JP5397321B2 - 駐車支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、駐車場に設けられた駐車枠への車両の駐車を支援する駐車支援システムに関する。
従来、この種の技術として、例えば特許文献1に記載の装置が知られている。この特許文献1に記載の装置は、車両に搭載される撮像装置によって撮像される撮像画像から駐車場に設けられた駐車枠を認識し、駐車枠に対する車両の傾き角度を算出する。そして、この装置は、車両が駐車枠に入って駐車完了後、シフトポジションが前進位置である場合に、その傾き角度を車両の運転者に音声にて報知する。さらに、この装置は、この傾き角度を合成画像にて車両の運転者に報知する。これにより、駐車枠に対する車両の傾き角度を車両の運転者に報知することができる。
特許第4193780号公報
ところで、車両が駐車枠に対して平行だが幅方向のどちらかに寄った状態で駐車されたり、車両が駐車枠に対して平行だが幅方向にはみ出して駐車されたりすることがある。すなわち、駐車枠に対する幅方向の位置ずれが車両に生じることがある。上記従来技術では、駐車枠に対する車両の傾き角度しか算出されないことから、こうした駐車枠に対する幅方向の位置ずれを運転者に報知することはできなかった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、車両の駐車枠に対する幅方向の位置ずれを報知することのできる駐車支援システムを提供することにある。
記目的を達成するため、請求項1〜3に記載の発明では、車両に搭載される撮像装置によって撮像される撮像画像に基づいて、駐車区画の両方の幅方向境界をそれぞれ示す2本の枠線を有する駐車枠に対する駐車を支援する駐車支援システムであって、前記撮像装置によって取得された撮像画像に基づいて、前記2本の枠線を認識する駐車枠線認識部と、前記駐車枠線認識部によって認識された2本の枠線の画像内における位置と、前記撮像装置の前記車両を基準とした撮像範囲とに基づいて、前記車両の前記駐車枠に対する幅方向の位置ずれを算出する位置ずれ算出部と、前記位置ずれ算出部によって算出された位置ずれを報知する報知部とを備える。
駐車支援システムとしてのこのような構成では、撮像装置によって撮像された撮像画像に基づいて、駐車枠を構成する2本の枠線が認識される。そして、その認識された2本の枠線の撮像画像内における位置と、撮像装置の車両を基準とした撮像範囲とに基づいて、車両の駐車枠に対する幅方向の位置ずれが算出される。そして、その算出された幅方向の位置ずれが報知される。これにより、車両の駐車枠に対する幅方向の位置ずれを報知することができるようになる。
また、請求項1記載の発明では、駐車枠線認識部によって認識された2本の枠線の画像内における位置と、撮像装置の車両を基準とした撮像範囲とに基づいて、駐車枠に対する車両の傾き角度である第1傾き角度を算出する第1傾き角度算出部とを備え、報知部は、第1傾き角度算出部によって算出された第1傾き角度を報知し、第1傾き角度算出部によって算出された第1傾き角度を小さくするためのステアリングの回転方向を指示する回転方向指示画像を生成する回転方向指示画像生成部をさらに備え、報知部は、画像を表示する画像表示部と、回転方向指示画像生成部によって生成された回転方向指示画像を画像表示部に表示制御する表示制御部とを含んで構成され、表示制御部は、撮像装置によって撮像された撮像画像を画像表示部に画像表示するとともに、その画像表示された撮像画像上の位置ずれに対応する位置に回転方向指示画像を重畳表示する。
これにより、駐車枠に対する車両の傾き角度に相当する第1傾き角度を算出し、この算出した第1傾き角度を報知することができるようになる。
また、回転方向指示画像によって、そのステアリングの回転方向を指示することができるようになる。そして、車両の運転者が回転方向指示画像にしたがってステアリングを操作することで、駐車枠に対して車両を平行に駐車することができるようになり、ひいては、駐車のやり直し防止を図ることができるようになる。なお、ステアリングの回転方向が画像にて指示されることから、車両の運転者はその指示を一目で理解することができる。
また、回転方向指示画像が撮像画像上の上記位置ずれに対応する位置に重畳表示されることから、車両の運転者は、上記位置ずれを直感的に認識することができるようになる。
また、請求項2記載の発明では、駐車枠線認識部によって認識された2本の枠線の画像内における位置と、撮像装置の車両を基準とした撮像範囲とに基づいて、駐車枠に対する車両の傾き角度である第1傾き角度を算出する第1傾き角度算出部と、第1傾き角度算出部によって算出された第1傾き角度を示す画像であって、端点を回転中心とする回転の程度により第1傾き角度を示す第1傾き画像を生成する第1傾き画像生成部とを備え、報知部は、画像を表示する画像表示部と、第1傾き画像生成部によって生成された第1傾き画像を画像表示部に表示制御する表示制御部とを含んで構成され、表示制御部は、撮像装置によって撮像された撮像画像を画像表示部に画像表示するとともに、その画像表示された撮像画像上の位置ずれの大きさに対応する位置に第1傾き画像を重畳表示する。
これにより、駐車枠に対する車両の傾き角度に相当する第1傾き角度を算出し、この算出した第1傾き角度を報知することができるようになる。
また、第1傾き画像によって、駐車枠に対する車両の第1傾き角度を報知することができるようになる。なお、第1傾き角度が第1傾き画像にて画像表示されることから、車両の運転者は、駐車枠に対する車両の第1傾き角度を一目で認識することができるようになる。さらに、端点を回転中心とする回転の程度によって第1傾き角度が示されることから、車両の運転者は、駐車枠に対する車両の第1傾き角度を容易に認識することができるようになる。なお、端点とは、第1傾き画像の一部であって左右方向中央の最下点を含む部分を意味する。
また、撮像画像上の、第1傾き画像が重畳表示される位置によって、駐車枠に対する車両の位置ずれを報知することができるようになる。また、第1傾き画像が撮像画像上の上記位置ずれに対応する位置に重畳表示されることから、車両の運転者は、上記位置ずれを直感的に認識することができるようになる。
また、請求項3記載の発明では、撮像装置として、当該撮像装置を搭載する車両の前方または後方を撮像する1台の進行方向撮像装置を備え、駐車枠線認識部は、進行方向撮像装置によって取得された撮像画像に基づいて、2本の枠線に加えて、これら2本の枠線よりも駐車枠奥側に位置する補助線を認識し、2本の枠線を認識している間に、これら2本の枠線と補助線との位置関係を予め求めるものであり、位置ずれ算出部は、駐車枠線認識部によって2本の枠線が認識できなくなったことに基づいて、位置関係を用いて位置ずれを算出する。
これにより、1台の進行方向撮像装置によって撮像される撮像画像に基づいて、車両の駐車枠に対する幅方向の位置ずれを算出することができるようになる。そして、撮像装置の台数が1台で済むことから、当該駐車支援システムの構成の簡素化を図ることができ、ひいては、コストの低減を図ることができるようになる。
求項に記載の発明のように、前記位置ずれ算出部は、前記駐車枠線認識部によって認識された2本の枠線の双方から等距離にある駐車枠の中心線と、前記車両の両側面から等距離にある車両の中心線上の点であって、且つ、車両の前後方向中心を示す車両の中心点との距離を、前記位置ずれとして算出することとしてもよい。駐車支援システムとしてのこのような構成では、車両の駐車枠に対する幅方向の位置ずれとして、駐車枠の中心線と、車両が傾いても位置が変わらない車両の中心点との距離を算出する。そのため、駐車枠に対して車両が傾いて駐車されたとしても、車両の駐車枠に対する幅方向の位置ずれを算出することができるようになる。
また、上記請求項1〜4に記載の構成では、撮像装置の台数は任意である。そのため、例えば、車両の後方を撮像する1台の後方撮像装置及び車両の両側方を撮像する2台の側方撮像装置の計3台の撮像装置を採用したり、車両の前方を撮像する1台の前方撮像装置及び車両の両側方を撮像する2台の側方撮像装置の計3台の撮像装置を採用したり、車両の前方、後方、及び両側方を撮像する計4台の撮像装置を採用したり、車両の後方を撮像する1台の後方撮像装置のみを採用したりすることもできる。
なお、請求項1または2に記載の駐車支援システムにおいては、請求項5に記載の発明のように、第1傾き角度算出部は、第1傾き角度として、駐車枠線認識部によって認識された2本の枠線の双方から等距離にある駐車枠の中心線と車両の両側面から等距離にある車両の中心線とのなす角度を算出するとよい。
また、請求項6に記載の発明のように、撮像装置として、当該撮像装置を搭載する車両の前方または後方を撮像する1台の進行方向撮像装置を備え、駐車枠線認識部は、進行方向撮像装置によって取得された撮像画像に基づいて、2本の枠線に加えて、これら2本の枠線よりも駐車枠奥側に位置する補助線を認識し、2本の枠線を認識している間に、これら2本の枠線と補助線との位置関係を予め求めるものであり、第1傾き角度算出部は、駐車枠線認識部によって2本の枠線が認識できなくなったことに基づいて、位置関係を用いて第1傾き角度を算出することとよい。
請求項6に記載の構成では、上記請求項3に記載の構成と同様に、2本の枠線に加えて、駐車枠においてこれら2本の枠線よりも駐車枠奥側に位置する補助線を認識し、2本の枠線を認識している間に、これら2本の枠線と補助線との位置関係を予め求めておく。そして、2本の枠線が認識できなくなったことに基づいて、上記位置関係を用いて第1傾き角度を算出する。これにより、1台の進行方向撮像装置によって撮像される撮像画像に基づいて、第1傾き角度を算出することができるようになる。そして、撮像装置の台数が1台で済むことから、当該駐車支援システムの構成の簡素化を図ることができ、ひいては、コストの低減を図ることができるようになる。したがって、上記請求項6に記載の構成は、上記請求項3に記載の構成と併用することが望ましい。
求項に記載の発明のように、回転方向指示画像生成部は、回転方向指示画像として、第1傾き角度算出部によって算出された第1傾き角度を零にするステアリングの回転角度の大きさに応じた大きさの矢印画像を生成することが望ましい。これにより、回転方向指示画像である矢印画像の大きさによって、ステアリングの回転角度の大きさを指示することができるようになる。そして、車両の運転者が回転方向指示画像にしたがってステアリングを操作することで、駐車枠に対して車両を平行に駐車することができるようになり、より一層、駐車のやり直し防止を図ることができるようになる。
求項に記載の発明のように、表示制御部は、撮像装置によって撮像された撮像画像を画像表示部に画像表示するとともに、その画像表示された撮像画像に回転方向指示画像を重畳表示することが望ましい。上記回転方向指示画像が撮像画像上に重畳表示されることから、車両の運転者は、ステアリングの回転方向の指示をより直感的に理解することができるようになる。なお、請求項に記載の発明は、上記請求項に記載の構成と併用することも可能であり、これらを併用する場合には、車両の運転者は、ステアリングの回転方向の指示だけでなく、ステアリングの回転角度の大きさの指示も、より直感的に理解することができるようになる。
求項に記載の発明のように、表示制御部は、撮像装置によって撮像された撮像画像を画像表示部に画像表示するとともに、その画像表示された撮像画像に第1傾き画像を重畳表示することが望ましい。上記第1傾き画像が撮像画像上に重畳表示されることから、車両の運転者は、第1傾き角度をより直感的に認識することができるようになる。
