JP5368601B2 - A/d変換装置 - Google Patents

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Description

この発明は、アナログ量からディジタル量に変換するA/D変換装置に関するものである。
従来、アナログ量をCPUなどが使用できる形式のディジタル量に変換するA/D変換器を複数保有したCPUがあった。近年、一つのシステムでCPUが入力するアナログ信号が増加しており、A/D変換器(CPUではA/Dポート)の絶対数が不足している。そこで、A/D変換器に入力される情報を、インターフェース回路を用いることにより選択的に切替えて使用する方法が取られていた。(例えば、特許文献1参照)
特開2007−333574号公報
上記特許文献1に開示されたA/D変換器の使用形態は、複数の入力すべき情報をスイッチにより選択的に切替えて、マイクロプロセッサに取り込むように構成されている。この構成によれば、A/D変換器の個数を増加させることなく、入力情報の数を増やすことができる。しかし、このような従来装置は、単にA/D変換器の数を抑制するもので、そのシステムにおいては、入力情報を切り替えるスイッチが追加になっており、そのスイッチに対しての故障診断、機能も充実させることが必要となり、その場合は別途追加回路を設けて行わざるを得なかった。
この発明は、A/D変換器の数を増やすことなく、かつ追加回路を設けることなく、故障診断機能を付加できるA/D変換装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、この発明によるA/D変換装置は、検出すべき対象物のアナログ電気量をディジタル量に変換するA/D変換器と、前記A/D変換器に複数のアナログ電気量を接続するスイッチング回路と、前記スイッチング回路をそれぞれ独立に制御する制御手段とを備えたA/D変換装置において、前記制御手段は、前記対象物のアナログ電気量を1つずつ独立に前記A/D変換器へ出力する第1モードと、前記対象物のアナログ電気量を2つ以上同時に前記A/D変換器へ出力する第2モードと、前記対象物のアナログ電気量を全て出力しない第3モードとを、前記制御手段による前記スイッチング回路を介する切り替えにより発生させ、前記スイッチング回路の切り替え後の所定時間後に前記各モードにおいてA/D変換を行いその値を取得するとともに、前記第1モードの時に前記各対象物のA/D変換値を個別に取得し、前記第2モードの時に前記A/D変換値に基づいて装置の異常を検出し、前記第3モードの時に前記A/D変換器に接続される電源電圧を参照して装置の異常を検出するものである。
この発明のA/D変換装置によれば、A/D変換器の数を増やすことなく、多数の取り込み信号対象のアナログ電気信号を順次A/D変換器でディジタル信号に変換して取り込むことができ、さらに追加回路も不要で故障診断機能を簡単に付加できる効果がある。
この発明の実施の形態1によるA/D変換装置のブロック図である。 この発明の実施の形態1によるA/D変換装置の回路図である。 この発明の実施の形態1によるA/D変換装置の動作を説明するタイムチャートを示す図である。 この発明の実施の形態2によるA/D変換装置の回路図である。 この発明の実施の形態2によるA/D変換装置の動作を説明するタイムチャートを示す図である。 この発明の実施の形態2によるA/D変換装置の動作を説明する別のタイムチャートを示す図である。 この発明の実施の形態3によるA/D変換装置の回路図である。
以下、この発明によるA/D変換装置の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるA/D変換装置のブロック図である。図1において、A/D変換装置10は、A/D変換器1に対し、制御部2がスイッチング回路3を介して第1の対象物4と第2の対象物5のアナログ電気量をそれぞれ独立に制御して出力できる構成になっている。
図2は、A/D変換装置10の回路図で、CPU6がA/D変換器1を内蔵した状態を示している。CPU6は、A/Dポート(A/D#1)6aと通常の第1および第2の出力ポート(P1、P2)6b、6cを有している。A/Dポート6aには、第1および第2の出力ポート6b、6cによりコントロールされる第1および第2のスイッチング回路3a、3bを介して、第1および第2の対象物4、5の出力する電気信号がそれぞれ第1および第2の直列抵抗7a、7bを通して出力されている。
