JP2009067537A - 用紙折り装置、用紙処理システム、及び画像形成システム - Google Patents

用紙折り装置、用紙処理システム、及び画像形成システム Download PDF

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康樹 松浦
Kenichi Takegawa
賢一 竹川
Masashige Kimata
正薫 木全
Isao Yasuda
勲 安田
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Abstract

【課題】小型で、利便性と折り品質に優れた装置及びシステムを提供する。
【解決手段】用紙を搬送する複数の搬送経路(第1ないし第7の搬送路101〜107)と、当該搬送経路のうちの複数の搬送経路に設けられた突き当て部材(第1ないし第3のストッパ601〜603)と、複数の折りローラ(第1ないし第4の折りローラ201〜204)とを有し、突き当て部材に用紙先端を突き当てて撓ませ、前記折りローラのニップで用紙を折り込む用紙折り装置において、折られた用紙を搬送する搬送手段(搬送ローラ235,236)を備え、用紙を二つ折りして排紙する場合に、用紙は前記突き当て部材が設置された搬送経路(第4の搬送路104)から他の折りの用紙が排紙される搬送経路(第7の搬送路107)に合流させて前記搬送手段によって排紙される。
【選択図】図23

Description

本発明は、搬入された用紙を折る折り装置、さらに詳しくは二つ折り、三つ折り、Z折り、四つ折り、観音折り等の多種類の折り処理を行う折り装置、この折り装置に対して一体又は別体に用紙後処理装置が設けられ、所定の処理、例えば仕分け、スタック、綴じ、中綴じ製本を行って排紙する用紙処理システム、及び前記折り装置の前段又は用紙処理システムの前段に一体又は別体に設けられ、画像形成された用紙を折り装置に対して搬送する複写機、プリンタ、印刷機等の画像形成装置とからなる画像形成システムに関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像出力(形成)装置は多機能化してきており、大量の画像を記憶できる記憶装置が付いているものが主流となってきている。このような画像出力装置の多機能化を受けてその下流側に配置され、出力される記録紙に綴じなどの後処理装置も昨今その機能は多機能化され、従来の端面綴じに加えて中綴じ処理も可能としたものも提供されている。また画像出力装置1台を大勢のユーザで使用するため生産性向上が求められており後処理装置も折り処理と次部の用紙の揃え及びスティプル処理を並行して行えるものも提供されている。この種の後処理装置の機能は多機能化され、一つの折り装置で二つ折り、Z折り、三つ折り、四つ折りなどの折り機能を備えているものもある。この種の装置としては、例えば特許文献1あるいは2に開示されたようなものが知られている。
このうち特許文献1には、装置本体に多数個の搬送方向切り換え手段を配置し、これらの切り換え手段を適宜切り換えることによりシートの搬送路を切り換え、シートを異なった折りローラ対に挟持して、多種類の折り処理を行うようにしたシート処理装置が開示されている。
また、特許文献2には、搬入される用紙に対して、少なくとも中綴じ処理、中折り処理、三つ折り処理の処理モードを実行可能な用紙後処理装置において、前記用紙を載置する用紙載置台に搬送される各種サイズの用紙の搬送方向先端部を当接させて位置決めする位置規制手段と、前記位置規制手段を用紙サイズに対応して移動させる移動手段と、制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記処理モードと用紙サイズとの組合せにより、前記移動手段が前記位置規制手段を選択的停止位置に移動させる制御を行うことを特徴とする用紙後処理装置が開示されている。
特開昭61−243771号公報 特開2003−146534号公報
ところで、特許文献1記載の発明は、排紙経路が1経路しかないので、切り換え手段の切り換え選択により二つ折り及びZ折りが可能ではあるが、それ以上の種類の折り処理はできない。
また、特許文献2記載の発明では、中綴じが可能な後処理装置において、中綴じを実行する機構で、中折り、三つ折りを可能にしている。しかし、Z折りを実施するためには、Z折り専用の折り装置を後処理装置上流側に構成しなくてはならず、多種の折りを可能にするためにはシステム装置の大型化が避けられない
一方、複数の折りを行う折り装置を考えると、
1)Z折り、二つ折り、三つ折り、四つ折りを実施する場合、折りローラの挟持は少なくとも3個所必要である。1個所の折りローラの挟持で折りが完了する折りモードの場合、残りの折りローラの挟持を通過して排紙されるため、無駄な搬送が生じ、皺や、折りの原因になる。
2)1個所の折りローラの挟持で折りが完了する折りモード専用の排紙経路を構成すると、搬送経路が複雑になり、装置大型化や、コストアップ、ジャム処理等の利便性が損なわれる。
3)用紙先端ストッパ手段搬送経路と、折り完成後の排紙経路を共有する場合、排紙の搬送途中で用紙先端ストッパ手段が排紙搬送経路を塞いでしまい、排紙できない。
4)排紙口が複数になると、後処理装置又はスタック部への受け渡しが複雑になり、システム装置の大型化、コストアップとなってしまう。
5)二つ折りの場合、折りローラの挟持の第一の挟持で折りが完了するため、排紙経路が1経路しかないと残りの2個所の挟持を搬送しなければならない。例えばA3や、DLTの二つ折りの場合、200mmを超える折り用紙の搬送になり、折り完成後に複数個所の、比較的高いニップ圧を掛けた折りローラの挟持部を搬送させる場合、皺や折りの発生の原因になる。
などの問題がある。
そこで、本発明が解決すべき課題は、小型で、利便性と折り品質に優れた装置及びシステムを提供することにある。
前記課題を解決するため、第1の手段は、用紙を搬送する複数の搬送経路と、当該搬送経路のうちの複数の搬送経路に設けられた突き当て部材と、複数の折りローラとを有し、突き当て部材に用紙先端を突き当てて撓ませ、前記折りローラのニップで用紙を折り込む用紙折り装置において、折られた用紙を搬送する搬送手段を備え、用紙を二つ折りして排紙する場合に、用紙は前記突き当て部材が設置された搬送経路から前記搬送手段によって排紙されることを特徴とする。
第2の手段は、用紙を搬送する複数の搬送経路と、当該搬送経路のうちの複数の搬送経路に設けられた突き当て部材と、複数の折りローラとを有し、突き当て部材に用紙先端を突き当てて撓ませ、前記折りローラのニップで用紙を折り込む用紙折り装置において、前記複数の折りローラによって複数種類の折りが施され、前記折りの種類に応じて選択される複数の排紙経路が設けられていることを特徴とする。
第3の手段は、第2の手段において、前記排紙経路の一つが前記突き当て部材が設けられた搬送経路であることを特徴とする。
第4の手段は、第3の手段において、前記突き当て部材が設けられた搬送経路から用紙が排紙されるときには、前記突き当て部材は前記搬送経路から退避することを特徴とする。
第5の手段は、第4の手段において、前記退避は前段の装置から二つ折り指示を受信したときに実行されることを特徴とする。
