JP5071508B2 - 車両用ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用のヘッドアップディスプレイ装置(以下、「HUD装置」という)に関する。
従来、表示器により発光像を表示させ、その表示像をウインドシールド等の投影部材へ投影することにより、車両関連情報の虚像を表示する車両用HUD装置が、知られている。こうしたHUD装置の一種として特許文献1には、表示器の表示像を凹面鏡等の反射鏡により反射して、その反射像を投影部材へ投影する装置が、開示されている。このように反射鏡を利用することによれば、車両においてHUD装置が占有する設置スペースを小さくすることが、可能となる。
さて、特許文献1に開示のHUD装置では、回転可能に設けた反射鏡の回転角度を外部からの調整指令に従って調整するために、モータの発生トルクをギア機構を介して反射鏡へ伝達する構成が、採用されている。このような構成によれば、車両乗員は調整指令をHUD装置へ与えることにより、車両関連情報の虚像を視認し易い状態にて表示させることが、可能となる。
特開2009−132221号公報
しかし、特許文献1に開示のHUD装置では、モータの発生トルクを反射鏡へ伝達するギア機構の複数のギアのうち、最終段ギアには、回転方向の360度未満の領域で複数の歯を連ねた部分ギア部が形成されている。ここで、モータの小型化により設置スペースの縮小を図るべく、モータの発生トルクを増幅して伝達する減速ギア機構が採用される場合、最終段のギアとその前段側のギアとには、最大のトルクが作用することになる。故に、かかる減速ギア機構では、部分ギア部の回転方向一端の歯に前段側のギアが噛合して最終段のギアの回転が止められたにも拘らず、調整指令に従うトルクの発生がモータにより継続されると、それらのギアに強度設計値以上の過剰なトルクを与える事態が懸念される。また、部分ギア部の回転方向一端の歯に前段側のギアが噛合して最終段のギアの回転が止めらた状態では、車両乗員が調整指令を継続しているにも拘らず虚像表示に変化が生じないと、当該乗員は故障なのか否かを判別できず、信頼感の低下を招く事態も懸念される。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、耐久性と信頼性とを高める車両用HUD装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、発光像を表示する表示器と、回転可能に設けられて表示器の表示像を反射する反射鏡を有し、当該反射鏡の反射像を投影部材へ投影することにより、車両関連情報の虚像を表示させる光学系と、外部からの調整指令に従って反射鏡の回転角度を調整するためのトルクを発生するモータと、複数のギアが噛合されてなり、モータの発生トルクを増幅して反射鏡へ伝達する減速ギア機構と、を備えたHUD装置であって、減速ギア機構において最終段ギアよりも前段側のギアであるストッパギアは、回転方向の360度未満の領域にて複数の歯が連なる部分ギア部を形成すると共に、当該部分ギア部の回転方向両端間を円弧形に接続する接続部を形成し、ストッパギアとギア対をなすギアに部分ギア部の回転方向両端の歯が噛合して当該ストッパギアの回転が止められることにより、反射鏡の回転角度の範囲は、虚像の表示を可能にする表示可能範囲を挟んだ所定の調整範囲に制限される車両用ヘッドアップディスプレイ装置において、減速ギア機構は、隔壁により内部が仕切られてギア及びモータをそれぞれ収容するギア収容空間及びモータ収容空間を形成するギアケースと、ギアケースにより回転自在に支持される第一〜第三ギア部材とを、有し、初段ギアと、第一ギア部材により一体に形成される同軸上の第一アイドラギア及び第一ピニオンギアと、第二ギア部材により一体に形成される同軸上の第二アイドラギア及び第二ピニオンギアと、第三ギア部材により一体に形成される同軸上の第三アイドラギア及び第三ピニオンギアと、最終段ギアは、ギアとしてギア収容空間に収容され、モータは、ギアケースに固定されるステータコイルと、ギアケースに回転自在に支持されるモータ軸の外周側にロータ磁石を組み付けてなる回転子とを、モータ収容空間に収容してなり、モータ軸は、ロータ磁石の組み付け側となるモータ収容空間側から隔壁を貫通してギア収容空間側へ突出することにより、当該突出部分に同軸上に初段ギアを形成し、且つギアケースのうちギア収容空間を挟んで隔壁と対向する外壁により当該突出部分が回転自在に支持され、初段ギアと噛合する