JP5403067B2 - 操舵制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自車両の操舵を制御する操舵制御装置に関するものである。
車両の操舵は、一般的にはステアリングホイールをドライバーが所定の回転角で回転させることによって行なわれる。ステアリングホイールの回転角に対する舵角の伝達比は一般的には常に一定である。しかし、車両が低速走行中には、少ない回転角のステアリングホイールの操作によって、車両を大きく旋回させたい場合がある。また、車両が高速走行中には、ステアリングホイールの回転角に対する舵角を少なくして、車両を安定して走行させたい場合がある。したがって、ステアリングホイールの回転角に対する舵角の伝達比が常に一定では、実際の運転操作における利便性が低い。
そこで、例えば、特許文献1には、ステアリングホイールを回転可能なだけではなく、左右に揺動可能にした操舵装置が開示されている。特許文献1の操舵装置は、ステアリングホイールの回転角に対する舵角である伝達比を、ステアリングホイールの揺動の大きさにより変更する。さらに、特許文献1の操舵装置は、ステアリングホイールの揺動の大きさにより変更された伝達比に応じた反力をステアリングホイールの揺動の方向とは反対の方向に発生させる。
特開2008−81042号公報
ところで、ドライバーの体格や好みに合わせて、ステアリングホイールとドライバーとの距離を調整することが可能な機構を有する車両がある。しかしながら、上記のような技術では、ステアリングホイールとドライバーとの距離を変更しても、ステアリングホイールの揺動に対する反力は同様に発生する。そのため、ステアリングホイールとドライバーとの距離によっては、発生させる反力が不適切な場合がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、ドライバーにとって適切な反力を与えることが可能な操舵制御装置を提供することにある。
本発明は、ステアリングホイールのドライバーに対する相対的な基準位置を調整する基準位置調整ユニットと、ドライバーのステアリングホイールへの第1の方向への第1操作量に対応した操舵量により自車両の操舵を行なう操舵ユニットと、ドライバーのステアリングホイールへの第2の方向への第2操作量に対応して、操舵ユニットが自車両の操舵を行なうための第1操作量に対応した操舵量を変更する舵角変更ユニットと、基準位置調整ユニットが調整したステアリングホイールのドライバーに対する相対的な基準位置に応じて、ステアリングホイールを基準位置から移動させる第2操作量に対する反力を発生する反力発生ユニットとを備えた操舵制御装置である。ここで、反力発生ユニットは、基準位置調整ユニットが調整したステアリングホイールのドライバーに対する相対的な基準位置がドライバーに近いほど、ステアリングホイールを基準位置から移動させる第2操作量に対する反力を大きくし、基準位置調整ユニットが調整したステアリングホイールのドライバーに対する相対的な基準位置がドライバーから遠いほど、ステアリングホイールを基準位置から移動させる第2操作量に対する反力を小さくする。
この構成によれば、基準位置調整ユニットがステアリングホイールのドライバーに対する相対的な基準位置を調整可能である。このため、ドライバーの好みに合わせてステアリングホイールの基準位置を例えばドライバーから近い位置や遠い位置に調整することができる。
また、舵角変更ユニットが、例えば、ステアリングホイールの回転軸に平行な方向やステアリングホイールを所定の支点周りで揺動させる第2方向にステアリングホイールを基準位置から移動させる第2操作量に対応して、操舵ユニットが自車両の操舵を行なうためのステアリングホイールの回転軸周りの回転角度等の第1操作量に対応した操舵量を変更する。このため、ドライバーはステアリングホイールを回転させる操作に加えて、ステアリングホイールを押し引きする操作等を行なうことにより、ステアリングホイールの回転角度に対する操舵角を変動させて、自車両をさらに自在に旋回させることが可能となる。
さらに、反力発生ユニットは、基準位置調整ユニットが調整したステアリングホイールのドライバーに対する相対的な基準位置に応じて、ステアリングホイールを基準位置から移動させる第2操作量に対する反力を発生する。これにより、ステアリングホイールの基準位置が変更されたとしても、ステアリングホイールを押し引きする操作等に対する反力は、ステアリングホイールのドライバーに対する相対的な基準位置に応じて生じることとなるため、ドライバーにとって適切な反力を与えることが可能となる。
さらにまた、反力発生ユニットは、基準位置調整ユニットが調整したステアリングホイールのドライバーに対する相対的な基準位置がドライバーに近いほど、ステアリングホイールを基準位置から移動させる第2操作量に対する反力を大きくする。ドライバーにステアリングホイールが近い場合は、ドライバーはステアリングホイールを持ち替えることなく一度に操舵することができる角度を大きくし易いため、操作の際に反力が小さいと違和感を生じる可能性がある。そこで、ドライバーにステアリングホイールが近いほど、反力を大きくすることにより、違和感が生じることを防止できる。
また、反力発生ユニットは、基準位置調整ユニットが調整したステアリングホイールのドライバーに対する相対的な基準位置がドライバーから遠いほど、ステアリングホイールを基準位置から移動させる第2操作量に対する反力を小さくする。ドライバーからステアリングホイールが遠い場合は、ドライバーは腕が伸びた状態で操作しているため、操作の際に反力が大きいと所望の操作量に操作することが難しい可能性がある。そこで、ドライバーからステアリングホイールが遠いほど、反力を小さくすることにより、所望の第2操作量に操作することができないことを防止することができる。