第6の手段は、第2の手段において、前記複数の排紙経路が用紙排紙までに合流する排紙経路を含むことを特徴とする。
第7の手段は、第1又は第2の手段において、前記折りローラは隣接するローラ間で少なくとも二つのニップを形成し、一方向に回転する3本以上のローラ群からなることを特徴とする。
第8の手段は、第1又は第2の手段において、前記折りローラは隣接するローラ間で二つのニップを形成し、前記ニップによって用紙に二つ折り、三つ折り、Z折り、四つ折りのうちの一つの折りが施されることを特徴とする。
第9の手段は、第1又は第2の手段において、前記折りローラは隣接するローラ間で3つのニップを形成し、前記ニップによって用紙に二つ折り、三つ折り、Z折り、四つ折り、観音折りのうちの一つの折りが施されることを特徴とする。
第10の手段は、第1又は第2の手段において、折り終了後の排紙経路が、Z折り用排紙経路、二つ折り用排紙経路、及び三つ折り・四つ折り用排紙経路からなり、二つ折りが実行されたときは、前記突き当て部材が設けられた搬送経路に設定された前記二つ折り用排紙経路を経由して後段に排紙され、Z折りが実行されたときは、前記Z折り用排紙経路を経由して後段に排紙され、三つ折り又は四つ折りが実行されたときは、前記三つ折り・四つ折り用排紙経路を経由して排紙されることを特徴とする。
第11の手段は、第10の手段において、前記三つ折り・四つ折り用排紙経路を経由して排紙される排紙先が装置本体下部に設けられたスタッカであることを特徴とする。
第12の手段は、第1又は第2の手段において、前記折りローラの初段と次段の二つのニップで三つ折りした後、装置本体下部に設けられたスタッカに排紙する排紙経路を備えていることを特徴とする。
第13の手段は、第1又は第2の手段において、折り終了後の排紙経路が、二つ折り用排紙経路、及びZ折り・三つ折り・四つ折り用排紙経路からなり、二つ折りが実行されたときは、前記突き当て部材が設けられた搬送経路に設定された前記二つ折り用排紙経路を経由して後段に排紙され、Z折り、三つ折り、四つ折りのいずれかが実行されたときは、前記Z折り・三つ折り・四つ折り用排紙経路から後段に排紙されることを特徴とする。
第14の手段は、第7の手段において、前記ローラ群は単一の駆動源によって駆動されることを特徴とする。
第15の手段は、第1ないし第3のいずれかの手段において、前記突き当て部材を前記搬送経路に沿って移動させる駆動手段を備えていることを特徴とする。
第16の手段は、第15の手段において、前記駆動手段は、前記突き当て部材が前記搬送経路から退避する位置まで当該突き当て部材を移動させることを特徴とする。
第17の手段は、第1又は第2の手段において、前記折りローラの初段のニップ位置に撓んだ用紙を押し込む折りブレードを備えていることを特徴とする。
第18の手段は、第1ないし第17のいずれかの手段に係る用紙折り装置と、前記用紙折り装置の後段に設けられた用紙後処理装置とからなる用紙処理システムを特徴とする。
第19の手段は、第1ないし第17のいずれかの手段に係る用紙折り装置と、前記用紙折り装置の前段に設けられた画像形成装置とからなる画像形成システムを特徴とする。
第20の手段は、第1ないし第17のいずれかの手段に係る用紙折り装置と、前記用紙折り装置の前段に設けられた画像形成装置と、前記用紙折り装置の後段に設けられた用紙後処理装置とからなる画像形成システムを特徴とする。
なお、後述の実施形態において、搬送経路は第1ないし第7の搬送路101〜107あるいは第1ないし第5の搬送路101−1〜105−1に、突き当て部材は第1ないし第3のストッパ601〜603に、折りローラは第1ないし第4の折りローラ201ないし204あるいは第1ないし第3の折りローラ201〜203に、ニップは第1ないし第3のニップ205〜207に、用紙排紙までに合流する排紙経路は第4の排紙路104と第7の排紙路107あるいは第3の搬送路103−1と第4の搬送路104−1に、スタッカは符号700に、折り装置は符号ZFに、用紙後処理装置は符号PDに、画像形成装置は符号PRに、それぞれ対応する。
本発明によれば、用紙を二つ折りして排紙する場合に排紙する搬送経路を折りに使用する搬送経路と共用するので、小型で、利便性と折り品質に優れた装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
1.全体構成
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成システムの全体的な構成を示す概略構成図である。
同図において、本実施形態に係る画像形成システムは、画像形成装置PR、用紙処理装置としての用紙後処理装置PD及び両者の間に設けられた折り処理装置ZFから構成されている。
図1において、折り処理装置ZFは画像形成装置PRの側部に取付けられており、画像形成装置PRから排出された用紙(記録媒体)は折り処理装置ZFに導かれる。用紙後処理装置PDは、前記折り処理装置ZFの側部にさらに取り付けられており、折り処理装置ZFから排出された用紙は用紙後処理装置PDに導かれる。前記用紙は、1枚の用紙に後処理を施す後処理手段(この実施形態では穿孔手段としてのパンチユニットPU)を有する搬送路Aを通り、上トレイT1へ導く搬送路B、シフトトレイT2へ導く搬送路C、整合及びスティプル綴じ等を行う処理トレイF(以下、スティプル処理トレイとも称する)へ導く搬送路Dへ、それぞれ分岐爪15及び分岐爪16によって振り分けられるように構成されている。このスティプル処理トレイFの用紙が積層されるトレイ面66は、スティプル排紙ローラ11から排紙される用紙の搬送方向下流側が上になるように傾斜し、この傾斜角は、重力方向に対して傾斜面の下側の後述する中折りプレート74及びその駆動機構と端面綴じスティプラS1などの機構と干渉しない最低限の角度に設定されている。
搬送路A及びDを経てスティプル処理トレイFへ導かれ、スティプル処理トレイで整合及びスティプル等を施された用紙は、偏向手段である分岐ガイド板54と可動ガイド55により、シフトトレイT2へ導く搬送路C、折り等を施す処理トレイG(以下、中折り処理トレイとも称する)へ振り分けられるように構成され、中折り処理トレイGで折り等を施された用紙は搬送路Hを通り排紙ローラ83から下トレイT3へ導かれる。また、搬送路D内には分岐爪17が配置され、図示しない低荷重バネにより図の状態に保持されており、搬送ローラ7によって搬送された用紙の用紙後端がこれを通過した後、ガイドローラ8、搬送ローラ9、10、スティプル排紙ローラ11の内少なくともガイドローラ8及び搬送ローラ9を逆転することによって用紙後端を用紙収容部Eへ導いて用紙を滞留させ、次用紙と重ね合せて搬送することが可能なように構成されている。この動作を繰り返すことによって2枚以上の用紙を重ね合せて搬送することも可能である。
搬送路B、搬送路C及び搬送路Dの上流で各々に対し共通な搬送路Aには、画像形成装置から受け入れる用紙を検出する入口センサSN1、その下流に入口ローラ1、パンチユニットPU、搬送ローラ2、分岐爪15及び分岐爪16が順次配置されている。分岐爪15、分岐爪16は図示しないバネにより図1の状態に保持されており、図示しないソレノイドをONすることにより、分岐爪15は上方に、分岐爪16は下方に、各々回動させて搬送路B、搬送路C、搬送路Dへ用紙を振り分ける。
