JP2007135252A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータ絶縁の信頼性を高め、冷却系を簡素化し、高温でも動作可能な小型インバータを提供する。
【解決手段】本発明のインバータ装置は、パワーモジュールにSiC(炭化珪素)、GaN(窒化ガリウム)、ダイヤモンドなどのワイドバンドギャップの電力半導体スイッチング素子を備え、パワーモジュールとパワーモジュールの駆動回路とが別々の筐体に収容し、パワーモジュールを収容した筐体を、変速機、エンジン、モータの筐体に固定して冷却し、駆動回路を温度条件が穏やかな場所に離間設置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、直流電圧を平滑化する平滑コンデンサと、動作温度が高い複数のスイッチング素子を内蔵したパワーモジュールと、該スイッチング素子のオン・オフを制御する駆動回路を備える電力変換装置に関する。
Si半導体素子を用いたIGBTインバータにもちいる、IGBTモジュールの動作保証温度の上限は、125℃程度である。一方、Si半導体素子に比べて高温まで動作可能なデバイスとして、SiC(炭化珪素)、GaN(窒化ガリウム)、ダイヤモンドなどのパワー半導体素子が知られている。特許文献1では、酸化膜を使用しない接合型トランジスタSiCが記載されている。この接合型トランジスタSiCは、ゲート酸化膜を使用しないパワーデバイスであり、デバイスの高温動作が可能である。一方、インバータに内蔵する部品、例えば、直流電圧を平滑化する平滑コンデンサや、スイッチング素子のオン・オフを制御する駆動回路部品(電源トランス、フォトカプラ等)の動作保証温度の上限は、125℃程度である。そのため、SiC、GaN、ダイヤモンドなどのパワー半導体部品と同じ筐体内に配置すると、直流電圧を平滑化する平滑コンデンサや、スイッチング素子のオン・オフを制御する駆動回路部品などの動作保証温度の上限を超えてしまう。
また、特許文献2では、動作保証温度がSi半導体素子よりも高い半導体素子を用いて冷却機構を簡素化し、また、制御部及び変換部間を分離して配置することにより、変換部から制御部へ伝わる熱を減少させた電力変換装置を提供することが記載されている。
特開平10−294471号公報((0015)段落から(0018)段落の記載。) 特開2004−350360号公報((0022)段落から(0030)段落の記載。)
SiCデバイスは、動作保証温度がSi半導体よりも高いという利点がある。また、SiCを用いたデバイスは、接合型トランジスタSiCや、MOSFET−SiCのように、ユニポーラ型のデバイスが主流である。ユニポーラデバイスでは、スイッチング速度が非常に速いという特徴がある。スイッチング速度が速いと、スイッチング損失(ターンオン損失やターンオフ損失)は、非常に小さいという利点がある。
一方欠点として、インバータのスイッチングによって発生するサージ電圧がインバータの出力電圧に重畳され、モータの端子に印加される。このサージ電圧が高い場合は、モータの絶縁に影響を与え、モータ絶縁の信頼性を低下させる可能性がある。図2には、スイッチング速度(ターンオン立ち上がり時間:tr)をパラメータとし、インバータの出力端子からモータ端子間のケーブル長に対するサージ電圧倍率の実測結果を示す。これは、昭和62年、電気学会誌107巻7号より抜粋したものである。従来のSi素子を用いたIGBTデバイスでは、0.1〜0.3μsのターンオン立ち上がり時間に対し、SiCのユニポーラ型のデバイスでは、0.1μs以下と高速にスイッチングするので、インバータと負荷のモータとを近接配置する必要がある。
本発明の目的は、モータ絶縁の信頼性を高め、冷却系を簡素化し、高温でも動作可能なインバータ装置を提供することである。
本発明のインバータ装置は、動作温度が高い複数のスイッチング素子を内蔵したパワーモジュールを、変速機、エンジン、モータの筐体に固定して冷却する。また、主回路で発生するサージ電圧を低減するためのソフトスイッチング回路やスナバ回路を設ける。
本発明によれば、モータ絶縁の高い信頼性を確保しながら、インバータを高温で動作させることができ、さらにインバータを小型化できる。
本発明の実施例を、図面を使用して詳細に説明する。
