JP4954290B2 - ゲート駆動回路 - Google Patents

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Description

この発明は、電力用半導体素子を駆動させる際のゲート駆動回路に関するものである。
従来の負荷駆動装置内の電力用半導体素子のゲート駆動回路においては、絶縁ゲート型トランジスタを駆動するために、定電流回路とカレントミラー回路を使って、一定電流をゲート端子に流している。また、定電流回路の電流値切り替えのために、定電流回路と直列にスイッチを用いていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−318713号公報(第1図)
従来のゲート駆動回路は、絶縁ゲート型トランジスタをオンさせる際、定電流回路の立ち上がり速度に制限があるため、ゲート端子の電流はすぐに一定値にはならなかった。また、定電流回路の電流値切り替えに、定電流回路と直列にスイッチを用いており定電流回路は動作していない状態から所定の電流値まで電流を増加させなければならないため、定電流の立ち上がりが遅くなることがあった。そのため、ゲート端子のしきい値電圧(VGEth)がばらつくと、ターンオン損失がばらつくため、多大な余裕を持った熱設計をしなければならず、効率的な熱設計を行うことができないという問題点があった。
この発明は、上述のような問題を解決するためになされたもので、定電流回路での定電流の立ち上がりが早く、省電力化も図れるゲート駆動回路を得ることを目的とする。また、電力用半導体素子をオンさせる際、しきい値電圧がばらついても、ターンオン損失のばらつきを抑え、効率的な熱設計ができるゲート駆動回路を得ることを目的とする。
この発明は、電力用半導体素子のスイッチング制御を行うゲート駆動回路であって、定電流を供給する定電流駆動回路と、前記定電流駆動回路の出力端子に接続された前記電力用半導体素子のゲートに接続されるゲート端子と、前記定電流駆動回路の出力端子に接続された予備通電回路と、前記出力端子と前記ゲート端子との間に接続された第1のスイッチと、前記予備通電回路を開閉する第2のスイッチと、前記第1のスイッチおよび前記第2のスイッチを開閉制御する駆動制御部と、を備え、前記駆動制御部は、前記第2のスイッチをオンすることにより前記定電流駆動回路の出力電流を前記予備通電回路に通電させ、前記予備通電回路に通電させた電流が所定の電流値に定まった後に前記第1のスイッチをオンし、前記第2のスイッチをオフすることにより前記定電流駆動回路の出力電流を前記ゲート端子に転流させることを特徴とするゲート駆動回路にある。
また、電力用半導体素子のスイッチング制御を行うゲート駆動回路であって、定電流を供給する定電流駆動回路と、前記定電流駆動回路の出力端子に接続された前記電力用半導体素子のゲートに接続されるゲート端子と、前記ゲート端子に接続された予備通電回路と、前記定電流駆動回路内又は、前記出力端子と前記ゲート端子との間に接続された第1のスイッチと、前記予備通電回路を開閉する第2のスイッチと、前記第1のスイッチおよび前記第2のスイッチを開閉制御する駆動制御部と、を備え、前記駆動制御部は、前記第2のスイッチをオンし、前記第1のスイッチをオンすることにより前記定電流駆動回路の出力電流を前記予備通電回路に通電させ、前記予備通電回路に通電させた電流が所定の電流値に定まった後に前記第2のスイッチをオフすることにより前記定電流駆動回路の出力電流を前記ゲート端子に転流させることを特徴とするゲート駆動回路にある。
この発明に係るゲート駆動回路は、定電流駆動回路の定電流を増減させるため、立ち上がりが早く、そのため、しきい値電圧がばらついてもターンオン損失のばらつきを抑えられるので、多大な余裕を持った熱設計をする必要が無く、効率的な熱設計を行うことができ、ひいては原材料の減量化も図れる。また、必要な時のみ電流を増加させるため省電力化も図れる。
また、電力用半導体素子をオンさせる際、予備通電回路に電流を流し、定電流値に達した後でゲート端子に転流させるので、ターンオンの期間中、定電流で駆動させることができる。そのため、しきい値電圧がばらついてもターンオン損失のばらつきを抑えられるので、多大な余裕を持った熱設計をする必要が無く、効率的な熱設計を行うことができ、ひいては原材料の減量化も図れる。
