JP5223680B2 - ガラス板の曲げ成形方法及びガラス板の曲げ成形装置 - Google Patents

ガラス板の曲げ成形方法及びガラス板の曲げ成形装置 Download PDF

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Description

本発明は、ガラス板の曲げ成形方法及びガラス板の曲げ成形装置に係り、特にガラス板を搬送する方法及び装置を有するガラス板の曲げ成形方法及びガラス板の曲げ成形装置に関する。
近年の自動車用窓ガラスは、デザインの変化に伴って様々な形状、曲率を持つものが求められている。この湾曲ガラスを製造する一つの手段としての、加熱炉内におけるプレス成形法は、ガラス板を高温状態で曲げ成形できるため、複雑形状または深曲げ形状の湾曲ガラスの製造方法として好適である。
従来、加熱炉内におけるガラス板のプレス曲げ成形法に関し、ガラス板が載置される下型として成形用リングを用い、ブレス成形前にガラス板を自重によって変形させて予備成形し、この後、成形用モールドの成形面にガラス板を押し付けて曲げ成形する成形装置が知られている。
この曲げ成形装置では、ローラ搬送中に軟化点近傍に加熱されたガラス板が、位置決め機構を持った移載機によって成形用リング上に載置される。また、成形用リングは、ガラス板を載せた状態で下流のプレス位置へ移動するが、その間に、ガラス板は成形用リング上で自重によって変形する。この変形がプレス前の予備成形となる。そして、プレス位置では、上方の成形用モールドと下方の成形用リングとによってガラス板がプレスされて所定の曲げ形状に成形される。
しかしながら、このガラス板の曲げ成形装置は、予備成形としては自重による変形のみであるので、ガラス板周縁部の深曲げには充分に対応できない。深曲げ形状を成形する際は、あおり機構付きの成形用リングを用いることが知られている。あおり機構付き成形用リングは、平面視で全体がフレーム状の金属製部材であり、中央に位置する固定フレームと、その両端部に位置する可動フレームとで構成されている。固定フレームの端部には平面視で略U字状の可動フレームがヒンジ部を介して枢設されている。そして、成形用モールドとのプレス時に可動フレームをあおることで、ガラス板の周縁部を確実に曲げることができる。
しかしながら、この種のあおり機構付き成形用リングは、ヒンジ部が上方に突出した構造を有するため、この部分がガラス板と局所的に接触し易い。そのため、ガラス板の縁部で成形用リングと接している部分と接していない部分ができ、ガラス板の温度分布を制御することが困難となり、再現性、成形形状が安定しなくなる。また、ガラス板のヒンジ部と局所的に接する部分に歪みが生じ易く、品質的にも課題がある。
そこで、本出願人は先に特開2003−335533号公報に記載の発明を提案した。特開2003−335533号公報に開示された発明によれば、あおり機構付き成形用リングの内側に内型を併設したリングを用いる。加熱されたガラス板を先ず内型で支持し、これにより、ガラス板の自重によりある程度ガラス板の曲げ成形がなされる。しかる後にガラス板を内型とその外側に配される外型とで支持する。これにより、ガラス板が最終形状に曲げ成形される。このように二段の成形加工がなされるので、ガラス板のヒンジ部分の歪みも生じず、ガラス板の温度分布も制御できる。また、あおり機構付き成形用リングにガラス板を搭載する際は、位置ずれが生じ易いが、内型で受けてから乗せ換えているため、この問題も解消できる。
近年、自動車用窓ガラスの形状は更に複雑になって深曲げ成形が必要となり、このような深曲げ成形を特開2003−335533号公報に開示された発明で実現するには、予備成形の時間、つまり自重による変形に要する時間を長くする必要がある。そのため、生産性を低下させる要因となる。
また、従来のあおり機構付き成形用リングは、成形用モールドとのプレス時にあおるため、急激にあおることしかできなかった。よって、深曲げ成形時に急激にあおるとガラス板の表面にしわが発生するという課題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、より品質良くガラス板を複雑形状または深曲げ形状に曲げ成形することができるガラス板の曲げ成形方法及びガラス板の曲げ成形装置を提供することを目的とする。
また、他の目的は、より製造時間の短縮を図ると共に高い生産性を実現することにある。
上記の課題を解決するために本発明では、固定フレームとその少なくとも一方の端部に枢設された可動フレームとを備えたあおり機構付き成形用リングの内側に併設された内型に、予め曲げ成形可能温度まで加熱されたガラス板を載置して自重による予備成形を実施する工程と、前記内型上の自重により予備成形されたガラス板を、前記内型から前記あおり機構付き成形用リングに移載する工程と、前記ガラス板を所定の成形面を有する成形用モールドで押し付けかつ前記可動フレームをあおる工程とを含むガラス板の曲げ成形方法において、前記予備成形を実施する工程は、前記内型に載置された前記ガラス板を前記内型に備えられた内型固定フレームの少なくとも一方の端部に枢設された内型可動フレームであおることによる予備成形を実施する工程を含むことを特徴とするガラス板の曲げ成形方法を提供する。
本発明によれば、内型可動フレームで予備成形時にガラス板をあおり、ある程度深曲げ成形するため、成形用モールドに押し付けかつガラス板を成形用リングであおる際に急激にあおる必要はなく、複雑な深曲げ成形であってもガラス板にしわが発生しにくく、精度の高い成形が可能となる。
また、本発明の一つの形態においては、前記ガラス板を前記内型に載置する載置位置から前記成形用モールドの下方まで前記ガラスを搬送する工程を有し、前記搬送する工程中に、前記内型可動フレームをあおることによる予備成形を実施することが好ましい。
この態様の発明によれば、ガラス板を内型に載置してから成形用モールドの下方までガラス板を搬送する間に、内型可動フレームをあおることにより、製造時間を短くすることができる。
