JP5289580B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5289580B2
JP5289580B2 JP2011537165A JP2011537165A JP5289580B2 JP 5289580 B2 JP5289580 B2 JP 5289580B2 JP 2011537165 A JP2011537165 A JP 2011537165A JP 2011537165 A JP2011537165 A JP 2011537165A JP 5289580 B2 JP5289580 B2 JP 5289580B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
operational amplifier
voltage
input terminal
inverting input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011537165A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2011048845A1 (ja
Inventor
浩 中武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2011537165A priority Critical patent/JP5289580B2/ja
Publication of JPWO2011048845A1 publication Critical patent/JPWO2011048845A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5289580B2 publication Critical patent/JP5289580B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/08Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage
    • H03K17/082Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage by feedback from the output to the control circuit
    • H03K17/0822Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage by feedback from the output to the control circuit in field-effect transistor switches
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H3/00Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection
    • H02H3/08Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to excess current
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R19/00Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof
    • G01R19/0092Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof measuring current only
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/0003Details of control, feedback or regulation circuits
    • H02M1/0009Devices or circuits for detecting current in a converter

Landscapes

  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

この発明は、パワー半導体素子に流れる電流を分流させて電流検出用の電流を得る電流センスセルを備えた、MOSFETなどのパワー半導体素子を用いた半導体装置に関するものである。
パワー半導体素子を用いた半導体装置において、過電流が流れた場合にパワー半導体素子を保護する目的などで電流を検出するために、パワー半導体素子に流れる電流を分流させて電流検出用の電流を得る電流センスセルを備えたものがある。この電流センスセルに流れる電流を用いたトランジスタ用過電流保護装置として、抵抗器による電流検出手段で電流検出トランジスタ(電流センスセル)の電流を受け、比較器(コンパレータ)へ入力することにより電流を検出するものがあった。(例えば特許文献1)
