JP7090878B2 - 画像処理プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、画像処理方法及び画像処理装置 - Google Patents

画像処理プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、画像処理方法及び画像処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、画像処理プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、画像処理方法及び画像処理装置に関する。
特許文献1に記載の印刷システムは、商品の販売条件を含む商品情報を印字するための画像データを印刷する印刷システムであり、販売条件の内容自体を表示する基本表示文字列を画像データの一部として設定する基本表示文字列設定手段と、販売条件が所定の基準を満足するときに、販売条件の付加的情報を表示する付加表示文字列を画像データの一部として設定する付加表示文字列設定手段と、画像データを印刷する印刷手段と、を備える。
特開2004-78555号公報
店舗等に配置される商品のPOP(Point of Purchase)広告には、複数の表示項目(商品名、値段、産地、数量、単価等)が表示されている。POP広告において、各表示項目の視認性(認識性)を確保しつつ、購買意欲を高める等の効果を得るためには、各表示項目の表示形態(フォントサイズ、書体、色彩、表示位置等)を適切に設定することが求められる。POP広告に表示される表示項目は、商品毎に異なる。商品によっては、産地を示す表示項目が表示されなかったり、単価を示す表示項目が表示されなかったりする。そのため、商品毎に表示項目の表示形態を適切に設定することは容易ではない。
本発明の一側面は、商品毎に表示項目の表示形態を適切且つ容易に設定することができる画像処理プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、画像処理方法及び画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る画像処理プログラムは、商品に係る文字又は画像の表示データを画像データに設定する画像処理プログラムであって、商品に係る商品情報を取得し、商品情報に応じた複数の表示データを、所定条件に基づいて画像データに設定する設定処理をコンピュータに実行させ、設定処理では、商品情報として表示される複数の表示項目において、一の表示項目に係る表示データの表示形態を、他の複数の表示項目の状態に基づいて設定する。
本発明の一側面に係る画像処理プログラムでは、設定処理において、商品情報として表示される複数の表示項目において、一の表示項目に係る表示データの表示形態を、他の複数の表示項目の状態に基づいて設定する。例えば、表示項目として「商品名」、「値段」、「産地」及び「コメント」が設定されている場合において、取得された商品の表示項目が「商品名」及び「値段」であるとする。この場合、画像処理プログラムでは、一の表示項目である「商品名」の表示データの表示形態を、他の複数の「値段」、「産地」及び「コメント」の状態に応じて変更する。例えば、画像処理プログラムでは、他の表示項目の「産地」及び「コメント」が選択されていないため、一の表示項目の「商品名」の表示を大きくする表示形態に設定する。これにより、画像処理プログラムでは、商品名の視認性の向上が図れると共に、無駄なスペースが設けられていない整った画像データを作成できる。このように、画像処理プログラムでは、商品毎に表示項目の表示形態を適切且つ容易に設定することができる。
一実施形態においては、設定処理では、表示データについて複数の表示形態が設定可能な1つの画像データにおいて、表示データを設定してもよい。この処理では、1つの画像データで、複数の表示形態の設定ができる。そのため、複数の画像データを用いなくてもよいため、構造の複雑化を回避できる。
一実施形態においては、所定条件では、一の表示項目に対して、複数の他の表示項目のうち、所定の表示項目と関連付けられていてもよい。この処理では、一の表示項目の表示データの表示形態に関連する他の表示項目の状態に基づいて、一の表示項目の表示データの表示形態を設定できる。すなわち、一の表示項目の表示データの表示形態の設定に必要な他の表示項目のみを用いて、表示形態を設定できる。そのため、画像処理プログラムでは、構造の複雑化を回避できる。
一実施形態においては、画像データにおいて設定可能である複数の表示データのレイアウトの設定を受け付ける受付処理をコンピュータに実行させ、受付処理では、レイアウトの設定画面において、表示データの設定画面上での表示及び非表示の選択を受け付けてもよい。この処理では、設定画面において表示データのレイアウトを作成しているときに、設定画面における表示データの表示及び非表示を作業者が任意に設定できる。
一実施形態においては、設定処理では、一の表示項目の表示データの大きさ及び/又は表示位置を、他の複数の表示項目の有無に応じて設定してもよい。この処理では、例えば、他の表示項目が無い場合には、一の表示項目の表示データの大きさが大きく設定される。そのため、画像データにおける表示領域において無駄な余白が形成されないため、表示領域を有効に活用できる。
一実施形態においては、設定処理では、他の複数の表示項目が所定条件を満たしている場合に、一の表示項目の表示データを強調させてもよい。この処理では、一の表示項目が強調された画像データを作成できる。そのため、画像データに基づいて作成されたPOP広告において、一の表示項目に対して注目を集めることが可能となる。
