JP5119220B2 - 旋回フレーム - Google Patents

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Description

本発明は、ラチスブームを有する走行クレーンの、旋回フレームに関する。
ラチスブームを前側で支持する走行クレーンにおいて、その車幅が規制される場合がある。そして、従来の走行クレーンでは、車幅を規制値の範囲内に収めるために、例えば、次のような対策が採られている。
まず、旋回体の左右のデッキフレーム(図2の左フレーム12a、右フレーム12b参照)に分けて配置されていたキャブおよびパワーユニットを、同一のデッキフレーム(図2の右フレーム12b参照)に、前後に並べて配置している。さらに、旋回体の左右の重量バランスを保つために、ラチスブームの中心位置を、旋回中心位置に対して、車幅方向(左右方向)にオフセットしている(ずらしている)。特許文献1には、ブーム位置がオフセットされたクローラクレーンの一例が開示されている。
特開2009-161278号公報
通常、走行クレーンにおいては、2つのブームフットが、旋回フレームの、前壁及び2枚の側壁からなる支持体によって支持される。また、ブームフットによって旋回フレームに与えられる荷重は、旋回ベアリング部分で支えられる。
また、ブーム位置が車幅方向にオフセットされている場合には、一方のブームフットの位置が、他方のブームフットの位置に比べて、旋回ベアリングから大きく離れる。ここで、二つのブームフットを支える一対の側板のうち、旋回ベアリングの旋回中心から遠い方の側壁を「遠壁」と記す。
この場合に、底板の、支持体と旋回ベアリングとの間の隅領域のうち、遠壁側の領域(図2、図3、図6のドットハッチングを付した隅領域H参照)が、反対側の領域に比べて大きく撓む。その結果、ブームにかかる横たわみが大きくなってしまう。
このような底板の撓みを抑制するために、従来、(i)遠壁側の隅領域(図の領域H)全体の板厚を増大させること、(ii)遠壁及び前壁に箱状の支持体を取り付けること、などによって旋回フレームの剛性を高めている。しかし、このような手法を採用した場合には、車両の重量が大幅に増大してしまう。走行クレーンは、重量面でも厳しく規制されるため、重量を大幅に増やすことなく旋回フレームを補強できることが望ましい。
(課題)
そこで、本発明が解決しようとする課題は、走行クレーンのブーム位置がオフセットされている場合において、重量を大幅に増やすことなく旋回フレームを効果的に補強し、ラチスブームの横たわみを低減することである。
(1)上記の課題を解決するために、本発明に係る旋回フレームは、走行クレーンの下部走行体の上に旋回ベアリングを介して設置され、且つ、ラチスブームのブームフットを前側で支持する。
当該旋回フレームは、底板と、当該底板の上に設置され、前記ラチスブームを支持する支持体と、を備え、前記支持体は、前記ラチスブームを挟むように配置される、前後方向に平行な左右一対の側壁と、前記底板の前側に配置され、上下方向に平行で前記一対の側壁に垂直な前壁と、を有する。
それぞれの前記側壁は、前記ラチスブームのブームフットを、前記ラチスブームが起伏できる状態で支持し、前記旋回ベアリングの旋回中心の位置に対して、前記ラチスブームの中心位置が車幅方向にオフセットされている。
そして、前記一対の側壁のうち、前記旋回中心から遠い方の側壁である遠壁が、(i)当該遠壁における前記ブームフットの支持位置と、(ii)前記旋回ベアリングの外周線に最も近い位置と、を結ぶ直線に沿って補強されている。
この構成では、ブーム中心位置が、旋回中心に対して車幅方向にオフセットされている走行クレーンにおいて、遠壁(旋回中心から遠い方の側壁)のうち、ブームフットの支持位置と、旋回ベアリングの外周線近傍と、が直線的に補強される。そのため、遠壁全体を補強することなく、遠壁の最小限の補強により、遠壁側の底板の撓みを効率的に抑制することができる。
従って、本構成により、重量を大幅に増やすことなく旋回フレームを効果的に補強し、ラチスブームの横たわみを低減することができる。
なお、上記の「走行クレーン」には、ホイールクレーン、及び、クローラクレーン(無限軌道車)の両方が含まれる。また、本発明の対象は、車両前側でブームを支持する走行クレーンである。
ブームフットの支持方式としては、ブームフットに取り付けられた軸が、側壁に設けられた貫通孔に挿入される方式であってもよいし、その反対に、側壁に形成された軸が、ブームフットに形成された貫通孔に挿入される方式であってもよい。また、ブームフット、及び側壁の両方に貫通孔が形成され、これらの貫通孔に、回転軸が挿入される方式であってもよい。
また、「ブーム中心位置」とは、ブームの、幅方向に関する中心位置である。
上記の「旋回ベアリングの外周線」とは、旋回ベアリング装置のうち、旋回フレームに取り付けられた部分の、最外周線を意味している。そのため、旋回フレームにアウターレース(アウターリング)が取り付けられている場合には、アウターレースの外周線が「旋回ベアリングの外周線」に相当し、旋回フレームにインナーレース(インナーリング)が取り付けられている場合には、インナーレースの外周線が「旋回ベアリングの外周線」に相当する。
上記の「補強」には、(対象部分の)板厚の増加や、対象部分への補強用骨部材(リブ)の取り付けなどが含まれる。
また、「直線に沿って補強」されるとは、直線近傍が補強されることを意味している。
また、側壁及び前壁のそれぞれに関して、どちらの面が補強されてもよく、また、両面が補強されてもよい。
(2)本発明に係る上記(1)の旋回フレームにおいて、前記前壁が、(i)前記遠壁における前記ブームフットの支持位置に最も近い位置と、(ii)前記旋回ベアリングの外周線に最も近い位置と、を結ぶ直線に沿って補強されていてもよい。
この構成では、前壁のうち、遠壁のブームフット支持位置に最も近い位置と、旋回ベアリングの外周線近傍と、が直線的に補強される。そのため、前壁全体を補強することなく、前壁の最小限の補強により、遠壁側の底板の撓みを効率的に抑制することができる。
従って、本構成により、重量を大幅に増やすことなく旋回フレームを効果的に補強し、ラチスブームの横たわみを低減することができる。
(3)本発明に係る上記(2)の旋回フレームは、前記遠壁における補強部分、前記前壁における補強部分、及び、前記底板、に対して固定された補強板をさらに有していてもよい。
この構成では、補強板が、遠壁の補強部分、前壁の補強部分、及び底板の3箇所に固定されている。そのため、補強板、遠壁、及び前壁によって、旋回フレームがさらに強く補強され、底板の、遠壁側の隅領域(図2の領域H)の撓みがさらに抑制される。また、一枚の板を追加するだけなので、重量が大幅に増加することがない。
なお、上記の「固定」の方法には、溶接、接着などの他、一方の凸部を他方の凹部に挿入する方式や、固定対象と補強板とを予め一体的に成形する方式などが含まれる。
(4)上記の課題を解決するために、本発明に係る旋回フレームは、走行クレーンの下部走行体の上に旋回ベアリングを介して設置され、且つ、ラチスブームのブームフットを前側で支持する。
当該旋回フレームは、底板と、当該底板の上に設置され、前記ラチスブームを支持する支持体と、を備え、前記支持体は、前記ラチスブームを挟むように配置される、前後方向に平行な左右一対の側壁と、前記底板の前側に配置され、上下方向に平行で前記一対の側壁に垂直な前壁と、を有する。
それぞれの前記側壁は、前記ラチスブームのブームフットを、前記ラチスブームが起伏できる状態で支持し、前記旋回ベアリングの旋回中心の位置に対して、前記ラチスブームの中心位置が車幅方向にオフセットされている。
そして、前記一対の側壁のうち、前記旋回中心から遠い方の側壁を遠壁とした場合において、前記前壁が、(i)前記遠壁における前記ブームフットの支持位置に最も近い位置と、(ii)前記旋回ベアリングの外周線に最も近い位置と、を結ぶ直線に沿って補強されている。
この構成では、ブーム中心位置が、旋回中心に対して車幅方向にオフセットされている走行クレーンにおいて、前壁のうち、遠壁のブームフット支持位置に最も近い位置と、旋回ベアリングの外周線近傍と、が直線的に補強される。そのため、前壁全体を補強することなく、前壁の最小限の補強により、遠壁側の底板の撓みを効率的に抑制することができる。
従って、本構成により、重量を大幅に増やすことなく旋回フレームを効果的に補強し、ラチスブームの横たわみを低減することができる。
なお、本構成における「走行クレーン」、「ラチスブーム」、「ブームフットの支持方式」、「旋回ベアリングの外周線」、「ブーム中心位置」、及び「補強」については、上記の(1)と同様に説明されるため、説明を省略する。
本発明の第1実施形態に係るクローラクレーンの側面図である。 旋回フレーム等を示す上面図である。 アウターレース及び旋回フレームの上面拡大図である。 旋回フレームの斜視図である。 図2及び図3のA−A’斜視断面図である。 図5の補強部位について説明するための斜視断面図である。 本発明の第2実施形態に係るクローラクレーンの側面図である。 (a)は図7の補強板の斜視図であり、(b)は変形例に係る補強板の斜視図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について説明する。なお、以下の説明及び図において、車両前後方向を、前後方向Kと記す(図の矢印K方向参照)。また、前後方向Kに関して、前方側をK1と、後方側をK2とする(図の符号K1及びK2参照)。また、車両の左右方向を、車幅方向Wと記す(図の矢印W方向参照)。また、特記した場合を除き、図において、破線は隠れた部分の形を示す隠れ線であり、二点鎖線は想像線である。
図1に示すように、クローラクレーン1は、下部走行体10、旋回ベアリング20、及び上部旋回体11を有する走行クレーンである。下部走行体10は無限軌道車である。また、上部旋回体11は、下部走行体10の上に、旋回ベアリング20を介して設置されており、上下に延びる軸を回転軸として旋回する。
(旋回ベアリング)
旋回ベアリング20は、アウターレース(アウターリング)21及びインナーレース(インナーリング)22を含む。旋回ベアリング20は、下部走行体10と上部旋回体11との間に挟まれている。
インナーレース22は、下部走行体10の上面に、ボルトを用いて固定されている。また、アウターレース21は、上部旋回体11の旋回フレーム40の下面に、ボルトを用いて固定されている。そして、アウターレース21の内側に、インナーレース22が収まる。また、上部旋回体11に固定されたモータ(図示せず)の出力軸の歯車が、インナーレース22の内側に形成された歯車に噛み合っている。そして、モータの回転に伴い、アウターレース21が、インナーレース22の周囲を回転する。その結果、下部走行体10の上で上部旋回体11が旋回する。
(上部旋回体)
上部旋回体11は、旋回フレーム40、2つのデッキフレーム(左フレーム12a、右フレーム12b)、ラチスブーム30、キャブ51、巻上用ウインチ(図示せず)、フック59h、及びガントリ54を含む(図1及び図2参照)。旋回フレーム40には、底板41、及び、支持体42が含まれる。
旋回フレーム40及び2つのデッキフレームは、上部旋回体11に搭載される後述の機器等を支持する。また、左フレーム12a及び右フレーム12bは、それぞれ、旋回フレーム40の底板41に対してボルトで固定されている。そのため、2つのデッキフレームは、旋回フレーム40の回転に伴って回転する。
右フレーム12bの上には、キャブ51、パワーユニットなどが、前後方向Kに並べて設置されている。キャブ51は、クレーン作業時の操縦室として機能する。パワーユニットには、エンジン、油圧ポンプなどが含まれる。また、左フレーム12aの上には、ポンプ、タンクなどが前後方向Kに並べて設置されている。なお、図2は、デッキフレーム上の設置物を省略して示している。
デッキフレームに設置される物の中でも幅が比較的広いキャブ51及びパワーユニットが、右フレーム12bの上に並べられている。また、これに伴い、右フレーム12bの幅は、左フレーム12aの幅よりも広くなっている。その結果として、キャブ51及びパワーユニットが左右のデッキフレームに分けて設置される場合に比べて、クローラクレーン1の車幅が狭くなっている。
そして、左右の重量バランスを保つために、旋回ベアリング20の旋回中心G(図の点G参照)は、旋回フレーム40の中心よりも、右フレーム12bに近い位置にある(図2参照)。
ラチスブーム30は、旋回フレーム40に対して、起伏可能な状態で取り付けられている。ラチスブーム30の下端部には、2つのブームフット30fが、車幅方向Wに並べて配置されている。それぞれのブームフット30fは、支持体42の側壁(後述)を挟む2枚の板から成る。また、ラチスブーム30は、2つのブームフットピン30p(図2参照)を中心軸として起伏する。なお、それぞれのブームフットは、1枚の板であってもよい。
ラチスブーム30の先端部には、ブームポイントシーブ52sが取り付けられており、ブームポイントシーブ52sからは、フック59hが吊り下げられている。また、フック59hには、フックシーブ59sが取り付けられている。
巻上用ウインチは、上部旋回体11の本体部に設置されている。巻上用ウインチには、巻上ワイヤーロープ52rの先端が取り付けられている。また、巻上ワイヤーロープ52rは、巻上用ウインチから伸びて、ブームポイントシーブ52sおよびフックシーブ59sの両方に巻かれている。そして、巻上用ウインチを制御することにより、フック59hの昇降動作が行なわれる。
ガントリ54は、上部旋回体11の本体部後方に設置されている。ガントリ54の頂部と、ラチスブーム30の先端部とは、ブーム起伏ロープ56及びブームガイライン58を介して連結されている。また、ガントリ54の頂部には、下部スプレッダ55が取り付けられており、ブームガイライン58の端部には、上部スプレッダ57が連結されている。ブーム起伏ロープ56は、上部旋回体11の本体部に設けられたブーム起伏用ウインチ(図示せず)から延び、上部スプレッダ57及び下部スプレッダ55の両方に巻かれている。そして、ブーム起伏用ウインチを制御することにより、ラチスブーム30の起伏動作が行なわれる。
上記のように、右フレーム12bの上に、車幅が大きいキャブ51及びパワーユニットが設置されている。そして、クローラクレーン1においては、旋回ベアリング20の旋回中心G(図の点G参照)の位置に対して、ラチスブーム30の中心位置が車幅方向Wにオフセットされている。このように、ブーム中心位置を旋回中心位置からオフセットすることにより、クローラクレーン1の左右の重量バランスが保たれている。
ブーム位置のオフセットについて、図2および図3を用いて説明する。旋回ベアリング20の旋回中心Gを通り、前後方向Kに沿って延びる線を、中心線RC(旋回中心線;図の一点鎖線RC参照)とする。また、ラチスブーム30の中心線(幅方向に関する中心線)を、中心線BC(ブーム中心線;図の一点鎖線BC参照)とする。この場合に、上面視において、中心線BCが、中心線RCに対し車幅方向Wにδ(δ:オフセット量)だけずれている(図2参照)。そのため、旋回ベアリング20の外側に位置し、且つ、支持体42の内側に位置する隅領域のうち、遠壁43bに近い領域(図のドットハッチングを付した隅領域H)は、他方の隅領域よりも大きい。なお、本実施形態においては、他方(側壁43a側)の隅領域の面積は0である。
また、隅領域Hは、上面視(図2及び図3)において、遠壁43b、前壁44、及び、アウターレース21によって囲まれている。
なお、図2は、旋回フレーム40、2つのデッキフレーム、及び、アウターレース21のみを示している。また、図4は、旋回ベアリングを省略して示している。
(旋回フレーム)
次に、旋回フレーム40の詳細について説明する。旋回フレーム40は金属製であり、旋回フレーム40には、底板41、及び、支持体42が含まれる。底板41は、前後方向Kに延びる、水平な板であり、支持体42は、底板41の上に取り付けられている。
旋回フレーム40は、下部走行体10の上に、旋回ベアリング20を介して設置されている。また、旋回フレーム40は、ラチスブーム30の2つのブームフット30fを、車両前側で支持する(図1参照)。
(支持体)
支持体42は、ラチスブーム30を支持するものであり、左右一対の側壁(側壁43a、側壁43b)、及び、前壁44から成る(図2乃至図6参照)。また、支持体42は、底板41の上に固定されている。なお、支持体42及び底板41の固定方法に関しては、溶接や接着の他、支持体42と底板41とを一体成形してもよい。
一対の側壁は同一形状を有しており、これらは、ラチスブーム30を挟むように配置されている。それぞれの側壁は、ラチスブーム30の2つのブームフット30fを、ラチスブーム30が起伏できる状態で支持する。また、それぞれの側壁は、前後方向Kに平行であり、且つ、上下方向に平行である(図2乃至図4参照)
それぞれの側壁には、前方、且つ、斜め上方に向かって突出する、突出部43tが形成されている(図4乃至図6参照)。また、突出部43tには、貫通孔43hが形成されている。貫通孔43hは、車幅方向Wに沿って側壁を貫通している。
また、それぞれのブームフット30fには貫通孔が形成されており、回転軸であるブームフットピン30pが、ブームフット30f及び側壁43bの両方を貫通するように、貫通孔43h及びブームフット30fの貫通孔に挿入される。これにより、2つのブームフット30fが、ラチスブーム30が起伏できる状態で、支持体42によって支持される(図2参照)。
また、一対の側壁においては、側壁43bよりも、側壁43aの方が、旋回ベアリング20の旋回中心Gに近い。すなわち、側壁43b及び旋回中心Gの最短距離よりも、側壁43a及び旋回中心Gの最短距離の方が短い(図2及び図3参照)。以下の説明においては、一対の側壁のうち、旋回中心から遠い方の側壁43bを、「遠壁」と記す。
前壁44は、底板41の前側に配置され、上下方向に平行で、且つ、一対の側壁に対して垂直に配置されている。また、前壁44は、長方形の板部材であり、2つの側壁、及び底板41に対して固定されている。
(補強について)
次に、側壁(遠壁)43b及び前壁44の補強について説明する。なお、図5は、図2及び図3のA−A’断面図であり、図5が示された範囲は、図2及び図3の破線四角で囲われた範囲Bに相当する。
遠壁43bの内面(側壁43aに面している方の面)には、補強用骨部材として、補強バー46が取り付けられている(図4及び図5参照)。補強バー46は金属製であり、ほぼ半円柱状に、且つ、直線的に形成されている。補強バー46は、図の位置Cと、位置Dとを結ぶ直線46Lに沿って取り付けられている(図2、図5、及び図6参照)。なお、図6は、説明用の図であり、図6では補強バー46が省略されている。また、図2及び図3においても、補強バー46が省略されている。
図2、図3、及び図6の位置Cは、遠壁43bにおけるブームフット30fの支持位置、すなわち、貫通孔43hの位置に相当する。
また、図2、図3、及び図6の位置Dは、遠壁43bにおいて、旋回ベアリング20の外周線(すなわち、アウターレース21の外周線)に最も近い位置に相当する。
そして、補強バー46は、遠壁43bの、位置Cと位置Dとを結ぶ直線上を補強するために設けられている。この補強により、底板41の隅領域Hの撓みが抑制される。
また、前壁44の前面には、補強用骨部材として、補強バー47が取り付けられている(図4及び図5参照)。補強バー47は金属製であり、ほぼ半円柱状に、且つ、直線的に形成されている。補強バー47は、図の位置Eと、位置Fとを結ぶ直線47Lに沿って取り付けられている(図2、図5、及び図6参照)。なお、図6は、説明用の図であり、図6では補強バー47が省略されている。また、図2及び図3においても、補強バー47が省略されている。
図2、図3、及び図6の位置Eは、前壁44において、貫通孔43h(遠壁43bにおけるブームフット30fの支持位置C)に最も近い位置に相当する。
また、図2、図3、及び図6の位置Fは、前壁44において、旋回ベアリング20の外周線(すなわち、アウターレース21の外周線)に最も近い位置に相当する。
そして、補強バー47は、前壁44の、位置Eと位置Fとを結ぶ直線上を補強するために設けられている。この補強によっても、底板41の隅領域Hの撓みが抑制される。
なお、図の位置C、位置D、位置E、及び位置Fに描かれた破線円は、それぞれの位置に相当する範囲(外延)を示している。また、図の位置C、位置D、位置E、及び位置Fの、破線円内部の点は、それぞれの位置の中心点を示している。
このように、旋回フレーム40においては、隅領域Hに面して設けられた遠壁43b及び前壁44のそれぞれが、ラチスブーム30からの荷重の伝達方向に沿って補強されている。そのため、ラチスブーム30の荷重が支持体42に作用した場合に、遠壁43b及び前壁44の撓みが抑制される。その結果、底板41の隅領域Hの撓みが抑制されるため、ラチスブーム30の横たわみが低減する。
(効果)
次に、本実施形態に係る旋回フレーム40により得られる効果について説明する。旋回フレーム40は、走行クレーンの下部走行体10の上に旋回ベアリング20を介して設置され、且つ、ラチスブーム30の2つのブームフット30fを前側で支持する。
当該旋回フレーム40は、底板41と、当該底板41の上に設置され、ラチスブーム30を支持する支持体42と、を備え、支持体42は、ラチスブーム30を挟むように配置される、前後方向Kに平行な左右一対の側壁(側壁43a、側壁43b)と、底板41の前側に配置され、上下方向に平行で一対の側壁に垂直な前壁44と、を有する。
それぞれの側壁は、ラチスブーム30のブームフット30fを、ラチスブーム30が起伏できる状態で支持し、旋回ベアリング20の旋回中心Gの位置に対して、ラチスブーム30の中心位置が車幅方向Wにオフセットされている。
そして、一対の側壁のうち、旋回中心Gから遠い方の側壁である遠壁43bが、(i)当該遠壁43bにおけるブームフット30fの支持位置C(貫通孔43h)と、(ii)旋回ベアリング20の外周線に最も近い位置Dと、を結ぶ直線46Lに沿って補強されている。
この構成では、ブーム中心位置が、旋回中心Gに対して車幅方向Wにオフセットされている走行クレーンにおいて、遠壁43b(旋回中心Gから遠い方の側壁)のうち、ブームフット30fの支持位置と、旋回ベアリング20の外周線近傍と、が直線的に補強される。そのため、遠壁43bの全体を補強することなく、遠壁43bの最小限の補強により、遠壁43b側の底板41の撓み(隅領域Hの撓み)を効率的に抑制することができる。
従って、本構成により、重量を大幅に増やすことなく旋回フレーム40を効果的に補強し、ラチスブーム30の横たわみを低減することができる。
また、旋回フレーム40においては、遠壁43bが補強されていることに加えて、前壁44が、(i)遠壁43bにおけるブームフットの支持位置C(貫通孔43h)に最も近い位置Eと、(ii)旋回ベアリング20の外周線に最も近い位置Fと、を結ぶ直線47Lに沿って補強されている。
この構成では、前壁44のうち、遠壁43bのブームフット支持位置に最も近い位置と、旋回ベアリング20の外周線近傍と、が直線的に補強される。そのため、前壁44の全体を補強することなく、前壁44の最小限の補強により、遠壁43b側の底板41の撓みを効率的に抑制することができる。
従って、本構成により、重量を大幅に増やすことなく旋回フレーム40を効果的に補強し、ラチスブーム30の横たわみを低減することができる。
旋回フレーム40は、走行クレーンの下部走行体10の上に旋回ベアリング20を介して設置され、且つ、ラチスブーム30の2つのブームフット30fを前側で支持する。
当該旋回フレーム40は、底板41と、当該底板41の上に設置され、ラチスブーム30を支持する支持体42と、を備え、支持体42は、ラチスブーム30を挟むように配置される、前後方向Kに平行な左右一対の側壁(側壁43a、側壁43b)と、底板41の前側に配置され、上下方向に平行で一対の側壁に垂直な前壁44と、を有する。
それぞれの側壁は、ラチスブーム30のブームフット30fを、ラチスブーム30が起伏できる状態で支持し、旋回ベアリング20の旋回中心Gの位置に対して、ラチスブーム30の中心位置が車幅方向Wにオフセットされている。
そして、前壁44が、(i)遠壁43bにおけるブームフット30fの支持位置Cに最も近い位置と、(ii)旋回ベアリング20の外周線に最も近い位置と、を結ぶ直線47Lに沿って補強されている。
この構成では、ブーム中心位置が、旋回中心Gに対して車幅方向Wにオフセットされている走行クレーンにおいて、前壁44のうち、遠壁43bのブームフット支持位置に最も近い位置と、旋回ベアリング20の外周線近傍と、が直線的に補強される。そのため、前壁44の全体を補強することなく、前壁44の最小限の補強により、遠壁43b側の底板41の撓みを効率的に抑制することができる。
従って、本構成により、重量を大幅に増やすことなく旋回フレーム40を効果的に補強し、ラチスブーム30の横たわみを低減することができる。
(クレーンの種類の違いについて)
特開2000−72384号公報に記載されたクレーン(テレスコピックブームを車両後ろ側で支持するクレーン)においては、ブームフットの支持位置が、旋回ベアリングから、後方に向かって大きくオ−バーハングしている。そして、この公報の技術においては、旋回中心に対するブーム中心のオフセット量δに比べて、オーバーハング量αがかなり大きい(α>1.5δ)。そのため、このクレーンでは、旋回フレームに作用する荷重を旋回ベアリングへ効率的に伝達させて、旋回安定性を高めることが重要となり、ブームに生じる横たわみは大きな問題とはならない。
一方、クローラクレーン1(ラチスブームを車両前方で支持するクレーン)においては、貫通孔43h(遠壁43bにおけるブームフット30fの支持位置)のオーバーハング量α(旋回ベアリング20の外側に出ている部分の長さ)が、オフセット量δと同等である(図2参照)。そして、このようなクローラクレーン1においては、特開2000−72384号公報に記載のクレーンに比べて、ブーム位置を車幅方向にオフセットした場合に、ブームの横たわみが顕著な問題になる。すなわち、本発明は、オーバーハング量αが、オフセット量δと同等以下(0.8δ<α<1.2δ)であるクレーンに適用されることが望ましい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について、図7を用いて説明する。なお、上記の実施形態と同様の部分については、図に同一の符号を付してその説明を省略する。
以下、上記の第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。図7において、符号140、142を付した部分は、それぞれ、第1実施形態において、符号40、42を付した部分に相当する。
本実施形態に係る旋回フレーム140には、底板41、及び支持体142に加えて、補強板45が含まれる。補強板45は、金属製である。また、補強板45は、補強バー46、補強バー47、および、底板41に対して、溶接により固定されている。補強板45は、傾斜した状態で底板41に取り付けられており、底板41と補強板45とが成す角の大きさは約45度である。
補強板45は、図8(a)に示すように、四角形の板である。なお、補強板の形状は、図8(b)の補強板45mのように、三角形の板であってもよい。また、補強板は他の形状を有していてもよい。
(効果)
本実施形態により得られる効果について説明する。旋回フレーム140は、補強バー46(遠壁43bにおける補強部分)、補強バー47(前壁44における補強部分)、及び、底板41、に対して固定された補強板45を有している。
この構成では、補強板45が、遠壁43bの補強部分、前壁44の補強部分、及び底板41の3箇所に固定されている。そのため、補強板45、遠壁43b、及び前壁44によって、旋回フレームがさらに強く補強され、底板41の隅領域Hの撓みがさらに抑制される。また、一枚の板を追加するだけなので、重量が大幅に増加することがない。
(他の実施形態について)
本発明の実施の形態は、上記の実施形態には限られない。例えば、上記の実施形態においては、側壁43b及び前壁44の両方が補強されているが、側壁(遠壁)43bだけが補強されていてもよい。また、前壁44だけが補強されていてもよい。
また、上記の実施形態では、補強用リブ(補強バー46及び補強バー47)の取り付けによって、側壁及び前壁が補強されているが、これらの壁部は、板厚増加によって補強されてもよい。すなわち、このようなリブを、側壁(又は前壁)と一体的に成形してもよい。
また、上記の実施形態では、側壁(遠壁)43bについては内面(他方の側壁43aに面している方の面)が補強され、前壁44については前面が補強されているが、それぞれ、反対側の面が補強されていてもよいし、また、両面が補強されていてもよい。
また、上記の実施形態では、旋回中心線RCに対して、ブーム中心線BCが左側にずれているが、旋回中心線RCに対して、ブーム中心線BCが右側にずれていてもよい。すなわち、左フレームの幅が右フレームよりも広く、左フレームの上に、キャブ51及びパワーユニットが前後に並べられていてもよい。
また、補強バー46、補強バー47、及び補強板45の材料は、金属には限られない。
本発明は、ラチスブームを有する走行クレーンの旋回フレームとして利用できる。
1 クローラクレーン(走行クレーン)
10 下部走行体
20 旋回ベアリング
30 ラチスブーム
30f ブームフット
40 旋回フレーム
41 底板
42 支持体
43a 側壁
43b 側壁(遠壁)
44 前壁
45 補強板

Claims (4)

  1. 走行クレーンの下部走行体(10)の上に旋回ベアリング(20)を介して設置され、且つ、ラチスブーム(30)のブームフット(30f)を前側で支持する旋回フレーム(40)であって、
    底板(41)と、当該底板の上に設置され、前記ラチスブームを支持する支持体(42)と、を備え、
    前記支持体は、前記ラチスブームを挟むように配置される、前後方向に平行な左右一対の側壁(43a、43b)と、前記底板の前側に配置され、上下方向に平行で前記一対の側壁に垂直な前壁(44)と、を有し、
    それぞれの前記側壁は、前記ラチスブームのブームフットを、前記ラチスブームが起伏できる状態で支持し、
    前記旋回ベアリングの旋回中心の位置に対して、前記ラチスブームの中心位置が車幅方向にオフセットされており、
    前記一対の側壁のうち、前記旋回中心から遠い方の側壁である遠壁(43b)が、(i)当該遠壁における前記ブームフットの支持位置と、(ii)前記旋回ベアリングの外周線に最も近い位置と、を結ぶ直線に沿って補強されていることを特徴とする、旋回フレーム。
  2. 前記前壁が、(i)前記遠壁における前記ブームフットの支持位置に最も近い位置と、(ii)前記旋回ベアリングの外周線に最も近い位置と、を結ぶ直線に沿って補強されていることを特徴とする、請求項1に記載の旋回フレーム。
  3. 前記遠壁における補強部分、前記前壁における補強部分、及び、前記底板、に対して固定された補強板(45)をさらに有することを特徴とする、請求項2に記載の旋回フレーム。
  4. 走行クレーンの下部走行体(10)の上に旋回ベアリング(20)を介して設置され、且つ、ラチスブーム(30)のブームフット(30f)を前側で支持する旋回フレーム(40)であって、
    底板(41)と、当該底板の上に設置され、前記ラチスブームを支持する支持体(42)と、を備え、
    前記支持体は、前記ラチスブームを挟むように配置される、前後方向に平行な左右一対の側壁(43a、43b)と、前記底板の前側に配置され、上下方向に平行で前記一対の側壁に垂直な前壁(44)と、を有し、
    それぞれの前記側壁は、前記ラチスブームのブームフットを、前記ラチスブームが起伏できる状態で支持し、
    前記旋回ベアリングの旋回中心の位置に対して、前記ラチスブームの中心位置が車幅方向にオフセットされており、
    前記一対の側壁のうち、前記旋回中心から遠い方の側壁を遠壁(43b)とした場合において、
    前記前壁が、(i)前記遠壁における前記ブームフットの支持位置に最も近い位置と、(ii)前記旋回ベアリングの外周線に最も近い位置と、を結ぶ直線に沿って補強されていることを特徴とする、旋回フレーム。
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