JP5365642B2 - シート処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート処理装置に関し、特に、印刷媒体に折り曲げ処理を施すシート処理装置に関する。
従来のシート処理装置としては、例えば、特許文献1に記載の用紙折り装置が知られている。特許文献1には、先端停止部材により先端が停止された用紙を搬送手段で搬送することにより用紙を屈曲させて用紙を折り処理する用紙折り装置において、用紙が折り手段に向けて確実に屈曲するように折り補助部材を設けることが記載されている。これにより、特許文献1に記載の用紙折り装置は、用紙に対して3つ折り処理を確実に施すことができる。
ところで、特許文献1に記載の用紙折り装置は、用紙詰まり(ジャム)が発生し易いという問題を有している。より詳細には、用紙を確実に屈曲させるためには、折り補助部材が用紙に対して強い力で接触していることが好ましい。一方、折り補助部材は、2つ折り処理を施す用紙に対しても接触する。そして、折り補助部材が2つ折り処理を施す用紙に強い力で接触すると、2つ折り処理を施す用紙の搬送が妨げられる。すなわち、用紙折り装置内においてジャムが発生する。
特開2009−173430号公報
そこで、本発明の目的は、確実に3つ折り処理を施すことができると共に、ジャムが発生することを抑制できるシート処理装置を提供することである。
本発明の一形態に係るシート処理装置は、シートをニップして第1回目の折りを行う第1のローラ対と、前記第1回目の折りが行われた前記シートの進行を停止させる停止部材と、前記停止部材により進行が停止させられた前記シートを撓ませるガイドと、前記ガイドにより撓まされた前記シートをニップして第2回目の折りを行う第2のローラ対と、前記第2回目の折りが行われる前記シートを前記停止部材が設けられている第1の経路へと導き、前記第1回目の折りのみが行われる前記シートを機外につながる第2の経路へと導く切り替え部材と、を備えており、前記第1の経路へ導かれる前記シートは、前記第2の経路へ導かれる前記シートよりも大きく撓み、前記ガイドは、可撓性材料により構成され、前記第1回目の折りが行われた後の前記第1の経路に向かう前記シート及び前記第2の経路へ向かう前記シートのいずれにも接触する接触部材と、前記2回目の折りが行われる前記シートに前記接触部材が接触する際には、該シートの前記第1の経路における進行が前記停止部材により停止される前に、該シートに押されて移動する前記接触部材に接触することにより、該接触部材を該シートに押しつける補助部材と、を含んでおり、前記接触部材は、前記第1回目の折りのみが行われる前記シートに接触する際には、前記補助部材には接触せず、前記ガイドは、前記第1回目の折りのみが行われる前記シートよりも、前記第1回目の折り及び前記第2回目の折りが行われる前記シートに対して強い力で接触すること、を特徴とする。
本発明によれば、確実に3つ折り処理を施すことができると共に、ジャムが発生することを抑制できる。
シート処理装置の構成図である。 シート処理装置に含まれている処理部の構成を示した図である。 用紙に対して3つ折り処理を施す際の処理部を示した図である。 用紙に対して2つ折り処理を施す際の処理部を示した図である。 第1の変形例に係るガイドの構成図である。 第2の変形例に係るガイドの構成図である。
以下に、本発明の一実施形態に係るシート処理装置について図面を参照しながら説明する。
(シート処理装置の構成)
まず、シート処理装置10の構成について説明する。図1は、シート処理装置10の構成図である。図2は、シート処理装置10に含まれている処理部20の構成を示した図である。図3は、用紙Pに対して3つ折り処理を施す際の処理部20を示した図である。図4は、用紙Pに対して2つ折り処理を施す際の処理部20を示した図である。なお、以下では、図1ないし図4における右側及び左側を単に右側及び左側と呼び、図1ないし図4における上側及び下側を単に上側及び下側と呼び、図1ないし図4における紙面手前側及び紙面奥側を単に手前側及び奥側と呼ぶ。
シート処理装置10は、複写機等の画像形成装置に接続して用いられ、画像形成装置から出力されてくる印刷済みの用紙(シート)Pに対して折り曲げ処理及びステープル処理等を施す。シート処理装置10は、図1及び図2に示すように、本体12、ローラ対14、処理部20及びトレイ22を備えている。
本体12は、シート処理装置10の筐体であり、ローラ対14及び処理部20を収容している。
