JP5245554B2 - 動力伝達装置 - Google Patents

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Description

本発明は、動力伝達装置に関し、特に、車両の駆動源である回転電機のロータが連結された回転電機軸と、回転電機軸と平行に配置され、回転電機と異なる駆動源である所定の駆動源との間で動力を伝達する入力軸と、入力軸に設けられ、入力軸の動力あるいは回転電機軸の動力のうち少なくともいずれか一方を車両の駆動軸に伝達する動力伝達機構と、動力伝達機構と噛み合う状態で回転電機軸に連結され、回転電機軸と動力伝達機構との間で動力を伝達する回転電機軸回転部材とを備える動力伝達装置に関する。
複数の駆動源を備えた車両が知られている。このような車両の動力伝達装置として、車両の駆動源である回転電機のロータが連結された回転電機軸と、回転電機軸と平行に配置され、回転電機と異なる駆動源である所定の駆動源との間で動力を伝達する入力軸と、入力軸に設けられ、入力軸の動力あるいは回転電機軸の動力のうち少なくともいずれか一方を車両の駆動軸に伝達する動力伝達機構と、動力伝達機構と噛み合う状態で回転電機軸に連結され、回転電機軸と動力伝達機構との間で動力を伝達する回転電機軸回転部材とを備える動力伝達装置が知られている。
例えば、特許文献1には、モータジェネレータのロータが連結されたシャフト(回転電機軸)と、エンジンとの間で動力を伝達するインプットシャフト(入力軸)とが、非同心状に配置され、インプットシャフトに設けられた動力合成機構(動力伝達機構)とシャフトとの間の動力の伝達が、シャフトにおける動力合成機構側の端部に形成されたギヤ(回転電機軸回転部材)により行われる動力伝達装置が開示されている。
特開2002−274201号公報
動力伝達装置を小型化するためには、各軸、例えば、回転電機軸の全長を短くすることが望ましい。回転電機軸の全長を短くすること等のために、回転電機軸回転部材の軸方向の両側のうち、ロータ側のみが軸受で支持される場合がある。しかしながら、この場合、動力の伝達を行う負荷時において、回転電機軸回転部材のミスアライメントが生じてしまう虞がある。負荷時における回転電機軸回転部材のミスアライメントを抑制することについて、従来十分な検討がなされていない。
本発明の目的は、車両の駆動源である回転電機のロータが連結された回転電機軸と、回転電機軸と平行に配置され、回転電機と異なる駆動源である所定の駆動源との間で動力を伝達する入力軸と、入力軸に設けられ、入力軸の動力あるいは回転電機軸の動力のうち少なくともいずれか一方を車両の駆動軸に伝達する動力伝達機構と、動力伝達機構と噛み合う状態で回転電機軸に連結され、回転電機軸と動力伝達機構との間で動力を伝達する回転電機軸回転部材とを備え、回転電機軸を回転可能に支持する軸受が、いずれも回転電機軸の軸方向における回転電機軸回転部材よりもロータ側に配置された動力伝達装置において、負荷時における回転電機軸回転部材のミスアライメントを抑制できる動力伝達装置を提供することである。
本発明の他の目的は、車両の駆動源である回転電機のロータが連結された回転電機軸と、回転電機軸と平行に配置され、回転電機と異なる駆動源である所定の駆動源との間で動力を伝達する入力軸と、入力軸に設けられ、入力軸の動力あるいは回転電機軸の動力のうち少なくともいずれか一方を車両の駆動軸に伝達する動力伝達機構と、動力伝達機構と噛み合う状態で回転電機軸に連結され、回転電機軸と動力伝達機構との間で動力を伝達する回転電機軸回転部材とを備え、回転電機軸を回転可能に支持する軸受が、いずれも回転電機軸の軸方向における回転電機軸回転部材よりもロータ側に配置された動力伝達装置において、回転電機軸の全長の増加を抑制しつつ、負荷時における回転電機軸回転部材のミスアライメントを抑制できる動力伝達装置を提供することである。
本発明の動力伝達装置は、車両の駆動源である回転電機のロータが連結された回転電機軸と、前記回転電機軸と平行に配置され、前記回転電機と異なる前記駆動源である所定の駆動源との間で動力を伝達する入力軸と、前記入力軸に設けられ、前記入力軸の前記動力あるいは前記回転電機軸の前記動力のうち少なくともいずれか一方を前記車両の駆動軸に伝達する動力伝達機構と、前記動力伝達機構と噛み合う状態で前記回転電機軸に連結され、前記回転電機軸と前記動力伝達機構との間で前記動力を伝達する回転電機軸回転部材と、前記回転電機軸を収容するケースとを備え、前記回転電機軸を回転可能に支持する軸受が、いずれも前記回転電機軸の軸方向における前記回転電機軸回転部材よりも前記ロータ側に配置された動力伝達装置であって、前記軸方向における前記回転電機軸回転部材と前記ロータとの間の部分に配置された前記軸受である所定の軸受と、前記所定の軸受と前記ケースとを接続し、前記所定の軸受を支持する支持壁とを備え、前記支持壁は、前記軸方向に