一実施形態においては、設定処理では、他の複数の項目が所定条件を満たしている場合に、所定の表示データを画像データに設定してもよい。この処理では、商品の販売を促進し得る表示データを画像データに設定できる。
一実施形態においては、所定条件は、商品の定価からの割引率及び商品の売値の少なくとも一方を含んでいてもよい。この場合、商品がお買い得であることを強調できる。したがって、画像データに基づいて作成されたPOP広告においては、購買意欲を高める等の効果を得ることが可能となる。
一実施形態においては、所定条件は、商品が販売される状況を含んでいてもよい。この場合、商品が販売される時期(季節)、時間、地域等の状況に応じて、表示データを強調したり、所定の表示データを設定したりできる。そのため、状況に応じた内容の画像データが作成できる。したがって、画像データに基づいて作成されたPOP広告においては、購買意欲を高める等の効果を得ることが可能となる。
一実施形態においては、設定処理によって設定された画像データを出力する出力処理をコンピュータに実行させてもよい。この処理では、画像データを、印刷装置等に出力する。そのため、画像データを印刷して、POP広告等を作成できる。
本発明の一側面に係るコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、商品に係る文字又は画像の表示データを画像データに設定する画像処理プログラムを記憶するコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、画像処理プログラムは、商品に係る商品情報を取得し、商品情報に応じた複数の表示データを、所定条件に基づいて画像データに設定する設定処理をコンピュータに実行させ、設定処理では、商品情報として表示される複数の表示項目において、一の表示項目に係る表示データの表示形態を、他の複数の表示項目の状態に基づいて設定する、画像処理プログラムを記憶する。
本発明の一側面に係るコンピュータ読み取り可能な記録媒体では、画像処理プログラムの設定処理において、商品情報として表示される複数の表示項目において、一の表示項目に係る表示データの表示形態を、他の複数の表示項目の状態に基づいて設定する。例えば、表示項目として「商品名」、「値段」、「産地」及び「コメント」が設定されている場合において、取得された商品の表示項目が「商品名」及び「値段」であるとする。この場合、画像処理プログラムでは、一の表示項目である「商品名」の表示データの表示形態を、他の複数の「値段」、「産地」及び「コメント」の状態に応じて変更する。例えば、画像処理プログラムでは、他の表示項目の「産地」及び「コメント」が選択されていないため、一の表示項目の「商品名」の表示を大きくする表示形態に設定する。これにより、画像処理プログラムでは、商品名の視認性の向上が図れると共に、無駄なスペースが設けられていない画像データを作成できる。このように、画像処理プログラムを記憶するコンピュータ読み取り可能な記録媒体では、商品毎に表示項目の表示形態を適切且つ容易に設定することができる。
本発明の一側面に係る画像処理方法は、商品に係る文字又は画像の表示データを画像データに設定する画像処理方法であって、商品に係る商品情報を取得し、商品情報に応じた複数の表示データを、所定条件に基づいて画像データに設定する設定処理ステップを含み、設定処理ステップでは、商品情報として表示される複数の表示項目において、一の表示項目に係る表示データの表示形態を、他の複数の表示項目の状態に基づいて設定する。
本発明の一側面に係る画像処理方法では、設定処理ステップにおいて、商品情報として表示される複数の表示項目において、一の表示項目に係る表示データの表示形態を、他の複数の表示項目の状態に基づいて設定する。例えば、表示項目として「商品名」、「値段」、「産地」及び「コメント」が設定されている場合において、取得された商品の表示項目が「商品名」及び「値段」であるとする。この場合、画像処理方法では、一の表示項目である「商品名」の表示データの表示形態を、他の複数の「値段」、「産地」及び「コメント」の状態に応じて変更する。例えば、画像処理方法では、他の表示項目の「産地」及び「コメント」が選択されていないため、一の表示項目の「商品名」の表示を大きくする表示形態に設定する。これにより、画像処理方法では、商品名の視認性の向上が図れると共に、無駄なスペースが設けられていない画像データを作成できる。このように、画像処理方法では、商品毎に表示項目の表示形態を適切且つ容易に設定することができる。
本発明の一側面に係る画像処理装置では、商品に係る文字又は画像の表示データを画像データに設定する画像処理装置であって、商品に係る商品情報を取得し、商品情報に応じた複数の表示データを、所定条件に基づいて画像データに設定する設定処理部を備え、設定処理部では、商品情報として表示される複数の表示項目において、一の表示項目に係る表示データの表示形態を、他の複数の表示項目の状態に基づいて設定する。
