JP5385744B2 - 電子機器及びアプリケーションの起動方法 - Google Patents

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Description

本発明は、文字を入力可能なアプリケーションを備える電子機器及びアプリケーションの起動方法に関する。
携帯電話機等を始めとする電子機器には、文字や数字等の文字を入力する操作部と、操作部により入力された文字を表示する表示部と、文字を表示した状態で文字入力画面を有する複数のアプリケーションの中から所望のアプリケーションを選択すると、当該アプリケーションの文字入力画面に記号を表示させる制御部と、を備えるものがある(特許文献1を参照)。
特開2009−31971号公報
しかしながら、上記の電子機器においては、複数のアプリケーションの中からユーザが所望する1つのアプリケーションを選択する必要があった。また、上記の電子機器においては、ユーザにより選択可能なアプリケーションが限られていた。
本発明は、表示された文字列に基づいて所望のアプリケーションを起動可能な電子機器及びアプリケーションの起動方法を提供することを目的とする。
本発明に係る電子機器は、文字入力領域に文字入力が可能なアプリケーションを起動する起動部と、前記アプリケーションに対応する所定の文字列を記憶する記憶部と、単数又は複数の文字を含む第1文字列、及び単数又は複数の文字を含む第2文字列を入力する操作部と、前記操作部により入力された前記第1文字列及び前記第2文字列を表示する表示部と、前記表示部に表示された前記第2文字列が前記記憶部に記憶された前記所定の文字列と一致するか否かを判断する判断部と、前記判断部により前記第2文字列と前記所定の文字列とが一致すると判断された場合に、前記起動部により前記所定の文字列に対応するアプリケーションを起動し、前記アプリケーションの前記文字入力領域に前記第1文字列を入力させる制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、前記第1文字列と前記第2文字列との間に、前記操作部により、変換不能な変換不能記号が入力される場合に、前記制御部は、前記変換不能記号が入力されたことに基づいて、前記第2文字列が入力されることを判断することが好ましい。
また、前記操作部により入力された前記第1文字列は、第1の入力文字列及び第2の入力文字列を含むことが好ましい。
また、前記制御部は、前記判断部により前記第2文字列と前記所定の文字列とが一致すると判断された場合に、前記第1文字列を第1態様で表示させると共に、前記第2文字列を前記第1態様とは異なる第2態様で表示させることが好ましい。
また、前記制御部は、前記所定の文字列に対応するアプリケーションとして、前記文字入力領域に入力された前記第1文字列に基づいて検索を行う検索アプリケーションを前記起動部により起動させた場合に、当該検索アプリケーションに対応する画面に表示される移動可能な操作カーソルを、検索を実行させる操作位置に位置させることが好ましい。
また、前記判断部は、初期画面を前記表示部に表示させている状態において、前記操作部により前記第1文字列及び前記第2文字列が入力される場合に、前記第2文字列と前記所定の文字列とが一致するか否かを判断することが好ましい。
また、本発明に係るアプリケーションの起動方法は、アプリケーションに対応する所定の文字列を記憶する工程と、単数又は複数の文字を含む第1文字列、及び単数又は複数の文字を含む第2文字列を入力する工程と、入力された前記第1文字列及び前記第2文字列を表示する工程と、表示された前記第2文字列が、記憶された前記所定の文字列と一致するか否かを判断する工程と、前記第2文字列と前記所定の文字列とが一致すると判断された場合に、前記所定の文字列に対応する前記アプリケーションを起動し、前記アプリケーションに前記第1文字列を入力させる工程と、を行うことを特徴とする。
本発明によれば、表示された文字列に基づいて所望のアプリケーションを起動することができる。
