JP5359762B2 - 情報処理装置、表示制御方法及び表示制御プログラム - Google Patents

情報処理装置、表示制御方法及び表示制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、表示制御方法及び表示制御プログラムに関し、例えば撮像画像におけるお薦めの構図を提示する際に適用して好適なものである。
近年、例えばデジタルスチルカメラ(以下、これをDSCとも呼ぶ)などの撮像装置において、撮影時にお薦めの構図(これを推薦構図とも呼ぶ)をユーザに提示するものが提案されている。このような撮像装置としては、例えば撮像画像上に推薦構図を示す推薦構図枠を表示させるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−158868号公報(第9図)
ところで上述した撮像装置では、ユーザに、撮像画像上に表示された推薦構図枠を確認させながら、パン、チルト、ズーム、回転などの操作を撮像装置に対して行わせることにより、撮像画像の構図を推薦構図に合わせるようになされている。
しかしながら、ユーザにこのような自由度の高い種々の操作を行わせると、撮像装置がぶれて撮像画像の構図がぶれてしまうことも多く、撮像画像の構図を推薦構図にきっちり合わせるのは容易ではない。
そしてこのように撮像画像の構図がぶれてしまうと、撮像画像上に表示された推薦構図枠がぶれてしまい、ユーザに対して、撮像画像の構図が推薦構図になかなか合わないという感覚を与えてしまう。
つまり上述した撮像装置では、撮像画像の構図を推薦構図に合わせるユーザ操作において、ユーザに負担を課してしまっていた。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、撮像画像の構図を推薦構図に合わせるユーザ操作においてユーザの負担を軽減しうる情報処理装置、表示制御方法及び表示制御プログラムを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、撮像画像データを取得する撮像画像取得部と、当該撮像画像データに基づく撮像画像の被写体を認識する被写体認識部と、当該被写体についての推薦構図を示す推薦構図データを取得する推薦構図取得部と、当該撮像画像と、当該被写体を示す枠と、当該推薦構図を示す情報とが含まれる表示画面を表示部に表示させ、当該撮像画像の構図が当該推薦構図に類似したときに、当該枠を表示変化させ、当該表示変化させた枠を固定して表示させる制御部とを設けるようにした。
これにより、ユーザに推薦構図を提示することができると共に、撮像画像の構図が多少ぶれても、撮像画像の構図が推薦構図に類似していれば、撮像画像の構図が推薦構図に合っているとユーザに認識させることができる。したがって、撮像画像の構図を推薦構図に合わせるユーザ操作の困難さを軽減でき、撮像画像の構図が推薦構図になかなか合わないという感覚をユーザに与えにくくすることができる。
本発明によれば、撮像画像の構図が多少ぶれても、撮像画像の構図が推薦構図に類似していれば、撮像画像の構図が推薦構図に合っているとユーザに認識させることができる。したがって、撮像画像の構図を推薦構図に合わせるユーザ操作の困難さを軽減でき、撮像画像の構図が推薦構図になかなか合わないという感覚をユーザに与えにくくすることができる。かくして撮像画像の構図を推薦構図に合わせるユーザ操作においてユーザの負担を軽減しうる情報処理装置、表示制御方法及び表示制御プログラムを実現できる。
実施の形態の概要である情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 DSC(デジタルスチルカメラ)の外観構成を示す略線図である。 DSC(デジタルスチルカメラ)のハードウェア構成を示すブロック図である。 推薦構図枠の表示例を示す略線図である。 撮像画像の構図を推薦構図に合わせる操作の説明に供する略線図である。 パン方向における固定表示処理の説明に供する略線図である。 チルト方向における固定表示処理の説明に供する略線図である。 ズーム方向における固定表示処理の説明に供する略線図である。 回転方向における固定表示処理の説明に供する略線図である。 推薦構図枠表示処理手順を示すフローチャートである。 固定表示処理手順を示すフローチャートである。 被写体枠及び推薦構図被写体枠の表示例(1)を示す略線図である。 被写体枠及び推薦構図被写体枠の表示例(2)を示す略線図である。 誘導アイコンの表示例を示す略線図である。
以下、発明を実施するための最良の形態(以下実施の形態とする)について説明する。尚、説明は以下の順序で行う。
1.実施の形態
2.他の実施の形態
<1.実施の形態>
[1−1.実施の形態の概要]
まず、実施の形態の概要を説明する。この概要を説明した後、本実施の形態の具体例の説明に移る。
図1において1は、情報処理装置を示す。この情報処理装置1は、撮像画像データを取得する撮像画像取得部2を有している。またこの情報処理装置1は、撮像画像データに基づく撮像画像の被写体を認識する被写体認識部3を有している。
さらに情報処理装置1は、被写体についての推薦構図を示す推薦構図データを取得する推薦構図取得部4を有している。さらに情報処理装置1は、撮像画像と、被写体を示す枠と、推薦構図を示す情報とが含まれる表示画面を表示部(図示せず)に表示させる制御部5を有している。制御部5は、撮像画像の構図が推薦構図に類似したときに、当該枠を表示変化させ、当該表示変化させた枠を固定して表示させるようになされている。
このような構成により情報処理装置1は、ユーザに推薦構図を提示することができると共に、撮像画像の構図が多少ぶれても、撮像画像の構図が推薦構図に類似していれば、撮像画像の構図が推薦構図に合っているとユーザに認識させることができる。したがって情報処理装置1は、撮像画像の構図を推薦構図に合わせるユーザ操作の困難さを軽減でき、撮像画像の構図が推薦構図になかなか合わないという感覚をユーザに与えにくくすることができる。
このような構成でなる情報処理装置1の具体例について、以下、詳しく説明する。
[1−2.DSC(デジタルスチルカメラ)の外観構成]
次に、図2(A)及び(B)を用いて、上述した情報処理装置1の具体例であるデジタルスチルカメラ(以下、DSCとも呼ぶ)100の外観構成について説明する。
DSC100は、片手で把持し得る程度の大きさでなる略扁平矩形状の筐体101を有している。この筐体101の前面101Aには、その上部に撮影レンズ102、AF(Auto Focus)イルミネータ103、フラッシュ104が設けられている。AFイルミネータ103は、セルフタイマランプも兼ねている。
さらに前面101Aには、上下にスライド可能なレンズカバー105が取り付けられている。レンズカバー105は、下方にスライドさせられると撮影レンズ102、AFイルミネータ103、フラッシュ104を露出させる一方で、上方にスライドさせられると、これらを覆うことで保護するようになっている。
尚、DSC100は、レンズカバー105が下方にスライドさせられると、自動的に電源オンするようにもなっている。
また筐体101の上面101Bには、シャッタボタン106、再生ボタン107及び電源ボタン108が設けられている。さらに筐体101の背面101Cには、タッチスクリーン109が設けられている。
再生ボタン107は、DSC100の動作モードを、撮影した画像をタッチスクリーン109に表示する再生モードに切り替える為のハードウェアキーである。またタッチスクリーン109は、ユーザの指(ペンなどでも可)によるタッチ操作が可能な表示デバイスである。
DSC100は、レンズカバー105が下方にスライドさせられると、もしくは電源ボタン108が押下されると、電源オンして、撮影モードで起動する。
するとDSC100は、撮影レンズ102を介して撮像した画像をスルー画像としてタッチスクリーン109に表示する。そしてDSC100は、シャッタボタン106が押下されると、画像を記録する。
またDSC100は、再生ボタン107が押下されると、再生モードに切り換わる。するとDSC100は、記録した画像のうちの例えば1つをタッチスクリーン109に表示する。そしてDSC100は、タッチスクリーン109に対するタッチ操作に応じて、表示する画像を切り替える。
[1−3.DSC(デジタルスチルカメラ)のハードウェア構成]
次に図3を用いて、DSC100のハードウェア構成について説明する。DSC100は、CPU110が、ROM111に書き込まれたプログラムをRAM112にロードして実行することで各種処理を実行すると共に、タッチパネル113や操作部114からの信号に応じて各部を制御する。因みに、CPUは、Central Processing Unitの略である。また、ROMは、Read Only Memoryの略、RAMは、Random Access Memoryの略である。
タッチパネル113は、液晶パネル115と共に上述したタッチスクリーン109を構成するデバイスであり、タッチパネル113上の任意の位置が指でタッチされると、タッチされた位置(すなわちタッチ位置)の座標を検知する。そしてタッチパネル113は、このタッチ位置の座標を示す入力信号をCPU110に送る。
CPU110は、タッチパネル113から送られてくる入力信号からタッチ位置の座標を取得すると、この座標を液晶パネル115の画面座標に変換することで、液晶パネル115の画面上のどの位置がタッチされたのかを認識する。
またCPU110は、一定時間ごとに送られてくる入力信号より取得したタッチ位置の座標を、順次液晶パネル115の画面座標に変換していくことで、タッチ位置がどのように動いたのか(すなわちタッチ位置の軌跡)を認識する。
そしてCPU110は、このようにして認識したタッチ位置とその軌跡とに基づいて、画面上のどの位置に対して、どのようなタッチ操作が行われたのかを判別する。
操作部114は、上述したシャッタボタン106、再生ボタン107及び電源ボタン108などからなるデバイスであり、これらの操作に応じた信号をCPU110に送る。
