JP5327385B2 - 助手席用エアバッグ - Google Patents

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Description

本発明は、助手席用エアバッグに関する。
乗員の前方の左側及び右側においてそれぞれ膨張する左側エアバッグ及び右側エアバッグを有し、左側エアバッグと右側エアバッグとの間に凹形状を設けたエアバッグが開示されている(特許文献1及び特許文献2参照)。
特開2004−314933号公報 特開2006−103654号公報
しかしながら、上記した従来例では、多数のパネルを縫合してエアバッグを成形しているため、パネルの使用量が多く、縫合作業も複雑である。しかも、エアバッグの展開完了形状は、車両によって要求される形状が異なるため、車両毎にパネル形状や寸法を変えて要求に適合させる必要があり、特に車両毎の凹形状の深さを変えることが難しい。
本発明は、上記事実を考慮して、パネルを共用化しつつ、縫製ラインを変更するだけで、車両に応じた多種類のエアバッグを製造できるようにすることを目的とする。
第1の態様は、車幅方向に対向し互いに縫製される内側パネルと、該内側パネルを車幅方向の両側から挟むように設けられる外側パネルとを用いて構成され、車幅方向左側に位置する左側バッグ部及び車幅方向右側に位置する右側バッグ部が設けられ、前記左側バッグ部と前記右側バッグ部との間の乗員側の凹部の形状が、前記内側パネル同士の縫製ラインによって設定される。
第1の態様に係る助手席用エアバッグでは、エアバッグの製造の際、内側パネル同士の縫製ラインにより、車両毎に異なる左側バッグ部と右側バッグ部との間の乗員側の凹部の形状を設定できる。このため、パネルを共用化しつつ、縫製ラインを変更するだけで、車両に応じた多種類のエアバッグを製造することができる。
第2の態様は、第1の態様に係る助手席用エアバッグにおいて、前記内側パネルは、1枚の基布であり、車幅方向の中央部を中心として前記乗員側に二つ折りされ、車幅方向左側に位置する左側基布と車幅方向右側に位置する右側基布とが、車幅方向に対向した状態で前記縫製ラインに沿って縫製され、前記外側パネルは、前記内側パネルに対応した外形を有し、中央部に膨張用のガス供給口が形成された1枚の基布であり、二つ折りされた前記内側パネルの外周縁部に沿って縫製されている。
第2の態様に係る助手席用エアバッグでは、内側パネル及び外側パネルが夫々1枚の基布であり、これらを縫製することで構成されるので、パネルの枚数を抑制でき、構造を単純化できる。また各縫製を平面的に行うことができるので、縫製作業が容易である。このため、製造コストを大幅に低減することが可能である。
第3の態様は、第2の態様に係る助手席用エアバッグにおいて、前記内側パネルは、縫製前の展開状態において、前記車幅方向の中央部に、左右方向に長い横孔が形成されており、前記縫製ラインは、該横孔と前記外周縁部との間の領域に設定されている。
第3の態様に係る助手席用エアバッグでは、内側パネルに横孔が形成されており、縫製ラインが、該横孔と外周縁部との間の領域に設定されているので、内側パネルを構成する基布の使用量を削減して、製造コストをより低減すると共に、通常時の折畳み寸法を小さくして、車両への搭載性を向上させることができる。
第4の態様は、第3の態様に係る助手席用エアバッグにおいて、前記外側パネルにおける車幅方向左側の内面と車幅方向右側の内面とは、車幅方向の膨張展開量を規制する規制部材で連結されている。
第4の態様に係る助手席用エアバッグでは、膨張時における車幅膨張の膨張展開量が、外側パネルにおける車幅方向左側の内面と車幅方向右側の内面とを連結する規制部材により規制されるので、ガスの供給量を節約しながら、乗員側へ適切に膨張展開させることができる。
第5の態様は、第1〜第4の態様の何れか1態様に係る助手席用エアバッグにおいて、膨張展開時における前記乗員側の前記凹部の深さは、車両上方部位よりも車両下方部位の方が大きく設定されている。
第5の態様に係る助手席用エアバッグでは、膨張展開時における乗員側の凹部の深さが、車両上下方向位置で異なり、車両上方部位より車両下方部位の方が大きく設定されているので、大きな体格の乗員は、凹部のうち比較的浅い部分で拘束され、小さな体格の乗員は、凹部のうち比較的深い部分で拘束される。このため、乗員の体格に応じて、適切に乗員を拘束することができる。
以上説明したように、本発明の第1の態様に係る助手席用エアバッグによれば、パネルを共用化しつつ、縫製ラインを変更するだけで、車両に応じた多種類のエアバッグを製造できるようにすることができる、という優れた効果が得られる。
