JP4951450B2 - シート折り装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートに対して折り加工するシート折り装置に係り、詳しくは2つ折り、3つ折り、Z折り、4つ折り、観音折りなどの多種類の折り曲げ処理が可能なシート折り装置に関するものである。
従来、この種のシート折り装置については数多くの提案がなされ、実施されてきており、シート折り加工を行う折りローラの設置構造、あるいは折り加工のための搬送路についての工夫が行われてきている。
例えば、特許文献1に記載のシート折り装置では、4本の折りローラでシートに対する4つ折りとZ折りを行っている。
また、特許文献2に記載の用紙後処理装置では、観音折りを実現するために折りローラを6本使用している。
また、特許文献3に記載の後処理装置では、折りローラにシートを導く搬送路と折りローラのニップ接線角度を約90°にし、また、重ね折りと1枚折りの搬送路を同一にして折りブレードで折りローラにシートを押し込んで折り加工を行っている。
特開昭61−243771号公報 特開2004−189453号公報 特開2002−308521号公報
前記従来技術において、特許文献1では、4本の折りローラで2つ折りとZ折りが行われるが、これだけの折り種類では、現在のユーザが所望の折り種類に十分対応できない。また、特許文献1の構成において、折りローラに対してシートを導く経路はZ折りと2つ折りとで同じであるため、Z折りが折りローラ径に沿ってUターンするため、径が小さいと厚紙で搬送抵抗になり不送りが発生したり最悪な場合はジャムに至る場合がある。そのため、折りローラ径を大きくすると、機械幅が大きくなるばかりでなく、大幅なコストアップをまねく。
さらに、特許文献1では、折りローラにシートを導く経路と1回目の折りを行うニップの接線角度を略平行にしている。しかしながら、このような構成では、シートを重ねて折る場合、搬送路が大きく屈曲しているためシートが大きく曲がって抵抗となり、シート縦揃えや横揃えが行えない。
また、特許文献2では、観音折りを実現するために折りローラを6本使用するが、このような構成では、折りローラを多く必要とするためコストが高くなる。特に、折りローラは通常の搬送ローラに比べて高価になるため、大幅なコストアップとなる。
また、特許文献3では、搬送路と折りローラのニップ接線角度が約90°のため、シート折りのための撓みが形成され難く、シートの撓み部が折りローラのニップに入りにくいため、1枚折りのときも折りブレードを使用して折り動作を行っており、ブレード動作中はシートの搬送を停止する必要があるため生産性が悪い。特に、1枚折り時の生産性の低下はシステムとして大きな問題である。
さらに、特許文献3では、重ね折りするときステイプル位置で用紙をスタックし、整合手段で整合した後、シート束を折り位置まで移送して折りを行っているが、このような構成ではスタックした後、シート束を折り位置まで移送するため移送時間がかかり生産性が悪くなる。また、整合済みのシート束を移送することにより移送中にシート束がずれてしまうという問題がある。
本発明の目的は、前記従来技術の課題を解決し、少ない折りローラによって、2つ折り,3つ折り,Z折り,4つ折り,観音折りなど多種類のシート折り加工を、安価で精度よく、かつ生産性の高い構成で実現することができるシート折り装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、シートを受け入れて該シートを撓ませ、該シートの撓み部を折りローラ対のニップ部にて挟持させることにより折り目を形成する折り加工を行うシート折り装置において、シート搬送方向のシート折り位置を決定する複数のストッパ手段と、該ストッパ手段に突き当てることで撓みを形成させる複数の搬送ローラ対と、互いに密接して設置されて一方向に回転する少なくとも4本の折りローラとを備え、前記各折りローラの対にて折りローラ対を構成し、第1折りローラおよび第2折りローラで形成される第1折りローラ対の第1ニップ部と、前記第2折りローラおよび第3折りローラで形成される第2折りローラ対の第2ニップ部と、前記第3折りローラおよび第4折りローラで形成される第3折りローラ対の第3ニップ部とを構成し、前記第1ニップ部と前記第2ニップ部と前記第3ニップ部を選択的に用いてシートに対して各種折り加工を行うことを可能にし、シートに対して、前記第1ニップ部により2つ折りを行い、前記第1ニップ部と前記第2ニップ部とにより3つ折りまたは4つ折りを行い、前記第2ニップ部と前記第3ニップ部によりZ折りを行い、前記第1ニップ部と前記第2ニップ部と前記第3ニップ部とにより観音折りを行うことを特徴とする。