また、過電流検出回路において、電流検出用ソース(電流センスセルの出力)を、演算増幅器(オペアンプ)と電流検出抵抗から構成されている電流/電圧変換回路における演算増幅器の反転入力端子に接続して電流検出するものがあった。(例えば特許文献2)
特開平7−146722号公報(4頁左列46〜右列16、図1) 特許2658386号公報(図1)
電流センスセルは、主に次の二つの電流を検出し、パワー半導体素子を保護するために用いられる。一つ目の電流を説明する。図2に示すような三相の2レベルのインバータ装置において、ある相のハイサイドスイッチ(例えば1a)とローサイドスイッチ(例えば1b)が、何らかの原因で同時にオンした場合、電源の両端が低インピーダンスで短絡されるため、半導体素子に流れる電流が大きい電流変化速度で増加する、いわゆるアーム短絡電流がある。このアーム短絡電流は、パワー半導体素子を破壊するほど大きな電流となるため、パワー半導体素子に流れる電流を検出し保護しなければならない。
二つ目の電流は、図2に示す三相の2レベルインバータ装置において、ある相のハイサイドスイッチ(例えば1a)、負荷M、他相のローサイドスイッチ(例えば1d)と通り電源へと戻る電流である。負荷Mを通って電流が増加するため、電流は緩やかに増加する。何らかの理由により、オフすべきパワー半導体素子がオンをし続け、過大な電流が流れた場合でも電流増加が緩やかであるため、高速な電流検出は不要であるものの、高精度な電流検出が必要になる。高精度な電流検出が必要なのは次の理由による。通常図2のインバータを含む電力変換装置は、パワー半導体素子の発熱を冷却するために専用の冷却器を設計する。電力変換装置として流し得る最大の電流値においても冷却を可能にし、かつ適切な余裕を持つように設計が行われている。前提となる最大電流を高精度に検出できるほど、冷却器の設計も過不足なく適切に行うことが可能になる。また、パワー半導体素子のターンオフ時の電流変化速度は、大きい電流を遮断するほど高くなる。最大となる電流変化速度でも電流変化速度と寄生インダクタンスの積で表されるサージ電圧がパワー半導体素子の最大定格電圧を超えないように、寄生インダクタンスおよびターンオフ速度が設計されている。ここでも最大電流を高精度に検出できるほど、寄生インダクタンスおよびターンオフ速度の設計を適切に行うことが出来る。
以上のように、電流検出に求められるのは、高速にアーム短絡電流を検出すること、および高精度に負荷電流を検出することの二点である。
これらの電流検出に対する要求に対し、特許文献1では抵抗器による電流検出手段で電流検出トランジスタの電流を受け、比較器へ入力することにより電流を検出していた。この場合、比較器が比較的高速であるため、高速に電流を検出することは可能であった。しかし、抵抗器による電流検出手段を電流検出トランジスタのソースと主トランジスタのソースとの間に接続しているため、主トランジスタと電流検出トランジスタのドレイン‐ソース間の電圧は、電流検出手段の電圧降下分だけ異なる。図9に出力特性を示す。ドレイン‐ソース間電圧が異なるため、主トランジスタと電流検出トランジスタのドレイン電流は異なり、高精度化が困難であった。
特許文献2では、演算増幅器と電流検出抵抗からなる電流/電圧変換回路を用いている。演算増幅器は、定常的な動作において、その非反転端子と反転端子の電位差を解消するように動作するため、出力MOSFETのドレイン‐メインソース間電圧とドレイン‐電流検出用ソース間電圧に差が生じず、高精度に電流を検出することが可能である。しかし、演算増幅器は過渡的には、出力端子電圧の変化に上限があるため、高速に電流を検出することはできない。すなわち高速検出が必要なアーム短絡電流検出には適していなかった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、主セルと電流センスセルを備えたパワー半導体素子を用いた半導体装置において、高速にアーム短絡電流を検出し、かつ高精度に負荷電流を検出する半導体装置を得ることを目的としている。
この発明に係る半導体装置は、電流センスセルの出力をオペアンプの反転入力端子に接続するとともにオペアンプの非反転入力端子はソースバイアス電圧が印加された主セルのソースに接続し、オペアンプとセンス抵抗によって構成される電流/電圧変換回路により電流センスセルの出力電流をセンス電圧に変換し、このセンス電圧と第一の基準電圧とを比較してエラー信号を出力する第一のエラー検出回路と、オペアンプの反転入力端子の電圧とソースバイアス電圧よりも高く設定された第二の基準電圧とを比較してエラー信号を出力する第二のエラー検出回路とを備えたものである。
この発明によれば、第一のエラー検出回路により負荷過電流を高精度に検出でき、かつ第二のエラー検出回路により短絡電流を高速に検出できる半導体装置を得ることができる。
