JP2005270558A - 商品情報管理システム - Google Patents

商品情報管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005270558A
JP2005270558A JP2004092149A JP2004092149A JP2005270558A JP 2005270558 A JP2005270558 A JP 2005270558A JP 2004092149 A JP2004092149 A JP 2004092149A JP 2004092149 A JP2004092149 A JP 2004092149A JP 2005270558 A JP2005270558 A JP 2005270558A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
price
information
display
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004092149A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Otsuka
正則 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Corp
Original Assignee
Sato Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sato Corp filed Critical Sato Corp
Priority to JP2004092149A priority Critical patent/JP2005270558A/ja
Publication of JP2005270558A publication Critical patent/JP2005270558A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Display Racks (AREA)

Abstract

【課題】 売り場に陳列されている商品がリアルタイムで把握できて値下げ商品の値下げが迅速かつ正確に行えるとともに正確な値下げ表示が行える商品情報管理システムを提供することにある。
【解決手段】 本発明の商品情報管理システム1は、商品に取り付けられた複数のRFIDタグ8の情報を、RFIDリーダ10を介して読み取り、RFIDサーバー9で情報の管理を行うRFIDシステム3と、RFIDシステム3から受け入れた値下げ情報を棚札サーバー11で処理し、トランシーバ14を介して電子棚札12や値下げ商品表示装置13に表示を行う電子棚札システム4と、RFIDタグ8に情報を書き込むラベルプリンタ5と、電子キャッシュレジスタを備えたPOSシステム6と、が設けられ、これらは店舗内に配備されたLAN7に接続されて商品情報ファイルを格納するストアコントローラ2でコントロールされている。
【選択図】 図1