本発明の電子機器の一実施形態に係る携帯電話機の外観斜視図を示す。 携帯電話機の機能を示す機能ブロック図である。 キーアサインについての説明に供する図である。 携帯電話機が一実施形態の機能を発揮するための構成を示す機能ブロック図である。 待受画面が表示部に表示されている場合に、第1文字列及び第2文字列が入力されて、メールアプリケーションが起動されるときの表示態様の変化の一例、及び変換データベースの一例を示す図である。 携帯電話機の一実施形態の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の電子機器の一実施形態に係る携帯電話機1の外観斜視図を示す。なお、図1は、いわゆる折り畳み型の携帯電話機の形態を示しているが、本発明に係る携帯電話機の形態としては特にこれに限られない。例えば、両筐体を重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式や、重ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転式(ターンタイプ)や、操作部と表示部とが1つの筐体に配置され、連結部を有さない形式(ストレートタイプ、フリップタイプ)でもよい。
携帯電話機1は、操作部側筐体部2と、表示部側筐体部3とを備える。操作部側筐体部2は、表面部10に、操作部11と、携帯電話機1の使用者が通話時に発した音声を入力するマイク12とを備える。操作部11は、各種設定や電話帳機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作キー13と、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するための入力操作キー14と、各種操作における決定やスクロール等を行う決定操作キー15とから構成されている。
また、表示部側筐体部3は、表面部20に、各種情報を表示する表示部21と、通話の相手側の音声を出力するスピーカ22とを備える。
また、操作部側筐体部2の上端部と表示部側筐体部3の下端部とは、ヒンジ機構4を介して連結されている。また、携帯電話機1は、ヒンジ機構4を介して連結された操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とを相対的に回転することにより、操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とを互いに開いた状態(開放状態)にしたり、操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とを折り畳んだ状態(折畳み状態)にしたりできる。
また、図2は、携帯電話機1の機能を示す機能ブロック図である。携帯電話機1は、図2に示すように、操作部11と、マイク12と、メインアンテナ40と、RF回路部41と、画像処理部42と、音声処理部43と、メモリ44(記憶部)と、制御部45と、表示部21と、スピーカ22と、ドライバIC23とを備える。
メインアンテナ40は、所定の使用周波数帯(例えば、800MHz)で基地局等の外部装置と通信を行う構成である。なお、本実施形態では、所定の使用周波数帯として、800MHzとしたが、これ以外の周波数帯であってもよい。
RF回路部41は、メインアンテナ40によって受信した信号を復調処理し、処理後の信号を制御部45に供給する。そして、制御部45から供給された信号を変調処理し、メインアンテナ40を介して外部装置に送信する。また、その一方で、メインアンテナ40によって受信している信号の強度を制御部45に通知する。
画像処理部42は、制御部45の制御にしたがって、所定の画像処理を行い、処理後の画像データをドライバIC23に出力する。ドライバIC23は、画像処理部42から供給された画像データをフレームメモリに蓄え、所定のタイミングで表示部21に出力する。
音声処理部43は、制御部45の制御にしたがって、RF回路部41から供給された信号に対して所定の音声処理を行い、処理後の信号をスピーカ22に出力する。スピーカ22は、音声処理部43から供給された信号を外部に出力する。
また、音声処理部43は、制御部45の制御にしたがって、マイク12から入力された信号を処理し、処理後の信号をRF回路部41に出力する。RF回路部41は、音声処理部43から供給された信号に所定の処理を行い、処理後の信号をメインアンテナ40に出力する。
メモリ44は、例えば、ワーキングメモリを含み、制御部45による演算処理に利用される。また、メモリ44には、複数のアプリケーションや当該アプリケーションが必要とする各種のテーブル等が記憶されている。また、メモリ44は、着脱可能な外部メモリを兼ねていてもよい。
制御部45は、携帯電話機1の全体を制御しており、中央処理装置(CPU)等を用いて構成される。ここで、操作部11によるキー操作に応じた制御部45の制御動作について説明する。制御部45は、原則的に現在アクティブに起動されているアプリケーションに応じて、操作部11を構成する各キー(機能設定操作キー13、入力操作キー14及び決定操作キー15)に割り当てる記号や機能を変化させる。
