JP5372700B2 - 携帯電話装置及び携帯電話装置の制御方法 - Google Patents

携帯電話装置及び携帯電話装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、音情報を出力する機能を備えた携帯電話装置及び携帯電話装置の制御方法に関する。
携帯電話装置は、音楽データ等の音情報を記憶する記憶部と、記憶部に記憶された複数の音情報の中から1つを選択するために操作される操作部と、操作部の操作に基づいて選択された音情報を出力する出力部とを備える(特許文献1参照)。
特に、近年の携帯電話装置は、待受画面(通信を待ち受けているとき又はアプリケーションの起動を待ち受けているときに表示される画面)が表示部に表示される場合に、出力部から音情報を出力する、すなわちバックグラウンド音楽再生を行うことができる。
特開2001−245026号公報
携帯電話装置では、操作部を操作することにより、複数の音情報の中から1つを選択することができる。例えば、携帯電話装置では、音情報のファイル名(曲名)を表示部に表示し、操作部の操作に基づいて表示部に表示されるファイル名を順送りし、所望のファイル名(音情報)が見つかった場合には、操作部の操作に基づいて所望のファイル名を選択するようになっている。
このような携帯電話装置では、ファイル名の検索を行うことができないために、所望のファイル名(音情報)を選択するまでの操作性が悪いという問題があった。
本発明は、ユーザの使用感を損ねることなく音情報を選択することが可能な携帯電話装置及び携帯電話装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明の携帯電話装置は、表示部と、文字及び数字が割り当てられる第1キーと、文字及び数字が割り当てられない第2キーと、文字及び数字が割り当てられておらず、前記第2キーとは異なる機能が割り当てられる第3キーとを含むキー操作部と、音情報の出力に係る所定のアプリケーションを、当該アプリケーションによる音出力を維持させつつ非アクティブ状態とするバックグラウンド実行状態に移行可能なアプリケーション制御部と、前記アプリケーション制御部により前記所定のアプリケーションがバックグラウンド実行された状態において前記第1キーが操作されると、当該第1キーに対応する文字を前記表示部に文字列として表示させると共に当該第1キーに対応する数字を前記表示部に数字列として表示させ、前記文字列と前記数字列とが共に表示される状態において前記第2キーが操作された場合には、前記文字列に係る音情報を前記表示部に表示させ、前記文字列と前記数字列とが共に表示される状態において前記第3キーが操作された場合には、前記数字列に基づいた発信処理を行う処理部と、を備え、前記処理部は、前記数字列が所定桁数以上である場合に前記第3キーが操作されると、前記数字列に基づいた発信処理を行い、前記数字列が前記所定桁数より小さい特定の桁数である場合に前記第3キーが操作されると、前記音情報を、該音情報の中で前記特定の桁数の数字列に基づいて特定される時間が経過したところから出力することを特徴とする。
上記の携帯電話装置は、前記音情報として複数の音データを記憶する記憶部をさらに備え、前記処理部は、前記文字列と前記数字列とが共に表示される状態において第2キーが操作された場合には、前記複数の音データのうちのいずれか一つの音データを、前記文字列に基づいて検索し、当該検索された音データを選択して音出力させることが好ましい。
また、前記処理部は、前記数字列が所定桁数以上ではない場合において、前記数字列が特定の数字列の場合には、前記数字列を緊急発信番号をとして発信処理を行うことが好ましい。
また、前記第2キーは、ソフトキーであることが好ましい。
また、本発明の携帯電話装置は、表示部と、文字及び数字が割り当てられる第1キーと、文字及び数字が割り当てられない第2キーと、文字及び数字が割り当てられておらず、前記第2キーとは異なる機能が割り当てられる第3キーとを含むキー操作部と、音情報の出力に係る所定のアプリケーションを、当該アプリケーションによる音出力を維持させつつ非アクティブ状態とするバックグラウンド実行状態に移行可能なアプリケーション制御部と、前記アプリケーション制御部により前記所定のアプリケーションがバックグラウンド実行状態において前記第1キーが操作されると、当該第1キーに対応する文字を前記表示部に文字列として表示させると共に当該第1キーに対応する数字を前記表示部に数字列として表示させ、前記文字列と前記数字列とが共に表示される状態において前記第3キーが操作された場合には、前記数字列に基づいた発信処理を行い、前記文字列と前記数字列とが共に表示される状態において、イヤホンが接続されている場合には、前記第2キーの操作により前記文字列が選択されると、当該文字列に対応する前記音情報を特定する特定処理を行う処理部と、を備えることを特徴とする。
また、前記処理部は、前記文字列及び前記数字列を前記表示部に表示させ、前記イヤホンが接続されていない場合には、前記特定処理を行わず、前記文字列又は前記数字列をメールアプリケーションに入力可能とすることが好ましい。
本発明の携帯電話装置の制御方法は、音情報の出力に係る所定のアプリケーションを、当該アプリケーションによる音出力を維持させつつ非アクティブ状態とするバックグラウンド実行状態に移行させる工程と、第1の操作が行われると、前記第1の操作に基づいて文字列を表示させると共に前記第1の操作に基づいて数字列を表示させ、前記文字列と前記数字列とが共に表示される状態において第2の操作が行われる場合には、前記文字列に係る音情報を表示部に表示させ、前記文字列と前記数字列とが共に表示される状態において、前記数字列が所定桁数以上でありかつ第3の操作が行われる場合には、前記数字列に基づいた発信処理を行い、前記数字列が前記所定桁数より小さい特定の桁数でありかつ前記第3の操作が行われる場合には、前記音情報を、該音情報の中で前記特定の桁数の数字列に基づいて特定される時間が経過したところから出力する工程と、を実行することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの使用感を損ねることなく音情報を選択することができる。
