JP5719825B2 - バンパー付き車両 - Google Patents

バンパー付き車両 Download PDF

Info

Publication number
JP5719825B2
JP5719825B2 JP2012255891A JP2012255891A JP5719825B2 JP 5719825 B2 JP5719825 B2 JP 5719825B2 JP 2012255891 A JP2012255891 A JP 2012255891A JP 2012255891 A JP2012255891 A JP 2012255891A JP 5719825 B2 JP5719825 B2 JP 5719825B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bumper
wheel
vehicle
arch
support bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012255891A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014101085A (ja
Inventor
孝徳 小西
孝徳 小西
大佑 橋本
大佑 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2012255891A priority Critical patent/JP5719825B2/ja
Publication of JP2014101085A publication Critical patent/JP2014101085A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5719825B2 publication Critical patent/JP5719825B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、車輪の上方にホイールアーチが配置され、ホイールアーチまでバンパーが延出されたバンパー付き車両に関する。
車両のなかには、ホイールアーチのフランジにクリップを介してオーバフェンダ(以下、バンパーとして説明する)の取付フランジが取り付けられたものが知られている。
具体的には、ホイールアーチのフランジにクリップが嵌め込まれて係止され、係止されたクリップの突出部にバンパーの取付フランジが重ね合わされる。重ね合わされた取付フランジが突出部にボルトで取り付けられる。これにより、ホイールアーチに取付孔を形成することなくバンパーの取付フランジを取り付けることができる。
この状態において、取付フランジはクリップの突出部に露出させた状態で取り付けられる(例えば、特許文献1参照。)。
一方、車両のなかには、ホイールハウスの裏面およびリアバンパーサイドの裏面がクロージングプレートで覆われたものが知られている。
クロージングプレートで各部材の裏面を覆うことにより、ホイールハウスの内部に発生したスプラッシュが、ホイールハウスおよびリアバンパーサイドの合わせ部に入り込むことを防止できる。これにより、合わせ部から外部に泥水などが漏れ出すことを防止できる。この状態において、ホイールハウスにバンパーが取り付けられている(例えば、特許文献2参照。)。
特許第3250605号公報 特許第2505898号公報
しかし、特許文献1の車両は、クリップの突出部(ホイールアーチ)にバンパーの取付フランジが重ね合わされるだけなので、突出部で取付フランジの剛性を十分に高めることはできない。このため、突出部(すなわち、ホイールアーチ)にバンパーを強固に取り付けることは難しい。
さらに、クリップの突出部に取付フランジが露出させた状態で取り付けられるので、取付フランジが車体の外部から目視されてしまう。このため、ホイールアーチおよびバンパーの取付部の見栄え(意匠性)を高めることが難しい。
また、特許文献2の車両は、ホイールハウスにバンパーが取り付けられた状態において、ホイールアーチおよびバンパーの取付部の剛性を高めるという点について考慮されていない。このため、ホイールアーチにバンパーを強固に取り付けることは難しい。
さらに、ホイールハウスにバンパーが取り付けられた状態において、ホイールアーチおよびバンパーの取付部の見栄えを高めるという点について考慮されていない。
本発明は、ホイールアーチおよびバンパーの取付部の剛性を高め、かつ、取付部の見栄え(意匠性)を高めることができるバンパー付き車両を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車輪の上部にホイールアーチが配置され、該ホイールアーチまでバンパーが延出されたバンパー付き車両において、前記ホイールアーチは、前記車輪の上部を収納可能なアーチ本体と、前記アーチ本体の下端部に設けられたバンパー支持ブラケットを含み、前記バンパー支持ブラケットは、前記バンパーの端部から車幅方向内側に折り曲げられた取付フランジを挟持する挟持部を有し、前記バンパー支持ブラケットの挟持部は、前記取付フランジに対し前記車輪側に設けられた正面視略矩形状に形成された前側支持部と、前記車輪の反対側に設けられた後側支持部により挟持した状態で係合可能な挟持部であることを特徴とする。
請求項2は、前記バンパー支持ブラケットは補強用リブを有し、前記補強用リブは、略水平方向に延びてその前端部が前記後側支持部に連結されることで前記挟持部を補強することを特徴とする。
請求項3は、前記バンパー支持ブラケットは補強用リブを有し、前記後側支持部は上後側支持部及び下後側支持部から構成され、前記補強用リブは前記上後側支持部の上部又は前記上後側支持部と前記下後側支持部の間隙において略水平に延びることを特徴とする。
請求項4は、前記バンパー支持ブラケットは、前記挟持部に前記取付フランジを係止する係止部材と同系統色であることを特徴とする。
