JP5173259B2 - サンバイザーホルダー - Google Patents

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Description

この発明は、自動車等の車両に設けられたサンバイザーホルダーに関する。
自動車等の車両には車室内のルーフ部の前側にサンバイザーが設けられている。サンバイザーは正面からの直射光を遮ることができるように板状のバイザー本体が車幅方向に配置された回動軸を中心にして下側に回動可能に支持されたものであり、更に側方からの光を遮るためにバイザー本体の回動軸の内側端をサンバイザーホルダーから外すことで、回動軸の外側端を中心にして側方へ回動できるようになっている。
サンバイザーはルーフ部の車室内の内装材の上から取り付けられるものであり、狭いスペースで取り付け作業を行う必要があるため、サンバイザーを車体に支持するためのサンバイザーホルダーの構造には様々な提案がなされている。
例えば、特許文献1には、サンバイザーホルダーにルーフライニングに係止する仮止め爪と、車体パネルに係合する固定用係止爪とを設けた構造が開示されている。また、特許文献2には、サンバイザーホルダーをバイザー本体を支持するホルダー部材と、このホルダー部材に係合するグロメット部材とに分割構成し、ホルダー部材に車体パネルに係合する係合爪を設けると共に、グロメット部材にルーフライニングに係合する保持片を設けた構造が開示されている。
そして、特許文献3には、サンバイザーホルダーをバイザー本体を支持する雄パーツと、この雄パーツに係合する雌パーツとに分割構成し、雄パーツに車体パネルに係合する弾性掛合爪を設けると共に、雌パーツに車体パネルに係合する弾性掛合片を設けた構造が開示されている。
特開2000−85352号公報 特開2002−36873号公報 特開2006−90439号公報
しかしながら、特許文献1、2のサンバイザーホルダーにおいては、サンバイザーホルダーを車体パネルから取り外す場合に、ルーフライニングに係止している仮止め爪と保持片の両方を縮めるようにして取り外す必要があるため、作業が行い難いという問題がある。
また、特許文献2、3のサンバイザーホルダーにおいては、2つの部品に分割構成されこれらの部品が係合することで車体パネルやルーフライニングに取り付けられているため、車体パネルの厚さが異なる車種に用いる場合には、その都度両方の部品を別途用意する必要があり汎用性に欠けるという問題がある。
そこで、この発明は、取り外し作業を容易に行うことができ、かつ、車体パネルの厚さが異なる場合であっても、一方の部品のみを変更するだけで対応できる汎用性の高いサンバイザーホルダーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項に記載した発明は、車体に回動可能に支持されたサンバイザー(例えば、実施形態におけるサンバイザーS)を保持するサンバイザー保持部(例えば、実施形態における保持部16)を備えたホルダー本体(例えば、実施形態におけるホルダー本体10)と、このホルダー本体の先端に設けられ前記車体のルーフライニング(例えば、実施形態におけるルーフライニング5)とボディーパネル(例えば、実施形態におけるボディーパネル13)とに形成された開口部(例えば、実施形態における開口部14a,14b)を上方に貫く支柱部(例えば、実施形態における支柱部15)と、該支柱部に着脱可能に取り付けられ前記ホルダー本体を前記車体に固定するグロメット(例えば、実施形態におけるグロメット11)とを備えたサンバイザーホルダー(例えば、実施形態におけるサンバイザーホルダー9)において、前記グロメットに前記ルーフライニング上面に係合するルーフライニング仮止め片(例えば、実施形態におけるルーフライニング仮止め片40)が設けられると共に、前記ボディーパネル上面に係合するボディーパネル係合部(例えば、実施形態におけるボディーパネル係合部35)が一体に設けられ、前記ルーフライニング仮止め片の下端部は前記ボディーパネル係合部が前記ボディーパネルに係合した状態において、前記ボディーパネルの開口部の内側であって前記ボディーパネルの下面よりも上方でかつ前記ボディーパネル上面より下方に位置、かつ前記ボディーパネルに対して上下方向での係止状態が解除可能に構成されることを特徴とする。
このように構成することで、車種の違いによりボディーパネルの厚さが異なる場合であっても、グロメットのみをボディーパネルに対応したボディーパネル係合部を備えたものに交換するだけで様々な車種に対して適用することができる。また、ボディーパネル係合部がボディーパネルに係合している場合において、ボディーパネルに係合していないルーフライニング仮止め片がグロメットをボディーパネルの開口部から取り外す際の障害となるのを回避できる。