本発明の携帯電話装置の一実施形態に係る携帯電話機の外観斜視図である。 携帯電話機の機能を示す機能ブロック図である。 キーアサインについての説明に供する図である。 携帯電話機が機能を発揮するための構成を示す機能ブロック図である。 携帯電話機の制御方法について説明するためのフローチャートである。 所定のアプリケーション及びエディタアプリケーションを起動する場合の携帯電話機の動作を説明するためのフローチャートである。 エディタアプリケーションに文字列及び数字列を入力する場合の画面状態の遷移について説明するための図である。 所定のアプリケーション起動モードにおける携帯電話機の動作について説明するためのフローチャートである。 エディタアプリケーションに文字列及び数字列が入力されたことに基づいて、文字列及び数字列と共に所定の文字列を表示部に表示させる場合の画面状態の遷移について説明するための図である。 エディタアプリケーションに文字列及び数字列が入力されたことに基づいて、文字列及び数字列と共に所定の文字列を表示部に表示させる場合の携帯電話機の動作を説明するためのフローチャートである。 表示部に表示されたソフトキーの操作に基づいて、所定のアプリケーションが動作する場合の画面状態の遷移について説明するための図である。 表示部に表示されたソフトキーの操作に基づいて、所定のアプリケーションが動作する場合の携帯電話機の動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の携帯電話装置の一実施形態に係る携帯電話機1の外観斜視図である。なお、図1は、いわゆる折り畳み型の携帯電話機の形態を示しているが、本発明に係る携帯電話機の形態としては特にこれに限られない。例えば、携帯電話機は、両筐体を重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式や、重ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転式(ターンタイプ)や、操作部と表示部とが1つの筐体に配置され、連結部を有さない形式(ストレートタイプ、フリップタイプ)でもよい。
携帯電話機1は、操作部側筐体部2と、表示部側筐体部3とを備える。操作部側筐体部2は、表面部10に、操作部11(キー操作部)と、携帯電話機1の使用者が通話時に発した音声を入力するマイク12とを備える。操作部11は、各種設定や電話帳機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作キー13と、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するための入力操作キー14と、各種操作における決定やスクロール等を行う決定操作キー15とから構成されている。なお、これらのキーは、表示部21と一体に形成されたタッチパネル上に配置するようにしてもよい。
また、表示部側筐体部3は、表面部20に、各種情報を表示する表示部21と、通話の相手側の音声を出力するスピーカ22とを備える。
また、操作部側筐体部2の上端部と表示部側筐体部3の下端部とは、ヒンジ機構4を介して連結されている。また、携帯電話機1は、ヒンジ機構4を介して連結された操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とを相対的に回転することにより、操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とを互いに開いた状態(開放状態)にしたり、操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とを折り畳んだ状態(折畳み状態)にしたりできる。
また、図2は、携帯電話機1の機能を示す機能ブロック図である。携帯電話機1は、図2に示すように、操作部11と、マイク12と、メインアンテナ40と、RF回路部41と、画像処理部42と、音声処理部43と、メモリ44(記憶部)と、制御部45とを操作部側筐体部2に備える。また、携帯電話機1は、図2に示すように、表示部21と、スピーカ22と、ドライバIC23とを表示部側筐体部3に備える。
メインアンテナ40は、所定の使用周波数帯(例えば、800MHz)で基地局等の外部装置と通信を行う構成である。なお、本実施形態では、所定の使用周波数帯として、800MHzとしたが、これ以外の周波数帯であってもよい。
RF回路部41は、メインアンテナ40によって受信した信号を復調処理し、処理後の信号を制御部45に供給する。そして、RF回路部41は、制御部45から供給された信号を変調処理し、メインアンテナ40を介して外部装置に送信する。また、その一方で、RF回路部41は、メインアンテナ40によって受信している信号の強度を制御部45に通知する。
画像処理部42は、制御部45の制御にしたがって、所定の画像処理を行い、処理後の画像データをドライバIC23に出力する。ドライバIC23は、画像処理部42から供給された画像データをフレームメモリに蓄え、所定のタイミングで表示部21に出力する。
音声処理部43は、制御部45の制御にしたがって、RF回路部41から供給された信号に対して所定の音声処理を行い、処理後の信号をスピーカ22に出力する。スピーカ22は、音声処理部43から供給された信号を外部に出力する。
また、音声処理部43は、制御部45の制御にしたがって、マイク12から入力された信号を処理し、処理後の信号をRF回路部41に出力する。RF回路部41は、音声処理部43から供給された信号に所定の処理を行い、処理後の信号をメインアンテナ40に出力する。
メモリ44は、例えば、ワーキングメモリを含み、制御部45による演算処理に利用される。また、メモリ44には、複数のアプリケーションや当該アプリケーションが必要とする各種のテーブル等が記憶されている。また、メモリ44は、着脱可能な外部メモリを兼ねていてもよい。
制御部45は、携帯電話機1の全体を制御しており、中央処理装置(CPU)等を用いて構成される。ここで、操作部11によるキー操作に応じた制御部45の制御動作について説明する。制御部45は、原則的に現在アクティブに起動されているアプリケーションに応じて、操作部11を構成する各キー(機能設定操作キー13、入力操作キー14及び決定操作キー15)に割り当てる文字・数字・記号や機能を変化させる。
具体的には、操作部11は、いずれかのキーが押下されたときに、当該キーの位置情報(例えば、図3(a)に示すように、入力操作キー14の第2行左列のキー(「1」と「あ」が表面に印刷されているキー)が押下された場合には、(X2、Y1)なる位置情報)を制御部45に送信する。制御部45は、メモリ44にアクセスして、現在アクティブになっているアプリケーションに対応するキーアサインテーブルを参照し、操作部11から送信されてきた位置情報から割り当てられている記号や機能の処理を実行する。例えば、メモリ44には、図3(b)〜図3(d)に示すように、複数のキーアサインテーブルが格納されている。なお、図3(b)は、電話発信を行う際に利用されるテーブルであり、図3(c)は、メモ帳アプリケーションやメールアプリケーションにおいて利用されるテーブルであり、図3(d)は、テレビアプリケーションにおいてチャンネルを変更する際に利用されるテーブルである。
