JP5385425B2 - 検査装置及びミニエンバイロメント構造 - Google Patents
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Description
本発明のミニエンバイロメント装置は、特定の空間(清浄室)の清浄化を図るものであり、例えば半導体、液晶、ハードディスク等の製造工程で用いる検査装置・製造装置のミニエンバイロメント構造化に用いるものである。
図1に示したミニエンバイロメント装置1は、筐体2、筐体2に取り付けた外側FFU3、筐体2内に配置した清浄室4a、清浄室4aに設けた内側FFU5、各部の圧力を測定する圧力計6a〜6cからなる複数の圧力測定手段、圧力計6a〜6cの検出結果を基にFFU3,5を制御する制御装置7(図2参照)を備えている。
図2において、制御装置7は、信号を適宜デジタル信号化して入力する入力部7a、制御に必要な定数やプログラム等を予め格納した記憶部7b、入力された信号を基にプログラムや定数等に従って各種演算処理を実行する演算部7c、演算結果や演算途中の値を一時記憶する一時記憶部7d、時間計測するタイマ7e、演算された指令信号を適宜アナログ信号化して対応機器に出力する出力部7fを備えている。この制御装置は筐体2内に収容されていても良いし、筐体2外に設置されていても良い。
図3に示すように、制御装置7は、ステップ101において差圧計8a,8bから差圧ΔP1,ΔP2を入力すると、それら入力値を一時記憶部7dに記憶する。
以下にそのうちの幾つかの代表的な変形例を例示する。
図4は本発明の第1変形例に係るミニエンバイロメント装置1Aの概念図である。図中の図1と同様の部分又は同様の機能を果たす部分には図1と同符号を付して説明を省略する。
図5は本発明の第2変形例に係るミニエンバイロメント装置1Bの概念図である。図中の図1と同様の部分又は同様の機能を果たす部分には図1と同符号を付して説明を省略する。
図6は本発明の第3変形例に係るミニエンバイロメント装置1Cの概念図である。図中の図1と同様の部分又は同様の機能を果たす部分には図1と同符号を付して説明を省略する。
図7は本発明の第4変形例に係るミニエンバイロメント装置1Dの概念図である。図中の図1と同様の部分又は同様の機能を果たす部分には図1と同符号を付して説明を省略する。
本実施例の外観検査装置は、例えばウェハや液晶、ハードディスク等の外観検査に用いられるものであり、そのミニエンバイロメント構造は、図1〜図7に示した各例のうちの図7の例に近い。隣接する2つの筐体100,101の天板にはそれぞれ吸気口とそれを覆うFFU102,103が設置されている。
図9及び図10に示すように、筐体101の内部には清浄室を画定する筐体120が配置されている。筐体120の側面には吸気口とそれを覆うFFU121が設けられている。つまり、外界の空気がFFU102,103を介して送り込まれる筐体100,101の内部空間が前述した“準清浄室”に相当し、筐体101内の空気がFFU121を介して送り込まれる筐体120の内部空間が前述した“清浄室”に相当する。
本実施例では、図1に示した例に対して空間の数が多いため圧力計の数も増えている。そのため、それに応じて隣接する空間の間の差圧を測る差圧計が増えるが、その点を除けば図2に示した制御装置とほぼ同様である。その他、本例ではゲート123及びシャッター122の開信号Sg,Ssが入力部132aに入力されるようにしてある。制御装置132の構成自体は図2の制御装置7とほぼ同様であり、制御装置7の各構成要素の符号7a〜7fを符号132a〜132fに代えて説明を省略する。
Pa<Pb<Pc
Pa<Pd<Pc
また、隣接する空間同士の差圧の適正範囲は既に述べた通りに設定すれば足りる。
本実施例の検査装置は電子顕微鏡を用いたCD−SEMやレビューSEMを例示したものであり、例えば半導体デバイスの観察に用いられる。本例はFIB装置やFIB−SEM、TEM、STEMにも同じように適用できる。
Pa<Pb<Pc
Pa<Pd<Pc
また、隣接する空間同士の差圧の適正範囲は既に述べた通りに設定すれば足りる。
本実施例の半導体製造装置は、例えばドライエッチング装置やプラズマCVD装置、熱CVD装置をその代表例とするものである。本例はミニエンバイロメント構造についてもファンの制御についても実施例2にほぼ等しい。
Pa<Pb<Pc
Pa<Pd<Pc
以上、図8〜図15を用いて本発明のミニエンバイロメント装置を各種装置に適用した例を実施例として幾つか例示したが、適用例はこれに限られない。例えば、感光剤をウェハ表面に塗布または現像するコータ/ディベロッパ装置や、液晶・ハードディスクの検査装置、不純物を拡散したりする熱処理装置や低圧CDV装置、その他清浄な作業環境が要求される精密デバイスの検査装置並びに製造装置にも、本発明は適用可能である。
1A〜D ミニエンバイロメント装置
2 筐体
2a 準清浄室
2b 吸気口
3 外側FFU
3a 外側集塵フィルタ
3b 外側ファン
4 筐体
4a 清浄室
4b 吸気口
5 FFU
5a 内側集塵フィルタ
5b 内側ファン
6a〜d 圧力計
7 制御装置
9 隔壁
10 隔壁
100 筐体
101 筐体
102 FFU
103 FFU
120 筐体
121 FFU
122 シャッター
123 ゲート
105 光学式検査装置
108 搬送ロボット
132 制御装置
200 筐体
201 筐体
202 FFU
203 FFU
205 SEM
208 大気搬送ロボット
