JP5236301B2 - タイヤの設計方法 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤの設計方法、及びそのためのプログラム、並びに、該設計方法を用いたタイヤの製造方法に関するものである。
空気入りタイヤのトレッドパターンは、排水性能、制動性能、騒音などに対して大きな影響を与えるため、位相及び形状について最適化したタイヤトレッドパターンの意匠を設計することが求められる。
タイヤトレッドパターンの意匠を設計する場合、要求性能を満たす設計案を従来の知見、経験及び設計制約に基づいて設計し、その確認のための1つの手段として、構造解析を用いて要求性能を満たしているか否かの確認を行う。この段階で要求性能を満たしていない場合、設計の修正を行い、再度構造解析により確認を行う。このプロセスを要求性能が満たされるまで、繰り返し行い、設計案を確定している。
かかる従来の設計方法では、設計制約に基づく範囲の中で確定した設計案が、最適値であるか否かの保証はない。また、設計、構造解析及び再設計の繰り返しプロセスを行うため、設計に要する時間が膨大になることがある。
タイヤトレッドパターンの意匠を最適化計算により最適化する場合、一般的に遺伝的アルゴリズムを用いることが多いが(例えば、下記特許文献1参照)、意匠の設計領域が広い場合などには遺伝子の個体数が多くなる。そのため、計算負荷が大きく、実用上、設計に適用できるレベルにない。
ところで、有限要素法を利用したレイアウトの最適化手法として、ECAT法(Evolutional Clustering Algorithm for Topological optimization)がある(下記非特許文献1〜3参照)。ECAT法は、対象とする構造体を1つの個体と考え、問題に応じて定める評価指標の大小によって要素をクラス分けし、構造内の前記評価指標の分布を大域的に捉え、前記評価指標の小さい要素をクラス単位で次々に除去、また付加する行為をふるまいと捉え、ふるまいを進化させることにより、レイアウトを決定する方法である。このECAT法は、これまで片持ち梁などの機械構造物のレイアウト最適化問題に用いられているが、タイヤトレッドパターンへの適用は知られていない。
国際公開第98/29270号パンフレット 長谷川浩司、川面恵司「GA利用による機械構造物の位相最適化法の一方法(有限要素の除去および付加パラメータを染色体とする位相最適化法)」、日本機械学会論文集(A編)、61巻581号(1995−1)、p183−p190 鶴田靖、長谷川浩司、川面恵司「GA利用による機械構造物の位相最適化法の一方法(第2報、有限要素の除去および付加パラメータを染色体とする方法の収束性の検討)」、日本機械学会論文集(A編)、63巻605号(1997−1)、p170−p177 鈴木雄作、長谷川浩司、川面恵司「GA利用による機械構造物の位相最適化法の一方法(第3報、有限要素の除去および付加パラメータを用いた単一個体による確定的方法)」、日本機械学会論文集(A編)、64巻626号(1998−10)、p49−p54
本発明は、タイヤトレッドパターンの設計にECAT法を適用することにより、効率的な設計を可能にするとともに、タイヤ性能を大幅に向上することができるタイヤの設計方法を提供することを目的とする。
本発明に係るタイヤの設計方法は、
(a)タイヤトレッドパターンの1ピッチ単位の初期レイアウトを定めるステップと、
(a’)タイヤ性能に関する目的関数を定めるステップと、
(b)初期レイアウトの1ピッチ単位をタイヤ周方向に複数ピッチ展開したタイヤについて有限要素モデルを作成するステップと、
(c)前記初期レイアウトの有限要素モデルを用いて構造解析により各要素について評価指標を算出するステップと、
(d)算出した評価指標を対応する要素毎に1ピッチ単位に集約し、集約した前記評価指標の大小によって前記要素をクラス分けして、除去対象要素の属する複数のクラスを決定し、決定した各クラスの中からファジイ分割により除去する要素を選定するステップと、
(e)前記で除去した要素の中から復活する要素を選定するステップと、
