JP4966746B2 - 電子鍵盤楽器 - Google Patents

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本発明は、響板を振動させることによって楽音を発生させる電子鍵盤楽器に関する。
従来、この種の電子鍵盤楽器として、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。この電子鍵盤楽器は、グランド型の電子ピアノであり、アコースティックのグランドピアノと同様の響板を備えている。この響板は、厚さが均一の木製板から成り、グランドピアノと同じ平面形状を有し、水平に設けられている。また、この響板の上面には、低音域の楽音を発生させるための低音用加振器、および高音域の楽音を発生させるための高音用加振器が取り付けられている。低音用加振器は、比較的低い周波数帯域で振動する振動特性を有しており、一方、高音用加振器は、比較的高い周波数帯域で振動する振動特性を有している。
演奏の際に鍵が押鍵されると、押鍵状態に基づく楽音信号が生成され、低音用および/または高音用加振器に出力される。それにより、両加振器の少なくとも一方が、響板を振動させることによって、楽音が発生する。このように、この電子鍵盤楽器では、アコースティックピアノと同様、響板を振動させることによって楽音を発生させるので、一般的な電子鍵盤楽器のスピーカから放音される楽音に比べて、アコースティックピアノに近似した広がりのある楽音が得られる。
上述したように、この電子鍵盤楽器では、低音用および高音用加振器が響板に取り付けられているため、低音域の楽音を発生させる場合には、主として低音用加振器によって、響板全体を比較的低い振動数で振動させる一方、高音域の楽音を発生させる場合には、主として高音用加振器によって、響板全体を比較的高い振動数で振動させる。しかし、この電子鍵盤楽器では、響板の厚さが均一であるために、低音域および高音域の両方において、良質な楽音を発生させることは困難である。
例えば、響板の厚さが比較的厚く、響板が低い振動数による振動に適する場合には、低音域において良質な楽音が得られるものの、響板を高い振動数で十分に振動させることができず、高音域の楽音を良好に発生させることができない。逆に、響板の厚さが比較的薄く、響板が高い振動数による振動に適する場合には、高音域において良質な楽音が得られるものの、低音域の楽音を良好に発生させることができない。このように、響板を備えた従来の電子鍵盤楽器では、低音域から高音域にわたって良質の楽音を得ることは困難である。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、低音域から高音域にわたり、アコースティックピアノに近似した良質の楽音を得ることができる電子鍵盤楽器を提供することを目的とする。
特開2007−47273号公報
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、複数の鍵の押鍵状態に基づいて楽音信号を生成し、生成された楽音信号に基づいて楽音を発生させる電子鍵盤楽器であって、所定の厚さを有する低音発生部と、この低音発生部と平面的に区分され、低音発生部よりも薄い所定の厚さを有する高音発生部と、を有する響板と、所定の第1周波数帯域で振動する振動特性を有し、響板の低音発生部に設けられ、楽音信号に基づいて低音発生部を振動させることにより、主として低音域の楽音を発生させる低音用加振器と、第1周波数帯域よりも高い周波数を含む所定の第2周波数帯域で振動する振動特性を有し、響板の高音発生部に設けられ、楽音信号に基づいて高音発生部を振動させることにより、主として高音域の楽音を発生させる高音用加振器と、を備えていることを特徴とする。
この構成によれば、響板は、低音発生部と高音発生部に平面的に区分されており、低音発生部は、所定の厚さを有し、高音発生部は、低音発生部よりも薄い所定の厚さを有している。また、響板の低音発生部および高音発生部にはそれぞれ、低音用加振器および高音用加振器が設けられている。低音用加振器は、所定の第1周波数帯域で振動する振動特性を有しており、複数の鍵の押鍵状態に基づいて生成された楽音信号に基づき、低音発生部を振動させることによって、主として低音域の楽音を発生させる。一方、高音用加振器は、第1周波数帯域よりも高い周波数を含む所定の第2周波数帯域で振動する振動特性を有しており、上記の楽音信号に基づき、高音発生部を振動させることによって、主として高音域の楽音を発生させる。