請求項に記載した発明は、前記ホルダー本体に前記ルーフライニングに当接するルーフライニング当接部(例えば、実施形態におけるルーフライニング当接部19)を設け、前記ルーフライニング上面にルーフライニング仮止め片が係合するグロメットの仮止め位置におけるルーフライニングと前記ホルダー本体のルーフライニング当接部との間に隙間(例えば、実施形態におけるクリアランスC)を設けたことを特徴とする。
このように構成することで、ルーフライニング当接部とルーフライニングとの間に隙間が形成された仮止め位置で、ルーフライニング仮止め片をルーフライニングに係止させて仮止め状態とすることが可能となり、ルーフライニング当接部をルーフライニングに当接させてボディーパネル係合部を前記ボディーパネルに係合した状態とすることで、ルーフライニング仮止め片の先端をボディーパネルの下面よりも上方でかつボディーパネル上面より下方に位置する状態とすることができる。
請求項1に記載した発明によれば車種の違いによりボディーパネルの厚さが異なる場合であっても、グロメットのみをボディーパネルに対応したボディーパネル係合部を備えたものに交換するだけで様々な車種に対して適用することができるため、汎用性が高められる効果がある。また、ボディーパネル係合部がボディーパネルに係合している場合において、ボディーパネルに係合していないルーフライニング仮止め片がグロメットをボディーパネルの開口部から取り外す際の障害となるのを回避できるため、グロメットの取り外し作業が行い易くなるという効果がある。
請求項に記載した発明によれば、ルーフライニング当接部とルーフライニングとの間に隙間が形成された仮止め位置で、ルーフライニング仮止め片をルーフライニングに係止させて仮止め状態とすることが可能となるため、ルーフライニングの取り付け作業が行い易くなる効果がある。
また、ルーフライニング当接部をルーフライニングに当接させてボディーパネル係合部を前記ボディーパネルに係合した状態とすることで、前記隙間の分だけ仮止め位置からホルダー本体が押し込まれるとルーフライニング仮止め片の先端をボディーパネルの下面よりも上方でかつボディーパネル上面より下方に位置する状態とすることができるため、ルーフライニング仮止め片がボディーパネルに係止することがなくなり、グロメットの取り外し作業が行い易くなるという効果がある。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。自動車等の車両には運転席と助手席の右、左斜め上方にサンバイザーが設けられている。このサンバイザーは正面からの直射光を遮ることができるように板状のバイザー本体が車幅方向に配置された回動軸を中心にして下側に回動可能に支持されたものであり、更に側方からの光を遮るためにバイザー本体の回動軸の内側端をサンバイザーホルダーから外すことで、回動軸の外側端を中心にして側方へ回動できるようになっている。以下、右ハンドルの運転席側のサンバイザーを例にして説明し、勝手反対に取り付けられた助手席側のサンバイザーについては説明を省略する。
図1に示すように、運転席の右斜め上方には、ブラケット1を介してルーフ部2に回動軸3が支持されている。この回動軸3は下方に向かってブラケット1に水平方向に回動可能に支持された支持部4と、この支持部4がルーフライニング5の直下で水平方向に屈曲されたロッド部6とで構成されている。ロッド部6には板状のバイザー本体7の上縁が上下方向回動可能に支持されている。
バイザー本体7の上縁には車室内寄りの一部にロッド部6が露出する切欠部8が形成されている。この切欠部8にはロッド部6の一部が露出しており、この露出したロッド部6がルーフ部2に取り付けられたサンバイザーホルダー9に着脱可能に固定されるものである。主としてこれらバイザー本体7と回動軸3とでサンバイザーSが構成されている。
図2、図3に示すように、サンバイザーホルダー9は、一部がルーフライニング5の下側(表側)に露出するホルダー本体10と、ルーフライニング5の上側(裏側)に配置されるグロメット11とに着脱可能に分割構成されている。
ホルダー本体10はルーフライニング5面よりも車室内に露出する基部12に、車体のルーフライニング5とボディーパネル13とに形成された四角形状の開口部14a,14b(図7参照)を上方に貫く支柱部15が設けられたものである。
基部12にはサンバイザーSのロッド部6に係合する凹状の保持部16が設けられ、保持部16は下側に係止突起17と上側に弾性片18とを備えている。
