JP4965341B2 - プローブユニットおよび回路基板検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、挿通孔が形成された一対の支持部を有する本体部と先端部側および基端部側が一対の挿通孔にそれぞれ挿通された状態で本体部に支持されるプローブピンとを備えたプローブユニット、並びにそのプローブユニットを備えた回路基板検査装置に関するものである。
この種のプローブユニットとして、特開2000−292439号公報に開示された垂直作動型プローブガード(以下、単に「プローブガード」ともいう)が知られている。このプローブガードは、中央部に座屈部を有する複数のプローブと、プローブに接触される配線パターンが形成された基板と、複数の貫通孔がそれぞれ形成された上側支持基板および下側支持基板を備えたプローブ支持部材とを備えて構成されている。この場合、このプローブガードでは、各プローブが、上側支持基板の貫通孔および下側支持基板の貫通孔に貫通させられた状態で接着剤によって上側支持基板に固定されている。このため、このプローブガードには、プローブを交換する際のプローブの取り外し作業および取り付け作業が煩雑であるという問題点が存在する。
この問題点を解決すべく、出願人は、図7に示すように、プローブピン111の中央部123に、隣接する他のプローブピン111との絶縁を兼ねたコーティング処理を施すことで、中央部123を第1支持部131の挿通孔131aよりも大径となるように構成したプローブユニット102を開発している。このプローブユニット102では、挿通孔131aよりも大径に形成した中央部123の先端(詳しくはコーティング材料の端面)を第1支持部131における挿通孔131aの縁部に当接させることで、先端部121の突出側へのプローブピン111の移動を規制すると共に、第1支持部131の外側(同図における下方向)への先端部121の突出長を調整している。
特開2000−292439号公報(第3頁、第1図)
ところが、出願人が開発した上記のプローブユニット102には、改善すべき以下の課題がある。すなわち、このプローブユニット102では、大径に形成した中央部123の端部を第1支持部131における挿通孔131aの縁部に当接させることで、突出側へのプローブピン111の移動を規制して先端部121の突出長を調整している。つまり、このプローブユニット102では、プローブピン111における中央部123の長さ(中央部123における先端部121側の端部の位置)によって先端部121の突出長が1つの長さに固定される。一方、この種のプローブユニット102では、検査対象体の種類に応じて先端部121の突出長を異ならせる必要がある。
具体的には、例えば、接触対象としてのハンダバンプの高さにばらつきがある検査対象体を検査する際には、その高さのばらつきを先端部121の変形等によって吸収して各ハンダバンプに先端部121を確実に接触させるために、先端部121の突出長を長く規定する必要がある。これとは逆に、ハンダバンプの高さのばらつきが少なくかつハンダバンプ間の距離(ピッチ)が短い検査対象体を検査する際には、先端部121の変形による接触位置のずれを防止するために、先端部121の突出長を短く規定する必要がある。しかしながら、プローブピン111における先端部121の突出長が1つの長さに固定されているため、先端部121の突出長の異なる複数種類のプローブユニット102を製造する際には、プローブユニット102の種類毎に異なる種類のプローブピン111を用意する必要があり、プローブピン111の共通化が困難となっている。したがって、その分、プローブユニット102の製造コストの低減が困難であり、この点の改善が望まれている。
本発明は、かかる解決すべき課題に鑑みてなされたものであり、製造コストを低減し得るプローブユニットおよび回路基板検査装置を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載のプローブユニットは、第1挿通孔が形成された板状の第1支持部および当該第1支持部に対して対向配置されると共に第2挿通孔が形成された板状の第2支持部を有する本体部と、先端部および基端部が前記第1挿通孔および前記第2挿通孔にそれぞれ挿通されると共に外表面が非導電性を有するように形成された中央部が湾曲させられた状態で前記本体部によって支持されるプローブピンとを備えたプローブユニットであって、前記プローブピンは、前記中央部よりも大径の大径部を前記基端部の一部として有して構成され、前記第2挿通孔は、前記中央部よりも大径でかつ前記大径部よりも小径であって前記第1支持部側に位置する小径孔と、前記大径部よりも大径であって前記小径孔に連通する大径孔とで構成され、前記第2支持部は、前記小径孔が形成された第1支持板と、前記大径孔が形成された第2支持板とを備えて構成され、前記第1支持板および前記第2支持板のいずれか一方は、前記小径孔および前記大径孔の各々の中心軸が同軸状態となる第1の位置と当該両中心軸が軸ずれした状態となる第2の位置との間を当該両支持板のいずれか他方に対してスライド可能に構成されている。
また、請求項2記載のプローブユニットは、請求項1記載のプローブユニットにおいて、前記大径部は、前記基端部の一部にコーティング材料をコーティングすることによって形成されている。
また、請求項記載の回路基板検査装置は、請求項1または2記載のプローブユニットと、当該プローブユニットを移動させる移動機構と、前記プローブユニットを介して入力した電気信号に基づいて検査対象体に対する電気的検査を実行する検査部とを備えている。
請求項1記載のプローブユニットによれば、中央部よりも大径の大径部を基端部の一部として有してプローブピンを構成し、中央部よりも大径でかつ大径部よりも小径であって第1支持部側に位置する小径孔と大径部よりも大径であって小径孔に連通する大径孔とで第2挿通孔を構成したことにより、第2支持部における小径孔の縁部に大径部の端部を当接させることで突出側へのプローブピンの移動を規制して先端部の突出長を調整することができる。このため、コーティング材料がコーティングされた中央部の先端部を第1支持部における挿通孔の縁部に当接させることで突出側へのプローブピンの移動を規制して先端部の突出長を調整する従来の構成とは異なり、第1支持部と第2支持部との間の距離を変更することで、先端部の突出長を任意に変更することができる。したがって、このプローブユニットによれば、先端部の突出長が異なる複数種類のプローブユニットを同じプローブピンを用いて製造することができる(つまりプローブピンの共通化ができる)ため、その分、プローブユニットの製造コスト、ひいては回路基板検査装置の製造コストを十分に低減することができる。また、このプローブユニットによれば、湾曲量が比較的少ない基端部側に設けた大径部の端部と第2支持部における小径孔の縁部とを当接させるため、検査を繰り返したとしても、大径部と小径孔の縁部とが大きく離反しない分、両者が当接する際の衝撃を十分に小さく抑えることができる。したがって、当接部分の損傷を少なく抑えることができる結果、プローブピンの交換頻度を十分に少なく抑えることができる。また、小径孔が形成された第1支持板と、大径孔が形成された第2支持板とを備えて第2支持部を構成したことにより、ストレート形状の小径孔および大径孔を第1支持板および第2支持板に個別に形成することで第2支持部を作製することができるため、例えば、小径孔および大径孔が連通された状態の段付き孔と同形状の挿通孔を単一の板部材に形成して第2支持部を作製するのと比較して、高精度かつ容易に第2支持部を作製することができる。さらに、第1支持板および第2支持板のいずれか一方を、小径孔および大径孔の各々の中心軸が同軸状態となる第1の位置と、各々の中心軸が軸ずれした状態となる第2の位置との間を両支持板のいずれか他方に対してスライド可能に構成したことにより、いずれか一方の支持板を第1の位置にスライドさせた状態でプローブピンを第1挿通孔、小径孔および大径孔に挿通させた後に、その支持板を第2の位置にスライドさせるだけで、プローブピンの中央部を確実かつ容易に所定の向きに湾曲させることができる。
また、請求項2記載のプローブユニットによれば、プローブピンの基端部の一部にコーティング材料をコーティングして大径部を形成したことにより、例えば、プローブピンの基端部を切削加工して大径部を基端部に一体形成する構成と比較して、プローブピンを十分に安価に構成することができる結果、その分、プローブユニットを安価に構成することができる。
また、請求項記載の回路基板検査装置によれば、上記のプローブユニットを備えたことにより、上記の各プローブユニットが有する効果と同様の効果を実現することができる。
以下、本発明に係るプローブユニットおよび回路基板検査装置の最良の形態について、図面を参照して説明する。