本発明の実施の形態1による半導体装置を示す回路図である。 本発明の適用例を示す回路図である。 本発明の実施の形態1による半導体装置のターンオン時の動作を示す図である。 本発明の実施の形態1による半導体装置の負荷過電流時の動作を示す図である。 本発明の実施の形態1による半導体装置のアーム短絡時の動作を示す図である。 本発明の実施の形態2による半導体装置を示す回路図である。 本発明の実施の形態2による半導体装置のターンオンからターンオフまでの動作を示す図である。 本発明の実施の形態3による半導体装置を示す回路図である。 従来の半導体装置の動作を説明する出力特性図である。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1による半導体装置を示す回路図である。ここでは、パワー半導体素子として、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)を用いているが、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)など他のパワー半導体素子を用いても良い。パワー半導体素子3は、主に電流を通電する主セル1および電流を分流させる電流センスセル2を備えており、ドレイン端子とゲート端子はお互いに接続されている。主セル1のソースにはパワー半導体素子のゲート‐ソース間に負電圧(バイアス電圧)をかけるためのソースバイアス電源11が接続される。電流センスセル2のソース端子をオペアンプ6の反転入力端子61に接続し、オペアンプ6の反転入力端子61と出力端子の間にセンス抵抗12を接続する。オペアンプ6の非反転入力端子62は主セル1のソース端子に接続する。オペアンプ6とセンス抵抗12とで、電流センスセルの出力電流をオペアンプの出力端子の電圧であるセンス電圧に変換する電流/電圧変換回路が構成されている。オペアンプ6の出力端子はコンパレータ7の非反転入力端子72に接続し、コンパレータ7の反転入力端子71に第一の基準電圧を与える基準電源8を接続して、オペアンプの出力端子の電圧、すなわちセンス電圧と第一の基準電圧とを比較して、センス電圧が第一の基準電圧よりも低くなればコンパレータ7がエラー信号を出力する。オペアンプ6、センス抵抗12および基準電源8、コンパレータ7で第一のエラー検出回路21を構成する。
一方、オペアンプ6の反転入力端子61にコンパレータ4の反転入力端子41を接続し、コンパレータ4の非反転入力端子42には第二の基準電圧を与える基準電源5を接続する。コンパレータ4は、コンパレータ4の反転入力端子41すなわちオペアンプ6の反転入力端子61の電圧と第二の基準電圧とを比較して、オペアンプ6の反転入力端子61の電圧が第二の基準電圧よりも高くなればエラー信号を出力する。コンパレータ4と基準電源5で第二のエラー検出回路22を構成する。制御回路20は、コンパレータ4とコンパレータ7からのエラー信号を受けて、パワー半導体素子の主セル1と電流センスセル2のゲート端子にスイッチング指令を出力し主セル1と電流センスセル2をオフする。以上により、電流検出回路30を構成する。
図1の回路は、例えば図2に示す三相の2レベルインバータ装置に適用される。図1の回路を6個用いて図2の回路を構成する。図2における3a、3b、3c、3d、3e、3fが図1のパワー半導体素子3であり、1a、1b、1c、1d、1e、1fが主セル1であり、2a、2b、2c、2d、2e、2fが電流センスセル2であり、30a、30b、30c、30d、30e、30fが電流検出回路30である。ここでは、負荷はモータMとしているが、負荷は何であっても構わない。また、本発明は、ここで例として示した三相の2レベルインバータ装置に限らず、種々の電力機器に適用できるのは言うまでもない。
図3は、本実施の形態1、すなわち図1の回路のターンオン時の動作を説明する図であり、電流値が過電流設定値を超えていない場合の動作を示している。図3において上が主セルおよび電流センスセルの電流変化を示し、下が各部の電圧変化を示す。主セル1と電流センスセル2は複数のセルから構成されており、そのセル数比は数千から数万対一である。図3では、電流センスセルの出力電流をセル数比倍し、主セルの電流と同スケールにしている。
ターンオンの前は、オペアンプ6の入力端子のバーチャルショートにより、オペアンプの反転入力端子61の電圧はオペアンプ6の非反転入力端子62の電圧、すなわち主セル1のソースバイアス電圧と等しくなる。ターンオンが始まると、電流センスセル2のソースからセンス抵抗12を通ってオペアンプ6の出力端子に電流が流れ込む。オペアンプ6の非反転入力端子62と反転入力端子61の電位が等しくなるようにオペアンプ6の出力電圧(センス電圧)は低下していくが、その電圧変化速度(スルーレートと呼ぶ)に上限があるため、オペアンプ6の反転入力端子61の電圧は主セル1のソース電圧と等しくはならず、上昇する。すなわち、オペアンプ6の反転入力端子61と非反転入力端子62はバーチャルショート状態にはならず、両端子の電圧は異なる電圧となる。このときのオペアンプ6の反転入力端子61の電圧は、電流センスセル2の出力電流の時間変化とセンス抵抗12の積からスルーレートを引いた速度で上昇する。
