JP5282790B2 - 電子装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチング素子と、駆動回路とを備えた電子装置に関する。
従来、スイッチング素子と、駆動回路とを備えた電子装置として、例えば特許文献1に開示されているモータ駆動装置がある。
このモータ駆動装置は、パワートランジスタと、ゲートドライバとを備えている。ゲートドライバは、第1及び第2電流源と、ゲート電流制御器と、ゲートスイッチング制御器とを備えている。第1電流源は、回路用電源の正極端子とパワートランジスタのゲートの間に接続されている。第2電流源は、パワートランジスタのゲートと回路用電源の負極端子の間に接続されている。ゲート電流制御器は、第1及び第2電流源に接続されている。ゲートスイッチング制御器は、ゲート電流制御器に接続されている。
ゲート電流制御器は、ゲートスイッチング制御器から入力される信号に基づいて第1及び第2電流源を制御して第1パワートランジスタを駆動する。ゲートスイッチング制御器から入力される信号がパワートランジスタのオンを指示すると、ゲート電流制御器は、第1電流源を制御して第1パワートランジスタのゲートに所定の電流を流し込む。その結果、ゲート電圧がオン、オフの閾値電圧より高くなり、パワートランジスタがオンする。
一方、ゲートスイッチング制御器から入力される信号がパワートランジスタのオフを指示すると、ゲート電流制御器は、第2電流源を制御してパワートランジスタのゲートから所定の電流を引き抜く。その結果、ゲート電圧がオン、オフの閾値電圧より低くなり、パワートランジスタがオフする。
特開2007−288856号公報
ところで、前述したモータ駆動装置において第1電流源が異常になると、パワートランジスタのゲート電圧が低下せず、パワートランジスタをオフできない異常状態が発生することがある。このとき、パワートランジスタのゲート電圧が、オン、オフの閾値電圧付近の所定範囲内の電圧であると、ドレイン−ソース間電圧、つまりオン電圧が増加し、パワートランジスタの発熱が増大する。このような異常状態が継続すると、パワートランジスタが発熱し熱破壊する可能性がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、スイッチング素子をオンするために、スイッチング素子の制御端子に定電流を供給して電荷を充電するオン駆動用定電流回路の異常を検出できる電子装置を提供することを目的とする。
そこで、本発明者らは、この課題を解決すべく鋭意研究し試行錯誤を重ねた結果、定電流出力用トランジスタと、定電流出力用トランジスタに流れる電流を検出する電流検出用抵抗とによって構成されたオン駆動用定電流回路において、電流検出用抵抗の電圧に基づいてオン駆動用定電流回路の異常を検出できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、請求項1に記載の電子装置は、制御端子の電圧を制御することで駆動されるスイッチング素子と、スイッチング素子の制御端子に接続され、スイッチング素子の制御端子に定電流を流し込み電荷を充電するオン駆動用定電流回路と、スイッチング素子の制御端子に接続され、オンすることでスイッチング素子の制御端子から電荷を放電するオフ駆動用スイッチング素子と、入力される駆動信号に基づいてオン駆動用定電流回路とオフ駆動用スイッチング素子を制御することで、スイッチング素子の制御端子の電圧を制御してスイッチング素子を駆動する制御回路と、を備えた電子装置において、オン駆動用定電流回路は、スイッチング素子の制御端子に流し込む電流を制御する電流制御用トランジスタと、電流制御用トランジスタに流れる電流を検出する電流検出用抵抗と、を有し、制御回路は、電流検出用抵抗の電圧に基づいて電流制御用トランジスタを制御し、スイッチング素子の制御端子に定電流を流し込むとともに、電流検出用抵抗の電圧に基づいてオン駆動用定電流回路の異常を検出することを特徴とする。この構成によれば、オン駆動用定電流回路の電流制御用トランジスタや電流検出用抵抗が故障すると、それらに流れる電流や、それらに印加される電圧が変化する。そのため、電流検出用抵抗の電圧に基づいてオン駆動用定電流回路の異常を検出することができる。
請求項2に記載の電子装置は、制御回路は、駆動信号と電流検出用抵抗の電圧に基づいてオン駆動用定電流回路の異常を検出することを特徴とする。この構成によれば、オン駆動用定電流回路の電流制御用トランジスタや電流検出用抵抗が故障すると、それらに流れる電流や、それらに印加される電圧が変化する。流れる電流や印加される電圧は、駆動信号の状態によっても変化する。そのため、駆動信号と電流検出用抵抗の電圧に基づいてオン駆動用定電流回路の異常を検出することができる。
請求項3に記載の電子装置は、制御回路は、駆動信号がオン駆動用定電流回路からスイッチング素子の制御端子に定電流を流し込むように指示しているときに、電流検出用抵抗の電圧が定電流を流し込んでいるときの電圧より大きい場合、電流制御用トランジスタがショート故障していると判断することを特徴とする。この構成によれば、駆動信号がオン駆動用定電流回路からスイッチング素子の制御端子に定電流を流し込むように指示しているときには、電流検出用抵抗の電圧が流し込んでいる定電流に応じた値となる。しかし、電流制御用トランジスタがショート故障すると、正常時に流し込んでいた定電流より大きな電流が流れる。そのため、電流検出用抵抗の電圧が、定電流を流し込んでいるときの電圧より大きくなる。従って、電流検出用抵抗の電圧が定電流を流し込んでいるときの電圧より大きい場合、電流制御用トランジスタがショート故障していると判断することができる。
請求項4に記載の電子装置は、制御回路は、駆動信号がオン駆動用定電流回路からスイッチング素子の制御端子に定電流を流し込むように指示しているときに、電流検出用抵抗の電圧が0Vである場合、電流制御用トランジスタがオープン故障、又は、電流検出用抵抗がショート故障していると判断することを特徴とする。この構成によれば、駆動信号がオン駆動用定電流回路からスイッチング素子の制御端子に定電流を流し込むように指示しているときには、電流検出用抵抗の電圧が流し込んでいる定電流に応じた値となる。しかし、電流制御用トランジスタがオープン故障すると、電流検出用抵抗に電流が流れなくなる。そのため、電流検出用抵抗の電圧が0Vになる。また、電流検出用抵抗がショート故障した場合も、電流検出用抵抗の電圧が0Vになる。従って、電流検出用抵抗の電圧が0Vである場合、電流制御用トランジスタがオープン故障、又は、電流検出用抵抗がショート故障していると判断することができる。
