JP5257157B2 - 撮像装置、撮像装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮影の際の構図を改善する技術に関する。
近年、撮像装置では、本撮影前に取得される撮影画像の中から特定被写体を検出し、検出した特定被写体を利用して本撮影を行う技術が提案されている。
例えば、特許文献1では、本撮影前の撮影画像から特定被写体として人の顔(顔領域)を検出し、検出された顔が複数であった場合に、撮影領域における各顔の存在位置に基づいて、検出された複数の顔の中からユーザが主被写体として意図する人物の顔を選択する技術が記載されている。
特開2008−219874号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、選択された主被写体から得られる撮影情報を用いて撮影動作が実行されるが、撮影領域における特定被写体の存在位置を考慮して構図に優れた撮影画像を取得することができなかった。
そこで、本発明は、構図に優れた撮影画像を取得できる可能性を高めることが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明は、撮像装置であって、被写体像に関する撮影画像を取得する撮像素子と、前記撮影画像から特定被写体を検出する被写体検出手段と、前記撮影画像における前記特定被写体の存在位置を取得する位置取得手段と、前記特定被写体の存在位置に基づいて、前記特定被写体を主被写体とした場合に推奨される推奨構図を特定する構図特定手段と、前記推奨構図をユーザに知らせる所定動作の実行指示を行う指示制御手段とを備える。
本発明によれば、構図に優れた撮影画像を取得できる可能性が高くなる。
本発明の第1実施形態に係る撮像装置の外観構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る撮像装置の外観構成を示す図である。 第1実施形態に係る撮像装置の縦断面図である。 第1実施形態に係る撮像装置の縦断面図である。 第1実施形態に係る撮像装置の機能構成を示すブロック図である。 特定被写体としての顔領域を含む補助画像を示す図である。 黄金分割構図を示す図である。 補助画像上において推奨候補領域を仮想的に示した図である。 三分割構図を示す図である。 二分割構図を示す図である。 斜め二分割構図を示す図である。 撮像装置を縦位置に構えた際の黄金分割構図を示す図である。 ライブビュー画像における表示の一態様を示す図である。 第1実施形態に係る撮像装置の動作を示すフローチャートである。 顔領域を含む補助画像を示す図である。 顔領域を含む補助画像を示す図である。 ライブビュー画像における表示の一態様を示す図である。 ライブビュー画像における表示の一態様を示す図である。 第2実施形態に係る撮像装置の動作を示すフローチャートである。 撮像装置の機能構成を示すブロック図である。 顔領域を含む補助画像を示す図である。 顔領域を含む補助画像を示す図である。 顔領域を含む補助画像を示す図である。 顔領域を含む補助画像を示す図である。 ライブビュー画像における表示の一態様を示す図である。 第3実施形態に係る撮像装置の動作を示すフローチャートである。 第4実施形態に係る撮像装置の動作を示すフローチャートである。 ライブビュー画像における表示の一態様を示す図である。 第5実施形態に係る撮像装置の動作を示すフローチャートである。 第6実施形態に係る撮像装置の動作を示すフローチャートである。 補助画像上において推奨候補領域を仮想的に示した図である。 ライブビュー画像における表示の一態様を示す図である。 補助画像上において測距エリアを仮想的に示した図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
<1.第1実施形態>
[1−1.構成]
図1および図2は、本発明の第1実施形態に係る撮像装置1Aの外観構成を示す図である。ここで、図1は、撮像装置1Aの正面外観図であり、図2は、撮像装置1Aの背面外観図である。この撮像装置1Aは、レンズ交換式一眼レフレックスタイプのデジタルカメラとして構成されている。
図1に示すように、撮像装置1Aは、カメラ本体部(カメラボディ)2を備えている。このカメラ本体部2に対して、交換式の撮影レンズユニット(交換レンズ)3が着脱可能である。
撮影レンズユニット3は、主として、鏡胴13、ならびに、鏡胴13の内部に設けられるレンズ群37(図3参照)及び絞り(不図示)等によって構成される。レンズ群37には、光軸方向に移動することによって焦点位置を変更するフォーカスレンズ等が含まれている。
カメラ本体部2は、撮影レンズユニット3が装着される円環状のマウント部Mtを正面略中央に備え、撮影レンズユニット3を着脱するための着脱ボタン89を円環状のマウント部Mt付近に備えている。
また、カメラ本体部2は、その正面左上部にモード設定ダイアル82を備え、その正面右上部に制御値設定ダイアル86を備えている。モード設定ダイアル82を操作することによって、カメラの各種モード(各種撮影モード(人物撮影モード、風景撮影モード、および連続撮影モード等)、撮影した画像を再生する再生モード、および外部機器との間でデータ交信を行う通信モード等を含む)の設定動作(切替動作)を行うことが可能である。また、制御値設定ダイアル86を操作することによれば、各種撮影モードにおける制御値を設定することが可能である。
また、カメラ本体部2は、正面左端部に撮影者が把持するためのグリップ部14を備えている。グリップ部14の上面には露光開始を指示するためのレリーズボタン11が設けられている。グリップ部14の内部には電池収納室とカード収納室とが設けられている。電池収納室にはカメラの電源として、例えば4本の単3形乾電池が収納されており、カード収納室には撮影画像の画像データを記録するためのメモリカード90(図5参照)が着脱可能に収納されるようになっている。
レリーズボタン11は、半押し状態(S1状態)と全押し状態(S2状態)の2つの状態を検出可能な2段階検出ボタンである。レリーズボタン11が半押しされS1状態になると、被写体に関する記録用静止画像(本撮影画像)を取得するための準備動作(例えば、AF制御動作およびAE制御動作等)が行われる。また、レリーズボタン11がさらに押し込まれてS2状態になると、当該本撮影画像の撮影動作(撮像素子(または「主撮像素子」とも称する)5(後述)を用いて被写体像に関する露光動作を行い、その露光動作によって得られた画像信号に所定の画像処理を施す一連の動作)が行われる。
図2において、カメラ本体部2の背面の略中央には、モニタ12が設けられている。モニタ12は、例えばカラー液晶ディスプレイ(LCD)として構成される。モニタ12は、撮影条件等を設定するためのメニュー画面を表示したり、再生モードにおいてメモリカード90に記録された撮影画像を再生表示したりすることができる。
カメラ本体部2の背面略中央上部には、ファインダ窓10が設けられている。ファインダ窓10には、撮影レンズユニット3からの被写体像が導かれ、撮影者は、ファインダ窓10を覗くことによって、主撮像素子5によって取得される被写体像と等価な像を視認することができる。具体的には、撮影光学系に入射された被写体像は、ミラー機構6(図3参照)で上方に反射され、接眼レンズ67を介して視認される。このように、撮影者は、ファインダ窓10を覗くことによって構図決めを行うことが可能である。なお、レリーズボタン11のS2状態の検出によって本撮影画像の撮影動作が開始されると、ミラー機構6は被写体像を形成する光の光路から待避し、撮影レンズユニット3からの光(被写体像を形成する光)が主撮像素子5に到達し、被写体に係る撮影画像(画像データ)が得られる。
モニタ12の左上部にはメインスイッチ81が設けられている。メインスイッチ81は、2点のスライドスイッチからなり、接点を左方の「OFF」位置に設定すると、撮像装置1Aの電源がオフになり、接点を右方の「ON」位置に設定すると、撮像装置1Aの電源がオンになる。
モニタ12の右側には方向選択キー84と表示切替スイッチ9とが設けられている。方向選択キー84は、円形の操作ボタンを有し、この操作ボタンにおける上下左右の4方向の押圧操作と、右上、左上、右下及び左下の4方向の押圧操作とが、それぞれ検出されるようになっている。当該方向選択キー84は、例えば、メニュー画面上でのメニュー操作に用いられる。また、方向選択キー84は、上記8方向の押圧操作とは別に、中央部のプッシュボタンの押圧操作も検出されるようになっている。