(f)前記ステップ(d)及び(e)における要素の除去と復活により現世代のレイアウトを得て、該レイアウトの1ピッチ単位をタイヤ周方向に複数ピッチ展開したタイヤの有限要素モデルを作成するステップと、
(g)前記現世代のレイアウトの有限要素モデルを用いて構造解析により各要素について評価指標を算出するステップと、
(h)算出した評価指標から目的関数の収束性を判定して、収束していないと判定したときにはレイアウトを前記現世代のレイアウトに更新して前記ステップ(d)に戻り、収束したと判定したときには前記現世代のレイアウトを最適解としてタイヤトレッドパターンを決定するステップと、を含むものである。
本発明はまた、コンピュータによってタイヤを設計するためのプログラムを提供するものであり、該プログラムは上記各ステップをコンピュータに実行させるためのものである。本発明は更に、上記設計方法を用いてタイヤを設計し、製造することを特徴とするタイヤの製造方法を提供するものである。
本発明では、タイヤトレッドパターンの意匠の最適化(レイアウト最適化)にECAT法を用いている。すなわち、タイヤトレッドパターンの有限要素モデルについて算出した評価指標の大小によって要素をクラス分けして、レイアウト内における評価指標の分布を大域的に捉えて、要素の除去及び付加(復活)する行為としてのふるまいを進化させることにより、最終的なレイアウトを決定するようにしている。このように評価指標の分布を大域的に捉えて最適化を行うため、局所的解に陥ることなく、大域的な最適解が得られ、タイヤ性能を向上することができる。また、従来の遺伝的アルゴリズムを用いる場合と比較して、計算負荷が小さく、そのため、タイヤトレッドパターンの意匠を効率的に設計することができる。
また、本発明によれば、有限要素モデルを用いた構造解析では、レイアウトの1ピッチ単位をタイヤ周方向に複数ピッチ展開して評価指標を算出し、該複数ピッチ分の評価指標から目的関数を求めて収束性を評価している。その一方で、要素の除去及び復活のプロセスでは、これらを1ピッチ単位に集約した値を用いている。タイヤトレッドパターンは、一般に、1ピッチ単位の意匠を周方向に周期的に配置することで、トレッド意匠を構成する。そのため、複数ピッチ分の評価指標及び目的関数を用いて評価することで、より実情に即した最適化を行うことができる。また、要素の除去及び復活のプロセスでは、1ピッチ単位に集約した値を用いるので、ピッチ間で異なる意匠に設計される不具合を回避することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、第1の実施形態に係るタイヤの設計方法の流れを示すフローチャートである。本実施形態は、空気入りタイヤのトレッドパターンについて、ECAT法(上記非特許文献1〜3参照)を用いて、その位相と形状を最適化するものであり、コンピュータを用いて実施することができる。
より詳細には、下記のステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを作成しておき、このプログラムをハードディスクなどに格納(インストール)したパソコンなどのコンピュータを用いることにより、本実施形態の設計方法を実施することができる。すなわち、ハードディスクに保存されたプログラムは、実行する際に適宜RAMに読み込まれ、キーボードなどの入力手段から入力された種々のデータを用いて、CPUにより演算を行い、モニターなどの表示手段により結果が表示される。なお、このようなプログラムは、CD−ROM、DVD、MD、MOなどのコンピュータ読み取り可能な各種記録媒体に記憶させることができるので、そのような記録媒体のためのドライブ装置をコンピュータに設けておき、該ドライブ装置を介してプログラムを実行するようにしてもよい。