Description

本発明は、複数の電子表示装置を売り場に配置して商品の価格等を表示する商品情報管理システムに関し、特に商品の製造または加工後の時間経過に伴って変更される商品の値引き後の価格や単価を表示する商品情報管理システムに関する。
肉や魚介類、野菜、果物などの生鮮食品、乳製品やハムなどの加工食品、乾物、レトルト食品などの食品類は、製造や加工後の時間経過に伴って商品の鮮度や風味が低下する。そこで、製造や加工時点で容器などに製造日時や加工日時、消費期限、品質保持期限、賞味期限などの表示が行われ、消費者の購買時の目安とされている。当然のことながら、消費者は売り場に陳列された商品に表示されている製造日時などを確認し、出来るだけ新しいものを選択しようとするので、仮に製造日時の異なる商品が同じ価格で販売されていれば新しい商品から売れていき、製造日時の古い商品は売れ残ってしまうことになる。販売店は、売れ残った商品を別の商品に加工して再利用を図るなどの工夫を行っているが、加工できないものは廃棄せざるを得ず、これではコストに影響するとともに資源の無駄遣いになるという問題があった。また、古い商品がいつまでも売れ残ったままで放置されていると、売り場には古い商品ばかりが目立つようになり、生鮮食品を扱う店のイメージを損ねるという問題もあった。そこで販売店では、商品の製造日時などを定期的に確認し、製造後一定の時間が経過した商品については、陳列棚の前列に移動して手に取りやすくしたり価格を下げたりして客の購買意欲を喚起し、古い商品の売れ残りを防止するようにしている。
しかしながら、値下げ商品を判別するために売り場に陳列された商品を一点一点手にとって製造日時などの確認を行うのは手間がかかり、人手を要するという問題があった。そこで、このような確認作業の手間などの緩和を図るために、商品生産時刻を電子棚札に表示するとともに、鮮度の落ちた商品を自動的に判断して電子棚札によりその旨を表示させる電子棚札制御装置および電子棚札ならびに電子棚札システムが提案されている(特許文献1参照)。この電子棚札システムは、あらかじめ記憶装置に記録されている商品の鮮度判別時間テーブルにもとづいて鮮度落ちの判断を行って報知するというものであり、製造後に所定の時間が経過して鮮度判断時間と判断された商品に対して、配置された電子棚札の表示画面を点滅させることにより店員に鮮度落ちを通知するようになっている。
特開2002−128278号公報
しかしながら、上記システムは、あらかじめ記憶装置に記録されている商品の鮮度判別時間テーブルにもとづいて棚札の表示を行うものであり、鮮度判別時間テーブルが更新されないと棚札表示も更新されないので、その間は実際に陳列棚に陳列されている商品と棚札表示との間に不一致が生じることになる。例えば、客が値下げ商品を買い物籠に入れて店内を移動している場合において、従来の方式では鮮度判別時間テーブルは少なくとも当該商品を電子キャッシュレジスタなどで精算を行うまでは更新されないので、すでに陳列棚から商品がなくなっているにもかかわらず値下げ商品の表示がそのまま棚札に残ってしまうという不具合が生じた。短時間で商品代金の精算が行われればこのような棚札の表示と商品の陳列状況との不一致は問題にならないが、これが長引くようであれば、棚札の値下げ表示を見てこの商品を購入しようとした客の期待を裏切ることになり、かえって客の購買意欲を減退させる結果になるという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、売り場に陳列されている商品が正確に把握でき、この商品の正確な情報にもとづいて値下げ商品の値下げ処理が迅速かつ正確に行える商品情報管理システムを提供することにある。また、陳列商品の正確な数量情報にもとづく値下げ表示が行える商品情報管理システムを提供することにある。
本発明の商品情報管理システムは、前記目的を達成するために、売り場に配置され、商品価格や単価などの価格情報を書き換え可能に表示する電子表示装置と、個別に割り当てられた識別情報を記憶して商品に取り付けられる無線タグと、この無線タグに記憶された前記識別情報を読み取る読み取り手段と、前記識別情報に対応する商品名や商品価格、単価などを含む商品情報を記憶する記憶手段と、前記読み取り手段によって読み取られた前記識別情報と前記商品情報にもとづいて商品名を特定するとともに、商品の製造または加工後の経過時間によって値下げを行う値下げ商品の前記価格情報を求める情報処理手段と、を備え、前記情報処理手段によって求められた値下げ商品の前記価格情報を前記電子表示装置で表示することを特徴としている。
また、前記情報処理手段は、売り場に陳列されている商品の品目毎の数量を単価別に集計する機能を有しており、前記情報処理手段によって求められた商品の品目毎の数量を前記価格情報とともに前記電子表示装置で表示することを特徴とする。
また、前記電子表示装置は、売り場に陳列されている商品の品目毎に配置され、前記商品を品目毎に表示することを特徴とする。
また、前記電子表示装置は、売り場に陳列されている複数品目の値下げ商品をまとめて表示することを特徴とする。
本発明に係る商品情報管理システムによれば、実際に売り場に陳列されている商品の識別情報を取得して値下げ対象商品を選定し、その値下げ価格や単価などを電子表示装置に表示するようにしたので、実際に売り場に陳列されている商品の値下げ価格や単価などをリアルタイムで表示することが可能となり、売り切れた商品の値下げ価格や単価などをいつまでも表示することのない商品情報管理システムの提供が図れる。