具体的には、操作部11は、いずれかのキーが押下されたときに、当該キーの位置情報(例えば、図3(a)に示すように、入力操作キー14の第2行左列のキー(「1」と「あ」が表面に印刷されているキー)が押下された場合には、(X2、Y1)なる位置情報)を制御部45に送信する。制御部45は、メモリ44にアクセスして、現在アクティブになっているアプリケーションに対応するキーアサインテーブルを参照し、操作部11から送信されてきた位置情報から割り当てられている記号や機能の処理を実行する。例えば、メモリ44には、図3(b)〜図3(d)に示すように、複数のキーアサインテーブルが格納されている。なお、図3(b)は、電話発信を行う際に利用されるテーブルであり、図3(c)は、メモ帳アプリケーションやメールアプリケーションにおいて利用されるテーブルであり、図3(d)は、テレビアプリケーションにおいてチャンネルを変更する際に利用されるテーブルである。
なお、記号の処理の実行とは、例えば、現在アクティブになっているアプリケーションがメモ帳アプリケーションの場合には、「1」や「あ」を表示部21に表示することを意味している。また、機能の処理の実行とは、例えば、現在アクティブになっているアプリケーションがテレビの場合には、表示チャンネルを1chに設定することを意味している。
また、メモリ44には、複数のキーアサインテーブルが格納されており、制御部45は、アプリケーションに応じて、参照するキーアサインテーブルを切り替え、操作部11から送信されてくるキーの位置情報に基づいて所定のキーアサインテーブルを参照して、所定の処理を実行する。
このように構成される携帯電話機1は、表示された文字列に基づいて所望のアプリケーションを起動可能な機能を有する。
以下に、携帯電話機1に係る上記機能を発揮するための構成と動作について詳述する。先ず、本実施形態に係る携帯電話機1の上記機能を発揮するための構成について、図4を参照しながら説明する。図4は、携帯電話機1が上記機能を発揮するための構成を示す機能ブロック図である。
携帯電話機1は、起動部45aと、メモリ44と、操作部11と、表示部21(図2参照)と、判断部45bと、制御部45とを備える。
起動部45aは、文字入力領域100に文字入力が可能なアプリケーションを起動する。アプリケーションには、例えば、メールアプリケーション、インターネット閲覧アプリケーション、辞書検索アプリケーション、メモ帳アプリケーション、テレビアプリケーション、アドレス帳アプリケーション及びスケジュール帳アプリケーション等があげられる。また、文字入力領域100は、文字が入力される領域である。文字入力領域100は、例えば、メールアプリケーションの場合、メール件名が入力される領域(件名入力領域100a:図5(d)参照)や、メール本文が入力される領域(本文入力領域100b:図5(d)参照)である。
メモリ44は、文字入力が可能なアプリケーションに対応する所定の文字列を記憶する。所定の文字列は、一のアプリケーションを特定することができる文字列である。所定の文字列は、例えば、アプリケーションの名称や略称等であればよい。
より具体的な例としては、所定の文字列は、メールアプリケーションの場合、「メール」となる。また、所定の文字列は、インターネット閲覧アプリケーションを利用して電車等の乗り換え案内を調べる場合、「乗換案内」となる。さらに、所定の文字列は、インターネット閲覧アプリケーションを利用して所定の語句を検索する場合、「検索」となる。
操作部11は、単数又は複数の文字を含む第1文字列、及び単数又は複数の文字を含む第2文字列を入力する。
第1文字列は、後述する制御部45の処理により、アプリケーションの文字入力領域100に入力される文字列である。第1文字列は、単数若しくは複数の文字、単数若しくは複数の数字、又は文字と数字との組み合わせ等からなる。
第2文字列は、ユーザが所望するアプリケーションを起動部45aにより起動させるために入力される文字列である。第2文字列は、起動部45aにより起動させるアプリケーションに対応する所定の文字列と同一の文字列となる。例えば、所定の文字列が「メール」となっているメールアプリケーションを起動させる場合、第2文字列として「メール」が入力される。なお、第2文字列は、単数若しくは複数の文字、単数若しくは複数の数字、又は文字と数字との組み合わせ等からなる。
表示部21は、操作部11により入力された第1文字列及び第2文字列を表示する。