本実施形態の設計方法においては、まず、ステップS10において、タイヤトレッドパターンの1ピッチ単位の初期レイアウトを定めるとともに、タイヤ性能に関する目的関数を定める。初期レイアウトとしては、トレッドに溝が全く無いものや、トレッドに周方向に延びる主溝のみを備えるもの、主溝と該主溝に交差する方向に延びる横溝とを持つもの、更には、主溝と横溝により区画されるブロックを持つものなど、特に限定されない。本実施形態では、周方向溝である主溝のみを備えたものをトレッドパターンの初期レイアウトとする。従って、本実施形態では、トレッドパターンの幅、1ピッチ単位の長さ、主溝のタイヤ幅方向における位置、及び主溝の幅によって、初期レイアウトが定まる。
上記目的関数としては、タイヤトレッドパターンによりその値が変化する物理量が挙げられ、具体的には、制動時や加速時などのタイヤの接地圧分散、タイヤの平均接地圧、応力、ひずみ、ひずみエネルギー、摩擦エネルギー、路面の滑り速度および変位などが挙げられる。一例として、目的関数をタイヤの接地圧分散とし、これを最小化する最適化問題を定義する。
次のステップS12では、初期レイアウトのタイヤ有限要素モデル(以下、FEMモデルという。)を作成する。FEMモデルはタイヤを内部構造を含めてメッシュ状に要素分割してなるものであり、タイヤ性能を評価するための上記物理量を構造解析により数値的、解析的に求めることができるようにタイヤをモデル化したものである。ここでは、図2に示すように、トレッド1の表面に主溝2のみを備えたトレッドパターンからなるタイヤFEMモデルが作成される。
かかるFEMモデルの作成に際しては、初期レイアウトの1ピッチ単位をタイヤ周方向に複数ピッチ展開したタイヤについてタイヤ一周分でのFEMモデルを作成する。この例では、初期レイアウトは主溝のみを備えたトレッドパターンであるため、図2に示す二次元のFEMモデルをタイヤ全周に単にスイープさせればよい。但し、図2は半断面であるため、全幅分のものをスイープさせる。また、このときの周方向展開は等間隔、不等間隔など目的に応じてなされる。上記スイープにより、初期レイアウトを複数ピッチ展開したタイヤのFEMモデルが三次元FEMモデルとして作成される。
次のステップS14では、上記で得られた初期レイアウトのタイヤFEMモデルを用いて構造解析を実施する。構造解析は、FEMモデルに対し、タイヤ内圧、荷重、路面との摩擦係数、トレッドパターンを構成するゴム材料物性等の解析条件を付与して、演算することにより行われ、タイヤトレッドパターンにおける接地面の各要素について、評価指標を算出する。このような構造解析は、汎用プログラム言語(フォートランなど)を用いて、独自のプログラムを作成し、実行することが可能であり、また、市販のFEM解析ソフトウェアを利用することも可能である。市販のソフトウェアとしては、ABAQUS Inc.社製の「ABAQUS」、エムエスシーソフトウェア株式会社製の「MARC」などが挙げられる。
上記評価指標とは、接地面の各要素について算出される物理量であって、タイヤ性能としての上記目的関数を算出する際の基礎となる物理量である。評価指標としては、例えば、応力、ひずみ、ひずみエネルギー、接地圧力、接地圧分散、摩擦エネルギー、路面のすべり速度および変位などが挙げられる。
次のステップS16では、上記で算出した評価指標を対応する要素毎に1ピッチ単位に集約し、集約した評価指標の大小によってこれらの要素をクラス分けする。
評価指標を1ピッチ単位に集約する方法について、図3,4に基づき説明する。図3に示すように、5ピッチ分周期的に配置した場合において、各ピッチの対応する要素の評価指標の関数は次のように表される。
・第1ピッチ:F(i,j,1)
・第2ピッチ:F(i,j,2)
・第3ピッチ:F(i,j,3)
・第4ピッチ:F(i,j,4)
・第5ピッチ:F(i,j,5)
そのため、これらの評価指標を、図4に示すように1ピッチ単位に集約した場合、該1ピッチ単位のレイアウトにおける任意の要素の評価指標、即ち集約した評価指標の関数A(i,j)は、下記式(1)により表される。
Figure 0005236301
なお、1ピッチ単位に集約する場合、このように平均値を求めてもよく、あるいはまた単に合計値を求めてもよい。