220 筐体
216 試料ステージ
221 FFU
222a ゲート
222b ゲート
300 筐体
301 筐体
302 FFU
303 FFU
305 筐体
306 FFU
310 処理室
315 大気搬送ロボット
321 ゲート
322 ゲート
323 試料ステージ
Pa〜d 測定圧力
Claims (10)
- 検査装置において、
内部にプリアライナを有する第1の準清浄室と、
清浄化された空気を前記第1の準清浄室に導入する第1のファンフィルタユニットと、
前記第1の準清浄室よりも清浄度の高い清浄室と、
前記清浄室を覆い前記清浄室よりも清浄度の低い第2の準清浄室と、
清浄化された空気を前記清浄室に導入する第2のファンフィルタユニットと、
前記清浄室内に配置された検査部と、
前記第1の準清浄室と前記清浄室とを連通させるためのシャッターと、
当該検査装置の外部の圧力と前記第1の準清浄室内の圧力との第1の差圧、及び前記第1の準清浄室内の圧力と前記清浄室内の圧力との第2の差圧を得る差圧取得部と、
前記第1のファンフィルタユニット、及び前記第2のファンフィルタユニットの少なくとも1つが回転する時間を得るタイマと、
制御部とを有し、
前記制御部は、前記シャッターの開動作に同期して、前記第1のファンフィルタユニット、及び前記第2のファンフィルタユニットの少なくとも一方の回転数を所定の時間変更し、(当該検査装置の外部の圧力)<(前記第1の準清浄室の内部の圧力)<(前記清浄室の内部の圧力)とすることを特徴とする検査装置。 - 請求項1に記載の検査装置において、
前記制御部は、前記第1の差圧、及び前記第2の差圧が所定の範囲内にあるか否かを判断し、前記所定の範囲外にある場合は、前記第1のファンフィルタユニット、及び前記第2のファンフィルタユニットの少なくとも一方の回転数を変更し、(当該検査装置の外部の圧力)<(前記第1の準清浄室の内部の圧力)<(前記清浄室の内部の圧力)とすることを特徴とする検査装置。 - 請求項2に記載の検査装置において、
前記第1のファンフィルタユニットはフィルタを有し、
前記所定の範囲の上限値は前記フィルタの仕様を考慮して決定されることを特徴とする検査装置。 - 請求項2に記載の検査装置において、
前記所定の範囲の上限値は、前記第1のファンフィルタユニットのエネルギー消費量を考慮して決定されることを特徴とする検査装置。 - 請求項1に記載の検査装置において、
清浄化された空気を前記第2の準清浄室に導入する第3のファンフィルタユニットを有し、
前記制御部は、前記第2のファンフィルタユニット、及び前記第3のファンフィルタユニットの少なくとも一方の回転数を変更し、(当該検査装置の外部の圧力)<(前記第2の準清浄室の内部の圧力)<(前記清浄室の内部の圧力)とすることを特徴とする検査装置。 - ミニエンバイロンメント構造において、
第1の準清浄室と、
清浄化された空気を前記第1の準清浄室に導入する第1のファンフィルタユニットと、
前記第1の準清浄室よりも清浄度の高い清浄室と、
前記清浄室を覆い前記清浄室よりも清浄度の低い第2の準清浄室と、
清浄化された空気を前記清浄室に導入する第2のファンフィルタユニットと、
前記第1の準清浄室と前記清浄室とを連通させるためのシャッターと、
当該ミニエンバイロンメント構造の外部の圧力と前記第1の準清浄室内の圧力との第1の差圧、及び前記第1の準清浄室内の圧力と前記清浄室内の圧力との第2の差圧を得る差圧取得部と、
前記第1のファンフィルタユニット、及び前記第2のファンフィルタユニットの少なくとも一方が回転する時間を得るタイマと、
制御部とを有し、
前記制御部は、前記シャッターの開動作に同期して、前記第1のファンフィルタユニット、及び前記第2のファンフィルタユニットの少なくとも一方の回転数を所定の時間変更し、(当該ミニエンバイロンメント構造の外部の圧力)<(前記第1の準清浄室の内部の圧力)<(前記清浄室の内部の圧力)とすることを特徴とするミニエンバイロンメント構造。 - 請求項6に記載のミニエンバイロンメント構造において、
前記制御部は、前記第1の差圧、及び前記第2の差圧が所定の範囲内にあるか否かを判断し、前記所定の範囲外にある場合は、前記第1のファンフィルタユニット、及び前記第2のファンフィルタユニットの少なくとも一方の回転数を変更し、(当該ミニエンバイロンメント構造の外部の圧力)<(前記第1の準清浄室の内部の圧力)<(前記清浄室の内部の圧力)とすることを特徴とするミニエンバイロンメント構造。 - 請求項7に記載のミニエンバイロンメント構造において、
前記第1のファンフィルタユニットはフィルタを有し、
前記所定の範囲の上限値は前記フィルタの仕様を考慮して決定されることを特徴とするミニエンバイロンメント構造。 - 請求項7に記載のミニエンバイロンメント構造において、
前記所定の範囲の上限値は、前記第1のファンフィルタユニットのエネルギー消費量を考慮して決定されることを特徴とするミニエンバイロンメント構造。 - 請求項1に記載の検査装置において、
清浄化された空気を前記第2の準清浄室に導入する第3のファンフィルタユニットを有し、
前記制御部は、前記第2のファンフィルタユニット、及び前記第3のファンフィルタユニットの少なくとも一方の回転数を変更し、(当該ミニエンバイロンメント構造の外部の圧力)<(前記第2の準清浄室の内部の圧力)<(前記清浄室の内部の圧力)とすることを特徴とする検査装置。
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