請求項5に記載の電子装置は、制御回路は、駆動信号がオフ駆動用スイッチング素子のオンを指示しているときに、電流検出用抵抗の電圧が0Vより大きい場合、電流制御用トランジスタがショート故障していると判断することを特徴とする。この構成によれば、駆動信号がオフ駆動用スイッチング素子のオンを指示しているときには、オン駆動用定電流回路は定電流の流し込みを停止しており、電流検出用抵抗の電圧は0Vとなる。しかし、電流制御用トランジスタがショート故障すると、電流検出用抵抗に電流が流れる。そのため、電流検出用抵抗の電圧が0Vより大きくなる。従って、電流検出用抵抗の電圧が0Vより大きい場合、電流制御用トランジスタがショート故障していると判断することができる。
請求項6に記載の電子装置は、電流制御用トランジスタの入力端子は、電流検出用抵抗を介して駆動用電源回路の正極端子に接続されるとともに、基準電位接続用抵抗を介して駆動用電源回路の負極端子に接続され、電流制御用トランジスタの出力端子は、スイッチング素子の制御端子に接続されていることを特徴とする。この構成によれば、オン駆動用定電流回路が異常になったとき、電流制御用トランジスタの入力端子の電圧、つまり、電流制御用トランジスタと電流検出用抵抗の接続点の電圧が
不定状態になることを防止することができる。
請求項7に記載の電子装置は、制御回路は、駆動信号がオフ駆動用スイッチング素子のオンを指示しているときに、電流検出用抵抗の電圧が駆動用電源回路の電圧になっている場合、電流検出用抵抗がオープン故障していると判断することを特徴とする。この構成によれば、駆動信号がオフ駆動用スイッチング素子のオンを指示しているときには、オン駆動用定電流回路は定電流の流し込みを停止しており、電流検出用抵抗の電圧は0Vとなる。しかし、電流検出用抵抗がオープン故障すると、一端が駆動用電源回路の正極端子に、他端が基準電位接続用抵抗を介して駆動用電源回路の負極端子に接続されているため、電流検出用抵抗の電圧が駆動用電源の電圧になる。従って、駆動信号がオフ駆動用スイッチング素子のオンを指示しているときに、電流検出用抵抗の電圧が駆動用電源回路の電圧になっている場合、電流検出用抵抗がオープン故障していると判断することができる。
請求項8に記載の電子装置は、制御回路は、駆動信号がオン駆動用定電流回路からスイッチング素子の制御端子に定電流を流し込むように指示しているときに、電流検出用抵抗の電圧が駆動用電源回路の電圧を電流検出用抵抗と基準電位接続用抵抗で分圧した電圧になっている場合、電流制御用トランジスタがオープン故障していると判断することを特徴とする。この構成によれば、駆動信号がオン駆動用定電流回路からスイッチング素子の制御端子に定電流を流し込むように指示しているときには、電流検出用抵抗の電圧が流し込んでいる定電流に応じた値となる。しかし、電流制御用トランジスタがオープン故障すると、電流検出用抵抗に電流が流れなくなる。電流検出用抵抗の一端が駆動用電源回路の正極端子に、他端が基準電位接続用抵抗を介して駆動用電源回路の負極端子に接続されているため、電流検出用抵抗の電圧が、駆動用電源回路の電圧を電流検出用抵抗と基準電位接続用抵抗で分圧した電圧になる。従って、電流検出用抵抗の電圧が駆動用電源回路の電圧を電流検出用抵抗と基準電位接続用抵抗で分圧した電圧になっている場合、電流制御用トランジスタがオープン故障していると判断することができる。
請求項9に記載の電子装置は、制御回路は、電流検出用抵抗の電圧に基づいて電流制御用トランジスタを制御する電流制御回路と、電流検出用抵抗の電圧に基づいてオン駆動用定電流回路の異常を検出する異常検出回路と、を有し、電流検出用抵抗から電流制御回路までの配線と、電流検出用抵抗から異常検出回路までの配線が、別々に設けられていることを特徴とする。この構成によれば、電流検出用抵抗から電流制御回路までの配線と、電流検出用抵抗から異常検出回路までの配線が、一部で共用されることなく別々に設けられている。そのため、電流検出用抵抗から電流制御回路までの配線が断線しても、オン駆動用定電流回路の異常を検出することができる。
請求項10に記載の電子装置は、制御回路は、オン駆動用定電流回路の異常を検出したとき、オフ駆動用スイッチング素子以外でスイッチング素子をオフすることを特徴とする。この構成によれば、オフ駆動用定電流回路の異常に伴うスイッチング素子の熱破壊を防止することができる。
請求項11に記載の電子装置は、スイッチング素子の制御端子に接続され、オンすることでスイッチング素子の制御端子から電荷を放電するオフ保持用スイッチング素子を有し、制御回路は、スイッチング素子の制御端子の電圧がオン、オフの閾値電圧より低いオフ保持閾値以下になると、オフ保持用スイッチング素子を制御してスイッチング素子のオフ状態を保持し、オン駆動用定電流回路の異常を検出したとき、オフ保持用スイッチング素子を制御してスイッチング素子をオフすることを特徴とする。この構成によれば、オン駆動用定電流回路の異常を検出したとき、オフ保持用スイッチング素子を制御してスイッチング素子の制御端子から電荷を放電させことで、スイッチング素子をオフする。そのため、スイッチング素子の熱破壊を防止することができる。
請求項12に記載の電子装置は、制御回路は、オン駆動用定電流回路の異常を検出したとき、異常信号を出力することを特徴とする。この構成によれば、オン駆動用定電流回路の異常を外部に知らせることができる。
第1実施形態におけるモータ制御装置の回路図である。 図1における制御装置の回路図である。 第1実施形態におけるオン駆動用定電流回路の異常検出動作を説明するためのフローチャートである。 第1実施形態におけるオン駆動用定電流回路の異常検出動作を説明するための別のフローチャートである。 第2実施形態における制御装置の回路図である。 第2実施形態におけるオン駆動用定電流回路の異常検出動作を説明するためのフローチャートである。 第2実施形態におけるオン駆動用定電流回路の異常検出動作を説明するための別のフローチャートである。
次に実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。本実施形態では、本発明に係る電子装置を、車両に搭載され、車両駆動用モータを制御するモータ制御装置に適用した例を示す。
(第1実施形態)
まず、図1を参照して第1実施形態のモータ制御装置の構成について説明する。ここで、図1は、第1実施形態におけるモータ制御装置の回路図である。
