる第2のデータバスとを含み、第1のデータバスの転
送するデータを受けて、第2のデータバスへデータを所
定のタイミングで転送する第1のゲート手段をさらに備
え、出力制御手段は、第1のゲート手段により第1のデ
ータバスから第2のデータバスにデータを転送させた後
に、マスク信号に応答して第2のデータバスをリセット
状態にさせる。
【0057】請求項5に係る同期型半導体記憶装置は、
請求項4に係る同期型半導体記憶装置であって、出力手
段は、第2のデータバスから転送されるデータを所定の
タイミングで取込む第2のゲート手段を含み、出力制御
手段は、第1のゲート手段により第1のデータバスから
第2のデータバスにデータを転送させた後であって、第
2のゲート手段による第2のデータバスから転送される
データの出力手段への取込みを行わせる前に、第2のデ
ータバスをリセット状態にさせる。
【0058】請求項6に係る同期型半導体記憶装置は、
行列状に配置される複数のメモリセルを含むメモリセル
アレイとメモリセルアレイの行に対応して設けられる複
数のワード線とを各々が含む複数のバンクと、外部クロ
ック信号に同期した内部クロック信号を出力する内部ク
ロック発生手段と、外部から入力される読出命令に応答
して、内部クロック信号に同期して対応するバンクのメ
モリセルからデータを読出す読出手段と、読出手段が読
出したデータを転送するデータバスと、データバスから
転送されるデータを受けて、データ出力端子に出力する
出力手段と、読出手段からデータバスへのデータの転送
を制御する出力制御手段とを備え、出力制御手段は、読
出手段から出力されるデータの外部への出力を所定のタ
イミングで禁止するマスク信号に応答して、読出手段か
らデータバスへのデータの転送を禁止する。
【0059】請求項7に係る同期型半導体記憶装置は、
請求項6に係る同期型半導体記憶装置であって、データ
バスを所定のタイミングでリセット状態にするリセット
手段をさらに備え、出力制御手段は、データバスをリセ
ット状態にした後に、マスク信号に応答して読出手段か
らデータバスへのデータの転送を禁止する。
【0060】請求項8に係る同期型半導体記憶装置は、
請求項7に係る同期型半導体記憶装置であって、出力手
段は、データバスから転送されるデータを所定のタイミ
ングで取込むゲート手段を含み、出力制御手段は、デー
タバスをリセット状態にした後であって、ゲート手段に
よるデータバスから転送されるデータの出力手段への取
込みを行わせる前に、マスク信号に応答して読出手段か
らデータバスへのデータの転送を禁止する。
【0061】請求項9に係る同期型半導体記憶装置は、
請求項6に係る同期型半導体記憶装置であって、データ
バスは、読出手段が読出したデータを転送する第1のデ
ータバスと、第1のデータバスと出力手段との間に設け
らる第2のデータバスとを含み、第1のデータバスの転
送するデータを受けて、第2のデータバスへデータを所
定のタイミングで転送する第1のゲート手段をさらに備
え、出力制御手段は、マスク信号に応答して、第1のゲ
ート手段による第1のデータバスから第2のデータバス
へのデータの転送を禁止する。
【0062】請求項10に係る同期型半導体記憶装置
は、請求項9に係る同期型半導体記憶装置であって、第
2のデータバスを所定のタイミングでリセット状態にす
るリセット手段をさらに備え、出力制御手段は、第2の
データバスをリセット状態にした後に、マスク信号に応
答して第1のデータバスから第2のデータバスへのデー
タの転送を禁止する。
【0063】請求項11に係る同期型半導体記憶装置
は、請求項10に係る同期型半導体記憶装置であって、
出力手段は、第2のデータバスから転送されるデータを
所定のタイミングで取込む第2のゲート手段を含み、出
力制御手段は、第2のデータバスをリセット状態にした
後であって第2のゲート手段による第2のデータバスか
らのデータの出力手段への取込みを行わせる前に、マス
ク信号に応答して、第1のゲート手段による第1のデー
タバスから第2のデータバスへのデータの転送を禁止す
る。
【0064】請求項12に係る同期型半導体記憶装置
は、行列状に配置される複数のメモリセルを含むメモリ
セルアレイとメモリセルアレイの行に対応して設けられ
る複数のワード線とを各々が含む複数のバンクと、外部
クロック信号に同期した内部クロック信号を出力する内
部クロック発生手段と、外部から入力される読出命令に
応答して、内部クロック信号に同期して対応するバンク
のメモリセルからデータを読出す読出手段と、読出手段
が読出したデータを転送するデータバスと、データバス
から転送されるデータを受けて、データ出力端子に出力
する出力手段と、出力手段によるデータの取込みのタイ
ミングを制御する出力制御手段とを備え、出力制御手段
は、読出手段から出力されるデータの外部への出力を所
定のタイミングで禁止するマスク信号に応答してデータ
バスからのデータの出力手段への取込みを禁止する。
【0065】請求項13に係る同期型半導体記憶装置
は、請求項12に係る同期型半導体記憶装置であって、
出力手段は、データバスから転送されるデータを取込む
ゲート手段を含み、出力制御手段は、マスク信号に応答
して、ゲート手段によるデータバスからの出力手段への
データの取込みを禁止する。
【0066】請求項14に係る同期型半導体記憶装置
は、請求項13に係る同期型半導体記憶装置であって、
データバスを所定のタイミングでリセット状態にするリ
セット手段をさらに備え、出力制御手段は、マスク信号
に応答してデータバスからのデータの出力手段への取込
みを禁止した後に、データバスをリセット状態にする。
【0067】請求項15に係る同期型半導体記憶装置
は、請求項13に係る同期型半導体記憶装置であって、
出力制御手段は、ゲート手段を所定のタイミングで開閉
する制御手段と、マスク信号をシフトして出力するシフ
ト手段とを含み、ゲート手段は、制御手段から出力され
る第1の制御信号およびシフト手段から出力されるマス
ク信号に対応する第2の制御信号に応答して、データの
出力手段への取込みを行う。
【0068】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]本発明の実施の
形態1における同期型半導体記憶装置について説明す
る。本発明の実施の形態1における同期型半導体記憶装
置は、読出マスクがかけられた場合に、読出データを転
送するデータバスのリセットタイミングを制御すること
によりインバリットデータの外部への出力を防止するこ