なお、位置ずれの報知態様については、画像表示に限らない。他に例えば、請求項10に記載の発明のように、報知部は、第1傾き角度算出部によって算出された第1傾き角度に対応する所定部分が点灯するとともに、位置ずれ算出部によって算出された位置ずれに対応する所定位置に配置された複数のセグメントを含んで構成されていることとしてもよい。これにより、セグメントという簡素な構成にて、車両の駐車枠に対する幅方向の位置ずれ及び駐車枠に対する車両の第1傾き角度を報知することができるようになる。
同様に、請求項11に記載の発明のように、報知部は、第1傾き角度算出部によって算出された第1傾き角度に対応する所定位置に配置された複数の発光素子を含んで構成されていることとしてもよい。これにより、発光素子という簡素な構成にて、駐車枠に対する車両の第1傾き角度を報知することができるようになる。
さらに、請求項12に記載の発明のように、報知部は、位置ずれ算出部によって算出された位置ずれに対応する所定位置に配置された複数の発光素子を含んで構成されていることとしてもよい。これにより、発光素子という簡素な構成にて、車両の駐車枠に対する幅方向の位置ずれを報知することができるようになる。
求項13に記載の発明では、位置ずれ算出部によって算出された位置ずれ及び第1傾き角度算出部によって算出された第1傾き角度に基づいて、駐車枠に対する車両の駐車結果を示すイラストを作成するイラスト作成部をさらに備え、画像表示部は、イラスト作成部によって作成された駐車結果を示すイラストを画像表示することとした。これにより、車両の運転者は、画像表示部に表示されるイラストにて、駐車枠に対する車両の駐車結果を認識することができるようになる。
また、請求項14に記載の発明では、位置ずれ算出部によって算出された位置ずれ及び第1傾き角度算出部によって算出された第1傾き角度に基づいて、駐車枠に対する車両の駐車結果を評価する駐車結果評価部と、駐車結果評価部による評価結果を示すイラストを作成するイラスト作成部とをさらに備え、表示制御部は、イラスト作成部によって作成された評価結果を示すイラストを画像表示部に画像表示することとした。これにより、車両の運転者は、画像表示部に表示されるイラストにて、駐車結果に対する客観的な評価結果を認識することができるようになる。
また、請求項15に記載の発明では、位置ずれ算出部によって算出された位置ずれ及び第1傾き角度算出部によって算出された第1傾き角度に基づいて、駐車枠に対する車両の駐車結果を採点する駐車結果採点部と、駐車結果採点部による採点結果を示すイラストを作成するイラスト作成部とをさらに備え、表示制御部は、イラスト作成部によって作成された採点結果を示すイラストを画像表示部に画像表示することとした。これにより、車両の運転者は、画像表示部に表示されるイラストにて、駐車結果に対する客観的な採点結果を認識することができるようになる。
これら請求項1〜1に記載の構成によれば、車両の運転者は、画像表示されたイラストにて、駐車結果、評価結果、あるいは、採点結果を認識することにより、駐車枠への車両の駐車に係る自己の技能レベルを認識することができるようになる。ちなみに、これら請求項17〜19に記載の構成は併用することも可能である。
さらに、請求項16に記載の発明のように、駐車結果採点部によって採点された採点結果を記憶する記憶部をさらに備え、画像表示部は、記憶部に記憶された採点結果の推移をグラフ表示するとよい。これにより、車両の運転者は、過去の採点結果から現在の採点結果までの推移を認識することができるようになる。その結果、車両の運転者に対して、駐車枠への車両の駐車に係る自己の技能レベル向上を促すことができるようになる。
以下に記載の参考形態は本発明とは関係しない。参考形態1は、車両に搭載される撮像装置によって撮像される撮像画像に基づいて、駐車区画の両方の幅方向境界をそれぞれ示す2本の枠線を有する駐車枠に対する駐車を支援する駐車支援システムであって、撮像装置によって取得された撮像画像に基づいて、2本の枠線を認識する駐車枠線認識部と、駐車枠線認識部によって認識された2本の枠線に基づいて、駐車枠に対する車両の傾き角度である第1傾き角度を算出する第1傾き角度算出部と、第1傾き角度算出部によって算出された第1傾き角度を小さくするためのステアリングの回転方向を指示する回転方向指示画像を生成する回転方向指示画像生成部と、画像を表示する画像表示部と、回転方向指示画像生成部によって生成された回転方向指示画像を画像表示部に表示制御する表示制御部とを備える。
参考形態2は、車両に搭載される撮像装置によって撮像される撮像画像に基づいて、駐車区画の両方の幅方向境界をそれぞれ示す2本の枠線を有する駐車枠に対する駐車を支援する駐車支援システムであって、撮像装置によって取得された撮像画像に基づいて、2本の枠線を認識する駐車枠線認識部と、駐車枠線認識部によって認識された2本の枠線の画像内における位置と、撮像装置の車両を基準とした撮像範囲とに基づいて、駐車枠に対する車両の傾き角度である第1傾き角度を小さくするためのステアリングの回転方向を含む回転角度を算出する回転角度算出部と、回転角度算出部によって算出されたステアリングの回転角度を報知する報知部とを備える。
上記参考形態2の構成では、駐車枠に対する車両の傾き角度である第1傾き角度を小さくするためのステアリングの回転方向を含む回転角度が算出され、その算出された回転角度が報知される。これにより、そのステアリングの回転角度を指示することができるようになる。そして、車両の運転者がこの指示に従ってステアリングを操作することで、駐車枠に対して車両を平行に駐車することができるようになり、ひいては、駐車のやり直し防止を図ることができるようになる。
参考形態3は、上記参考形態2の構成において、回転角度算出部は、ステアリングの回転角度として、駐車枠線認識部によって認識された2本の枠線の双方から等距離にある駐車枠の中心線と車両の両側面から等距離にある車両の中心線との双方に接する円を算出し、ステアリングセンサによって検出されるステアリング角を、この円の中心及び駐車枠の中心線上の接点を通る直線とこの円の中心及び車両の中心線上の接点を結ぶ直線とがなす角(切り角)に一致させるために必要な角度を算出する。駐車支援システムとしてのこのような構成では、ユーザがステアリング角を上記切り角に一致させた状態で車両を進行させると、駐車枠の真ん中に平行な状態にて、すなわち、第1傾き角度を零とし、且つ、幅方向の位置ずれを零とした状態にて、車両を駐車枠に駐車することができるようになる。
参考形態4は、上記参考形態2またはの構成において、回転角度算出部によって算出されたステアリングの回転角度に基づいて、ステアリングの回転方向を指示する回転方向指示画像を生成する回転方向指示画像生成部をさらに備えており、報知部は、画像を表示する画像表示部と、回転方向指示画像生成部によって生成された回転方向指示画像を画像表示部に表示制御する表示制御部とを含んで構成されることを特徴とする。ステアリングの回転方向が画像にて指示されることから、車両の運転者はその指示を一目で理解することができる。
参考形態5は、上記参考形態4の構成において、回転方向指示画像生成部は、回転方向指示画像として、ステアリングの回転角度の大きさに応じた大きさの矢印画像を生成する。あるいは、参考形態6は、参考形態4において、回転方向指示画像生成部は、回転方向指示画像として、ステアリングの回転角度の大きさに応じた長さの矢印画像を生成する。これにより、回転方向指示画像である矢印画像の大きさあるいは長さによって、ステアリングの回転角度の大きさを指示することができるようになる。そして、車両の運転者が回転方向指示画像にしたがってステアリングを操作することで、駐車枠に対して車両を平行に駐車することができるようになり、より一層、駐車のやり直し防止を図ることができるようになる。
参考形態7は、参考形態4の構成において、表示制御部は、撮像装置によって撮像された撮像画像を画像表示部に画像表示するとともに、その画像表示された撮像画像に回転方向指示画像を重畳表示する。上記回転方向指示画像が撮像画像上に重畳表示されることから、車両の運転者は、ステアリングの回転方向の指示をより直感的に理解することができるようになる。なお、参考形態7は、上記参考形態5あるいは6と併用することも可能であり、これらを併用する場合には、車両の運転者は、ステアリングの回転方向の指示だけでなく、ステアリングの回転角度の大きさの指示も、より直感的に理解することができるようになる。
参考形態8は、参考形態2〜7のいずれかにおいて、回転角度算出部によって算出されたステアリングの回転角度に基づいて、ステアリング角の維持を指示する維持指示画像を生成する維持指示画像生成部をさらに備えており、報知部は、画像を表示する画像表示部と、維持指示画像生成部によって生成された維持指示画像を画像表示部に表示制御する表示制御部とを含んで構成されることを特徴とする。ステアリング角の維持が画像にて指示されることから、車両の運転者はその指示を一目で理解することができる。また、ステアリングの操作が必要ないことから、車両の運転者は、車両の周囲の安全確認に集中することができるようにもなる。
なお、第1傾き角が零である、すなわち、車両が駐車枠に対して平行であることから、ステアリングを操作する必要がない場合もあれば、第1傾き角が零ではない、すなわち、車両が駐車枠に対して平行ではないが、ステアリングを操作する必要がない場合もある。
参考形態9は、参考形態8において、表示制御部は、第1傾き角度が零である場合には、維持指示画像を画像表示部に表示するとともに、第1傾き角度が零でない場合には、維持指示画像を画像表示部に表示しない。あるいは、表示制御部は、第1傾き角度が零である場合であれ、第1傾き角が零でない場合であれ、維持指示画像を画像表示部に表示することとしてもよい。なお、前者の場合、車両の運転者は、車両の状態を明確に理解することが可能である。
参考形態10は、参考形態8または9の構成において、表示制御部は、撮像装置によって撮像された撮像画像を画像表示部に画像表示するとともに、その画像表示された撮像画像に維持指示画像を重畳表示する。上記維持指示画像が撮像画像上に重畳表示されることから、車両の運転者は、ステアリングの回転方向の指示をより直感的に理解することができるようになる。
参考形態11は、参考形態2の構成において、報知部は、音声を出力する音声出力部と、回転角度算出部によって算出されたステアリングの回転角度を音声出力部を用いて音声案内する音声案内部とを含んで構成されるとよい。この参考形態11の構成は、上記参考形態3〜10のいずれかの構成とも併用が可能である。音声案内と画像表示を併用することにより、車両の運転者はより直感的に指示を理解することができ、容易に車両を駐車枠に駐車することができるようになる。