このようにして集約した評価指標に基づいて1ピッチ単位のレイアウトに含まれる要素をクラス分けする。詳細には、評価指標の大きさを複数のレベルに分割してクラス分けする。例えば、評価指標の最小値と最大値の間を10等分して10個のレベルを設定し、全ての要素をそれぞれ対応するレベルに割り付けることで、10クラスに分類する。なお、クラスの設定は、このように等間隔でもよく、また不等間隔でもよい。
次のステップS18では、除去対象要素の属するクラスを決定する。かかる除去対象クラスの決定は、各クラスの評価指標の大きさのレベルに従ってなされる。
すなわち、評価指標が接地圧分散(即ち、平均接地圧に対する該要素の接地圧の差の二乗)である場合のように、評価指標が大きいものを除去対象とする場合、評価指標の大きい側の複数のクラスを除去対象クラスとして決定する。逆に、評価指標が小さいものを除去対象とする場合(例えば、トレッド部の撓みを大きくするパターンを設計したい場合、各要素の変位において変位の小さい要素を除去する。)、評価指標の小さい側の複数のクラスを除去対象クラスとして決定する。詳細には、次式(2)に基づいて除去対象クラスを決定することができる。
cβ=βNcμ …(2)
式中、Ncβは、除去対象要素の属するクラス番号の上限、Ncμは、評価指標の平均値を持つ要素の属するクラス番号、βは除去係数である。式(2)で求められたNcβ以下のクラス番号に属する要素を除去対象とする。ここで、クラス番号は、評価指標が大きいものを除去対象とする場合、評価指標が大きいものから順番に小さなクラス番号を割り当て、評価指標が小さいものを除去対象とする場合、評価指標が小さいものから順番に小さなクラス番号を割り当てる。除去係数βは、予め定められた値を用いてもよく、あるいはまた、上記非特許文献1に記載されているように、α−カット値及び付加係数γとともに、これらのパラメータを遺伝子として染色体にコーディングする遺伝的アルゴリズムなどの最適化計算により求めてもよい。ここで、付加係数γは、上記非特許文献1に記載されているように、下記式(3)により定義される係数である。
pγ=γNps …(3)
式中、Npγは付加する要素数、Npsは累積除去要素数である。後記のステップS22〜S26でボイド比に基づいて復活する要素を決定する代わりに、除去した要素を除去した順番にその除去履歴を記憶しておき、式(3)で求められたNpγ以降の順番の要素を全て復活するようにしてもよい。
次のステップS20では、上記ステップS18で決定した各除去対象クラスの中から除去する要素を選定し、選定した要素をレイアウトから除去する。除去要素は、除去対象クラスからあいまいに摘出されることが好ましい。あいまいに摘出するためには、上記非特許文献1に記載されているように、ファジイc−means法を用いてメンバーシップ関数を作成し、ファジイ分割を行う。該メンバーシップ関数は、除去対象クラス中の要素を、α−カット値により除去対象要素と非除去対象要素に分けるものであり、α−カット値αを求めることで除去要素が選定される。
このように、本ECAT法では、除去対象クラスとして複数のクラスを決定し、各除去対象クラスの中からファジイ分割により除去要素を選定することにしている。そのため、評価指標が大きいものを除去対象とする場合に、単に評価指標の大きい側のクラスからそのクラス全体の要素を除去する場合に比べて、局所的解に陥ることを回避してよりよい最適解を得ることができる。
このようにして要素を除去した後、トレッドパターンのボイド比についての制約条件に基づいて除去した要素の中から復活(即ち、付加)する要素を決定する。詳細には、まず、ステップS22において、要素を除去した後のレイアウトのボイド比を計算する。ここで、ボイド比とは、トレッドパターンの1ピッチ単位の全面積に対する溝部(非接地部)の面積の比であり、通常、0.25〜0.45の範囲内で制約条件としてのボイド比の上限が定められる。
次いで、ステップS24において、計算により得られたボイド比が上記制約条件を満たすかどうか判定する。そして、制約条件を満たさない場合、即ち算出されたボイド比が予め定められたボイド比の上限を超える場合、ステップS26において、不足分の要素を補うように、除去した要素を復活する。すなわち、ステップS20で選定した除去要素の中から、ボイド比の制約条件を満足するように必要数の要素を復活させる。ステップS20で除去された要素については評価指標が記憶されているので、レイアウトに残る可能性の高い要素から順番に、すなわち、評価指標が大きいものを除去対象とする場合、評価指標の小さい要素から、また、評価指標が小さいものを除去対象とする場合、評価指標の大きい要素から、復活させる。
