JP5352418B2 - 携帯電子機器及び携帯電子機器の制御方法 - Google Patents

携帯電子機器及び携帯電子機器の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5352418B2
JP5352418B2 JP2009248328A JP2009248328A JP5352418B2 JP 5352418 B2 JP5352418 B2 JP 5352418B2 JP 2009248328 A JP2009248328 A JP 2009248328A JP 2009248328 A JP2009248328 A JP 2009248328A JP 5352418 B2 JP5352418 B2 JP 5352418B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
application
state change
key
data
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009248328A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011097305A (ja
Inventor
政輝 冨士
智浩 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2009248328A priority Critical patent/JP5352418B2/ja
Publication of JP2011097305A publication Critical patent/JP2011097305A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5352418B2 publication Critical patent/JP5352418B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本発明は、擬似的なマルチタスクオペレーティングシステムを備える携帯電子機器及び携帯電子機器の制御方法に関する。
携帯電話機等の携帯電子機器は、赤外線通信やインターネット等の通信手段によりデータを受信した場合やメールを受信した場合、その他、ユーザに対して報知を行うことが必要になった場合には、所定の報知を表示部に表示する(特許文献1参照)。
特開2004−266691号公報
携帯電子機器では、第1のアプリケーションが所定の動作(例えば、メール受信)を行っている状態の下で、第2のアプリケーションに対する操作が行われる場合、所定の動作に伴って状態変化の通知(例えば、メールを受信した旨の受信完了通知)を表示部に表示させることが必要になったときでも、第2のアプリケーションに対する操作が中断等するまでは、状態変化の通知を表示させることはできなかった。
本発明は、アプリケーションによる所定の動作に伴って表示される状態変化の通知の表記を、所定の条件に応じて変更可能な携帯電子機器及び携帯電子機器の制御方法を提供することを目的とする。
本発明の携帯電子機器は、表示部と、文字及び数字が割り当てられるキーを含むキー操作部と、第1のアプリケーションが所定の動作を行っている状態において、前記キーが操作されて第2のアプリケーションを起動し、操作された前記キーに割り当てられる文字及び数字に関する処理を実行し、前記処理を実行している状況下で前記第1のアプリケーションにおける状態変化が発生し、第1の条件を満たす場合には、前記第1のアプリケーションにおける前記状態変化の通知を第1の態様で前記表示部に表示させ、第2の条件を満たす場合には、前記状態変化の通知を第2の態様で前記表示部に表示させるよう制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1のアプリケーションが前記所定の動作として外部機器からデータを受信し、前記データの受信を終了することにより前記状態変化が発生し、操作された前記キーに割り当てられる文字に関する確定処理が前記第2のアプリケーションによって実行された場合、確定処理が行われた文字列又は数字列を、受信した前記データのファイル名に設定することを特徴とする。
また、前記第1の条件とは、前記状態変化の発生から所定時間内に、操作された前記キーに割り当てられる文字に関する変換処理、確定処理若しくは中断処理が前記第2のアプリケーションによって実行されたこと、又は複数の選択項目を含むサブメニューが前記表示部に表示されたことであり、前記第2の条件とは、前記状態変化の発生から前記所定時間を超えて、操作された前記キーに割り当てられる文字に関する変換処理、確定処理若しくは中断処理が前記第2のアプリケーションによって実行されたこと、又は複数の選択項目を含むサブメニューが前記表示部に表示されたことである、ということが好ましい。
また、前記状態変化の通知は、前記第1のアプリケーションにより前記所定の動作が行われて、保存データが発生したことを示す情報、外部機器から送信されてきたデータの受信が完了したことを示す情報、エラーを示す情報又は内部に記憶されるデータが更新されたことを示す情報であることが好ましい。