また、本発明によれば、売り場に陳列されている値下げ対象商品の陳列数量を電子表示装置に表示するようにしたので、売り場に陳列されている商品の陳列数が一目で把握可能となり、値下げ商品の購買を期待して来店した客の購買意欲を喚起するのに有効な商品情報管理システムを提供することができる。
また、本発明によれば、売り場に陳列されている商品の陳列数量を電子表示装置に表示するようにしたので、商品の陳列数が一目で把握可能となり、売り場担当者の在庫管理が容易な商品情報管理システムを提供することができる。
以下添付図面に従って、本発明に係る商品情報管理システムにおける好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、本発明の実施の形態に係る商品情報管理システムのブロック図であり、スーパーマーケットなどの店舗において、生鮮食品などの商品に貼付したRFIDタグ(無線タグ)に記憶されている商品のID番号(識別情報)を読み取って商品名を特定し、商品の製造または加工後の経過時間にもとづいてその商品が値下げ商品に該当すると判断された場合には、その商品の値下げ価格や単価などを棚札に表示するための商品情報管理システムの構成を示すものである。
同図に示すように、商品情報管理システム1は、ストアコントローラ2、RFID(Radio Frequency−Identification)システム3、電子棚札システム4、ラベルプリンタ5、POS(Point Of Sales)システム6を有しており、これらは店舗内に配備されたLAN(Local Area Network)7に接続されている。
ストアコントローラ2は、店舗内における商品の入出庫や在庫、売り上げ管理などを含む店舗システム全体をコントロールするために設けられており、商品のID番号、商品番号、商品名、商品の生産地や購入先、商品の購入価格、購入年月日、値下げ情報などの商品情報が記憶された商品情報ファイルを格納している。商品のID番号は、個々の商品に対して割り当てられる固有の番号であり、このID番号によりストアコントローラ2に記憶された商品情報ファイルが検索可能となっている。
RFIDシステム3は、各商品に取り付けられたRFIDタグ8、システムを制御するRFIDサーバー9およびこれらの間で情報を送受信するRFIDリーダ10などにより構成されている。
RFIDサーバー9は一般的なパソコンが使用され、価格情報ファイルなどが格納されている。価格情報ファイルは、ストアコントローラ2に記憶された商品情報ファイルからRFIDサーバー9が管理する商品の値下げに必要な情報を抽出したものである。RFIDサーバー9は、RFIDリーダ10を介して個々の商品に取り付けられたRFIDタグ8から商品のID番号を取り込み、RFIDサーバー9に記憶されている価格情報ファイルをもとにして、そのID番号に対応する商品が値下げ商品か否かの判定を行い、商品別、価格別に陳列数量を集計する。ここで得られた商品別、価格別の陳列数量などは、LAN7を経由してストアコントローラ2や電子棚札システム4に送信される。このRFIDサーバー9は必要に応じて複数台設けることも可能である。
RFIDタグ8は、裏面に粘着剤を塗工した粘着ラベルに加工され、ラベルプリンタ5により、表面に商品名やID番号(識別情報)などを表すバーコード、製造日時、消費期限や品質保持期限といった期限表示、商品価格などを印字するとともに、無線通信によりICメモリにID番号を入力して商品に貼付される。またRFIDタグ8は、使用周波数により13.5KHz以下、13.56MHz、860M〜960MHz、2.45GHzなどのものが知られており、用途に応じて適宜選定して使用可能である。
RFIDリーダ10は、複数のRFIDタグ8を同時に読み書き可能なアンチコリジョン機能を有しており、商品に取り付けたRFIDタグ8と通信可能な範囲内に必要な数だけ設置されている。
電子棚札システム4は、全体を制御する棚札サーバー11、商品の品目毎に設けられ商品名や価格などを表示する複数の電子棚札12、値下げ商品の商品名や価格などを陳列棚単位で表示したり店舗全体をまとめて表示したりするのに用いられる値下げ商品表示装置13、この電子棚札12や値下げ商品表示装置13に対して棚札サーバー11から値下げ価格などの情報を送信するためのトランシーバ14などにより構成されている。
棚札サーバー11は汎用的なパソコンが使用され、棚札ファイルなどが格納されている。棚札ファイルは、あらかじめストアコントローラ2に記憶された商品情報ファイルから棚札サーバー11が管理する商品の表示に必要な情報を抽出したものであり、この棚札ファイルの情報の一部がトランシーバ14を介して送信され、電子棚札12や値下げ商品表示装置13に表示される。
電子棚札12は、各品目の商品に対応する位置に配置され、商品毎に表示を行うようになっている。電子棚札12には、商品の陳列当初は商品名やバーコードの他に、通常価格の商品に関する価格などの表示が行われるが、所定の時間が経過して値下げ対象商品に指定されると、電子棚札12にはさらに値下げ商品に関する価格などの表示が行われる。
値下げ商品表示装置13は、値下げ対象となった商品のみを集めて表示を行うことにより、個々の商品の電子棚札12を見なくとも値下げ商品が確認できるようにした表示装置である。本実施形態では陳列棚毎にまとめて表示を行うものと、店舗の入り口に設置され、販売促進対象となっている商品を中心に表示を行うことにより新規来店者の注目を集めるようにした表示装置とを例示している。