第1および第2の対象物4、5は、各々独立に変化する電気信号を発生しており、それぞれ接続されたスイッチング回路3aまたはスイッチング回路3bのオン動作に応じて、それぞれの信号がA/Dポート6aに伝達される。第1および第2のスイッチング回路3a、3bのコモン端子には、A/Dポート6aの他に、プルアップ抵抗8およびコンデンサ9が各々電源VccとGNDに対して接続されており、インターフェース回路が構成されている。
次に、以上の回路に示すように、1個のA/Dポート6aに第1および第2の対象物4、5の2個の対象物が接続されている構成を例にして、実施の形態1によるA/D変換装置10の動作を説明する。
図3は、実施の形態1によるA/D変換装置10の動作を説明するタイムチャートである。図3において、符号A1は第2の出力ポート6cの動作状態を、また符号B1は第1の出力ポート6bの動作状態をそれぞれ時間軸tの経過に沿って示している。また、符号C1はA/Dポート6aの入力状況を示している。
まずt2〜t3に注目すると、第2の出力ポート6c=Low、第1の出力ポート6b=highとなっている。これは第2の出力ポート6cに接続されている第2のスイッチング回路3bがオフ制御され、第1の出力ポート6bに接続された第1のスイッチング回路3aがオン制御されているものである。第1のスイッチング回路3aのみがオン制御されることにより、第1の対象物4の信号が第1の直列抵抗7a、プルアップ抵抗8の成す分圧回路を経てA/Dポート6aに入力され、第1の対象物4の信号のみがCPU6に取り込まれる。
次にt3〜t4に注目すると、上記と同様に、第2のスイッチング回路3bのみがオン制御されることにより、第2の対象物5の信号のみがA/Dポート6aに入力され、第2の直列抵抗7b、プルアップ抵抗8の成す分圧回路を経てA/Dポート6aに入力され、第2の対象物5の信号のみがCPU6に取り込まれる。
この2つの制御により、第1および第2の対象物4、5の発生する信号は、それぞれ1つのA/Dポート6aに対して独立に入力され、その値をCPU6は取得することができる。以上は従来装置が実施している内容である。
次に、実施の形態1によるA/D変換装置10は、従来装置の入力に続いて、又はそれ以前に同一回路を使用し、別の簡単な制御を追加することにより故障診断も行うものである。
まず、t1〜t2では、第1および第2の出力ポート6b、6cともLowとし、第1および第2のスイッチング回路3a、3bともオフとし、第1および第2の対象物4、5からの信号をA/Dポート6aに接続しない。この状態ではプルアップ抵抗8のみが接続されることになるので、プルアップ抵抗8のもう一方の接続先である電源Vccとほぼ同一電圧がA/Dポート6aに入力される。装置が正常であれば、電源Vccの電圧が入力されるが、電源Vcc以外の電圧が入力されると、装置の異常状態と判断できる。即ち、プルアップ抵抗8のオープン、第1のスイッチング回路3a、又は第2のスイッチング回路3bのショート故障、第1および第2の出力ポート6b、6cの少なくとも何れかがH固着不良、若しくはA/D変換器1の異常である可能性があり故障検出状態である。
次に、t4〜t5では、第1および第2の出力ポート6b、6cともHighとし、第1および第2のスイッチング回路3a、3bともオンに保ち、第1および第2の対象物4、5からの信号入力をともに接続した状態としている。この場合は、プルアップ抵抗8、第1の対象物4と接続された第1の直列抵抗7a、同様に第2の対象物5と接続された第2の直列抵抗7bの成す合成分圧回路により、第1および第2の対象物4、5からの信号の合成電圧がA/Dポート6aに入力される。t1からt5迄の切り替え操作が、第1の対象物対象4、第2の対象物5の発生する信号の変化に対して十分に高速であれば、t2〜t3及びt3〜t4で第1の対象物対象4、第2の対象物5の信号を取り込んでおり、合成分圧回路の定数も既知であることから、合成電圧の妥当性が確認できる。
即ち、t4〜t5での電圧識別により、プルアップ抵抗8、第1の直列抵抗7a、第2の直列抵抗7bのオープン/ショート/抵抗異常、第1のスイッチング回路3a、又は第2のスイッチング回路3bのオープン故障、第1および第2の出力ポート6b、6cの少なくとも何れかがL固着不良、若しくはA/D変換器1の異常である可能性があり故障検出状態である。
つまり、t1〜t2でA/Dポート6aに入力された電圧が電源Vcc以外の電圧であるとき、またはt4〜t5でA/Dポート6aに入力された電圧がt2〜t3及びt3〜t4での第1および第2の対象物4、5の信号取り込み値に基く計算と整合しないときは、装置の異常と判断されることから、スイッチング回路3a、3bの構成を複雑化することなく、A/D変換チャンネル数を増やすと同時に、切り替え回路並びにA/D変換器1の故障検知機能も具備することが出来、よって信号の変換結果の信頼度を向上することが出来るものである。