この構成によって、ストッパ手段と搬送ローラ対と、互いに密接した複数の折りローラからなるニップ部とにより、シートサイズに対応した精度のよい2つ折り,3つ折り,Z折り,4つ折り,観音折りなどのシート折り加工ができ、安価で生産性の高いシート折り加工装置が実現する。しかも、互いに密接した4本の折りローラにより、確実かつ安定した生産性の高い各種のシート折りを行うことができる。
請求項に記載の発明は、請求項1記載のシート折り装置において、第1ニップ部へニップ接線方向からシートを導く第1搬送路と、第1ニップ部へニップ接線と略直角方向からシートを導く第2搬送路と、第1搬送路および第2搬送路の上流分岐点に配置され第1搬送路あるいは第2搬送路にシートの搬送路を分岐する分岐爪とを備え、1回目の折り加工を第1ニップ部で行うときは、分岐爪で第2搬送路へシートを導き、折り加工を第2ニップ部で行うときは、分岐爪で第1搬送路へシートを導くことを特徴とし、この構成によって、折り加工に応じて搬送路を適宜選択できるように分岐したことによって、構造が簡易で、安価かつ小型にすることができる。
請求項に記載の発明は、請求項記載のシート折り装置において、Z折りしたシートを前記第1搬送路へ導き、2つ折りまたは3つ折りまたは4つ折りまたは観音折りしたシートを第2搬送路へ導くことを特徴とし、この構成によって、折り前の搬送路をZ折りと他の折り(2つ折り,3つ折り,4つ折り,観音折り)とに分岐したので、折りローラ径を小さくすることができ、安価で小型な構造にすることができる。
請求項に記載の発明は、請求項または記載のシート折り装置において、第2搬送路が、複数のシートを一時的に滞留させる滞留部と、滞留したシートに対して搬送方向を整合する縦整合手段と、シートに対して搬送方向と直角する方向を整合する横整合手段とを備え、かつ第1ニップ部を挟んで該第1ニップ部のニップ接線方向と略直角方向に延設されていることを特徴とし、この構成によって、折りローラにシートを導く第2搬送路と折りローラのニップ接線角度を約90°にしたので、搬送路を略一直線にすることができ、重ね折りのときでも縦揃えや横揃えを確実に行うことができる。
請求項に記載の発明は、請求項記載のシート折り装置において、第2搬送路における第1ニップ部の近傍を、シートが第1ニップ部へ導かれる形状にしたことを特徴とし、この構成によって、折りローラにシートを導く第2搬送路と折りローラのニップ接線角度を約90°にしつつ、第1ニップ部側に撓みが形成されるように第2搬送路にガイド形状を設けたことにより、1枚折りのときでも生産性の高いシート折りを行うことができる。
請求項に記載の発明は、請求項記載のシート折り装置において、縦整合手段および横整合手段にてシートに対して整合を行った位置で、該シートに対して折り加工を行うことを特徴とし、この構成によって、シートを折り位置でスタックし、整合手段で整合を行った後、その整合位置で折りを行うので、生産性が高く折り精度のよいシート折りを行うことができる。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか記載のシート折り装置において、第1ニップ部へシートを押し込む押込み手段を備えたことを特徴とし、この構成によって、押込み手段により確実に折りローラにシート束を押し込むことができる。
請求項に記載の発明は、請求項記載のシート折り装置において、第2搬送路の滞留部で複数のシートを一時的に滞留させた後、押込み手段でシート束を第1ニップ部へ押し込み折り加工を行うことを特徴とし、この構成によって、シートを折り位置で滞留させて整合手段で整合を行った後、折り加工を行うことにより、確実に折りローラにシート束を押し込むことができ折り精度の良いシート折りを行うことができる。