表示切替スイッチ9は、3点のスライドスイッチからなる。表示切替スイッチ9の接点が上段の「光学」位置に設定されるとOVFモードが選択され、光学ファインダ視野内に被写体像が表示される。これにより、撮影者は、ファインダ窓10を介して光学ファインダ視野内の表示を視認して、構図決め操作(「フレーミング」とも称する)を行うことが可能になる。
また、表示切替スイッチ9の接点が下段の「液晶」位置に設定されるとEVFモード(後述)が選択され、モニタ12において被写体像に係るライブビュー画像が動画的態様にて表示される。これにより、撮影者は、モニタ12に表示されるライブビュー画像を視認することによって、フレーミングを行うことが可能になる。
また、表示切替スイッチ9の接点が中段の「自動」位置に設定されると、ファインダ窓10への接眼の有無に応じて、光学ファインダ視野内の表示とライブビュー画像とが自動的に切り替えられる。これにより、撮影者は、光学ファインダ視野内の表示、或いはライブビュー画像のいずれかを視認することによって、フレーミングを行うことが可能となる。
モニタ12の左側には、メニュー画面の設定、画像の削除などを行うための複数のボタンからなる設定ボタン群83が設けられている。
次に、撮像装置1Aの内部構成について説明する。図3および図4は、第1実施形態に係る撮像装置1Aの縦断面図である。
図3に示すように、撮像装置1Aの内部には、ファインダ部102(ファインダ光学系)、ミラー機構6、位相差AFモジュール(以下、単にAFモジュールとも称する)20、シャッタ4、主撮像素子5および副撮像素子7などが備えられている。
主撮像素子(ここではCCDセンサ(単にCCDとも称する))5は、撮影レンズユニット3が備えているレンズ群37の光軸L上において、光軸Lに対して垂直な平面内に配置される。主撮像素子5は、その撮像面で受光された被写体像を光電変換作用により電気的信号に変換して、本撮影画像に係る画像信号を生成する。
また、主撮像素子5の直前には、シャッタ4が配置されている。このシャッタ4は、上下方向に移動する幕体を備え、光軸Lに沿って主撮像素子5に導かれる被写体光の光路開口動作及び光路遮断動作を行うメカニカルフォーカルプレーンシャッタである。
上記の光軸L上において、被写体光をファインダ部102へ向けて反射する位置には、ミラー機構6(反射板)が配置されている。撮影レンズユニット3を通過した被写体光は、ミラー機構6(後述の主ミラー61)によって上方へ反射され、焦点板63(ピントグラス)に結像される。
ファインダ部102は、ペンタミラー65とハーフミラー68と接眼レンズ67と副撮像素子7とファインダ窓10とを備えている。ペンタミラー65は、反射によって被写体像の天地左右を入れ替えて正立像にする。ハーフミラー68は、ペンタミラー65と接眼レンズ67との間に配置され、被写体光を分離(分岐)させる。分離された一方の被写体光は、接眼レンズ67と副撮像素子7とにそれぞれ導かれる。接眼レンズ67は、分離された被写体光をファインダ窓10の外側に導く。これにより、撮影者は、ファインダ窓10を介して被写体像を視認することが可能になる。このように、ファインダ部102は、撮影待機時において被写界を確認するための光学ファインダ(OVF)として機能する。
また、副撮像素子7は、分離された他方の被写体光を受光し、被写体像に係る撮影画像を順次に取得する。取得された撮影画像は、モニタ12に動画的態様にて順次に表示(ライブビュー表示)される。このように、ファインダ窓10から視認可能な被写体像は、副撮像素子7によって取得され、撮影者は、モニタ12において被写体像に関するライブビュー画像を視認することが可能となる。
ミラー機構6は、主ミラー61とサブミラー62とから構成されており、主ミラー61の背面側において、サブミラー62が主ミラー61の背面に向けて倒れるように回動可能に設けられている。主ミラー61は、例えばハーフミラーとして構成され、被写体光の一部を透過させる。主ミラー61を透過した被写体光の一部はサブミラー62によって反射され、AFモジュール20に入射される。
上記のミラー機構6は、所謂クイックリターンミラーとして構成されており、レリーズボタン11のS2状態が検出された露光時には上方に向けて跳ね上がり、焦点板63の下方位置で停止する(図4参照)。これにより、撮影レンズユニット3からの被写体光がミラー機構6によって遮られることなく主撮像素子5上に届き、当該主撮像素子5が露光される。露光が終了すると、ミラー機構6は元の位置(図3に示す位置)に復帰する。
AFモジュール20は、被写体のピント情報を検出する測距素子等からなる所謂AFセンサとして構成されている。具体的には、AFモジュール20は、撮影領域に設定された測距エリア(「フォーカスエリア」または「AFエリア」とも称する)における被写体からの光(詳細にはミラー機構6を介して進入してきた光)を受光して、被写体像の合焦度合いに応じた位相差検出信号を出力する位相差検出機能を有している。
[1−2.機能ブロック]
次に、撮像装置1Aの機能の概要について説明する。図5は、第1実施形態に係る撮像装置1Aの機能構成を示すブロック図である。図6は、特定被写体としての顔領域を含む補助画像HGを示す図である。図7は、黄金分割構図を示す図である。図8は、補助画像HG上において推奨候補領域を仮想的に示した図である。図9は、三分割構図を示す図である。図10は、二分割構図を示す図である。図11は、斜め二分割構図を示す図である。図12は、撮像装置1Aを縦位置に構えた際の黄金分割構図を示す図である。図13は、ライブビュー画像における表示の一態様を示す図である。
図5に示すように、撮像装置1Aは、位相差AFモジュール20、操作部80、全体制御部101,ミラー機構6,シャッタ4,主撮像素子5,A/D変換回路52,デジタル信号処理回路50および画像メモリ56等を備える。
操作部80は、レリーズボタン11(図1参照)を含む各種ボタンおよびスイッチ等を備えて構成される。操作部80に対するユーザの入力操作に応答して、全体制御部101が各種動作を実現する。
主撮像素子5は、タイミング制御回路(不図示)から入力される駆動制御信号(蓄積開始信号および蓄積終了信号)に応答して、受光面(撮像面)に結像された被写体像の露光(光電変換による電荷蓄積)を行い、当該被写体像に係る画像信号を生成する。
また、副撮像素子7は、基本的には主撮像素子5と同様の機能を有し、ファインダ光学系に導かれた被写体像の露光を行い、ライブビュー表示用の画像に関する画像信号を取得する。
主撮像素子5で取得された画像信号(アナログ信号)は、A/D変換回路52によってデジタル信号に変換される。デジタル信号に変換された画像信号は、デジタル信号処理回路50に入力される。
デジタル信号処理回路50は、A/D変換回路52から入力される画像信号に対してデジタル信号処理を施す。具体的には、黒レベル補正処理、ホワイトバランス(WB)処理、γ補正処理等の信号処理を行う。当該信号処理後の画像信号(画像データ)は、画像メモリ56に格納される。
画像メモリ56は、生成された画像データを一時的に記憶するための、高速アクセス可能な画像メモリであり、複数フレーム分の画像データを記憶可能な容量を有する。
本撮影時には、画像メモリ56に一時記憶される画像データは、全体制御部101において適宜画像処理(圧縮処理等)が施された後、メモリカード90に記憶される。
また、副撮像素子7によって取得された画像データは、A/D変換回路52およびデジタル信号処理回路50において所定の処理が実行され画像メモリ56に一旦記憶された後、モニタ12に表示される。
全体制御部101は、マイクロコンピュータとして構成され、主にCPU,メモリおよびROM等を備える。全体制御部101は、ROM内に格納されるプログラムを読み出し、当該プログラムをCPUで実行することによって、各種機能を実現する。
全体制御部101は、上述のプログラムの実行によって、位相差AF制御部121、駆動制御部122、特定被写体検出部123、存在位置取得部124、推奨構図特定部125、指示制御部126、表示制御部127、ミラー制御部128および構図判定部129等を機能的に実現する。
位相差AF制御部121は、位相差方式による自動合焦(AF)動作(位相差AF動作)を行う。具体的には、位相差AF制御部121は、AFモジュール20から出力される位相差検出信号に基づいて、合焦時の撮影レンズ(より詳細にはフォーカスレンズ)の位置(レンズ合焦位置)を特定するレンズ合焦位置特定動作を行う。
