JP5247309B2 - 撮像素子冷却装置 - Google Patents

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本発明は、撮像素子を具備する撮像装置に着脱可能な撮像素子冷却装置に関するものである。
CCDやCMOSなどの撮像素子を用いた撮像装置(特にデジタルスチルカメラ)においては、暗電流の影響で画像にノイズが発生することがある。
現在の撮像素子はかなりノイズ対策が進んでいるが、それでも信号利得を大きくした時(ゲインアップ時)にはこの暗電流ノイズが目立ってくる。このノイズは撮像素子が高温であるほど大きくなる。その為、撮像素子をペルチェ素子などの電子冷却素子を用いて冷却し、ノイズを抑える技術が提案されている。
例えば、特許文献1では、撮像素子の背面に電子冷却素子を配置することで、該撮像素子が発生する熱を吸収し、電子冷却素子背面には放熱部材が設けられている。また、特許文献2では、通常は撮像素子の冷却は行わず、必要な時に撮像装置の背面に冷却部材を充填して該撮像素子の冷却を行っている。
特開2006−033031号公報 特開2001−268420号公報
しかしながら、特許文献1においては、撮像素子の冷却効率は大きいものの、撮像装置が厚み方向(撮影光軸方向)に厚くなってしまう。この点に鑑み、撮像装置の薄型化を図ろうとすると、放熱部材、電子冷却素子が小型になり、冷却効率が下がってしまう。
特許文献2においても、撮像素子の冷却効率は高いが、撮像装置が厚み方向に厚くなってしまう。また、最近の撮像装置は背面に液晶モニターを設けるのが一般的である。したがって、上記のような構造では冷却部材の充填口と干渉する為、大きな液晶モニターを配置できないという問題もあった。
(発明の目的)
本発明の目的は、薄型で、且つ冷却効果の高い撮像素子冷却装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、撮像素子を具備する撮像装置に着脱可能な撮像素子冷却装置であって、前記撮像装置の底面部に前記撮像素子冷却装置を着脱する着脱部と、前記撮像装置に前記撮像素子冷却装置が装着された際、前記撮像装置の温度を検出する温度検出手段と、前記撮像素子を冷却させるための電子冷却手段と、前記温度検出手段の出力に基づいて前記電子冷却手段の駆動制御を行う冷却制御手段と、前記電子冷却手段に供給する電力を保有する電池収納部と、電子冷却手段に接続された放熱板フィンとを有し、前記放熱板フィン、前記電池収納部、および前記冷却制御手段は、前記電子冷却手段を挟んで前記撮像素子と反対側に配置され、且つ前記底面部と平行な方向に配置されていること撮像素子冷却装置とするものである。
同じく上記目的を達成するために、本発明は、撮像素子と、該撮像素子に生じる熱を底面部に伝導する熱伝導部材と、前記撮像素子に生じる熱が規定温度未満の場合は、前記底面部と前記熱伝導部材が当接しないように、前記熱伝導部材を位置変化させる部材とを有する撮像装置に着脱可能な撮像素子冷却装置であって、前記撮像装置の底面部に前記撮像素子冷却装置を着脱する着脱部と、 前記撮像装置に装着された際、前記撮像装置の前記熱伝導部材に当接して、前記熱伝導部材を介して前記撮像素子を冷却させるための冷却手段と、前記冷却手段の駆動を一定の電力で行う冷却駆動手段とを有する撮像素子冷却装置とするものである。
同じく上記目的を達成するために、本発明は、撮像素子と、該撮像素子の近傍に設けられる温度検出手段と、撮像装置に装着された撮像素子冷却装置の冷却能力を低減させる冷却能力低減手段と、前記撮像素子の温度が規定温度未満になると前記冷却能力低減手段の駆動制御を行い、前記撮像素子冷却装置の冷却能力の低減を制御する冷却能力制御手段とを有する撮像装置に着脱可能な撮像素子冷却装置であって、前記撮像装置の底面部に前記撮像素子冷却装置を着脱する着脱部と、前記撮像装置に装着された際、前記撮像素子を冷却させるための冷却手段と、前記冷却手段の駆動を一定の電力で行う冷却駆動手段とを有する撮像素子冷却装置とするものである。
本発明によれば、薄型で、且つ冷却効果の高い撮像素子冷却装置を提供できるものである。
本発明を実施するための最良の形態は、以下の実施例1ないし4に示す通りである。