ラベルプリンタ5は、ストアコントローラ2やRFIDサーバー9などからの指令を受けてRFIDタグ8を発行するために設けられ、RFIDタグ8の表面に商品の名称やバーコードなどを熱転写方式などによって印字を行うための一般的な機能を有しているとともに、RFIDタグ8に対して商品のID番号などを無線通信によって書き込む機能を有している。
POSシステム6は、図示しないPOSサーバーや電子キャッシュレジスタなどで構成され、POSシステム6により得られる商品の販売情報は、LAN7を介してストアコントローラ2にリアルタイムで送信可能となっている。
図2は、本実施形態におけるRFIDサーバー9の内部構造を示すものである。
RFIDサーバーは、各部を制御するためのCPU(中央処理装置)21、CPU21のプログラムが格納されたメモリ装置であるROM22、データを記憶するためのメモリ装置であるRAM23、液晶ディスプレイなどの表示部24、キーボードなどからなる操作部25、商品の値下げ判断に必要となる価格情報ファイル26および値下げ区分ファイル27を備えている。
図3は、RFIDサーバー9に格納されている価格情報ファイル26の一例を示す図である。同図に示すように、価格情報ファイル26には、RFIDタグ8に登録される商品のID番号、商品番号、商品名、製造(加工)日時、期限表示、価格、単価、入り目、値下げ区分、棚番号などが入力され、さらに現在価格、現在単価、値下げ率が空欄となっている。入り目は、質量単位や容量単位が使われるが、この図では質量単位で表示を行っている。期限表示は、製造(加工)日時によって定められる商品に固有の消費期限あるいは品質表示期間であり、電子棚札にはこの日付が表示される。値下げ区分は、後述のように商品の製造や加工後の経過時間と値下げ率の関係を類型化したものである。また棚番号は、各陳列棚に与えられる個別の番号と陳列棚の上段から数えた棚位置からなるもので、例えば3番目の陳列棚の上から3段目は、3−3と表示されている。また、空欄となっている現在価格、現在単価、値下げ率は、値下げ価格や現在単価、値下げ率を取得した際に入力するために設けられており、これに関しては図9で詳述する。
図4は、製造や加工後の経過時間によって値下げ処理を行うための基準となる値下げ区分ファイル27の一部を示す図である。値下げ区分ファイル27には製造や加工後の経過時間に対する値下げ率や処理の方法などが入力されており、経過時間と値下げ率が同一のものについては商品に関係なく同一値下げ区分が与えられる。図4では値下げ区分Aについて例示しており、それによれば商品の製造や加工後6時間を経過すると最初の値下げが行われ、その後12時間、24時間経過すると順次値下げ率が変更され、さらに36時間経過後は陳列棚から取り出して加工に回されるように定められている。
図5は、単価が同じで入り目が異なる牛肉のパック詰め商品に関する電子棚札12の一表示例である。牛肉などのように、パックによって入り目が異なる商品はパック毎に商品価格も異なるので、電子棚札12の表示スペースの制約によりパック毎(商品毎)の価格は示さずに商品の品目毎に単価表示を行ったものである。図5では、商品名、製造元、商品番号などを表すバーコード、消費期限や品質保持期限を表す期限表示、単価、値下げ率、残数が表示されており、特に値下げ商品に関しては単価欄に「特価」の表示が行われている。すなわち、通常価格で販売する通常商品の下の欄には、製造後の経過時間によって3段階に値下げされた商品の単価、値下げ率、残数が、商品の期限表示の右欄に表示されている。
図6は、容器サイズによって入り目が定まっている牛乳について示した電子棚札12の他の表示例である。図6では、商品名、製造元、商品番号などを表すバーコード、消費期限や品質保持期限を表す期限表示、価格、単価、残数が表示されており、特に値下げ商品に関しては価格欄に「特価」と表示されている。すなわち、通常価格で販売する通常商品の下の欄には、製造後の経過時間によって3段階に値下げされた商品の単価、値下げ率、残数が、商品の期限表示の右欄に表示されている。また、単価の横に表示スペースを設けて値下げ率を表示することも可能である。
図7は陳列棚31の一例を示すものである。陳列棚31の棚板32の前面には電子棚札12が取り付けられており、その棚板32の上部空間は商品を陳列するための陳列スペース33となっている。通常は、陳列されている商品と商品価格の対応関係が容易となるように、電子棚札12の後ろの陳列スペース33に商品が配列されている。各々の陳列スペース33の天井(上段棚板の下面)34には、複数のRFIDリーダ10が互いに適当な距離をあけて配置されており、商品に取り付けられたRFIDタグ8から無線により非接触で商品のID番号を読み取るようになっている。また、RFIDタグ8の商品への取り付け位置は商品の裏面でも可能であるが、一般には見える位置に取り付けた方が目視による確認が容易であり、かつRFIDリーダ10の読み取りエラーも少なくて好ましい。
陳列棚31の最上部には値下げ商品表示装置13が設置され、その陳列棚31全体に陳列されている値下げ対象商品の商品名、通常価格もしくは単価、値下げ価格もしくは単価、個数などが表示されている。このような表示は、当該値下げ商品の陳列位置が分かりやすいように、例えば上段の棚板32上にある商品から順に値下げ商品表示装置13の上欄に表示を行ったり、文字により位置を表示したりするなどの工夫が行われている。
図8は店舗41の概略平面図であり、入り口42、複数の陳列棚31、複数の値下げ商品表示装置13、複数の電子キャッシュレジスタ43、出口44の位置などを示している。値下げ商品表示装置13には、図8で説明した陳列棚の上部に設置された比較的小型のものと、店舗全体の特売情報を表示するために入り口付近に設置された大型のものがある。
