JP4941162B2 - 物品移載装置 - Google Patents

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Description

本発明は、物品を一旦貯留し、貯留した物品を物品集品容器に対して投入する物品移載装置に関するものである。
従来の上記物品移載装置の一例が、特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示されている物品移載装置は、物品が収納されるケースの開口を覆装可能な一端が支持されたシートと、一部がケースの開口面上にある回転軌道を形成する一対のチェーンと、一対のチェーン間に長手方向中心を越える位置まで並設され、前記回転軌道内でシートを支持するたローラ群と、前記チェーンを駆動してローラ群をシートの固定端から自由端方向へ前記回転軌道内を回転させるスプロケットを備えている。
この構成による物品移載の手順を説明する。
まず、ケースが搬送されてくると、ケースを停止させ、シートがローラ群に支持された状態でシート上に物品を投入する。
次に、スプロケットを駆動してチェーンを介してローラ群を移動させ、ローラ群によるシートの支持を無くす。これにより、シートが撓んで前記自由端がケースの底面の達した状態となり、前記物品がシートを介してケースに収納される。
次に、スプロケットを逆駆動してチェーンを介してローラ群を逆方向に移動させ、ローラ群により再びシートを支持する。
物品が収納されたケースを搬送する。
特開平6−345248号公報
上記特許文献1の物品移載装置により、不定形の物品を、限られた寸法の物品集品容器へ自動投入を行うことが可能とされて省力化が実現され、さらに物品を物品集品容器に投入する際の物品の落下距離が短くされ、物品が傷む恐れが回避されているが、さらに連続搬送されている物品集品容器へ自動投入を行うことを可能とし、ピッキング設備に採用される物品移載装置として作業効率を向上させることが望まれている。
特許文献1に記載の物品移載装置では、シートが撓んで前記自由端がケースの底面の達した状態となり物品がケースに収納された後、再びシートがローラ群により元の状態に戻されるために、ケースは停止した状態でなければならず、したがって連続搬送されている物品集品容器へ自動投入を行うこと自体が不可能であった。さらにピッキング設備のように物品移載装置が複数台、連続して配置される場合、全ての物品移載装置における物品の移載が終了しないと、物品集品容器を移動させることができず、作業効率を望むことができないという問題があった。
また物品を連続して搬送されている物品集品容器に投入する際に、投入するタイミングを図る必要があることは勿論であるが、複数の物品集品容器が連続して搬送されている場合、何らかの原因で物品集品容器の移動が停止したとき、物品移載装置から物品集品容器へ投入される物品が物品集品容器外へ落下する恐れがあり、物品集品容器の移動停止時の対策が必要とされる。
そこで、本発明は、主搬送経路を連続移動している物品集品容器に対して、物品を高精度で確実にソフトに移載(投入)でき、落下時に損傷しやすい物品の移載に適した物品移載装置を提供することを目的としたものである。
前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、物品集品容器を連続搬送する主搬送経路が備えられ、前記主搬送経路に沿って、仕分け先の求めに応じてピッキングされる物品が収納された複数の物品収納部が配置されたピッキング設備において、前記各物品収納部よりピッキングされた物品を一旦貯留し、貯留した物品を、前記主搬送経路に沿って連続搬送されている物品集品容器に対して投入する物品移載装置であって、
前記物品が投入される箱形状の本体部と、前記本体部の前記物品集品容器の搬送方向と平行な各側面の4隅にそれぞれ回転自在に配置された輪体と、前記各側面の4つの輪体にそれぞれ張設された一対の索体と、前記輪体の少なくとも一つを駆動することにより前記一対の索体を移動させる駆動装置と、前記物品集品容器の搬送方向とは直角な左右方向の一方の端辺が前記一対の索体に固定され、前記物品を一旦貯留するとき、前記物品集品容器の搬送方向の上流側前記本体部の側面、前記本体部の底面、および前記搬送方向の下流側前記本体部の側面に渡って配置され、前記一方の端辺が前記下流側本体部の側面に位置し、前記物品を前記物品集品容器へ投入するとき、前記駆動装置による一対の索体の移動に伴って移動される矩形状のベルト体と、前記上流側本体部の側面位置に配置され、前記物品を一旦貯留するとき、前記ベルト体の他方の端辺部を挟み、前記物品を前記物品集品容器へ投入するとき、前記ベルト体の他方の端辺部を送り出すベルト送り装置を備えたことを特徴とするものである。