また、位相差AF制御部121は、駆動制御部122と協働して、当該レンズ合焦位置に撮影レンズ(フォーカスレンズ)を移動するレンズ駆動動作をも実行する。具体的には、位相差AF制御部121は、駆動制御部122を介して撮影レンズユニット3のレンズ側制御部31に制御信号を伝達し、レンズ駆動部38を駆動させ、撮影レンズユニット3のレンズ群37に含まれるフォーカスレンズをその光軸方向において移動させる。また、フォーカスレンズの位置は、撮影レンズユニット3のレンズ位置検出部39によって検出され、フォーカスレンズの位置を示すデータがレンズ側制御部31から本体側の全体制御部101に送られる。
特定被写体検出部123は、副撮像素子7によって取得された撮影画像(「補助画像」とも称する)HGの中から、特定被写体を検出する。ここでは、人物の顔(「被写体の顔」または単に「顔領域」とも称する)が特定被写体として補助画像HGから検出される場合について例示する。顔領域の検出手法としては、例えば、補助画像HGにおける各画素の画素値に基づいて、画像の肌色部分を抽出し、この肌色部分の面積が予め設定された閾値以上であった場合に、その肌色部分を人物の顔として検出する手法を採用してもよい。或いは、周知のパターン認識技術を用いて、目および/または口などの顔の特定部分(パーツ)を抽出することで、人物の顔を検出する手法を採用してもよい。
また、特定被写体検出部123は、検出された顔の向きをも特定する。顔の向きとしては、左向き、右向きおよび正面向きの三方向が特定可能となっている。顔向きの特定手法としては、例えば、各々の顔向きに対応した複数の顔モデルを参照データとしてROMに予め記憶し、検出された顔の向きが、どの向きの顔モデルに類似するかに基づいて、検出された顔の向きを判定する手法が採用される。
なお、特定被写体検出部123による顔領域の検出および顔向きの検出は、EVFモードにおいて、メニュー画面上でのメニュー操作により顔検出機能が有効化された場合に実行される。
存在位置取得部124は、特定被写体検出部123により補助画像HGから検出された特定被写体(ここでは顔)の存在位置を取得する。具体的には、図6に示されるように、存在位置取得部124は、検出された顔領域に対して当該顔領域を囲む矩形の顔枠WKを設定し、設定された顔枠WKの中心位置CPを特定する。そして、撮影画像の左下を原点Oとした場合の撮影画像における中心位置CPの座標を特定被写体の現在の存在位置(「現在位置」とも称する)として取得する。
推奨構図特定部125は、特定被写体の存在位置に基づいて、特定被写体を主被写体とした場合に推奨される被写体の構図(「推奨構図」とも称する)を特定する。本実施形態の推奨構図特定部125は、撮影画像において主被写体の存在が望まれる領域(「推奨候補領域」とも称する)の中から、特定被写体の配置位置として推奨される領域(「推奨存在領域」または「推奨領域」とも称する)を選択することによって、推奨構図を特定する。
具体的には、図7に示されるように、黄金比(約1:1.618)に基づいて撮影領域を分割した黄金分割構図において、分割線BLの交点RPを含む領域であり、かつ撮影画像において主被写体となる顔の分布統計に基づいて設定される領域が、推奨候補領域KR1〜KR4(斜線ハッチング領域)として設定されている場合を想定して説明する。この場合、図8に示されるような位置において特定被写体としての顔領域が検出されたときは、推奨構図特定部125は、顔領域の中心位置CPに対して最も近い位置に存在する推奨候補領域KR1を推奨存在領域GRとして選択する。
なお、推奨候補領域KRは、図9に示される三分割構図、図10に示される二分割構図、または図11に示される斜め二分割構図に基づいて設定される領域であってもよい。また、撮像装置1Aが縦位置に構えられている場合、推奨候補領域KRは、図12に示される縦方向の黄金分割構図に基づいて設定される。
指示制御部126は、推奨構図特定部125によって特定された推奨構図を、ユーザに知らせる所定動作の実行指示を行う。具体的には、図8に示されるように、推奨候補領域KR1が推奨存在領域GRとして選択された場合、指示制御部126は、当該推奨存在領域GRをユーザに知らせる表示動作の実行指示を表示制御部127に対して行う。
表示制御部127は、モニタ12などの表示部における表示内容を制御する。具体的には、表示制御部127は、副撮像素子7によって順次に取得される撮影画像に基づいて、モニタ12にライブビュー画像LGを表示させる。
また、表示制御部127は、付加表示をライブビュー画像に合成して表示させる機能も有している。具体的には、図13に示されるように、表示制御部127は、検出された顔領域を囲む顔枠WKをライブビュー画像に合成して表示させる。またさらに、表示制御部127は、指示制御部126からの実行指示を受けて、推奨存在領域GRを示す表示をライブビュー画像に合成して表示させる。例えば、推奨候補領域KR1が推奨存在領域GRとして選択された場合、図13に示されるように、表示制御部127は、推奨存在領域GRを示す表示HR1をライブビュー画像LGに合成して表示させる。
ミラー制御部128は、ミラー機構6が光路から退避した状態(ミラーアップ状態)とミラー機構6が光路を遮断した状態(ミラーダウン状態)との状態切替を制御する。ミラー制御部128は、ミラー切り替え用モータ(不図示)を駆動制御することによって、ミラーアップ状態とミラーダウン状態とを切り替える。
構図判定部129は、現在の被写体の構図(「現在の構図」または「現在構図」とも称する)が推奨構図と合致(一致)するか否かを判定する機能を有している。具体的には、構図判定部129は、特定被写体としての顔領域の存在位置に基づいて、当該顔領域が推奨存在領域GRに存在するか否かを判定する。顔領域が推奨存在領域GRに存在するか否かの判定は、顔領域の存在位置、すなわち顔領域の中心位置CPの座標と推奨存在領域GRに含まれる各画素の座標とを比較することによって、顔領域の中心位置CPが推奨存在領域GRに含まれるか否かに基づいて行われる。なお、撮影画像における各推奨候補領域KRの存在範囲は、推奨候補領域KRごとに予め取得されており、撮影画像における推奨存在領域GRの存在範囲は、対応する推奨候補領域KRの存在範囲に基づいて特定可能となっている。
[1−3.動作]
次に、顔検出機能が有効化されている場合の撮像装置1Aの動作について説明する。図14は、撮像装置1Aの動作を示すフローチャートである。図15および図16は、顔領域を含む補助画像HGを示す図である。図17および図18は、ライブビュー画像における表示の一態様を示す図である。
具体的には、図14に示されるように、まず、ステップSP11では、EVFモードが選択されているか否かが判断される。EVFモードが選択されていない場合(OVFモードが選択されている場合)は、動作工程は、ステップSP21に移行され、OVFモードでの通常の撮影動作が実行される。一方、EVFモードが選択されている場合は、動作工程は、ステップSP12に移行される。
ステップSP12では、副撮像素子7によって補助画像が取得される。
そして、ステップSP13では、特定被写体検出部123において顔検出動作が実行され、補助画像の中から人物の顔(顔領域)が特定被写体として検出される。
ステップSP14では、補助画像から顔領域が検出されたか否かが判定され、顔領域が検出されなかった場合は、動作工程は、ステップSP21に移行され、通常の撮影動作が実行される。一方、顔領域が検出された場合は、動作工程は、ステップSP15に移行される。
ステップSP15では、特定被写体検出部123によって顔の向きが特定される。
ステップSP16では、存在位置取得部124によって、現在の顔の存在位置が取得される。
ステップSP17では、推奨構図特定部125によって、顔の向きおよび顔の存在位置に基づいて、検出された顔の配置位置として推奨される領域(推奨存在領域)が特定される。
具体的には、検出された顔が正面向きであった場合は、顔の存在位置に最も近い位置に存在する推奨候補領域KRが推奨存在領域GRとして特定される(図8参照)。
