JP5255902B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、入力電源側と絶縁された直流安定化電圧・電流を出力するスイッチング電源装置に関し、特にスイッチング素子の損失低減、および小型・低コスト化を図るとともに、安定した起動性を有するスイッチング電源装置に関する。
従来、上述のような小型高効率のスイッチング電源として、複合共振型の直列コンバータ回路が知られ、特許文献1など多くの公知技術が示されている。図10にその従来技術による主回路構成を、図11に主な部位の波形を示す。
このスイッチング電源装置では、直流入力電源Eの両端子間に、スイッチング素子Q1とQ2(以下、パワーMOSFETで記述)との直列回路が接続されるとともに、コンデンサC0が接続される。そして、前記パワーMOSFETQ1,Q2の接続点と前記直流入力電源Eの一端との間に、インダクタLと出力トランスTの1次巻線L11と共振コンデンサC1との直列共振回路を形成し、前記パワーMOSFETQ1またはQ2の何れかと並列にコンデンサC2が接続される(図10では、直流入力電源Eの一端は低圧側に、コンデンサC2はパワーMOSFETQ2に並列に接続した例を示している)。また、パワーMOSFETQ1,Q2には、それぞれ逆並列にダイオードD1,D2が接続される(パワーMOSFETQ1,Q2のボデイダイオードで兼用される場合が多い)。
さらに前記出力トランスTの出力巻線に中間タップを設けて2分割(L21,L22)し、それらの出力を整流するダイオードD3,D4で全波整流回路を形成し、前記中間タップとの間に平滑コンデンサC3および直流負荷Loadが接続される。前記のパワーMOSFETQ1,Q2は、ブロックで示した制御部1によって、複合共振条件を加味して予め設定された周波数で交互にON/OFFされる。したがって、制御部1には、高周波発振機能、2つのパワーMOSFETQ1,Q2を交互に駆動する機能、および2つのパワーMOSFETQ1,Q2を共にOFFするデットタイム期間を設定する機能、必要に応じて入出力電圧や電流、電力を制御する為のフィードフォワードやフィードバック制御機能ならびに出力可変機能などが備えられる。
図11を参照して、Vg1,Vg2は制御部1によって予め設定されたパワーMOSFETQ1,Q2の駆動信号を示す。交互にON/OFFさせるとともに、両方共にOFFするデットタイム期間が設定されている。VQ1,IQ1およびVQ2,IQ2は、パワーMOSFETQ1,Q2のドレイン−ソース間電圧およびドレイン電流を示す。駆動信号Vg1がHighの時、パワーMOSFETQ1にはドレイン電流IQ1が流れ、Lowの時は略直流入力電源Eに等しい電圧VQ1が印加される(パワーMOSFETQ2の場合も同様)。なお、デットタイム期間においては、コンデンサC2とインダクタLおよび出力トランスTの励磁インダクタンスとによる効果から、ドレイン−ソース間電圧VQ1,VQ2は任意の傾斜を持った立上がり、立下り波形となる。また、ドレイン電流IQ1,IQ2は、略インダクタLと共振コンデンサC1とで設定される直列共振電流波形となり、これらの合成電流がインダクタLと出力トランスTの1次巻線L11と共振コンデンサC1との直列共振回路の電流となる。VC1は共振コンデンサC1の電圧波形を表しており、前記の直列共振回路の電流より位相の遅れた波形となる。ID3,ID4は出力整流のダイオードD3,D4の電流波形を示すもので、前記のパワーMOSFETQ1,Q2の駆動周波数と、インダクタLおよび共振コンデンサC1の直列共振周波数との関係を、「共振周波数>駆動周波数」の条件を満足させることによって、ダイオードD3,D4の一方の電流が流れ終わった後に他方の電流が流れ始めるように設定が可能で、両方のダイオード電流が流れない期間は出力側へ電力が伝達されない。すなわち、前記ダイオードD3,D4に電流が流れない期間では、出力トランスTの2次側は無負荷と考えられ、1次側の直列共振回路に出力トランスTの1次側励磁インダクタンスLが直列に挿入されて直列共振条件が切り替わる結果、ドレイン電流IQ1およびIQ2の波形にも変曲点が見られる。
このような複合共振型直列コンバータでは、ZVS(ゼロ電圧スイッチング)、すなわちスイッチング素子Q1,Q2の印加電圧が低下した後に電流が流れ始めるような条件設定が可能とされ、スイッチング損失が極めて少ないこと、および2次側整流ダイオードD3,D4のリカバリ損失を回避できることから、高効率で高周波化が可能となる。また、スイッチング時の電圧・電流波形が安定しているとともに、2次側整流ダイオードD3,D4のリンギングも抑制できることから、雑音面でも優れている。