以上のように、厚さがより大きな響板の低音発生部を、低音用加振器によって、比較的低い振動数で振動させることにより、低音域の楽音を良好に発生させることができる。一方、厚さがより小さな響板の高音発生部を、高音用加振器によって、比較的高い振動数で振動させることにより、高音域の楽音を良好に発生させることができる。以上のように、単一の響板において、低音域および高音域の両方において良質な楽音を発生させることができ、それにより、低音域から高音域にわたり、アコースティックピアノに近似した広がりや深みのある良質の楽音を得ることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の電子鍵盤楽器において、高音発生部は、響板の一端部から他端部にわたって連続的に配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、高音発生部が響板の一端部から他端部にわたって連続的に配置されているので、響板全体に対する高音発生部の面積を比較的大きくすることができる。これにより、低音域と比較して指向性の強い高音域の楽音を、面積の大きな高音発生部から発生させることにより、より広がりのある楽音を得ることができる。
以下、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1および図2は、本発明を適用したアップライト型の電子ピアノを示している。この電子ピアノ1(電子鍵盤楽器)は、ピアノ本体2と、ピアノ本体2を支持するスタンドユニット3などで構成されている。ピアノ本体2およびスタンドユニット3の左右の側面には、両者を覆うように、縦長の親板4、4がそれぞれ取り付けられている。
ピアノ本体2の外装は、左右の腕木5、5と、腕木5、5の下端部間および上端部間にそれぞれ延びる水平な棚板6および天板7と、腕木5、5の後端部間を覆う背板8などで構成されている。ピアノ本体2には、鍵盤装置9、操作パネル10および高音用スピーカ12などが設けられている。
鍵盤装置9は、棚板6上に左右方向に並設された多数の鍵13から成る鍵盤14と、鍵13ごとに設けられ、押鍵された鍵13に連動して回動するハンマー(図示せず)と、鍵13ごとに設けられ、その押鍵情報を検出する鍵センサ15(図4参照)を備えている。鍵13は、主に木質材から成り、アコースティックなアップライトピアノの鍵とほぼ同様に構成されていて、その中央において回動自在に支持されている。鍵センサ15は、ゴムスイッチなどで構成され、対応する鍵13の押鍵の有無(オン/オフ)および押鍵速度(ベロシティ)を、押鍵に伴って回動するハンマーを介して検出する。
操作パネル10は、鍵盤14の上方に配置されており、電子ピアノ1の音色、音量や音響効果などを設定するための操作ボタンおよび操作レバーや、それらの設定状態を表示するための表示器などが設けられている。
高音用スピーカ12は、2つのドームツイータで構成され、主として楽音の高音成分を再生するものであり、ピアノ本体2内の上部の左右の端部に、鍵盤蓋16の上方の横長開口17に臨み、放音面が前方に向いた状態で配置されている。なお、横長開口17の前面には、メッシュカバー17aが設けられており、高音用スピーカ12で再生された楽音が、メッシュカバー17aを介して、良好に放音される。
スタンドユニット3は、左右の妻土台18、18、左右の側板19、19、ペダル土台21、下前板22、響板23およびスタンド天板24などにより、ボックス状に組み立てられている。ペダル土台21は、妻土台18、18の後部間に連結され、左右方向に延びており、その中央には、3つのペダル25が回動自在に設けられている。各妻土台18の上面前端部には、棚板6の前端部を下方から支持する棚受柱20が立設されている。なお、各棚受柱20は、その上面において、前後方向に延びる板金(図示せず)によって、対応する後方の側板19の上面に連結されている。下前板22は、左右の側板19、19、ペダル土台21およびスタンド天板24で取り囲まれた空間の前端を覆うように設けられている。また、響板23は、上記の空間の後端部の外周に沿って取り付けられた打廻し26の前面に固定され、スタンドユニット3の背面を覆うように設けられている。なお、下前板22の上部には、正面形状が横長矩形状のメッシュカバー22aが設けられている。
図2に示すように、響板23の前面には、3つの加振器27A、27B、27Bが取り付けられており、響板23およびそれらの加振器27A、27B、27Bによって、響板スピーカ28が構成されている。響板23は、アコースティックなアップライトピアノの響板と同様、例えばスプルスなどから成る複数のむくの板材を継ぎ合わせることによって、正面形状が横長矩形状に形成されている。また、響板23の背面には、複数の響棒29が貼り付けられている。これらの響棒29は、響板23における振動の伝達速度を高めるためのものであり、響板23の各板材の継ぎ合わせ方向と直交するとともに、互いに平行に斜めに延びている。
図2および図3に示すように、響板23は、響板23の大部分を占める低音発生部23aと、上側の左右の隅部にそれぞれ設けられ、所定サイズの矩形状に形成された中高音発生部23b、23b(高音発生部)とに平面的に区分されている。低音発生部23aは、所定の厚さ(例えば6mm)を有しており、各中高音発生部23bは、低音発生部23aよりも薄い所定の厚さ(例えば4mm)を有している。なお、このような部分的に薄い中高音発生部23bを有する響板23の製造は、例えば、低音発生部23aに求められる厚さを有する半製品の響板を作製した後、中高音発生部23aを形成すべき部分を、適当な切削工具(例えばかんな)で切削することなどによって行われる。
また、響板23の低音発生部23aの所定位置には、低音用加振器27Aが設けられており、各中高音発生部23bの所定位置には、中高音用加振器27B(高音用加振器)が設けられている。これらの低音用加振器27Aおよび中高音用加振器27Bはいずれも、電磁式のものであり、前者27Aが所定の周波数帯域(第1周波数帯域、例えば30Hz〜2kHz)で振動する振動特性を有する一方、後者27Bが上記の周波数帯域よりも高い周波数を含む所定の周波数帯域(第2周波数帯域、例えば300Hz〜6kHz)で振動する振動特性を有している。これらの加振器27A、27Bは、鍵13が押鍵されると、後述する楽音発生装置30から出力される駆動信号によって、少なくとも一方が駆動され、響板23の低音発生部23aおよび/または中高音発生部23b、23bを振動させることによって、楽音を発生させる。
楽音発生装置30は、ピアノ本体2に内蔵されており、図4に示すように、センサスキャン回路31、パネルスキャン回路32、CPU33、ROM34、RAM35、音源回路36、波形メモリ37、DSP38、左右のチャンネル用のD/A変換器39L、39R、中高音用フィルタ40L、40R、中高音用パワーアンプ41L、41R、加算器42、低音用フィルタ43、および低音用パワーアンプ44で構成されている。
センサスキャン回路31は、鍵センサ15の検出信号に基づいて、鍵13のオン/オフ情報、オンまたはオフされた鍵13を特定するキーナンバ情報、およびオンされた鍵13のベロシティを表すタッチデータを、鍵13の押鍵情報データとしてCPU33に出力する。
パネルスキャン回路32は、操作ボタンや操作レバーの操作状態を検出し、操作情報データとしてCPU33に出力する。
CPU33は、センサスキャン回路31からの押鍵情報データに応じて、ROM34に記憶された制御プログラムなどに従って、後述する楽音信号SMを生成するための制御信号を生成し、音源回路36に出力する。また、CPU33は、パネルスキャン回路32からの操作情報データに応じ、ROM34に記憶された固定データを検索することによって、音色、音量や音響効果を制御するための音響信号を生成し、DSP38に出力する。
ROM34は、CPU33で実行される制御プログラムの他、音色、音量や音響効果を制御するための制御用の固定データなどを記憶している。これらの固定データは、左右のチャンネルに応じた値に設定されている。また、RAM35は、電子ピアノ1の動作状態を表すステータス情報などを一時的に記憶するとともに、CPU33の作業領域としても使用される。
音源回路36は、CPU33からの制御信号に従って、音源波形データおよびエンベロープデータを波形メモリ37から読み出し、読み出した音源波形データにエンベロープデータを付加することによって、原音となる楽音信号SMを生成し、DSP38に出力する。
DSP38に入力された楽音信号SMは、左右のチャンネルの楽音信号に分岐される。DSP38は、これらの楽音信号に、CPU33からの音響信号に従って所定の音響効果などを付加することにより、楽音信号SL、SRを生成し、D/A変換器39L、39Rにそれぞれ出力する。
D/A変換器39L、39Rは、デジタルの楽音信号SL、SRをアナログの楽音信号SLA、SRAに変換した後、中高音用フィルタ40L、40Rおよび加算器42に出力する。
中高音用フィルタ40L、40Rは、ハイパスフィルタまたはバンドパスフィルタで構成されており、楽音信号SLA、SRAのうち、中高音域に相当する周波数成分を通過させ、楽音信号SLMH、SRMHとして、中高音用パワーアンプ41L、41Rにそれぞれ出力する。
中高音用パワーアンプ41L、41Rは、楽音信号SLMH、SRMHを所定の利得で増幅した後、左チャンネルの楽音信号SLMHを、左側の中高音用加振器27Bおよび高音用スピーカ12に出力するとともに、右チャンネルの楽音信号SRMHを、右側の中高音用加振器27Bおよび高音用スピーカ12に出力する。これにより、左右の中高音用加振器27B、27Bが駆動され、響板23の中高音発生部23b、23bを比較的高い振動数で振動させることによって、中高音域の楽音が発生する。また、左右の高音用スピーカ12、12は、楽音信号SLMH、SRMHを再生し、中高音用加振器27Bによる楽音よりも高いものを含む高音域の楽音を放音する。
加算器42は、左右のチャンネルの楽音信号SLA、SRAを加算した後、低音用フィルタ43に出力する。
低音用フィルタ43は、バンドパスフィルタで構成されており、加算器42から出力された楽音信号のうち、低音域に相当する周波数成分を通過させ、楽音信号SLOとして、低音用パワーアンプ44に出力する。
低音用パワーアンプ44は、楽音信号SLOを所定の利得で増幅した後、低音用加振器27Aに出力する。これにより、低音用加振器27Aが駆動され、響板23の低音発生部23aを比較的低い振動数で振動させることによって、低音域の楽音が発生する。
以上のように、本実施形態によれば、厚さがより大きな響板23の低音発生部23aを、低音用加振器27Aによって、比較的低い振動数で振動させるので、低音域の楽音を良好に発生させることができる。また、厚さがより小さな響板23の各中高音発生部23bを、中高音用加振器27Bによって、比較的高い振動数で振動させるので、中高音域の楽音も良好に発生させることができる。以上のように、単一の響板23において、低音域および中高音域の両方において良質な楽音を発生させることができ、それにより、低音域から高音域にわたり、アコースティックピアノに近似した広がりや深みのある良質の楽音を得ることができる。
また、響板23、低音用加振器27Aおよび中高音用加振器27B、27Bで構成された響板スピーカ28により、上記のようにして発生した楽音は、響板23の後方に広がるように放音されるとともに、下前板22の上部のメッシュカバー22aを介して、前方にも広がるように放音される。これにより、アコースティックピアノにより近似した良質の楽音を得ることができることに加えて、演奏者が音に包まれるような状態で演奏を行うことができる。
なお、本発明は、説明した上記実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、響板23の中高音発生部23bからの中高音域の楽音を良好に発生させることができるのであれば、中高音発生部23bとして、各種のサイズ、形状およびレイアウトを採用することが可能である。例えば、図5に示すように、中高音発生部23bを、響板23の上部の左端部から右端部にわたって連続的に配置してもよい。この場合には、響板23全体に対する中高音発生部23bの面積をより大きくすることができる。これにより、低音域と比較して指向性の強い中高音域の楽音を、面積の大きな中高音発生部23bから発生させることにより、より広がりのある楽音を得ることができる。
また、実施形態では、アップライト型の電子ピアノを例示したが、本発明はグランド型の電子ピアノにももちろん、適用可能である。さらに、実施形態では、低音用加振器27Aおよび中高音用加振器27Bと、高音用スピーカ12を併用したが、中高音用加振器27Bとして、より高音域の楽音を発生させることができるものを採用することにより、高音用スピーカ12を省略することも可能である。
また、響板23を作製する場合、互いに異なる材質の板材を継ぎ合わせてもよい。例えば、響板23のうち、低音発生部23aに相当する部分を合板で構成し、中高音発生部23bに相当する部分をスプルスで構成してもよい。この場合には、響板23全体を合板で構成する場合に比べて、中高音発生部23bからより良質の楽音を発生させることができる。また、実施形態で示した電子ピアノ1の細部の構成などは、あくまで例示であり、本発明の趣旨の範囲内で適宜、変更することができる。
本発明の一実施形態によるアップライト型の電子ピアノを示す斜視図である。 図1の電子ピアノを示す図であり、(a)背面図、(b)A−A線に沿う断面の内部構造図である。 加振器の周囲を示す図であり、(a)図2のA−A線に沿う側断面図、(b)図2のB−B線およびB’−B’線に沿う側断面図である。 楽音発生装置の回路構成を示す図である。 響板および加振器の配置の変形例を説明するための電子ピアノの背面図である。
符号の説明
1 電子ピアノ(電子鍵盤楽器)
13 鍵
14 鍵盤
23 響板
23a 低音発生部
23b 中高音発生部(高音発生部)
27A 低音用加振器
27B 中高音用加振器(高音用加振器)
28 響板スピーカ

Claims (2)

  1. 複数の鍵の押鍵状態に基づいて楽音信号を生成し、当該生成された楽音信号に基づいて楽音を発生させる電子鍵盤楽器であって、
    所定の厚さを有する低音発生部と、この低音発生部と平面的に区分され、当該低音発生部よりも薄い所定の厚さを有する高音発生部と、を有する響板と、
    所定の第1周波数帯域で振動する振動特性を有し、前記響板の前記低音発生部に設けられ、前記楽音信号に基づいて当該低音発生部を振動させることにより、主として低音域の楽音を発生させる低音用加振器と、
    前記第1周波数帯域よりも高い周波数を含む所定の第2周波数帯域で振動する振動特性を有し、前記響板の前記高音発生部に設けられ、前記楽音信号に基づいて当該高音発生部を振動させることにより、主として高音域の楽音を発生させる高音用加振器と、
    を備えていることを特徴とする電子鍵盤楽器。
  2. 前記高音発生部は、前記響板の一端部から他端部にわたって連続的に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電子鍵盤楽器。
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