図1は、本実施例のインバータ装置の概要を示す構成図である。図1で符号31は、原動機であるエンジンであり、このエンジン31は水冷式の内燃機で、例えばガソリンエンジンである。32はエンジン31を始動させるスタータである。エンジン31では、吸気管に設けられた電子制御スロットル33により吸入空気量が制御され、前記空気量に見合う燃料量が燃料噴射装置から噴射される。また、前記空気量および燃料量から決定される空燃比、エンジン回転数などの信号から点火時期が決定され、点火装置により点火される。
変速機41は、入力軸42と出力軸43とを備えている。変速機41の入力軸42には、噛合い歯車を有するギア44、ギア45、ハブスリーブ46が設けられている。ギア45は入力軸42に固着して設けられており、噛合い歯車を有するギア44は入力軸42の軸方向に移動しない構造になっている。ハブスリーブ46は入力軸42の軸方向に移動可能で回転方向に拘束される噛合い機構により入力軸42と結合している。変速機41の出力軸43には、噛合い歯車を有するギア44、ギア45、ハブスリーブ46が設けられている。ギア45は出力軸43に固着して設けられており、噛合い歯車を有するギア44は出力軸43の軸方向に移動しない構造になっている。ハブスリーブ46は出力軸43の軸方向に移動可能で回転方向に拘束される噛合い機構により出力軸43と結合している。入力軸のギアと出力軸のギアはそれぞれ噛合しており、入力軸42から出力軸43へトルク伝達する際に異なるギア比の組合せを構成するものである。ギアの組合せによって、1速〜5速と、リバースを実現する。
前記エンジン31のクランク軸34と前記入力軸42の間にはクラッチ35が介装され、クラッチ35を連結することによりエンジン31から入力軸42へ動力を伝達することができる。また、クラッチ35を解放することによりエンジン31から入力軸42への動力伝達を遮断することができる。前記クラッチ35は、通常のガソリンエンジン車においても用いられており、クラッチ35を徐々に押し付けていくことにより車両を発進させることができる。なお、エンジン31と変速機41との間にトルクコンバータを配置しても同様である。前記変速機41の出力軸43にはファイナルギア36が設けられており、ファイナルギア36とタイヤ37が車両駆動軸38を介して接続されている。
モータ51では、モータの出力軸52にギア53が固着して設けられており、ギア53は変速機41のギア45と噛合している。よって、モータ51のトルクを変速機の入力軸42に伝達することが可能である。このモータ51は、パワーモジュール11が出力する周波数可変で電圧可変の3相交流電力を入力して回転する交流モータである。
本実施例では、動作温度が高い複数の電力半導体スイッチング素子を内蔵したパワーモジュール11を、変速機41の筐体に接続する。変速機41の筐体には、油が充填されており、この油の循環により動作温度が高い複数の電力半導体スイッチング素子を内蔵したパワーモジュール11を冷却する。また、動作温度が高い複数の電力半導体スイッチング素子を内蔵したパワーモジュール11は、モータ51に近接して配置されるので、パワーモジュール11からモータ51までの配線12の配線長が短くなり、モータ51の端子に発生するサージ電圧を低減できる。このため、モータ絶縁の高い信頼性を確保することができる。また、直流電圧を平滑化する平滑コンデンサ14と、平滑コンデンサ14からパワーモジュール11までの配線15により、このパワーモジュール11の主回路を構成している。この平滑コンデンサ14からパワーモジュール11までの配線15が長いと、スイッチング時に(数1)式で示す跳上り電圧(ΔV)を発生するため、平滑コンデンサからパワーモジュールまでの配線15はできるだけ短いことが望ましい。
ΔV=L×di/dt …(数1)
(数1)式で、Lは平滑コンデンサからパワーモジュールまでの配線12のインダクタンス、di/dtは電力半導体スイッチング素子のターンオフ時の電流変化である。
また、パワーモジュール11の中の動作温度が高い複数の電力半導体スイッチング素子としては、高温まで動作可能なデバイスである、SiC(炭化珪素)、GaN(窒化ガリウム)、ダイヤモンドなどの何れかを半導体基板としたパワー半導体スイッチング素子が望ましい。これらのSiC(炭化珪素)、GaN(窒化ガリウム)、ダイヤモンドは、バンドギャプエネルギーが2eV以上とSiより大きい、ワイドバンドギャップ半導体である。高温での高い信頼性を確保するためには、これらのワイドバンドギャップ半導体のなかでもゲート酸化膜を使用しない接合型トランジスタSiCが、最も適している。