最初に、回路基板検査装置1の構成について説明する。図1に示す回路基板検査装置1は、本発明に係る回路基板検査装置の一例であって、例えば、回路基板100(本発明における検査対象体の一例)に対して所定の電気的検査を実行可能に構成されている。具体的には、回路基板検査装置1は、同図に示すように、プローブユニット(ピンブロック)2、移動機構3、基板支持部4、検査部5および制御部6を備えて構成されている。
プローブユニット2は、図2,3に示すように、複数のプローブピン11、本体部12および電極板13を備えて構成されている。プローブピン11は、本発明におけるプローブピンの一例であって、図4に示すように、全体として針状(円柱状)に構成されると共に、先端部21および基端部22の先端がそれぞれ鋭利に形成されている。また、プローブピン11は、プローブ本体20が導電性を有する金属材料(一例として、ベリリウム銅合金、SKH(高速度工具鋼)およびタングステン鋼など)によって弾性変形可能に構成されている。また、プローブピン11の中央部23には、絶縁性を有するコーティング材料(一例として、テフロン(登録商標)等のフッ素系樹脂、ポリウレタン、ポリエステルおよびポリイミドなど)を用いたコーティング処理が施されている。このため、中央部23は、プローブ本体20(先端部21や、後述する大径部24を除く基端部22)よりもやや大径に形成されている。また、基端部22には、上記したコーティング材料を用いたコーティング処理が施されることにより、中央部23よりもやや大径の大径部24が形成されている。
本体部12は、図2に示すように、第1支持部31、第2支持部32および連結部33を備えて構成されている。第1支持部31は、非導電性を有する樹脂材料等によって板状に形成されている。また、第1支持部31には、図3に示すように、プローブピン11の先端部21を挿通させるための複数の第1挿通孔31aが形成されている。この場合、本発明に係るプローブユニット2では、後述するように、大径部24がプローブピン11の先端部21側への移動を規制する。このため、このプローブユニット2では、コーティング材料がコーティングされた中央部123の端部(詳しくはコーティング材料の端面)が第1支持部131における挿通孔131aの縁部に当接してプローブピン111の移動を規制する従来の構成とは異なり、第1挿通孔31aの内径を中央部23よりもやや大径に規定することで、先端部21および中央部23の両者を第1挿通孔31aに挿通させることが可能となっている。
第2支持部32は、図3に示すように、第1支持部31側に位置する第1支持板41、および電極板13側(第1支持板41における第1支持部31に対向する面の裏面側)に位置する第2支持板42を備えて構成されている。第1支持板41は、非導電性を有する樹脂材料等によって板状に形成されている。また、第1支持板41(つまり第2支持部32)は、第1支持部31に対して平行(ほぼ平行)となるようにして対向配置されて、図2に示すように、連結部33によって第1支持部31に連結されている。また、第1支持板41には、図3に示すように、複数の小径孔41aが形成されている。この場合、小径孔41aは、プローブピン11の中央部23よりもやや大径でかつプローブピン11の大径部24よりもやや小径に、つまりプローブピン11の中央部23が挿通可能でかつ大径部24が挿通不能な大きさにその内径が規定されている。
さらに、第1支持板41には、図3に示すように、固定ピン43を挿入可能な挿入孔41c,41dが形成されている。この場合、挿入孔41cは、図5に示すように、プローブユニット2の組み立てに際してプローブピン11を第1挿通孔31a、小径孔41aおよび後述する大径孔42aに挿通させるときに、第1挿通孔31a、各小径孔41aおよび各大径孔42aにおける各々の中心軸が同軸状態となる位置(第1の位置)に第1支持板41および第2支持板42を位置合わせする際に用いられる。また、挿入孔41dは、図6に示すように、小径孔41aおよび大径孔42aにおける各々の中心軸が軸ずれした状態となる位置(第2の位置)に第1支持板41および第2支持板42を位置させて、第1挿通孔31a、小径孔41aおよび大径孔42aに挿通させたプローブピン11を湾曲(弾性変形)させる際に用いられる。