また、前記第1のアプリケーションは、外部機器とデータの送受信を行うアプリケーション又は被写体の撮影を行うアプリケーションであることが好ましい。
また、本発明の携帯電子機器は、無線通信部をさらに備え、前記キーは、前記無線通信部により発呼を行うための電話番号を入力可能なテンキーであることが好ましい。
本発明は、文字及び数字が割り当てられるキーを備える携帯電子機器の制御方法であって、第1のアプリケーションが所定の動作を行っている状態において、前記キーが操作されて第2のアプリケーションを起動し、操作された前記キーに割り当てられる文字及び数字に関する処理を実行する工程と、前記処理を実行している状況下で前記第1のアプリケーションにおける状態変化が発生し、第1の条件を満たす場合には、前記第1のアプリケーションにおける前記状態変化の通知を第1の態様で表示させ、第2の条件を満たす場合には、前記状態変化の通知を第2の態様で表示させる工程と、を行い、前記第1のアプリケーションが前記所定の動作として外部機器からデータを受信し、前記データの受信を終了することにより前記状態変化が発生し、操作された前記キーに割り当てられる文字に関する確定処理が前記第2のアプリケーションによって実行された場合、確定処理が行われた文字列又は数字列を、受信した前記データのファイル名に設定することを特徴とする。
本発明によれば、アプリケーションによる所定の動作に伴って表示される状態変化の通知の表記を、所定の条件に応じて変更することができる。
本発明の携帯電子機器の一実施形態に係る携帯電話機の外観斜視図である。 携帯電話機の機能を示す機能ブロック図である。 キーアサインについての説明に供する図である。 携帯電話機が機能を発揮するための構成を示す機能ブロック図である。 携帯電話機の制御方法について説明するためのフローチャートである。 携帯電話機が動作する場合の画面状態の遷移について説明するための図である。 携帯電話機の動作について説明するためのフローチャートである。 ステップS305の所定の処理について詳細に説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の携帯電子機器の一実施形態に係る携帯電話機1の外観斜視図である。なお、図1は、いわゆる折り畳み型の携帯電話機の形態を示しているが、本発明に係る携帯電話機の形態としては特にこれに限られない。例えば、携帯電話機は、両筐体を重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式や、重ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転式(ターンタイプ)や、操作部と表示部とが1つの筐体に配置され、連結部を有さない形式(ストレートタイプ、フリップタイプ)でもよい。
携帯電話機1は、操作部側筐体部2と、表示部側筐体部3とを備える。操作部側筐体部2は、表面部10に、操作部11(キー操作部)と、携帯電話機1の使用者が通話時に発した音声を入力するマイク12とを備える。操作部11は、各種設定や電話帳機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作キー13と、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するための入力操作キー14と、各種操作における決定やスクロール等を行う決定操作キー15とから構成されている。なお、これらのキーは、表示部21と一体に形成されたタッチパネル上に配置するようにしてもよい。
また、表示部側筐体部3は、表面部20に、各種情報を表示する表示部21と、通話の相手側の音声を出力するスピーカ22とを備える。
また、操作部側筐体部2の上端部と表示部側筐体部3の下端部とは、ヒンジ機構4を介して連結されている。また、携帯電話機1は、ヒンジ機構4を介して連結された操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とを相対的に回転することにより、操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とを互いに開いた状態(開放状態)にしたり、操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とを折り畳んだ状態(折畳み状態)にしたりできる。
また、図2は、携帯電話機1の機能を示す機能ブロック図である。携帯電話機1は、図2に示すように、操作部11と、マイク12と、メインアンテナ40と、RF回路部41と、画像処理部42と、音声処理部43と、メモリ44と、制御部45とを操作部側筐体部2に備える。また、携帯電話機1は、図2に示すように、表示部21と、スピーカ22と、ドライバIC23とを表示部側筐体部3に備える。
メインアンテナ40は、所定の使用周波数帯(例えば、800MHz)で基地局等の外部装置と通信を行う構成である。なお、本実施形態では、所定の使用周波数帯として、800MHzとしたが、これ以外の周波数帯であってもよい。