沿って形成され、前記所定の軸受に取り付けられる取付部と、前記回転電機軸の径方向に沿って形成され、前記取付部と前記ケースとを接続する壁部とを有し、前記壁部における前記取付部と接続される接続部が、前記支持壁により支持される前記所定の軸受よりも前記軸方向の前記回転電機軸回転部材側に位置し、前記回転電機軸回転部材は、はすば歯車であり、前記はすば歯車の捩れ角は、前記はすば歯車が前記動力伝達機構を駆動する場合に前記はすば歯車に作用する前記軸方向の荷重が、前記所定の軸受に向かう方向となるように設定されており、動力を伝達する負荷時において前記回転電機軸回転部材に作用する径方向の荷重により前記壁部に作用するモーメントに対して、前記負荷時において前記所定の軸受から前記支持壁に作用する径方向の荷重により前記壁部に作用するモーメント、および前記回転電機の力行時に前記回転電機軸回転部材に作用する軸方向の荷重により前記壁部に作用するモーメントは、それぞれ反対方向のモーメントであることを特徴とする。
本発明の動力伝達装置において、前記軸方向における前記回転電機のロータと前記所定の軸受との間には、レゾルバが設けられており、前記壁部は、前記所定の軸受に対して前記レゾルバ側と反対側に位置していることを特徴とする。
本発明によれば、車両の駆動源である回転電機のロータが連結された回転電機軸と、回転電機軸と平行に配置され、回転電機と異なる駆動源である所定の駆動源との間で動力を伝達する入力軸と、入力軸に設けられ、入力軸の動力あるいは回転電機軸の動力のうち少なくともいずれか一方を車両の駆動軸に伝達する動力伝達機構と、動力伝達機構と噛み合う状態で回転電機軸に連結され、回転電機軸と動力伝達機構との間で動力を伝達する回転電機軸回転部材と、回転電機軸を収容するケースとを備え、回転電機軸を回転可能に支持する軸受が、いずれも回転電機軸の軸方向における回転電機軸回転部材よりもロータ側に配置された動力伝達装置において、軸方向における回転電機軸回転部材とロータとの間の部分に配置された軸受である所定の軸受と、所定の軸受とケースとを接続し、所定の軸受を支持する支持壁とを備えている。
支持壁は、回転電機軸の軸方向に沿って形成され、所定の軸受に取り付けられる取付部と、回転電機軸の径方向に沿って形成され、取付部とケースとを接続する壁部とを有し、壁部における取付部と接続される接続部が、支持壁により支持される所定の軸受よりも軸方向の回転電機軸回転部材側に位置している。回転電機軸回転部材は、はすば歯車であり、はすば歯車の捩れ角は、はすば歯車が動力伝達機構を駆動する場合にはすば歯車に作用する軸方向の荷重が、所定の軸受に向かう方向となるように設定されている。動力を伝達する負荷時において回転電機軸回転部材に作用する径方向の荷重により壁部に作用するモーメントに対して、負荷時において所定の軸受から支持壁に作用する径方向の荷重により壁部に作用するモーメント、および回転電機の力行時に回転電機軸回転部材に作用する軸方向の荷重により壁部に作用するモーメントは、それぞれ反対方向のモーメントである。よって、壁部の変形を抑制し、負荷時における回転電機軸回転部材のミスアライメントを抑制することができる。
以下、本発明の動力伝達装置の一実施形態につき図面を参照しつつ詳細に説明する。
(実施形態)
図1から図4を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、車両の駆動源である回転電機のロータが連結された回転電機軸と、回転電機軸と平行に配置され、回転電機と異なる駆動源である所定の駆動源との間で動力を伝達する入力軸と、入力軸に設けられ、入力軸の動力あるいは回転電機軸の動力のうち少なくともいずれか一方を車両の駆動軸に伝達する動力伝達機構と、動力伝達機構と噛み合う状態で回転電機軸に連結され、回転電機軸と動力伝達機構との間で動力を伝達する回転電機軸回転部材とを備える動力伝達装置に関する。
図1は、この発明の一実施形態が適用されたFF(フロントエンジンフロントドライブ;エンジン前置き前輪駆動)形式のハイブリッド車の動力伝達装置100を示すスケルトン図である。図1において、1はエンジン(所定の駆動源)であり、このエンジン1としては内燃機関、具体的にはガソリンエンジンまたはディーゼルエンジンまたはLPGエンジンまたはメタノールエンジンまたは水素エンジンなどを用いることができる。
この実施形態においては、便宜上、エンジン1としてガソリンエンジンを用いた場合について説明する。エンジン1は、燃料の燃焼によりクランクシャフト2から動力を出力する装置であって、吸気装置、排気装置、燃料噴射装置、点火装置、冷却装置などを備えた公知のものである。クランクシャフト2は車両の幅方向に、かつ、水平に配置され、クランクシャフト2の後端部にはフライホイール3が形成されている。