また、上記の課題を解決するために本発明では、固定フレームとその少なくとも一方の端部に枢設された可動フレームとを備えたあおり機構付き成形用リングと、前記あおり機構付き成形用リングの内側に併設された内型と、所定の成形面を有しかつ上下動可能な成形用モールドとを備え、前記あおり機構付き成形用リング上に載置されたガラス板を前記成形用モールドの成形面に下方から押し付けかつ前記可動フレームをあおることにより、前記ガラス板の曲げ成形を実施するガラス板の曲げ成形装置において、前記あおり機構付き成形用リングと前記内型は、前記ガラス板を前記内型に載置する載置位置から前記成形用モールドの下方までの間を走行するシャトルに設けられ、前記内型は内型固定フレームとその少なくとも一方の端部に枢設された内型可動フレームと、前記シャトルに備えられた可動ロッドの昇降動作により前記内型可動フレームがあおられるあおり機構とを備えていることを特徴とするガラス板の曲げ成形装置を提供する。
本発明によれば、内型に内型固定フレームと内型可動フレームを設けることにより、内型に載置されたガラス板をあおることができるようになり、深曲げ成形の予備成形として機能することが可能となる。
また、シャトルの可動ロッドの昇降動作により、内型可動フレームがあおられるあおり機構を設けることにより、シャトルの走行中に、つまりガラス板を載置位置から成形用モールドの下方まで搬送中に、深曲げ対応の予備成形が可能となり、製造時間を従来と略同程度もしくはそれより短くすることができる。
また、本発明の一つの態様において、前記内型の前記ガラス板を載置する面の形状は、載置する前記ガラス板の面の形状に沿った面を有していることが好ましい。
この態様の発明によれば、内型のガラス板の載置する面の形状は、ガラス板の面の形状に沿った面の形状を有している。つまり、移載される際にガラス板が平らであれば、内型の面の形状も平らであり、ガラス板が湾曲した面を有していれば、内型の面の形状もそれに沿った湾曲面を有している。そのため、ガラス板を内型に載置したときに、載置位置がずれることを防止できる。また、ガラス板に歪みが生じ難くなる。
本発明によれば、ガラス板を内型であおるので、ガラス板を成形用モールドに押し付けかつ成形用リングであおる際に急激にあおる必要がなくなり、ガラス板にしわが発生しにくく、複雑な深曲げ成形であっても精度の高い成形が可能となる。
また、本発明によれば、予備成形の効率を高めることができるので、ガラス板の曲げ成形時間の短縮が図れると共に高い生産性を実現することにある。
本発明に係るガラス板の曲げ成形装置の第1実施形態を示す一部透視斜視図である。 図1に示した曲げ成形装置を模式的に示した正面図である。 下部成形装置の構造を示す側面図である。 シャトルの構造を示す正面図である。 本発明に係る曲げ成形方法の一実施形態を示すフローチャートである。 内型の内型ウイング部でガラス板をあおる処理を示す側面図である。 上部モールドによるプレス成形を示す側面図である。 下部モールド、内型、及びあおり機構付きリングの平面図である。 内型の他の実施形態を説明するための斜視図及び側面図である。 本発明に係るガラス板の曲げ成形装置の第2実施形態を示す一部透視斜視図である。 図10に示した曲げ成形装置を模式的に示した正面図である。 本発明の第2実施形態であるガラス板の曲げ成形装置の動作を説明するための要部構成図である(その1) 本発明の第2実施形態であるガラス板の曲げ成形装置の動作を説明するための要部構成図である(その2) 本発明の第2実施形態であるガラス板の曲げ成形装置の動作を説明するための要部構成図である(その3) 本発明の第2実施形態であるガラス板の曲げ成形装置の動作を説明するための要部構成図である(その4)
符号の説明
10 加熱炉
20 成形炉
30 風冷強化装置
40 搬出用ローラコンベア
41 エアーフローティング装置
60 予備成形装置
62 本成形装置
100 ガラス板の曲げ成形装置
200 下部成形装置
500 下部成形装置
220 下部モールド
230,230A あおり機構付き内型
235a 湾曲リング
236 受圧部
237,237A 内型固定フレーム
238,238A 内型ヒンジ部
239,239A 内型可動フレーム
240 あおり機構付き成形用リング
242 固定フレーム
243 ヒンジ部
244 可動フレーム
300,600 上部成形装置
302 成形用モールド
303 押圧ロッド
435 湾曲プレート
400,700 シャトル
418,718 移動ローラ
540 本成形用リング
602 本成形用モールド
M1〜M4 サーボモータ
G ガラス板
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面と共に説明する。
先ず、本発明の第1実施形態であるガラス板の曲げ成形装置100A及びこれを用いたガラス板Gの曲げ成形方法について説明する。図1及び図2は、第1実施形態であるガラス板の曲げ成形装置100Aを示している。ガラス板の曲げ成形装置100Aは、主にガラス板Gの搬送上流側から、加熱炉10、成形炉20、風冷強化装置30、及び搬出用ローラコンベア40で構成されている。
加熱炉10は、耐火煉瓦等で作られた炉壁を有し、その内壁面に天井ヒータ11、炉床ヒータ12及び側壁ヒータ13が設置された電気加熱炉である。また、加熱炉10内の炉床上方には、複数の耐熱性シリカローラで構成されたローラコンベア14が設置され、ローラコンベア14上を搬送されるガラス板Gは、上記ヒータによって所望の曲げ成形可能温度(650〜720°C)に加熱される。
加熱炉10の後段には、加熱炉10同様の電気加熱炉である成形炉20が設置され、ガラス板Gの搬入口直後には、搬送されてきたガラス板Gをエアーフローティング支持するためのハースベッド21が設置されている。なお、加熱炉10は電気加熱炉に限定されるものではなく、ガス加熱炉を用いることもできる。
