JP5143156B2 - エンジンの排気装置のサブアッセンブリー - Google Patents

エンジンの排気装置のサブアッセンブリー Download PDF

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本発明は、エンジンのエキゾーストマニホールドに一端が接続され、他端がテールパイプを介して大気に開放されるエンジンの排気装置に、その排気装置の一部を構成するように取付けられる、エンジンの排気装置のサブアッセンブリーに関する。
エンジンの排気装置に取付られる消音器として、後記特許文献1には、エンジンからの排気ガスが導入されると共に筒壁に複数の透孔が形成される内筒(3)と、内筒(3)の外側に設けられて内筒(3)との間に消音室(7)を形成する外筒(2)とを備え、内筒(3)の一端に上流側排気管(4)と他端に下流側排気管(4)とが連結される、エンジンの排気装置に取付けられる消音器が開示されている。
ところで、エンジンの排気ガスには、燃料の燃焼によって生成された水分が水蒸気となって含まれ、触媒コンバータ、サブマフラ、メインマフラやこれらを連結する排気管など構成されるエンジンの排気装置が冷えると、排気ガス中に含まれる水蒸気が凝縮して凝縮水となり、特に、前記特許文献1に開示される消音器では、消音室(7)内で凝縮した凝縮水だけでなく、消音器(1)の上流側、下流側で凝縮した凝縮水も上流側排気管(4)、下流側排気管(4)から内筒(3)に流れ込んで、内筒(3)に形成される複数の透孔から消音室(7)内に滴下するため、消音室(7)内に凝縮水が多く貯留し易い。
そして、消音室(7)に凝縮水が貯留していると、外筒(2)の腐食や共鳴室として機能する消音室(7)の実質的な内部容積が減ることによる消音性能の低下などを招くという問題がある。
そこで、後記特許文献2には、エンジンからの排気ガスが導入されると共に筒壁に複数の透孔が形成される内筒(1)と、内筒(1)の外側に設けられて内筒(1)との間に消音室(3)を形成する外筒(2)とを備え、内筒(1)の一端に上流側排気管と他端に下流側排気管とが連結される、エンジンの排気装置(300)に取付けられる消音器(100)であって、内筒(1)の下側に外筒(2)の底面に向けて下方に延びる排水管(5)を設けて、消音室(3)内に貯留する凝縮水を排水管(5)を通じて内筒(1)内に吸上げて、内筒(1)から消音器(100)の外に排出するものが開示されている。
特開平8−82210号公報 特開2007−270712号公報
ところが、前記特許文献2に開示のものでは、内筒(1)に、別途排水管(5)を溶接で取付ける必要があり、この分部品点数が増え、製造コストが増加し、また、車両の走行姿勢によっては、消音器(100)の前後方向の傾斜により、消音室(3)内に貯留する凝縮水を、排水管(5)により吸上げにくくなり、能率よく消音器(100)の外に排出するのが難しいという別の問題がある。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、部品点数の増加を抑えて製造コストの低減を図り、廉価に提供でき、また、消音器内に貯留する凝縮水を、能率よく消音器の外に排出できるようにした、新規なエンジンの排気装置のサブアッセンブリーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、エンジンのエキゾーストマニホールドに一端が接続され、他端がテールパイプを介して大気に開放されるエンジンの排気装置に、その排気装置の一部を構成するように取付けられ、
エンジンからの排気ガスが導入されると共に筒壁に複数の透孔が形成される内筒と、内筒の外側に設けられて内筒との間に消音室を形成する外筒とからなる消音器と、内筒の上流端の内側に連結される上流側排気管と、内筒の下流端の内側に連結される下流側排気管とを備えた、エンジンの排気装置のサブアッセンブリーであって、