また、舵角変更ユニットは、基準位置調整ユニットが調整したステアリングホイールのドライバーに対する相対的な基準位置に応じて、ステアリングホイールを基準位置から移動させる第2操作量に対応して、操舵ユニットが自車両の操舵を行なうための第1操作量に対応した操舵量を変更する量を変更することができる。
この構成によれば、舵角変更ユニットは、基準位置調整ユニットが調整したステアリングホイールのドライバーに対する相対的な基準位置に応じて、ステアリングホイールを基準位置から移動させる第2操作量に対応して、操舵ユニットが自車両の操舵を行なうための第1操作量に対応した操舵量を変更する。これにより、ステアリングホイールの基準位置が変更されたとしても、例えば、ステアリングホイールの回転角度に対する操舵量を変更する量は、ステアリングホイールのドライバーに対する相対的な基準位置に応じて変更されることとなるため、ドライバーにとって適切なステアリングホイールの回転角度に対する操舵量を与えることが可能となる。
この場合、舵角変更ユニットは、基準位置調整ユニットが調整したステアリングホイールのドライバーに対する相対的な基準位置がドライバーに近いほど、ステアリングホイールを基準位置から移動させる第2操作量に対応して、操舵ユニットが自車両の操舵を行なうための第1操作量に対応した操舵量を変更する量を少なくし、基準位置調整ユニットが調整したステアリングホイールのドライバーに対する相対的な基準位置がドライバーから遠いほど、ステアリングホイールを基準位置から移動させる第2操作量に対応して、操舵ユニットが自車両の操舵を行なうための第1操作量に対応した操舵量を変更する量を多くすることができる。
この構成によれば、舵角変更ユニットは、基準位置調整ユニットが調整したステアリングホイールのドライバーに対する相対的な基準位置がドライバーに近いほど、ステアリングホイールを基準位置から移動させる第2操作量に対応して、操舵ユニットが自車両の操舵を行なうためのステアリングホイールの回転軸周りの回転角度等の第1操作量に対応した操舵量を変更する量を少なくする。ドライバーにステアリングホイールが近い場合は、ドライバーはステアリングホイールを押し引き等する操作量が大きくなり易いため、ステアリングホイールを押し引き等する第2操作量に対応してステアリングホイールの回転角度等の第1操作量に対応した舵角を変更する量が多過ぎると、所望の舵角とすることが難しい可能性がある。そこで、ドライバーにステアリングホイールが近いほど、ステアリングホイールの回転角度等に対応した操舵量を変更する量を少なくすることにより、所望の舵角とすることを容易にできる。
また、舵角変更ユニットは、基準位置調整ユニットが調整したステアリングホイールのドライバーに対する相対的な基準位置がドライバーに遠いほど、ステアリングホイールを基準位置から移動させる第2操作量に対応して、操舵ユニットが自車両の操舵を行なうためのステアリングホイールの回転軸周りの回転角度等の第1操作量に対応した舵角を変更する量を多くする。ドライバーからステアリングホイールが遠い場合は、ドライバーはステアリングホイールを押し引き等する第2操作量を大きくすることが難しいため、ステアリングホイールを押し引き等する第2操作量に対応してステアリングホイールの回転角度等の第1操作量に対応した舵角を変更する量が少なすぎると、所望の舵角とすることが難しい可能性がある。そこで、ドライバーからステアリングホイールが遠いほど、ステアリングホイールの回転角度等に対応した操舵量を変更する量を多くすることにより、所望の舵角とすることを容易にできる。
また、基準位置調整ユニットは、ステアリングホイールの基準位置の絶対的な高さを調整可能であり、反力発生ユニットは、基準位置調整ユニットが調整したステアリングホイールの基準位置の絶対的な高さに応じて、ステアリングホイールを基準位置から移動させる第2操作量に対する反力を発生することができる。
この構成によれば、反力発生ユニットは、基準位置調整ユニットが調整したステアリングホイールの基準位置の絶対的な高さに応じて、ステアリングホイールを基準位置から移動させる第2操作量に対する反力を発生する。ドライバーがステアリングホイールを押し引き等する第2操作量に対する適切な反力は、ドライバーの体格によって異なる。また、ドライバーの体格により、調整されるステアリングホイールの基準位置の絶対的な高さは異なる。そこで、ステアリングホイールの基準位置の絶対的な高さに応じて、ステアリングホイールを基準位置から移動させる第2操作量に対する反力を発生する。これにより、ドライバーに対して適切な反力を与えることが可能となる。
この場合、基準位置調整ユニットは、基準位置調整ユニットが調整したステアリングホイールの基準位置の絶対的な高さが高いほど、ステアリングホイールを基準位置から移動させる第2操作量に対する反力を大きくし、基準位置調整ユニットが調整したステアリングホイールの基準位置の絶対的な高さが低いほど、ステアリングホイールを基準位置から移動させる第2操作量に対する反力を小さくすることができる。
この構成によれば、基準位置調整ユニットは、基準位置調整ユニットが調整したステアリングホイールの基準位置の絶対的な高さが高いほど、ステアリングホイールを基準位置から移動させる第2操作量に対する反力を大きくする。一般にドライバーの体格が大きいほど、ステアリングホイールの基準位置の絶対的な高さは高く調整されると考えられる。また、ドライバーの体格が大きいほど、大きな反力が適切であると考えられる。そこで、ステアリングホイールの基準位置の絶対的な高さが高いほど、ステアリングホイールを基準位置から移動させる第2操作量に対する反力を大きくすることにより、ドライバーに対して適切な反力を与えることが可能となる。