図1に示すモータ制御装置1(電子装置)は、車体から絶縁された高電圧バッテリB1の出力する直流高電圧(例えば288V)を3相交流電圧に変換して車両駆動用モータM1に供給し、車両駆動用モータM1を制御する装置である。モータ制御装置1は、平滑コンデンサ10と、インバータ装置11と、制御装置12とを備えている。
平滑コンデンサ10は、高電圧バッテリB1の直流高電圧を平滑化するための素子である。平滑コンデンサ10の一端は、高電圧バッテリB1の正極端子に接続されている。また、他端は、高電圧バッテリB1の負極端子に接続されている。さらに、高電圧バッテリB1の負極端子は、車体から絶縁された高電圧バッテリ用のグランドに接続されている。
インバータ装置11は、平滑コンデンサ10によって平滑化された直流電圧を3相交流電圧に変換して車両駆動用モータM1に供給する装置である。インバータ装置11は、IGBT110a〜110f(スイッチング素子)と、電流センス抵抗111a〜111fとを備えている。
IGBT110a〜110fは、ゲート(制御端子)の電圧を制御することで駆動され、オン、オフすることで平滑コンデンサ10に平滑化された直流電圧を3相交流電圧に変換するためのスイッチング素子である。IGBT110a〜110fは、コレクタ電流に比例し、コレクタ電流より小さい電流が流れる電流センス端子を備えている。IGBT110a、110d、IGBT110b、110e及びIGBT110c、110fはそれぞれ直列接続されている。具体的には、IGBT110a〜110cのエミッタが、IGBT110d〜110fのコレクタにそれぞれ接続されている。直列接続された3組のIGBT110a、110d、IGBT110b、110e及びIGBT110c、110fは並列接続されている。IGBT110a〜110cのコレクタは平滑コンデンサ10の一端に、IGBT110d〜110fのエミッタは平滑コンデンサ10の他端にそれぞれ接続されている。また、IGBT110a〜110fのゲートとエミッタは制御装置12にそれぞれ接続されている。さらに、直列接続されたIGBT110a、110d、IGBT110b、110e及びIGBT110c、110fの直列接続点は、車両駆動用モータM1にそれぞれ接続されている。
電流センス抵抗111a〜111fは、IGBT110a〜110fに流れる電流を電圧に変換するための素子である。具体的には、電流センス端子に流れる電流を電圧に変換する素子である。電流センス抵抗111a〜111fの一端はIGBT110a〜110fの電流センス端子に、他端はIGBT110a〜110fのエミッタにそれぞれ接続されている。また、電流センス抵抗111a〜111fの両端は、制御装置12にそれぞれ接続されている。
制御装置12は、IGBT110a〜110fを制御する装置である。制御装置12は、IGBT110a〜110fのゲートとエミッタにそれぞれ接続されている。また、IGBT110a〜110fに流れる電流を検出するため、電流センス抵抗111a〜111fの両端にそれぞれ接続されている。
次に、図2を参照して制御装置について詳細に説明する。ここで、図2は、図1における制御装置の回路図である。具体的には、1つのIGBTに対する回路部分を示す回路図である。
図2に示すように、制御装置12は、IGBT110dに対して、駆動用電源回路120と、オン駆動用定電流回路121と、オフ駆動用回路122と、オフ保持用回路123と、遮断用回路124と、過電流検出回路126と、短絡検出回路127と、制御回路128とを備えている。制御装置12は、他のIGBT110a〜110c、110e、110fに対しても、それぞれ同様に、駆動用電源回路と、オン駆動用定電流回路と、オフ駆動用回路と、オフ保持用回路と、遮断用回路と、過電流検出回路と、短絡検出回路と、制御回路とを備えている。
駆動用電源回路120は、IGBT110dを駆動するための電圧を供給する回路である。駆動用電源回路120は、電源回路(図略)から供給される電圧を安定化して出力する。駆動用電源回路120の入力端子は、電源回路に接続されている。また、正極端子は、オン駆動用定電流回路121に接続されている。さらに、負極端子は、車体から絶縁された高電圧バッテリ用のグランドに接続され、高電圧バッテリ用のグランドを介してIGBT110dのエミッタに接続されている。
オン駆動用定電流回路121は、IGBT110dをオンするための回路である。具体的には、IGBT110dのゲートに所定の定電流を流し込んで電荷を充電して、ゲート電圧をオン、オフする閾値電圧より高くし、IGBT110dをオンする回路である。オン駆動用定電流回路121は、電流制御用FET121a(電流制御用トランジスタ)と、電流検出用抵抗121bとを備えている。
電流制御用FET121aは、ゲートの電圧を制御することで駆動され、IGBT110dのゲートに所定の定電流を流込んで電荷を充電する素子である。具体的には、PチャネルMOSFETである。電流検出用抵抗121bは、IGBT110dに流し込む電流を検出する素子である。電流制御用FET121aのソース(入力端子)は、電流検出用抵抗121bを介して駆動用電源回路120の正極端子に接続されている。また、ドレイン(出力端子)は、IGBT110dのゲートに接続されている。さらに、ゲートは、制御回路128に接続されている。
オフ駆動用回路122は、IGBT110dをオフするための回路である。具体的には、IGBT110dのゲートから電荷を放電して、ゲート電圧をオン、オフする閾値電圧より低くし、IGBT110dをオフする回路である。オフ駆動用回路122は、オフ駆動用FET122a(オフ駆動用スイッチング素子)と、オフ駆動用抵抗122bとを備えている。
オフ駆動用FET122aは、ゲートの電圧を制御することで駆動され、オンすることでIGBT110dのゲートから電荷を放電するスイッチング素子である。具体的には、NチャネルMOSFETである。オフ駆動用FET122aのソースは、車体から絶縁された高電圧バッテリ用のグランドに接続され、高電圧バッテリ用のグランドを介して駆動用電源回路120の負極端子とIGBT110dのエミッタに接続されている。また、ドレインは、オフ駆動用抵抗122bを介してIGBT110dのゲートに接続されている。さらに、ゲートは、制御回路128に接続されている。
オフ保持用回路123は、IGBT110dのオフ状態を保持する回路である。具体的には、IGBT110dのゲート電圧がオン、オフの閾値電圧より低いオフ保持閾値以下になると、オフ駆動用回路122に比べ速やかにIGBT110dのゲートから電荷を放電して、ゲート電圧をオン、オフする閾値電圧より低くし、IGBT110dのオフ状態を保持する回路である。オフ保持用回路123は、オフ保持用FET123a(オフ保持用スイッチング素子)と、ゲート抵抗123bとを備えている。