搬送路Bへ用紙を導く場合は、分岐爪15は図1の状態で前記ソレノイドはOFF、搬送路Cへ用紙を導く場合は、図1の状態から前記ソレノイドをONすることにより、分岐爪15は上方に、分岐爪16は下方にそれぞれ回動した状態となり、搬送ローラ3,4により用紙を導き、搬送路Dへ用紙を導く場合は、分岐爪16は図1の状態で前記ソレノイドはOFF、分岐爪15は図1の状態から前記ソレノイドをONすることにより、上方に回動した状態となり、搬送ローラ5及びローラ対6a,6bからなる排紙ローラ6によりシフトトレイT2に排紙される。
この用紙後処理装置では、用紙に対して、穴明け(パンチユニットPU)、用紙揃え+端部綴じ(ジョガーフェンス53、端面綴じスティプラS1)、用紙揃え+中綴じ(ジョガーフェンス53、中綴じスティプラS2)、用紙の仕分け(シフトトレイT2)、中折り(折りプレート74、折りローラ81、82)などの各処理を行うことができる。
画像形成装置PRは、この実施形態では、入力された画像データに基づいて感光体ドラムなどの画像形成媒体に光書き込みを行って感光体ドラム表面に潜像を形成し、形成された潜像をトナー現像して用紙などの記録媒体に転写し、定着して排紙するいわゆる電子写真プロセスを使用した画像形成装置であり、電子写真プロセスを使用した画像形成装置自体は公知なので、ここでの詳細な構成の説明と図示は省略する。なお、この実施形態では、電子写真プロセスを使用した画像形成装置を例示しているが、そのほかに、インクジェットや印刷機などの公知の画像形成装置及び印刷機(プリンタ)を使用したシステムでも良いことはいうまでもない。
2.スティプル処理トレイ
用紙整合及びスティプル処理を施す処理トレイFの構成について説明する。
用紙整合及びスティプル処理を施す処理トレイFにおいて、スティプル排紙ローラ11により処理トレイFへ導かれた用紙はトレイ面66に順次積載される。この場合、用紙ごとに叩きコロ12で縦方向(用紙搬送方向)の整合が行われ、ジョガーフェンス53にて横方向(用紙搬送方向と直交する用紙幅方向)の整合が行われる。その後、ジョブの切れ目、すなわち用紙束の最終紙から次の用紙束先頭紙までの間でCPU351(図3参照)からのスティプル信号により端面綴じスティプラS1が駆動され、綴じ処理が行われる。綴じ処理が行われた用紙束は、ただちに放出爪52aを有する放出ベルトによりシフト排紙ローラ6へ送られ、受取り位置にセットされているシフトトレイT2に排出される。
放出爪52aは、放出ベルトHPセンサSN11によりそのホームポジションが検知されるようになっており、この放出ベルトHPセンサSN11は放出ベルトに設けられた放出爪52aによりオン・オフする。この放出ベルトの外周上には対向する位置に二つの放出爪52aが配置されており、処理トレイFに収容された用紙束を交互に移動搬送する。
また、放出モータにより駆動される放出ベルトの駆動軸には、用紙幅方向整合中心に放出ベルトとその駆動プーリとが配置され、それに対して対称に放出ローラ56が配置固定されており、放出ローラ56の周速は放出ベルトの周速より速くなるように設定されている。
叩きコロ12は支点を中心に叩きSOLによって振り子運動を与えられ、処理トレイFへ送り込まれた用紙に間欠的に作用して用紙を後端フェンス51に突き当てる。なお、叩きコロ12は反時計回りに回転する。ジョガーフェンス53は正逆転可能なジョガーモータによりタイミングベルトを介して駆動され、用紙幅方向に往復移動する。
端面綴じスティプラS1は図示しない正逆転可能なスティプラ移動モータによりタイミングベルトを介して駆動され、用紙端部の所定位置を綴じるために用紙幅方向に移動する。その移動範囲の一側端には端面綴じスティプラS1のホームポジションを検出するスティプラ移動HPセンサが設けられており、用紙幅方向の綴じ位置は前記ホームポジションからの端面綴じスティプラS1移動量により制御される。
中綴じスティプラS2は、後端フェンス51から中綴じスティプラS2の針打ち位置までの距離が、中綴じ可能な最大用紙サイズの搬送方向長の半分に相当する距離以上となるように配置され、かつ用紙幅方向整合中心に対して対称に二つ配置され、図示しないステーに固定されている。また、中綴じスティプラS2は針部を含み、針を打ち出すステッチャ(ドライバ)ユニットS23と針を折り曲げるクリンチャユニットS22の2ユニットに分割されて構成されており、ステッチャユニットS23は処理トレイFの搬送路D側に配置されている。なお、図中符号SN10はスティプル処理トレイF上の用紙の有無を検出する紙有無センサである。
前記スティプル処理トレイFで中綴じが行われた用紙束は用紙の中央部で中折りされる。この中折りは中折り処理トレイGで行われる。そのためには、綴じた用紙束を中折り処理トレイGに搬送する必要がある。この実施形態では、スティプル処理トレイFの搬送方向最下流側に、用紙束偏向手段が設けられ、中折り処理トレイG側に用紙束を搬送する。
用紙束偏向機構は、分岐ガイド板54と可動ガイド55とからなる。分岐ガイド板54は支点を中心に上下方向に揺動自在に設けられ、その下流側に回転自在な加圧コロ57が設けられ、スプリングにより放出ローラ56側に加圧される。
3.中折り処理トレイ
折りプレート74は図示しない前後側板に立てられた各2本の軸に長孔部を遊嵌することにより支持され、さらに、折りプレート74から立設された軸部がリンクアームの長孔部に遊嵌され、リンクアームが支点を中心に揺動することにより、図1中を左右に往復移動する。すなわち、図1において、折りプレート74は束搬送ガイド板下上91,92に対して垂直な方向に往復動する。
中折り処理トレイGにおいて、束搬送ローラ71,72によって搬送されてきた用紙束の下端は後端プレート73によって規制され、プーリ322の回動により用紙束の後端位置が移動でき、これにより、用紙束の中央部を折りプレート74の先端部に対向させることができる。
なお、図1中、符号SN2,SN3,SN4,SN5,SN1,SN23,SN24は用紙又は用紙束の搬送状態を検出するためのセンサ、符号SN30はシフトトレイT2に積層され、戻しコロ13によって戻された用紙の上面を検出する紙面センサである。
4.折り処理装置
図2は図1の折り処理装置を拡大して示す図である。この折り処理装置ZFは、二つ折り、Z折り、外三つ折り、内三つ折り、単純四つ折り、観音四つ折りの各折り動作が可能な折り処理装置で、画像形成装置PRの側部に取り付けられている。折り処理装置ZFには第1ないし第6の搬送路101〜106と第1ないし第4の折りローラ201〜204が設けられ、第1ないし第4の折りローラ201〜204では、第1の折りローラ201と第2の折りローラ202間に第1のニップ205が、第2の折りローラ202と第3の折りローラ203間に第2のニップ206が、第3の折りローラ203と第4の折りローラ204間に第3のニップ207がそれぞれ形成され、折り動作を行うことが可能となっている。なお、第1ないし第4の折りローラ201〜204はそれぞれ隣接するローラとニップを形成することから、同期回転するように構成されている。