RF回路部41は、メインアンテナ40によって受信した信号を復調処理し、処理後の信号を制御部45に供給する。そして、RF回路部41は、制御部45から供給された信号を変調処理し、メインアンテナ40を介して外部装置に送信する。また、その一方で、RF回路部41は、メインアンテナ40によって受信している信号の強度を制御部45に通知する。
画像処理部42は、制御部45の制御にしたがって、所定の画像処理を行い、処理後の画像データをドライバIC23に出力する。ドライバIC23は、画像処理部42から供給された画像データをフレームメモリに蓄え、所定のタイミングで表示部21に出力する。
音声処理部43は、制御部45の制御にしたがって、RF回路部41から供給された信号に対して所定の音声処理を行い、処理後の信号をスピーカ22に出力する。スピーカ22は、音声処理部43から供給された信号を外部に出力する。
また、音声処理部43は、制御部45の制御にしたがって、マイク12から入力された信号を処理し、処理後の信号をRF回路部41に出力する。RF回路部41は、音声処理部43から供給された信号に所定の処理を行い、処理後の信号をメインアンテナ40に出力する。
メモリ44は、例えば、ワーキングメモリを含み、制御部45による演算処理に利用される。また、メモリ44には、複数のアプリケーションや当該アプリケーションが必要とする各種のテーブル等が記憶されている。また、メモリ44は、着脱可能な外部メモリを兼ねていてもよい。
制御部45は、携帯電話機1の全体を制御しており、中央処理装置(CPU)等を用いて構成される。ここで、操作部11によるキー操作に応じた制御部45の制御動作について説明する。制御部45は、原則的に現在アクティブに起動されているアプリケーションに応じて、操作部11を構成する各キー(機能設定操作キー13、入力操作キー14及び決定操作キー15)に割り当てる文字・数字・記号や機能を変化させる。
具体的には、操作部11は、いずれかのキーが押下されたときに、当該キーの位置情報(例えば、図3(a)に示すように、入力操作キー14の第2行左列のキー(「1」と「あ」が表面に印刷されているキー)が押下された場合には、(X2、Y1)なる位置情報)を制御部45に送信する。制御部45は、メモリ44にアクセスして、現在アクティブになっているアプリケーションに対応するキーアサインテーブルを参照し、操作部11から送信されてきた位置情報から割り当てられている記号や機能の処理を実行する。例えば、メモリ44には、図3(b)〜図3(d)に示すように、複数のキーアサインテーブルが格納されている。なお、図3(b)は、電話発信を行う際に利用されるテーブルであり、図3(c)は、メモ帳アプリケーションやメールアプリケーションにおいて利用されるテーブルであり、図3(d)は、テレビアプリケーションにおいてチャンネルを変更する際に利用されるテーブルである。
なお、記号の処理の実行とは、例えば、現在アクティブになっているアプリケーションがメモ帳の場合には、「1」や「あ」を表示部21に表示することを意味している。また、機能の処理の実行とは、例えば、現在アクティブになっているアプリケーションがテレビの場合には、表示チャンネルを1chに設定することを意味している。
また、メモリ44には、複数のキーアサインテーブルが格納されており、制御部45は、アプリケーションに応じて、参照するキーアサインテーブルを切り替え、操作部11から送信されてくるキーの位置情報に基づいて所定のキーアサインテーブルを参照して、所定の処理を実行する。
このように構成される携帯電話機1は、アプリケーションによる所定の動作に伴って表示部21に表示される状態変化の通知の表記を、所定の条件に応じて変更可能な機能を有する。
以下に、携帯電話機1に係る上記機能を発揮するための構成と動作について詳述する。まず、本実施形態に係る携帯電話機1の上記機能を発揮するための構成について、図4を参照しながら説明する。図4は、携帯電話機1が上記機能を発揮するための構成を示す機能ブロック図である。
[第1構成例]
携帯電話機1は、表示部21(図2参照)と、操作部11と、制御部45とを備える。
操作部11は、文字及び数字が割り当てられる入力操作キー14を含むものである。
制御部45は、第1のアプリケーションが所定の動作を行っている状態において、入力操作キー14が操作されて第2のアプリケーションを起動し、操作されたキーに割り当てられる文字及び数字に関する処理を実行し、処理を実行している状況下で第1のアプリケーションにおける状態変化が発生し、第1の条件を満たす場合には、第1のアプリケーションにおける状態変化の通知を第1の態様で表示部21に表示させ、第2の条件を満たす場合には、状態変化の通知を第2の態様で表示部21に表示させるよう制御する。
第1のアプリケーションは、外部機器とデータの送受信を行うアプリケーション又は被写体の撮影を行うアプリケーションである。外部機器とデータの送受信を行う場合、携帯電話機1は、無線又は有線により外部機器とデータの送受信を行う。なお、無線によりデータの送受信を行う場合に利用される通信方法の一例としては、インターネット等の公衆網を利用する通信、赤外線通信又はGHz帯の電波を利用する近距離無線通信等である。また、外部機器は、携帯電話機1に挿入されて、データの送受信(転送)を行うことができる外部メモリであってもよい。