ステップS24において制約条件を満たす場合、ステップS28に進み、上記ステップで要素を除去及び復活することにより得られた現世代のレイアウトを確定する。
そして、ステップS30において、現世代のレイアウトのタイヤFEMモデルを作成する。その際、現世代のレイアウトの1ピッチ単位をタイヤ周方向に複数ピッチ展開したタイヤについてタイヤ全周でのFEMモデルを作成する。ここで、現世代のレイアウトの1ピッチ単位の意匠をピッチ展開する方法について、図5,6に基づき説明する。
図5は、トレッドの全幅についてのタイヤトレッドパターンの1ピッチ単位の意匠を示したものであり、符号2が主溝、符号3が横溝、符号4の黒塗りの部分が陸部、をそれぞれ示す。また、Xがタイヤ周方向、Yがタイヤ幅方向である。この1ピッチ単位の意匠を、図6に示すように、タイヤ周方向Xに所定ピッチの数だけ周期的に配置する。図6の例では、第1ピッチから第5ピッチまでの5ピッチ分周期的に配置している。
次いで、ステップS32において、得られた現世代のレイアウトのFEMモデルを用い、上記ステップS14と同様に、構造解析を実施し、タイヤトレッドパターンにおける接地面の各要素について、評価指標を算出する。
そして、ステップS34で、目的関数の収束性を判定する。目的関数は上記構造解析により求めた評価指標から算出される。例えば、目的関数がタイヤの接地圧分散である場合、評価指標である各要素の接地圧分散から算出される。
収束性の判定は、例えば、1つ前の世代のレイアウトでの目的関数の値と、現世代のレイアウトでの目的関数との差が、所定値よりも小さいかどうかで行う。あるいはまた、現世代のレイアウトでの目的関数が、初期レイアウトでの目的関数の値に比べて、所定の値以上又は以下になったかどうかで判定することもできる。
かかる判定により目的関数が収束していないと判定したときには、レイアウトを現世代のレイアウトに更新して、ステップS16に戻る。すなわち、現世代のレイアウトを初期値として、次のステップS16にて要素のクラス分けを行い、ステップS18以下に進み、目的関数が収束するまで、ステップS16〜S34を繰り返す。
そして、ステップS34において目的関数が収束したと判定したときには、そのときの現世代のレイアウトを最適解に決定し(ステップS36)、該最適解に基づいてトレッドパターンを決定する(ステップS38)。
このようにしてトレッドパターンを設計したタイヤは、常法に従い、加硫成形することで、実際の空気入りタイヤとして製造することができ、これにより、上記目的関数に係るタイヤ性能が改善された空気入りタイヤが得られる。
本実施形態であると、タイヤトレッドパターンの意匠の最適化にECAT法を用いたことにより、局所的最適解に陥ることなく、大域的な最適解が得られ、タイヤ性能を向上することができる。また、従来の遺伝的アルゴリズムを用いる場合と比べて、計算負荷が小さいので、タイヤトレッドパターンの意匠を効率的に設計することができる。
本実施形態であると、FEMモデルを用いた構造解析及び目的関数の収束性判定では、レイアウトの1ピッチ単位を複数ピッチ展開したものを用いる一方、ECAT法による要素の除去及び復活のプロセスでは、これらを1ピッチ単位に集約した値を用いている。そのため、タイヤトレッドパターンの設計においてより実情に即した最適化を行うことができ、また、ピッチ間で異なる意匠に設計される不具合を回避することができる。
図7は、第2の実施形態に係るタイヤの設計方法の流れを示すフローチャートである。この実施形態では、初期レイアウトのタイヤトレッドパターンが周方向溝とともに横溝を備えている。タイヤトレッドパターンの意匠を設計する場合、ある程度、意匠としての設計制約が課せられる場合がある。例えば、図5に示すように、トレッドパターンとして、主溝2と横溝3を持つ意匠の大まかな設計が指定されている場合があり、その場合、この指定されたトレッドパターンを初期レイアウトとして最適化を実施する。