オフ保持用FET123aは、ゲートの電圧を制御することで駆動され、オンすることでIGBT110dのゲートから電荷を放電するスイッチング素子である。具体的には、NチャネルMOSFETである。オフ保持用FET123aのソースは、車体から絶縁された高電圧バッテリ用のグランドに接続され、高電圧バッテリ用のグランドを介して駆動用電源回路120の負極端子とIGBT110dのエミッタに接続されている。また、ドレインは、IGBT110dのゲートに接続されている。さらに、ゲートは、ゲート抵抗123bを介して制御回路128に接続されている。
遮断用回路124は、異常が発生したとき、オフ駆動用回路122に代わってIGBT110dをオフする回路である。具体的には、過電流や短絡等の異常が発生したとき、オフ駆動用回路122に比べ緩やかにIGBT110dのゲートから電荷を放電して、ゲート電圧をオン、オフする閾値電圧より低くし、オフ駆動用回路122に代わってIGBT110dのオフする回路である。遮断用回路124は、遮断用FET124aと、遮断用抵抗124bとを備えている。
遮断用FET124aは、ゲートの電圧を制御することで駆動され、オンすることでIGBT110dのゲートから電荷を放電するスイッチング素子である。具体的には、NチャネルMOSFETである。遮断用FET124aのソースは、車体から絶縁された高電圧バッテリ用のグランドに接続され、高電圧バッテリ用のグランドを介して駆動用電源回路120の負極端子とIGBT110dのエミッタに接続されている。また、ドレインは、遮断用抵抗124bを介してIGBTのゲートに接続されている。さらに、ゲートは、制御回路128に接続されている。
過電流検出回路126は、IGBT110dに過電流が流れているか否かを検出する回路である。具体的には、IGBT110dに流れる電流が過電流閾値より大きくなると、IGBT110dに過電流が流れていると判断する回路である。過電流検出回路126の入力端子は、電流センス抵抗111dの一端に接続されている。また、出力端子は、制御回路128に接続されている。
短絡検出回路127は、IGBT110dが短絡状態にあるか否かを検出する回路である。具体的には、IGBT110dに流れる電流が、過電流閾値より大きい短絡電流閾値より大きくなると、IGBT110a、110dがともにオンした短絡状態となり、IGBT110dに短絡電流が流れていると判断する回路である。短絡検出回路127の入力端子は、電流センス抵抗111dの一端に接続されている。また、出力端子は、制御回路128に接続されている。
制御回路128は、外部から入力される駆動信号に基づいてオン駆動用定電流回路121とオフ駆動用回路122を制御して、IGBT110dを駆動するとともに、IGBT110dのゲート電圧に基づいてオフ保持用回路123を制御して、IGBT110dのオフ状態を保持する回路である。また、駆動信号と電流検出用抵抗121bの電圧に基づいてオン駆動用定電流回路121の異常を検出し、オフ駆動用FET122a以外(オフ駆動用スイッチング素子以外)、具体的にはオフ保持用FET123aを制御してIGBT110dをオフするとともに、異常信号を外部に出力する回路でもある。さらに、IGBT110dに過電流が流れたり、IGBT110dが短絡状態になったりした等の異常が発生したとき、オフ駆動用回路122に代わって遮断用回路124を制御して、IGBT110dをオフする回路でもある。制御回路128は、電流制御用FET121a及びオフ駆動用FET122aのゲートにそれぞれ接続されている。また、IGBT110dのゲートに接続されるとともに、ゲート抵抗123bを介してオフ保持用FET123aのゲートに接続されている。さらに、電流検出用抵抗121bの両端に接続されている。加えて、過電流検出回路126及び短絡検出回路127の出力端子、並びに、遮断用FET124aのゲートにそれぞれ接続されている。
ここで、駆動用電源回路120、電流制御用FET121a、オフ駆動用FET122a、遮断用FET124a、過電流検出回路126、短絡検出回路127及び制御回路128は、ICとして一体的に構成されている。
制御回路128は、電流制御回路1280と、異常検出回路1281とを備えている。
電流制御回路1280は、オン駆動用定電流回路121を制御する回路である。具体的には、駆動信号が、IGBT110dのオンを指示しているときに、電流検出用抵抗121bの電圧に基づいて電流制御用FET121aを制御する回路である。より具体的には、駆動信号が、オン駆動用定電流回路121からIGBT110dのゲートに定電流を流し込むように指示しているときに、電流検出用抵抗121bの電圧に基づいて電流制御用FET121aを制御する回路である。電流制御回路1280は、抵抗1280aと、定電流源1280bと、オペアンプ1280cとを備えている。
抵抗1280aと定電流源1280bは直列接続されている。抵抗1280aの一端は、駆動用電源回路120に接続される電流検出用抵抗121bの一端に接続されている。定電流源1280bの一端は、車体から絶縁された高電圧バッテリ用のグランドに接続され、高電圧バッテリ用のグランドを介して駆動用電源回路120の負極端子に接続されている。
オペアンプ1280cの非反転入力端子は、抵抗1280aと定電流源1280bの接続点に接続されている。また、反転入力端子は、電流検出用抵抗121bと電流制御用FET121aの接続点に接続されている。さらに、出力端子は、電流制御用FET121aのゲートに接続されている。
異常検出回路1281は、電流検出用抵抗121bの電圧に基づいてオン駆動用定電流回路121の異常を検出する回路である。異常検出回路1281は、オペアンプ1281aと、抵抗1281b〜1281eと、異常判定回路1281fとを備えている。