第1のアプリケーションは、メモリ44に格納される。
第1のアプリケーションが行う所定の動作とは、外部機器とデータの送受信を行う動作又は被写体を撮影する動作等である。
第1のアプリケーションにおける状態変化とは、外部機器からのデータの受信が完了したこと、外部機器へのデータの送信が完了したこと、撮影された画像の保存が終了したこと、エラーが発生したこと、又はメモリ44に記憶されるデータが更新されたこと等である。
第1のアプリケーションにおける状態変化の通知は、第1のアプリケーションにより所定の動作が行われて、保存データが発生したことを示す情報、外部機器から送信されてきたデータの受信が完了したことを示す情報、エラーを示す情報又は内部に記憶されるデータが更新されたことを示す情報である。
第2のアプリケーションは、入力操作キー14の操作に基づいて文字及び数字が入力され、入力された文字について仮名変換又は漢字変換等の変換処理、及び変換処理が行われた文字の確定処理を行うことができるアプリケーションである。また、第2のアプリケーションは、入力された文字及び数字を他のアプリケーションに入力させることができるアプリケーションである。
第2のアプリケーションは、メモリ44に格納される。
制御部45は、アプリケーション選択部451と、アプリケーション選択部451とを備える。
アプリケーション選択部451は、制御部45内において生成された起動要求に応じて、メモリ44に格納されるアプリケーションを選択する。
アプリケーション起動部452は、アプリケーション選択部451により選択されたアプリケーションを起動する。
入力操作キー14には、第1のアプリケーションが起動されてアクティブな状態となっている場合に、制御部45により、第1のアプリケーションに関するキーアサインが行われる。例えば、第1のアプリケーションが被写体の撮影を行うアプリケーションである場合、入力操作キー14を構成するキーには、撮影サイズを切り替える機能、ライトを点灯させる機能、画像補正を行う機能等がそれぞれ割り当てられる。
また、入力操作キー14には、第2のアプリケーションが起動されてアクティブな状態となっている場合に、制御部45により、第2のアプリケーションに関するキーアサインが割り当てられる(文字及び数字が割り当てられる)。
アプリケーション選択部451は、第1のアプリケーションが所定の動作を行っている状況下において、入力操作キー14が操作された場合、メモリ44に格納されている第2のアプリケーションを選択する。さらに、アプリケーション起動部452は、アプリケーション選択部451により選択された第2のアプリケーションを起動する。
制御部45は、第2のアプリケーションを起動することにより、第1のアプリケーションをバックグラウンドで動作させ、第2のアプリケーションをフォアグラウンドで動作させる。これにより、第2のアプリケーションは、入力操作キー14の操作に基づいて入力される文字の変換処理等の、文字及び数字に関する処理を実行することが可能になる。
第1の条件とは、状態変化の発生から所定時間内に、操作されたキーに割り当てられる文字に関する変換処理、確定処理若しくは中断処理が第2のアプリケーションによって実行されたこと、又は複数の選択項目を含むサブメニューが表示部21に表示されたことである。
第2の条件とは、状態変化の発生から所定時間を超えて、操作されたキーに割り当てられる文字に関する変換処理、確定処理若しくは中断処理が第2のアプリケーションによって実行されたこと、又は複数の選択項目を含むサブメニューが表示部21に表示されたことである。
中断処理とは、第2のアプリケーションへの文字及び数字の入力が中断したことである。すなわち、中断処理とは、第2のアプリケーションがフォアグラウンドで動作している場合に、一定時間以上の間、入力操作キー14が操作されなかったことである。
サブメニューは、例えば、第2のアプリケーションに入力された文字について確定処理が行われた場合に表示部21に表示される。選択項目は、例えば、確定処理が行われた文字に基づいて、インターネット検索を行う、キーワード検索を行う又は乗換検索を行う等の項目である。したがって、例えば、選択項目としてのインターネット検索が選択された場合、携帯電話機1は、確定処理が行われた文字についてインターネットを利用して検索を行わせる。
したがって、携帯電話機1は、状態変化の通知を第1の態様又は第2の態様で表示部21に表示させるので、状態変化の通知の表記を変更することができる。
[第2構成例]
また、制御部45は、第1のアプリケーションが所定の動作として外部機器からデータを受信し、データの受信を終了することにより状態変化が発生し、操作されたキーに割り当てられる文字に関する確定処理が第2のアプリケーションによって実行された場合、確定処理が行われた文字列又は数字列を、受信したデータのファイル名に設定することが好ましい。