また、基準位置調整ユニットは、基準位置調整ユニットが調整したステアリングホイールの基準位置の絶対的な高さが低いほど、ステアリングホイールを基準位置から移動させる第2操作量に対する反力を小さくする。一般にドライバーの体格が小さいほど、ステアリングホイールの基準位置の絶対的な高さは低く調整されると考えられる。また、ドライバーの体格が小さいほど、例えば、ドライバーが女性であったり、比較的、ステアリングホイールを操作する力が弱くなる可能性がある場合、小さな反力が適切であると考えられる。そこで、ステアリングホイールの基準位置の絶対的な高さが低いほど、ステアリングホイールを基準位置から移動させる第2操作量に対する反力を小さくすることにより、ドライバーに対して適切な反力を与えることが可能となる。
また、基準位置調整ユニットは、ステアリングホイールの回転軸の自車両の前後方向における傾斜角を調整することにより、ステアリングホイールの基準位置の絶対的な高さを調整可能である。
この構成によれば、基準位置調整ユニットは、ステアリングホイールの回転軸の自車両の前後方向における傾斜角を調整することにより、ステアリングホイールの基準位置の絶対的な高さを調整可能である。そのため、従来の車両に搭載されている機構を利用して、ステアリングホイールの基準位置の高さを調整することができる。
また、第1操作量とは、ステアリングホイールの回転軸周りの回転角度であり、第2操作量とは、ステアリングホイールの回転軸に平行な方向及びステアリングホイールを揺動させる方向の少なくともいずれかの方向にステアリングホイールを基準位置で動かす量とできる。
本発明の操舵制御装置によれば、ドライバーにとって適切な反力を与えることが可能となる。
第1実施形態に係る操舵制御装置の構成を示す斜視図である。 第1実施形態に係るステアリングホイール周辺の装置の構成を示す図である。 第1実施形態に係る操舵制御装置の動作を示すフロー図である。 ステアリングホイールの基準位置と反力との関係を示すグラフ図である。 ステアリングホイールのチルト位置を変更したときのステアリングホイールの基準位置と反力との関係を示すグラフ図である。 第1実施形態に係る操舵制御装置の操舵制御の動作の詳細を示すフロー図である。 第1実施形態に係る操舵制御装置の操舵制御の動作の詳細を示すフロー図である。 第1実施形態に係る操舵制御装置の操舵制御の動作の詳細を示すフロー図である。 車速と揺動角用係数K1との関係を示すグラフ図である。 車速と押し引きストローク量係数K2との関係を示すグラフ図である。 車速と揺動トルク係数K3との関係を示すグラフ図である。 ステアリング角MA_TEMPを増大させるときのステアリング角MA_TEMPと転舵角指令値MA_refとの関係を示すグラフ図である。 ステアリング角MA_TEMPを戻すときのステアリング角MA_TEMPと転舵角指令値MA_ref_Returnとの関係を示すグラフ図である。 ステアリングホイールの基準位置と伝達比変更の係数Kst1,Kst2との関係を示すグラフ図である。 第2実施形態に係るステアリングホイール周辺の装置の構成を示す図である。
以下、図面を参照して本発明に係る操舵装置の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係る操舵装置10を搭載した車両は、操舵装置28に接続されたステアリングシャフト11と、ステアリングシャフト11の端部に接続されたステアリングホイール12とを備えている。ステアリングホイール12は、ドライバーの体格や好みに合わせてドライバーとの相対的な基準位置(初期位置)を変更することが可能とされている。
具体的には、ステアリングシャフト11はチルト伸縮機構21を有する。チルト伸縮機構21は、ステアリングシャフトの軸線LSの車両前後方向の傾斜角(チルト角)を変更可能とする。チルト伸縮機構21は、ステアリングシャフト11を入子状に伸縮自在とし、ステアリングシャフト11の伸縮量(テレスコピック量)を変更可能とする。これにより、チルト伸縮機構21は、ステアリングホイール12とドライバーとの距離及びステアリングホイール12の車室の床からの高さを調整可能としている。チルト伸縮機構21により調整されたテレスコピック量及びチルト角は、それぞれテレスコピック量センサ20及びチルト角センサ22により検出される。なお、本実施形態においては、テレスコピック量及びチルト角と合わせて、運転席の前後の位置及び高さをセンサ等で検出し、これらに基づいて、ステアリングホイール12とドライバーとの相対的な基準位置を検出するようにしても良い。
ステアリングホイール12は複数の異なる動作で操作することが可能である。ステアリングホイール12の各動作に応じて複数の入力を行うことができる。具体的には、ステアリングホイール12は、ステアリングシャフト11の軸線LS回りに回転することができる。以下の説明では、当該操作をステアリングホイール12の回転と称する。ステアリングホイール12のステアリングシャフト11の軸線LS周りの回転角は、舵角センサ14によりステアリング角MA_TEMPとして検出される。
ステアリングホイール12は、ステアリングシャフト11の軸線LSに対して上下方向に直交する軸線LR回りに揺動することができる。以下の説明では、当該操作をステアリングホイール12の揺動と称する。ステアリングホイール12のステアリングシャフトの軸線LR周りの揺動角θ1は、揺動角センサ16により検出される。また、ステアリングホイール12のステアリングシャフトの軸線LR周りの揺動トルクPTも、揺動角センサ16の検出値とステアリングホイール12の寸法の値とを利用して求められる。なお、ステアリングホイール12は、ステアリングシャフト11の軸線LSに対して車幅方向に直交する軸線LD回りに回動可能としても良い。あるいは、ステアリングホイール12は、ステアリングシャフト11の所定の支点周りを揺動可能としても良い。
ステアリングホイール12は、ステアリングシャフト11の軸線LSに平行な方向に進退させることができる。以下の説明では、当該操作をステアリングホイール12の押し引きと称する。ステアリングホイール12のステアリングシャフト11の軸線LSに平行な押し引きストローク量stは、押し引きストローク量センサ18により検出される。