図2に示すように、ハースベッド21はガラス板Gの載置面に複数の孔21aを有し、これらの孔21aから加熱されたエアを吹き出すことにより、ガラス板Gを浮上させて支持する。ハースベッド21の下流側には、エアーフローティング支持されたガラス板Gの位置決めを行うための一対のポジショナー22が設置されている。
また、ハースベッド21上方には、X方向及びその逆向きに水平移動可能なフラットモールド23(図2)が設置されている。フラットモールド23は、ガラス板Gと同等またはそれ以上の大きさを有する定盤であり、その平坦な下側表面には多数のエア噴射/吸引孔が密に形成されている。
フラットモールド23の上部には、これらのエア噴射/吸引孔に連通するエア取入口(不図示)が形成され、このエア取入口に炉外のダンパー(不図示)を介してブロワー(不図示)及びエア吸引手段(不図示)が連結されている。エア噴射/吸引孔毎にエアの吸引/噴射を制御することにより、ガラス板Gを非接触で支持することができる。
また、ハースベッド21後段の成型炉20の天井には、図2に示すようにダクト304が接続された成形用モールド302を備えた上部成形装置300が設置されている。上部成形装置300の直下から上記ハースベッド21にかけての床下には、レール25(図2)が設置され、このレール25には下部成形装置200の移動ローラ418が係合しており、よって下部成形装置200はレール25に案内されて移動自在の構成となっている。
炉床24には図示しないスリットが設けられ、下部成形装置200の脚211が、このスリットを通してレール25に向け延出している。成形炉20のガラス板Gの搬出口には、シャトルドア26が上下に摺動自在に設置され、後述のシャトルの通過に応じて開閉される。
成形炉20の後段には、搬送されてきたガラス板Gを風冷強化するための風冷強化装置30が設置されている。風冷強化装置30は、エアの吹き出し口を上方に向けた下部吹き口ヘッド31と、エアの吹き出し口を下方に向けかつ下部吹き口ヘッド31と対向して配設された上部吹き口ヘッド32とで構成される。
また、風冷強化装置30の後段には、搬出用ローラコンベア40が設置され、風冷強化装置30直後の搬出用ローラコンベア40の裏側には、コンベア上のガラス板Gを浮上させるためのエアーフローティング装置41が設置されている。エアーフローティング装置41と対向する搬出用ローラコンベア40上方には、エアーフローティング装置41によって浮上したガラス板Gを支持し、ガラス板Gが吹き飛ばされるのを防ぐためのストッパ42が設置されている。
また、搬出用ローラコンベア40と風冷強化装置30との間には、ガラス板Gを搬送するためのシャトル33が水平移動自在に設置されている。シャトル33の上流側端部にはクエンチリング33aが設置され、下流側端部にはキャッチ部材33bが設置されている。シャトル33は、成形炉20から搬出用ローラコンベア40までに設置された図示しないレールに沿って移動可能であり、これらの間を往復移動することにより、成形炉20から搬送用ローラコンベア40にかけてガラス板Gを搬送する。
ここで、下部成形装置200の詳細について説明する。図3は下部成形装置200の詳細を示す側面図であり、図4は下部成形装置200を構成するシャトル400の正面図である。
図3に示すように、下部成形装置200は、架台210を支持すると共にレール25上を自走するシャトル400と、架台210に設置された下部モールド220と、下部モールド220の周囲に設置されかつ上下動自在に可動するあおり機構付き内型230と、あおり機構付き内型230の周囲に設置されたあおり機構付き成形用リング240とで構成されている。
ここで、下部モールド220は、成形炉20内で加熱されたガラス板G中央部を支持し、軟化したガラス板Gが極度に撓むことを抑制する。
また、あおり機構付き内型230は、架台210に載置された基台235と、基台235に立設する支持フレーム234と、支持フレーム234の上端(Z1方向端部)に固定された内型固定フレーム237と、内型固定フレーム237に内型ヒンジ部238を介して枢設された内型可動フレーム239と、上端部が内型可動フレーム239に接続された内型可動フレーム用ロッド251等で構成されている。
架台210には、支柱231と、支柱ヒンジ部231aを介して支柱231に回動可能に取り付けられたポール232とが設けられており、ポール232の一端には固定されたカウンタウェイト233、ポール232の他端には接続部232aが設けられている。接続部232aは、内型可動フレーム用ロッド251の端部にスライド可能に接続されている(この構成が、請求項に記載のあおり機構に相当する)。
内型固定フレーム237及び内型可動フレーム239は、図8及び図9(A),(B)に示すように、組み合わされることにより全体としてリング形状の金属製リング状部材である。また、その大きさは曲げ成形前のガラス板Gの外形よりも小さめの大きさを有し、ガラス板Gの外周から若干内側の位置を支える構成とされている。
シャトル400には、図中矢印Z1,Z2方向に昇降する複数の可動ロッド252,253が設けられている。可動ロッド252はシャトル400の脚211に設けられたサーボモータM1により昇降可能であり、可動ロッド252の何本かの先端部は内型の基台235に接続されている。よって、基台235に接続された可動ロッド252を昇降させることにより基台235を昇降させることが可能である。
可動ロッド252が上昇(矢印Z1方向)した状態で、内型固定フレーム237と内型可動フレーム239とが略水平な状態となる(図3参照)。内型ヒンジ部238は、内型可動フレーム239が水平状態より下方に回動しないように制限が設けられている。また、ポール端部に設けられたカウンタウェイト233の重量によりポール232を回動付勢して、ポール232の接続部232aは上動するよう作用するが、可動ロッド252が上昇した状態では、カウンタウェイト233が架台210に接触しているため、接続部232aが上方に図3に示された以上に回動することはなく、回動が制限されている。