これら係止突起17と弾性片18との間でバイザー本体7の切欠部8に露出するロッド部6を弾性的に挟み込むようになっていると共に、ロッド部6を軸にしてバイザー本体7が上下方向に回動する際の回動をスムーズに許容する軸受けとして機能している。
基部12は内部が軽量化のため余肉を除去し上端面が平坦に設定されており、この上端面がルーフライニング5に当接するルーフライニング当接部19として構成されている。ここで、ルーフライニング当接部19は上方から見て角部が丸みを帯びた長方形状に形成されている。
基部12のルーフライニング当接部19の中央部には支柱部15が設けられている。支柱部15はグロメット11に挿入されるものであり、支柱部15の基部12側の下半部20は円柱状に形成され、先端側の上半部21は軸方向に沿って二つ割に形成された一対のグロメット係止片22で構成されている。グロメット係止片22は下半部20とほぼ外周を共通にした平面視弧状の部材で、上方から見た場合に右回り側の側縁部には、角部23で鋭角に屈曲し支柱部15の径方向中心に向かって前後方向から突出する突出壁24を備えている(図6参照)。
支柱部15の下半部20の周壁の車幅方向の両側部には、各々グロメット係止爪25が設けられている。グロメット係止爪25は上部を切り起こすように支持され下部に爪26を備えたもので、グロメット11の外壁面(側壁30,31の外面)からは突出せずグロメット11の上方向への抜けに対しては、爪26を押し込まない限り爪26がグロメット11の係合用開口部41の下縁に係止してこれを阻止するものである。また、グロメット11をホルダー本体10の支柱部15を中心にしてある程度の力で回動させると爪26がグロメット11の係合用開口部41の側縁によって内部に押し込まれてグロメット11をホルダー本体10から抜き取ることができるものである。
図3に示すように、グロメット11は上部と下部が開放され上部側に先細り部27が形成され、平面視で長辺側である側壁30,31と短辺側にある前壁32と後壁33とで囲まれた四角形状の部材である。下部には周囲を取り囲むように側壁30,31と前壁32と後壁33よりも外側に張り出すフランジ34が設けられている。フランジ34はルーフライニング5の厚さ寸法と同等の厚さ寸法を備えている。ここで、前壁32はホルダー本体10の保持部16と同じ向きに向いている壁、後壁33はその反対側の壁である。
グロメット11の前壁32と後壁33の幅方向中央部には上下方向中央部付近から切り起こされフランジ34を貫く位置に渡る部位に、下端が開放され下側に延出するボディーパネル係合部35,35が各々設けられている。このボディーパネル係合部35は上端部を基部とし前壁32と後壁33と同一面に位置する弾性のあるアーム部36と、このアーム部36の上下方向の中央部よりもやや上側寄りに設けられた断面三角形状の係止突起37とを備えている。係止突起37の下部傾斜面38と下方に存在するフランジ34の上面との間でボディーパネル13を弾性的に挟み込んで保持する。
一方、グロメット11の各側壁30,31にはこれら側壁30,31の一部を切り起こすようして、側壁30,31の切欠部39から斜め外側でかつ下側に向かって延びる板状のルーフライニング仮止め片40が設けられている。このルーフライニング仮止め片40は、側壁30,31の先細り部27との稜線の近傍に端を発しており、グロメット11の前壁32から見て左側のルーフライニング仮止め片40は側壁30の前壁32寄りに設けられ、グロメット11の前壁32から見て右側のルーフライニング仮止め片40は側壁31の後壁33寄りに設けられている。
ルーフライニング仮止め片40は、弾性力を備えていて側方から押圧すると先端部がフランジ34に干渉することなく側壁30,31に沿う位置まで弾性変形して切欠部39に格納されるようになっている。つまり、ルーフライニング仮止め片40の長さは自然状態でフランジ34よりも外側に端部が延び、フランジ34の周囲をルーフライニング5が取り囲み、ルーフライニング仮止め片40の先端部分がルーフライニング5の上面に当接している仮止め位置では、ホルダー本体10のルーフライニング当接部19とルーフライニング5の下面との間にクリアランスCを確保した状態でルーフライニング5の上面に係止するようになっている(図8参照)。また、ルーフライニング仮止め片40の長さは切欠部39に押し込まれた状態ではその先端部分がグロメット11のフランジ34の上面からボディーパネル13の板厚の範囲内に収まる長さに設定されている。
図4〜図6にも示すように、グロメット11の各側壁30,31には、ホルダー本体10のグロメット係止爪25が係合する係合用開口部41が、ルーフライニング仮止め片40に並ぶように形成されている。