前記内筒は、板材を円筒状に巻いて、その板巻き合わせ部を溶接して形成され、その所定の中心角度範囲で、その軸方向に前記複数の透孔が形成され、一方、内筒の残余の中心角度範囲で筒壁に透孔を有さない部分が、前記板巻き合わせ部を中心に挟んでその両側を占める範囲となるように、内筒の全長に亘ってその軸線と平行に連続して形成されており、
上流側排気管の上流端と下流側排気管の下流端が、エンジンの排気装置に取付けられたときに、前記内筒の板巻き合わせ部が前記内筒の最下端となるように、上流側排気管の下流端と内筒との周方向の相対位置および下流側排気管の上流端と内筒との周方向の相対位置を合わせた状態で、上流側排気管と下流側排気管を内筒に連結することを特徴としている。
上記目的達成のために、請求項2の発明は、前記請求項1のものにおいて、前記外筒を構成するシェルは、一枚の板材を円筒状に二重巻きして、その両端縁同士を重ね合わせた三重巻き部を、軸方向の複数箇所でスポット溶接して形成され、そのスポット溶接部に対して180°±10°ずらした位置に、前記内筒の板巻き合わせ部を位置させたことを特徴としている。
上記目的を達成するために、請求項3の発明は、前記請求項1または2のものにおいて、前記内筒の前記透孔を有さない部分の残余の中心角度範囲は、90°±10°であることを特徴としている。
本請求項各項の発明によれば、サブアッセンブリーがエンジンの排気装置に取付けられたときに、透孔を有さない部分が、内筒の下方側に位置するので、その透孔を有さない部分が“雨樋”の機能を果たし、エンジンの起動時、停止時にかかわり無く、上流側排気管や下流側排気管から内筒内に流れ込む凝縮水は、消音室に滴下することなく、筒壁の透孔を有さない部分を流れて消音器外へ流れ出る。したがって、消音室内に貯留する凝縮水は、消音室内で凝縮した凝縮水のみとなり、消音室内に貯留する凝縮水の絶対量が大幅に減るため、エンジンの始動後に排気装置の温度が上がると、消音室内に貯留する凝縮水は、消音器の熱により容易に気化されて水蒸気となり、筒壁の複数の透孔から内筒内に入り、内筒内を流れる排気ガスと共に消音器の外に排出される。しかも、サブアッセンブリーが、エンジンの排気装置に取付けられたとき、内筒の板巻き合わせ部(突き合わせ部)が、内筒の最下端となるように、上流側排気管の下流端と内筒との周方向の相対位置および下流側排気管の上流端と内筒との周方向の相対位置を合わせた状態で、上流側排気管と下流側排気管を内筒に連結すればよく、部品点数の増加がなく構造が簡単であるので、製造コストが低減され、廉価に提供することができる。
また、上流側排気管の下流端を内筒上流端の内側に、下流側排気管の上流端を内筒の下流端の内側にそれぞれ嵌合させた状態で、内筒の板巻き合わせ部(突合わせ部)をそれぞれ外側から目視できるので、その板巻き合わせ部(突合わせ部)を直接目視して上流側排気管の下流端と内筒および下流側排気管の上流端と内筒との周方向の相対位置を合わせることができる。
また、請求項2の発明によれば、上流側排気管の下流端および下流側排気管の上流端と、内筒との周方向の相対位置を合わせるのに、外側から容易に目視できるシェルの三重巻き部のスポット溶接部を目印にできるので、作業性がよい。
本発明サブアッセンブリーを備えたエンジンの排気装置の全体図 図1の2矢視仮想線部分の拡大図 図2の3矢視図 図3の4−4線に沿う拡大断面図 図4の5−5線に沿う断面図 サブアッセンブリーの組立て順序を示す図
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。
この実施例は、本発明サブアッセンブリーを自動車用エンジンの排気装置に実施した場合であって、図1において、エンジンEのエキゾーストマニホールド1には、該エンジンEより排出される排気ガスを浄化、消音して大気に放出するための排気装置Exの一端が接続されている。この排気装置Exは自動車の車体の下部に支持され、車体の前後方向に延長されていてその他端はテールパイプ2を介して大気に開放されている。そして、本発明にかかるサブアッセンブリーSAは、その排気装置Exに、その排気装置Exの一部を構成するように取付けられる。