上記構成によれば、物品を一旦貯留するとき、ベルト体は、物品集品容器の搬送方向の上流側本体部の側面、本体部の底面、および搬送方向の下流側本体部の側面に渡って配置され、一方の端辺が前記下流側本体部の側面に位置し、ベルト装置によりベルト体の他方の端辺部が挟まれており、本体部へ投入された物品はベルト体で受け止められ貯留される。また物品を物品集品容器へ投入するとき、ベルト体は、ベルト送り装置によりベルト体の他方の端辺部が送り出され、駆動装置による一対の索体の移動に伴って移動され、ベルト体に支持された物品は徐々に物品集品容器内に下降され、物品が物品集品容器へ移載される。
また請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、前記主搬送経路に沿って物品集品容器の先端が前記本体部の上流側位置へ移動されてくると、前記ベルト送り装置により前記ベルト体の他方の端辺部を下方へ送り出してベルト体の中央部を前記物品集品容器内に下降させ、続いて前記ベルト送り装置により前記ベルト体の他方の端辺部を全て送り出してベルト体を前記物品集品容器内に落下させて前記物品を物品集品容器へ投入し、続いて前記駆動装置により索体を移動してベルト体の一方の端辺を、前記下流側本体部の側面から、前記本体部の上面、前記上流側本体部の側面、前記本体部の底面と周回させ、元の下流側本体部の側面へ戻し、前記ベルト送り装置による前記ベルト体の他方の端面を挟み込む構成としたことを特徴とするものである。
上記構成によれば、本体部へ投入された物品はベルト体で受け止められ、主搬送経路に沿って物品集品容器の先端が本体部の上流側位置へ移動されてくると、搬送方向上流側に配置されたベルト送り装置によりベルト体の他方の端辺部が下方へ送り出され、ベルト体の中央部が前記物品集品容器内に下降され、続いて物品集品容器の移動に伴ってベルト送り装置によりベルト体の他方の端辺部が全て送り出されると、ベルト体の他方の端辺部が外れて、ベルト体は中央部に物品を保持した状態で物品集品容器内に着地する。続いて駆動装置により索体が移動されて、搬送方向下流側に位置するベルト体の一方の端辺から周回されると、物品からベルト体が引き抜かれて物品が物品集品容器内へ移載される。そして、ベルト体の一方の端辺が元の下流側本体部の側面へ戻され、前記ベルト送り装置により前記ベルト体の他方の端面が挟み込まれる。
以上の動作により、ベルト体に貯留された物品は徐々に、ベルト体で支持されて物品集品容器へ到達し、落下時に損傷しやすい物品の移載が可能となる。また連続搬送されている物品集品容器への物品の投入が可能となることにより、ピッキング設備の作業効率の改善を期待できる。
また請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明であって、前記ベルト送り装置は、前記ベルト体を送り出す駆動ローラと、前記駆動ローラ側へ前記ベルト体を押圧する押圧ローラを備え、前記駆動ローラが停止されているとき、前記駆動ローラと前記押圧ローラにより前記ベルト体が移動しないように挟み、前記駆動ローラを駆動することにより前記ベルト体を送り出す構成としたことを特徴とするものである。
上記構成によれば、駆動ローラの動作を制御することにより、ベルト体を固定し、送り出すことが可能となる。
本体部に物品を貯留するときは、駆動ローラの停止してベルト体を固定し、貯留している物品を連続搬送されている物品集品容器へ投入する際、主搬送経路による物品集品容器の搬送速度を合わせて、駆動ローラによりベルト体を下方へ送り出し、ベルト体の中央部を下降させることにより、物品集品容器の動きに合わせて物品を投入する。また主搬送経路が停止し物品集品容器の搬送が停止すると、ベルト体の送り出しを停止することによって、物品集品容器外に物品が落下することが防止され、物品集品容器の搬送が再開されたとき、物品を投入する物品集品容器を間違う恐れが解消される。
また請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明であって、前記一対の索体に両端が固定され、前記ベルト体の一方の端辺が固定される細長い形状の固定体を設け、前記ベルト体を周回させるとき、前記固定体を前記駆動ローラと前記押圧ローラ間を通過させるために、前記固定体の少なくとも上部に、突起状のくさびを設けたことを特徴とするものである。
上記構成によれば、駆動ローラと押圧ローラ間をベルト体を通過させるために、ベルト体の一方の端辺に固定体を設けることにより、ベルト体の索体への接続が強固にされ、ベルト体の移動および駆動ローラと押圧ローラ間の通過が滑らかになる。また固定体の少なくとも上部に、くさびを設けたことにより、固定体の駆動ローラと押圧ローラ間の通過が滑らかになる。
本発明の物品移載装置は、ベルト体に貯留された物品は徐々に、ベルト体で支持されて物品集品容器へ到達し、移載されることにより落下時に損傷しやすい物品を移載することができ、また連続搬送されている物品集品容器への物品の投入が可能となることにより、ピッキング設備の作業効率の改善を期待できる、という効果を有している。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図3は本発明の実施の形態における物品移載装置を備えたピッキング設備の平面図、図4は同物品移載装置を備えたピッキング設備の要部斜視図であり、ピッキング設備1は、図3および図4に示すように、主に自動投入ライン2と複数のピッキングゾーン(ピッキング作業領域)3から構成されている。
自動投入ライン2は、ピッキングされた物品5が、一旦仮置きされた後(貯留された後)、連続搬送される物品集品容器(例えば、コンテナ、段ボール箱等)6へ自動投入されるラインであり、前記物品集品容器6を一定速度で連続搬送する主搬送経路(一定経路)iを形成するメインコンベヤ装置(例えば、ローラ駆動コンベヤ装置)7から構成され、このメインコンベヤ装置7に沿って、前記複数のピッキングゾーン3が配置されている。自動投入ライン2では、各ピッキングゾーン3において、店舗等の仕分け先から求められた(注文された)物品5の品目および数量に応じてピッキングされた物品5が、メインコンベヤ装置7により連続搬送されている(主搬送経路iに沿って搬送される)物品集品容器6に対して自動投入される。
前記各ピッキングゾーン3はそれぞれ、特定の作業者がピッキング作業を担当するゾーンであり、図4に示すように、物品収納ピッキング部11と物品投入部12から構成されている。
物品収納ピッキング部11は、流動棚から形成されたピッキング棚13から構成され、前方に傾斜している複数段(図では4段)のラック14を有し、各ラック14にはそれぞれ、品目(種類)が異なるピッキング対象の物品5の収納箱15がそれぞれ収納される複数列(例えば、ピッキングゾーン3毎に6列)の物品収納部16が形成され、各物品収納部16毎にフリーローラコンベヤ(図示せず)が設けられ、各フリーローラコンベヤの前端にはストッパ(図示せず)が設けられている。この構成により、ストッパにより係止された収納箱15から必要な物品5を取り出し、収納箱15が空になればその収納箱15を除去することにより、次の収納箱15が前面に出てくる。
また物品投入部12は、メインコンベヤ装置7(主搬送経路i)に沿って連続して設けられ、店舗等の仕分け先から注文されたピッキングデータ(ピッキング情報)に基づいてピッキングされた物品5を一旦貯留し、貯留した物品5を連続搬送されている物品集品容器6に対して投入する複数台(図ではピッキングゾーン毎に5台)の先行仮置台(仮置台)25から構成されている。
各先行仮置台25はそれぞれ、図3および図4に示すように、メインコンベヤ装置7による物品集品容器6の搬送方向とは直角な左右方向に2列構成(複数列構成の一例)とされている。先行仮置台25の前列(複数列の中の1列で最前列に相当;物品収納ピッキング部11に最も近い側の列)はピッキングされた物品5が投入(載置)され一旦貯留する第1投入部(載置部)を形成するベルトコンベヤ装置27から構成され、後列(複数列の中の他の1列で最後列に相当;物品収納ピッキング部11に最も遠い側の列)はベルトコンベヤ装置(第1投入部)27に投入された物品5を一旦貯留し、メインコンベヤ装置7により連続搬送されている物品集品容器6に自動投入する第2投入部(投入部)を構成する本発明の物品移載装置28から構成されており、物品移載装置(第2投入部)28より物品集品容器6へ物品5を投入されると、ベルトコンベヤ装置(第1投入部)27に載置された物品5が、物品移載装置28へ移載される構成とされている。