この文字列又は数字列をデータのファイル名に設定する場合、例えば、次の処理が行われればよい。まず、制御部45は、第2のアプリケーションによって文字列又は数字列の確定処理が行われた場合に、確定処理が行われた文字列又は数字列をデータのファイル名に設定するという選択項目が含まれるサブメニューを表示部21に表示させるよう制御する。決定操作キー15の操作に基づいてファイル名に設定するという選択項目が選択された場合、制御部45は、文字列又は数字列をデータのファイル名に設定する。なお、データにファイル名が既に設定されている場合、制御部45は、既に設定されているファイル名を、確定処理が行われた文字列又は数字列に変更することが可能である。
したがって、携帯電話機1は、第1のアプリケーションがデータを受信している際に、第2のアプリケーションに入力された文字を、第1のアプリケーションが受信したデータのファイル名に設定するので、データの受信完了後に文字を入力してその文字をデータのファイル名に設定する場合に比べて、ファイル名の設定時間を短くすることができる。
[第3構成例]
また、携帯電話機1は、無線通信部46をさらに備える。無線通信部46は、メインアンテナ40及びRF回路部41から構成される。この場合、入力操作キー14は、無線通信部46により発呼を行うための電話番号を入力可能なテンキーである。
したがって、入力操作キー14を操作することにより、電話番号を入力することができる。
次に、携帯電話機1の制御方法について説明する。図5は、携帯電話機1の制御方法について説明するためのフローチャートである。
携帯電話機1の制御部45は、処理実行工程S1と、表示工程S2とを行う。
具体的には、処理実行工程S1において、制御部45は、第1のアプリケーションが所定の動作を行っている状態において、キーが操作されて第2のアプリケーションを起動し、操作されたキーに割り当てられる文字及び数字に関する処理を実行する。
また、表示工程S2において、制御部45は、処理実行工程S1において処理を実行している状況下で第1のアプリケーションにおける状態変化が発生し、第1の条件を満たす場合には、第1のアプリケーションにおける状態変化の通知を第1の態様で表示させ、第2の条件を満たす場合には、状態変化の通知を第2の態様で表示させる。
したがって、携帯電話機1は、状態変化の通知を第1の態様又は第2の態様で表示部21に表示させるので、状態変化の通知の表記を変更することができる。
次に、携帯電話機1の動作について説明する。まず、携帯電話機1が動作する場合の画面状態について具体的一例を挙げて説明する。図6は、携帯電話機1が動作する場合の画面状態の遷移について説明するための図である。
まず、表示部21には、赤外線通信を利用して外部機器からデータを受信している旨(「赤外線通信中」)が表示される(図6(A)参照)。すなわち、表示部21には、第1のアプリケーションが所定の動作を行っている状況が表示される。
続いて、入力操作キー14を構成するいずれかのキーが操作された場合、表示部21には、操作されたキーに割り当てられる文字及び数字が共に表示される(図6(B)参照)。すなわち、表示部21には、第2のアプリケーションの文字及び数字の入力画面が表示される。
なお、第2のアプリケーションへの文字及び数字の入力中に、第1のアプリケーションが所定の動作を終了した(状態変化が発生した)ものとする。
続いて、入力操作キー14を構成するいずれかのキーの操作が所定時間(例えば、3秒間)なかった場合、第2のアプリケーションは、状態変化の発生から所定時間内に、キーに割り当てられる文字に関する中断処理が発生したと判断する。この結果、表示部21には、状態変化の通知が第1の態様で表示される。すなわち、表示部21には、データの受信が完了したことを示す通知として、「赤外線データを受信しました」がポップアップ表示される(図6(C)参照)。
また、入力操作キー14の操作が所定時間(例えば、3秒間)を超えて行われた後、入力操作キー14に割り当てられる文字に関する中断処理が発生した場合、表示部21には、状態変化の通知が第2の態様で表示される。すなわち、表示部21には、データの受信が完了したことを示す通知として、「赤外線データが受信されました」がポップアップ表示される(図6(D)参照)。
また、図6(B)に示す場合に続き、状態変化の発生から所定時間内に、入力された文字の確定処理が行われた場合、表示部21には、データの受信が完了したことを示す通知として、「赤外線データを受信しました」がポップアップ表示される(図6(E)参照)。
なお、状態変化の発生から所定時間経過後に入力された文字の確定処理が行われた場合、表示部21には、「赤外線データが受信されました」が表示される。
また、図6(B)に示す場合に続き、状態変化の発生から所定時間内に、サブメニューが表示された場合、表示部21には、データの受信が完了したことを示す通知として、「赤外線データを受信しました」がポップアップ表示される(図6(F)参照)。
なお、状態変化の発生から所定時間経過後にサブメニューが表示された場合、表示部21には、「赤外線データが受信されました」が表示される。
次に、携帯電話機1の動作の流れについて説明する。図7は、携帯電話機1の動作について説明するためのフローチャートである。図8は、ステップS305の所定の処理について詳細に説明するためのフローチャートである。
まず、図7を参照して携帯電話機1の動作について説明する。