上述の従来技術は、このような数々の特徴を有しながらも、周波数を予め発振器で設定し、2つのスイッチング素子Q1,Q2を駆動する所謂他励式のスイッチング電源装置であり、その場合、高電位側のスイッチング素子Q1へのレベルシフタが必要で、その周波数追従性や損失の観点から、出力トランスTの小型化を図るにあたっての高周波化に対する技術課題を有し(現状のレベルシフタでは500kHz程度が限界)、またコスト面での課題などから、たとえば特許文献2〜4で示すような自励式の検討もなされている。
図12は、同様にパワーMOSFETQ1,Q2を用いた電圧帰還型の自励他励式複合共振直列コンバータの一例を示す図である。注目すべきは、出力トランスT1には帰還巻線L13,L12が設けられ、その帰還巻線L13,L12が前記パワーMOSFETQ1,Q2のゲート端子へ、各々ゲート抵抗R1,R2を介して正帰還が得られる方向に接続されることによって、自励発振動作が継続されるようになっていることである。
そして、弛張発振による起動回路IGNが付加されている。前記起動回路IGNは、直流入力電源Eの両端子間に、抵抗R3とコンデンサC5との直列回路を構成し、これらの接続点をサイダックQ3を介してパワーMOSFETQ2のゲート端子に接続して成る。これによって、前記サイダックQ3は、コンデンサC5の電位がブレークダウン電圧に達するとONし、コンデンサC5の電荷がサイダックQ3、ゲート抵抗R2、帰還巻線L12を介して放電し、この時ゲート抵抗R2に生じる電圧降下が、パワーMOSFETQ2のゲート端子のスレシホールド電圧Vth以上になると該パワーMOSFETQ2が一瞬ONし、抵抗R4を介して予め充電されている共振コンデンサC1の電荷が出力トランスT1の1次巻線L11およびチョークコイル(インダクタ)Lを介して放電する。これによる共振コンデンサC1の放電電流の振動によって、帰還巻線L13にパワーMOSFETQ1のゲートスレシホールド電圧Vth以上の帰還電圧がえられ、正帰還作用によって発振を開始する。なお、この起動回路IGNにおいて、上述のように起動にあたって共振コンデンサC1を充電するために、ハイ側のパワーMOSFETQ1をバイパスする抵抗R4および前記抵抗R3から電流を引込むダイオードD5が設けられている。
特許第2734296号公報 特許第3371595号公報 特開2002−262568号公報 特開2006−129548号公報
図13には、起動時における各部の波形を示す。図13(a)は、複合共振回路を構成する共振コンデンサC1の電位Vc1を示し、電源が投入されると、抵抗R4と該共振コンデンサC1との時定数で直流入力電源電圧Eまで充電される。図13(b)は、起動回路IGNを構成するコンデンサC5の電位Vc5を示しており、電源が投入されると、抵抗R3と該コンデンサC5との時定数で充電される。その充電中に、前記電位Vc5がサイダックQ3のブレークダウン電圧VBOに達すると、該サイダックQ3がONしてコンデンサC5の電荷が放電するので、コンデンサC5の電位Vc5は急速に低下する。この場合の放電電流値が、サイダックQ3の保持電流(谷電流)以下になるとサイダックQ3はOFFし、その時点から再び抵抗R3による充電が始まり、コンバータが起動するまでこの動作が繰り返される(前記サイダックQ3が保持電流以下でOFFとなる電圧をVoffで表した)。
このような電圧帰還型の自励式コンバータには、起動に困難が伴うことがある。この起動困難性は、出力トランスT1の各巻線の出力に接続されるコンデンサ成分に起因するもので、電源投入時は当然ながらこれらのコンデンサ成分には電荷は存在しない。このため、電源が投入されて前記起動回路IGNから起動パルスが印加され、パワーMOSFETQ2がONしても、各種のコンデンサに吸収されて、補助巻線L13に充分な帰還電圧が得られない事態が生じる。図13(c)には起動が可能な場合の、図13(d)には起動が期待できない場合のパワーMOSFETQ2のゲート電圧Vg2を示す。なお、出力トランスT1の各巻線につながる最も影響の大きいコンデンサは、平滑コンデンサC3である。
本発明の目的は、他励式に比べて大幅な回路の簡素化、低コスト化を実現することができる電圧帰還型の自励式複合共振直列コンバータにおいて、確実に起動させることができるスイッチング電源装置を提供することである。