オペアンプ1281a及び抵抗1281b〜1281eは、差動増幅回路を構成している。オペアンプ1281aの反転入力端子は、抵抗1281bを介して、駆動用電源回路120に接続される電流検出用抵抗121bの一端に接続されている。ここで、抵抗1281bから電流検出用抵抗121bまでの配線は、電流制御回路1280の抵抗1280aから電流検出用抵抗までの配線の一部を共用することなく別々に設けられている。オペアンプ1281aの非反転入力端子は、抵抗1281cを介して電流検出用抵抗121bと電流制御用FET121aの接続点に接続されている。また、抵抗1281dを介して車体から絶縁された高電圧バッテリ用のグランドに接続され、高電圧バッテリ用のグランドを介して駆動用電源回路120の負極端子に接続されている。ここで、抵抗1281cから電流検出用抵抗121bまでの配線は、電流制御回路1280のオペアンプ1280cから電流検出用抵抗121bまでの配線の一部を共有することなく別々に設けられている。これにより、電流制御用FET121aと電流検出用抵抗121bの接続点が、抵抗1281c、1281d(基準電位接続用抵抗)を介して駆動用電源回路120の負極端子に接続されることになる。オペアンプ1281aの出力端子は、抵抗1281eを介して反転入力端子に接続されるとともに、異常判定回路1281fに接続されている。
異常判定回路1281fは、オペアンプ1281aの出力に基づいてオン駆動用定電流回路121の異常を判定し、異常信号を出力する回路である。異常判定回路1281fの入力端子は、オペアンプ1281aの出力端子に接続されている。
次に、図1を参照してモータ制御装置の動作について説明する。車両のイグニッションスイッチ(図略)がオンすると、図1に示すモータ制御装置1が動作を開始する。高電圧バッテリB1の直流高電圧は、平滑コンデンサ10によって平滑化される。制御装置12は、外部から入力される駆動信号に基づいて、インバータ装置11を構成するIGBT110a〜110fを制御する。具体的には、IGBT110a〜110fを所定周期でオン、オフする。インバータ装置11は、平滑コンデンサ10によって平滑化された直流高電圧を3相交流電圧に変換して車両駆動用モータM1に供給する。このようにして、モータ制御装置1が車両駆動用モータM1を制御する。
次に、図2を参照してIGBTの駆動動作について説明する。図2に示すように、制御回路128は、外部から入力される駆動信号に基づいて電流制御用FET121aとオフ駆動用FET122aを制御してIGBT110dを駆動する。
駆動信号がIGBT110dのオンを指示、つまり、オン駆動用定電流回路121からIGBT110dのゲートに定電流を流し込むとともに、オフ駆動用FET122aをオフするように指示すると、制御回路128は、電流検出用抵抗121bの電圧に基づいて電流制御用FET121aを制御し、IGBT110dのゲートに定電流を流し込むとともに、オフ駆動用FET122aをオフする。これにより、オン駆動用定電流回路121からIGBT110dのゲートに、定電流源1280bの出力電流と同一の定電流が流し込まれ電荷が充電される。その結果、ゲート電圧がオン、オフする閾値電圧より高くなり、IGBT110dがオンする。
一方、駆動信号がIGBT110dのオフを指示、つまり、オン駆動用定電流回路121の動作を停止するとともに、オフ駆動用FET122aをオンするように指示すると、制御回路128は、オン駆動用定電流回路121の動作を停止するとともに、オフ駆動用FET122aをオンする。これにより、IGBT110dのゲートからオフ駆動用抵抗122bを介して電荷が放電される。その結果、ゲート電圧がオン、オフする閾値電圧より低くなり、IGBT110dがオフする。そして、ゲート電圧がオン、オフする閾値電圧より低いオフ保持閾値以下になると、制御回路128は、オフ保持用FET123aをオンする。これにより、IGBT110dのゲートからオフ保持用FET123aを介して電荷がさらに放電され、IGBT110dのオフ状態が保持される。
ところで、IGBT110dに流れる電流が過電流閾値より大きくなると、過電流検出回路126は、IGBT110dに過電流が流れていると判断する。IGBT110dに流れる電流が短絡電流閾値より大きくなると、短絡検出回路127は、IGBT110a、110dがともにオンした短絡状態にあると判断する。制御回路128は、IGBT110dに過電流が流れたり、IGBT110dが短絡状態になったりした等の異常が発生したと判断すると、オフ駆動用FET122aに代わって遮断用FET124aをオンする。これにより、IGBT110dのゲートから遮断抵抗124bを介して電荷が放電される。その結果、ゲート電圧が、オフ駆動回路122に比べ緩やかにオン、オフする閾値電圧より低くなり、IGBT110dがオフする。
次に、図2〜図4を参照してオン駆動用定電流回路の異常検出動作について説明する。ここで、図3は、第1実施形態におけるオン駆動用定電流回路の異常検出動作を説明するためのフローチャートである。図4は、第1実施形態におけるオン駆動用定電流回路の異常検出動作を説明するための別のフローチャートである。
図2に示すオペアンプ1281a及び抵抗1281b〜1281eによって構成される差動増幅回路は、電流検出用抵抗121bの電圧を増幅する。異常判定回路1281fは、図3に示すように、駆動信号がIGBT110dのオンを指示、つまり、オン駆動用定電流回路121からIGBT110dのゲートに定電流を流し込むように指示しているときに(S100)、電流検出用抵抗121bの電圧が、駆動用電源回路120の電圧を電流検出用抵抗121bと抵抗1281c、1281dで分圧した電圧になっている場合(S101)、電流制御用FET121aがオープン故障していると判断する(S102)。また、電流検出用抵抗121bの電圧が、定電流を流し込んでいるときの電圧より大きい場合(S103)、電流制御用FET121aがショート故障していると判断する(S104)。さらに、電流検出用抵抗121bの電圧が0Vである場合(S105)、電流検出用抵抗121bがショート故障していると判断する(S106)。異常判定回路1281fは、上記以外の場合、ステップS100に戻り、同様の処理を繰り返す。
一方、図4に示すように、駆動信号がIGBT110dのオフを指示、つまり、オン駆動用定電流回路121の動作を停止するとともに、オフ駆動用FET122aをオンするように指示しているときに(S107)、電流検出用抵抗121bの電圧が駆動用電源回路120の電圧になっている場合(S108)、電流検出用抵抗121bがオープン故障していると判断する(S109)。また、電流検出用抵抗121bの電圧が0Vより大きい場合(S110)、電流制御用FET121aがショート故障していると判断する(S111)。異常判定回路1281fは、上記以外の場合、ステップS100に戻り、同様の処理を繰り返す。
そして、電流制御用FET121a及び電流検出用抵抗121bの少なくともいずれかが故障していると判断すると、図3に示すように、制御回路128は、オフ駆動用FET122a以外、具体的には、オフ保持用FET123aを制御してIGBT110dをオフするとともに、異常判定回路1281fを介して異常信号を出力する(S112)。