ローラ対14は、本体12の右側の側面において本体12から露出しており、画像形成装置から出力されてくる印刷済みの用紙Pを本体12内に取り込む。ローラ対14によって本体12内に取り込まれた用紙Pは、図1に示すように、図示しないローラ対やガイドにより処理部20に搬送される。
処理部20は、用紙Pに対して折り曲げ処理(3つ折り処理又は2つ折り処理)を施し、図2に示すように、本体21、積載トレイ24、ストッパ26、ローラ30,32,34,36,38,40、チョッパ42、ストッパ(停止部材)46、切り替え部材48及びガイド50(図3及び図4参照)を備えている。3つ折り処理とは、用紙Pを1/3の大きさとなるように2回の折り(以下、第1回目の折り及び第2回目の折りと称す)を施すことを意味し、2つ折り処理とは、用紙Pを1/2の大きさとなるように1回の折り(第1回目の折り)を施すことを意味する。
本体21は、処理部20の筐体であり、積載トレイ24、ストッパ26、ローラ30,32,34,36,38,40、チョッパ42、ストッパ46、切り替え部材48及びガイド50を収容している。本体12の左側の側面には、折り曲げ処理が施された用紙Pが出力される複数(2つ)の排出口Op1,Op2が設けられている。排出口Op1からは、2つ折り処理が施された用紙Pが出力される。排出口Op2からは、3つ折り処理が施された用紙Pが出力される。また、本体12の上面には、ローラ対14により搬送されてきた用紙Pを取り込むための取り込み口Op3が設けられている。
積載トレイ24は、本体21内において上下方向に延在する平板であり、右斜め上方向に向かって伸びている。積載トレイ24上には、取り込み口Op3から取り込まれた用紙Pが積載される。
ストッパ26は、積載トレイ24上に積載されている複数の用紙Pが一致して重なるように、該複数の用紙Pを揃える。具体的には、ストッパ26は、コ字型の断面構造を有しており、積載トレイ24上に設けられている。複数の用紙Pは、自重により積載トレイ24上を滑り落ちてストッパ26に接触することにより揃えられる。なお、ストッパ26は、積載トレイ24上を上下方向に移動することが可能である。
チョッパ42は、用紙Pに折り曲げ処理を施す板状部材である。チョッパ42は、積載トレイ24に関して、該積載トレイ24に積載されている用紙Pの反対側に設けられており、積載トレイ24の上下方向の中間点付近に位置している。チョッパ42は、積載トレイ24に直交する方向に移動可能に構成されており、用紙Pに右側から接触することにより、左側に向かって突出する折り目を用紙Pに形成する。
ローラ30,32,34,36,38,40はそれぞれ、用紙Pを搬送する役割を果たす。ローラ30,32は、互いに対向することによりローラ対Aを構成しており、積載トレイ24に関して、チョッパ42の反対側に位置している。ローラ対Aは、用紙Pをニップして第1回目の折りを行う。
ストッパ46は、コ字型の断面構造を有しており、下側に向かう開口を有している。ストッパ46は、用紙Pに3つ折り処理を施す際に用いられ、チョッパ42及びローラ対Aにより第1回目の折りが行われた用紙Pであって、ローラ対Aにより搬送されてきた用紙Pの進行を停止させる。
ガイド50は、ストッパ46により進行が停止させられた用紙Pを撓ませる。具体的には、ガイド50は、図3及び図4に示すように、接触部材52及び補助部材54により構成されている。また、接触部材52は、フィルム52a及び芯52bにより構成されている。芯52bは、手前側から奥側へと伸びる丸い断面を有する棒状部材である。フィルム52aは、可撓性材料により構成されており、芯52bに巻きつけられている。更に、フィルム52aの上端が本体21に取り付けられていることにより、接触部材52はローラ対Aの左側において下方に垂れ下がっている。以上のような構成を有する接触部材52は、フィルム52aの可撓性により、左右に揺動することができる。そして、図3に示すように、接触部材52は、第2回目の折りが行われる用紙Pの上側の面を下方に押さえつけるように、用紙Pに接触する。補助部材54は、第2回目の折りが行われる用紙Pに接触部材52が接触する際に、接触部材52を用紙Pに押しつける弾性部材である。これにより、第2回目の折りが行われる用紙Pは、ローラ対Aにより搬送されるにしたがって、下方に向かって突出するように撓んでいく。
ローラ34は、ローラ32の左側に設けられており、該ローラ32と対向することによりローラ対Bを有している。ローラ対Bは、図3に示すように、ガイド50により撓まされた用紙Pをニップして第2回目の折りを行う。