なお、記号の処理の実行とは、例えば、現在アクティブになっているアプリケーションがメモ帳の場合には、「1」や「あ」を表示部21に表示することを意味している。また、機能の処理の実行とは、例えば、現在アクティブになっているアプリケーションがテレビの場合には、表示チャンネルを1chに設定することを意味している。
また、メモリ44には、複数のキーアサインテーブルが格納されており、制御部45は、アプリケーションに応じて、参照するキーアサインテーブルを切り替え、操作部11から送信されてくるキーの位置情報に基づいて所定のキーアサインテーブルを参照して、所定の処理を実行する。
このように構成される携帯電話機1は、ユーザの使用感を損ねることなく音情報を選択する機能を有する。
以下に、携帯電話機1に係る上記機能を発揮するための構成と動作について詳述する。まず、本実施形態に係る携帯電話機1の上記機能を発揮するための構成について、図4を参照しながら説明する。図4は、携帯電話機1が上記機能を発揮するための構成を示す機能ブロック図である。
携帯電話機1は、表示部21(図2参照)と、操作部11と、アプリケーション制御部451と、処理部452とを備える。
操作部11は、第1キーと、第2キーと、第3キーとを含む。第1キーには、文字及び数字が割り当てられる。第2キーには、文字及び数字が割り当てられない。第3キーには、文字及び数字が割り当てられておらず、第2キーとは異なる機能が割り当てられる。本実施形態の場合、第1キーは、入力操作キー14に対応する。第2キーは、決定操作キー15に対応する。第3キーは、発信キー16に対応する。
アプリケーション制御部451は、音情報の出力に係る所定のアプリケーションを、当該アプリケーションによる音出力を維持させつつ非アクティブ状態とするバックグラウンド実行状態に移行可能である。このバックグラウンド実行状態においては、待受画面を表示するための待ち受けアプリケーションなどの他のアプリケーションを実行、アクティブ化することができる。
所定のアプリケーションは、音情報(音声データや音楽データ等)を後述するイヤホン47(又はスピーカ22)から出力することができるアプリケーションである。具体的な一例としては、所定のアプリケーションは、メモリ44に記憶された音楽データ、又はメインアンテナ40とRF回路部41とを用いて受信する音楽データ等を再生(音出力)することができる音楽アプリケーションである。また、所定のアプリケーションは、テレビやラジオ等の放送波を受信するための放送波受信用アンテナ(不図示)と放送波受信回路(不図示)とを用いて受信する放送番組(音情報)を出力(音出力)する放送アプリケーションであってもよい。
アプリケーション制御部451は、待受画面(通信を待ち受けているとき又はアプリケーションの起動を待ち受けているときに表示される画面)を表示部21に表示させている、すなわち待ち受けアプリケーションをアクティブにしている場合にも、非アクティブ状態となっている所定のアプリケーションがあれば、例えば、音楽アプリケーションが非アクティブ状態での実行状態にあれば、音楽データに基づく音楽を後述するイヤホン47(又はスピーカ22)から出力(バックグラウンド実行)させるよう制御する。
なお、所定のアプリケーションは、メモリ44のアプリケーション格納部441に格納される。アプリケーション格納部441に格納された所定のアプリケーションは、アプリケーション起動部453によって起動される。アプリケーション起動部453により起動された所定のアプリケーションは、アプリケーション制御部451によってバックグラウンド実行状態に移行される。
処理部452は、アプリケーション制御部451により所定のアプリケーションがバックグラウンド実行された状態において入力操作キー14が操作されると、当該入力操作キー14に対応する文字を表示部21に文字列として表示させると共に当該入力操作キー14に対応する数字を表示部21に数字列として表示させる。また、制御部452は、文字列と数字列とが共に表示される状態において決定操作キー15が操作された場合には、入力された文字列に基づいて所定のアプリケーションに、音出力の対象となる音情報について選択指示する選択処理を行い、文字列と数字列とが共に表示される状態において発信キー16が操作された場合には、入力された数字列に基づいた発信処理を行う。すなわち、処理部452は、発信キー16が操作された場合、表示部21に表示される数字列を電話番号として発信処理を行う。
したがって、携帯電話機1は、容易に発信することを可能としつつも、所望の音情報に関連する文字列を入力操作キー14により入力させ、決定操作キー15を操作すれば所望の音情報を選択するので、ユーザの使用感を損ねることなく音情報を選択することができる。
また、携帯電話機1は、音情報として複数の音データを記憶するメモリ44をさらに備える。この場合、処理部452は、選択処理を行う際、複数の音データのうちのいずれかを、文字列に基づいて検索し、当該検索された音データを選択して音出力させる。
したがって、携帯電話機1は、所望の音データに関連する文字列を入力操作キー14により入力させ、決定操作キー15を操作すれば、複数の音データの中から所望の音データを選択するので、ユーザの使用感を損ねることなく音情報を選択することができる。
また、処理部452は、発信キー16が操作された場合において、数字列が所定桁数以上である場合には、数字列に基づいた発信処理を行い、数字列が所定桁数以上ではない場合には、数字列に基づいて音情報を選択指示する選択処理を行う。
すなわち、処理部452は、数字列が電話番号を構成する数字の桁数(例えば、7桁)以上である場合には、数字列を電話番号として発信処理を行う。
また、処理部452は、数字列が電話番号を構成する数字の桁数未満である場合には、数字列が電話番号ではないと判断して、音情報の選択指示を行う。例えば、メモリ44において、所定番号毎に1つの音楽データが記憶される場合に、処理部452は、数字列に一致する所定番号に記憶された音楽データを検索し、選択するよう指示する。