請求項5は、車輪の上部にホイールアーチが配置され、該ホイールアーチまでバンパーが延出されたバンパー付き車両において、前記ホイールアーチは、前記車輪の上部を収納可能なアーチ本体と、前記アーチ本体の下端部に設けられ、前記バンパーの取付フランジを挟持した状態で係合可能な挟持部を有し、車幅方向に向けて形成されたベース部と、
該ベース部の車幅方向外側端から車体前方に向けて張り出され、前端部に前記挟持部が形成されたバンパー支持部とを含み、前記ベース部および前記バンパー支持部が交差する交差部のうち前記車輪側に、前記車輪の反対側に向けて凹状に形成され、インナーフェンダの車幅方向外側端が差し込まれる係合溝を有するバンパー支持ブラケットとを含むことを特徴とする。
請求項6は、前記係止部材は前記挟持部の上下方向に複数個設けられ、前記バンパー支持ブラケットは、車幅方向に向けて形成されたベース部と、該ベース部の車幅方向外側端から車体前方に向けて張り出され、前端部に前記挟持部が形成されたバンパー支持部と、を有し、前記ベース部は、複数の前記係止部材のうち最下位の係止部材より上方に形成され、前記バンパー支持部は、前記最下位の係止部材より下方に下端部が延長されたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、ホイールアーチは車輪の上部を収納可能なアーチ本体と、アーチ本体の下端部に設けられたバンパー支持ブラケットを含み、バンパー支持ブラケットはバンパーの端部から車幅方向内側に折り曲げられた取付フランジを挟持する挟持部を有し、バンパー支持ブラケットの挟持部は、取付フランジに対し車輪側に設けられた正面視略矩形状に形成された前側支持部と記車輪の反対側に設けられた後側支持部により挟持した状態で係合可能な挟持部とした。
ホイールアーチのバンパー支持ブラケットに挟持部を備えた。この挟持部でバンパーの取付フランジを挟持し(挟み込み)、取付フランジを挟持部で係合可能とした。
このように、挟持部でバンパーの取付フランジを挟み込むことにより、取付フランジを挟持部で補強することができる。これにより、ホイールアーチにバンパーを取り付ける取付部(すなわち、挟持部および取付フランジで構成される取付部)の剛性、いわゆる取付剛性を高めることができる。
また、挟持部でバンパーの取付フランジを挟み込むことにより取付フランジを挟持部で覆うことができる。よって、取付フランジを車体の外部から目視できないように挟持部で隠すことができる。
これにより、ホイールアーチにバンパーが取り付けられた取付部(すなわち、挟持部および取付フランジで構成された取付部)の見栄え(意匠性)を高めることができる。
また本発明では、挟持部の前側支持部を取付フランジの車輪側に配置したので、取付フランジを前側支持部で覆うことができ、取付フランジ(すなわち、バンパー)の色彩が露出することを前側支持部で抑えることができる。
ここで、バンパーの端部から取付フランジを車幅方向内側に折り曲げることによりバンパーの端部にエッジ部(稜線部)が形成され、バンパーの色彩が露出することを前側支持部で抑えることにより、バンパーのエッジ部を一層強調させてエッジ部の見栄え(意匠性)を高めることができる。
請求項2に係る発明では、バンパー支持ブラケットは補強用リブを有し、補強用リブは、略水平方向に延びてその前端部が後側支持部に連結されることで挟持部を補強する。
補強用リブで挟持部を補強するとともにバンパー支持ブラケットの剛性を確保できるので、挟持部をバンパー支持ブラケットで強固に支持できる。
これにより、ホイールアーチにバンパーを取り付ける取付部の剛性(取付剛性)を一層高めることができる。
請求項3に係る発明では、バンパー支持ブラケットは補強用リブを有し、後側支持部は上後側支持部及び下後側支持部から構成され、補強用リブは上後側支持部の上部又は上後側支持部と下後側支持部の間隙において略水平に延びる。
請求項4に係る発明では、バンパー支持ブラケットを係止部材と同系統色(同じ系統色)とした。よって、係止部材を用いて挟持部に取付フランジを係止することにより、係止部材をバンパー支持ブラケットに対して目立ち難くすることができる。これにより、バンパーのエッジ部やエッジ部近傍の見栄えを一層高めることができる。
請求項5に係る発明では、ホイールアーチは、前記車輪の上部を収納可能なアーチ本体と、アーチ本体の下端部に設けられ、バンパーの取付フランジを挟持した状態で係合可能な挟持部を有し、車幅方向に向けて形成されたベース部と、ベース部の車幅方向外側端から車体前方に向けて張り出され前端部に挟持部が形成されたバンパー支持部とを含み、ベース部およびバンパー支持部が交差する交差部のうち車輪側に車輪の反対側に向けて凹状に形成され、インナーフェンダの車幅方向外側端が差し込まれる係合溝を有するバンパー支持ブラケットとを含むものである。
挟持部でバンパーの取付フランジを挟み込むことにより、取付フランジを挟持部で補強することができ、ホイールアーチにバンパーを取り付ける取付部(すなわち、挟持部および取付フランジで構成される取付部)の剛性、いわゆる取付剛性を高めることができる。
また、挟持部でバンパーの取付フランジを挟み込むことにより取付フランジを挟持部で覆うことができるので、取付フランジを車体の外部から目視できないように挟持部で隠すことができる。
これにより、ホイールアーチにバンパーが取り付けられた取付部(すなわち、挟持部および取付フランジで構成された取付部)の見栄え(意匠性)を高めることができる。
また本発明では、バンパー支持ブラケットにベース部とバンパー支持部とを備えた。さらに、ベース部およびバンパー支持部の交差部に係合溝を設け、係合溝にインナーフェンダの車幅方向外側端を差し込むようにした。
インナーフェンダの車幅方向外側端を係合溝に差し込むことにより、インナーフェンダの車幅方向外側端を係合溝で保持できる。車幅方向外側端を係合溝で保持することにより、インナーフェンダが浸水や熱の影響で変形することを係合溝により抑えることができる。