内型の基台235が下降している状態から可動ロッド252が上昇して内型の基台235を上昇させると、内型固定フレーム237が上昇し、それに伴い内型可動フレーム239も上昇するが、ポール232の回動が制限されているため、ポール232が内型可動フレーム用ロッド251を下方に引っ張ることにより、内型固定フレーム237と内型可動フレーム239とが水平な状態となる。
一方、サーボモータM1により可動ロッド252を降下(矢印Z2方向)させて、内型の基台を架台210に載置した状態とすると、内型固定フレーム237の左右両端(矢印Y1,Y2方向端部)にそれぞれ設けられた内型可動フレーム239は、内型ヒンジ部238を中心として内側に向け回動する(図6に矢印Aで示す方向に回動する)。このような、内型可動フレーム239の内側に向けた動作を、「あおり」というものとする。
内型ヒンジ部238は、内型可動フレーム239が所定のあおり量以上に上方に回動しないように制限が設けられている。また、ポール端部に設けられたカウンタウェイト233の重量によりポール232を回動付勢して、ポール232の接続部232aは上動するように作用している。
可動ロッド252が降下して内型の基台235を降下させると、内型固定フレーム237が降下し、それに伴い内型ヒンジ部238、内型可動フレーム239も降下する。内型固定フレーム237が降下することで、内型可動フレーム用ロッド251が、ポール232の接続部232aの上動作用により上方への圧力を受けることになる。その圧力により、内型固定フレーム237の降下量に依存して内型可動フレーム239は内型ヒンジ部238を中心として内側に向け回動し、あおった状態となる。所定のあおり量まで回動すると、内型ヒンジ部238がそれ以上回動しなくなり、逆に内型可動フレーム用ロッド251がポール232の接続部232aを下方(矢印Z2方向)に押圧して、ポール232を下動させてカウンタウェイト233を持ち上げる。これにより、所定以上内型可動フレーム239は回動せずに、内型固定フレーム237を所定位置まで降下させることができる。
上記構成とされたあおり機構付き内型230では、ガラス板Gが載置された状態で内型可動フレーム239があおられることにより、ガラス板Gが内側に向けて曲げられ、ガラス板Gは予備成形される。なお、内型固定フレーム237及び内型可動フレーム239は、載置されたガラス板Gに傷を付けないようにするため、ステンレス等からなる耐熱性クロスまたは耐熱性不織布を覆う構成としてもよい。
なお、可動ロッド252が上昇し、内型固定フレーム237と内型可動フレーム239とが略水平状態の時、内型固定フレーム237,内型ヒンジ部238,及び内型可動フレーム239は、後述するあおり機構付き成形用リング240の固定フレーム242及び可動フレーム244よりも上方の位置に位置するよう構成されている。
あおり機構付き成形用リング240は、架台210に立設する支持フレーム241と、支持フレーム241によって支持された固定フレーム242と、固定フレーム242にヒンジ部243を介して連結された可動フレーム244と、可動フレーム244に固定された可動フレーム用ロッド255と可動フレーム用ロッド255の先端に設けられた受圧部255aで構成されている。受圧部255aにはサーボモータM2の可動ロッド253(図4参照)が接続し、ヒンジ部243を支点として可動フレーム244を内側に回動する構成となっている。
シャトル400は、図4に示すように、架台210、脚211、ベース410、及び移動ローラ418等により構成されている。架台210は、前記のようにあおり機構付き内型230及びあおり機構付き成形用リング240等を載置する。この架台210は、ヒンジ411を介して脚211に接続されている。
ベース410と脚211は、昇降装置415を介して連結されている。この昇降装置415は、サーボモータM3を駆動源としてベース410に対して脚211を昇降させる。
また、ベース410には、ポンプ413とタンク416が搭載されている。このタンク416は、ポンプ413を介して配管417で下部モールド220に接続されている。下部モールド220は、内部が中空の金属製(鋳物)モールドであり、ガラス板Gと当接する面が所定の湾曲形状を有する。また、そのガラス板Gと当接する面には、無数の孔が設けられ中空部分と直結している。ガラス板Gと当接する面は、ステンレス等からなる耐熱性クロスまたは耐熱性不織布で覆われている。
所望の成形形状で撓みにくい部分、特にガラス板Gの周縁に近い部分を大きく曲げる必要があるときは、ポンプ413によって下部モールド220をバキュームすることにより、ガラス板Gを下部モールド220に吸い付けて成形する。その逆で、下部モールド220にエアをブローすることで、ガラス板Gを離すことをしてもよい。なお、下部モールド220の主な役割は、軟化したガラス板Gが極度に撓むことを抑制することにあるので、ガラス板Gを支持する必要がない場合は、下部モールド220も不要であり、またバキューム等でガラス板Gを成形する必要のないときは、ポンプ413,タンク416とも接続されない。
また、ベース410には、移動ローラ418が設けられている。この移動ローラ418は、サーボモータM4により回転駆動される。前記のように、移動ローラ418はレール25に係合しており、よってサーボモータM4を駆動することにより、シャトル400は図中矢印X1,X2方向(ガラスGの搬送方向)に移動する。なお、シャトル400に設けられたサーボモータM4はガラス板の曲げ成形装置100Aを統括制御するコントローラ(図示せず)に接続されており、このコントローラにより駆動が制御される構成となっている。
次に、図5を参照して、ガラス板の曲げ成形装置100Aによるガラス板Gの曲げ成形方法について説明する。図5は、本実施例のガラス板Gの曲げ成形方法を示すフローチャートである。