第2支持板42は、図3に示すように、非導電性を有する樹脂材料等によって板状に形成されて、上記した第1の位置と第2の位置との間を第1支持板41に対してスライド可能に第1支持板41の外側(同図における上側)に配設されている。また、第2支持板42には、同図に示すように、複数の大径孔42aが形成されている。この場合、大径孔42aは、その内径がプローブピン11の大径部24よりもやや大径に、つまり大径部24を挿通可能な大きさにその内径が規定されている。また、大径孔42aは、第1支持部31側に位置する小径孔41aに連通して電極板13側(第1支持板41の裏面側)に位置するように、その形成位置が規定されている。なお、同図に示すように、小径孔41aおよび大径孔42aによって本発明における第2挿通孔32aが構成され、この第2挿通孔32a(小径孔41aと大径孔42aとで形成される空間内)に上記したプローブピン11の大径部24および基端部22が収容される。
さらに、第2支持板42には、図3に示すように、上記した固定ピン43を挿入可能な挿入孔42c,42dが形成されている。この場合、挿入孔42cは、図5に示すように、第2支持板42を上記した第1の位置に位置させた(スライドさせた)状態において、その中心軸と挿入孔41cの中心軸とが同軸状態となるようにその形成位置が規定されている。また、挿入孔42dは、図6に示すように、第2支持板42を上記した第2の位置に位置させた状態において、その中心軸と挿入孔41dの中心軸とが同軸状態となるようにその形成位置が規定されている。
ここで、上記したプローブピン11における先端部21、基端部22、中央部23および大径部24の各々の外径、並びに第1挿通孔31a、小径孔41aおよび大径孔42aの各々の内径の大小関係は、次の関係式で表される。
E1=E2<E3<I1≦I2<E4<I3・・・式(1)
E1:先端部21の外径
E2:基端部22の外径
E3:中央部23の外径
E4:大径部24の外径
I1:第1挿通孔31aの内径
I2:小径孔41aの内径
I3:大径孔42aの内径
電極板13は、図3に示すように、非導電性を有する樹脂材料等によって板状に形成されて、本体部12の第2支持部32(第2支持板42)の外側(同図における上側)に当接させられた状態で、本体部12と共に移動機構3の取り付け板(図示せず)に固定される。また、電極板13における各プローブピン11の各基端部22との接触部位には、同図に示すように、導電性を有する端子13aが嵌め込まれており、この各端子13aには、プローブピン11と検査部5とを電気的に接続するためのケーブル13bがそれぞれ接続されている。
移動機構3は、プローブユニット2を固定可能に構成されて、制御部6の制御に従い、基板支持部4に対して接離する方向にプローブユニット2を移動させる。基板支持部4は、回路基板100を保持可能に構成されている。検査部5は、制御部6の制御に従い、プローブユニット2のプローブピン11を介して入力した電気信号に基づいて回路基板100に対して断線検査や短絡検査などの所定の電気的検査を実行する。制御部6は、移動機構3を制御することにより、移動機構3に固定されたプローブユニット2を移動させる。また、制御部6は、検査部5を制御して、回路基板100に対する所定の電気的検査を実行させる。
次に、プローブユニット2の組立て方法について、図面を参照して説明する。
まず、図5に示すように、第1支持部31における第1挿通孔31aの中心軸、第1支持板41における小径孔41aの中心軸、および第2支持板42における大径孔42aの中心軸が互いに同軸状態となる第1の位置に第2支持板42をスライドさせる。この際に、第2支持板42における挿入孔42cの中心軸と第1支持板41における挿入孔41cの中心軸とが同軸状態となる。次いで、挿入孔42c,41cに固定ピン43を挿入する。これにより、第1支持板41と第2支持板42とが第1の位置に位置合わせされた状態に維持される。
続いて、図5に示すように、プローブピン11の先端部21を各大径孔42aに挿入し、第1支持部31に向けてプローブピン11を押し込む。この場合、このプローブユニット2では、プローブピン11における先端部21、基端部22、中央部23および大径部24の各々の外径、並びに第1挿通孔31a、小径孔41aおよび大径孔42aの各々の内径が上記の式(1)の大小関係に規定されている。このため、先端部21が各大径孔42a、小径孔41aおよび第1挿通孔31aにこの順序で挿通されて第1支持部31の外側(同図における下側)に突出して、中央部23が各大径孔42aおよび各小径孔41aに挿通されて第1支持部31と第2支持部32との間に位置する。また、大径部24における先端部21側の端部(詳しくはコーティング材料の端面)が第1支持板41における小径孔41aの縁部に当接して、それ以上のプローブピン11の挿入(突出側への移動)が阻止される。このため、先端部21が所定の長さだけ第1支持部31の外側に突出する。つまり、先端部21の突出長が所定の長さに調整される。