画像形成装置PRから排出された用紙は折り処理装置ZF内の入口ローラ211に導かれる。折り処理装置ZFは入口221から排紙ローラ212を経て出口222に至る間に、第1の切換爪301及び第2の切換爪302によって切り換えられる第1及び第2の搬送路101,102を備えている。第1のニップ205の前記入口方向からみて上流側(図示右側)には第1及び第2の搬送路101,102と第3に搬送路103が続き、前記第1のニップ205の下流側(図示左側)には第4の搬送路104が続いている。さらに、この第4の搬送路104は第2のニップ206の用紙搬送方向上流側(図示上側)に続いている。そして、第2のニップ206の下流側(図示下側)には、第5の搬送路105が続き、この第5の搬送路105は第3のニップ207の上流側(図示右側)に続き、下流側(図示左側)で第6又は第7の搬送路106,107に続いている。
第6の搬送路106と第7の搬送路107は第4の切換爪304で選択され、第6の搬送路が選択されたときには、排紙ローラ212方向ではなく、装置本体下部に導かれ、装置本体下部に配置されたスタッカ700に排紙される。一方、第7の搬送路107が選択された場合には、第4の切換爪304からほぼ垂直方向に延び、上部で略直線状に延びた第4の搬送路104とQ位置で合流し、排紙ローラ212を介して出口222から排紙される。
本実施例では、前記第1及び第2の切換爪301,302に加えて、第3及び第4の切換爪303,304が設けられている。第3の切換爪303は第2のニップ206の下流側の用紙の搬送方向を選択し、第4の切換爪304は第3のニップ207の下流側の用紙の搬送方向を選択する。また、第3の搬送路103は下側に略直線状に延び、当該搬送路103に沿って移動自在に第1ストッパ601が設けられている。同様に第4及び第5の搬送路104,105にも第2及び第3ストッパ602,603がそれぞれ対応する搬送路に沿って移動自在に設けられている。なお、第1のニップ205の用紙搬送方向上流側に折りプレート401が設けられ、当該ニップ205に対して進出後退動作を行うことができるようになっている。
第2の搬送路102の用紙搬送方向最下流部には第1の折りローラ201のローラ表面に沿うように湾曲したガイド110が形成されている。さらに、第1のストッパ601に用紙を突き当てたときに用紙を整合させる叩きコロ501とジョガー502が設けられている。叩きコロ501は用紙搬送方向先端を整合し、ジョガー502は用紙搬送方向と直交する方向から用紙を整合して用紙の幅方向を揃える。また、装置本体下部にはスタッカ700が設けられ、第6の搬送路106が選択されたときには、スタッカ700に用紙を案内し、落下させ、スタッカ700内に用紙を蓄積する。スタッカ700は、必要に応じて図示しない装置本体の前側のドアーを開放して引き出すことができる。
なお、前記第1の搬送路101には上流側から搬送ローラ231及び第1のスキューローラ108が、第2の搬送路102には、搬送ローラ232,234及び第2のスキューローラ109が、第4の搬送路には搬送ローラ235,236が、第6の搬送路106には、搬送ローラ237,238,239が、第7の搬送路107には、搬送ローラ240,241,242がそれぞれ設けられ、折り処理前、折り処理中、及び折り処理後の用紙を搬送するようになっている。
5.制御装置
折り処理装置ZFの制御装置360は、図3に示すように画像形成装置PRの制御装置350と相互に信号の送受を行い、各部の制御を行うCPU361を中心に構成されている。このCPU361は、図1に示したような各センサ370からの入力に応じてソレノイド及びクラッチ371、ステッピングモータ372及びブラシレスモータ373等を駆動する。そのため、制御装置360には、ソレノイド及びクラッチ371を駆動するための第1のドライバ362、ステッピングモータ372を駆動するモータドライバ363、及びブラシレスモータ373を駆動する第2のドライバ364が設けられ、また、CPU361にクロックを供給するためのクロック発生手段(振動子)365が設けられている。なお、センサ370、ソレノイド及びクラッチ371、ステッピングモータ372及びブラシレスモータ373はそれぞれ動作対象となる各部に設けられているが、ここでは、代表してそれぞれ一つ示している。以下の説明では、前記一つの符号で複数のものを総括している。
折り処理装置ZFの制御装置360のCPU361は画像形成装置PRの制御装置350側のCPU351と制御信号の送受を行い、また、画像形成装置PRの制御装置350から駆動のための電力の供給を受けている。
なお、図3では、画像形成装置PRの制御装置350に折り処理装置ZFの制御装置360が接続されているが、この場合の画像形成装置PRは複写機あるいは複合機であり、プリンタの場合には、ホスト装置との間においても信号の送受が行われる。折り処理装置ZFの制御装置は前記CPU361が図示しないROMに書き込まれたプログラムを、図示しないRAMをワークエリアとして使用しながら実行することにより行われる。また、プログラムデータは前記ROMに代えて、あるいは加えてネットワークを介してサーバから、あるいはCD−ROM、SDカードなどの記録媒体から記録媒体駆動装置を介して図示しないハードディスク装置などの記憶媒体にダウンロードされ、あるいはバージョンアップされて使用することもできる。
このような構成により、折り装置は概略下記のように動作する。
6.動作
6.1 二つ折りの折り動作
図4ないし図7は二つ折り動作を示す動作説明図である。用紙は、画像形成装置PRからの指示により折りを行わない場合には、切換爪301をソレノイド371により図示時計方向に切り換え、第1の搬送路406を通りストレートに排紙ローラ425により出口405から折り処理装置ZFの外へ排出される。二つ折りの処理が指示されたときは、第1の切換爪301は図示反時計方向に切り換えられ、第2の切換爪302は時計方向に切り換えられ、用紙先端は第2の搬送路102に導かれる(図4)。そして、図5に示すように第3の搬送路103に導かれる。第3の搬送路103には移動自在な第1のストッパ601が設けられており、この第1のストッパ601は紙サイズ別で折り位置が適正になるように移動停止制御される。その機構は、後述の第4の搬送路104における第2のストッパ602と同等なので、ここでは説明は省略する。
用紙先端が第1のストッパ601に突き当たり、継続して搬送されることにより、第1の折りローラ201と第2の折りローラ202のニップ付近で撓みが生じ、その撓みが第1及び第2の折りローラ201,202の第1のニップ205に導かれ、第1の折り部P1に対する二つ折りが実行される。その後、二つに折られた用紙が、図6に示すように第1の折り部P1を先端として第4の搬送路104に導かれ、図7に示すように第7の搬送路107との合流部Qを通って排紙ローラ212及び出口222を通って排紙される。