先ず、図2の加熱炉10内で徐々に加熱されたガラス板Gは、ローラコンベア14によって成形炉20まで搬送される(ステップS1)。成形炉20に搬入されたガラス板Gは、搬入口直後に設置されているハースベッド21上に載置される。ハースベッド21に設けられた無数の孔21aからは加熱されたエアが吹き出され、ガラス板Gはこのエアの吹き付け力によって浮上し、エアーフローティング支持される。
一方、ハースベッド21は、ガラス板Gの搬送方向前方(図2の矢印X1方向)に向けて約1°の下り勾配を有し、ガラス板Gはローラコンベア14によって搬入された際の慣性力及び自重によってX1方向に進行する。ガラス板Gの搬送方向前端部には、図1に示す一対のポジショナー22が待機しており、進行してきたガラス板Gの前方両角部にそれぞれ当接する。ポジショナー22は、図示しない制御装置の指示に応じて、図1のXまたはY方向に適宜移動し、ガラス板Gのハースベッド21上における位置決めを行う。
位置決めされたガラス板Gの上方には、ガラス板Gを吸引支持するためのフラットモールド23が待機し、位置決めされたガラス板Gをこのフラットモールド23により吸引支持する。その後、フラットモールド23は、図2の1点鎖線の位置に待機している下部成形装置200上方まで水平移動してから停止し、エアの吸引を解除する。これにより、ガラス板Gは下部成形装置200上に落下し、あおり機構付き内型230に載置された状態となる(ステップS2)。具体的には、ガラス板Gは、水平状態とされた内型固定フレーム237,内型可動フレーム239の上部に載置された状態となる。図3は、フラットモールド23からガラス板Gがあおり機構付き内型230に移載された状態を示している。
上記のように、水平状態とされた内型固定フレーム237,内型可動フレーム239の上部にガラス板Gが載置されると、下部成形装置200(シャトル400)が、レール25上を移動し始める。そして、サーボモータM1が駆動を開始して可動ロッド252を降下させる。これにより、基台235も降下し、図6に示すように内型可動フレーム239は図矢印Aで示す方向に回動する。また、あおり機構付き内型230上に載置されたガラス板Gは、成形炉20内の高温雰囲気によって曲げ成形可能温度まで加熱され軟化している。
このため、あおり機構付き内型230に載置されたガラス板Gは、内型固定フレーム237の両端部に枢設された内型可動フレーム239にあおられて予備成形が行われる。この際、ガラス板Gの予備成形速度(あおり速度)は、サーボモータM1の駆動制御を行い、可動ロッド252のZ1方向の移動速度を調整することにより制御することが可能である。
こうして予備成形を行われながらガラス板Gは、レール25上を移動する下部成形装置200(シャトル400)によって上部成形装置300直下まで搬送され、停止する。この方法によれば、ガラス板Gの搬送時間を利用して予備成形も行うため製造時間の短縮を図ることができ、よってガラス板Gの成形効率の向上を図ることができる。
図6に示す上部成形装置300は、架台301に設置された成形用モールド302と、成形用モールド302に連通したダクト304とで構成されている。成形用モールド302は、その内部が中空の金属製(鋳物)モールドであり、ガラス板Gと当接する面(以下、成形面という)が所定の湾曲形状を有する。
成形面には無数の孔が空いており、ダクト304を介して吸引することにより、各孔からエアがモールド内に吸い込まれ、プレス成形後のガラス板Gを吸引により吸着支持できる。また、その逆にダクト304を介してエアを吹き出すこともできる。なお、成形用モールド302の成形面は、ステンレス等からなる耐熱性クロスまたは耐熱性不織布で覆われている。
また、基台235が降下すると、内型固定フレーム237が降下し、ガラス板Gをあおりながら、図6に示すようにあおり機構付き成形用リング240とあおり機構付き内型230が近接する。基台235が架台210に載置されるまで降下し続け、徐々にあおり機構付き内型230からあおり機構付き成形用リング240にGを移し替える(ステップ3)。
ガラス板Gがあおり機構付き成形用リング240に移し替えられたら、上部成形装置300は下降するように駆動され、図7に示すようにあおり機構付き成形用リング240の可動フレーム244をあおりながら、ガラス板Gをプレス成形する。
即ち、成形用モールド302を下降させながら平行して可動ロッド253を上昇させてあおり機構付き成形用リング240の可動フレーム244をあおり、成形用モールド302とあおり機構付き成形用リング240とでガラス板Gを挟み込み、プレス成形を実施する(ステップ4)。この際、ガラス板Gのあおり速度は、サーボモータM2の駆動制御を行い、可動ロッド253のZ1方向の移動速度を調整することにより制御することが可能である。
次いで、成形用モールド302の成形面に設けられている無数の孔から吸引することにより、ガラス板Gを成形面に吸着支持し、可動フレーム244を外側に開きながら上部成形装置300を上昇させる。その後、下部成形装置200を上流側に戻すと共に、クエンチリング33aを成形炉20内に進入させ、成形用モールド302に吸着したガラス板Gの直下で停止させる。
次いで、成形用モールド302の吸引を解除することにより、ガラス板Gをクエンチリング33aに落下及び載置する。そして、クエンチリング33aに載ったガラス板Gを成形炉20の外に搬出し、風冷強化装置30の下部吹き口ヘッド31及び上部吹き口ヘッド32間に運び、両ヘッドのノズルからエアを吹き出すことにより、ガラス板Gを風冷強化する。
風冷強化が完了すると、下部吹き口ヘッド31からの吹き出し圧力を上部吹き口ヘッド32よりも高め、上部吹き口ヘッド32の下面にガラス板Gをエアの力で押し付けると共に、キャッチ部材33bをガラス板G直下に移動させ、両ヘッドの吹き出し圧力を弱めてガラス板Gをキャッチ部材33bにより受け取る。
次いで、シャトル33を水平移動させ、エアーフローティング装置41上方までガラス板Gを搬送する。エアーフローティング装置41上方に到着したガラス板Gは、エアーフローティング装置41から噴出したエア吹き付け圧力により上昇させられ、ストッパ42にガラス板Gが押し付けられている間に、シャトル33を成形炉20側に水平移動させる。次いで、エアの吹き出しを解除することにより、ガラス板Gをゴム製の搬出用ローラコンベア40に落下させ、コンベア40によって図示しない検査工程に搬送する。以降上記工程を全てのガラス板の生産が完了するまで繰り返す(ステップS5)。