この発明の実施の形態1によるゲート駆動回路の回路図である。 この発明を適用した電力変換器の一例を示す回路図である。 この発明の実施の形態1の動作を説明するタイミングチャート図である。 この発明の実施の形態1の動作を説明するタイミングチャート図である。 この発明の実施の形態1の動作を説明するタイミングチャート図である。 この発明の実施の形態2によるゲート駆動回路の回路図である。 この発明の実施の形態2の動作を説明するタイミングチャート図である。 この発明の実施の形態3によるゲート駆動回路の回路図である。 この発明の実施の形態3の動作を説明するタイミングチャート図である。 この発明の実施の形態3の動作を説明するタイミングチャート図である。 この発明の実施の形態3によるゲート駆動回路の変形例の回路図である。 この発明の実施の形態3によるゲート駆動回路の別の変形例の回路図である。 この発明の実施の形態3によるゲート駆動回路の別の変形例の回路図である。 この発明の実施の形態4によるゲート駆動回路の回路図である。 この発明の実施の形態4の動作を説明するタイミングチャート図である。 この発明の実施の形態4によるゲート駆動回路の変形例の回路図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるゲート駆動回路の回路図である。電力用半導体素子1としてIGBT1(Insulated Gate Bipolar Transistor)を用いている。しかしながら、IGBTに限るわけではなく、これらをFET(電界効果トランジスタ)等の他のスイッチや、シリコンのみならず、シリコンカーバイド(SiC)・ガリウムナイトライド(GaN)等の他の材料によるスイッチで構成しても同様の効果が得られることは言うまでもない。ここで述べるIGBT1とダイオード2とゲート駆動回路29の組み合わせは、例えば図2に示す3相インバータ回路など、各種電力変換器に用いることが可能である。
図2において、1a〜1fは電力用半導体素子(IGBT)、2a〜2fはダイオード、30a〜30fはゲート駆動回路を示す。交流電源から整流器及び平滑コンデンサを介して得られる電流を、ゲート駆動回路30a〜30fにより電力用半導体素子1a〜1fのスイッチング制御を行うことで、負荷の一例としてのモータMの駆動制御が行われる。
IGBT1のゲート駆動回路29は、正電源27に接続された定電流駆動回路28と、定電流駆動回路28の出力端子から互いに並列に接続された予備通電回路19と切替回路7と、そして各回路内のスイッチのON/OFFを制御する、マイコン、又は論理回路やタイマにより構成される駆動制御部(駆動制御手段)20とからなる。
切替回路7はIGBT1のゲート端子に接続されゲートの充・放電を切替る。切替回路7は、IGBT1をオンさせるときにオンさせゲートへの電流を制御する第1のスイッチとしてのPチャンネル型MOSFET3、IGBT1をオフさせるときにオンさせるNチャンネル型MOSFET6、Pチャンネル型MOSFET3とIGBT1のゲート間に接続されたターンオン時のゲート抵抗4、Nチャンネル型MOSFET6とIGBT1のゲート間に接続されたターンオフ時のゲート抵抗5からなる。
Pチャンネル型MOSFET3のソースは定電流駆動回路28の出力端子に、ドレインはゲート抵抗4の一端に、ゲートは駆動制御部20にそれぞれ接続されている。ゲート抵抗4の他端とゲート抵抗5の一端がIGBT1のゲート端子に接続されている。Nチャンネル型MOSFET6のドレインはゲート抵抗5の他端に、ソースはグランド側に、ゲートは駆動制御部20にそれぞれ接続されている。
予備通電回路19は、ゲートへの電流を制御する第2のスイッチとしてのNチャンネル型MOSFET17とこれに直列に接続された抵抗18からなる。抵抗18の一端が定電流駆動回路28の出力端子に接続され、他端がNチャンネル型MOSFET17のドレインに接続され、Nチャンネル型MOSFET17のソースはグランド側に、ゲートは駆動制御部20にそれぞれ接続されている。
駆動制御部20は、外部の制御部(図示省略)からIGBT1の制御指令信号Saを受け、予備通電回路19への制御指令信号Sb、切替回路7への制御指令信号Sc、Sdを出力する。
定電流駆動回路28は、カレントミラー回路10とそれを駆動する定電流回路16からなる。カレントミラー回路10は、PNPトランジスタ8、9から構成されている。PNPトランジスタ8、9はエミッタが共に正電源27に接続され、それぞれのベースが互いに接続され、さらにPNPトランジスタ9のベースとコレクタが接続されている。PNPトランジスタ8のコレクタは定電流駆動回路28の出力端子となり、PNPトランジスタ9のコレクタとベースは定電流回路16に接続されている。PNPトランジスタ8はこの図では一つしか示していないが、大きなゲート電流を流す場合は多数並列に接続する。
