JP5050808B2 - 印字システム - Google Patents

印字システム Download PDF

Info

Publication number
JP5050808B2
JP5050808B2 JP2007304548A JP2007304548A JP5050808B2 JP 5050808 B2 JP5050808 B2 JP 5050808B2 JP 2007304548 A JP2007304548 A JP 2007304548A JP 2007304548 A JP2007304548 A JP 2007304548A JP 5050808 B2 JP5050808 B2 JP 5050808B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
print format
print
product information
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007304548A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009129250A (ja
Inventor
公幸 高野
広昭 岩野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teraoka Seiko Co Ltd
Original Assignee
Teraoka Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teraoka Seiko Co Ltd filed Critical Teraoka Seiko Co Ltd
Priority to JP2007304548A priority Critical patent/JP5050808B2/ja
Publication of JP2009129250A publication Critical patent/JP2009129250A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5050808B2 publication Critical patent/JP5050808B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Description

本発明は、POP(Point Of Purchase)広告或いは価格ラベルを印字する印字システムに関する。
スーパー等の小売店では、原産地や価格を知らせるための価格ラベルや、販売促進のためのPOP広告を印字するために、印字システムが用いられている(例えば特許文献1)。POP広告は、店長のお薦め品や特売品を用紙に描いて宣伝するもので、店の雰囲気、陳列場所、宣伝する商品、季節、客層等、様々な要件を考慮しながら、各商品に合ったデザインのPOP広告を作成することが要望されている。このため、従来の印字システムでは、デザインや大きさの異なるPOP広告の印字フォーマットが予め多数用意され、商品の種類や陳列場所の広さを考慮して、これらの印字フォーマットの中から、商品に最適な印字フォーマットを商品毎に設定するようにしている。
特開平11−99721号公報
このような従来の印字システムでは、各商品毎にPOP広告や価格ラベルの印字フォーマットを設定しているので、店の雰囲気、陳列場所、宣伝する商品、季節、客層等、様々な要件を考慮しながら、各商品に合った最適なデザインのPOP広告を作成することができる。
ところが、その反面、従来の印字システムでは、商品データ毎に必ずPOP広告や価格ラベルの印字フォーマットを設定しなければならず、商品データに印字フォーマットが設定されていない状態で印字が指示されると、エラーが報知され、POP広告或いは価格ラベルが印字されない仕組みになっている。したがって、オペレータは、印字を行う前に商品データに印字フォーマットの設定が正しくされているか否かの確認や変更などを適宜行う必要があり、その作業と手間が面倒である。
また、従来の印字システムでは、各商品毎にPOP広告や価格ラベルの印字フォーマットを設定できるように、商品の名称、単価、値段、産地、バーコードデータ等を記載した商品情報テーブルに、各商品に対応付けて印字フォーマットが設定される。
ところが、スーパー等の小売店では、年間に取り扱われる商品の種類とその数は多く、またその入れ替えも頻繁である。このため、取り扱われる商品が入れ替わり、商品情報テーブルの商品データの改廃を行う毎に、印字フォーマットの設定を行う必要が生じてくる。季節商品の販売時には、商品データの改廃件数が更に増えることとなり、その度に、商品情報テーブルの商品データを入力して、各商品毎にPOP広告や価格ラベルの印字フォーマットを設定するのでは、オペレータの負担が増大し、印字フォーマットの設定忘れや変更忘れといった人為的ミスの件数は増加してしまう。このような場合、オペレータは印刷時にエラーが発生する毎に商品データの設定を確認し、印字フォーマットを正しく設定し直し、再印字を行わなければならないため、その確認と設定及び再印字といった余計な作業や印字等の処理を行わなければならなくなる。また、オペレータのミスにより、商品の種類や陳列場所の広さに合わない不適切な印字フォーマットが商品データに設定されてしまうと、印字されたPOP広告或いはラベルは使用することができないため、再設定及び再印字を行う手間と時間が掛かるうえ、消耗品の無駄が発生してしまう。
そこで、商品データに印字フォーマットが設定されていなければ、デフォルトの標準的な印字フォーマットで印刷を行うようにすることが考えられる。ところが、POP広告は、店の雰囲気、陳列場所、宣伝する商品、季節、客層等、様々な要件を考慮しながら作成する必要があり、デフォルトの標準的な印字フォーマットでは、画一的なPOP広告となり、大きな広告効果が期待できない。また、デフォルトの標準的な印字フォーマットでは、陳列場所の大きさに合わず、POP広告が貼れない場合も考えられる。
本発明は、上述の課題を鑑み、印字フォーマットの設定に要する手間を軽減できるとともに、設定作業の効率向上及び設定ミスをなくし、更に、陳列場所に適合するようなPOP広告や価格ラベルを印刷できる印字システムを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明は、商品の名称と値段と印字フォーマットを示す情報と陳列場所の商品情報を含む商品情報テーブルと、前記陳列場所ごとに印字サイズを含む陳列情報テーブルと、前記印字フォーマットを示す情報ごとに印字フォーマットを含む印字フォーマットテーブルと、印字指示データが入力されると、入力された印字指示データに該当する商品情報を前記商品情報テーブルから検索し、該商品情報の陳列場所に対応する前記印字サイズと、該商品情報の印字フォーマットを示す情報に対応する印字フォーマットに基づき広告或いはラベルの印字を行う印字手段とを備えるようにしたことを特徴とする印字システムである。
上記発明において、前記印字手段は、前記商品情報に複数の陳列場所が含まれる場合、前記商品情報に含まれる陳列場所ごとの広告又はラベルを複数分印刷することを特徴とする