物品移載装置28を、図1、図2、図5〜図7を参照しながら詳細に説明する。
ベルトコンベヤ装置(第1投入部)27より物品5が投入される投入口41を、主搬送経路iとは直角な左右方向の一方の側面(図では搬送方向に向って右側面42c)に有する箱形状の装置本体(本体部の一例)42が設けられ、この装置本体42が、主搬送経路iに沿って連続搬送されている物品集品容器6の上方に配置され、また装置本体42の底面部が物品集品容器6に接近するように配置されている。
また装置本体42のメインコンベヤ装置7による物品集品容器6の搬送方向に向って左側面42bと右側面42c(搬送方向と平行な側面)にそれぞれ、四隅にスプロケット(輪体の一例)43が回転自在に配置されている。また、左側面42bと右側面42cにそれぞれ設けた4個のスプロケット43は互いに対向して配置されており、左側面42bの四隅のスプロケット43に渡ってチェーン(索体の一例)44aが張設され、右側面42cの四隅のスプロケット43に渡ってチェーン(索体の一例)44bが張設されている。またスプロケット43のうち、前記搬送方向上流側で上部に位置する左右のスプロケット(少なくとも一つの輪体の一例)43aはドライブシャフト45aにより連結され、その回転軸にサーボモータからなるチェーン駆動モータ(駆動装置の一例)45が連結されている。このチェーン駆動モータ45の駆動により、一対のチェーン44a,44bが移動される。
また1本の細長い形状(例えば、棒状)のシャフト(固定体の一例)46が、物品集品容器6の搬送方向とは直角な左右方向に設けられ、シャフト46の両端がそれぞれ左右のチェーン44a,44bに連結されている。このシャフト46に、合成樹脂シートからなる矩形状のベルト体47の一方の左右方向の端辺が固定されている。
また前記搬送方向の上流側には、左側面42bと右側面42cに渡って、ベルト体47の他方の端辺部を挟むとともに、ベルト体47を送り出すベルト送り装置48が設けられている。
このベルト送り装置48は、図6に示すように、ベルト体47を送り出す駆動ローラ49と、駆動ローラ49側へベルト体47を押圧する押圧ローラ50を備え、駆動ローラ49が停止されているとき、駆動ローラ49と押圧ローラ50によりベルト体47を移動しないように挟み、駆動ローラ49を駆動することによりベルト体47を送り出す構成とされている。また押圧ローラ50は、その両端がそれぞれ、圧縮ばね55により駆動ローラ49側に付勢されたアーム54に回転自在に支持されている。
また図7に示すように、シャフト46の(ベルト体47の移動方向)上部および下部に、ベルト体47を周回させるとき、シャフト46を滑らかに駆動ローラ49と押圧ローラ50間を通過させるために、断面が3角形状で突起状のくさび51が設けられている。なお、下部のくさびは省略してもよい。
上記ベルト体47は、物品5を一旦貯留するとき、図1に示すように、物品集品容器6の搬送方向の下流側装置本体42の側面部、装置本体42の底面部、および前記搬送方向の上流側装置本体42の側面部に渡って配置され、上述したように左右方向の一方の端辺が、下流側装置本体42の側面位置でシャフト46を介して一対のチェーン44a,44bに固定され、他方の端辺部が、駆動ローラ49と押圧ローラ50により移動しないように挟まれている。このときのシャフト46位置(原点位置)を検出するために、光電スイッチ57と反射板48からなる原点センサ59が、下流側装置本体42の側面部に設けられている。すなわち、原点センサ59は、シャフト46により光電スイッチ57と反射板48間の光路が遮断されることにより、ベルト体47が原点位置に到達したこと(戻ってきたこと)を検出している。
また図1に示すように、ベルト体47は、駆動ローラ49と押圧ローラ50の上方に長さの3分の1程度が残っており、駆動ローラ49を駆動することによりベルト体47の3分の1程度がまず送り出される。この駆動ローラ49と押圧ローラ50の上方に残っているベルト体47の長さは、ベルト体47が送り出されベルト体47の中央部に物品5を支えたときの下方への弛み(深さ)をどの位とするかに応じて設定される。またチェーン44a,44bの駆動によりベルト体47を周回するときにガイドするベルトガイド52が設けられている。
