JP5215279B2 - 車両用ブレーキ圧制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スプリット路面(摩擦係数が部分的に異なる路面)走行時や旋回時等において左右輪の差圧(左右輪にかかるブレーキ圧の差)を制御する車両用ブレーキ圧制御装置に関する。
近年、一般的な車両用ブレーキ圧制御装置は、低μ路(低摩擦路)で車輪がロックするのを防止するアンチロックブレーキ制御機能を有しているが、各車輪のスリップ率に基づいて各車輪に加わるブレーキ圧が制御されるので、例えばスプリット路面などにおいては左右輪の差圧が大きくなりすぎてしまう問題がある。
この問題を解決する技術としては、従来、車体速度などに基づいて許容差圧を決定する許容差圧設定手段を有し、決定した許容差圧と、左右輪のうちの低摩擦側の車輪に加わる低摩擦側ブレーキ圧とを足し合わせた値を、目標圧として高摩擦側の車輪に加わる高摩擦側ブレーキ圧を制御するものが知られている(特許文献1参照)。この技術によれば、左右輪の差圧を許容差圧内に収めることができるので、車両の安定性の向上、特に車両のヨーレートが大きくなり過ぎるのを抑えることが可能となっている。
特開2007−55583号公報
ところで、上記従来技術では、高摩擦側ブレーキ圧の目標圧が、低摩擦側ブレーキ圧の変化に応じて変化するので、低摩擦側ブレーキ圧が大きな変化量で変化する場合にも、それに応じて高摩擦側ブレーキ圧も大きな変化量で変化する。しかし、このように高摩擦側ブレーキ圧(すなわち制動力が大きい側のブレーキ圧)が急激に変化すると、車両のヨーレートが大きくなる可能性があるため、車両の安定性を更に向上させるには更なる改良が望まれていた。
そこで、本発明は、車両に大きなヨーレートが発生するのを抑制することができる車両用ブレーキ圧制御装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決する本発明は、左右輪のうちの低摩擦側の車輪に加わる低摩擦側ブレーキ圧と前記左右輪間の許容差圧とに基づいて、高摩擦側の車輪に加わる高摩擦側ブレーキ圧の目標圧を算出する機能を備えた車両用ブレーキ圧制御装置であって、前記高摩擦側ブレーキ圧の目標圧の変化量を制限するための制限値を算出する制限値算出手段と、前記目標圧と前記制限値から、前記目標圧の変化量を制限した制限目標圧を算出する制限目標圧算出手段と、前記制限目標圧に基づいて高摩擦側ブレーキ圧を制御する高摩擦側ブレーキ圧制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、高摩擦側ブレーキ圧の目標圧の変化量を制限する制限値を利用して算出する制限目標圧に基づいて、高摩擦側ブレーキ圧を制御するので、高摩擦側ブレーキ圧の変化量が大きくなりすぎるのを抑えて、車両に大きなヨーレートが発生するのを抑制することができる。
また、本発明では、前記制限値算出手段が、前記制限目標圧の前回値よりも前記目標圧の今回値の方が大きい場合に、前記目標圧の変化量を制限するための増圧量制限値を算出する増圧量制限値算出手段と、前記制限目標圧の前回値よりも前記目標圧の今回値の方が小さい場合に、前記目標圧の変化量を制限するための減圧量制限値を算出する減圧量制限値算出手段と、を備えていてもよい。
これによれば、増圧制御、減圧制御のそれぞれに応じて異なる制限値を設定することが可能となるので、各制御をそれぞれ最適に行うことができる。また、増圧時と減圧時とでは、ヨーレートが発生する向きが異なるが、増圧制御と減圧制御のそれぞれで制限値を設定するので、両方向のヨーレートを適切に抑制することができる。
また、本発明では、前記増圧量制限値算出手段が、アンチロックブレーキ制御の制御開始後から所定時間の間で前記目標圧の変化量の制限が最も厳しくなるように、アンチロックブレーキ制御の制御開始時点からの経過時間に応じて前記増圧量制限値を算出するように構成されていてもよい。
これによれば、アンチロックブレーキ制御の初期(つまり車体速度が最も大きく、ヨーレートが大きく生じ易いとき)において目標圧の変化量の制限が最も厳しくなるので、大きなヨーレートの発生をさらに抑制することができる。