上記発明において、商品情報テーブルには、更に、新規登録か既存登録かを示す登録区分情報を含めるようにし、新規登録か既存登録かを判別し、新規登録と判別された場合には、棚札印字を行う棚札印刷手段を更に備えることを特徴とする。
また、上記発明において、前記商品情報には、商品の分類コードが更に含まれ、前記商品情報の分類コードと共に、当該分類コードごとの印字フォーマットの情報を含む分類テーブルと、前記商品情報テーブルに前記商品ごとの印字フォーマットの設定があるかどうかを判定する判定手段と、前記判別手段により前記商品情報テーブルに前記商品毎の印字フォーマットの設定があると判別された場合には、前記商品情報テーブルから前記商品毎の印字フォーマットを示す情報を読み込んで印字フォーマットを設定し、前記商品情報テーブルに前記商品毎の印字フォーマットを示す情報の設定がないと判別された場合には、前記分類テーブルから前記分類毎の印字フォーマットを読み込んで印字フォーマットを設定する印字フォーマット設定手段とを更に備え、前記印刷手段は、前記印字フォーマット設定手段により設定された印字フォーマットに基づき広告或いはラベルの印字を行うことを特徴とする。
発明によれば、商品情報テーブルに設定される商品の陳列場所情報は、POP広告或いは価格ラベルを印字する際のサイズ情報が関連付けて設定されている。このため、設定されている印字フォーマットの縦横サイズを、ラベルのサイズ情報に基づき自動で伸縮変倍して印字を行うことができる。これにより商品が陳列される場所の広さで必要とされる大きさでPOP広告或いは価格ラベルを印字することができる。また、印字内容が同じでありサイズ違いの複数の印字フォーマットを登録記憶させる必要がないため、印字システムのメモリ容量を削減することが実現できる。
また、本発明によれば、商品情報テーブルに複数の陳列場所情報を具備しているので、同一商品を広さの違う複数の陳列場所に陳列し同一企画で販売する場合、陳列場所情報に陳列場所の数分設定することにより、陳列場所の広さに合わせた大きさの違う同一企画のPOP広告或いは価格ラベルを一度に複数枚印字することができる。
また、本発明によれば、商品情報テーブルが新規に登録された場合、従業員が使用する使用目的が異なる棚札とPOP広告あるいは価格ラベルとを合わせて印字することができる。これにより、商品陳列とPOP広告或いは価格ラベルの掲示又は貼付と共に、従業員が受発注で使用する棚札も同一作業の中で印字することができ、効率の良い印字と作業を提供することができる。
また、本発明によれば、商品情報テーブルに商品毎の印字フォーマットが設定され、分類テーブルに分類毎の印字フォーマットが設定され、商品情報テーブルに印字フォーマットの設定がある場合には、商品情報テーブルに設定された印字フォーマットを優先して用いてPOP広告或いは価格ラベルの印字を行い、商品情報テーブルに印字フォーマットの設定がない場合には、分類テーブルに設定された印字フォーマットを用いてPOP広告或いは価格ラベルの印字を行っている。これにより、オペレータの設定忘れや設定ミスにより商品毎に印字フォーマットが設定されていなかったとしても、分類テーブルに印字フォーマットが設定されていれば、エラーを報知させることなく、POP広告或いは価格ラベルの印字を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本発明の実施形態の印字システムは、スーパー等の小売店で、POP広告や価格ラベル等を印字するものである。この印字システムは、図1に示すように、コントローラ1と、印字装置2と、上位コンピュータ3とを含んでいる。
コントローラ1は、POP広告や価格ラベルを印字する制御を統合して行うものである。印字装置2は、POP広告や価格ラベルを、印字媒体に印字するものである。コントローラ1は、LAN(Local Area Network)4を介して、印字装置2、上位コンピュータ3に接続されている。上位コンピュータ3は、更に、インターネット等の上位ネットワーク5に接続されている。
コントローラ1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、記憶部24、通信部25、表示部26、入力部27、インターフェース28を備えている。
CPU21は、ROM22に記憶されているプログラム、又は記憶部24からRAM23にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM23には、CPU21が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。記憶部24は、HDD(Hard Disk Drive)等からなり、記憶部24には、CPU21を動作させる各種のプログラムやデータが記憶されている。
CPU21、ROM22、RAM23、記憶部24は、バス20を介して相互に接続されている。バス20には、更に、通信部25、表示部26、入力部27が接続されている。通信部25は、LAN4により通信を行うためのものである。表示部26としては、液晶ディスプレイ等が用いられる。入力部27としては、キーボードやマウスが用いられる。また、このバス20には、インターフェース28が接続される。印字装置3は、LAN4を介してコントローラ1と接続される他、このインターフェース28を介して、コントローラ1と接続することもできる。
図3は、本発明の実施形態で用いられるテーブルの構成を示すものである。図3に示すように、本発明の実施形態の印字システムでは、商品情報テーブル31と、分類テーブル32と、登録区分テーブル33と、陳列情報テーブル34と、印字フォーマットテーブル35が作成される。
商品情報テーブル31は、商品名やバーコードデータ、値段等を格納するものである。すなわち、図4は、商品情報テーブルの一例を示すものである。図4に示すように、商品情報テーブル31は、「商品コード」、「バーコード」、「品名」、「登録区分」、「分類コード」、「産地・メーカー」、「通常価格」、「特売価格」、「単価」、「計量販売区分」、「容量」、「単位」、「添加物」、「印字フォーマット」、「陳列区分」の項目を含んでいる。
「商品コード」の項目には、各商品を識別するための識別コードが記述される。「バーコード」の項目には、各商品に印字するバーコードが記述される。「品名」の項目には、各商品の商品名が記述される。「登録区分」の項目には、新規登録の商品か既存登録の商品かの区分が記述される。なお、「0」が新規、「1」が既存である。「分類コード」の項目には、商品の分類を示す分類コードが記述される。「産地・メーカー」の項目には、商品の産地やメーカーの名前が記述される。「通常価格」の項目には、通常価格の金額が記述される。「特売価格」の項目には、特売価格の金額が記述される。「単価」の項目には、単価の金額が記述される。「計量販売区分」の項目には、定貫(定められた重さ分入れた商品)と不定貫(計量販売)の区分が記述される。なお、「0」が定貫、「1」が不定貫である。「容量」の項目には、各商品の容量が記述される。「単位」の項目には、各商品の販売単位が記述される。「添加物」の項目には、各商品に含まれる添加物の情報が記述される。「印字フォーマット」の項目には、POP広告或いは価格ラベルの印字フォーマットが記述される。「陳列」の項目には、各商品を陳列する陳列場所の区分が記述される。