本発明のスイッチング電源装置は、直流入力電源の両端子間に第1および第2のスイッチング素子から成る直列回路が接続され、前記第1および第2のスイッチング素子の接続点と前記直流入力電源の一方の端子との間に、インダクタ、共振コンデンサおよび出力トランスの1次巻線から成る直列共振回路が接続され、前記第1および第2のスイッチング素子のスイッチングにより得られた出力トランスの2次側誘起電流をダイオードおよび平滑コンデンサによって整流・平滑化して出力し、前記出力トランスの第1および第2の補助巻線に誘起された電圧を前記第1および第2のスイッチング素子の制御端子に与えることでスイッチングを継続するようにした電圧帰還型の自励式複合共振直列コンバータから成るスイッチング電源装置において、前記第1および第2のスイッチング素子の一方の制御端子に起動パルスを与える起動回路と、前記第1および第2のスイッチング素子の他方に対応した補助巻線の誘起電圧を拡大する増幅手段と、起動後に、前記増幅手段による機能を停止させる機能制限手段とを備えて構成されることを特徴とする。
上記の構成によれば、第1および第2の補助巻線の誘起電圧を、それぞれゲート抵抗を介して前記第1および第2のスイッチング素子の制御端子に与えることで、それらのスイッチング素子をON/OFF駆動してスイッチングを継続するようにした電圧帰還型の自励式複合共振直列コンバータから成るスイッチング電源装置において、第1および第2のスイッチング素子の一方の制御端子に起動パルスを与える起動回路を設けるとともに、前記第1および第2のスイッチング素子の他方には、対応した補助巻線の誘起電圧を拡大する増幅手段と、起動後に、前記増幅手段による機能を停止させる機能制限手段とを設ける。
したがって、補助巻線の誘起電圧が小さくなる起動時においても、起動パルスを入力する側とは反対側のスイッチング素子に対しては、前記増幅手段によって拡大された誘起電圧が入力されるので、定常発振に移ることができ、定常発振に移ると、機能制限手段がその振幅を、第1および第2のスイッチング素子の制御端子に規定のレベルとなるように規制するので、素子の破壊などを招くことはない。こうして、他励式に比べて大幅な回路の簡素化、低コスト化を実現することができる電圧帰還型の自励式複合共振直列コンバータにおいて、確実に起動させることができる。
好ましくは、前記機能制限手段は、前記補助巻線の誘起電圧を制限するためのリミッターから成る。
また好ましくは、前記機能制限手段は、定常発振となったことを検出し、前記増幅手段を停止させる検出回路から成る。
また、本発明のスイッチング電源装置では、前記起動回路は、制御電源と、前記制御電源によって付勢される弛張発振回路と、前記第1および第2の補助巻線の一方の誘起電圧が、対応するスイッチング素子をスイッチングさせることができる所定のレベルに達しているか否かを判定する発振検出回路と、前記発振検出回路の判定結果に応答し、前記所定のレベルに達していない期間は前記弛張発振回路の発振信号を起動信号として前記対応するスイッチング素子に与え、前記所定のレベルに達すると前記弛張発振回路の発振信号が対応するスイッチング素子に与えられないようにブロックする論理回路とを含むことを特徴とする。
上記の構成によれば、前記起動回路を、制御電源と、前記制御電源によって付勢される弛張発振回路と、前記第1および第2の補助巻線の一方の誘起電圧が、当該第1および第2の補助巻線の一方が対応するスイッチング素子をスイッチングさせることができる所定のレベルに達しているか否かを判定する発振検出回路と、前記発振検出回路の判定結果に応答し、前記所定のレベルに達していない期間は前記弛張発振回路の発振信号を起動信号として前記対応するスイッチング素子に与え、前記所定のレベルに達すると前記弛張発振回路の発振信号が対応するスイッチング素子に与えられないようにブロックする論理回路とを備えて構成する。
したがって、抵抗を介するコンデンサまたはインダクタの充放電によって鋸波や矩形波を発生する前記弛張発振回路の抵抗の設定などで、適切な起動条件の設定を容易に行うことができる。
さらにまた、本発明のスイッチング電源装置では、前記発振検出回路は、前記第1および第2の補助巻線の少なくとも一方の誘起電圧が前記所定のレベルに達すると、前記弛張発振回路の動作を停止させることを特徴とする。
上記の構成によれば、定常の自励発振時には前記弛張発振回路の動作を停止させるので、省電力化を図ることができる。
また、本発明のスイッチング電源装置では、前記論理回路に入力されるパルスのパルス幅は、前記直列共振回路の共振周期の1/2以下であり、かつ前記パルス周期は前記共振コンデンサが起動に先立って充電される時定数以上であることを特徴とする。