CPU110は、操作部114から送られてくる信号に基づいて、シャッタボタン106、再生ボタン107及び電源ボタン108のどれが操作されたかを判別する。
実際、CPU110は、操作部114の電源ボタン108が押下されて電源オンすると、又はタッチパネル113に対するタッチ操作により動作モードを撮影モードに切り替えるよう指示されると、撮影モードで動作する。
このときCPU110は、モータドライバ116を制御して、アクチュエータ117を駆動させることで、上述した撮影レンズ102やAFイルミネータ103などからなるレンズ部118を、DSC100の筐体101から露出させる。またCPU110は、アクチュエータ117を駆動させることで、レンズ部118の絞りを調整したり、光学ズームのズーム倍率を変更したり、フォーカスレンズを移動させたりする。
またこのときCPU110は、タイミングジェネレータ119を制御して、タイミング信号をCCD(Charge Coupled Device)などでなる撮像素子120に供給する。撮像素子120は、このタイミング信号に基づいて動作することにより、レンズ部118を介して取り込まれた被写体からの光を電気信号に変換(すなわち光電変換)して、これをアナログ信号処理部121に送る。
アナログ信号処理部121は、CPU110の制御のもと、この電気信号に対してアナログ信号処理(増幅等)を施すことでアナログ画像信号を得、これをアナログデジタル変換部(これをA/D変換部とも呼ぶ)122に送る。
A/D変換部122は、CPU110の制御のもと、送られてきたアナログ画像信号をアナログデジタル変換(A/D変換)することでデジタル画像信号を得、これをデジタル信号処理部123に送る。
デジタル信号処理部123は、CPU110の制御のもと、送られてきたデジタル画像信号に対してデジタル信号処理(ノイズ除去等)を施した後、液晶パネル115に送る。この結果、液晶パネル115には、被写体の画像がスルー画像として表示される。このようにしてDSC100は、撮影者に被写体を確認させる。
またこのとき、デジタル信号処理部123は、CPU110の制御のもと、文字やアイコンなどのグラフィックス信号を生成して、これをデジタル画像信号に重畳する。この結果、液晶パネル115には、スルー画像と共に、文字やアイコンなどが表示される。
ここで、操作部114のシャッタボタン106が半押しされたとする。するとCPU110は、撮影準備操作が行われたと認識し、ユーザが撮影しようとしていることを認識する。
このときCPU110は、デジタル信号処理部123を制御して、送られてきたデジタル画像信号を解析してデジタル画像信号に基づく画像から被写体を認識する処理(これを被写体認識処理とも呼ぶ)を行わせる。因みに、画像から被写体を認識する方法については、種々の方法を用いてよい。例えば被写体の肌色成分を検出して、被写体として人物の顔を認識する方法を用いてもよい。また例えば被写体の輝度とその周辺の輝度との差を検出することによって、被写体とその周囲とを区別することで、被写体を認識する方法を用いてもよい。
そしてデジタル信号処理部123は、被写体認識処理の結果として、被写体の位置や大きさ、形状などを示す被写体認識情報をCPU110に返す。
CPU110は、デジタル信号処理部123から送られてきた被写体認識情報に基づいて、被写体についてのお薦めの構図(推薦構図)を検出し、推薦構図を示す推薦構図データをデジタル信号処理部123に送る。因みに、この推薦構図を検出する方法については、種々の方法を用いてよい。例えば画像フレームの縦と横を三分割する三分割格子線の交点上に被写体が配置されるような構図を推薦構図として検出する三分割法などを用いてもよい。
デジタル信号処理部123は、送られてきた推薦構図データに基づいて、推薦構図を示す枠(これを推薦構図枠とも呼ぶ)のグラフィックス信号を生成して、これをデジタル画像信号に重畳する。またこれと共にデジタル信号処理部123は、デジタル画像信号に基づく画像を囲む枠、すなわち撮像画像の構図を示す枠(これを撮像画像構図枠とも呼ぶ)のグラフィクス信号を生成して、これをデジタル画像信号に重畳する。この結果、液晶パネル115には、スルー画像と共に、推薦構図枠や撮像画像構図枠が表示される。
またここで、操作部114のシャッタボタン106が完全に押し込まれたとする。するとCPU110は、この操作に応じて画像を記録する。
このときデジタル信号処理部123は、CPU110の制御のもと、A/D変換部122から送られてきたデジタル画像信号を、例えばJPEGなどの圧縮伸長フォーマットで圧縮することで圧縮画像データを生成し、CPU110に送る。因みに、JPEGとは、Joint Photographic Experts Groupの略である。
CPU110は、圧縮画像データに撮影日時などをメタデータとして付加して画像ファイルを生成し、この画像ファイルを記録部124に記録する。このようにしてCPU110は、画像を記録する。
因みに、記録部124は、例えば数ギガバイト〜数十ギガバイト程度の不揮発性メモリであり、DSC100に予め内蔵された記録媒体であってもよいし、メモリカードのようにDSC100に着脱可能な記録媒体であってもよい。
またDSC100は、記録部124とは別に、フラッシュメモリ125を有している。CPU110は、このフラッシュメモリ125に、ユーザにより設定された各種情報など、電源オフ後も保持する必要がある情報を記憶させる。
また、操作部114の再生ボタン108が押下されると、又はタッチパネル113に対するタッチ操作により動作モードを再生モードに切り替えるよう指示されると、CPU110は再生モードで動作する。
このときCPU110は、例えば、記録部124に記録されている画像ファイルのうちの1つ(例えば撮影日時が最も新しい画像ファイル)を読み出し、この画像ファイルから圧縮画像データを抽出して、デジタル信号処理部123に送る。
デジタル信号処理部123は、CPU110の制御のもと、送られてきた圧縮画像データを伸長することにより圧縮前のデジタル画像信号を得、これを液晶パネル115に送る。この結果、液晶パネル115には、再生された画像が表示される。このようにしてCPU110は、画像を再生する。
またこのとき、デジタル信号処理部123は、CPU110の制御のもと、ボタンやアイコンなどのグラフィックス信号を生成して、これをデジタル画像信号に重畳する。この結果液晶パネル115には、再生された画像と共にボタンやアイコンなどが表示される。
[1−4.推薦構図枠表示処理]
ところでこのDSC100は、上述したように、撮影時に認識した被写体についての推薦構図を検出し、推薦構図を示す推薦構図枠をスルー画像上に表示させるようになされている。以下、この推薦構図枠を表示させる処理について詳しく説明する。
CPU110は、撮影モードに切り替えるよう指示されると、図4(A)に示すように、撮影モードにおける表示画面である撮影モード画面SGを液晶パネル115に表示させる。撮影モード画面SGには、スルー画像Tpが全体に表示される。ここでは、このスルー画像Tp上に、被写体として例えば動物Anが写っているとする。
このときシャッタボタン106が半押しされると、CPU110は、上述したようにデジタル信号処理部123に被写体認識処理を行わせ、被写体である動物Anの位置、大きさ、形状などを示す被写体認識情報を取得する。
そしてCPU110は、被写体認識情報に基づいて、動物Anについての推薦構図を検出し、図4(B)に示すように、当該推薦構図を示す推薦構図枠Fsを撮影モード画面SGに表示させる。なお推薦構図は動物Anについてのものであることから、推薦構図枠Fsは、被写体である動物Anを示すものでもある。これと共にCPU110は、撮像画像構図枠Ftを撮影モード画面SGに表示させる。
またこのときCPU110は、スルー画像Tpにおいて推薦構図枠Fs外となる領域Arの明度を下げて表示させる。これによりDSC100は、ユーザに、推薦構図枠Fsを強調して提示することができるようになされている。
そしてCPU110は、推薦構図枠Fsを表示させてから所定時間(例えば数秒)経過後に、図4(C)に示すように、スルー画像Tpにおける領域Arの明度を元に戻す。これによりDSC100は、ユーザに推薦構図を提示した後は、領域Arの明度が低いためにスルー画像Tpが見にくくなってしまうのを防ぐことができるようになされている。
なおCPU110は、デジタル信号処理部123に所定時間ごとに被写体認識処理を実行させることにより、被写体を認識し続けるようになされている。これによりCPU110は、パン、チルト、回転、ズームなどの操作がユーザにより行われると、撮像画像内において被写体が移動したり、回転したり、大きさが変化したりするのを認識する。
CPU110は、このような被写体の変化に応じて、推薦構図枠Fsを移動させたり、回転させたり、大きさを変化させたりするようになされている。つまり推薦構図枠Fsは、スルー画像Tp内における被写体に対して固定されるようになされており、被写体の変化に応じてスルー画像Tp内で変化するようになされている。
ここで、例えば図5(A)に示すように、スルー画像Tpにおいて推薦構図枠Fsが右上に表示されている状態において、ユーザが、撮像画像の構図を推薦構図に合わせる操作を行うことを考える。
尚、以下の説明では、DSC100の筐体101における左右方向をパン方向、上下方向をチルト方向と呼ぶ。またDSC100のレンズが向けられている方向(筐体101の前方方向)をズーム方向、筐体101を回転させる方向を回転方向と呼ぶ。
まずユーザが、例えばDSC100の筐体101を右に振る操作(つまり右方向へのパン操作)を行うことにより、図5(B)に示すように、撮像画像の構図をパン方向において推薦構図に合わせようとしたとする。尚、撮像画像の構図がパン方向において推薦構図に合った状態とは、推薦構図枠Fsがパン方向において撮像画像構図枠Ftに合った状態である。そして推薦構図枠Fsがパン方向において撮像画像構図枠Ftに合った状態とは、パン方向をX軸、チルト方向をY軸とするXY平面上の座標で表すと、推薦構図枠Fsの中心のX座標と撮像画像構図枠Ftの中心のX座標が一致している状態であるとする。