本発明の一側面に係る画像処理装置では、設定処理部は、商品情報として表示される複数の表示項目において、一の表示項目に係る表示データの表示形態を、他の複数の表示項目の状態に基づいて設定する。例えば、表示項目として「商品名」、「値段」、「産地」及び「コメント」が設定されている場合において、取得された商品の表示項目が「商品名」及び「値段」であるとする。この場合、画像処理装置では、一の表示項目である「商品名」の表示データの表示形態を、他の複数の「値段」、「産地」及び「コメント」の状態に応じて変更する。例えば、画像処理装置では、他の表示項目の「産地」及び「コメント」が選択されていないため、一の表示項目の「商品名」の表示を大きくする表示形態に設定する。これにより、画像処理装置では、商品名の視認性の向上が図れると共に、無駄なスペースが設けられていない画像データを作成できる。このように、画像処理装置では、商品毎に表示項目の表示形態を適切且つ容易に設定することができる。
本発明の一側面によれば、商品毎に表示項目の表示形態を適切且つ容易に設定することができる。
図1は、一実施形態に係るPOP作成システムを示す図である。 図2は、コンピュータの一般的なハードウェア構成を示す図である。 図3は、POP作成装置の構成を示す図である。 図4は、フォーマット作成画面を示す図である。 図5は、フォーマット作成画面を示す図である。 図6は、フォーマット作成画面を示す図である。 図7は、フォーマット作成画面を示す図である。 図8は、フォーマット作成画面を示す図である。 図9は、リンク設定ウィンドウを示す図である。 図10は、フォーマット作成画面を示す図である。 図11は、リンク設定ウィンドウを示す図である。 図12は、画像イメージ画面を示す図である。 図13は、画像イメージ画面を示す図である。 図14は、画像イメージ画面を示す図である。 図15は、画像を示す図である。 図16は、画像を示す図である。 図16は、画像を示す図である。 図18は、記録媒体に記録されているプログラムを示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1に示されるように、POP作成システム1は、POP作成装置(画像処理装置)3と、プリンター5と、を備えている。POP作成システム1は、チラシ、ポスター、POP(Point of Purchase)広告等を作成するシステムである。本実施形態では、POP広告を作成する形態を一例に説明する。
プリンター5は、POP作成装置3から送信された印刷情報に基づいて印刷を行う。プリンター5は、例えば、POP作成装置3とネットワークを介して接続されるネットワークプリンタ、又は、POP作成装置3と直接的に接続されるローカルプリンタである。
POP作成装置3は、コンピュータで構成されている。図2に、コンピュータ100の一般的なハードウェア構成を示す。コンピュータ100は、オペレーティングシステムやアプリケーション・プログラムなどを実行するプロセッサ(例えばCPU)101と、ROM及びRAMで構成される主記憶部102と、ハードディスク、フラッシュメモリ等で構成される補助記憶部103と、ネットワークカード又は無線通信モジュールで構成される通信制御部104と、キーボードやマウスなどの入力装置105と、モニタなどの出力装置106と、を備える。
POP作成装置3は、商品に係る文字又は画像の表示データを画像データに設定して、POP広告の画像を作成する。POP作成装置3は、フォーマット作成部30と、商品情報取得部32と、レイアウト設定部(設定処理部)34と、出力部36と、を備える。POP作成装置3では、POP作成プログラム(画像処理プログラム)P(図18参照)が実行されることにより、フォーマット作成部30、商品情報取得部32、レイアウト設定部34及び出力部36が機能する。
フォーマット作成部30は、出力装置106に所定の画面を表示させることにより、ユーザから入力装置105での入力を受け付けて、POP広告のフォーマットを作成する。フォーマット作成部30によるフォーマットの作成方法について、以下詳細に説明する。
フォーマット作成部30は、フォーマットとなる画像データを作成する。図4に示されるように、フォーマット作成部30は、フォーマット作成画面Dを出力装置106に表示させる。フォーマット作成画面Dには、メインウィンドウW1と、選択ウィンドウW2と、が表示される。メインウィンドウW1には、POP広告のイメージを示す画像Gが表示される。フォーマット作成部30は、「作成」のタブT1が選択されると、選択ウィンドウW2を表示する。
選択ウィンドウW2には、複数の商品項目が表示されている。本実施形態では、選択ウィンドウW2には、商品項目として、「コメント1」、「コメント2」、「メーカー・産地」、「商品名1」、「商品名2」、「商品名3」、「単位」、「規格」、「売価(税抜)」、「売価(税込)」、「通常売価」、「商品コード」、「バーコード」、「JANコード」が表示されている。選択ウィンドウW2に表示させる商品項目は、任意に設定できる。また、商品項目に加えて、画像を設定することもできる。
フォーマット作成部30は、選択ウィンドウW2において、商品項目の選択を受け付けると、メインウィンドウW1の画像Gに、選択された商品項目を表示させる。各商品項目の配置位置は、予め設定されている。フォーマット作成部30は、商品項目が選択されると、画像Gの所定の位置に商品項目を配置する。本実施形態では、「コメント1」、「コメント2」、「メーカー・産地」、「商品名1」、「商品名2」、「商品名3」、「単位」、「規格」、「売価(税抜)」、「売価(税込)」及び「バーコード」が選択されて、画像Gに表示されている。「商品名1」、「商品名2」及び「商品名3」のそれぞれは、文字の大きさ及び文字の配置位置が異なっている。具体的には、「商品名1」は、「メーカー・産地」と「コメント2」との間に配置される。「商品名2」は、「コメント2」と重なる領域に配置されると共に、「商品名1」よりも文字が大きい。「商品名3」は、「メーカー・産地」と重なる領域に配置されると共に、「商品名1」よりも文字が大きい。なお、所定の商品項目が予め配置されているフォーマットを選択して、そのフォーマットに対して、商品項目の選択を行ってもよい。