判断部45bは、表示部21に表示された第2文字列がメモリ44に記憶された所定の文字列と一致するか否かを判断する。例えば、所定の文字列として「メール」(メールアプリケーションに対応するもの)、「テレビ」(テレビアプリケーションに対応するもの)等がメモリ44に記憶されている場合、第2文字列として「メール」が表示部21に表示されると(操作部11により入力されると)、判断部45bは、第2文字列としての「メール」に一致するものが複数の所定の文字列の中に存在するか否かを判断する。
制御部45は、判断部45bにより第2文字列と所定の文字列とが一致すると判断された場合に、起動部45aにより所定の文字列に対応するアプリケーションを起動し、アプリケーションの文字入力領域100に第1文字列を入力させる。例えば、第2文字列としての「メール」と所定の文字列としての「メール」とが一致すると判断部45bにより判断された場合に、制御部45は、メールアプリケーションを起動して、メールアプリケーションの件名入力領域100a(図5(d)参照)又は本文入力領域100b(図5(d)参照)に第1文字列を入力させる。
したがって、携帯電話機1は、操作部11により入力された第2文字列とメモリ44に記憶される所定の文字列とが判断部45bにより一致すると判断された場合に、所定の文字列に対応するアプリケーションを起動するので、表示部21に表示された文字列に基づいて所望のアプリケーションを起動することができる。
また、第1文字列と第2文字列との間に、操作部11により、変換不能な変換不能記号が入力される場合に、制御部45は、変換不能記号が入力されたことに基づいて、第2文字列が入力されることを判断することができる。すなわち、制御部45は、変換不能記号が入力された場合には、変換不能記号の後に入力される文字列が第2文字列であると判断する。変換不能な変換不能記号とは、例えば、スペース、シャープ(#)及びアスタリスク(*)等の、ひらがな、カタカナ、漢字、小文字、大文字等に変換することができないように規定されている記号のことである。
したがって、携帯電話機1は、ある文字列の後に変換不能記号が入力された場合に、当該変換不能記号の後に入力された文字列を第2文字列と判断することができる。
なお、操作部11により第1文字列と第2文字列とを入力しておき、これらの文字列が入力された後に、第1文字列と第2文字列との間に変換不能記号を入力してもよい。
また、操作部11により入力された第1文字列は、第1の入力文字列及び第2の入力文字列を含むことができる。第1の入力文字列及び第2の入力文字列は、それぞれ複数の文字や数字等の文字列からなるものである。第1文字列として複数の文字列が入力される場合は、例えば、インターネット閲覧アプリケーションを利用して電車の乗換案内を検索するときに利用される。より具体的には、操作部11により、第1文字列の第1の入力文字列として「市が尾」が入力され、第1文字列の第2の入力文字列として「新宿」が入力され、第2文字列として「乗換案内」が入力される場合、携帯電話機1は、乗換案内サイトに接続させて、市が尾駅から新宿駅までの乗換案内を表示部21に表示させる。なお、乗換案内を検索させる場合、制御部45は、第1文字列として最初に入力される第1の入力文字列を出発駅と判断し、第1の入力文字列の後に入力される第2の入力文字列を到着駅と判断すればよい。
したがって、携帯電話機1は、第1文字列が第1の入力文字列と第2の入力文字列とを含むものであっても、操作部11により入力された第2文字列とメモリ44に記憶される所定の文字列とが一致すると判断部45bにより判断された場合に、所定の文字列に対応するアプリケーションを起動するので、表示部21に表示された文字列に基づいて所望のアプリケーションを起動することができる。
また、制御部45は、判断部45bにより第2文字列と所定の文字列とが一致すると判断された場合に、第1文字列を第1態様で表示させると共に、第2文字列を第1態様とは異なる第2態様で表示させることができる。第1文字列を第1態様で表示させ、第2文字列を第2態様で表示させる場合、制御部45は、例えば、第1文字列と第2文字列との色をそれぞれ異ならせて表示部21に表示させ、又は第1文字列と第2文字列との書体をそれぞれ異ならせて表示部21に表示させればよい。
したがって、携帯電話機1は、第1文字列と第2文字列とをそれぞれ異なる態様で表示部21に表示させるので、所定の文字列に一致する第2文字列が入力されたことをユーザに示すことができる。
また、制御部45は、所定の文字列に対応するアプリケーションとして文字入力領域100に入力された第1文字列に基づいて検索を行う検索アプリケーションを起動部45aにより起動させた場合に、当該検索アプリケーションに対応する画面に表示される移動可能な操作カーソルを、検索を実行させる操作位置に位置させることができる。