操舵制御装置10は、ステアリングホイール12を揺動させる操作に対して反力を付与する揺動反力装置32を備えている。操舵制御装置10は、ステアリングホイール12を押し引きする操作に対して反力を付与する押し引き反力装置34を備えている。
図2に詳細に示すように、ステアリングシャフト11及びステアリングホイール12は、揺動反力装置32として、カム機構32a、ボール32b、ばね32c及びアクチュエータ32dを備える。アクチュエータ32dは、カム機構32aにばね32cを介してボール32bを押し付けるプリセット加重を調整する。アクチュエータ32dは、カム機構32aにボール32bを押し付けるプリセット加重を変更することにより、揺動方向の反力を変更することができる。なお、ばね32cに二段ばね等の非線形ばねを用いることにより、アクチュエータ32dが調整するプリセット加重以外のばね32cのばね定数も変更することが可能である。
ステアリングシャフト11及びステアリングホイール12は、押し引き反力装置34として、スライド軸34a、ばね34b及びアクチュエータ34cを備える。アクチュエータ34cは、ばね34bを介してスライド軸34aを押し付けるプリセット加重を調整する。アクチュエータ34cは、スライド軸34aを押し付けるプリセット加重を変更することにより、押し引き方向の反力を変更することができる。なお、ばね34bに二段ばね等の非線形ばねを用いることにより、アクチュエータ34cが調整するプリセット加重以外のばね34aのばね定数も変更することが可能である。
図1に戻り、操舵制御装置10は、車速センサ24、CPU26、操舵装置28及びタイヤ30を備える。車速センサ24は、タイヤ30の回転速度を計測することにより、自車両の車速を検出するセンサである。あるいは、本実施形態では、車輪速センサにより検出された車輪速を利用して操舵制御を行なっても良い。CPU26は、操舵制御装置10全体の制御を行う電子制御ユニットである。CPU26は、後述するように、舵角センサ14、揺動角センサ16、押し引きストローク量センサ18、テレスコピック量センサ20及びチルト量センサ22及び車速センサ24からの検出信号に基づいて、操舵装置28の動作及びタイヤ30の舵角を制御する。また、CPU26は、テレスコピック量センサ20及びチルト量センサ22からの検出信号に基づいて、揺動反力装置32及び押し引き反力装置34の動作を制御し、揺動方向の反力及び押し引き方向の反力を制御する。
以下、本実施形態の操舵制御装置10の動作について説明する。まず、図3を参照して、操舵制御装置10の全体的な動作について説明する。各制御処理は、CPU26によって所定のタイミングで繰り返し実行される。図3に示すように、既に、ステアリングホイール12のドライバーとの相対的な基準位置に基づいて揺動方向及び押し引き方向の反力を設定していない場合は(S101)、CPU26は、伸縮量センサ20及びチルト量センサ22により、ステアリングホイール12の基準位置を取得する(S102)。後述するように、CPU26は、検出されたステアリングホイール12の基準位置に基づいて、ステアリングホイール12の揺動方向及び押し引き方向の反力を設定する(S103)。
反力を既に設定している場合は(S101)、CPU26は、舵角センサ14、揺動角センサ16、押し引きストローク量センサ18及び車速センサ24により、ステアリング角MA_TEMP、車速V、揺動トルクPT及び押し引きストローク量Stを取得する(S104)。後述するように、CPU26は、ステアリング角MA_TEMP、車速V、揺動トルクPT、押し引きストローク量St及びステアリングホイール12の基準位置に基づいて、舵角制御の制御量を演算する(S105)。CPU26は、目標制御量を実現するように操舵装置28を駆動して舵角制御を行なう(S106)。
以下、上記S103の反力を設定する処理について説明する。上記のS103において、CPU26は、検出されたステアリングホイール12の基準位置と図4に示すような反力マップとに基づいて、ステアリングホイール12の揺動方向及び押し引き方向の反力を設定する。この場合の基準位置には、伸縮量センサ20の検出値を用いることができる。図4に示すように、ステアリングホイール12の基準位置がドライバーに近いときほど、揺動方向及び押し引き方向の反力は大きく設定される。ステアリングホイール12の基準位置がドライバーに遠いときほど、揺動方向及び押し引き方向の反力は小さく設定される。
また、上記のS103において、CPU26は、検出されたステアリングホイール12の基準位置と、ステアリングホイール12のチルト角と、図5に示すような反力マップとに基づいて、ステアリングホイール12の揺動方向及び押し引き方向の反力を設定する。図5に示すように、ステアリングホイール12のチルト角は大きく、ステアリングホイール12の高さが高いときほど、揺動方向及び押し引き方向の反力は大きく設定される。ステアリングホイール12のチルト角は小さく、ステアリングホイール12の高さが低いときほど、揺動方向及び押し引き方向の反力は小さく設定される。
以下、上記S104〜S106の舵角制御の動作について説明する。図6に示すようにCPU26は、I/G=ON、すなわちエンジンが起動しているか否かを判定する(S201)。S201においてI/GがOFFであると判定されると、再びS201の処理を繰り返す。一方、S201においてI/G=ONであると判定されると、CPU26は、各種センサから検出値の読み込みを行う(S202)。具体的に、CPU26は、ステアリング角MA_TEMPと、揺動角θ1と、押し引きストローク量Stと、車速Vとを読み込む。なお、ステアリングホイール12の操作による入力のうち、回転による入力であるステアリング角MA_