よって、インナーフェンダをバンパー支持ブラケットに係止部材で係止することなくインナーフェンダの形状を保持できる。これにより、インナーフェンダを保持する係止部材の一部を不要にできるので、部品点数を抑えてコスト低減や組付性の容易化を図ることができる。
請求項6に係る発明では、バンパー支持ブラケットのベース部を最下位の係止部材より上方に形成し、バンパー支持部の下端部を最下位の係止部材より下方に延長した。バンパー支持部の下端部を最下位の係止部材より下方に延長することにより下端部の剛性を低く抑えることができる。
ここで、例えば、車両の荷室に比較的重い荷物を積んだ場合に、駐車場の車輪止めにバンパー支持ブラケットの下端部が接触することが考えられる。
この場合でも、車両の発進時に、バンパー支持ブラケットの下端部のみを車体後方に撓ませることにより、バンパー支持ブラケットの他の部位の撓み(変形)を防止できる。
さらに、バンパー支持ブラケットの下端部のみを撓ませることにより、バンパー支持ブラケットがアーチ本体から脱落することや、バンパーが大きく変形することを防止できる。
本発明に係るバンパー付き車両を示す斜視図である。 図1のバンパー付き車両から後輪を除去した状態を示す斜視図である。 図2のバンパー付き車両を示す分解斜視図である。 図3のバンパー付き車両からアーチ本体およびバンパー支持ブラケットを分解した状態を示す分解斜視図である。 図2のバンパー支持ブラケットを車体前方側から見た状態を示す斜視図である 図5のバンパー支持ブラケットを車体後方側から見た状態を示す斜視図である 図2の7−7線断面図である。 図7のバンパー支持ブラケット、リアバンパーおよびインナーフェンダを分解した状態を示す断面図である。 図6のバンパー支持ブラケットにリアバンパーを取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明に係るバンパー支持部の下端部を撓ませて車両の下降に対応させる例を説明する図である。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前(Fr)」、「後(Rr)」、「左(L)」、「右(R)」は運転者から見た方向にしたがう。
なお、図5においては、アーチ本体27の後下端部27aとバンパー支持ブラケット28のベース部33との取付状態を理解しやすくするためにインナーフェンダ13を想像線で示す。
実施例に係るバンパー付き車両10について説明する。
図1、図2に示すように、バンパー付き車両10は、車体の骨格を構成する車体フレーム11と、車体フレーム11の後側部11aに取り付けられたホイールアーチ(ホイールハウス)12と、ホイールアーチ12の半径方向内側に設けられたインナーフェンダ13と、インナーフェンダ13の車幅方向外側に設けられたアウタパネル14と、アウタパネル14の後部14aに設けられたリアバンパー(バンパー)15とを備えている。
インナーフェンダ13(すなわち、ホイールアーチ12)に後輪(車輪)17の上部17aが収容されている。
インナーフェンダ13は、一例として、樹脂材でホイールアーチ12に沿って湾曲状に形成され、ホイールアーチ12の後輪17側に設けられた保護用の部材である。
ホイールアーチ12がインナーフェンダ13で覆われることにより、インナーフェンダ13でホイールアーチ12が保護される。
このインナーフェンダ13は、後述するように、アーチ本体27の後下端部27aに外ボルト48および外ナット47などで取り付けられる(図4、図6参照)。
リアバンパー15は、車体フレーム11の後端部11b(図3参照)に車幅方向に向けて延出された中央部21と、中央部21の左端部21aに設けられた左側部22と、中央部21の右端部に設けられた右側部(図示せず)とを有する。右側部は左側部22と左右対称の部材である。
左側部22は、中央部21の左端部21aからホイールアーチ12まで車体前方に向けて延出されている。左側部22の前端部(端部)22aから取付フランジ24(図3参照)が車幅方向内側に向けて折り曲げられている。
左側部22の前端部22aから取付フランジ24が車幅方向内側に折り曲げられることにより、前端部22aにエッジ部(稜線部)25が形成されている。
取付フランジ24はホイールアーチ12のバンパー支持ブラケット28に取り付けられている。
図3、図4に示すように、ホイールアーチ12は、後輪17(図1参照)の上方に配置される湾曲状のアーチ本体27と、アーチ本体27の後下端部(下端部)27aに設けられたバンパー支持ブラケット28とを含む。
アーチ本体27は、後輪17の上部17a(図1参照)に沿って湾曲状に形成されることにより、後輪17の上部17aを収納可能な部材である。このアーチ本体27は、前下端部(図示せず)が後輪17の車体前方側に配置され、後下端部27aが後輪17の車体後方側に配置される(図10も参照)。
後下端部27aに内外の貫通孔31が形成されている。
アーチ本体27の後下端部27aにバンパー支持ブラケット28が取り付けられる。
バンパー支持ブラケット28は、樹脂材で一体に形成された部材であり、色彩(色)が複数の係止部材(具体的には、上タッピングねじ74および下タッピングねじ77)と同系統色に設定されている。
上タッピングねじ74および下タッピングねじ77は、バンパー支持ブラケット28に取付フランジ24を係止する係止部材である。
バンパー支持ブラケット28の色彩と、上下のタッピングねじ74,77の色彩とが同じ系統色に設定されることにより、バンパー支持ブラケット28に対して上下のタッピングねじ74,77を目立ち難くできる。
このバンパー支持ブラケット28は、アーチ本体27の後下端部27aに取り付けられたベース部33と、ベース部33から車体前方に向けて張り出されたバンパー支持部34と、ベース部33およびバンパー支持部34に設けられた複数の補強リブ(補強用リブ)35と、ベース部33およびバンパー支持部34の交差部36に形成された係合溝37(図5参照)とを有する。
図5、図6に示すように、ベース部33は、アーチ本体27の後下端部27aに沿って車幅方向に向けて形成された板状の部材である。