図3において、分類テーブル32は、商品情報を分類するテーブルである。すなわち、分類テーブル32は、図5に示すように、「分類コード」と、「分類・部門名称」と、「印字フォーマット」と、「サイズ」の項目を含んでいる。「分類コード」の項目には、商品分類のコードが記述される。「分類・部門名称」の項目には、商品分類や部門の名称が記述される。「印字フォーマット」の項目には、POP広告或いは価格ラベルの印字フォーマットが記述される。「サイズ」の項目には、印字するPOP広告或いは価格ラベルのサイズが記述される。
図3において、登録区分テーブル33は、新規か既存かを区分するテーブルである。すなわち、登録区分テーブル33は、図6に示すように、「登録区分」と、「棚札印字」と、「印字フォーマット」と、「サイズ」の項目を含んでいる。「登録区分」は、「0」が新規、「1」が既存である。「棚札印字」の項目は、棚札印字を行うかどうかを示している。「印字フォーマット」の項目には、棚札印字の印字フォーマットが記述される。「サイズ」の項目には、印字する棚札のサイズが記述される。
図3において、陳列情報テーブル34は、陳列する場所や印字媒体を格納したテーブルである。すなわち、陳列情報テーブル34は、図7に示すように、「陳列区分」と、「場所」と、「フェース」と、「印字サイズ縦」と、「印字サイズ横」と、「印字媒体」の項目を含んでいる。「陳列区分」の項目には、商品を陳列する陳列場所の区分コードが記述される。「場所」の項目には、商品の陳列場所の名前が記述される。「フェース」の項目には、見えるように並べられた商品の数が記述される。「印字サイズ縦」の項目には、POP広告或いは価格ラベルの縦方向の用紙サイズが記述される。「印字サイズ横」の項目には、POP広告或いは価格ラベルの横方向の用紙サイズが記述される。「印字媒体」の項目には、POP広告或いは価格ラベルを印字する媒体が記述される。
図3において、印字フォーマットテーブル35は、印字媒体への印字フォーマットを格納したテーブルである。すなわち、印字フォーマットテーブル35は、図8に示すように、「印字フォーマット名称」と、「基本サイズ」と、「印字項目1」〜「印字項目5」の項目を含んでいる。「基本サイズ」や「印字項目1」〜「印字項目5」には、使用フォントや印字位置が設定される。例えば、「お買得」の印字フォーマットに対応して、図9(A)に示すような印字フォーマットが設定される。この印字フォーマットに従って印字を行うと、図9(B)に示すようなイメージのPOP広告或いは価格ラベルが印字される。また、例えば、棚札では、図10(A)に示すような印字フォーマットが設定される。この印字フォーマットに従って印字を行うと、図10(B)に示すようなイメージの棚札が印字される。
なお、図3に示すような、商品情報テーブル31、分類テーブル32、登録区分テーブル33、陳列情報テーブル34、印字フォーマットテーブル35は、コントローラ1内の記憶部24に記憶しても良いし、コントローラ1に接続された他のコンピュータ、例えば上位コンピュータ3に記憶しても良い。
上述のように、本発明の実施形態の印字システムでは、商品情報テーブル31と、分類テーブル32と、登録区分テーブル33と、陳列情報テーブル34と、印字フォーマットテーブル35が設けられている。そして、商品情報テーブル31には、図4に示すように、各商品毎のPOP広告或いは価格ラベルの印字フォーマットが格納され、分類テーブル32には、図5に示すように、商品分類毎の印字フォーマットが格納されている。
POP広告或いは価格ラベルの印字を行う際には、図4に示す商品情報テーブル31に印字フォーマットの設定があれば、この商品情報テーブル31に設定された印字フォーマットが優先されて、POP広告或いは価格ラベルの印字が行われる。商品情報テーブル31に印字フォーマットの設定がなければ、図5に示す分類テーブル32に設定された印字フォーマットを用いて、POP広告或いは価格ラベルの印字が行われる。このような印字制御について、更に、詳述する。
図11は、本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。図11において、CPU21は、上位コンピュータ3から特売など売価変更に伴いPOP広告等の印刷を指示する印字指示データ(図17)を受け取って、この印字指示データの読み込みを行い(ステップS101)、読み込みデータがあるかどうかを判定する(ステップS102)。ステップS102で、読み込みデータがない場合(ステップS102のNo)には、処理を終了する。
ステップS102で、読み込みデータがあると判定された場合(ステップS102のYes)には、CPU21は、印字指示データの商品情報に基づき商品情報テーブル31を検索し(ステップS103)、該当する商品情報があるかどうかを判定する(ステップS104)。
ステップS104で、該当する商品情報があると判定された場合(ステップS104のYes)には、CPU21は、商品情報テーブル31の「印字フォーマット」の項目に印字フォーマットの設定があるかどうかを判定する(ステップS105)。ステップS105で、商品情報テーブル31に印字フォーマットの設定があると判定された場合(ステップS105のYes)には、商品情報テーブル31に設定されている印字フォーマットの読み込みが行われる(ステップS106)。
一方、ステップS104で、該当する商品情報がないと判定された場合(ステップS104のNo)には、商品情報テーブル31へのデータ登録が行われる。
そして、CPU21は、商品情報テーブルの分類情報に基づき分類テーブル32を検索し(ステップS108)、分類テーブル32に該当する分類情報があるかどうかを判定する(ステップS109)。ステップS109で、分類テーブル32に該当する分類情報があると判定された場合(ステップS109のYes)には、分類テーブル32に印字フォーマットの設定があるかどうかを判定する(ステップS110)。ステップS110で、分類テーブル32に印字フォーマットの設定があると判定された場合(ステップS110のYes)には、分類テーブル32に設定されている印字フォーマットの読み込みが行われる(ステップS111)。
ステップS109で、分類テーブル32に該当する分類情報がないと判定された場合(ステップS109のNo)、又は、ステップS110で分類テーブル32に印字フォーマットの設定がないと判定された場合(ステップS110のNo)には、代表印字フォーマットの読み込みが行われる(ステップS112)。なお、代表印字フォーマットは、印字フォーマットが設定されていない場合に使用するデフォルトの印字フォーマットであり、代表印字フォーマットとしては、どのような印字フォーマットを用いても良い。
ステップS106、ステップS111、ステップS112で、印字フォーマットが設定されたら、商品情報テーブル31の「陳列区分」の項目から、CPU21は、陳列場所の設定があるかどうかを判定する(ステップS113)。