PNPトランジスタ9のコレクタに接続された定電流回路16は、オペアンプ11、Nチャンネル型MOSFET12、設定抵抗13、ゲート抵抗14、基準電源15から構成されている。Nチャンネル型MOSFET12のドレインはカレントミラー回路10のPNPトランジスタ9のコレクタに接続され、ソースはオペアンプ11の一方の入力及び設定抵抗13を介してグランド側に接続され、ゲートはゲート抵抗14を介してオペアンプ11の出力に接続されている。オペアンプ11の他方の入力は基準電源15に接続されている。
なお、定電流駆動回路28はここで示した回路に限らず、他の定電流回路を用いても良い。
次に、回路の動作について、図3〜図5に示すタイミングチャート図を用いて説明する。図3の(A)はゲート駆動回路29の切替回路7とIGBT1とダイオード2の部分の回路図を示す。図3の(B)は、図3の(A)の回路のIGBT1を定電圧駆動にした場合の動作を説明するためのタイミングチャート図である。図3の(B)の(a)(b)はIGBT1のゲート電圧とゲート電流、(c)(d)はIGBT1のコレクタ電流とコレクタ電圧を示す。
まず、図3の(A)の回路のIGBT1を定電圧駆動にした場合、ゲート電圧が一定になり(図3の(B)の(a))、スイッチングが遅くなるミラー効果が発生している期間をミラー期間とすると、このミラー期間には、(Vcc−VGEth)÷Rgで決まるゲート電流が流れる(図3の(B)の(b))。但し、Vccは定電圧、VGEthはIGBT1のゲートのしきい値電圧、Rgはゲート抵抗4の抵抗値を示す。ゲート電流がゲート−コレクタ間容量を充電し終えるまでミラー期間は続く。コレクタ電圧が変化するのはミラー期間であるため(図3の(B)の(d))、ミラー期間を一定にできれば、コレクタ電圧が変化している間のターンオン損失(コレクタ電圧×コレクタ電流)のばらつきを無くすることができる。ミラー期間を一定にするには、ゲート−コレクタ間容量が一定でかつ、ゲート電流を一定にすればよい。しかし、一般的にゲート−コレクタ間容量に比べてVGEthのばらつきが大きいため、定電圧駆動ではゲート電流を一定にすることができない。よって、ターンオン損失のばらつきを小さくするためには、ゲート電流を一定にする定電流駆動が必要となる。
図4は定電流電源を用い、予備通電回路19がない場合の図1の回路の動作を説明するためのタイミングチャート図である。図4の(a)は制御指令信号Sa、(b)は制御指令信号Sc,Sd、(c)(d)はIGBT1のゲート電流とゲート電圧、(e)は定電流回路16の電流を示す。外部の制御部からの制御指令信号Saは「H」の時にIGBT1をオンさせ、「L」の時にオフさせる信号である。IGBT1は例えば図2のIGBT1a、1b等で示されるように、別のIGBTと直列接続されて一対のIGBTを構成しており、制御指令信号Saが「L」の時には、一対のIGBTの他方がオンされている(以下同様)。
駆動制御部20はIGBT1をオンさせる外部の制御部からの「H(High)」の制御指令信号Saと同じタイミングで、「L(Low)」の制御指令信号Sc,Sdを切替回路7のPチャンネル型MOSFET3、Nチャンネル型MOSFET6へ(図4の(b))それぞれ出力する。定電流回路16の電流は常に流れており(図4の(e))、制御指令信号Sc,Sdが「L」になるとPチャンネル型MOSFET3がオン、Nチャンネル型MOSFET6がオフになり、IGBT1のゲート電流が流れ出す(図4の(c))。このときゲート電流は、直ぐに予め設定した定電流値にはならない。
カレントミラー回路10のPNPトランジスタ8のエミッタ−コレクタ間の電圧は急峻に変化するため、エミッタ−コレクタ間の寄生容量を通して変位電流がIGBT1のゲートに流れる。変位電流が大きい場合、カレントミラー回路10の出力電流が予め設定した定電流値になる前にIGBT1のミラー期間が始まる。IGBT1のミラー期間は定電流値によって決まらず、IGBT1のゲートのしきい値電圧VGEthで決まる。例えば、VGEthが大きい時は、定電流になるまでの電流が小さくなるので、一定のゲート電荷を充電するまで続くミラー期間は長くなり、ターンオン損失が大きくなる。このように、ゲートのしきい値電圧VGEthがばらつくとミラー期間とターンオン損失がばらついてしまう。