また、本発明では、前記減圧量制限値算出手段が、アンチロックブレーキ制御の制御開始後から所定時間の間で前記目標圧の変化量の制限が最も緩くなるように、アンチロックブレーキ制御の制御開始時点からの経過時間に応じて前記減圧量制限値の第1候補を算出する第1候補算出手段と、前記制限目標圧の前回値と前記目標圧の今回値との偏差が大きくなるにしたがって前記目標圧の変化量の制限が緩くなるように、当該偏差に応じて前記減圧量制限値の第2候補を算出する第2候補算出手段と、前記第1候補および前記第2候補のうち制限の緩い方を前記減圧量制限値として選択する選択手段と、を備えていてもよい。
これによれば、アンチロックブレーキ制御の初期(つまり車体速度が最も大きく、ヨーレートが大きく生じ易いとき)において制限が最も緩くなるので、低摩擦側の減圧の変化に追従するように高摩擦側の減圧が行われる。そのため、低摩擦側ブレーキ圧と高摩擦側ブレーキ圧との差圧を小さく抑えることができ、大きなヨーレートの発生を抑えることができる。また、制限目標圧の前回値と目標圧の今回値との偏差が大きくなるにしたがって目標圧の変化量の制限が緩くなるので、偏差が大きくなることにより低摩擦側と高摩擦側との差圧が大きくなりそうになっても、制限が緩くなることで制限目標圧を迅速に低摩擦側に寄せることができ、差圧が大きくなりすぎるのを防止することができる。特に、偏差が大きくなる場合というのは、低摩擦側の路面摩擦係数がさらに低下(例えば、圧雪路から凍結路に変化)することで低摩擦側ブレーキ圧が低下した可能性が高いが、この際に変化量の制限が弱められることで高摩擦側ブレーキ圧が迅速に低摩擦側ブレーキ圧に近づいて差圧が大きくなりすぎるのを防止できるので、大きなヨーレートの発生を抑制することができる。
本発明によれば、高摩擦側ブレーキ圧の目標圧が大きく変化するのを制限することができるので、車両に大きなヨーレートが発生するのを抑制することができる。
本実施形態に係る車両用ブレーキ圧制御装置を搭載した車両を示す構成図である。 車両用ブレーキ圧制御装置の液圧ユニットの詳細を示す構成図である。 制御装置の構成を示すブロック図である。 (a)は増圧側マップを示す図、(b)は減圧側第1マップを示す図、(c)は減圧側第2マップを示す図である。 制限目標圧算出手段の機能を示すフローチャートである。 目標圧、制限目標圧、低摩擦側ブレーキ圧の関係を示すタイミングチャートである。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、車両CRには、車輪速センサ10やブレーキ圧センサ40が設けられるとともに、これらのセンサ10,40で検出した信号に基づいてブレーキ圧(詳しくは、ブレーキ液圧)を制御する車両用ブレーキ圧制御装置50が設けられている。
車輪速センサ10は、各車輪Tの車輪速度を検出するセンサであり、各車輪Tのそれぞれに1つずつ設けられている。そして、各車輪速センサ10は、車両用ブレーキ圧制御装置50に接続されており、これにより車両用ブレーキ圧制御装置50が4つの車輪Tの全ての車輪速度を取得することが可能となっている。なお、前記した4つの車輪速センサ10は、それぞれ固有のIDを持っており、これにより車両用ブレーキ圧制御装置50において各車輪速センサ10から送られてくる各信号が、どの車輪Tの速度であるのかを認識することができるようになっている。
ブレーキ圧センサ40は、各車輪Tに設けられた各キャリパC内のブレーキ圧を検出するセンサであり、各キャリパCのそれぞれに1つずつ設けられている。そして、各ブレーキ圧センサ40は、車両用ブレーキ圧制御装置50に接続されており、これにより車両用ブレーキ圧制御装置50が4つの車輪Tに加わる全てのブレーキ圧を取得することが可能となっている。なお、前記した4つのブレーキ圧センサ40は、それぞれ固有のIDを持っており、これにより車両用ブレーキ圧制御装置50において各ブレーキ圧センサ40から送られてくる各信号が、どの車輪Tに加わるブレーキ圧であるのかを認識することができるようになっている。なお、各キャリパC内のブレーキ圧は、例えば車輪速センサ10で検出した車輪速度を用いて推定したマスタシリンダ圧に基づいて推定してもよいし(例えば特開2007−30770号参照)、液圧ユニット51内に設けた液圧センサで検出したマスタシリンダ圧を用いて推定してもよい。このような場合は、ブレーキ圧センサ40を設ける必要はない。
車両用ブレーキ圧制御装置50は、車両CRの各車輪Tに付与する制動力(ブレーキ圧)を適宜制御するためのものであり、油路や各種部品が設けられた液圧ユニット51と、液圧ユニット51内の各種部品を適宜制御するための制御装置52とを主に備えている。