この動作温度が高い複数の電力半導体スイッチング素子を内蔵したパワーモジュール11のオン・オフを制御する駆動回路は、制御回路基板22と、抵抗23、コンデンサ24、ドライバIC25等の電子部品を備えている。また、この制御回路基板22と、動作温度が高い複数のパワー半導体スイッチング素子を内蔵したパワーモジュール11との間には、制御信号を伝送する配線21によって、パワーモジュール11の制御電圧や、駆動信号を伝送している。このように、本実施例では、パワーモジュール11を変速機41の筐体に接続して冷却し、駆動回路を温度条件が穏やかな場所に離間設置した。
これらの構成により、本実施例ではモータ絶縁の高い信頼性を確保しながら、インバータを高温で動作させ、冷却装置を簡素にすることができ、インバータを小型化することができる。
図3は、本実施例のインバータ装置の回路図を示す。実施例1と同じものには、同一符号を記載している。変速機41の筐体に接続されている、動作温度が高い複数の電力半導体スイッチング素子を内蔵したパワーモジュール11は、動作温度が高い電力半導体スイッチング素子61から構成されている。パワーモジュール11からモータ51までの配線12の配線長が短くなる一方で、直流電圧を平滑化する平滑コンデンサ14からパワーモジュール11までの配線21は長くなる。そのため、前記(数1)式に示すような、電力半導体スイッチング素子61のオフ時の電流減少率(di/dt)と、配線12のインダクタンス(L)の積で決まる跳上り電圧(ΔV)を発生する。
本実施例では、この跳上り電圧を抑制するソフトスイッチング回路部71を設けている。このソフトスイッチング回路部71は、ソフトスイッチング用の動作温度が高いスイッチング素子73と、ソフトスイッチング制御回路72とによって構成されている。
図4は、さらに詳細なソフトスイッチングの回路図を示す。ソフトスイッチング回路部71は、ソフトスイッチング用の動作温度が高いスイッチング素子73と、ソフトスイッチング制御回路用の抵抗74とコンデンサ75によって構成されている。動作温度が高い電力半導体スイッチング素子61のターンオフのタイミングに合わせて、ソフトスイッチング回路用のスイッチング素子76がオンする。これにより、スイッチング素子のオフdi/dtと、配線のインダクタンスの積で決まる跳上り電圧を低減する。その後、ソフトスイッチング回路用のスイッチング素子76をソフトに遮断する。
このソフトスイッチング回路部71を設けることによって、スイッチング素子のオフdi/dtと、配線のインダクタンスの積で決まる跳上り電圧を低減でき、さらに、パワーモジュール11からモータ51までの配線12の配線長が短くなり、モータの端子に発生するサージ電圧を低減することができる。本実施例でも実施例1と同様に、モータ絶縁の高い信頼性を確保できる。
図5は、本実施例のインバータ装置の回路図を示す。実施例1や実施例2と同じものには、同一符号を記載している。変速機の筐体に接続されている、動作温度が高い複数の電力半導体スイッチング素子を内蔵したパワーモジュール11は、動作温度が高い電力半導体スイッチング素子61から構成されている。本実施例では、跳上り電圧を抑制するために、スナバコンデンサ81を設けている。このスナバコンデンサ81は、モジュールに近接して設置するか、モジュール内に実装しているので、跳上り電圧を効果的に抑制できる。本実施例のスナバコンデンサ81には、耐熱性に優れ、耐振動性に優れているセラミックコンデンサや、フィルムコンデンサを用いることが望ましい。
このスナバコンデンサ81を設けることによって、電力半導体スイッチング素子のオフdi/dtと、配線のインダクタンスの積で決まる跳上り電圧を低減でき、さらに、パワーモジュール11からモータ51までの配線12の配線長が短くなり、モータの端子に発生するサージ電圧を低減することができる。このため、モータ絶縁の高い信頼性を確保することができる。