とを可能とするものである。
【0069】本発明の実施の形態1における同期型半導
体記憶装置1000の全体構成について図1を用いて説
明する。
【0070】図1は、本発明の実施の形態1における同
期型半導体記憶装置1000の主要部の構成の一例を示
す概略ブロック図である。以下の説明において従来の同
期型半導体記憶装置9000と同じ構成要素には、同じ
符号もしくは同じ記号を付し、その説明を省略する。
【0071】図1に示す同期型半導体記憶装置1000
は、コントロール回路1、内部クロック発生回路2、ア
ドレスバッファ3、モードセット設定回路4、アクト信
号発生回路5および複数のバンク(図1においてはB
0、B1、B2およびB3)を含む。
【0072】バンクB0、B1、B2およびB3は、そ
れぞれロウ系制御回路6、ワードドライバ7、メモリセ
ルアレイ9、センスアンプおよびIOゲートを含む。図
1においては、センスアンプとIOゲートとを1つのブ
ロック8で示している。それぞれのバンクは、独立にワ
ード線の活性化、データの読出、データの書込およびワ
ード線の非活性化を行なうことができる。
【0073】メモリセルアレイ9は、行列状に配置され
た複数のメモリセルMを含み、メモリセルMのそれぞれ
は、行方向に対応して設けられたワード線WLと列方向
に対応して設けられたビット線対BL、/BLとの交点
に接続されている。
【0074】コントロール回路1は、読出マスク信号E
XTDQMを含む外部制御信号(外部アドレスストロー
ブ信号/RAS、コラムアドレスストローブ信号/CA
S、外部ライトイネーブル信号/WE等)を受けて、対
応する内部制御信号(ZDQM、RAS、CAS、WE
等)を出力する。
【0075】内部クロック発生回路2は、外部クロック
信号EXTCLKを取込み、内部動作を制御する内部ク
ロック信号CLKを出力する。
【0076】アドレスバッファ3は、外部から受けるア
ドレス信号Aを取込み、内部アドレス信号を出力する。
アドレス信号Aは、行アドレス信号Xと列アドレス信号
Yとが時分割的に多重化されて与えられる。さらに、ア
ドレスバッファ3は図示しないバンクアドレスデコーダ
を備え、アドレス信号Aをデコードして、対応するバン
クを指定するバンクデコード信号を出力する。
【0077】アクト信号発生回路5は、外部から入力さ
れる活性命令に応答して、指定されたバンクのロウ系制
御回路6を制御するアクト開始信号を出力する。
【0078】ロウ系制御回路6のそれぞれは、対応する
アクト開始信号を受けると、対応するビット線をプリチ
ャージするためのプリチャージ信号を非活性化状態で、
またワードドライバ7を活性化するワードドライバ活性
化信号を活性状態で、さらにセンスアンプを活性化する
センスアンプ活性化信号を活性状態でそれぞれ出力す
る。
【0079】この結果、メモリセルアレイ9を構成する
ビット線対BL、/BLはプリチャージ状態から開放さ
れ、ワード線WLがHレベルに立上がる。そしてメモリ
セルMに蓄積されたデータが、センスアンプで増幅され
る。
【0080】外部から読出命令READが入力される
と、センスアンプでラッチされているデータがIOゲー
トを介して、後述する出力段10に転送される。
【0081】なお、モードセット設定回路4は、外部信
号に応答して特定のモードを設定する回路であり、コン
トロール回路1およびアドレスバッファ3から受ける信
号(モードレジスタセット命令)に応答して、モード信
号を出力する。これにより、カスレイテンシCL、バー
スト長BLといった種々のモードを設定することができ
る。
【0082】さらに同期型半導体記憶装置1000は、
出力段10および出力制御回路100を含む。
【0083】出力制御回路100は、読出マスクがかけ
られた場合、インバリッドデータをデータバス上でリセ
ットするように(通常と異なるタイミングで)リセット
信号を発生する。これにより、出力イネーブル信号OE
MがHレベルの状態であり、遅れてLベルに変化した場
合であっても、インバリッドデータの外部への出力を防
止することができる。
【0084】次に、本発明の実施の形態1の出力制御回
路100の構成の一例について、図2を用いて説明す
る。
【0085】図2は、本発明の実施の形態1における出
力制御回路100の要部の構成の一例を示す回路図であ
り、併せて出力段10との関係を示している。
【0086】図2に示す出力制御回路100は、リセッ
ト信号発生回路50を含む。リセット信号発生回路50
は、内部クロック信号CLK、リセット信号発生回路2
1から出力されるリセット信号ZRDFPCおよび内部
制御信号ZDQMに基づき、トランジスタP2のON/
OFFを制御するリセット信号ZRDPCを出力する。
その他の信号につては、従来と同じタイミングで発生す
る。
【0087】次に、図2に示すリセット信号発生回路5
0の具体的構成の一例について図3を用いて説明する。
【0088】図3は、図2に示すリセット信号発生信号
50の具体的構成の一例を示す回路図である。図3に示
すリセット信号発生回路50は、従来のリセット信号発
生回路23、インバータ回路I51、I52およびI5
5、NAND回路N53ならびに論理ゲートN54を含
む。以下、簡単のため、従来のリセット信号発生回路2
3の出力をリセット信号ZRDPC0と記す。リセット
信号ZRDPC0の立上がりタイミングは、図13で示
したとおりである。内部制御信号ZDQMがLレベルの
場合(読出マスクがかけられた状態)、リセット信号発
生回路50は、内部制御信号ZDQMと相補データバス
RDF、ZRDFの電位レベルを制御するリセット信号
ZRDFPCとの論理積をとり、これをリセット信号Z
RDPCとして出力する。
【0089】一方、内部制御信号ZDQMがHレベルの
場合、リセット信号発生回路50は、リセット信号ZR
DPC0をそのままリセット信号ZRDPCとして出力
する。すなわち、従来と同じタイミングでリセット信号
ZRDPCが発生する。
【0090】次に、本発明の実施の形態1における半導
体記憶装置1000の動作についてタイミングチャート
である図4を用いて説明する。
【0091】図4は、本発明の実施の形態1における半
導体記憶装置1000の動作を説明するためのタイミン
グチャートである。
【0092】図4において(A)は、内部クロック信号
CLKを、(B)は、アドレス信号Aを、(C)は、ゲ
ート制御信号CLKOENを、(D)は、読出マスク信
号EXTDQMを、(E)は、内部制御信号ZDQM
を、(F)は、出力イネーブル信号OEMを、(G)