このベース部33は、アーチ本体27の後下端部27aに上端部41aが取り付けられるベースプレート41と、上水平辺41bから車体後方に向けて張り出された上水平部42と、内傾斜片41cから車体後方に向けて張り出された内傾斜壁43と、外傾斜片(ベース部33の車幅方向外側端)41dの上部41eから車体後方に向けて張り出された外上傾斜壁44を有する。
ベース部33の下端33aは、下タッピングねじ77より上方で、かつ、バンパー支持部34の下端部54より上方に位置する。
ベースプレート41は、車幅方向に向けて設けられることにより、インナーフェンダ13(図7参照)に沿って配置されている。このベースプレート41は、上水平辺41b、内傾斜片41cおよび外傾斜片41dで正面視略逆三角形状に形成されている。
図4に戻って、ベースプレート41の上端部41aに所定間隔をおいて内外の取付孔46が形成され、上端部41aの車体後方側の面に内外のナット47(図6参照)が取り付けられている。内外のナット47は、内外の取付孔46に対してそれぞれ同軸上に配置されている。
ベースプレート41の上端部41aがアーチ本体27の後下端部27aに車体後方側から重ね合わされた状態で、内貫通孔31および内取付孔46が同軸上に配置され、外貫通孔31および外取付孔46が同軸上に配置される。
内貫通孔31および内取付孔46に差し込まれた内ボルト48が内ナット47(図6参照)にねじ結合される。
この状態で、アーチ本体27およびベースプレート41(バンパー支持ブラケット28)にインナーフェンダ13が車体後方側から重ね合わされる。インナーフェンダ13が重ね合わされることにより、インナーフェンダ13の貫通孔29がアーチ本体27の外貫通孔31およびベースプレート41の外取付孔46に対して同軸上に配置される。
この状態で、貫通孔29、外貫通孔31および外取付孔46に外ボルト48が差し込まれ、差し込まれた外ボルト48が外ナット47(図6参照)にねじ結合される。
これにより、アーチ本体27の後下端部27aにベース部33(ベースプレート41)の上端部41aが内外のボルト48および内外のナット47で取り付けられる(図5、図6参照)。
また、アーチ本体27の後下端部27aにインナーフェンダ13が外ボルト48および外ナット47などで取り付けられる。
ベースプレート41の外傾斜片41dから車体前方に向けてバンパー支持部34が張り出されている。
図5、図6に示すように、バンパー支持部34は、外傾斜片41dから車体前方に向けて張り出され、側面視略矩形状に形成された板状の張出部51と、張出部51の上端部51aから車幅方向外側に向けて略水平に張り出された張出上部52と、張出部51の前端部51bに形成された挟持部53とを有する。
張出部51は、車体前後方向に向けて張り出されることにより、リアバンパー15の左側部22に沿って配置されている。張出部51の下端部51cがベース部33の下端33aより下方に位置する。
挟持部53は、張出部51の前端部51bから車幅方向外側に張り出された前側支持部56と、張出部51の前端部51b近傍から車幅方向外側に張り出された上下の後側支持部(後側支持部)57,58と、上下の後側支持部57,58に嵌合された上下のクリップ61,62とを有する。
前側支持部56は、張出部51の前端部51bに沿って上下方向に延出されることにより正面視略矩形状(帯状)に形成されている。前側支持部56の上端部56a寄りの部位56bに上取付孔64が形成され、前側支持部56の下端部56c寄りの部位56dに下取付孔65が形成されている。
前側支持部56の上端部56aが張出上部52の前端部52aと略直交するように連結されている。
また、前側支持部56の下端部56cがベース部33の下端33aより下方で、かつ、下取付孔65(すなわち、下タッピングねじ77(図4参照))より下方に位置する。
ここで、張出部51の下端部51cと、挟持部53(具体的には、前側支持部56)の下端部56cとでバンパー支持部34の下端部54が形成されている。バンパー支持部34の下端部54はベース部33の下端33aより下方に延長されている。
上後側支持部57は、前側支持部56より車体後方側で、かつ、上取付孔64に対向する位置に配置された突出片である。
この上後側支持部57は、前側支持部56に対して略平行に配置されることにより、前側支持部56に対して車体後方側に所定間隔をおいて設けられている。
下後側支持部58は、上後側支持部57と同様に、前側支持部56より車体後方側で、かつ、下取付孔65に対向する位置に配置された突出片である。
この下後側支持部58は、前側支持部56に対して略平行に配置されることにより、前側支持部56に対して車体後方側に所定間隔をおいて設けられている。
すなわち、前側支持部56が上下の後側支持部57,58より後輪17(図1参照)側に設けられ、上下の後側支持部57,58が後輪17の反対側に設けられている。
上下の後側支持部57,58に上下のクリップ61,62がそれぞれ嵌合されている。上下のクリップ61,62は、略U字状に形成された板ばねである。
上クリップ61は、中央が折り曲げられることにより、前後の折曲片67,68が互いに対向するように形成されている。これにより、前折曲片67の端部67aおよび後折曲片68の端部68a間の間隔寸法が上後側支持部57の肉厚寸法より小さく形成されている。
よって、上クリップ61が上後側支持部57に矢印の如く嵌合された状態において、上後側支持部57が前後の折曲片67,68の端部67a,68aで挟み込まれる。
この状態において、前後の折曲片67,68に形成された貫通孔69がそれぞれ上取付孔64に対して同軸上に配置される(図8も参照)。
下クリップ62は、上クリップ61と同一部材であり、各構成部材に上クリップ61を同じ符号を付して詳しい説明を省略する。
よって、下クリップ62が下後側支持部58に嵌合された状態において下後側支持部58が前後の折曲片67,68の端部67a,68aで挟み込まれる。