本発明は、上述のオペアンプのバーチャルショートが崩れる状態を巧みに利用してなされたものである。オペアンプ6の入力端子が理想的な動作、すなわち常にバーチャルショート状態であれば、オペアンプ6の反転入力端子61に接続されているコンパレータ4の反転入力端子41は常にオペアンプ6の非反転入力端子62の電圧、すなわちパワー半導体素子3の主セル1のソース電圧であるソースバイアス電圧と同じ電圧となり、コンパレータ4は何の動作もしない(後述の図4の説明を参照)。しかし、本発明者らの解析により、電流センスセル2の立ち上がりが速い場合は、オペアンプ6の反転入力端子61の電圧は、オペアンプが電流変化に追随できない間、図3に示すように、非反転入力端子62の電圧、すなわち主セルのソースバイアス電圧から離れて、電流センスセル2の電流立ち上がりを反映した電圧変化になることが判ったのである。
第一の基準電圧は負荷過電流時のオペアンプ6の出力電圧に設定する。そのため、主セルの電流が負荷過電流未満、すなわち通常の動作時にはコンパレータ7がエラー信号を出力することはない。
次に、図4を用いて負荷に過電流が流れた場合、すなわち負荷過電流時の動作を説明する。負荷過電流時は、負荷を通って電流が変化するため、電流の変化が緩やかである。そのため、電流センスセル2の出力電流の時間変化とセンス抵抗12の積よりもオペアンプ6のスルーレートの方が大きくなる。このため、オペアンプ6の反転入力端子61と非反転入力端子62間の電圧はほぼ0となり、オペアンプ6の出力端子電圧は電流センス2の出力電流の時間変化とセンス抵抗12の積で低下する。オペアンプ6の出力電圧が第一の基準電圧よりも小さくなると、過電流と判定されエラー信号がコンパレータ7から制御回路20へ送られる。主セル1と電流センスセル2のドレイン‐ソース間電圧はほぼ等しいため、主セル1の電流と電流センスセル2の電流のセル比倍はほぼ等しくなり、精度良く負荷過電流を検出することが出来る。また、負荷過電流時においてオペアンプ6の反転入力端子61の電圧、すなわちコンパレータ4の反転入力端子41の電圧は主セルのソースバイアス電圧となっており、第二の基準電圧はこのソースバイアス電圧よりも高く設定されているため、コンパレータ4が負荷過電流を検出することはなく、検出精度の低下を防止できる。
次に図5を用いてアーム短絡時の動作を説明する。アーム短絡時の電流は、負荷過電流よりも大きく(例えば負荷過電流の5倍程度)、しかも電流変化速度が大きいため、オペアンプ6の反転入力端子の電圧はバーチャルショート状態が崩れて、図5に示すように急速に上昇し、第二の基準電圧を適当に設定すれば、オペアンプ6の反転入力端子61の電圧は第二の基準電圧を超える。これによって、オペアンプ6の反転入力端子61に反転入力端子41が接続されているコンパレータ4の出力により、アーム短絡電流が検出される。一般にオペアンプのスルーレートは、コストや精度、消費電力とトレードオフになっている。他の性能を優先してスルーレートが小さいオペアンプを用いた場合でも、コンパレータの応答速度はオペアンプのスルーレートに比べて遙かに高速であるから、コンパレータ4の検出時間がコンパレータ7の検出時間よりも短くなって、高速にアーム短絡を検出することが出来る。
電流センスセル2のソース電流(出力電流)をセル比倍した電流は、オペアンプ6の反転入力端子61の電圧が非反転入力端子62の電圧と異なる間は、電流センスセル2のドレイン‐ソース間電圧が主セル1のそれと異なるため、主セル1のソース電流とは異なる。個々のチップ間のばらつきや、温度特性のばらつき、チップの温度が異なることが原因のばらつきなどでもソース電流は異なる。正常時において、ソース電流がそれらの原因でばらついても過電流を誤検出しないようにするため、コンパレータ4を動作させるための第二の基準電圧は、最大定格電流時の値よりも余裕を持って設定する必要がある(たとえば最大定格電流値の2倍程度)。
電流センスセル2の出力電流の時間変化とセンス抵抗12の積に比べて、オペアンプ6のスルーレートが速い場合は、第一の検出回路21でアーム短絡をも検出できることもある。オペアンプのスルーレートやパワー半導体素子の電流の時間変化などは様々であるが、本発明のように第一のエラー検出回路と第二のエラー検出回路を併用することで、様々なオペアンプのスルーレートやパワー半導体素子の電流の様々な時間変化において、常にアーム短絡の検出を高速に行うことが出来る。
なお、アーム短絡電流が流れた場合、実際には図5のコンパレータ4の検出時間で主セルおよび電流センスセルをオフする制御がなされるため電流は立ち下がるが、図5では、コンパレータ4の検出時間とコンパレータ7の検出時間の違いを説明するため、コンパレータ4の検出時間後も、主セル、電流センスセルがオンし続け、パワー半導体素子が破壊せず電流が流れ続けたとした時を模式的に示している。