上記の構成によれば、弛張発振回路からスイッチング素子の制御端子に起動パルスを与えるにあたって、その起動パルスはタイミングが重要で、しかも共振コンデンサに充分な電荷が貯まっていないとその起動パルスによる補助巻線の誘起電圧で他方のスイッチング素子をONさせることができないので、上記のように選ぶことで、確実に起動を行わせることができる。
本発明のスイッチング電源装置は、以上のように、第1および第2の補助巻線の誘起電圧を、それぞれゲート抵抗を介して前記第1および第2のスイッチング素子の制御端子に与えることで、それらのスイッチング素子をON/OFF駆動してスイッチングを継続するようにした電圧帰還型の自励式複合共振直列コンバータから成るスイッチング電源装置において、第1および第2のスイッチング素子の一方の制御端子に起動パルスを与える起動回路を設けるとともに、前記第1および第2のスイッチング素子の他方には、対応した補助巻線の誘起電圧を拡大する増幅手段と、起動後に、前記増幅手段による機能を停止させる機能制限手段とを設ける。
それゆえ、補助巻線の誘起電圧が小さくなる起動時においても、起動パルスを入力する側とは反対側のスイッチング素子に対しては、前記増幅手段によって拡大された誘起電圧が入力されるので、定常発振に移ることができ、定常発振に移ると、機能制限手段がその振幅を、第1および第2のスイッチング素子の制御端子に規定のレベルとなるように規制するので、素子の破壊などを招くことはない。こうして、他励式に比べて大幅な回路の簡素化、低コスト化を実現することができる電圧帰還型の自励式複合共振直列コンバータにおいて、確実に起動させることができる。
また、本発明のスイッチング電源装置は、以上のように、前記起動回路を、制御電源と、前記制御電源によって付勢される弛張発振回路と、前記第1および第2の補助巻線の一方の誘起電圧が、当該第1および第2の補助巻線の一方が対応するスイッチング素子をスイッチングさせることができる所定のレベルに達しているか否かを判定する発振検出回路と、前記発振検出回路の判定結果に応答し、前記所定のレベルに達していない期間は前記弛張発振回路の発振信号を起動信号として前記対応するスイッチング素子に与え、前記所定のレベルに達すると前記弛張発振回路の発振信号が対応するスイッチング素子に与えられないようにブロックする論理回路とを備えて構成する。
それゆえ、抵抗を介するコンデンサまたはインダクタの充放電によって鋸波や矩形波を発生する前記弛張発振回路の抵抗の設定などで、適切な起動条件の設定を容易に行うことができる。
さらにまた、本発明のスイッチング電源装置は、以上のように、前記発振検出回路が、前記第1および第2の補助巻線の少なくとも一方の誘起電圧が前記所定のレベルに達すると、前記弛張発振回路の動作を停止させる。
それゆえ、定常の自励発振時には前記弛張発振回路の動作を停止させるので、省電力化を図ることができる。
また、本発明のスイッチング電源装置は、以上のように、前記論理回路に入力されるパルスのパルス幅を前記直列共振回路の共振周期の1/2以下とし、かつ前記パルス周期を共振コンデンサが起動に先立って充電される時定数以上とする。
それゆえ、確実に起動を行わせることができる。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の第1の形態に係る電圧帰還型の自励式複合共振直列コンバータであるスイッチング電源装置のブロック図である。このスイッチング電源装置は、スイッチング素子Q1,Q2の損失低減、および小型・低コスト化を図り、さらに動作の高周波化を可能とするものであり、基本構成は弛張発振による起動回路IGNを用いた前述の図12で示すスイッチング電源装置と同様である。すなわち、直流入力電源Eの両端子間に、スイッチング素子Q1とQ2(以下、パワーMOSFETで記述)との直列回路に、電源平滑用のコンデンサC0が接続されるとともに、起動にあたって前記パワーMOSFETQ1をバイパスして共振コンデンサC1を充電する抵抗R4が接続される。そして、前記パワーMOSFETQ1,Q2の接続点と前記直流入力電源Eの一端との間に、インダクタLと出力トランスT1の1次巻線L11と前記共振コンデンサC1との直列共振回路を形成し、前記パワーMOSFETQ1,Q2の何れかと並列にコンデンサC2が接続される(図1では、直流入力電源Eの一端は低圧側に、コンデンサC2はパワーMOSFETQ2に並列に接続した例を示している)。また、パワーMOSFETQ1,Q2には、それぞれ逆並列にダイオードが接続される(この図1では、パワーMOSFETQ1,Q2のボデイダイオードで兼用し、省略している)。