エンジン1の外壁には、中空のトランスアクスルケース(ケース)4が取り付けられている。トランスアクスルケース4は、エンジン側ハウジング70と、エクステンションハウジング71と、エンドカバー72とを有している。これらエンジン側ハウジング70およびエクステンションハウジング71およびエンドカバー72は、アルミニウムなどの金属材料を成形加工したものである。また、エンジン側ハウジング70の一方の開口端73とエンジン1とが接触した状態で、エンジン1とエンジン側ハウジング70とが相互に固定されている。
また、エンジン側ハウジング70とエンドカバー72との間に、エクステンションハウジング71が配置されている。さらに、エンジン側ハウジング70の他方の開口端74と、エクステンションハウジング71の一方の開口端75とが接触した状態で、エンジン側ハウジング70とエクステンションハウジング71とが相互に固定されている。さらにまた、エクステンションハウジング71の他方の開口端76を塞ぐようにエンドカバー72が取り付けられて、エンドカバー72とエクステンションハウジング71とが相互に固定されている。
トランスアクスルケース4の内部G1には、インプットシャフト(入力軸)5、第1のモータジェネレータ6、動力合成機構(動力伝達機構)7、変速機構8、第2のモータジェネレータ(回転電機)9が設けられている。インプットシャフト5はクランクシャフト2と同心状に配置されている。インプットシャフト5におけるクランクシャフト2側の端部には、クラッチハブ10がスプライン嵌合されている。
トランスアクスルケース4内には、フライホイール3とインプットシャフト5との動力伝達状態を制御するクラッチ11が設けられている。また、フライホイール3とインプットシャフト5との間におけるトルク変動を抑制・吸収するダンパ機構12が設けられている。第1のモータジェネレータ6は、インプットシャフト5の外側に配置され、第2のモータジェネレータ9は、第1のモータジェネレータ6よりもエンジン1から遠い位置に配置されている。
すなわち、エンジン1と第2のモータジェネレータ9との間に第1のモータジェネレータ6が配置されている。第1のモータジェネレータ6および第2のモータジェネレータ9は、電力の供給により駆動する電動機としての機能(力行機能)と、機械エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機としての機能(回生機能)とを兼ね備えている。第1のモータジェネレータ6および第2のモータジェネレータ9としては、例えば、交流同期型のモータジェネレータを用いることができる。第1のモータジェネレータ6および第2のモータジェネレータ9に電力を供給する電力供給装置としては、バッテリ、キャパシタなどの蓄電装置、あるいは公知の燃料電池などを用いることができる。
第1のモータジェネレータ6の配置位置および第1のモータジェネレータ6の構成を具体的に説明する。エンジン側ハウジング70の内面には、エンジン1側に向けて延ばされ、ついで、インプットシャフト5側に向けて延ばされた隔壁77が形成されている。さらに、隔壁77に対してケースカバー78が固定されている。このケースカバー78は、エンジン1から離れる方向に延ばされ、ついで、インプットシャフト5側に向けて延ばされた形状を有している。そして、隔壁77とケースカバー78とにより取り囲まれた空間G2に、第1のモータジェネレータ6が配置されている。第1のモータジェネレータ6は、トランスアクスルケース4側に固定されたステータ13と、回転自在なロータ14とを有している。ステータ13は、隔壁77に固定された鉄心15と、鉄心15に巻かれたコイル16とを有している。
ステータ13およびロータ14は、所定肉厚の電磁鋼板を、その厚さ方向に複数枚を積層して構成したものである。なお、複数の電磁鋼板は、インプットシャフト5の軸線方向に積層されている。そして、インプットシャフト5の軸線方向における第1のモータジェネレータ6のコイル16の両端間が、インプットシャフト5の軸線方向における第1のモータジェネレータ6の配置領域L1である。一方、インプットシャフト5の外周には、中空シャフト17が取り付けられている。そして、インプットシャフト5と中空シャフト17とが相対回転可能に構成されている。ロータ14は、中空シャフト17の外周側に連結されている。
また、動力合成機構(言い換えれば動力分配機構)7は、第1のモータジェネレータ6と第2のモータジェネレータ9との間に設けられている。動力合成機構7は、いわゆるシングルピニオン形式の遊星歯車機構7Aを有している。すなわち、遊星歯車機構7Aは、サンギヤ18と、サンギヤ18と同心状に配置されたリングギヤ19と、サンギヤ18およびリングギヤ19に係合するピニオンギヤ20を保持したキャリヤ21とを有している。そして、サンギヤ18と中空シャフト17とが連結され、キャリヤ21とインプットシャフト5とが連結されている。なお、リングギヤ19は、インプットシャフト5と同心状に配置された環状部材(言い換えれば円筒部材)22の内周側に形成されており、この環状部材22の外周側にはカウンタドライブギヤ23が形成されている。