図5に示されるように、フォーマット作成部30は、「配置リスト」のタブT2が選択されると、配置リストウィンドウW3を表示させる。配置リストウィンドウW3には、選択ウィンドウW2で選択された商品項目が表示される。フォーマット作成部30は、配置リストウィンドウW3において、商品項目の設定画面上での表示又は非表示の選択を受け付ける(受付処理)。フォーマット作成部30は、例えば、「商品名2」及び「商品名3」の表示項目について、非表示が選択された場合には、図6に示されるように、画像Gにおいて、「商品名2」及び「商品名3」を非表示にする。
図7に示されるように、フォーマット作成部30は、「リンク」のタブT3が選択されると、リンクウィンドウW4を表示させる。リンクウィンドウW4には、リンクの設定状況が表示される。一の表示項目について、他の一又は複数の表示項目の状態に基づいて、一の表示項目を所定の表示形態(レイアウト)に結びつける機能である。図7及び図8に示す例では、「商品名」の表示項目について、リンクが設定されている形態を示している。以下においては、リンクの種別として、「リンク1」、「リンク2」及び「リンク3」を一例に説明する。
リンクウィンドウW4には、リンクの種別(図7では、「リンク2」)と、リンクの内容と、「リンク設定」のボタンB1と、が表示される。最初に、「リンク1」について説明する。「リンク1」では、一の表示項目の表示データの大きさ及び/又は表示位置、表示の有無、或いは、表示内容の変更を、他の表示項目に応じて変更するように設定されている。例えば、リンク1では、他の表示項目が所定状態である場合(例えば、「売価(税抜)」の金額が所定条件を満たしている場合)、一の表示項目(例えば、「コメント2」)を表示させる(表示有りにする)。具体的には、例えば、「売価(税抜)」が所定条件を満たす場合、「コメント2」(例えば、「特売!」)を表示させる。このように、「リンク1」は、一の表示項目の表示形態を、他の一の表示項目の状態に基づいて設定する簡易的なレイアウト設定に用いられる。一の表示項目の表示形態を、他の複数の表示項目の状態に基づいて設定する細やかなレイアウト設定を行う場合は、以下に説明する「リンク2」又は「リンク3」が用いられる。
続いて、「リンク2」について説明する。「リンク2」では、一の表示項目の表示データの大きさ及び/又は表示位置を、他の複数の表示項目の有無に応じて変更するように設定されている。
図7に示されるように、メインウィンドウW1には、リンクに応じた画像G1が表示される。一の「リンク2」では、「メーカー・産地」が「あり」、且つ、「コメント2」が「なし」の場合に、「商品名2」の表示形態が選択されるように設定されている。すなわち、「リンク2」は、「メーカー・産地」を表示し、「コメント2」を表示しない場合には、「コメント2」の領域に「商品名2」が表示される表示形態が選択されるように設定されている。図7には、「リンク2」に対応した画像G1として、「商品名2」が設定された場合のレイアウトが表示されている。
また、図8に示されるように、他の「リンク2」では、「メーカー・産地」が「なし」、且つ、「コメント2」が「あり」の場合に、「商品名3」の表示形態が選択されるように設定されている。すなわち、「リンク2」は、「メーカー・産地」を表示せず、「コメント2」を表示する場合には、「メーカー・産地」の領域に「商品名3」が表示される表示形態が選択されるように設定されている。図8には、「リンク2」に対応した画像G2として、「商品名3」が設定された場合のレイアウトが表示されている。なお、「メーカー・産地」が「あり」、且つ、「コメント2」が「あり」の場合には、「リンク2」の条件に一致しないため、「メーカー・産地」及び「コメント2」を表示させる画像G(図6参照)の表示形態が選択される。なお、本実施形態においては、説明の便宜上、「商品名1」、「商品名2」及び「商品名3」と記載しているが、各表示項目は、いずれも同一の表示項目(商品名)である。すなわち、例えば、商品名が「商品A(具体的には、例えば、にんじん)」である場合、「商品名1」、「商品名2」及び「商品名3」はいずれも、「商品A(にんじん)」である。
図9に示されるように、リンクは、リンク設定ウィンドウW5で設定される。フォーマット作成部30は、図7又は図8に示されるリンクウィンドウW4において、「リンク設定」のボタンB1が選択されると、リンク設定ウィンドウW5を表示させる。
リンク設定ウィンドウW5には、設定するリンクを選択するラジオボタンと、リンクの設定内容と、リンク元項目の表示又は非表示を選択するラジオボタンと、が表示される。フォーマット作成部30は、リンクを選択するラジオボタンが選択されると、選択されたリンクの設定内容を表示させる。図9では、一の「リンク2」の設定画面を表示している。「リンク2」では、条件の1つ目として、「メーカー・産地」が「あり」が設定され、条件の2つ目として、「コメント2」が「なし」が設定されている。「リンク1」では、2つの条件に一致する場合に、「商品名2」を表示する表示形態が選択されるように設定されている。他の「リンク2」では、条件の1つ目として、「メーカー・産地」が「なし」が設定され、条件の2つ目として、「コメント2」が「あり」が設定されている。「リンク2」では、2つの条件に一致する場合に、「商品名3」を表示する表示形態が選択されるように設定されている。