なお、上記においては検出対象物を2個、A/Dポート1個について説明したが、これに限るものではなく、さらに多くの対象物を1つのA/Dポートと接続する場合についても同様な効果が得られる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2によるA/D変換装置について説明する。図4は、実施の形態2によるA/D変換装置の回路図である。実施の形態2によるA/D変換装置20は、CPU6がA/D変換器1を内蔵した状態を示している。CPU6は、A/Dポート(A/D#1)6aと通常の第1および第2の出力ポート(P1、P2)6b、6cを有している。A/Dポート6aに、第1のセンサ21と第1のセンサ21に類似の第2のセンサ22が並列に接続されている。第1のセンサ21および第2のセンサ22はその特性に応じて抵抗値Rt1、Rt2がそれぞれ可変するものである。例えば温度変化による抵抗変化を有するサーミスタ、ポテンショメータのように可動により抵抗値が変化するものなどである。
第1のセンサ21および第2のセンサ22は、電源Vccに抵抗8を介してプルアップされている。また、第1のセンサ21および第2のセンサ22は、それぞれバイポーラトランジスタなどで構成される第1および第2のスイッチング素子23、24が直列に接続されている。第1および第2のスイッチング素子23、24は、それぞれ出力ポート6b、6cに接続されて制御される。なお、コンデンサ9はノイズ抑制のためA/Dポート6aに接続されている。
図5は、実施の形態2によるA/D変換装置20の動作を説明するタイムチャートである。図5において、符号A2は第2の出力ポート6cの動作状態を、また符号B2は第1の出力ポート6bの動作状態をそれぞれ時間軸tの経過に沿って示している。また、符号C2はA/Dポート6aの入力状況を示している。
まずt2〜t3に注目すると、第2の出力ポート6c=Low、第1の出力ポート6b=highとなっている。これは第2の出力ポート6cに接続されている第2のトランジスタ24がオフ、第1の出力ポート6bに接続されている第1のトランジスタ23はオン制御されているものである。第1のトランジスタ23=オンにより第1のセンサ21のみが接続され、第2のセンサ22はオープン状態である。そのためA/Dポート6aには、第1のセンサ21の抵抗値Rt1とプルアップ抵抗8の抵抗値との分圧比が入力される。
次にt3〜t4に注目すると、前記と同様に第2のセンサ22のみが接続され、その結果A/Dポート6aには、第2のセンサ22の抵抗値Rt2とプルアップ抵抗8の抵抗値との分圧比が入力される。この2つの制御により第1および第2のセンサ21、22の検出信号はそれぞれA/Dポート6aに入力され、その値をCPU6は取得することができる。以上は従来装置が実施している内容である。
次に、実施の形態2によるA/D変換装置20は、従来装置の入力に続いて、又はそれ以前に同一回路を使用し、別の簡単な制御を追加することにより故障診断も行うものである。
まず、t1〜t2では第1および第2の出力ポート6b、6cともLowとし、第1および第2のトランジスタ23、24ともオフとし、第1および第2のセンサ21、22を接続しない。この状態ではプルアップ抵抗8のみが接続されることになるので、プルアップ抵抗8のもう一方の接続先である電源Vccとほぼ同一電圧がA/Dポート6aに入力される。装置が正常であれば、電源Vccの電圧が入力されるが、電源Vcc以外の電圧が入力されると、プルアップ抵抗8、電源Vcc、A/Dポート6a、第1および第2のトランジスタ23、24の一方又は両方、第1および第2の出力ポート6b、6cのいずれかが不良である可能性があり、第1および第2のセンサ21、22の入力値も真の値とは判断できないことになる。
次に、t4〜t5では第1および第2の出力ポート6b、6cともHighとし、第1および第2のトランジスタ23、24ともオンとし、第1および第2のセンサ21、22を接続した状態としている。つまり第1および第2のセンサ21、22が並列接続された状態となる。そのためt2〜t4までに入力された第1および第2のセンサ21、22の値より、低い値とならなければ、故障と判断できる。
ここで、t4〜t5では、あらかじめ第1および第2のセンサ21、22を並列に接続した場合の電圧応答が、第1のセンサ21又は第2のセンサ22のみを個別に接続した場合の電圧応答値の何ボルトに相当するかという相関値をルックアップテーブル等の換算手段にて比較し、検出値の妥当性を判定することも可能である。