以上のように、本発明による第二のエラー検出回路の動作は、特許文献1の電流検出の動作とは全く異なるものとなっている。すなわち、特許文献1においては、電流センスセルの出力端子に電流検出手段である抵抗を接続し、コンパレータの反転入力端子はその抵抗が発生する電圧を入力としている。特許文献1において、コンパレータの反転入力端子は本発明で接続されているオペアンプの反転入力端子には接続されておらず、コンパレータの動作は、オペアンプのバーチャルショートとは全く関係なく動作する。特許文献1においては、コンパレータの反転入力端子の電圧は常に電流センスセルが出力する電流に対応した電圧となって、コンパレータは負荷過電流のような比較的遅い過電流も精度は低いが検出する。これに対して、本発明では、オペアンプ6が追随せず検出できないアーム短絡のような速い変化の過電流のみをコンパレータ4が検出し、オペアンプ6が追随する比較的遅い変化の過電流は、高精度に検出が可能なオペアンプ6で検出する。本発明のコンパレータ4によっては、オペアンプ6が追随する比較的遅い変化の電流は、オペアンプ6の入力端子のバーチャルショートの影響により検出できない。
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2による半導体装置を示す回路図である。図6において、図1と同一符号は同一または相当する部品、部分を示す。本実施の形態2においては、実施の形態1に加えて、オペアンプ6の非反転入力端子62と反転入力端子61の間に、非反転入力端子62をアノード、反転入力端子61をカソードとして、ダイオード10を接続したものである。
ダイオード10は、パワー半導体素子のターンオフ動作時のオペアンプ6の反転入力端子61の電圧変化に影響を与える。図6の回路における、パワー半導体素子のターンオンからターンオフまでの通常時(過電流が流れない時)の動作シーケンスを図7に示す。ターンオン時は、実施の形態1、すなわち図3とまったく同様である。ターンオン時と同様にターンオフ時もオペアンプ6のスルーレートの制限により、オペアンプ6の反転入力端子61の電圧と主セル1のソースバイアス電圧に差が生じるが、反転入力端子61と非反転入力端子62間がダイオード12でクランプされているので、両者が大きくずれることはなく、ずれは最大ダイオードの順方向電圧(図7のBで示す差)だけになる。それにより、オフ期間が短く、次のターンオン時にアーム短絡を起こしたとしても、オペアンプ6の反転入力端子電圧が低下していることによって生じるアーム短絡検出の遅れはない。
なお、ダイオード10が接続されていない実施の形態1の回路においても、オフ期間がある程度長い場合は、問題なく動作するのは言うまでもない。
上記実施の形態1および2におけるパワー半導体素子は、珪素によって形成されてもよい。また、珪素に比べてバンドギャップが大きいワイドバンドギャップ半導体によって形成してもよい。ワイドバンドギャップ半導体の材料としては、例えば、炭化珪素、窒化ガリウム又はダイヤモンドがある。
このようなワイドバンドギャップ半導体によって形成されたパワー半導体素子は、耐電圧性が高く、許容電流密度も高いため、パワー半導体素子の小型化が可能であり、これら小型化されたパワー半導体素子を用いることにより、これらの素子を組み込んだ半導体装置の小型化が可能となる。
また耐熱性も高いため、ヒートシンクの放熱フィンの小型化や、水冷部の空冷化が可能であるので、半導体素子の一層の小型化が可能になる。
更に電力損失が低いため、パワー半導体素子の高効率化が可能であり、延いては半導体装置の高効率化が可能になる。
以上説明したように、本発明は、電流センスセルの出力電流の変化が速い場合に、オペアンプの反転入力端子と非反転入力端子のバーチャルショート状態が崩れて、オペアンプの反転入力端子に電流センスセルの電流変化に相当する電圧が現れることを明らかにしてなされたものである。本発明においては、電流センスセルの出力を、オペアンプの反転入力端子に接続するとともに、コンパレータの反転入力端子にも接続、オペアンプの非反転入力端子はソースバイアス電圧が印加されている主セルのソースに接続する。オペアンプが理想的な動作、すなわち常にバーチャルショートの状態を維持する場合は、コンパレータは何の役目も果たさない(本明細書の図4を参照)が、常にバーチャルショートの状態を維持するオペアンプは存在しないため、本発明が有効となる。本発明においては、オペアンプが追随する変化速度の電流変化による過電流はオペアンプによって検出でき、オペアンプが追随しない高速の変化速度での電流変化による過電流は、オペアンプのバーチャルショートが崩れることを利用して、コンパレータにより検出できる構成となっている。また、コンパレータで検出する過電流は、高速な変化であるため、パワー半導体素子がより大きな過電流まで破壊せず持ちこたえるため、過電流と検出するレベルを、オペアンプで検出する変化速度が遅い過電流の検出レベルよりも高くすることができ、この検出レベルの差を持たせることによってオペアンプによる高精度な過電流の検出を確実なものにする。
実施の形態3.