また、検出された顔が左向き或いは右向きであった場合は、顔の位置を基準にして顔の向く方向の空間(スペース)を反対側の空間よりも大きくする推奨候補領域KRが推奨存在領域GRとして特定される。例えば、図15に示されるように、撮影画像中の顔が当該撮影画像に向かって右に向いていた場合、顔領域の中心位置CPを基準にして右側の空間を左側の空間よりも大きくする推奨候補領域KR1が推奨存在領域GRとして特定される。また、図16に示されるように、撮影画像において顔が左に向いていた場合、顔領域の中心位置CPを基準にして左側の空間を右側の空間よりも大きくするような推奨候補領域KR2が推奨存在領域GRとして特定される。
ステップSP18では、指示制御部126からの指令に応じて、表示制御部127によって推奨存在領域GRを示す表示HR1がライブビュー画像に合成して表示される(図13参照)。これにより、ユーザは、モニタ12を視認することによって、顔の推奨される配置位置(「推奨位置」とも称する)を把握することが可能になる。また、ステップSP18では、図17に示されるように、推奨存在領域GRを示す表示HR1に加えて、構図変更を促す表示HKもライブビュー画像LGに合成して表示してもよい。
ステップSP19では、構図判定部129によって現在の構図が推奨構図と一致するか否か、すなわち顔が推奨存在領域GRに存在するか否かが判定される。図18に示されるように、顔が推奨存在領域GRに存在すると判定された場合は、動作工程はステップSP20に移行される。ステップSP20では、指示制御部126からの指令に応じて、表示制御部127によって撮影を促す表示(「撮影指示表示」とも称する)HSがライブビュー画像LGに合成して表示される(図18参照)。
一方、顔が推奨存在領域GRに存在しないと判定された場合は、動作工程はステップSP21に移行される。
次のステップSP21では、レリーズボタン11の押下状態に基づいて本撮影動作を開始するか否かが判定される。レリーズボタン11の全押し状態が検出されない場合は、動作工程はステップSP11に移行され、レリーズボタン11の全押し状態が検出されるまでステップSP11〜ステップSP21の各工程が繰り返し実行される。動作当初、撮影指示表示HSが行われなかった場合でも、繰り返し処理中のユーザのフレーミングまたは被写体の移動等により、顔が推奨存在領域GRに含まれるようになったときは、ステップSP19を介してステップSP20に移行され、撮影指示表示HSが行われるようになる。
また、ステップSP21で、レリーズボタン11の全押し状態が検出された場合は、ステップSP22に移行され、本撮影が行われる。
以上のように、本実施形態に係る撮像装置1Aは、副撮像素子7によって取得される補助画像から特定被写体を検出する特定被写体検出部123と、補助画像における特定被写体の存在位置を取得する存在位置取得部124と、特定被写体の存在位置に基づいて、特定被写体を主被写体とした場合に推奨される推奨構図を特定する推奨構図特定部125と、推奨構図をユーザに知らせる所定動作の実行指示を行う指示制御部126とを備えている。このような撮像装置1Aを用いて撮影を行うことによれば、ユーザは推奨構図を参考にして撮影を行うことができるので、構図に優れた撮影画像を取得できる可能性を高めることができるとともに、ユーザの撮影技術を向上させることができる。また、ユーザは推奨構図を参考にして撮影を行うことができるので、構図決定に要する時間を短縮することができる。
<2.第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態に係る撮像装置1Bでは、現在の構図が推奨構図と一致するか否か、より詳細には、特定被写体としての顔領域が推奨存在領域GRに存在するか否かに応じて、推奨存在領域GRを示す表示HR1の表示制御が行われる。なお、撮像装置1Bは、推奨存在領域GRを示す表示HR1の表示制御を顔領域が推奨存在領域GRに存在するか否かに応じて行う点以外は、撮像装置1Aとほぼ同様の構造および機能(図1〜図5参照)を有しており、共通する部分については同じ符号を付して説明を省略する。
上述のように、撮像装置1Bでは、現在の構図が推奨構図と一致するか否か、詳細には、顔領域が推奨存在領域GRに存在するか否かに応じて、推奨存在領域GRを示す表示HR1の表示制御が行われる。顔領域が推奨存在領域GRに存在するか否かの判定は、構図判定部129(図5参照)によって行われる。
そして、撮像装置1Bの指示制御部126は、構図判定部129による判定結果に応じて、推奨構図をユーザに知らせる所定動作の実行指示を行う。具体的には、指示制御部126は、構図判定部129によって顔領域が推奨存在領域GRに存在しないと判定された場合は、上記所定動作の実行指示を行い、顔領域が推奨存在領域GRに存在すると判定された場合は、上記所定動作の実行指示を行わない。
ここで、撮像装置1Bの動作について説明する。図19は、撮像装置1Bの動作を示すフローチャートである。
図19に示されるように、撮像装置1Bでは、ステップSP11〜ステップSP17まで撮像装置1Aと同様の動作がそれぞれ実行される。簡単には、ライブビュー画像となる補助画像から人物の顔が検出された後、検出された顔の顔向きと顔の存在位置とが取得される。そして、顔の向きおよび顔の存在位置に基づいて、検出された顔の配置位置として推奨される領域(推奨存在領域)が特定される(ステップSP17)。
次のステップSP31では、構図判定部129によって現在の構図が推奨構図と一致するか否かが判定される。ステップSP31において、現在の構図が推奨構図と一致しないと判定された場合、詳細には顔が推奨存在領域GRに存在しないと判定された場合、動作工程はステップSP33に移行される。
ステップSP33では、指示制御部126からの指令に応じて、表示制御部127によって推奨存在領域GRを示す表示HR1がライブビュー画像LGに合成して表示される(図13参照)。これにより、ユーザは、モニタ12を視認することによって、顔の推奨される配置位置を把握することが可能になる。
一方、ステップSP31で、現在の構図が推奨構図と一致すると判定された場合、詳細には顔が推奨存在領域GRに存在すると判定された場合は、推奨存在領域GRを示す表示HR1の表示動作を行うことなく、動作工程はステップSP32に移行される。ステップSP32では、指示制御部126からの指令に応じて、表示制御部127によって撮影を促す撮影指示表示HSがモニタ12に表示される。
ステップSP21では、レリーズボタン11の押下状態に基づいて本撮影動作を開始するか否かが判定される。レリーズボタン11の全押し状態が検出されない場合は、動作工程はステップSP11に移行され、レリーズボタン11の全押し状態が検出されるまでステップSP11〜ステップSP17,ステップSP31〜ステップSP33およびステップSP21の各工程が繰り返し実行される。
一方、レリーズボタン11の全押し状態が検出された場合は、ステップSP22に移行され、本撮影が行われる。
以上のように、撮像装置1Bの指示制御部126は、構図判定部129によって顔領域が推奨存在領域GRに存在しないと判定された場合、推奨存在領域GRを示す表示HR1の表示動作の実行指示を行う。一方、指示制御部126は、構図判定部129によって顔領域が推奨存在領域GRに存在すると判定された場合、推奨存在領域GRを示す表示HR1の表示動作の実行指示を行わない。これによれば、顔領域が推奨存在領域GRに存在する場合にも、推奨存在領域GRを示す表示HR1がモニタ12に表示される煩わしさを回避することができ、モニタ12の視認性を向上させることができる。
<3.第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。上記各実施形態の撮像装置1A,1Bでは、推奨構図として推奨存在領域が特定されていたが、第3実施形態の撮像装置1Cでは、推奨構図として、推奨される撮像装置1Cの保持方向(「推奨保持方向」とも称する)が特定される。なお、撮像装置1Cは、推奨構図として撮像装置1Cの推奨保持方向を特定する点以外は、撮像装置1Aとほぼ同様の構造および機能(図1〜図4参照)を有しており、共通する部分については同じ符号を付して説明を省略する。図20は、撮像装置1Cの機能構成を示すブロック図である。図21〜図24は、顔領域を含む補助画像HGを示す図である。図25は、ライブビュー画像における表示の一態様を示す図である。
図20に示されるように、撮像装置1Cは、撮像装置1Aと比較して、姿勢検知センサ91をさらに備えるとともに、全体制御部101において、姿勢検知部130を機能的にさらに実現する。