前記排気装置Exは、エンジンEのエキゾーストマニホールド1に集合管3を介して接続される触媒コンバータ4、サブマフラー5およびメインマフラー6を備え、触媒コンバータ4の下流端とサブマフラー5の上流端とは、上流側排気管7により連通接続され、また、サブマフラー5の下流端とメインマフラー6の上流端とは、下流側排気管8により連通接続され、メインマフラー6の下流端にテールパイプ2が接続されている。そして、本発明にかかるサブアッセンブリーSAは、上流側排気管7、サブマフラー5および下流側排気管8により構成される。
図2〜5に示すように、前記サブマフラー5は、その外殻となる外筒11と、その外筒11内の中心部に同心上に溶接される内筒16とより形成され、外筒11と内筒16との間に環状の消音室18が形成される。
外筒11は、円筒状のシェル12と、その左右開口端に、かしめCa固定される、前、後部端板13,14とにより形成されている。シェル12は、ステンレス製の一枚の板材を円筒状に二重巻きして、その両端縁同士を重ね合わせた三重巻き部12aを、軸方向の複数箇所(9 箇所)でスポット溶接Wsして形成される。外筒11の前、後端板13,14の中心部には、外向きのフランジ部を有する前、後取付孔13a,14aが形成されており、その前、後取付孔13a,14aに内筒16の、前、後端が嵌合固定される。
内筒16は、ステンレス製の一枚の板材を円筒状に巻いてその板巻き合わせ部(突合せ部)16aをティグ溶接Wtして形成される。
図4,5に詳しく示すように、内筒16の筒壁の軸方向の一部には、透孔を有さない部分16Aを除いてパンチング孔よりなる複数の透孔17が開口される。これらの透孔17は、内筒16の軸心Cに対して所定の中心角度範囲θ1、本実施例では、約270°(270°±10°)の範囲で形成され、透孔を有さない部分16Aは、内筒16の板巻き合わせ部(突合せ部)16aを中心に挟んでその両側に残余の中心角度範囲θ2、本実施例では、約90°(90°±10°)の範囲で形成される。透孔を有さない部分16Aは、内筒16の全長に亘ってその軸線と平行に連続して形成される。
内筒16と外筒11とは、それらの周方向の相対位置を定めて固定される。具体的には、シェル12の三重巻き部12aのスポット溶接Ws部に対して180°±10°ずらした位置に、内筒16の板巻き合わせ部(突合わせ部)16aが位置するように、前、後部端板13,14の前、後取付孔13a,14aに、内筒16の前、後両端が嵌合され、前部端板13と内筒16の前端および後部端板14と内筒16の後端がそれぞれそれらの周方向の一カ所でスポット溶接Wsにより仮止めされる。
そして、サブアッセンブリーSAが、エンジンEの排気装置Exの一部を構成するように、上流側排気管7の下流端と下流側排気管8の上流端がエンジンEの排気装置Exに取付けられたときに、前記透孔を有さない部分16の残余の中心角度θ2が、前記内筒16の最下端を挟んでその両側を占める範囲となるように(前記透孔を有さない部分16Aが内筒16の下方側に位置するように)、上流側排気管7の下流端と内筒16との周方向の相対位置および下流側排気管8の上流端と内筒16との周方向の相対位置を合わせた状態で、上流側排気管7と下流側排気管8を内筒16に全周溶接Wにより連結してサブアッセンブリーSAが構成される。
つぎに、図6を参照して、上流側排気管7、サブマフラー5および下流側排気管8よりなるサブアッセンブリーSAの組立て順序について説明する。
(1) 図6(A)(B)に示すように、円筒状のシェル12の前、後両端に前、後端板13,14をそれぞれかしめCa固定して外筒11を形成する。