陳列場所の設定があると判定された場合(ステップS113のYes)には、CPU21は、陳列情報テーブル34を参照し、その陳列場所の印字サイズに対応して、印字フォーマットの印字サイズの変更を行い(ステップS114)、印字装置2に印字指令を与え、POP広告或いは価格ラベルの印字を行う(ステップS115)。
ステップS113で、陳列場所の設定がないと判定された場合(ステップS113のNo)には、CPU21は、印字サイズの変更を行わずに、POP広告或いは価格ラベルの印字を行う(ステップS115)。
他の陳列場所の設定があるかどうかを判定し(ステップS116)、他の陳列場所の設定があると判定された場合(ステップS116のYes)には、ステップS114に戻り、POP広告或いは価格ラベルの印字処理を繰り返す。
ステップS116で、他の陳列場所の設定がないと判定された場合(ステップS116のNo)には、CPU21は、商品情報テーブル31の「登録区分」の項目を参照して、新規登録かどうかを判定する(ステップS117)。
ステップS117で新規登録であると判定されたら(「登録区分」の項目が「0」)、CPU21は印字装置2に印字指令を与え、棚札の印字を行う(ステップS118)。なお、棚札印字は、図6に示す登録区分テーブル33の「印字フォーマット」の項目に記載されている印字フォーマットに基づいて行われる。棚札印字を行ったら、CPU21は、「登録区分」の項目を既知登録(「登録区分」の項目を「1」)に設定して(ステップS119)、ステップS101にリターンする。
ステップS117で新規登録でないと判定されたら(「登録区分」の項目が「1」)、棚札の印字は行わずに、ステップS101にリターンする。
次に、図4の商品情報テーブル31に記載されたように商品登録が行われた場合の印字について、上述のフローチャートを参照しながら、具体的に説明する。
<商品コード「000001」>
先ず、図4において、商品コード「000001」の商品についてのPOP広告或いは価格ラベルの印字を行う場合につて説明する。ステップS101で、商品コード「000001」の商品についての印字指示データが読み込まれ、ステップS102で読み込みデータがあると判定され、ステップS103で商品コード「000001」の商品情報が検索される。
商品コード「000001」に該当する商品情報は商品情報テーブル31にあるので、ステップS104で該当する商品情報があると判定される。そして、ステップS105で、商品情報テーブル31に印字フォーマットがあるかどうかが判定される。
商品情報テーブル31では、商品コード「000001」の「印字フォーマット」の項目は「空」になっているので、ステップS105では、印字フォーマットはないと判定される。ここでいう「空」とは、データが設定されていないことを意味しており、スペース又はヌルなどを用いること以外にも、これと同じ意味を持たせるものであればいずれの方法を用いてもよい。
ステップS105で、印字フォーマットがないと判定されると、ステップS108で分類テーブル32が検索される。そして、ステップS109で、該当する分類コードがあるかどうかが判定される。図4に示すように、商品コード「000001」の「分類コード」の項目は「01」になっており、この分類コード「01」は、図5に示す分類テーブル32に存在している。したがって、ステップS109では、該当する分類コードがあると判定される。
ステップS109で、該当する分類コードがあると判定された場合には、ステップS110で、印字フォーマットの設定があるかどうかが判定される。図5に示す分類テーブル32では、分類コード「01」の印字フォーマットとして、「お買得」が設定されており、分類テーブル32に印字フォーマットが存在している。したがって、ステップS110では、印字フォーマットの設定があると判定される。ステップS110で、印字フォーマットの設定があると判定された場合には、ステップS111で、分類テーブル32印字フォーマットの読み込みが行われる。
ステップS111で、印字フォーマットの読み込みが行われたら、ステップS113で、陳列場所の設定があるかどうかが判定される。図4に示す商品情報テーブル31では、商品コード「000001」の「陳列区分」の項目は、「1」、「2」になっている。したがって、ステップS113では、陳列場所の設定があると判定される。
ステップS113で、陳列場所の設定があると判定されると、ステップS114で、この陳列場所の情報により、印字フォーマットの印字サイズが変更される。このとき、陳列区分「1」に設定されており、陳列区分「1」の印字媒体は、図7に示す陳列情報テーブル34からB4用紙である。これに対して、ステップS110で読み込まれた「お買得」の印字フォーマットでは、図8に示す印字フォーマットテーブル35から、基本サイズはB4版である。よって、「お買得」の印字フォーマットと基本サイズとは等しい。このため、この場合には、印字サイズの変更は行われない。
ステップS114で印字サイズが設定されたら、ステップS115で、POP広告或いは価格ラベルの印字が行われる。この場合、設定される印字フォーマットは「お買得」であるから、図8に示す印字フォーマットテーブル35の「お買得」の設定フォーマットに従って、POP広告或いは価格ラベルが印字される。
そして、ステップS116で、他の陳列場所設定があるかどうかが判定される。商品情報テーブル31では、商品コード「000001」の「陳列」の項目は2つあり、「1」、「2」になっているので、他の陳列場所設定があると判定される。ステップS116で、他の陳列場所設定があると判定されると、ステップS114に戻り、印字サイズが変更される。
次の陳列区分は「2」に設定されている。陳列区分「2」の印字媒体は、図7に示す陳列情報テーブル34から、B8用紙である。これに対して、ステップS110で読み込まれた印字フォーマットは、図8に示す印字フォーマットテーブル35から、「お買得」の印字フォーマットでは、基本サイズはB4版である。この場合には、陳列場所の印字サイズに適合するように、その大きさがB8版に縮小される。
そして、ステップS116で、他の陳列場所設定があるかどうかが判定される。図4に示す商品情報テーブル31では、商品コード「000001」の「陳列」の項目は「1」と「2」であり、2つのPOP広告或いは価格ラベルが既に印字されている。したがって、他の陳列場所設定はないと判定される。
ステップS116で、他の陳列場所設定がないと判定されると、ステップS117で、新規登録データかどうかが判定される。図4に示す商品情報テーブル31では、商品コード「000001」の「登録区分」の項目は「1」になっており、既存の登録データである。したがって、新規登録データではないと判定される。
ステップS117で、新規登録データではないと判定されると、ステップS101にリターンされる。
以上のように、商品コード「000001」についての印字を行うと、図12に示すように、「お買得」の印字フォーマット101(基本サイズB4)を使って、B4版のPOP広告102と、B8版に縮小されたPOP広告103とが印字されることになる。
<商品コード「000002」>