定電流電源を用い、予備通電回路19がある場合の図1の回路の動作を説明するためのタイミングチャート図を図5に示す。図5の(a)は制御指令信号Sa、(b)は制御指令信号Sb、(c)は制御指令信号Sc、Sd、(d)は予備通電回路19の電流、(e)はMOSFET17のドレイン−ソース間電圧、(f)(g)はIGBT1のゲート電流とゲート電圧、(h)は定電流回路16の電流を示す。駆動制御部20は外部の制御部からの制御指令信号Saが「H」になると(図5の(a))、制御指令信号Sbを予め決められた期間t1だけ「H」にする(図5の(b))。これにより、第2のスイッチであるMOSFET17がオンとなり、予備通電回路19に電流が流れる。このとき、予備通電回路19がない場合と同様に、定電流回路16から変位の大きな電流が発生し、予備通電回路19に流れる(図5の(d))。
予備通電回路19に流れる電流が定電流(定電流設定値)になる時間t2(図5の(d))を予め調べ、その時間にマージンを含めた時間t3(図5の(c))を設定する。駆動制御部20はタイミング制御で時間t3経過後、制御指令信号Sc,Sdを「L」にし、第1のスイッチであるPチャンネル型MOSFET3をオンにし、同時にNチャンネル型MOSFET6をオフにする(図5の(c))。なお、電流センサ(図1のD1)により予備通電回路19の電流値を検出し、駆動制御部20がこの検出値から予備通電回路19の電流値が予め設定した定電流値になったことを判定した後、制御指令信号Sc,Sdを「L」にし、第1のスイッチ3をオンにしてもよい。その後に、駆動制御部20は制御指令信号Sbを「L」にし、第2のスイッチ17をオフにし予備通電回路19をオフさせる。予備通電回路19をオフさせると、それまで予備通電回路19に流れていた電流がIGBT1のゲート端子に流れ、定電流でゲートを充電できる(図5の(f))。
このように構成されたゲート駆動回路29は、IGBT1をオンさせる際、カレントミラー回路10からの電流を予備通電回路19に流し、定電流値に達した後でIGBT1のゲート端子に転流させているので、ターンオン期間中に定電流で駆動させることができる。そのため、しきい値電圧がばらついても、ゲート−コレクタ間の容量を充電するまで続くミラー期間のばらつきを抑えることができる。ミラー期間の間のコレクタ電圧が変化する期間のばらつきを抑えることができるので、コレクタ電圧×コレクタ電流で表されるターンオン損失のばらつきも抑えることができる。ターンオン損失は熱に変わるが、そのばらつきを抑えられるので、電力変換器を設計する時に多大な余裕を持った熱設計をする必要が無く、効率的な熱設計を行うことができる。また、それにより低コストの電力変換器を製造できる。
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態2によるゲート駆動回路の回路図である。図6において、上記実施の形態と同一もしくは相当部分は同一もしくは関連する符号で示し説明を省略する。図6のゲート駆動回路29aでは、IGBT1のゲート端子への電流を制御する第2のスイッチであるNチャンネル型MOSFET17aと抵抗18aからなる予備通電回路19aがIGBT1のゲート端子に接続されている。Nチャンネル型MOSFET17aのドレインが抵抗18aを介してIGBT1のゲート端子へ、ゲートが駆動制御部20へ、ソースがグランド側にそれぞれ接続されている。
図7には図6の回路の動作を説明するためのタイミングチャート図を示す。図7の(a)は制御指令信号Sa、(b)は制御指令信号Sb、(c)は制御指令信号Sc、Sd、(d)は予備通電回路19aの電流、(e)はMOSFET17aのドレイン−ソース間電圧、(f)(g)はIGBT1のゲート電流とゲート電圧、(h)は定電流回路16の電流を示す。
以下、図6、7に従って動作を説明する。駆動制御部20は、一対のIGBTの他方がオンされる「L」の制御指令信号Sa(図7の(a))に同期して、Nチャンネル型MOSFETからなる第1のスイッチ3およびNチャンネル型MOSFET6に「H」の制御指令信号Sc,Sdを同時に出力し(図7の(c))、第1のスイッチ3をオフさせ同時にNチャンネル型MOSFET6をオンさせる。その後、第2のスイッチ17aに「H」の制御指令信号Sbを出力してオンさせ、予備通電回路19aをオンにしておく(図7の(b))。