本発明に係る駐車支援システムの第1の実施の形態について、その構成を示すブロック図である。 (a)及び(b)は、車両の駐車枠に対する幅方向の位置ずれを算出する方法の一例、及び、駐車枠に対する車両の第1傾き角度を算出する方法の一例を説明するための図である。 車両の駐車枠に対する幅方向の位置ずれを算出する方法の一例、及び、駐車枠に対する車両の第1傾き角度を算出する方法の一例を説明するための図である。 (a)〜(d)は、第1傾き画像GA1の後方画像P上への重畳表示例を示す図である。 (a)及び(b)は、回転方向指示画像GDの後方画像P上への重畳表示例を示す図である。 (a)は、第1傾き画像GA1及び回転方向指示画像GDを生成したり、駐車結果を採点したりするための第1傾き角度CA1に係る基準設定テーブルの一例である。(b)は、第1傾き画像GA1及び回転方向指示画像GDを生成したり、駐車結果を採点したりするための位置ずれdに係る基準設定テーブルの一例である。 (a)は、駐車枠に対して車両が好適に駐車されている場合に画像表示器30に表示される駐車結果を示すイラスト例及び評価結果を示すイラスト例を示す図である。(b)は、駐車枠に対して車両が好適に駐車されていない場合に画像表示器30に表示される駐車結果を示すイラスト例及び評価結果を示すイラスト例を示す図である。 第1の実施の形態で実行される駐車支援処理について、その処理手順を示すフローチャートである。 第1の実施の形態の別例について、その構成を示す図である。 第1の実施の形態の他の別例について、その構成を示す図である。 第1の実施の形態のその他の別例について、(a)〜(c)は、駐車予測線、駐車枠の枠線、回転方向指示画像、及び第2傾き画像GA2の表示例を示す図である。 本発明に係る駐車支援システムの第2の実施の形態について、その構成を示すブロック図である。 第1傾き角度を小さくするための切り角を算出する方法の一例を説明するための図である。 第2の実施の形態について、(a)は、ステアリングを大きく切る必要がある状況における車両と駐車枠との関係を平面方向から示す図であり、(b)は、(a)に示す状況における駐車枠の枠線及び回転方向指示画像の表示例を示す図である。 第2の実施の形態について、(a)は、ステアリングを小さく切る必要がある状況における車両と駐車枠との関係を示す平面方向から示す図であり、(b)は、(a)に示す状況における駐車枠の枠線及び回転方向指示画像の表示例を示す図である。 第2の実施の形態について、(a)は、ステアリングを維持する必要がある状況における車両と駐車枠との関係を示す平面方向から示す図であり、(b)は、(a)に示す状況における駐車枠の枠線及び回転方向指示画像の表示例を示す図である。 第2の実施の形態について、(a)は、ステアリングを維持する必要がある状況における車両と駐車枠との関係を示す平面方向から示す図であり、(b)は、(a)に示す状況における駐車枠の枠線及び回転方向指示画像の表示例を示す図である。 第2の実施の形態で実行される駐車支援処理について、その処理手順を示すフローチャートである。
(第1の実施の形態)
以下、本発明に係る駐車支援システムの第1の実施の形態について、図1〜図8を参照して説明する。なお、図1は、駐車支援システム1の構成を示すブロック図である。
駐車支援システム1は、車両に搭載されており、この図1に示されるように、後方カメラ10、シフト位置センサ20、画像表示器30、及び制御装置40を備えている。
後方カメラ10は、例えば公知のCCDカメラ等、1台の撮像装置によって構成されており、車両の後方側に取り付けられ、制御装置40に接続されている。そして、後方カメラ10は、車両の後方を撮像して後方画像Pを取得し、その取得した後方画像Pを制御装置40に出力する。駐車区画(駐車枠)は、車両1台につき、車両の車輪が接触する駐車ブロック2個、及び、駐車区画の両方の幅方向境界をそれぞれ示す2本の枠線を有する。そのため、後方カメラ10は、こうした駐車枠に後退にて駐車する場合、その後退時に、駐車しようとする駐車枠の駐車ブロック2個及び2本の枠線がその後方画像Pに含まれるよう、車両の後退側の適宜の箇所に配置されている。ちなみに、後方カメラ10は、特許請求の範囲に記載の進行方向撮像装置に相当し、後方画像Pが特許請求の範囲に記載の撮像画像に相当する。
シフト位置センサ20は、車両のシフト位置を検出し、その検出したシフト位置に対応する信号を制御装置40へ出力する。シフト位置には、パーキング位置(駐車位置)、リバース位置(後退位置)、ニュートラル位置(中立位置)、及びドライブ位置(前進位置)がある。シフト位置センサ20は、シフト位置がパーキング位置にあるときにはパーキング信号を、リバース位置にあるときにはリバース信号を、ニュートラル位置にあるときにはニュートラル信号を、ドライブ位置にあるときにはドライブ信号を、制御装置40に対してそれぞれ出力する。
画像表示器30は、例えばLCD等の公知の表示装置によって構成されており、車室内の適宜の箇所に取り付けられている。画像表示器30は、後述する制御装置40に接続されて表示制御されており、後方カメラ10によって撮像される後方画像Pや、制御装置40によって生成される第1傾き画像GA1、回転方向指示画像GD、駐車枠に対する車両の駐車結果を示すイラスト、及び駐車結果に対する評価結果を示すイラスト等を画像表示する。なお、この画像表示器30は、特許請求の範囲に記載の画像表示部に相当する。
制御装置40は、公知のCPU及び例えばフラッシュメモリ等の内蔵メモリ47を有して構成される公知のコンピュータであり、後方カメラ10、シフト位置センサ20、及び画像表示器30に接続されている。そして、制御装置40は、上記内蔵メモリ47に記憶されているプログラムを実行することによって、各種機能を実現している。以下の説明では、制御装置40は、駐車枠線認識部41、位置ずれ算出部42、傾き角度算出部43、画像生成部44、表示制御部45、及びイラスト作成部46を有するものとして説明する。なお、内蔵メモリ47が特許請求の範囲に記載の記憶部に相当する。
このうち、駐車枠線認識部41は、後方カメラ10によって撮像される後方画像Pを鳥瞰変換し、その変換された鳥瞰画像に対していわゆるハフ変換を用いる投票に基づく直線検出を行うとともに、駐車枠を構成する2本の枠線を認識する。ちなみに、この駐車枠線認識部41が特許請求の範囲に記載の駐車枠線認識部に相当する。
詳しくは、駐車枠線認識部41は、まず、後方カメラ10によって撮像される後方画像Pを鳥瞰変換する。ここで、鳥瞰画像とは、後方画像Pの各画素を周知の座標変換式を用いて鳥瞰座標系に変換した画像であり、後方カメラ10の設置高さから定まる鳥瞰視点からの画像である。したがって、鳥瞰画像での位置及び距離と実際の位置及び距離との間には対応関係があることから、車両と後方カメラ10とのキャリブレーションを予め行っておくことにより、実際の位置及び距離を鳥瞰画像を用いて認識することが可能である。
具体的には、駐車枠線認識部41は、上記鳥瞰画像を2値画像に変換する。すなわち、駐車枠線認識部41は、上記鳥瞰画像を構成する画素のうち輝度が所定輝度以下である画素を抽出し、その画素の輝度を最も暗い輝度に置換する一方、上記鳥瞰画像を構成する画素のうち輝度が所定輝度を上回る画素を抽出し、その画素の輝度を最も明るい輝度に置換する。
駐車枠線認識部41は、次に、この2値画像に対して公知のハフ変換を行なうことで直線を検出し、その検出される直線を「枠線の候補」とする。なお、2値画像から検出される直線には、駐車枠を構成する枠線が含まれる以外に、駐車ブロックや車両の陰も含まれることがある。そのため、2値画像から直線が検出されても、その検出された直線をそのまま枠線として認識しない。
駐車枠線認識部41は、次に、2値画像から検出される直線に対し投票を行ない、予め定めた判定投票数以下である直線を「枠線の候補」から除外する一方、その判定投票数を上回る直線を「枠線の候補」として抽出する。このように判定投票数を設ける理由は、駐車ブロックや車両の陰は枠線と比較して短いことから、直線として検出される枠線の投票数は多くなり、直線として検出される駐車ブロックや車両の陰の投票数は少なくなるためである。
そして、駐車枠線認識部41は、「枠線の候補」の中から平行な2本の直線を抽出し、駐車枠を構成する2本の枠線として認識するとともに、駐車枠の位置及び2本の枠線間の距離である駐車枠幅を算出する。
図2及び図3は、車両の駐車枠に対する幅方向の位置ずれdを算出する方法の一例、及び、駐車枠に対する車両の第1傾き角度CA1を算出する方法の一例を説明するための図である。このうち、図2(a)は、駐車枠に対して車両は平行だが幅方向(右側面側)に寄って駐車されている状態を示す図であり、図2(b)は、駐車枠に対して車両が傾いて駐車されている状態を示す図であり、図3は、駐車開始直後の状態を示す図である。これら図2及び図3を併せ参照して、位置ずれ算出部42及び傾き角度算出部43について説明する。
位置ずれ算出部42は、駐車枠線認識部41によって認識された2本の枠線l1及びl2の後方画像P内における位置と、後方カメラ10の車両を基準とした撮像範囲とに基づいて、車両の駐車枠に対する幅方向の位置ずれdを算出し、その算出した位置ずれdを後述する表示制御部45に出力する。なお、位置ずれ算出部42が特許請求の範囲に記載の位置ずれ算出部に相当する。
詳しくは、位置ずれ算出部42は、まず、駐車枠線認識部41によって認識された2本の枠線l1及びl2の双方から等距離にある駐車枠の中心線CL1を算出する。この駐車枠の中心線CL1は、図2及び図3中、一点鎖線にて示されている。位置ずれ算出部42は、次に、車両Cの右側面rs及び左側面lsの双方、すなわち、車両Cの両側面の双方から等距離にある車両の中心線CL2上の点であって、且つ、車両Cの前後方向中心を示す車両の中心点CPを算出する。この車両の中心線CL2は、図2及び図3中、二点鎖線にて示されている。そして、位置ずれ算出部42は、車両の駐車枠に対する幅方向の位置ずれdとして、駐車枠の中心線CL1と車両の中心点CPとの距離を算出する。なお、車両Cの前後方向中心とは、車両Cの右側面rs及び左側面lsの双方から等距離にある車両の中心線CL2上の点であって、且つ、車両Cの前面fs及び後面bsの双方から等距離にある点を意味する。
ちなみに、本実施の形態では、位置ずれ算出部42は、車両の中心点CPを基準として、駐車枠の中心線CL1が車両の右側面rs側に位置する場合には、位置ずれdを「正」として算出する一方、駐車枠の中心線CL1が車両の左側面ls側に位置する場合には、位置ずれdを「負」として算出する。そのため、図2(a)に示す状態では、位置ずれdは「負」として算出され、図2(b)に示す状態では、位置ずれdは「正」として算出される。また、図3に示す状態では、位置ずれdは「負」として算出される。
なお、本実施の形態では、車両の駐車枠に対する幅方向の位置ずれdを算出する方法として、駐車枠の中心線CL1と、車両が傾いても位置が変わらない車両の中心点CPとの距離を、位置ずれdとして算出する。そのため、車両が駐車枠に平行に駐車されている状態(図2(a)参照)に限らず、車両が駐車枠に対して傾いて駐車されている状態(図2(b)参照)であっても、さらに、車両が駐車枠に対して駐車完了前の状態(図3参照)であっても、車両の駐車枠に対する幅方向の位置ずれdを算出することができる。
また、本実施の形態では、位置ずれdとして、駐車枠の中心線CL1と車両の中心点CPとの距離を算出したが、これに限らず、位置ずれdとして、駐車枠の中心線CL1と車両の重心点との距離を算出してもよく、あるいは、位置ずれdとして、枠線l1と車両の中心点CPとの距離及び枠線l2と車両の中心点CPとの距離の差分値の半分の値を算出してもよい。
傾き角度算出部43は、駐車枠線認識部41によって認識された2本の枠線に基づいて、駐車枠に対する車両の傾き角度である第1傾き角度CA1を算出し、その算出した第1傾き角度CA1を後述する画像生成部44に出力する。なお、この傾き角度算出部43が特許請求の範囲に記載の第1傾き角度算出部に相当する。
詳しくは、傾き角度算出部43は、まず、駐車枠線認識部41によって認識された2本の枠線l1及びl2の双方から等距離にある駐車枠の中心線CL1を算出する。傾き角度算出部43は、次に、車両Cの右側面rs及び左側面lsの双方から等距離にある車両の中心線CL2を算出する。そして、傾き角度算出部43は、駐車枠に対する車両の第1傾き角度CA1として、駐車枠の中心線CL1と車両の中心線CL2とがなす角度を算出する。
ちなみに、本実施の形態では、傾き角度算出部43は、車両の中心線CL2と駐車枠の中心線CL1とが平行である場合、第1傾き角度CA1は零として算出する。また、傾き角度算出部43は、車両の中心線CL2を基準として、時計回り方向を「正」とし、反時計回りを「負」とする。そのため、図2(a)に示す状態では、第1傾き角度CA1は「零」と算出され、図2(b)に示す状態では、第1傾き角度CA1は「正」の角度として算出される。また、図3に示す状態では、第1傾き角度CA1は「負」の角度として算出される。