ステップS100からステップS102は、第1のアプリケーションに関する処理である。ステップS200からステップS209は、制御部45に関する処理である。ステップS300からステップS305は、第2のアプリケーションに関する処理である。
ステップS100において、第1のアプリケーションは、所定の動作処理を行う。
ステップS101において、第1のアプリケーションは、ステップS100の処理における所定の動作が完了すると、所定の動作の完了処理を行う。
ステップS102において、第1のアプリケーションは、所定の動作が完了した旨の通知(表示)を行わせるために、所定の動作の完了を制御部45に通知する(動作完了通知を行う)。
ステップS200において、制御部45は、入力操作キー14を構成するいずれかのキーが操作されたことを検知する。
ステップS201において、制御部45は、ステップS200の処理としてのキー操作検知に基づいて、第2のアプリケーションを起動させる指示(起動要求)を生成する。
ステップS202において、制御部45は、ステップS200の処理として検知された操作キーの情報(キーアサイン)を第2のアプリケーションに通知する。
ステップS203において、制御部45は、ステップS102の処理による動作完了通知を検知する。
ステップS204において、制御部45は、タイマー(不図示)による計時を開始させる(タイマーON)。
ステップS205において、制御部45は、第1のアプリケーションによる所定の動作が完了した(状態変化が発生した)旨を示すポップアップ出力要求(状態変化の通知を表示させる要求)を第2のアプリケーションに供給する。
ステップS206において、制御部45は、後述するステップS3054からのポップアップ出力OK通知(状態変化の通知を表示させる旨の通知)が検知されたか否かを判断する。ポップアップ出力OK通知を検知した場合(Yes)には、ステップS207に進む。ポップアップ出力OK通知を検知しない場合(No)には、ステップS202に進む。
ステップS207において、制御部45は、ステップS204の処理として開始した計時が所定時間を経過したか否かを判断する。所定時間を経過していない場合(No)には、ステップS208に進む。所定時間を経過している場合(Yes)には、ステップS209に進む。
ステップS208において、制御部45は、ポップアップAを表示部21に表示させる処理を行う。すなわち、制御部45は、状態変化の通知を第1の態様で表示部21に表示させるよう制御する。
ステップS209において、制御部45は、ポップアップAとは表記が異なるポップアップBを表示部21に表示させる処理を行う。すなわち、制御部45は、状態変化の通知を第2の態様で表示部21に表示させるよう制御する。
ステップS300において、第2のアプリケーションは、ステップS201の処理による第2のアプリケーションを起動させる指示(起動要求)を検知する。
ステップS301において、制御部45は、第2のアプリケーションを起動させる。
ステップS302において、制御部45は、第2のアプリケーションが起動されるのに応じて、文字及び数字の入力画面を表示部21に表示させるよう表示部21の表示更新処理を行う。
ステップS303において、第2のアプリケーションは、ステップS202の処理として受け入れたキー情報の通知に基づいて、文字及び数字を表示部21に表示させる処理を行う。
ステップS304において、第2のアプリケーションは、ステップS205の処理によるポップアップ出力要求を検知する。
ステップS305において、第2のアプリケーションは、所定の処理を行う。
次に、図8を参照して、ステップS305の所定の処理について詳細に説明する。
ステップS3051において、第2のアプリケーションは、ポップアップ出力(状態変化の通知)を行う条件が、文字の変換処理が行われたこと、入力された文字の確定処理が行われたこと、文字の入力が中断したこと、及びサブメニューが表示部21に表示されたことのうちいずれであるのかを判断する。条件が変換処理の場合又は確定処理の場合には、ステップS3052に進む。条件が文字入力の中断の場合には、ステップS3055に進む。条件がサブメニューの表示の場合には、ステップS3056に進む。
ステップS3052において、第2のアプリケーションは、入力された文字列について変換処理又は確定処理を行うための操作を検知したか否かを判断する。文字列の変換処理又は確定処理を行うための操作を検知した場合(Yes)には、ステップS3053に進む。文字列の変換処理又は確定処理を行うための操作を検知していない場合(No)には、ステップS303に進む。
ステップS3053において、第2のアプリケーションは、変換処理又は確定処理が行われた文字列を表示部21に表示させる処理を行う。
ステップS3054において、第2のアプリケーションは、ポップアップ出力OK通知(状態変化の通知を表示させる旨の通知)を制御部45に供給する。
ステップS3055において、第2のアプリケーションは、文字入力が中断したか否かを判断する。文字入力が中断した場合(Yes)には、ステップS3054に進む。文字入力が中断していない場合(No)には、ステップS303に進む。