故障モードとしては、第1および第2のセンサ21、22の一方又は両方の不良、第1および第2のトランジスタ23、24、又は第1および第2の出力ポート6b、6cの不良等が考えられるが、いずれにしてもt2〜t4で入力した第1および第2のセンサ21、22の値は真の値とは判断できないことになる。
逆に、t1〜t2、及びt4〜t5が正常値であれば、第1および第2のセンサ21、22の取得した値も正常と判断できることになる。このように各々のセンサを独立に検出する前又は後でそれらの制御内容とは異なったモードを追加することにより、同一回路を使用してフェールセーフ機能も追加できる効果がある。
なお、図5に示したタイムチャートは動作の一例を示すものであり、各モードを順次実現できればスイッチングパターンの設定は自由である。例えば他のスイッチングパターンとして図6のようなタイムチャートを用いてもよく、信号の選択と故障検知機能を提供できることは図5のタイムチャートの場合と同様である。
なお、前記ではセンサを2個、A/Dポート1個について説明したが、これに限るものではなく、さらに多くのセンサを接続した場合についても同様な効果が得られる。
また、本実施の形態においては、第1および第2のスイッチング素子23、24としてバイポーラトランジスタを例示したが、これに限るものではなく例えばMOSFET、アナログスイッチIC、機械式リレー等、アプリケーション上のA/D変換の要求精度を勘案のうえ満足しうる導通/遮断特性を有する素子であれば自由に使用できることは言うまでもない。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3によるA/D変換装置について説明する。図7は、実施の形態によるA/D変換装置の回路図である。実施の形態3によるA/D変換装置30は、第1および第2のスイッチング素子23、24を電源Vcc側に接続したもので、この場合、図4のプルアップ抵抗8はプルダウン抵抗としてグランド側に接続される。なお、その他の構成については実施の形態2と同様であり、同一符号付すことによりその説明を省略する。
この実施の形態3によるA/D変換装置30においても、実施の形態によるA/D変換装置20と同様に動作し、同様の効果を得ることができる。
なお、上記において、この発明の実施の形態1から実施の形態3について説明したが、この発明はこれらに限定されるものでなく、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
以上、この発明によるA/D変換装置を具体化した実施の形態1から実施の形態3について説明したが、この発明によるA/D変換装置は、以下の特徴を備えるものである。
(1)この発明によるA/D変換装置は、検出すべき対象物のアナログ電気量をディジタル量に変換するA/D変換器と、前記A/D変換器に複数のアナログ電気量を接続するスイッチング回路と、前記スイッチング回路をそれぞれ独立に制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記対象物のアナログ電気量を1つずつ独立に前記A/D変換器へ出力する第1モードと、前記対象物のアナログ電気量を2つ以上同時に前記A/D変換器へ出力する第2モードと、前記対象物のアナログ電気量を全て出力しない第3モードとを、前記制御手段による前記スイッチング回路を介する切り替えにより発生させ、前記スイッチング回路の切り替え後の所定時間後に前記各モードにおいてA/D変換を行いその値を取得するとともに、前記第1モードの時に前記各対象物のA/D変換値を個別に取得し、前記第2モードの時に前記A/D変換値に基づいて装置の異常を検出し、前記第3モードの時に前記A/D変換器に接続される電源電圧を参照して装置の異常を検出することを特徴とする。
この構成によれば、A/D変換器の数を増やすことなく、多数の取り込み信号対象のアナログ電気信号を順次A/D変換器でディジタル信号に変換して取り込むことができ、さらに追加回路も不要で故障診断機能を簡単に付加することができる。