本実施形態では、上記の指定されたトレッドパターンを初期レイアウトとして、該初期レイアウトを持つタイヤFEMモデルを構造解析するために、当該タイヤFEMモデルを、主溝のみを持つタイヤのFEMモデルから自動生成させる。詳細には、次のステップにより実現する。
ステップS10で初期レイアウトを決定した後、ステップS40において、第1の実施形態のステップS12と同様に、主溝のみを持つタイヤのFEMモデルを作成する。すなわち、図2に示す二次元のFEMモデルをタイヤ全周にスイープさせて三次元FEMモデルを生成する。
次いで、ステップS42において、上記初期レイアウトのトレッドパターンに関するインプットデータを作成する。詳細には、上記の指定されたトレッドパターンを表す各図形の座標データを作成し、入力する。
そして、ステップS44において、主溝のみを持つタイヤのFEMモデルから上記の指定された初期レイアウトのタイヤトレッドパターンを持つタイヤのFEMモデルを作成するために、上記インプットデータを用いてマッピングアルゴリズムを実施する。マッピングアルゴリズムは、トレッドパターンの1ピッチ単位の意匠について実施する。
マッピングアルゴリズムによるプロセスについて説明する。図8は、初期レイアウトの意匠の1つである閉図形(m角形)P−P−…−P−Pi+1−…−Pと、FEMモデルとの関係を示したものであり、点線により有限要素を示している。ここでまず、有限要素Aを構成する節点の一つNについて考える。始めに、NベクトルとNi+1ベクトルの外積を求め、外積のz成分の正負を調べる。同時に、NベクトルとNi+1ベクトルのなす角θ(<180°)を求める。これをi=1〜mのそれぞれについて行う。次に、下記式(4)を計算し、|θtotal|>180°のとき、Nが閉図形の中にあると判定し、|θtotal|≦180°のとき、Nが閉図形の外にあると判定する。
Figure 0005236301
(式中、εiは、外積のz成分が正の場合は+1、外積のz成分が負の場合は−1)
このような関係の確認を、節点N,N,Nについても同様に行い、1つの要素を構成する全節点が全て閉図形の内部にあるときに限りその要素は閉図形に属していると判定する。
また、図9(a)に示すような多角形の閉図形について、以下のマッピングプロセスを実施することもできる。図9(a)は、初期レイアウトの意匠の1つである閉図形として、多角形P1−P2−P3−P4−P5を示している。ここで、例えば有限要素Aを構成する節点n1について、多角形を構成している1つの辺を表すベクトルP1P2と、n1を通りベクトルP1P2に対する法線ベクトルとの外積を求め、外積の第3成分(z成分)の符号により、節点n1とベクトルP1P2との位置関係が分かる。このような関係の確認をn1に対し、各辺を構成する全てのベクトルに対して求める。これを節点n2、n3及びn4についても同様に確認し、1つの要素を構成する節点が全て閉図形の内部にあるか否かを判定する。図9(b)は、閉図形内に属さない有限要素Bの例を示している。
このようにして、トレッドパターンの1ピッチ単位分の全ての有限要素について初期レイアウトの意匠との関係を求めて1ピッチ単位のトレッドパターンのFEMモデルを作成し、これを所定ピッチの分だけ周方向に配置することで、上記の指定されたトレッドパターンからなる初期レイアウトのタイヤFEMモデルが作成される(ステップS46)。その後は、第1の実施形態と同様、ステップS14以下の各ステップを実施することにより、タイヤトレッドパターンを最適化することができる。
本実施形態によれば、タイヤトレッドパターンに意匠としての設計制約が課せられる場合でも、初期レイアウトとして定義したい意匠に解析モデルを自動生成させることができる。そのため、設計制約が課されている場合にも、効率的にトレッドパターンを設計することができる。
以下、上記実施形態に係る最適化手法を用いたタイヤトレッドパターンの最適化の実施例について説明する。