TEMPを第一入力とし、それ以外の操作、すなわち揺動による入力である揺動角θ1と、押し引きによる入力であるストローク量Stとを第二入力として以下の説明を行う。
次に、CPU26は、ステアリング角MA_TEMP、揺動角θ1及びストローク量Stに対してローパスフィルタ(LPF)処理を行う(S203)。第二入力に対して不要高周波成分をカットするLPF処理を実行することで、高い周波数での入力を低減することができる。なお、このLPF処理は、少なくとも第二入力に対してLPF処理を実行すればよく、第一入力に対してLPF処理を実行しなくともよい。
図7に示すように、CPU26は、第二入力すなわち揺動/押し引きによる微調整禁止フラグF_UNCOUNTがOFFになっているか否かを判定する(S204)。微調整とは、操舵装置28による大きな操舵処理は第一入力であるステアリングホイール12の回転に基づいて行う一方、操舵の微調整を第二入力であるステアリングホイール12の揺動/押し引きに基づいて行う処理である。微調整禁止フラグF_UNCONT=0の時は微調整が禁止されておらず、微調整禁止フラグF_UNCONT≠0の時は微調整が禁止されていると判断することができる。
S204において、微調整が禁止されていないと判定された場合、CPU26は、ステアリング角MA_TEMPがステアリング角に対して予め設定された所定の閾値MAmax以上であるか否かの判定を行う(ステップS205)。S205において、ステアリング角MA_TEMP≧MAmaxではないと判定されると、第二入力であるステアリングホイール12の揺動/押し引きに基づく微調整を考慮した操舵装置28の操舵処理を行うと判断し、CPU26は、メイン車両M1の転舵指令値MA_refの演算を行う(S206)。
転舵指令値MA_refは、操舵装置28の制御に用いられるステアリング値である。通常の制御では、実際のステアリング角が制御に用いられるが、本実施形態では実際のステアリング角に揺動や押し引き操作による影響が加減算された値である転舵指令値MA_refが制御に用いられる。
S206において、CPU26は、図9に示すように車速Vに従って変化する揺動角(θ1)用係数K1と、図10に示すように車速Vに従って変化する押し引きストローク量(St)係数K2と、図11に示すように車速Vに従って変化する揺動トルク(PT)用係数K3を用いて、ステアリング角MA_TEMPに対する転舵指令値MA_refが、例えば式(1)によって演算される。
MA_ref=(MA_TEMP)+MA(10deg)・(Kst1・K1・α×θ1/θmax)+MA(10deg)・(Kst2・K2・α×St/Stmax)+MA(10deg)・(K3・α×PT/PTmax) (1)
本実施形態では、揺動角θ1、押し引きストローク量St及び揺動トルクPTの最大値をそれぞれθmax、Stmax及びPTmaxとするとき、θ1=θmax、St=Stmax及びPT=PTmax時に対応する転舵角は、例えばステアリング角MA_TEMPが10degのときの転舵角MA(10deg)と同等となるようにする。上記式(1)では、さらに定数αでゲインを設定している。定数αは例えばα=0.05等とできる。上記式(1)及び図9〜図11に示すように、係数K1〜K3は、高車速になるほど、さらに調整量を減らすようにされており、ドライバーの違和感を減らすようにされている。
図14に示すように、式(1)における係数Kst1、Kst2は、ステアリングホイール12とドライバーとの相対的な基準位置が大きく、ドライバーからステアリングホイール12が遠いほど、大きく設定され、ステアリングホイール12の揺動及び押し引きによる転舵角の調整量を大きくするようにされている。一方、係数Kst1、Kst2は、ステアリングホイール12とドライバーとの相対的な基準位置が小さく、ドライバーからステアリングホイール12が近いほど、小さく設定され、ステアリングホイール12の揺動及び押し引きによる転舵角の調整量を小さくするようにされている。
第二入力による微調整をおこなった場合のステアリング角MA_TEMPと転舵指令値MA_refとの関係は、例えば、図12に示すM1のようになる。なお、M2は、舵角の増加減分が加減算されない場合におけるステアリング角MA_TEMPと転舵指令値MA_refとの関係である。CPU26は、演算後、自車両の転蛇角指令値の現在値(MA_ref)とステアリング角MA_TEMPの保持を行う(ステップS207)。
CPU26は、ステアリングホイール12の戻し操作が行われているかを判定するため、戻し操作フラグF_RETURNがOFFであるか否かを判定する(ステップS208)。S208において戻し操作フラグF_RETURN≠0である場合はOFFであると判定される。次に、CPU26は、ドライバーによってステアリングホイール12の戻し操作が行われているか否かを判定する(ステップS209)。S209において、d(MA)<0でない場合は戻し操作が行われていないと判定する。
S209において戻し操作が行われていないと判定された場合、CPU26は、MA_TEMP=MA_ref_fixとし、自車両の転蛇角指令値を確定させる(ステップS210)。ここでは、S207で保持していた値を転蛇角指令値とする。転蛇角指令値が確定したら、CPU26は、当該値に基づいて操舵装置28へ制御信号を出力して駆動させる(S211)。S211が終了すると、図8に示す制御処理へ移行する。
一方、S204において微調整禁止フラグF_UNCONT≠0と判定された場合、あるいはS205において、ステアリング角MA_TEMP≧MAmaxと判定された場合、CPU26は、微調整禁止フラグF_UNCONT=1としてONにする(S212)。そして、CPU26は、自車両に対して第二入力による自車両の操舵における微調整禁止処理を行ってメイン車両転蛇角指令値MA_refの演算を行う(S213)。具体的には、CPU26は、メイン車両転蛇角指令値MA_refをステアリング角MA TEMPに比例するとして演算する。具体的には、MA_ref=MA_TEMP×(MA_refmax/MAmax)で演算することができる。CPU26は、転蛇角指令値を確定させて(S210)、当該確定した値にて操舵装置28を駆動させる(S211)。S211が終了すると、図8に示す制御処理へ移行する。