その後、制御指令信号Saが「H」になると、駆動制御部20は、制御指令信号Sc,Sdを「L」に切り替え、これにより第1のスイッチ3はオン、Nチャンネル型MOSFET6はオフし、予備通電回路19aが予めオンしているため、予備通電回路19aにはカレントミラー回路10の変位電流を含めた大きな電流が流れる(図7の(d))。予備通電回路19aの抵抗18aは、予備通電回路19aに流れる電流でIGBT1がゲート電圧が上昇してオンすることが無いように小さい値にしている。予備通電回路19aの電流が定電流(定電流設定値)になった後に、制御指令信号Sbを「L」に切り替えて第2のスイッチ17aをオフし、予備通電回路19aをオフにすることで、それまで予備通電回路19aに流れていた電流がIGBT1のゲート端子に流れ、IGBT1のゲートは一定電流で充電される(図7の(f))。
なお、第1のスイッチ3をオンにしてから第2のスイッチ17aをオフするまでの時間t4は、第1のスイッチ3をオンにしてから予備通電回路19aが定電流になるまでの時間を予めを調べておいて、その時間にマージンを含めた時間t4(図7の(b))を設定する。なお、電流センサD1により予備通電回路19aの電流値を検出し、駆動制御部20が検出された電流値から予備通電回路19aの電流値が予め設定した定電流値になったことを判定した後、制御指令信号Sbを「L」にし、予備通電回路19aをオフにしてもよい。
このように構成されたゲート駆動回路29aは、しきい値電圧がばらついてもターンオン損失のばらつきを抑えられるので、効率的な熱設計を行うことができる。さらに、IGBT1のゲート−エミッタ間を低インピーダンスで短絡するため、高速動作させることができる。さらに、低インピーダンスでゲートをショートさせるため、ノイズによってゲート電圧が上がらず、IGBT1が誤オンすることを防ぐことも可能となる。これは、インバータの場合は、IGBT1がオフしているときにでも、並列に接続しているダイオード2がリカバリすることにより高いdv/dtがコレクタ−エミッタ間に印加され、これがゲートに回りこんでゲート電圧を上昇させ誤オンさせることがあるが、ゲートを低インピーダンスでショートさせるとこのような誤動作を防ぐことができるためである。
実施の形態3.
図8はこの発明の実施の形態3によるゲート駆動回路の回路図である。図8において、上記実施の形態と同一もしくは相当部分は同一もしくは関連する符号で示し説明を省略する。図8のゲート駆動回路29bでは、定電流回路16aは普段は小電流とし、必要な時だけ大電流とするものである。そのため、定電流回路16aの定電流値を設定する設定抵抗13と直列に抵抗23が接続され、抵抗23と並列に抵抗23の両端間を短絡するスイッチ24を接続している。さらに、IGBT1のゲート端子に接続され、ゲート電圧と予め設定した電圧とを比較する比較器のコンパレータ22、26を備えている。
第1基準電圧を発生する第1基準電源21とIGBT1のゲート端子が入力に接続されたコンパレータ22は、ゲート電圧を第1基準電圧21と比較し、ゲート電圧の方が第1基準電圧21よりも高いと「H」になる信号Seを駆動制御部20へ出力し、駆動制御部20はこれに従ってスイッチ24を所定の遅延を行ってオフする制御指令信号Sfを出力する。また、上記第1基準電圧21より小さい第2基準電圧を発生する第2基準電源25とIGBT1のゲート端子が入力に接続されたコンパレータ26は、ゲート電圧を第2基準電圧25と比較し、ゲート電圧の方が第2基準電圧25よりも低いと「H」になる信号Sgを駆動制御部20へ出力し、駆動制御部20はこれに従って予備通電回路19aをオンさせる制御指令信号Sbを出力する。
実施の形態2までは、カレントミラー回路10の変位電流の影響が無くなり、定電流となるところまで予備通電回路19、19aをオンさせていたが、実施の形態3では、定電流回路16aの電流値の変化に時間がかかるため、立ち上がり速度も考慮する必要がある。
図9、図10は図8の回路のそれぞれ、定電流回路の立ち上がりが速い場合と遅い場合の動作を説明するためのタイミングチャート図を示す。定電流回路の立ち上がりが速い場合の図9の(a)は制御指令信号Sa、(b)は制御指令信号Sb、(c)は制御指令信号Sc、Sd、(d)は予備通電回路19aの電流、(e)(f)はIGBT1のゲート電流とゲート電圧、(g)はコンパレータ22の出力Se、(h)は制御指令信号Sf、(i)は定電流回路16aの電流を示す。定電流回路の立ち上がりが遅い場合の図10は特徴的な部分のみを示しており、(a)は制御指令信号Sa、(b)は制御指令信号Sb、(c)はコンパレータ22の出力Se、(d)は制御指令信号Sf、(e)は定電流回路16aの電流を示す。