上記のように、本実施例に係るガラス板Gの曲げ成形方法では、下部成形装置200が内型可動フレーム239を有したあおり機構付き内型230を設けているため、あおり機構付き成形用リング240によるガラス板Gの曲げ成形に先立ち、あおり機構付き内型230の内型可動フレーム239を用いてガラス板をあおり、深曲げ成形のための予備成形を実施する。その後、あおり機構付き成形用リング240にガラス板を移載し、成形用モールドで押し付け、かつガラス板Gを可動フレーム244であおる。このように、徐々に曲げて深曲げ成形しているため、急激にあおる必要はなくなり、よって複雑な深曲げ成形であっても、しわが発生しにくく、精度の高い成形を行うことが可能となる。
なお、上記した実施例では、図9(A),(B)に示すように、内型可動フレーム239があおっていない状態では、内型固定フレーム237と内型可動フレーム239が略水平となる形状である例について説明した。しかしながら、あおっていない状態における内型固定フレーム237と内型可動フレーム239は必ずしも略水平とする必要はない。
例えば、あおり機構付き内型230に載置するガラス板Gの形状が曲面を有している場合には、例えば図9(C),(D)に示すあおり機構付き内型230Aのように、内型固定フレーム237Aと内型可動フレーム239Aのガラス板Gを載置する面の形状を、載置するガラス板Gの面の形状に沿った面としてもよい。この構成とすることにより、ガラス板Gをあおり機構付き内型230に載置したとき、ガラス板Gの載置位置がずれることを防止することができる。なお、図9(C),(D)に符号238Aで示すのは、内型ヒンジ部である。
次に、本発明の第2実施形態であるガラス板の曲げ成形装置及びこれを用いたガラス板Gの曲げ成形方法について説明する。
図10及び図11は、本発明の第2実施形態であるガラス板の曲げ成形装置100Bを示している。なお、図10及び図11、また後の動作説明に用いる図12〜13において、図1乃至図9に示した第1実施形態であるガラス板の曲げ成形装置100Aと対応する構成については同一符号を付して、その説明を省略するものとする。
前記した第1実施形態であるガラス板の曲げ成形装置100Aは、成形炉20内に下部成形装置200と上部成形装置300をそれぞれ1台のみ配設した構成としていた。これに対して本実施形態であるガラス板の曲げ成形装置100Bは、成形炉20内に予備成形装置60と本成形装置62とを設けたことを特徴とするものである。
つまり、第2の実施形態では、第1の実施形態であるガラス板の曲げ成形装置と実質的に同じ構成の曲げ成形装置を予備成形装置として使用し、該装置で予備成形されたガラス板を本成形装置62により本成形するものである。
予備成形装置60は、フラットモールド23から移載されたガラス板Gに対して予備成形を行うものである。この予備成形装置60は、下部成形装置200と上部成形装置300とにより構成されている。この下部成形装置200及び上部成形装置300は、第1実施形態で説明したものと略同一の構成とされている。よって、ここでは下部成形装置200及び上部成形装置300の説明は省略するものとする。
本成形装置62は、下部成形装置500と上部成形装置600とにより構成されている。図12に示すように、下部成形装置500は、架台510を支持すると共にレール25上を自走するシャトル700と、架台510に設置された下部モールド520と、下部モールド520の周囲に設置された本成形用リング540とで構成されている。この下部モールド520及び本成形用リング540は、ガラス板Gの最終的な製品形状に対応した形状とされている。
シャトル700は、基本的には図4を用いて説明したシャトル400と同一構成とされている。具体的には、シャトル700は、架台510、脚511、ベース710、及び移動ローラ718等により構成されている。
架台510は、前記のように下部モールド520及び本成形用リング540等を載置する。また、ベース710には、移動ローラ718が設けられている。この移動ローラ718は、サーボモータM4(図4参照)により回転駆動される。移動ローラ718もレール25に係合しており、よってサーボモータM4を駆動することにより、シャトル700は図中矢印X1,X2方向(ガラスGの搬送方向)に移動する。なお、シャトル400に設けられたサーボモータM4はガラス板の曲げ成形装置100Bを統括制御するコントローラ(図示せず)に接続されており、このコントローラにより駆動が制御される構成となっている。
また、下部成形装置200を構成するシャトル400と、下部成形装置500を構成するシャトル700は連結されておらず、よって独自に走行可能な構成とされている。なお、各シャトル400,700に設けられたサーボモータM4は図示しないコントローラに接続されており、このコントローラにより駆動が制御される構成となっている。
ところで、上記した予備成形装置60(下部成形装置200)に設けられたあおり機構付き成形用リング240及び下部モールド220の表面の形状は、本成形装置62(下部成形装置500)の本成形用リング540の表面の形状よりも浅いものとなっている。即ち、予備成形におけるガラス板Gの変形量は、平板形状のガラス板が最終形状に変形されるまでの変形量の20〜80%(最適値としては20〜50%)とすることが好ましく、これはガラス板Gのダブリ量(cross-curvature)をパラメータとして規定することが好ましい。
ダブり量は、変形の度合いが最も大きいガラス板の面内の部位(曲げ成形時に生じる引張り力が最大となる部位等)における曲率を基準として定めてもよい。また、複数の点における曲率の平均値を基準として定めてもよい。何れの場合においても、最終的な曲率の20〜80%の範囲で予備成形するとよい。このような予備成形をすることにより、本成形の際にガラス板Gに無理な力が加わることがなくなり、ガラス板にしわが寄ったり光学歪が生じたりする等の問題を防ぐことができる。