第2の態様に係る助手席用エアバッグによれば、製造コストを大幅に低減することができる、という優れた効果が得られる。
第3の態様に係る助手席用エアバッグによれば、製造コストをより低減すると共に、通常時の折畳み寸法を小さくして、車両への搭載性を向上させることができる、という優れた効果が得られる。
第4の態様に係る助手席用エアバッグによれば、ガスの供給量を節約しながら、乗員側へ適切に膨張展開させることができる、という優れた効果が得られる。
第5の態様に係る助手席用エアバッグによれば、乗員の体格に応じて、適切に乗員を拘束することができる、という優れた効果が得られる。
インストルメントパネル内から膨張展開した助手席用エアバッグを示す斜視図である。 縫製前の内側パネルを示す展開図である。 中央部を中心として二つ折りにされ、縫製ラインで縫製された内側パネルを示す斜視図である。 縫製前の外側パネルを示す展開図である。 外側パネルに規制部材を設けた例を示す斜視図である。 膨張展開状態の助手席用エアバッグを示す斜視図である。 助手席用エアバッグにおける凹部の車両下方部位を示す、図6における7−7矢視断面模式図である。 助手席用エアバッグにおける凹部の車両上方部位を示す、図6における8−8矢視断面模式図である。 膨張展開した助手席用エアバッグにおいて、凹部の車両上方部位により、大きい体格の乗員が拘束され、凹部の車両下方部位により、小さな体格の乗員が拘束されている状態を示す側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1において、本実施の形態に係る助手席用エアバッグ10は、内側パネル12と、外側パネル14とを用いて構成され、車幅方向左側に位置する左側バッグ部16及び車幅方向右側に位置する右側バッグ部18が設けられている。
図2に示されるように、内側パネル12は、車幅方向に対向し互いに縫製される1枚の基布であり、縫製前の展開状態において双葉状の左右対称形状に形成されており、中央部12Aの上下寸法Aが、左右両端部の上下寸法Bよりも小さい。ここで、左右両端部の上下寸法Bは、車幅方向左側に位置する左側基布12Lと、車幅方向右側に位置する右側基布12Rにおける、各々の最大上下寸法である。なお、左側基布12Lにおける上下寸法Bと、右側基布12Rにおける上下寸法Bは、必ずしも同一でなくてもよい。
縫製前の展開状態における内側パネル12の車幅方向の中央部には、左右方向に長い横孔12Cが形成されている。この横孔12Cの形状は、後述する縫製ラインS1になるべく沿うように、左側基布12L及び右側基布12Rにおいて夫々上下寸法が拡大されている。これにより、横孔12Cを左右対称な略長方形とする場合よりも、内側パネル12を構成する基布の使用量を削減して、完成状態の助手席用エアバッグ10に使用される基布の量を削減できる。また横孔12Cの部分をカットした基布を利用して補強布等に用いることで、基布を有効活用してコストの低減を図ることもできる。更に、通常時の折畳み寸法を、より小さくすることができる。
なお、横孔12Cの大きさを上下に拡大して、該横孔12Cの縁を縫製ラインS1に更に近づけてもよい。また横孔12Cを略長方形やその他の形状としてもよい。逆に、横孔12Cを設けない構成としてもよい。
図3に示されるように、内側パネル12は、車幅方向の中央部を中心として乗員側に二つ折りされ、車幅方向左側に位置する左側基布12Lと車幅方向右側に位置する右側基布12Rとが、車幅方向に対向した状態で縫製ラインS1に沿って縫製される。この縫製ラインS1は、横孔12Cと外周縁部12Dとの間の領域に設定されている。本実施形態では、この縫製ラインS1の位置を変更することで、内側パネル12及び外側パネル14を共用化しつつ、車両に応じた多種類のエアバッグを製造できるようになっている。内側パネル12の横孔12Cは、該内側パネル12を二つ折りすることで、切欠き部12Kとなる。
図4において、外側パネル14は、内側パネル12に対応した外形を有し、中央部14Aに膨張用のガス供給口14Bが形成された1枚の基布である。例えば、外側パネル14は、内側パネル12の外形に類似しており、車幅方向左側に位置する左側基布14L及び車幅方向右側に位置する右側基布14Rを有し、双葉状の左右対称形状に形成されている。本実施形態では、ガス供給口14Bの形状は、ディスク型のインフレータ(図示せず)に対応して円形となっているが、シリンダ型のインフレータ(図示せず)を用いる場合には、例えば長方形に形成される。ガス供給口14Bの周囲に形成されている4箇所の孔14Cは、インフレータ及び助手席用エアバッグ10をエアバッグケース等(図示せず)に固定する際のボルトを通すためのものである。
