JP4962136B2 - 物品移載装置 - Google Patents

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Description

本発明は、物品を一旦貯留し、貯留した物品を物品集品容器に対して投入する物品移載装置に関するものである。
従来の上記物品移載装置の一例が、特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示されている物品移載装置は、物品を集品する物品集品容器(箱体)を搬送するコンベヤの上方に配置されており、投入される物品を載置し貯留する複数のスラットと、前記複数のスラットを支持するスラット支持フレームと、前記複数のスラットを、前記スラット支持フレームを下降させることにより前記物品集品容器の底面近傍まで下降させ、前記スラット支持フレームを上昇されることにより物品の投入位置まで上昇させるスラット昇降機構と、前記複数のスラットの姿勢を水平姿勢と傾斜姿勢とに変位させるスラット移動機構とから構成されている。
この構成による物品移載の手順を説明する。なお、水平姿勢に保持された複数のスラットに、物品が投入され載置・貯留されているものとする。
まず、物品移載装置の下方位置に物品集品容器が搬送されてきて停止すると、スラット昇降機構によりスラット支持フレームを下降させて、物品が貯留された複数のスラットを物品集品容器の底面近傍まで下降する。
次に、複数のスラットの姿勢を、スラット移動機構により水平姿勢から傾斜姿勢に変位して、スラット上の物品を物品集品容器内の底面上へ移載する。
移載が終了すると、複数のスラットを傾斜姿勢のままスラット昇降機構によりスラット支持フレームを上昇させて物品の投入位置まで上昇する。
複数のスラットが、物品集品容器より上まで上昇すると、物品集品容器内に移載された物品は、コンベヤによって物品集品容器ごと搬出される。
次に、スラット移動機構によって複数のスラットが傾斜姿勢から水平姿勢に変位される。これにより、複数のスラット上へ次の物品の投入が可能となる。
特開平9−221104号公報
上記特許文献1の物品移載装置により、不定形の物品を限られた寸法の物品集品容器へ自動投入を行うことが可能とされ、省力化が実現されているが、さらに連続搬送されている物品集品容器へ自動投入を行うことを可能とし、ピッキング設備に採用される物品移載装置として作業効率を向上させることが望まれている。
特許文献1に記載の物品移載装置では、スラットが物品集品容器の底面まで下降して物品の移載が実行されることから、物品集品容器は停止している必要があり、連続搬送されている物品集品容器へ自動投入を行うこと自体が不可能であった。さらにピッキング設備のように物品移載装置が複数台、連続して配置される場合、全ての物品移載装置における物品の移載が終了しないと、物品集品容器を移動させることができず、作業効率を望むことができないという問題があった。
また物品を連続して搬送されている物品集品容器に投入する際に、投入するタイミングを図る必要があることは勿論であるが、複数の物品集品容器が連続して搬送されている場合、何らかの原因で物品集品容器の移動が停止したとき、物品移載装置から物品集品容器へ投入される物品が物品集品容器外へ落下する恐れがあり、物品集品容器の移動停止時の対策が必要とされる。
また特許文献1に記載の物品移載装置では、スラットを使用していることから、物品が袋状の商品の場合、複数のスラットを水平姿勢から傾斜姿勢に変位されるときにスラットの隙間に商品の袋の一部が挟まれ、袋を損傷させる恐れがあった。
また物品を連続して搬送されている物品集品容器に投入する際に、物品を上方より落下させる方法が考えられるが、物品の落下距離が長いと、物品が傷む恐れがあり、物品の落下距離は短いことが望まれる。
そこで、本発明は、主搬送経路を連続移動している物品集品容器に物品を高精度で確実に移載(投入)でき、さらに物品が袋状の商品の場合に移載時の袋の損傷を回避でき、物品の落下距離を短くできる物品移載装置を提供することを目的としたものである。