第2のモータジェネレータ9は、カウンタドライブギヤ23よりもエンジン1から遠い位置に設けられている。第2のモータジェネレータ9のロータ26がMGシャフト(回転電機軸)45の外周に連結されており、MGシャフト45は車両の幅方向にほぼ水平に配置されている。このMGシャフト45とインプットシャフト5および中空シャフト17とが非同心状に配置されている。
すなわち、インプットシャフト5は、MGシャフト45と平行に配置されている。言い換えると、インプットシャフト5は、MGシャフト45からMGシャフト45の径方向に離間した位置にMGシャフト45の軸方向に沿って配置されている。インプットシャフト5における軸方向の一方側(エンドカバー72側)の端部を含む軸方向の一部の領域5tと、MGシャフト45における軸方向の他方側(エンジン1側)の端部を含む軸方向の一部の領域45tとが径方向に互いに対向している。言い換えると、軸方向において、MGシャフト45は、動力合成機構7との動力の伝達を行う後述するギヤ46からエンドカバー72方向に向けて延設されており、一方、インプットシャフト5は、動力合成機構7からエンジン1へ向けて延設されている。
第2のモータジェネレータ9の配置位置および第2のモータジェネレータ9の構成を具体的に説明する。エクステンションハウジング71の内面には、MGシャフト45側に向けて延ばされた隔壁79が形成されている。そして、エクステンションハウジング71と隔壁79とエンドカバー72とにより取り囲まれた空間G3に、第2のモータジェネレータ9が配置されている。
第2のモータジェネレータ9は、トランスアクスルケース4に固定されたステータ25と、回転自在なロータ26とを有している。ステータ25は、鉄心27と、鉄心27に巻かれたコイル28とを有している。ステータ25およびロータ26は、所定肉厚の電磁鋼板を、その厚さ方向に複数枚を積層して構成したものである。なお、複数の電磁鋼板は、MGシャフト45の軸線方向に積層されている。そして、MGシャフト45の軸線方向における第2のモータジェネレータ9のコイル28の両端間が、MGシャフト45の軸線方向における第2のモータジェネレータ9の配置領域L2に相当する。
上記のように、第1のモータジェネレータ6と第2のモータジェネレータ9とは、MGシャフト45およびインプットシャフト5ならびに中空シャフト17の軸線方向において異なる位置に配置されている。より具体的には、軸線方向において、第1のモータジェネレータ6の配置領域L1と、第2のモータジェネレータ9の配置領域L2とが、重ならないように、各モータジェネレータの配置位置が設定されている。また、第1のモータジェネレータ6の回転中心(中心軸線)と、第2のモータジェネレータ9の回転中心(中心軸線)とが各シャフトの半径方向に位置ずれしている。
MGシャフト45における動力合成機構7側の端部にはギヤ(回転電機軸回転部材)46が形成(連結)されている。ギヤ46は、はすば歯車であり、カウンタドライブギヤ23と噛み合って(係合して)いる。カウンタドライブギヤ23とギヤ46とは、ギヤ46からカウンタドライブギヤ23に動力が伝達される場合の変速比が“1”より大きくなるように構成されている。これらのギヤ46およびカウンタドライブギヤ23により、変速機構8が構成されている。第2のモータジェネレータ9の動力がMGシャフト45を介してギヤ46に伝達されると、ギヤ46の回転速度が減速されて環状部材22に伝達される。すなわち、第2のモータジェネレータ9のトルクが増幅されて動力合成機構7に伝達される。
一方、前記トランスアクスルケース4の内部には、インプットシャフト5と平行なカウンタシャフト34が設けられている。カウンタシャフト34には、カウンタドリブンギヤ35およびファイナルドライブピニオンギヤ36が形成されている。そして、カウンタドライブギヤ23とカウンタドリブンギヤ35とが係合されている。さらに、トランスアクスルケース4の内部にはデファレンシャル37が設けられており、デファレンシャル37は、デフケース38の外周側に形成されたファイナルリングギヤ39と、デフケース38に対してピニオンシャフト40を介して取り付けられた連結された複数のピニオンギヤ41と、複数のピニオンギヤ41に係合されたサイドギヤ42と、サイドギヤ42に連結された2本のフロントドライブシャフト(駆動軸)43とを有している。各フロントドライブシャフト43には前輪44が連結されている。このように、トランスアクスルケース4の内部に、変速機構8およびデファレンシャル37を一括して組み込んだ、いわゆるトランスアクスルを構成している。
ここで、図2を参照して、トランスアクスルケース4内の各軸の配置について説明する。図2は、動力伝達装置100の軸配置を示す図である。