第一アイドラギアは、第一ピニオンギアよりも大きい直径を有するストッパギアであり、第一ピニオンギアは、第一ギア部材において第一アイドラギアから段付部分を挟んで軸方向に離間し、第一ピニオンギアと噛合する第二アイドラギアは、第二ピニオンギアよりも大きい直径を有し、第一アイドラギアに対して軸方向にオフセット配置され、第二ピニオンギアは、第二ギア部材において第二アイドラギアの第一アイドラギア側に軸方向に隣接し、段付部分に対して径方向にオフセット配置され、第二ピニオンギアと噛合する第三アイドラギアは、第三ピニオンギアよりも大きい直径を有し、第二アイドラギアに対して軸方向にオフセット配置されると共に、段付部分に対して径方向にオフセット配置され、第三ピニオンギアは、初段ギアに対して径方向にオフセット配置され、第三ピニオンギアと噛合する最終段ギアは、反射鏡の回転軸に同軸上に形成され、第三アイドラギアに対して軸方向にオフセット配置されることを特徴とする。
このような請求項1に記載の発明によると、モータの発生トルクを反射鏡へ増幅伝達する減速ギア機構において、回転方向の360度未満の領域にて複数の歯が連なる部分ギア部は、最終段のギアよりも前段側のストッパギアに形成される。かかる減速ギア機構では、ストッパギアとギア対をなす他のギアに部分ギア部の回転方向一端の歯が噛合して当該ストッパギアの回転が止められたにも拘らず、外部からの調整指令に従うトルクの発生がモータにより継続されても、それらギアへの作用トルクを小さく抑えられ得る。
さらに請求項1に記載の発明によると、反射鏡の回転角度につき、部分ギア部の回転方向両端歯に対するギアの噛合によりストッパギアの回転が止められて制限される調整範囲は、虚像表示を可能にする表示可能範囲を挟んだ所定の角度範囲となる。故に、ストッパギアの回転が止められた状態下、当該回転の方向への角度調整を指令する調整指令がさらに継続されると、反射鏡の回転角度は、調整範囲のうち虚像の表示可能範囲外にて制限作用を受けることになる。これによれば、車両乗員が反射鏡の調整範囲内で調整指令を継続した場合に、ストッパギアの回転が止められるよりも先に虚像の表示が消えて変化が生じることになるので、当該乗員による信頼感の低下を招く事態を回避し得るのである。
以上より、請求項1に記載の発明では、減速ギア機構をなすギアの耐久性と、車両乗員へ与える信頼性とにつき、両立的に高めることが可能となるのである。
請求項に記載の発明によると、ストッパギアは、減速ギア機構において最終段ギアよりも前段側のギアのうち、組み付け順序が最後の第一アイドラギアである。このように、減速ギア機構において最終段のギアよりも前段側のギアの中では、部分ギア部を形成するストッパギアの組み付け順序が最後となることにより、当該ストッパギアの非ギア部が噛合対象のギアと干渉して組み付け作業性が低下することを、抑制し得るのである。
本発明の一実施形態による車両用HUD装置の概略的構成を示す構成図である。 図1のHUD装置による虚像の表示状態を示す模式図である。 図1の反射鏡の回転角度について説明するための模式図である。 図1のモータ及び減速ギア機構の構成を示す断面図である。 図1のモータ及び減速ギア機構の連繋関係を示す断面図である。 図1の減速ギア機構の構成について説明するための模式図である。 図1の減速ギア機構の特徴部分を説明するための平面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態による車両用HUD装置1の概略的構成を示している。
(基本構成)
まず、車両用HUD装置1の基本構成を説明する。車両に搭載されるHUD装置1は、ハウジング10、表示器20、光学系30、モータ40、減速ギア機構50、調整スイッチ60及び制御系70を備えている。
ハウジング10は、HUD装置1の他の要素20,30,40,50等を収容する中空形状に形成され、車両のインストルメントパネル2に設置される。ハウジング10は、車両の運転席前方に固定された「投影部材」としてのウインドシールド4と上下方向に対向する箇所に、透光性の出射窓14を有している。
表示器20は、本実施形態では透過照明式の液晶パネルであり、画像を表示する画面22を有している。表示器20は、内蔵のバックライト(図示しない)により画面22が透過照明されることで、当該画面22の表示像を発光させる。このようにして表示器20に表示される発光像は、車両運転乃至は車両状態に関連した車両関連情報を報知するものであり、本実施形態では、例えば車両進行方向等のナビゲーション情報(図2参照)を報知する。但し、表示器20の表示像については、ナビゲーション情報以外にも、車速、燃料残量、冷却水温度等の物理量情報や、交通状況、安全状況等の車外状況情報を報知するものであってもよい。