図1は本発明の実施例1に係わる撮像装置を示す側面断面図である。図1において、11はカメラ本体、12はカメラ本体11にマウント14を介して着脱可能なレンズ鏡筒、13はレンズ鏡筒12に設けられた撮影光学系である。
撮影光学系13により取り込まれる被写体像は、被写体観察時にはクイックリターンミラー15により反射されてペンタプリズム16に入射し、その後接眼光学系17を介して被写体像として撮影者の観察に供される。ペンタプリズム16及び接眼光学系17でファインダ光学系を形成している。
クイックリターンミラー15はハーフミラーになっている。このクイックリターンミラー15を透過した被写体光束は、サブミラー18に反射され、フィールドレンズ19、AF(オートフォーカス)ミラー110、めがねレンズ111を透過してAFセンサ112の面に結像される。AFセンサ112はめがねレンズ111を介した2像の位相差によりデフォーカスを検出する。
上記のフィールドレンズ19、AFミラー110、めがねレンズ111およびAFセンサ112により、公知の合焦検出装置を構成する。
撮像素子114の撮像面(撮影光学系13に対向する面)の裏面側が取り付けられた撮像回路基板115の裏面には、グラファイトシートなどの熱伝導部材119が接触している。この熱伝導部材119は、撮像素子114の裏面と撮像回路基板115を介して接する第1面119aと、撮像素子114の側面と対向する第2面119bの少なくとも2つの平面で構成されている。熱伝導部材119の第2面119bは、カメラ本体11の底面121に設けられた放熱板21に接触している。ここで、熱伝導部材119や放熱板21が熱伝導手段を成す。尚、116はカメラ本体11の背面に設けられた液晶表示素子であり、118はメインCPU、117はメインCPUが実装されたメイン基板である。
放熱板21の一部はカメラ本体11の底面121より露出しており、熱伝導部材119からの熱の放熱を行う。カメラの底面121は操作部材や表示部材が設けられておらず、表面積の広いので放熱板21を大きくする事ができ、効率よい放熱が行える。
カメラ底面121には、撮像素子冷却装置123が装着されている。この撮像素子冷却装置123はカメラ本体11のねじ孔部11aに対してビス123dで着脱可能であり、必要時にカメラ本体11に取り付けられ、普段は外される事で、カメラ本体11の携帯性を高めている。
撮像素子冷却装置123は、ペルチェ素子などの電子冷却素子123a、放熱フィン123b、電源である電池123c、前述したビス123d、撮像装置内の温度を検出する温度検出部123eを具備する。さらには、電子冷却素子123aの駆動制御を行う冷却制御部123fを具備する。
ここで、本実施例1においては、温度検出部123eが撮像素子冷却装置123より外部に露出している。そして、カメラ本体11に撮像素子冷却装置123が装着された時に温度検出部123eの先端がカメラ本体11内に挿入され、前述した熱伝導部材119と当接する構成になっている。
撮像素子冷却装置123の外装部123gは、上記レイアウトになる様に温度検出部123eを保持する保持部となっている。その為、撮像素子冷却装置123は熱伝導部材119を介して撮像素子114の発熱温度を検出する事ができ、その結果に基づいて冷却制御部123fが電子冷却素子123aを後述のようにして駆動制御する。よって、撮像素子114を常に適温に保つことができる。
撮像素子114の発生ノイズが低温ほど少なくなる訳であるが、温度が低すぎると結露を生じるなどの問題を起こす可能性がある。その為、冷却温度の制御が必要である。
なお、カメラ本体11の内部に温度検出部123eを設け、その結果を撮像素子冷却装置123に伝えて電子冷却素子123aの駆動制御を行う方法も考えられる。しかし、その場合には、カメラ本体11の内部に温度検出部123eの出力信号を撮像素子冷却装置123に伝えるための信号伝達部が必要となる。前述したように撮像素子冷却装置123はカメラ本体11と着脱可能な関係にあり、互いの信号をやり取りするためには信頼性のある接触端子を複数用意する必要があるばかりでなく、信号のやり取りの為の制御など装置が複雑になってしまう。
そこで、本実施例1においては、撮像素子114の冷却制御を行いながらも、カメラ本体11との信号のやり取りを省く事で、小型、軽量な撮像素子冷却装置123を実現している。