なお、液圧ユニット51から出力されるブレーキ圧は、配管を介して各車輪Tに設けられたキャリパCに供給されるようになっており、各キャリパCにブレーキ圧が付与されることで、各車輪Tに車輪ブレーキFL,RL,FR,RRの制動力が働くようになっている。
以下に、車両用ブレーキ圧制御装置50の液圧ユニット51の構成について図2を参照して説明する。
液圧ユニット51は、運転者がブレーキペダルBPに加える踏力に応じたブレーキ圧を発生するマスタシリンダMCと、車輪ブレーキFL,RR,RL,FRとの間に配置されている。マスタシリンダMCの二つの出力ポートMC1,MC2は、液圧ユニット51の入口ポート121に接続され、液圧ユニット51の出口ポート122が、各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRに接続されている。そして、通常時は液圧ユニット51の入口ポート121から出口ポート122までが連通した油路となっていることで、ブレーキペダルBPの踏力が各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRに伝達されるようになっている。
液圧ユニット51には、各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRに対応して四つの入口弁1、四つの出口弁2、および四つのチェック弁1aが設けられる。また、出力ポートMC1,MC2に対応した各出力液圧路91,92に対応して二つのリザーバ3、二つのポンプ4および二つのオリフィス5aが設けられ、二つのポンプ4を駆動するための電動モータ6を備えている。
入口弁1は、各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRとマスタシリンダMCとの間に配置された常開型の電磁弁である。入口弁1は、通常時に開いていることで、マスタシリンダMCから各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRへブレーキ圧が伝達するのを許容している。また、入口弁1は、車輪がロックしそうになったときに制御装置52(図1参照)によってアンチロックブレーキ制御が実行されることで閉塞され、これによりブレーキペダルBPから各車輪ブレーキFL,RR,RL,FR側に伝達する液圧が遮断される。また、アンチロックブレーキ制御中においては、制御装置52によって入口弁1が適宜開放されることで、再びブレーキ踏力に基づくブレーキ圧が各車輪ブレーキFL,RR,RL,FR側に伝達され、各ブレーキ圧が増圧されるようになっている。
出口弁2は、各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRと各リザーバ3との間に配置された常閉型の電磁弁である。出口弁2は、通常時に閉塞されているが、車輪がロックしそうになったときに制御装置52により開放されることで、各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRの各キャリパC内に加わるブレーキ圧が各リザーバ3に逃がされ、各ブレーキ圧が減圧されるようになっている。また、この出口弁2と前記した入口弁1が、アンチロックブレーキ制御中において、ともに閉塞されることで、各ブレーキ圧が保持されるようになっている。
チェック弁1aは、各入口弁1に並列に接続されている。このチェック弁1aは、各車輪ブレーキFL,RR,RL,FR側からマスタシリンダMC側へのブレーキ液の流入のみを許容する弁であり、ブレーキペダルBPからの入力が解除された場合に入口弁1を閉じた状態にしたときにおいても、各車輪ブレーキFL,RR,RL,FR側からマスタシリンダMC側へのブレーキ液の流入を許容する。
リザーバ3は、各出口弁2が開放されることによって逃がされるブレーキ圧を吸収する機能を有している。
ポンプ4は、リザーバ3で吸収されているブレーキ液を吸入し、そのブレーキ液をオリフィス5aを介してマスタシリンダMCへ戻す機能を有している。これにより、リザーバ3によるブレーキ圧の吸収によって減圧された各出力液圧路91,92の圧力状態が回復される。