さらに前記出力トランスT1の出力巻線に中間タップを設けて2分割(L21,L22)し、それらの出力を整流するダイオードD3,D4で全波整流回路を形成し、前記中間タップとの間に平滑コンデンサC3および直流負荷Loadが接続される。また、前記出力トランスT1に第1の補助巻線L12を設け、1次の主巻線L11と逆極性側をゲート抵抗R2を介してパワーMOSFETQ2のゲートに接続し、該補助巻線L12に生じる電圧でパワーMOSFETQ2を自励駆動できるように構成する。高圧側のパワーMOSFETQ1のゲート駆動回路については、出力トランスT1に第2の補助巻線L13を設け、1次の主巻線L11と同一極性側を後述するアンプ12およびリミッター11からゲート抵抗R1を介して前記パワーMOSFETQ1のゲートに接続し、該補助巻線L13に生じる電圧でパワーMOSFETQ1を自励駆動できるように構成する。こうして、2つの補助巻線L13,L12からの帰還電圧によって、パワーMOSFETQ1,Q2が交互にON/OFFして自励発振を継続する。
また、前記起動回路IGNは、直流入力電源Eの両端子間に、抵抗R3とコンデンサC5との直列回路を構成し、これらの接続点をサイダックQ3を介してパワーMOSFETQ2のゲート端子に接続して成る。
これによって、前記サイダックQ3は、コンデンサC5の電位がブレークダウン電圧に達するとONし、コンデンサC5の電荷がサイダックQ3、ゲート抵抗R2、帰還巻線L12を介して放電し、この時ゲート抵抗R2に生じる電圧降下が、パワーMOSFETQ2のスレシホールド電圧Vth以上になると該パワーMOSFETQ2が一瞬ONし、抵抗R4を介して予め充電されている共振コンデンサC1の電荷が出力トランスT1の1次巻線L11およびチョークコイル(インダクタ)Lを介して放電する。これによる共振コンデンサC1の放電電流の振動によって、帰還巻線L13にパワーMOSFETQ1のスレシホールド電圧Vth以上の帰還電圧が得られ、正帰還作用によって発振を開始する。以上の構成は、電圧帰還型の自励式複合共振直列コンバータである前記図13で示すスイッチング電源装置と類似している。
注目すべきは、本実施の形態では、上述のようにして起動回路IGNからパワーMOSFETQ2のゲートに起動パルスを与えた場合に、パワーMOSFETQ1側の帰還巻線L13に大きな誘起電圧が得られるように、増幅手段である前記アンプ12が設けられるとともに、起動後に前記増幅による機能を停止させる機能制限手段であるリミッター11が設けられることである。
図2は、その起動時の動作を説明するための波形図である。起動回路IGNからパワーMOSFETQ2のゲートには、図2(a)で示すような該パワーMOSFETQ2のスレシホールド電圧Vth以上の起動パルスが与えられ、該パワーMOSFETQ2がONする。これによって、前述の図12で示す構成では、図2(b)で示すように帰還巻線L13に誘起される電圧がパワーMOSFETQ1のスレシホールド電圧Vthに満たなくても、本実施の形態では、前述のようなアンプ12によって、該帰還巻線L13aに誘起される電圧は、図2(c)で示すように前記スレシホールド電圧Vth以上に増大させることができる。図2(b)および図2(c)では、前記の起動パルスが負の値で観測されるとともに、起動パルスの跳ね返りとして正の電圧が観測されており、この跳ね返り電圧が図2(b)で示すようにパワーMOSFETQ1のスレシホールド電圧Vthに達しなければ減衰振動して消滅し、図2(c)で示すように跳ね返り電圧が一瞬スレシホールドVthに達するとパワーMOSFETQ1が一瞬ONする結果、正帰還によって誘起電圧が増強されて一気に起動に至る。こうして定常発振に移ると、前記帰還巻線L13の誘起電圧は、前記リミッター11によって、図2(d)で示すように、パワーMOSFETQ2の許容値Vmax未満で、前記スレシホールド電圧Vth以上の電圧VLimの範囲内となり、安定して発振を継続することができる。
このように構成することで、他励式に比べて大幅な回路の簡素化、低コスト化を実現することができる電圧帰還型の自励式複合共振直列コンバータにおいて、起動パルスによるパワーMOSFETQ2のスイッチング時に、放電している平滑コンデンサC3の影響によって帰還巻線L13に小さなパルスしか誘起されなくても、もう1つのパワーMOSFETQ1を確実にONさせて、起動させることができる。
[実施の形態2]