次に、商品コード「000002」の商品についてのPOP広告或いは価格ラベルの印字を行う場合について説明する。ステップS101で、商品コード「000002」の商品についての印字指示データが読み込まれ、ステップS102で読み込みデータがあると判定され、ステップS103で商品コード「000002」の商品が検索される。
商品コード「000002」に該当する商品情報は図4に示す商品情報テーブル31にあるので、ステップS104で該当する商品情報があると判定される。そして、ステップS105で、商品情報テーブル31に印字フォーマットがあるかどうかが判定される。
商品情報テーブル31では、図4に示すように、商品コード「000002」の「印字フォーマット」の項目は「空」になっているので、ステップS105では、印字フォーマットはないと判定される。
ステップS105で、印字フォーマットがないと判定されると、ステップS108で分類テーブル32が検索される。そして、ステップS109で、該当する分類コードがあるかどうかが判定される。図4に示すように、商品コード「000002」の「分類コード」の項目は「01」になっており、この分類コード「01」は、図5に示す分類テーブル32に存在している。したがって、ステップS105では、該当する分類コードがあると判定される。
ステップS109で、該当する分類コードがあると判定された場合には、ステップS110で、印字フォーマットの設定があるかどうかが判定される。分類テーブル32では、分類コード「01」の印字フォーマットとして、「お買得」が設定されている。したがって、ステップS110では、印字フォーマットの設定があると判定される。ステップS110で、印字フォーマットがあると判定された場合には、ステップS111で、印字フォーマットの読み込みが行われる。
ステップS111で、印字フォーマットの読み込みが行われたら、ステップS113で、陳列場所の設定があるかどうかが判定される。商品情報テーブル31では、図4に示すように、商品コード「000002」の「陳列区分」の項目は「空」、「2」になっている。したがって、ステップS113では、陳列場所の設定があると判定される。
ステップS113で、陳列場所の設定があると判定されると、ステップS114で、この陳列場所の情報により、印字フォーマットの印字サイズが変更される。このとき、陳列区分は「2」になっており、図7に示す陳列情報テーブル34から、陳列区分「2」の印字媒体は、B8用紙である。これに対して、「お買得」の印字フォーマットでは、図8に示すように、基本サイズはB4版である。したがって、この場合には、B4版からB8版へのサイズの変更が行われる。
ステップS114で印字サイズが設定されたら、ステップS115で、POP広告或いは価格ラベルが印字される。そして、ステップS116で、他の陳列場所設定があるかどうかが判定される。商品情報テーブル31では、図4に示すように、商品コード「000002」の「陳列」の項目は、「空」、「2」になっているので、他の陳列場所設定はないと判定される。
ステップS116で、他の陳列場所設定はないと判定されると、ステップS117で、新規登録データかどうかが判定される。商品情報テーブル31では、図4に示すように、商品コード「000002」の「登録区分」の項目は「1」になっており、既存の登録データである。したがって、新規登録データではないと判定される。
ステップS117で、新規登録データではないと判定されると、ステップS101にリターンされる。
以上のように、商品コード「000002」についての印字を行うと、図13に示すように、「お買得」の印字フォーマット111(基本サイズB4)を使って、B8版に縮小されたPOP広告112が印字されることになる。
<商品コード「000003」>
次に、商品コード「000003」の商品についてのPOP広告或いは価格ラベルの印字を行う場合について説明する。ステップS101で、商品コード「000003」の商品についての印字指示データが読み込まれ、ステップS102で読み込みデータがあると判定され、ステップS103で商品コード「000003」の商品が検索される。
商品コード「000003」に該当する商品情報は商品情報テーブル31にあるので、ステップS104で該当する商品情報があると判定される。そして、ステップS105で、商品情報テーブル31に印字フォーマットがあるかどうかが判定される。
商品情報テーブル31では、図4に示すように、商品コード「000003」の「印字フォーマット」の項目は「店長お勧め」になっているので、ステップS105では、印字フォーマットがあると判定される。
ステップS105で、印字フォーマットがあると判定されると、ステップS106で、この印字フォーマットの読み込みが行われる。図5に示すように、商品コード「000003」の「印字フォーマット」の項目は「店長お勧め」なので、印字フォーマットとして、「店長お勧め」に設定される。
ステップS106で、印字フォーマットの読み込みが行われたら、ステップS113で、陳列場所の設定があるかどうかが判定される。商品情報テーブル31では、図4に示すように、商品コード「000003」の「陳列区分」の項目は「空」、「3」になっている。したがって、ステップS113では、陳列場所の設定があると判定される。
ステップS113で、陳列場所の設定があると判定されると、ステップS114で、この陳列場所の情報により、印字フォーマットの印字サイズが変更される。このとき、陳列区分は「3」になっており、図7に示す陳列情報テーブル34から、陳列区分「3」の印字媒体は、B9用紙である。これに対して、「店長お勧め」の印字フォーマットでは、図8に示す印字フォーマットテーブル35から、基本サイズはB5版である。したがって、この場合には、B5版からB9版に印字サイズの変更が行われる。
ステップS114で印字サイズが設定されたら、ステップS115で、POP広告或いは価格ラベルが印字される。そして、ステップS116で、他の陳列場所設定があるかどうかが判定される。商品情報テーブル31では、商品コード「000003」の「陳列」の項目は、「空」、「3」になっているので、他の陳列場所設定はないと判定される。
ステップS116で、他の陳列場所設定はないと判定されると、ステップS117で、新規登録データかどうかが判定される。商品情報テーブル31では、図4に示すように、商品コード「000003」の「登録区分」の項目は「1」になっており、既存の登録データである。したがって、新規登録データではないと判定される。
ステップS117で、新規登録データではないと判定されると、ステップS101にリターンされる。
以上のように、商品コード「000003」についての印字を行うと、図14に示すように、「店長お勧め」の印字フォーマット121(基本サイズB5)を使って、B9版に縮小されたPOP広告122が印字されることになる。
<商品コード「000004」>
次に、商品コード「000004」の商品についてのPOP広告或いは価格ラベルの印字を行う場合について説明する。ステップS101で、商品コード「000004」の商品についての印字指示データが読み込まれ、ステップS102で読み込みデータがあると判定され、ステップS103で商品コード「000004」の商品が検索される。