また、S208において戻し操作フラグF_RETURN=0でありONであると判定された場合、あるいはS209においてd(MA)<0であってステアリングホイール12の戻し操作があると判定された場合は、CPU26は、戻し操作フラグF_RETURN=1としてフラグをONにする(S214)。次に、CPU26は、ステアリングホイール12の戻し操作時における転蛇角指令値MA_ref_Returnを演算する(ステップS215)。S215では、揺動や押し引き操作による第二入力による調整を行うことなく、戻し操作によるステアリング角に対して転蛇角指令値が直線的に0点に戻るように、ステアリング角に対してギヤ比を一定とする。
具体的には、図13に示すように、点P1で戻し操作が生じたときは直線T1に従って戻り、点P2で戻し操作が生じたときは直線T2に従って戻る。ステアリングホイール12の戻し操作時における転蛇角指令値MA_ref_Returnは、例えば、式(2)により演算される。式(2)において、MA_ref_1とは、ステアリングホイール12の戻し操作が生じた時点での転蛇角指令値である。式(2)において、MA_1とは、ステアリングホイール12の戻し操作が生じた時点でのステアリングホイール12の回転角度であり、実質的にMA_TEMP=MA_1である。
MA_ref_Return=MA_TEMP・(MA_ref_1/MA_1) (2)
次に、CPU26は、MA_TEMP=MA_ref_Returnとし、戻し操作時のメイン車両転蛇角指令値を確定し(S216)、当該確定した値にて操舵装置28を駆動させる(S211)。S211が終了すると、図8に示す制御処理へ移行する。
次に、図8に示す制御処理について説明する。CPU26は、第二入力による微調整禁止フラグF_UNCONTがOFFであるか否かの判定を行う(S217)。微調整禁止フラグF_UNCONT=0の場合、フラグがOFFであると判定される。このとき、CPU26は、戻し操作フラグF_RETURNがOFFであるか否かの判定を行う(S218)。戻し操作フラグF_RETURN=0の場合、フラグがOFFであると判定される。S218においてOFFであると判定されると、図6〜図8に示す処理が終了し、再びS201から処理が開始される。
一方、S217において微調整禁止フラグF_UNCONT≠0であってフラグがONであると判定された場合、あるいはS218において戻し操作フラグF_RETURN≠0であってフラグがONであると判定された場合、ステアリング角MA_TEMPが0deg近傍以上であるか否かの判定を行う(S219,S220)。S219及びS220において、CPU26は、|MA_TEMP|≧Dを満たすか否かで判定を行う。Dは、自車両がほぼ直進とみなすことができる0deg近傍の値であり、任意に設定することができる。S219及びS220において、ステアリング角MA_TEMPが0deg近傍以上であると判定されると、自車両は直進している状態ではないと判断され、フラグ状態が維持される。そして、図6〜図8に示す処理が終了し、再びS201から処理が開始される。
一方、S219及びS220において、ステアリング角MA_TEMPが0deg近傍であると判定されると、自車両は直進している状態であると判断され、微調整禁止フラグF_UNCONT及び戻し操作フラグF_RETURNのリセット(0にセットされる)がなされる(S221)。S221の処理が終了すると、図6〜図8に示す処理が終了し、再びS201から処理が開始される。
本実施形態では、チルト伸縮機構21がステアリングホイール12のドライバーに対する相対的な基準位置を調整可能である。このため、ドライバーの好みに合わせてステアリングホイールの基準位置を例えばドライバーから近い位置や遠い位置に調整することができる。
また、CPU26が、揺動方向や押し引き方向にステアリングホイール12を基準位置で動かす操作量に対応して、操舵装置28が自車両の操舵を行なうためのステアリング角MA_TEMPに対応した舵角を変更する。このため、ドライバーはステアリングホイール12を回転させる操作に加えて、ステアリングホイール12を押し引きする操作等を行なうことにより、ステアリングホイール12の回転角度に対する舵角を変動させて、自車両をさらに自在に旋回させることが可能となる。
さらに、揺動反力装置32及び押し引き反力装置34は、チルト伸縮機構21が調整したステアリングホイール12のドライバーに対する相対的な基準位置に応じて、ステアリングホイール12を基準位置から移動させる第二操作量に対する反力を発生する。これにより、ステアリングホイール12の基準位置が変更されたとしても、ステアリングホイール12を押し引きする操作等に対する反力は、ステアリングホイール12のドライバーに対する相対的な基準位置に応じて生じることとなるため、ドライバーにとって適切な反力を与えることが可能となる。
また、本実施形態によれば、揺動反力装置32及び押し引き反力装置34は、チルト伸縮機構21が調整したステアリングホイール12のドライバーに対する相対的な基準位置がドライバーに近いほど、ステアリングホイール12を基準位置から移動させる第二操作量に対する反力を大きくする。ドライバーにステアリングホイール12が近い場合は、ドライバーはステアリングホイール12を持ち替えることなく一度に操舵することができる角度を大きくし易いため、操作の際に反力が小さいと違和感を生じる可能性がある。そこで、ドライバーにステアリングホイール12が近いほど、反力を大きくすることにより、違和感が生じることを防止できる。