以下、図8〜10に従って動作を説明する。まず、定電流回路16aの立ち上がりが速い場合について説明する。IGBT1のオフ時、IGBT1のゲート電圧が第2基準電圧25よりも低くなると(図9の(f))、これを示すコンパレータ26からの「H」の信号Sgに従って駆動制御部20は「H」の制御指令信号Sbを出力する(図9の(b))。これにより予備通電回路19aの第2のスイッチ17aがオンとなる。また駆動制御部20は、スイッチ24への制御指令信号Sfを(図9の(h))、制御指令信号Sa(図9の(a))の立ち上がりとともに「H」とし、スイッチ24はオンし、これにより定電流回路16aの電流は増加し大きな値となる(図9の(i))。
またこのとき、第1のスイッチ3も制御指令信号Scによりオンになり、Nチャンネル型MOSFET6はオフされる(図9の(c))。オンになった第1のスイッチ3のドレイン電流は(この場合は予備通電回路19aへの電流)、カレントミラー回路10の変位電流分と、定電流回路16aの立ち上がりの応答遅れの分が重なって図9の(d)に示す波形となる。第1のスイッチ3のドレイン電流が定電流となるところで制御指令信号Sbが「L」になるように上記実施の形態2と同様な構成、方法で適当な時間t4を設定し、第2のスイッチ17aをオフにする(図9の(b))。予備通電回路19aがオフになるとIGBT1のゲート端子に定電流が流れる(図9の(d))。その後、ゲート電圧が第1基準電圧21よりも高くなると(図9の(f))、コンパレータ22からの信号Seが「H」となり(図9の(g))、駆動制御部20は「H」の信号Seから所定時間遅延(ディレイ)させて制御指令信号Sfを「L」にする(図9の(h))。これによりスイッチ24はオフとなり、定電流回路16aの電流は減少し小さな値となる(図9の(i))。
定電流回路16aの立ち上がりが遅い場合、上述した図9のように制御指令信号Saの立ち上がり時にスイッチ24への制御指令信号Sfを「H」とするのでは、予備通電回路19aからゲートへの転流のタイミング(制御指令信号Sbのオフ)までに定電流回路16aが立ち上がって電流が一定になるのが間に合わないことがある。
そのため、図10に示すタイミングチャート図のように、ゲート電圧が第1基準電圧21よりも低いと「H」になるコンパレータ22の出力Seの信号を用いて(図10の(c))、駆動制御部20は、コンパレータ22の出力Seが「L」になる時点で制御指令信号Sfを「H」とし(図10の(d))、スイッチ24をオンする。制御指令信号Saの立上り(図10の(a))よりも先にスイッチ24をオンさせるため、制御指令信号Sbが「L」になるまでに(図10の(b))、定電流回路16aを立ち上げて定電流状態にさせて(図10の(e))、定電流になった後、予備通電回路19aからIGBT1のゲート端子へ転流させることが可能となる。
なお、定電流回路16aの立ち上がり(電流が増加して電流値が安定した状態になる)が速い場合は、切替回路7内のターンオンの制御を行うPチャンネル型MOSEFT3を省略して図11のゲート駆動回路29cのようにしてもよい。この場合は、定電流駆動回路28内にある定電流回路16aの電流を制御するスイッチ24が第1のスイッチとなり、制御指令信号Sfに従って第1のスイッチのオン・オフが制御される。定電流回路16aの立ち上がりが遅い場合は、切替回路7内のターンオンの制御を行うPチャンネル型MOSEFT3はあったほうが良い。
また図8、図11のゲート駆動回路29b、29cでは、予備通電回路19aは、IGBT1のゲート端子に接続されているが、定電流駆動回路28のカレントミラー回路10と切替回路7、7aとの間に接続しても良い。図12に図8のゲート駆動回路29bで実施した場合のゲート駆動回路29bb、図13に図11のゲート駆動回路29cで実施した場合のゲート駆動回路29ccを示す。
このように構成されたゲート駆動回路29bb、29ccは、しきい値電圧がばらついてもターンオン損失のばらつきを抑えられるので、効率的な熱設計を行うことができる。さらに、必要なときだけ定電流回路の電流値を切替えて起動するので、ゲート駆動回路の損失をも抑える効果がある。
実施の形態4.