図1に示すように、制御装置52は、例えば、CPU、RAM、ROMおよび入出力回路を備えており、前記した各センサ10,40の信号と、ROMに記憶されたプログラムやデータに基づいて各種演算処理を行うことによって、アンチロックブレーキ制御や、このアンチロックブレーキ制御中における左右の車輪T(以下、「左右輪T,T」ともいう。)のキャリパCに加わるブレーキ圧の差圧制御を実行する。
以下に、制御装置52の機能のうち、前記した差圧制御を実行するための機能について図3〜図5を参照して詳細に説明する。
図3に示すように、制御装置52は、アンチロックブレーキ制御手段52A、許容差圧設定手段52B、目標圧設定手段52C、制限値算出手段52D、制限目標圧算出手段52E、高摩擦側ブレーキ圧制御手段52Fおよび記憶手段52Gを備えている。
アンチロックブレーキ制御手段52Aは、各車輪Tのロックを防止する公知のアンチロックブレーキ制御を実行する機能を有している。具体的に、アンチロックブレーキ制御手段52Aは、各車輪速センサ10から送られてくる車輪速度に基づいてスリップ率を算出し、このスリップ率に応じて前述した入口弁1や出口弁2を制御している。そして、アンチロックブレーキ制御手段52Aは、アンチロックブレーキ制御(ブレーキ圧の減圧制御)を開始した際には、開始したことを示す開始信号を、主に制限値算出手段52D、制限目標圧算出手段52Eおよび高摩擦側ブレーキ圧制御手段52Fに出力する。
許容差圧設定手段52Bは、車両の運動状態を示すパラメータに基づいて許容差圧を設定する機能を有している。なお、許容差圧の設定方法としては、例えば特開2007−055583号公報に開示されたような、複数のマップの中から複数の許容差圧を算出し、これらの中から最適な許容差圧を選択する方法などを採用すればよい。そして、この許容差圧設定手段52Bは、設定した許容差圧を目標圧設定手段52Cに出力する。
目標圧設定手段52Cは、左右輪のうち低摩擦側の車輪に加わる低摩擦側ブレーキ圧に許容差圧PA(図6参照)を足し合わせた値を、高摩擦側の車輪に加わるブレーキ圧(以下、「高摩擦側ブレーキ圧」という。)の目標圧として算出している。ここで、低摩擦側ブレーキ圧と高摩擦側ブレーキ圧とを区別する方法としては、例えば、アンチロックブレーキ制御が先に開始された方の車輪のブレーキ圧を低摩擦側ブレーキ圧とし、逆側のブレーキ圧を高摩擦側ブレーキ圧として区別する方法が挙げられる。そして、この目標圧設定手段52Cは、算出した目標圧を制限値算出手段52Dと制限目標圧算出手段52Eとに出力する。
制限値算出手段52Dは、高摩擦側ブレーキ圧の目標圧の変化量を制限するための制限値を算出する機能を有しており、主に、増圧量制限値算出手段D1と、減圧量制限値算出手段D2とを備えて構成されている。
増圧量制限値算出手段D1は、目標圧設定手段52Cから出力されてくる目標圧や後述する制限目標圧算出手段52Eから出力されてくる制限目標圧を参照して、制限目標圧の前回値よりも目標圧の今回値の方が大きい場合に、目標圧の変化量を制限するための増圧量制限値を算出する機能を有している。具体的に、増圧量制限値算出手段D1は、記憶手段52Gに記憶されている増圧側マップM1(図4(a)参照)を用いて増圧量制限値を算出している。
ここで、増圧側マップM1は、アンチロックブレーキ制御の開始後からの経過時間と増圧量制限値との関係を示すグラフであり、アンチロックブレーキ制御の開始時点(0)から所定時間T1の間で目標圧の変化量の制限が最も厳しくなるように、増圧量制限値が正の値で設定されている。すなわち、増圧量制限値は、アンチロックブレーキ制御の開始時点から所定時間T1の間で最も小さな値となり、所定時間T1の経過後には時間が経過するにつれて徐々に大きな値になるように設定されている。なお、増圧側マップM1における増圧量制限値の最小値は、アンチロックブレーキ制御の増圧制御における単位時間当たりの増圧量よりも小さな値に設定される。
そして、増圧量制限値算出手段D1は、アンチロックブレーキ制御手段52Aから開始信号を受けると、アンチロックブレーキ制御の開始時点からの経過時間に応じて増圧量制限値を随時算出し、算出した増圧量制限値を制限目標圧算出手段52Eに出力する。
減圧量制限値算出手段D2は、後述する制限目標圧の前回値よりも目標圧の今回値の方が小さい場合に、目標圧の変化量を制限するための減圧量制限値を算出する機能を有しており、主に、第1候補算出手段D21、第2候補算出手段D22および選択手段D23を備えて構成されている。