ここで、このプローブピン11では、コーティング材料がコーティングされた中央部123の端部を第1支持部131における挿通孔131aの縁部に当接させることで突出側へのプローブピン111の移動を規制して先端部121の突出長を調整する従来の構成とは異なり、上記したように第1支持板41における小径孔41aの縁部に大径部24の端部を当接させることで突出側へのプローブピン11の移動を規制して先端部21の突出長が調整される。このため、第1支持部31と第1支持板41との間の距離を変更することで、先端部21の突出長を任意に変更することができる結果、同じプローブピン11を用いて、先端部21の突出長が異なる複数種類のプローブユニット2を製造することが可能となっている。したがって、このプローブユニット2では、プローブピン11を共通化できる分、製造コストを低減することが可能となっている。
次いで、すべてのプローブピン11の各第1挿通孔31aおよび各小径孔41aへの挿入が終了した後に、固定ピン43を挿入孔41c,42cから引き抜く。続いて、図6に示すように、小径孔41aおよび大径孔42aにおける各々の中心軸がやや軸ずれする第2の位置まで第2支持板42をスライドさせる。この際に、第2支持板42のスライドにより、プローブピン11の基端部22(大径部24)側がスライド方向に傾けられる結果、同図に示すように、中央部23がやや湾曲(弾性変形)させられる。また、第2の位置へのスライドにより、第2支持板42における挿入孔42dの中心軸と第1支持板41における挿入孔41dの中心軸と同軸状態となる。次いで、挿入孔42d,41dに固定ピン43を挿入する。これにより、第1支持板41と第2支持板42とが第2の位置に位置合わせされて、プローブピン11の中央部23がやや湾曲させられた状態に維持される。
続いて、第2支持部32(第2支持板42)の外側に電極板13を当接させた状態で、移動機構3の取り付け板(図示せず)に第2支持部32(本体部12)を電極板13と共にねじ止めする。以上によりプローブユニット2の組立てが完了する。
次に、回路基板検査装置1を用いて回路基板100に対する電気的検査を行う方法について、図面を参照して説明する。
まず、基板支持部4に回路基板100を固定する。次いで、回路基板検査装置1を作動させる。この際に、制御部6が、移動機構3を制御することにより、回路基板100に対して近接する方向にプローブユニット2を移動させる。続いて、制御部6は、プローブユニット2の各プローブピン11における先端部21が回路基板100の端子に接触した位置から所定距離だけプローブユニット2を更に移動させる。この場合、このプローブユニット2では、プローブピン11の中央部23が事前にやや湾曲させられている。このため、プローブユニット2の移動に伴ってプローブピン11の先端部21が第2支持部32側に移動させられたときに、中央部23の湾曲量が変化(増大)すると共に、湾曲量の変化に起因する弾性力によって基端部22の先端が電極板13の端子13aに確実に接触する。
次いで、検査部5が、制御部6の制御に従い、プローブピン11を介して入力した電気信号に基づいて回路基板100対する電気的検査を実行する。続いて、回路基板100に対する検査を終了したときには、制御部6は、移動機構3を制御して、回路基板100から離間する方向にプローブユニット2を移動させる。次いで、他の回路基板100に対する電気的検査を行う際には、上記の工程を繰り返して実行する。