図2は、電子冷却素子123a、温度検出部123e、電子冷却素子123aの駆動制御を行う冷却制御部123fの関係を示すブロック図である。温度検出部123eによるカメラ本体11内部の温度信号は比較部123iにより基準温度123hと比較され、その差信号が冷却制御部123fに入力される。冷却制御部123fは電子冷却素子123aを駆動する回路部を具備している。そして、上記差信号が大きいとき(撮像素子114の温度が規定値よりも高いとき)は、その差に応じて電子冷却素子123aの冷却能力(駆動電力)を高める公知のフィードバック回路を構成している。
撮像素子冷却装置123の主電源スイッチ(不図示)が操作されると、電池123cから電子冷却素子123a、温度検出部123e、冷却制御部123fに電力が供給される。そして、電子冷却素子123aが駆動制御可能な状態になり、図2で説明したように、温度検出部123eにより検出された温度信号と基準温度123hとの比較結果に応じて電子冷却素子123aの冷却能力を制御することになる。また、主電源スイッチがオンの時は、外装部123gに設けられた表示ランプ(不図示)が点灯して、主電源がオンになったことが表示される。
このように、簡単なアナログ回路で電子冷却素子123aの駆動制御を行っているので、撮像素子冷却装置123はコンパクト且つ安価に実現できる。
上記実施例1によれば、撮像素子冷却装置123を、撮像装置の温度を検出する温度検出部123eの出力に基づいてペルチェ素子などの電子冷却素子123aの駆動制御を行い、撮像装置に具備される撮像素子114の冷却制御を行うものとしている。そして、撮像素子114のノイズを抑えるようにしている。また、撮像素子冷却装置123は撮像装置の底面部に着脱可能な構造として、撮像装置の薄型化を達成している。
詳しくは、撮像素子冷却装置123は、撮像素子114を具備する撮像装置(カメラ本体11)の底面部(底面121)に撮像素子冷却装置123を着脱する着脱部(ビス123d)を有する。さらに、撮像装置に装着された際、撮像装置(放熱板21)に当接するように保持部(外装部123g)により保持され、撮像装置の温度を検出する温度検出手段である温度検出部123eを有する。さらには、撮像素子114を冷却させる冷却手段である放熱板21および電子冷却素子123aを有する。さらに、温度検出部123eの出力に基づいて電子冷却素子123aの駆動制御を行う、つまり撮像装置の温度が規定値以上とならないように駆動制御を行う冷却制御手段である冷却制御部123fを有する。
よって、薄型で、且つ冷却効果の高い撮像装置を実現可能にしている。また、このような構成とすることにより、背面に大きな液晶モニターを配置すること妨げることのない撮像装置とすることができる。
図3は本発明の実施例2に係る撮像装置の構成を示す側面断面図であり、図1と同じ機能を有する部材は同一符号を付し、その説明は省略する。
上記実施例1と違いは、温度検出部123eの先端がカメラ本体11の内部に挿入されておらず、カメラ底面121と接触している点である。カメラ本体11には特別な機構は設けられておらず、温度検出部123eは撮像素子114からの熱をカメラ本体11の外装を通して底面121で検出する。カメラの種類によっては外装(筐体)がマグネシウムなどの金属であり、熱伝導が高い構造になっている。
冷却制御部123fは、カメラ底面121、カメラ本体11の外装を介して温度検出部123eからの温度信号に基づいて電子冷却素子123aの駆動制御を行い、撮像素子114の冷却制御を行う。
このような構成にすると、カメラ本体11側に特別な機構を設ける必要がない為に、様々な撮像装置に装着できる撮像素子冷却装置123を実現できる。
上記実施例2によれば、上記実施例1と同様、撮像装置の温度を検出する温度検出部123eの出力に基づいて電子冷却素子123aの駆動制御を行い、撮像素子114の冷却制御を行う撮像素子冷却装置123としている。そして、撮像素子114のノイズを抑えるようにしている。また、撮像素子冷却装置123は撮像装置の例えば底面側に着脱可能な構造として、カメラの薄型化を達成している。