第4の搬送路104には前記第3の搬送路と同様に移動自在な第2のストッパ602が設けられており、この第1のストッパ601は紙サイズ別で折り位置が適正になるように移動停止制御される。その機構は、駆動プーリ611、従動プーリ612、両者間に張設されたタイミングベルト613、及びタイミングベルト613から垂直方向に立設されたストッパ部材614からなる。すなわち、第4の搬送路103に平行に少なくとも第2のストッパ602の移動範囲をカバーする長さのタイミングベルト613が駆動プーリ611と従動プーリ612間に張設され、前記タイミングベルト613から例えば爪状のストッパ部材614が前記第4の搬送路104を横切るように立設されている。そして、駆動プーリ611を図示しないステッピングモータによって駆動し、タイミングベルト613を回転させることによりストッパ部材614を用紙搬送方向に沿って移動させ、用紙先端位置を任意の位置で規制する。また、ストッパ部材614を第4の搬送路104から退避させる場合には、駆動プーリ611を駆動してストッパ部材614が第4の搬送路104の搬送経路に現れない位置までタイミングベルト613を回転させればよい。なお、同様の機構は、第3のストッパ603においても設けられ、第5の搬送路105においても同様にして用紙先端位置を規制する。
ここで、前記図2に示した折り装置ZFの折りの種類について触れておく。図2に示した折り装置ZFでは、図8に示すようにZ折り、二つ折り、外三つ折り、内三つ折り、単純四つ折り、観音四つ折りの6通りの折り処理が可能である。図では折り順序も示している。
6.2 Z折りの折り動作
図9ないし図13はZ折り動作を示す動作説明図である。Z折り動作では、図9に示すように第1及び第2の切換爪301,302がともに反時計方向に動作し、用紙は第1の搬送路101に案内される。用紙は第1のスキューローラ108でスキュー補正され、図10に示すように用紙先端が第1及び第2の折りローラ201,202間の第1のニップ205位置に達する。そして、用紙は第1のニップ205で挟持され、このニップ205を通って第4の搬送路104に進出する。
第4の搬送路104には移動自在な第2のストッパ602が設けられており、紙サイズ別で折り位置が適正になるように前述のようにして位置停止制御される。そこで、図11に示すように、用紙先端が第2のストッパ602に突き当たり、継続して搬送されると、第2の折りローラ202と第3の折りローラ203付近で撓みが生じる。撓みは第2及び第3の折りローラ202,203によって形成される第2のニップ206に導かれ、当該ニップ206で1回目の折りが行われる。
折りが進行すると、1回目の折部分、すなわち第1の折り部P1を先端として第5の搬送路105の折り位置まで進入する。このとき第3の切換爪303は開放位置(実線位置)にあり、用紙が第5の搬送路105に進入可能な状態になっている。折り位置は移動自在な第3のストッパ603によって紙サイズ別に規定されている。この状態で第2及び第3の折りローラ202,203の搬送状態が継続すると、図12に示すように用紙先端が第3ストッパ603に突き当たり、継続して搬送されることにより、第3折りローラ203と第4折りローラ204付近で撓みが生じる。撓みは第3及び第4の折りローラ203,204によって形成される第3のニップ207に導かれ、当該ニップ207で2回目の折りが行われ、Z折りされる。そして、第2の折り部P2が折られた状態で、用紙は図13に示すように第3及び第4の折りローラ203,204によって第7の搬送路107を排紙ローラ212方向に搬送される。出口222から排紙される。
6.3 外三つ折り、内三つ折り、単純四つ折り
図8に示したように、Z折りは2回折りであり、外三つ折り、内三つ折り、単純四つ折りも2回折りである。そのため、ストッパ601,602,603の位置を制御することによりZ折りと同様の動作で前記各種の折り動作が可能となる。
用紙は、第1の切換爪301によって第2の搬送路102へ案内される。用紙先端は第3の搬送路103に搬送され、第3の搬送路103に設けられた移動自在な第1のストッパ601に当接する。第1のストッパ601は用紙サイズ別で折り位置が適正になるように位置停止制御される。用紙先端が第1のストッパ601に突き当たり、継続して搬送されることにより、第1の折りローラ201と第2の折りローラ202付近で撓みが生じる。この撓みは、第1折りローラ201と第2折りローラ202の第1のニップ205に案内され、当該ニップ205によって1回目の折りが行われる。
次いで、1回目の折部分を先端として用紙先端は第4の搬送路104の折り位置まで進入する。第4の搬送路104には移動自在な第2のストッパ602が設けられ、紙サイズ別で折り位置が適正になるように位置停止制御される。1回目の折り部分先端が第2のストッパ602に突き当たり、継続して搬送されることにより、第2の折りローラ202と第3折りローラ203付近で撓みが生じる。第2の折りローラ202と第3の折りローラ203によって2回目の折りを行い、折り完了となる。
このような動作におけるストッパと折り部の位置との関係を図14、図15及び図16に示す。すなわち、用紙先端P1,第1の折り部P2、第2の折り部P3と第1のストッパ601及び第2のストッパ602とは図14(a),(b)に示すように、最初用紙先端P1が第1のストッパ601に当接し、次いで第1の折り部P2が第2のストッパ602に当接して、前記第1ないし第3の折りローラ201,202,415のニップで折り込まれる。
また、第1及び第2のストッパ601,602は、画像形成装置PRからの用紙サイズ情報によって第2の搬送路102に用紙が入ってくる前に、各サイズにあった位置へあらかじめ図示しないステッピングモータにより移動し、前記第1及び第2のストッパ601,602の位置によって用紙サイズごとの折り位置が変更される。前記位置は、図示しないHPセンサで検出された第1及び第2のストッパ601,602のホームポジション位置から移動するステッピングモータのステップ数で設定される。
このように折り処理を施す用紙サイズの制限をなくすことができることから、例えば図14のようにZ折りにより元の用紙サイズの1/2に折り込むだけでなく、図16に示すように四つ折り(元の用紙サイズのほぼ1/4−単純四つ折り)することや、図15に示すように内側に折り込む内三つ折りも可能であり、図14において折りサイズを変更すれば外三つ折りも可能となる。この場合には元のサイズの1/2から1/4の間の任意のサイズまでの複数折りが可能となる。
なお、後述するが、これらの場合には、第1及び第2のニップ205,206の二つのニップで折りが実行できることから、図23に示すように第3のニップ207を通過した後、第7の搬送路107を使用して排紙ローラ212側から排紙することも、第6の搬送路106を使用して装置本体下方からスタッカ700へ排紙することも、あるいは、第2のニップ206からスタッカ700に案内する案内経路114を設けて、スタッカ700に排紙することも可能である。
6.4 観音四つ折り
図17ないし図22は観音四つ折りの折り動作を示す動作説明図である。観音四つ折り動作では、図17に示すように第1の切換爪301が反時計方向、第2の切換爪302が反時計方向に動作し、用紙は第2の搬送路102へ案内される。用紙は第2のスキューローラ109でスキュー補正が行われ、用紙先端は第3の搬送路103に搬送される。第3の搬送路103には第1のストッパ601が移動自在に設けられ、用紙サイズ別で折り位置が適正になるように位置停止制御される。
用紙先端が第1のストッパ601に突き当たり、継続して搬送されることにより、前述のようにして第1のニップ205位置で撓み(図18)、1回目の折りが行われる。次いで、1回目の折り部分を先端として用紙は第4の搬送路104の折り位置まで進入する(図19)。そして、移動自在、かつ用紙サイズ別で折り位置が適正になるように位置停止制御される第2のストッパ602に突き当たる。この突き当たった状態で継続して搬送されることで、同様にして第2のニップ206で2回目の折りが行われる(図20)。