は、ゲート制御信号RDGATEを、(H)は、リセッ
ト信号ZRDPCを、(I)は、リセット信号ZRDF
PCをそれぞれ示している。さらに、(J)は、データ
バスRDFの電位を、(K)は、データバスZRDFの
電位を、(L)は、データバスRDの電位を、(M)
は、データバスZRDの電位を、(N)は、データバス
DQ0の電位を、(O)は、データバスZDQ0の電位
をそれぞれ示している。
【0093】読出動作は、時刻t3から開始され、時刻
t3、t4、t5…で対応するバンクB0のメモリセル
からデータの読出が行なわれる。読出マスク信号EXT
DQMは、時刻t5で入力され、時刻t7で外部に出力
される予定のデータがマスクされるものとする。
【0094】図4に示すように、時刻t1でバンクB0
に対して活性命令ACT(ワード線の活性化命令)が入
力されると、行アドレス信号Xに対応するバンクB0の
ワード線WLが活性化し、メモリセルのデータがセンス
アンプでセンスされる。
【0095】時刻t3でバンクB0に対して読出命令R
EADが入力されると、バンクB0のコラム系が活性化
する。これにより、列アドレス信号Yに対応するメモリ
セルのデータがセンスアンプからプリアンプ11に転送
される。プリアンプ11は、これを増幅する。さらに、
ゲート制御信号ZBEST(0)が適切な時刻でLレベ
ルになる。これにより、プリアンプ11で増幅された1
番目の読出データ(時刻t3で読出されたデータ)が、
相補データバスRDF、ZRDFに転送される。
【0096】時刻t4には、ゲート制御信号RDGAT
EがHレベルになるため、相補データバスRDF、ZR
DFのデータが相補データバスRD、ZRDに転送され
る。続いて、リセット制御信号ZRDFPCがLレベル
になるため、相補データバスRDF、ZRDFがリセッ
ト状態になる。
【0097】時刻t5には、ゲート制御信号CLKOE
NがHレベルになるため、相補データバスRD、ZRD
のデータが最終出力ステージC3に取込まれる。最終出
力ステージC3に取込まれた1番目の読出データは、出
力イネーブル信号OEMがHレベルになった時点でデー
タ入出力端子DQから外部に出力される。
【0098】続いて、リセット信号ZRDPCがLレベ
ルになるため、相補データバスRD、ZRDがリセット
状態になる。続いて、ゲート制御信号RDGATEがH
レベルになるため、相補データバスRDF、ZRDFの
2番目の読出データ(時刻t4で読出されたインバリッ
ドデータ)が相補データバスRD、ZRDに転送され
る。
【0099】相補データバスRDF、ZRDFから相補
データバスRD、ZRDへのデータ転送が完了した後
に、リセット制御信号発生回路50によりさらにリセッ
ト信号ZRDPCが発生するため、相補データバスR
D、ZRDがリセット状態となる。これにより、従来な
らデータバスRDに存在するはずのインバリッドデータ
が消滅する。
【0100】この結果、時刻t6において、ゲート制御
信号CLKOENによりゲート回路15が開くが、最終
出力ステージC3にインバリッドデータが取込まれな
い。
【0101】この場合、最終出力ステージC3には、2
番目の読出データが保持されている。したがって、この
時点で出力イネーブル信号OEMがHレベルの状態であ
っても、2番目の読出データが出力されることになり、
インバリッドデータは外部へ出力されない。なお、これ
以降の動作については、従来と同じタイミングで行なわ
れる。
【0102】すなわち、出力制御回路100により、内
部制御信号ZDQMがLレベルの場合、相補データバス
RDF、ZRDFから相補データRD、ZRDへインバ
リッドデータが転送された後であってさらに最終出力ス
テージC3が相補データRD、ZRDからデータを取込
む前に、インバリッドデータがリセット(相補データバ
スRD、ZRDがリセット)される。
【0103】これにより、同期型半導体記憶装置100
0は、出力イネーブル信号OEMがHレベルの状態であ
り、遅れてLベルに変化した場合であっても、インバリ
ッドデータの外部への出力を防止することができる。こ
の結果、高速かつ正確な動作が保証される。
【0104】なお、上記の説明においては、インバリッ
ドデータをデータバスRD上でリセットするために、ト
ランジスタP1のON/OFFを制御するリセット制御
信号ZRDFPCを用いたが、相補データバスRDF、
ZRDFから相補データバスRD、ZRDへのデータ転
送が完了した後でかつ相補データバスRD、ZRDから
最終出力ステージC3へのデータの取込みが開始される
までの間に相補データバスRD、ZRDをリセットする
信号ならば、いずれの信号においてもこの目的を達成す
ることができる。
【0105】[実施の形態2]本発明の実施の形態2に
おける同期型半導体記憶装置について説明する。本発明
の実施の形態2における同期型半導体記憶装置は、読出
マスクがかけられた場合に、データの転送を制御するこ
とによりインバリッドデータの出力を防止することを可
能とするものである。
【0106】本発明の実施の形態2における同期型半導
体記憶装置は、図1および図2に示す同期型半導体記憶
装置1000の出力制御回路100に代わって、出力制
御回路200を備える。
【0107】次に、本発明の実施の形態2における出力
制御回路200について、図5を用いて説明する。
【0108】図5は、本発明の実施の形態2の出力制御
回路200の主要部の構成の一例を示すブロック図であ
り、併せて出力段10との関係が示されている。以下の
説明において、従来の同期型半導体記憶装置9000と
同じ構成要素には、同じ符号および同じ記号を付し、そ
の説明を省略する。
【0109】図5に示す出力制御回路200は、ゲート
制御信号発生回路60を含む。ゲート制御信号発生回路
60は、内部クロック信号CLKと内部制御信号ZDQ
Mとに基づき、ゲート回路13の開閉を制御するゲート
制御信号RDGATEを生成して出力する。具体的に
は、ゲート制御回路60は、従来のゲート制御信号発生
回路22と異なり、所定のタイミングで発生するゲート
御信号RDGATEを、読出マスク信号EXTDQMに
応答してリセット状態にする。その他の信号について
は、従来と同じタイミングで発生する。
【0110】次に、図5に示すゲート制御信号発生回路
60の具体的構成の一例について図6を用いて説明す
る。
【0111】図6は、図5に示すゲート制御信号発生回
路60の具体的構成の一例を示す回路図である。図6に
示すゲート制御信号発生回路60は、従来のゲート制御