詳しくは、撮像素子冷却装置123は、撮像素子114を具備する撮像装置(カメラ本体11)の底面部(底面121)に撮像素子冷却装置123を着脱する着脱部(ビス123d)を有する。さらに、撮像装置に装着された際、撮像装置内に挿入されるように撮像装置の保持部(外装部123g)に保持され、撮像装置の温度を検出する温度検出手段である温度検出部123eを有する。さらには、撮像素子114を冷却する冷却手段である放熱板21および電子冷却素子123aと、温度検出部123eの出力に基づいて電子冷却素子123aを駆動制御する冷却制御手段である冷却制御部123fとを有する。
以上の様な構成により、薄型で、且つ冷却効果の高い撮像装置を実現可能にしている。また、このような構成とすることにより、背面に大きな液晶モニターを配置すること妨げることのない撮像装置とすることができる。
図4は本発明の実施例3に係わる撮像装置の側面断面図であり、図1及び図3と同様の構成部分は同一の符号を付し、その説明は省略する。
上記実施例1および2と同様、着脱可能な撮像素子冷却装置123とカメラ本体11との間で通信は行わないシステムにおいて、撮像素子冷却装置123側で撮像素子114の冷却の制御を行う構成のものである。なお、撮像素子冷却装置123の電子冷却素子123aは常に一定の電力で冷却制御部123fにより駆動されているものとする。
図4においては、撮像素子114の背面に設けられたグラファイトシートなどの熱伝導部材119は、引っ張りコイルばね22により付勢されて放熱板21に当接している。その為、撮像素子114が規定温度以上の場合は、電子冷却素子123aが冷却制御部123fにより駆動制御されているので、放熱板21、熱伝導部材119を介して撮像素子114が冷却されることになる。
ここで、形状記憶合金などで形成された感温バネ23は熱伝導部材119が所定の温度以下になると縮む特性を有しており、撮像素子114が規定温度未満まで冷えると熱伝導部材119を図4中、上方に引き上げて放熱板21との当接を解除する。その為、それ以上、撮像素子114が冷えることがない。
この様に冷却を行う部分と、その制御を行う部分が独立している。そして、着脱可能に設けられた撮像素子冷却装置123の電子冷却素子123aは常に一定の電力で冷却制御部123fにより駆動されているのみであり、温度変化に基づく駆動制御は行っていない。しかしながら、上記の様にカメラ本体11の内部で感温バネ23が熱伝導の制御を行っているので、撮像素子114の冷えすぎ、結露の問題を回避している。
上記実施例3における撮像素子冷却装置123は、上記の効果を得るために、以下の構成要素よりなる。撮像装置(カメラ本体11)の底面部(底面121)に撮像素子冷却装置123を着脱する着脱部(ビス123d)を有する。さらに、撮像装置に装着された際、撮像装置の熱伝導部材119に当接して、熱伝導部材119を介して撮像素子114を冷却させるための冷却手段である放熱板21および電子冷却素子123aを有する。さらに、電子冷却素子123aの駆動を一定の電力で行う冷却駆動手段である冷却制御部123fを有する。
また、撮像装置は、撮像素子114に生じる熱を底面部(底面121)に伝達する熱伝導部材119を有している。さらには、撮像素子114に生じる熱が規定温度未満の場合は、底面部と熱伝導部材119が当接しないように、熱伝導部材119を位置変化させる部材(感温バネ23)を有している。
図5は本発明の実施例4に係る撮像装置の側面断面図であり、図1、図3および図4と同様の構成部分は同一の符号を付し、その説明は省略する。
上記実施例3では、図4に示したように感温バネ23で冷却手段と熱伝導部材の当接制御(熱伝導の制御)を行っていた。これに対し、本実施例4では、図5に示すように撮像素子114の背面に温度センサ25を設け、ここで検出される温度情報に基づいてメインCPU118はカメラ本体11に設けられた電子冷却素子26を冷却制御する構成にしている。
なお、カメラ本体11に設けられた電子冷却素子26は、撮像素子冷却装置123の吸熱を妨げる方向に配置してある。即ち、電子冷却素子26を冷却制御すると、撮像素子冷却装置123による撮像素子114の冷却能力が低減するようにしている。
図4の場合と同様に着脱可能に設けられた撮像素子冷却装置123の電子冷却素子123aは常に一定の電力で駆動されているのみであり、温度変化に基づく冷却制御は行われていない。しかしながら、上記の様にカメラ本体11内部で電子冷却素子26が撮像素子114の冷却能力を低減するので、撮像素子114の冷えすぎ、結露の問題を回避している。