次に、このような構成の商品情報管理システム1において、商品に取り付けたRFIDタグ8に記憶されている商品のID番号から値下げ商品を確認し、値下げ表示を行うための処理方法について図9を用いて説明する。
図9は商品の値下げ処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップS1において、個々の商品に取り付けたRFIDタグ8から商品のID番号(識別情報)をRFIDリーダ10で読み取る。ここで読み取ったID番号をもとに、ステップS2において、RFIDサーバー9に格納されている価格情報ファイル26から商品名、製造日時、値下げ区分を求め、ステップS3において、商品の製造後(加工後)の経過時間を製造日時(加工日時)と現在日時から算出する。さらにステップS4において、当該商品が値下げ商品に該当するか否かを製造後(加工後)の経過時間と値下げ区分ファイル27から判断する。ここで当該商品が値下げ商品と判断された場合は、ステップS5において、製造後(加工後)の経過時間に対応する値下げ率を値下げ区分ファイル27から読み取って値下げ価格と単価を計算し、ステップS6に進む。
一方、当該商品が値下げ商品でないと判断された場合は、通常価格(当初価格)を維持するものと判断し、ステップS5をスキップしてステップS6に進む。
このようにして当該商品の現在の価格と単価を決定した後、ステップS6において、価格情報ファイル26の現在価格、現在単価、値下げ率の欄に書き込む。同様の処理をステップS1で読み取った他の商品についても行い、ステップS7において、全ての商品について読み取ったと判断した段階でステップS8に移り、商品番号と現在単価をキーにして価格情報ファイル26を検索し、同一商品番号で現在単価が同じ商品の数量を集計する。さらにステップS9において、このようにして得られた現在の価格、単価、数量を棚札サーバー11に送り、棚札サーバー11の棚札ファイルを書き換えるとともに、トランシーバ14を介して値下げ価格、値下げ単価、値下げ率、数量を送信し、所定の棚番号の電子棚札12に図5や図6に例示した表示を行う。
また棚札サーバー11は、陳列棚31毎に値下げ商品の数量を集計し、値下げ商品の値下げ価格、単価、値下げ率、個数などについて、トランシーバ14を介して各陳列棚31に配置した値下げ商品表示装置13に送信し、これらの表示を行うようにする。また、店舗41全体として特に買い得となっているものや、早急に販売したいと考える商品に関しては、同様にして店舗41の入り口42付近に設置した大型の値下げ商品表示装置13に表示を行うことができる。
また、価格情報ファイル26に記録された商品が全て陳列棚31からなくなった場合は、電子棚札12の数量表示部分に「0」が表示され、これにより店員の注意が喚起される。また同時に、ストアコントローラ2に対して商品の残数量がゼロであることを送信することにより、商品の補充などに迅速に対処可能となっている。
一方、ストアコントローラ2に格納された商品情報ファイルは、POSシステム6からの販売情報がリアルタイムで反映され、商品情報ファイルの内容は常に新しいものに書き換わるようになっている。商品情報ファイルが書き換わるとLAN7を介してRFIDサーバー9と棚札サーバー11に対して所定の情報が任意の頻度で送信され、価格情報ファイル26と棚札ファイルが更新されるようになっている。
このように、本発明によれば、売り場に陳列されている商品に取り付けられた無線タグ(RFIDタグ)から識別情報を取得することにより、現時点における陳列商品をリアルタイムで確認可能となり、さらにこの確認された商品から値下げ対象商品を選定してこの値下げ価格や陳列数量などを電子表示装置で表示するようにした商品情報管理システムの提供が可能となる。
また、本発明によれば、売り場に陳列されている値下げ対象商品の陳列数量を集計するようにしたので、万引きなどにより商品がなくなっていたり、客が一度手に取った商品をもとの位置に返さなかったりした場合でも、早期に発見できるという効果を奏す。
なお、本発明は本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において適宜変更可能であることはいうまでもない。
本発明の実施の形態に係る商品情報管理システム1のブロック図である。 RFIDサーバー9の内部構造を示す構成図である。 RFIDサーバー9に格納されている価格情報ファイル26の一例を示す図である。 値下げ区分ファイル27の一部を示す構成図である。 電子棚札12の一表示状態を表す図である。 電子棚札12の他の表示状態を表す図である。 店舗41内に配置された陳列棚31の一例を表す図である。 図8は店舗41の概略平面図である。 商品の値下げ処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 商品情報管理システム
2 ストアコントローラ
3 RFIDシステム
4 電子棚札システム
5 ラベルプリンタ
6 POSシステム
7 LAN
8 RFIDタグ
9 RFIDサーバー
10 RFIDリーダ
11 棚札サーバー
12 電子棚札
13 値下げ商品表示装置
14 トランシーバ
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 表示部
25 操作部
26 価格情報ファイル
27 値下げ区分ファイル
31 陳列棚
32 棚板
33 陳列スペース
34 天井
41 店舗
42 入り口
43 電子キャッシュレジスタ
44 出口