ローラ36は、ローラ34の下側に設けられており、該ローラ34と対向している。ローラ38は、ローラ36の左側に設けられている。ローラ36,38は、ローラ対Bにより第2回目の折りが行われた用紙Pを排出口Op2へと搬送する。
ローラ40は、ローラ34の左側に設けられており、該ローラ34と対向している。ローラ40は、ローラ対Bにより第2回目の折りが行われた用紙Pを排出口Op2へと搬送する。
切り替え部材48は、用紙Pの搬送経路を切り替える部材であり、ストッパ46の下側において揺動可能に設けられている。具体的には、図2(図3)の実線に示す切り替え部材48は、第2回目の折りが行われる用紙Pをストッパ46が設けられている経路R1へと導く。一方、図2(図4)の点線に示す切り替え部材48は、第1回目の折りのみが行われる用紙Pを本体21外につながる経路R2へと導く。
ここで、経路R1は、ローラ対Aから左上方に向かって伸びており、経路R2は、ローラ対Aから左下方に向かって伸びている。すなわち、経路R1は、経路R2よりもローラ対Aから離れている。これにより、図3及び図4に示すように、経路R1へ導かれる用紙Pは、経路R2へ導かれる用紙Pよりも、下方に突出するように大きく撓む。
トレイ22は、処理部20から出力されてくる用紙Pが載置される。
(折り曲げ処理について)
次に、処理部20が行う折り曲げ処理について図面を参照しながら説明する。処理部20は、用紙Pを2つ折りにする2つ折り処理と用紙Pを3つ折りにする3つ折り処理とを行うことができる。
まず、2つ折り処理について説明する。2つ折り処理の際には、ストッパ26は、図2の点線に示すように、積載トレイ24の下端に位置する。これにより、チョッパ42は、上下方向において用紙Pの中点に位置するようになる。また、切り替え部材48は、図4に示すように、ストッパ46の開口を閉鎖している。
チョッパ42は、用紙Pに右側から接触し、用紙Pの上下方向の中点に折り目を形成し、ローラ30,32間へと用紙Pを押し込む。ローラ30,32はそれぞれ、時計回り及び反時計回りに回転している。これにより、図4に示すように、用紙Pは、2つ折り処理が施された状態で、ローラ30,32から出力される。ローラ30,32により搬送されている用紙Pは、図4に示すように、ガイド50を押し上げて左方向へと進行する。ただし、切り替え部材48は、用紙Pを経路R2へと導くので、用紙Pは左下方へと進行する。そのため、用紙Pに押し上げられた接触部材52は、補助部材54には接触していない。よって、ガイド50が用紙Pに対して加えている力の大きさは相対的に小さい。この後、用紙Pは、時計回りに回転しているローラ40により搬送されながら、経路R2を介して排出口Op1へと導かれる。そして、用紙Pは、排出口Op1からトレイ22へと出力される。
次に、3つ折り処理について説明する。3つ折り処理の際には、ストッパ26は、図2の実線に示すように、積載トレイ24の下から1/3の位置に位置する。これにより、チョッパ42は、用紙Pの下から1/3の位置に位置するようになる。また、切り替え部材48は、図3に示すように、ストッパ46の開口を開放している。
チョッパ42は、用紙Pに右側から接触し、用紙Pの下から1/3の位置に折り目を形成し、ローラ30,32間へと用紙Pを押し込む。ローラ30,32により搬送されている用紙Pは、図3に示すように、ガイド50を押し上げて左方向へと進行する。ただし、切り替え部材48は、用紙Pを経路R1へと導くので、用紙Pは左上方へと進行する。そのため、用紙Pに押し上げられた接触部材52は、補助部材54には接触する。よって、ガイド50が用紙Pに対して加えている力の大きさは相対的に大きい。すなわち、ガイド50は、第1回目の折りのみが行われる用紙Pよりも、第1回目の折り及び第2回目の折りが行われる用紙Pに対して強い力で接触する。
この後、ローラ30,32に搬送されながら、切り替え部材48に導かれて、ストッパ46内に進入する。そして、用紙Pの先端がストッパ46の奥に接触すると、用紙Pは、左方向への進行を停止する。ただし、ローラ30,32が回転し、かつ、接触部材52が用紙Pに接触しているので、用紙Pは、下方に突出するように撓んで図3に示すように、ローラ32,34間に進入する。ここで、ローラ34は、時計回りに回転している。そのため、用紙Pは、ローラ32,34により下方に搬送される。この際、用紙Pは、上から1/3の位置に折り目が形成される。すなわち、用紙Pに3つ折り処理が施される。用紙Pは、ローラ36,38により搬送されながら、経路R1を介して排出口Op2へと導かれる。そして、用紙Pは、排出口Op2からトレイ22へと出力される。
(効果)
以上のようにシート処理装置10によれば、確実に3つ折り処理を施すことができると共に、ジャムが発生することを抑制できる。より詳細には、特許文献1に記載の用紙折り装置では、用紙を確実に屈曲させるためには、折り補助部材が用紙に対して強い力で接触していることが好ましい。一方、折り補助部材は、2つ折り処理を施す用紙に対しても接触する。そして、折り補助部材が2つ折り処理を施す用紙に強い力で接触すると、2つ折り処理を施す用紙の搬送が妨げられる。すなわち、用紙折り装置内においてジャムが発生する。すなわち、確実に3つ折り処理を施すこととジャムの発生の抑制とはトレードオフの関係にある。
一方、シート処理装置10では、ガイド50は、第1回目の折りのみが行われる用紙P(すなわち、2つ折りされる用紙P)よりも、第1回目の折り及び第2回目の折りが行われる用紙P(すなわち、3つ折りされる用紙P)に対して強い力で接触している。これにより、2つ折りされる用紙Pが経路R2へと導かれる際には、ガイド50が相対的に弱い力で用紙Pに接触するので、用紙Pの搬送がガイド50により妨げられない。一方、3つ折りされる用紙Pが経路R1へと導かれる際には、ガイド50が相対的に強い力で用紙Pに接触するので、用紙Pが下方に確実に撓む。そのため、用紙Pに確実に3つ折り処理が施されるようになる。
そして、シート処理装置10では、補助部材54は、3つ折りされる用紙Pに接触部材52が接触する際に、接触部材52を該用紙Pに押しつけると共に、接触部材52が2つ折りされる用紙Pに接触する際には、該接触部材52には接触しない。ガイド50は、以上の構成を有することにより、2つ折りされる用紙Pよりも、3つ折りされる用紙Pに対して強い力で接触している。
(第1の変形例)
以下に、第1の変形例に係るガイドについて図面を参照しながら説明する。図5は、第1の変形例に係るガイド50aの構成図である。図5(a)では、ガイド50aには用紙Pが接触していない。図5(b)では、ガイド50aに2つ折りされる用紙Pが接触している。図5(c)では、ガイド50aに3つ折りされる用紙Pが接触している。
ガイド50aは、用紙の搬送方向の下流側に向かって折れ曲がることができる2つの関節を有する板状部材である。具体的には、ガイド50aは、板状部材60,62及びねじりコイルバネ64,66により構成されている。板状部材60は、板状部材60の上端を中心として左右方向に揺動可能に本体21に対して取り付けられている。板状部材60と本体21との接合部分を関節J1と呼ぶ。また、板状部材62は、板状部材62の上端を中心として左右方向に揺動可能に板状部材60の下端に対して取り付けられている。板状部材60と板状部材62との接合部分を関節J2と呼ぶ。そして、関節J1及び関節J2にはそれぞれ、ねじりコイルバネ64,66が取り付けられている。ねじりコイルバネ64は、本体21に対して板状部材60が反時計回りに回転する方向に付勢している。ただし、板状部材60が、外部からの力を受けていない状態において、図5に示すように、上下方向に伸びた姿勢を維持するように、図示しないストッパが設けられている。同様に、ねじりコイルバネ66は、板状部材60に対して板状部材62が反時計回りに回転する方向に付勢している。ただし、板状部材62が、外部からの力を受けていない状態において、図5に示すように、上下方向に伸びた姿勢を維持するように、図示しないストッパが設けられている。
また、関節J2には、板状部材62が板状部材60に対して所定角度以上傾かないように、板状部材62の回転を制限するストッパ68が設けられている。
以上のように構成されたガイド50aでは、ねじりコイルバネ64のバネ定数は、ねじりコイルバネ66のバネ定数よりも大きい。これにより、関節J1は、関節J2よりも折れ曲がりにくい。
次に、ガイド50aの動作について説明する。第1回目の折りのみが行われる用紙P(2つ折りされる用紙P)がガイド50に接触する際には、図5(b)に示すように、関節J2のみが折れ曲がる。一方、第2回目の折りが行われる用紙P(3つ折りされる用紙P)がガイド50aに接触する際には、図5(c)に示すように、関節J1,J2が折れ曲がる。これにより、ガイド50aは、第1回目の折りのみが行われる用紙P(すなわち、2つ折りされる用紙P)よりも、第1回目の折り及び第2回目の折りが行われる用紙P(すなわち、3つ折りされる用紙P)に対して強い力で接触している。
(第2の変形例)
以下に、第2の変形例に係るガイドについて図面を参照しながら説明する。図6は、第2の変形例に係るガイド50bの構成図である。図6(a)では、ガイド50bには用紙Pが接触していない。図6(b)では、ガイド50bに2つ折りされる用紙Pが接触している。図6(c)では、ガイド50bに3つ折りされる用紙Pが接触している。
ガイド50bは、板状部材70及び支軸72により構成されている。板状部材70は、用紙Pの搬送方向の下流側(すなわち、左側)に向かって撓むことができる弾性材料からなる。支軸72は、板状部材70よりも用紙Pの搬送方向の下流側(すなわち、左側)に設けられている。
次に、ガイド50bの動作について説明する。第1回目の折りのみが行われる用紙P(すなわち、2つ折りされる用紙P)が板状部材70に接触する際には、板状部材70は、図6(b)に示すように、支軸72に接触することなく撓む。この場合、板状部材70の全体が撓むので、板状部材70は相対的に小さな力で用紙Pに接触する。
一方、第2回目の折りが行われる用紙(すなわち、3つ折りされる用紙P)が板状部材70に接触する際には、板状部材70は、図6(c)に示すように、支軸72に接触すると共に、支軸72を支点として撓む。この場合、板状部材70において支軸72と接触している部分より先の部分が撓むので、板状部材70は相対的に大きな力で用紙Pに接触する。
以上のようなガイド50bは、第1回目の折りのみが行われる用紙P(すなわち、2つ折りされる用紙P)よりも、第1回目の折り及び第2回目の折りが行われる用紙P(すなわち、3つ折りされる用紙P)に対して強い力で接触している。
本発明は、シート処理装置に有用であり、特に、確実に3つ折り処理を施すことができると共に、ジャムが発生することを抑制できる点において優れている。
A,B ローラ対
J1,J2 関節
R1,R2 経路
10 シート処理装置
12 本体
14 ローラ対
20 処理部
21 本体
22 トレイ
24 積載トレイ
26 ストッパ
30,32,34,36,38,40 ローラ
42 チョッパ
46 ストッパ
48 切り替え部材
50,50a,50b ガイド
52 接触部材
52a フィルム
52b 芯
54 補助部材
60,62,70 板状部材
64,66 ねじりコイルバネ
68 ストッパ
72 支軸

Claims (2)

  1. シートをニップして第1回目の折りを行う第1のローラ対と、
    前記第1回目の折りが行われた前記シートの進行を停止させる停止部材と、
    前記停止部材により進行が停止させられた前記シートを撓ませるガイドと、
    前記ガイドにより撓まされた前記シートをニップして第2回目の折りを行う第2のローラ対と、
    前記第2回目の折りが行われる前記シートを前記停止部材が設けられている第1の経路へと導き、前記第1回目の折りのみが行われる前記シートを機外につながる第2の経路へと導く切り替え部材と、
    を備えており、
    前記第1の経路へ導かれる前記シートは、前記第2の経路へ導かれる前記シートよりも大きく撓み、
    前記ガイドは、
    可撓性材料により構成され、前記第1回目の折りが行われた後の前記第1の経路に向かう前記シート及び前記第2の経路へ向かう前記シートのいずれにも接触する接触部材と、
    前記2回目の折りが行われる前記シートに前記接触部材が接触する際には、該シートの前記第1の経路における進行が前記停止部材により停止される前に、該シートに押されて移動する前記接触部材に接触することにより、該接触部材を該シートに押しつける補助部材と、
    を含んでおり、
    前記接触部材は、前記第1回目の折りのみが行われる前記シートに接触する際には、前記補助部材には接触せず、
    前記ガイドは、前記第1回目の折りのみが行われる前記シートよりも、前記第1回目の折り及び前記第2回目の折りが行われる前記シートに対して強い力で接触すること、
    を特徴とするシート処理装置。
  2. 前記接触部材は、前記可撓性材料に取り付けられた棒状部材を更に有し、
    前記第2回目の折りが行われる際に、前記シートの前記第1の経路での進行に伴って、前記接触部材の内の前記棒状部材が設けられた部分が前記シートに押されて移動して前記補助部材に当接することにより、前記接触部材が前記シートに押し付けられること、
    を特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
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