カメラ本体11に搭載される電子冷却素子26は小型であり、撮像素子114の発生熱をおさえ、冷却するほどの十分な能力は有していない。又、カメラ本体11内の電池も小型であり、電子冷却素子26を駆動して撮像素子114を冷却するほどの十分な容量を有していない。しかしながら、能力の高い撮像素子冷却装置123の冷却を微調制御する程度の能力は有しており、実施例3の様に当接するかしないかの熱制御より緻密に熱制御ができる。
上記実施例4における撮像素子冷却装置123は、上記の実施例3と同様の効果を得るために、以下の構成要素よりなる。撮像装置(カメラ本体11)の底面部(底面121)に撮像素子冷却装置123を着脱する着脱部(ビス123d)を有する。さらに、撮像装置に装着された際、撮像素子114を冷却させるための冷却手段である放熱板21および電子冷却素子123aを有する。さらに、電子冷却素子123aの駆動を一定の電力で行う冷却駆動手段である冷却制御部123fとを有する。
また、撮像装置は、撮像素子114の近傍に設けられる温度検出手段(温度センサ25)と、撮像素子冷却装置123の冷却能力を低減させる冷却能力低減手段(電子冷却素子26)とを有する。さらに、前記温度検出手段により前記撮像素子114の温度が規定温度未満になったことが検出されると、前記電子冷却素子26の駆動制御を行い、撮像素子冷却装置123の冷却能力の低減を制御する冷却能力制御手段であるメインCPU118を有する。
以上の実施例1ないし4の様な構成により、薄型で、且つ冷却効果の高い撮像装置を実現することが出来、民生品においてノイズの少ない撮像画像を得ることができる。
以上、デジタルカメラを例にして説明を続けてきたが、本発明の装置は薄型で効率良く撮像素子の冷却が可能であるので、デジタルカメラに限らず、デジタルビデオカメラや、監視カメラ、Webカメラ、携帯電話などにも展開できる。
本発明の実施例1に係る撮像装置の構成を示す側面断面図である。 本発明の実施例1に係る冷却制御系の回路構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2に係る撮像装置の構成を示す側面断面図である。 本発明の実施例3に係る撮像装置の構成を示す側面断面図である。 本発明の実施例4に係る撮像装置の構成を示す側面断面図である。
符号の説明
11 カメラ本体
12 レンズ鏡筒
114 撮像素子
118 メインCPU
119 熱伝導部材
121 底面
123 撮像素子冷却装置
123a 電子冷却素子
123d ビス
123e 温度検出部
123f 冷却制御部
123g 外装部
25 温度検出部
26 電子冷却素子

Claims (4)

  1. 撮像素子を具備する撮像装置に着脱可能な撮像素子冷却装置であって、
    前記撮像装置の底面部に前記撮像素子冷却装置を着脱する着脱部と、
    前記撮像装置に前記撮像素子冷却装置が装着された際、前記撮像装置の温度を検出する温度検出手段と、
    前記撮像素子を冷却させるための電子冷却手段と、
    前記温度検出手段の出力に基づいて前記電子冷却手段の駆動制御を行う冷却制御手段と、
    前記電子冷却手段に供給する電力を保有する電池収納部と、
    電子冷却手段に接続された放熱板フィンとを有し、
    前記放熱板フィン、前記電池収納部、および前記冷却制御手段は、前記電子冷却手段を挟んで前記撮像素子と反対側に配置され、且つ前記底面部と平行な方向に配置されていることを特徴とする撮像素子冷却装置。
  2. 前記温度検出手段は、前記撮像素子冷却装置が前記撮像装置に装着された際、前記撮像装置に当接するように、保持部により保持されることを特徴とする請求項1に記載の撮像素子冷却装置。
  3. 前記温度検出手段は、前記撮像素子冷却装置が前記撮像装置に装着された際、前記撮像装置内に挿入されるように、保持部により保持されることを特徴とする請求項1に記載の撮像素子冷却装置。
  4. 前記冷却制御手段は、前記撮像装置の温度が規定値以上にならないように、前記温度検出手段からの出力に基づいて前記電子冷却手段の駆動制御を行うことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の撮像素子冷却装置。
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