一方、上部成形装置600は、架台(図示せず)に設置された本成形用モールド602と、本成形用モールド602に連通したダクト604とで構成されている。本成形用モールド602は、その内部が中空の金属製(鋳物)モールドであり、ガラス板Gと当接する面(以下、成形面という)が所定の湾曲形状を有する。
成形面には無数の孔が空いており、ダクト604を介して吸引することにより、各孔からエアがモールド内に吸い込まれ、プレス成形後のガラス板Gを吸引により吸着支持できる。また、その逆にダクト604を介してエアを吹き出すこともできる。なお、本成形用モールド602の成形面は、ステンレス等からなる耐熱性クロスまたは耐熱性不織布で覆われている。
続いて、図12乃至図15を参照し、上記構成とされたガラス板の曲げ成形装置100Bにおける、ガラス板Gの曲げ形成方法について説明する。
図12乃至図15は、ガラス板の曲げ成形装置100Bにおいて予備成形装置60から本成形装置62の近傍を拡大して示す要部構成図である。なお、図12乃至図15における下部成形装置200及び下部成形装置500の図示において、ガラス板Gの搬送方向が図12乃至図15のように矢印X1方向である場合には、下部成形装置200及び下部成形装置500は正式には正面視した図(図4に示されるような図)となる。しかしながら、図示及び説明の便宜上、図12乃至図15においては、下部成形装置200及び下部成形装置500は側面視した状態の図を示している。
図12は、フラットモールド23から今回成形処理されるガラス板Gがあおり機構付き内型230に移載された状態を示している。この時、シャトル400は図中矢印X2方向限の位置まで移動しており、この状態で下部成形装置200はフラットモールド23の直下に位置している。この時、本実施例では本成形装置62の下部成形装置500は上部成形装置600の直下に位置しており、前回成形処理のガラス板Gに対して本成形用モールド602により本形成処理が行われている。
上記のように、水平状態とされた内型固定フレーム237,内型可動フレーム239の上部にガラス板Gが載置されると、サーボモータM4が起動し下部成形装置200(シャトル400)は矢印X1方向に自走を開始する。この際、シャトル400の移動は、シャトル700に拘らず行われる。即ち、本実施例ではシャトル400とシャトル700とは、それぞれ独立して自走可能な構成とされている。
この下部成形装置200の自走開始と同時に、サーボモータM1も駆動され、可動ロッド252を降下させる。これにより基台235も降下され、図13に示すように内型可動フレーム239は図矢印Aで示す方向に回動する(図では、可動ロッド252及び基台235の図示を省略している)。また、あおり機構付き内型230上に載置されたガラス板Gは、成形炉20内の高温雰囲気によって曲げ成形可能温度まで加熱され軟化している。このため、あおり機構付き内型230に載置されたガラス板Gは、内型固定フレーム237の両端部に枢設された内型可動フレーム239にあおられて第1の予備成形(請求項に記載の予備成形工程に相当する)が行われる。
このガラス板Gに対する内型可動フレーム239による第1の予備形成は、下部成形装置200がフラットモールド23からガラス板Gを移載される位置から、上部成形装置300の直下位置に移動する間に実施される。これにより、ガラス板Gの搬送時間を利用して第1の予備成形が行われるため、ガラス板Gの製造時間の短縮を図ることができ、よってガラス板Gの成形効率の向上を図ることができる。
なおこの時、本成形装置62では、前回予備成形されたガラス板Gに対する本成形が終了し、本成形用モールド602が本成形用リング540から離間した状態となっている。また、本成形されたガラス板Gは、本成形用モールド602の成形面に設けられている無数の孔から吸引処理されることにより、本成形用モールド602に吸着された状態となっている。
下部成形装置200の移動により、ガラス板Gが上部成形装置300直下に到着すると、基台235が降下することにより内型固定フレーム237が降下し、ガラス板Gをあおりながら、あおり機構付き成形用リング240とあおり機構付き内型230が近接する。これにより、ガラス板Gは徐々にあおり機構付き内型230からあおり機構付き成形用リング240にガラス板Gを移し替えられる。
ガラス板Gがあおり機構付き成形用リング240に移し替えられたら、上部成形装置300は下降するように駆動され、図14に示すようにあおり機構付き成形用リング240の可動フレーム244をあおりながら、ガラス板Gをプレス成形する。即ち、成形用モールド302を下降させながら平行して可動ロッド253を上昇させてあおり機構付き成形用リング240の可動フレーム244をあおり、成形用モールド302とあおり機構付き成形用リング240とでガラス板Gを挟み込みプレスし、第2の予備成形を実施する。
なおこの時、本成形装置62では、本成形されたガラス板Gはシャトルドア26(図11参照)から風冷強化装置30に搬出された状態となっている。
第2の予備成形処理が終了すると、次いで成形用モールド302の成形面に設けられている無数の孔から吸引することにより、ガラス板Gを成形面に吸着支持し、可動フレーム244を外側に開きながら上部成形装置300と下部成形装置200とを離間させる。その後、下部成形装置200をフラットモールド23からガラス板Gが移載される位置に向け矢印X2方向に自走させると共に、下部成形装置500を上部成形装置300の直下位置まで矢印X2方向に自走させる。図15は、下部成形装置200がフラットモールド23の直下位置まで移動し、下部成形装置500が上部成形装置300の直下位置まで移動した状態を示している。