また、揺動反力装置32及び押し引き反力装置34は、チルト伸縮機構21が調整したステアリングホイール12のドライバーに対する相対的な基準位置がドライバーから遠いほど、ステアリングホイール12を基準位置から移動させる第二操作量に対する反力を小さくする。ドライバーからステアリングホイール12が遠い場合は、ドライバーは腕が伸びた状態で操作しているため、操作の際に反力が大きいと所望の第二操作量に操作することが難しい可能性がある。そこで、ドライバーからステアリングホイール12が遠いほど、反力を小さくすることにより、所望の第二操作量に操作することができないことを防止することができる。
また、CPU26は、チルト伸縮機構21が調整したステアリングホイール12のドライバーに対する相対的な基準位置に応じて、ステアリングホイール12を基準位置から移動させる第二操作量に対応して、操舵装置28が自車両の操舵を行なうためのステアリングホイール12のステアリング角MA_TEMPに対応した舵角を変更する量を変更する。これにより、ステアリングホイール12の基準位置が変更されたとしても、ステアリングホイール12の回転角度に対する舵角を変更する量は、ステアリングホイール12のドライバーに対する相対的な基準位置に応じて変更されることとなるため、ドライバーにとって適切なステアリングホイール12の回転角度に対する舵角を与えることが可能となる。
また、CPU26は、チルト伸縮機構21が調整したステアリングホイール12のドライバーに対する相対的な基準位置がドライバーに近いほど、ステアリングホイール12を基準位置から移動させる第二操作量に対応して、操舵装置28が自車両の操舵を行なうためのステアリングホイール12のステアリング角MA_TEMPに対応した舵角を変更する量を少なくする。ドライバーにステアリングホイール12が近い場合は、ドライバーはステアリングホイール12を押し引き等する第二操作量が大きくなり易いため、ステアリングホイール12を押し引き等する第二操作量に対応してステアリングホイール12の回転角度に対応した舵角を変更する量が多過ぎると、所望の舵角とすることが難しい可能性がある。そこで、ドライバーにステアリングホイール12が近いほど、ステアリングホイール12の回転角度に対応した舵角を変更する量を少なくすることにより、所望の舵角とすることを容易にできる。
また、CPU26は、チルト伸縮機構21が調整したステアリングホイール12のドライバーに対する相対的な基準位置がドライバーに遠いほど、ステアリングホイール12を基準位置から移動させる第二操作量に対応して、操舵装置28が自車両の操舵を行なうためのステアリングホイール12のステアリング角MA_TEMPに対応した舵角を変更する量を多くする。ドライバーからステアリングホイール12が遠い場合は、ドライバーはステアリングホイール12を押し引き等する第二操作量を大きくすることが難しいため、ステアリングホイール12を押し引き等する第二操作量に対応してステアリングホイール12の回転角度に対応した舵角を変更する量が少なすぎると、所望の舵角とすることが難しい可能性がある。そこで、ドライバーからステアリングホイール12が遠いほど、ステアリングホイール12の回転角度に対応した舵角を変更する量を多くすることにより、所望の舵角とすることを容易にできる。
また、揺動反力装置32及び押し引き反力装置34は、チルト伸縮機構21が調整したステアリングホイール12の基準位置の絶対的な高さに応じて、ステアリングホイール12を基準位置から移動させる第二操作量に対する反力を発生する。ドライバーがステアリングホイール12を押し引き等する操作量に対する適切な反力は、ドライバーの体格によって異なる。また、ドライバーの体格により、調整されるステアリングホイール12の基準位置の絶対的な高さは異なる。そこで、ステアリングホイール12の基準位置の絶対的な高さに応じて、ステアリングホイール12を基準位置から移動させる第二操作量に対する反力を発生させる。これにより、ドライバーに対して適切な反力を与えることが可能となる。
また、揺動反力装置32及び押し引き反力装置34は、チルト伸縮機構21が調整したステアリングホイール12の基準位置の絶対的な高さが高いほど、ステアリングホイール12を基準位置から移動させる第二操作量に対する反力を大きくする。一般にドライバーの体格が大きいほど、ステアリングホイール12の基準位置の絶対的な高さは高く調整されると考えられる。また、ドライバーの体格が大きいほど、大きな反力が適切であると考えられる。そこで、ステアリングホイール12の基準位置の絶対的な高さが高いほど、ステアリングホイール12を基準位置から移動させる第二操作量に対する反力を大きくすることにより、ドライバーに対して適切な反力を与えることが可能となる。
また、揺動反力装置32及び押し引き反力装置34は、チルト伸縮機構21が調整したステアリングホイール12の基準位置の絶対的な高さが低いほど、ステアリングホイール12を基準位置から移動させる操作量に対する反力を小さくする。一般にドライバーの体格が小さいほど、ステアリングホイール12の基準位置の絶対的な高さは低く調整されると考えられる。また、ドライバーの体格が小さいほど、例えば、ドライバーが女性であったり、比較的、ステアリングホイール12を操作する力が弱くなる可能性がある場合、小さな反力が適切であると考えられる。そこで、ステアリングホイール12の基準位置の絶対的な高さが低いほど、ステアリングホイール12を基準位置から移動させる第二操作量に対する反力を小さくすることにより、ドライバーに対して適切な反力を与えることが可能となる。
また、チルト伸縮機構21は、ステアリングホイール12のチルト角を調整することにより、ステアリングホイール12の基準位置の絶対的な高さを調整可能である。そのため、従来の車両に搭載されている機構を利用して、ステアリングホイール12の基準位置の高さを調整することができる。