図14はこの発明の実施の形態4によるゲート駆動回路の回路図である。図14において、上記実施の形態と同一もしくは相当部分は同一もしくは関連する符号で示し説明を省略する。図14のゲート駆動回路29cccは概略、図11のゲート駆動回路29cからコンパレータ26と予備通電回路19aを取り除き、また、抵抗23に大きい抵抗値のものを使用したものである。
定電流回路16aは普段は小電流とし、必要な時だけ大電流とするものである。そのため、定電流回路16aの定電流値を設定する設定抵抗13と直列に抵抗23を接続し、抵抗23と並列にスイッチ24を接続している。さらに、IGBT1のゲート端子に接続され、ゲート電圧と第1基準電源21の予め設定した第1基準電圧(上記実施の形態におけるものと同じ電圧値でなくてもよい)とを比較する比較器のコンパレータ22を備えている。コンパレータ22は第1基準電圧21とゲート電圧を比較し、ゲート電圧のほうが第1基準電圧21よりも高いと「H」になる信号Seを駆動制御部20へ出力し、駆動制御部20は「H」の信号Seを受けると所定の遅延をさせて制御指令信号Sfを「L」にしスイッチ24をオフにする。
図15には図14の回路の動作を説明するためのタイミングチャート図を示す。図15の(a)は制御指令信号Sa、(b)は制御指令信号Sd、(c)(d)はIGBT1のゲート電流とゲート電圧、(e)はコンパレータ22の出力Se、(f)は制御指令信号Sf、(g)は定電流回路16aの電流を示す。
以下、図14,15に従って動作を説明する。制御指令信号Sa(図15の(a))の立ち上がりに同期して、駆動制御部20は、スイッチ24の制御指令信号Sf(図15の(f))を「H」にする。これにより図15の(g)のように定電流回路16aに電流が流れ、IGBT1のゲート電圧は図15の(d)のように充電される。そして上述のように、コンパレータ22は第1基準電圧21とゲート電圧を比較し、ゲート電圧の方が第1基準電圧21よりも高いと「H」になる信号Seを駆動制御部20へ出力し、駆動制御部20は「H」の信号Seを受けると所定の時間遅延をさせて制御指令信号Sfを「L」にしスイッチ24をオフにする。これにより定電流回路16aの電流も小さくなる(図15の(g))。この際、コンパレータ22、制御指令信号Sf、定電流回路16aの動作遅れによって、ゲート電圧が第1基準電圧21よりも高い所定の電圧になった後に定電流回路16aの電流値は小さくなる。
このように、IGBT1のゲート端子に流れるゲート電流を制御するため、定電流回路16aの電流値を変更する。IGBT1をオンさせるときは大きな電流とし、コンパレータ22によってIGBT1のゲート端子の充電完了を判定した後は小さな電流とする。
抵抗23は抵抗13よりも大きく、例を挙げると3桁程度大きな値にする。オペアンプ11の出力電圧が、スイッチ24のオン前後で僅かしか変わらないため、高速な動作が可能となる。ただし、抵抗23をあまりにも大きな値(無限大(開放に相当する))にするのは望ましくない。抵抗23を開放すると、オペアンプ11の−端子の電位は不確定になり、基準電源15の基準電圧と同電位にはならない。また、オペアンプ11の出力によって−端子電位を制御することができないため、オペアンプ11の出力は、「H」または「L」のどちらかの値をとる。その状態から、スイッチ24がオンして、所定の定電流値に制御するには、オペアンプ11やNチャンネル型MOSFET12の応答速度が遅いため、非常に時間がかかるためである。なお、抵抗23の値は上述以外にも、スイッチ24のオフ時にゲートが充放電しないように抵抗値を設定してもよい。これは、ゲートとエミッタの間には、数十kΩの抵抗が付くのが一般的で、これにより放電される分があり、その補償のためである。
なお、切替回路7にPチャネル型MOSFET3を備えた図8のゲート駆動回路29bについても、図16にゲート駆動回路29bbbに示すように実施可能である。