なお、本実施の形態では、駐車枠に対する車両の第1傾き角度CA1として、駐車枠の中心線CL1と車両の中心線CL2とがなす角度を算出していたが、これに限らない。他に例えば、第1傾き角度CA1として、駐車枠の中心線CL1と車両の側面に沿った直線とがなす角度や、駐車枠を構成する2本の枠線l1及びl2のいずれか一方と車両の中心線CL2とがなす角度等を算出してもよい。
ところで、本実施の形態では、後方画像Pを撮像する撮像装置として、1台の後方カメラ10を採用していた。そのため、駐車完了間際になると、駐車枠を構成する2本の枠線l1及びl2が後方画像Pからフレームアウトし、2本の枠線l1及びl2を用いて駐車枠の中心線CL1を算出することができなくなってしまう。
詳しくは、2本の枠線l1及びl2は、駐車開始時においては、それら投票数が上記判定投票数を上回るため、「枠線の候補」として抽出される。しかしながら、2本の枠線l1及びl2は、駐車間際においては、それら投票数が上記判定投票数以下となるため、「枠線の候補」として抽出されなくなってしまう。その結果、駐車枠線認識部41は、駐車枠を構成する2本の枠線を認識することができなくなり、駐車枠の中心線CL1を算出することができなくなってしまう。そして、ひいては、位置ずれ算出部42は、位置ずれdを算出することができなくなり、傾き角度算出部43は、第1傾き角度CA1を算出することができなくなってしまう。
そこで、本実施の形態では、上記2本の枠線l1及びl2が後方画像Pからフレームアウトする前に車両の後方に位置する任意の補助直線を検出し、位置ずれd及び第1傾き角度CA1の基準を、その検出した補助直線に切り替え、位置ずれd及び第1傾き角度CA1を算出することとした。
詳しくは、駐車枠線認識部41は、上記「枠線の候補」の中から平行な2本の直線を抽出し、駐車枠を構成する2本の枠線l1及びl2として認識するだけでなく、上記「枠線の候補」の中からこれら平行な2本の直線よりも駐車枠奥側に位置する任意の直線を抽出し、この抽出した任意の直線を補助直線として予め認識しておく。
また、駐車枠線認識部41は、上記2本の枠線l1及びl2を認識している間(すなわち、上記駐車枠の中心線CL1を算出可能な間)に、この駐車枠の中心線CL1と上記補助直線との位置関係を予め求めておく。
そして、位置ずれ算出部42は、駐車枠線認識部41によって2本の枠線が認識できなくなった(上記駐車枠の中心線CL1を算出できなくなった)とき、上記車両の中心点CP、上記補助直線、及び補助直線と駐車枠の中心線CL1との位置関係を用いて、上記位置ずれdを算出する。
同様に、傾き角度算出部43も、駐車枠線認識部41によって2本の枠線が認識できなくなった(上記駐車枠の中心線CL1を算出できなくなった)とき、上記車両の中心線CL2、上記補助直線、及び補助直線と駐車枠の中心線CL1との位置関係を用いて、上記第1傾き角度CA1を算出する。
このように、「1台」の後方カメラ10によって撮像される後方画像Pに基づいて、上記位置ずれd及び第1傾き角度CA1を算出することができるようになることから、当該駐車支援システムの構成の簡素化を図ることができ、ひいては、コストの低減を図ることができるようになる。
なお、本実施の形態では、駐車枠線認識部41は、駐車枠において2本の枠線l1及びl2よりも駐車枠奥側に位置する任意の「直線」を抽出していたが、これに限らない。所定の「曲線」を抽出するとともに、2本の枠線l1及びl2とその曲線との位置関係を予め求めておいてもよい。また、補助線は駐車枠内に含まれなくてもよい。要は、直線あるいは曲線に限らず、2本の枠線l1及びl2よりも駐車枠奥側に位置する補助線を認識すればよい。
図4(a)〜(d)は、第1傾き画像GA1の後方画像P上への重畳表示例を示す図であり、図5(a)及び(b)は、回転方向指示画像GDの後方画像P上への重畳表示例を示す図である。また、図6(a)及び(b)は、基準設定テーブルT1及びT2の一例をそれぞれ示す図である。これら図4〜図6を併せ参照して、画像生成部44及び表示制御部45について説明する。
画像生成部44は、上記傾き角度算出部43によって算出された第1傾き角度CA1を示す画像である第1傾き画像GA1を生成し、その生成した第1傾き画像GA1を表示制御部45に出力する。ちなみに、この画像生成部44が特許請求の範囲に記載の第1傾き画像生成部に相当し、表示制御部45が特許請求の範囲に記載の表示制御部に相当する。
詳しくは、画像生成部44は、まず、上記傾き角度算出部43によって算出された第1傾き角度CA1を取り込むとともに、内蔵メモリ47に記憶されている基準設定テーブルT1を読み出す。基準設定テーブルT1には、第1傾き角度CA1の大きさに対して複数の基準閾値が設定されており、これら基準閾値への到達態様に応じた段階が設定されている。画像生成部44は、この基準設定テーブルT1を参照して、第1傾き角度CA1の大きさに応じた段階を判断し、その判断した段階に応じた傾き度合及び第1傾き角度CA1の符号に応じて、第1傾き画像GA1を生成する。そして、画像生成部44は、その生成した第1傾き画像GA1を表示制御部45に出力する。
また、画像生成部44は、上記傾き角度算出部43によって算出された第1傾き角度CA1を小さくするためのステアリングの回転方向を指示する回転方向指示画像GDを、この第1傾き角度CA1を零にするステアリングの回転角度の大きさに応じた大きさにて生成し、その生成した回転方向指示画像GDを表示制御部45に出力する。ちなみに、この画像生成部44が特許請求の範囲に記載の回転方向指示画像生成部に相当する。
詳しくは、画像生成部44は、第1傾き角度CA1が「負」の角度として算出されたと判断する場合、回転方向指示画像GDとして「時計回りを矢指する矢印」を生成する一方、第1傾き角度CA1が「正」の角度として算出されたと判断する場合、回転方向指示画像GDとして「反時計回りを矢指する矢印」を生成する。この際、画像生成部44は、上記基準設定テーブルT1を参照して、第1傾き角度CA1の大きさに応じた段階を判断し、その判断した段階に応じた大きさにて回転方向指示画像GDを生成する。なお、画像生成部44は、第1傾き角度CA1が「零度」として算出されたと判断する場合、回転方向指示画像GDを生成しない。そして、画像生成部44は、その生成した回転方向指示画像GDを表示制御部45に出力する。
例えば第1傾き角度CA1が「−7度」と算出された場合、画像生成部44は、基準設定テーブルT1を参照して、第1傾き角度CA1は「第3段階」であると判断する。そして、画像生成部44は、「反時計回りに大きく傾斜したやじろべい(図4(a)参照)」を第1傾き画像GA1として生成するとともに、「時計回りを矢指する大きな矢印(図5(a)参照)」を回転方向指示画像GDとして生成し、これら生成した第1傾き画像GA1及び回転方向指示画像GDを表示制御部45に出力する。
また、例えば第1傾き角度CA1が「+3度」と算出された場合、画像生成部44は、基準設定テーブルT1を参照して、第1傾き角度CA1を「第2段階」と判断する。そして、画像生成部44は、「時計回りに中程度傾斜したやじろべい(図4(b)参照)」を第1傾き画像GA1として生成するとともに、「反時計回りを矢指する中程度の大きさの矢印(図5(b)参照)」を回転方向指示画像GDとして生成し、これら生成した第1傾き画像GA1及び回転方向指示画像GDを表示制御部45に出力する。
また、例えば第1傾き角度CA1が「零度」と算出された場合、画像生成部44は、基準設定テーブルT1を参照して、第1傾き角度CA1を「第1段階」と判断する。そして、画像生成部44は、「水平中立のやじろべい(図4(c)及び(d)参照)」を第1傾き画像GA1として生成し、その生成した第1傾き画像GA1を表示制御部45に出力する。
このように、画像生成部44は、第1傾き角度CA1の大きさが大きいほど、端点を回転中心として大きく傾くとともに、第1傾き角度CA1の大きさが小さいほど、水平中立に近づくやじろべいを第1傾き画像として生成する。また、画像生成部44は、第1傾き角度CA1の大きさが大きいほど大きくなるとともに、第1傾き角度CA1の大きさが小さくなるほど小さくなる矢印を回転方向指示画像GDとして生成する。そして、画像生成部44は、その生成した第1傾き画像GA1及び回転方向指示画像GDを表示制御部45に出力する。なお、端点とは、第1傾き画像の一部であって左右方向中央の最下点を含む部分(やじろべいの支点部分)を意味する。
また、本実施の形態では、画像生成部44は、「大きく傾斜」「中程度に傾斜」「水平中立」の3段階の傾きを有するやじろべいを第1傾き画像GA1として生成していたが、これに限らない。本実施の形態では、第1傾き角度CA1を「1度」刻みで算出することが可能であることから、画像生成部44は、より多段階(例えば「1度」刻み)の傾きを有するやじろべいを第1傾き画像GA1として生成してもよい。この場合、本実施の形態で採用する基準設定テーブルT1では、第1傾き角度CA1の大きさに対してより多数の基準閾値が設定され、これら多数の基準閾値への到達態様に応じた段数もより多数設定されることになる。また、こうした基準設定テーブルT1を変更するための設定画面を設け、ユーザの操作に応じて基準設定テーブルT1を変更してもよい。これにより、基準設定テーブルT1をユーザの好みに合わせて変更することができるようになる。
表示制御部45は、後方カメラ10によって撮像された後方画像Pを画像表示器30に画像表示するとともに、その画像表示された後方画像P上の上記位置ずれdの大きさに対応する位置に上記第1傾き画像GA1及び上記回転方向指示画像GDを重畳表示する。
詳しくは、表示制御部45は、まず、後方カメラ10によって撮像された後方画像Pを取り込み、その取り込んだ後方画像Pを画像表示器30に画像表示する。表示制御部45は、次に、上記画像生成部44によって生成された第1傾き画像GA1及び回転方向指示画像GD、並びに上記位置ずれ算出部42によって算出された位置ずれdをそれぞれ取り込むとともに、内蔵メモリ47に記憶されている基準設定テーブルT2を読み出す。基準設定テーブルT2には、位置ずれdの大きさに対して複数の基準閾値が設定されており、これら基準閾値への到達態様に応じた段階が設定されている。表示制御部45は、その基準設定テーブルT2を参照して、位置ずれdの大きさに応じた段階を判断し、その判断した段階に対応する後方画像P上における位置に第1傾き画像GA1及び回転方向指示画像GDを重畳表示する。
例えば位置ずれdが「−10cm」と算出された場合、表示制御部45は、位置ずれdの大きさが「10cm」であることから、基準設定テーブルT2を参照して、位置ずれdを「第1段階」と判断する。そして、表示制御部45は、後方画像P上の上方「中央」に、第1傾き画像GA1及び回転方向指示画像GDを重畳表示する(図4(a)〜(c)、図5(a)及び(b)参照)。
例えば位置ずれdが「+50cm」と算出された場合、表示制御部45は、位置ずれdの大きさが「50cm」であることから、基準設定テーブルT2を参照して、位置ずれdを「第3段階」と判断する。そして、表示制御部45は、位置ずれdの符号が「正」であることから、後方画像P上の「右端」に、第1傾き画像GA1を重畳表示する(図4(d)参照)。
このように、表示制御部45は、位置ずれdの大きさが大きいほど後方画像P上の中央から離れるように、位置ずれdの大きさが小さいほど後方画像P上の中央に近づくように、さらに、位置ずれdが「正」である場合には後方画像P上の中央を基準として右寄りに、位置ずれdが「負」である場合には後方画像P上の中央を基準として左寄りに、第1傾き画像GA1及び回転方向指示画像GDを重畳表示する。