図6は、本実施例のインバータ装置の回路図を示す。実施例1から実施例3と同じものには、同一符号を記載している。本実施例で、変速機の筐体に接続されている、動作温度が高い複数の電力半導体スイッチング素子を内蔵したパワーモジュール11は、動作温度が高い電力半導体スイッチング素子61から構成されている。本実施例では、跳上り電圧を抑制するために、スナバコンデンサ81、及びスナバコンデンサ81に直列に接続したスナバ抵抗82を設けている。このスナバコンデンサ81とスナバ抵抗82は、モジュールに近接して設置するか、モジュール内に実装する。これにより、跳上り電圧を効果的に抑制することが可能になる。本実施例のスナバコンデンサ81、及びスナバ抵抗82は、耐熱性に優れ、耐振動性に優れていることが望ましい。
このスナバコンデンサ81、及びスナバ抵抗82を設けることによって、電力半導体スイッチング素子のオフdi/dtと、配線のインダクタンスの積で決まる跳上り電圧を低減でき、さらに、パワーモジュール11からモータ51までの配線12の配線長が短くなり、モータの端子に発生するサージ電圧を低減することができる。このため、モータ絶縁の高い信頼性を確保することができる。
図7は、本実施例のインバータの回路図を示す。実施例1から実施例4と同じものには、同一符号を記載している。変速機の筐体に接続されている、動作温度が高い複数の電力半導体スイッチング素子を内蔵したパワーモジュール11は、動作温度が高い電力半導体スイッチング素子61から構成されている。本実施例では、跳上り電圧を抑制するために、スナバコンデンサ81と、スナバコンデンサ81に直列に接続したスナバ抵抗82と、スナバ抵抗82に並列に接続したスナバ用ダイオード83とを設けている。このスナバコンデンサ81、及びスナバ抵抗82、スナバ用ダイオード83は、モジュールに近接して設置するか、モジュール内に実装することで、跳上り電圧を効果的に抑制することが可能になる。従って、このスナバコンデンサ81、スナバ抵抗82、スナバ用ダイオード83は、耐熱性に優れ、耐振動性に優れていることが望ましい。
このスナバコンデンサ81、スナバ抵抗82、スナバ用ダイオード83を設けることによって、スイッチング素子のオフdi/dtと、配線のインダクタンスの積で決まる跳上り電圧を低減でき、さらに、パワーモジュール11からモータ51までの配線12の配線長が短くなり、モータの端子に発生するサージ電圧を低減することができる。このため、モータ絶縁の高い信頼性を確保することができる。
図8は、本実施例のインバータ装置の概要を示す構成図である。実施例1から実施例5と同じものには、同一符号を記載している。
本実施例では、動作温度が高い複数の電力半導体スイッチング素子を内蔵したパワーモジュール11を、エンジン31の筐体に接続する。エンジン31の筐体には、エンジン冷却水が充填されており、この冷却水の循環により動作温度が高い複数の電力半導体スイッチング素子を内蔵したパワーモジュール11を冷却する。また、動作温度が高い複数の電力半導体スイッチング素子を内蔵したパワーモジュール11は、モータ51に近接して配置されるので、パワーモジュール11からモータ51までの配線12の配線長が短くなり、モータの端子に発生するサージ電圧を低減することができる。
これらの構成により、モータ絶縁の高い信頼性を確保しながら、インバータを高温で動作させ、冷却装置を簡素にすることができ、インバータを小型化することができる。
図9は、本実施例のインバータの概要を示す構成図を示す。実施例1から実施例6と同じものには、同一符号を記載している。本実施例では、動作温度が高い複数の電力半導体スイッチング素子を内蔵したパワーモジュール11を、負荷のモータ51の筐体に接続する。モータ51の筐体は、熱容量が大きな鉄やアルミニウムなどの金属でできている。この熱容量により、動作温度が高い複数の電力半導体スイッチング素子を内蔵したパワーモジュール11を冷却する。また、動作温度が高い複数の電力半導体スイッチング素子を内蔵したパワーモジュール11は、モータ51に近接して配置されるので、パワーモジュール11からモータ51までの配線12の配線長が短くなり、モータの端子に発生するサージ電圧を低減することができる。
これらの構成により、モータ絶縁の高い信頼性を確保しながら、インバータを高温で動作させ、冷却装置を簡素にすることができ、インバータを小型化することができる。