請求項に記載の発明は、請求項記載のシート折り装置において、第1搬送路から導かれたシートを第1ニップ部へ導くとき、押込み手段の先端を第1ニップ部近傍まで移動させ、シート先端が押込み手段上を滑走するようにシートを第1ニップ部へ導くことを特徴とし、この構成によって、押込み手段を第1ニップ部近傍まで移動させて、押込み手段の上をシート先端が通過するようにしたので、シート先端を確実にガイドでき、ジャムなどの不具合の発生を防止することができる。
請求項10に記載の発明は、請求項1または記載のシート折り装置において、第1搬送路内のシートを搬送する複数の第1搬送ローラ対を備え、第1折りローラ対に最も近い第1搬送ローラ対によりスキュー補正を行うことを特徴とし、この構成によって、折りローラ手前の搬送ローラでスキュー補正を行うことにより、折り精度がよくジャムが発生しないようにシート折りを行うことができる。
請求項11に記載の発明は、請求項1または記載のシート折り装置において、第2搬送路内のシートを搬送する複数の第2搬送ローラ対を備え、第1折りローラ対に最も近い第2搬送ローラ対によりスキュー補正を行うことを特徴とし、この構成によって、折りローラ手前の搬送ローラでスキュー補正を行うことにより、折り精度がよくジャムが発生しないようにシート折りを行うことができる。
本発明に係るシート処理装置によれば、シート搬送方向のシート折り位置を決定する複数のストッパ手段と、該ストッパ手段に突き当てることで撓みを形成させる複数の搬送ローラ対と、互いに密接して設置されて一方向に回転する少なくとも4本の折りローラとを備え、さらに、各折りローラの対にて折りローラ対を構成し、第1折りローラおよび第2折りローラで形成される第1折りローラ対の第1ニップ部と、第2折りローラおよび第3折りローラで形成される第2折りローラ対の第2ニップ部と、第3折りローラおよび第4折りローラで形成される第3折りローラ対の第3ニップ部とを、選択的に用いてシートに対して各種折り加工を行うことにより、2つ折り,3つ折り,Z折り,4つ折り,観音折りなどの各種のシート折り加工を、シートサイズなどに応じて精度よく、かつ確実に行うことができ、この種のシート折り加工装置としては安価で生産性の高いシート折り加工装置となる。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るシート折り装置の実施形態の全体構成図であり、1は装置本体、2は複写機,プリンタなどの画像形成装置における排紙部(図示せず)と連結して配設される受け口、3はシート折り加工処理が終了したシートあるいはシート束を後処理機(図示せず)へ送るように排出する排出口、11は受け口2近傍に設置された給紙ローラ、12は排出口3近傍に設置された排出ローラ、21は受け口2からのシートを案内する給紙部搬送路、22は排出口3へシートあるいはシート束を案内する排紙搬送路である。
101〜106は折り加工のために各部位にシートを案内する搬送路であって、101は受け口2側に上下に延在する第1搬送路、102は上下に連なって延在して下部が滞留部となる第2搬送路、103は第2搬送路102に並んで延在する第3搬送路、104は下部の第2搬送路102に並んで延在する第4搬送路、105は排出口3側に第3搬送路103に並んで延在する第5搬送路、106は第5搬送路105の下方に延在する第6搬送路であり、107は第1搬送路101と第2搬送路102との連結端部分に設けられたガイド部である。
108は、第1搬送路101の下方に設けられて、シートのスキューを補正するための第1スキューローラ、109は、上部の第2搬送路102の下方に設けられて、シートのスキューを補正するための第2スキューローラである。
110は、前記各搬送路101〜106の適所に設置されてシートを搬送し、後述するストッパに当接させて撓みを形成させる複数の搬送ローラ対である。
201〜204は、少なくとも4本(本例では4本の構成例を示す)の折りローラであって、前記各搬送路101〜106の連結端部分に各折りローラ201〜204が設置され、第1折りローラ201が、第1搬送路101のガイド部107部分で、かつ上下に延在する第2搬送路102の中間部に配され、第1折りローラ201に密接する第2折りローラ202が第3搬送路103の端部部分に配され、第2折りローラ202に密接する第3折りローラ203と、第3折りローラ203に密接する第4折りローラ204とが、第4搬送路104と第5搬送路105と第6搬送路106との連結端部分に配されている。