信号発生回路22、NAND回路N62およびインバー
タ回路I64を含む。以下、簡単のため、従来のゲート
制御信号発生回路22の出力をゲート制御信号RDGA
TE0と記す。ゲート制御信号RDGATE0の立上が
りタイミングは、図13で示したとおりである。
【0112】内部制御信号ZDQMがLレベルの場合
(読出マスクがかけられた状態)、ゲート制御信号発生
回路60は、通常発生すべきゲート制御信号RDGAT
Eをリセットする(転送が禁止される)。
【0113】一方、内部制御信号ZDQMがHレベルの
場合、ゲート制御信号発生回路60は、ゲート制御信号
RDGATE0をそのままゲート制御信号RDGATE
として出力する。すなわち、従来と同じタイミングでゲ
ート制御信号RDGATEが発生する。
【0114】次に、本発明の実施の形態2における同期
型半導体記憶装置の動作についてタイミングチャートで
ある図7を用いて説明する。
【0115】図7は、本発明の実施の形態2における同
期型半導体記憶装置の動作を説明するためのタイミング
チャートである。
【0116】図7において(A)は、内部クロック信号
CLKを、(B)は、ゲート制御信号CLKOENを、
(C)は、読出マスク信号EXTDQMを、(D)は、
内部制御信号ZDQMを、(E)は、出力イネーブル信
号OEMを、(F)は、ゲート制御信号RDGATE
を、(G)は、リセット信号ZRDPCを、(H)は、
リセット信号ZRDFPCをそれぞれ示している。さら
に、(I)は、データバスRDFの電位を、(J)は、
データバスZRDFの電位を、(K)は、データバスR
Dの電位を、(L)は、データバスZRDの電位を、
(M)は、データバスDQ0の電位を、(N)は、デー
タバスZDQ0の電位をそれぞれ示している。
【0117】読出動作は、時刻t3から開始され、時刻
t3、t4、t5…で対応するメモリセルからデータの
読出が行なわれる。読出マスク信号EXTDQMは、時
刻t5で入力され、時刻t7で外部に出力される予定の
データがマスクされるものとする。また、時刻t3でメ
モリセルから読出された1番目の読出データは、図4で
説明したように時刻t4で、相補データバスRD、ZR
Dに転送されているものとする。
【0118】図7において時刻t5で、ゲート制御信号
CLKOENがHレベルとなる。これにより、相補デー
タバスRD、ZRDのデータが最終出力ステージC3に
取込まれる。この結果、1番目の読出データが、データ
入出力端子DQから外部に出力される。
【0119】続いて、リセット信号ZRDPCがLレベ
ルになことにより、相補データバスRD、ZRDがリセ
ット状態になる。さらに従来であれば、ゲート制御信号
RDGATEがHレベルになり、2番目の読出データ
(時刻t4で読出されたインバリッドデータ)が、相補
データバスRDF、ZRDFから相補データバスRD、
ZRDに転送される。
【0120】しかし、ゲート制御信号発生回路60によ
り、ゲート制御信号RDGATEがリセットされるた
め、相補データバスRDF、ZRDFから相補データバ
スRD、ZRDへのデータ転送が禁止される。
【0121】続いて、リセット信号ZRDFPCがLレ
ベルになことにより、相補データバスRDF、ZRDF
がリセット状態になる。
【0122】時刻t6において相補データバスRD、Z
RDはリセット状態を保持する。これにより、時刻t6
でゲート制御信号CLKOENがHレベルになるが、最
終出力ステージC3には、1番目の読出データが保持さ
れることになる。したがって、出力イネ−ブル信号OE
NがHレベルの状態であっても、インバリッドデータが
外部に出力されない。なお、これ以降の動作について
は、従来と同じタイミングで行なわれる。
【0123】すなわち、出力制御回路200により、内
部制御信号ZDQMがLレベルの場合、相補データバス
RD、ZRDから最終出力ステージC3へデータが転送
されれ、さらにインバリッドデータがリセット(相補デ
ータバスRD、ZRDがリセット)された後における相
補データバスRDF、ZRDFから相補データバスR
D、ZRDへのデータ(インバリッドデータ)転送が禁
止される。
【0124】したがって、本発明の実施の形態2の同期
型半導体記憶装置は出力制御回路200を備えることに
より、出力イネーブル信号OEMがHレベルの状態であ
り、遅れてLベルに変化した場合であっても、インバリ
ッドデータの外部への出力を防止することができる。こ
の結果、高速かつ正確な動作が保証される。
【0125】なお、上記説明においては、相補データバ
スを想定してスタンバイ状態(リセット状態)が実現で
きる場合について説明したが、仮にシングルデータバス
であって、相補データバスRD、ZRDがリセット状態
(すなわちスタンバイ状態)を持ち得ない場合であって
も、以下に示すように、同様の効果を奏することができ
る。すなわち、第2出力ステージC2のゲート回路13
の開きを中止して、時刻t5でのデータバスRDF(シ
ングル)からデータバスRD(シングル)へのデータ転
送を禁止するように回路を構成すれば、データバスRD
には時刻t5で最終出力ステージC3に転送されたデー
タ(時刻t3で読出したデータ)がそのまま保存され
る。したがって、時刻t6においてゲート制御信号CL
KOENによりデータバスRDから最終出力ステージC
3にデータが取込まれたとしても、インバリッドデータ
が外部に出力されてしまうことはない。
【0126】[実施の形態3]本発明の実施の形態3に
おける同期型半導体記憶装置について説明する。本発明
の実施の形態3における同期型半導体記憶装置は、読出
マスクがかけられた場合に、最終出力ステージにおける
ゲートの開閉を制御することにより、インバリッドデー
タの外部への出力を防止することを可能とするものであ
る。
【0127】本発明の実施の形態3における同期型半導
体記憶装置は、図1および図2に示す同期型半導体記憶
装置1000の出力制御回路100に代わって、出力制
御回路300を備える。
【0128】次に、本発明の実施の形態3における出力
制御回路300について、図8を用いて説明する。
【0129】図8は、本発明の実施の形態3の出力制御
回路300の主要部の構成の一例を示すブロック図であ
り、併せて出力段10との関係が示されている。以下の
説明において、従来の同期型半導体記憶装置9000と
同じ構成要素には、同じ符号および同じ記号を付し、そ
の説明を省略する。
【0130】図8に示す出力制御回路300は、ゲート
制御信号発生回路70を含む。ゲート制御信号発生回路