ステップS3056において、第2のアプリケーションは、表示部21にサブメニューを表示させるための操作を検知したか否かを判断する。サブメニュー表示操作を検知した場合(Yes)には、ステップS3057に進む。サブメニュー表示操作を検知していない場合(No)には、ステップS303に進む。
ステップS3057において、第2のアプリケーションは、サブメニューを表示部21に表示させる処理を行う。
なお、上述した実施形態では、本発明が携帯電話機1に適用される場合を例示して説明した。しかしながら、本発明は、この実施形態に限定されることはなく、例えば、PHS(Personal Handyphone System)やPDA(Personal Digital Assistant)やポータブルゲーム機やポータブルナビゲーションデバイス等の携帯電子機器にも適用することができる。
1 携帯電話機(携帯電子機器)
11 操作部(キー操作部)
21 表示部
45 制御部
46 無線通信部

Claims (6)

  1. 表示部と、
    文字及び数字が割り当てられるキーを含むキー操作部と、
    第1のアプリケーションが所定の動作を行っている状態において、前記キーが操作されて第2のアプリケーションを起動し、操作された前記キーに割り当てられる文字及び数字に関する処理を実行し、前記処理を実行している状況下で前記第1のアプリケーションにおける状態変化が発生し、第1の条件を満たす場合には、前記第1のアプリケーションにおける前記状態変化の通知を第1の態様で前記表示部に表示させ、第2の条件を満たす場合には、前記状態変化の通知を第2の態様で前記表示部に表示させるよう制御する制御部と、を備え
    前記制御部は、前記第1のアプリケーションが前記所定の動作として外部機器からデータを受信し、前記データの受信を終了することにより前記状態変化が発生し、操作された前記キーに割り当てられる文字に関する確定処理が前記第2のアプリケーションによって実行された場合、確定処理が行われた文字列又は数字列を、受信した前記データのファイル名に設定する
    携帯電子機器。
  2. 前記第1の条件とは、前記状態変化の発生から所定時間内に、操作された前記キーに割り当てられる文字に関する変換処理、確定処理若しくは中断処理が前記第2のアプリケーションによって実行されたこと、又は複数の選択項目を含むサブメニューが前記表示部に表示されたことであり、
    前記第2の条件とは、前記状態変化の発生から前記所定時間を超えて、操作された前記キーに割り当てられる文字に関する変換処理、確定処理若しくは中断処理が前記第2のアプリケーションによって実行されたこと、又は複数の選択項目を含むサブメニューが前記表示部に表示されたことである請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 前記状態変化の通知は、前記第1のアプリケーションにより前記所定の動作が行われて、保存データが発生したことを示す情報、外部機器から送信されてきたデータの受信が完了したことを示す情報、エラーを示す情報又は内部に記憶されるデータが更新されたことを示す情報である請求項1又は2に記載の携帯電子機器。
  4. 前記第1のアプリケーションは、外部機器とデータの送受信を行うアプリケーション又は被写体の撮影を行うアプリケーションである請求項1に記載の携帯電子機器。
  5. 無線通信部をさらに備え、
    前記キーは、前記無線通信部により発呼を行うための電話番号を入力可能なテンキーである請求項1からのいずれか一項に記載の携帯電子機器。
  6. 文字及び数字が割り当てられるキーを備える携帯電子機器の制御方法であって、
    第1のアプリケーションが所定の動作を行っている状態において、前記キーが操作されて第2のアプリケーションを起動し、操作された前記キーに割り当てられる文字及び数字に関する処理を実行する工程と、
    前記処理を実行している状況下で前記第1のアプリケーションにおける状態変化が発生し、第1の条件を満たす場合には、前記第1のアプリケーションにおける前記状態変化の通知を第1の態様で表示させ、第2の条件を満たす場合には、前記状態変化の通知を第2の態様で表示させる工程と、を行い、
    前記第1のアプリケーションが前記所定の動作として外部機器からデータを受信し、前記データの受信を終了することにより前記状態変化が発生し、操作された前記キーに割り当てられる文字に関する確定処理が前記第2のアプリケーションによって実行された場合、確定処理が行われた文字列又は数字列を、受信した前記データのファイル名に設定する
    携帯電子機器の制御方法。
JP2009248328A 2009-10-28 2009-10-28 携帯電子機器及び携帯電子機器の制御方法 Expired - Fee Related JP5352418B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009248328A JP5352418B2 (ja) 2009-10-28 2009-10-28 携帯電子機器及び携帯電子機器の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009248328A JP5352418B2 (ja) 2009-10-28 2009-10-28 携帯電子機器及び携帯電子機器の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011097305A JP2011097305A (ja) 2011-05-12