光学系30は、反射鏡32を含む複数の光学部材(反射鏡32以外は図示しない)からなり、表示器20の表示像を出射窓14へ出射する。ここで反射鏡32は、本実施形態では凹面鏡からなり、滑らかな曲面状に凹んだ反射面34を有している。反射鏡32は、表示器20から反射面34へ直接的乃至は間接的に入射される光学像としての表示像を、拡大して出射窓14側へと反射する。かかる反射鏡32の反射像は、出射窓14を通過してウインドシールド4へ投射されることにより、当該シールド4の前方にて結像される。その結果、表示器20の表示像により指示される車両関連情報は、虚像36(図2参照)として車両内の運転席側に表示されることとなる。
反射鏡32は、ハウジング10に回転自在に支持された回転軸38を、有している。反射鏡32は、回転軸38が回転駆動されることにより、図2に示す如き虚像36の表示位置をウインドシールド4に対して上下方向に変化させる。ここで、光学系30及びウインドシールド4の光学特性に起因して本実施形態では、図2に実線で示す虚像36の下限表示位置Dlよりも下方と、図2に破線で示す虚像36の上限表示位置Duよりも上方とにおいて、虚像36の表示が消失することとなる。そこで図3に示すように、虚像36の表示位置Dl,Duにそれぞれ対応する反射鏡32の回転角度θを角度θdu,θdlとして、それら角度θdu,θdlを境界値とする範囲Adが、虚像36の表示を可能にする表示可能範囲Adに設定されている。
尚、本実施形態の反射鏡32については、表示可能範囲Adの中心点θ0である反射鏡32の零点角度θ0から、虚像36の表示位置を上方へ変化させる方向へAd/2よりも大きな角度Δθr回転させた場合には、ハウジング10と衝突する構成となっている。そこで図3に示すように、零点角度θ0から両側に角度Δθrの範囲Arが、反射鏡32の回転可能範囲Arとして設定されている。但し、後述する減速ギア機構50の特徴的構成により本実施形態では、零点角度θ0から両側に角度Δθrの反射鏡32の回転は、規制されるようになっている。
図4に示すようにモータ40は、本実施形態ではクローポール構造の永久磁石型ステッピングモータであり、回転子41及びステータコイル46を有している。ここで回転子41は、後述のギアケース51により回転自在に支持されるモータ軸42の外周側に、ロータ磁石43を組み付けてなる。ギアケース51に固定されるステータコイル46は、通電により励磁してロータ磁石43を回転駆動することで、モータ軸42にトルクを発生させる。
図4,5に示すように減速ギア機構50は、モータ40を収容する中空形状のギアケース51内にて複数のギア52〜59を直列に噛合させてなり、モータ40の発生トルクを反射鏡32へ伝達する。ここで初段ギア52は、モータ軸42に形成されている。アイドラギア53及びピニオンギア54は第一ギア部材501として一体に形成され、ギアケース51により回転自在に支持されている。前段側の初段ギア52と噛合するアイドラギア53は、それらギア52,53間の減速比に応じてモータ40の発生トルクを増幅伝達されることにより、後段側のピニオンギア54と共に回転する。
アイドラギア55及びピニオンギア56は第二ギア部材502として一体に形成され、ギアケース51により回転自在に支持されている。前段側のピニオンギア54と噛合するアイドラギア55は、それらギア54,55間の減速比に応じてモータ40の発生トルクをさらに増幅されて伝達されることにより、後段側のピニオンギア56と共に回転する。アイドラギア57及びピニオンギア58は第三ギア部材503として一体に形成され、ギアケース51により回転自在に支持されている。前段側のピニオンギア56と噛合するアイドラギア57は、それらギア56,57間の減速比に応じてモータ40の発生トルクをまたさらに増幅されて伝達されることで、後段側のピニオンギア58と共に回転する。