図8は、実施の形態3による半導体装置を示す回路図であり、本願の第二の発明を開示するものである。図8において、図1、図6と同一符号は同一または相当する部品、部分を示す。本実施の形態3においては、実施の形態2、すなわち図6における第二のエラー検出回路22を省いた回路になっている。エラー検出回路は、実施の形態1や2における第一のエラー検出回路、すなわちオペアンプを用いたエラー検出回路のみとなっている。
図8に示すように、主セル1のソースにはパワー半導体素子のゲート‐ソース間に負電圧(バイアス電圧)をかけるためのソースバイアス電源11が接続される。電流センスセル2のソース端子をオペアンプ6の反転入力端子61に接続し、オペアンプ6の反転入力端子61と出力端子の間にセンス抵抗12を接続する。オペアンプ6の非反転入力端子62は主セル1のソース端子に接続する。オペアンプ6とセンス抵抗12とで、電流センスセルの出力電流をオペアンプの出力端子の電圧であるセンス電圧に変換する電流/電圧変換回路が構成されている。オペアンプ6の出力端子はコンパレータ7の非反転入力端子72に接続し、コンパレータ7の反転入力端子71に基準電圧を与える基準電源8を接続して、オペアンプの出力端子の電圧、すなわちセンス電圧と基準電圧とを比較して、センス電圧が基準電圧よりも低くなればコンパレータ7がエラー信号を出力する。オペアンプ6、センス抵抗12および基準電源8、コンパレータ7でエラー検出回路21を構成する。そして、オペアンプ6の非反転入力端子62と反転入力端子61の間に、非反転入力端子62をアノード、反転入力端子61をカソードとして、ダイオード10を接続したものである。
ダイオード10は、実施の形態2と同様、パワー半導体素子のターンオフ動作時のオペアンプ6の反転入力端子61の電圧変化に影響を与える。図8の回路における、パワー半導体素子のターンオンからターンオフまでの通常時(過電流が流れない時)の動作シーケンスは、実施の形態2で説明した図7と同様である。ただし、本実施の形態3においては、図7における第二の基準電圧に相当するものはない。ターンオン時は、実施の形態1、すなわち図3とまったく同様である。ターンオン時と同様にターンオフ時もオペアンプ6のスルーレートの制限により、オペアンプ6の反転入力端子61の電圧と主セル1のソースバイアス電圧に差が生じるが、反転入力端子61と非反転入力端子62間がダイオード12でクランプされているので、両者が大きくずれることはなく、ずれは最大ダイオードの順方向電圧(図7のBで示す差)だけになる。それにより、オフ期間が短く、次のターンオン時に過電流が流れたとしても、オペアンプ6の反転入力端子電圧が低下していることによって生じる検出の遅れがないという効果は、エラー検出回路がオペアンプで構成されているエラー検出回路だけの本実施の形態3においても有効に働く。
このように、本実施の形態3、すなわち実施の形態2における第一のエラー検出回路のみでも、オペアンプが追随できる変化速度の電流変化による過電流のエラー検出ができる。この回路においても、実施の形態2と同様、オフ期間が短い場合、次のオン期間に過電流が流れた場合のエラー検出において、オペアンプの反転入力端子電圧が低下していることによって生じる検出の遅れがないという効果がある。スルーレートが大きい、応答が速いオペアンプを使用する場合、アーム短絡の検出も可能となり、特に本実施の形態3による発明が有効と考えられる。
本実施の形態3におけるパワー半導体素子は、珪素によって形成されてもよい。また、珪素に比べてバンドギャップが大きいワイドバンドギャップ半導体によって形成してもよい。ワイドバンドギャップ半導体としては、例えば、炭化珪素、窒化ガリウム系材料又はダイヤモンドがある。
このようなワイドバンドギャップ半導体によって形成されたパワー半導体素子は、耐電圧性が高く、許容電流密度も高いため、パワー半導体素子の小型化が可能であり、これら小型化されたパワー半導体素子を用いることにより、これらの素子を組み込んだ半導体装置の小型化が可能となる。
また耐熱性も高いため、ヒートシンクの放熱フィンの小型化や、水冷部の空冷化が可能であるので、半導体素子の一層の小型化が可能になる。
更に電力損失が低いため、パワー半導体素子の高効率化が可能であり、延いては半導体装置の高効率化が可能になる。
以上のように、実施の形態3における発明においては、電流センスセルの出力をオペアンプの反転入力端子に接続するとともにオペアンプの非反転入力端子はソースバイアス電圧が印加された上記主セルのソースに接続し、オペアンプとセンス抵抗によって構成される電流/電圧変換回路により電流センスセルの出力電流をセンス電圧に変換し、このセンス電圧と基準電圧とを比較してエラー信号を出力するエラー検出回路を備え、オペアンプの反転入力端子と非反転入力端子との間に、ダイオードを、反転入力端子側をカソードとし、非反転入力端子側をアノードとして接続したので、オペアンプが追随できる変化速度の電流変化による過電流を検出するのに際し、オフ期間が短い場合、次のオン期間に過電流が流れた場合の過電流検出において、オペアンプの反転入力端子電圧が低下していることによって生じる検出の遅れがないという効果がある。
1:主セル 2:電流センスセル
3:パワー半導体素子 4:コンパレータ
5:第二の基準電圧を与える基準電源 6:オペアンプ
8:第一の基準電圧を与える基準電源 10:ダイオード
11:ソースバイアス電源 12:センス抵抗
21:第一のエラー検出回路 22:第二のエラー検出回路
41:コンパレータ4の反転入力端子
42:コンパレータ4の非反転入力端子
61:オペアンプ6の反転入力端子
62:オペアンプ6の非反転入力端子

Claims (4)

  1. 主セルと電流センスセルを備えたパワー半導体素子の上記主セルの電流を上記電流センスセルの出力電流により検出する半導体装置において、上記電流センスセルの出力をオペアンプの反転入力端子に接続するとともに上記オペアンプの非反転入力端子はソースバイアス電圧が印加された上記主セルのソースに接続し、
    上記オペアンプとセンス抵抗によって構成される電流/電圧変換回路により上記電流センスセルの出力電流をセンス電圧に変換し、このセンス電圧と第一の基準電圧とを比較してエラー信号を出力する第一のエラー検出回路と、
    上記オペアンプの反転入力端子の電圧と上記ソースバイアス電圧よりも高く設定された第二の基準電圧とを比較してエラー信号を出力する第二のエラー検出回路と