しかし実際上、ユーザが筐体101を片手や両手で把持しているだけでは筐体101をきっちり固定させるのは容易ではなく、撮像画像の構図がぶれてしまいやすい。すると、スルー画像Tpに対して被写体がぶれてしまい、当該被写体に対して固定されている推薦構図枠Fsもスルー画像Tpに対してぶれてしまう。ゆえに推薦構図枠Fsをパン方向において撮像画像構図枠Ftにきっちり合わせるのは容易ではなく、ユーザに負担を与えてしまう。
このことをふまえ、DSC100では、撮像画像の構図と推薦構図とがパン方向においてほぼ合っている(つまり類似している)と判別したときに、推薦構図枠Fsをパン方向において撮像画像構図枠Ftと合う位置に固定して表示させる。つまりDSC100は、被写体に対して固定させていた推薦構図枠Fsを、パン方向においてはスルー画像Tpに対して固定させて表示させる。尚、DSC100では、撮像画像の構図と推薦構図とのずれが、例えばユーザが筐体101を把持しているときに生じると想定されるぶれの範囲内であれば、撮像画像の構図と推薦構図とが類似していると判別するようになされているとする。
これによりDSC100は、撮像画像の構図がパン方向において多少ぶれても、推薦構図枠Fsをパン方向においてぶれないようにでき、ユーザに撮像画像の構図がパン方向において推薦構図に合ったと認識させることができる。ゆえにDSC100は、撮像画像の構図を推薦構図に合わせるユーザ操作の困難さを軽減でき、ユーザの負担を軽減することができる。
次にユーザが、例えば筐体101を上に振る操作(つまり上方向へのチルト操作)を行うことにより、図5(C)に示すように、撮像画像の構図をチルト方向において推薦構図に合わせようとしたとする。尚、撮像画像の構図がチルト方向において推薦構図に合った状態とは、推薦構図枠Fsがチルト方向において撮像画像構図枠Ftに合った状態である。そして推薦構図枠Fsがチルト方向において撮像画像構図枠Ftに合った状態とは、推薦構図枠Fsの中心のY座標と撮像画像構図枠Ftの中心のY座標が一致している状態であるとする。
このときDSC100は、パン方向における場合と同様に、撮像画像の構図と推薦構図とがチルト方向において類似していると判別したときに、推薦構図枠Fsをチルト方向において撮像画像構図枠Ftと合う位置に固定して表示させる。つまりDSC100は、推薦構図枠Fsをチルト方向においてもスルー画像Tpに対して固定させて表示させる。
この結果DSC100は、ユーザに撮像画像の構図がパン方向及びチルト方向において推薦構図に合ったと認識させることができる。
さらにユーザが、例えばズームイン操作を行って、図5(D)に示すように、撮像画像の構図をズーム方向において推薦構図に合わせようとしたとする。尚、撮像画像の構図がズーム方向において推薦構図に合った状態とは、推薦構図枠Fsがズーム方向において撮像画像構図枠Ftに合った状態である。そして推薦構図枠Fsがズーム方向において撮像画像構図枠Ftに合った状態とは、推薦構図枠Fsの大きさと撮像画像構図枠Ftの大きさが同じである状態とする。
このときDSC100は、パン、チルト方向における場合と同様に、撮像画像の構図と推薦構図とがズーム方向において類似していると判別したときに、推薦構図枠Fsをズーム方向において撮像画像構図枠Ftと合う状態に固定して表示させる。つまりDSC100は、推薦構図枠Fsをズーム方向においてもスルー画像Tpに対して固定させて表示させる。
この結果DSC100は、ユーザにスルー画像Tpの構図がパン方向、チルト方向、ズーム方向において推薦構図に合ったと認識させることができる。
さらにユーザが、例えば筐体101を右回りに回転させる操作を行って、図5(E)に示すように、撮像画像の構図を回転方向において推薦構図に合わせようとしたとする。尚、撮像画像の構図が回転方向において推薦構図に合った状態とは、推薦構図枠Fsが回転方向において撮像画像構図枠Ftに合った状態である。そして推薦構図枠Fsが回転方向において撮像画像構図枠Ftに合った状態とは、推薦構図枠Fsと撮像画像構図枠Ftとが平行である状態とする。
このときDSC100は、パン、チルト、ズーム方向における場合と同様に、撮像画像の構図と推薦構図とが回転方向において類似したと判別したときに、推薦構図枠Fsを回転方向において撮像画像構図枠Ftと合う状態に固定して表示させる。つまりDSC100は、推薦構図枠Fsを回転方向においてもスルー画像Tpに対して固定させて表示させる。
この結果DSC100は、ユーザに撮像画像の構図がパン方向、チルト方向、ズーム方向、回転方向において推薦構図に合ったと認識させることができる。これによりDSC100は、推薦構図で撮影することが可能となったことをユーザに認識させることができる。
このようにDSC100では、ユーザに、パン操作、チルト操作、ズーム操作、回転操作を行わせることにより、パン方向、チルト方向、ズーム方向、回転方向の各方向において撮像画像の構図を推薦構図に合わせていくようになされている。
ここでDSC100は、パン方向、チルト方向、ズーム方向、回転方向のそれぞれにおいて撮像画像の構図が推薦構図に類似したときに推薦構図枠Fsをスルー画像Tpに対して固定させて表示させる。これによりDSC100は、徐々に撮像画像の構図が推薦構図に合っていくことをユーザに認識させることができるようになされている。
次に、上述した各方向において撮像画像の構図が推薦構図に類似したときに推薦構図枠Fsをスルー画像Tpに対して固定させて表示させる処理(これを固定表示処理とも呼ぶ)について具体的に説明する。まずパン方向における固定表示処理について説明する。
CPU110は、推薦構図枠Fsを表示させると、パン方向における固定表示処理を開始し、所定時間間隔ごとに、撮像画像の構図と推薦構図とのパン方向におけるずれ量Δpを算出する。具体的にCPU110は、図6(A)に示すように、撮像画像構図枠Ftの中心OtのX座標と推薦構図枠Fsの中心OsのX座標との差分をずれ量Δpとして算出する。
そしてCPU110は、ずれ量Δpが所定の閾値(これをパン第1閾値とも呼ぶ)以下であるか否かを判別する。なおパン第1閾値は、例えばユーザが筐体101を把持しているときに生じると想定されるぶれの範囲(例えば予め実験などにより求められているとする)に基づいて予め設定されているとする。
このときCPU110は、ずれ量Δpがパン第1閾値以下であると判別すると、撮像画像の構図と推薦構図とがパン方向において類似していると判別する。そしてCPU110は、パン方向において撮像画像構図枠Ftと合う位置に吸い寄せられるように推薦構図枠Fsをアニメーション表示させる。その後CPU110は、図6(B)に示すように、推薦構図枠Fsをパン方向において撮像画像構図枠Ftと合う位置に固定して表示させる。
CPU110は、このようにしてパン方向において推薦構図枠Fsを撮像画像構図枠Ftに対して固定して表示させた後、再び所定時間間隔ごとに、撮像画像の構図と推薦構図とのパン方向におけるずれ量Δpを算出する。尚このときCPU110は、撮像画像構図枠Ftの中心OtのX座標と、被写体に対して固定している場合の推薦構図枠Fsr(図6(B)に点線で示す、実際は非表示)の中心OsrのX座標との差分をずれ量Δpとして算出する。
そしてCPU110は、ずれ量Δpが所定の閾値(これをパン第2閾値とも呼ぶ)以下であるか否かを判別する。なおパン第2閾値も、パン第1閾値と同様に、例えばユーザが筐体101を把持しているときに生じると想定されるぶれの範囲に基づいて予め設定されているとする。
そしてCPU110は、ずれ量Δpがパン第2閾値以下であると判別すると、撮像画像の構図と推薦構図とがパン方向において類似し続けていると判別する。このときCPU110は、パン方向においては推薦構図枠Fsを被写体に対して固定させるのではなく、撮像画像構図枠Ftに対して固定して表示し続ける。
すなわちCPU110は、撮像画像の構図と推薦構図とがパン方向において多少ずれても、推薦構図枠Fsがパン方向において撮像画像構図枠Ftに合う位置に吸着しているかのように表示させる。
これによりDSC100は、ユーザの手の震えなどにより撮像画像の構図が多少ぶれてしまっても、撮像画像の構図がパン方向において推薦構図に合っているとユーザに認識させ続けることができる。ゆえにDSC100は、撮像画像の構図が推薦構図からすぐにずれてしまうという感覚をユーザに与えにくくでき、ユーザの負担を軽減することができる。
またCPU110は、パン操作により撮像画像の構図が変化してずれ量Δpがパン第2閾値よりも大きくなると、撮像画像の構図と推薦構図とがパン方向において類似しなくなったと判別する。このときCPU110は、パン方向において撮像画像構図枠Ftに合う位置に対する推薦構図枠Fsの固定(吸着)を解除し、元のように推薦構図枠Fsを被写体に固定させて表示させるようになされている。
因みに上述したパン第2閾値はパン第1閾値よりも大きい値となるように設定されている。これによりDSC100は、一度ずれ量Δpがパン第1閾値以下になり推薦構図枠Fsがパン方向において撮像画像構図枠Ftに固定されると、ずれ量Δpがパン第2閾値以上になりにくいため、当該固定が解除されにくくできる。ゆえにDSC100は、撮像画像の構図が推薦構図からすぐにずれてしまうという感覚をユーザにさらに与えにくくでき、ユーザの負担をさらに軽減することができる。
またCPU110は、このようなパン方向における固定表示処理と同様に、チルト方向における固定表示処理を行うようになされている。
具体的にCPU110は、推薦構図枠Fsを表示させると、チルト方向における固定表示処理を開始し、所定時間間隔ごとに、撮像画像の構図と推薦構図とのチルト方向におけるずれ量Δtを算出する。具体的にCPU110は、図7(A)に示すように、撮像画像構図枠Ftの中心OtのY座標と推薦構図枠Fsの中心OsのY座標との差分をずれ量Δtとして算出する。
そしてCPU110は、ずれ量Δtが所定の閾値(これをチルト第1閾値とも呼ぶ)以下であると判別すると、撮像画像の構図と推薦構図とがチルト方向において類似していると判別する。