図3は、本発明の実施の第2の形態に係る電圧帰還型の自励式複合共振直列コンバータであるスイッチング電源装置のブロック図である。このスイッチング電源装置は、前述の図1で示すスイッチング電源装置に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、本実施の形態では、アンプ12が用いられるものの、機能制限手段として、リミッター11に代えて、前記帰還巻線L13の誘起電圧がパワーMOSFETQ1のスレシホールド電圧Vth以上となって起動が完了したことを検出し、前記アンプ12を停止させる検出回路13が設けられることである。なお、一瞬の過電圧に対しては、パワーMOSFETQ1のゲート−ソース間に設けたツェナダイオードZD1,ZD2で吸収するようになっている。
図4は、前記アンプ12および検出回路13の具体的な一構成例を示す電気回路図である。前記アンプ12では、帰還巻線L13に発生する起動時の微弱誘起電圧を抵抗R11を介して1段目のnpnトランジスタQ11のベースに供給し、該トランジスタQ11がONすることによって、制御電源VccからダイオードD11、抵抗R12を介して、2段目のpnpトランジスタQ12のベース電流が流れ、該トランジスタQ12がONすることで、前記制御電源Vccから該トランジスタQ12およびダイオードD12を介してパワーMOSFETQ1のゲートに増幅された起動電圧が与えられるようになっている。
一方、前記検出回路13では、起動の後、発振が開始されると、ダイオードD13および抵抗R13を介してコンデンサC11に直流電圧が発生し、この電圧がツェナダイオードZD3のツェナ電圧に達すると、抵抗R18および該ツェナダイオードZD3を介してトランジスタQ13をONさせる結果、前記トランジスタQ11のベース−エミッタ間が短絡されるので、トランジスタQ11,Q12等から成るアンプ12は停止する。なお、ダイオードD14は逆電圧防止用である。このような構成によって、図3で説明した構成を比較的容易に実現でき、前述の図2と同様な動作を実現し、確実に起動させることができる。
図5は、図4の構成において、起動時にパワーMOSFETQ1のゲートに与えられる増幅された起動パルスが、ゲート抵抗R1および帰還巻線L13によって吸収されるのを防ぐために、前記ゲート抵抗R1と直列にコンデンサC12を設けたものであり、コンデンサC12と並列に設けたダイオードD15は、起動後のコンデンサC12の影響を防ぐものである。このような構成によって、起動がより確実となる。
また、図6は、アンプ12aにおいて、前記トランジスタQ11,Q12による所定のレベル(Vcc−(VD12+VQ12)、ただしVD12:ダイオードD12のON電圧、VQ12:トランジスタQ12のON電圧)への増幅に代えて、オペアンプOPによる任意レベルへの増幅を行うようにしたものである。起動時に帰還巻線L13に発生した微弱な誘起電圧は、保護抵抗R13、スピードアップコンデンサC13およびその放電抵抗R14を介して前記オペアンプOPの+端子に入力され、またこの+端子には、分圧抵抗R15および逆電圧防止用のダイオードD14も接続される。オペアンプOPの出力は、前記ダイオードD12を介してパワーMOSFETQ1のゲートに与えられるとともに、フィードバック抵抗R17および抵抗R16で分圧されて該オペアンプOPの−端子にフィードバックされる。
起動の後は、前述と同様に、検出回路13において、帰還巻線L13に得られる帰還電圧を、ダイオードD13、抵抗R13およびコンデンサC11で整流平滑し、前記コンデンサC11の直流電圧がツェナダイオードZD3のツェナ電圧に達すると、トランジスタQ13がONして前記オペアンプOPの+端子を短絡することで、増幅動作が停止される。前述のように、コンデンサC12は起動パルスがゲート抵抗R1で消費されるのを防ぐもので、該コンデンサC12と並列のツェナダイオードZD3は起動後のコンデンサC12の影響を防ぐものである。前記オペアンプOPに代えて、コンパレータを用いる場合には、そのコンパレータの−端子には前記制御電源Vccを抵抗R17,R16で分圧した電圧を基準電位として与え、それ以外は概ねこの図6と同様の構成になる。
[実施の形態3]
図7は本発明の実施の第3の形態に係る電圧帰還型の自励式複合共振直列コンバータであるスイッチング電源装置のブロック図であり、図8はその具体的構成を示すブロック図である。このスイッチング電源装置は、前述の図3および図4で示すスイッチング電源装置に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。図7を参照して、注目すべきは、本実施の形態では、同じ弛張発振を用いるけれども、前記起動回路IGNに代えて、起動回路21が用いられることである。