姿勢検知部130は、姿勢検知センサ91から出力される姿勢検知信号に基づいて、撮像装置1Cが縦位置に構えられているか、横位置に構えられているかの撮像装置1Cの姿勢を検知する機能を有している。姿勢検知センサ91としては、例えば、撮像装置1Cの姿勢に応じて移動可能な導電媒体を含み、導電媒体の移動により電流が変化することを利用したセンサなど、周知のセンサを採用することができる。
推奨構図特定部125は、撮像装置1Cの姿勢および特定被写体の存在位置に基づいて、推奨される撮像装置1Cの保持方向(「推奨保持方向」とも称する)を決定することによって、推奨構図を特定する。
具体的には、推奨構図特定部125は、姿勢検知部130で検知された撮像装置1Cの姿勢に基づいて、取得された補助画像が横位置で撮影されたものか或いは縦位置で撮影されたものかを特定する。そして、補助画像が横位置で取得されたものであった場合、推奨構図特定部125は、補助画像における顔領域の中心位置CPが補助画像の上方部に存在しているとき、縦位置の姿勢で撮影される構図を推奨構図として特定する。すなわち、撮像装置1Cが横位置に構えられている場合、顔領域の中心位置CPが補助画像の上方部に存在しているとき、縦位置の姿勢を実現する縦の保持方向(単に、「縦方向」とも称する)が撮像装置1Cの推奨保持方向として特定される。
例えば、図21に示されるように、補助画像HGにおける顔領域の中心位置CPが補助画像HGの上方部に存在していた場合、推奨構図特定部125では、撮像装置1Cの推奨保持方向は、縦方向であると特定される。また、図22に示されるように、補助画像における顔領域の中心位置CPが補助画像の上方部以外の場所に存在しているとき、推奨構図特定部125では、撮像装置1Cの推奨保持方向は、横方向であると特定される。なお、図21,22では、補助画像を縦に三等分して区切られる領域のうち、一番上の領域を補助画像の上方部とする場合が例示されており、図21,22中には、補助画像の上方部を区切る破線HL1が示されている。
一方、補助画像が縦位置で取得されたものであった場合、推奨構図特定部125は、補助画像における顔領域の中心位置CPが補助画像の下方部に存在しているときに、横位置の姿勢で撮影される構図を推奨構図として特定する。すなわち、撮像装置1Cが縦位置に構えられている場合、顔領域の中心位置CPが補助画像の下方部に存在しているとき、横位置の姿勢を実現する横の保持方向(単に、「横方向」とも称する)が撮像装置1Cの推奨保持方向として特定される。
例えば、図23に示されるように、補助画像における顔領域の中心位置CPが補助画像の下方部に存在していた場合、推奨構図特定部125では、撮像装置1Cの推奨保持方向は、横方向であると特定される。また、図24に示されるように、補助画像における顔領域の中心位置CPが補助画像の下方部以外の場所に存在していた場合、推奨構図特定部125では、撮像装置1Cの推奨保持方向は、縦方向であると特定される。なお、図23,24では、補助画像を縦に二等分して区切られる領域のうち、下の領域を補助画像の下方部とする場合が例示されており、図23,24中には、補助画像の下方部を区切る破線HL2が示されている。
指示制御部126は、推奨構図特定部125によって推奨保持方向が特定された場合、当該推奨保持方向をユーザに知らせる表示動作の実行指示を表示制御部127に対して行う。
表示制御部127は、指示制御部126からの実行指示を受けて、推奨保持方向を示す表示をライブビュー画像に合成して表示させる。例えば、推奨保持方向が縦方向であった場合、図25に示されるように、表示制御部127によって、モニタ12には推奨保持方向を示す表示HVがライブビュー画像LGに合成して表示される。
構図判定部129は、姿勢検知部130で検知された撮像装置1Cの姿勢と推奨保持方向とに基づいて、現在の撮像装置1Cの姿勢を実現する保持方向(「現在の保持方向」または「現保持方向」とも称する)が、推奨保持方向と同じであるか(一致するか)否かを判定する。
ここで、撮像装置1Cの動作について説明する。図26は、撮像装置1Cの動作を示すフローチャートである。
図26に示されるように、撮像装置1CのステップSP51〜ステップSP54では、撮像装置1AのステップSP11〜ステップSP14の各動作(図14参照)と同様の動作がそれぞれ実行される。そして、補助画像から顔領域が検出された場合、ステップSP55において検出された顔領域の存在位置が取得される。
次のステップSP56では、姿勢検知部130によって撮像装置1Cの現在の姿勢(「現在姿勢」とも称する)が検知される。
ステップSP57では、推奨構図特定部125によって、顔領域の存在位置および撮像装置1Cの現在姿勢に基づいて推奨保持方向が特定される。
ステップSP58では、指示制御部126からの指令に応じて、表示制御部127によって推奨保持方向を示す表示HVがライブビュー画像LGに合成して表示される。これにより、ユーザは、モニタ12を視認することによって、撮像装置1Cの推奨される保持方向を把握することが可能になる。
ステップSP59では、構図判定部129によって現在の構図が推奨存在領域と一致するか否か、すなわち撮像装置1Cの現保持方向が推奨保持方向と一致するか否かが判定される。現保持方向が推奨保持方向と一致すると判定された場合は、動作工程はステップSP60に移行される。ステップSP60では、指示制御部126からの指令に応じて、表示制御部127によって撮影を促す撮影指示表示HSがモニタ12に表示される(図18参照)。
一方、ステップSP59において、現保持方向が推奨保持方向と一致しないと判定された場合は、動作工程はステップSP61に移行される。
ステップSP61では、撮像装置1AのステップSP21と同様の動作が実行され、レリーズボタン11の押下状態に基づいて本撮影動作を開始するか否かが判定される。レリーズボタン11の全押し状態が検出されない場合は、動作工程はステップSP51に移行され、レリーズボタン11の全押し状態が検出されるまでステップSP51〜ステップSP61の各工程が繰り返し実行される。レリーズボタン11の全押し状態が検出された場合は、ステップSP62に移行され、本撮影が行われる。
以上のように、撮像装置1Cでは、推奨構図特定部125によって撮像装置1Cの推奨保持方向が特定され、指示制御部126によって当該推奨保持方向をユーザに知らせる表示動作の実行指示が行われる。これによれば、ユーザは、本撮影の前に推奨保持方向を把握することができるので、構図に優れた撮影画像を取得できる可能性を高めることができるとともに、ユーザの撮影技術を向上させることができる。また、ユーザは推奨保持方向を参考にして撮影を行うことができるので、構図決定に要する時間を短縮することができる。
<4.第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態について説明する。第4実施形態に係る撮像装置1Dでは、現在の構図が推奨構図と一致するか否か、より詳細には、現保持方向が推奨保持方向と一致するか否かの判定結果に応じて、推奨保持方向を示す表示HVの表示制御が行われる。なお、撮像装置1Dは、推奨保持方向を示す表示HVの表示制御を現保持方向が推奨保持方向と一致するか否かに応じて行う点以外は、撮像装置1Cとほぼ同様の構造および機能(図1〜図4,図20参照)を有しており、共通する部分については同じ符号を付して説明を省略する。
上述のように、撮像装置1Dでは、現在の構図が推奨構図と一致するか否か、詳細には、現保持方向が推奨保持方向と一致するか否かの判定は、構図判定部129(図20参照)によって行われる。
そして、撮像装置1Dでは、指示制御部126は、構図判定部129における判定結果に応じて、推奨構図(ここでは、推奨保持方向)をユーザに知らせる所定動作の実行指示を行う。具体的には、指示制御部126は、現保持方向が推奨保持方向と一致しないと判定された場合は、上記所定動作の実行指示を行い、現保持方向が推奨保持方向と一致すると判定された場合は、上記所定動作の実行指示を行わない。
ここで、撮像装置1Dの動作について説明する。図27は、撮像装置1Dの動作を示すフローチャートである。
図27に示されるように、撮像装置1Dでは、ステップSP51〜ステップSP57まで撮像装置1Cと同様の動作がそれぞれ実行される。簡単には、ライブビュー画像となる補助画像から人物の顔が検出された後、検出された顔の存在位置が取得される。そして、ステップSP56で撮像装置1Dの現在姿勢が検出された後、顔の存在位置および撮像装置1Dの現在姿勢に基づいて撮像装置1Dの推奨保持方向が特定される(ステップSP57)。