このとき、CPU110は、推薦構図枠Fsをチルト方向において撮像画像構図枠Ftと合う位置に吸い寄せられるようにアニメーション表示させる。そしてCPU110は、図7(B)に示すように、推薦構図枠Fsをチルト方向において撮像画像構図枠Ftと合う位置に固定して表示させる。
CPU110は、このようにしてチルト方向において推薦構図枠Fsを撮像画像構図枠Ftに対して固定して表示させた後、再び所定時間間隔ごとに、撮像画像の構図と推薦構図とのチルト方向におけるずれ量Δtを算出する。尚このときCPU110は、撮像画像構図枠Ftの中心OtのY座標と、被写体に対して固定している場合の推薦構図枠Fsr(図7(B)に点線で示す、実際は非表示)の中心OsrのY座標との差分をずれ量Δtとして算出する。
そしてCPU110は、ずれ量Δtが所定の閾値(これをチルト第2閾値とも呼ぶ)以下であると判別すると、撮像画像の構図と推薦構図とがチルト方向において類似し続けていると判別する。このときCPU110は、チルト方向においては推薦構図枠Fsを被写体に対して固定させるのではなく、撮像画像構図枠Ftに対して固定して表示し続ける。
すなわちCPU110は、撮像画像の構図と推薦構図とがチルト方向において多少ずれても、推薦構図枠Fsがチルト方向において撮像画像構図枠Ftに合う位置に吸着しているかのように表示させる。
またCPU110は、チルト操作により撮像画像の構図が変化してずれ量Δtがチルト第2閾値よりも大きくなると、撮像画像の構図と推薦構図とがチルト方向において類似しなくなったと判別する。このときCPU110は、チルト方向において撮像画像構図枠Ftに合う位置に対する推薦構図枠Fsの固定を解除し、元のように推薦構図枠Fsを被写体に固定させて表示させるようになされている。
因みにチルト第1閾値及びチルト第2閾値は、上述したパン方向における固定表示処理と同様に、例えばユーザが筐体101を把持しているときに生じると想定されるぶれの範囲に基づいて予め設定されているとする。また上述したパン方向における固定表示処理と同様に、チルト第2閾値はチルト第1閾値よりも大きい値となるように設定されているとする。
またCPU110は、パン方向、チルト方向における固定表示処理と同様に、ズーム方向における固定表示処理を行うようにもなされている。
具体的にCPU110は、推薦構図枠Fsを表示させると、ズーム方向における固定表示処理を開始し、所定時間間隔ごとに、撮像画像の構図と推薦構図とのズーム方向におけるずれ量Δz(図示せず)を算出する。具体的にCPU110は、撮像画像構図枠Ftの面積と推薦構図枠Fsの面積(スルー画像Tp上に非表示の部分(図8(A)に斜線で示す部分)を含む)との差分をずれ量Δzとして算出する。
そしてCPU110は、ずれ量Δzが所定の閾値(これをズーム第1閾値とも呼ぶ)以下であるか否かにより、撮像画像の構図と推薦構図とがズーム方向において類似しているか否かを判別する。
このときCPU110は、撮像画像の構図と推薦構図とがズーム方向において類似していると判別すると、推薦構図枠Fsを拡大又は縮小して図8(B)に示すように撮像画像構図枠Fsの大きさと一致するように表示させる。なおこのときCPU110は、撮像画像構図枠Fsの大きさと一致する枠に吸い寄せられるように推薦構図枠Fsをアニメーション表示させる。
CPU110は、このようにしてズーム方向において推薦構図枠Fsを撮像画像構図枠Ftに対して固定して表示させた後、再び、撮像画像の構図と推薦構図とのズーム方向におけるずれ量Δzを算出する。尚このときCPU110は、撮像画像構図枠Ftの面積と、被写体に対して固定している場合の推薦構図を示す推薦構図枠Fsr(図8(B)に点線で示す、実際は非表示)の面積との差分をずれ量Δzとして算出する。
そしてCPU110は、ずれ量Δzが所定の閾値(これをズーム第2閾値とも呼ぶ)以下であると判別すると、撮像画像の構図と推薦構図とがズーム方向において類似し続けていると判別する。このときCPU110は、推薦構図枠Fsの大きさを被写体に対して固定させるのではなく、撮像画像構図枠Ftに対して表示させる。
すなわちCPU110は、撮像画像の構図と推薦構図とがズーム方向において多少ずれても、撮像画像構図枠Ftと同じ大きさの枠に推薦構図枠Fsが吸着しているかのように表示させる。
またCPU110は、ズーム操作により撮像画像の構図が変化してずれ量Δzがズーム第2閾値よりも大きくなると、撮像画像の構図と推薦構図とがズーム方向において類似しなくなったと判別する。このときCPU110は、ズーム方向において撮像画像構図枠Ftに対する推薦構図枠Fsの固定を解除し、元のように推薦構図枠Fsを被写体に固定させて表示させるようになされている。
因みにズーム第1閾値及びズーム第2閾値は、上述したパン方向における固定表示処理と同様に、例えばユーザが筐体101を把持しているときに生じると想定されるぶれの範囲に基づいて予め設定されているとする。また上述したパン方向における固定表示処理と同様に、ズーム第2閾値はズーム第1閾値よりも大きい値となるように設定されているとする。
またCPU110は、パン方向、チルト方向、ズーム方向における固定表示処理と同様に、回転方向における固定表示処理を行うようにもなされている。
具体的にCPU110は、推薦構図枠Fsを表示させると、回転方向における固定表示処理を開始する。そしてCPU110は、撮像画像の構図と推薦構図との回転方向におけるずれ量Δθを算出する。具体的にCPU110は、図9(A)に示すように、例えば、撮像画像構図枠Ftのパン方向における中心線Lpと、推薦構図枠Fsのパン方向における中心線Lsとがなす角度をずれ量Δθとして算出する。
そしてCPU110は、ずれ量Δθが所定の閾値(これを回転第1閾値とも呼ぶ)以下であるか否かにより、撮像画像の構図と推薦構図とが回転方向において類似しているか否かを判別する。
このときCPU110は、撮像画像の構図と推薦構図とが回転方向において類似していると判別すると、推薦構図枠Fsを回転させ、図9(B)に示すように、撮像画像構図枠Ftと平行となるように推薦構図枠Fsを表示させる。なおこのときCPU110は、撮像画像構図枠Fsと平行となる位置に吸いせられるように推薦構図枠Fsをアニメーション表示させる。
CPU110は、このようにして回転方向において推薦構図枠Fsを撮像画像構図枠Ftに対して固定して表示させた後、再び、撮像画像の構図と推薦構図との回転方向におけるずれ量Δθを算出する。尚このときCPU110は、撮像画像構図枠Ftの中心線Lpと、被写体に対して固定している場合の推薦構図枠Fsr(図9(B)に点線で示す、実際は非表示)のパン方向における中心線Lsrとのなす角度をずれ量Δθとして算出する。
そしてCPU110は、ずれ量Δθが所定の閾値(これを回転第2閾値とも呼ぶ)以下であると判別すると、撮像画像の構図と推薦構図とが回転方向において類似し続けていると判別する。このときCPU110は、推薦構図枠Fsを被写体に対して固定して表示させるのではなく、撮像画像構図枠Ftに対して固定して表示させる。
すなわちCPU110は、撮像画像の構図と推薦構図とが回転方向において多少ずれても、撮像画像構図枠Ftと平行となる位置に吸着しているかのように推薦構図枠Fsの位置を固定して表示し続ける。
またCPU110は、回転操作により撮像画像の構図が変化してずれ量Δθが回転第2閾値よりも大きくなると、撮像画像の構図と推薦構図とが回転方向において類似しなくなったと判別する。このときCPU110は、回転方向において撮像画像構図枠Ftに対する推薦構図枠Fsの固定を解除し、元のように推薦構図枠Fsを被写体に固定させて表示させるようになされている。
因みに回転第1閾値及び回転第2閾値は、上述したパン方向における固定表示処理と同様に、例えばユーザが筐体101を把持しているときに生じると想定されるぶれの範囲に基づいて予め設定されているとする。また上述したパン方向における固定表示処理と同様に、回転第2閾値は回転第1閾値よりも大きい値となるように設定されているとする。
このようにDSC100では、DSC100における方向(パン方向、チルト方向、ズーム方向、回転方向)ごとに、当該方向において撮像画像構図枠Ftに合う位置に推薦構図枠Fsを固定して表示させる固定表示処理を行うようになされている。
因みに、本実施の形態の概要で説明した情報処理装置1の撮像画像取得部2、被写体認識部3の具体的なハードウェアの例が、上述したDSC100のデジタル信号処理部123である。また概要で説明した情報処理装置1の推薦構図取得部4、制御部5の具体的なハードウェアの例が、上述したDSC100のCPU110である。また概要で説明した表示画面の具体例が、上述した撮影モード画面SGであり、概要で説明した被写体を示す枠及び推薦構図を示す情報の具体例が、上述した推薦構図枠Fsである。
[1−5.推薦構図枠表示処理手順]
次に、上述した推薦構図枠Fsを表示させる処理の手順(これを推薦構図枠表示処理手順とも呼ぶ)について説明する。この推薦構図枠表示処理手順は、DSC100のCPU110が、ROM111から読み出したプログラムに従って実行する処理の手順である。
CPU110は、例えばシャッタボタン106が半押しされると、図10に示す推薦構図枠表示処理手順RT1を開始して、ステップSP1に移る。
ステップSP1においてCPU110は、デジタル信号処理部123を制御して、現在スルー画像Tpとして表示させている撮像画像から被写体を認識する被写体認識処理を実行させる。そしてCPU110は、デジタル信号処理部123から被写体認識処理の結果として被写体認識情報を取得して、次のステップSP2に移る。
ステップSP2においてCPU110は、被写体認識情報に基づいて、認識された被写体についての推薦構図を検出し、次のステップSP3に移る。
ステップSP3においてCPU110は、スルー画像Tp上に、被写体を示すと共に推薦構図を示す推薦構図枠Fsと撮像画像の構図を示す撮像画像構図枠Ftとを表示させ、次のステップSP4に移る。