グロメット11の側壁30,31の内面には、上下方向に向かってホルダー本体10の支柱部15を前側と後側とで案内して受け入れる受容爪42,42が各々形成されている。この受容弧42は一対となって支柱部15のグロメット係止片22を内周面で受け入れるものであり、グロメット係止片22の突出壁24に車幅方向から当接して係止する係止片爪43を備えている。受容爪42の係止片爪43の先端には乗り上げ傾斜面44が形成されている。
グロメット11をホルダー本体10に取り付ける場合には、グロメット11がホルダー本体11に対して上方から視て左回りやや回った状態であって、グロメット11とホルダー本体10の平面視で長辺側を交差させるようにして、ホルダー本体10の支柱部15をグロメット11の受容爪42間に挿入する。
ホルダー本体10の支柱部15がグロメット11の受容爪42間に挿入されると、グロメット11は、受容爪42の乗り上げ傾斜面44がグロメット係止片22に乗り上がった状態でホルダー本体10の支柱部15を受け入れる。このとき、ホルダー本体10のグロメット係止爪25はグロメット11の側壁30の係合用開口部41からは露出せず側壁内面に押された状態となっている。
そして、グロメット11を図6において右回りに回動させると、グロメット11の係止片爪43がホルダー本体10のグロメット係止片22の角部23を超えた時点で突出壁24に落とし込まれ、ホルダー本体10のグロメット係止片22の角部23は係止片爪43の背後に節度感をもって係合することとなる(図6の状態)。このとき、ホルダー本体10の支柱部15に設けたグロメット係止爪25はグロメット11の内壁によって内側に押し込まれた状態から開放されるようにして外側に弾性復帰し係合用開口部41から露出する。これにより、ホルダー本体10のグロメット係止爪25の爪26がグロメット11の係合用開口部41の下縁に係合するため、グロメット11がホルダー本体10から上方向に抜けるのを防止することができる。
また、グロメット11をホルダー本体10から取り外す場合には、図6の状態にあるグロメット11を左回りに回動すると、グロメット11の係止片爪43がホルダー本体10のグロメット係止片22の角部23からグロメット係止片22の外周面に弾性的に乗り上がり、乗り上げ傾斜面44がグロメット係止片22の外周面上に摺接し、更にグロメット11を左回りに回動すると、ホルダー本体10の支柱部15に設けたグロメット係止爪25がグロメット11の係合用開口部41の周縁に押圧されて内側に引っ込むため、ホルダー本体10のグロメット係止爪25の爪26とグロメット11の係合用開口部41との抜き方向の係合が解除される。これにより、グロメット11をホルダー本体10から上方に抜き取ることができる。
上記実施形態によれば、図7に示すように、ルーフライニング5の開口部14aとボディーパネル13の開口部14bは、予めボディーパネル13の開口部14bの方をルーフライニング5の開口部14aよりも小さく形成しておき、この状態でルーフライニング5をボディーパネル13のルーフ部2に取り付ける前に、ルーフライニング5の開口部14aにサンバイザーホルダー9を仮組みしておく。
具体的には、図8に示すように、ホルダー本体10の支柱部15をルーフライニング5の開口部14aに下側から挿入し、この支柱部15に水平方向で上面から視て左回りに少し回転させた状態でグロメット11の受容爪42に差し込み、グロメット11を右回りに回し、グロメット11の受容爪42の係止片爪43をホルダー本体10のグロメット係止片22の角部23に係合させた状態で取り付けておく。このときグロメット11のフランジ34はルーフライニング5の開口部14a内に嵌合した状態となる。
これにより、グロメット11のルーフライニング仮止め片40がフランジ34よりも外側に開いた状態となっているため、ルーフライニング5は上側に抜け止めされる。勿論、ホルダー本体10のルーフライニング当接部19から下側にも抜けない状態となる。ところで、このときホルダー本体10のルーフライニング当接部19とグロメット11のルーフライニング仮止め片40との間にはクリアランスCが確保されている。
そして、このようにサンバイザーホルダー9が取り付けられたルーフライニング5を車体のルーフ部2に固定する際には、グロメット11を先細り部27からボディーパネル13の開口部14bに押し込むと、グロメット11のボディーパネル係合部35のアーム部36が内側に押し込まれて開口部14bの周縁が係止突起37に乗り上がり下部傾斜面38に案内され下側にガイドされる。すると、ボディーパネル13は図9に示すようにルーフライニング5に当接して係止突起37の外側に向かおうとする弾性力で車幅方向でセンタリングされて保持される。