70は、内部クロック信号CLKと内部制御信号ZDQ
Mとに基づき、ゲート回路15の開閉を制御するゲート
制御信号CLKOENおよびゲート制御信号ZCLKO
DISを生成して出力する。その他の信号については、
従来と同じタイミングで発生する。
【0131】次に、図8に示すゲート制御信号発生回路
70の具体的構成の一例について図9を用いて説明す
る。
【0132】図9は、図8に示すゲート制御信号発生回
路70の具体的構成の一例を示す回路図であり、併せて
最終出力ステージC3との関係が示されている。図9に
示すゲート制御信号発生回路70は、インバータ回路I
21、I22、I23およびI24、NOR回路NR3
ならびに従来のゲート制御信号発生回路24を備える。
【0133】インバータ回路I21、I22、I23お
よびI24ならびにNOR回路NR3は、従来のゲート
制御信号発生回路24の出力信号(CLKOEN)を受
けて、H幅を拡げて出力する。ゲート制御信号CLKO
ENの立上がりタイミングは、図13で説明したとおり
である。なお、インバータ回路I23の出力信号を信号
S1と記し、インバータ回路I24の出力信号をZS1
(信号S1を反転した信号)と記す。
【0134】ゲート制御信号発生回路70はさらに、ゲ
ート回路G1およびG2、NAND回路N10およびN
11ならびにインバータ回路I25およびI26より構
成されるシフタを備える。ゲート回路G1は、信号S1
およびZS1に応答して、NAND回路N10に内部制
御信号ZDQMを出力する。NAND回路N10および
インバータ回路I25は、ラッチ回路を構成する。ゲー
ト回路G2は、信号S1およびZS1に応答して、NA
ND回路N11にNAND回路N10の出力信号を出力
する。NAND回路N11およびインバータ回路I26
は、ラッチ回路を構成する。
【0135】ゲート回路G1、NAND回路N10およ
びインバータ回路I25は、内部制御信号ZDQMを半
クロック分シフトする。さらにゲート回路G2、NAN
D回路N11およびインバータ回路I26は、半クロッ
クシフトした信号をさらに半クロック分シフトする。
【0136】ゲート制御信号発生回路70はさらに、イ
ンバータ回路I27およびI28を備える。インバータ
回路I27は、NAND回路N11の出力信号を受け
て、これを反転する。インバータ回路I28は、インバ
ータ回路I27の出力を受けて、これを反転して出力
(ゲート制御信号ZCLKODIS)する。
【0137】ゲート制御信号発生回路70から出力され
るゲート制御信号ZCLKODISおよびゲート制御信
号CLKOENは、最終出力ステージC3に出力され
る。
【0138】最終出力ステージC3におけるNAND回
路N3の一方の入力ノードは、ゲート制御信号ZCLK
ODISを、他方の入力ノードは、ゲート制御信号CL
KOENを受ける。
【0139】内部制御信号ZDQMがLレベルの場合
(読出マスクがかけられた状態)、Lレベルのゲート制
御信号ZCLKODISが発生する。この場合、ゲート
制御信号CLKOENによらず、ゲート回路15は閉じ
たままであり、データバスRD、ZRDから最終出力ス
テージC3にデータが取込まれない。
【0140】内部制御信号ZDQMがHレベルの場合、
ゲート制御信号ZCLKODISはHレベルを保持す
る。この場合、ゲート回路15は、従来と同様のタイミ
ングで、ゲート制御信号CLKOENにしたがって開閉
する。
【0141】次に、本発明の実施の形態3における同期
型半導体記憶装置の動作をタイミングチャートである図
10を用いて説明する。
【0142】図10は、本発明の実施の形態3における
同期型半導体記憶装置の動作を説明するためのタイミン
グチャートである。
【0143】図10において(A)は、ゲート制御信号
CLKOENを、(B)は、信号S1を、(C)は、読
出マスク信号EXTDQMを、(D)は、内部制御信号
ZDQMを、(E)は、出力イネーブル信号OEMを、
(F)は、ゲート制御信号ZCLKODISを、(G)
は、ゲート制御信号RDGATEを、(H)は、リセッ
ト信号ZRDPCを、(I)は、リセット信号ZRDF
PCをそれぞれ示している。さらに、(J)は、データ
バスRDの電位を、(K)は、データバスZRDの電位
を、(L)は、データバスDQ0の電位を、(M)は、
データバスZDQ0の電位をそれぞれ示している。読出
動作は、時刻t3から開始され、時刻t3、t4、t5
…で対応するメモリセルからデータの読出しが行なわれ
る。読出マスク信号EXTDQMは、時刻t5で入力さ
れ、時刻t7で外部に出力される予定のデータがマスク
される。時刻t3でメモリセルから1番目に読出された
読出データは、図4で説明したように時刻t4で、相補
データバスRD、ZRDに転送されるものとする。
【0144】図10において時刻t5では、ゲート制御
信号CLKOENがHレベルになることにより、相補デ
ータバスRD、ZRDの1番目の読出データが最終出力
ステージC3に取込まれる。
【0145】さらにゲート制御信号RDGATEがHレ
ベルとなることで、2番目の読出データ(時刻t4で読
出されたインバリッドデータ)が、相補データバスRD
F、ZRDFから相補データバスRD、ZRDに転送さ
れる。
【0146】ゲート制御信号発生回路70は、ゲート制
御信号CLKOENを生成し、さらにこのゲート制御信
号CLKOENよりH幅の広い信号S1および信号ZS
1を生成する。そして、取込んだ内部制御信号ZDQM
を、信号S1およびZS1に応答して1クロック分シフ
トして出力する。これにより、Lレベルのゲート制御信
号ZCLKODISが発生する。
【0147】この結果、時刻t6において、ゲート制御
信号CLKOENがHレベルになるが、ゲート回路15
は閉じたままであり、最終出力ステージC3にはインバ
リッドデータが取込まれない。
【0148】この場合、出力最終ステージC3は、1番
目の読出データを保持することになる。したがって、出
力イネーブル信号OEMがHレベルの状態になっても、
インバリッドデータが外部に出力されない。
【0149】すなわち、出力制御回路300により、内
部制御信号ZDQMがLレベルの場合、ゲート回路15
が開かず、インバリッドデータが相補データバスRD、
ZRDから最終出力ステージC3に取込まれない。
【0150】したがって、本発明の実施の形態3におけ
る同期型半導体記憶装置は出力制御回路300を備える
ことにより、出力イネーブル信号OEMがHレベルの状