(2)また、この発明によるA/D変換装置は、検出すべき対象物のアナログ電気量をディジタル量に変換するA/D変換器と、前記A/D変換器に接続された複数の対象物のアナログ電気量の生成をそれぞれ独立に制御するスイッチング手段と、前記スイッチング手段のスイッチングタイミングを制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記対象物のアナログ電気量の生成を1つずつ独立に行う第1モードと、前記対象物のアナログ電気量の生成を2つ以上同時に行う第2モードと、全ての前記対象物からのアナログ電気量生成がない第3モードとを、前記制御手段による前記スイッチング回路を介する切り替えにより発生させ、前記スイッチング回路の切り替え後の所定時間後に前記各モードにおいてA/D変換を行いその値を取得するとともに、前記第1モードの時に前記各対象物のA/D変換値を個別に取得し、前記第2モードの時に前記A/D変換値に基づいて装置の異常を検出し、前記第3モードの時に前記A/D変換器に接続される電源電圧を参照して装置の異常を検出することを特徴とする。
この構成によれば、モードを明示的に切り替えて、各モードにおいてA/D変換タイミングに同期して値を取得することにより、第1モードの時に各対象物のA/D変換値を個別に取得しうるとともに、前記第2モードおよび前記第3モードの時に所定内の変換値であることを確認することにより装置の異常を検出することができる。
(3)また、この発明によるA/D変換装置は、検出すべき対象物のアナログ電気量をディジタル量に変換するA/D変換器と、前記A/D変換器に接続された複数の対象物のアナログ電気量の生成をそれぞれ独立に制御するスイッチング手段と、前記スイッチング手段のスイッチングタイミングを制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記対象物を1つずつ独立に接地することにより第1モードと成し、前記対象物を2つ以上同時に接地することにより第2モードと成し、前記対象物を全て接地しないことにより第3モードと成し、前記各モードを前記制御手段による前記スイッチング回路を介する切り替えにより発生させ、前記スイッチング回路の切り替え後の所定時間後に前記各モードにおいてA/D変換を行いその値を取得するとともに、前記第1モードの時に前記各対象物のA/D変換値を個別に取得し、前記第2モードの時に前記A/D変換値に基づいて装置の異常を検出し、前記第3モードの時に前記A/D変換器に接続される電源電圧を参照して装置の異常を検出することを特徴とする。
この構成によれば、対象物からの電気量の生成をそれぞれ独立に制御しつつ前記A/D変換器に出力し、前記第1、第2、第3のモードによって各対象物のA/D変換値と、A/D変換装置の異常を検出することができる。
(4)また、この発明によるA/D変換装置は、検出すべき対象物のアナログ電気量をディジタル量に変換するA/D変換器と、前記A/D変換器に接続された複数の対象物のアナログ電気量の生成をそれぞれ独立に制御するスイッチング手段と、前記スイッチング手段のスイッチングタイミングを制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記対象物を1つずつ独立に電源へ接続することにより第1モードと成し、前記対象物を2つ以上同時に電源へ接続することにより第2モードと成し、前記対象物を全て電源へ接続しないことにより第3モードと成し、前記各モードを前記制御手段による前記スイッチング回路を介する切り替えにより発生させ、前記スイッチング回路の切り替え後の所定時間後に前記各モードにおいてA/D変換を行いその値を取得するとともに、前記第1モードの時に前記各対象物のA/D変換値を取得し、前記第2モードの時に前記A/D変換値に基づいて装置の異常を検出し、前記第3モードの時に前記A/D変換器に接続される電源電圧を参照して装置の異常を検出することを特徴とする。
この構成によれば、対象物からの電気量の生成をそれぞれ独立に制御しつつ前記A/D変換器に出力し、前記第1、第2、第3のモードによって各対象物のA/D変換値と、A/D変換装置の異常を検出することができる。
(5)また、この発明によるA/D変換装置は、前記第2モードの時に、前記対象物が並列に接続された場合のアナログ電気量に対する特性値の換算手段を設け、前記第2のモードにおいて前記対象物の特性値を検出することを特徴とする。
この構成によれば、前記第2のモードにおいても、対象物の特性値を検出することができる。
1 A/D変換器 2 制御部
3 スイッチング回路 3a 第1のスイッチング回路
3b 第2のスイッチング回路 4 第1の対象物
5 第2の対象物 6 CPU
6a A/Dポート 6b 第1の出力ポート
6c 第2の出力ポート 7a 第1の直列抵抗
7b 第2の直列抵抗 8 プルアップ抵抗
9 コンデンサ 10、20、30 A/D変換装置
21 第1のセンサ 22 第2のセンサ
23 第1のスイッチング素子 24 第2のスイッチング素子

Claims (5)