この実施例では、タイヤサイズを225/45R17とし、構造解析における条件を、空気圧:220kPa、使用リム:17×7.5JJ、荷重:5782N、路面との摩擦の関係はスリップ条件とした。目的関数は、タイヤの接地圧分散とし、該接地圧分散を最小化する最適化問題を定義した。また、評価指標は各要素の接地圧分散とした。
実施例1は、上記第1の実施形態に相当するものであり、初期値として主溝のみのトレッドパターンからトレッドパターン最適化を実施した。初期レイアウトは図10(a)に示す通りであり(但し、同図は周方向に5ピッチ分展開した接地形状を示す。)、構造解析ではこれを周方向に5ピッチ分展開した。要素のクラス分けは20クラスとし、除去係数β=0.8、α−カット値α=0.95とした。また、ボイド比の上限は0.35とした。最適化された最終レイアウトは、図10(b)に示す通りであった(但し、同図は周方向に5ピッチ分展開した接地形状を示す。)。
実施例2は、上記第2の実施形態に相当するものであり、初期値として指定されたトレッドパターンからのトレッドパターン最適化を実施した。初期レイアウトは図11(a)に示す通りであり(但し、同図は周方向に5ピッチ分展開した接地形状を示す。)、構造解析ではこれを周方向に5ピッチ分展開した。要素のクラス分けは20クラスとし、除去係数β=0.8、α−カット値α=0.95とした。また、ボイド比の上限は0.35とした。最適化された最終レイアウトは、図11(b)に示す通りであった(但し、同図は周方向に5ピッチ分展開した接地形状を示す。)。
比較のために、比較例1として、従来の設計→構造解析→再設計の繰り返しによる試行錯誤による設計方法を実施した。また、比較例2として、初期値に主溝のみのトレッドパターンを用いて該トレッドパターンから遺伝的アルゴリズムを用いて最適解を求める設計方法を実施した。
そして、実施例1,2及び比較例1,2について、最適化に要した計算コストを下記表1に示すとともに、コントロールタイヤとしての従来タイヤに対する目的関数(接地圧分散)の改良効果を下記表1に示した。
目的関数の改良効果については、構造解析による解析値と、実際にタイヤを作製して計測したときの実測値について、従来タイヤ(従来品)の接地圧分散の解析値と実測値をそれぞれ100とした指数で表示した。また、計算コストについては、比較例1で要した計算時間を100とした指数で表示した。数値が小さいほど計算時間が短く、計算コストに優れることを意味する。
Figure 0005236301
表1に示すように、本発明に係る実施例の場合、従来タイヤに比べて接地圧分散が大幅に向上しており、また、比較例1や比較例2に対して計算時間が短かった。
本発明は、空気入りラジアルタイヤ等の各種タイヤのトレッドパターンの設計に効果的に利用することができる。
第1の実施形態に係るタイヤ設計方法の流れを示すフローチャート。 タイヤの有限要素モデルの一例を示すタイヤの半断面図。 5ピッチ展開した例において任意の要素の評価指標の関数を各ピッチにおいて評価する位置を示す図。 任意の要素について各ピッチの評価指標の関数を1ピッチ単位に集約した評価指標の関数を評価する位置を示す図。 トレッドパターンの1ピッチ単位の意匠の一例を示す図。 1ピッチ単位の意匠を5ピッチ展開した例を示す図。 第2の実施形態に係るタイヤ設計方法を示すフローチャート。 マッピングプロセスにおける初期レイアウトのある閉図形と有限要素モデルとの関係を示す図。 (a)はマッピングプロセスにおいてある有限要素が閉図形に属する例を示す図、(b)はある有限要素が閉図形に属さない例を示す図。 (a)実施例1における初期レイアウトの図、(b)実施例1にて最適化された最終レイアウトの図。 (a)実施例2における初期レイアウトの図、(b)実施例2の最適化レイアウトの図。
符号の説明
1…トレッド、2…主溝(周方向溝)、3…横溝、4…陸部、

Claims (6)

  1. (a)タイヤトレッドパターンの1ピッチ単位の初期レイアウトを定めるステップと、
    (a’)タイヤ性能に関する目的関数を定めるステップと、