2回目の折りが行われた後、2回目の折り部分を先端として用紙は第5の搬送路105の折り位置まで進入する。そして、第1及び第2のストッパ601,602と同様に制御される第3のストッパ603に用紙先端が突き当たり、継続して搬送されることで、第3の折りローラ203と第4の折りローラ204付近で撓みが生じる。そして、第3のニップ207で3回目の折りが行われ、折り動作は完了し(図21)、第6の搬送路106から装置本体下方に案内され(図22)、スタッカ700に排紙される。この排紙方向の切換は第4の切換爪304によって行われる。
この場合、機構的には、第7の搬送路107から排紙ローラ212を経て排紙することも可能であるが、この折り方をしたときに後処理することはないと考えられ、後処理装置側に搬送する際、複数のローラ間を通るため、折りむらや皺の発生考え、そのままスタッカ700に排紙する。
7.搬送路
複数の搬送路と用紙の折りとの関係については、先に触れているが、以下、まとめて述べる。
図23は搬送路を説明するための図である。本実施例では、前述のように第1ないし第4の4つの折りローラ201〜204と、第1ないし第7の7つの搬送路101〜107と、第1ないし第4の4つの切換爪301〜304と、第1ないし第3の3つのストッパ601〜603によって1回折りから3回折りに対応している。このうち、図2に示すように第4の搬送路104、第6の搬送路106、及び第7の搬送路107が折り完成後の搬送経路として機能している。そのうち、第4の搬送路104と第7の搬送路107は前述のようにQ位置で合流し、排紙ローラ212から出口222に向かって排紙できるようになっている。これにより、搬送経路の構成を複雑化することなく、折り処理された用紙の排紙が可能になる。
第4の搬送路104は、二つ折り(1回折り)完成後の排紙搬送経路であるとともに、Z折り、三つ折り、四つ折りの場合の折り位置を規制するために、用紙先端を第2のストッパ602に突き当てる搬送路として機能している。なお、第2のストッパ602は前述の構成により用紙の規制位置を用紙サイズ及び折り形式に応じて設定する。この制御はCPU301によって実行される。
前記第2のストッパ602は、第4の搬送路104が排紙経路としても機能することから、排紙時には搬送経路から退避する必要がある。そこで、折り完成後の排紙時には、前記図23に示すようにステッピングモータによりタイミングベルトを駆動してストッパ部材を第4の搬送路104の後側に位置させ、搬送経路から退避させる。これにより第2のストッパ602を構成するストッパ部材が排紙される用紙と干渉することがなくなり、ジャムを生じることなく確実に排紙することができる。
第4の搬送路104を使用して用紙が排紙されるのは、二つ折り時であるため、画像形成装置PRで二つ折りが選択された時点で第2のストッパ602が退避するように制御される。図24はこのときの処理手順を示すフローチャートである。この処理では、画像形成装置PRの操作パネルからユーザがコピーボタンを押下したとき、あるいは、PCからプリント指定があったとき、選択されたモードが折りモードであり(ステップS101−YES)、しかも選択された折りモードが二つ折りモードであったときには(ステップS102−YES)、第2のストッパ602を退避させる。
折り完成後の排紙経路は、Z折り用排紙経路(第7の搬送路107)、二つ折り用排紙経路(第4の搬送路104)、三つ折りと四つ折り用排紙経路(第6の搬送路106)が選択される。この場合、Z折り用排紙経路(第7の搬送路107)及び二つ折り用排紙経路(第4の搬送路104)が選択されたときは、用紙後処理装置PDに排紙され、三つ折りと四つ折り用排紙経路(第6の搬送路106)が選択されたときは、スタッカ700に排紙される。
前述のようにZ折りが完成し排紙される場合は、第5の搬送路105が排紙経路となり、用紙後処理装置PDに搬送されるが、このとき、第3の切換爪303は実線位置(図示反時計方向の位置)であり、第4の切換爪304は実線位置(図示時計方向の位置)である。
内3つ折り、外3つ折り、単純4つ折りが完成し、排紙される場合は、第6の搬送路106が排紙経路となり、装置本体下部に配置されたスタッカ700に排紙される。このとき、第3の切換爪303及び第4の切換爪304はそれぞれ破線位置である。
観音4つ折りが完成し排紙される場合は、第6の搬送路106が排紙経路となり、装置本体下部に配置されたスタッカ700に排紙される。折り装置に構成されたスタッカ700に排紙される。このとき、第3の切換爪303及び第4の切換爪304はそれぞれ破線位置である。
図25は実施例1の変形例として第6の搬送路106を備えていない場合の折り処理装置の例を示す図である。この場合には、二つ折りが完成し排紙される場合は、第4の搬送路104が排紙経路となり、後処理装置PDに搬送される。このとき、第2のストッパ602は退避している。Z折りが完成し排紙される場合は、第6の搬送路106が排紙経路となり、後処理装置PDに搬送される。このとき、第3の切換爪303は実線位置である。
三つ折り、単純四つ折りが完成し排紙される場合は、Z折り同様、第6の搬送路106が排紙経路となり、後処理装置PDに搬送される。このとき、第3の切換爪303は破線の位置である。観音四つ折りが完成し、排紙される場合は、Z折り同様、第6の搬送路106が排紙経路となり、後処理装置に搬送される。このとき、第3の切換爪303は実線の位置である。
このとき、第6の搬送路106がないので、第4の切換爪304と第6の搬送路106から排紙されるスタッカ700は不要となる。
なお、本実施例では、特に説明していないが、用紙サイズが小さいものでは、第4の搬送路104にB5サイズの用紙を二つ折り時に搬送可能な第1のニップ205からの距離の位置に、搬送ローラ対235を設けておく必要がある。この場合、B5サイズの二つ折り時以外は不要なので、不要時には離間し、搬送される大サイズの用紙と干渉しないようにしておく。搬送ローラ対235の近接離間動作は、例えばモータによって駆動されるカムを使用し、あるいはソレノイドで駆動することにより行うことが可能である。なお、具体的には、図26及び図27に図示されている。
図26は実施例2に係る折り装置の概略構成を示す図である。この実施例2は実施例1に対して折りローラを4個から3個へ1個減らし、搬送路を7本から5本へと2本減らした構成のものである。
この折り処理装置ZF1は、Z折り、二つ折り、内三つ折り、外三つ折り、単純四つ折りの5種類の折り動作が可能な折り処理装置で、画像形成装置PRの側部に取り付けられている。折り処理装置ZF1には第1ないし第5の搬送路101−1、102−1、103−1、104−1、105−1と第1ないし第3の折りローラ201,202,204が設けられ、第1の折りローラ201と第2の折りローラ202間に第1のニップ205が、第2の折りローラ202と第3の折りローラ203間に第2のニップ206がそれぞれ形成され、折り動作を行うことが可能となっている。なお、第1ないし第3の折りローラ201〜203はそれぞれ隣接するローラとニップを形成することから、同期回転するように構成されている。
画像形成装置PRから排出された用紙は折り処理装置ZF1内の入口ローラ211に導かれる。折り処理装置ZFは入口221から排紙ローラ212を経て出口222に至る間に、第1の切換爪301によって切り換えられる第1の搬送路101を備えている。第1のニップ205の前記入口方向からみて上流側(図示右側)には第1及び第2の搬送路101−1,102−1が続き、前記第1のニップ205の下流側(図示左側)には第3の搬送路103−1が続いている。さらに、この第3の搬送路103−1は第2のニップ206の用紙搬送方向上流側(図示上側)に続いている。そして、第2のニップ206の下流側(図示下側)には、第4及び5の搬送路104−1,105−1が続いている。
第4の搬送路104−1と第5の搬送路105−1は第2の切換爪302−1で選択され、第6の搬送路が選択されたときには、排紙ローラ212方向ではなく、装置本体下部に導かれ、装置本体下部に設けられたスタッカ700に排紙される。一方、第5の搬送路105−1が選択された場合には、第1のニップ205からほぼ垂直方向に延び、上部で略直線状に延びた第3の搬送路103−1とQ位置で合流し、排紙ローラ212を介して出口222から排紙される。
本実施例では、第1の切換爪301は折り処理を行う搬送経路か折り処理をスルーして用紙後処理装置PDに搬送するかを選択し、第2の切換爪302−1は、前述のように第4の搬送路104−1あるいは第5の搬送路105−1を選択する。また、第2の搬送路102−1は下側に略直線状に延び、当該搬送路102に沿って移動自在に第1のストッパ601が設けられている。同様に第3の搬送路103−1にも第2のストッパ602が第3の搬送路103−1に沿って移動自在に設けられている。その他の各部は実施例1と同等に構成されているので、同等な各部には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
前述のように本実施例においても折りは、Z折り、二つ折り、内三つ折り、外三つ折り、単純四つ折りの5種類の折りが設定され、折り順序はZ折りを除いて実施例1と同一である。そこで、本実施例におけるZ折りの折り順序について図27を参照して説明する。
初期状態では、第1の切換爪301が第1の搬送路101−1側に搬送経路を切り換え、第2の切換爪302は第4の搬送路104−1側を選択している。この状態において用紙がフェースアップの状態で画像形成装置PR側から搬入されると(図27(a))、用紙は第1の搬送路101−1を案内されて第2の搬送路102−1の第1のストッパ601に当接する。第1のストッパ601の位置は、用紙サイズによって自動的に設定される。第1のストッパ601に当接した状態で用紙をさらに搬送すると、用紙が撓んで第1のニップ205に案内され、第1のニップ205に挟持されて第3の搬送路103−1に搬送される(図27(b),(c))。第3の搬送路103−1に搬送された用紙は、実施例1と同様に第1のニップ205の下流側、ここでは第3の搬送路103−1の所定位置まで移動し、停止している第2のストッパ602に用紙の折り部が当接する。
この状態で用紙がさらに送られると、用紙は第2のニップ206側に撓み、第2のニップ206に挟持され、第4の搬送路104−1側に送り出される(図27(c),(d))。この過程で、用紙には第2の折り目が形成され、この用紙は、第2の切換爪302−1によって案内されて第4の搬送路104−1を上方に搬送され、排紙ローラ212を経て出口222から排紙される。このようにして折ることにより、印字面が見開きとなってZ折りされた用紙が出力されることになる。
以上のように本実施形態によれば以下のような効果を奏する。
1)二つ折りの場合には、第1のニップ205で折られた用紙を、第4の搬送路104から排紙する。第4の搬送路104は二つ折り以外の用紙を用紙後処理装置方向に排紙する第7の搬送路107と排紙ローラ212の上流側の合流点Aで合流しているので、従来反転だけに使用していた搬送路を排紙搬送路として使用することが可能となり、排紙のための余分な搬送経路を設ける必要がない。また、Z折り、三つ折り、四つ折りを実施する場合、折りローラのニップは少なくとも2個所必要であるが、二つ折りでは1個所で良いので、排紙時に不要なニップを通過する必要がない。これにより、無駄な搬送が回避され、用紙に対する皺や折りの発生がなくなる。
2)1個所の折りローラの挟持で折りが完了する折りモード専用の排紙経路を設ける必要がなく、搬送経路を共有することができたので装置の小型化と低コスト化を促進することが可能となる。また、ジャム処理の利便性も確保することができる。
3)用紙後処理装置PDへの受け渡し経路を一つにし、スタッカ700への受け渡し経路も一つにしたので、構成の簡素化、装置の小型化及び低コスト、並びにジャム処理の利便性も確保することができる。
4)これらにより、小型で折り品質に優れた折り装置を提供することができる。
5)第4の搬送路104が用紙先端を突き当てる第2のストッパ602を備えた搬送経路と、折り終了後の排紙経路の両機能を備え、折り終了後に用紙を排紙する際、第2のストッパ602のストッパ部材を第4の搬送路104の搬送経路から退避させるので、排紙時の用紙搬送経路を確保し、スムーズな排紙が可能になる。
本発明の実施形態に係る画像形成システムの全体的な構成を示す概略構成図である。 図1における実施例1の折り処理装置を拡大して示す図である。 図1の画像形成システムの制御構成を示すブロック図である。 図2の折り処理装置における二つ折り動作を示す説明図で、用紙が搬入された直後の状態を示す。 図4の状態から動作が進行し、用紙先端が第1のストッパに当接し、撓み始めた状態を示す図である。 図5の状態から動作が進行し、用紙が第1のニップで折られて搬送されている途中の状態を示す図である。 図6の状態から動作が進行し、二つ折りされた用紙が合流点を経て排紙ローラから排紙される状態を示す図である。 図2における折り処理装置で折られる折りの種類を示す図である。 図2の折り処理装置におけるZ折り動作を示す説明図で、用紙が搬入された直後の状態を示す。 図9の状態から動作が進行し、用紙先端が第1のニップ位置に達した状態を示す図である。 図10の状態から動作が進行し、用紙先端が第2のストッパに当接し、撓み始めた状態を示す図である。 図11の状態から動作が進行し、第2のニップで折られた用紙が第3のストッパに当接し、撓み始めた状態を示す図である。 図12の状態から動作が進行し、第3のニップで二つ目の折りが施され、第7の搬送路に搬入されていく状態を示す図である。 Z折り時のストッパと折り部の位置との関係を示す図である。 内三つ折り時のストッパと折り部の位置との関係を示す図である。 単純四つ折り時のストッパと折り部の位置との関係を示す図である。 図2の折り処理装置における観音四つ折り動作を示す説明図で、用紙が搬入された直後の状態を示す。 図17の状態から動作が進行し、用紙先端が第1のストッパに当接し、撓み始めた状態を示す図である。 図18の状態から動作が進行し、第1のニップで1回目の折りが行われ第4の搬送路に進入している状態を示す図である。 図19の状態から動作が進行し、第2のニップで2回目の折りが行われるときの状態を示す図である。 図20の状態から動作が進行し、第3のニップで3回目の折りが行われるときの状態を示す図である。 図20の状態から動作が進行し、折りが完了した用紙をスタッカ側に排紙するときの状態を示す図である。 図2に示した折り処理装置の搬送路と用紙搬送方向を説明するための図である。 実施例1における第2のストッパ退避の処理手順を示すフローチャートである。 実施例1の変形例に係る折り処理装置の構成を示す図である。 本発明の実施例2に係る折り処理装置の構成を示す図である。 実施例2におけるZ折りの動作を示す動作説明図である。
符号の説明
101,101−1 第1の搬送路
102,102−1 第2の搬送路
103,103−1 第3の搬送路
104,104−1 第4の搬送路
105,105−1 第5の搬送路
106 第6の搬送路
107 第7の搬送路
201 第1の折りローラ
202 第2の折りローラ
203 第3の折りローラ
204 第4の折りローラ
205 第1のニップ
206 第2のニップ
207 第3のニップ
301 第1の切換爪
302 第2の切換爪
303 第3の切換爪
304 第4の切換爪
601 第1のストッパ
602 第2のストッパ
603 第3のストッパ
611 駆動プーリ
612 従動プーリ
613 タイミングベルト
614 ストッパ部材
700 スタッカ
PR 画像形成装置
PD 用紙後処理装置
Q 合流位置
ZF 折り処理装置

Claims (20)

  1. 用紙を搬送する複数の搬送経路と、
    当該搬送経路のうちの複数の搬送経路に設けられた突き当て部材と、
    複数の折りローラと、
    を有し、突き当て部材に用紙先端を突き当てて撓ませ、前記折りローラのニップで用紙を折り込む用紙折り装置において、
    折られた用紙を搬送する搬送手段を備え、
    用紙を二つ折りして排紙する場合に、用紙は前記突き当て部材が設置された搬送経路から前記搬送手段によって排紙されることを特徴とする用紙折り装置。
  2. 用紙を搬送する複数の搬送経路と、
    当該搬送経路のうちの複数の搬送経路に設けられた突き当て部材と、
    複数の折りローラと、
    を有し、突き当て部材に用紙先端を突き当てて撓ませ、前記折りローラのニップで用紙を折り込む用紙折り装置において、
    前記複数の折りローラによって複数種類の折りが施され、
    前記折りの種類に応じて選択される複数の排紙経路が設けられていることを特徴とする用紙折り装置。
  3. 請求項2記載の用紙折り装置において、
    前記排紙経路の一つが前記突き当て部材が設けられた搬送経路であることを特徴とする用紙折り装置。
  4. 請求項3記載の用紙折り装置において、
    前記突き当て部材が設けられた搬送経路から用紙が排紙されるときには、前記突き当て部材は前記搬送経路から退避することを特徴とする用紙折り装置。
  5. 請求項4記載の用紙折り装置において、
    前記退避は前段の装置から二つ折り指示を受信したときに実行されることを特徴とする用紙折り装置。
  6. 請求項2記載の用紙折り装置において、
    前記複数の排紙経路が用紙排紙までに合流する排紙経路を含むことを特徴とする用紙折り装置。
  7. 請求項1又は2記載の用紙折り装置において、
    前記折りローラは隣接するローラ間で少なくとも二つのニップを形成し、一方向に回転する3本以上のローラ群からなることを特徴とする用紙折り装置。
  8. 請求項1又は2記載の用紙折り装置において、
    前記折りローラは隣接するローラ間で二つのニップを形成し、
    前記ニップによって用紙に二つ折り、三つ折り、Z折り、四つ折りのうちの一つの折りが施されることを特徴とする用紙処理装置。
  9. 請求項1又は2記載の用紙折り装置において、
    前記折りローラは隣接するローラ間で3つのニップを形成し、
    前記ニップによって用紙に二つ折り、三つ折り、Z折り、四つ折り、観音折りのうちの一つの折りが施されることを特徴とする用紙折り装置。
  10. 請求項1又は2記載の用紙折り装置において、
    折り終了後の排紙経路が、Z折り用排紙経路、二つ折り用排紙経路、及び三つ折り・四つ折り用排紙経路からなり、
    二つ折りが実行されたときは、前記突き当て部材が設けられた搬送経路に設定された前記二つ折り用排紙経路を経由して後段に排紙され、
    Z折りが実行されたときは、前記Z折り用排紙経路を経由して後段に排紙され、
    三つ折り又は四つ折りが実行されたときは、前記三つ折り・四つ折り用排紙経路を経由して排紙されることを特徴とする用紙折り装置。
  11. 請求項10記載の用紙折り装置において、
    前記三つ折り・四つ折り用排紙経路を経由して排紙される排紙先が装置本体下部に設けられたスタッカであることを特徴とする用紙折り装置。
  12. 請求項1又は2記載の用紙折り装置において、
    前記折りローラの初段と次段の二つのニップで三つ折りした後、装置本体下部に設けられたスタッカに排紙する排紙経路を備えていることを特徴とする用紙折り装置。
  13. 請求項1又は2記載の用紙折り装置において、
    折り終了後の排紙経路が、二つ折り用排紙経路、及びZ折り・三つ折り・四つ折り用排紙経路からなり、
    二つ折りが実行されたときは、前記突き当て部材が設けられた搬送経路に設定された前記二つ折り用排紙経路を経由して後段に排紙され、
    Z折り、三つ折り、四つ折りのいずれかが実行されたときは、前記Z折り・三つ折り・四つ折り用排紙経路から後段に排紙されることを特徴とする用紙折り装置。
  14. 請求項7記載の用紙折り装置において、
    前記ローラ群は単一の駆動源によって駆動されることを特徴とする用紙折り装置。
  15. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の用紙折り装置において、
    前記突き当て部材を前記搬送経路に沿って移動させる駆動手段を備えていることを特徴とする用紙折り装置。
  16. 請求項15記載の用紙折り装置において、
    前記駆動手段は、前記突き当て部材が前記搬送経路から退避する位置まで当該突き当て部材を移動させることを特徴とする用紙折り装置。
  17. 請求項1又は2記載の用紙折り装置において、
    前記折りローラの初段のニップ位置に撓んだ用紙を押し込む折りブレードを備えていることを特徴とする用紙折り装置。
  18. 請求項1ないし17のいずれか1項に記載の用紙折り装置と、
    前記用紙折り装置の後段に設けられた用紙後処理装置と、
    からなることを特徴とする用紙処理システム。
  19. 請求項1ないし17のいずれか1項に記載の用紙折り装置と、
    前記用紙折り装置の前段に設けられた画像形成装置と、
    からなることを特徴とする画像形成システム。
  20. 請求項1ないし17のいずれか1項に記載の用紙折り装置と、
    前記用紙折り装置の前段に設けられた画像形成装置と、
    前記用紙折り装置の後段に設けられた用紙後処理装置と、
    からなることを特徴とする画像形成システム。
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