商品コード「000004」に該当する商品情報は商品情報テーブル31にあるので、ステップS104で該当する商品情報があると判定される。そして、ステップS105で、商品情報テーブル31に印字フォーマットがあるかどうかが判定される。
商品情報テーブル31では、図4に示すように、商品コード「000004」の「印字フォーマット」の項目は「空」になっているので、ステップS105では、印字フォーマットはないと判定される。
ステップS105で、印字フォーマットがないと判定されると、ステップS108で分類テーブル32が検索される。そして、ステップS109で、該当する分類コードがあるかどうかが判定される。図4に示すように、商品コード「000004」の「分類コード」の項目は「02」になっており、この分類コード「02」は、分類テーブル32に存在している。したがって、ステップS105では、該当する分類コードがあると判定される。
ステップS109で、該当する分類コードがあると判定された場合には、ステップS110で、印字フォーマットの設定があるかどうかが判定される。分類テーブル32では、図5に示すように、分類コード「02」の印字フォーマットとして、「月間特売」が設定されている。したがって、ステップS110では、印字フォーマットの設定があると判定される。
ステップS110で、印字フォーマットがあると判定された場合には、ステップS111で、印字フォーマットの読み込みが行われる。ステップS111で、印字フォーマットの読み込みが行われたら、ステップS113で、陳列場所の設定があるかどうかが判定される。商品情報テーブル31では、図4に示すように、商品コード「000004」の「陳列区分」の項目は「空」、「空」になっている。したがって、ステップS113では、陳列場所の設定がないと判定される。
ステップS113で、陳列場所の設定がないと判定されると、印字サイズの変更は行われず、ステップS115で、POP広告或いは価格ラベルが印字される。そして、ステップS116で、他の陳列場所設定があるかどうかが判定される。商品情報テーブル31では、商品コード「000004」の「陳列」の項目は、「空」、「空」になっているので、他の陳列場所設定はないと判定される。
ステップS116で、他の陳列場所設定はないと判定されると、ステップS117で、新規登録データかどうかが判定される。商品情報テーブル31では、図4に示すように、商品コード「000004」の「登録区分」の項目は「0」になっており、新規の登録データである。したがって、新規登録データであると判定される。
ステップS117で、新規登録データであると判定されると、ステップS118で、登録区分テーブルにより、棚札印字の印字フォーマットが設定され、この印字フォーマットにより、棚札の印字が行われる。
棚札の印字が終了したら、ステップS119で、「登録区分」の項目が「0」から「1」に変更され、登録区分が「既存」に変更される。そして、ステップS101にリターンされる。
以上のように、商品コード「000004」についての印字を行うと、図15に示すように、「月間特売」の印字フォーマット131(基本サイズB5)を使って、等倍のPOP広告132が印字されることになる。また、B10版の棚札133が印字されることになる。
<商品コード「000005」>
次に、商品コード「000005」の商品についてのPOP広告或いは価格ラベルの印字を行う場合について説明する。ステップS101で、商品コード「000005」の商品についての印字指示データが読み込まれ、ステップS102で読み込みデータがあると判定され、ステップS103で商品コード「000005」の商品が検索される。
商品コード「000005」に該当する商品情報は商品情報テーブル31にあるので、ステップS104で該当する商品情報があると判定される。そして、ステップS105で、商品情報テーブル31に印字フォーマットがあるかどうかが判定される。
商品情報テーブル31では、図4に示すように、商品コード「000005」の「印字フォーマット」の項目は「産地直送」になっているので、ステップS105では、印字フォーマットがあると判定される。
ステップS105で、印字フォーマットがあると判定されると、ステップS106で、この印字フォーマットの読み込みが行われる。図4に示すように、商品コード「000005」の「印字フォーマット」の項目は「産地直送」なので、印字フォーマットとして、「産地直送」に設定される。
ステップS106で、印字フォーマットの読み込みが行われたら、ステップS113で、陳列場所の設定があるかどうかが判定される。商品情報テーブル31では、商品コード「000005」の「陳列区分」の項目は「空」、「4」になっている。したがって、ステップS113では、陳列場所の設定があると判定される。
ステップS113で、陳列場所の設定があると判定されると、ステップS114で、この陳列場所の情報により、印字フォーマットの印字サイズが変更される。このとき、陳列区分は「4」となっており、図7に示す陳列情報テーブル34から、陳列区分「4」の印字媒体は、(40mm×60mm)の任意のラベルである。これに対して、「産地直送」の印字フォーマットでは、図8に示す印字フォーマットテーブル35から、基本サイズはB5版である。この場合には、(40mm×60mm)任意ラベルの印字サイズへの変更が行われる。
ステップS114で印字サイズが設定されたら、ステップS115で、POP広告或いは価格ラベルが印字される。そして、ステップS116で、他の陳列場所設定があるかどうかが判定される。商品情報テーブル31では、図4に示すように、商品コード「000005」の「陳列」の項目は、「空」、「4」になっているので、他の陳列場所設定はないと判定される。
ステップS116で、他の陳列場所設定はないと判定されると、ステップS117で、新規登録データかどうかが判定される。商品情報テーブル31では、図4に示すように、商品コード「000005」の「登録区分」の項目は「1」になっており、既存の登録データである。したがって、新規登録データではないと判定される。
ステップS117で、新規登録データではないと判定されると、ステップS101にリターンされる。
以上のように、商品コード「000005」についての印刷を行うと、図16に示すように、「産地直送」の印字フォーマット141(基本サイズB5)を使って、(40mm×60mm)のラベル142が印刷されることになる。
以上説明したように、本発明の実施の形態では、商品情報テーブル31に商品毎の印字フォーマットが設定され、分類テーブル32に分類毎の印字フォーマットが設定されている。商品情報テーブル31に印字フォーマットの設定がある場合には、商品情報テーブル31に設定された印字フォーマットを優先して用いてPOP広告或いは価格ラベルの印字を行い、商品情報テーブル31に印字フォーマットの設定がない場合には、分類テーブル32に設定された印字フォーマットを用いてPOP広告或いは価格ラベルの印字を行っている。これにより、オペレータの設定忘れや設定ミスにより商品情報テーブル31毎に印字フォーマットが設定されていなかったとしても、分類テーブル32に印字フォーマットの設定があれば、エラーを報知させることなく、POP広告或いは価格ラベルの印字を行うことができる。