図5に示されるように、外側パネル14における左側基布14Lの内面と右側基布14Rの内面とを、車幅方向の膨張展開量を規制する規制部材20で連結してもよい。この規制部材20は、例えば非伸張性を有するテザーであり、両端20Aにおいて、左側基布14Lの内面と右側基布14Rの内面とに縫製されている。本実施形態における規制部材20は、助手席用エアバッグ10の膨張展開時において、切欠き部12K(図3)を車幅方向に横切る位置に設けられている。これは、規制部材20と内側パネル12との干渉を避けるためである。
図6に示されるように、外側パネル14は、二つ折りされた内側パネル12の外周縁部12Dに沿って縫製されている(縫製部S2)。具体的には、外側パネル14は、中央部14Aを中心として乗員側(車両後方側)に二つ折りされ、内側パネル12における左側基布12Lの外周縁部12Dに、外側パネル14における左側基布14Lの外周縁部14Dが重ねられ、また内側パネル12における右側基布12Rの外周縁部12Dに、外側パネル14における右側基布14Rの外周縁部14Dが重ねられている。そして、内側パネル12の外周縁部12Dと外側パネル14の外周縁部14Dとが、縫製部S2において縫製されている。
図2に示されるように、内側パネル12の縫製前の展開状態において、縫製ラインS1の位置は、縫製部S2よりも内側とされている。これにより、図1,図6に示されるように、助手席用エアバッグ10の膨張展開時には、乗員側(車両後方側)における左側バッグ部16と右側バッグ部18との間に、凹部22が形成されるようになっている。この凹部22の深さは、車両上方部位22Uよりも車両下方部位22Lの方が大きく設定されている。
ここで、凹部22の深さとは、車両前後方向における、外周縁部12D,14Dから縫製ラインS1までの距離である。従って、本実施形態では、車両下方部位22Lにおける凹部22の深さDL(図7)が、車両上方部位22Uにおける凹部22の深さDU(図8)よりも大きく設定されている。具体的には、深さDUは、例えば20〜40mmに設定され、深さDLは、該深さDUも大きく、例えば40〜60mmに設定される。
図9に示されるように、車両上方部位22Uの高さ位置は、着座した体格の大きな乗員26の頭部26H、例えばAM50(成人男性の50パーセンタイル)ダミーの頭部の高さ位置に対応して設定される。また車両下方部位22Lは、着座した体格の小さな乗員28の頭部28H、例えばAF05(成人女性の5パーセンタイル)ダミーの頭部の高さ位置に対応して設定される。
図1に示されるように、助手席用エアバッグ10は、図示しないインフレータと共に、車両のインストルメントパネル24内に収納される。インフレータは、図示しないエアバッグECUに電気的に接続されている。
なお、内側パネル12及び外側パネル14が、夫々1枚の基布であるものとしたが、これに限られず、例えば夫々左右一対の基布であってもよい。また助手席用エアバッグ10を構成する基布として、内側パネル12及び外側パネル14の他に、補強布等を適宜追加してもよい。
(作用)
本実施形態は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図1において、本実施形態に係る助手席用エアバッグ10は、夫々1枚の基布である内側パネル12(図2)と外側パネル14(図4)とを用いて構成され、これらを縫製することで構成されるので、パネルの枚数を抑制でき、構造を単純化できる。また各縫製を平面的に行うことができるので、縫製作業が容易である。このため、製造コストを大幅に低減することが可能である。
図2に示されるように、内側パネル12には、横孔12Cが形成されており、縫製ラインS1が、該横孔12Cと外周縁部12Dとの間の領域に設定されているので、内側パネル12を構成する基布の使用量を削減して、製造コストをより低減すると共に、通常時の折畳み寸法を小さくして、車両への搭載性を向上させることができる。
図1,図6に示されるように、膨張展開時の助手席用エアバッグ10において、左側バッグ部16と右側バッグ部18との間の乗員側には、凹部22が形成される。該凹部22の形状は、助手席用エアバッグ10の製造の際、内側パネル12同士の縫製ラインS1により、任意に設定できる。このため、パネルを共用化しつつ、縫製ラインを変更するだけで、車両に応じた多種類のエアバッグを製造することができる。