各折りローラ201〜204の対にて折りローラ対が構成され、第1折りローラ201および第2折りローラ202からなる第1折りローラ対が第1ニップ部205を形成し、第2折りローラ202および第3折りローラ203からなる第2折りローラ対が第2ニップ部206を形成し、第3折りローラ203および第4折りローラ204からなる第3折りローラ対が第3ニップ部207を形成している。
301〜304はシートの搬送路を切り替えるため回動駆動される切替爪であって、301は排紙搬送路22あるいは第1,第2搬送路101,102方向へ搬送路切替を行う第1切替爪、302は第1搬送路101あるいは第2搬送路102へ搬送路切替を行う第2切替爪、303は第4搬送路104あるいは第5,第6搬送路105,106方向へ搬送路切替を行う第3切替爪、304は第5搬送路105あるいは第6搬送路106へ搬送路切替を行う第4切替爪である。
401は、第1,第2搬送路101,102の連結端部分に設置されて、先端が第1折りローラ201および第2折りローラ202からなる第1折りローラ対の第1ニップ部205方向へ移動可能であって、シートを押し込む押込み手段である折りブレードである。
501は、下部の第2搬送路102における滞留部上部に設置されて、搬送されてくるシートの搬送方向を整合するための叩きコロ、502は、同部位に移動可能に設置されて、シートにおける互いに直交する方向の縦方向,横方向を整合する縦整合手段,横整合手段としてのジョガーフェンスである。
601〜603は、シートの端部と当接してシートの搬送方向の折り位置を決定するため、移動駆動手段(図示せず)により搬送路を移動可能に設けられたストッパ手段であって、601は下部の第2搬送路102に設けられた第1ストッパ、602は第3搬送路103に設けられた第2ストッパ、603は第4搬送路104に設けられた第3ストッパである。
なお、図中の700は、第6搬送路106から排出されシート束を受けるスタッカを示す。
本実施形態では、後述するように、第1ニップ部205でシートに対して2つ折りを行い、第1,第2ニップ部205,206で3つ折りと4つ折りを行い、第2,第3ニップ部206,207でZ折りを行い、第1,第2,第3ニップ部205,206,207で観音折りを行う。
第1搬送路101は第1ニップ部205へニップ接線方向からシートを導くように設けられており、第2搬送路102は第1ニップ部205へニップ接線と略直角方向からシートを導くように形成され、さらに第2搬送路102における第1ニップ部205近傍のガイド部107は、後述するようにシートが第1ニップ部205において支障なく撓むように形成されている。
次に、本実施形態におけるシート折り加工の動作について説明する。
まず、ユーザにより画像形成装置側でシート折りモードの選択と、使用するシートのサイズに係る情報が入力されると、装置側の図示しない制御部において各部を駆動して、第1切替爪301,第2切替爪302,第3切替爪303,第4切替爪304,折りブレード401,叩きコロ501,ジョガー502,第1ストッパ601,第2ストッパ602,第3ストッパ603を、それぞれホームポジションから前記入力情報に応じて、あらかじめ設定されている位置へ移動させる。
そして、画像形成装置側から画像面を下にしてシートが排紙されると、受け口2にてシートを受け、給紙部搬送路21において給紙ローラ11により第1切替爪301へ搬送される。ここで折り加工が選択されていなければ、第1切替爪301が回動して排紙搬送路22へシートを搬送し、排紙ローラ12によりシートを排出口3から外部へ排出する。
<Z折り>
図2〜図6の本実施形態におけるシート搬送/折りに係る説明図を参照してZ折りについて説明する。
Z折りが選択されると、折りブレード401を、図1に示すホームポジションから第1ニップ部205近傍であるガイド位置(図2)まで移動する。そして、第1切替爪301と第2切替爪302により、第1搬送路101へシートを案内する。第1搬送路101において搬送ローラ対110によりシートが搬送され、シート先端が停止している第1スキューローラ108に突き当たってスキュー補正が行われる。