上記構成による物品移載装置28の動作を図2を参照しながら説明する。
ベルトコンベヤ装置27から投入された物品5はベルト体47により支持されて一旦貯留される。そして、図2(a)に示すように、メインコンベヤ装置7により物品集品容器6の先端が装置本体42の上流側位置へ移動されて、上流側側面部に到達したタイミングとなると、図2(b)に示すように、ベルト送り装置48の駆動ローラ49によりベルト体47の他方の端辺部を、メインコンベヤ装置7により搬送されている物品集品容器6の搬送速度に合わせて下方へ送り出し、ベルト体47の中央部を、連続移動している物品集品容器6内に下降させる。続いて図2(c)に示すように、ベルト送り装置48の駆動ローラ49によりベルト体47の他方の端辺部を全て送り出してベルト体47の端辺部を外し、物品5を保持した状態でベルト体47を物品集品容器6内に下降させ、物品5をソフトに物品集品容器6へ投入する。続いて図2(d)に示すように、チェーン駆動モータ45により一対のチェーン44a,44bを移動してベルト体47の一方の端辺を上方へ移動させ、ベルト体47を物品5から引き抜き、物品5を移載する。そして、ベルト体47を下流側装置本体42の側面部から、装置本体42の上面部、上流側装置本体42の側面部、装置本体42の底面部と周回させ、図2(a)に示すように、原点センサ59によりシャフト46を検出することにより元の下流側装置本体42の側面部へ戻し、ベルト送り装置48の駆動ローラ49と押圧ローラ50によるベルト体47の他方の端面を挟み込む。この状態に戻ると、ベルトコンベヤ装置27から物品5がベルト体47上へ投入される。
なお、メインコンベヤ装置7が停止すると、すなわち物品集品容器6の移動が停止すると、駆動ローラ49が停止され、駆動ローラ49によるベルト体47の送り出しが中止される。このとき、物品移載装置28と物品集品容器6の相対位置がずれることはない。またメインコンベヤ装置7が再起動されると、この駆動ローラ49が再駆動されベルト体47の送り出しが再開される。
以上のように本実施の形態によれば、ベルト体47に貯留された物品5は徐々に、ベルト体47で支持されて物品集品容器6へ到達することにより、落下時に損傷しやすい物品5をソフトに移載することができる。また連続搬送されている物品集品容器6への物品5の投入が可能となることにより、ピッキング設備の作業効率の改善を期待できる。
また本実施の形態によれば、駆動ローラ49の動作を制御することにより、ベルト体47を固定し、送り出すことができ、貯留している物品5を連続搬送されている物品集品容器6へ投入する際、メインコンベヤ装置7による物品集品容器6の搬送速度を合わせて、駆動ローラ49によりベルト体47を下方へ送り出し、ベルト体47の中央部を下降させることにより、物品集品容器6の動きに合わせて物品5を高精度で確実に投入することができる。またメインコンベヤ装置7が停止し物品集品容器6の搬送が停止すると、ベルト体47の送り出しを停止することによって、物品集品容器6外に物品5が落下することを防止でき、さらに物品集品容器6の搬送が再開されたとき、物品5を投入する物品集品容器6を間違う恐れを解消することができる。
また本実施の形態によれば、駆動ローラ49と押圧ローラ50間をベルト体47を通過させるために、ベルト体47の一方の端辺にシャフト46を設けることにより、ベルト体47のチェーン44a,44bへの接続が強固にされ、ベルト体47の移動および駆動ローラ49と押圧ローラ50間の通過を滑らかにすることができる。またシャフト46の上部と下部に、くさび51を設けたことにより、シャフト46の駆動ローラ49と押圧ローラ50間の通過を滑らかにすることができる。
なお、本実施の形態では、ベルト体47を合成樹脂シートにより形成しているが、ゴム製シート、キャンバス等により形成することもできる。
また本実施の形態では、物品移載装置28を、先行仮置台25の第2投入部の一部として構成しているが、物品移載装置28を先行仮置台25そのものとすることもできる。すなわち先行仮置台25を、第1投入部(ベルトコンベヤ装置27)を無くした構成として、物品収納部16からピッキングされた物品5が直接、投入口41から投入される構成とする。