したがって、携帯電話機1は、所望の音情報に関連する数字列を入力操作キー14により入力させ、決定操作キー15を操作すれば所望の音情報を選択するので、さらにユーザの使用感を損ねることなく音情報を選択することができる。
また、処理部452は、数字列が所定桁数以上ではない場合において、数字列が特定の数字列の場合には、数字列を緊急発信番号をとして発信処理を行う。
すなわち、処理部452は、数字列が所定桁数(例えば、7桁)未満の場合でも、数字列が緊急発信番号(特定の数字列)に一致する場合には、数字列を緊急発信番号として発信処理を行う。ここで、緊急発信番号とは、警察(110番)、海上保安本部(118番)又は消防・救急(119番)へ緊急電話を発信する場合の電話番号のことである。
したがって、携帯電話機1は、入力操作キー14により数字を入力させた場合でも、入力された数字列が特定の数字列の場合には数字列が緊急発信番号であると判断するので、音情報を選択することなく、緊急電話を発信することができる。
また、第2キーは、ソフトキーであってもよい。
ソフトキーとは、キーに対応する機能を示すシンボルを表示部21における対応キーの極力近傍に表示させるものである。さらに操作部11を構成するいずれか1つのキー、例えば、決定操作キー15と対応する機能名(処理内容)を表示するシンボルとを対応させたソフトキーとしておけば、当該キーが操作された場合に実行されることになる処理を可視表示させておくことができる。
したがって、携帯電話機1は、第2キーがソフトキーとなっている場合、ソフトキー操作時の処理、例えば、所望の音情報を選択する処理など、ユーザが容易に理解することができ、使用感を損ねることなく音情報を選択することができる。
また、携帯電話機1は、表示部21(図2参照)と、操作部11と、アプリケーション制御部451と、処理部452とを備える。
操作部11は、文字及び数字が割り当てられる入力操作キー14と、文字及び数字が割り当てられない決定操作キー15とを含む。
アプリケーション制御部451は、音情報の出力に係り、音情報と所定の文字列とを対応づけた情報を有する所定のアプリケーションを、当該アプリケーションによる音出力を維持させつつ非アクティブ状態とするバックグラウンド実行状態に移行可能である。所定の文字列は、音情報を特定する文字列である。例えば、所定の文字列は、音情報のファイル名である。なお、音情報が音楽データの場合には、ファイル名は曲名となる。
処理部452は、アプリケーション制御部451により所定のアプリケーションがバックグラウンド実行状態において入力操作キー14が操作されると、所定の文字列を表示部21に表示させ、決定操作キー15の操作により所定の文字列が選択されると、情報に基づいて当該所定の文字列に対応する音情報を特定する特定処理を行う。
すなわち、処理部452は、入力操作キー14が操作された場合、操作された入力操作キー14に割り当てられる文字に対応する所定の文字列を表示部21に表示させるよう制御処理を行う。より具体的には、処理部452は、入力操作キー14の操作に基づいて文字列が表示部21に表示された場合、当該文字列を含む又は当該文字列から始まる所定の文字列を表示部21に表示させるよう制御処理を行う。なお、処理部452は、複数の所定の文字列を表示部21に表示させるよう制御処理を行ってもよい。また、処理部452は、表示部21に表示された所定の文字列が選択された場合、所定のアプリケーションが保有する情報を参照して、選択された所定の文字列に対応する音情報を特定する特定処理を行う。
したがって、携帯電話機1は、入力操作キー14により文字列が入力されると、文字列に関連する所定の文字列を表示部21に表示させ、決定操作キー15の操作により所定の文字列が選択されると、当該所定の文字列に対応する音情報を特定するので、ユーザの使用感を損ねることなく音情報を選択することができる。
また、携帯電話機1は、表示部21(図2参照)と、操作部11と、アプリケーション制御部451と、処理部452とを備える。
操作部11は、文字及び数字が割り当てられる入力操作キー14を含む。
アプリケーション制御部451は、音情報の出力に係る所定のアプリケーションを、当該アプリケーションによる音出力を維持させつつ非アクティブ状態とするバックグラウンド実行状態に移行可能である。
処理部452は、アプリケーション制御部451により所定のアプリケーションがバックグラウンド実行された状態において入力操作キー14が操作されると、当該入力操作キー14に対応する数字を表示部21に数字列として表示させ、数字列が所定桁数以上の場合には、数字列に基づいて発信関係の処理を行い、数字列が所定桁数以上ではない場合には、当該数字列に基づいて音情報を選択する関係の処理を行う。
すなわち、処理部452は、表示部21に表示された数字列が所定桁数(例えば、7桁)以上であるか否かの判断を行う。処理部452は、数字列が所定桁数以上であると判断した場合には、数字列が電話番号であると判断し、発信キー16の操作が行われると発信処理を行う。また、処理部452は、数字列が所定桁数以上ではないと判断した場合には、音情報の選択指示を行う。例えば、メモリ44において、所定番号毎に1つの音情報が記憶されている場合に、処理部452は、数字列に対応する所定番号に記憶された音情報を選択するよう指示する。
したがって、携帯電話機1は、所望の音情報に関連する数字列を入力操作キー14により入力させ、決定操作キー15を操作すれば所望の音情報を選択するので、ユーザの使用感を損ねることなく音情報を選択することができる。
また、携帯電話機1は、無線通信部46(図2参照)をさらに備える。無線通信部46は、メインアンテナ40及びRF回路部41から構成される。この場合、第1キーは、無線通信部46により発呼を行うための電話番号を入力可能なテンキーである。
したがって、第1キーを操作することにより、電話番号を入力することができる。
次に、携帯電話機1の制御方法について説明する。図5は、携帯電話機の制御方法について説明するためのフローチャートである。
携帯電話機1の制御方法は、アプリケーション制御工程と、処理工程とを実行する。
アプリケーション制御工程S1は、音情報の出力に係る所定のアプリケーションを、当該アプリケーションによる音出力を維持させつつ非アクティブ状態とするバックグラウンド実行状態に移行させる工程である。
処理工程S2は、第1の操作が行われると、第1の操作に基づいて文字列を表示させると共に第1の操作に基づいて数字列を表示させ、文字列と数字列とが共に表示される状態において第2の操作が行われる場合には、所定のアプリケーションに、音出力の対象となる音情報について文字列に基づいて選択指示する選択処理を行い、文字列と数字列とが共に表示される状態において第3の操作が行われる場合には、数字列に基づいた発信処理を行う工程である。