ここで、ボディーパネル係合部35の内側への変位動作に伴って、グロメット11のルーフライニング仮止め片40がボディーパネル13の開口部14bの周縁に弾接した状態で徐々に開き角度を小さくしてゆき、ボディーパネル13の開口部14bが図9に示すようにルーフライニング5に当接した状態では、ボディーパネル13の開口部14bの周縁にグロメット11のルーフライニング仮止め片40の先端部分が弾性力をもって引っかかりグロメット11が前後方向でセンタリングされ、ルーフライニング仮止め片40の開き方向の動きを阻止することとなる。つまり、ルーフライニング仮止め片40の先端部分はボディーパネル13の開口部14bの内側であってボディーパネル13の下面よりも上方でかつボディーパネル13上面より下方に位置するのである。
したがって、ボディーパネル13の保持がグロメット11のみで行われているため、ボディーパネル13が異なる車体に対しては、グロメット11のみを交換することでホルダー本体10を共通部品として様々な車種に対して適用でき、汎用性が高められ部品点数を減少させることができる。
また、サンバイザーホルダー9がルーフライニング5のみに係止している仮組み状態では、ホルダー本体10のルーフライニング当接部19とルーフライニング5の上面との間にはクリアランスCが設定されているため、ボディーパネル13に取り付けられた本組み状態では、クリアランスCがゼロとなった時点でボディーパネル13が組み付けられたことが確認できるため、組み付け作業が行い易く、誤組み付けの心配もない。
したがって、この状態ではルーフライニング仮止め片40は外側に開こうとする力により、ボディーパネル13に係止してはいるがルーフライニング5に対しては何ら力を与えないので、ルーフライニング仮止め片40によりルーフライニング5が傷つくことはない。また、ルーフライニング仮止め片40の長さは切欠部39に押し込まれた状態ではその先端部分がグロメット11のフランジ34の上面からボディーパネル13の開口部14bの板厚の範囲内に収まる長さに設定されているのでボディーパネル13に対して上下方向で係止してはおらず、よって、ボディーパネル係合部35を内側に押し込むだけで、グロメット11をホルダー本体10の支柱部15から上側に抜き取ることができる。
よって、ルーフライニング仮止め片40がグロメット11の取り外し時の障害となるのを回避できるため、メインテナンス時などにグロメット11の取り外し作業が行い易くなる。
この発明の実施形態の要部斜視図である。 この発明の実施形態のサンバイザーホルダーの斜視図である。 図2の分解斜視図である 図2の側面図である。 図2の正面図である。 図2の平面図である。 ルーフライニングとボディーパネルの開口部を車室内から視た図である。 サンバイザーホルダー仮止め状態を示す正面図である。 サンバイザーホルダー本組み状態を示す正面図である。
符号の説明
5 ルーフライニング
9 サンバイザーホルダー
10 ホルダー本体
11 グロメット
13 ボディーパネル
14a,14b 開口部
16 サンバイザー保持部
19 ルーフライニング当接部
35 ボディーパネル係合部
40 ルーフライニング仮止め片
C クリアランス(隙間)
S サンバイザー

Claims (2)

  1. 車体に回動可能に支持されたサンバイザーを保持するサンバイザー保持部を備えたホルダー本体と、このホルダー本体の先端に設けられ前記車体のルーフライニングとボディーパネルとに形成された開口部を上方に貫く支柱部と、該支柱部に着脱可能に取り付けられ前記ホルダー本体を前記車体に固定するグロメットとを備えたサンバイザーホルダーにおいて、前記グロメットに前記ルーフライニング上面に係合するルーフライニング仮止め片が設けられると共に、前記ボディーパネル上面に係合するボディーパネル係合部が一体に設けられ、前記ルーフライニング仮止め片の下端部は前記ボディーパネル係合部が前記ボディーパネルに係合した状態において、前記ボディーパネルの開口部の内側であって前記ボディーパネルの下面よりも上方でかつ前記ボディーパネル上面より下方に位置し、前記ボディーパネルに対して上下方向での係止状態が解除可能に構成されることを特徴とするサンバイザーホルダー。
  2. 前記ホルダー本体に前記ルーフライニングに当接するルーフライニング当接部を設け、前記ルーフライニング上面にルーフライニング仮止め片が係合するグロメットの仮止め位置におけるルーフライニングと前記ホルダー本体のルーフライニング当接部との間に隙間を設けたことを特徴とする請求項1記載のサンバイザーホルダー。
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