(2) つぎに、図6(C)(D)に示すように、外筒11のシェル12の三重巻き部12aのスポット溶接Ws部に対して180°±10°ずらした位置に、内筒16の板巻き合わせ部(突合わせ部)16aを位置させる。この状態で、内筒16の前、後両端を、外筒11の前、後端板13,14の支持孔13a,14aに嵌合し、それぞれそれらを周方向の一箇所でスポット溶接Wsにより仮止めして外筒11と内筒16との周方向の相対位置を固定する。これにより、三重巻き部12aのスポット溶接Ws部の反対側、すなわち180°±10°ずらした位置に、透孔を有さない部分16Aが常に位置するようになり、上流側排気管7の下流端および下流側排気管8の上流端と、内筒16との周方向の相対位置合わせをするときに、シェル12の三重巻き部12aのスポット溶接Ws部が目印となる。
(3) つぎに、図6(E)に示すように、上流側排気管7の下流端と内筒16との周方向の相対位置および下流側排気管8の上流端と内筒16との周方向の相対位置を前記したようにそれぞれ合わせた後、上流側排気管7の下流端および下流側排気管8の上流端を、内筒16の内側にそれぞれ嵌合させた状態で、上流側排気管7の下流端、内筒16および外筒11を全周同時溶接Wすると共に下流側排気管8の上流端、内筒16および外筒11を全周同時溶接Wする。
このとき、上流側排気管7の下流端および下流側排気管8の上流端と、内筒16との周方向の相対位置を合わせるのに、シェル12の三重巻き部12aのスポット溶接Ws部が目印となる。
流側排気管7の下流端を内筒16の上流端の内側に、下流側排気管8の上流端を内筒16の下流端の内側にそれぞれ嵌合させた状態で、内筒16の板巻き合わせ部(突合わせ部)16aをそれぞれ外側から目視できるので、その板巻き合わせ部(突合わせ部)16aを直接目視して上流側排気管7の下流端と内筒16および下流側排気管8の上流端と内筒16との周方向の相対位置を合わせることできる。この場合は、必ずしもシェル12の三重巻き部12aのスポット溶接Ws部の反対側に板巻き合わせ部(突合わせ部)16aを位置させる必要はないが、三重巻き部12aの方が外側から容易に目視できるので、これを目印に利用した方が作業性が良い。
以上のように、上流側排気管7、サブマフラー5および下流側排気管8よりなるサブアッセンブリーSAを予め組立てた後、このサブアッセンブリーSAをエンジンEの排気装置Exに取り付けた状態では、内筒16の透孔を有さない部分16Aは、内筒16の下方側に位置し、その透孔を有さない部分16Aの残余の中心角度範囲θ2が、前記内筒16の最下端を挟んでその両側を占める範囲となる。
つぎに、この実施例の作用について説明する。
いま、エンジンEが運転され、そこから排出した排気ガスは、排気装置Exへと導かれる。そして排気系Exを流れる排気ガスは、触媒コンバータ4を流れて、HC、CO、NOxなどの有害成分が浄化された後、サブマフラー5およびメインマフラー6を流れて排気音の消音が行われる。
サブアッセンブリーSAでは、上流側排気管7よりサブマフラー5の内筒16内に導入された排気ガスは、複数の透孔17を通って消音室18に入り、消音された後、下流側排気管8へと流れる。
ところで、前述のように、サブアッセンブリーSAがエンジンEの排気装置Exに取付けられたときに、透孔を有さない部分16Aが、内筒16の下方側に位置するので、その透孔を有さない部分16が“雨樋”の機能を果たし、エンジンEの起動時、停止時にかかわり無く、上流側排気管7や下流側排気管8から内筒16内に流れ込む凝縮水は、消音室18に滴下することなく、内筒16の透孔を有さない部分16Aを流れて、そこからサブマフラー5の外へ流れ出る。したがって、消音室18内に貯留する凝縮水は、サブマフラー5内で凝縮した凝縮水のみとなり、消音室18内に貯留する凝縮水の絶対量が大幅に減るため、エンジンEの始動後に排気装置Exの温度が上がると、消音室18内に貯留する凝縮水は、サブマフラー5の熱により容易に気化されて水蒸気となり、筒壁の複数の透孔17から内筒16内に入り、内筒16内を流れる排気ガスと共にサブマフラー5の外に排出される。