続いて、「リンク3」について説明する。図10に示されるように、メインウィンドウW1には、リンクに応じた画像G3が表示される。「リンク3」では、「リンク項目1」及び「リンク項目2」の条件を満たした場合に、表示形態が変更されるように設定されている。
図11に示されるように、「リンク3」は、「コメント1」の表示項目について設定されている。「リンク3」では、他の複数の表示項目が所定条件を満たす場合に、「コメント1」の表示形態を変更するように設定されている。所定条件には、商品の定価(通常売価(税抜))からの割引率及び商品の売値(売価(税抜))の少なくとも一方を含む。
「リンク3」では、1つ目の条件として、「通常売価(税抜)」が「1000」以上であり、2つの条件として、「計算1」が「50」よりも大きい場合に、「コメント1」に「★★半額以下★★」を表示させるように設定されている。すなわち、「リンク3」では、他の複数の表示項目が所定条件を満たしている場合に、所定の表示データ(★★半額以下★★)を画像データに設定する。「計算1」は、図10に示される「計算式」から算出される値である。「リンク3」では、上記2つの条件を満たさない場合には、商品情報から取得される規定の「コメント1」を表示させるように設定されている。なお、上記「リンク3」では、コメント1の表示内容を変更する形態を示しているが、「コメント1」に加えて、「★★半額以下★★」のコメントの表示項目を追加するように設定されていてもよい。コメントとしては、例えば、「50%OFF」等であってもよい。また、コメントとしては、計算によって算出される割引率に応じて、「20%OFF」、「40%OFF」等であってもよい。
リンクとしては、上記のように、コメントを変更することに加えて、文字の表示を強調するように設定されていてもよい。具体的には、例えば、「売価(税抜き)」の表示を強調させるように設定にされていてもよい。表示の強調方法としては、例えば、文字の色を反転させてもよいし、文字を太くしてもよい。
リンクは、条件として、商品が販売される状況が設定されていてもよい。商品が販売される状況とは、例えば、時間、時期、地域である。例えば、リンクは、商品が販売される時期に応じて、「コメント1」及び/又は「コメント2」の表示形態を変更するように設定されている。時期(季節)は、例えば、春(3月~5月)、夏(6月~8月)、秋(9月~11月)、冬(12~2月)に設定されている。時期は、コンピュータ100に設定されている時計から取得され得る。リンクは、上記の時期(春、夏、秋、冬)毎にコメントが設定されており、時期に応じたコメントを表示させるように設定されている。コメントとしては、例えば、「夏」の場合には、「ビールのお供に!」、「冬」の場合には、「鍋に最適!」等が設定されている。
また、商品が販売される時間に応じて、「コメント1」及び/又は「コメント2」の表示形態を変更するように設定されてもよい。時間は、例えば、0時~6時、6時~12時、12時~18時、18時~24時に設定されている。リンクは、上記の時間毎にコメントが設定されており、時間に応じたコメントを表示させるように設定されている。コメントとしては、例えば、「6時~12時」の場合には、昼食に係るコメント、「12時~18時」の場合には、夕食に係るコメント等が設定されている。
また、商品が販売される地域に応じて、「コメント1」及び/又は「コメント2」の表示形態を変更するように設定されてもよい。地域は、例えば、東日本、西日本等に設定されている。地域は、店舗情報等から取得され得る。リンクは、地域毎にコメントが設定されており、地域に応じたコメントを表示させるように設定されている。
フォーマット作成部30は、フォーマット作成画面Dにおいて、「OK」のボタンB2が選択されると、作成した画像Gを画像データとして記憶させる。フォーマット作成部30は、複数の表示形態が設定可能な1つの画像データをフォーマットデータとして作成する。これにより、本実施形態では、1つの画像データにおいて、複数のバリエーションのPOP広告が作成できる。
商品情報取得部32は、ユーザからのPOP広告作成の指示を受け付けたことに応じて、商品情報を取得する。商品情報取得部32は、商品選択画面においてユーザによって選択された商品に係る商品情報を取得する。商品選択画面では、例えば、商品と、当該商品に対応するチェックボックスと、が表示されており、商品を指定するチェックボックスへの入力を受け付ける。商品情報取得部32は、指定された商品情報を、商品マスタから取得する。商品マスタは、POP作成装置3に記憶されていてもよいし、ネットワーク上のサーバ装置に記憶されていてもよい。商品情報取得部32は、取得した商品情報をレイアウト設定部34に出力する。
レイアウト設定部34は、商品情報に基づいて、POP広告の画像データを作成する(画像処理方法を実行する)。レイアウト設定部34は、商品情報を受け取ると、商品情報に応じた複数の表示データを、所定条件に基づいて画像データに設定する(設定処理ステップ)。レイアウト設定部34は、商品情報として表示される複数の表示項目において、一の表示項目に係る表示データの表示形態を、他の複数の表示項目の状態に基づいて設定する。レイアウト設定部34は、作成した画像を画像イメージ画面D1(図12参照)に表示させる。