また、本発明の実施形態では、商品情報テーブル31に設定される商品の陳列場所情報は、POP広告或いは価格ラベルを印字する際のサイズ情報が関連付けて設定されている。このため、設定されている印字フォーマットの縦横サイズを、POP広告あるいは価格ラベルのサイズ情報に基づき自動で伸縮変倍して印字を行うことができる。これにより商品が陳列される場所の広さで必要とされる大きさでPOP広告或いは価格ラベルを印字することができる。また、予め様々な大きさの印字フォーマットを登録記憶させておく必要がなく、またオペレータの経験に頼り商品の陳列場所の広さに応じた印字フォーマットの設定や変更の必要がなくなる。したがって、商品の陳列場所の広さに合わない不適切な印字フォーマットが仮に設定されていたとしても、POP広告或いは価格ラベルを陳列場所に合わせた適切な大きさで印字することができ、オペレータの設定ミスによる時間と消耗品の無駄を発生させることがない。更に、印字内容が同じでありサイズ違いの複数の印字フォーマットを登録記憶させる必要がないため、印字システムのメモリ容量を削減することが実現できる。
また、商品情報テーブル31に複数の陳列場所情報を具備しているので、同一商品を広さの違う複数の陳列場所に陳列し同一企画で販売する場合、陳列場所情報に陳列場所の数分設定することにより、陳列場所の広さに合わせた大きさの違う同一企画のPOP広告或いは価格ラベルを一度に複数枚印字することができる。例えば、特売商品を棚へ陳列し、且つ棚エンド(陳列棚の最終端)の両方に商品を陳列して販売するような場合、販売促進ツールであるPOP広告或いは価格ラベルは、同一企画の異なった2種類の大きさを用いることが一般的で、このような場合、商品情報テーブルの陳列場所情報を複数設定することにより、商品が隠れないように小さな棚陳列用サイズのPOP広告或いは価格ラベルと、目立つ大きな棚エンド陳列用サイズのPOP広告或いは価格ラベルを印字することができるので、設定作業の効率の向上及び設定ミスをなくすことができる。
また、本発明の実施形態では、複数の商品情報テーブル31を分類する分類テーブル32の印字フォーマット、或いは商品情報テーブル31の印字フォーマットの設定に従いPOP広告或いは価格ラベルの印字を行うが、商品情報テーブル31が新規に登録された場合、従業員が使用する(陳列棚に貼付し発注や棚卸で用いる)使用目的が異なる印字フォーマット(棚札)或いはラベルを合わせて印字することができる。これにより、商品陳列とPOP広告或いは価格ラベルの掲示又は貼付と伴に、従業員が受発注で使用する棚札も同一作業の中で印字するので、間違いなく掲示又は貼付することができ、印字設定操作や印字忘れがないので効率の良い印字と作業を提供することができる。
なお、上述の実施形態では紙媒体に印字したPOP広告或いはラベルを例として記載しているが、熱可逆性を持たせ媒体(リライトカード)などを用いたものでも良い。
また、本実施形態では、商品情報テーブルに複数既定された陳列場所情報と印字フォーマットを用いて様々な大きさのPOP広告或いはラベルをまとめて印刷しているが、大きさに応じてプリンタ毎に印刷データを振り分けて印刷を行っても良い。
また、本実施形態の印字システムは、POP広告等を印刷するためにコントローラ1と印字装置2と上位コンピュータ3とからシステムを構成しているが、さらに、重量を計量しラベルを印字する計量装置などを組み合わせてシステムを構成しても良い。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
本発明の実施形態の印字システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の印字システムにおけるコントローラの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の印字システムにおいて使用されるテーブルの説明図である。 本発明の実施形態の印字システムにおける商品情報テーブルの説明図である。 本発明の実施形態の印字システムにおける分類テーブルの説明図である。 本発明の実施形態の印字システムにおける登録区分テーブルの説明図である。 本発明の実施形態の印字システムにおける陳列情報テーブルの説明図である。 本発明の実施形態の印字システムにおける印字フォーマットテーブルの説明図である。 本発明の実施形態の印字システムにおけるPOP広告或いは価格ラベルの印字フォーマットの説明図である。 本発明の実施形態の印字システムにおける棚札の印字フォーマットの説明図である。 本発明の実施形態の印字システムにおける印字処理の説明に用いるフローチャートである。 本発明の実施形態の印字システムを使用した場合の印字例の説明図である。 本発明の実施形態の印字システムを使用した場合の印字例の説明図である。 本発明の実施形態の印字システムを使用した場合の印字例の説明図である。 本発明の実施形態の印字システムを使用した場合の印字例の説明図である。 本発明の実施形態の印字システムを使用した場合の印字例の説明図である。 本発明の実施形態の印字システムにおける印字指示データの説明図である。
符号の説明
1:コントローラ
2:印字装置
4:LAN
5:上位ネットワーク
20:バス
21:CPU
22:ROM
23:RAM
24:記憶部
25:通信部
26:表示部
27:入力部
28:インターフェース
31:商品情報テーブル
32:分類テーブル
33:登録区分テーブル
34:陳列情報テーブル
35:印字フォーマットテーブル

Claims (4)

  1. 商品の名称と値段と印字フォーマットを示す情報と陳列場所の商品情報を含む商品情報テーブルと、
    前記陳列場所ごとに印字サイズを含む陳列情報テーブルと、
    前記印字フォーマットを示す情報ごとに印字フォーマットを含む印字フォーマットテーブルと、
    印字指示データが入力されると、入力された印字指示データに該当する商品情報を前記商品情報テーブルから検索し、該商品情報の陳列場所に対応する前記印字サイズと、該商品情報の印字フォーマットを示す情報に対応する印字フォーマットに基づき広告或いはラベルの印字を行う印字手段と
    を備えるようにしたことを特徴とする印字システム。
  2. 前記印字手段は、前記商品情報に複数の陳列場所が含まれる場合、前記商品情報に含まれる陳列場所ごとの広告又はラベルを複数分印刷することを特徴とする請求項1に記載の印字システム。
  3. 前記商品情報テーブルには、更に、新規登録か既存登録かを示す登録区分情報を含めるようにし、
    新規登録か既存登録かを判別し、新規登録と判定された場合には、棚札印字を行う棚札印刷手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の印字システム。
  4. 前記商品情報には、商品の分類コードが更に含まれ、
    前記商品情報の分類コードと共に、当該分類コードごとの印字フォーマットの情報を含む分類テーブルと、