次に助手席用エアバッグ10の膨張展開時の作用について説明する。衝突センサからの信号に基づいてエアバッグECUが側面衝突の発生を判定すると、該エアバッグECUからインフレータに点火電流が流される。これによりインフレータが作動して多量のガスを発生させる。図1に示されるように、助手席用エアバッグ10は、このガスの供給を受けて、インストルメントパネル24内から乗員26,28(図9)側に膨出して展開する。
図1において、膨張展開した助手席用エアバッグ10のうち、左側バッグ部16と右側バッグ部18との間の該乗員26側の凹部22に、乗員26,28の頭部26H,28H(図9)が入り込んで拘束される。また乗員26,28の左肩(図示せず)が左側バッグ部16により拘束され、右肩(図示せず)が右側バッグ部18により拘束される。これにより、乗員26,28が助手席用エアバッグ10により安定的に拘束される。
図1,図6から図8に示されるように、膨張展開時における凹部22の深さは、車両上下方向位置で異なり、車両上方部位22Uより車両下方部位22Lの方が大きく設定されている。従って、図9において実線で示される大きな体格の乗員26は、凹部22のうち比較的浅い部分(車両上方部位22U)で拘束される。一方、図9において二点鎖線で示される小さな体格の乗員28は、凹部22のうち比較的深い部分(車両下方部位22L)で拘束される。これにより、大きな体格の乗員26に対する拘束力を十分に確保しつつ、小さな体格の乗員28に対する拘束力を抑制することができる。このため、乗員26,28の体格に応じて、適切に該乗員26,28を拘束することができる。
なお、図9において実線で示される乗員26は、例えばAM50(成人男性の50パーセンタイル)ダミーであり、二点鎖線で示される乗員28は、例えばAF05(成人女性の5パーセンタイル)ダミーである。
また乗員拘束時における乗員26,28の頸部26N,28Nから、該頸部26N,28Nの車両前方の基布(内側パネル12)までの距離DKは、少なくとも60mm確保することが望ましい。内側パネル12から頸部26Nに拘束力が作用することを抑制できるからである。
図5に示されるように、外側パネル14における左側基布14Lの内面と右側基布14Rの内面とを規制部材20で連結した場合には、膨張時における車幅膨張の膨張展開量が、該規制部材20により規制されるので、ガスの供給量を節約しながら、助手席用エアバッグ10を乗員側へ適切に膨張展開させることができる。
(符号の説明)
10 助手席用エアバッグ
12 内側パネル
12A 中央部
12C 横孔
12D 外周縁部
14 外側パネル
14A 中央部
14B ガス供給口
16 左側バッグ部
18 右側バッグ部
20 規制部材
22 凹部
22L 車両下方部位
22U 車両上方部位
26 乗員
28 乗員
S1 縫製ライン

Claims (3)

  1. 車幅方向に対向し互いに縫製される内側パネルと、該内側パネルを車幅方向の両側から挟むように設けられる外側パネルとを用いて構成され、
    車幅方向左側に位置する左側バッグ部及び車幅方向右側に位置する右側バッグ部が設けられ、
    前記左側バッグ部と前記右側バッグ部との間の乗員側の凹部の形状が、前記内側パネル同士の縫製ラインによって設定され、
    前記内側パネルは、1枚の基布であり、車幅方向の中央部を中心として前記乗員側に二つ折りされ、車幅方向左側に位置する左側基布と車幅方向右側に位置する右側基布とが、車幅方向に対向した状態で前記縫製ラインに沿って縫製され、
    前記外側パネルは、前記内側パネルに対応した外形を有し、中央部に膨張用のガス供給口が形成された1枚の基布であり、二つ折りされた前記内側パネルの外周縁部に沿って縫製され、
    膨張展開時における前記乗員側の前記凹部の深さは、車両前後方向における前記内側パネル及び前記外側パネルの外周縁部から前記縫製ラインまでの距離であって、車両上方部位よりも車両下方部位の方が大きく設定されている助手席用エアバッグ。
  2. 前記内側パネルは、縫製前の展開状態において、前記車幅方向の中央部に、左右方向に長い横孔が形成されており、
    前記縫製ラインは、該横孔と前記外周縁部との間の領域に設定されている請求項1に記載の助手席用エアバッグ。
  3. 前記外側パネルにおける車幅方向左側の内面と車幅方向右側の内面とは、車幅方向の膨張展開量を規制する規制部材で連結されている請求項3に記載の助手席用エアバッグ。
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