態であり、遅れてLベルに変化した場合であっても、イ
ンバリッドデータの外部への出力を防止することができ
る。この結果、高速かつ正確な動作が保証される。
【0151】なお、上記説明においては、相補データバ
スを仮定して説明したが、シングルデータバスであって
も、3値以上を伝達できる場合はスタンバイ状態を実現
することができるため上記発明の実施例が適用できる。
【0152】またシングルデータバスの場合でも、伝達
されるデータが有効であるかどうかを、別の信号線を用
いて受け手側へ送信する場合も考えられるが、この場合
におけるスタンバイ状態とは、送信されたデータが無効
であることを受け手側に伝達している場合に相当する。
【0153】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る同期型半
導体記憶装置によれば、マスク信号に応答して、インバ
リッドデータが存在するデータバスをリセット状態にす
るため、インバリッドデータが外部に出力されることを
防止することができる。これにより、出力データのデー
タホールド期間を確保しつつ、かつ高速かつ正確な動作
が保証される。これにより、同期型半導体記憶装置を含
むシステム全体の誤動作を防止することができる。
【0154】請求項2に係る同期型半導体記憶装置は、
請求項1に係る同期型半導体記憶装置であって、インバ
リッドデータが転送されたデータバスをリセット状態に
することができる。これにより、インバリッドデータの
外部への出力を防止することができる。
【0155】請求項3に係る同期型半導体記憶装置は、
請求項1に係る同期型半導体記憶装置であって、最終段
の出力回路にデータを転送するデータバスにインバリッ
ドデータが転送された時点でデータバスをリセット状態
にすることができる。これにより、インバリッドデータ
がリセットされ、最終段の出力回路へのインバリッドデ
ータの取込みを防止することができる。この結果、イン
バリッドデータの外部への出力を防止することができ
る。
【0156】請求項4に係る同期型半導体記憶装置は、
請求項1に係る同期型半導体記憶装置であって、複数の
データバスを介してデータ転送を行う場合に、データバ
ス間のデータ転送を所定のタイミングで行った後に、最
終段の出力回路にデータを転送するデータバスをリセッ
ト状態にすることができる。これにより、インバリッド
データの外部への出力を防止できる。
【0157】請求項5に係る同期型半導体記憶装置は、
請求項4に係る同期型半導体記憶装置であって複数のデ
ータバスを介してデータ転送を行う場合に、データバス
間のデータ転送を所定のタイミングで行った後であっ
て、さらに最終段の出力回路がデータバスからインバリ
ッドデータを取込む前に、データバスをリセット状態に
することができる。これにより、インバリッドデータが
リセットされ、最終段の出力回路は1クロック前のデー
タを保持することになる。この結果、インバリッドデー
タの外部への出力を防止することができる。
【0158】請求項6に係る同期型半導体記憶装置によ
れば、マスク信号に応答して、データバス間のデータ転
送を禁止することができるため、インバリッドデータが
外部に出力されることを防止することができる。これに
より、出力データのデータホールド期間を確保しつつ、
かつ高速かつ正確な動作が保証される。これにより、同
期型半導体記憶装置を含むシステム全体の誤動作を防止
することができる。
【0159】請求項7に係る同期型半導体記憶装置は、
請求項6に係る同期型半導体記憶装置であって、データ
バスをリセットした後に、インバリッドデータのデータ
バスへの転送を禁止することができる。この結果、イン
バリッドデータが最終段に転送されることを防止するこ
とができる。
【0160】請求項8に係る同期型半導体記憶装置は、
請求項7に係る同期型半導体記憶装置であって、最終段
の出力回路にデータを転送するデータバスがリセット状
態になった後であって最終段の出力回路がデータを取込
む前に、インバリッドデータがデータバスに転送される
のを禁止する。これにより、インバリッドデータが最終
段に転送されることを防止することができる。
【0161】請求項9に係る同期型半導体記憶装置は、
請求項6に係る同期型半導体記憶装置であって、複数の
データバスを介してデータ転送を行う場合に、インバリ
ッドデータが、前段のデータバスから最終段の出力回路
にデータを転送するデータバスに転送されるのを禁止す
る。これによりインバリッドデータが最終段の出力回路
に転送されることを防止することができる。
【0162】請求項10に係る同期型半導体記憶装置
は、請求項9に係る同期型半導体記憶装置であって、複
数のデータバスを介してデータ転送を行う場合に、最終
段の出力回路にデータを転送するデータバスをリセット
状態にした後に、インバリッドデータが当該データバス
に転送されるのを禁止する。これによりインバリッドデ
ータが最終段の出力回路に転送されることを防止するこ
とができる。
【0163】請求項11に係る同期型半導体記憶装置
は、請求項10に係る同期型半導体記憶装置であって、
複数のデータバスを介してデータ転送を行う場合に、最
終段の出力回路にデータを転送するデータバスをリセッ
ト状態にした後であって最終段の出力回路にデータが取
込まれるに前に、インバリッドデータが当該データバス
に転送されるのを禁止する。これにより、最終段の出力
回路は1クロック前のデータを保持することになり、イ
ンバリッドデータの外部への出力を防止できる。
【0164】請求項12に係る同期型半導体記憶装置に
よれば、マスク信号に応答して、最終段の出力回路への
データの取込みを禁止することができるため、インバリ
ッドデータが外部に出力されることを防止することがで
きる。これにより、出力データのデータホールド期間を
確保しつつ、かつ高速かつ正確な動作が保証される。こ
れにより、同期型半導体記憶装置を含むシステム全体の
誤動作を防止することができる。
【0165】請求項13に係る同期型半導体記憶装置
は、請求項12に係る同期型半導体記憶装置であって、
最終段の出力回路に設けられるゲート回路の転送(開
閉)タイミングを禁止することができる。これにより、
インバリッドデータの最終段への取込みを防止できる。
【0166】請求項14に係る同期型半導体記憶装置
は、請求項13に係る同期型半導体記憶装置であって、
最終段の出力回路に設けられるゲート回路の転送(開
閉)タイミングを禁止した後に、データバスをリセット
することができる。これにより、最終段の出力回路は1