    前記商品情報テーブルに前記商品ごとの印字フォーマットの設定があるかどうかを判定する判定手段と、
    前記判別手段により前記商品情報テーブルに前記商品毎の印字フォーマットの設定があると判別された場合には、前記商品情報テーブルから前記商品毎の印字フォーマットを示す情報を読み込んで印字フォーマットを設定し、前記商品情報テーブルに前記商品毎の印字フォーマットを示す情報の設定がないと判別された場合には、前記分類テーブルから前記分類毎の印字フォーマットを読み込んで印字フォーマットを設定する印字フォーマット設定手段と
    を更に備え、
    前記印刷手段は、
    前記印字フォーマット設定手段により設定された印字フォーマットに基づき広告或いはラベルの印字を行う
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の印字システム。
JP2007304548A 2007-11-26 2007-11-26 印字システム Active JP5050808B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007304548A JP5050808B2 (ja) 2007-11-26 2007-11-26 印字システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007304548A JP5050808B2 (ja) 2007-11-26 2007-11-26 印字システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009129250A JP2009129250A (ja) 2009-06-11
JP5050808B2 true JP5050808B2 (ja) 2012-10-17

Family

ID=40820090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007304548A Active JP5050808B2 (ja) 2007-11-26 2007-11-26 印字システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5050808B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5919735B2 (ja) * 2011-11-04 2016-05-18 セイコーエプソン株式会社 ラベル印刷装置
JP6536647B2 (ja) * 2017-10-02 2019-07-03 株式会社寺岡精工 ラベルプリンタ、ラベル編集装置、及びプログラム
JP7090878B2 (ja) * 2018-02-09 2022-06-27 株式会社イシダ 画像処理プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、画像処理方法及び画像処理装置
JP7188731B2 (ja) * 2018-06-22 2022-12-13 株式会社寺岡精工 印刷システム及びプログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06251257A (ja) * 1993-02-22 1994-09-09 Tokyo Electric Co Ltd 商品販売登録データ処理装置
JP2002144641A (ja) * 2000-11-14 2002-05-22 Ishida Co Ltd 商品情報印字装置および記録媒体
JP4247714B2 (ja) * 2003-10-30 2009-04-02 株式会社寺岡精工 印刷および印字システム
JP4521218B2 (ja) * 2004-04-19 2010-08-11 シャープ株式会社 画像形成システム、情報処理装置、画像形成装置、画像形成方法、および画像形成用プログラム
JP4600026B2 (ja) * 2004-12-16 2010-12-15 株式会社寺岡精工 帯掛け装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009129250A (ja) 2009-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7021538B2 (en) Form processing system and method
JP2005099888A (ja) 電子棚札システム
JP4492565B2 (ja) Pop印刷システム
JP5050808B2 (ja) 印字システム
TW592993B (en) Commodity information printing apparatus and commodity label
JP5050632B2 (ja) 値札管理システム
JP5623600B1 (ja) 賞味期限管理装置および賞味期限管理プログラム
JP2000172915A (ja) 自動販売機
JP2014008682A (ja) 印刷装置
JP2006023788A (ja) 商品管理システムおよび商品管理プログラム
JP2005270558A (ja) 商品情報管理システム
JP2023025096A (ja) 印刷システム及びプログラム
JP5350639B2 (ja) 電子棚札システム
JP2011227778A (ja) 情報表示装置及び印刷装置
JPH07205950A (ja) 携帯型ラベルプリンタ装置及び売値変更システム
JP2003077062A (ja) Pos装置
JP2007038411A (ja) 棚札発行システムおよび棚札発行方法
JP2002144641A (ja) 商品情報印字装置および記録媒体
US20140365343A1 (en) Method for Expediting Retail Pricing, Product Location, and Label Printing for Inventory
JP7144884B2 (ja) 印刷データ出力装置、及びプログラム
JP2021124879A (ja) 棚札管理システム
JP2006039703A (ja) 商品査定システム
JP2004334415A (ja) 商品改廃支援システムおよび商品改廃支援プログラム
JP2017109500A (ja) 印刷装置
JP4865384B2 (ja) 多段バーコード発行装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120626

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120709

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5050808

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150803

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250