次に、効果について説明する。第1実施形態によれば、制御回路128は、電流検出用抵抗121bの電圧に基づいて、具体的には、駆動信号と電流検出用抵抗121bの電圧に基づいてオン駆動用定電流回路121の異常を検出する。オン駆動用定電流回路121の電流制御用FET121aや電流検出用抵抗121bが故障すると、それらに流れる電流や、それらに印加される電圧が変化する。流れる電流や印加される電圧は、駆動信号の状態によっても変化する。そのため、電流検出用抵抗121bの電圧に基づいて、具体的には、駆動信号と電流検出用抵抗121bの電圧に基づいてオン駆動用定電流回路121の異常を検出することができる。
第1実施形態によれば、制御回路128は、駆動信号がオン駆動用定電流回路121からIGBT110dのゲートに定電流を流し込むように指示しているときに、電流検出用抵抗121bの電圧が定電流を流し込んでいるときの電圧より大きい場合、電流制御用FET121aがショート故障していると判断する。駆動信号がオン駆動用定電流回路121からIGBT110dのゲートに定電流を流し込むように指示しているときには、電流検出用抵抗121bの電圧が流し込んでいる定電流に応じた値となる。しかし、電流制御用FET121aがショート故障すると、正常時に流し込んでいた定電流より大きな電流が流れる。そのため、電流検出用抵抗121bの電圧が、定電流を流し込んでいるときの電圧より大きくなる。従って、電流検出用抵抗121bの電圧が定電流を流し込んでいるときの電圧より大きい場合、電流制御用FET121aがショート故障していると判断することができる。
第1実施形態によれば、制御回路128は、駆動信号がオン駆動用定電流回路121からIGBT110dのゲートに定電流を流し込むように指示しているときに、電流検出用抵抗121bの電圧が0Vである場合、電流制御用FET121aがオープン故障、又は、電流検出用抵抗121bがショート故障していると判断する。駆動信号がオン駆動用定電流回路121からIGBT110dのゲートに定電流を流し込むように指示しているときには、電流検出用抵抗121bの電圧が流し込んでいる定電流に応じた値となる。しかし、電流制御用FET121aがオープン故障すると、電流検出用抵抗121bに電流が流れなくなる。そのため、電流検出用抵抗121bの電圧が0Vになる。また、電流検出用抵抗121bがショート故障した場合も、電流検出用抵抗121bの電圧が0Vになる。従って、電流検出用抵抗121bの電圧が0Vである場合、電流制御用FET121aがオープン故障、又は、電流検出用抵抗121bがショート故障していると判断することができる。
第1実施形態によれば、制御回路128は、駆動信号がオフ駆動用FET122aのオンを指示しているときに、電流検出用抵抗121bの電圧が0Vより大きい場合、電流制御用FET121aがショート故障していると判断する。駆動信号がオフ駆動用FET122aのオンを指示しているときには、オン駆動用定電流回路121は定電流の流し込みを停止しており、電流検出用抵抗121bの電圧は0Vとなる。しかし、電流制御用FET121aがショート故障すると、電流検出用抵抗121bに電流が流れる。そのため、電流検出用抵抗121bの電圧が、0Vより大きくなる。従って、電流検出用抵抗121bの電圧が0Vより大きい場合、電流制御用FET121aがショート故障していると判断することができる。
第1実施形態によれば、電流制御用FET121aのソースは電流検出用抵抗121bを介して駆動用電源回路120の正極端子に接続されるとともに、抵抗1281c、1281dを介して駆動用電源回路120の負極端子に接続されている。また、ドレインは、IGBT110dのゲートに接続されている。そのため、オン駆動用定電流回路121が異常になったとき、電流制御用FET121aのソースの電圧、つまり、電流制御用FET121aと電流検出用抵抗121bの接続点の電圧が不定状態になることを防止することができる。従って、電流検出用抵抗121bの電圧に基づいてオン駆動用定電流回路121の異常を確実に検出することができる。
第1実施形態によれば、制御回路128は、駆動信号がオフ駆動用FET122aのオンを指示しているときに、電流検出用抵抗121bの電圧が駆動用電源回路120の電圧になっている場合、電流検出用抵抗121bがオープン故障していると判断する。駆動信号がオフ駆動用FET122aのオンを指示しているときには、オン駆動用定電流回路121は定電流の流し込みを停止しており、電流検出用抵抗121bの電圧は0Vとなる。しかし、電流検出用抵抗121bがオープン故障すると、一端が駆動用電源回路120の正極端子に、他端が抵抗1281c、1281dを介して駆動用電源回路120の負極端子に接続されているため、電流検出用抵抗121bの電圧が駆動用電源回路120の電圧になる。従って、駆動信号がオフ駆動用FET122aのオンを指示しているときに、電流検出用抵抗121bの電圧が駆動用電源回路120の電圧になっている場合、電流検出用抵抗121bがオープン故障していると判断することができる。
第1実施形態によれば、制御回路128は、駆動信号がオン駆動用定電流回路121からIGBT110dのゲートに定電流を流し込むように指示しているときに、電流検出用抵抗121bの電圧が駆動用電源回路120の電圧を電流検出用抵抗121bと抵抗1281c、1281dで分圧した電圧になっている場合、電流制御用FET121aがオープン故障していると判断する。駆動信号がオン駆動用定電流回路121からIGBT110dのゲートに定電流を流し込むように指示しているときには、電流検出用抵抗121bの電圧が流し込んでいる定電流に応じた値となる。しかし、電流制御用FET121aがオープン故障すると、電流検出用抵抗121bに電流が流れなくなる。電流検出用抵抗121bの一端が駆動用電源回路120の正極端子に、他端が抵抗1281c、1281dを介して駆動用電源回路120の負極端子に接続されているため、電流検出用抵抗121bの電圧が、駆動用電源回路120の電圧を電流検出用抵抗121bと抵抗1281c、1281dで分圧した電圧になる。従って、電流検出用抵抗121bの電圧が駆動用電源回路120の電圧を電流検出用抵抗121bと抵抗1281c、1281dで分圧した電圧になっている場合、電流制御用FET121aがオープン故障していると判断することができる。