この状態において、前後の折曲片67,68に形成された貫通孔69がそれぞれ下取付孔65に対して同軸上に配置される。
図6、図7に示すように、ベース部33のベースプレート41およびバンパー支持部34の張出部51が交差部36で交差されることにより、ベースプレート41および張出部51が断面略く字状に形成されている。
この状態で、ベースプレート41がインナーフェンダ13に沿って配置され、張出部51がリアバンパー15(左側部22)に沿って配置されている。
ベースプレート41の裏面41fから複数の補強リブ35が格子状に突出されている。すなわち、複数の補強リブ35が裏面41fに略水平方向および略鉛直方向に延びるように形成されている。
さらに、張出部51の外面51dから複数の補強リブ35が格子状に突出されている。すなわち、複数の補強リブ35が外面51dに略水平方向および略鉛直方向に延びるように形成されている。
ベースプレート41の裏面41fおよび張出部51の外面51dは、それぞれ後輪17(図1参照)の反対側の面である。
ベースプレート41の裏面41fおよび張出部51の外面51dに複数の補強リブ35を設けることにより、バンパー支持ブラケット28の剛性が複数の補強リブ35で確保されている。
複数の補強リブ35は、一対の上補強リブ35a,35bと、一対の下補強リブ35c,35dとを有する。
一対の上補強リブ35a,35bは、張出部51の外面51dのうち上端部51a寄りに設けられ、上後側支持部57に対して交差するように略水平に形成されている。また、一対の下補強リブ35c,35dは、張出部51の外面51dのうち下端部51c寄りに設けられ、下後側支持部58に対して交差するように略水平に形成されている。
上補強リブ35aの前端部が上後側支持部57の上端部に連結され、かつ、上補強リブ35bの前端部が上後側支持部57の下端部に連結されている。よって、上後側支持部57が一対の上補強リブ35a,35bで補強されている。
さらに、一対の上補強リブ35a,35bが上後側支持部57に連結されることにより、上後側支持部57に嵌合された上クリップ61が一対の上補強リブ35a,35b間に配置される。
よって、上クリップ61が上下方向に移動することを一対の上補強リブ35a,35bで規制し、上クリップ61を所定位置に保持できる。
また、下補強リブ35cの前端部が下後側支持部58の上端部に連結され、下補強リブ35dの前端部が下後側支持部58の下端部に連結されている。よって、下後側支持部58が一対の下補強リブ35c,35dで補強されている。
さらに、一対の下補強リブ35c,35dが下後側支持部58に連結されることにより、下後側支持部58に嵌合された下クリップ62が一対の下補強リブ35c,35d間に配置される。
よって、下クリップ62が上下方向に移動することを一対の下補強リブ35c,35dで規制し、下クリップ62を所定位置に保持できる。
このように、上後側支持部57が一対の上補強リブ35a,35bで補強され、下後側支持部58が一対の下補強リブ35c,35dで補強されることにより、上補強リブ35a,35bおよび下補強リブ35c,35dで挟持部53が補強されている。
さらに、バンパー支持ブラケット28の剛性が複数の補強リブ35で確保されることにより、挟持部53がバンパー支持ブラケット28で強固に支持されている。
図7、図8に示すように、前側支持部56および上クリップ61間にリアバンパー15の取付フランジ24(具体的には、上部24a)が差し込まれる。よって、前側支持部56、上部24aおよび上クリップ61が重ね合わされる。この状態で、上部24aの上貫通孔71が、前側支持部56の上取付孔64、および上クリップ61の一対の貫通孔69に同軸上に配置される。
同様に、図4、図9に示すように、前側支持部56および下クリップ62間にリアバンパー15の取付フランジ24(具体的には、下部24b)が差し込まれる。よって、前側支持部56、下部24bおよび下クリップ62が重ね合わされる。この状態で、下部24bの下貫通孔72が、前側支持部56の下取付孔65および下クリップ62の一対の貫通孔69(図6参照)に同軸上に配置される。
前側支持部56および上クリップ61間に取付フランジ24(上部24a)が差し込まれ、前側支持部56および下クリップ62間に取付フランジ24(下部24b)が差し込まれることにより、取付フランジ24が挟持部53で挟持された状態で係合される(図7も参照)。
この状態で、図7、図8に示すように、前側支持部56の上取付孔64、上部24aの上貫通孔71、および上クリップ61の貫通孔69に上タッピングねじ74が車体前方側から差し込まれる。これにより、上タッピングねじ74で上後側支持部57に上ねじ孔75が形成される。
また、図4、図9に示すように、前側支持部56の下取付孔65、下部24bの下貫通孔72、および下クリップ62の貫通孔69に下タッピングねじ77が車体前方側から差し込まれる。これにより、上後側支持部57と同様に、下タッピングねじ77で下後側支持部58に下ねじ孔(図示せず)が形成される。
よって、複数個のタッピングねじ(具体的には、上タッピングねじ74および下タッピングねじ77)が挟持部53の上下方向に設けられる。下タッピングねじ77は、複数個のタッピングねじ74,77のうち最下位に位置するねじである。
下タッピングねじ77(すなわち、最下位の下タッピングねじ)の下方にバンパー支持部34の下端部54(図5も参照)が下方に向けて延長されている。
上タッピングねじ74および下タッピングねじ77が挟持部53の上下方向に設けられることにより、取付フランジ24が挟持部53に挟持された状態(挟み込まれた状態)に係止される(図7も参照)。
このように、挟持部53でリアバンパー15の取付フランジ24を挟み込むことにより、取付フランジ24を挟持部53で補強することができる。
これにより、ホイールアーチ12のバンパー支持ブラケット28にリアバンパー15を取り付ける取付部(すなわち、挟持部53および取付フランジ24で構成された取付部)の剛性、いわゆる取付剛性を高めることができる。