このように構成されたゲート駆動回路29bbb、29cccは、定電流回路の動作が高速になるため、ゲート端子の充電が定電流値で行われる。よって、しきい値電圧がばらついてもターンオン損失のばらつきを抑えられるので、効率的な熱設計を行うことができる。さらに、必要なときだけ定電流回路の電流値を切替えて起動するので、ゲート駆動回路の損失をも抑える効果がある。
なお、本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、同等な機能を備えた回路で構成されたものも含む。さらに、本発明は上記各実施の形態の可能な組合せも含む。
産業上の利用の可能性
本発明のゲート駆動回路は多くの分野で利用可能である。

Claims (7)

  1. 電力用半導体素子のスイッチング制御を行うゲート駆動回路であって、
    定電流を供給する定電流駆動回路と、
    前記定電流駆動回路の出力端子に接続された前記電力用半導体素子のゲートに接続されるゲート端子と、
    前記定電流駆動回路の出力端子に接続された予備通電回路と、
    前記出力端子と前記ゲート端子との間に接続された第1のスイッチと、
    前記予備通電回路を開閉する第2のスイッチと、
    前記第1のスイッチおよび前記第2のスイッチを開閉制御する駆動制御部と、
    を備え
    前記駆動制御部は、前記第2のスイッチをオンすることにより前記定電流駆動回路の出力電流を前記予備通電回路に通電させ、前記予備通電回路に通電させた電流が所定の電流値に定まった後に前記第1のスイッチをオンし、前記第2のスイッチをオフすることにより前記定電流駆動回路の出力電流を前記ゲート端子に転流させることを特徴とするゲート駆動回路。
  2. 電力用半導体素子のスイッチング制御を行うゲート駆動回路であって、
    定電流を供給する定電流駆動回路と、
    前記定電流駆動回路の出力端子に接続された前記電力用半導体素子のゲートに接続されるゲート端子と、
    前記ゲート端子に接続された予備通電回路と、
    前記定電流駆動回路内又は、前記出力端子と前記ゲート端子との間に接続された第1のスイッチと、
    前記予備通電回路を開閉する第2のスイッチと、
    前記第1のスイッチおよび前記第2のスイッチを開閉制御する駆動制御部と、
    を備え
    前記駆動制御部は、前記第2のスイッチをオンし、前記第1のスイッチをオンすることにより前記定電流駆動回路の出力電流を前記予備通電回路に通電させ、前記予備通電回路に通電させた電流が所定の電流値に定まった後に前記第2のスイッチをオフすることにより前記定電流駆動回路の出力電流を前記ゲート端子に転流させることを特徴とするゲート駆動回路。
  3. 前記ゲート端子の電圧を第1の設定電圧値と比較し、前記第1の設定電圧値より高いことを示す信号を出力する比較器を更に備え、
    前記駆動制御部は、前記電力用半導体素子をオンさせる信号を受けて前記定電流駆動回路の電流を増加させ、前記比較器からの信号を受けて前記定電流駆動回路の電流を減少させることを特徴とする請求項1又は2に記載のゲート駆動回路。
  4. 前記ゲート端子の電圧を第1の設定電圧値と比較し、前記第1の設定電圧値より高いことを示す信号を出力する比較部を更に備え、
    前記駆動制御部は、前記比較器からの信号を受けて前記定電流駆動回路の電流を増加させ、前記信号の反転信号を受けて前記定電流駆動回路の電流を減少させることを特徴とする請求項1又は2に記載のゲート駆動回路。
  5. 前記定電流駆動回路の電流を増減させるために、前記定電流駆動回路に抵抗値を変えるスイッチを設け、前記駆動制御部が前記スイッチの切り替えにより前記定電流駆動回路の電流を増減させることを特徴とする請求項3又は4に記載のゲート駆動回路。
  6. 前記スイッチが前記定電流駆動回路の直列抵抗に並列接続された開閉スイッチからなることを特徴とする請求項5に記載のゲート駆動回路。
  7. 前記定電流駆動回路は、カレントミラー回路とそれを駆動する定電流回路からなることを特徴とする請求項1又は2に記載のゲート駆動回路。
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