以下、本発明の第2実施形態について説明する。図15に示すように、本実施形態では、押し引き反力装置34として、中点復帰用ばね34d、オイル34e、ピストン34f、減衰力可変バルブ34g、ベースバルブ34h、フリーピストン34i、及びガスばね34jを備えている。本実施形態では、ピストン34f、減衰力可変バルブ34g及びベースバルブ34hによって、押し引き方向の動きの減衰力を変更可能とされている。フリーピストン34i及びガスばね34jは、スライド軸34aがピストン34f側に入ったときの体積を吸収するために備えられる。これにより、本実施形態では、押し引き方向の動きの減衰力を変更することにより、押し引き方向の反力を変更することができるようになっている。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。
本発明の操舵制御装置によれば、ドライバーにとって適切な反力を与えることが可能となる。
10 操舵制御装置
11 ステアリングシャフト
12 ステアリングホイール
14 舵角センサ
16 揺動角センサ
18 押し引きストローク量センサ
20 伸縮量センサ
21 チルト伸縮機構
22 チルト量センサ
24 車速センサ
26 CPU
28 操舵装置
30 タイヤ
32 揺動反力装置
32a カム機構
32b ボール
32c ばね
32d アクチュエータ
34 押し引き反力装置
34a スライド軸
34b ばね
34c アクチュエータ
34d 中点復帰用ばね
34e オイル
34f ピストン
34g 減衰力可変バルブ
34h ベースバルブ
34i フリーピストン
34j ガスばね

Claims (7)

  1. ステアリングホイールのドライバーに対する相対的な基準位置を調整する基準位置調整ユニットと、
    前記ドライバーの前記ステアリングホイールへの第1の方向への第1操作量に対応した操舵量により自車両の操舵を行なう操舵ユニットと、
    前記ドライバーの前記ステアリングホイールへの第2の方向への第2操作量に対応して、前記操舵ユニットが前記自車両の操舵を行なうための前記第1操作量に対応した操舵量を変更する舵角変更ユニットと、
    前記基準位置調整ユニットが調整した前記ステアリングホイールの前記ドライバーに対する相対的な前記基準位置に応じて、前記ステアリングホイールを前記基準位置から移動させる前記第2操作量に対する反力を発生する反力発生ユニットと、を備え
    前記反力発生ユニットは、前記基準位置調整ユニットが調整した前記ステアリングホイールの前記ドライバーに対する相対的な前記基準位置が前記ドライバーに近いほど、前記ステアリングホイールを前記基準位置から移動させる前記第2操作量に対する反力を大きくし、前記基準位置調整ユニットが調整した前記ステアリングホイールの前記ドライバーに対する相対的な前記基準位置が前記ドライバーから遠いほど、前記ステアリングホイールを前記基準位置から移動させる前記第2操作量に対する反力を小さくする、操舵制御装置。
  2. 前記舵角変更ユニットは、前記基準位置調整ユニットが調整した前記ステアリングホイールの前記ドライバーに対する相対的な前記基準位置に応じて、前記ステアリングホイールを前記基準位置から移動させる前記第2操作量に対応して、前記操舵ユニットが前記自車両の操舵を行なうための前記第1操作量に対応した前記操舵量を変更する量を変更する、請求項に記載の操舵制御装置。
  3. 前記舵角変更ユニットは、前記基準位置調整ユニットが調整した前記ステアリングホイールの前記ドライバーに対する相対的な前記基準位置が前記ドライバーに近いほど、前記ステアリングホイールを前記基準位置から移動させる前記第2操作量に対応して、前記操舵ユニットが前記自車両の操舵を行なうための前記第1操作量に対応した前記操舵量を変更する量を少なくし、前記基準位置調整ユニットが調整した前記ステアリングホイールの前記ドライバーに対する相対的な前記基準位置が前記ドライバーから遠いほど、前記ステアリングホイールを前記基準位置から移動させる前記第2操作量に対応して、前記操舵ユニットが前記自車両の操舵を行なうための前記第1操作量に対応した前記操舵量を変更する量を多くする、請求項に記載の操舵制御装置。
  4. 前記基準位置調整ユニットは、前記ステアリングホイールの前記基準位置の絶対的な高さを調整可能であり、
    前記反力発生ユニットは、前記基準位置調整ユニットが調整した前記ステアリングホイールの前記基準位置の絶対的な高さに応じて、前記ステアリングホイールを前記基準位置から移動させる前記第2操作量に対する反力を発生する、請求項1〜のいずれか1項に記載の操舵制御装置。
  5. 前記反力発生ユニットは、前記基準位置調整ユニットが調整した前記ステアリングホイールの前記基準位置の絶対的な高さが高いほど、前記ステアリングホイールを前記基準位置から移動させる前記第2操作量に対する反力を大きくし、前記基準位置調整ユニットが調整した前記ステアリングホイールの前記基準位置の絶対的な高さが低いほど、前記ステアリングホイールを前記基準位置から移動させる前記第2操作量に対する反力を小さくする、請求項に記載の操舵制御装置。
  6. 前記基準位置調整ユニットは、前記ステアリングホイールの前記回転軸の前記自車両の前後方向における傾斜角を調整することにより、前記ステアリングホイールの前記基準位置の絶対的な高さを調整可能である、請求項又はに記載の操舵制御装置。
  7. 前記第1操作量とは、前記ステアリングホイールの回転軸周りの回転角度であり、前記第2操作量とは、前記ステアリングホイールの前記回転軸に平行な方向及び前記ステアリングホイールを揺動させる方向の少なくともいずれかの方向に前記ステアリングホイールを前記基準位置で動かす量である、請求項1〜のいずれか1項に記載の操舵制御装置。
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