この場合、従来の構成では、湾曲量が比較的大きく変化する中央部123の先端部121側の端部を第1支持部131における挿通孔131aの縁部に当接させるため、検査の繰り返しに伴って中央部123の端部と挿通孔131aの縁部との当接および離反が繰り返される。このため、従来の構成では、中央部123の端部が比較的短期間のうちに損傷して、それに伴ってプローブピン111の交換頻度が比較的多くなることがある。これに対して、このプローブユニット2では、湾曲量が比較的少ない基端部22側に設けた大径部24の端部と第1支持板41における小径孔41aの縁部とを当接させている。このため、検査を繰り返したとしても、大径部24の端部と小径孔41aの縁部とが大きく離反しない結果、両者が当接する際の衝撃を十分に小さく抑えることが可能となっている。したがって、このプローブユニット2では、当接部分の損傷を少なく抑えることが可能なため、プローブピン11の交換頻度を低く抑えることが可能となっている。
このように、このプローブユニット2、プローブピン11および回路基板検査装置1によれば、中央部23よりも大径の大径部24を基端部22の一部としてプローブピン11を構成し、中央部23よりも大径でかつ大径部24よりも小径であって第1支持部31側に位置する小径孔41aと大径部24よりも大径であって小径孔41aに連通する大径孔42aとを第2支持部32に形成したことにより、第1支持板41における小径孔41aの縁部に大径部24の端部を当接させることで突出側へのプローブピン11の移動を規制して先端部21の突出長を調整することができる。このため、コーティング材料がコーティングされた中央部123の端部を第1支持部131における挿通孔131aの縁部に当接させることで突出側へのプローブピン111の移動を規制して先端部121の突出長を調整する従来の構成とは異なり、第1支持部31と第1支持板41との間の距離を変更することで、先端部21の突出長を任意に変更することができる。したがって、このプローブユニット2および回路基板検査装置1によれば、先端部21の突出長が異なる複数種類のプローブユニット2を同じプローブピン11を用いて製造することができる(つまりプローブピンの共通化ができる)ため、その分、プローブユニット2の製造コスト、ひいては回路基板検査装置1の製造コストを十分に低減することができる。また、このプローブユニット2および回路基板検査装置1によれば、湾曲量が比較的少ない基端部22側に設けた大径部24の端部と第1支持板41における小径孔41aの縁部とを当接させるため、検査を繰り返したとしても、大径部24と小径孔41aの縁部とが大きく離反しない分、両者が当接する際の衝撃を十分に小さく抑えることができる。したがって、当接部分の損傷を少なく抑えることができる結果、プローブピン11の交換頻度を十分に少なく抑えることができる。
また、このプローブユニット2、プローブピン11および回路基板検査装置1によれば、プローブピン11の基端部22の一部にコーティング材料をコーティングして大径部24を形成したことにより、例えば、プローブピン11の基端部22を切削加工して大径部24を基端部22に一体形成する構成と比較して、プローブピン11を十分に安価に構成することができる結果、その分、プローブユニット2および回路基板検査装置1を十分に安価に構成することができる。
さらに、このプローブユニット2および回路基板検査装置1によれば、小径孔41aが形成された第1支持板41と、大径孔42aが形成された第2支持板42とを備えて第2支持部32を構成したことにより、ストレート形状の小径孔41aおよび大径孔42aを第1支持板41および第2支持板42に個別に形成することで第2支持部32を作製することができるため、例えば、小径孔41aおよび大径孔42aが連通された状態の段付き孔と同形状の挿通孔を単一の板部材に形成して第2支持部32を作製するのと比較して、高精度かつ容易に第2支持部32を作製することができる。
また、このプローブユニット2および回路基板検査装置1によれば、小径孔41aおよび大径孔42aの各々の中心軸が同軸状態となる第1の位置と、各々の中心軸が軸ずれした状態となる第2の位置との間を第1支持板41に対してスライド可能に第2支持板42を構成したことにより、第2支持板42を第1の位置にスライドさせた状態でプローブピン11を第1挿通孔31a、小径孔41aおよび大径孔42aに挿通させた後に、第2支持板42を第2の位置にスライドさせるだけで、プローブピン11の中央部23を確実かつ容易に所定の向きに湾曲させることができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、プローブピン11の基端部22にコーティング材料をコーティングして大径部24を形成した構成例について上記したが、切削加工や鍛造によって基端部22に大径部24を一体形成した構成、つまり基端部22が段付きの状態に形成されたプローブピン11を採用することもできる。また、小径孔41aを形成した第1支持板41および大径孔42aを形成した第2支持板42で第2支持部32を構成した例について上記したが、小径孔41aおよび大径孔42aが連通された状態の段付き孔と同形状の挿通孔を形成した単一の板部材で第2支持部32を構成することもできる。