クロック前のデータを保持することになり、インバリッ
ドデータの外部への出力を防止できる。
【0167】請求項15に係る同期型半導体記憶装置
は、請求項13に係る同期型半導体記憶装置であって、
所定のタイミングでゲート回路を開閉する第1の制御信
号を生成し、さらにマスク信号を用いてゲート回路を開
閉する第2の制御信号を生成し、これらにより、ゲート
回路の開閉を制御する。これにより、読出マスク信号に
応答して、インバリッドデータの最終段への取込みを容
易に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における同期型半導体
記憶装置1000の主要部の構成の一例を示す概略ブロ
ック図である。。
【図2】 本発明の実施の形態1における出力制御回路
100の要部の構成の一例を示す回路図である。
【図3】 図2に示すリセット信号発生信号50の具体
的構成の一例を示す回路図である。
【図4】 本発明の実施の形態1における同期型半導体
記憶装置1000の動作を説明するためのタイミングチ
ャートである。
【図5】 本発明の実施の形態2の出力制御回路200
の主要部の構成の一例を示すブロック図である。
【図6】 図5に示すゲート制御信号発生回路60の具
体的構成の一例を示す回路図である。
【図7】 本発明の実施の形態2における同期型半導体
記憶装置の動作を説明するためのタイミングチャートで
ある。
【図8】 本発明の実施の形態3の出力制御回路300
の主要部の構成の一例を示すブロック図である。
【図9】 図8に示すゲート制御信号発生回路70の具
体的構成の一例を示す回路図である。
【図10】 本発明の実施の形態3における同期型半導
体記憶装置の動作を説明するためのタイミングチャート
である。
【図11】 従来の同期型半導体記憶装置9000の要
部の構成を示す概略ブロック図である。
【図12】 従来の同期型半導体記憶装置9000に含
まれる出力制御信号発生回路25と最終出力ステージC
3との構成を示す回路図である。
【図13】 従来の同期型半導体記憶装置9000の動
作を説明するためのタイミングチャートである。
【図14】 従来の同期型半導体記憶装置9000の問
題点を説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 コントロール回路、2 内部クロック発生回路、3
アドレスバッファ、4 モードセット設定回路、5
アクト信号発生回路、6 ロウ系制御回路、7ワードド
ライバ、9 メモリセルアレイ、8 センスアンプ/I
O、10 出力段、11 プリアンプ、12,13,1
5 ゲート回路、14 ラッチ回路、16 出力バッフ
ァ、17 ドライバ、18 ラッチ回路、21,23,
50リセット信号発生回路、22,24,60, 70
ゲート制御信号発生回路、25 出力制御信号発生回
路、P1,P2 トランジスタ、C1, C2, C3 出
力ステージ、100, 200, 300 出力制御回路、
1000 同期型半導体記憶装置。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行列状に配置される複数のメモリセルを
    含むメモリセルアレイと前記メモリセルアレイの行に対
    応して設けられる複数のワード線とを各々が含む複数の
    バンクと、 外部クロック信号に同期した内部クロック信号を出力す
    る内部クロック発生手段と、 外部から入力される読出命令に応答して、前記内部クロ
    ック信号に同期して対応する前記バンクのメモリセルか
    らデータを読出す読出手段と、 前記読出手段が読出した前記データを転送するデータバ
    スと、 前記データバスから転送される前記データを受けて、デ
    ータ出力端子に出力する出力手段と、 前記データバスをリセット状態にするリセット手段と、 前記リセット手段によるリセットのタイミングを制御す
    る出力制御手段とを備え、 前記出力制御手段は、前記読出手段から出力される前記
    データの外部への出力を所定のタイミングで禁止するマ
    スク信号に応答して、前記データバスをリセット状態に
    させる、同期型半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記出力制御手段は、 前記読出手段から前記データバスに前記データを転送さ
    せた後に、前記マスク信号に応答して前記データバスを
    リセット状態にさせる、請求項1記載の同期型半導体記
    憶装置。
  3. 【請求項3】 前記出力手段は、 前記データバスから転送される前記データを所定のタイ
    ミングで取込むゲート手段を含み、 前記出力制御手段は、 前記読出手段から前記データバスに前記データを転送さ
    せた後であって、前記ゲート手段による前記データの前
    記出力手段への取込みを行わせる前に、前記マスク信号
    に応答して前記データバスをリセット状態にさせる、請
    求項1記載の同期型半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記データバスは、 前記読出手段が読出した前記データを転送する第1のデ
    ータバスと、 前記第1のデータバスと前記出力手段との間に設けられ
    る第2のデータバスとを含み、 前記第1のデータバスの転送する前記データを受けて、
    前記第2のデータバスへ前記データを所定のタイミング
    で転送する第1のゲート手段をさらに備え、 前記出力制御手段は、 前記第1のゲート手段により前記第1のデータバスから
    前記第2のデータバスに前記データを転送させた後に、
    前記マスク信号に応答して前記第2のデータバスをリセ
    ット状態にさせる、請求項1記載の同期型半導体記憶装
    置。
  5. 【請求項5】 前記出力手段は、 前記第2のデータバスから転送される前記データを所定
    のタイミングで取込む第2のゲート手段を含み、 前記出力制御手段は、 前記第1のゲート手段により前記第1のデータバスから
    前記第2のデータバスに前記データを転送させた後であ
    って、前記第2のゲート手段による前記第2のデータバ
    スから転送される前記データの前記出力手段への取込み
    を行わせる前に、前記第2のデータバスをリセット状態
    にさせる、請求項4記載の同期型半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 行列状に配置される複数のメモリセルを