Claims (4)

  1. 売り場に配置され、商品価格や単価などの価格情報を書き換え可能に表示する電子表示装置と、
    個別に割り当てられた識別情報を記憶して商品に取り付けられる無線タグと、
    この無線タグに記憶された前記識別情報を読み取る読み取り手段と、
    前記識別情報に対応する商品名や商品価格、単価などを含む商品情報を記憶する記憶手段と、
    前記読み取り手段によって読み取られた前記識別情報と前記商品情報にもとづいて商品名を特定するとともに、商品の製造または加工後の経過時間によって値下げを行う値下げ商品の前記価格情報を求める情報処理手段と、を備え、
    前記情報処理手段によって求められた値下げ商品の前記価格情報を前記電子表示装置で表示することを特徴とする、商品情報管理システム。
  2. 前記情報処理手段は、売り場に陳列されている商品の品目毎の数量を単価別に集計する機能を有し、前記情報処理手段によって求められた商品の品目毎の数量を前記価格情報とともに前記電子表示装置で表示することを特徴とする、請求項1に記載の商品情報管理システム。
  3. 前記電子表示装置は、売り場に陳列されている商品の品目毎に配置され、前記商品を品目毎に表示することを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の商品情報管理システム。
  4. 前記電子表示装置は、売り場に陳列されている複数品目の値下げ商品をまとめて表示することを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の商品情報管理システム。
JP2004092149A 2004-03-26 2004-03-26 商品情報管理システム Pending JP2005270558A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004092149A JP2005270558A (ja) 2004-03-26 2004-03-26 商品情報管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004092149A JP2005270558A (ja) 2004-03-26 2004-03-26 商品情報管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005270558A true JP2005270558A (ja) 2005-10-06