次に、ガラス板Gを吸引した成形用モールド302と、下部成形装置500の本成形用リング540は近接し、続いて吸引処理を停止することにより、ガラス板Gを本成形用リング540に移載する。ガラス板Gが本成形用リング540に移載されると、下部成形装置500は上部成形装置600の直下位置に向け自走を開始する。
この時、下部成形装置200は、フラットモールド23からガラス板Gを移送される位置に停止している。また、フラットモールド23は、ハースベッド21上で位置決め処理が行われたガラス板Gを下部成形装置200の上部の位置に向け搬送している。
次回成形処理がされるガラス板Gを吸着したフラットモールド23があおり機構付き内型230の直上位置まで移動し、下部成形装置500が上部成形装置600の直下位置まで移動すると、再び図12に示すように次回成形処理されるガラス板Gがフラットモールド23からあおり機構付き内型230に移載されると共に、本成形装置62において本成形用モールド602が本成形用リング540に向かって押し付けられ、今回本成形処理されるガラス板Gに対して本成形処理が実施される。
以後、図12乃至図15を用いて説明した処理が繰返し実施され、ガラス板Gに対する成形処理が連続的に行われる。このように、本発明の第2実施形態であるガラス板の曲げ成形装置100B及びこれを用いたガラス板Gの曲げ形成方法では、予備成形装置60と本成形装置62を設け、よって2つの成形用モールド302,602及び下部成形装置200,500を用い、ガラス板Gに対して2段の曲げ成形処理を行うため、ガラス板Gに対してより複雑で深い曲げ成形を行うことが可能となる。
また、ガラス板Gに対して2段の曲げ成形を行う構成でも、シャトル400とシャトル700は独自に走行可能であるため、各シャトル400,700の移動に無駄な待ち時間等がなくなり、効率の高いガラス板Gの搬送処理を行うことができる。よって、ガラス板Gの曲げ形成効率を高めることができ、曲げ成形処理に要する時間を短縮することができる。
なお、上記した第2実施形態であるガラス板の曲げ成形装置100Bでは、予備成形装置60の下部成形装置200のみにあおり機構付き内型230及びあおり機構付き成形用リング240を設けた構成を例に挙げて説明したが、本成形装置62の下部成形装置にあおり機構付き内型230及びあおり機構付き成形用リング240を設けた構成としてもよい。この構成とした場合には、更に深い曲げ成形に対応することができる。
以上、本発明の主な好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されない。例えば、可動フレーム及び内型可動フレームは、典型的にはそれぞれ成形用リング及び内型の両端部に枢設されるが、ガラス板の一方の端部のみ深曲げ成形する場合には、成形用リング及び内型の一方の端部のみに枢設される。
また、成形用モールドを成形用リングに対し降下させてガラス板を曲げ成形する方が装置の製造及びその運転面で好ましいが、成形用リングに対し成形用リングを上昇させてガラス板を曲げ成形してもよい。
本発明は、複雑形状または深曲げ成形の湾曲ガラスの製造に好適であり、特に自動車用窓ガラスの製造に好ましく適用できる。

なお、2006年12月19日に出願された日本特許出願2006−341471号の明細書、特許請求の範囲、図面及び要約書の全内容をここに引用し、本発明の明細書の開示として、取り入れるものである。

Claims (6)

  1. 固定フレームとその少なくとも一方の端部に枢設された可動フレームとを備えたあおり機構付き成形用リングの内側に併設された内型に予め曲げ成形可能温度まで加熱されたガラス板を載置して自重による予備成形を実施する工程と、前記内型上の自重により予備成形されたガラス板を、前記内型から前記あおり機構付き成形用リングに移載する工程と、前記ガラス板を所定の成形面を有する成形用モールドで押し付けかつ前記可動フレームをあおる工程とを含むガラス板の曲げ成形方法において、
    前記自重による予備成形を実施する工程は、前記内型に載置された前記ガラス板を前記内型に備えられた内型固定フレームの少なくとも一方の端部に枢設された内型可動フレームであおることによる予備成形を実施する工程を含むことを特徴とするガラス板の曲げ成形方法。
  2. 前記ガラス板を前記内型に載置する載置位置から前記成形用モールドの下方まで前記ガラスを搬送する工程を有し、前記搬送する工程中に、前記内型可動フレームをあおることによる予備成形を実施する請求項1に記載のガラス板の曲げ成形方法。
  3. 可動フレーム及び内型可動フレームがそれぞれ成形用リング及び内型の両端部に枢設されている請求項1または2に記載のガラス板の曲げ成形方法。
  4. 固定フレームとその少なくとも一方の端部に枢設された可動フレームとを備えたあおり機構付き成形用リングと、前記あおり機構付き成形用リングの内側に併設された内型と、所定の成形面を有する成形用モールドとを備え、前記あおり機構付き成形用リング上に載置されたガラス板を前記成形用モールドの成形面で押し付けかつ前記可動フレームをあおることにより、前記ガラス板の曲げ成形を実施するガラス板の曲げ成形装置において、
    前記あおり機構付き成形用リングと前記内型は、前記ガラス板を前記内型に載置する載置位置から前記成形用モールドの下方までの間を走行するシャトルに設けられ、前記内型は内型固定フレームと、その少なくとも一方の端部に枢設された内型可動フレームと、前記シャトルに備えられた可動ロッドの昇降動作により前記内型可動フレームがあおられるあおり機構とを備えていることを特徴とするガラス板の曲げ成形装置。
  5. 前記内型の前記ガラス板を載置する面の形状は、載置する前記ガラス板の面の形状に沿った面を有している請求項4に記載のガラス板の曲げ成形装置。
  6. 可動フレーム及び内型可動フレームがそれぞれ成形用リング及び内型の両端部に枢設され、かつ成形用モールドが上下動可能である請求項4または5に記載のガラス板の曲げ成形装置。
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