JP5118575B2 - 自動二輪車 - Google Patents
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Description
請求項4では、車両を側面から見たときに、エンジンの上部を構成する前シリンダおよび後シリンダにメインフレームが重なり、エンジンの後部を構成するクランクケースにピボットプレートの一部が重なることを特徴とする。
請求項5では、メインフレームに燃料タンクを覆う燃料タンクカバーが取り付られ、この燃料タンクカバーの下方を覆い運転中運転者の脚部によって挟まれるニーカバーが設けられ、このニーカバーの下方にピボットプレートカバーが設けられることを特徴とする。
請求項6では、ピボットプレートを構成する垂下部の内側近傍に排気管が下方に延びており、この排気管の周囲に、排気管カバーによって囲われていることを特徴とする。
請求項7では、ピボットプレートカバーの後部に、車両内部に走行風を取り入れることができる開口が開けられていることを特徴とする。
請求項8では、ピボットプレートカバーの下方に、メインフレームに取り付けた運転者用ステップを設けたことを特徴とする。
車両の走行中に、ピボットプレートに設けた凹部とピボットプレートカバーとの間に形成された隙間に、断熱層が形成される。
走行風は、リブの間を通過し、隙間を通過し、後方に流れるので、凹部とピボットプレートカバーの間の通気性が損われないようにしながらピボットプレートカバーの取付剛性を高めることができる。
車体フレーム11は、ヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12から後方に延出されエンジン13を支持するメインフレーム14と、このメインフレーム14の後端上部から後方に延ばし乗員シート15を支持し、バッテリ16などの電装部品などを取り付け、且つ、リヤフェンダ17を含む車体後部18を支持するリヤフレーム19と、からなる。
なお、メインフレーム14には、このメインフレーム14の後端部に設けられスイングアーム28を支持するピボットプレート22を含む。
排気装置33は、各シリンダ35、35、36、36から延びている排気管41a〜41dと、これらの排気管41a〜41dが集合され排気ガスの浄化を行う触媒管45と、この触媒管45から延びている全体集合管46と、この全体集合管46に連結される消音器47と、から構成されている。
カウル部70には、ヘッドパイプ12から延ばし後述するカウルステー71を介して車体フレーム11の前方を覆うフロントカウル部72と、このフロントカウル部72に連続して設け車両の側方を覆うサイドカウル部73と、エンジン13の下方に設けるアンダカウル74と、が備えられており、風よけや車両の外観性を高めることなどを目的とする。
一方、ピボットプレート22Lには、幅方向内方に凹む凹部115Lが設けられ、この凹部115Lには、緩やかに幅方向内方に凹む傾斜部132Lを含んでいる。
なお、上述の傾斜部を緩やかに幅方向内方に湾曲する湾曲部にすることは差し支えない。
ピボットプレート22の凹部115Lには、穏やかに幅方向内方に凹む傾斜部132Lが設けられているので、ピボットプレートカバー82Lの外方から荷重Pがかかったときでも、リブ131は、図矢印b方向に弾性変形する。つまり、リブ131は、凹部115Lからはみ出し難くなる。したがって、ピボットプレート22とピボットプレートカバー82Lとの合わせを保ち易くできる。
ピボットプレート22は、複数の中空部135a〜135dを有するアルミニウム鋳造品としたので、ピボットプレート22の軽量化と剛性アップとを両立させることができる。
図中、137はピボットプレート22が加熱され難くするために設けた遮熱用の排気管カバー、140はドライブシャフトカバー、65sはメインスタンド支持部、65dはメインスタンド軸部である。
右垂下部22L、22Rの内側近傍に、左右の後側排気管41c、41dが下方に延びており、これら左右の後側排気管41c、41dの周囲は、排気管カバーとしての第1排気管カバー137と第2排気管カバー138とによって囲われている。第1排気管カバー137と第2排気管カバー138とによって左右の後側排気管41c、41dを囲ったので、左右の後側排気管41c、41dから右垂下部22Ruへの熱伝達量を低く抑えることができる。図中、141は第3支持点30cの構成要素としての支持軸、142、142はエンジンの振動が車体フレーム側に伝達され難くする緩衝部材、143、143は締結部材である。
ピボットプレート22を構成する左右の垂下部22L、22Rは、各々、中空部135e〜135fを有し、垂下部22L、22Rの左右下端は、連結部22cによって連結されているので、ピボットプレート22の剛性を一層高めることができる。
図11は本発明に係る自動二輪車の作用説明図であり、前述のように、ピボットプレート22の垂下部22L、22Rは同じ構造のため、以下の説明では、左側の垂下部22Lの作用について代表して説明する。
エンジン13の熱影響を受けるピボットプレート22の垂下部22Lを構成する外方側面に、凹部115Lを設け、この凹部115Lに隙間を保ってピボットプレートカバー82Lを被せた。
Claims (8)
- ヘッドパイプ(12)と、このヘッドパイプ(12)から後方に延出されるメインフレーム(14)と、このメインフレーム(14)の後端部に設けられるピボットプレート(22)と、このピボットプレート(22)に設けられるピボット軸(27)と、このピボット軸(27)から車両後方に延びているリヤスイングアーム(28)と、前記メインフレーム(14)および前記ピボットプレート(22)によって懸架されるエンジン(13)と、を備え、車両を側面から見たときに、前記エンジン(13)の後部に前記ピボットプレート(22)が重なっている自動二輪車において、
前記ピボットプレート(22)の外側面に凹部(115L、115R)を設け、この凹部(115L、115R)に隙間(133、133)を保ってピボットプレートカバー(82L、82R)を被せ、
前記ピボットプレート(22)に設けられ前記ピボット軸(27)を支持するピボット軸支持部(121L、121R)は、前記凹部(115L、115R)を避ける部位に設けられていることを特徴とする自動二輪車。 - 前記凹部(115L、115R)は、緩やかに幅方向内方に湾曲する湾曲部または緩やかに幅方向内方に凹む傾斜部を含んでいることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
- 前記ピボットプレートカバー(82L、82R)の周縁には、車体内側に延びる複数のリブ(131)が設けられ、これらの複数のリブ(131)は、前記ピボットプレート(22)へ当接され、
走行風は、前記複数のリブ(131)の間を通過し、前記隙間(133、133)を通過し車両後方へ流れることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。 - 車両を側面から見たときに、前記エンジン(13)の上部を構成する前シリンダ(35)および後シリンダ(36)に前記メインフレーム(14)が重なり、前記エンジン(13)の後部を構成するクランクケース(37)に前記ピボットプレート(22)の一部が重なることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
- 前記メインフレーム(14)に燃料タンクを覆う燃料タンクカバー(56)が取り付られ、この燃料タンクカバー(56)の下方を覆い運転中運転者(R)の脚部(Rf)によって挟まれるニーカバー(81L、81R)が設けられ、
このニーカバー(81L、81R)の下方に前記ピボットプレートカバー(82L、82R)が設けられることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。 - 前記ピボットプレート(22)を構成する垂下部(22R)の内側近傍に排気管(41)が下方に延びており、この排気管(41)の周囲に、排気管カバー(137、138)によって囲われていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
- 前記ピボットプレートカバー(82L、82R)の後部に、車両内部に走行風を取り入れることができる開口(151L、151R)が開けられていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
- 前記ピボットプレートカバー(82L、82R)の下方に、前記メインフレーム(14)に取り付けた運転者用ステップ(58L、58R)を設けたことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
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