JP5372700B2 - 携帯電話装置及び携帯電話装置の制御方法 - Google Patents
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Description
特に、近年の携帯電話装置は、待受画面(通信を待ち受けているとき又はアプリケーションの起動を待ち受けているときに表示される画面)が表示部に表示される場合に、出力部から音情報を出力する、すなわちバックグラウンド音楽再生を行うことができる。
このような携帯電話装置では、ファイル名の検索を行うことができないために、所望のファイル名(音情報)を選択するまでの操作性が悪いという問題があった。
以下に、携帯電話機1に係る上記機能を発揮するための構成と動作について詳述する。まず、本実施形態に係る携帯電話機1の上記機能を発揮するための構成について、図4を参照しながら説明する。図4は、携帯電話機1が上記機能を発揮するための構成を示す機能ブロック図である。
操作部11は、第1キーと、第2キーと、第3キーとを含む。第1キーには、文字及び数字が割り当てられる。第2キーには、文字及び数字が割り当てられない。第3キーには、文字及び数字が割り当てられておらず、第2キーとは異なる機能が割り当てられる。本実施形態の場合、第1キーは、入力操作キー14に対応する。第2キーは、決定操作キー15に対応する。第3キーは、発信キー16に対応する。
したがって、携帯電話機1は、所望の音データに関連する文字列を入力操作キー14により入力させ、決定操作キー15を操作すれば、複数の音データの中から所望の音データを選択するので、ユーザの使用感を損ねることなく音情報を選択することができる。
また、処理部452は、数字列が電話番号を構成する数字の桁数未満である場合には、数字列が電話番号ではないと判断して、音情報の選択指示を行う。例えば、メモリ44において、所定番号毎に1つの音楽データが記憶される場合に、処理部452は、数字列に一致する所定番号に記憶された音楽データを検索し、選択するよう指示する。
すなわち、処理部452は、数字列が所定桁数(例えば、7桁)未満の場合でも、数字列が緊急発信番号(特定の数字列)に一致する場合には、数字列を緊急発信番号として発信処理を行う。ここで、緊急発信番号とは、警察(110番)、海上保安本部(118番)又は消防・救急(119番)へ緊急電話を発信する場合の電話番号のことである。
したがって、携帯電話機1は、入力操作キー14により数字を入力させた場合でも、入力された数字列が特定の数字列の場合には数字列が緊急発信番号であると判断するので、音情報を選択することなく、緊急電話を発信することができる。
ソフトキーとは、キーに対応する機能を示すシンボルを表示部21における対応キーの極力近傍に表示させるものである。さらに操作部11を構成するいずれか1つのキー、例えば、決定操作キー15と対応する機能名(処理内容)を表示するシンボルとを対応させたソフトキーとしておけば、当該キーが操作された場合に実行されることになる処理を可視表示させておくことができる。
したがって、携帯電話機1は、第2キーがソフトキーとなっている場合、ソフトキー操作時の処理、例えば、所望の音情報を選択する処理など、ユーザが容易に理解することができ、使用感を損ねることなく音情報を選択することができる。
操作部11は、文字及び数字が割り当てられる入力操作キー14と、文字及び数字が割り当てられない決定操作キー15とを含む。
操作部11は、文字及び数字が割り当てられる入力操作キー14を含む。
アプリケーション制御部451は、音情報の出力に係る所定のアプリケーションを、当該アプリケーションによる音出力を維持させつつ非アクティブ状態とするバックグラウンド実行状態に移行可能である。
したがって、第1キーを操作することにより、電話番号を入力することができる。
携帯電話機1の制御方法は、アプリケーション制御工程と、処理工程とを実行する。
[エディタアプリケーションの起動]
まず、エディタアプリケーションを起動する場合の携帯電話機1の動作について説明する。図6は、所定のアプリケーション及びエディタアプリケーションを起動する場合の携帯電話機1の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS101において、処理部452は、所定のアプリケーションが起動された後に操作部11が操作された場合に、操作部11が操作されたことを検知する。すなわち、処理部452は、操作部11を構成するいずれかのキーが操作されたことを検知する。
次に、エディタアプリケーションに文字列及び数字列を入力する場合の携帯電話機1の動作について説明する。図7は、エディタアプリケーションに文字列及び数字列を入力する場合の画面状態の遷移について説明するための図である。ここで、図7(A)ないし図7(D)は、所定のアプリケーション起動モードにおける画面状態を示す図である。図7(E)及び図7(F)は、通常モードにおける画面状態を示す図である。