各軸5,34,43,45の配置は、次のとおりである。インプットシャフト5を基準として、MGシャフト45はその斜め上方に、カウンタシャフト34は斜め下方に配置されている。フロントドライブシャフト43の中心軸線C5と比較して、カウンタシャフト34の中心軸線C6は、わずかに下方に位置している。カウンタシャフト34の中心軸線C6は、インプットシャフト5の中心軸線C3とフロントドライブシャフト43の中心軸線C5とを結ぶ仮想線L4よりも下方に位置している。MGシャフト45をトランスアクスルケース4内の上部、カウンタシャフト34を下部に配置し、さらに、カウンタドライブギヤ23が、ギヤ46に駆動されるドリブンギヤを兼ねることで、全体として各軸5,34,43,45をコンパクトに配置することができる。これにより、HVの大きな課題であるコスト低減や、車両搭載性の向上、質量低減による燃費向上等の大きなメリットが得られる。
各軸5,45,43,34の回転方向は、図2に矢印A3からA6でそれぞれ示した方向である。つまり、フロントドライブシャフト43は、中心軸線C5の下方において図2の右方向に回転し、カウンタシャフト34は、中心軸線C6の下方において図2の左方向に回転する。言い換えると、フロントドライブシャフト43の回転方向とカウンタシャフト34の回転方向とが、それぞれの中心軸線よりも下方の領域で互いに離間する方向である。なお、図示の回転方向は、車両の前進時のものである。また、本実施形態の説明における上下方向とは、特にことわりのない限り、車両に搭載された状態における上下方向(鉛直方向)を意味している。
本実施形態の動力伝達装置100では、トランスアクスルケース4内の下部に溜まった潤滑油は、ファイナルリングギヤ39で掻き揚げられて(矢印Y2参照)トランスアクスルケース4内の上部に設けられたオイルキャッチタンク32に送られる。オイルキャッチタンク32からは、トランスアクスルケース4内の潤滑箇所(被潤滑部)や冷却箇所に向けて適宜の流量で潤滑油が滴下される。
上記のように構成されたハイブリッド車においては、車速およびアクセル開度などの条件に基づいて、前輪44に伝達するべき要求トルクが算出され、その算出結果に基づいて、エンジン1、クラッチ11、第1のモータジェネレータ6、第2のモータジェネレータ9が制御される。エンジン1から出力されるトルクを前輪に伝達する場合は、クラッチ11が係合される。すると、クランクシャフト2の動力(言い換えればトルク)がインプットシャフト5を介してキャリヤ21に伝達される。
キャリヤ21に伝達されたトルクは、リングギヤ19、環状部材22、カウンタドライブギヤ23、カウンタドリブンギヤ35、カウンタシャフト34、ファイナルドライブピニオンギヤ36、デファレンシャル37を介して前輪44に伝達され、駆動力が発生する。また、エンジン1のトルクをキャリヤ21に伝達する際に、第1のモータジェネレータ6を発電機として機能させ、発生した電力を蓄電装置(図示せず)に充電することもできる。
さらに、第2のモータジェネレータ9を電動機として駆動させ、その動力を動力合成機構7に伝達することができる。第2のモータジェネレータ9の動力がMGシャフト45を介してギヤ46に伝達されると、ギヤ46の回転速度が減速されて環状部材22に伝達される。すなわち、第2のモータジェネレータ9のトルクが増幅されて動力合成機構7に伝達される。このようにして、エンジン1の動力および第2のモータジェネレータ9の動力が動力合成機構7に入力されて合成され、合成された動力が前輪44に伝達される。つまり、動力合成機構7は、エンジン1の動力、あるいは、第2のモータジェネレータ9の動力のうち少なくともいずれか一方を前輪44に伝達する。
上記のように、本実施形態の動力伝達装置100では、インプットシャフト5とMGシャフト45とが別軸であり、かつ、インプットシャフト5に設けられた動力合成機構7とMGシャフト45との間の動力の伝達が、ギヤ46により行われる。動力伝達時の荷重によるMGシャフト45の変形に起因するミスアライメントを低減するために、例えば、ギヤ46の軸方向の両側においてMGシャフト45を軸受で支持することが考えられる。しかしながら、ギヤ46よりもエンジン1側に軸受を配置しようとした場合、図1に符号Rで示すように、エクステンションハウジング71、第1のモータジェネレータ6、および動力合成機構7により囲まれた狭い空間に軸受を配置しなければならない。このため、動力合成機構7や第1のモータジェネレータ6と軸受との干渉の制約を受ける。また、ギヤ46よりもエンジン1側に軸受を配置すると、MGシャフト45の全長が増加してしまい、動力伝達装置100の大型化につながる虞がある。
これに対して、本実施形態の動力伝達装置100では、以下に説明するように、ギヤ46よりもエンジン1側に軸受を設けることなく、ギヤ46のミスアライメントの発生を抑制することができる。
図3は、本実施形態のMGシャフト45における軸受による支持方法について説明するための図である。