また、プローブピン11の先端部21にコーティング材料がコーティングされていない構成例について上記したが、検査対象体に接触する部分を除く先端部21にもコーティング材料をコーティングしたプローブピン11を採用することもできる。この構成によれば、摩擦係数の小さなコーティング材料を用いることで、第1挿通孔31aを構成する内周壁と先端部21との摩擦力を小さく抑えることができる。このため、検査時におけるプローブユニット2の移動に伴ってプローブピン11の先端部21が第2支持部32側へ移動させられる際の動作を滑らかにすることができる。さらに、第1支持部31における第1挿通孔31aの内径をプローブピン11における中央部23の外径よりも大径に規定した例について上記したが、第1挿通孔31aの内径を、先端部21の外径よりも大径でかつ中央部23よりも小径に規定することもできる。この場合、中央部23におけるコーティングの範囲を短く規定する(言い替えれば、コーティングされていない部分を長く規定する)ことにより、上記した構成(第1挿通孔31aの内径を中央部23の外径よりも大径に規定した構成)と同様にして、第1支持部31と第1支持板41との間の距離を変更することで、先端部21の突出長を任意に変更することができる
回路基板検査装置1の構成を示す構成図である。 プローブユニット2の構成を示す構成図である。 プローブユニット2の断面図である。 プローブピン11の断面図である。 プローブピン11を本体部12の第1挿通孔31a、小径孔41aおよび大径孔42aに挿入した状態の断面図である。 プローブピン11を小径孔41aおよび大径孔42aに挿入さたせた状態において小径孔41aおよび大径孔42aにおける各々の中心軸を軸ずれさせた状態の断面図である。 出願人が既に開発している従来のプローブユニット102の構成図である。
符号の説明
1 回路基板検査装置
2 プローブユニット
3 移動機構
5 検査部
11 プローブピン
12 本体部
21 先端部
22 基端部
23 中央部
24 大径部
31 第1支持部
31a 第1挿通孔
32 第2支持部
32a 第2挿通孔
41 第1支持板
41a 小径孔
42 第2支持板
42a 大径孔

Claims (3)

  1. 第1挿通孔が形成された板状の第1支持部および当該第1支持部に対して対向配置されると共に第2挿通孔が形成された板状の第2支持部を有する本体部と、先端部および基端部が前記第1挿通孔および前記第2挿通孔にそれぞれ挿通されると共に外表面が非導電性を有するように形成された中央部が湾曲させられた状態で前記本体部によって支持されるプローブピンとを備えたプローブユニットであって、
    前記プローブピンは、前記中央部よりも大径の大径部を前記基端部の一部として有して構成され、
    前記第2挿通孔は、前記中央部よりも大径でかつ前記大径部よりも小径であって前記第1支持部側に位置する小径孔と、前記大径部よりも大径であって前記小径孔に連通する大径孔とで構成され、
    前記第2支持部は、前記小径孔が形成された第1支持板と、前記大径孔が形成された第2支持板とを備えて構成され、
    前記第1支持板および前記第2支持板のいずれか一方は、前記小径孔および前記大径孔の各々の中心軸が同軸状態となる第1の位置と当該両中心軸が軸ずれした状態となる第2の位置との間を当該両支持板のいずれか他方に対してスライド可能に構成されているプローブユニット。
  2. 前記大径部は、前記基端部の一部にコーティング材料をコーティングすることによって形成されている請求項1記載のプローブユニット。
  3. 請求項1または2記載のプローブユニットと、当該プローブユニットを移動させる移動機構と、前記プローブユニットを介して入力した電気信号に基づいて検査対象体に対する電気的検査を実行する検査部とを備えている回路基板検査装置。
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