なお、本実施の形態では、表示制御部45は、第1傾き画像GA1及び回転方向指示画像GDを、後方画像P上の「端」「中程度」「中央」の3段階の水平位置にそれぞれ表示していたが、これに限らない。本実施の形態では、表示制御部45は、第1傾き画像GA1及び回転方向指示画像GDを、後方画像P上のより多段階(例えば「1ピクセル」刻み)の水平位置に表示してもよい。この場合、本実施の形態で採用する基準設定テーブルT2では、位置ずれdの大きさに対してより多数の基準閾値が設定され、これら多数の基準閾値への到達態様に応じた段数もより多数設定されることになる。また、こうした基準設定テーブルT2を変更するための設定画面を設け、ユーザの操作に応じて基準設定テーブルT2を変更してもよい。これにより、基準設定テーブルT2をユーザの好みに合わせて変更することができるようになる。
図7(a)は、駐車枠に対して車両Cが好適に駐車されている場合に画像表示器30に表示される駐車結果を示すイラストI11及びその駐車結果に対する評価結果を示すイラストI12を示す図であり、図7(b)は、駐車枠に対して車両Cが傾いて駐車されている場合に画像表示器30に表示される駐車結果を示すイラストI21及びその駐車結果に対する評価結果を示すイラストI22を示すイラスト例を示す図である。この図7を併せ参照して、イラスト作成部46及び表示制御部45について説明する。
イラスト作成部46は、駐車完了後、上記位置ずれ算出部42によって算出された位置ずれd及び上記傾き角度算出部43によって算出された第1傾き角度CA1に基づいて、駐車枠に対する車両の駐車結果を示すイラスト及びその駐車結果に対する評価結果を示すイラストを作成し、その作成したイラストを表示制御部45に出力する。
詳しくは、イラスト作成部46は、まず、シフト位置センサ20から上記リバース信号を受信した後、上記リバース信号以外の信号を受信することをもって、駐車枠への車両の駐車が完了したと判断する。
イラスト作成部46は、駐車枠への車両の駐車が完了したと判断すると、駐車枠線認識部41から上記駐車枠幅を取り込み、その取り込んだ駐車枠幅を用いて駐車枠を構成する2本の枠線l1及びl2を作成する。これら2本の枠線l1及びl2を作成すると、イラスト作成部46は、上記位置ずれ算出部42によって算出された位置ずれd及び上記傾き角度算出部43によって算出された第1傾き角度CA1をそれぞれ取り込み、それら取り込んだ位置ずれd及び第1傾き角度CA1を用いて、作成済みの駐車枠に対し車両Cのイラストを作成する。なお、イラスト作成部46によって作成されるイラストでは、駐車ブロックは割愛されている。
このようにして、イラスト作成部46は、駐車枠に対する車両Cの駐車結果(第1傾き角度CA1及び位置ずれd)を示すイラストI12及びI22を作成し、これらイラストI12及びI22を表示制御部45に出力する。
また、イラスト作成部46は、上記第1傾き角度CA1及び位置ずれdをそれぞれ取り込むと、さらに、内蔵メモリ47に記憶されている基準設定テーブルT1及びT2を読み出す。そして、イラスト作成部46は、これら基準設定テーブルT1及びT2を参照して、第1傾き角度CA1の大きさに応じた段階及び位置ずれdの大きさに応じた段階をそれぞれ判断し、その判断した段階に応じて駐車結果に対する評価を行い、その評価結果を示すイラストI11及びI21を作成する。したがって、イラスト作成部46は、特許請求の範囲に記載の駐車結果評価部に相当する。
具体的には、位置ずれdは「第1段階」であり、且つ、第1傾き角度CA1が「第1段階」であると判断される場合、車両は駐車枠に対して好適に駐車されていることを意味する。この場合、イラスト作成部46は、例えば「(祝)大変良くできました」旨を示すイラストI11(図7(a)参照)を作成する。一方、位置ずれdが「第1段階」であるものの、第1傾き角度CA1が「第3段階」であると判断される場合、車両は駐車枠に対して好適に駐車されていないことを意味する。この場合、イラスト作成部46は、第1傾き角度CA1の符号に基づいて、例えば「左に傾いています」旨を示すイラストI21(図7(b)参照)を作成する。
このようにして、イラスト作成部46は、駐車結果(第1傾き角度CA1及び位置ずれd)に対する評価結果を示すイラストI11及びI21を作成し、これらイラストI11及びI21を表示制御部45に出力する。
そして、表示制御部45は、上記駐車結果を示すイラスト及び上記評価結果を示すイラストをイラスト作成部46から取り込むと、これら取り込んだイラストを画像表示器30に画像表示する。
なお、本実施の形態では、イラスト作成部46は、駐車結果を示すイラスト及び評価結果を示すイラストを作成していたが、これに限らず、イラスト作成部46は、駐車結果を示すイラスト及び評価結果を示すイラストを作成することに加えて、駐車結果の採点結果を示すイラストを作成してもよい。
具体的には、上記基準設定テーブルT1において、例えば、第1傾き角度CA1が「第1段階」である場合に「50点」、「第2段階」である場合に「40点」、「第3段階」である場合に「20点」のように配点するとともに、上記基準設定テーブルT2において、例えば、位置ずれdが「第1段階」である場合に「50点」、「第2段階」である場合に「40点」、「第3段階」である場合に「20点」のように配点する。そして、イラスト作成部46は、これら基準設定テーブルT1及びT2を参照して、第1傾き角度CA1の大きさに応じた点数及び位置ずれdの大きさに応じた点数をそれぞれ判断し、その判断した点数を合算することで駐車結果を採点する。さらに、イラスト作成部46は、その採点結果を示すイラスト(図示略)を作成することとしてもよい。この場合、イラスト作成部46が特許請求の範囲に記載の駐車結果採点部に相当する。
また、イラスト作成部46は、駐車結果の採点結果を上記内蔵メモリ47に記憶(格納)しておき、表示制御部45は、上記内蔵メモリ47に記憶された過去から現在にわたる採点結果の推移を画像表示器30にグラフ表示してもよい。
また、イラスト作成部46は、駐車結果を示すイラスト、駐車結果に対する評価結果を示すイラスト、及び駐車結果に対する採点結果を示すイラストの少なくともいずれか1つを作成し、表示制御部45へ出力してもよく、これらイラストを作成しなくてもよい(ひいては、イラストを画像表示器30に画像表示しなくてもよい)。
図8は、駐車支援システム1によって実行される駐車支援処理S1の処理手順を示すフローチャートである。この図8を併せ参照して、当該システム1の作用について総括する。
制御装置40は、シフト位置センサ20から出力される信号に基づいて、駐車開始されたか否かにつき所定時間毎に繰り返し判断する。そして、シフト位置がリバース位置に設定された旨判断すると、制御装置40は、駐車が開始されたと判断し、駐車支援処理S1を実行開始する。
この駐車支援処理S1を実行開始すると、制御装置40は、まず、ステップS10の処理として、駐車場に設けられる駐車枠を認識する。詳しくは、駐車枠線認識部41は、後方カメラ10によって撮像される後方画像Pに基づいて、駐車枠を構成する2本の枠線l1及びl2を認識するとともに、駐車枠の位置、さらには、2本の枠線間の距離である駐車枠幅を算出する。
駐車枠を認識すると、制御装置40は、続くステップS20の処理として、車両の駐車枠に対する幅方向の位置ずれdを算出する。詳しくは、位置ずれ算出部42は、後方カメラ10によって取得された後方画像Pに基づいて、車両の駐車枠に対する幅方向の位置ずれdを算出し、この算出した位置ずれdを表示制御部45に出力する。
位置ずれdを算出すると、制御装置40は、続くステップS30の処理として、駐車枠に対する車両の第1傾き角度CA1を算出する。詳しくは、傾き角度算出部43は、後方カメラ10によって撮像された後方画像Pに基づいて、駐車枠に対する車両の第1傾き角度CA1を算出し、この算出した第1傾き角度CA1を画像生成部44に出力する。
第1傾き角度CA1を算出すると、制御装置40は、続くステップS40の判断処理として、第1傾き角度CA1が零か否かを判断する。ここで、第1傾き角度CA1が零であると判断される場合(ステップS40の判断処理で「Yes」)、駐車枠に対して車両が傾いていない(平行である)ことを意味する。そのため、画像生成部44は、続くステップS50の処理として、「水平中立のやじろべい」を第1傾き画像GA1として生成し、その生成された第1傾き画像GA1を表示制御部45に出力する。一方、第1傾き角度CA1が零でないと判断される場合(ステップS40の判断処理で「No」)、駐車枠に対して車両が傾いていることを意味する。そのため、画像生成部44は、続くステップS60の処理として、「時計回りあるいは反時計まわりに傾斜したやじろべい」を第1傾き画像GA1として生成し、その生成された第1傾き画像GA1を表示制御部45に出力する。なお、本実施の形態では、画像生成部44は、「反時計回りあるいは時計回りを矢指する矢印」も回転方向指示画像GDとして生成し、その生成された回転方向指示画像GDを表示制御部45に出力する。
上記ステップS50の処理あるいはステップS60の処理を終えると、制御装置40は、続くステップS70の判断処理として、位置ずれdが零か否かを判断する。ここで、位置ずれdが零であると判断される場合(ステップS70の判断処理で「Yes」)、車両の駐車枠に対する幅方向の位置ずれはないことを意味する。そのため、画像生成部44は、続くステップS80の処理として、第1傾き画像GA1(及び回転方向指示画像GD)を画像表示器30の中央に画像表示する。一方、位置ずれdが零であると判断されない場合(ステップS70の判断処理で「No」)、車両の駐車枠に対する幅方向の位置ずれがあることを意味する。そのため、画像生成部44は、続くステップS90の処理として、第1傾き画像GA1(及び回転方向指示画像GD)を画像表示器30の中央からずらして画像表示する。
上記ステップS50の処理あるいはステップS60の処理を終えると、制御装置40は、続くステップS100の判断処理として、Rポジション以外であるか否かを判断する。ここで、Rポジション以外でないと判断する場合(ステップS100の判断処理で「No」)、駐車が完了していないことを意味する。そのため、制御装置40は、上記ステップS10〜ステップS100の判断処理を再度実行する。一方、Rポジション以外であると判断する場合(ステップS100の判断処理で「Yes」)、駐車が完了したことを意味する。そのため、制御装置40は、駐車結果を示すイラスト及びその駐車結果に対する評価結果を示すイラスト(図7(a)及び(b)参照)を画像表示器30に表示し、この駐車支援処理S1を一旦終了する。
以上説明したように、駐車支援システム1では、制御装置40は、位置ずれdの大きさが大きいほど後方画像P上の中央から離れるように、位置ずれdの大きさが小さいほど後方画像P上の中央に近づくように、さらに、位置ずれdが「正」である場合には後方画像P上の中央を基準として右寄りに、位置ずれdが「負」である場合には後方画像P上の中央を基準として左寄りに、第1傾き画像GA1及び回転方向指示画像GDを後方画像P上に重畳表示した。これにより、後方画像P上の、第1傾き画像GA1及び回転方向指示画像GDの重畳表示される位置によって、車両の駐車枠に対する位置ずれを報知することができるようになる。その結果、車両の運転者は、車両の位置ずれdについて直感的に認識することができるようになる。なお、位置ずれdの大きさから、車両が駐車枠の枠線からはみ出しているかどうかの判定もできるようになる。