さらに、図6に示すように、挟持部53が上補強リブ35a,35bおよび下補強リブ35c,35dで補強され、かつ、バンパー支持ブラケット28の剛性が複数の補強リブ35で確保されている。よって、挟持部53がバンパー支持ブラケット28で強固に支持される。
これにより、ホイールアーチ12(バンパー支持ブラケット28)にリアバンパー15を取り付ける取付部の剛性(取付剛性)を一層高めることができる。
また、図2、図4に示すように、挟持部53でリアバンパー15の取付フランジ24を挟み込むことにより取付フランジ24を挟持部53(前側支持部56)で覆うことができる(図7も参照)。
この前側支持部56は取付フランジ24の後輪17(図1参照)側(すなわち、車体前方側)に配置されている。よって、取付フランジ24を車体の外部から目視できないように前側支持部56で隠すことができる。
すなわち、取付フランジ24の色彩が露出することを前側支持部56で抑えることができる。これにより、ホイールアーチ12にリアバンパー15が取り付けられた取付部(具体的には、挟持部53および取付フランジ24で構成された取付部)の見栄え(意匠性)を高めることができる。
さらに、取付フランジ24の色彩が露出することを前側支持部56で抑えることにより、リアバンパー15のエッジ部25(図7も参照)を一層強調させてエッジ部25の見栄え(意匠性)を高めることができる。
また、バンパー支持ブラケット28(前側支持部56)の色彩が上下のタッピングねじ74,77と同系統色に設定されている。よって、上下のタッピングねじ74,77を前側支持部56に対して目立ち難くすることができる。
これにより、リアバンパー15のエッジ部25やエッジ部25近傍の見栄えを一層高めることができる。
図5、図8に示すように、バンパー支持ブラケット28は、ベースプレート41および張出部51で交差部36が形成されている。この交差部36のうち後輪17側の面(前面)36aに係合溝37が設けられている。
係合溝37は、インナーフェンダ13の車幅方向外側端13aが差込可能に、車体後方側(すなわち、後輪17の反対側)に向けて凹状に形成されている。さらに、係合溝37は、インナーフェンダ13の車幅方向外側端13aに対応させて、交差部36に沿って上下方向に延出されている。
図7、図8に示すように、係合溝37にインナーフェンダ13の車幅方向外側端13aが車体前方側から差し込まれる(嵌入される)。
インナーフェンダ13は、アーチ本体27の後下端部27aに外ボルト48および外ナット47などで取り付けられる(図4、図6参照)。
係合溝37にインナーフェンダ13の車幅方向外側端13aが差し込まれることにより、インナーフェンダ13の車幅方向外側端13aが係合溝37で保持される。
車幅方向外側端13aが係合溝37で保持されることにより、インナーフェンダ13が浸水や熱の影響で変形することを係合溝37で抑えることができる。
インナーフェンダ13の変形を抑えることにより、インナーフェンダ13をバンパー支持ブラケット28にクリップなどの係止部材で係止することなくインナーフェンダ13の形状を保持できる。これにより、バンパー支持ブラケット28にインナーフェンダ13を保持する係止部材を不要にできるので、部品点数を抑えてコスト低減や組付性の容易化を図ることができる。
図4、図5に示すように、バンパー支持ブラケット28のバンパー支持部34は下端部54(張出部51の下端部51c、前側支持部56の下端部56c)を有する。
下端部54は、下タッピングねじ77(最下位の下タッピングねじ)の下側から下方に向けて延長されている。さらに、下タッピングねじ77の上方、すなわち下端部54の上方にベース部33が設けられている。
よって、バンパー支持部34の下端部54は、下タッピングねじ77より下方で、かつベース部33より下方に延長されている。これにより、バンパー支持部34の下端部54は上端のみが支持されているので下端部54の剛性を低く抑えることができる。
すなわち、バンパー支持部34の下端部54は弾性変形可能に形成されている。
つぎに、バンパー支持部34の下端部54の剛性を低く抑えた理由を図10に基づいて説明する。
図10(a)に示すように、車両10の後部荷室に比較的重い荷物を積んだ場合に、車両10が下降してバンパー支持ブラケット28の下端部54が駐車場81の車輪止め82の上部82aに接触することが考えられる。
この場合、図10(b)に示すように、バンパー支持部34の下端部54のみを弾性変形させて湾曲状に撓ませることができる。下端部54を撓ませることにより、車両10の下降量を吸収することができるので、バンパー支持ブラケット28の他の部位が変形することを防止できる。
この状態で、車両10を矢印Aの如く発進(前進)させた場合、下端部54を車輪止め82の上部82aに沿って円滑に移動させることができる。下端部54が上部82aから離れることにより下端部54が元の状態(形状)に復元する。
これにより、車両10の発進時に、バンパー支持ブラケット28、特に下端部54を除いた他の部位が変形することを防止できる。
さらに、バンパー支持ブラケット28の下端部54のみを撓ませることにより、バンパー支持ブラケット28がアーチ本体27から脱落することや、リアバンパー15(特に、左側部22)が大きく変形することを防止できる。
このように、車両10の下降に対応させて下端部54を撓ませることにより、バンパー支持ブラケット28の変形や脱落を抑え、さらに、リアバンパー15の大きな変形を抑えることにより、車両10の見栄え(意匠性)を一層高めることができる。
なお、本発明に係るバンパー付き車両は、前述した実施例に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例では、複数の係止部材として2個の上タッピングねじ74および下タッピングねじ77を例示したが、タッピングねじの個数は3個、4個など適宜選択が可能である。