スキュー補正が行われると、第1スキューローラ108を図示しない駆動源により、シートの撓みがなくなるまで加速させ、その後、一定速度で搬送させる。さらにシート搬送が行われると、図3に示すように、折りブレード401の上をシートが通過する。
Z折りのときは、第1折りローラ201と第2折りローラ202の第1ニップ部205を通過して、シート先端が第3搬送路103において下降した第2ストッパ602の位置まで搬送され(図4)、第1折りローラ201と第2折りローラ202によるシート搬送がさらに続けられ、シートが第2ニップ部206近傍で撓み、第2ニップ部206で1回目の折りを行う。1回目の折り終了後、シートは、第4搬送路104に導かれ、第3ストッパ603に先端が突き当たると撓みが形成され、第3ニップ部207で2回目の折りが行われる(図5)。
折り完了後、シートは、第4切替爪304によって第5搬送路105へ導かれ、搬送ローラ対110と排出ローラ12により後処理機へ搬送される。
<2つ折り>
図1,図6を参照して2つ折りについて説明する。
2つ折りが選択されると、第1切替爪301と第2切替爪302によって第2搬送路102へシートを案内する。第2搬送路102において搬送ローラ対110によってシートが搬送され、シート先端が停止している第2スキューローラ109に突き当たりスキュー補正が行われる。
スキュー補正が行われると、第2スキューローラ109を図示しない駆動源により、シートの撓みがなくなるまで加速させ、その後、一定速度で搬送させる。さらにシート搬送が行われると、シート先端が第1ストッパ601に突き当たり、第1ニップ部205近傍で撓みが形成される。このとき、第2搬送路102において、第1ニップ部205にてシートが撓むようなガイド107を設けているので撓みが十分に形成される。
シートの撓み部が第1ニップ部205に入ると1回目の折りが行われる。2つ折りされたシートは、第3搬送路103,第5搬送路105を通過して、排出ローラ12により後処理機へ搬送される。このとき、第2ストッパ602は、図示しない移動駆動手段により、シート搬送に邪魔にならない位置まで搬送路から退避している。
<外3つ折り,内3つ折り,単純4つ折り>
図1,図6を参照して外3つ折り,内3つ折り,単純4つ折りについて説明する。
第1切替爪301と第2切替爪302によって第2搬送路102へシートを案内する。第2搬送路102において搬送ローラ対110によってシートSが搬送され、シート先端が停止している第2スキューローラ109に突き当たりスキュー補正が行われる。
スキュー補正が行われると、第2スキューローラ109を図示しない駆動源により、シートの撓みがなくなるまで加速させ、その後、一定速度で搬送させる。さらにシート搬送が行われると、シート先端が第1ストッパ601に突き当たり、第1ニップ部205近傍で撓みが形成される。このとき、第2搬送路102において、第1ニップ部205にてシートが撓むようなガイド107を設けているので撓みが十分に形成される。
シートの撓み部が第1ニップ部205に入ると1回目の折りが行われる。1回目の折り終了後のシートは、第3搬送路103に導かれ第2ストッパ602にシート先端が突き当たると撓みが形成され、第2ニップ部206で2回目の折りが行われる。折り完了後、第3切替爪303と第4切替爪304によって第6搬送路106へ導かれ、スタッカ700へ搬送される。
外3つ折りの1回目折り位置はシート先端から1/3、内3つ折りの1回目折り位置はシート後端から1/3、単純4つ折りの1回目折り位置は、シート先端から1/2に設定される。
<観音四つ折り>
図1,図6を参照して観音四つ折りについて説明する。
第1切替爪301と第2切替爪302によって第2搬送路102へシートを案内する。第2搬送路102において搬送ローラ対110によってシートSが搬送され、シート先端が停止している第2スキューローラ109に突き当たりスキュー補正が行われる。
スキュー補正が行われると、第2スキューローラ109を図示しない駆動源により、シートの撓みがなくなるまで加速させ、その後、一定速度で搬送させる。さらにシート搬送が行われると、シート先端が第1ストッパ601に突き当たり、第1ニップ部205近傍で撓みが形成される。このとき、第2搬送路102において、第1ニップ部205にてシートが撓むようなガイド107を設けているので撓みが十分に形成される。