ステップSP4においてCPU110は、上述したパン方向における固定表示処理を開始して、次のステップSP5に移る。
ステップSP5においてCPU110は、上述したチルト方向における固定表示処理を開始して、次のステップSP6に移る。
ステップSP6においてCPU110は、上述したズーム方向における固定表示処理を開始して、次のステップSP7に移る。
ステップSP7においてCPU110は、上述した回転方向における固定表示処理を開始して、次のステップSP8に移る。
ステップSP8においてCPU110は、ステップSP1において認識した被写体が、現在スルー画像Tpとして表示させている撮像画像から認識されなくなったか否かを判別する。
このステップSP8において否定結果が得られると、このことは、認識した被写体がまだ撮像されていることを意味する。このときCPU110は、各方向(パン方向、チルト方向、ズーム方向、回転方向)における固定表示処理の実行を継続させたまま、ステップSP8に戻る。つまりCPU110は、ステップSP1において認識した被写体が撮像画像から認識されなくなるまで、推薦構図枠Fsを表示させたまま、各方向における固定表示処理を実行し続ける。
一方ステップSP8において肯定結果が得られると、このことは、認識した被写体が撮像されていない、つまりユーザが当該被写体を撮影しようとしていないことを意味する。このときCPU110は、推薦構図枠Fsを非表示にすると共に各方向における固定表示処理を終了させ、推薦構図枠表示処理手順RT1を終了する。
このような推薦構図枠表示処理手順RT1にしたがって、CPU110は、推薦構図枠Fsの表示を制御するようになっている。
[1−6.固定表示処理手順]
次に、上述した固定表示処理の手順(これを固定表示処理手順とも呼ぶ)について説明する。この固定表示処理手順は、DSC100のCPU110が、ROM111から読み出したプログラムに従って実行する処理の手順である。
CPU110は、上述したように撮像画像における所定の方向(パン方向、チルト方向、ズーム方向、回転方向)ごとに固定表示処理を実行するようになっている。この固定表示処理は、各方向においてほぼ同様の処理手順であるため、ここではパン方向における固定表示処理について説明し、チルト方向、ズーム方向、回転方向における固定表示処理については説明を省略する。
CPU110は、上述した推薦構図枠表示処理手順RT1のステップSP4において、図11に示すパン方向における固定表示処理手順RT2を開始して、ステップSP10に移る。
ステップSP10においてCPU110は、パン方向において撮像画像構図枠Ftに合う位置に推薦構図枠Fsを固定して表示させているか否かを判別する。つまりCPU110は、パン方向において、推薦構図枠Fsを撮像画像構図枠Ftに対して固定して表示させている否かを判別する。
このステップSP10において否定結果が得られると、このことは、パン方向において推薦構図枠Fsを被写体に対して固定して表示させていることを意味し、このときCPU110は、次のステップSP11に移る。ステップSP11においてCPU110は、撮像画像の構図と推薦構図とのパン方向におけるずれ量Δpが、パン第1閾値以下であるか否かを判別する。
このステップSP11において肯定結果が得られると、CPU110は撮像画像の構図と推薦構図とがパン方向において類似していると判別し、このときCPU110は、次のステップSP12に移る。
ステップSP12においてCPU110は、パン方向において撮像画像構図枠Ftに合う位置に吸いよせられるように推薦構図枠Fsをアニメーション表示させる。そしてCPU110は、パン方向において、推薦構図枠Fsを撮像画像構図枠Ftに対して固定して表示させ、ステップSP10に戻る。
一方ステップSP11において否定結果が得られると、このことは撮像画像の構図と推薦構図とがパン方向において類似していないことを意味する。このときCPU110は、ステップSP12を行わず、推薦構図枠Fsを被写体に対して固定して表示させたまま、ステップSP10に戻る。
またステップSP10においてパン方向において撮像画像構図枠Ftに合う位置に推薦構図枠Fsを固定して表示させていることにより肯定結果が得られると、このときCPU110は、次のステップSP13に移る。
ステップSP13においてCPU110は、撮像画像の構図と推薦構図とのパン方向におけるずれ量Δpが、パン第2閾値以下であるか否かを判別する。
このステップSP13において肯定結果が得られると、CPU110は、撮像画像の構図と推薦構図とがパン方向において類似し続けていると判別する。このときCPU110は、パン方向において、推薦構図枠Fsを撮像画像構図枠Ftに固定して表示させたまま、ステップSP10に戻る。
一方ステップSP13において否定結果が得られると、このことは撮像画像の構図と推薦構図とがパン方向において類似しなくなったことを意味し、このときCPU110は、ステップSP14に移る。
ステップSP14においてCPU110は、パン方向において撮像画像構図枠Ftに合う位置に対する推薦構図枠Fsの固定を解除する。つまりCPU110は、パン方向において推薦構図枠Fsを被写体に対して固定して表示させるようにする。そしてCPU110は、ステップSP10に戻る。
このような固定表示処理手順にしたがって、CPU110は、所定の方向(パン方向、チルト方向、ズーム方向、回転方向)において撮像画像構図枠Ftに対する推薦構図枠Fsの固定表示を制御するようになっている。
[1−7.動作及び効果]
以上の構成によれば、DSC100のデジタル信号処理部123は、シャッタボタン106が半押しされると、現在スルー画像Tpとして表示させている撮像画像から被写体を認識する被写体認識処理を行う。そしてデジタル信号処理部123は、当該被写体認識処理の結果をDSC100のCPU110に送る。
DSC100のCPU110は、デジタル信号処理部123から送られてきた被写体認識処理の結果に基づいて、当該被写体についてのお薦めの構図である推薦構図を検出する。
そしてCPU110は、スルー画像Tp上に、被写体の位置を示すと共に推薦構図を示す推薦構図枠Fsと、撮像画像の構図を示す撮像画像構図枠Ftとを表示させる撮影モード画面SGを液晶パネル115に表示させる。
これによりDSC100は、推薦構図枠Fsを撮像画像構図枠Ftに合わせることで、撮像画像の構図を推薦構図に合わせうることをユーザに認識させることができる。
そしてCPU110は、撮像画像の構図がパン方向において推薦構図に類似したと判別すると、パン方向において撮像画像構図枠Ftと合う位置に吸い寄せられるように推薦構図枠Fsをアニメーション表示させる。その後CPU110は、当該吸い寄せられた位置に推薦構図枠Fsを固定して表示させる。
またCPU110は、撮像画像の構図がチルト方向において推薦構図に類似したと判別すると、チルト方向において撮像画像構図枠Ftと合う位置に吸い寄せられるように推薦構図枠Fsをアニメーション表示させる。その後CPU110は、当該吸い寄せられた位置に推薦構図枠Fsを固定して表示させる。
またCPU110は、撮像画像の構図がズーム方向において推薦構図に類似したと判別すると、ズーム方向において撮像画像構図枠Ftと合う状態に吸い寄せられるように推薦構図枠Fsをアニメーション表示させる。その後CPU110は、当該吸い寄せられた状態で推薦構図枠Fsを固定して表示させる。
またCPU110は、撮像画像の構図が回転方向において推薦構図に類似したと判別すると、回転方向において撮像画像構図枠Ftと合う状態に吸い寄せられるように推薦構図枠Fsをアニメーション表示させる。その後CPU110は、当該吸い寄せられた状態で推薦構図枠Fsを固定して表示させる。
このようにCPU110は、撮像画像の構図が所定の方向において推薦構図に類似したと判別すると、推薦構図枠Fsを当該方向において撮像画像構図枠Ftと合う状態に吸い寄せられるように表示変化させる。その後CPU110は、当該表示変化させた状態で推薦構図枠Fsを固定して表示させる。
これによりDSC100は、当該方向において撮像画像構図枠Ftに合う位置にかっちりはまったように推薦構図枠Fsを表示させることができ、ユーザに、撮像画像の構図が当該方向において推薦構図に合ったと認識させることができる。
またこれにより、DSC100は、撮像画像の構図が当該方向において推薦構図と多少ずれていても、撮像画像の構図が当該方向において推薦構図に合っているとユーザに認識させることができる。したがってDSC100は、撮像画像の構図を推薦構図に合わせるユーザ操作の困難さを軽減でき、撮像画像の構図が推薦構図になかなか合わないという感覚をユーザに与えにくくすることができる。
またこれによりDSC100は、筐体101を把持するユーザの手の震えなどにより撮像画像の構図が多少ぶれても、撮像画像の構図が推薦構図に類似していれば、推薦構図枠Fsが撮像画像構図枠Ftに合う位置からずれないようにできる。ゆえに、ユーザに、複数の方向において撮像画像の構図が推薦構図からずれないように注意を払わせることなく、一方向ずつ撮像画像の構図を推薦構図に合わせる操作に専念させることができる。
以上の構成によれば、DSC100は、撮像画像と、撮像画像における被写体を示すと共に推薦構図を示す推薦構図枠Fsと、撮像画像構図枠Ftとを表示させる撮影モード画面SGを液晶パネル115に表示させる。そしてDSC100は、撮像画像の構図が推薦構図に類似したときに、撮像画像構図枠Ftに吸い寄せられるように推薦構図枠Fsをアニメーション表示させ、その後吸い寄せられた状態で推薦構図枠Fsを固定させて表示させるようにした。
これにより、DSC100は、ユーザに推薦構図を提示することができると共に、撮像画像の構図が多少ぶれても、撮像画像の構図が推薦構図に類似していれば、撮像画像の構図が推薦構図に合っているとユーザに認識させることができる。したがってDSC100は、撮像画像の構図を推薦構図に合わせるユーザ操作の困難さを軽減でき、撮像画像の構図が推薦構図になかなか合わないという感覚をユーザに与えにくくすることができる。かくしてDSC100は、撮像画像の構図を推薦構図に合わせるユーザ操作においてユーザの負担を軽減することができる。