次のステップSP71では、構図判定部129によって撮像装置1Dの現保持方向が推奨保持方向と一致するか否かが判定される。現在の構図が推奨構図と一致しないと判定された場合、詳細には現保持方向が推奨保持方向と一致しないと判定された場合、ステップSP73に移行される。
ステップSP73では、指示制御部126からの指令に応じて、表示制御部127によって推奨保持方向を示す表示HVがライブビュー画像に合成して表示される(図25参照)。これにより、ユーザは、モニタ12を視認することによって、推奨される撮像装置1Dの保持方向を把握することが可能になる。
一方、ステップSP71で、現在の構図が推奨構図と一致すると判定された場合、詳細には現保持方向が推奨保持方向と一致すると判定された場合は、推奨保持方向を示す表示HVの表示動作を行うことなく、動作工程はステップSP72に移行される。ステップSP72では、指示制御部126からの指令に応じて、表示制御部127によって撮影を促す撮影指示表示HSがモニタ12に表示される。
ステップSP61では、レリーズボタン11の押下状態に基づいて本撮影動作を開始するか否かが判定される。レリーズボタン11の全押し状態が検出されない場合は、動作工程はステップSP51に移行され、レリーズボタン11の全押し状態が検出されるまでステップSP51〜ステップSP57,ステップSP71〜ステップSP73およびステップSP61の各工程が繰り返し実行される。
一方、レリーズボタン11の全押し状態が検出された場合は、ステップSP62に移行され、本撮影が行われる。
以上のように、撮像装置1Dの指示制御部126は、構図判定部129によって現保持方向が推奨保持方向と一致しないと判定された場合、推奨保持方向を示す表示HVの表示動作の実行指示を行う。一方、指示制御部126は、構図判定部129によって現保持方向が推奨保持方向と一致すると判定された場合、推奨保持方向を示す表示HVの表示動作の実行指示を行わない。これによれば、現保持方向が推奨保持方向と一致する場合にも、推奨保持方向を示す表示HVがモニタ12に表示される煩わしさを回避することができ、モニタ12の視認性が向上する。
<5.第5実施形態>
次に、本発明の第5実施形態について説明する。第5実施形態に係る撮像装置1Eでは、第1実施形態に係る撮像装置1Aと第3実施形態に係る撮像装置1Cとを組み合わせた動作が実行される。すなわち、撮像装置1Eでは、推奨構図として推奨存在領域および推奨保持方向が特定される。なお、撮像装置1Eは、撮像装置1Aと同様の構造(図1〜図4参照)を有するとともに、撮像装置1Aと撮像装置1Cとを組み合わせた機能(図20参照)を有しており、共通する部分については同じ符号を付して説明を省略する。図28は、ライブビュー画像における表示の一態様を示す図である。
撮像装置1Eの推奨構図特定部125(図20)は、検出された顔の向きおよび顔の存在位置に基づいて、当該顔の配置位置として推奨される推奨存在領域が特定されるとともに、撮像装置1Eの姿勢および顔の存在位置に基づいて撮像装置1Eの推奨保持方向が特定される。
指示制御部126は、推奨構図特定部125によって推奨存在領域および推奨保持方向が特定された場合、推奨存在領域および推奨保持方向をユーザに知らせる表示動作の実行指示を表示制御部127に対して行う。
表示制御部127は、指示制御部126からの実行指示を受けて、推奨存在領域を示す表示HR1および推奨保持方向を示す表示HVをライブビュー画像に合成して表示させる。
例えば、図7の推奨候補領域KR1が推奨存在領域GRとして選択されるとともに、推奨保持方向が縦方向であると特定された場合、図28に示されるように、モニタ12には推奨存在領域GRを示す表示HR1、および推奨保持方向を示す表示HVがライブビュー画像LGに合成して表示される。
構図判定部129は、検出された顔が推奨存在領域に存在するか否か、および現保持方向と推奨保持方向とが一致するか否かをそれぞれ判定することによって、現在の構図が推奨構図と一致するか否かを判定する。
ここで、撮像装置1Eの動作について説明する。図29は、撮像装置1Eの動作を示すフローチャートである。
図29に示されるように、撮像装置1EのステップSP81〜ステップSP86では、撮像装置1AのステップSP11〜ステップSP16(図14参照)の各動作と同様の動作がそれぞれ実行される。簡単には、ライブビュー画像となる補助画像から人物の顔が検出された後、検出された顔の顔向きおよび顔の存在位置が取得される。
次のステップSP87では、ステップSP56(図26参照)の動作と同様の動作が実行され、撮像装置1Eの現在姿勢が検知される。
ステップSP88では、推奨構図特定部125によって推奨構図の特定が行われる。具体的には、推奨存在領域および推奨保持方向がそれぞれ特定される。
ステップSP89では、指示制御部126からの指令に応じて、表示制御部127によって推奨構図を示す表示が行われる。具体的には、推奨存在領域GRを示す表示HR1および推奨保持方向を示す表示HVがライブビュー画像LGに合成して表示される(図28参照)。これにより、ユーザは、モニタ12を視認することによって、顔の推奨される配置位置および撮像装置1Eの推奨される保持方向をそれぞれ把握することが可能になる。
ステップSP90では、構図判定部129によって現在の構図が推奨構図と一致するか否かが判定される。具体的には、検出された顔が推奨存在領域に存在するか否か、および現保持方向が推奨保持方向と一致するか否かがそれぞれ判定される。そして、検出された顔が推奨存在領域に存在すると判定されるとともに、現保持方向が推奨保持方向と一致すると判定された場合、現在の構図が推奨構図と一致すると判定され、動作工程はステップSP91に移行される。ステップSP91では、指示制御部126からの指令に応じて、表示制御部127によって撮影を促す撮影指示表示HSがモニタ12に表示される。
一方、ステップSP90において、検出された顔が推奨存在領域に存在しないと判定された場合、或いは、現保持方向と推奨保持方向とが一致しないと判定された場合、現在の構図は推奨構図と一致しないと判定され、動作工程はステップSP92に移行される。
ステップSP92では、レリーズボタン11の押下状態に基づいて本撮影動作を開始するか否かが判定される。レリーズボタン11の全押し状態が検出されない場合は、動作工程はステップSP81に移行され、レリーズボタン11の全押し状態が検出されるまでステップSP81〜ステップSP92の各工程が繰り返し実行される。
また、ステップSP92で、レリーズボタン11の全押し状態が検出された場合は、ステップSP93に移行され、本撮影が行われる。
以上のように、撮像装置1Eでは、推奨構図特定部125によって推奨存在領域および推奨保持方向がそれぞれ特定され、指示制御部126によって推奨存在領域および推奨保持方向をユーザに知らせる表示動作の実行指示がそれぞれ行われる。これによれば、ユーザは、本撮影の前に推奨存在領域および推奨保持方向を把握することができるので、構図に優れた撮影画像を取得できる可能性を高めることができるとともに、ユーザの撮影技術を向上させることができる。
<6.第6実施形態>
次に、本発明の第6実施形態について説明する。第6実施形態に係る撮像装置1Fでは、第2実施形態に係る撮像装置1Bと第4実施形態に係る撮像装置1Dとを組み合わせた動作が実行される。すなわち、撮像装置1Fでは、現在の構図が推奨構図と一致するか否かに応じて、推奨構図を示す表示の表示制御が行われる。なお、撮像装置1Fは、推奨構図を示す表示の表示制御を現在の構図が推奨構図と一致するか否かに応じて行う点以外は、撮像装置1Eとほぼ同様の構造および機能(図1〜図4、図20参照)を有しており、共通する部分については同じ符号を付して説明を省略する。
現在の構図が推奨構図と一致するか否かの判定は、構図判定部129(図20参照)によって行われる。そして、撮像装置1Fの指示制御部126は、構図判定部129における判定結果に応じて、推奨構図をユーザに知らせる所定動作の実行指示を行う。
ここで、撮像装置1Fの動作について説明する。図30は、撮像装置1Fの動作を示すフローチャートである。
図30に示されるように、撮像装置1Fでは、ステップSP81〜ステップSP88まで撮像装置1Eと同様の動作がそれぞれ実行される。簡単には、ライブビュー画像となる補助画像から人物の顔が検出された後、検出された顔の顔向きと顔の存在位置とが取得されるとともに、撮像装置1Fの現在姿勢が検知される。そして、ステップSP88において、推奨構図特定部125によって推奨構図の特定が行われ、推奨存在領域および推奨保持方向がそれぞれ特定される。