本発明の実施の形態における物品移載装置の構成図である。 同物品移載装置の動作説明図である。 同物品移載装置を備えたピッキング設備の全体構成図である。 同物品移載装置を備えたピッキング設備の要部斜視図である。 同物品移載装置の全体図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 同物品移載装置のベルト送り装置の図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 同物品移載装置のベルト体端辺部の図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。
符号の説明
i 主搬送経路
1 ピッキング設備
2 自動投入ライン
3 ピッキングゾーン
5 物品
6 物品集品容器
7 メインコンベヤ装置
13 ピッキング棚
25 先行仮置台
27 ベルトコンベヤ装置(第1投入部)
28 物品移載装置(第2投入部)
41 投入口
42 装置本体
43 スプロケット
44a,44b チェーン
45 チェーン駆動モータ
46 シャフト
47 ベルト体
48 ベルト送り装置
49 駆動ローラ
50 押圧ローラ
51 くさび
52 ベルトガイド
59 原点センサ

Claims (4)

  1. 物品集品容器を連続搬送する主搬送経路が備えられ、前記主搬送経路に沿って、仕分け先の求めに応じてピッキングされる物品が収納された複数の物品収納部が配置されたピッキング設備において、前記各物品収納部よりピッキングされた物品を一旦貯留し、貯留した物品を、前記主搬送経路に沿って連続搬送されている物品集品容器に対して投入する物品移載装置であって、
    前記物品が投入される箱形状の本体部と、
    前記本体部の前記物品集品容器の搬送方向と平行な各側面の4隅にそれぞれ回転自在に配置された輪体と、
    前記各側面の4つの輪体にそれぞれ張設された一対の索体と、
    前記輪体の少なくとも一つを駆動することにより前記一対の索体を移動させる駆動装置と、
    前記物品集品容器の搬送方向とは直角な左右方向の一方の端辺が前記一対の索体に固定され、前記物品を一旦貯留するとき、前記物品集品容器の搬送方向の上流側前記本体部の側面、前記本体部の底面、および前記搬送方向の下流側前記本体部の側面に渡って配置され、前記一方の端辺が前記下流側本体部の側面に位置し、前記物品を前記物品集品容器へ投入するとき、前記駆動装置による一対の索体の移動に伴って移動される矩形状のベルト体と、
    前記上流側本体部の側面位置に配置され、前記物品を一旦貯留するとき、前記ベルト体の他方の端辺部を挟み、前記物品を前記物品集品容器へ投入するとき、前記ベルト体の他方の端辺部を送り出すベルト送り装置
    を備えたことを特徴とする物品移載装置。
  2. 前記主搬送経路に沿って物品集品容器の先端が前記本体部の上流側位置へ移動されてくると、前記ベルト送り装置により前記ベルト体の他方の端辺部を下方へ送り出してベルト体の中央部を前記物品集品容器内に下降させ、続いて前記ベルト送り装置により前記ベルト体の他方の端辺部を全て送り出してベルト体を前記物品集品容器内に落下させて前記物品を物品集品容器へ投入し、続いて前記駆動装置により索体を移動してベルト体の一方の端辺を、前記下流側本体部の側面から、前記本体部の上面、前記上流側本体部の側面、前記本体部の底面と周回させ、元の下流側本体部の側面へ戻し、前記ベルト送り装置による前記ベルト体の他方の端面を挟み込む構成としたこと
    を特徴とする請求項1に記載の物品移載装置。
  3. 前記ベルト送り装置は、前記ベルト体を送り出す駆動ローラと、前記駆動ローラ側へ前記ベルト体を押圧する押圧ローラを備え、前記駆動ローラが停止されているとき、前記駆動ローラと前記押圧ローラにより前記ベルト体が移動しないように挟み、前記駆動ローラを駆動することにより前記ベルト体を送り出す構成としたこと
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の物品移載装置。
  4. 前記一対の索体に両端が固定され、前記ベルト体の一方の端辺が固定される細長い形状の固定体を設け、
    前記ベルト体を周回させるとき、前記固定体を前記駆動ローラと前記押圧ローラ間を通過させるために、前記固定体の少なくとも上部に、突起状のくさびを設けたこと
    を特徴とする請求項3に記載の物品移載装置。
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