<2.他の実施の形態>
[2−1.他の実施の形態1]
尚、上述した実施の形態では、被写体を示すと共に推薦構図を示す推薦構図枠Fsと撮像画像の構図を示す撮像画像構図枠Ftとを表示させ、推薦構図枠Fsを撮像画像構図枠Ftに合わせる操作をユーザに行わせるようにした。
これに限らず、DSC100は、例えば現在の撮像画像の構図における被写体の位置を示す被写体枠と、推薦構図における被写体の位置を示す推薦構図被写体枠とを表示させるようにしてもよい。そしてDSC100は、当該被写体枠を当該推薦構図被写体枠に合わせる操作をユーザに行わせるようにしてもよい。
具体的にCPU110は、被写体認識処理の結果、被写体として例えば複数の人物の顔を認識すると、図12(A)に示すように、顔と認識された部分を示す被写体枠Fh(Fh1〜Fh2)をスルー画像Tp上に表示させる。
またこのときCPU110は、被写体認識処理の結果に基づいて、被写体についての推薦構図を検出し、当該推薦構図における被写体(ここでは顔)の位置を示す推薦構図被写体枠Fsh(Fsh1〜Fsh2)をスルー画像Tp上に表示させる。
これによりDSC100は、被写体枠Fhを対応する推薦構図被写体枠Fshに合わせることで、撮像画像の構図を推薦構図に合わせうることをユーザに認識させることができる。
このようにCPU110は、被写体枠Fh及び推薦構図被写体枠Fshを表示させると、所定時間間隔ごとに、被写体枠Fhとこれに対応する推薦構図被写体枠Fshとのずれ量を検出する。例えばCPU110は、上述した実施の形態と同様に、パン方向、チルト方向、ズーム方向、回転方向における被写体枠Fhと推薦構図被写体枠Fshとのずれ量をそれぞれ検出する。
そしてCPU110は、例えば全ての方向におけるずれ量が所定の閾値以下であると判別すると、被写体枠Fhと推薦構図被写体枠Fshとがほぼ合っている(つまり類似している)と判別する。このときCPU110は、図12(B)に示すように、推薦構図被写体枠Fshに吸い寄せられるように被写体枠Fhをアニメーション表示させた後、被写体枠Fhを推薦構図被写体枠Fshに固定させて表示させる。
その後CPU110は、被写体に固定している場合の被写体枠(実際は非表示)と被写体推薦構図枠Fshとのずれ量が所定の閾値以下である場合は、被写体枠Fhを被写体に固定させるのではなく、推薦構図被写体枠Fshに固定させて表示させる。
すなわちCPU110は、撮像画像の構図が多少ぶれても、被写体枠Fhが推薦構図被写体枠Fshに吸着しているかのように表示させる。なおCPU110は、複数の被写体を認識している場合は、被写体枠Fhごとに、被写体枠Fhを推薦構図被写体枠Fshに固定させて表示させる処理を行うようになされている。
またDSC100が複数の被写体を認識している場合、単に被写体の位置を示すように被写体枠Fhを表示させただけでは、複数の被写体枠Fhを同時に推薦構図被写体枠Fshに合わせるのは容易ではなく、ユーザの負担が特に大きい。
しかしながら本発明のDSC100によれば、ユーザの手の震えなどにより撮像画像の構図が多少ぶれても、被写体枠Fhが推薦構図被写体枠Fshに固定しているために、被写体枠Fhが推薦構図被写体枠Fshに合っているとユーザに認識させ続けることができる。ゆえにDSC100は、被写体枠Fhが推薦構図被写体枠Fshからすぐにずれてしまうという感覚をユーザに与えにくくでき、ユーザの負担を一段と軽減することができる。
またこれに限らず、DSC100は、被写体としてコード(例えば一次元コードや二次元コードなど)を認識し、現在の撮像画像の構図におけるコードの位置を示す被写体枠と、推薦構図におけるコードの位置を示す推薦構図被写体枠とを表示させるようにしてもよい。
この場合DSC100は、例えば所定の2次元コードを認識できるようになされているとする。この2次元コードは、例えば白色又は黒色の複数のセルがマトリクス状に配置されることにより構成されており、白色のセルと黒色のセルとのパターンで情報を表現するようになされているとする。
CPU110は、デジタル信号処理部123による被写体認識処理の結果、被写体が白色又は黒色のセルがマトリクス状に配置された形状であることを認識すると、被写体が所定の2次元コードであることを認識する。
そしてCPU110は、2次元コードが復号可能な大きさで撮像される構図を推薦構図として検出する。そしてCPU110は、図13(A)に示すように、推薦構図における2次元コードの位置及び大きさを示す推薦構図被写体枠Fshをスルー画像Tp上に表示させる。
またCPU110は、現在の2次元コードの位置及び大きさを示す被写体枠Fhをスルー画像Tp上に表示させる。
これによりDSC100は、被写体枠Fhを対応する推薦構図被写体枠Fshに合わせることで、撮像画像の構図を推薦構図に合わせうることをユーザに認識させることができる。
またCPU110は、例えば上述した実施の形態と同様の方法で、被写体枠Fhと推薦構図被写体枠Fshとがパン方向においてほぼ合っているか(つまり類似しているか)否かを判別する。このときCPU110は、パン方向において類似していると判別すると、図13(B)に示すように、被写体枠Fhを、被写体(コード)に対して固定させるのではなく、パン方向において推薦構図被写体枠Fshに合う位置に固定させて表示させる。
またこのときCPU110は、被写体枠Fhと推薦構図被写体枠Fshとがパン方向において類似したことを示すアイコンApをスルー画像Tp上に表示させるようにしてもよい。
またCPU110は、例えば上述した実施の形態と同様の方法で、被写体枠Fhと推薦構図被写体枠Fshとがチルト方向においてほぼ合っているか(つまり類似しているか)否かを判別する。このときCPU110は、チルト方向において類似していると判別すると、図13(C)に示すように、被写体枠Fhを、被写体(コード)に対して固定させるのではなく、チルト方向において推薦構図被写体枠Fshに合う位置に固定させて表示させる。
さらにこのときCPU110は、被写体枠Fhと推薦構図被写体枠Fshとがチルト方向において類似したことを示すアイコンAtをスルー画像Tp上に表示させるようにしてもよい。
またCPU110は、例えば上述した実施の形態と同様の方法で、被写体枠Fhと推薦構図被写体枠Fshとがズーム方向においてほぼ合っているか(つまり類似しているか)否かを判別する。このときCPU110は、ズーム方向において類似していると判別すると、図13(D)に示すように、被写体枠Fhを、被写体(コード)に対して固定させるのではなく、推薦構図被写体枠Fshと同様の大きさでなる枠に吸着しているかのように被写体枠Fhを表示させる。つまりCPU110は、ズーム方向において推薦構図被写体枠Fshに合う状態に被写体枠Fhを固定させて表示させる。
さらにこのときCPU110は、被写体枠Fhと推薦構図被写体枠Fshとズーム方向において類似したことを示すアイコンAzをスルー画像Tp上に表示させるようにしてもよい。
またCPU110は、例えば上述した実施の形態と同様の方法で、被写体枠Fhと推薦構図被写体枠Fshとが回転方向においてほぼ合っているか(つまり類似しているか)否かを判別する。このときCPU110は、回転方向において類似していると判別すると、図13(E)に示すように、被写体枠Fhを、被写体(コード)に対して固定させるのではなく、推薦構図被写体枠Fshと平行である枠に吸着しているかのように表示させる。つまりCPU110は、回転方向において推薦構図被写体枠Fshに合う状態に被写体枠Fhを固定させて表示させる。
さらにこのときCPU110は、被写体枠Fhと推薦構図被写体枠Fshと回転方向において類似したことを示すアイコンAθをスルー画像Tp上に表示させるようにしてもよい。
このようにDSC100は、各方向において被写体枠Fhと推薦構図被写体枠Fshとが類似したことを示すアイコンを表示させることにより、ユーザに、被写体枠Fhが推薦構図被写体枠Fshにどのくらい合っているかを認識させることができる。これによりDSC100は、ユーザに、あとどのくらい操作をすれば撮像画像の構図が推薦構図に合うかを認識させることができ、ユーザの負担をさらに軽減することができる。
またこれに限らずCPU110は、シャッタボタン106が半押しされて、被写体枠Fhと推薦構図被写体枠Fshとを表示させると共に、各方向を示すアイコンを表示させるようにしてもよい。
そしてCPU110は、例えばパン方向において被写体枠Fhと推薦構図被写体枠Fshとが類似したと判別すると、例えばパン方向を示すアイコンを非表示にするようにしてもよい。つまりCPU110は、任意の方向において被写体枠Fhと推薦構図被写体枠Fshとが類似したと判別すると、当該方向を示すアイコンを非表示にしていくようにしてもよい。
[2−2.他の実施の形態2]
また上述した実施の形態では、シャッタボタン106が半押しされると、撮影モード画面SGに推薦構図枠Fsを表示させることにより、ユーザに推薦構図を提示するようにした。
これに限らずCPU110は、推薦構図枠Fsを撮像画像構図枠Ftに合わせるユーザ操作、つまり撮像画像の構図を推薦構図に合わせるユーザ操作を誘導するための誘導情報をさらに撮影モード画面SGに表示させるようにしてもよい。
例えばCPU110は、推薦構図枠Fsを撮像画像構図枠Ftに合わせるためにどのように筐体101を動かしたらいいかを示すメッセージや矢印などを表示させるようにしてもよい。
また例えばCPU110は、撮像画像の構図が推薦構図に一致するまで変化したときの推薦構図枠Fsの軌跡、つまり推薦構図枠Fsが撮像画像構図枠Ftに一致するまで変化したときの軌跡をアニメーション表示させるようにしてもよい。このときCPU110は、スルー画像Tpが見えにくくならないように、例えば当該軌跡を薄い色で表示させるようにしてもよい。
また例えばCPU110は、図14に示すように、推薦構図枠Fsが撮像画像構図枠Ft外の位置に移動してしまったら、どのように動かしたら推薦構図枠Fsが撮像画像構図枠Ft内に戻るかを示す誘導アイコンUaを表示させてもよい。すなわちこの誘導アイコンUaは、どのように動かしたら撮像画像の構図が推薦構図に近づくかを示している。