図3に示すように、MGシャフト45には、大径部45a、および小径部45bが一体に形成されている。大径部45aは、小径部45bよりも大径に形成されている。大径部45aは、MGシャフト45の軸方向において小径部45bよりもエンジン1から遠い位置に形成されている。
大径部45aには、第2のモータジェネレータ9のロータ26が設けられている。ロータ26は、大径部45aの外周部に連結されており、MGシャフト45と一体となって回転する。ロータ26の軸方向の両端部には、エンドプレート29,30が設けられている。エンドプレート29,30は、円盤状の部材であり、積層された電磁鋼板を軸方向の両側から押圧している。
小径部45bの外周部には、ギヤ46が連結されている。ギヤ46は、小径部45bにおけるエンジン1側の端部(ロータ26側とは反対側の端部)に小径部45bと一体に形成されている。具体的には、ギヤ46は、歯切加工により小径部45bと一体に形成されている。
MGシャフト45は、2つの軸受51,52により回転可能に支持されている。MGシャフト45を支持する軸受51,52は、いずれも軸方向におけるギヤ46よりもロータ26側に配置されている。すなわち、ギヤ46は、軸方向の両側のうち一方の側(エンジン1側とは反対側)のMGシャフト45のみが軸受で支持された片持ち支持の状態とされている。第一の軸受51は、エンドカバー72に設けられている。第一の軸受51は、MGシャフト45の軸方向におけるロータ26よりもエンジン1から遠い側(ギヤ46側と反対側)を支持している。第二の軸受(所定の軸受)52は、MGシャフト45の軸方向におけるロータ26とギヤ46との間の部分を支持している。具体的には、第二の軸受52は、大径部45aにおけるギヤ46側の端部45cを支持している。軸方向におけるロータ26と第二の軸受52との間には、レゾルバ56が設けられている。レゾルバ56は、ロータ26の回転数を検出するものである。
エクステンションハウジング71内には、第二の軸受52とエクステンションハウジング71とを接続し、第二の軸受52を支持する支持壁55が設けられている。支持壁55は、軸方向に沿って形成され、第二の軸受52に取り付けられる取付部55aと、MGシャフト45の径方向に沿って形成され、取付部55aとエクステンションハウジング71とを接続する壁部55bとを有する。本実施形態では、壁部55bは、MGシャフト45の軸方向と直交している。
取付部55aは、壁部55bにおける径方向の内方(MGシャフト45側)の端部である接続部55cに接続されている。支持壁55において、接続部55cよりも径方向の内方には、径方向に沿ってフランジ部55dが形成されている。すなわち、フランジ部55dの径方向の延長線上に壁部55bがある。フランジ部55dは、第二の軸受52の軸方向におけるギヤ46側の端部52eに当接している。フランジ部55dにより、第二の軸受52の軸方向の位置決めがなされている。
壁部55bにおいて、取付部55aと接続される接続部55cは、第二の軸受52よりも軸方向のギヤ46側に位置している。これにより、以下に説明するように、壁部55bに生じるモーメントを低減し、ギヤ46のミスアライメントを抑制することができる。
まず、図5を参照して、従来の動力伝達装置のMGシャフト45におけるミスアライメントの発生について説明する。図5は、従来の動力伝達装置のMGシャフト45における軸受による支持方法の一例を示す図である。
符号155は、従来の動力伝達装置において、第二の軸受52とエクステンションハウジング71とを接続し、第二の軸受52を支持する支持壁を示す。図5に示すように、従来の支持壁155では、取付部155aと壁部155bとを接続する接続部155cは、第二の軸受52の軸方向の中心CL1よりもギヤ46側と反対側に設けられていた。これは、壁部155bにレゾルバ56を取り付けるためである。レゾルバ56の設置位置に合わせて、第二の軸受52の軸方向の中心CL1よりもレゾルバ56寄りに接続部155cが形成されていた。
しかしながら、この場合、壁部155bに作用するモーメントが大きなものとなっていた。符号M1は、動力を伝達する負荷時においてギヤ46に作用する径方向の荷重(ラジアル荷重)F1により壁部155bに作用するモーメント(以下、「ギヤラジアル荷重によるモーメント」と記載する)を示す。なお、壁部155bに作用するモーメントとは、壁部155bの軸方向の中心CL2を基準に考えた場合のモーメント(曲げモーメント)のことである。符号M2は、負荷時において第二の軸受52から支持壁155に作用するラジアル荷重F2により壁部155bに作用するモーメント(以下、「軸受ラジアル荷重によるモーメント」と記載する)を示す。また、符号M3は、負荷時においてギヤ46に作用する軸方向の荷重(スラスト荷重)F3により壁部155bに作用するモーメント(以下、「ギヤスラスト荷重によるモーメント」と記載する)を示す。