前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、物品集品容器を連続搬送する主搬送経路が備えられ、前記主搬送経路に沿って、仕分け先の求めに応じてピッキングされる物品が収納された複数の物品収納部が配置されたピッキング設備において、前記各物品収納部よりピッキングされた物品を一旦貯留し、貯留した物品を、前記主搬送経路に沿って連続搬送されている物品集品容器に対して投入する物品移載装置であって、前記物品を貯留する貯留部の底面を、前記主搬送経路による物品集品容器の搬送方向に沿ってスライドし前記貯留部の下方を開閉する、表面が滑らかなベルト体により形成して、前記連続搬送されている物品集品容器に接近するように配置し、前記ベルト体を前記搬送方向の下流側へスライドさせて前記貯留部の底面を前記搬送方向の上流側より徐々に前記連続搬送されている物品集品容器の動きに合わせて開口していくことにより、前記貯留している物品を前記連続搬送されている物品集品容器へ投入し、前記物品集品容器の搬送が停止すると、前記ベルト体のスライドを停止し底面の開口を停止する構成としたことを特徴とするものである。
上記構成によれば、貯留部の底面を形成するベルト体が搬送方向の下流側へスライドされ貯留部の下方搬送方向の上流側より徐々に連続搬送されている物品集品容器の動きに合わせて開口されることにより、貯留した物品は徐々に、上流側から開口した底面より物品集品容器へ投入され、貯留した物品を徐々に物品集品容器へ安定して投入することが可能となる。また連続搬送されている物品集品容器への物品の投入が可能となることにより、ピッキング設備の作業効率の改善を期待できる。さらに貯留部の底面と物品集品容器との距離を短くし、底面を搬送方向へスライドさせて物品を投入する構成とすることにより、物品の落下距離を短くでき、物品集品容器に投入されるときの物品の衝撃を少なくすることが可能となる。また貯留部の底面をベルト体により形成したことにより、摩擦のスベリが少ない状態で物品が物品集品容器へ移載され、安定した位置へ確実に投入される。特に、物品が袋状の商品の場合、物品が貯留部の底面に引っ掛かることが防止されることにより、移載時の袋を巻き込むことがなくなり、袋の損傷を防止できるとともに、安定した位置へ確実に投入できる。また主搬送経路が停止し物品集品容器の搬送が停止すると、ベルト体のスライドを停止し貯留部の底面の開口を停止することによって、物品集品容器の搬送が再開されたとき、物品を投入する物品集品容器を間違う恐れが解消される。
また請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、前記ベルト体を前記搬送方向の下流側へスライドさせて前記貯留部の下方を開口する開口速度と、前記主搬送経路による物品集品容器の搬送速度を一致させることを特徴とするものである。
上記構成によれば、貯留した物品を連続搬送されている物品集品容器へ投入する際、主搬送経路による物品集品容器の搬送速度を合わせて、ベルト体を搬送方向の下流側へスライドさせ、開口速度と、前記主搬送経路による物品集品容器の搬送速度を一致させたことにより、物品集品容器の動きに合わせて物品を投入することが可能となる。
また請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明であって、前記ベルト体のスライドを停止する際の減速速度を、主搬送経路による物品集品容器の搬送停止時の減速速度と一致させたことを特徴とするものである。
上記構成によれば、主搬送経路が停止するときの減速速度と、貯留部のベルト体のスライドが停止する際の減速速度が一致していることにより、主搬送経路による物品集品容器と貯留部の底面のスライドが同時に停止し、したがって、物品集品容器の上方の開放部と貯留部の底面の開口部との位置関係がずれることが防止される。
また請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の発明であって、前記貯留部より前記物品集品容器へ物品が投入されると、前記貯留部に対して、前記各物品収納部よりピッキングされた物品が載置され一旦貯留するベルトコンベヤ装置より、このベルトコンベヤ装置に載置された物品が移載されることを特徴とするものである。
上記構成によれば、各物品収納部よりピッキングされた物品はベルトコンベヤ装置に載置され一旦貯留され、貯留部より物品集品容器へ物品が投入されると、この貯留部へベルトコンベヤ装置に載置された物品が移載される。
本発明の物品移載装置は、ベルト体を搬送方向へスライドさせて連続搬送されている物品集品容器の動きに合わせて底面を開口し物品を投入する構成とすることにより、連続搬送されている物品集品容器への物品の投入が可能となり、ピッキング設備の作業効率の改善を期待でき、また底面と物品集品容器との距離を短くして物品の落下距離を短くでき、物品集品容器に投入されるときの物品の衝撃を少なくすることができ、さらに貯留部の底面をベルト体により形成したことにより、摩擦のスベリが少ない状態で物品を物品集品容器へ移載でき、安定した位置へ高精度で確実に投入でき、また主搬送経路が停止し物品集品容器の搬送が停止すると、ベルト体のスライドを停止し貯留部の底面の開口を停止することによって、物品集品容器の搬送が再開されたとき、物品を投入する物品集品容器を間違う恐れを解消できる、という効果を有している。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態における物品移載装置を備えたピッキング設備の平面図、図2は同物品移載装置を備えたピッキング設備の要部斜視図であり、ピッキング設備1は、図1および図2に示すように、主に自動投入ライン2と複数のピッキングゾーン(ピッキング作業領域)3から構成されている。
自動投入ライン2は、ピッキングされた物品5が、一旦仮置きされた後(貯留された後)、連続搬送される物品集品容器(例えば、コンテナ、段ボール箱等)6へ自動投入されるラインであり、前記物品集品容器6を一定速度で連続搬送する主搬送経路(一定経路)iを形成するメインコンベヤ装置(例えば、ローラ駆動コンベヤ装置)7から構成され、このメインコンベヤ装置7に沿って、前記複数のピッキングゾーン3が配置されている。自動投入ライン2では、各ピッキングゾーン3において、店舗等の仕分け先から求められた(注文された)物品5の品目および数量に応じてピッキングされた物品5が、メインコンベヤ装置7により連続搬送されている(主搬送経路iに沿って搬送される)物品集品容器6に対して自動投入される。
前記各ピッキングゾーン3はそれぞれ、特定の作業者がピッキング作業を担当するゾーンであり、図2に示すように、物品収納ピッキング部11と物品投入部12から構成されている。
物品収納ピッキング部11は、流動棚から形成されたピッキング棚13から構成され、前方に傾斜している複数段(図では4段)のラック14を有し、各ラック14にはそれぞれ、品目(種類)が異なるピッキング対象の物品5の収納箱15がそれぞれ収納される複数列(図ではピッキングゾーン3毎に6列)の物品収納部16が形成され、各物品収納部16毎にフリーローラコンベヤ(図示せず)が設けられ、各フリーローラコンベヤの前端にはストッパ(図示せず)が設けられている。この構成により、ストッパにより係止された収納箱15から必要な物品5を取り出し、収納箱15が空になればその収納箱15を除去することにより、次の収納箱15が前面に出てくる。
また物品投入部12は、メインコンベヤ装置7(主搬送経路i)に沿って連続して設けられ、店舗等の仕分け先から注文されたピッキングデータ(ピッキング情報)に基づいてピッキングされた物品5を一旦貯留し、貯留した物品5を連続搬送されている物品集品容器6に対して投入する複数台(図ではピッキングゾーン毎に5台)の先行仮置台(仮置台)25から構成されている。
各先行仮置台25はそれぞれ、図2および図3に示すように、メインコンベヤ装置7による物品集品容器6の搬送方向とは直角な左右方向に2列構成(複数列構成の一例)とされている。先行仮置台25の前列(複数列の中の1列で最前列に相当;物品収納ピッキング部11に最も近い側の列)はピッキングされた物品5が投入(載置)され一旦貯留する第1投入部(載置部)を形成するベルトコンベヤ装置27から構成され、後列(複数列の中の他の1列で最後列に相当;物品収納ピッキング部11に最も遠い側の列)はベルトコンベヤ装置(第1投入部)27に投入された物品5を一旦貯留し、メインコンベヤ装置7により連続搬送されている物品集品容器6に自動投入する第2投入部(投入部)を構成する本発明の物品移載装置28から構成されており、物品移載装置(第2投入部)28より物品集品容器6へ物品5を投入されると、ベルトコンベヤ装置(第1投入部)27に載置された物品5が、物品移載装置28へ移載される構成とされている。
物品移載装置28を、図3〜図7を参照しながら詳細に説明する。
ベルトコンベヤ装置(第1投入部)27より物品5が投入される投入口41を、主搬送経路iとは直角な左右方向の一方の側面(図では搬送方向に向って右側面42c)に有する箱状の装置本体42が設けられ、この装置本体42が、主搬送経路iに沿って連続搬送されている物品集品容器6の上方に配置され、また装置本体42の底面42eが物品集品容器6に接近するように配置されている。
また装置本体42のメインコンベヤ装置7による物品5の搬送方向の下流側で、且つ前記搬送方向に向って左側面42bと右側面42cにそれぞれ、一対の垂直案内レール43aが敷設され、装置本体42の前記搬送方向の下流側側面42aの内側に、前記左右方向に回転軸が配置され、回転軸の両端の軸受けがそれぞれ前記垂直案内レール43aに案内されて昇降自在とされた円柱状の昇降プーリ43が設けられている。
また装置本体42の前記下流側側面42aの内側に、昇降プーリ43との下方に位置し左右方向に回転軸が配置された円柱状の蛇行防止プーリ44(軸受けは装置本体42の左右側面42b,42cに固定)と、前記蛇行防止プーリ44との下方に位置し、左右方向に回転軸が配置された円柱状の第1アイドラプーリ45(軸受けは装置本体42の左右側面42b,42cに固定)と、前記第1アイドラプーリ45の内方で且つ斜め上方に位置し、左右方向に回転軸が配置された円柱状の第2アイドラプーリ46(軸受けは装置本体42の左右側面42b,42cに固定)が設けられている。
また装置本体42の底面42eは開放されており、左右側面42b,42cの下部位置に底面42e全体に渡って水平な一対の案内レール47aが敷設されている。また装置本体42の底面42eには、左右方向に回転軸が配置され、回転軸の両端の軸受け47bに配置された複数(図では左右にそれぞれ3個)の案内ローラ47cがそれぞれ左右一対の案内レール47aに案内されることにより、主搬送経路iに沿った前後方向で底面42e全体に渡って水平移動自在とされた円柱状のスライドプーリ47と、前記スライドプーリ47を使用して張設され、投入口41より投入された物品5を受け止める、表面が平らで滑らかなベルト体48が設けられている。このベルト体48と装置本体42により物品5の貯留部が形成されている。
前記ベルト体48は、一辺の端部が昇降プーリ43より下方位置(装置本体42の下流側側面42aの内側)に固定され、この固定位置から上方へ持ち上げられ、昇降プーリ43の外方から内方へ引き回され、下方へ下って蛇行防止プーリ44の内方、第1アイドラプーリ45の下方、スライドプーリ47の下方と引き回され、さらにスライドプーリ47の上方から、第2アイドラプーリ46の下方へ引き回され、他端が前記蛇行防止プーリ44の内方位置(装置本体42の下流側側面42aの内側)で固定されている。なお、前記スライドプーリ47は、第1アイドラプーリ45に水平に対向しており、ベルト体48は、下流側側面42aの内側に下部に配置された第1アイドラプーリ45の下方から、スライドプーリ47の下方へ水平に張設され、またスライドプーリ47の上方から、下流側側面42aの内側に下部に配置された第2アイドラプーリ46の下方へ水平に張設されている。
また昇降プーリ43の上方に位置し、装置本体42の上部で左右側面42b,42cにそれぞれ、左右方向に回転軸が配置された左右一対の駆動スプロケット51が設けられている。またこの駆動スプロケット51に対向して装置本体42の上部の搬送方向上流側で左右側面42b,42cにそれぞれ、左右一対の第1アイドラスプロケット52が設けられ、この第1アイドラスプロケット52に対向して装置本体42の下部の搬送方向上流側で左右側面42b,42cにそれぞれ、左右一対の第2アイドラスプロケット53が設けられている。
そして、昇降プーリ43の両端の軸受けに一端が固定され、左右一対の駆動スプロケット51、左右一対の第1アイドラスプロケット52、左右一対の第2アイドラスプロケット53と引き回され、他端がスライドプーリ47の両端の軸受け47bに固定された左右一対のチェーン54が設けられている。また左右一対の駆動スプロケット51の回転軸は連結されており、この連結された回転軸にチェーン駆動モータ55の駆動軸が連結されている。このチェーン駆動モータ55として、メインコンベヤ装置7による物品集品容器6の減速時間と同じ減速時間のモータを使用している。
上記物品移載装置28の構成により、左右一対のチェーン駆動モータ55を一方に駆動(例えば正駆動)することにより、昇降プーリ43は上昇し、これに伴って上記ベルト体48の引き回しによってスライドプーリ47が搬送方向下流側へスライドして、スライドプーリ47に張られたベルト体48は搬送方向下流側へスライドし、よって装置本体42の底面42eが徐々に開口され、ベルト体48上に貯留された物品5は落下する。また左右一対のチェーン駆動モータ55を他方に駆動(例えば逆駆動)することにより、チェーン54に引っ張られてスライドプーリ47が搬送方向上流側へ移動し、スライドプーリ47に張られたベルト体48は搬送方向上流側へスライドし、よって装置本体42の底面42eが徐々に閉じられ、また上記ベルト体48の引き回しによって昇降プーリ43が下降する。このように、ベルト体48を、物品集品容器6の搬送方向に沿って前後方向へスライドさせることにより、ベルト体48と装置本体42により形成される物品5の前記貯留部の下方が開閉される。
上記チェーン駆動モータ55を制御する、モータ駆動装置(例えば、インバータ)付き物品投入コントローラ61が装置本体42の左側面42bに設けられている。
この物品投入コントローラ61には、チェーン駆動モータ55が接続され、ピッキング作業を統括する統括コントローラ(図示せず)より底面42eの開口指令とメインコンベヤ装置7の搬送速度が入力されるように構成されている。前記統括コントローラから出力される開口指令は、ベルトコンベヤ装置27より物品5が物品移載装置28内に投入(移載)されており、図7(a)に示すように、これら投入された物品5を仕分ける(投入する)物品集品容器6の下流端が、物品移載装置28の装置本体42の上流側側面42dに到達したタイミングで指令される。
物品投入コントローラ61は、上記底面42eの開口指令が入力されると、メインコンベヤ装置7の搬送速度と同じ(一致した)開口速度で底面42eが開くようにチェーン駆動モータ55を正駆動する。すると、図7(a)〜図7(d)に示すように、ベルト体48が下流側へメインコンベヤ装置7の搬送速度と一致した速度(開口速度)でスライドされ、ベルト体48上に載置された物品5は、上流側に載置された物品5から順に物品集品容器6内に投入される。
また物品投入コントローラ61は、所定時間後、すなわち底面42e全体が開口され、ベルト体48上に載置された物品5が全て物品集品容器6内に投入されると、底面42eが閉じるようにチェーン駆動モータ55を逆駆動する。すると、図7(e)に示すように、ベルト体48が上流側へスライドされ、底面42eは閉じられる。
またメインコンベヤ装置7が停止すると(すなわち、搬送速度が0となると)、これに伴いチェーン駆動モータ55の回転速度は0となり、ベルト体48のスライドも同時に停止される(開口速度=0)。このとき、チェーン駆動モータ55は、メインコンベヤ装置7の物品集品容器6の減速時間と同じ減速時間のモータを使用していることから、物品移載装置28と物品集品容器6の相対位置がずれることはない。またメインコンベヤ装置7が再起動されると、この搬送速度に応じてベルト体48のスライドが実行される。
以上のように本実施の形態によれば、装置本体42の底面42eを形成するベルト体48を搬送方向へスライドさせて物品5を投入する構成とすることにより、主搬送経路iに沿って連続搬送されている物品集品容器6へ物品5を投入(移載)でき、ピッキング設備の作業効率を改善することを期待できる。
また本実施の形態によれば、装置本体42の底面42eを形成するベルト体48を搬送方向へスライドさせて物品5を投入する構成とすることにより、装置本体42の底面42eを物品集品容器6に接近して配置でき、よって物品5の落下距離を短くすることができ、物品5が物品集品容器6に投入されるときの衝撃を少なくすることができる。
また本実施の形態によれば、装置本体42の底面42eをベルト体48により形成したことにより、摩擦のスベリが少ない状態で物品5を物品集品容器6へ移載でき、安定した位置へ高精度で確実に投入できる。特に、物品5が袋状の商品の場合、ベルト体48を使用して摩擦のスベリが少ない状態で物品5が移載され、底面42eに引っ掛かることが防止されることにより、移載時の袋の損傷を回避することができる。
また本実施の形態によれば、ベルト体48が下流側へメインコンベヤ装置7の搬送速度と同じ(一致させた)速度(開口速度)で同期してスライドされることにより、物品集品容器6の移動にともなってベルト体48をスライドさせ、底面42eを上流側より徐々に開放させて物品5を徐々に落下させることができ、よって物品集品容器6の動きに合わせて物品5を安定して投入することができる。また主搬送経路iによる物品集品容器6の搬送が停止すると、ベルト体48のスライドを停止し底面42eの開口が停止されることにより、物品集品容器6の搬送が再開されたとき、物品5を投入する物品集品容器6を間違う恐れ(仕分けミス)を解消できる。
また本実施の形態によれば、チェーン駆動モータ55として、メインコンベヤ装置7による物品集品容器6の減速時間と同じ減速時間のモータを使用していることにより、メインコンベヤ装置7が停止されても、物品移載装置28と物品集品容器6との相対位置がずれることを無くすことができ、高精度の移載を実現できる。またメインコンベヤ装置7が再起動されると、この搬送速度に応じてベルト体48のスライドを停止した状態から再実行することができる。
なお、本実施の形態では、ベルト体48を、このベルト体48の引き回し、およびチェーン54の引き回しの構成を形成して、搬送方向の前後方向へスライドさせて物品5を投入する構成としているが、このような構成に限ることはなく、他の構成、例えばスライドプーリ47をモータ内蔵型にして搬送方向の前後方向へ自走できる構成とすることにより、ベルト体48を搬送方向の前後方向へスライドさせ物品5を投入する構成とすることができる。
本発明の実施の形態における物品移載装置を備えたピッキング設備の全体構成図である。 同物品移載装置を備えたピッキング設備の要部斜視図である。 同物品移載装置を備えたピッキング設備の先行仮置台の背面図である。 同物品移載装置の側面図である。 同物品移載装置の背面図である。 同物品移載装置の平面図である。 同物品移載装置の動作説明図である。
符号の説明
i 主搬送経路
1 ピッキング設備
2 自動投入ライン
3 ピッキングゾーン
5 物品
6 物品集品容器
7 メインコンベヤ装置
13 ピッキング棚
25 先行仮置台
27 ベルトコンベヤ装置(第1投入部)
28 物品移載装置(第2投入部)
41 投入口
42 装置本体
42a 下流側側面
42b 左側面
42c 右側面
42d 上流側側面
42e 底面
43 昇降プーリ
43a 垂直案内レール
44 蛇行防止プーリ
45 第1アイドラプーリ
46 第2アイドラプーリ
47 スライドプーリ
47a 案内レール
47b 軸受け
47c 案内ローラ
48 ベルト体
61 物品投入コントローラ

Claims (4)

  1. 物品集品容器を連続搬送する主搬送経路が備えられ、前記主搬送経路に沿って、仕分け先の求めに応じてピッキングされる物品が収納された複数の物品収納部が配置されたピッキング設備において、前記各物品収納部よりピッキングされた物品を一旦貯留し、貯留した物品を、前記主搬送経路に沿って連続搬送されている物品集品容器に対して投入する物品移載装置であって、
    前記物品を貯留する貯留部の底面を、前記主搬送経路による物品集品容器の搬送方向に沿ってスライドし前記貯留部の下方を開閉する、表面が滑らかなベルト体により形成して、前記連続搬送されている物品集品容器に接近するように配置し、
    前記ベルト体を前記搬送方向の下流側へスライドさせて前記貯留部の底面を前記搬送方向の上流側より徐々に前記連続搬送されている物品集品容器の動きに合わせて開口していくことにより、前記貯留している物品を前記連続搬送されている物品集品容器へ投入し、前記物品集品容器の搬送が停止すると、前記ベルト体のスライドを停止し底面の開口を停止する構成としたこと
    を特徴とする物品移載装置。
  2. 前記ベルト体を前記搬送方向の下流側へスライドさせて前記貯留部の下方を開口する開口速度と、前記主搬送経路による物品集品容器の搬送速度を一致させること
    を特徴とする請求項1に記載の物品移載装置。
  3. 前記ベルト体のスライドを停止する際の減速速度を、主搬送経路による物品集品容器の搬送停止時の減速速度と一致させたこと
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の物品移載装置。
  4. 前記貯留部より前記物品集品容器へ物品が投入されると、前記貯留部に対して、前記各物品収納部よりピッキングされた物品が載置され一旦貯留するベルトコンベヤ装置より、このベルトコンベヤ装置に載置された物品が移載されること
    を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の物品移載装置。
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