携帯電話機1は、待受画面(通信を待ち受けているとき又はアプリケーションの起動を待ち受けているときに表示される画面)を表示部21に表示すると共に、所定のアプリケーション(例えば、音楽再生アプリケーション)によってイヤホン47から音を出力する(図7(A)参照)。
携帯電話機1は、待受画面を表示部21に表示する(図7(E)参照)。
続いて、「0」及び「わ」が割り当てられるキーが操作された場合、表示部21には、文字列「わ」と数字列「を」とが共に表示される(図7(F)参照)。
ステップS201において、処理部452は、入力操作キー14の操作に続いて、発信キー16(第3キー)が操作されたか否かを判断する。すなわち、処理部452は、第3の処理が行われたか否かを判断する。発信キー16が操作された場合(Yes)には、ステップS202に進む。発信キー16が操作されていない場合(No)には、ステップS212に進む。
なお、ステップS203において判断する数字列の桁数は、5桁に限定されることはない。すなわち、判断対象となる桁数は、音情報をメモリに保存することができる個数に応じて設定されればよい。例えば、音情報をメモリに99999個保存することができる場合には、ステップS203において判断される桁数は、5桁となる。
ステップS210において、処理部452は、数字列を緊急発信番号として発信処理を行う。
ステップS213において、処理部452は、センターキーの操作に基づいて、入力された文字列の確定処理を行う。
ステップS216において、処理部452は、ステップS215の処理による検索の結果を表示部21に表示させるよう制御処理を行う。
ステップS218において、処理部452は、ステップS217の処理により選択された音情報を再生するよう制御処理を行う。
次に、エディタアプリケーションに文字列及び数字列が入力されたことに基づいて、文字列及び数字列と共に所定の文字列を表示部21に表示させる場合について説明する。図9は、エディタアプリケーションに文字列及び数字列が入力されたことに基づいて、文字列及び数字列と共に所定の文字列を表示部21に表示させる場合の画面状態の遷移について説明するための図である。
候補文字表示領域には、文字列「あか」が含まれる又は文字列「あか」から始まる音情報のファイル名(所定の文字列)が表示されると共に、平仮名から構成される文字列「あか」を他の仮名又は漢字に変換等するための候補文字が表示される。なお、音情報のファイル名には、候補文字と区別するために、記号を付してもよい。例えば、図9(B)に示すように、音情報のファイル名には、音符(記号)を付してもよい。
続いて、選択された所望の音情報「赤いスイープ」は、再生される。この場合、表示部21には、音情報「赤いスイープ」が再生されている旨が表示される(図9(D)参照)。
ステップS301において、処理部452は、発信キー16が操作されたか否かを判断する。発信キー16が操作された場合(Yes)には、入力操作キー14の操作に基づいて入力された数字列に関連する処理へ進む。なお、数字列に関連する処理とは、例えば、発信処理や音情報の検索処理等のことである。発信キー16が操作されていない場合(No)には、ステップS302に進む。
ステップS303において、処理部452は、表示部21に候補文字表示領域を表示するよう制御処理を行う。さらに、処理部452は、ステップS302の処理により検索された音情報のファイル名と、候補文字とを候補文字表示領域に表示させるよう制御処理を行う。
ステップS306において、処理部452は、候補文字表示領域に表示される候補文字が選択されたと判断して、表示部21に表示される文字列を候補文字に置換する表示更新処理を行う。
次に、表示部21に表示されたソフトキーの操作に基づいて、所定のアプリケーションが動作する場合について説明する。図11は、表示部21に表示されたソフトキーの操作に基づいて、所定のアプリケーションが動作する場合の画面状態の遷移について説明するための図である。
ステップS401において、処理部452は、所定のアプリケーション起動モードで、文字列及び数字列を共に表示部21に表示させるエディタアプリケーションを起動する。
ステップS404において、処理部452は、ソフトキーとしての選曲キーを表示部21に表示させるよう制御処理を行う。
ステップS409において、処理部452は、入力操作キー14の操作に基づいて入力された数字列に一致する音情報の検索処理を行う。
11操作部(キー操作部)
14 入力操作キー
15 決定操作キー
16 発信キー
21表示部
44 メモリ(記憶部)
451 アプリケーション起動部
452 処理部
46 無線通信部
Claims (7)