Family

ID=35170818

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004092149A Pending JP2005270558A (ja) 2004-03-26 2004-03-26 商品情報管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005270558A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007049465A1 (ja) * 2005-10-28 2007-05-03 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha 商品登録処理システム
JP2007226713A (ja) * 2006-02-27 2007-09-06 Ishida Co Ltd 電子棚札システム
WO2008146576A1 (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Sanden Corporation 販売価格設定システム
JP2009172274A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Ishida Co Ltd 電子棚札システム
KR100936353B1 (ko) 2007-11-27 2010-01-12 엘지이노텍 주식회사 근거리 무선 통신을 이용한 매장 관리 시스템
JP2011096037A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Seiko Instruments Inc 情報表示システムおよび管理装置
JP2011227778A (ja) * 2010-04-21 2011-11-10 Toshiba Tec Corp 情報表示装置及び印刷装置
JP2011227776A (ja) * 2010-04-21 2011-11-10 Toshiba Tec Corp 情報表示装置及び印刷装置
JP2012043035A (ja) * 2010-08-13 2012-03-01 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> サービス提供システムおよびサービス提供方法
JP6013629B1 (ja) * 2015-07-17 2016-10-25 株式会社オプトエレクトロニクス デジタルサイネージと連携したeslシステムおよびこれに用いられるeslサーバ
JP2020187786A (ja) * 2020-07-22 2020-11-19 データシステム株式会社 商品売場のリアルタイム価格表示器
US11488456B2 (en) 2018-05-31 2022-11-01 Nec Corporation Article management system, article management apparatus, article management method, and storage medium

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000003476A (ja) * 1998-06-16 2000-01-07 Hitachi Ltd 値引き情報管理方法
JP2002083369A (ja) * 2000-09-06 2002-03-22 Sharp Corp 商品管理システム
JP2002083368A (ja) * 2000-09-08 2002-03-22 Dainippon Printing Co Ltd 商品と顧客情報の連携システム
JP2002133519A (ja) * 2000-10-23 2002-05-10 Sato Corp 値札の価格変更方法およびその値札
JP2003006740A (ja) * 2001-06-22 2003-01-10 Teraoka Seiko Co Ltd 商品生産データ及び販売データ管理方法並びに商品生産データ及び販売データ管理システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000003476A (ja) * 1998-06-16 2000-01-07 Hitachi Ltd 値引き情報管理方法
JP2002083369A (ja) * 2000-09-06 2002-03-22 Sharp Corp 商品管理システム
JP2002083368A (ja) * 2000-09-08 2002-03-22 Dainippon Printing Co Ltd 商品と顧客情報の連携システム
JP2002133519A (ja) * 2000-10-23 2002-05-10 Sato Corp 値札の価格変更方法およびその値札
JP2003006740A (ja) * 2001-06-22 2003-01-10 Teraoka Seiko Co Ltd 商品生産データ及び販売データ管理方法並びに商品生産データ及び販売データ管理システム