第1候補算出手段D21は、記憶手段52Gに記憶されている減圧側第1マップM2(図4(b)参照)を用いて減圧量制限値の第1候補を算出する機能を有している。
ここで、減圧側第1マップM2は、アンチロックブレーキ制御の開始時点からの経過時間と減圧量制限値(第1候補)との関係を示すグラフであり、アンチロックブレーキ制御の開始時点(0)から所定時間T2の間で目標圧の変化量の制限が最も緩くなるように、減圧量制限値が負の値で設定されている。すなわち、減圧側第1マップM2における減圧量制限値は、アンチロックブレーキ制御の開始時点から所定時間T2の間で最も小さく(絶対値は最大)、所定時間T2の経過後には時間が経過するにつれて徐々に大きな値になるように設定されている。なお、減圧側第1マップM2における減圧量制限値の最小値は、アンチロックブレーキ制御の減圧制御における単位時間当たりの減圧量よりも小さな値に設定される。
そして、第1候補算出手段D21は、アンチロックブレーキ制御手段52Aから開始信号を受けると、アンチロックブレーキ制御の開始時点からの経過時間に応じて減圧量制限値の第1候補を随時算出し、算出した第1候補を選択手段D23に出力する。
第2候補算出手段D22は、記憶手段52Gに記憶されている減圧側第2マップM3(図4(c)参照)を用いて減圧量制限値の第2候補を算出する機能を有している。
ここで、減圧側第2マップM3は、後述する制限目標圧(図6参照)の前回値と目標圧の今回値との偏差に応じた減圧量制限値(第2候補)が設定されたマップであり、偏差が大きくなるにしたがって目標圧の変化量の制限が緩くなるように、減圧量制限値が負の値で設定されている。すなわち、減圧側第2マップM3における減圧量制限値は、偏差が大きくなればなる程、小さな値(絶対値は大)になるように設定されている。なお、減圧量制限値が小さくなり始めるときの偏差は、許容差圧PA(図6参照)と等しい値に設定されている。
そして、第2候補算出手段D22は、アンチロックブレーキ制御手段52Aからの開始信号の受信をきっかけとして、アンチロックブレーキ制御中において制限目標圧の前回値から目標圧の今回値を引くことで随時偏差を算出するとともに、算出した偏差と減圧側第2マップM3を用いて減圧量制限値の第2候補を算出し、その第2候補を選択手段D23に出力する。
選択手段D23は、第1候補算出手段D21および第2候補算出手段D22から出力されてくる減圧量制限値の第1候補および第2候補のうち制限の緩い方(値が小さい方)を減圧量制限値として選択する機能を有している。そして、この選択手段D23は、選択した減圧量制限値を制限目標圧算出手段52Eに出力する。
制限目標圧算出手段52Eは、目標圧設定手段52Cから出力されてくる目標圧と、制限値算出手段52Dから出力されてくる制限値(増圧量制限値、減圧量制限値)とから、目標圧の変化量を制限した制限目標圧を算出する機能を有している。具体的に、制限目標圧算出手段52Eは、図5に示すようなフローチャートに従って制限目標圧の算出を行う。
図5に示すように、制限目標圧算出手段52Eは、アンチロックブレーキ制御手段52Aから開始信号を受けると、まず、目標圧の今回値から制限目標圧の前回値を引いた値を、目標圧の変化量として設定する(S1)。なお、アンチロックブレーキ制御の開始時(開始信号を受けたとき)には、制限目標圧算出手段52Eでまだ制限目標圧を算出していないため、制限目標圧算出手段52Eは、目標圧の変化量の算出は行わずに、このとき(開始時)の目標圧を「制限目標圧の前回値」の初期値として設定する。そして、制限目標圧算出手段52Eは、設定した初期値を次回の計算に用いて変化量を算出する。すなわち、制限目標圧算出手段52Eは、アンチロックブレーキ制御手段52Aから開始信号を受けたときの目標圧を「制限目標圧の前回値」の初期値として設定した後、次に新たな目標圧や制限値が入力されてきたときに本フローを実行する。
ステップS1の後、制限目標圧算出手段52Eは、変化量が増圧量制限値よりも大きいか否かを判断する(S2)。ステップS2において変化量が増圧量制限値よりも大きい場合には(Yes)、制限目標圧算出手段52Eは、変化量を増圧量制限値に変更して(S3)、ステップS4の処理に進む。また、ステップS2において変化量が増圧量制限値よりも小さい場合には(No)、制限目標圧算出手段52Eは、そのままステップS4の処理に進む。
すなわち、ステップS2の処理によって、ステップS1で算出した値と、増圧量制限値とのうち、小さい方が変化量(増圧量)として選ばれることで、制限目標圧の変化量を小さく抑えることが可能となっている。