最終段ギア59は反射鏡32の回転軸38に形成され、前段側のピニオンギア58と噛合している。これにより最終段ギア59は、ピニオンギア58との間の減速比に応じてモータ40の発生トルクを必要最大限に増幅されて伝達されることにより、反射鏡32の回転軸38を回転駆動する。ここで、モータ軸42が正回転するときは、虚像36の表示位置が上方へ移動するように回転軸38も正回転し、モータ軸42が逆回転するときは、虚像36の表示位置が下方へ移動するように回転軸38も逆回転するようになっている。尚、本実施形態では、例えば図6に破線で囲んで示すように各ギア52〜59の減速比(ギア比)が設定されることで、各軸42,38及び各部材501〜503の回転角度は同図に示すようになる。但し、図6は、回転軸38の回転角度θを後述の範囲Acに対応する14.3度としたときの各回転角度を、示している。
図1に示す調整スイッチ60は、車両内の運転席上の乗員により操作可能に設置されている。調整スイッチ60は、虚像36の表示位置を上方向に移動させるためのアップ調整指令と、虚像36の表示位置を下方向に移動させるためのダウン調整指令とを乗員により選択的に入力可能に、例えば二つの操作部材を有している。調整スイッチ60は、その操作により入力される調整指令に応じた指令信号を、出力する。
制御系70は、ハウジング10の内部乃至は外部に配置される表示制御回路72を、有している。表示制御回路72は、本実施形態ではマイクロコンピュータを主体に構成された電気回路であり、電気要素20,40(46),60に接続されている。表示制御回路72は、表示器20による画像表示を制御すると共に、調整スイッチ60から入力される指令信号に応じてモータ40の回転を制御する。ここで特にモータ40の回転制御では、調整スイッチ60へアップ調整指令が入力されると、反射鏡32の回転角度θを正回転方向へ調整するようにモータ軸42を正回転させて、虚像36の表示位置を上方へ変化させる。また一方、調整スイッチ60へダウン調整指令が入力されると、反射鏡32の回転角度θを逆回転方向へ調整するようにモータ軸42を逆回転させて、虚像36の表示位置を下方へ変化させるのである。
(特徴部分)
以下、車両用HUD装置1の特徴部分を詳細に説明する。図4,5に示す減速ギア機構50において最終段ギア59よりも前段側のギア52〜58のうち、初段ギア52よりも後段側において当該初段ギア52とギア対をなすアイドラギア53は、特定の「ストッパギア」として、図7に示す如き部分ギア部530が設けられている。ここで部分ギア部530は、アイドラギア53において回転方向の360度未満の領域に形成されており、当該領域内にて複数の歯532が連ねられている。アイドラギア53において部分ギア部530が形成されていない残部領域(非ギア部)には、接続部534が設けられている。接続部534は、部分ギア部530のうち回転方向両端の歯532a,532bの歯先面から連続してアイドラギア53の回転方向へ円弧形に延伸することで、それら歯532a,532bの間を接続している。
これにより、アイドラギア53が図7の一方向Xに正回転して部分ギア部530の一端の歯532aが初段ギア52と噛合するときには、当該初段ギア52が接続部534とは噛合できず、アイドラギア53の正回転が止められることとなる。また一方、アイドラギア53が図7の他方向Yに逆回転して部分ギア部530の他端の歯532bが初段ギア52と噛合するときにも、当該初段ギア52が接続部534とは噛合できず、アイドラギア53の逆回転が止められることとなる。
このようなアイドラギア53の回転停止により反射鏡32の回転角度θは、図3に示す所定の調整範囲Acに制限される。ここで、特に本実施形態の調整範囲Acは、虚像36の表示可能範囲Adよりも広く且つ反射鏡32の回転可能範囲Arよりも狭くなるように、設定される。これにより、表示可能範囲Adを両側から挟む調整範囲Acに反射鏡32の回転角度θが制限されて、それら範囲Ad,Acの間では虚像36の表示が消失する(図3参照)と共に、反射鏡32のハウジング10による係止が調整範囲Ac外では生じないようになっている。また、例えば14.3度の調整範囲Acとなっている本実施形態では、最終段ギア59よりも前段側において当該範囲Acに対応する回転角度が360度未満となるギア53〜58のうち、最前段のギア53が「ストッパギア」として部分ギア部530を有しているのである。
以上説明した特徴のHUD装置1によると、減速ギア機構50において回転方向の360度未満の領域にて複数の歯532が連なる部分ギア部530は、アイドラギア53に形成されている。故に、アイドラギア53とギア対をなす初段ギア52に部分ギア部530の回転方向端の歯532a又は532bが噛合して当該アイドラギア53の回転が止められても、調整指令に従うトルクの発生がモータ40により継続される場合が想定され得る。しかし、最終段ギア59よりも前段側且つ回転角度が360度未満のギアのうち、作用トルクが最小となる最前段のアイドラギア53については、その回転停止に拘らずモータ40がトルクの発生を継続したとしても、強度余裕度の範囲に作用トルクを抑えることが容易となる。したがって、耐久性を高めることができるのである。
