JP2764173B2 - 自動車のシートクッションの取付構造 - Google Patents

自動車のシートクッションの取付構造

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JP2764173B2
JP2764173B2 JP63281649A JP28164988A JP2764173B2 JP 2764173 B2 JP2764173 B2 JP 2764173B2 JP 63281649 A JP63281649 A JP 63281649A JP 28164988 A JP28164988 A JP 28164988A JP 2764173 B2 JP2764173 B2 JP 2764173B2
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seat cushion
wall
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holding
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昭弘 櫻井
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Suzuki Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 a. 産業上の利用分野 本発明は、キャブオーバー型車輛におけるシートクッ
ションの取付構造の改良に関する。
b. 従来の技術 この種の車輛においては、第5図に示すようにフロア
バネルaの***部bにシートクッションcを着脱自在に
取付けてある。そして、エンジンの点検や修理は、これ
を取外してから行なっている。第4図はその取付構造の
一例を示す断面図であって、dはキャブバック、eはシ
ートクッションcの後端部に設けた係合部材である。そ
して、キャブバックdの孔fに係合部材eを挿入し、シ
ートクッションcの前端部を固定具gでフロアパネルa
に固定してある。この固定具gは、シートクッションc
の前端部に突設したフックh、及びロック部材であるフ
ロアパネルaに固定した基台iと、この基台iに回動自
在に支持したレバーjと、このレバーjの基部に設けた
リングkとからなり、リングkをフックhに掛けてレバ
ーjを反時計方向に回動させることにより、シートクッ
ションcをフロアパネルaに押圧固定するように構成し
てある。
c. 発明が解決しようとする課題 しかし、上記構造によると、シートクッションcの後
部は係合部材eがキャッブバックdの孔fに挿入したゞ
けであるため、がたつきが生じ、エンジンルームのシー
ル性が悪いという問題があった。
また、シートクッションの取付位置が前後にずれ易
く、その場合には、固定具gのレバー操作に大きな力を
要することとなるという欠点もあった。
d. 課題を解決するための手段 本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、シートクッションを確実に固定できる
自動車のシートクッションの取付構造を提供することに
あり、その要旨は、自動車のフロアパネルにシートクッ
ションを着脱自在に固定してなる取付構造において、上
記シートクッションは、後端部に車体の横方向に延在す
る軸状部を形成した係合部材を設け、該係合部材を車体
の後方側に突設させたものであって、上記フロアパネル
に、該フロアパネルに固定される固定部と上記係合部材
を回動可能に保持する回動部を有するヒンジを設け、該
ヒンジの回動部に、切欠きを形成するとともに上記軸状
部を挿入できる断面がU字形の挟持壁を設け、上記ヒン
ジの固定部に、前上がりの傾斜面を有する挿入面と、ほ
ぼ垂直方向に立上がる規制面とを有する支持壁を設け、
上記挿入面は上記挟持壁が所定の傾斜角度にあるとき、
上記軸状部が挟持壁に挿入できるように挟持壁の壁面と
面一であり、上記規制面は挟持壁が上記軸状部を保持
し、かつ該挟持壁を水平方向に倒した際に、挟持壁に形
成した切欠きを貫通するとともに軸状部の前方への移動
を規制し、これら挟持壁と支持壁の相対位置関係によっ
て、軸状部の抜け止めを可能にしてなり、上記シートク
ッションの前部には上向きのフックを取付け、上記フロ
アパネルに設けたロック部材でシートクッションを係止
可能にしている。
以下、本発明の一実施例を、添付図面を参照しながら
詳細に説明する。
第1図ないし第3図において、1はシートクッショ
ン、2はフロアパネル、3はギャッブバックである。シ
ートクッション1の後端部で、左右方向の中央部には、
軸状で断面コ字状の係合部材4が突設してある。またフ
ロアパネル2には、ヒンジ機構である連結具5が固設し
てある。この連結具5は、フロアパネル2に固定した基
台6と、この基台6とヒンジ結合した回動側の断面U字
状の挾持壁7と、基台6に立設した支持壁8とから構成
してある。挾持壁7の中央部には、切欠部9が設けてあ
り、第1図に示すように挾持壁7を起すと、この切欠部
9に上記支持壁8の上端部が収まることとなる。なお、
相対する壁でU字状に構成した挾持壁7の前側の壁はそ
の上部を残して切欠部9を設けるようにしてある。
他方、支持壁8には、前上がりの傾斜面を有する挿入