レイアウト設定部34は、商品情報として、例えば、「商品名」、「メーカー・産地」、「規格」、「売価(税込)」、「売価(税抜)」及び「コメント1」を取得した場合には、各表示項目に基づいて、図12に示される画像G4のように表示形態を設定する。すなわち、レイアウト設定部34は、各表示項目の表示データを、画像データに設定する。レイアウト設定部34は、商品情報に「コメント2」が含まれていないため、「リンク1」に基づいて、「商品名2」の表示形態で「商品名」を表示させる。すなわち、レイアウト設定部34は、「商品名(商品A)」の表示データを「商品名2」の表示形態で画像データに設定する。
レイアウト設定部34は、商品情報として、例えば、「商品名」、「メーカー・産地」、「規格」、「売価(税込)」、「売価(税抜)」、「コメント1」及び「コメント2」を取得した場合には、各表示項目に基づいて、図13に示される画像G5のように表示形態を設定する。レイアウト設定部34は、商品情報に「メーカー・産地」及び「コメント2」が含まれており、リンク1又はリンク2の条件に該当しないため、リンクが設定されていない表示形態で「商品名」を表示させる。すなわち、レイアウト設定部34は、「商品名(商品B)」の表示データを「商品名1」の表示形態で画像データに設定する。
レイアウト設定部34は、商品情報として、例えば、「商品名」、「規格」、「売価(税込)」、「売価(税抜)」、「コメント1」及び「コメント2」を取得した場合には、各表示項目に基づいて、図14に示される画像G6のように表示形態を設定する。レイアウト設定部34は、商品情報に「メーカー・産地」が含まれていないため、「リンク2」に基づいて、「商品名3」の表示形態で「商品名」を表示させる。すなわち、レイアウト設定部34は、「商品名(商品C)」の表示データを「商品名3」の表示形態で画像データに設定する。
図15に示されるように、レイアウト設定部34は、例えば、「商品名」、「メーカー・産地」、「規格」、「売価(税込)」、「売価(税抜)」、「通常売価(税抜)」及び「コメント1」を取得した場合には、各表示項目に基づいて表示形態を設定する。図15に示される画像G7の例では、「売価(税抜)」及び「通常売価(税抜)」が「リンク3」の条件を満たしていない。そのため、レイアウト設定部34は、「コメント1」について、商品情報から取得される規定のコメント(「新鮮な野菜!!」)を設定する。
図16に示されるように、レイアウト設定部34は、上記の「売価(税抜)」及び「通常売価(税抜)」が「リンク3」の条件を満たしている場合、「コメント1」の「新鮮な野菜!」のコメントを「★★半額以下★★」に変更した画像G8を作成する。また、レイアウト設定部34は、上記の「売価(税抜)」及び「通常売価(税抜)」が「リンク3」の条件を満たしている場合、図17に示されるように、「売価(税抜)」について、文字の色を反転して表示させて画像G9を作成してもよい。
レイアウト設定部34は、商品が販売される状況が条件としてリンクが設定されている場合には、例えば、「コメント1」の内容を、時間、時期、地域等に基づいて変更した画像を作成する。
以上の作業を経て作成されたフォーマットとなる画像データに対して、表示項目のデータリスト(販売する商品のデータリスト)を流し込むことにより、データリストの各々の商品の表示項目(上記において説明した「商品名」、「メーカー・産地」、「規格」、「売価(税抜)」、「売価(税込)」、「コメント」に加えて、商品に対応する「バーコード」、「製造日」、「消費期限」等及び所定の定型的な項目(「販売者の名称」、「販売者の住所」、「販売者のロゴ」等が適切に配置された表示データ(POP)が、各々の商品に対応して自動的に生成される。
図3に示されるように、出力部36は、画像イメージ画面D1(図12参照)において、「印刷」のボタンB3が選択されると、表示データが設定された画像データをプリンター5に出力する(出力処理)。
図18に示されるように、POP作成プログラムPは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体7に記憶され得る。記録媒体7に格納されたPOP作成プログラムPは、フォーマット作成モジュールP1、商品情報取得モジュールP2、レイアウト設定モジュール(設定処理)P3及び出力モジュール(出力部)P4と、を実行することにより実現される機能はそれぞれ、フォーマット作成部30、商品情報取得部32、レイアウト設定部34及び出力部36の機能と同様である。
POP作成プログラムPは、記録媒体7におけるプログラム記録領域に記録されている。記録媒体7は、例えばCD-ROM、DVD、ROM、半導体メモリ等の記録媒体によって構成されている。POP作成プログラムPは、搬送波に重畳されたコンピュータデータ信号として通信ネットワークを介して提供されてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係るPOP作成装置3では、レイアウト設定部34において、商品情報として表示される複数の表示項目において、一の表示項目に係る表示データの表示形態を、他の複数の表示項目の状態に基づいて設定する。例えば、表示項目として「商品名」、「値段」、「産地」及び「コメント」が設定されている場合において、取得された商品の表示項目が「商品名」及び「値段」であるとする。この場合、レイアウト設定部34は、一の表示項目である「商品名」の表示データの表示形態を、他の複数の「値段」、「産地」及び「コメント」の状態に応じて変更する。例えば、レイアウト設定部34は、他の表示項目の「産地」及び「コメント」が選択されていないため、一の表示項目の「商品名」の表示を大きくする表示形態に設定する。これにより、レイアウト設定部34は、商品名の視認性の向上が図れると共に、無駄なスペースが設けられていない整った画像データを作成できる。このように、POP作成装置3では、商品毎に表示項目の表示形態を適切且つ容易に設定することができる。