したがって、携帯電話機1は、第1の操作に基づいて文字列と数字列とを共に表示させ、その後に第2の操作が行われる場合には所望の音情報を選択するので、ユーザの使用感を損ねることなく音情報を選択することができる。
次に、本実施形態の携帯電話機1の動作について説明する。
[エディタアプリケーションの起動]
まず、エディタアプリケーションを起動する場合の携帯電話機1の動作について説明する。図6は、所定のアプリケーション及びエディタアプリケーションを起動する場合の携帯電話機1の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS100において、アプリケーション起動部453は、ユーザによる操作部11の操作に基づいて所定のアプリケーションを起動する。
ステップS101において、処理部452は、所定のアプリケーションが起動された後に操作部11が操作された場合に、操作部11が操作されたことを検知する。すなわち、処理部452は、操作部11を構成するいずれかのキーが操作されたことを検知する。
ステップS102において、処理部452は、ステップS101の処理により検知された操作キーに、機能が割り当てられているか否かを判断する。操作キーに機能が割り当てられている場合(Yes)には、ステップS103に進む。操作キーに機能が割り当てられていない場合(No)には、ステップS104に進む。
ステップS103において、処理部452は、ステップS101の処理により検知されたキーの操作時間が所定時間以上であるか否かを判断する。例えば、処理部452は、キーがハードキーにより構成される場合に、ハードキーの押下が所定時間以上続いたか否かを判断する。キーの操作時間が所定時間以上であった場合(Yes)には、ステップS101の処理により検知されたキーに割り当てられる機能を実行するための処理に進む。キーの操作時間が所定時間以上ではなかった場合(No)には、ステップS104に進む。
ステップS104において、処理部452は、携帯電話機1にイヤホン47(後述する図7(A)参照)が接続されているか否かを判断する。イヤホン47が接続されている場合(Yes)には、ステップS105に進む。イヤホン47が接続されていない場合(No)には、ステップS106に進む。
ステップS105において、処理部452は、所定のアプリケーション起動モードで、文字列及び数字列を共に表示部21に表示させるエディタアプリケーションを起動する。所定のアプリケーション起動モードとは、例えば、所定のアプリケーションが音楽をイヤホン47(又はスピーカ22)から出力する音楽再生アプリケーションである場合、エディタアプリケーションに入力された文字列及び数字列に基づいて音楽を検索(特定)することができるモードのことである。
ステップS106において、処理部452は、通常モードで、文字列及び数字列を共に表示部21に表示させるエディタアプリケーションを起動する。通常モードとは、所定のアプリケーション起動モードではないモードのことである。具体的には、通常モードとは、エディタアプリケーションに入力された文字列及び数字列を所定のアプリケーション及びエディタアプリケーション以外の他のアプリケーション(一例として、メールアプリケーション)に入力させることができるモードである。
[エディタアプリケーションに文字及び数字を入力する場合の動作]
次に、エディタアプリケーションに文字列及び数字列を入力する場合の携帯電話機1の動作について説明する。図7は、エディタアプリケーションに文字列及び数字列を入力する場合の画面状態の遷移について説明するための図である。ここで、図7(A)ないし図7(D)は、所定のアプリケーション起動モードにおける画面状態を示す図である。図7(E)及び図7(F)は、通常モードにおける画面状態を示す図である。
まず、アプリケーション起動モードにおける画面状態の遷移について説明する。
携帯電話機1は、待受画面(通信を待ち受けているとき又はアプリケーションの起動を待ち受けているときに表示される画面)を表示部21に表示すると共に、所定のアプリケーション(例えば、音楽再生アプリケーション)によってイヤホン47から音を出力する(図7(A)参照)。
続いて、「1」及び「あ」が割り当てられるキーと、「2」及び「か」が割り当てられるキーとが操作された場合、表示部21には、文字列「あか」と数字列「12」とが共に表示させる(図7(B)参照)。なお、文字列「あか」は、表示部21における文字列表示領域に表示される。また、数字列「12」は、表示部21における数字列表示領域に表示される。
続いて、センターキー(第2キー)が操作された場合、表示部21には、文字列「あか」に対応する所定の文字列「赤いスイー...」、「赤い涙」及び「赤い星のブ...」が表示される(図7(C)参照)。なお、所定の文字列は、文字列「あか」から始まる又は文字列「あか」を含む音情報のファイル名(例えば、音楽データの曲名)である。
一方、文字列「あか」と数字列「12」とが共に表示部21に表示された状態(図7(B)参照)において発信キー16(第3キー)が操作された場合、表示部21には、数字列「12」に対応する音情報が指定された状態で表示される(図7(D)参照)。すなわち、メモリ44における所定番号「12」に対応して音情報「風の町」が記憶されている場合、処理部452は、メモリ44を参照して数字列「12」に一致する所定番号「12」を特定し、さらに、特定された所定番号「12」に対応する音情報「風の町」を選択する。
次に、通常モードにおける画面状態の遷移について説明する。
携帯電話機1は、待受画面を表示部21に表示する(図7(E)参照)。
続いて、「0」及び「わ」が割り当てられるキーが操作された場合、表示部21には、文字列「わ」と数字列「を」とが共に表示される(図7(F)参照)。
次に、所定のアプリケーション起動モードにおける携帯電話機1の動作について説明する。図8は、所定のアプリケーション起動モードにおける携帯電話機1の動作について説明するためのフローチャートである。なお、所定のアプリケーション起動モードでは、所定のアプリケーションがバックグラウンド実行された状態になっている。すなわち、所定のアプリケーション起動モードに移行した携帯電話機1は、待受画面を表示部21に表示した状態で、イヤホン47から音を出力する状態となっている。
まず、ステップS200において、処理部452は、入力操作キー14(第1キー)が操作されたことを検知する。すなわち、処理部452は、第1の処理が行われたことを検知する。