図14は、被写体Anが右方向へ移動することにより撮像画像構図枠Ft外の位置に移動してしまったため、CPU110が、例えば右方向を示す誘導アイコンUaを表示させている例である。
尚この場合、CPU110は、デジタル信号処理部123から送られてくる被写体認識情報に基づいて、被写体の移動方向を検出することで、推薦構図枠Fsがどのように移動していったかを検出するようになされているとする。
[2−3.他の実施の形態3]
さらに上述した実施の形態では、CPU110は、撮像画像の構図が推薦構図に類似すると判別すると、撮像画像構図枠Ftに吸い寄せられるように推薦構図枠Fsをアニメーション表示させるようにした。そしてCPU110は、撮像画像の構図が推薦構図に類似している間は、推薦構図枠Fsを撮像画像構図枠Ftに吸い寄せられた状態で固定させて表示させるようにした。
これに限らずCPU110は、撮像画像の構図が推薦構図に類似すると判別すると、例えば推薦構図枠Fsの色を変化させたり点滅させたりするなど、この他推薦構図枠Fsを種々の形態に表示変化させるようにしてもよい。そしてCPU110は、撮像画像の構図が推薦構図に類似している間は、推薦構図枠Fsを表示変化したままの状態に固定させて表示させるようにしてもよい。
また例えばCPU110は、推薦構図枠Fsと撮像画像構図枠Ftとを異なる色で表示させておき、撮像画像の構図が推薦構図に類似すると判別すると、撮像画像構図枠Ftの色に推薦構図枠Fsの色を合わせるようにしてもよい。
[2−4.他の実施の形態4]
さらに上述した実施の形態では、撮像画像の構図と推薦構図とのずれ量を算出し、当該ずれ量が所定の閾値以下である場合に、撮像画像構図枠Ftに合う位置に吸い寄せられるように推薦構図枠Fsをアニメーション表示させるようにした。
これに限らずCPU110は、撮像画像の構図と推薦構図とのずれに応じて、推薦構図枠Fsの色を変化させるようにしてもよい。
例えばCPU110は、推薦構図枠Fsと撮像画像構図枠Ftとを異なる色で表示させ、撮像画像の構図と推薦構図とのずれ量が小さくなるほど、推薦構図枠Fsの色を撮像画像構図枠Ftの色に近づけていくようにしてもよい。つまりCPU110は、撮像画像の構図と推薦構図とが類似するほど、推薦構図枠Fsの色を撮像画像構図枠Ftの色に近づけていくようにしてもよい。
また例えばCPU110は、撮像画像の構図と推薦構図との各方向におけるずれ量を算出する場合に、当該ずれ量が所定の閾値以下になった方向の数に応じて、推薦構図枠Fsの色を変化させるようにしてもよい。つまりCPU110は、撮像画像の構図と推薦構図とが類似した方向の数に応じて、推薦構図枠Fsの色を変化させるようにしてもよい。
こうすることによりDSC100は、ユーザに、撮像画像の構図と推薦構図にどのくらい合っているかを認識させることができる。ゆえにDSC100は、ユーザに、あとどのくらい操作をすれば撮像画像の構図が推薦構図に合うかを認識させることができ、ユーザの負担をさらに軽減することができる。
[2−5.他の実施の形態5]
さらに上述した実施の形態では、CPU110は、撮像画像の構図が推薦構図に類似したと判別すると、撮像画像構図枠Ftに吸い寄せられるように推薦構図枠Fsをアニメーション表示させた後、固定して表示させるようにした。
これに限らずCPU110は、撮像画像の構図が推薦構図に類似したと判別すると、推薦構図枠Fsの表示変化と共に、当該表示変化とは異なる手段により、撮像画像の構図が推薦構図に類似したことを通知するようにしてもよい。
例えばCPU110は、撮像画像の構図が推薦構図に類似したと判別すると、撮像画像の構図が推薦構図に類似したことを通知するような音声(例えば効果音やメッセージなど)をスピーカ(図示せず)から出力してもよい。
また例えばCPU110は、撮像画像の構図が推薦構図に類似したと判別すると、DSC100の筐体101を振動させるようにしてもよい。この場合DSC100には、筐体101を振動させる振動部(図示せず)が設けられているとする。
[2−6.他の実施の形態6]
さらに上述した実施の形態では、CPU110は、シャッタボタン106が完全に押し込まれたときに、このときスルー画像Tpとして表示させている撮像画像を記録部124に記録させるようにした。
これに限らずCPU110は、撮像画像の構図が推薦構図に類似したと判別すると、このときスルー画像Tpとして表示させている撮像画像を記録部124に記録させるようにしてもよい。つまりCPU110は、撮像画像の構図が推薦構図に類似したと判別すると、自動的にシャッタを切るようにしてもよい。
これによりDSC100は、ユーザにシャッタボタン106を完全に押し込ませるという操作を行わせずに、推薦構図である撮像画像を記録することができるので、一段と容易に被写体を推薦構図で撮影させることができる。
[2−7.他の実施の形態7]
さらに上述した実施の形態では、CPU110は、シャッタボタン106が半押しされると、推薦構図枠Fsと共に撮像画像構図枠Ftを表示させるようにした。これに限らずCPU110は、撮像画像構図枠Ftを表示させないようにしてもよい。
この場合、DSC100は、スルー画像Tpの縁に推薦構図枠Fsを合わせる操作をユーザに行わせることにより、撮像画像の構図を推薦構図に合わせることができる。
またこの場合CPU110は、撮像画像の構図が推薦構図に類似したと判別すると、スルー画像Tpの縁に吸い寄せられるように推薦構図枠Fsをアニメーション表示させるようにしてもよい。そしてCPU110は、推薦構図枠Fsをスルー画像Tpの縁に固定して表示させるようにしてもよい。
[2−8.他の実施の形態8]
さらに上述した実施の形態では、CPU110は、所定の方向(パン、チルト、ズーム、回転)ごとに、撮像画像の構図が推薦構図に類似すると判別すると推薦構図枠Fsを撮像画像構図枠Ftに固定して表示させる処理を行うようにした。
これに限らずCPU110は、例えばズーム方向において撮像画像の構図が推薦構図に類似すると判別すると、ズーム方向だけではなく全ての方向において推薦構図枠Fsを撮像画像構図枠Ftに固定して表示させるようにしてもよい。
またこれに限らずCPU110は、例えば任意の2方向において撮像画像の構図が推薦構図に類似すると判別すると、撮像画像の構図が推薦構図に類似したとして、全ての方向において推薦構図枠Fsを撮像画像構図枠Ftに固定して表示させるようにしてもよい。
[2−9.他の実施の形態9]
さらに上述した実施の形態では、各方向において撮像画像の構図と推薦構図との類似を判別するための第1閾値及び第2閾値の値を、ユーザが筐体101を把持しているときに生じると想定されるぶれの範囲に基づいて予め設定しておくようにした。
これに限らず、CPU110は、例えばユーザ操作に応じて各方向における第1閾値及び第2閾値を動的に変化させるようにしてもよい。
この場合、DSC100には、例えば加速度センサなど筐体101の傾きを測定するセンサが設けられているとする。CPU110は、例えば筐体101を動かさないで把持するようユーザに指示するメッセージを液晶パネル115に表示させる。そしてCPU110は、当該メッセージを表示させている間の筐体101の傾きの変化の範囲をセンサにより検出し、当該変化の範囲をユーザが筐体101を把持しているときのぶれの範囲として認識する。
CPU110は、撮像画像の構図と推薦構図とのずれが当該認識したぶれの範囲内であれば撮像画像の構図と推薦構図とが類似していると判別されるよう、当該認識したぶれの範囲に基づいて各方向における第1閾値及び第2閾値を設定する。
これによりDSC100は、撮像画像の構図と推薦構図とが類似しているかを判別する条件を個々のユーザに合わせて設定することができる。したがってDSC100は、ユーザが意図せずに撮像画像の構図がぶれた場合に推薦構図枠Fsがぶれてしまうことを一段と防ぐことができるので、撮像画像の構図を推薦構図に合わせるユーザ操作の困難さを一段と軽減できる。
またDSC100は、ユーザが筐体101を把持しているときに生じると想定されるぶれの範囲を考慮した条件に限らず、この他種々の条件に基づいて撮像画像の構図と推薦構図とが類似しているかを判別するようにしてもよい。
例えばDSC100は、撮像画像の構図と推薦構図とのずれ量の、撮像画像の構図に対する割合が所定値以下(例えば10%など)である場合に、撮像画像の構図と推薦構図とが類似したと判別するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態の固定表示処理において、CPU110は、スルー画像Tpに対する推薦構図枠Fsの固定表示を開始するための第1閾値よりも、固定表示を解除するための第2閾値の方が大きくなるように設定した。
これに限らずCPU110は、撮像画像の構図と推薦構図とが類似しているとみなせる範囲であれば、この他種々の閾値を、固定表示及び固定表示の解除において設定するようにしてもよい。
[2−10.他の実施の形態10]
さらに上述した実施の形態では、CPU110は、被写体認識処理の結果に基づいて、被写体についての推薦構図を検出するようにした。
これに限らずCPU110は、例えばネットワーク上のサーバなど外部の装置から、被写体についての推薦構図を示す推薦構図データを取得するようにしてもよい。
この場合、CPU110は、GPS(Global Positioning System)モジュール(図示せず)を介してDSC100の現在位置を示す現在位置情報を取得する。またCPU110は、方位センサ(図示せず)から現在DSC100のレンズが向けられている現在方位を示す撮影方位情報を取得する。
そしてCPU110は、現在位置情報及び現在方位情報と、推薦構図データの取得要求とを通信インターフェース(図示せず)を介して外部の推薦構図データを提供するサーバ(図示せず)に送信する。この結果CPU110は、当該サーバから、現在位置及び撮影方位においてお薦めの構図(すなわち推薦構図)を示す推薦構図データを受信する。