操作カーソルとは、操作部11(例えば、決定操作キー15:図1参照)が操作されることにより表示部21の画面を移動すると共に、その画面内において操作が行われる場所を示す印のことである。
検索を実行させる操作位置とは、インターネット閲覧アプリケーションが起動されて所定の語句を検索する場合には検索を行うためのボタン(表示部21に表示されたアイコン)の位置である。この例示の場合において、制御部45は、インターネット閲覧アプリケーションが起動されたときには、検索を行うためのボタンと操作カーソルとを重ねて表示部21に表示させるので、例えば、所定の語句の検索実行を行うために決定操作キー15がユーザにより押下されるのみで、検索を実行させる。すなわち、ユーザは、決定操作キー15を操作することにより操作カーソルを上下に移動させて、操作カーソルと検索ボタンとを重ねる必要がない。
したがって、携帯電話機1は、表示部21の検索を実行させる操作位置(例えば、検索ボタン)に操作カーソルを合わせる操作をユーザに行わせる必要がないので、ユーザの操作の手間を省くことができる。
また、判断部45bは、初期画面(待受画面)を表示部21に表示させている状態において、操作部11により第1文字列及び第2文字列が入力される場合に、第2文字列と所定の文字列とが一致するか否かを判断することができる。初期画面(待受画面)とは、電話着信やメール着信等を待ち受けているとき、及びアプリケーションの起動を待ち受けているときに表示部21に表示される画面のことである。
したがって、携帯電話機1は、初期画面が表示部21に表示されている場合に、操作部11により入力された第2文字列とメモリ44に記憶される所定の文字列とが一致すると判断部45bにより判断されると、所定の文字列に対応するアプリケーションを起動するので、表示部21に表示された文字列に基づいて所望のアプリケーションを起動することができる。
次に、本実施形態の携帯電話機1の動作について説明する。図5は、待受画面が表示部21に表示されている場合に、第1文字列及び第2文字列が入力されて、メールアプリケーションが起動されるときの表示態様の変化の一例、及び変換データベースの一例を示す図である。
まず、待受画面が表示部21に表示されている状態(図5(a)参照)において、操作部11(テンキー)が操作されることにより、第1文字列として「今から帰る」と、第2文字列として「メール」と、第1文字列と第2文字列との間に挿入された変換不能記号としてのスペース記号とが入力された場合、制御部45は、表示部21に「今から帰る メール」を表示させるよう制御する(図5(b)参照)。
制御部45は、変換不能記号が入力されることにより、変換不能記号の後に第2文字列が入力されると判断する。さらに、判断部45bは、表示部21に表示される「OK」の文字(電子的に表示されるアイコン)が操作部11により選択されることにより、メモリ44に記憶された所定の文字列と、操作部11により入力された第2文字列とが一致するか否か判断する。制御部45は、判断部45bにより所定の文字列と第2文字列とが一致すると判断した場合、所定の文字列に対応するアプリケーションを起動部45aにより起動させる。一例として、図5に示すように、所定の文字列としての「メール」と、メールアプリケーションとが対応付けられてメモリ44に記憶されている場合において、判断部45bにより所定の文字列「メール」と第2文字列「メール」とが一致すると判断されると、制御部45は、メールアプリケーションを起動する。
メモリ44には、メールアプリケーションが起動される場合に用いられる、メール件名としての定型句(メール件名定型句)と、メール本文としての定型句(メール本文定型句)とを関連付けた変換データベース(かんたんメールDB)が記憶されている(図5(c)参照)。一例として、メモリ44には、メール件名定型句「今から帰る」と、メール本文定型句「今から帰るので30分以内には家につきます。」とを関連付けた変換データベースが記憶されている。
そして、制御部45は、第2文字列として「メール」が入力された場合に、メモリ44に記憶された変換データベースを参照し、メール件名定型句の中に第1文字列と一致するものがあるか否かを判断する。制御部45は、メール件名定型句の中に第1文字列と一致するものがあると判断した場合、当該メール件名定型句に関連付けられたメール本文定型句をメモリ44に記憶された変換データベースから読み出す。さらに、制御部45は、起動部45aにより起動されたメールアプリケーションの件名入力領域100aに第1文字列を入力させ、メールアプリケーションの本文入力領域100bに変換データベースから読み出されたメール本文定型句を入力させる(図5(d)参照)。一例として、図5に示すように、制御部45は、操作部11により第1文字列として「今から帰る」と入力される場合に、表示部21に表示される件名入力領域100aに「今から帰る」を入力させると共に、メール件名定型句「今から帰る」に関連付けられたメール本文定型句「今から帰るので30分以内には家につきます。」を変換データベースから読み出して、表示部21に表示される本文入力領域100bに入力させる。