第1実施形態によれば、電流検出用抵抗121bから電流制御回路1280までの配線と、電流検出用抵抗121bから異常検出回路1281までの配線が、一部で共用されることなく別々に設けられている。そのため、電流検出用抵抗121bから電流制御回路1280までの配線が断線しても、オン駆動用定電流回路121の異常を検出することができる。
第1実施形態によれば、制御回路128は、オン駆動用定電流回路121の異常を検出したとき、オフ駆動用FET122a以外、具体的には、オフ保持用FET123aを制御してIGBT110dをオフする。そのため、オン駆動用定電流回路121の異常に伴うIGBT110dの熱破壊を防止することができる。
第1実施形態によれば、制御回路128は、オン駆動用定電流回路121の異常を検出したとき、異常信号を出力する。そのため、オン駆動用定電流回路121の異常を外部に知らせることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態のモータ制御装置について説明する。第2実施形態のモータ制御装置は、第1実施形態のモータ制御装置が、異常検出回路において差動増幅回路を備え、電流制御用FETと電流検出用抵抗の接続点が、異常検出回路の差動増幅回路を構成する抵抗を介して駆動用電源回路の負極端子に接続されるのに対して、差動増幅回路を削除し、電流制御用FETと電流検出用抵抗の接続点が、駆動用電源回路の負極端子に接続されないようにしたものである。第2実施形態のモータ制御装置は、異常検出回路を除いて第1実施形態のモータ制御装置と同一構成である。
まず、図5を参照して制御装置の構成について説明する。ここで、図5は、第2実施形態における制御装置の回路図である。ここでは、第1実施形態の制御装置との相違部分について説明し、共通する部分については必要とされる箇所以外説明を省略する。
図5に示すように、制御装置22は、IGBT210dに対して、駆動用電源回路220と、オン駆動用定電流回路221と、オフ駆動用回路222と、オフ保持用回路223と、遮断用回路224と、過電流検出回路226と、短絡検出回路227と、制御回路228とを備えている。IGBT210d及び電流センス抵抗211dは、第1実施形態のIGBT110d及び電流センス抵抗111dに相当する。駆動用電源回路220、オン駆動用定電流回路221、オフ駆動用回路222、オフ保持用回路223、遮断用回路224、過電流検出回路226及び短絡検出回路227は、第1実施形態の駆動用電源回路120、オン駆動用定電流回路121、オフ駆動用回路122、オフ保持用回路123、遮断用回路124、過電流検出回路126及び短絡検出回路127と同一構成である。
制御回路228は、電流制御回路2280と、異常検出回路2281とを備えている。電流制御回路2280は、第1実施形態の電流制御回路1280と同一構成である。
異常検出回路2281は、異常判定回路2281fによって構成されている。異常判定回路2281は、電流検出用抵抗121bの電圧に基づいてオン駆動用定電流回路121の異常を判定し、異常信号を出力する回路である。異常判定回路1281fの一方の入力端子は、駆動用電源回路120に接続される電流検出用抵抗121bの一端に接続されている。他方の入力端子は、電流検出用抵抗121bと電流制御用FET121aの接続点に接続されている。
次に、図5〜図7を参照してオン駆動用定電流回路の異常検出動作について説明する。ここで、図6は、第2実施形態におけるオン駆動用定電流回路の異常検出動作を説明するためのフローチャートである。図7は、第2実施形態におけるオン駆動用定電流回路の異常検出動作を説明するための別のフローチャートである。
図5に示す異常判定回路2281fは、図6に示すように、駆動信号がIGBT210dのオンを指示、つまり、オン駆動用定電流回路221からIGBT210dのゲートに定電流を流し込むように指示しているときに(S200)、電流検出用抵抗221bの電圧が、定電流を流し込んでいるときの電圧より大きい場合(S203)、電流制御用FET221aがショート故障していると判断する(S204)。また、電流検出用抵抗221bの電圧が0Vである場合(S205)、電流制御用FET221aがオープン故障、又は、電流検出用抵抗221bがショート故障していると判断する(S206)。異常判定回路2281fは、上記以外の場合、ステップS200に戻り、同様の処理を繰り返す。
一方、図7に示すように、駆動信号がIGBT210dのオフを指示、つまり、オン駆動用定電流回路221の動作を停止するとともに、オフ駆動用FET222aをオンするように指示しているときに(S207)、電流検出用抵抗221bの電圧が0Vより大きい場合(S208)、電流制御用FET221aがショート故障していると判断する(S209)。異常判定回路2281fは、上記以外の場合、ステップS200に戻り、同様の処理を繰り返す。
そして、電流制御用FET221a及び電流検出用抵抗221bの少なくともいずれかが故障していると判断すると、図6に示すように、制御回路228は、オフ駆動用FET222a以外、具体的には、オフ保持用FET223aを制御してIGBT210dをオフするとともに、異常判定回路2281fを介して異常信号を出力する(S210)。
第2実施形態によれば、第1実施形態のように、電流制御用FET121aと電流検出用抵抗121bの接続点が、抵抗1281c、1281dを介して駆動用電源回路120の負極端子に接続されていないため、ステップS101、S102のように判断されることはない。しかし、それ以外については、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、差動増幅回路を設ける必要がないため、第1実施形態に対して構成を簡素化することができる。
なお、第1及び第2実施形態では、図3、図4、図6及び図7に示すフローチャートにおいて、電流検出用抵抗の電圧に基づく各判断を所定の順番で実施する例を挙げているが、これに限られるものではない。電流検出用抵抗の電圧に基づく各判断の順番を入れ替えて構成してもよい。また、いくつかを抜き出して構成してもよい。
また、第1及び第2実施形態では、駆動用電源回路120、電流制御用FET121a、オフ駆動用FET122a、遮断用FET124a、過電流検出回路126、短絡検出回路127及び制御回路128が、ICとして一体的に構成されている例を挙げているが、これに限られるものではない。IGBTに流し込む電流が大きい場合、電流制御用FETをICに外付けするような構成としてもよい。