    を備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. オペアンプの反転入力端子と非反転入力端子との間に、ダイオードを、上記反転入力端子側をカソードとし、非反転入力端子側をアノードとして接続したことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. パワー半導体素子がワイドバンドギャップ半導体素子によって形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. ワイドバンドギャップ半導体素子の材料は、炭化珪素、窒化ガリウム系材料、ダイヤモンドのいずれかであることを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
JP2011537165A 2009-10-20 2010-06-17 半導体装置 Active JP5289580B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011537165A JP5289580B2 (ja) 2009-10-20 2010-06-17 半導体装置

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009241408 2009-10-20
JP2009241408 2009-10-20
PCT/JP2010/060283 WO2011048845A1 (ja) 2009-10-20 2010-06-17 半導体装置
JP2011537165A JP5289580B2 (ja) 2009-10-20 2010-06-17 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2011048845A1 JPWO2011048845A1 (ja) 2013-03-07
JP5289580B2 true JP5289580B2 (ja) 2013-09-11

Family

ID=43900087

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011537165A Active JP5289580B2 (ja) 2009-10-20 2010-06-17 半導体装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8803508B2 (ja)
JP (1) JP5289580B2 (ja)
CN (1) CN102576041B (ja)
DE (1) DE112010003655B4 (ja)
WO (1) WO2011048845A1 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013125366A1 (ja) * 2012-02-24 2013-08-29 三菱電機株式会社 電力用スイッチング回路
US9310819B2 (en) * 2012-09-07 2016-04-12 Infineon Technologies Americas Corp. Power converter including integrated driver providing overcurrent protection
JP5979570B2 (ja) * 2013-07-10 2016-08-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 半導体装置、及びそれを用いたインバータ
JP5915615B2 (ja) * 2013-10-09 2016-05-11 トヨタ自動車株式会社 半導体制御装置、スイッチング装置、インバータ及び制御システム
JP2015119594A (ja) * 2013-12-19 2015-06-25 トヨタ自動車株式会社 半導体装置の駆動制御装置
JP2015154658A (ja) * 2014-02-18 2015-08-24 セイコーエプソン株式会社 回路装置及び電子機器
JP6432412B2 (ja) * 2015-03-25 2018-12-05 株式会社デンソー スイッチング素子の駆動装置
US10965281B2 (en) * 2017-09-25 2021-03-30 Dialog Semiconductor (Uk) Limited Circuit based on a III/V semiconductor and a method of operating the same
JP6984300B2 (ja) * 2017-10-13 2021-12-17 株式会社デンソー 三相インバータ装置
US11082039B2 (en) 2017-11-08 2021-08-03 Gan Systems Inc. GaN transistor with integrated drain voltage sense for fast overcurrent and short circuit protection
CN109962450B (zh) * 2017-12-22 2022-04-15 武汉杰开科技有限公司 短路保护装置
CN110333384B (zh) * 2019-08-15 2021-04-13 杭州电子科技大学 基于互感器的三相交流电压高精度快速检测电路
JP2021076463A (ja) * 2019-11-08 2021-05-20 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
US11831303B2 (en) * 2020-12-08 2023-11-28 Gan Systems Inc. High accuracy current sensing for GaN power switching devices
US11736100B2 (en) 2021-05-05 2023-08-22 Gan Systems Inc. Active gate voltage control circuit for burst mode and protection mode operation of power switching transistors
JPWO2023199472A1 (ja) * 2022-04-14 2023-10-19

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS618319U (ja) * 1984-06-18 1986-01-18 株式会社アドバンテスト 電流−電圧変換器の入力保護回路
JPH01227520A (ja) * 1988-03-07 1989-09-11 Nippon Denso Co Ltd 電力用半導体装置
JPH1118410A (ja) * 1997-06-20 1999-01-22 Toshiba Corp 自己消弧形素子駆動回路
JPH11299218A (ja) * 1998-04-17 1999-10-29 Mitsubishi Electric Corp 過電流検出機能付絶縁ゲート型半導体装置