ステップS4において、制限目標圧算出手段52Eは、変化量が減圧量制限値よりも小さいか否かを判断する。ステップS4において変化量が減圧量制限値よりも小さい場合には(Yes)、制限目標圧算出手段52Eは、変化量を減圧量制限値に変更して(S5)、ステップS6の処理に進む。また、ステップS4において変化量が減圧量制限値よりも大きい場合には(No)、制限目標圧算出手段52Eは、そのままステップS6の処理に進む。
すなわち、ステップS4の処理によって、ステップS1で算出した値と、減圧量制限値とのうち、大きい方(ゼロに近い方)が変化量(減圧量)として選ばれることで、制限目標圧の変化量を小さく抑えることが可能となっている。
ステップS6において、制限目標圧算出手段52Eは、制限目標圧の前回値に変化量を加算することで、制限目標圧を算出し、本フローを終了する。そして、このように制限目標圧を算出した後、制限目標圧算出手段52Eは、図3に示すように、算出した制限目標圧を制限値算出手段52Dと高摩擦側ブレーキ圧制御手段52Fに出力する。
高摩擦側ブレーキ圧制御手段52Fは、制限目標圧算出手段52Eから出力されてくる制限目標圧に基づいて高摩擦側ブレーキ圧を制御する機能、具体的には高摩擦側ブレーキ圧が制限目標圧に合うように、適宜、液圧ユニット51の入口弁1、出口弁2およびポンプ4(図2参照)等を制御する機能を有している。なお、この高摩擦側ブレーキ圧制御手段52Fは、アンチロックブレーキ制御の開始をきっかけにして作動する、すなわちアンチロックブレーキ制御手段52Aから開始信号を受け取ったときに初めて、高摩擦側ブレーキ圧を制限目標圧に合うように制御するように構成されている。
なお、高摩擦側ブレーキ圧の制御方法としては、例えば特開2007−055583号公報に開示されたような方法(制限目標圧の他に減圧閾値も設定して制御する方法)などを採用すればよい。
次に、前記したような差圧制御が、所定時間行われたときの一例について述べる。なお、以下の説明では、便宜上、アンチロックブレーキ制御中において許容差圧が常に一定の値であるものとして説明する。
図6に示すように、例えばスプリット路において運転者がブレーキを踏むことによって、左右の車輪のうち低μ側の車輪のみにアンチロックブレーキ制御が開始されると(時刻t1)、制限目標圧の算出が開始される。なお、目標圧の算出は、アンチロックブレーキ制御に関わらず常時行われている。
そして、このようなアンチロックブレーキ制御の初期(所定時間T2の間における減圧制御中)においては、図4(b)に示す減圧側第1マップM2から最小の減圧量制限値が第1候補として選択される。また、アンチロックブレーキ制御の初期においては目標圧と制限目標圧との偏差が小さいことから、図4(c)に示す減圧側第2マップM3からは大きな値の減圧量制限値が第2候補として選択される。そのため、アンチロックブレーキ制御の初期においては、第2候補よりも小さな第1候補が減圧量制限値として決定される。
そして、このように決定された減圧量制限値は、アンチロックブレーキ制御の減圧制御における単位時間当たりの減圧量よりも小さな値に設定されているため、上述のフローチャートのステップS4において減圧量制限値は選ばれずに、減圧量(変化量)としてステップS1で算出した「目標圧の今回値−制限目標圧の前回値」が選択される。その結果、ステップS6にて、実質「制限目標圧=目標圧の今回値」となり、制限目標圧は、図6に示すように、目標圧に沿って推移する。
そして、前述したようにアンチロックブレーキ制御の初期において制限目標圧が目標圧に沿って推移するので、この制限目標圧に追従するように制御される高摩擦側ブレーキ圧と、低摩擦側ブレーキ圧との差圧を小さく抑えることができ、大きなヨーレートの発生を抑えることが可能となっている。
減圧制御が終わると(時刻t2)、保持制御に移行するが、保持制御の間は目標圧の変化量がゼロとなる、すなわち「目標圧の今回値=制限目標圧の前回値」となるため、上述したフローチャートのステップS1で算出される変化量がゼロとなる。そのため、ステップS2,S4で共にNoと判定され、ステップS6にて実質「制限目標圧=制限目標圧の前回値」となる。これにより、制限目標圧は一定値(制限目標圧の前回値)で推移する。その後、最初の増圧制御(所定時間T1の間における増圧制御)が開始されると(時刻t3)、図4(a)に示す増圧側マップM1から最小の増圧量制限値が算出される。