本実施形態に係るPOP作成装置3では、レイアウト設定部34は、表示データについて複数の表示形態が設定可能な1つの画像データにおいて、表示データを設定する。本実施形態では、フォーマット作成部30が、複数の表示形態が設定可能な1つの画像データをフォーマットデータとして作成する。そのため、1つの画像データで、複数の表示形態の設定ができる。したがって、POP作成装置3では、複数の画像データを用いなくてもよいため、構造の複雑化を回避できる。た、作成された1つの画像データに対して、表示項目のデータリスト(販売する商品のデータリスト)を流し込むことにより、データリストの各々の表示項目(商品)に対応したPOP(画像データ)が各々自動的に生成されるので、POP作成の手間を大幅に削減することができる。
本実施形態に係るPOP作成装置3では、所定条件は、一の表示項目に対して、複数の他の表示項目のうち、所定の表示項目と関連付けられている。具体的には、例えば、「商品面」に対して、「メーカー・産地」及び「コメント2」のみが関連付けられている。これにより、レイアウト設定部34は、一の表示項目の表示データの表示形態に関連する他の表示項目の状態に基づいて、一の表示項目の表示データの表示形態を設定できる。すなわち、レイアウト設定部34は、一の表示項目の表示データの表示形態の設定に必要な他の表示項目のみを用いて、表示形態を設定できる。そのため、POP作成装置3では、構造の複雑化を回避できると共に、処理の軽減が図れる。
本実施形態に係るPOP作成装置3では、フォーマット作成部30は、配置リストウィンドウW3において、商品項目の設定画面上での表示又は非表示の選択を受け付ける。これにより、画像データにおいて表示データのレイアウトを作成しているときに、表示データの表示及び非表示を作業者が任意に設定できる。その結果、作業時に、作業対象となる商品項目に対して複数の(典型的には同種の)他の商品項目が重畳して表示された状態で作業する困難を解消することができるので、作業負担を軽減することができる。
本実施形態に係るPOP作成装置3では、レイアウト設定部34は、一の表示項目の表示データの大きさ及び/又は表示位置を、他の複数の表示項目の有無に応じて設定してもよい。この構成では、例えば、他の表示項目が無い場合には、一の表示項目の表示データの大きさが大きく設定される。そのため、画像データにおける表示領域において無駄な余白が形成されないため、表示領域を有効に活用できる。
本実施形態に係るPOP作成装置3では、レイアウト設定部34は、リンクにおいて他の複数の表示項目が所定条件を満たしている場合に、一の表示項目の表示データを強調させてもよい。この構成では、一の表示項目が強調された画像データを作成できる。そのため、画像データに基づいて作成されたPOP広告において、一の表示項目に対して注目を集めることが可能となる。
本実施形態に係るPOP作成装置3では、レイアウト設定部34は、リンクにおいて他の複数の項目が所定条件を満たしている場合に、所定の表示データを画像データに設定してもよい。この処理では、商品の販売を促進し得る表示データを画像データに設定できる。
本実施形態に係るPOP作成装置3では、リンクの所定条件は、商品の定価からの割引率及び商品の売値の少なくとも一方を含んでいてもよい。この場合、商品がお買い得であることを強調できる。したがって、画像データに基づいて作成されたPOP広告においては、購買意欲を高める等の効果を得ることが可能となる。
本実施形態に係るPOP作成装置3では、リンクの所定条件は、商品が販売される状況を含んでいてもよい。この場合、商品が販売される時期(季節)、時間、地域等の状況に応じて、表示データを強調したり、所定の表示データを設定したりできる。そのため、状況に応じた内容の画像データが作成できる。したがって、画像データに基づいて作成されたPOP広告においては、購買意欲を高める等の効果を得ることが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
上記実施形態では、フォーマット作成部30が、複数の表示形態が設定可能な1つの画像データをフォーマットデータとして作成する形態を一例に説明した。しかし、表示形態の異なる複数の画像データをフォーマットデータとして作成して用いてもよい。
上記実施形態では、「リンク2」について、2つの表示項目の有無に基づいて、一の表示項目の表示形態を変更する形態を一例に説明した。しかし、「リンク2」では、3以上の複数(例えば10個)の表示項目の有無に基づいて、一の表示項目の表示形態が変更されるように設定されてもよい。また、上記実施形態では、「リンク2」について、全ての表示項目の条件(「メーカー・産地」が「あり」、且つ、「コメント2」が「あり」となるAND条件)が満たされる場合に表示形態が変更される一例を説明した。しかし、「リンク2」では、一部のリンク項目の条件(「メーカー・産地」が「あり」、又は、「コメント2」が「あり」となるOR条件)が満たされる場合に表示形態が変更されるように設定されてもよい。