ステップS201において、処理部452は、入力操作キー14の操作に続いて、発信キー16(第3キー)が操作されたか否かを判断する。すなわち、処理部452は、第3の処理が行われたか否かを判断する。発信キー16が操作された場合(Yes)には、ステップS202に進む。発信キー16が操作されていない場合(No)には、ステップS212に進む。
ステップS202において、処理部452は、ステップS200の処理において検知した入力操作キー14によりエディタアプリケーションに入力された数字列の桁数を検出する。
ステップS203において、処理部452は、ステップS202の処理により検出された数字列の桁数が5桁以下であるか否かを判断する。検出された桁数が5桁以下ではない場合(No)には、ステップS204に進む。検出された桁数が5桁以下の場合(Yes)には、ステップS206に進む。
なお、ステップS203において判断する数字列の桁数は、5桁に限定されることはない。すなわち、判断対象となる桁数は、音情報をメモリに保存することができる個数に応じて設定されればよい。例えば、音情報をメモリに99999個保存することができる場合には、ステップS203において判断される桁数は、5桁となる。
ステップS204において、処理部452は、ステップS202の処理により検出された数字列の桁数が6桁であるか否かを判断する。桁数が6桁ではない場合(No)には、エディタアプリケーションに入力された数字列を電話番号として発信させるための処理に進む。桁数が6桁の場合(Yes)には、ステップS205に進む。
ステップS205において、処理部452は、エディタアプリケーションに入力された数字列を時間として扱い、再生中の音情報の再生時間を数字列(時間)までジャンプさせる。例えば、処理部452は、エディタアプリケーションに数字列「000515」が入力されている場合、当該数字列を時間「00時間05分15秒」として扱い、再生中の音楽を「5分15秒」まで進める(戻す)。
ステップS206において、処理部452は、エディタアプリケーションに入力された数字列が緊急発信番号(110番、118番及び119番)に一致するか否かを判断する。数字列が緊急発信番号に一致する場合(Yes)には、ステップS207に進む。数字列が緊急発信番号に一致しない場合(No)には、ステップS211に進む。
ステップS207において、処理部452は、数字列を緊急発信番号として発信するか確認するためのメッセージを表示部21に表示させるよう制御処理を行う。
ステップS208において、処理部452は、数字列を緊急発信番号として発信させるための特定キー(例えば、発信キー16)が操作されたか否かを判断する。特定キーが操作された場合(Yes)には、ステップS209に進む。特定キーが操作されない場合(No)には、ステップS211に進む。
ステップS209において、処理部452は、所定のアプリケーションを終了させるよう制御処理を行う。
ステップS210において、処理部452は、数字列を緊急発信番号として発信処理を行う。
ステップS211において、処理部452は、指定番号に対応する音情報へジャンプして再生処理を行う。すなわち、メモリ44には、所定番号に対応させて音情報がメモリ44に記憶される。処理部452は、メモリ44を参照することにより数字列に一致する所定番号を特定し、さらに、特定された所定番号に対応する音楽情報を選択し、選択された音情報を再生するよう制御処理を行う。
ステップS212において、処理部452は、入力された文字列を確定させるためにセンターキー(第2キー)が操作されたことを検知する。すなわち、処理部452は、第2の処理が行われたことを検知する。
ステップS213において、処理部452は、センターキーの操作に基づいて、入力された文字列の確定処理を行う。
ステップS214において、処理部452は、確定処理が行われた文字列を表示部21に表示させるために表示部21の表示更新を実行させる。
ステップS215において、処理部452は、確定処理が行われた文字列で始まる又は当該文字列を含む音情報のファイル名を検索する。
ステップS216において、処理部452は、ステップS215の処理による検索の結果を表示部21に表示させるよう制御処理を行う。
ステップS217において、処理部452は、ステップS216の処理によって表示部21に表示された検索結果(音情報のファイル名)の中から所望の音情報が選択されたことを検知する。
ステップS218において、処理部452は、ステップS217の処理により選択された音情報を再生するよう制御処理を行う。
[所定の文字列の表示]
次に、エディタアプリケーションに文字列及び数字列が入力されたことに基づいて、文字列及び数字列と共に所定の文字列を表示部21に表示させる場合について説明する。図9は、エディタアプリケーションに文字列及び数字列が入力されたことに基づいて、文字列及び数字列と共に所定の文字列を表示部21に表示させる場合の画面状態の遷移について説明するための図である。
まず、携帯電話機1は、待受画面が表示部21に表示されると共に、所定のアプリケーション(例えば、音楽再生アプリケーション)によってイヤホン47から音楽が出力されている(図9(A)参照)。
続いて、「1」及び「あ」が割り当てられるキーと、「2」及び「か」が割り当てられるキーとが操作されると、文字列「あか」及び数字列「12」は、エディタアプリケーションに入力される。この場合、表示部21には、文字列表示領域と数字列表示領域とが共に表示される(図9(C)参照)。文字列表示領域には、文字列「あか」と共に、候補文字表示領域が表示される。数字列表示領域には、数字列「12」が表示される。
候補文字表示領域には、文字列「あか」が含まれる又は文字列「あか」から始まる音情報のファイル名(所定の文字列)が表示されると共に、平仮名から構成される文字列「あか」を他の仮名又は漢字に変換等するための候補文字が表示される。なお、音情報のファイル名には、候補文字と区別するために、記号を付してもよい。例えば、図9(B)に示すように、音情報のファイル名には、音符(記号)を付してもよい。
続いて、決定操作キー15等の操作に基づいて所望の音情報「赤いスイープ」が選択された場合、表示部21には、所望の音情報「赤いスイープ」が選択されたことを示す旨が表示される(図9(C)参照)。すなわち、図9(C)に示す場合では、候補文字表示領域に表示される音情報のファイル名「赤いスイープ」は、反転表示される。