そして、このように算出された増圧量制限値は、アンチロックブレーキ制御の増圧制御における単位時間当たりの増圧量よりも小さな値に設定されているため、上述のフローチャートのステップS2,S3において増圧量制限値が増圧量(変化量)として選ばれる。その結果、ステップS6にて、「制限目標圧=制限目標圧の前回値+増圧量制限値」となり、図6に示すように、目標圧よりも小さな傾きで制限目標圧が推移していく。
そのため、車体速度が大きく、大きなヨーレートが発生し易いアンチロックブレーキ制御の初期において、高摩擦側ブレーキ圧の急激な増加を防止することができ、大きなヨーレートの発生を抑えることが可能となっている。
その後、時刻t4にて減圧制御が再び開始されると、目標圧も急激に下がることから、時刻t5(詳しくは時刻t5を僅かに過ぎた時刻)において制限目標圧の前回値よりも目標圧の今回値が小さくなる。この場合には、図4(b)に示す減圧側第1マップM2から最小値よりも大きな値の減圧量制限値が第1候補として算出される。また、図6に示すように時刻t5以降の制限目標圧と目標圧の偏差が許容差圧PAよりも小さいことから、減圧側第2マップM3からは第1候補よりも大きな値の減圧量制限値が第2候補として算出される。そのため、再び、第2候補よりも小さな第1候補が減圧量制限値として決定される。
そして、このように決定された減圧量制限値が、上述のフローチャートのステップS1における「目標圧の今回値−制限目標圧の前回値」よりも大きい場合には、減圧量として減圧量制限値が選択される。その結果、ステップS6にて「制限目標圧=制限目標圧の前回値+減圧量制限値」となり、図6に示すように、目標圧よりも小さな傾きで減圧制御が制限されながら実行される(時刻t5〜t6)。
そのため、高摩擦側ブレーキ圧の急激な減少を防止することができ、大きなヨーレートの発生を抑えることが可能となっている。
そして、図4(a)に示す増圧側マップM1において増圧量制限値が所定時間T1の後に徐々に大きくなるように設定されていることから、図6に示すように、時間が経つにつれて、増圧制御における傾きが徐々に目標圧の傾きに近付いていき(時刻t7〜t9間)、最終的には目標圧と一致する(時刻t12〜t13間)。これにより、車体速度が落ちていくにつれて、高摩擦側ブレーキ圧の増圧速度を早くして、大きな制動力を得ることが可能となっている。
また、図4(b)に示す減圧側第1マップM2において減圧量制限値が所定時間T2の後に徐々に大きくなるように設定されていることから、図6に示すように、時間が経つにつれて、減圧制御の初期における傾きが徐々に目標圧の傾きから遠ざかっていく、すなわち緩やかになっていく(時刻t9〜t10、t13以降)。これにより、車体速度が落ちていくにつれて、高摩擦側ブレーキ圧の減圧速度を遅くして、大きな制動力を得ることが可能となっている。
また、時刻t8において、例えば圧雪路から凍結路に移った場合には、低摩擦側ブレーキ圧が大きく減圧される。これに対し、制限目標圧は、減圧量制限値によって制限がかけられているので(時刻t9〜t10)、目標圧よりも大きく離れることとなる。そして、制限目標圧と目標圧の偏差が許容差圧PAよりも大きくなると(時刻t10)、減圧側第2マップM3から第1候補よりも小さな値の減圧量制限値が第2候補として選ばれる。
これにより、上述のフローチャートのステップS4における減圧量制限値が第2候補の減圧量制限値となり、この減圧量制限値がステップS1で設定される「目標圧の今回値−制限目標圧の前回値」よりも大きければ、ステップS6にて、「制限目標圧=制限目標圧の前回値+減圧量制限値(第2候補)」となる。つまり、偏差が許容差圧PAよりも大きいと制限が緩やかになって、図6の時刻t10〜t11に示すように、制限目標圧が目標圧に迅速に近付いていく。詳しくは、制限目標圧が図4(c)の減圧側第2マップM3に従って変化するので、制限目標圧の傾きは、図6に示すように、初期において徐々に下がっていき、中間地点で最大の傾きとなり、最後の段階で徐々に緩やかになっていく。
これにより、偏差が大きくなることにより低摩擦側と高摩擦側との差圧が大きくなりそうになっても、制限が緩くなることで制限目標圧を迅速に低摩擦側に寄せることができ、差圧が大きくなりすぎるのを防止することが可能となっている。そして、このように差圧が大きくなりすぎるのを防止することで、大きなヨーレートの発生を抑制することが可能となっている。