  1. 検出すべき対象物のアナログ電気量をディジタル量に変換するA/D変換器と、前記A/D変換器に複数のアナログ電気量を接続するスイッチング回路と、前記スイッチング回路をそれぞれ独立に制御する制御手段とを備えたA/D変換装置において、
    前記制御手段は、前記対象物のアナログ電気量を1つずつ独立に前記A/D変換器へ出力する第1モードと、前記対象物のアナログ電気量を2つ以上同時に前記A/D変換器へ出力する第2モードと、前記対象物のアナログ電気量を全て出力しない第3モードとを、前記制御手段による前記スイッチング回路を介する切り替えにより発生させ、前記スイッチング回路の切り替え後の所定時間後に前記各モードにおいてA/D変換を行いその値を取得するとともに、前記第1モードの時に前記各対象物のA/D変換値を個別に取得し、前記第2モードの時に前記A/D変換値に基づいて装置の異常を検出し、前記第3モードの時に前記A/D変換器に接続される電源電圧を参照して装置の異常を検出することを特徴とするA/D変換装置。
  2. 検出すべき対象物のアナログ電気量をディジタル量に変換するA/D変換器と、前記A/D変換器に接続された複数の対象物のアナログ電気量の生成をそれぞれ独立に制御するスイッチング手段と、前記スイッチング手段のスイッチングタイミングを制御する制御手段とを備えたA/D変換装置において、
    前記制御手段は、前記対象物のアナログ電気量の生成を1つずつ独立に行う第1モードと、前記対象物のアナログ電気量の生成を2つ以上同時に行う第2モードと、全ての前記対象物からのアナログ電気量生成がない第3モードとを、前記制御手段による前記スイッチング回路を介する切り替えにより発生させ、前記スイッチング回路の切り替え後の所定時間後に前記各モードにおいてA/D変換を行いその値を取得するとともに、前記第1モードの時に前記各対象物のA/D変換値を個別に取得し、前記第2モードの時に前記A/D変換値に基づいて装置の異常を検出し、前記第3モードの時に前記A/D変換器に接続される電源電圧を参照して装置の異常を検出することを特徴とするA/D変換装置。
  3. 検出すべき対象物のアナログ電気量をディジタル量に変換するA/D変換器と、前記A/D変換器に接続された複数の対象物のアナログ電気量の生成をそれぞれ独立に制御するスイッチング手段と、前記スイッチング手段のスイッチングタイミングを制御する制御手段とを備えたA/D変換装置において、
    前記制御手段は、前記対象物を1つずつ独立に接地することにより第1モードと成し、前記対象物を2つ以上同時に接地することにより第2モードと成し、前記対象物を全て接地しないことにより第3モードと成し、前記各モードを前記制御手段による前記スイッチング回路を介する切り替えにより発生させ、前記スイッチング回路の切り替え後の所定時間後に前記各モードにおいてA/D変換を行いその値を取得するとともに、前記第1モードの時に前記各対象物のA/D変換値を個別に取得し、前記第2モードの時に前記A/D変換値に基づいて装置の異常を検出し、前記第3モードの時に前記A/D変換器に接続される電源電圧を参照して装置の異常を検出することを特徴とするA/D変換装置。
  4. 検出すべき対象物のアナログ電気量をディジタル量に変換するA/D変換器と、前記A/D変換器に接続された複数の対象物のアナログ電気量の生成をそれぞれ独立に制御するスイッチング手段と、前記スイッチング手段のスイッチングタイミングを制御する制御手段とを備えたA/D変換装置において、
    前記制御手段は、前記対象物を1つずつ独立に電源へ接続することにより第1モードと成し、前記対象物を2つ以上同時に電源へ接続することにより第2モードと成し、前記対象物を全て電源へ接続しないことにより第3モードと成し、前記各モードを前記制御手段による前記スイッチング回路を介する切り替えにより発生させ、前記スイッチング回路の切り替え後の所定時間後に前記各モードにおいてA/D変換を行いその値を取得するとともに、前記第1モードの時に前記各対象物のA/D変換値を個別に取得し、前記第2モードの時に前記A/D変換値に基づいて装置の異常を検出し、前記第3モードの時に前記A/D変換器に接続される電源電圧を参照して装置の異常を検出することを特徴とするA/D変換装置。
  5. 前記第2モードの時に、前記対象物が並列に接続された場合のアナログ電気量に対する特性値の換算手段を設け、前記第2のモードにおいて前記対象物の特性値を検出することを特徴とする請求項3または請求項4に記載のA/D変換装置。
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