続いて、選択された所望の音情報「赤いスイープ」は、再生される。この場合、表示部21には、音情報「赤いスイープ」が再生されている旨が表示される(図9(D)参照)。
次に、エディタアプリケーションに文字列及び数字列が入力されたことに基づいて、文字列及び数字列と共に所定の文字列を表示部21に表示させる場合の携帯電話機1の動作について説明する。図10は、エディタアプリケーションに文字列及び数字列が入力されたことに基づいて、文字列及び数字列と共に所定の文字列を表示部21に表示させる場合の携帯電話機1の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS300において、処理部452は、入力操作キー14が操作されたことを検知する。なお、入力操作キー14が操作されることにより、携帯電話機1は、所定のアプリケーション起動モードに移行する。
ステップS301において、処理部452は、発信キー16が操作されたか否かを判断する。発信キー16が操作された場合(Yes)には、入力操作キー14の操作に基づいて入力された数字列に関連する処理へ進む。なお、数字列に関連する処理とは、例えば、発信処理や音情報の検索処理等のことである。発信キー16が操作されていない場合(No)には、ステップS302に進む。
ステップS302において、処理部452は、入力操作キー14の操作に基づいて入力された文字列を含む又は文字列から始まる音情報のファイル名(所定の文字列)を検索する。
ステップS303において、処理部452は、表示部21に候補文字表示領域を表示するよう制御処理を行う。さらに、処理部452は、ステップS302の処理により検索された音情報のファイル名と、候補文字とを候補文字表示領域に表示させるよう制御処理を行う。
ステップS304おいて、処理部452は、候補文字表示領域に表示された音情報のファイル名が選択されたか否かを判断する。ファイル名が選択された場合(Yes)には、ステップS305に進む。ファイル名が選択されていない場合(No)には、ステップS306に進む。
ステップS305において、処理部452は、選択された音情報の再生処理を行う。
ステップS306において、処理部452は、候補文字表示領域に表示される候補文字が選択されたと判断して、表示部21に表示される文字列を候補文字に置換する表示更新処理を行う。
[ソフトキーが操作される場合の所定のアプリケーションの動作]
次に、表示部21に表示されたソフトキーの操作に基づいて、所定のアプリケーションが動作する場合について説明する。図11は、表示部21に表示されたソフトキーの操作に基づいて、所定のアプリケーションが動作する場合の画面状態の遷移について説明するための図である。
まず、携帯電話機1は、待受画面を表示部21に表示させると共に、所定のアプリケーション(例えば、音楽再生アプリケーション)によってイヤホン47から音情報を出力させる(図11(A)参照)。
続いて、「1」及び「あ」が割り当てられるキーが2回と、「0」及び「わ」が割り当てられるキーとが操作された場合、表示部21には、文字列「ああわ」と数字列「110」とが共に表示されると共に、ソフトキーとしての発呼キーが表示される(図11(B)参照)。なお、数字列が緊急発信番号に一致する場合に、表示部21には、発呼キーが表示される。
続いて、発信キー16が操作された場合、表示部21には、数字列に一致する所定番号の音情報のファイル名を表示させる(図11(C)参照)。すなわち、メモリ44における所定番号「110」に対応して音情報「今はもう秋」が記憶されている場合、処理部452は、数字列「110」に一致する所定番号「110」を特定し、特定された所定番号「110」に対応する音情報「今はもう秋」を選択する。
また、文字列「ああわ」と数字列「110」とが共に表示部21に表示された状態(図11(B)参照)において発呼キーが操作された場合、処理部452は、数字列「110」を電話番号として発信処理を行う。この場合、表示部21には、発信処理を実行している旨が表示される(図11(D)参照)。
また、文字列「ああわ」と数字列「110」とが共に表示部21に表示された状態(図11(B)参照)において、さらに 「4」及び「た」が割り当てられるキーが操作された場合、表示部21には、文字列「ああわた」と数字列「1104」との両方が表示される(図11(E)参照)。さらに、表示部21には、文字列「ああわた」から始まる又は文字列「ああわた」を含む音データのファイル名「ああ私の涙…」(所定の文字列)が候補文字表示領域に挿入されて表示される(図11(E)参照)。なお、処理部452は、数字列「1104」が緊急発信番号(110番、118番、119番)に一致しないので、ソフトキーとしての発呼キーを選曲キーに変更する(図11(E)参照)。
次に、表示部21に表示されたソフトキーの操作に基づいて、所定のアプリケーションが動作する場合の携帯電話機1の動作について説明する。図12は、表示部21に表示されたソフトキーの操作に基づいて、所定のアプリケーションが動作する場合の携帯電話機1の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS400において、処理部452は、入力操作キー14が操作されたことを検知する。
ステップS401において、処理部452は、所定のアプリケーション起動モードで、文字列及び数字列を共に表示部21に表示させるエディタアプリケーションを起動する。
ステップS402において、処理部452は、入力操作キー14の操作に基づいてエディタアプリケーションに入力された数字列が緊急発信番号に一致するか否かを判断する。数字列が緊急発信番号に一致する場合(Yes)には、ステップS403に進む。数字列が緊急発信番号に一致しない場合(No)には、ステップS404に進む。
ステップS403において、処理部452は、ソフトキーとしての発呼キーを表示部21に表示させるよう制御処理を行う。
ステップS404において、処理部452は、ソフトキーとしての選曲キーを表示部21に表示させるよう制御処理を行う。
ステップS405において、処理部452は、さらに入力操作キー14が操作されたか否かを判断する。入力操作キー14が操作された場合(Yes)には、ステップS402に戻る。入力操作キー14が操作されていない場合(No)には、ステップS406に進む。
ステップS406において、処理部452は、ソフトキーが操作されたか否かを判断する。ソフトキーが操作されていない場合(No)には、音情報のファイル名の検索処理へ進む。ソフトキーが操作された場合(Yes)には、ステップS407に進む。
