JP5468433B2 - ドラム式洗濯機 - Google Patents
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Description
又、シャフト2の下部には、ばね受け座17が固着されており、このばね受け座17と前記外筒スリーブ6との間にコイルばね18が伸縮自在に介在され、かくして、水槽を弾性支持するサスペンション19が構成されている。
減衰力D=入口損失+摩擦損失+動圧抵抗 ・・・(1)
なお、入口損失とは、磁気粘性流体8がピストンバルブ9のオリフィス孔10に流入する際に発生する圧力損失であり、摩擦損失とは、オリフィス孔10の中を磁気粘性流体8が通過する際の管摩擦による圧力損失であり、動圧抵抗とは、磁気粘性流体8の動圧がピストンバルブ9背面で圧力回復しないことによる圧力損失である。
まず、図2には、ドラム式洗濯乾燥機の全体構造を示しており、外箱21を外殻としている。この外箱21の前面部(図2で右側)のほゞ中央部には、洗濯物出入口22を形成しており、この洗濯物出入口22を開閉する扉23を外箱21に枢支して設けている。又、外箱21の前面部の上部には、操作パネル24を設けており、その裏側(外箱21内)に運転制御用の制御装置25を設けている。
水槽26の背部には、モータ28を取付けている。このモータ28は、この場合、例えば直流のブラシレスモータから成るもので、アウターロータ形であり、ロータ28aの中心部に取付けた回転軸(図示省略)を、軸受ハウジング29を介して水槽26の内部に挿通している。
なお、前記コイル54は、図示しないリード線を介してダンパ41外部の駆動回路(図示省略)に接続され、通電されるようになっている。
なお、制御装置25は、回転センサ68からの回転検知信号に基づき、モータ28の回転数ひいてはドラム30の回転数を検知所要時間で除する演算をするようになっており、それによってドラム30の回転速度を検知する回転速度検知手段としても機能するようになっている。
操作パネル24の操作に基づき、制御装置25が運転を開始させると、標準的には、図1に示すように、洗い行程、脱水行程、すすぎ行程、…の順に運転が実行される。そのうち、洗い行程では、最初に、詳しい説明は割愛するがドラム30内に収容された洗濯物の量を検知する重量検知動作が行われ、続いて、給水弁69を開放させて検知洗濯物量に応じた水位まで水槽26内に給水する給水動作が行われる。又、このときには、図示しない洗剤ケースにセットした洗剤の供給が給水と併せて行われる。
脱水行程以外の行程であるこのすすぎ行程では、コイル54への通電は前記洗い行程と同様に行う。
これに対して、脱水行程前(洗い行程)から脱水行程へ、コイル54への通電を停止する期間を挟んで移行するようにした上記構成のものでは、そのコイル54への通電の停止により磁気粘性流体63の粘度が低められ、シャフト43に対する摩擦力を小さくできるので、シリンダ42から水槽26の戻り上がりを速くでき、排水動作時間の短縮化、ひいては全運転所要時間の短縮化に寄与することができる。
図5に示す第2実施例においては、外気温度を検知し、その検知結果に応じて脱水行程前から行うコイル54への通電の電流値又は通電の時間の長さを決定するようにしている。
上記ステップS2で、低い(YES)と判断されれば、コイル54への通電の電流値を1〔A〕とするか、又はコイル54への通電の時間の長さを10〔分〕として、該コイル54への通電を行う(ステップS3)。
又、上記ステップS4で、低くない(NO)と判断されれば、コイル54への通電を行わない(ステップS6)。
図6に示す第3実施例においては、コイルに流れる電流値を脱水行程前からの通電時に検知し、その検知結果に応じて、脱水行程時のコイル54への通電制御を行うようにしている。
そして、その後、運転時間が終了であるか否かの判断をし(ステップS106)、終了ではない(NO)と判断されれば、ステップS105に戻るが、終了である(YES)と判断されれば、コイル54への通電を終了する(ステップS107)。
なお、本実施例は第2実施例と併せて実施するようにしても良い。
図7に示す第4実施例においては、コイル54に流れる電流値を脱水行程前からの通電時に検知し、その検知結果が所定値より小さかった場合には、脱水行程時のドラム30の回転速度が上昇しにくくなるように制御するようにしている。
上記ステップS203で、0である(YES)と判断されれば、操作パネル24にエラー表示をして(ステップS204)、運転を停止する(ステップS205)。
なお、本実施例も第2実施例と併せて実施するようにしても良い。
図9に示す第5実施例においては、ダンパ71を、第1実施例のダンパ41に代わるダンパとして使用するようにしている。このダンパ71では、コイルを上コイル54a及び下コイル54bの2つに分けて有し、それらを、上ボビン55a及び下ボビン55bに個別に巻装した状態で、中間ヨーク72を挟み、シリンダ42の内部に固定保持している。
なお、本実施例も第2ないし第4実施例のいずれか又は全部と併せて実施するようにしても良い。
Claims (7)
- ドラムを収容する水槽の振動を減衰するダンパを有するドラム式洗濯機において、
前記ダンパが、
シリンダと、
このシリンダの内部に保持されて通電されることにより磁場を発生するコイルと、
このコイルを相対的に軸方向往復動可能に貫通して支持されたシャフトと、
このシャフトと前記コイルとの間及びその近傍に充填された磁気粘性流体と、
この磁気粘性流体の漏れを抑止するシールとを具備して成り、
前記コイルへの通電を脱水行程に先立って行われる洗濯運転のときから行うようにしたことを特徴とするドラム式洗濯機。
- 外気温を検知する温度検知手段を具備し、その温度検知結果に応じて脱水行程前から行うコイルへの通電の電流値を決定するようにしたことを特徴とする請求項1記載のドラム式洗濯機。
- 温度検知手段の温度検知結果に応じて、脱水行程前から行うコイルへの通電の電流値を決定するのに代えて、脱水行程前から行うコイルへの通電の時間の長さを決定するようにしたことを特徴とする請求項2記載のドラム式洗濯機。
- コイルに流れる電流値を脱水行程前からの通電時に検知する電流値検知手段を具備し、その検知結果に応じて、脱水行程時のコイルへの通電制御を行うようにしたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のドラム式洗濯機。
- コイルに流れる電流値を脱水行程前からの通電時に検知する電流値検知手段を具備し、その検知結果が所定値より小さかった場合には、脱水行程時のドラムの回転速度が上昇しにくくなるように制御することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のドラム式洗濯機。
- 脱水行程以外の行程のダンパの減衰力をAとし、脱水行程の起動時のダンパの減衰力をBとし、脱水行程の定常時のダンパの減衰力をCとしたとき、B>A≧Cとなるようにコイルへの通電を行うようにしたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のドラム式洗濯機。
- 脱水行程前から脱水行程へ、コイルへの通電を停止する期間を挟んで移行するようにしたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のドラム式洗濯機。
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