面8bを設け、この挿入面8bは上記挟持壁7が所定の傾斜
角度にあるとき、第2図に示すように、シートクッショ
ンに固定された係合部材4が、挟持壁7に挿入できるよ
うに挟持壁7の壁面と同一である。支持壁8は、ほぼ垂
直方向に立上がる規制面8cを設けており、この規制面は
第3図に示すように、挟持壁7が係合部材4の軸状部4a
を保持し、かつ該挟持壁7を水平方向に倒した際に、挟
持壁7に形成した切欠部9(第1図参照)を貫通すると
ともに係合部材4の前方への移動を規制している。すな
わち、それら挟持壁7と支持壁9の相対位置関係によっ
て、係合部材4の抜けと、抜け止めを可能にしている。
シートクッション1をフロアパネル2に取付けるにあ
たっては、まず第2図に示すように、連結具5の挾持壁
7にシートクッション1の係合部材4を斜上方から挿着
し、次にシートクッション1を前方へ倒してその下面を
フロアパネル2に当接させ、第4図に示した固定具gで
シートクッション1の前端部をフロアパネル2に固定す
ればよい。このとき、係合部材4が挟持壁7の底部と支
持壁8の底部8aに嵌って係止され、シートクッション1
は前後方向に位置決めされることとなる。
本実施例はこのように構成してあるので、シートクッ
ション1を確実にフロアパネル2に固定することがで
き、従来の取付構造のように、シートクッション1の後
部にがたつきが生じることはない。
また、シートクッション1を倒した際、支持壁8の底
部8aと挟持壁7の底部が係合部材の軸部を係止し、前後
方向の正確な位置決めがなされるので、固定具gのレバ
ー操作が困難となることはない。
なお、固定具gからロックが外れたり、あるいはレバ
ーjをロックするのを忘れた場合でも、走行中、シート
クッション1がフロアパネル1から外れることはない。
e. 発明の効果 本発明によれば、シートクッションの係合部材が挟持
壁の底部と支持壁の底部を介して、ヒンジにより回動自
在にフロアパネルに支持されるので、シートクッション
をフロアパネルを確実に固定でき、従来の取付構造のよ
うに、シートクッションの後部にがたつきが生じ、エン
ジンルームのシール性が低下することはない。シートク
ッションの前部は、フックとロック部材により固定する
ので、シートクッションの回動を防止できる。
また、ヒンジの挟持壁と支持壁の相対位置関係によっ
て、係合部材の軸状部の抜けと、抜け止めを可能にして
いるので、シートクッションの着脱は極めて容易に行な
える。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示し、第1図
はシートクッションと連結具を分解して示す斜視図、第
2図及び第3図はシートクッションの取付手順を説明す
るための側面図であって、第2図はシートクッションの
係合部を連結具に挿着した状態を示す図、第3図はこの
シートクッションを前方へ倒した状態を示す図、第4図
は本発明の従来例を示す図であって、第5図に示したA
−A線による断面図、第5図はキャブオーバー型車輛の
前部座席を示す斜視図である。 1……シートクッション、 2……フロアパネル、 4……係合部材、 5……連結具、 7……挟持壁、 8……支持壁、 8a……底部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車のフロアパネルにシートクッション
    を着脱自在に固定してなる取付構造において、上記シー
    トクッションは、後端部に車体の横方向に延在する軸状
    部を形成した係合部材を設け、該係合部材を車体の後方
    側に突設させたものであって、上記フロアパネルに、該
    フロアパネルに固定される固定部と上記係合部材を回動
    可能に保持する回動部を有するヒンジを設け、該ヒンジ
    の回動部に、切欠きを形成するとともに上記軸状部を挿
    入できる断面がU字形の挟持壁を設け、上記ヒンジの固
    定部に、前上がりの傾斜面を有する挿入面と、ほぼ垂直
    方向に立上がる規制面とを有する支持壁を設け、上記挿
    入面は上記挟持壁が所定の傾斜角度にあるとき、上記軸
    状部が挟持壁に挿入できるように挟持壁の壁面と面一で
    あり、上記規制面は挟持壁が上記軸状部を保持し、かつ
    該挟持壁を水平方向に倒した際に、挟持壁に形成した切
    欠きを貫通するとともに軸状部の前方への移動を規制
    し、これら挟持壁と支持壁の相対位置関係によって、軸
    状部の抜け止めを可能にしてなり、上記シートクッショ
    ンの前部には上向きのフックを取付け、上記フロアパネ
    ルに設けたロック部材でシートクッションを係止可能に
    したことを特徴とする自動車のシートクッションの取付
    構造。
JP63281649A 1988-11-08 1988-11-08 自動車のシートクッションの取付構造 Expired - Lifetime JP2764173B2 (ja)

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JPH02127135A JPH02127135A (ja) 1990-05-15
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