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8025225B2 (en) 2005-10-28 2011-09-27 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Merchandise registration processing system
US7654453B2 (en) 2005-10-28 2010-02-02 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Merchandise registration processing system
WO2007049465A1 (ja) * 2005-10-28 2007-05-03 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha 商品登録処理システム
JP2007226713A (ja) * 2006-02-27 2007-09-06 Ishida Co Ltd 電子棚札システム
WO2008146576A1 (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Sanden Corporation 販売価格設定システム
KR100936353B1 (ko) 2007-11-27 2010-01-12 엘지이노텍 주식회사 근거리 무선 통신을 이용한 매장 관리 시스템
JP2009172274A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Ishida Co Ltd 電子棚札システム
JP2011096037A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Seiko Instruments Inc 情報表示システムおよび管理装置
JP2011227778A (ja) * 2010-04-21 2011-11-10 Toshiba Tec Corp 情報表示装置及び印刷装置
JP2011227776A (ja) * 2010-04-21 2011-11-10 Toshiba Tec Corp 情報表示装置及び印刷装置
JP2012043035A (ja) * 2010-08-13 2012-03-01 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> サービス提供システムおよびサービス提供方法
JP6013629B1 (ja) * 2015-07-17 2016-10-25 株式会社オプトエレクトロニクス デジタルサイネージと連携したeslシステムおよびこれに用いられるeslサーバ
US11488456B2 (en) 2018-05-31 2022-11-01 Nec Corporation Article management system, article management apparatus, article management method, and storage medium
JP2020187786A (ja) * 2020-07-22 2020-11-19 データシステム株式会社 商品売場のリアルタイム価格表示器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003022480A (ja) 期限切れ製品の管理方法及びその管理システム
JP2009176193A (ja) 商品販売システム
JP2008293123A (ja) 販売価格設定システム
JP2001048143A (ja) 商品の値付け装置
JP2005270558A (ja) 商品情報管理システム
JP2012164055A (ja) 商品管理装置
JP3960274B2 (ja) 商品管理システムおよび商品管理プログラム
JP2004295487A (ja) 顧客誘導システム
JP2023011820A (ja) 計量装置、商品データ処理システム、及びその方法
Yaw Wong et al. Radio frequency identification data capture and its impact on shelf replenishment
JP6336861B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム
KR101049999B1 (ko) 소비자 추적 방법 및 장치
CN115735221A (zh) 信息处理***、信息处理方法以及程序
JP3975743B2 (ja) 商品の値付け及び登録システム
JP5050808B2 (ja) 印字システム
JP3982244B2 (ja) 商品登録処理方法およびposシステム
JP2009110134A (ja) キャッシュレジスタシステム
JP2009230445A (ja) サービスエリア等の店舗における賞味期限または消費期限管理方法
JPH08101974A (ja) 販売登録装置
JP2011227778A (ja) 情報表示装置及び印刷装置
JP2008243236A (ja) 商品販売管理方法及びシステム
JP2007233518A (ja) サーバ装置および制御プログラム
JP2001216565A (ja) 商品の値付け方法および値付けシステム
JP4600430B2 (ja) バーコードを利用したチエックシステム
TWI651669B (zh) 依物品保存期限降價折扣系統及其方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070322

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100927

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101126

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110805

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110815

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20110916