- 表示部と、
文字及び数字が割り当てられる第1キーと、文字及び数字が割り当てられない第2キーと、文字及び数字が割り当てられておらず、前記第2キーとは異なる機能が割り当てられる第3キーとを含むキー操作部と、
音情報の出力に係る所定のアプリケーションを、当該アプリケーションによる音出力を維持させつつ非アクティブ状態とするバックグラウンド実行状態に移行可能なアプリケーション制御部と、
前記アプリケーション制御部により前記所定のアプリケーションがバックグラウンド実行された状態において前記第1キーが操作されると、当該第1キーに対応する文字を前記表示部に文字列として表示させると共に当該第1キーに対応する数字を前記表示部に数字列として表示させ、前記文字列と前記数字列とが共に表示される状態において前記第2キーが操作された場合には、前記文字列に係る音情報を前記表示部に表示させ、前記文字列と前記数字列とが共に表示される状態において前記第3キーが操作された場合には、前記数字列に基づいた発信処理を行う処理部と、を備え、
前記処理部は、前記数字列が所定桁数以上である場合に前記第3キーが操作されると、前記数字列に基づいた発信処理を行い、前記数字列が前記所定桁数より小さい特定の桁数である場合に前記第3キーが操作されると、前記音情報を、該音情報の中で前記特定の桁数の数字列に基づいて特定される時間が経過したところから出力することを特徴とする携帯電話装置。 - 前記音情報として複数の音データを記憶する記憶部をさらに備え、
前記処理部は、前記文字列と前記数字列とが共に表示される状態において第2キーが操作された場合には、前記複数の音データのうちのいずれか一つの音データを、前記文字列に基づいて検索し、当該検索された音データを選択して音出力させることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話装置。 - 前記処理部は、前記数字列が所定桁数以上ではない場合において、前記数字列が特定の数字列の場合には、前記数字列を緊急発信番号をとして発信処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話装置。
- 前記第2キーは、ソフトキーであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の携帯電話装置。
- 表示部と、
文字及び数字が割り当てられる第1キーと、文字及び数字が割り当てられない第2キーと、文字及び数字が割り当てられておらず、前記第2キーとは異なる機能が割り当てられる第3キーとを含むキー操作部と、
音情報の出力に係る所定のアプリケーションを、当該アプリケーションによる音出力を維持させつつ非アクティブ状態とするバックグラウンド実行状態に移行可能なアプリケーション制御部と、
前記アプリケーション制御部により前記所定のアプリケーションがバックグラウンド実行状態において前記第1キーが操作されると、当該第1キーに対応する文字を前記表示部に文字列として表示させると共に当該第1キーに対応する数字を前記表示部に数字列として表示させ、前記文字列と前記数字列とが共に表示される状態において前記第3キーが操作された場合には、前記数字列に基づいた発信処理を行い、前記文字列と前記数字列とが共に表示される状態において、イヤホンが接続されている場合には、前記第2キーの操作により前記文字列が選択されると、当該文字列に対応する前記音情報を特定する特定処理を行う処理部と、を備えることを特徴とする携帯電話装置。 - 前記処理部は、前記文字列及び前記数字列を前記表示部に表示させ、前記イヤホンが接続されていない場合には、前記特定処理を行わず、前記文字列又は前記数字列をメールアプリケーションに入力可能とすることを特徴とする請求項5に記載の携帯電話装置。
- 音情報の出力に係る所定のアプリケーションを、当該アプリケーションによる音出力を維持させつつ非アクティブ状態とするバックグラウンド実行状態に移行させる工程と、
第1の操作が行われると、前記第1の操作に基づいて文字列を表示させると共に前記第1の操作に基づいて数字列を表示させ、前記文字列と前記数字列とが共に表示される状態において第2の操作が行われる場合には、前記文字列に係る音情報を表示部に表示させ、前記文字列と前記数字列とが共に表示される状態において、前記数字列が所定桁数以上でありかつ第3の操作が行われる場合には、前記数字列に基づいた発信処理を行い、前記数字列が前記所定桁数より小さい特定の桁数でありかつ前記第3の操作が行われる場合には、前記音情報を、該音情報の中で前記特定の桁数の数字列に基づいて特定される時間が経過したところから出力する工程と、を実行することを特徴とする携帯電話装置の制御方法。
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