ステップS407において、処理部452は、操作されたソフトキーが発呼キーであるか否かを判断する。発呼キーが操作された場合(Yes)には、ステップS408に進む。発呼キーが操作されていない場合(No)には、ステップS409に進む。
ステップS408において、処理部452は、入力操作キー14の操作に基づいて入力された数字列を緊急発信番号として発信処理を行う。
ステップS409において、処理部452は、入力操作キー14の操作に基づいて入力された数字列に一致する音情報の検索処理を行う。
以上説明したように、本実施形態では、操作部がハードキーから構成される場合について説明した。しかしながら、操作部は、タッチパネル(表示部)に表示されるソフトキーから構成されていてもよい。
また、上述した実施形態では、本発明の携帯電話装置が携帯電話機1に適用される場合を例示して説明した。しかしながら、本発明の携帯電話装置は、この実施形態に限定されることはなく、PHS(Personal Handyphone System)にも適用されることができる。
また、上述した実施形態では、所定のアプリケーションとして音楽再生アプリケーションを例に説明を行ったが、テレビやラジオなどの放送アプリケーションでも良い。この場合、メモリに格納したEPG(電子番組表)や予め記憶した放送局名を実施例における曲名と同様に検索し、検索結果を表示し、選択させてもよい。
1 携帯電話機(携帯電話装置)
11操作部(キー操作部)
14 入力操作キー
15 決定操作キー
16 発信キー
21表示部
44 メモリ(記憶部)
451 アプリケーション起動部
452 処理部
46 無線通信部

Claims (7)

  1. 表示部と、
    文字及び数字が割り当てられる第1キーと、文字及び数字が割り当てられない第2キーと、文字及び数字が割り当てられておらず、前記第2キーとは異なる機能が割り当てられる第3キーとを含むキー操作部と、
    音情報の出力に係る所定のアプリケーションを、当該アプリケーションによる音出力を維持させつつ非アクティブ状態とするバックグラウンド実行状態に移行可能なアプリケーション制御部と、
    前記アプリケーション制御部により前記所定のアプリケーションがバックグラウンド実行された状態において前記第1キーが操作されると、当該第1キーに対応する文字を前記表示部に文字列として表示させると共に当該第1キーに対応する数字を前記表示部に数字列として表示させ、前記文字列と前記数字列とが共に表示される状態において前記第2キーが操作された場合には、前記文字列に係る音情報を前記表示部に表示させ、前記文字列と前記数字列とが共に表示される状態において前記第3キーが操作された場合には、前記数字列に基づいた発信処理を行う処理部と、を備え
    前記処理部は、前記数字列が所定桁数以上である場合に前記第3キーが操作されると、前記数字列に基づいた発信処理を行い、前記数字列が前記所定桁数より小さい特定の桁数である場合に前記第3キーが操作されると、前記音情報を、該音情報の中で前記特定の桁数の数字列に基づいて特定される時間が経過したところから出力することを特徴とする携帯電話装置。
  2. 前記音情報として複数の音データを記憶する記憶部をさらに備え、
    前記処理部は、前記文字列と前記数字列とが共に表示される状態において第2キーが操作された場合には、前記複数の音データのうちのいずれか一つの音データを、前記文字列に基づいて検索し、当該検索された音データを選択して音出力させることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話装置。
  3. 前記処理部は、前記数字列が所定桁数以上ではない場合において、前記数字列が特定の数字列の場合には、前記数字列を緊急発信番号をとして発信処理を行うことを特徴とする請求項に記載の携帯電話装置。
  4. 前記第2キーは、ソフトキーであることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の携帯電話装置。
  5. 表示部と、
    文字及び数字が割り当てられる第1キーと、文字及び数字が割り当てられない第2キーと、文字及び数字が割り当てられておらず、前記第2キーとは異なる機能が割り当てられる第3キーとを含むキー操作部と、
    音情報の出力に係る所定のアプリケーションを、当該アプリケーションによる音出力を維持させつつ非アクティブ状態とするバックグラウンド実行状態に移行可能なアプリケーション制御部と、
    前記アプリケーション制御部により前記所定のアプリケーションがバックグラウンド実行状態において前記第1キーが操作されると、当該第1キーに対応する文字を前記表示部に文字列として表示させると共に当該第1キーに対応する数字を前記表示部に数字列として表示させ、前記文字列と前記数字列とが共に表示される状態において前記第3キーが操作された場合には、前記数字列に基づいた発信処理を行い、前記文字列と前記数字列とが共に表示される状態において、イヤホンが接続されている場合には、前記第2キーの操作により前記文字列が選択されると、当該文字列に対応する前記音情報を特定する特定処理を行う処理部と、を備えることを特徴とする携帯電話装置。
  6. 前記処理部は、前記文字列及び前記数字列を前記表示部に表示させ、前記イヤホンが接続されていない場合には、前記特定処理を行わず、前記文字列又は前記数字列をメールアプリケーションに入力可能とすることを特徴とする請求項に記載の携帯電話装置。
  7. 音情報の出力に係る所定のアプリケーションを、当該アプリケーションによる音出力を維持させつつ非アクティブ状態とするバックグラウンド実行状態に移行させる工程と、
    第1の操作が行われると、前記第1の操作に基づいて文字列を表示させると共に前記第1の操作に基づいて数字列を表示させ、前記文字列と前記数字列とが共に表示される状態において第2の操作が行われる場合には、前記文字列に係る音情報を表示部に表示させ、前記文字列と前記数字列とが共に表示される状態において、前記数字列が所定桁数以上でありかつ第3の操作が行われる場合には、前記数字列に基づいた発信処理を行い、前記数字列が前記所定桁数より小さい特定の桁数でありかつ前記第3の操作が行われる場合には、前記音情報を、該音情報の中で前記特定の桁数の数字列に基づいて特定される時間が経過したところから出力する工程と、を実行することを特徴とする携帯電話装置の制御方法。
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