JP2007135252A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Hitachi Ltd 電力変換装置
JP2008206348A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS618319A (ja) 1984-06-22 1986-01-16 Sankyo Kasei Kk 軸受部材の成形方法
JP2658386B2 (ja) * 1989-04-28 1997-09-30 富士電機株式会社 過電流検出回路
US5159516A (en) * 1991-03-14 1992-10-27 Fuji Electric Co., Ltd. Overcurrent-detection circuit
JPH07146722A (ja) 1993-10-01 1995-06-06 Fuji Electric Co Ltd トランジスタ用過電流保護装置
JPH09304481A (ja) * 1996-05-17 1997-11-28 Nissan Motor Co Ltd オンボードスクリーニング装置
JP3424489B2 (ja) * 1997-03-24 2003-07-07 日産自動車株式会社 半導体過電流検知回路とその検査方法
JP2005055373A (ja) * 2003-08-07 2005-03-03 Seiko Instruments Inc 電流検出回路
JP2005333691A (ja) * 2004-05-18 2005-12-02 Rohm Co Ltd 過電流検出回路及びこれを有する電源装置
JP2006086354A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Toshiba Corp 窒化物系半導体装置
JP4735976B2 (ja) * 2006-05-24 2011-07-27 横河電機株式会社 電源装置およびこれを用いた半導体試験システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS618319U (ja) * 1984-06-18 1986-01-18 株式会社アドバンテスト 電流−電圧変換器の入力保護回路
JPH01227520A (ja) * 1988-03-07 1989-09-11 Nippon Denso Co Ltd 電力用半導体装置
JPH1118410A (ja) * 1997-06-20 1999-01-22 Toshiba Corp 自己消弧形素子駆動回路
JPH11299218A (ja) * 1998-04-17 1999-10-29 Mitsubishi Electric Corp 過電流検出機能付絶縁ゲート型半導体装置
JP2007135252A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Hitachi Ltd 電力変換装置
JP2008206348A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2011048845A1 (ja) 2013-03-07
DE112010003655T5 (de) 2012-12-20
US8803508B2 (en) 2014-08-12
US20120126791A1 (en) 2012-05-24
WO2011048845A1 (ja) 2011-04-28
CN102576041B (zh) 2014-08-13
DE112010003655B4 (de) 2015-12-31
CN102576041A (zh) 2012-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5289580B2 (ja) 半導体装置
JP6924207B2 (ja) 結合部の温度と電流の検知
JP5940211B2 (ja) 半導体装置
JP4816182B2 (ja) スイッチング素子の駆動回路
JP5063124B2 (ja) 半導体装置
EP2955825A1 (en) Gate driving circuit
US11101259B2 (en) Semiconductor device
US20080284482A1 (en) Semiconductor circuit
US6181186B1 (en) Power transistor with over-current protection controller
WO2017119126A1 (ja) 半導体装置
US7875928B2 (en) Component arrangement having an evaluation circuit for detecting wear on connections
JP2019165347A (ja) 駆動装置及びパワーモジュール
Xu et al. Integrated high-speed over-current protection circuit for GaN power transistors
JP4920319B2 (ja) 半導体素子の寿命予測回路
JP2019088152A (ja) 半導体装置及びその駆動方法
CN114175435A (zh) 功率晶体管的过流保护
JP3182848B2 (ja) 半導体装置
JP2019216137A (ja) 電力用半導体装置
CN109983699B (zh) 栅极驱动电路
WO2019022206A1 (ja) 半導体装置
US20220406711A1 (en) Semiconductor device and semiconductor system
KR20170089179A (ko) 고온 차단 기능이 내장된 igbt 모듈
WO2023199840A1 (ja) 半導体装置および過電流保護装置
KR102377401B1 (ko) 전력 반도체 소자의 쇼트 서킷 검출 장치 및 전력 반도체 시스템
US20180026030A1 (en) Protection circuit and protection circuit system

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130528

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130604

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5289580

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250