さらにHUD装置1によると、部分ギア部530の回転方向両端歯532a,532bへの初段ギア52の噛合により制限される反射鏡32の調整範囲Acは、虚像36の表示を可能にする表示可能範囲Adを挟んだ範囲となる。故に、歯532a又は532bと初段ギア52との噛合によりアイドラギア53が止められた状態下、正回転方向又は逆回転方向への角度調整を指令する調整指令が継続されると、反射鏡32の回転角度θは、調整範囲Acのうち虚像36の表示可能範囲Ad外にて制限作用を受けることになる。これによれば、車両乗員が反射鏡32の調整範囲Ac内で調整指令を継続した場合に、アイドラギア53が止められるよりも先に虚像36の表示が消えて変化が生じることになるので、当該乗員による信頼感の低下を招く事態を回避し得るのである。
しかもHUD装置1によると、モータ40の発生トルクを増幅伝達する減速ギア機構50において初段ギア52とギア対をなす後段側のアイドラギア53は、当該初段ギア52よりも、反射鏡32の調整範囲Acに対応する回転角度の点で小さくなる。故に、かかる後段側のアイドラギア53においては、360度未満の回転により反射鏡32の調整範囲Acを実現する部分ギア部530につき、回転方向の360度未満の領域に確保し易くなっている。また、同じギア対をなす前段側の初段ギア52よりも1歯当たりの回転角度の点で小さい後段側のアイドラギア53によれば、調整範囲Acの境界値θcl,θcu(図3参照)の精度について、高め得るのである。
尚、HUD装置1の減速ギア機構50については、モータ軸42に初段ギア52を有するモータ40を収容させたギアケース51内に、第三ギア部材503、第二ギア部材502及び第一ギア部材501をこの順序で組み付けた後、反射鏡32の回転軸38の最終段ギア59を組み付ける。即ち、第一ギア部材501に形成のアイドラギア53は、減速ギア機構50において最終段ギア59よりも前段側のギア52〜58の中で、組み付け順序が最後のギアとなっている。このように、部分ギア部530を形成するアイドラギア53の組み付け順序が、最終段ギア59よりも前段側では最後となることによれば、当該アイドラギア53の接続部534が噛合対象の初段ギア52と干渉して組み付け作業性が低下することを、抑制し得るのである。
(他の実施形態)
さて、ここまで本発明の一実施形態を説明してきたが、本発明は当該実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用することができる。
具体的には、減速ギア機構50を構成するギアの個数及びギア間の減速比(ギア比)については、上記実施形態で例示したもの以外であってもよい。また、減速ギア機構50において部分ギア部530の設けられる「ストッパギア」としては、最終段ギア(上記実施形態ではギア59)よりも前段側且つ調整範囲Acに対応の回転角度が360度未満のギア(上記実施形態ではギア53〜58)であれば、いずれを採用してもよい。さらにまた、減速ギア機構50の構成ギア52〜59の組み付け順序については、上記実施形態で例示したもの以外であってもよい。
加えて、モータ40としては、反射鏡32の回転角度調整に必要な精度で回転制御可能なものであれば、上記実施形態の永久磁石型ステッピングモータ以外にも、例えばハイブリッド型ステッピングモータ等を採用してもよい。また加えて、表示器20としては、上記実施形態の液晶パネル以外にも、例えばEL(Electro-Luminescence)パネルやインジケータ等により発光像を表示するものを、採用してもよい。さらに加えて、反射鏡の反射像を投影させる「投影部材」としては、上記実施形態の如く車両に固定されたウインドシールド4以外にも、例えばHUD装置1に専用に設けられるコンバイナ等を採用してもよい。