    含むメモリセルアレイと前記メモリセルアレイの行に対
    応して設けられる複数のワード線とを各々が含む複数の
    バンクと、 外部クロック信号に同期した内部クロック信号を出力す
    る内部クロック発生手段と、 外部から入力される読出命令に応答して、前記内部クロ
    ック信号に同期して対応する前記バンクのメモリセルか
    らデータを読出す読出手段と、 前記読出手段が読出した前記データを転送するデータバ
    スと、 前記データバスから転送される前記データを受けて、デ
    ータ出力端子に出力する出力手段と、 前記読出手段から前記データバスへの前記データの転送
    を制御する出力制御手段とを備え、 前記出力制御手段は、前記読出手段から出力される前記
    データの外部への出力を所定のタイミングで禁止するマ
    スク信号に応答して、前記読出手段から前記データバス
    への前記データの転送を禁止する、同期型半導体記憶装
    置。
  7. 【請求項7】 前記データバスを所定のタイミングでリ
    セット状態にするリセット手段をさらに備え、 前記出力制御手段は、 前記データバスをリセット状態にした後に、前記マスク
    信号に応答して前記読出手段から前記データバスへの前
    記データの転送を禁止する、請求項6記載の同期型半導
    体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記出力手段は、 前記データバスから転送される前記データを所定のタイ
    ミングで取込むゲート手段を含み、 前記出力制御手段は、 前記データバスをリセット状態にした後であって、前記
    ゲート手段による前記データバスから転送される前記デ
    ータの前記出力手段への取込みを行わせる前に、前記マ
    スク信号に応答して前記読出手段から前記データバスへ
    の前記データの転送を禁止する、請求項7記載の同期型
    半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記データバスは、 前記読出手段が読出した前記データを転送する第1のデ
    ータバスと、 前記第1のデータバスと前記出力手段との間に設けられ
    る第2のデータバスとを含み、 前記第1のデータバスの転送する前記データを受けて、
    前記第2のデータバスへ前記データを所定のタイミング
    で転送する第1のゲート手段をさらに備え、 前記出力制御手段は、 前記マスク信号に応答して、前記第1のゲート手段によ
    る前記第1のデータバスから前記第2のデータバスへの
    前記データの転送を禁止する、請求項6記載の同期型半
    導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記第2のデータバスを所定のタイミ
    ングでリセット状態にするリセット手段をさらに備え、 前記出力制御手段は、 前記第2のデータバスをリセット状態にした後に、前記
    マスク信号に応答して前記第1のデータバスから前記第
    2のデータバスへの前記データの転送を禁止する、請求
    項9記載の同期型半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 前記出力手段は、 前記第2のデータバスから転送される前記データを所定
    のタイミングで取込む第2のゲート手段を含み、 前記出力制御手段は、 前記第2のデータバスをリセット状態にした後であって
    前記第2のゲート手段による前記第2のデータバスから
    の前記データの前記出力手段への取込みを行わせる前
    に、前記マスク信号に応答して、前記第1のゲート手段
    による前記第1のデータバスから前記第2のデータバス
    への前記データの転送を禁止する、請求項10記載の同
    期型半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】 行列状に配置される複数のメモリセル
    を含むメモリセルアレイと前記メモリセルアレイの行に
    対応して設けられる複数のワード線とを各々が含む複数
    のバンクと、 外部クロック信号に同期した内部クロック信号を出力す
    る内部クロック発生手段と、 外部から入力される読出命令に応答して、前記内部クロ
    ック信号に同期して対応する前記バンクのメモリセルか
    らデータを読出す読出手段と、 前記読出手段が読出した前記データを転送するデータバ
    スと、 前記データバスから転送される前記データを受けて、デ
    ータ出力端子に出力する出力手段と、 前記出力手段による前記データの取込みのタイミングを
    制御する出力制御手段とを備え、 前記出力制御手段は、前記読出手段から出力される前記
    データの外部への出力を所定のタイミングで禁止するマ
    スク信号に応答して前記データバスからの前記データの
    前記出力手段への取込みを禁止する、同期型半導体記憶
    装置。
  13. 【請求項13】 前記出力手段は、 前記データバスから転送される前記データを取込むゲー
    ト手段を含み、 前記出力制御手段は、 前記マスク信号に応答して、前記ゲート手段による前記
    データバスからの前記データの前記出力手段への取込み
    を禁止する、請求項12記載の同期型半導体記憶装置。
  14. 【請求項14】 前記データバスを所定のタイミングで
    リセット状態にするリセット手段をさらに備え、 前記出力制御手段は、 前記マスク信号に応答して前記データバスからの前記デ
    ータの前記出力手段への取込みを禁止した後に、前記デ
    ータバスをリセット状態にする、請求項13記載の同期
    型半導体記憶装置。
  15. 【請求項15】 前記出力制御手段は、 前記ゲート手段を所定のタイミングで開閉する制御手段
    と、 前記マスク信号をシフトして出力するシフト手段とを含
    み、 前記ゲート手段は、 前記制御手段から出力される第1の制御信号および前記
    シフト手段から出力される前記マスク信号に対応する第
    2の制御信号に応答して、前記データの前記出力手段へ
    の取込みを行う、請求項13記載の同期型半導体記憶装
    置。
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