すなわち、本実施形態では、以下のような効果を奏する。
高摩擦側ブレーキ圧の目標圧の変化量を制限する制限値を利用して算出する制限目標圧に基づいて、高摩擦側ブレーキ圧を制御するので、高摩擦側ブレーキ圧の変化量が大きくなりすぎるのを抑えて、車両に大きなヨーレートが発生するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、増圧制御、減圧制御のそれぞれに応じて異なる制限値を設定するので、各制御をそれぞれ最適に行うことができる。また、増圧時と減圧時とでは、ヨーレートが発生する向きが異なるが、増圧制御と減圧制御のそれぞれで制限値を設定するので、両方向のヨーレートを適切に抑制することができる。
以上、本発明は、前記実施形態に限定されることなく、様々な形態で実施される。
前記実施形態では、マップM1〜M3によって各制限値を求めるようにしたが、本発明はこれに限定されず、計算式等によって制限値を求めてもよい。また、マップの数は、前記実施形態に限定されず、いくつであってもよい。
前記実施形態では、制御装置52に増圧量制限値算出手段D1と減圧量制限値算出手段D2の双方を設けるようにしたが、本発明はこれに限定されず、いずれか一方のみを設けてもよい。
50 車両用ブレーキ圧制御装置
52 制御装置
52A アンチロックブレーキ制御手段
52B 許容差圧設定手段
52C 目標圧設定手段
52D 制限値算出手段
52E 制限目標圧算出手段
52F 高摩擦側ブレーキ圧制御手段
52G 記憶手段
D1 増圧量制限値算出手段
D2 減圧量制限値算出手段
D21 第1候補算出手段
D22 第2候補算出手段
D23 選択手段
M1 増圧側マップ
M2 減圧側第1マップ
M3 減圧側第2マップ

Claims (4)

  1. 左右輪のうちの低摩擦側の車輪に加わる低摩擦側ブレーキ圧と前記左右輪間の許容差圧とに基づいて、高摩擦側の車輪に加わる高摩擦側ブレーキ圧の目標圧を算出する機能を備えた車両用ブレーキ圧制御装置であって、
    前記高摩擦側ブレーキ圧の目標圧の変化量を制限するための制限値を算出する制限値算出手段と、
    前記目標圧と前記制限値から、前記目標圧の変化量を制限した制限目標圧を算出する制限目標圧算出手段と、
    前記制限目標圧に基づいて高摩擦側ブレーキ圧を制御する高摩擦側ブレーキ圧制御手段と、を備えることを特徴とする車両用ブレーキ圧制御装置。
  2. 前記制限値算出手段は、
    前記制限目標圧の前回値よりも前記目標圧の今回値の方が大きい場合に、前記目標圧の変化量を制限するための増圧量制限値を算出する増圧量制限値算出手段と、
    前記制限目標圧の前回値よりも前記目標圧の今回値の方が小さい場合に、前記目標圧の変化量を制限するための減圧量制限値を算出する減圧量制限値算出手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用ブレーキ圧制御装置。
  3. 前記増圧量制限値算出手段は、
    アンチロックブレーキ制御の制御開始後から所定時間の間で前記目標圧の変化量の制限が最も厳しくなるように、アンチロックブレーキ制御の制御開始時点からの経過時間に応じて前記増圧量制限値を算出するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用ブレーキ圧制御装置。
  4. 前記減圧量制限値算出手段は、
    アンチロックブレーキ制御の制御開始後から所定時間の間で前記目標圧の変化量の制限が最も緩くなるように、アンチロックブレーキ制御の制御開始時点からの経過時間に応じて前記減圧量制限値の第1候補を算出する第1候補算出手段と、
    前記制限目標圧の前回値と前記目標圧の今回値との偏差が大きくなるにしたがって前記目標圧の変化量の制限が緩くなるように、当該偏差に応じて前記減圧量制限値の第2候補を算出する第2候補算出手段と、
    前記第1候補および前記第2候補のうち制限の緩い方を前記減圧量制限値として選択する選択手段と、を備えることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の車両用ブレーキ圧制御装置。
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