接続部155cが、第二の軸受52の軸方向の中心CL1よりもギヤ46側と反対側に設けられている場合、図5に示すように、ギヤラジアル荷重によるモーメントM1と、軸受ラジアル荷重によるモーメントM2とが、同方向のモーメントとなる。このため、壁部155bに大きなモーメントが作用していた。図6は、従来の動力伝達装置の負荷時におけるMGシャフト45の変形の様子を示す図である。従来の軸受による支持方法では、図6に示すように、壁部155bにおける曲げ等の変形に起因するギヤ46のミスアライメントが大きなものとなっていた。また、ギヤスラスト荷重によるモーメントM3(図5参照)が、モーメントM1,M2と同方向である場合、ギヤ46のミスアライメントが更に増加していた。
これに対して、本実施形態では、以下に図4を参照して説明するように、ギヤラジアル荷重によるモーメントM1と軸受ラジアル荷重によるモーメントM2とが互いに逆方向となり、モーメントがキャンセル(相殺)される。
図4は、本実施形態において壁部55bに作用するモーメントについて説明するための図である。
図4に示すように、本実施形態では、第二の軸受52を支持する支持壁55において、壁部55bにおける取付部55aと接続される接続部55cが、第二の軸受52よりもギヤ46側に位置している。具体的には、接続部55cにおける軸方向のギヤ46側と反対側の壁面55eが、第二の軸受52の軸方向におけるギヤ46側の端部52eよりもギヤ46側に位置している。言い換えると、接続部55cは、第二の軸受52の軸方向の設置領域よりもギヤ46側に位置している。さらに言い換えると、支持壁55は、エクステンションハウジング71からMGシャフト45へ向けて径方向に沿って形成され、第二の軸受52の軸方向におけるギヤ46側の端部52eに当接する径方向構成部材(壁部55b、フランジ部55d)と、径方向構成部材から軸方向においてギヤ46側と反対側に突出し、第二の軸受52に接続されて第二の軸受52を支持する軸方向構成部材(取付部55a)とを有している。
接続部55c(径方向構成部材)が、第二の軸受52よりもギヤ46側に位置していることにより、軸受ラジアル荷重によるモーメントM2は、ギヤラジアル荷重によるモーメントM1と反対方向となる。このため、ギヤラジアル荷重によるモーメントM1と軸受ラジアル荷重によるモーメントM2とが相殺され、壁部55bに作用するモーメントが低減される。その結果、壁部55bの曲げ等の変形に起因するギヤ46のミスアライメントを低減することができる。これにより、ギヤノイズの抑制やギヤ46の歯元強度の向上が可能となる。第二の軸受52の軸方向の位置決めと、第二の軸受52の支持とを径方向構成部材と軸方向構成部材という簡素な構成で実現しつつ、ギヤ46のミスアライメントを低減できる。また、ギヤ46の軸方向の両側を軸受で支持することなく、負荷時におけるギヤ46のミスアライメントを低減することができる。すなわち、MGシャフト45の全長を増加させることなく、負荷時におけるギヤ46のミスアライメントを低減することが可能である。
なお、接続部55cが、第二の軸受52よりもギヤ46側に位置している状態として、上記に代えて、接続部55cの軸方向の中心(壁部55bの軸方向の中心)CL2が、第二の軸受52の軸方向におけるギヤ46側の端部52eよりもギヤ46側に位置するようにしてもよい。
本実施形態では、接続部55cの位置を第二の軸受52よりもギヤ46側とすることで、接続部55cの軸方向の中心(壁部55bの軸方向の中心)CL2と第二の軸受52の軸方向の中心CL1との距離を大きなものとし、ギヤラジアル荷重によるモーメントM1を軸受ラジアル荷重によるモーメントM2で効果的に相殺させることができる。
また、本実施形態では、加速時においてギヤスラスト荷重によるモーメントM3が、ギヤラジアル荷重によるモーメントM1と反対方向となるように、ギヤ46の捩れ角が設定されている。これにより、以下に説明するように、壁部55に作用するモーメントを更に低減することができる。
3つのモーメントM1,M2,M3のうち、通常、ギヤラジアル荷重によるモーメントM1が最大となる。すなわち、軸受ラジアル荷重によるモーメントM2をギヤラジアル荷重によるモーメントM1と反対方向としても、壁部55bに作用するモーメントを相殺しきれない。ギヤスラスト荷重によるモーメントM3をギヤラジアル荷重によるモーメントM1と反対方向とすることにより、壁部55に作用するモーメントをさらに低減させることができる。本実施形態では、ギヤ46がカウンタドライブギヤ23を駆動する場合にギヤ46に作用するスラスト荷重F3が、第二の軸受52へ向かう方向となるように、ギヤ46の捩れ角が設定されている。言い換えると、加速時(第2のモータジェネレータ9の力行時)において、ギヤ46に作用するスラスト荷重F3が、第二の軸受52へ向かう方向となるように、ギヤ46の捩れ角が設定されている。