1・・・モータ制御装置(電子装置)、10・・・平滑コンデンサ、11・・・インバータ装置、110a〜110d・・・IGBT(スイッチング素子)、111a〜111f・・・電流センス抵抗、12・・・制御装置、120・・・駆動用電源回路、121・・・オン駆動用定電流回路、121a・・・電流制御用FET(電流制御用トランジスタ)、121b・・・電流検出用抵抗、122・・・オフ駆動用回路、122a・・・オフ駆動用FET(オフ駆動用スイッチング素子)、122b・・・オフ駆動用抵抗、123・・・オフ保持用回路、123a・・・オフ保持用FET(オフ保持用スイッチング素子)、123b・・・ゲート抵抗、124・・・遮断用回路、124a・・・遮断用FET、124b・・・遮断用抵抗、126・・・過電流検出回路、127・・・短絡検出回路、128・・・制御回路、1280・・・電流制御回路、1280a・・・抵抗、1280b・・・定電流源、1280c・・・オペアンプ、1281・・・異常検出回路、1281a・・・オペアンプ、1281b、1281e・・・抵抗、1281c、1281d・・・抵抗(基準電位接続用抵抗)、1281f・・・異常判定回路、B1・・・高電圧バッテリ、M1・・・車両駆動用モータ

Claims (12)

  1. 制御端子の電圧を制御することで駆動されるスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子の制御端子に接続され、前記スイッチング素子の制御端子に定電流を流し込み電荷を充電するオン駆動用定電流回路と、
    前記スイッチング素子の制御端子に接続され、オンすることで前記スイッチング素子の制御端子から電荷を放電するオフ駆動用スイッチング素子と、
    入力される駆動信号に基づいて前記オン駆動用定電流回路と前記オフ駆動用スイッチング素子を制御することで、前記スイッチング素子の制御端子の電圧を制御して前記スイッチング素子を駆動する制御回路と、
    を備えた電子装置において、
    前記オン駆動用定電流回路は、
    前記スイッチング素子の制御端子に流し込む電流を制御する電流制御用トランジスタと、
    前記電流制御用トランジスタに流れる電流を検出する電流検出用抵抗と、
    を有し、
    前記制御回路は、前記電流検出用抵抗の電圧に基づいて前記電流制御用トランジスタを制御し、前記スイッチング素子の制御端子に定電流を流し込むとともに、前記電流検出用抵抗の電圧に基づいて前記オン駆動用定電流回路の異常を検出することを特徴とする電子装置。
  2. 前記制御回路は、駆動信号と前記電流検出用抵抗の電圧に基づいて前記オン駆動用定電流回路の異常を検出することを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記制御回路は、駆動信号が前記オン駆動用定電流回路から前記スイッチング素子の制御端子に定電流を流し込むように指示しているときに、前記電流検出用抵抗の電圧が、定電流を流し込んでいるときの電圧より大きい場合、前記電流制御用トランジスタがショート故障していると判断することを特徴とする請求項2に記載の電子装置。
  4. 前記制御回路は、駆動信号が前記オン駆動用定電流回路から前記スイッチング素子の制御端子に定電流を流し込むように指示しているときに、前記電流検出用抵抗の電圧が0Vである場合、前記電流制御用トランジスタがオープン故障、又は、前記電流検出用抵抗がショート故障していると判断することを特徴とする請求項2に記載の電子装置。
  5. 前記制御回路は、駆動信号が前記オフ駆動用スイッチング素子のオンを指示しているときに、前記電流検出用抵抗の電圧が0Vより大きい場合、前記電流制御用トランジスタがショート故障していると判断することを特徴とする請求項2に記載の電子装置。
  6. 前記電流制御用トランジスタの入力端子は、前記電流検出用抵抗を介して駆動用電源回路の正極端子に接続されるとともに、基準電位接続用抵抗を介して前記駆動用電源回路の負極端子に接続され、
    前記電流制御用トランジスタの出力端子は、前記スイッチング素子の制御端子に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の電子装置。
  7. 前記制御回路は、駆動信号が前記オフ駆動用スイッチング素子のオンを指示しているときに、前記電流検出用抵抗の電圧が前記駆動用電源回路の電圧になっている場合、前記電流検出用抵抗がオープン故障していると判断することを特徴とする請求項6に記載の電子装置。
  8. 前記制御回路は、駆動信号が前記オン駆動用定電流回路から前記スイッチング素子の制御端子に定電流を流し込むように指示しているときに、前記電流検出用抵抗の電圧が前記駆動用電源回路の電圧を前記電流検出用抵抗と前記基準電位接続用抵抗で分圧した電圧になっている場合、前記電流制御用トランジスタがオープン故障していると判断することを特徴とする請求項6に記載の電子装置。
  9. 前記制御回路は、
    前記電流検出用抵抗の電圧に基づいて前記電流制御用トランジスタを制御する電流制御回路と、
    前記電流検出用抵抗の電圧に基づいて前記オン駆動用定電流回路の異常を検出する異常検出回路と、
    を有し、
    前記電流検出用抵抗から前記電流制御回路までの配線と、前記電流検出用抵抗から前記異常検出回路までの配線が、別々に設けられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の電子装置。
  10. 前記制御回路は、前記オン駆動用定電流回路の異常を検出したとき、前記オフ駆動用スイッチング素子以外で前記スイッチング素子をオフすることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の電子装置。
  11. 前記スイッチング素子の制御端子に接続され、オンすることで前記スイッチング素子の制御端子から電荷を放電するオフ保持用スイッチング素子を有し、
    前記制御回路は、前記スイッチング素子の制御端子の電圧がオン、オフの閾値電圧より低いオフ保持閾値以下になると、前記オフ保持用スイッチング素子を制御して前記スイッチング素子のオフ状態を保持し、前記オン駆動用定電流回路の異常を検出したとき、前記オフ保持用スイッチング素子を制御して前記スイッチング素子をオフすることを特徴とする請求項10に記載の電子装置。
  12. 前記制御回路は、前記オン駆動用定電流回路の異常を検出したとき、異常信号を出力することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の電子装置。
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