そしてCPU110は、受信した推薦構図データと、被写体認識処理の結果得られた被写体認識情報とを元に、推薦構図枠Fsを生成してスルー画像Tp上に表示させる。
[2−11.他の実施の形態11]
さらに上述した実施の形態では、情報処理装置1としてのDSC100に、撮像画像取得部2及び被写体認識部3としてのデジタル信号処理部123と、推薦構図取得部4及び制御部5としてのCPU110とを設けるようにした。
これに限らず、同様の機能を有するのであれば、上述したDSC100の各機能部を、他の種々のハードウェアもしくはソフトウェアにより構成するようにしてもよい。
例えばDSC100は、レンズ部118及び撮像素子120を介して撮像画像データを取得するデジタル信号処理部123の代わりに、接続された外部の撮像装置から撮像画像データを取得する撮像画像取得部を設けるようにしてもよい。この場合、DSC100には、外部装置と接続するための通信インターフェース(図示せず)が設けられているとする。
また例えば、DSC100に、液晶パネル115とタッチパネル113とで構成されるタッチスクリーン109の代わりに、タッチパネル機能を有する液晶ディスプレイを設けるなどしてもよい。またタッチパネル113の代わりに、十字キーなどのハードウェアボタンを設けるようにしてもよい。また、液晶パネル115の代わりに、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイを設けるなどしてもよい。
さらに上述した実施の形態では、DSC100に本発明を適用するようにした。これに限らず、撮像画像データを取得する情報処理装置であれば、例えばデジタルビデオカメラ、パーソナルコンピュータ、携帯型電話機など、この他種々の情報処理装置に適用するようにしてもよく、また適用することができる。
[2−12.他の実施の形態12]
さらに上述した実施の形態では、各種処理を実行するためのプログラムを、DSC100のROM111に書き込んでおくようにした。
これに限らず、このプログラムを例えばメモリカードなどの記憶媒体に記録しておき、DSC100のCPU110が、このプログラムを記憶媒体から読み出して実行するようにしてもよい。またDSC100は、記憶媒体から読み出したプログラムを、フラッシュメモリ125にインストールするようにしてもよい。
[2−13.他の実施の形態13]
さらに本発明は、上述した実施の形態と他の実施の形態とに限定されるものではない。すなわち本発明は、上述した実施の形態と他の実施の形態の一部または全部を任意に組み合わせた形態、もしくは一部を抽出した形態にもその適用領域が及ぶものである。例えば他の実施の形態1と他の実施の形態2とを組み合わせるようにしてもよい。
本発明は、例えばデジタルスチルカメラなど、撮像画像を取得して表示させる情報処理装置で広く利用することができる。
1……情報処理装置、2……撮像画像取得部、3……被写体認識部、4……推薦構図取得部、5……制御部、100……DSC、110……CPU、123……デジタル信号処理部、Tp……スルー画像、Fs……推薦構図枠、Ft……撮像画像構図枠。

Claims (19)

  1. 撮像画像データを取得する撮像画像取得部と、
    上記撮像画像データに基づく撮像画像の被写体を認識する被写体認識部と、
    上記被写体についての推薦構図を示す推薦構図データを取得する推薦構図取得部と、
    上記撮像画像と、上記被写体を示す枠と、上記推薦構図を示す情報とが含まれる表示画面を表示部に表示させ、上記撮像画像の構図が上記推薦構図に類似したときに、当該枠を表示変化させ、当該表示変化させた枠を固定して表示させる制御部と
    を具える情報処理装置。
  2. 上記枠は、上記被写体を示すと共に、上記推薦構図を示す情報としての推薦構図枠である
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 上記制御部は、
    上記推薦構図枠と、上記撮像画像の構図を示す撮像構図枠とが含まれる上記表示画面を上記表示部に表示させ、上記撮像画像の構図が上記推薦構図に類似したときに、上記推薦構図枠を表示変化させ、当該表示変化させた推薦構図枠を当該撮像構図枠の表示位置に固定して表示させる
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 上記制御部は、
    上記撮像画像の構図が上記推薦構図に類似したときに、上記推薦構図枠を表示変化させ、当該表示変化させた推薦構図枠を上記撮像画像の縁に固定して表示させる
    請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 上記制御部は、
    上記被写体を示す枠に加えて、上記推薦構図を示す情報としての推薦構図枠とが含まれる上記表示画面を上記表示部に表示させ、上記撮像画像の構図が上記推薦構図に類似したときに、上記被写体を示す枠を表示変化させ、当該表示変化させた枠を当該推薦構図枠の表示位置に固定して表示させる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 上記制御部は、
    上記撮像画像における所定の方向において上記撮像画像の構図が上記推薦構図に類似したと判別すると、上記枠を当該方向において固定して表示させる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 上記撮像画像における所定の方向とは、パン方向、チルト方向、ズーム方向、回転方向の少なくともいずれかである
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 上記制御部は、
    上記撮像画像の構図を上記推薦構図に合わせるユーザ操作を誘導するための誘導情報を含む上記表示画面を上記表示部に表示させる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 上記制御部は、
    上記誘導情報として、上記撮像画像の構図が上記推薦構図に一致するまで変化したときの上記枠の軌跡を表示させる
    請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 上記制御部は、
    上記推薦構図に対する上記撮像画像の構図のずれが所定の第1閾値以下になると上記撮像画像の構図が上記推薦構図に類似したと判別して、上記枠を表示変化させ、当該表示変化させた枠を固定して表示させ、その後、上記推薦構図に対する上記撮像画像の構図のずれが当該第1閾値よりも大きい所定の第2閾値以上になると上記撮像画像の構図が上記推薦構図に類似しなくなったと判別して、上記枠の固定を解除する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  11. 上記制御部は、
    上記撮像画像の構図が上記推薦構図に類似したときに、上記枠の色を変化させ、当該色を変化させた枠を固定して表示させる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  12. 上記制御部は、
    上記推薦構図に対する上記撮像画像の構図のずれに応じて、上記枠を表示変化させる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  13. 上記制御部は、
    上記撮像画像の構図が上記推薦構図に類似したときに、上記枠の表示変化とは異なる手段により上記撮像画像の構図が上記推薦構図に類似したことを通知する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  14. 上記制御部は、
    上記推薦構図枠外となる領域の明度を下げた上記表示画面を上記表示部に表示させる
    請求項2に記載の情報処理装置。
  15. 上記制御部は、
    上記表示画面を表示させてから所定時間経過後、上記推薦構図枠外となる領域の明度を元に戻して表示させる
    請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 上記制御部は、
    上記撮像画像の構図が上記推薦構図に類似したときに、当該撮像画像を所定の記録媒体に記録させる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  17. 上記制御部は、
    操作部を介して撮影準備操作が行われたことを認識すると、上記枠と、上記推薦構図を示す情報とが含まれる上記表示画面を上記表示部に表示させる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  18. 情報処理装置が、
    撮像画像データを取得し、
    上記撮像画像データに基づく撮像画像の被写体を認識し、
    上記被写体についての推薦構図を示す推薦構図データを取得し、
    上記撮像画像と、上記被写体を示す枠と、上記推薦構図を示す情報とが含まれる表示画面を表示部に表示させ、上記撮像画像の構図が上記推薦構図に類似したときに、当該枠を表示変化させ、当該表示変化させた枠を固定して表示させる
    表示制御方法。
  19. コンピュータに、
    撮像画像データを取得する撮像画像取得ステップと、
    上記撮像画像データに基づく撮像画像の被写体を認識する被写体認識ステップと、
    上記被写体についての推薦構図を示す推薦構図データを取得する推薦構図取得ステップと、
    上記撮像画像と、上記被写体を示す枠と、上記推薦構図を示す情報とが含まれる表示画面を表示部に表示させる表示ステップと、
    上記撮像画像の構図が上記推薦構図に類似したときに、上記枠を表示変化させ、当該表示変化させた枠を固定して表示させる表示制御ステップと
    を実行させるための表示制御プログラム。
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