このようにギヤ46の捩れ角が設定されることで、入力トルクが大きい加速時において、壁部55bに作用するモーメントM1,M2,M3をより確実に相殺させ、低減することができる。特に、MGシャフト45の中心軸線C4よりもカウンタドライブギヤ23側と反対側に位置する支持壁55に作用するモーメントの低減に有効である。その結果、ギヤ46のミスアライメントを効果的に抑制することができる。
本発明の動力伝達装置の実施形態に係る装置を示すスケルトン図である。 本発明の動力伝達装置の実施形態の軸配置を示す図である。 本発明の動力伝達装置の実施形態のMGシャフト付近の概略構成を示す断面図である。 本発明の動力伝達装置の実施形態のMGシャフトの概略構成を示す断面図である。 従来の動力伝達装置のMGシャフトにおける軸受による支持方法の一例を示す図である。 従来の動力伝達装置の負荷時におけるMGシャフトの変形の様子を示す図である。
符号の説明
1 エンジン
2 クランクシャフト
3 フライホイール
4 トランスアクスルケース
5 インプットシャフト
6 第1のモータジェネレータ
7 動力合成機構
7A 遊星歯車機構
8 変速機構
9 第2のモータジェネレータ
13 ステータ
14 ロータ
15 鉄心
16 コイル
18 サンギヤ
19 リングギヤ
20 ピニオンギヤ
21 キャリヤ
22 環状部材
23 カウンタドライブギヤ
25 ステータ
26 ロータ
27 鉄心
28 コイル
29,30 エンドプレート
31 軸受
32 オイルキャッチタンク
34 カウンタシャフト
35 カウンタドリブンギヤ
39 ファイナルリングギヤ
43 フロントドライブシャフト
44 前輪
45 MGシャフト
45a 大径部
45b 小径部
46 ギヤ
51 第一の軸受
52 第二の軸受(所定の軸受)
55 支持壁
55a 取付部
55b 壁部
55c 接続部
70 エンジン側ハウジング
71 エクステンションハウジング
72 エンドカバー
100 動力伝達装置
155 支持壁
155a 取付部
155b 壁部
155c 接続部
CL1 第二の軸受の軸方向の中心
CL2 壁部の軸方向の中心
M1 ギヤラジアル荷重によるモーメント
M2 軸受ラジアル荷重によるモーメント
M3 ギヤスラスト荷重によるモーメント

Claims (2)

  1. 車両の駆動源である回転電機のロータが連結された回転電機軸と、
    前記回転電機軸と平行に配置され、前記回転電機と異なる前記駆動源である所定の駆動源との間で動力を伝達する入力軸と、
    前記入力軸に設けられ、前記入力軸の前記動力あるいは前記回転電機軸の前記動力のうち少なくともいずれか一方を前記車両の駆動軸に伝達する動力伝達機構と、
    前記動力伝達機構と噛み合う状態で前記回転電機軸に連結され、前記回転電機軸と前記動力伝達機構との間で前記動力を伝達する回転電機軸回転部材と、
    前記回転電機軸を収容するケースとを備え、
    前記回転電機軸を回転可能に支持する軸受が、いずれも前記回転電機軸の軸方向における前記回転電機軸回転部材よりも前記ロータ側に配置された動力伝達装置であって、
    前記軸方向における前記回転電機軸回転部材と前記ロータとの間の部分に配置された前記軸受である所定の軸受と、
    前記所定の軸受と前記ケースとを接続し、前記所定の軸受を支持する支持壁とを備え、
    前記支持壁は、前記軸方向に沿って形成され、前記所定の軸受に取り付けられる取付部と、前記回転電機軸の径方向に沿って形成され、前記取付部と前記ケースとを接続する壁部とを有し、
    前記壁部における前記取付部と接続される接続部が、前記支持壁により支持される前記所定の軸受よりも前記軸方向の前記回転電機軸回転部材側に位置し、
    前記回転電機軸回転部材は、はすば歯車であり、前記はすば歯車の捩れ角は、前記はすば歯車が前記動力伝達機構を駆動する場合に前記はすば歯車に作用する前記軸方向の荷重が、前記所定の軸受に向かう方向となるように設定されており、
    動力を伝達する負荷時において前記回転電機軸回転部材に作用する径方向の荷重により前記壁部に作用するモーメントに対して、前記負荷時において前記所定の軸受から前記支持壁に作用する径方向の荷重により前記壁部に作用するモーメント、および前記回転電機の力行時に前記回転電機軸回転部材に作用する軸方向の荷重により前記壁部に作用するモーメントは、それぞれ反対方向のモーメントである
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  2. 請求項1に記載の動力伝達装置において、
    前記軸方向における前記回転電機のロータと前記所定の軸受との間には、レゾルバが設けられており、前記壁部は、前記所定の軸受に対して前記レゾルバ側と反対側に位置している
    ことを特徴とする動力伝達装置。
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