また、複数の係止部材として2個の上タッピングねじ74および下タッピングねじ77を例示したが、これに限らないで、クリップやボルト・ナットなどの他の係止部材を使用することも可能である。
さらに、前記実施例では、挟持部53の上下の後側支持部57,58に上下のクリップ61,62をそれぞれ嵌合させた例について説明したが、これに限らないで、上下の後側支持部57,58から上下のクリップ61,62を除去することも可能である。
また、前記実施例では、バンパーとして車体後部に備えたリアバンパー15を例示したが、これに限らないで、バンパーを車体前部に備えたフロントバンパーとすることも可能である。
さらに、前記実施例では、アーチ本体27の後下端部27aにベースプレート41の上端部41aを内外のボルト48および内外のナット47を用いて取り付ける例について説明したが、これに限定するものではない。
例えば、内ボルト48に代えて樹脂製のクリップなどの他の締結部材を使用することも可能である。樹脂製のクリップは、通常用いられているもので、頭部を押し込むだけでアーチ本体27にバンパー支持ブラケット28を係止できる。
よって、内ボルト48に代えて樹脂製のクリップを使用することにより、アーチ本体27にバンパー支持ブラケット28などを組み付ける際に、アーチ本体27にバンパー支持ブラケット28をより簡単に仮止めでき、組付作業の容易化を図ることができる。
なお、実施例のように締結部材として内ボルト48を使用することによりアーチ本体27にバンパー支持ブラケット28をより強固に取り付けることができる。
ここで、実施例では、図4、図6に示すように、内ナット47がクリップに一体に形成され、このクリップがベースプレート41の上端部41aに嵌合されることにより、上端部41aに内ナット47が取り付けられている。
よって、内ボルト48に代えて樹脂製のクリップを用いた場合、内ナット47を有するクリップを除去することができる。
また、前記実施例で示したバンパー付き車両、ホイールアーチ、インナーフェンダ、リアバンパー、取付フランジ、アーチ本体、バンパー支持ブラケット、ベース部、バンパー支持部、補強リブ、交差部、係合溝、挟持部、前側支持部、上下の後側支持部および上下のタッピングねじなどの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、車輪の上方にホイールアーチが配置され、ホイールアーチまで延出されたバンパーがホイールアーチに取り付けられる自動車への適用に好適である。
10…バンパー付き車両、12…ホイールアーチ、13…インナーフェンダ、13a…インナーフェンダの車幅方向外側端、15…リアバンパー(バンパー)、17…後輪(車輪)、17a…後輪の上部、22…リアバンパーの左側部、22a…左側部の前端部(リアバンパーの端部)、24…取付フランジ、27…アーチ本体、27a…アーチ本体の後下端部(下端部)、28…バンパー支持ブラケット、33…ベース部、34…バンパー支持部、35…補強リブ(補強用リブ)、36…交差部、36a…交差部のうち後輪側の面(前面)、37…係合溝、41…ベースプレート、41d…外傾斜片(ベース部の車幅方向外側端)、53…挟持部、56…前側支持部、56c…前側支持部の下端部(バンパー支持部の下端部)、57,58…上下の後側支持部(後側支持部)、74…上タッピングねじ(係止部材)、77…下タッピングねじ(係止部材、最下位の係止部材)。

Claims (6)

  1. 車輪の上部にホイールアーチが配置され、該ホイールアーチまでバンパーが延出されたバンパー付き車両において、
    前記ホイールアーチは、前記車輪の上部を収納可能なアーチ本体と、前記アーチ本体の下端部に設けられたバンパー支持ブラケットを含み、
    前記バンパー支持ブラケットは、前記バンパーの端部から車幅方向内側に折り曲げられた取付フランジを挟持する挟持部を有し、
    前記バンパー支持ブラケットの挟持部は、前記取付フランジに対し前記車輪側に設けられた正面視略矩形状に形成された前側支持部と、前記車輪の反対側に設けられた後側支持部により挟持した状態で係合可能な挟持部である、
    ことを特徴とするバンパー付き車両。
  2. 前記バンパー支持ブラケットは補強用リブを有し、
    前記補強用リブは、略水平方向に延びてその前端部が前記後側支持部に連結されることで前記挟持部を補強することを特徴とする請求項1記載のバンパー付車両。
  3. 前記バンパー支持ブラケットは補強用リブを有し、
    前記後側支持部は上後側支持部及び下後側支持部から構成され、
    前記補強用リブは、前記上後側支持部の上部又は前記上後側支持部と前記下後側支持部の間隙において、略水平に延びる、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のバンパー付車両。
  4. 前記バンパー支持ブラケットは、
    前記挟持部に前記取付フランジを係止する係止部材と同系統色であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のバンパー付き車両。
  5. 車輪の上部にホイールアーチが配置され、該ホイールアーチまでバンパーが延出されたバンパー付き車両において、
    前記ホイールアーチは、
    前記車輪の上部を収納可能なアーチ本体と、
    前記アーチ本体の下端部に設けられ、前記バンパーの取付フランジを挟持した状態で係合可能な挟持部を有し、
    車幅方向に向けて形成されたベース部と、
    該ベース部の車幅方向外側端から車体前方に向けて張り出され、前端部に前記挟持部が形成されたバンパー支持部とを含み、
    前記ベース部および前記バンパー支持部が交差する交差部のうち前記車輪側に、前記車輪の反対側に向けて凹状に形成され、
    ンナーフェンダの車幅方向外側端が差し込まれる係合溝を有するバンパー支持ブラケットとを含む、
    ことを特徴とするバンパー付き車両。
  6. 前記係止部材は前記挟持部の上下方向に複数個設けられ、