JP5352418B2 true JP5352418B2 (ja) 2013-11-27

Family

ID=44113763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009248328A Expired - Fee Related JP5352418B2 (ja) 2009-10-28 2009-10-28 携帯電子機器及び携帯電子機器の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5352418B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6033186B2 (ja) * 2013-08-27 2016-11-30 三菱電機株式会社 携帯端末装置
JP6348820B2 (ja) * 2014-10-24 2018-06-27 京セラ株式会社 携帯端末およびその制御方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4173423B2 (ja) * 2003-09-30 2008-10-29 京セラ株式会社 携帯通信装置、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4083658B2 (ja) * 2003-09-30 2008-04-30 京セラ株式会社 携帯通信装置、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
WO2006079867A1 (en) * 2005-01-31 2006-08-03 Nokia Corporation Method and device for inhibiting interruption of a running application by an event
JP4980164B2 (ja) * 2007-07-26 2012-07-18 京セラ株式会社 文字入力装置、携帯電子機器及び文字入力方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011097305A (ja) 2011-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9383959B2 (en) Rotatable mobile electronic device and soft key input method
KR100881952B1 (ko) 터치스크린을 구비하는 이동통신 단말기 및 그 동작제어방법
JP4584025B2 (ja) 機能表示装置、及び、機能表示プログラム
JP2008217791A (ja) タッチ入力装置による入力処理方法及び移動通信端末機
JP5352418B2 (ja) 携帯電子機器及び携帯電子機器の制御方法
JP2008305294A (ja) フルキーボードを搭載した携帯型端末装置及びフルキーボード表示方法
JP5337441B2 (ja) 携帯電子機器
JP5537198B2 (ja) 携帯電子機器
JP2017139603A (ja) 携帯端末、表示制御方法、及びプログラム
JP5385744B2 (ja) 電子機器及びアプリケーションの起動方法
JP5551357B2 (ja) 携帯電子機器
JP5238671B2 (ja) 携帯電子機器及び携帯電子機器の制御方法
JP5231976B2 (ja) 携帯電子機器
JP5843741B2 (ja) 携帯電子機器、プログラム及び制御方法
JP2012109724A (ja) 携帯電子機器、携帯電子機器の制御方法及び制御プログラム
JP5523158B2 (ja) 携帯端末装置
JP5116755B2 (ja) 携帯電子機器
JP3886931B2 (ja) 携帯端末装置
JP4856001B2 (ja) 情報通信端末
JP6069572B1 (ja) 携帯端末、表示制御方法、及びプログラム
JP5595831B2 (ja) 携帯電子機器及び携帯電子機器の機能起動方法
JP2010026909A (ja) 携帯端末装置及びプログラム
JP5528058B2 (ja) 電子機器
JP5468355B2 (ja) 携帯電子機器及び携帯電子機器の制御方法
JP5216464B2 (ja) 携帯電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120803

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130730

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5352418

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees