JP5077359B2 - 非水系インクジェットインク包装体及びインクジェット記録方法 - Google Patents
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Description
2.前記非水系インクジェットインクが、室温25℃、相対湿度60%の環境下に14日間放置したときの全溶媒の吸湿増加量が2質量%以上、5質量%以下であることを特徴とする前記1記載の非水系インクジェットインク包装体。
6.前記定着樹脂は、溶液重合法により合成された樹脂であることを特徴とする前記1乃至5のいずれか1項に記載の非水系インクジェットインク包装体。
本発明のインクジェットインク包装体では、以下に示す特性を備えた包装容器を用いることを特徴とする。
〔一般式(1)及び(2)で表される化合物〕
本発明に係る非水系インクジェットインク(以下、単にインクともいう)は非水系溶媒を含有することができるが、前記一般式(1)及び(2)で表される化合物群から選ばれる1種類以上の化合物からなる溶媒(A)を含有することが好ましい。
本発明では、室温25℃、相対湿度60%の環境下に14日間放置したときの全溶媒の吸湿増加量が2質量%以上、5質量%以下であることが好ましい。
本発明に係る非水性インクジェットインクにおいては、本発明に係る溶媒(A)の他に、本発明の目的効果を損なわない範囲で、従来公知の溶媒を含有しても良く、そのような溶媒としては、例えば、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル等のアルキレングリコールモノアルキルエーテル類、エチレングリコールジブチルエーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル等のアルキレングリコールジアルキルエーテル類が挙げられる。
一般式(6)
R3CON(R4)2
〔式中、R3、R4は、それぞれ独立に水素原子または炭素数1〜4のアルキル基を表す。〕
上記一般式(5)で表される溶媒の具体例としては、β−ラクタム、2−ピロリドン、δ−ラクタム、ε−カプロラクタム、ラウロラクタム、N−メチル−2−ピロリドン等が挙げられる。
前記一般式(3)及び(4)で表される化合物は、本発明効果の観点からより好ましい。
本発明に係る非水系インクジェットインクにおいては、色材として顔料を使用する。色材として顔料を用いることにより、ポリ塩化ビニル等のプラスチック製の記録媒体に記録した記録物の耐候性を高めることができる。
C.I.Pigment Red209、224、177、194;
C.I.Pigment Orange43;
C.I.Vat Violet3;
C.I.Pigment Violet19、23、37;
C.I.Pigment Green36、7;
C.I.Pigment Blue15:6;
等が用いられる。
本発明に係る非水系インクジェットインクにおいては、酸性基を有する顔料誘導体を含有することができる。
(P−X)-[N(R11,R12,R13,R14)]+
上記一般式(7)において、Pはアゾ系、ベンズイミダゾロン系、フタロシアニン系、キナクリドン系、アントラキノン系、ジオキサジン系、ジケトピロロピロール系、キノフタロン系、イソインドリノン系、イソインドリン系、ペリレン系、ペリノン系、フラバンスロン系、ピランスロン系、またはアンスラピリミジン系から選ばれる一種の有機色素残基、Xはスルホン酸基またはカルボン酸基、R11は炭素数5〜20のアルキル基、R12、R13、R14はそれぞれ独立に水素原子または炭素数1〜20のアルキル基を表す。
本発明に係る非水系インクジェットインクにおいては、塩基性基を有する顔料誘導体を含有することができる。
P−〔X−Y−Z−N(R15)R16〕v
上記一般式(8)において、Pは有機色素残基または複素環残基、Xは−SO2−、−CO2−、−CH2−、−CH2S−、−CH2O−、−O−、−COO−、−NH−および−CH2NHCOCH−からなる群から選ばれる2価の結合基を表し、Yは直接結合または−N(R)−(但し、RはHまたは炭素数1〜18のアルキル基またはZ−N(R15)R16)または−O−を表し、Zは炭素数1〜6のアルキレン基を表し、R15、R16はそれぞれ独立に、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基(R15、R16とで更なるN、OまたはSを含んでもよい置換されていてもよい環を形成しても良い。)を表し、vは1〜3の整数を表す。
ル基、置換されていてもよいアルケニル基または置換されていてもよいフェニル基を表す。
本発明に係るインクにおいては、顔料分散剤としては、界面活性剤、高分子分散剤等が用いることができる。高分子分散剤としては、(メタ)アクリル系樹脂、スチレン−(メタ)アクリル系樹脂、水酸基含有カルボン酸エステル、長鎖ポリアミノアマイドと高分子量酸エステルの塩、高分子量ポリカルボン酸の塩、長鎖ポリアミノアマイドと極性酸エステルの塩、高分子量不飽和酸エステル、ポリアリルアミンと遊離のカルボン酸を有するポリエステルの縮合物または造塩物、変性ポリウレタン、変性ポリアクリレート、ポリエーテルエステル型アニオン系活性剤、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩、芳香族スルホン酸ホルマリン縮合物塩、ポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ステアリルアミンアセテート、顔料誘導体等を挙げることができる。
次に、本発明に係る定着樹脂について説明する。
本発明に係る非水系インクジェットインクでは、上記説明した以外に、必要に応じて、出射安定性、プリントヘッドやインクカートリッジ適合性、保存安定性、画像保存性、その他の諸性能向上の目的に応じて、公知の各種添加剤、例えば、粘度調整剤、比抵抗調整剤、皮膜形成剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、退色防止剤、防ばい剤、防錆剤等を適宜選択して用いることができる。
本発明に係る非水系インクジェットインクを吐出して画像形成を行う際に使用するインクジェットヘッドは、オンデマンド方式でもコンティニュアス方式でも構わない。又吐出方式としては、電気−機械変換方式(例えば、シングルキャビティー型、ダブルキャビティー型、ベンダー型、ピストン型、シェアーモード型、シェアードウォール型等)、電気−熱変換方式(例えば、サーマルインクジェット型、バブルジェット(登録商標)型等)等など何れの吐出方式を用いても構わない。
本発明のインクジェット記録方法においては、本発明に係る非水系インクジェットインクを用いて、記録媒体に画像を記録する際、記録媒体として、ポリ塩化ビニル、可塑剤を含有しない樹脂基材及び非吸収性の無機基材を構成要素とする記録媒体から選ばれる少なくとも1種の記録媒体を用いることを特徴とする。
《インクの調製》
〔インク1の調製〕
(顔料分散体1の調製)
C.I.ピグメントブルー15:3(以下、PB15:3と略記する)を10部、顔料分散剤であるソルスパーズ24000(ルーブリゾール社製)を5部、化合物(B)としてジメチルスルホキシド(S−1)を10部、溶媒(A)としてジエチレングリコールジエチルエーテルを60部とエチレングリコールジアセテートを15部混合し、直径0.5mmのジルコニアビーズを体積率で60%充填した横型ビーズミル(アシザワ社製 システムゼータミニ)を用いて分散し、その後ジルコニアビーズを除去して顔料分散体1を得た。
化合物(B)としてジメチルスルホキシドを10部、溶媒(A)としてジエチレングリコールジエチルエーテルを65部とエチレングリコールジアセテートを15部、定着樹脂として、溶液重合法により合成された塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合物(商品名VYHD、数平均分子量22000、ダウケミカルズ社製)を10部、それぞれ混合、溶解して樹脂溶液1を調製した。
上記樹脂溶液1の50部を攪拌しながら、顔料分散体1の50部を混合し、次いで、0.8μmのフィルターによりろ過して、インク1を得た。
上記インク1の調製において、顔料種、定着樹脂種、化合物(B)の種類及び添加量、溶媒(A)の種類及び添加量、その他溶媒の種類及び添加量を、表1、表2に記載のように変更した以外は同様にして、インク2〜36を調製した。
前記記載の方法に従って、室温25℃、相対湿度60%の環境下で14日間放置したときの全溶媒の吸湿増加量をカールフィッシャー法により測定した。測定の結果、インク1〜34は、本発明の範囲である2〜5%の範囲内の数値であった。又インク35とインク36は、本発明の範囲外である2%未満の数値であった。
PB15:3;C.I.ピグメントブルー15:3
PY150;C.I.ピグメントイエロー150
PR122;C.I.ピグメントレッド122
CB;カーボンブラック
〔定着樹脂〕
PVC:溶液重合塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合物
(商品名VYHD、ダウケミカルズ社製)
アクリル:ブチルメタクリレート−メチルメタクリレート共重合物
(商品名DEGLAN P24 デグザ社製)
〔溶媒(A)〕
DEGDEE:ジエチレングリコールジエチルエーテル
EGDAc:エチレングリコールジアセテート
DEGDME:ジエチレングリコールジメチルエーテル
PGDAc:プロピレングリコールジアセテート
DPGDEE:ジプロピレングリコールジエチルエーテル
DPGDME:ジプロピレングリコールジメチルエーテル
〔化合物(B)〕
S−1:ジメチルスルホキシド
S−2:ジ−n−プロピルスルホキシド
S−3:ジ−n−ブチルスルホキシド
S−4:ジフェニルスルホキシド
S−5:テトラメチレンスルホキシド
S−6:ジメチルスルホン
S−7:ジ−n−プロピルスルホン
S−8:メチルイソプロピルスルホン
S−9:メチルヒドロキシエチルスルホン
S−10:スルホラン
〔その他溶媒〕
TEGDME:テトラエチレングリコールジブチルエーテル
DPGMEAc:ジプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート
DEGDBE:ジエチレングリコールジブチルエーテル
EGBEAc:エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート
NMP:N−メチルピロリドン
γBL:γ−ブチロラクトン
DMI:1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン
《インク包装体の作製》
上記調製した各インクを用いて、表3記載の材質、及び容器厚みの容量1リットルの包装容器に900mlのインクを充填、密閉して、インク包装体1〜47を作製した。
上記調製した各インク包装体について、下記の方法に従って各評価を行った。
温度70℃、相対湿度60%の保存環境で2週間、各インク包装体を保存した。
インク包装体保存前後の各インクについて、25℃における粘度を振動式粘度計(VISCOMATE VM−1G−MH、YAMAICHI.CO.LTD製)を用いて行い、保存前後でのインク粘度の変化率を下式に従って求めた。
次いで、上記測定した粘度変化率を基に、下記の基準に従ってインク粘度安定性を評価した。
○:インク包装体の保存前後で、インク粘度の変化率が+3%未満
△:インク包装体の保存前後で、インク粘度の変化率が+3%以上、+5%未満
×:インク包装体の保存前後で、インク粘度の変化率が+5%以上
〔出射安定性の評価〕
ノズル口径28μm、駆動周波数15kHz、ノズル数512、最小液適量14pl、ノズル密度180dpi(なお、dpiは2.54cm当たりのドット数を表す)であるピエゾ型ヘッド、および特開2002−363469号公報の図2に記載のストロボ発光方式のインク飛翔観察装置を用いて、吐出周期と発光周期を同期させCCDカメラにより、各インク包装体の保存前後のインクの飛翔状態をモニターし、23℃55%RHの環境における出射安定性を下記基準に従って評価した。
○:インク包装体の保存前後で、しぶきの発生の程度が変らない。出射を3分停止後に再開したときの、曲がり、欠、速度バラつきなどが生じるノズル数のインク包装体保存前後での変化が+5%以内
△:インク包装体の保存前後で、しぶきの発生の程度がやや変化するものの許容できるレベル。出射を3分停止後に再開したときの、曲がり、欠、速度バラつきなどが生じるノズル数のインク包装体保存前後での変化が+10%以内
×:インク包装体の保存前後で、しぶきの発生の程度が変化し、許容できないレベルまで劣化。出射を3分停止後に再開したときの、曲がり、欠、速度バラつきなどが生じるノズル数のインク包装体保存前後での変化が+10%を超えて劣化している
《形成画像の評価》
〔画像の形成〕
ノズル口径28μm、駆動周波数15kHz、ノズル数512、最小液適量14pl、ノズル密度180dpiであるピエゾ型ヘッドを搭載し、最大記録密度が1440×1440dpiであるヒーターを搭載したオンデマンド型インクジェットプリンタに各インク包装体保存前後のインクを装填した。次いで、各インクを吐出し、ポリ塩化ビニル製の記録媒体であるJT5929PM(Mactac社製)に10cm×10cmのベタ画像を記録した。なお、印字中は、記録媒体を裏面から加温して、画像記録時の記録媒体の表面温度が45℃になるようにヒーター温度を設定した。記録媒体の表面温度は、非接触温度計(IT−530N形(株)堀場製作所社製)を用いて測定した。
上記方法に従って、インク包装体保存前後のインクにより作成した各画像を、下記の方法に従って評価を行った。いずれも△以上の性能を許容レベルとした。
ポリ塩化ビニルに記録した画像表面を乾いた木綿で50回擦り、擦った前後での画像濃度差を求めた。この結果を基に、下記基準に従って耐擦過性1を評価した。
○:インク包装体保存前後で、擦った前後での画像濃度差が−5%以内の劣化
△:インク包装体保存前後で、擦った前後での画像濃度差が−10%以内の劣化
×:インク包装体保存前後で、擦った前後での画像濃度差が−10%を超える劣化
以上により得られた各結果を、表3に示す。
《インクの調製》
〔インク34〜59の調製〕
実施例1に記載のインク1の調製において、顔料種、定着樹脂種、溶媒(A)の種類とその添加量、化合物(B)の種類とその添加量、その他溶媒の種類とその添加量を、表4に記載のように変更した以外は同様にして、インク37〜62を調製した。
前記記載の方法に従って、室温25℃、相対湿度60%の環境下で14日間放置したときの全溶媒の吸湿増加量をカールフィッシャー法により測定した。測定の結果、インク37〜62は、本発明の範囲である2〜5%の範囲内の数値であった。
mPVC:溶液重合塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸系共重合物
(商品名VMCC、ダウケミカルズ社製)
sPVC:懸濁重合塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合物
(商品名SOLBIN TAO、日信化学社製)
上記定着樹脂以外で、表4に略称で記載されている各添加剤の詳細は、実施例1に記載の内容と同一である。
上記調製した各インクについて、実施例1と同様の方法で、インク包装体48〜73を作製し、実施例1と同様の方法でインク包装体の保存を行い、各評価を行った。但し、耐擦過性の評価は、以下の示す耐擦過性2で評価した。
ポリ塩化ビニルに記録した画像表面を乾いた木綿で80回擦り、擦った前後での画像濃度差を求めた。この結果を元に、下記基準に従って耐擦過性2を評価した。なお、耐擦過性2は、実施例1の耐擦過性よりも擦る回数が多いため、より厳しい評価条件となっている。
○:インク包装体保存前後で、擦った前後での画像濃度差が−5%以内の劣化
△:インク包装体保存前後で、擦った前後での画像濃度差が−10%以内の劣化
×:インク包装体保存前後で、擦った前後での画像濃度差が−10%を超える劣化
以上により得られた各結果を、表5に示す。
実施例1に記載のインク包装体1、46、47を、実施例1と同様の保存方法で保存した前後のインク包装体を用いて、実施例1と同様の画像の形成方法で、表6に示す様な可塑剤を含有しない樹脂基材及び非吸収性の無機基材を構成要素とする記録媒体に画像を印字記録し、実施例1と同様の方法で耐擦過性1を評価した。
Claims (8)
- 少なくとも顔料及び定着樹脂を含有し、下記一般式(1)及び(2)で表される化合物群から選ばれる1種類以上の化合物からなる溶媒(A)を、インク全質量に対し50質量%以上、90質量%以下含有する非水系インクジェットインクを、水蒸気透過率が1.5g/m2・24hrs以上、50g/m2・24hrs以下の材料で構成され、かつ容器の厚みが0.1mm以上、3.0mm以下である包装容器に充填することを特徴とする非水系インクジェットインク包装体。
- 前記非水系インクジェットインクが、室温25℃、相対湿度60%の環境下に14日間放置したときの全溶媒の吸湿増加量が2質量%以上、5質量%以下であることを特徴とする請求の範囲第1項記載の非水系インクジェットインク包装体。
- 前記非水系インクジェットインクが含有する溶媒(A)が、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチルエーテル、ジプロピレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールジアセテート及びプロピレングリコールジアセテートから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載の非水系インクジェットインク包装体。
- 前記包装容器の厚みが、0.3mm以上、3.0mm以下であることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか1項に記載の非水系インクジェットインク包装体。
- 前記非水系インクジェットインクが、下記一般式(3)及び(4)で表される化合物群から選ばれる1種類以上の化合物からなる溶媒(B)を、1.5質量%以上、30質量%以下含有することを特徴とする請求の範囲第1項乃至第4項のいずれか1項に記載の非水系インクジェットインク包装体。
- 前記定着樹脂は、溶液重合法により合成された樹脂であることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第5項のいずれか1項に記載の非水系インクジェットインク包装体。
- 前記定着樹脂は、数平均分子量が10000以上、30000以下の範囲である、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合物、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合物、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合物及び塩化ビニル−酢酸ビニル−ヒドロキシアルキルアクリレート共重合物から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第6項のいずれか1項に記載の非水系インクジェットインク包装体。
- 請求の範囲第1項乃至第7項のいずれか1項に記載の非水系インクジェットインク包装体に充填された非水系インクジェットインクを用いて、記録媒体に画像を記録するインクジェット記録方法であって、該記録媒体が、ポリ塩化ビニル、可塑剤を含有しない樹脂基材及び非吸収性の無機基材を構成要素とする記録媒体から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とするインクジェット記録方法。
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