次のステップSP101では、構図判定部129によって現在の構図が推奨構図と一致するか否かが判定される。一致判定としては、検出された顔が推奨存在領域に存在するか否かの顔の配置位置に関する一致判定と、撮像装置1Fの現保持方向が推奨保持方向と一致するか否かの保持方向に関する一致判定とが、それぞれ行われる。
そして、ステップSP101において、検出された顔が推奨存在領域に存在しないと判定された場合、および/または現保持方向が推奨保持方向と一致しないと判定された場合は、現在の構図が推奨構図と一致しないと判定され、動作工程はステップSP103に移行される。
ステップSP103では、指示制御部126からの指令に応じて、表示制御部127によって推奨構図を示す表示がライブビュー画像に合成して表示される。具体的には、ステップSP101において、検出された顔が推奨存在領域GRに存在しないと判定された場合、推奨存在領域GRを示す表示HR1がライブビュー画像LGに合成して表示される(図13参照)。また、ステップSP101において、現保持方向が推奨保持方向と一致しないと判定された場合、推奨保持方向を示す表示HVがライブビュー画像LGに合成して表示される(図25参照)。また、ステップSP101において、検出された顔が推奨存在領域に存在しないと判定されるとともに、現保持方向が推奨保持方向と一致しないと判定された場合、推奨存在領域GRを示す表示HR1および推奨保持方向を示す表示HVがライブビュー画像LGに合成してそれぞれ表示される(図28参照)。
これにより、ユーザは、モニタ12を視認することによって、推奨構図を把握することが可能になる。
一方、ステップSP101において、検出された顔が推奨存在領域に存在すると判定され、かつ現保持方向が推奨保持方向と一致すると判定された場合、すなわち現在の構図が推奨構図と一致すると判定された場合は、推奨構図を示す表示の表示動作を行うことなく、動作工程はステップSP102に移行される。ステップSP102では、指示制御部126からの指令に応じて、表示制御部127によって撮影を促す撮影指示表示HSがモニタ12に表示される。
ステップSP92では、レリーズボタン11の押下状態に基づいて本撮影動作を開始するか否かが判定される。レリーズボタン11の全押し状態が検出されない場合は、動作工程はステップSP81に移行され、レリーズボタン11の全押し状態が検出されるまでステップSP81〜ステップSP88,ステップSP101〜ステップSP103およびステップSP92の各工程が繰り返し実行される。
一方、レリーズボタン11の全押し状態が検出された場合は、ステップSP93に移行され、本撮影が行われる。
以上のように、撮像装置1Fの指示制御部126は、構図判定部129の判定結果に応じて、推奨存在領域を示す表示HR1および推奨保持方向を示す表示HVの表示動作の実行指示を制御する。これによれば、顔領域が推奨存在領域GRに存在する場合に、推奨存在領域GRを示す表示HR1がモニタ12に表示されること、および現保持方向が推奨保持方向と一致する場合に、推奨保持方向を示す表示HVがモニタ12に表示されることを回避することができるので、モニタ12の視認性が向上する。
<7.変形例>
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は、上記に説明した内容に限定されるものではない。
例えば、上記各実施形態において、特定被写体検出部123によって、補助画像から複数の顔が検出されてもよい。図31は、補助画像HG上において推奨候補領域を仮想的に示した図である。図32は、ライブビュー画像における表示の一態様を示す図である。
具体的には、図31に示されるように複数の顔領域が検出されたときは、推奨構図特定部125は、各顔領域の中心位置CP1,CP2に対してそれぞれ最も近い位置に存在する推奨候補領域KR1,KR4を推奨存在領域GR1,GR2としてそれぞれ選択する。そして、図32に示されるように、表示制御部127によって推奨存在領域GR1,GR2を示す表示HR1,HR2がライブビュー画像LGに合成してそれぞれ表示される。なお、表示の際には、顔枠WK1と推奨存在領域GR1を示す表示HR1とを青色で表示するとともに、顔枠WK2と推奨存在領域GR2を示す表示HR2とを赤色で表示する等、顔枠WKと当該顔枠に関する推奨存在領域GRとを同色で対応づけて表示してもよい。
また、上記各実施形態では、推奨構図特定部125によって特定された推奨構図をユーザに知らせる所定動作として、モニタ12への表示動作が行われていたが、これに限定されない。具体的には、推奨構図を音声によりユーザに知らせてもよい。
また、上記第1実施形態、第2実施形態、第5実施形態、および第6実施形態において、検出された顔が推奨存在領域GRに存在すると判定された場合、顔枠WKおよび/または推奨存在領域GRの表示色を変更してもよい。
また、上記第1実施形態の撮像装置1Aでは、レリーズボタン11の全押し状態が検出された場合に、撮影動作が実行されていたが、これに限定されない。具体的には、構図判定部129によって検出された顔が推奨存在領域GRに存在すると判定されたときに、自動的に撮影動作を開始してもよい。
また、上記第1実施形態、第2実施形態、第5実施形態、および第6実施形態において、撮影領域における測距エリアAR1〜AR4の位置を考慮して、推奨候補領域KR1〜KR4を設定してもよい。図33は、補助画像HG上において測距エリアAR1〜AR4を仮想的に示した図である。
具体的には、図33に示されるように、推奨候補領域KR1〜KR4は、撮影領域における測距エリアAR1〜AR4を含むように設定してもよい。これによれば、フレーミング等により推奨存在領域GRに顔領域を移動させた場合、顔領域に測距エリアを含むことができるので、顔領域を合焦対象としたAF動作を実行することが可能になる。
1A,1B,1C,1D,1E,1F 撮像装置
7 副撮像素子
12 モニタ
91 姿勢検知センサ
101 全体制御部
123 特定被写体検出部
124 存在位置取得部
125 推奨構図特定部
126 指示制御部
127 表示制御部
129 構図判定部
130 姿勢検知部
HG 補助画像
LG ライブビュー画像
CP,CP1,CP2 中心位置
GR,GR1,GR2 推奨存在領域
KR,KR1〜KR4 推奨候補領域
WK,WK1,WK2 顔枠

Claims (12)

  1. 被写体像に関する撮影画像を取得する撮像素子と、
    前記撮影画像から特定被写体を検出する被写体検出手段と、
    前記撮影画像における前記特定被写体の存在位置を取得する位置取得手段と、
    前記特定被写体の存在位置に基づいて、前記特定被写体を主被写体とした場合に推奨される推奨構図を特定する構図特定手段と、
    前記推奨構図をユーザに知らせる所定動作の実行指示を行う指示制御手段と、
    を備える撮像装置であって、
    前記撮像装置の姿勢を検知する姿勢検知手段、
    をさらに備え、
    前記構図特定手段は、
    前記撮像装置の姿勢および前記特定被写体の存在位置に基づいて、推奨される当該撮像装置の推奨保持方向を特定し、
    前記指示制御手段は、
    前記推奨保持方向をユーザに知らせる前記所定動作の実行指示を行う、撮像装置。
  2. 前記撮像素子で順次に取得される前記撮影画像に基づいて、表示部にライブビュー画像を表示させる表示制御手段、
    をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記指示制御手段による前記所定動作の実行指示を受けて、前記推奨保持方向を示す表示を前記ライブビュー画像に合成して表示させる請求項に記載の撮像装置。
  3. 前記構図特定手段は、
    前記特定被写体の存在位置に基づいて、前記撮影画像における前記特定被写体の推奨存在領域をさらに特定し、
    前記指示制御手段は、
    前記推奨存在領域をユーザに知らせる前記所定動作の実行指示をさらに行う請求項に記載の撮像装置。
  4. 被写体像に関する撮影画像を取得する撮像素子と、
    前記撮影画像から特定被写体を検出する被写体検出手段と、
    前記撮影画像における前記特定被写体の存在位置を取得する位置取得手段と、
    前記特定被写体の存在位置に基づいて、前記特定被写体を主被写体とした場合に推奨される推奨構図を特定する構図特定手段と、
    前記推奨構図をユーザに知らせる所定動作の実行指示を行う指示制御手段と、
    を備える撮像装置であって、
    前記特定被写体の存在位置に基づいて、現在の構図が前記推奨構図と一致するか否かを判定する構図判定手段、
    をさらに備え、
    前記指示制御手段は、前記構図判定手段によって前記現在の構図が前記推奨構図と一致しないと判定された場合、前記所定動作の実行指示を行い、前記構図判定手段によって前記現在の構図が前記推奨構図と一致すると判定された場合、前記所定動作の実行指示を行わず、
    前記撮像装置の姿勢を検知する姿勢検知手段、
    をさらに備え、
    前記構図特定手段は、
    前記撮像装置の姿勢および前記特定被写体の存在位置に基づいて、推奨される当該撮像装置の推奨保持方向を特定し、
    前記構図判定手段は、
    前記撮像装置の姿勢を実現する現在の保持方向が、前記推奨保持方向と一致するか否かを判定し、
    前記指示制御手段は、
    前記構図判定手段によって前記現在の保持方向が前記推奨保持方向と一致しないと判定された場合、前記推奨保持方向をユーザに知らせる前記所定動作の実行指示を行い、前記構図判定手段によって前記現在の保持方向が前記推奨保持方向と一致すると判定された場合、前記推奨保持方向をユーザに知らせる前記所定動作の実行指示を行わない、撮像装置。
  5. 前記構図特定手段は、
    前記特定被写体の存在位置に基づいて、前記撮影画像における前記特定被写体の推奨存在領域を特定し、
    前記指示制御手段は、
    前記推奨存在領域をユーザに知らせる前記所定動作の実行指示を行う請求項1または4に記載の撮像装置。
  6. 前記撮像素子で順次に取得される前記撮影画像に基づいて、表示部にライブビュー画像を表示させる表示制御手段、
    をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記指示制御手段による前記所定動作の実行指示を受けて、前記推奨存在領域を示す表示を前記ライブビュー画像に合成して表示させる請求項に記載の撮像装置。
  7. 前記構図特定手段は、
    前記特定被写体の存在位置に基づいて、前記撮影画像における前記特定被写体の推奨存在領域を特定し、
    前記構図判定手段は、
    前記特定被写体が、前記推奨存在領域に存在するか否かを判定し、
    前記指示制御手段は、
    前記構図判定手段によって前記特定被写体が前記推奨存在領域に存在しないと判定された場合、前記推奨存在領域をユーザに知らせる前記所定動作の実行指示を行い、前記構図判定手段によって前記特定被写体が前記推奨存在領域に存在すると判定された場合、前記推奨存在領域をユーザに知らせる前記所定動作の実行指示を行わない請求項に記載の撮像装置。
  8. 前記特定被写体は、人物の顔である請求項1または4に記載の撮像装置。
  9. a)撮像素子で被写体像に関する撮影画像を取得する工程と、
    b)前記撮影画像から特定被写体を検出する工程と、
    c)前記撮影画像における前記特定被写体の存在位置を取得する工程と、
    d)前記特定被写体の存在位置に基づいて、前記特定被写体を主被写体とした場合に推奨される推奨構図を特定する工程と、
    e)前記推奨構図をユーザに知らせる所定動作の実行指示を行う工程と、
    を備える撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像装置の姿勢を検知する工程をさらに備え、
    前記推奨構図を特定する工程では、前記撮像装置の姿勢および前記特定被写体の存在位置に基づいて、推奨される当該撮像装置の推奨保持方向を特定し、
    前記実行指示を行う工程では、前記推奨保持方向をユーザに知らせる前記所定動作の実行指示を行う、撮像装置の制御方法。
  10. 撮像装置に内蔵されたコンピュータに、
    a)撮像素子で被写体像に関する撮影画像を取得する工程と、
    b)前記撮影画像から特定被写体を検出する工程と、
    c)前記撮影画像における前記特定被写体の存在位置を取得する工程と、
    d)前記特定被写体の存在位置に基づいて、前記特定被写体を主被写体とした場合に推
    奨される推奨構図を特定する工程と、
    e)前記推奨構図をユーザに知らせる所定動作の実行指示を行う工程と、
    を実行させ
    前記撮像装置の姿勢を検知する工程をさらに実行させ、
    前記推奨構図を特定する工程では、前記撮像装置の姿勢および前記特定被写体の存在位置に基づいて、推奨される当該撮像装置の推奨保持方向を特定する工程を実行させ、
    前記実行指示を行う工程では、前記推奨保持方向をユーザに知らせる前記所定動作の実行指示を行う工程を実行させる、プログラム。
  11. a)被写体像に関する撮影画像を取得する工程と、
    b)前記撮影画像から特定被写体を検出する工程と、
    c)前記撮影画像における前記特定被写体の存在位置を取得する工程と、
    d)前記特定被写体の存在位置に基づいて、前記特定被写体を主被写体とした場合に推奨される推奨構図を特定する工程と、
    e)前記推奨構図をユーザに知らせる所定動作の実行指示を行う工程と、
    を備える撮像装置の制御方法であって、
    前記特定被写体の存在位置に基づいて、現在の構図が前記推奨構図と一致するか否かを判定する工程をさらに備え、
    前記実行指示を行う工程では、前記現在の構図が前記推奨構図と一致しないと判定された場合、前記所定動作の実行指示を行い、前記現在の構図が前記推奨構図と一致すると判定された場合、前記所定動作の実行指示を行わず、
    前記撮像装置の姿勢を検知する工程をさらに備え、
    前記推奨構図を特定する工程では、前記撮像装置の姿勢および前記特定被写体の存在位置に基づいて、推奨される当該撮像装置の推奨保持方向を特定し、
    前記現在の構図が前記推奨構図と一致するか否かを判定する工程では、前記撮像装置の姿勢を実現する現在の保持方向が、前記推奨保持方向と一致するか否かを判定し、
    前記実行指示を行う工程では、前記現在の保持方向が前記推奨保持方向と一致しないと判定された場合、前記推奨保持方向をユーザに知らせる前記所定動作の実行指示を行い、前記現在の保持方向が前記推奨保持方向と一致すると判定された場合、前記推奨保持方向をユーザに知らせる前記所定動作の実行指示を行わない、撮像装置の制御方法。
  12. 撮像装置に内蔵されたコンピュータに、
    a)被写体像に関する撮影画像を取得する工程と、
    b)前記撮影画像から特定被写体を検出する工程と、
    c)前記撮影画像における前記特定被写体の存在位置を取得する工程と、
    d)前記特定被写体の存在位置に基づいて、前記特定被写体を主被写体とした場合に推奨される推奨構図を特定する工程と、
    e)前記推奨構図をユーザに知らせる所定動作の実行指示を行う工程と、
    を実行させ、
    前記特定被写体の存在位置に基づいて、現在の構図が前記推奨構図と一致するか否かを判定する工程をさらに実行させ、
    前記実行指示を行う工程では、前記現在の構図が前記推奨構図と一致しないと判定された場合、前記所定動作の実行指示を行う工程を実行させ、前記現在の構図が前記推奨構図と一致すると判定された場合、前記所定動作の実行指示を行う工程を実行させず、
    前記撮像装置の姿勢を検知する工程をさらに備え、
    前記推奨構図を特定する工程では、前記撮像装置の姿勢および前記特定被写体の存在位置に基づいて、推奨される当該撮像装置の推奨保持方向を特定する工程を実行させ、
    前記現在の構図が前記推奨構図と一致するか否かを判定する工程では、前記撮像装置の姿勢を実現する現在の保持方向が、前記推奨保持方向と一致するか否かを判定する工程を実行させ、
    前記実行指示を行う工程では、前記現在の保持方向が前記推奨保持方向と一致しないと判定された場合、前記推奨保持方向をユーザに知らせる前記所定動作の実行指示を行う工程を実行させ、前記現在の保持方向が前記推奨保持方向と一致すると判定された場合、前記推奨保持方向をユーザに知らせる前記所定動作の実行指示を行う工程を実行させない、プログラム。
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