    前記バンパー支持ブラケットは、
    車幅方向に向けて形成されたベース部と、
    該ベース部の車幅方向外側端から車体前方に向けて張り出され、前端部に前記挟持部が形成されたバンパー支持部とを有し、
    前記ベース部は、複数の前記係止部材のうち最下位の係止部材より上方に形成され、
    前記バンパー支持部は、前記最下位の係止部材より下方に下端部が延長されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載のバンパー付き車両。
JP2012255891A 2012-11-22 2012-11-22 バンパー付き車両 Expired - Fee Related JP5719825B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012255891A JP5719825B2 (ja) 2012-11-22 2012-11-22 バンパー付き車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012255891A JP5719825B2 (ja) 2012-11-22 2012-11-22 バンパー付き車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014101085A JP2014101085A (ja) 2014-06-05
JP5719825B2 true JP5719825B2 (ja) 2015-05-20

Family

ID=51023994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012255891A Expired - Fee Related JP5719825B2 (ja) 2012-11-22 2012-11-22 バンパー付き車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5719825B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7213120B2 (ja) * 2019-03-28 2023-01-26 本田技研工業株式会社 ホイールハウス構造

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2505898B2 (ja) * 1989-11-16 1996-06-12 日産自動車株式会社 リヤバンパ―サイドとリヤフェンダの接続部構造
JP3905003B2 (ja) * 2002-09-11 2007-04-18 本田技研工業株式会社 車両用バンパフェイス取付構造
JP2007137080A (ja) * 2005-11-14 2007-06-07 Suzuki Motor Corp 車両のバンパ取付け構造
JP2010018222A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Toyota Motor Corp 車両用リアバンパ取付部構造
JP5216059B2 (ja) * 2010-08-27 2013-06-19 本田技研工業株式会社 ホイールアーチ構造の組立方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014101085A (ja) 2014-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5846036B2 (ja) 車両用樹脂バックドア構造
WO2015001832A1 (ja) ヘッドライト固定構造
JP2006282119A (ja) 車両のルーフサイド部取付構造
JP5483069B2 (ja) ハンドル一体型グリップの取付構造
JP2009029236A (ja) リヤバンパー取付け構造
JP5719825B2 (ja) バンパー付き車両
JP2009062019A (ja) 車両用ドアのドアライニング
JP6179250B2 (ja) フロントフェンダ
JP6380779B2 (ja) 車両のバッテリ取付部構造
JP2002225748A (ja) 自動車の前部車体構造
JP5875571B2 (ja) ロールバー付き車体構造
JP2010023749A (ja) 車両用インストルメントパネル上面部支持構造
JP2007137080A (ja) 車両のバンパ取付け構造
JP2008162416A (ja) フェンダ構造
JP6055747B2 (ja) バックドアガーニッシュ
JP6201493B2 (ja) フロントフェンダ
JP6840244B2 (ja) 鞍乗り型車両のナンバープレート取付部構造
JP6163949B2 (ja) 燃料タンクの組み付け構造
EP2586690B1 (en) Rear central cover locking structure for motorcycle
JP2007131281A (ja) バンパの取り付け構造
JP6681200B2 (ja) 車両用収納構造
JP6375933B2 (ja) 車体後部構造
KR101807135B1 (ko) 리어플로어 조립체
JP6173202B2 (ja) 車両用ガーニッシュ
JP6346805B2 (ja) 収納容器、収納容器ユニット及び収納容器付き車両用シート

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140902

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150303

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5719825

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees