JP3807147B2 - 搬送設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば自動倉庫における棚の端部外方や棚内に形成された入庫用の荷捌き場などに使用される搬送設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の搬送設備としては、たとえば特開昭59−48310号公報に見られる構成が提供されている。すなわち、この従来構成のバケット用自動倉庫設備においては、幅の大きな大バケットと幅の小さな小バケットとを取り扱うもので、入庫用荷受け台は、入庫コンベヤの部分に固定ストッパーと可動ストッパーとが設けられて構成されている。
【0003】
そして固定ストッパーにより大バケットを受け止め、可動ストッパーにより小バケットを受け止めた状態で、入庫用荷受け台の側方に入出庫用クレーンを停止させて、この入出庫用クレーンにおける大バケット専用移載手段や小バケット専用移載手段に、大バケットや小バケットを移載させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来構成によると、たとえば固定ストッパーは大バケットのみを受け止めることにより大バケット専用移載手段を好適に作用させ得る構成であり、したがって、この固定ストッパーにより小バケットを受け止めたとき、大バケットに対してバケット中心が固定ストッパー側にずれることから、入出庫用クレーンの停止位置の制御が複雑になる。さらに、取り扱うバケット(荷)の大きさ(形状、寸法)が多種類の場合には、入出庫用クレーンの停止位置の制御はより複雑になる。
【0005】
つまり従来構成では、入庫コンベヤの部分に大バケットと小バケットとが規則正しく搬入されてきたときや、大バケットや小バケットを検出して可動ストッパーを的確に可動させたときには、大小の二種類のバケットのみを好適に取り扱えるが、それ以外では入出庫用クレーンの停止位置の制御が複雑になることで、容易に採用できない。
【0006】
また多種類の荷の位置規制(センタリング)を行える構成として、たとえば図10に示されるように、入庫コンベヤ90の所定箇所に位置規制手段91が設けられ、この位置規制手段91が、昇降動94を行う本体部分92と、この本体部分92に互いに接近離間動95するように設けられた一対のクランプ材93からなる構成も提供されている。
【0007】
この従来形式によると、荷96が実線から仮想線に示すように通過後に、本体部分92とともにクランプ材93を、図10の(A)において実線から仮想線に示すように下降させ、そしてクランプ材93を、図10の(B)において実線から仮想線に示すように接近動95させて荷96をクランプすることで、多種類の荷96の位置規制(センタリング)を行えるものであり、これによると、昇降動94のためと接近離間動95のためとの2個の作動装置(シリンダーなど)が必要となって構造が複雑になり、また復帰動作も含めて全体の動作制御が複雑になるとともに、サイクルタイムも長くなる。
【0008】
そこで本発明のうち請求項1記載の発明は、多種類の被搬送物(荷)の位置規制(位置修正)を、構造簡単かつ迅速にして行える搬送設備を提供することを目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明のうちで請求項1記載の搬送設備は、コンベヤはローラ形式からなり、ローラ群からなる搬送経路中に被搬送物の受け渡し部が形成され、この受け渡し部には被搬送物の位置規制手段が設けられ、この位置規制手段は、遊端がクランプ部に形成された一対のクランプ腕を有し、両クランプ部は遊転体からなり、非クランプ動のときに両遊転体はローラ群とともに搬送経路面を形成するとともに、両遊転体が搬送経路面に対して上方へ突出しながら被搬送物に対して搬送経路の方向の両側から互いに接近動することでクランプ動を行うことを特徴としたものである。
【0010】
したがって請求項1の発明によると、被搬送物の搬送を行うときに位置規制手段においては、両遊転体がローラ群とともに搬送経路面を形成している。コンベヤにより搬送経路上で搬送してきた被搬送物を、受け渡し部において停止精度を大まかとして停止させる。その際に、殆んどの場合に被搬送物中心は位置規制手段中心に対してずれ、このずれ量は、停止毎に、または被搬送物の種類によって異なる。このような停止状態において、コンベヤ側でかつコンベアの下方に組み込んでいる位置規制手段を作動させることで、両遊転体を、搬送経路面に対して上方へ突出させながら被搬送物に対して搬送経路の方向の両側から互いに等量で接近動させ、両遊転体のうちの一方を被搬送物に当接させて、この被搬送物を搬送経路の方向で押し移動させた後に、両遊転体により被搬送物をクランプ動させ、以て被搬送物中心を位置規制手段中心に合致状として位置規制(位置修正)し得る。このクランプ動により被搬送物の位置規制を行ったのち、各位置規制手段においては、両クランプ腕を互いに離間動させ、遊転体を搬送経路面を形成する位置に戻す。
【0011】
また本発明の請求項2記載の搬送設備は、上記した請求項1記載の構成において、位置規制手段は、両回転体が円弧状軌道を画いて互いに接近離間動するように構成されていることを特徴としたものである。
したがって請求項2の発明によると、両回転体は、円弧状軌道で互いに接近動させることで搬送経路内に突入させ得、また円弧状軌道で互いに離間動させることで搬送経路から退出させ得る。
【0012】
そして本発明の請求項3記載の搬送設備は、上記した請求項1または2記載の構成において、位置規制手段はローラ群の下方に配設されていることを特徴としたものである。
したがって請求項3の発明によると、位置規制手段を、コンベヤ側のローラ群の下方に組み込んで配設し得る。
【0013】
さらに本発明の請求項4記載の搬送設備は、上記した請求項1〜3のいずれかに記載の構成において、コンベヤは、搬送方向における複数箇所に受け渡し部が形成されるとともに、これら受け渡し部内に被搬送物を停止させるように構成され、各受け渡し部に設けられる位置規制手段は、一対のクランプ腕と、両クランプ腕間に設けられたシリンダー装置とにより構成され、各受け渡し部には、位置規制手段により位置規制した被搬送物を搬送経路の方向に対して横方向に移動させるプッシャー手段が設けられ、コンベヤの側方に、各受け渡し部に対応した複数の移載手段を有する走行式搬送手段が停止可能であることを特徴としたものである。
【0014】
したがって請求項4の発明によると、被搬送物の搬送を行うときに各位置規制手段においては、シリンダー装置の動作によって両クランプ腕を互いに離間動させ、遊転体はローラ群とともに搬送経路面を形成している。またプッシャー手段においては、プッシャー部などを後退動させている。そしてコンベヤにより搬送経路上で搬送してきた複数の被搬送物を、それぞれ受け渡し部において停止精度を大まかとして停止させる。
【0015】
このような停止状態において、まず、位置規制手段のシリンダー装置を逆作動させ、クランプ腕を被搬送物に対して搬送経路の方向の両側から互いに等量で接近動させて、両遊転体を介して被搬送物をクランプ動させる。このクランプ動により被搬送物の位置規制を行ったのち、各位置規制手段においては、シリンダー装置の作動によって両クランプ腕を互いに離間動させ、遊転体を搬送経路面を形成する位置に戻す。
【0016】
この前後にコンベヤの側方に走行式搬送手段を停止させ、その際に移載手段中心が位置規制手段中心に合致状となるように停止制御する。その後、プッシャー手段と移載手段との協働作用によって、コンベヤ上の被搬送物を走行式搬送手段側へ移載させる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の第一の実施の形態を、自動倉庫に採用した状態として図1〜図7に基づいて説明する。
図1〜図5において、自動倉庫1は、出し入れ装置(走行式搬送手段の一例)40と、この出し入れ装置40が走行自在な一定経路2を挟んで両側に配設された一対の棚37と、一方の棚37の端部外方に設けられた入庫用コンベヤ(入庫用荷捌き場)10と、他方の棚37の端部外方に設けられた出庫用コンベヤ(出庫用荷捌き場)17などにより構成される。
【0018】
前記入庫用コンベヤ10はローラ形式であって、コンベヤフレーム11と、このコンベヤフレーム11に配設された多数のローラ12などにより構成されている。そして、ローラ12群により搬送経路面13が形成されるとともに、その搬送経路14中で搬送方向の二箇所(複数箇所)に、被搬送物(多種類サイズのカートンケースなど)5の受け渡し部15A,15Bが形成されている。ここで入庫用コンベヤ10は駆動形式であり、その際に被搬送物5の検出により駆動を停止させることで、両受け渡し部15A,15B内に被搬送物5を停止させるように構成されている。以上の11〜15A,15Bにより入庫用コンベヤ10の一例が構成される。
【0019】
なお出庫用コンベヤ17もローラ形式であって、コンベヤフレーム18と、このコンベヤフレーム18に配設された多数のローラ19などにより構成されている。そして出庫用コンベヤ17は駆動形式とされている。
両受け渡し部15A,15Bには、それぞれ被搬送物5の位置規制手段20が設けられている。これら位置規制手段20には、被搬送物5に対して搬送経路14の方向の両側から互いに接近離間自在な一対のクランプ部が設けられている。その際に位置規制手段20はローラ12群の下方に配設されており、両クランプ部が搬送経路面13に対して上方へ突出しながらかつ円弧状軌道29を画きながら互いに接近離間動(クランプ動)するように構成されている。
【0020】
すなわち位置規制手段20は、コンベヤフレーム11側に取り付けられるフレーム体21を有し、このフレーム体21には、その長さ方向をコンベヤ幅方向とした支軸22が、軸受部材23を介して遊転自在にかつ搬送経路14の方向で平行した一対として配設されている。そして両支軸22の中間部分には歯車24が取り付けられ、これら歯車24は常時噛合されて、両支軸22が互いに逆方向で同期回転されるように構成されている。
【0021】
前記支軸22の両端はコンベヤフレーム11よりも外側に突出され、これら突出された端部のそれぞれにクランプ腕25の基端が固定されている。ここでクランプ腕25は、その遊端部分25aが搬送経路14の方向で相接近されるように曲げ成形されている。コンベヤ幅方向で対向されているクランプ腕25の遊端間はコンベヤ幅方向のロッド26により連結され、このロッド26には筒ローラ形式の遊転体(前述したクランプ部の一例)27が外嵌されている。
【0022】
コンベヤ幅方向の一側において、搬送経路14の方向で一対のクランプ腕25間にはシリンダー装置28が設けられている。すなわちシリンダー装置28は、クランプ腕25の中間部間に、そのシリンダー本体とピストンロッドとが相対揺動自在に連結されている。
したがって、シリンダー装置28が伸縮動されることで、歯車24による同期によってクランプ腕25は、被搬送物5に対して搬送経路14の方向の両側から互いに接近離間動を行い、その際に両遊転体27は、搬送経路面13に対して上方へ突出しながらかつ支軸22を中心とした円弧状軌道29を画きながら互いに接近離間動(クランプ動)される。そして両遊転体27は、非クランプ動(下降限)のときにローラ12群とともに搬送経路面13を形成するように構成されている。以上の21〜28などにより位置規制手段20の一例が構成される。
【0023】
両受け渡し部15A,15Bには、それぞれ位置規制手段20により位置規制された被搬送物5を、搬送経路14の方向に対して横方向に移動させるプッシャー手段30が設けられる。すなわち、プッシャー手段30のフレーム体31はコンベヤフレーム11に取り付けられ、フレーム体31に位置規制手段20のフレーム体21が取り付けられている。
【0024】
そしてフレーム体31にはコンベヤ幅方向のシリンダー装置32が設けられ、このシリンダー装置32の作動によりコンベヤ幅方向に移動自在な可動台33が設けられている。この可動台33からは腕体34が上方へと連設されており、この腕体34の上端には、搬送経路面13から上方へ突出されたプッシャー部35が設けられている。以上の31〜35などによりプッシャー手段30の一例が構成される。
【0025】
前記棚37には、一定経路2に沿った方向と上下方向とにそれぞれ複数の区画収納空間38が形成され、これら区画収納空間38は、横方向の載置板39により区画形成されている。そして1個の区画収納空間38においては、一定経路2に沿った方向において複数個の被搬送物5を載置して格納し得るように構成されている。
【0026】
一定経路2上で走行自在な走行式搬送手段の一例である出し入れ装置40は、床側レール46に車輪を介して支持案内される走行機体41と、この走行機体41から立設された前後一対のポスト42と、これらポスト42の上端間に設けられ天井側レール47にローラを介して案内される上部フレーム43などにより本体が構成されている。
【0027】
そして両ポスト42間で昇降案内されるキャレッジ44が設けられ、このキャレッジ44上には、前記入庫用コンベヤ10の側方に出し入れ装置40を停止させたとき、この入庫用コンベヤ10における両受け渡し部15A,15Bに対応する2基(複数基)の移載手段50A,50Bが設けられている。
両移載手段50A,50Bは、図2、図3、図6、図7に示されるように、被搬送物5を載置して支持する一対の載置板51aが移載方向に並べて設けられた本体載置部51と、被搬送物5を挟持しながら移載方向に搬送する挟持搬送装置52とにより構成されている。したがって移載手段50A,50Bの本体載置部51は、棚37の載置板39間や両コンベヤ10,17間に位置されるものとなり、そして本体載置部51と何れかの側に位置する載置板39やコンベヤ10,17との間でも、被搬送物5を移載し得るように構成されている。
【0028】
前記挟持搬送装置52には、キャレッジ44の下部フレームに固定されたベースフレーム53と、このベースフレーム53の両側端に設けられた案内レール53aにより移載方向に案内されるスライド台54とが設けられている。そしてスライド台54には、無端帯状体としての搬送ベルト55を支持する一対の基枠56が移載方向と直交する方向(一定経路2の方向)に設けられるとともに、前記の一対の載置板51aが側枠を介して取り付けられている。
【0029】
前記スライド台54は出退駆動装置60により移載方向に出退駆動される。この出退駆動装置60は、ベースフレーム53の下面側に取り付けられた出退駆動用モータ61と、この出退駆動用モータ61に駆動される駆動プーリ62と、駆動プーリ62の近くに配設された一対のテンションプーリ(図示せず。)と、ベースフレーム53における移載方向の両端位置に配置された遊転プーリ63と、これら各プーリに掛け回されて、端部がスライド台54の移載搬送方向両端部に固定された出退用のタイミングベルト64などにより構成される。
【0030】
搬送ベルト55を支持する基枠56は、その長手方向中央部から下方に延びる支持部56aを移載方向と直交する方向に移動自在に案内する一対の案内レール59と、一対の基枠56を接近離間方向に移動駆動操作する挟持駆動装置65とを備えて構成される挟持状態切換手段にて、それらの接近離間方向に移動駆動される。
【0031】
挟持駆動装置65は、スライド台54に固定されて、一対の基枠56を接近離間方向に移動駆動するための挟持駆動用モータ66と、この挟持駆動用モータ66に回動駆動される挟持駆動用プーリ67と、遊転プーリ68と、これらプーリ67,68間に掛け回されるとともに一対の基枠56におけるそれぞれの支持部56aの移載方向の外方側の側面に固定される挟持駆動用タイミングベルト69などにより構成されている。
【0032】
つまり、挟持駆動用モータ66を作動させて、一対の基枠56にそれぞれ支持されて移載方向に対して両側(一定経路2の方向で一対)に配置されている搬送ベルト55が互いに接近されることにより、被搬送物5の移載方向に沿う両側面を挟持する挟持状態と、両搬送ベルト55を互いに離間させてその挟持を解除する挟持解除状態とに切り換え得るのである。
【0033】
なお、案内レール59は基枠56の長手方向における略中央部を支持しており、挟持駆動装置65は、基枠56における案内レール59による支持箇所の近くを移動駆動操作するものとしてある。
前記搬送ベルト55は、一対の基枠56のそれぞれにおいて、移載方向で略同じ長さを有するものが移載方向において二つ連ねて設けられ、両搬送ベルト55は一対の巻掛回転体に巻回支持されている。この一対の巻掛回転体のうち移載方向で内方側に位置するのが駆動側プーリ57であり、移載方向で外方側端部に位置するのが遊転プーリ58である。駆動側プーリ57は、ベアリングを介して基枠56に回動自在に支持される回転軸57aの下端部に固定され、遊転プーリ58は、基枠56に固定されている支持軸58aの下端側にベアリングを介して回転自在に取付けられている。
【0034】
なお、駆動側プーリ57や遊転プーリ58には、その外周面における上下方向の中央位置に周方向の凹溝が形成され、それに対応して搬送ベルト55の内方側の面に凸条が形成されて、凹溝と凸条との係合により搬送ベルト55の抜け止めをしている。
搬送ベルト55を送り駆動する搬送駆動装置70は、基枠56を案内する一対の案内レール59の間でかつそれらと平行に配置されるスプライン軸71と、このスプライン軸71を回転駆動する搬送駆動用モータ72と、スプライン軸71と嵌合してスプライン軸71の長手方向に移動可能な移動回転体73と、この移動回転体73とベベルギヤ機構を介して連動連結されかつ基枠56に縦軸心周りに回動自在に支持される駆動軸74と、この駆動軸74の上端部と駆動側プーリ57の回転軸57aの上端部に亘って取り付けられて、駆動軸74と二つの回転軸57aとを連動連結するギヤ連結機構75などによって構成されている。
【0035】
したがって、ギヤ連結機構75によって、移載方向に並べて配置される搬送ベルト55を巻回支持するプーリのうち移載方向で内方側寄りのもの、より具体的には、二つの搬送ベルト55が隣り合う側の端部の駆動側プーリ57を一体に回動駆動するように構成されており、また、搬送駆動用モータ72の回転駆動力によって移載方向に対して両側の搬送ベルト55を送り駆動するように構成されている。以上の51〜75などによって移載手段50A,50Bの一例が構成される。
【0036】
以下に、上記した実施の形態における作用を説明する。
基本的に、出し入れ装置40による被搬送物5の取り扱いは、一定経路2上での走行機体41の走行動と、キャレッジ44の昇降動と、移載手段50A,50Bによる移載動との組合わせ動作によって行われる。そして、この組合わせ動作によって、入庫用コンベヤ10の受け渡し部15A,15Bに位置している被搬送物5を、目的とする棚37の目的とする区画収納空間38に入庫し得、または目的とする区画収納空間38に格納されている被搬送物5を出庫用コンベヤ17上に出庫し得る。
【0037】
前記入庫用コンベヤ10の部分に搬入された被搬送物5の入庫は次のようにして行われる。すなわち、入庫用コンベヤ10により搬送経路14上で搬送されてきた被搬送物5は、受け渡し部15A,15Bにおいて停止されるが、その際に被搬送物5の搬送には、種々なパターンがある。
たとえば、同じ種類の2個の被搬送物5が搬送されるとき、異なる種類の2個の被搬送物5が搬送されるとき、或る種類の1個の被搬送物5が搬送されるとき、などであり、さらに被搬送物5は多種類(たとえば、幅が200〜470mmのカートンケースで数十種類)が取り扱われる。
【0038】
そして、たとえば2個の被搬送物5が対状で搬送されてきたときには、両受け渡し部15A,15Bにおいて振分けて停止され、また1個の被搬送物5が搬送されてきたときには、後工程(入庫作業)に好適な側が選択されて停止される。このような被搬送物5の搬送を行うときに、位置規制手段20においては、図1〜図3の実線に示されるように、シリンダー装置28の伸展動によって両クランプ腕25が互いに離間動され、遊転体27がローラ12群とともに搬送経路面13を形成している。またプッシャー手段30においては、シリンダー装置32の作動によってプッシャー部35などが、一定経路2側とは反対側に移動されている。
【0039】
したがって被搬送物5の搬送(搬入)は、ローラ12群や遊転体27群に支持案内されて、位置規制手段20側やプッシャー手段30側に対して、引っ掛かったり落ち込んだりすることなく、常に安定して行われる。
前述した被搬送物5の受け渡し部15A,15Bにおける停止は、その精度を大まかとして行われ、図1の実線に示されるように、被搬送物中心5aが位置規制手段中心20aに対してずれて停止される。このずれ量Lは、通常においては停止毎に異なり、また被搬送物5の種類によっても異なる。なお、場合によっては、被搬送物中心5aが位置規制手段中心20aに対して合致状として停止されることもある。
【0040】
このような状態に停止されたのち、まず、位置規制手段20のシリンダー装置28が収縮動される。すなわちシリンダー装置28が収縮動されることで、歯車24による同期によってクランプ腕25は、被搬送物5に対して搬送経路14の方向の両側から互いに等量で接近動を行う。その際に両遊転体27は、搬送経路面13に対して上方へ突出しながらかつ支軸22を中心とした円弧状軌道29を画きながら互いに接近動(クランプ動)される。
【0041】
したがって、互いに等量で接近動を行う両遊転体27のうちの一方が被搬送物5に当接されて、この被搬送物5を搬送経路14の方向で正逆に押し移動させ、その後に図1〜図3の仮想線に示されるように、両遊転体27により被搬送物5をクランプ動し、このとき被搬送物中心5aが位置規制手段中心20aに合致状として位置規制(位置修正)が行われる。その際に両遊転体(クランプ部)27が、被搬送物5の下半部分、すなわち重心である比較的下方部分をクランプ動することで、安定よく位置規制を行うことができる。
【0042】
このようにして被搬送物5の位置規制が行われたのち、位置規制手段20においては、シリンダー装置28の伸展動によって両クランプ腕25が互いに離間動され、遊転体27は、図1〜図3の実線に示されるように、ローラ12群とともに搬送経路面13を形成する位置に戻される。
この前後に、入庫用コンベヤ10の側方に出し入れ装置40が停止され、その際に、移載手段中心50a,50bが位置規制手段中心20aに合致状となるように停止制御される。さらにキャレッジ44が昇降され、その際に、載置板51aの上面が入庫用コンベヤ10の搬送経路面13に面一状となるように昇降制御される。
【0043】
前述したように遊転体27が搬送経路面13を形成する位置に戻された状態において、プッシャー手段30と移載手段50A,50Bとの協働作用によって、入庫用コンベヤ10上の被搬送物5が出し入れ装置40側へ移載される。
すなわち、移載手段50A,50Bにおいては、スライド台54の移動によって搬送ベルト55の先端部が、図3の仮想線に示されるように、入庫用コンベヤ10の内方に入り込んだ突入位置に位置される。これに前後して、プッシャー手段30におけるシリンダー装置32の作動によって、一定経路2側とは反対側に移動されていたプッシャー部35などが、可動台33や腕体34などを介して一定経路2側へと移動される。
【0044】
これにより、両受け渡し部15A,15Bにおいて位置規制手段20により位置規制されている被搬送物5が、搬送経路14の方向に対して横方向に移動されるプッシャー部35によって横押しされ、以て図3の仮想線に示されるように、被搬送物5の大部分は、入庫用コンベヤ10の搬送経路面13上から載置板51a上へと移される。
【0045】
次いで、挟持駆動用モータ66を作動させて、両搬送ベルト55を互いに接近方向に移動させ、これら搬送ベルト55によって被搬送物5を挟持する。そして被搬送物5を挟持すると、その検出情報に基づいて搬送駆動用モータ72を作動させて搬送ベルト55により被搬送物5を載置板51a上に引き込むとともに、引き込み検出情報に基づいて出退駆動用モータ61を作動させ、搬送ベルト55の先端部が、図6の仮想線に示されるように、入庫用コンベヤ10上から抜け出た後退位置に移動され、以て被搬送物5の出し入れ装置40上への移載が完了する。
【0046】
このような移載手段50A,50Bによる被搬送物5の引き込み作業の前後において、プッシャー手段30は逆作動されて、そのプッシャー部35は一定経路2側とは反対側に移動される(戻される)。
その後、出し入れ装置40の走行動とキャレッジ44の昇降動とにより、目的とする区画収納空間38の載置板39に対して載置板51aを面一状にさせる。そして前述のようにして、搬送ベルト55の先端部を載置板39の内方に入り込んだ突入位置に位置させ、搬送ベルト55による被搬送物5の送り出しなどを行うことにより、移載手段50A,50Bによって、キャレッジ44上の被搬送物5を目的とする区画収納空間38に入庫し得る。
【0047】
なお、上述の移載動作の逆の動作を遂行することで、目的とする区画収納空間38内の被搬送物5を出庫用コンベヤ17のローラ19群上に出庫し得る。その際に出庫用コンベヤ17は、出庫された被搬送物5を位置規制することなく搬出し得る。
次に、本発明の第二の実施の形態を、図8に基づいて説明する。
【0048】
すなわち、入庫用コンベヤ10には一箇所に受け渡し部15が形成されるとともに、この受け渡し部15に位置規制手段20が配設され、そして出し入れ装置40には1台の移載手段50が配設されている。このような第二の実施の形態では、前述した第一の実施の形態と同様にして被搬送物5の入出庫を行えるのであるが、その際に出し入れ装置40は、被搬送物5を1個ずつ取り扱うことになる。
【0049】
次に、本発明の第三の実施の形態を、図9に基づいて説明する。
すなわち、走行式搬送手段として、設定経路82上で自動走行自在な走行台車80が採用されている。この走行台車80は、その本体81上に1台の移載手段50が配設されている。なお、入庫用コンベヤ10から走行台車80への被搬送物5の移載は、前述した第一の実施の形態や第二の実施の形態と同様にして行われる。
【0050】
上記した各実施の形態では、コンベヤとして入庫用コンベヤ10が示されているが、これは通常の搬送コンベヤであってもよい
【0051】
上記した各実施の形態では、受け渡し部15、15A,15Bの側方に、自動倉庫1の出し入れ装置40や走行台車80を停止可能としているが、走行式搬送手段としては、フォークリフトや天井側の各種走行体などであってもよい。
上記した各実施の形態では、移載手段50、50A,50Bとして搬送ベルト55などを使用した挟持搬送形式を採用しているが、これは係止させての押し引き形式や、フォーク式出し入れ具などを採用してもよい。これらの場合、入庫用コンベヤ10や出庫用コンベヤ17や区画収納空間38の形状は一部変更されるものである。
【0052】
【発明の効果】
上記した本発明の請求項1によると、被搬送物の搬送(搬入)は、ローラ群や遊転体群に支持案内されて、位置規制手段側に対して、引っ掛かったり落ち込んだりすることなく、常に安定して行うことができる。そして、被搬送物を受け渡し部に停止させたのち、コンベヤ側でかつコンベアの下方に組み込んでいる位置規制手段を作動させることで、両遊転体を、搬送経路面に対して上方へ突出させながら被搬送物に対して互いに等量で接近動させ、両遊転体のうちの一方を被搬送物に当接させて、この被搬送物を搬送経路の方向で押し移動させた後に、両遊転体により被搬送物をクランプ動でき、以て被搬送物中心を位置規制手段中心に合致状として位置規制(位置修正)できる。これにより、多種類の被搬送物(荷)の位置規制を、構造簡単かつ迅速にして行うことができる。その際に位置規制手段を、非クランプ動のときにコンベアの下方に配設できて、全体の省スペース化を可能にできる。
【0053】
また上記した本発明の請求項2によると、両遊転体は、円弧状軌道で互いに接近動させることで搬送経路内に突入でき、また円弧状軌道で互いに離間動させることで搬送経路から退出でき、以てクランプ動と非クランプ動との間の動作を簡単に行うことができる。
そして上記した本発明の請求項3によると、位置規制手段を、コンベヤ側のローラ群の下方に組み込んで配設できる。
【0054】
さらに上記した本発明の請求項4によると、被搬送物の搬送(搬入)は、ローラ群や遊転体群に支持案内されて、位置規制手段側やプッシャー手段側に対して、引っ掛かったり落ち込んだりすることなく、常に安定して行うことができる。そして、位置規制手段のシリンダー装置を逆作動させ、クランプ腕を互いに等量で接近動させて、両遊転体を介して被搬送物をクランプ動した前後に、コンベヤの側方に走行式搬送手段を、移載手段中心が位置規制手段中心に合致状となるように停止させることで、プッシャー手段と移載手段との協働作用によって、コンベヤ上の被搬送物を走行式搬送手段側へ移載できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示し、搬送設備における要部の縦断側面図である。
【図2】同搬送設備における要部の一部切り欠き平面図である。
【図3】同搬送設備における要部の一部切り欠き正面図である。
【図4】同搬送設備を採用した自動倉庫における要部の側面図である。
【図5】同搬送設備を採用した自動倉庫における要部の平面図である。
【図6】同搬送設備を採用した自動倉庫における走行式搬送手段の横断平面図である。
【図7】同搬送設備を採用した自動倉庫における走行式搬送手段の要部の側面図である。
【図8】本発明の第二の実施の形態を示し、搬送設備を採用した自動倉庫における要部の平面図である。
【図9】本発明の第三の実施の形態を示し、搬送設備を採用した搬送システムの平面図である。
【図10】従来の搬送設備を示し、(A)は概略側面図、(B)は概略平面図である。
【符号の説明】
1 自動倉庫
2 一定経路
5 被搬送物(多種類サイズのカートンケースなど)
5a 被搬送物中心
10 入庫用コンベヤ
12 ローラ
13 搬送経路面
14 搬送経路
15 受け渡し部
15A 受け渡し部
15B 受け渡し部
17 出庫用コンベヤ
20 位置規制手段
20a 位置規制手段中心
22 支軸
24 歯車
25 クランプ腕
26 ロッド
27 遊転体(クランプ部)
28 シリンダー装置
29 円弧状軌道
30 プッシャー手段
32 シリンダー装置
35 プッシャー部
37 棚
38 区画収納空間
40 出し入れ装置(走行式搬送手段)
41 走行機体
44 キャレッジ
50 移載手段
50A 移載手段
50a 移載手段中心
50B 移載手段
50b 移載手段中心
51 本体載置部
51a 載置板
52 挟持搬送装置
55 搬送ベルト
60 出退駆動装置
65 挟持駆動装置
70 搬送駆動装置
80 走行台車(走行式搬送手段)
82 設定経路
L ずれ量

Claims (4)

  1. コンベヤはローラ形式からなり、ローラ群からなる搬送経路中に被搬送物の受け渡し部が形成され、この受け渡し部には被搬送物の位置規制手段が設けられ、この位置規制手段は、遊端がクランプ部に形成された一対のクランプ腕を有し、両クランプ部は遊転体からなり、非クランプ動のときに両遊転体はローラ群とともに搬送経路面を形成するとともに、両遊転体が搬送経路面に対して上方へ突出しながら被搬送物に対して搬送経路の方向の両側から互いに接近動することでクランプ動を行うことを特徴とする搬送設備。
  2. 位置規制手段は、両遊転体が円弧状軌道を画いて互いに接近離間動するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の搬送設備。
  3. 置規制手段はローラ群の下方に配設されていることを特徴とする請求項1または2記載の搬送設備。
  4. コンベヤは、搬送方向における複数箇所に受け渡し部が形成されるとともに、これら受け渡し部内に被搬送物を停止させるように構成され、各受け渡し部に設けられる位置規制手段は、一対のクランプ腕と、両クランプ腕間に設けられたシリンダー装置とにより構成され、各受け渡し部には、位置規制手段により位置規制した被搬送物を搬送経路の方向に対して横方向に移動させるプッシャー手段が設けられ、コンベヤの側方に、各受け渡し部に対応した複数の移載手段を有する走行式搬送手段が停止可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の搬送設備。
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