実施例1のインバータの概要を示す構成図。 スイッチング速度をパラメータとし、ケーブル長に対するサージ電圧倍率の説明図。 実施例2のインバータの回路図。 実施例2のインバータのソフトスイッチング回路の詳細回路図。 実施例3のインバータの回路図。 実施例4のインバータの回路図。 実施例5のインバータの回路図。 実施例6のインバータの概要を示す構成図。 実施例7のインバータの概要を示す構成図。
符号の説明
11…パワーモジュール、12、15、21…配線、13…バスバー、14…平滑コンデンサ、22…制御回路基板、23、74、82…抵抗、24、75、81…コンデンサ、25…ドライバIC、31…エンジン、32…スタータ、33…電子制御スロットル、34…クランク軸、35…クラッチ、36…ファイナルギア、37…タイヤ、38…車両駆動軸、41…変速機、42…入力軸、43…出力軸、44、45、53…ギア、46…ハブスリーブ、51…モータ、52…モータの出力軸、61…電力半導体スイッチング素子、62…配線インダクタンス、63…電源(バッテリー)、71…ソフトスイッチング回路部、72…ソフトスイッチング制御回路、73、76…スイッチング素子、83…ダイオード。

Claims (11)

  1. 直流電圧を平滑化する平滑コンデンサと、複数の電力半導体スイッチング素子を内蔵したパワーモジュールと、該電力半導体スイッチング素子のオン・オフを制御する駆動回路とを備える電力変換装置において、
    前記パワーモジュールが前記駆動回路とは別の筐体に収容されており、
    該パワーモジュールを収容した筐体を、原動機の変速機筐体に固定したことを特徴とする電力変換装置。
  2. 直流電圧を平滑化する平滑コンデンサと、複数の電力半導体スイッチング素子を内蔵したパワーモジュールと、該電力半導体スイッチング素子のオン・オフを制御する駆動回路とを備える電力変換装置において、
    前記パワーモジュールが前記駆動回路とは別の筐体に収容されており、
    該パワーモジュールを収容した筐体を、原動機の筐体に固定したことを特徴とする電力変換装置。
  3. 請求項2に記載の電力変換装置において、前記パワーモジュールを収容した筐体を固定する原動機の筐体が、水冷式内燃機の筐体であることを特徴とする電力変換装置。
  4. 請求項2に記載の電力変換装置において、前記パワーモジュールを収容した筐体を固定する原動機の筐体が、電動機の金属筐体であることを特徴とする電力変換装置。
  5. 直流電圧を平滑化する平滑コンデンサと、複数の電力半導体スイッチング素子を内蔵し負荷の電動機を駆動するパワーモジュールと、該電力半導体スイッチング素子のオン・オフを制御する駆動回路とを備える電力変換装置において、
    前記パワーモジュールは、
    前記複数の電力半導体スイッチング素子が、バンドギャップエネルギが2eV以上のワイドバンドギャップ半導体素子であって、前記駆動回路とは別の筐体に収容されており、
    該パワーモジュールを収容した筐体を、原動機の筐体あるいは原動機の変速機の筐体の何れかに固定したことを特徴とする電力変換装置。
  6. 請求項5に記載の電力変換装置において、前記パワーモジュールのワイドバンドギャップ半導体素子が、SiCあるいは、GaNあるいは、ダイヤモンドの何れかを半導体基板とした半導体素子であることを特徴とする電力変換装置。
  7. 請求項5記載の電力変換装置において、前記パワーモジュールのワイドバンドギャップ半導体素子が、接合型FETであることを特徴とする電力変換装置。
  8. 請求項5に記載の電力変換装置において、
    前記パワーモジュールが、ソフトスイッチング回路を備え、該ソフトスイッチング回路が、半導体スイッチング素子と抵抗との直列接続体と該半導体スイッチング素子の制御回路部とを備えていることを特徴とする電力変換装置。
  9. 請求項5に記載の電力変換装置において、
    前記パワーモジュールの電源供給端子に、スナバ回路を設けることを特徴とする電力変換装置。
  10. 請求項9に記載の電力変換装置において、
    前記パワーモジュールの電源供給端子に設けたスナバ回路が、コンデンサと抵抗との直列接続体であることを特徴とする電力変換装置。
  11. 請求項10に記載の電力変換装置において、
    前記パワーモジュールの電源供給端子に設けたスナバ回路の抵抗にダイオードを並列に接続したことを特徴とする電力変換装置。

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