    (b)初期レイアウトの1ピッチ単位をタイヤ周方向に複数ピッチ展開したタイヤについて有限要素モデルを作成するステップと、
    (c)前記初期レイアウトの有限要素モデルを用いて構造解析により各要素について評価指標を算出するステップと、
    (d)算出した評価指標を対応する要素毎に1ピッチ単位に集約し、集約した前記評価指標の大小によって前記要素をクラス分けして、除去対象要素の属する複数のクラスを決定し、決定した各クラスの中からファジイ分割により除去する要素を選定するステップと、
    (e)前記で除去した要素の中から復活する要素を選定するステップと、
    (f)前記ステップ(d)及び(e)における要素の除去と復活により現世代のレイアウトを得て、該レイアウトの1ピッチ単位をタイヤ周方向に複数ピッチ展開したタイヤの有限要素モデルを作成するステップと、
    (g)前記現世代のレイアウトの有限要素モデルを用いて構造解析により各要素について評価指標を算出するステップと、
    (h)算出した評価指標から目的関数の収束性を判定して、収束していないと判定したときにはレイアウトを前記現世代のレイアウトに更新して前記ステップ(d)に戻り、収束したと判定したときには前記現世代のレイアウトを最適解としてタイヤトレッドパターンを決定するステップと、
    を含むタイヤの設計方法。
  2. 前記ステップ(e)において、トレッドパターンのボイド比についての制約条件に基づいて前記除去した要素の中から復活する要素を決定する、請求項1記載のタイヤの設計方法。
  3. 前記初期レイアウトのタイヤトレッドパターンが周方向溝のみを備えるものである請求項1又は2記載のタイヤの設計方法。
  4. 前記初期レイアウトのタイヤトレッドパターンが周方向溝とともに横溝及び/又はブロックを備えるものであり、前記ステップ(b)において、トレッドに周方向溝のみを持つタイヤの有限要素モデルからマッピングアルゴリズムにより前記初期レイアウトのタイヤトレッドパターンを持つタイヤの有限要素モデルを作成する、請求項1又は2記載のタイヤの設計方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法を用いてタイヤを設計し、製造することを特徴とするタイヤの製造方法。
  6. コンピュータによってタイヤを設計するためのプログラムであって、
    (a)タイヤトレッドパターンの1ピッチ単位の初期レイアウトを定めるステップと、
    (a’)タイヤ性能に関する目的関数を定めるステップと、
    (b)初期レイアウトの1ピッチ単位をタイヤ周方向に複数ピッチ展開したタイヤについて有限要素モデルを作成するステップと、
    (c)前記初期レイアウトの有限要素モデルを用いて構造解析により各要素について評価指標を算出するステップと、
    (d)算出した評価指標を対応する要素毎に1ピッチ単位に集約し、集約した前記評価指標の大小によって前記要素をクラス分けして、除去対象要素の属する複数のクラスを決定し、決定した各クラスの中からファジイ分割により除去する要素を選定するステップと、
    (e)前記で除去した要素の中から復活する要素を選定するステップと、
    (f)前記ステップ(d)及び(e)における要素の除去と復活により現世代のレイアウトを得て、該レイアウトの1ピッチ単位をタイヤ周方向に複数ピッチ展開したタイヤの有限要素モデルを作成するステップと、
    (g)前記現世代のレイアウトの有限要素モデルを用いて構造解析により各要素について評価指標を算出するステップと、
    (h)算出した評価指標から目的関数の収束性を判定して、収束していないと判定したときにはレイアウトを前記現世代のレイアウトに更新して前記ステップ(d)に戻り、収束したと判定したときには前記現世代のレイアウトを最適解としてタイヤトレッドパターンを決定するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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