シートの撓み部が第1ニップ部205に入ると、1回目の折り(シート後端1/4)が行われる。1回目の折り終了後のシートは、第3搬送路103に導かれ第2ストッパ602にシート先端が突き当たると撓みが形成され、第2ニップ部206で2回目の折りが行われる(シート先端1/4)。
2回目の折りが行われると、シートは、第4搬送路104へ導かれ、第3ストッパ603にシート先端が突き当たり、撓みが形成されて第3ニップ部207により3回目の折が行われる。折り完了後、第4切替爪304によって第6搬送路106へ導かれ、スタッカ700へ搬送される。
次に、本実施形態における重ね折りについて図1,図7,図8を参照して説明する。
重ね折りが行えるのは、2つ折り,外3つ折り,内3つ折りのみである。
重ね折りの場合は、破線で示した搬送路途中の第2スキューローラ109と第1折りローラ201における従動側コロは、シートに搬送力を与えないように駆動側のローラから離れた位置で待機している。また、第1折りローラ201、第2折りローラ202も1枚目のシートを折り込まないように停止している。
<重ね折り・2つ折り>
第1切替爪301と第2切替爪302によって第2搬送路102へシートを案内し、搬送ローラ対110によってシートを搬送する。シート先端が下部の第2搬送路102の第1ストッパ601に突き当たる直前で、シート後端は上流側の搬送ローラ対110を抜ける。シート後端が上流側の搬送ローラ対110を抜けると、叩きコロ501の搬送にて第1ストッパ601にシート先端を押し付けることによって搬送方向の整合を行う。2枚目以降のシートも1枚目と同様に搬送されてきたシート1枚1枚に対し、前記と同様に叩きコロ501で整合を行う。搬送方向の整合が行われると、ジョガー502で横方向の整合を行い、折りブレード401でシート束を第1ニップ部205へ押し込んで折りを行う。シート束が第1ニップ部205に入ると、第1折りローラ201と第2折りローラ202を回転させ、シート束を折りながら搬送する。
重ね折り・2つ折りが行われたシート束は、第3搬送路103を通過して後処理機へ搬送される。このとき、第2ストッパ602は、図示せぬ移動駆動手段によりシート搬送の邪魔にならない位置まで退避している。
第1ストッパ601の停止位置を、2つ折りの場合にシート長さの1/2、内3つ折りの場合にシート長さの先端から2/3、外3つ折りの場合にシート長さの先端から1/3となる位置にすることによって、第1ストッパ601を停止させることにより、整合後の搬送が不要となる。
また、第2搬送路102は、下部の滞留部において上述したシート1枚1枚に対し整合動作を行うので、搬送路が大きく屈曲していると叩きコロ501による整合ができなくなるおそれがあるため、本実施形態では、用紙に大きな搬送抵抗が発生しないように略一直線にしている。
外3つ折り、および内3つ折りの重ね折りも、2つ折り同様、ストッパの位置を折りモードや用紙サイズに対応した位置に移動させることにより折ることができる。
本発明は、複写機あるいは印刷機などの画像形成装置から排紙されるシートに対して折り加工するシート折り装置に適用され、特に2つ折り、3つ折り、Z折り、4つ折り、観音折りなどの多種類の折り曲げ処理がシート折り装置として有効である。
本発明に係るシート折り装置の実施形態の全体構成図 本実施形態におけるシート搬送/折りに係る説明図 本実施形態におけるシート搬送/折りに係る説明図 本実施形態におけるシート搬送/折りに係る説明図 本実施形態におけるシート搬送/折りに係る説明図 本実施形態におけるシート折り形態の説明図 本実施形態におけるシート搬送/重ね折りに係る説明図 本実施形態におけるシート搬送/重ね折りに係る説明図
符号の説明
101 第1搬送路
102 第2搬送路
103 第3搬送路
104 第4搬送路
105 第5搬送路
106 第6搬送路
107 ガイド部
108 第1スキューローラ
109 第2スキューローラ
110 搬送ローラ対
201 第1折りローラ
202 第2折りローラ
203 第3折りローラ
204 第4折りローラ
205 第1ニップ部
206 第2ニップ部
207 第3ニップ部
301 第1切替爪
302 第2切替爪