1 車両用HUD(ヘッドアップディスプレイ)装置 2 インストルメントパネル、4 ウインドシールド(投影部材)、10 ハウジング、14 出射窓、20 表示器、22 画面、30 光学系、32 反射鏡、34 反射面、36 虚像、38 回転軸、40 モータ、41 回転子、42 モータ軸、43 ロータ磁石、46 ステータコイル、50 減速ギア機構、51 ギアケース、52 初段ギア、53 アイドラギア(ストッパギア)、54,56,58 ピニオンギア、55,57 アイドラギア、59 最終段ギア、60 調整スイッチ、70 制御系、72 表示制御回路、501 第一ギア部材、502 第二ギア部材、503 第三ギア部材、530 部分ギア部、532 歯、532a,532b 回転方向両端歯、534 接続部、Ac 調整範囲、Ad 表示可能範囲、Ar 回転可能範囲、Dl 下限表示位置、Du 上限表示位置、θ 回転角度

Claims (2)

  1. 発光像を表示する表示器と、
    回転可能に設けられて前記表示器の表示像を反射する反射鏡を有し、当該反射鏡の反射像を投影部材へ投影することにより、車両関連情報の虚像を表示させる光学系と、
    外部からの調整指令に従って前記反射鏡の回転角度を調整するためのトルクを発生するモータと、
    複数のギアが噛合されてなり、前記モータの発生トルクを増幅して前記反射鏡へ伝達する減速ギア機構と、
    を備えた車両用ヘッドアップディスプレイ装置であって、
    前記減速ギア機構において最終段ギアよりも前段側の前記ギアであるストッパギアは、回転方向の360度未満の領域にて複数の歯が連なる部分ギア部を形成すると共に、当該部分ギア部の回転方向両端間を円弧形に接続する接続部を形成し、
    前記ストッパギアとギア対をなす前記ギアに前記部分ギア部の回転方向両端の歯が噛合して当該ストッパギアの回転が止められることにより、前記反射鏡の回転角度の範囲は、前記虚像の表示を可能にする表示可能範囲を挟んだ所定の調整範囲に制限される車両用ヘッドアップディスプレイ装置において、
    前記減速ギア機構は、隔壁により内部が仕切られて前記ギア及び前記モータをそれぞれ収容するギア収容空間及びモータ収容空間を形成するギアケースと、前記ギアケースにより回転自在に支持される第一〜第三ギア部材とを、有し、
    初段ギアと、前記第一ギア部材により一体に形成される同軸上の第一アイドラギア及び第一ピニオンギアと、前記第二ギア部材により一体に形成される同軸上の第二アイドラギア及び第二ピニオンギアと、前記第三ギア部材により一体に形成される同軸上の第三アイドラギア及び第三ピニオンギアと、前記最終段ギアは、前記ギアとして前記ギア収容空間に収容され、
    前記モータは、前記ギアケースに固定されるステータコイルと、前記ギアケースに回転自在に支持されるモータ軸の外周側にロータ磁石を組み付けてなる回転子とを、前記モータ収容空間に収容してなり、
    前記モータ軸は、前記ロータ磁石の組み付け側となる前記モータ収容空間側から前記隔壁を貫通して前記ギア収容空間側へ突出することにより、当該突出部分に同軸上に前記初段ギアを形成し、且つ前記ギアケースのうち前記ギア収容空間を挟んで前記隔壁と対向する外壁により当該突出部分が回転自在に支持され、
    前記初段ギアと噛合する前記第一アイドラギアは、前記第一ピニオンギアよりも大きい直径を有する前記ストッパギアであり、
    前記第一ピニオンギアは、前記第一ギア部材において前記第一アイドラギアから段付部分を挟んで軸方向に離間し、
    前記第一ピニオンギアと噛合する前記第二アイドラギアは、前記第二ピニオンギアよりも大きい直径を有し、前記第一アイドラギアに対して軸方向にオフセット配置され、
    前記第二ピニオンギアは、前記第二ギア部材において前記第二アイドラギアの前記第一アイドラギア側に軸方向に隣接し、前記段付部分に対して径方向にオフセット配置され、
    前記第二ピニオンギアと噛合する前記第三アイドラギアは、前記第三ピニオンギアよりも大きい直径を有し、前記第二アイドラギアに対して軸方向にオフセット配置されると共に、前記段付部分に対して径方向にオフセット配置され、
    前記第三ピニオンギアは、前記初段ギアに対して径方向にオフセット配置され、
    前記第三ピニオンギアと噛合する前記最終段ギアは、前記反射鏡の回転軸に同軸上に形成され、前記第三アイドラギアに対して軸方向にオフセット配置されることを特徴とする車両用ヘッドアップディスプレイ装置。
  2. 前記ストッパギアは、前記減速ギア機構において前記最終段ギアよりも前段側の前記ギアのうち、組み付け順序が最後の前記第一アイドラギアであることを特徴とする請求項1に記載の車両用ヘッドアップディスプレイ装置。
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