前記起動回路21は、パワーMOSFETQ2のゲート−ソース間に設けられ、大略的に、起動用の内部電源Vcc、弛張発振回路22、発振検出回路23、論理ゲート回路24および出力回路25を備えて構成される。そして、弛張発振回路22から論理ゲート回路24を介して、起動パルスをパワーMOSFETQ2のゲートに与え、発振検出回路23で定常発振が検出されると、前記論理ゲート回路24が起動パルスの出力をブロックし、前記補助巻線L12に生じる帰還電圧で発振を継続させるようになっている。前記出力回路25は、パワーアンプまたはバッファ回路から成り、その出力はダイオードD21を介して前記パワーMOSFETQ2のゲートに与えられる。
図8を参照して、前記弛張発振回路22は、National Semiconductor社製のLMC555などで実現されるタイマー用ICから成る無安定マルチバイブレータであり、前記内部電源Vccに接続された抵抗R21,R22および共振コンデンサC21による直列回路の各接続点の電圧から、周波数およびONデューティを、容易かつ詳細に設定可能となっている。この弛張発振回路22の出力を論理ゲート回路(NOT)26で反転し、2入力の論理ゲート回路(AND)24へ入力するとともに、前記論理ゲート回路24のもう一方の入力には、帰還巻線L12の一端からの帰還電圧を、発振検出回路23の抵抗R23、ダイオードD22およびコンデンサC22で構成した積分回路で積分した出力の反転信号を入力する。積分用のコンデンサC22には、放電用の抵抗R24が並列に接続されている。前記論理ゲート回路24の出力は、出力回路25からダイオードD21を介して、パワーMOSFETQ2のゲートに供給される。
図9は、上述のように構成される起動回路21の動作波形を示す図である。(a)〜(e)は、図8の各部a〜eにそれぞれ対応している。(a)は弛張発振回路22の出力信号を示し、(b)で示すその反転信号が、論理ゲート回路24の一方の入力に与えられる。起動するまでは、パワーMOSFETQ1,Q2はスイッチングをしておらず、したがって、(c)で示す帰還巻線L12からの帰還電圧は無く、(d)で示す発振検出回路23からの出力もローレベルのままであり、論理ゲート回路24の他方の入力はハイレベルとなっている。したがって、(e)で示す出力回路25からの出力は、前記(b)で示す弛張発振回路22の出力信号の反転信号がそのまま出力されることになる。
これに対して、前記の弛張発振回路22からの起動パルスによって自励発振を開始すると、帰還巻線L12から(c)に示す帰還電圧が得られ、積分回路を構成するコンデンサC22には(d)に示す直流電位が発生するので、発振検出回路23の出力はハイレベルとなる。この結果、論理ゲート回路24が他方の入力でブロックされて、前記起動パルスが起動と同時に消滅して、以降、前記帰還電圧による自励発振に切り替わる。
図9では、弛張発振回路22の出力の反転信号(論理ゲート回路24に入力されるパルス)におけるパルス幅が、前記直列共振回路の共振周期の1/2以下であり、かつパルス周期は共振コンデンサC1が起動に先立って充電される時定数以上に選ばれている。ここで、前記パワーMOSFETQ2のゲートに起動パルスを与えるにあたって、その起動パルスはタイミングが重要で、しかも共振コンデンサC1に充分な電荷が貯まっていないとその起動パルスによる補助巻線L13の誘起電圧で他方のパワーMOSFETQ1をONさせることができないので、上記のように選ぶことで、確実な起動を行わせることができる。
このように構成することで、起動後は起動回路(タイマー用IC)21の影響を受けることなく、帰還巻線L12からの帰還電圧によって定常発振を継続し、発振が停止した場合は速やかに起動動作に入ることが可能である。このような構成によって、弛張発振回路22のCR定数で起動パルスの周期や幅を容易に設定でき、適切な起動条件の設定を容易に行うことができる。また、内部電源Vccによって、前記起動パルスの電圧選定が可能になる。
本発明の実施の第1の形態に係る電圧帰還型の自励式複合共振直列コンバータであるスイッチング電源装置のブロック図である。 前記スイッチング電源装置の起動時の動作波形図である。 本発明の実施の第2の形態に係る電圧帰還型の自励式複合共振直列コンバータであるスイッチング電源装置のブロック図である。 図3で示すスイッチング電源装置におけるアンプおよび検出回路の具体的な一構成例を示す電気回路図である。 図3で示すスイッチング電源装置におけるアンプおよび検出回路の具体的な他の構成例を示す電気回路図である。 図3で示すスイッチング電源装置におけるアンプおよび検出回路の具体的なさらに他の構成例を示す電気回路図である。 本発明の実施の第3の形態に係る電圧帰還型の自励式複合共振直列コンバータであるスイッチング電源装置のブロック図である。 図7で示すスイッチング電源装置の具体的構成を示すブロック図である。 図7および図8で示すスイッチング電源装置における起動回路の動作波形図である。 他励式複合共振直列コンバータの基本構成を示すブロック図である。 図10の動作波形図である。 従来の電圧帰還型の自励式複合共振直列コンバータの例を示すブロック図である。 図12の動作波形図である。
符号の説明
11 リミッター
12 アンプ
13 検出回路
21 起動回路
22 弛張発振回路
23 発振検出回路
24,26 論理ゲート回路
25 出力回路
C0 コンデンサ(電源平滑用)
C1 共振コンデンサ
C2 コンデンサ(デッドタイム用)
C3 平滑コンデンサ
C5,C11,C12;C21,C22 コンデンサ
C13 スピードアップコンデンサ
D1〜D5;D11〜D15;D21,D22 ダイオード
E 直流入力電源
IGN 起動回路
L インダクタ
L11 1次巻線
L12;L13 補助巻線
Load 直流負荷
OP オペアンプ
Q1,Q2 パワーMOSFET
Q3 サイダック
Q4,Q5;Q11〜Q13 トランジスタ
R1,R2 ゲート抵抗
R4 抵抗(起動用)
R3,R11,R12,R16,R17,R18;R21〜R24 抵抗
R22 放電抵抗
T1 出力トランス
Vcc 内部電源
ZD1,ZD2,ZD3 ツェナダイオード
R13 保護抵抗
R14 放電抵抗
R15 分圧抵抗
R17 フィードバック抵抗

Claims (6)

  1. 直流入力電源の両端子間に第1および第2のスイッチング素子から成る直列回路が接続され、前記第1および第2のスイッチング素子の接続点と前記直流入力電源の一方の端子との間に、インダクタ、共振コンデンサおよび出力トランスの1次巻線から成る直列共振回路が接続され、前記第1および第2のスイッチング素子のスイッチングにより得られた出力トランスの2次側誘起電流をダイオードおよび平滑コンデンサによって整流・平滑化して出力し、前記出力トランスの第1および第2の補助巻線に誘起された電圧を前記第1および第2のスイッチング素子の制御端子に与えることでスイッチングを継続するようにした電圧帰還型の自励式複合共振直列コンバータから成るスイッチング電源装置において、
    前記第1および第2のスイッチング素子の一方の制御端子に起動パルスを与える起動回路と、
    前記第1および第2のスイッチング素子の他方に対応した補助巻線の誘起電圧を拡大する増幅手段と、
    起動後に、前記増幅手段による機能を停止させる機能制限手段とを備えて構成されることを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 前記機能制限手段は、前記補助巻線の誘起電圧を制限するためのリミッターであることを特徴とする請求項1記載のスイッチング電源装置。
  3. 前記機能制限手段は、定常発振となったことを検出し、前記増幅手段を停止させる検出回路であることを特徴とする請求項1記載のスイッチング電源装置。
  4. 前記起動回路は、
    制御電源と、
    前記制御電源によって付勢される弛張発振回路と、
    前記第1および第2の補助巻線の一方の誘起電圧が、対応するスイッチング素子をスイッチングさせることができる所定のレベルに達しているか否かを判定する発振検出回路と、
    前記発振検出回路の判定結果に応答し、前記所定のレベルに達していない期間は前記弛張発振回路の発振信号を起動信号として前記対応するスイッチング素子に与え、前記所定のレベルに達すると前記弛張発振回路の発振信号が対応するスイッチング素子に与えられないようにブロックする論理回路とを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のスイッチング電源装置。
  5. 前記発振検出回路は、前記第1および第2の補助巻線の一方の誘起電圧が前記所定のレベルに達すると、前記弛張発振回路の動作を停止させることを特徴とする請求項4記載のスイッチング電源装置。
  6. 前記論理回路に入力されるパルスのパルス幅は、前記直列共振回路の共振周期の1/2以下であり、かつ前記パルス周期は前記共振コンデンサが起動に先立って充電される時定数以上であることを特徴とする請求項4または5記載のスイッチング電源装置。
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