上記実施形態では、「リンク3」について、2つのリンク項目の条件が満たされた場合に、一の表示項目の表示形態を変更する形態を一例に説明した。しかし、「リンク3」では、3以上の複数のリンク項目の条件が満たされているか否かに基づいて、一の表示項目の表示形態が変更されるように設定されてもよい。また、上記実施形態では、「リンク3」について、全てのリンク項目の条件(「通常売価(税抜)」が「1000」以上、且つ、「計算1」が「50」よりも大きいとなるAND条件)が満たされる場合に表示形態が変更される一例を説明した。しかし、「リンク3」では、一部のリンク項目の条件(「通常売価(税抜)」が「1000」以上、又は、「計算1」が「50」よりも大きいとなるOR条件)が満たされる場合に表示形態が変更されるように設定されてもよい。
上記実施形態では、「商品名」、「コメント1」等の商品項目についてリンクを設定する形態を一例に説明した。しかし、他の商品項目に対しても、リンクを設定してもよい。また、上記実施形態では、リンクの設定に応じて、文字の大きさ及び表示位置を設定する形態を一例に説明した。しかし、文字の色、文字のフォント等を変更してもよい。また、画像データ(例えば、画像化された文字、イラスト及び/又は写真等)を表示する設定としてもよい。
3…POP作成装置(画像処理装置)、7…記録媒体、P…POP作成プログラム(画像処理プログラム)、P3…レイアウト設定モジュール(設定処理)、P4…出力モジュール(出力処理)。

Claims (12)

  1. 商品に係る文字又は画像の表示データを画像データに設定する画像処理プログラムであって、
    前記商品に係る商品情報を取得し、前記商品情報に応じた複数の前記表示データを、所定条件に基づいて前記画像データに設定する設定処理をコンピュータに実行させ、
    前記設定処理では、前記商品情報として表示される複数の表示項目において、所定サイズの前記画像内における一の前記表示項目に係る前記表示データの大きさ及び/又は表示位置を、他の複数の前記表示項目のそれぞれの表示領域があるか否かに基づいて設定する、画像処理プログラム。
  2. 前記設定処理では、前記表示データについて複数の表示形態が設定可能な1つの前記画像データにおいて、前記表示データを設定する、請求項1に記載の画像処理プログラム。
  3. 前記所定条件では、一の前記表示項目に対して、複数の他の前記表示項目のうち、所定の前記表示項目と関連付けられている、請求項1又は2に記載の画像処理プログラム。
  4. 前記画像データにおいて設定可能である複数の前記表示データのレイアウトの設定を受け付ける受付処理を前記コンピュータに実行させ、
    前記受付処理では、前記レイアウトの設定画面において、前記表示データの前記設定画面上での表示及び非表示の選択を受け付ける、請求項1~3のいずれか一項に記載の画像処理プログラム。
  5. 前記設定処理では、他の複数の前記表示項目が前記所定条件を満たしている場合に、一の前記表示項目の前記表示データを強調させる、請求項1~のいずれか一項に記載の画像処理プログラム。
  6. 前記設定処理では、他の複数の前記項目が前記所定条件を満たしている場合に、所定の前記表示データを前記画像データに設定する、請求項1~のいずれか一項に記載の画像処理プログラム。
  7. 前記所定条件は、前記商品の定価からの割引率及び前記商品の売値の少なくとも一方を含む、請求項又はに記載の画像処理プログラム。
  8. 前記所定条件は、前記商品が販売される状況を含んでいる、請求項のいずれか一項に記載の画像処理プログラム。
  9. 前記設定処理によって設定された前記画像データを出力する出力処理を前記コンピュータに実行させる、請求項1~のいずれか一項に記載の画像処理プログラム。
  10. 商品に係る文字又は画像の表示データを画像データに設定する画像処理プログラムを記憶するコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記画像処理プログラムは、前記商品に係る商品情報を取得し、前記商品情報に応じた複数の前記表示データを、所定条件に基づいて前記画像データに設定する設定処理をコンピュータに実行させ、
    前記設定処理では、前記商品情報として表示される複数の表示項目において、所定サイズの前記画像内における一の前記表示項目に係る前記表示データの大きさ及び/又は表示位置を、他の複数の前記表示項目のそれぞれの表示領域があるか否かに基づいて設定する、前記画像処理プログラムを記憶するコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  11. 商品に係る文字又は画像の表示データを画像データに設定する画像処理方法であって、
    コンピュータが、前記商品に係る商品情報を取得し、前記商品情報に応じた複数の前記表示データを、所定サイズの前記画像内における所定条件に基づいて前記画像データに設定する設定処理ステップを含み、
    前記設定処理ステップでは、前記商品情報として表示される複数の表示項目において、一の前記表示項目に係る前記表示データの大きさ及び/又は表示位置を、他の複数の前記表示項目のそれぞれの表示領域があるか否かに基づいて設定する、画像処理方法。
  12. 商品に係る文字又は画像の表示データを画像データに設定する画像処理装置であって、
    前記商品に係る商品情報を取得し、前記商品情報に応じた複数の前記表示データを、所定条件に基づいて前記画像データに設定する設定処理部を備え、
    前記設定処理部では、前記商品情報として表示される複数の表示項目において、所定サイズの前記画像内における一の前記表示項目に係る前記表示データの大きさ及び/又は表示位置を、他の複数の前記表示項目のそれぞれの表示領域があるか否かに基づいて設定する、画像処理装置。
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