303 第3切替爪
304 第4切替爪
401 折りブレード
501 叩きコロ
502 ジョガー
601 第1ストッパ
602 第2ストッパ
603 第3ストッパ

Claims (11)

  1. シートを受け入れて該シートを撓ませ、該シートの撓み部を折りローラ対のニップ部にて挟持させることにより折り目を形成する折り加工を行うシート折り装置において、
    シート搬送方向のシート折り位置を決定する複数のストッパ手段と、該ストッパ手段に突き当てることで撓みを形成させる複数の搬送ローラ対と、互いに密接して設置されて一方向に回転する少なくとも4本の折りローラとを備え、前記各折りローラの対にて折りローラ対を構成し、第1折りローラおよび第2折りローラで形成される第1折りローラ対の第1ニップ部と、前記第2折りローラおよび第3折りローラで形成される第2折りローラ対の第2ニップ部と、前記第3折りローラおよび第4折りローラで形成される第3折りローラ対の第3ニップ部とを構成し、前記第1ニップ部と前記第2ニップ部と前記第3ニップ部を選択的に用いてシートに対して各種折り加工を行うことを可能にし、シートに対して、前記第1ニップ部により2つ折りを行い、前記第1ニップ部と前記第2ニップ部とにより3つ折りまたは4つ折りを行い、前記第2ニップ部と前記第3ニップ部によりZ折りを行い、前記第1ニップ部と前記第2ニップ部と前記第3ニップ部とにより観音折りを行うことを特徴とするシート折り装置。
  2. 前記第1ニップ部へニップ接線方向からシートを導く第1搬送路と、前記第1ニップ部へニップ接線と略直角方向からシートを導く第2搬送路と、前記第1搬送路および前記第2搬送路の上流分岐点に配置され前記第1搬送路あるいは前記第2搬送路にシートの搬送路を分岐する分岐爪とを備え、1回目の折り加工を前記第1ニップ部で行うときは、前記分岐爪で前記第2搬送路へシートを導き、折り加工を前記第2ニップ部で行うときは、前記分岐爪で前記第1搬送路へシートを導くことを特徴とする請求項1記載のシート折り装置。
  3. Z折りしたシートを前記第1搬送路へ導き、2つ折りまたは3つ折りまたは4つ折りまたは観音折りしたシートを第2搬送路へ導くことを特徴とする請求項記載のシート折り装置。
  4. 前記第2搬送路が、複数のシートを一時的に滞留させる滞留部と、滞留したシートに対して搬送方向を整合する縦整合手段と、シートに対して搬送方向と直角する方向を整合する横整合手段とを備え、かつ前記第1ニップ部を挟んで該第1ニップ部のニップ接線方向と略直角方向に延設されていることを特徴とする請求項2または3記載のシート折り装置。
  5. 前記第2搬送路における前記第1ニップ部の近傍を、シートが前記第1ニップ部へ導かれる形状にしたことを特徴とする請求項4記載のシート折り装置。
  6. 前記縦整合手段および前記横整合手段にてシートに対して整合を行った位置で、該シートに対して折り加工を行うことを特徴とする請求項5記載のシート折り装置。
  7. 前記第1ニップ部へシートを押し込む押込み手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のシート折り装置。
  8. 前記第2搬送路の前記滞留部で複数のシートを一時的に滞留させた後、前記押込み手段でシート束を前記第1ニップ部へ押し込み折り加工を行うことを特徴とする請求項記載のシート折り装置。
  9. 前記第1搬送路から導かれたシートを前記第1ニップ部へ導くとき、前記押込み手段の先端を前記第1ニップ部近傍まで移動させ、シート先端が前記押込み手段上を滑走するようにシートを前記第1ニップ部へ導くことを特徴とする請求項記載のシート折り装置。
  10. 前記第1搬送路内のシートを搬送する複数の第1搬送ローラ対を備え、前記第1折りローラ対に最も近い前記第1搬送ローラ対によりスキュー補正を行うことを特徴とする請求項1または2記載のシート折り装置。
  11. 前記第2搬送路内のシートを搬送する複数の第2搬送ローラ対を備え、前記第1折りローラ対に最も近い前記第2搬送ローラ対によりスキュー補正を行うことを特徴とする請求項1または2記載のシート折り装置。
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