なお、制御部45は、第2文字列と変換データベースのメール件名定型句とが完全に一致していなくとも、例えば、形態素解析による文字列の解析結果に基づいて、第2文字列とメール件名定型句との意味が一致していると判断することができる場合には、意味において文字列と一致すると判断されたメール件名定型句に関連付けられたメール本文定型句を変換データベースから読み出してもよい。
次に、本実施形態の携帯電話機1の動作について、図6を参照しながら説明する。図6は、携帯電話機1の動作を示すフローチャートである。
ます、ステップS1において、操作部11は、文字を入力させる。すなわち、操作部11は、その文字として第1文字列のみを入力させ、又は第1文字列と変換不能記号とを入力させる。
ステップS2において、制御部45は、ステップS1の処理により、文字を他の文字に変換することができない文字種(変換不能記号)が入力されたか否かを判断する。変換不能記号が入力されていない場合(No)には、ステップS1の処理に戻る。変換不能記号が入力されている場合(Yes)には、ステップS3に進む。
ステップS3において、制御部45は、変換不能記号の後に、操作部11により第2文字列が入力されたか否かを判断する。第2文字列が入力されていない場合(No)には、ステップS3の判断を再度繰り返す。第2文字列が入力されている場合(Yes)には、ステップS4に進む。
ステップS4において、判断部45bは、第2文字列と、文字入力可能なアプリケーションの名称等とが一致するか否かを判断する。すなわち、判断部45bは、第2文字列と、メモリ44に記憶されている所定の文字列とが一致するか否かを判断する。第2文字列と所定の文字列とが一致すると判断された場合(Yes)には、ステップS5に進む。第2文字列と所定の文字列とが一致しないと判断された場合(No)には、ステップS6に進む。
ステップS5において、制御部45は、第1文字列が入力済みのアプリケーションを起動する。すなわち、制御部45は、ステップS4の処理により一致すると判断された所定の文字列に対応するアプリケーションを起動すると共に、ステップS1の処理により入力された第1文字列をアプリケーションの文字入力領域100に入力させて表示部21に表示させる。
ステップS6において、制御部45は、文字を入力させるエディタを継続させる。
また、エディタが継続されている際に変換不能記号が入力された場合は、再度ステップS3に進み、制御部45は、変換不能記号の後に、操作部11により第2文字列が入力されたか否かを判断する。
上述した本実施形態では、図5を参照してメールアプリケーションを起動させる場合について説明した。本発明では、第2文字列に基づいて起動されるアプリケーションが、例えば、辞書検索アプリケーション、メモ帳アプリケーション、テレビアプリケーション、アドレス帳アプリケーション及びスケジュール帳アプリケーション等であってもよい。
起動部45aにより辞書検索アプリケーションを起動させる場合、操作部11により、第1文字列として検索語句が入力されると共に、第2文字列として「辞書」が入力される。辞書検索アプリケーションに対応する所定の文字列として「辞書」がメモリ44に記憶されている場合に、判断部45bは、第2文字列としての「辞書」と所定の文字列としての「辞書」とが一致していると判断する。これにより、制御部45は、辞書検索アプリケーションを起動部45aにより起動させ、さらに辞書検索アプリケーションの検索語句入力領域(文字入力領域100)に検索語句(第1文字列)を入力させる。
また、起動部45aによりメモ帳アプリケーションを起動させる場合、例えば、操作部11により、第1文字列として「5時に電話」が入力されると共に、第2文字列として「メモ」が入力される。メモ帳アプリケーションに対応する所定の文字列として「メモ」がメモリ44に記憶されている場合、判断部45bは、第2文字列と所定の文字列とが一致していると判断する。これにより、制御部45は、起動部45aによりメモ帳アプリケーションを起動させ、さらにメモ帳アプリケーションのメモ入力領域(文字入力領域100)に「5時に電話」(第1文字列)を入力させる。