しかも、サブアッセンブリーSAが、エンジンEの排気装置Exに取付けられたとき、前記透孔を有さない部分16Aの残余の中心角度範囲θ2が、前記内筒16の最下端を挟んでその両側を占める範囲となるように、上流側排気管7の下流端と内筒16との周方向の相対位置および下流側排気管8の上流端と内筒16との周方向の相対位置を合わせた状態で、上流側排気管7と下流側排気管8を内筒16に連結すればよく、部品点数が増加することがない。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。
たとえば、前記実施例では、本発明を自動車用エンジンの排気装置に実施した場合を説明したが、これを他のエンジンの排気装置にも実施できる。また、前記実施例では、外筒が、シェルと前、後端板とから構成されているが、前記特許文献1、2に開示されるもののように、シェルの両端を縮径させて外筒を構成するサブアッセンブリーにも本発明を実施することができる。
1・・・・・・・・・エキゾーストマニホールド
2・・・・・・・・・テールパイプ
5・・・・・・・・・消音器(サブマフラー)
7・・・・・・・・・上流側排気管
8・・・・・・・・・下流側排気管
11・・・・・・・・・外筒
12a・・・・・・・・三重巻き部
16・・・・・・・・・内筒
16A・・・・・・・・透孔を有さない部分
16a・・・・・・・・板巻き合わせ部(突合せ部)
17・・・・・・・・・透孔
18・・・・・・・・・消音室
E・・・・・・・・・エンジン
Ex・・・・・・・・・排気装置
Ws・・・・・・・・・スポット溶接
Wt・・・・・・・・・溶接(ティグ溶接)
θ1・・・・・・・・・所定の中心角度範囲
θ2・・・・・・・・・残余の中心角度範囲

Claims (3)

  1. エンジン(E)のエキゾーストマニホールド(1)に一端が接続され、他端がテールパイプ(2)を介して大気に開放されるエンジンの排気装置(Ex)に、その排気装置(Ex)の一部を構成するように取付けられ、
    エンジン(E)からの排気ガスが導入されると共に筒壁に複数の透孔(17)が形成される内筒(16)と、内筒(16)の外側に設けられて内筒(16)との間に消音室(18)を形成する外筒(11)とからなる消音器(5)と、内筒(16)の上流端の内側に連結される上流側排気管(7)と、内筒(16)の下流端の内側に連結される下流側排気管(8)とを備えた、エンジンの排気装置のサブアッセンブリーであって、
    前記内筒(16)は、板材を円筒状に巻いて、その板巻き合わせ部(16a)を溶接(Wt)して形成され、その所定の中心角度範囲(θ1)で、その軸方向に前記複数の透孔(17)が形成され、一方、内筒(16)の残余の中心角度範囲(θ2)で筒壁に透孔を有さない部分(16A)が、前記板巻き合わせ部(16a)を中心に挟んでその両側を占める範囲となるように、内筒(16)の全長に亘ってその軸線と平行に連続して形成されており、
    上流側排気管(7)の上流端と下流側排気管(8)の下流端が、エンジン(E)の排気装置(Ex)に取付けられたときに、前記内筒(16)の板巻き合わせ部(16a)が前記内筒(16)の最下端となるように、上流側排気管(7)の下流端と内筒(16)との周方向の相対位置および下流側排気管(8)の上流端と内筒(16)との周方向の相対位置を合わせた状態で、上流側排気管(7)と下流側排気管(8)を内筒(16)に連結することを特徴とする、エンジンの排気装置のサブアッセンブリー。
  2. 前記外筒(12)を構成するシェル(12)は、一枚の板材を円筒状に二重巻きして、その両端縁同士を重ね合わせた三重巻き部(12a)を、軸方向の複数箇所でスポット溶接(Ws)して形成され、そのスポット溶接(Ws)部に対して180°±10°ずらした位置に、前記内筒(16)の板巻き合わせ部(16a)を位置させたことを特徴とする、前記請求項1記載のエンジンの排気装置のサブアッセンブリー。
  3. 前記内筒(16)の前記透孔を有さない部分(16A)の残余の中心角度範囲(θ2)は、90°±10°であることを特徴とする、前記請求項1または2記載のエンジンの排気装置のサブアッセンブリー。
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