また、駐車支援システム1では、制御装置40は、第1傾き角度CA1の大きさが大きいほど大きくなるとともに、第1傾き角度CA1の大きさが小さくなるほど小さくなる矢印である回転方向指示画像GDを後方画像P上に重畳表示した。これにより、後方画像P上に重畳表示される回転方向指示画像GDの矢指する方向によって、駐車枠に対して車両を平行に駐車するためのステアリングの回転方向を指示することができるようになる。また、後方画像P上に重畳表示される回転方向指示画像GDの大きさによって、駐車枠に対して車両を平行に駐車するためのステアリングの回転角度を指示することができるようになる。その結果、車両の運転者が回転方向指示画像GDにしたがってステアリングを操作することで、駐車枠に対して車両を平行に駐車することができるようになり、ひいては、駐車のやり直し防止を図ることができるようになる。また、ステアリングの回転方向及び大きさが画像にて指示されることから、車両の運転者はその指示を一目で理解することができる。
また、駐車支援システム1では、制御装置40は、第1傾き角度CA1の大きさが大きいほど大きく傾くとともに、第1傾き角度CA1の大きさが小さいほど水平中立に近づくやじろべいを第1傾き画像として生成し、その生成した第1傾き画像を後方画像P上に重畳表示した。これにより、後方画像P上に重畳表示される第1傾き画像GA1の傾きによって、駐車枠に対する車両の第1傾き角度を報知することができるようになるとともに、車両の運転者は、車両の傾き角度について直感的に認識することができるようになる。
本発明に係る駐車支援システム1は、上記実施の形態にて例示した構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々に変形して実施することが可能である。すなわち、上記実施の形態を適宜変更した例えば次の形態として実施することもできる。
上記実施の形態の駐車支援システム1では、制御装置40は、上記ステアリングの回転角度の大きさに応じた大きさにて、後方画像P上の上記位置ずれdに対応する位置に回転方向指示画像GDを重畳表示していたが、これに限らない。後方画像P上の上記位置ずれdに対応する位置でなくても、回転方向指示画像GDを単に後方画像P上に重畳表示してもよい。また、上記ステアリングの回転角度の大きさに関わらず一定の大きさにて、回転方向指示画像GDを後方画像P上に重畳表示してもよい。また、回転方向指示画像GDを後方画像P上に重畳表示しなくても、回転方向指示画像GDのみを画像表示してもよい。
上記実施の形態の駐車支援システム1では、制御装置40は、後方画像P上の上記位置ずれdに対応する位置に第1傾き画像GA1を重畳表示していたが、これに限らない。後方画像P上の上記位置ずれdに対応する位置でなくても、第1傾き画像GA1を単に後方画像P上に重畳表示してもよい。また、第1傾き画像GA1を後方画像P上に重畳表示しなくても、第1傾き画像GA1のみを画像表示してもよい。さらには、第1傾き画像GAを画像表示しなくてもよい。
上記実施の形態では、回転方向指示画像GD及び第1傾き画像GA1を画像表示器30に画像表示することによって、第1傾き角度CA1及び位置ずれdを報知しており、この画像表示器30は、車室内の適宜の箇所に取付けられていた。この画像表示器30として、例えば車両に搭載されるナビゲーション装置のディスプレイを採用してもよい。また、画像表示器30を、車室内に配置されるルームミラー内に配置してもよく、車室内に配置されるメータ内に配置してもよい。車両の運転者の見やすい位置に別途表示を行うこととしてもよい。
さらには、第1傾き角度CA1及び位置ずれdの報知態様は画像表示に限らない。図4に対応する図として図9に示すように、位置ずれdに対応する所定位置に配置された複数の発光素子LED11〜LED15、及び、第1傾き角度CA1に対応する所定位置に配置された複数の発光素子LED21〜LED25を点消灯制御することによって、これら第1傾き角度CA1及び位置ずれdを報知してもよい。
詳しくは、位置ずれdの大きさが大きいほど両端に位置する発光素子LED11及びLED15が点灯するように、位置ずれdの大きさが小さいほど中央に位置する発光素子LED13が点灯するように、さらに、位置ずれdが「正」である場合には中央に位置する発光素子LED13を基準として右方に位置する発光素子LED14及びLED15が点灯するように、位置ずれdが「負」である場合には中央に位置する発光素子LED13を基準として左方に位置する発光素子LED12及びLED11が点灯するように、発光素子の点消灯を制御してもよい。これにより、発光素子という簡素な構成にて、車両の駐車枠に対する幅方向の位置ずれdを報知することができるようになる。
同様に、第1傾き角度CA1の大きさが大きいほど両端に位置する発光素子LED21及びLED25が点灯するように、第1傾き角度CA1の大きさが小さいほど中央に位置する発光素子LED23が点灯するように、さらに、第1傾き角度CA1が「正」である場合には、中央に位置する発光素子LED23を基準として右方に位置する発光素子LED24及びLED25が点灯するように、第1傾き角度CA1が「負」である場合には、中央に位置する発光素子LED23を基準として左方に位置する発光素子LED22及びLED21が点灯するように、発光素子の点消灯を制御してもよい。これにより、発光素子という簡素な構成にて、第1傾き角度CA1を報知することができるようになる。ちなみに、この発光素子LED11〜L25が特許請求の範囲に記載の報知部に相当する。
さらに、位置ずれ及び第1傾き角度の報知態様については、上記発光素子にも限らない。図4に対応する図として図10に示すように、第1傾き角度CA1に対応して点灯する部分を有するとともに、位置ずれdに対応する所定位置に配置された複数のセグメントを点消灯制御することによって、第1傾き角度CA1及び位置ずれdを報知してもよい。
詳しくは、図10に示すように、位置ずれdに対応する所定位置にセグメントSG1〜SG5が配置されており、これらセグメントSG1〜SG5は、第1傾き角度CA1に対応して点灯する所定部分SG11〜SG53によってそれぞれ構成されている。
そして、位置ずれdが「正」であってその大きさが大きいほど、中央に位置するセグメントSG3を基準として右方に位置するセグメントSG4及びSG5(正確には、SG41〜SG43のいずれか、あるいは、SG51〜SG53のいずれか)が点灯する。また、位置ずれdが「負」であってその大きさが大きいほど、中央に位置するセグメントSG3を基準として左方に位置するセグメントSG2及びSG1(正確には、SG21〜SG23のいずれか、あるいは、SG11〜SG13のいずれか)が点灯する。また、位置ずれdの大きさが小さい場合には、中央に位置するセグメントSG3(正確には、SG31〜SG33のいずれか)が点灯する。
さらに、第1傾き角度CA1が「正」であってその大きさが所定閾値を上回る場合には、時計方向に傾斜した所定部分SG11〜SG51のいずれか1つが点灯する。また、第1傾き角度CA1が「負」であってその大きさが所定閾値を上回る場合には、反時計方向に傾斜した所定部分SG13〜SG53のいずれか1つが点灯する。第1傾き角度CA1の大きさが所定閾値以下である場合には、水平中立の部分SG12〜SG52のいずれか1つが点灯する。これにより、セグメントという簡素な構成にて、駐車枠に対する車両の第1傾き角度CA1及び車両の駐車枠に対する幅方向の位置ずれdを報知することができるようになる。なお、このセグメントSG1〜SG5が特許請求の範囲に記載の報知部に相当する。
上記実施の形態では、駐車支援システム1は、駐車枠に対する車両の傾き角度である第1傾き角度CA1を算出し、その算出した第1傾き角度CA1に基づいて第1傾き画像GA1及び回転方向指示画像GDを生成・画像表示していたが、これに限らない。先の図4に対応する図として図11に表示例を示すように、駐車支援システム1は、駐車予測線に対する車両の傾き角度である第2傾き角度CA2を算出し、その算出した第2傾き角度CA2に基づいて第2傾き画像GA2及び回転方向指示画像GD2を生成・画像表示してもよい。
詳しくは、駐車支援支援システム1は、車両のステアリング角を検出するステアリングセンサ(図示略)を備える。制御装置40は、ステアリングセンサにて検出されたステアリング角が維持されたまま車両Cが駐車枠に駐車された場合の車体の側面に沿った線である駐車予測線L1及びL2を算出する。なお、駐車予測線(進路予測線)の算出方法については公知であるため、ここでの詳しい説明を割愛する。
また、制御装置40は、駐車予測線L1及びL2のいずれか一方を選択するとともに、後方画像Pに基づいて認識した2本の枠線l1及びl2のいずれか一方を選択し、これら選択した駐車予測線と枠線とのなす角度である第2傾き角度を算出する。なお、図11においては、制御装置40は、駐車予測線L1及びL2のうちL2を選択するとともに、2本の枠線l1及びl2のうち枠線l2を選択し、これら選択した駐車予測線L2と枠線l2とのなす角度である第2傾き角度CA2を算出する。
次に、制御装置40は、その算出した第2傾き角度CA2に基づいて、この第2傾き角度CA2を示す画像であって、端点を回転中心とする回転の程度により第2傾き角度CA2を示す第2傾き画像GA2を生成する。また、制御装置40は、その算出した第2傾き角度CA2を小さくするためのステアリングの回転方向を指示する回転方向指示画像GD2を生成する。なお、制御装置40は、これら第2傾き画像GA2及び回転方向指示画像GD2を、先の第1傾き画像GA1及び回転方向指示画像GDに準じて生成するため、ここでの詳しい説明を割愛する。そして、制御装置40は、枠線l1及びl2、駐車予測線L1及びL2、第2傾き画像GA2、回転方向指示画像GD2を画像表示器30に画像表示する。
図11(a)に示すように、例えば第2傾き角度CA2が「零度」と算出された場合、すなわち、駐車予測線L1及びL2と枠線l1及びl2とがそれぞれ平行である場合、制御装置40は、「水平中立のやじろべい」を第2傾き画像GA2として生成し、その生成した第2傾き画像GA2を画像表示器30に画像表示する。
また、図11(b)に示すように、例えば第2傾き角度CA2の大きさが小さい場合、すなわち、駐車予測線L1及びL2と枠線l1及びl2とがそれぞれ中程度傾いている場合、制御装置40は、「時計回りに中程度傾斜したやじろべい」を第2傾き画像GA2として生成するとともに、「反時計回りを矢指する中程度の矢印」を回転方向指示画像GD2として生成し、これら生成した第2傾き画像GA2及び回転方向指示画像GDを画像表示器30に画像表示する。
また、図11(c)に示すように、例えば第2傾き角度CA2の大きさが大きい場合、すなわち、駐車予測線L1及びL2と枠線l1及びl2とがそれぞれ大きく傾いている場合、制御装置40は、「時計回りに大きく傾斜したやじろべい」を第2傾き画像GA2として生成するとともに、「時計回りを矢指する大きな矢印」を回転方向指示画像GD2として生成し、これら生成した第2傾き画像GA2及び回転方向指示画像GDを画像表示器30に画像表示する。
これにより、第2傾き画像GA2によって、駐車枠に対する車両の第2傾き角度CA2を報知することができるようになる。なお、第2傾き角度CA2が第2傾き画像GA2にて画像表示されることから、車両の運転者は、駐車枠に対する車両の第2傾き角度を一目で認識することができるようになる。さらに、端点を回転中心とする回転の程度によって第2傾き角度CA2が示されることから、車両の運転者は、駐車枠に対する車両の第2傾き角度CA2を容易に認識することができるようになる。
なお、第2傾き角度CAの大きさに応じて、駐車予測線の色を変更したり、点滅させるなどして、車両の運転者が一目で確認できる表現を行ってもよい。
(第2の実施の形態)
既述した第1の実施の形態では、駐車枠に対する車両の傾き角度である第1傾き角度CA1を算出し、その算出した第1傾き角度CA1に基づいて第1傾き画像GA1及び回転方向指示画像GDを生成・画像表示していた。また、その変形例では、駐車予測線に対する車両の傾き角度である第2傾き角度CA2を算出し、その算出した第2傾き角度CA2に基づいて第2傾き画像GA2及び回転方向指示画像GD2を生成・画像表示していた。
このように傾き画像及び回転方向指示画像の双方を画像表示すると、車両を運転中の運転者にとっては情報が多過ぎ、好適なステアリング操作支援とはならないおそれがある。
そこで、本実施の形態では、ステアリングの回転方向を指示する回転方向指示画像及びステアリング角の維持を指示する維持指示画像を生成・画像表示するとともに音声案内を行なうこととした。以下、本発明に係る駐車支援システムの第2の実施の形態について、図12〜図18を参照して説明する。
本実施の形態の駐車支援システム2も、第1の実施の形態及びその変形例と同様に、車両に搭載されており、図12に示されるように、後方カメラ10、シフト位置センサ20、画像表示器30、音声出力部31、制御装置40a、図示しないステアリングセンサを備えている。なお、これら構成要素について、第1の実施の形態及びその変形例と重複する説明は省略する。
制御装置40aは、上記内蔵メモリ47に記憶されているプログラムを実行することによって、各種機能を実現しており、駐車枠線認識部41、位置ずれ算出部42、傾き角度算出部43、画像生成部44a、表示制御部45a、切り角算出部48、及び音声案内部49を有するものとして説明する。
切り角算出部48は、傾き角度算出部43によって算出された駐車枠の中心線CL1及び車両の中心線CL2を用いて、切り角HAを算出する。詳しくは、切り角算出部48は、図13に示されるように、まず、駐車枠の中心線CL1及び車両Cの中心線CL2の双方に接する円Rを算出し、この円Rの中心X及び駐車枠の中心線CL1上の接点Yを通る直線r1と、この円Rの中心X及び車両の中心線CL2上の接点Zを結ぶ直線r2とがなす角を切り角HAとして算出する。なお、切り角HAとは、ユーザがステアリング角をこの切り角HAに維持した状態で車両Cを後退させると、駐車枠の真ん中に平行な状態にて、すなわち、第1傾き角度CA1を零とし、且つ、位置ずれdを零とした状態にて、車両Cを駐車枠に駐車することのできる角度である。ちなみに、本実施の形態では、切り角算出部48は、直線r1を基準として時計回り側に直線r2が位置する場合には、切り角HAを「正」として算出する一方、反時計回り側に直線r2が位置する場合には、切り角HAを「負」として算出する。そのため、図13に示す状態では、切り角HAは「正」として算出され、図14(a)、図15(a)、及び図16(a)に示す状態では、切り角HAは「負」として算出される。
また、切り角算出部48は、切り角HAを算出すると、図示しないステアリングセンサにて検出されたステアリング角が切り角HAと一致するか否かを判断する。ここで、一致したと判断する場合には、切り角算出部48は、画像生成部44aに一致した旨を出力する。一方、一致したと判断しない場合には、切り角算出部48は、ステアリング角を切り角HAに一致させるために必要なステアリングの回転角度を算出し、画像生成部44aに出力する。
具体的には、例えば、ステアリングセンサによって検出されたステアリング角が「+4度」であり、切り角算出部48によって算出された切り角HAが「−3度」であった場合には、ステアリングの回転角度は、「−7度」となる。また、ステアリングセンサによって検出されたステアリング角が「−1度」であり、切り角算出部48によって算出された切り角HAが「−3度」であった場合には、ステアリングの回転角度は、「−2度」となる。また、ステアリングセンサによって検出されたステアリング角が「−3度」であり、切り角算出部48によって算出された切り角HAが「−3度」であった場合には、ステアリングの回転角度は、「零度」となる。また、ステアリングセンサによって検出されたステアリング角が「零度」であり、切り角算出部48によって算出された切り角HAが「零度」であった場合には、ステアリングの回転角度は、「零度」となる。なお、本実施の形態では、ステアリングセンサは、ステアリングホイールが右に切られた場合には、ステアリング角を「正」として検出する一方、ステアリングホイールが左に切られた場合には、ステアリング角を「負」として検出するものとする。なお、切り角算出部が特許請求の範囲に記載の回転角度算出部に相当する。
画像生成部44aは、切り角算出部48から入力されたステアリングの回転角度が「零度」であるか否かを判断する。そして、「零度」でない場合、画像生成部44aは、ステアリングの回転角度の大きさに応じた長さの矢印画像GD3を生成し、その生成した矢印画像GD3を表示制御部45aに出力する。一方、「零度」である場合、画像生成部44aは、ステアリング角の維持を指示する維持指示画像GD4を生成し、その生成した維持指示画像GD4を表示制御部45aに出力する。なお、この画像生成部44aが特許請求の範囲に記載した回転方向指示画像生成部及び維持指示画像生成部に相当する。
表示制御部45aは、傾き角度算出部43から入力された第1傾き角度CA1が零度であるか否かを判断する。そして、表示制御部45aは、第1傾き角度CA1が「零度」である場合には、維持指示画像GD4を画像表示器30に画像表示する一方、第1傾き角度CA1が「零度」でない場合には、維持指示画像GD4を画像表示器30に画像表示しない。
音声案内部49は、切り角算出部48によって算出されたステアリングの回転角度に応じた音声案内を行なう。
具体的には、図14(a)に示すように、例えばステアリングの回転角度が負でその大きさが大きい(例えば「−7度」)場合、図14(b)に示すように、画像生成部44aは、「左方を矢指した長い矢印」を矢印画像GD3として生成し、表示制御部45aは、この生成された矢印画像GD3を画像表示器30に画像表示する。そして、音声案内部49は、音声案内部49は、音声出力部31から「大きく左へ切って下さい」と音声案内する。
また、図15(a)に示すように、例えばステアリングの回転角度が負でその大きさが小さい(例えば「−2度」)場合、図15(b)に示すように、画像生成部44aは、「左方を矢指した短い矢印」を矢印画像GD3として生成し、表示制御部45aは、この生成された矢印画像GD3を画像表示器30に画像表示する。そして、音声案内部49は、音声案内部49は、音声出力部31から「小さく左へ切って下さい」と音声案内する。
なお、音声案内部49は、「大きく左へ切って下さい」や「小さく左へ切って下さい」等のような定性的な音声案内を実行するに限らず、「7度左へ切って下さい」や「2度左へ切って下さい」等のような定量的な音声案内を実行してもよい。
また、図16(a)に示すように、例えば、ステアリングの回転角度が「零度」であり、且つ、第1傾き角度CA1が「零度」でない場合、図16(b)に示すように、画像生成部44aは、ステアリング角の維持を指示する維持指示画像GD4を生成するものの、表示制御部45aは、この生成された維持指示画像GD4を画像表示器30に画像表示しない。そして、音声案内部49は、音声案内部49は、音声出力部31から「ハンドルはそのまま」と音声案内する。
また、図17(a)に示すように、例えば、ステアリングの回転角度が「零度」であり、且つ、第1傾き角度CA1も「零度」である場合、図17(b)に示すように、画像生成部44aは、「KEEP!」との維持指示画像GD4として生成し、表示制御部45aは、この生成された維持指示画像GD4を画像表示器30に画像表示する。そして、音声案内部49は、音声案内部49は、音声出力部31から「ハンドルはそのまま」と音声案内する。
なお、本実施の形態では、維持指示画像GD4として「KEEP!」との文字画像を生成していたが、これに限らず「そのまま!」等の文字画像を生成してもよく、文字画像に限らず、ハンドルにバツ印が重畳された図形画像を生成してもよい。ステアリング角の維持を指示する画像であれば適宜変更可能である。
図18は、駐車支援システム2によって実行される駐車支援処理S2の処理手順を示すフローチャートである。この図18を併せ参照して、当該システム2の作用について総括する。なお、駐車支援処理S1にて既に説明した処理についての説明を省略する。
駐車支援処理S2を実行開始し、ステップS10の処理及びステップS30の処理を実行すると、制御装置40aは、続くステップS110の処理として、切り角HAを算出する。詳しくは、切り角算出部48は、傾き角度算出部43によって算出された駐車枠の中心線CL1及び車両の中心線CL2を用いて、切り角HAを算出する。
切り角HAを算出すると、制御装置40a(詳しくは、切り角算出部48)は、続くステップS120の処理として、図示しないステアリングセンサにて検出されたステアリング角を取り込み、続くステップS130の処理として、取り込んだステアリング角を切り角HAに一致させるために必要なステアリングの回転角度を算出する。そして、切り角算出部48は、その算出したステアリングの回転角度を画像生成部44aに出力する。
ステアリングの回転角度を算出すると、制御装置40aは、続くステップS140の判断処理として、ステアリングの回転角度が零か否かを判断する。ここで、ステアリングの回転角度が零でないと判断された場合(ステップS140の判断処理で「No」)、ステアリングを回転する必要があることを意味する。そのため、画像生成部44aは、ステアリングの回転角度の大きさに応じた長さの矢印画像GD3を生成し、その生成された矢印画像GD3を表示制御部45aに出力する。そして、表示制御部45aは、続くステップS150の処理として、矢印画像GD3を画像表示器30に画像表示する。
一方、ステアリングの回転角度が零であると判断された場合(ステップS140の判断処理で「Yes」)、ステアリング角を維持する必要があることを意味する。そのため、画像生成部44aは、続くステップS40の判断処理、ステップS160の処理、及びステップS170の処理を実行する。
ステップS40の判断処理に移行すると、制御装置40aは、第1傾き角度CA1が零か否かを判断する。ここで、第1傾き角度CA1が零でないと判断される場合(ステップS40の判断処理で「No」)、駐車枠に対して車両が傾いている(平行でない)ことを意味する。そのため、表示制御部45aは、続くステップS160の処理として、矢印画像GD3を画像表示しない。
一方、第1傾き角度CA1が零であると判断される場合(ステップS40の判断処理で「Yes」)、駐車枠に対して車両が傾いていないことを意味する。そのため、画像生成部44aは、「KEEP!」との文字画像を維持指示画像GD4として生成し、その生成された維持指示画像GD4を表示制御部45aに出力する。そして、表示制御部45aは、続くステップS170の処理として、維持指示画像GD4を画像表示器30に画像表示する。
以上説明したように、駐車支援システム2では、制御装置40aは、駐車枠に対する車両Cの傾き角度である第1傾き角度CA1を小さくするためのステアリングの回転角度が零でない場合には、ステアリングの回転方向を指示し、そのステアリングの回転角度の大きさが大きいほど長くなるとともに、ステアリングの回転角度の大きさが小さいほど短くなる矢印画像GD3を後方画像P上に重畳表示した。これにより、後方画像P上に重畳表示される矢印画像GD3の矢指する方向によって、駐車枠に対して車両を平行に駐車するためのステアリングの回転方向を指示することができるようになる。また、後方画像P上に重畳表示される矢印画像GD3の長さによって、駐車枠に対して車両を平行に駐車するためのステアリングの回転角度の大きさを指示することができるようになる。その結果、車両の運転者が矢印画像GD3にしたがってステアリングを操作することで、駐車枠に対して車両を平行に駐車することができるようになり、ひいては、駐車のやり直し防止を図ることができるようになる。また、ステアリングの回転方向を含む大きさが画像にて指示されることから、車両の運転者はその指示を一目で理解することができる。
また、駐車支援システム2では、制御装置40aは、ステアリングの回転角度が零である場合であって、第1傾き角度CA1が零である場合には、ステアリング角の維持を指示する維持指示画像GD4を後方画像P上に重畳表示する一方、第1傾き角度CA1が零でない場合には、維持指示画像GD4を表示しないこととした。これにより、維持指示画像GD4の表示がない(矢印画像GD3の長さが零である)場合には駐車枠に対し車両が傾いていることを意味し、維持指示画像GD4の表示がある場合には駐車枠に対し車両が傾いていないことを意味することとなる。したがって、車両の運転者は、駐車枠に対し車両が傾いているか否か車両の状態を明確に理解することが可能である。また、車両の運転者は、駐車枠に対し車両が傾いている場合であれ、いない場合であれ、ステアリングの操作が必要ないことを認識するため、車両の周囲の安全確認に集中することができるようにもなる。
また、駐車支援システム2では、制御装置40aは、矢印画像GD3及び維持指示画像GD4を生成・画像表示するだけでなく、音声案内を行なうこととした。これにより、車両の運転者はより直感的に指示を理解することができ、容易に車両を駐車枠に駐車することができるようになる。
1,2…駐車支援システム、10…後方カメラ(撮像装置、後方撮像装置)、20…シフト位置センサ、30…画像表示器(報知部、画像表示部)、31…音声出力部、40…制御装置、41…駐車枠線認識部、42…位置ずれ算出部、43…傾き角度算出部(第1傾き角度算出部)、44,44a…画像生成部、45,45a…表示制御部、46…イラスト作成部、47…内蔵メモリ(記憶部)、48…切り角算出部(回転角度算出部)、49…音声案内部、LED11〜LED25…発光素子、SG1〜SG5…セグメント。

Claims (16)

  1. 車両に搭載される撮像装置によって撮像される撮像画像に基づいて、駐車区画の両方の幅方向境界をそれぞれ示す2本の枠線を有する駐車枠に対する駐車を支援する駐車支援システムであって、
    前記撮像装置によって取得された撮像画像に基づいて、前記2本の枠線を認識する駐車枠線認識部と、
    前記駐車枠線認識部によって認識された2本の枠線の画像内における位置と、前記撮像装置の前記車両を基準とした撮像範囲とに基づいて、前記車両の前記駐車枠に対する幅方向の位置ずれを算出する位置ずれ算出部と、
    前記位置ずれ算出部によって算出された位置ずれを報知する報知部と
    前記駐車枠線認識部によって認識された2本の枠線の画像内における位置と、前記撮像装置の前記車両を基準とした撮像範囲とに基づいて、前記駐車枠に対する前記車両の傾き角度である第1傾き角度を算出する第1傾き角度算出部とを備え、
    前記報知部は、前記第1傾き角度算出部によって算出された第1傾き角度を報知し、
    前記第1傾き角度算出部によって算出された第1傾き角度を小さくするためのステアリングの回転方向を指示する回転方向指示画像を生成する回転方向指示画像生成部をさらに備え、
    前記報知部は、画像を表示する画像表示部と、前記回転方向指示画像生成部によって生成された回転方向指示画像を前記画像表示部に表示制御する表示制御部とを含んで構成され、
    前記表示制御部は、前記撮像装置によって撮像された撮像画像を前記画像表示部に画像表示するとともに、その画像表示された撮像画像上の前記位置ずれに対応する位置に前記回転方向指示画像を重畳表示することを特徴とする駐車支援システム。
  2. 車両に搭載される撮像装置によって撮像される撮像画像に基づいて、駐車区画の両方の幅方向境界をそれぞれ示す2本の枠線を有する駐車枠に対する駐車を支援する駐車支援システムであって、
    前記撮像装置によって取得された撮像画像に基づいて、前記2本の枠線を認識する駐車枠線認識部と、
    前記駐車枠線認識部によって認識された2本の枠線の画像内における位置と、前記撮像装置の前記車両を基準とした撮像範囲とに基づいて、前記車両の前記駐車枠に対する幅方向の位置ずれを算出する位置ずれ算出部と、
    前記位置ずれ算出部によって算出された位置ずれを報知する報知部と
    前記駐車枠線認識部によって認識された2本の枠線の画像内における位置と、前記撮像装置の前記車両を基準とした撮像範囲とに基づいて、前記駐車枠に対する前記車両の傾き角度である第1傾き角度を算出する第1傾き角度算出部と、
    前記第1傾き角度算出部によって算出された第1傾き角度を示す画像であって、端点を回転中心とする回転の程度により第1傾き角度を示す第1傾き画像を生成する第1傾き画像生成部とを備え、
    前記報知部は、画像を表示する画像表示部と、前記第1傾き画像生成部によって生成された第1傾き画像を前記画像表示部に表示制御する表示制御部とを含んで構成され、
    前記表示制御部は、前記撮像装置によって撮像された撮像画像を前記画像表示部に画像表示するとともに、その画像表示された撮像画像上の前記位置ずれの大きさに対応する位置に前記第1傾き画像を重畳表示することを特徴とする駐車支援システム。
  3. 車両に搭載される撮像装置によって撮像される撮像画像に基づいて、駐車区画の両方の幅方向境界をそれぞれ示す2本の枠線を有する駐車枠に対する駐車を支援する駐車支援システムであって、
    前記撮像装置によって取得された撮像画像に基づいて、前記2本の枠線を認識する駐車枠線認識部と、
    前記駐車枠線認識部によって認識された2本の枠線の画像内における位置と、前記撮像装置の前記車両を基準とした撮像範囲とに基づいて、前記車両の前記駐車枠に対する幅方向の位置ずれを算出する位置ずれ算出部と、
    前記位置ずれ算出部によって算出された位置ずれを報知する報知部とを備え
    前記撮像装置として、当該撮像装置を搭載する車両の前方または後方を撮像する1台の進行方向撮像装置を備え、
    前記駐車枠線認識部は、前記進行方向撮像装置によって取得された撮像画像に基づいて、前記2本の枠線に加えて、これら2本の枠線よりも駐車枠奥側に位置する補助線を認識し、前記2本の枠線を認識している間に、これら2本の枠線と前記補助線との位置関係を予め求めるものであり、
    前記位置ずれ算出部は、前記駐車枠線認識部によって前記2本の枠線が認識できなくなったことに基づいて、前記位置関係を用いて前記位置ずれを算出することを特徴とする駐車支援システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の駐車支援システムにおいて、
    前記位置ずれ算出部は、前記駐車枠線認識部によって認識された2本の枠線の双方から等距離にある駐車枠の中心線と、前記車両の両側面から等距離にある車両の中心線上の点であって、且つ、車両の前後方向中心を示す車両の中心点との距離を、前記位置ずれとして算出することを特徴とする駐車支援システム。
  5. 請求項1または2に記載の駐車支援システムにおいて、
    前記第1傾き角度算出部は、前記第1傾き角度として、前記駐車枠線認識部によって認識された2本の枠線の双方から等距離にある駐車枠の中心線と前記車両の両側面から等距離にある車両の中心線とのなす角度を算出することを特徴とする駐車支援システム。
  6. 請求項1、2、5のいずれか一項に記載の駐車支援システムにおいて、
    前記撮像装置として、当該撮像装置を搭載する車両の前方または後方を撮像する1台の進行方向撮像装置を備え、
    前記駐車枠線認識部は、前記進行方向撮像装置によって取得された撮像画像に基づいて、前記2本の枠線に加えて、これら2本の枠線よりも駐車枠奥側に位置する補助線を認識し、前記2本の枠線を認識している間に、これら2本の枠線と前記補助線との位置関係を予め求めるものであり、
    前記第1傾き角度算出部は、前記駐車枠線認識部によって前記2本の枠線が認識できなくなったことに基づいて、前記位置関係を用いて前記第1傾き角度を算出することを特徴とする駐車支援システム。
  7. 請求項に記載の駐車支援システムにおいて、
    前記回転方向指示画像生成部は、前記回転方向指示画像として、前記第1傾き角度算出部によって算出された第1傾き角度を零にするステアリングの回転角度の大きさに応じた大きさの矢印画像を生成することを特徴とする駐車支援システム。
  8. 請求項1または7に記載の駐車支援システムにおいて、
    前記表示制御部は、前記撮像装置によって撮像された撮像画像を前記画像表示部に画像表示するとともに、その画像表示された撮像画像に前記回転方向指示画像を重畳表示することを特徴とする駐車支援システム。
  9. 請求項に記載の駐車支援システムにおいて、
    前記表示制御部は、前記撮像装置によって撮像された撮像画像を前記画像表示部に画像表示するとともに、その画像表示された撮像画像に前記第1傾き画像を重畳表示することを特徴とする駐車支援システム。
  10. 請求項1、2、5〜9のいずれか一項に記載の駐車支援システムにおいて、
    前記報知部は、前記第1傾き角度算出部によって算出された第1傾き角度に対応する所定部分が点灯するとともに、前記位置ずれ算出部によって算出された位置ずれに対応する所定位置に配置された複数のセグメントを含んで構成されていることを特徴とする駐車支援システム。
  11. 請求項1、2、5〜9のいずれか一項に記載の駐車支援システムにおいて、
    前記報知部は、前記第1傾き角度算出部によって算出された第1傾き角度に対応する所定位置に配置された複数の発光素子を含んで構成されていることを特徴とする駐車支援システム。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の駐車支援システムにおいて、
    前記報知部は、前記位置ずれ算出部によって算出された位置ずれに対応する所定位置に配置された複数の発光素子を含んで構成されていることを特徴とする駐車支援システム。
  13. 請求項1、2、5〜11のいずれか一項に記載の駐車支援システムにおいて、
    前記位置ずれ算出部によって算出された位置ずれ及び前記第1傾き角度算出部によって算出された第1傾き角度に基づいて、駐車枠に対する車両の駐車結果を示すイラストを作成するイラスト作成部をさらに備え、
    前記画像表示部は、前記イラスト作成部によって作成された駐車結果を示すイラストを画像表示することを特徴とする駐車支援システム。
  14. 請求項1、2、5〜11のいずれか一項に記載の駐車支援システムにおいて、
    前記位置ずれ算出部によって算出された位置ずれ及び前記第1傾き角度算出部によって算出された前記第1傾き角度に基づいて、駐車枠に対する車両の駐車結果を評価する駐車結果評価部と、
    前記駐車結果評価部による評価結果を示すイラストを作成するイラスト作成部とをさらに備え、
    前記表示制御部は、前記イラスト作成部によって作成された評価結果を示すイラストを前記画像表示部に画像表示することを特徴とする駐車支援システム。
  15. 請求項1、2、5〜11のいずれか一項に記載の駐車支援システムにおいて、
    前記位置ずれ算出部によって算出された位置ずれ及び前記第1傾き角度算出部によって算出された前記第1傾き角度に基づいて、駐車枠に対する車両の駐車結果を採点する駐車結果採点部と、
    前記駐車結果採点部による採点結果を示すイラストを作成するイラスト作成部とをさらに備え、
    前記表示制御部は、前記イラスト作成部によって作成された前記採点結果を示すイラストを前記画像表示部に画像表示することを特徴とする駐車支援システム。
  16. 請求項15に記載の駐車支援システムにおいて、
    前記駐車結果採点部によって採点された採点結果を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記記憶部に記憶された採点結果の推移をグラフ表示することを特徴とする駐車支援システム。
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