また、起動部45aによりテレビアプリケーションを起動させる場合、例えば、操作部11により、第1文字列として「6」が入力されると共に、第2文字列として「テレビ」が入力される。テレビアプリケーションに対応する所定の文字列として「テレビ」が記憶されている場合、判断部45bは、第2文字列と所定の文字列とが一致していると判断する。これにより、制御部45は、テレビアプリケーションを起動させて、視聴チャンネル入力領域(文字入力領域100)に「6」(第1文字列)を入力させ、6チャンネルの番組を表示部21に表示させる。
なお、上述した実施形態では、本発明が携帯電話機1に適用される場合を例示して説明した。しかしながら、本発明は、この実施形態に限定されることはなく、例えば、PHS(Personal Handyphone System)やPDA(Personal Digital Assistant)等の電子機器にも適用することができる。
1 携帯電話機(電子機器)
11 操作部
21 表示部
44 メモリ(記憶部)
45 制御部
45a 起動部
45b 判断部
100 文字入力領域

Claims (7)

  1. 文字入力領域に文字入力が可能なアプリケーションを起動する起動部と、
    前記アプリケーションに対応する所定の文字列を記憶する記憶部と、
    単数又は複数の文字を含む第1文字列、及び単数又は複数の文字を含む第2文字列を入力する操作部と、
    前記操作部により入力された前記第1文字列及び前記第2文字列を表示する表示部と、
    前記表示部に表示された前記第2文字列が前記記憶部に記憶された前記所定の文字列と一致するか否かを判断する判断部と、
    前記判断部により前記第2文字列と前記所定の文字列とが一致すると判断された場合に、前記起動部により前記所定の文字列に対応するアプリケーションを起動し、前記アプリケーションの前記文字入力領域に前記第1文字列を入力させる制御部と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記第1文字列と前記第2文字列との間に、前記操作部により、変換不能な変換不能記号が入力される場合に、
    前記制御部は、前記変換不能記号が入力されたことに基づいて、前記第2文字列が入力されることを判断することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記操作部により入力された前記第1文字列は、第1の入力文字列及び第2の入力文字列を含むことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記制御部は、前記判断部により前記第2文字列と前記所定の文字列とが一致すると判断された場合に、前記第1文字列を第1態様で表示させると共に、前記第2文字列を前記第1態様とは異なる第2態様で表示させることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  5. 前記制御部は、前記所定の文字列に対応するアプリケーションとして、前記文字入力領域に入力された前記第1文字列に基づいて検索を行う検索アプリケーションを前記起動部により起動させた場合に、当該検索アプリケーションに対応する画面に表示される移動可能な操作カーソルを、検索を実行させる操作位置に位置させることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  6. 前記判断部は、初期画面を前記表示部に表示させている状態において、前記操作部により前記第1文字列及び前記第2文字列が入力される場合に、前記第2文字列と前記所定の文字列とが一致するか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  7. アプリケーションに対応する所定の文字列を記憶する工程と、
    単数又は複数の文字を含む第1文字列、及び単数又は複数の文字を含む第2文字列を入力する工程と、
    入力された前記第1文字列及び前記第2文字列を表示する工程と、
    表示された前記第2文字列が、記憶された前記所定の文字列と一致するか否かを判断する工程と、
    前記第2文字列と前記所定の文字列とが一致すると判断された場合に、前記所定の文字列に対応する前記アプリケーションを起動し、前記アプリケーションに前記第1文字列を入力させる工程と、
    を行うことを特徴とするアプリケーションの起動方法。
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